JP2013025386A - 商品情報提供装置、商品情報提供方法及びプログラム - Google Patents

商品情報提供装置、商品情報提供方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第一の商品の付加情報と共に、関連する第二の商品の付加情報を陳列棚の画像上の陳列位置に表示することで、商品の比較検討を容易にする。
【解決手段】第一の商品を特定する情報の入力を受け付け、当該情報に基づいて第一の商品の識別情報を特定し、商品情報記憶部を参照し、第一の商品と対応付けられた付加情報を抽出し、商品情報記憶部を参照し、第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報を抽出すると共に、第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報と対応付けられた商品の識別情報を第二の商品の識別情報として抽出し、棚位置記憶部を参照して第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置を求め、陳列棚を示す画像を表示し、当該陳列棚の画像上の第一の商品の陳列位置及び第二の商品の陳列位置を前記第一の商品の棚位置及び第二の商品の棚位置に基づいて特定し、第一の商品の陳列位置に第一の商品の付加情報を表示し、第二の商品の陳列位置に第二の商品の付加情報を表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、商品情報を提供する技術に関する。
商品を購入しようとする消費者は、販売店舗を訪れ、目的の商品が陳列されている棚を探し、陳列されている商品やそのPOP(Point of purchase advertising)等を見比べ
て、自分の希望に合ったものを選択して購入する。
しかし、消費者があまり訪れたことの無い店舗やレイアウト変更後の店舗では、捜している商品が店舗内のどこの棚に置かれているのかが容易に判らず、商品を探し当てるまでに手間や時間がかかってしまう。このため、商品の陳列位置を知らせる情報端末装置も提案されている。例えば、従来の情報端末装置は、同一の分類に属する複数の商品の商品名や売価を一覧表示し、このうち一つの商品が選択された場合に、その商品の陳列位置を知らせる。
特開2002−49968号公報 特開2003−216647号公報 特開2008−90745号公報 特開2006−318191号公報
従来の情報端末装置では、選択した一つ商品の陳列位置を知らせるだけなので、消費者が捜している商品と類似する複数の商品が、何処に陳列されているのかが一目で把握できないという問題があった。従って、類似する他の商品の場所を調べるためには、その都度検索する必要があり、容易に比較検討することができなかった。
また、従来の情報端末装置は、単に同一分類の商品を一覧表示するものであり、消費者が捜している商品と類似性の高い商品から順に表示するといった、比較検討を支援するしくみが無かった。
一方、店舗側としても関連商品の棚位置をまとめて消費者に容易に知らせる手段が無かった。
更に、消費者は、探している商品が棚に並んでいなかった場合、店舗で扱っていない商品なのか、一時的に欠品しているだけで後日入荷するのかを知る手段がなかった。
また、家族から購入を依頼された商品や、テレビや雑誌で見かけた商品などで、商品名が曖昧な場合や、同じ商品名でも香りや色、量などのバリエーションが存在するような場合に、商品を容易に捜す手段がない。
そこで本発明は、商品の比較検討を容易にする技術の提供を課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、商品情報提供装置に以下の手段を備えることとした。即ち、本発明の商品情報提供装置は、
商品の識別情報と当該商品の付加情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶部と、
第一の商品を特定する情報の入力を受け付け、当該情報に基づいて前記第一の商品の識
別情報を特定する第一商品受付部と、
前記商品情報記憶部を参照し、前記第一の商品と対応付けられた付加情報を抽出する第一商品情報抽出部と、
前記商品情報記憶部を参照し、前記第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報を抽出すると共に、前記第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報と対応付けられた商品の識別情報を第二の商品の識別情報として抽出する第二商品情報抽出部と、
前記商品が陳列棚のどの位置に陳列されているのかを示す棚位置情報と前記商品の識別情報とを対応付けて記憶した棚位置記憶部と、
前記棚位置記憶部を参照して前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置を求める棚位置索出部と、
前記陳列棚を示す画像を表示し、当該陳列棚の画像上の前記第一の商品の陳列位置及び前記第二の商品の陳列位置を前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置に基づいて特定し、前記第一の商品の陳列位置に前記第一の商品の付加情報を表示し、前記第二の商品の陳列位置に前記第二の商品の付加情報を表示させる表示制御部と、を備えた。
本発明によれば、第一の商品を特定する情報の入力に基づいて、当該第一の商品の付加情報と共に、関連する第二の商品の付加情報を陳列棚の画像上の陳列位置に表示することで、商品の比較検討を容易にする技術を提供できる。
実施形態に係る商品情報提供装置の概略構成を示す図 商品情報提供装置の構成の概略を示した図 商品情報提供装置の機能ブロック図 商品情報のデータ構成の説明図 商品マスタの一例を示す図 棚割マスタの一例を示す図 発注情報の一例を示す図 実施形態1に係る商品情報提供方法の説明図 商品情報の表示例を示す図 商品情報の表示例を示す図 商品情報の表示例を示す図 商品情報の表示例を示す図 商品情報の表示例を示す図 表示形式の説明図 実施形態2に係る商品情報提供方法の説明図
〈実施形態1〉
以下、本発明に係る商品情報提供装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明を実施するにあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されることが好ましい。
<構成>
図1は、本実施形態に係る商品情報提供装置10の概観図であり、図1(A)は、概観斜視図、図1(B)は、商品情報提供装置10を陳列棚に配置した状態を示す図である。
また、図2は商品情報提供装置10の概略構成を示した図である。
商品情報提供装置10は、CPU(Central Processing Unit)11や、RAM(Random
Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、記憶部(補助記憶装置)14、入出力インタフェース15、通信制御部16を備えた所謂コンピュータである。
RAM12は、所謂メインメモリ(主記憶装置)であり、CPU11によって各種命令やデータが読み書きされる。
記憶部14は、大量の情報を永続的に記憶し、揮発性のRAM12を補う記憶装置であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(solid state drive)である。記憶部14は、商品の識別情報と当該商品の付加情報とを対応付けて記憶し、商品情報記憶部を兼ねている。また、記憶部14は、商品が陳列棚のどの位置に陳列されているのかを示す棚位置情報と当該商品の識別情報とを対応付けて記憶した棚位置記憶部を兼ねている。また、記憶部14は、会員登録した消費者の会員情報を記憶させることもできる。本実施形態において、会員情報とは、会員登録した消費者の識別情報や、年齢、職業、好きな商品、商品の購入履歴、好きな香り、購入予定の商品、欲しいものリストなど、当該消費者の嗜好を示す情報や過去に購入した商品の情報、購入予定の商品の情報等である。また、記憶部14は、陳列棚の配置図や棚配置情報を記憶している。なお、陳列棚の配置図は、陳列棚の配置を示す図、例えば、陳列棚の設置位置を示した店舗の平面図である。棚配置情報は、後述の棚番で特定される棚が配置図上のどの位置のものかを示す情報である。
入出力インタフェース15は、入出力手段と接続し、信号の入出力を行うインタフェースである。CPU11で処理するデータとしての信号を入力する入力手段としては、例えばマウスやタッチパネル等のポインティングデバイス、各種ボタンやダイヤル等の操作部、CD−ROMドライブやメモリカードリーダといった記憶媒体の読み取り装置、キーボード、スキャナ、マイク、カメラ、RF−IDタグの読み取り装置、対人センサ151、バーコードリーダ152が挙げられる。
また、CPU11の処理結果としての信号を出力する出力手段としては、例えば表示装置153やプリンタ、FDドライブやメモリカードライタといった記憶媒体の書き込み装置、スピーカ154が挙げられる。
なお、入出力手段は、入出力インタフェース15に対して固定的に接続されたものでも良いし、入出力インタフェース15に対して着脱可能に接続されるリムーバブル機器であっても良い。
入出力インタフェース15の規格は、特に限定されず、例えばUSBやSCSI、IEEE1394であっても良い。即ち、USBやSCSIを採用した場合、入出力インタフェース15は、USBコントローラやSCSIコントローラを備える。
通信制御部16は、ネットワーク5を介してPOSシステムやファイルサーバ、センタサーバ(商品情報提供装置へ情報を提供する本部や商品のメーカー等のサーバ)など、他のコンピュータとの接続を確立し、CPU11からの命令に応じた他のコンピュータとの通信の制御を行う。なお、ネットワーク5は、LAN(Local Area Network)やイントラネットであっても良いし、インターネット等の外部ネットワークであっても良い。
CPU11は、中央処理装置であり、RAM12等に展開された命令及びデータを処理することで、RAM12、記憶部14、通信制御部16、入出力インタフェース15等を制御する。
また、CPU11は、商品情報の提供プログラムを実行することにより、第一商品受付部111、第一商品情報抽出部112、第二商品情報抽出部113、棚位置索出部114、表示制御部115、評価部116の機能を実現する。
第一商品受付部111は、消費者が購入しようとする第一の商品を特定する情報の入力を受け付け、当該情報に基づいて前記第一の商品の識別情報を特定する。例えば、消費者が購入しようとする商品に付されているバーコードを商品情報提供装置10のバーコードリーダ152にかざすと、バーコードリーダ152がバーコードの情報を読み取り、入出力インタフェース15を介して商品情報提供装置10に入力し、第一商品受付部111が、このバーコードの情報に基づき当該商品の識別情報を特定する。識別情報は、商品を識別できる情報であれば良く、商品名や任意の番号があげられるが、国際的に共通な商品コードであるJAN(Japanese Article Number)コード或いはEANコード(European Article Number)を用いるのが望ましい。また、商品として書籍等を扱う場合には、ISBN(International Standard Book Number)を用いても良い。
また、消費者がタッチパネル等を操作して、購入しようとする商品の商品分類やカテゴリといった検索情報を入力すると、第一商品受付部111は、当該検索情報と適合する商品を記憶部14から抽出して一覧表示し、この一覧表示から消費者が選択した商品を第一の商品とし、この識別情報を特定する。
また、会員カードのバーコードをバーコードリーダ152にかざすなどして、消費者の識別情報を入力して、対応する会員情報を記憶部14から抽出し、この会員情報として記憶されている購入予定の商品等を第一の商品とし、この識別情報を特定しても良い。
なお、本実施形態において、商品とは、主に陳列棚に陳列して販売される物品であるが、例えばチケットやプリペイドカードのように、陳列されるもの自体でなく、チケットやプリペイドカード等に付随して提供される公演や飲食の提供等のサービスであっても良い。また、ギフトのように、展示されたサンプルで商品を選び、購入すると商品が送り先に配送される形態であっても良い。
第一商品情報抽出部112は、記憶部14を参照し、第一の商品と対応付けられた付加情報を抽出する。付加情報とは、商品の画像や商品名、メーカ名、当該商品が属する商品カテゴリ、商品分野、ブランド名、紹介文、新製品か否かを示すフラグ(新製品フラグ)、特売品であるか否かを示すフラグ(特売フラグ)、在庫数、入荷予定、色、香り、対象とする世代といった商品に係る情報である。
第二商品情報抽出部113は、記憶部14を参照し、第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報を抽出すると共に、第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報と対応付けられた商品の識別情報を第二の商品の識別情報として抽出する。所定の関係を満たす付加情報とは、例えば商品分類や、ブランド名、又は商品カテゴリなどの付加情報が一致するといった所定の検索条件を満たす付加情報であって、この付加情報を持つ商品を抽出することで、第一の商品と類似した商品や、同一ブランドの商品、第一の商品と一緒に使う商品を第二の商品として抽出できる。
棚位置索出部114は、記憶部14を参照し、第一の商品の識別情報と対応する棚位置及び第二の商品の識別情報と対応する棚位置を索出し、第一の商品の棚位置及び第二の商品の棚位置を求める。
表示制御部115は、陳列棚を示す画像を表示し、当該陳列棚の画像上の前記第一の商品の陳列位置及び前記第二の商品の陳列位置を前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置に基づいて特定し、前記第一の商品の陳列位置に前記第一の商品の付加情報を表示し、前記第二の商品の陳列位置に前記第二の商品の付加情報を表示させる。なお、本実施形態において、陳列棚の画像とは、写真のように正確に陳列棚を表したものに限らず、棚の段数や陳列位置が理解できる程度に模式化された図等でも良い。
また、前記表示制御部115は、複数の前記第二の商品に係る付加情報の順位の情報に基づいて、ランキング表示(順位の表示)と共に前記第二の商品の付加情報を表示する。ここで、順位の情報とは、当該店舗での販売数の順位や、売上金額の順位、検索された回数、閲覧された回数の順位、商品単価の順位等である。
評価部116は、複数の前記第二の商品に係る付加情報のそれぞれと前記第一の商品の付加情報との関係の強さを評価し、評価値を求める。この評価値に基づいて、表示制御部115が、ランキング表示と共に前記第二の商品の付加情報を表示しても良い。
なお、ランキング表示とは、各商品の順位を示す表示であり、例えば、一位は金色、二位は銀色、三位は銅色等のように順位に応じた色を表示する。また、商品画像等の付加情報を順位が高い程大きく、順位が低いほど小さく表示するように、順位に応じた大きさで表示しても良い。更に、星や○等のマークを順位が高い程多く、順位が低い程少なく表示するように、順位に応じたマークの数で表示しても良い。
また、評価部116は、関係の強さを第一の商品の付加情報と第二の商品の付加情報とが所定の条件を満たしているか否かに基づいて評価しても良い。例えば評価部116は、第一の商品の付加情報と第二の商品の付加情報を比較して、第一の商品と所定の関係にある第二の商品の評価値を求め、これを推奨度や類似度等として設定する。例えば、第一の商品の付加情報と第二の商品の付加情報が所定数以上一致した場合や、第一の商品と第二の商品のカテゴリが一致し、第二の商品の特売フラグが「1」の場合、第一の商品の単価
と第二の商品の単価の差が所定値未満の場合など、所定条件を満たした場合に、所定値(例えば40)以上の値(例えば50)を設定する。また、評価部116は、消費者の会員情報に基づいて推奨度を決定しても良い。例えば、第一の商品と第二の商品のカテゴリが一致し、且つ会員情報の年齢が第二の商品の対象とする年代と適合している場合や、第二の商品が会員情報の欲しいものリストに含まれている場合に推奨度を所定値以上の値に設定する。
更に、評価部116は、関係の強さを関係式に基づいて評価しても良い。例えば、付加情報の各項目を数値化し、積算することで求める。このとき各項目を数値化する手法は、類似度や距離を求める公知の手法を求めることができる。本例では、各項目が一致している場合に所定の点数(10点)とし、一致していない場合に0点とする。また、各項目の値に重み係数kiを乗じても良い。
即ち、
評価値=k1*[商品分類]+k2*[商品カテゴリ]+k3*[メーカー]+k4*[ブランド名]・・・とする。
なお、各項目に乗ずる重み係数kiは、求める評価値に応じて設定しても良い。例えば、評価値として類似度を求める場合、
類似度=1*[商品分類]+0.5*[商品カテゴリ]+0.3*[メーカー]+0.2*[ブランド名]とする。
また、評価値として関連度を求める場合、
類似度=0*[商品分類]+0.5*[商品カテゴリ]+0.5*[メーカー]+1*[ブランド名]とする。なお、この例では、同一ブランドの商品分類が異なる商品の関連度が高くなるように設定している。
更に、これら各項目の値の総計から非類似の項目について減算しても良い。例えば、色や対象の世代が違う場合に所定の点数(10点)を減じ、同じであれば0点として減算しない。なお、第一の商品の価格が第二の商品の価格よりも10%以上高ければ10点、0%より高く5%以下であれば5点、0%以下であれば0点のように数値化しても良い。ま
た、在庫が所定数未満であれば10点、所定数以上であれば0点と数値化しても良い。
即ち、
評価値=Σ(ki*[項目値])−Σ(fi*[非類似項目])とする。
但し、Σ(ki*[項目値])=k1*[商品分類]+k2*[商品カテゴリ]+k3*[メーカー]+k4*[ブランド名]・・・、
Σ(fi*[非類似項目])=f1*[色]+f2*[対象の世代]+f3*[商品単価]+k4*[ブランド名]・・・である。
また、上記のように各項目が一致するか否かに限らず、新製品か否か、キャンペーン中か否かなど、特定の項目の状態に応じて加点しても良い。例えば、新製品フラグ或いは特売フラグが1であれば所定の点数(10点)とし、当該フラグが0であれば0点とする。また、販売ランク等の順位が1位であれば10点、2位であれば5点、3位であれば2点などとしても良い。
即ち、
評価値=Σ(ki*[項目値])−Σ(fi*[非類似項目])+Σ(mi*[加点項目])とする。
但し、Σ(mi*[加点項目])=m1*[新製品フラグ]+m2*[特売フラグ]+m3*[販売ランク]・・・である。
なお、これらの関係式や数値化する際の値は、上記の例に限らず、評価目的に応じて任意に設定して良い。
図2に示した本実施形態の商品情報提供装置10は、汎用のプロセッサ(CPU11)がソフトウェア(商品情報の提供プログラム)に従って処理を実行することにより、上記各部111〜115の機能を実現したが、専用のハードウェアで各部111〜115の機能を実現しても良い。ここでハードウェアは、例えば、FPGA[Field Programmable Gate Array]、ASIC[Application Specific Integrated Circuit]、LSI[Large Scale Integration]といった回路を備えても良い。また、当該ハードウェアは、IC[Integrated Circuit]、ゲートアレイ、論理回路、信号処理回路、アナログ回路といった
基本的な回路を備えても良い。
論理回路としては、例えば、AND回路(論理積回路)、OR回路(論理和回路)、NOT回路(否定回路)、NAND回路(否定的論理積回路)、NOR回路(否定的論理和回路)、フリップフロップ回路、カウンタ回路がある。信号処理回路には、信号値に対し、例えば、加算、乗算、除算、反転、積和演算、微分、積分を実行する回路が、含まれていてもよい。アナログ回路には、例えば、信号値に対して、増幅、加算、乗算、微分、積分を実行する回路が、含まれていてもよい。
図3は、商品情報提供装置10の機能ブロック図である。
第一商品受付部111が、バーコードリーダ152による読み取り情報に基づいて第一の商品の識別情報を特定する。この第一の商品の識別情報に基づいて第一商品情報抽出部112は、記憶部14を参照し、当該第一の商品の識別情報と対応付けられた付加情報を抽出する。
表示制御部115は、第一商品情報抽出部112で抽出した第一の商品の付加情報、例えば商品の画像や商品名、商品の紹介文を表示装置153に表示させる。
第二商品情報抽出部113は、第一商品情報抽出部112で抽出した第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報を記憶部14から抽出する。また、この付加情報と対応付けられた商品を第二の商品とし、当該第二の商品の識別情報を抽出する。
棚位置索出部114は、第一商品情報抽出部112で抽出した第一の商品の識別情報及
び第二商品情報抽出部113で抽出した第二の商品の識別情報と対応する棚位置を記憶部14から索出する。
評価部116は、第二商品情報抽出部113で抽出した複数の前記第二の商品に係る付加情報のそれぞれと、第一商品情報抽出部112で抽出した前記第一の商品の付加情報との関係の強さを所定の関係式に基づき評価値(例えば類似度)として求める。
表示制御部115は、陳列棚を示す画像を表示装置153に表示させるに際して、当該陳列棚の画像上の第一の商品の陳列位置に前記第一の商品の付加情報(例えば商品の画像及び紹介文)を表示し、第二の商品の陳列位置に前記第二の商品の付加情報(例えば商品の画像及び紹介文)を表示させる。また、表示制御部115は、第二商品情報抽出部113で抽出した付加情報の順位の情報や、評価部116で求めた評価値に基づいて、ランキング表示を行う。
<データ構成>
図4は、本実施形態における商品情報のデータ構成例を示す図であり、商品情報をxml形式で記述した例を示している。図4に示す商品情報において、<product>タグから</product>タグまでの要素が、一つの商品の情報である。この商品情報のうち、<product>タグの次から<related>タグの前までの記述21が、当該商品自体、即ち第一の商品の情報
であり、<related>タグと</related>タグで挟まれた記述22が当該第一の商品と関連す
る商品、即ち第二の商品の情報である。
この記述21のうち、<janCode>タグと</janCode>タグで挟まれた記述が第一の商品の
JANコード(識別情報)であり、<商品名>タグから<related>タグの前までの記述が第
一の情報の付加情報である。
また、記述21のうち、<商品名>タグと</商品名>タグで挟まれた「Aフットデオドラントスプレー 無香性」が第一の商品の商品名、<ブランド名>タグから</ブランド名>タグ
で挟まれた「ブランドA」が第一の商品のブランド名、<商品写真>タグと</商品写真>タグで挟まれた「http://localhost/images/J/451260/00/image1.jpg」が第一の商品の写真(画像)の格納先、<商品紹介>タグと</商品紹介>タグで挟まれた「http://localhost/promotion/catalogue/footcare/spray.html」が第一の商品の紹介文の格納先、<棚位置>タグ
と</棚位置>タグで挟まれた「A-1,5,15」が第一の商品の棚位置である。本実施形態の棚
位置情報「A-1,5,15」は、最初のカンマまでの値「A−1」が棚番、二番目のカンマまでの値「5」が段数、二番目のカンマ以降の値が横位置である。棚番は、商品が置かれている陳列棚を特定する情報であり、店舗内に存在する陳列棚にそれぞれ固有に割り当てられた情報である。段数は、棚番で特定される陳列棚の何段目に商品が置かれているのかを示す情報である。また、横位置は、段数で特定される段のどの位置に商品が置かれているのかを示す情報である。例えば、棚位置情報が「A-1,5,15」の場合、A−1の棚の下から5段目の左から15列目に当該商品が陳列されていることを示す。
また、記述21のうち、<特売>タグと</特売>タグで挟まれた「0」が特売フラグであり、特売が行われている場合は「1」、特売が行われていない場合は「0」が記述される。更に、<販売ランク>タグと</販売ランク>タグで挟まれた「1」が第一の商品の順位を示す情報、<新製品>タグと</新製品>タグで挟まれた「0」が第一の商品の新製品フラグ、<在庫>タグと</在庫>タグで挟まれた「10」が第一の商品の在庫数、<入荷予定>タグと</入荷予
定>で挟まれた記述が第一の商品の入荷予定日を示す情報、<色>タグと</色>タグで挟まれた「white」が第一の商品の色を示す情報、<世代>タグと</世代>タグで挟まれた「30,40
」が第一の商品の販売対象とする世代を示す情報、<推奨度>タグと</推奨度>タグで挟ま
れた「50」が第一の商品の推奨度を示す情報、<商品単価>タグと</商品単価>タグで挟ま
れた「1200」が第一の商品の単価を示す情報である。なお、新製品フラグとしては、当該商品が新製品であれば「1」、新製品でなければ「0」が記述される。また、入荷予定日は、商品が入荷する予定があれば、その予定日が記述され、入荷の予定がなければ「0」が記述される。そして、推奨度は、店舗の管理者が任意に入力しても良いし、第一の商品の付加情報と所定の関係にある付加情報を持つ商品の推奨度を所定値以上に設定しても良い。また、会員情報に基づいて評価部116が推奨度を入力しても良い。
また、記述22において、<item>タグから</item>タグまでの要素が一つの関連商品(
第二の商品)の情報であり、関連商品の数だけこの要素が繰り返し記述される。
各関連商品の情報において、<janCode>タグと</janCode>タグで挟まれた記述が第二の
商品のJANコード(識別情報)であり、<商品名>タグから</item>タグの前までの記述
が第二の商品の付加情報である。第二の商品の付加情報における各タグの意味は、前記第一の商品の付加情報と同じである。
なお、上記商品情報は、オペレータが入力して作成しても良いが、既存のデータベース等を用い、夜間等のバッチ処理で作成しても良い。例えば、POS(point of sale)シ
ステムを導入している店舗では、取り扱う商品の情報を記憶した商品マスタをPOSシステム上に有している。
図5は、商品マスタの一例を示す図である。図5の例では、JANコードと共に、各商品の属する分類、カテゴリ、新製品フラグ、商品名、メーカ名、対象とする世代、特売フラグ等の付加情報が記憶されている。商品情報提供装置10は、ネットワークを介してPOSシステムから商品マスタのデータを受信する、或いは記憶媒体を介して商品マスタのデータの入力を受け、xml形式に変換することで、図4に示した商品情報の少なくとも一部を生成できる。例えば、図5の各フィールドの値をフィールド名に応じたタグで挟んだ記述とする。具体的には、図5のフィールド31の値「4912345」をフィールド名(J
ANコード)と対応したタグ、<janCode></janCode>で挟み、<janCode>4912345</janCode>とする。また、フィールド32の値「Aフットデオドラントスプレー 無香性」をフィールド名(商品名)と対応したタグ、<商品名></商品名>で挟み、<商品名> Aフットデオド
ラントスプレー 無香性</商品名>とする。他の属性情報についても同様である。そして
、図5の各レコードの情報をそれぞれ第一の商品の情報として図4の記述21とする。この第一の商品の商品カテゴリや商品分類が一致するといった所定の関係を満たすレコードを図5の商品マスタから抽出し、前記と同様にxml形式に変換して当該第一の商品の関連商品の情報、即ち図4の記述22とする。
また、陳列棚に陳列する商品の配置をシミュレートするソフトウェア、所謂棚割ソフトを導入している店舗では、店舗内に設置している陳列棚の配置情報や、各商品の棚位置を記憶した棚割マスタをコンピュータ上に有している。
図6は、棚割マスタの一例を示す図である。図6の例では、JANコード(識別情報)と共に、棚番、段数、横位置、商品名、メーカ名が記憶されている。このうち棚番、段数及び横位置が、棚位置情報である。
商品情報提供装置10は、ネットワークを介して或いは記憶媒体から棚割マスタのデータを読み取り、xml形式に変換して、図4に示した商品情報に追加する。例えば、図6の棚割マスタの棚番、段数、横位置のフィールドの値をカンマ区切りのデータ「A-1,5,15」とし、棚位置を示すタグ<棚位置></棚位置>を付して、<棚位置> A-1,5,15</棚位置>と
する。この棚位置情報をJANコードが一致する図4の商品情報に挿入する。
更に、商品の発注をオンラインで行う店舗では、発注した商品を示す発注情報をコンピ
ュータ上に記録している。
図7は、商品情報の一例を示す図である。図7の例では、JANコード(識別情報)と共に、発注数、入荷予定日、メーカ名が記憶されている。商品情報提供装置10は、ネットワークを介して或いは記憶媒体から発注情報を読み取り、xml形式に変換して、図4に示した商品情報に追加する。例えば、図7の発注情報における入荷予定日のフィールドの値に入荷予定日を示すタグ<入荷予定></入荷予定>を付して<入荷予定>2011/7/7</入荷
予定>とする。この入荷予定日の情報をJANコードが一致する図4の商品情報に挿入す
る。
<商品情報の提供方法>
図8は、本実施形態の商品情報提供装置が実行する商品情報提供方法の説明図、図9から図13は、画面の表示例を示す図である。
消費者が商品情報提供装置10の前に立つと、対人センサ151により当該消費者の存在を検知し、図8に示す処理を開始する。
先ず、商品情報提供装置10の第一商品受付部111が、図9に示すように「バーコードをかざすか、画面から商品を選択して下さい」といった第一の商品の特定を促すメッセージを表示装置153に表示させ、消費者が購入しようとする第一の商品を特定する情報の入力を受け付ける(ステップS10)。ここで、消費者が購入しようとする商品のバーコードをバーコードリーダ152にかざすと、第一商品受付部111は、バーコードリーダ152で読み取ったデータに基づいて、第一の商品の識別情報を特定する。また、消費者が商品検索ボタン41を選択して、図10に示すように検索メニュー42を表示させて選択操作を行うことにより、購入しようとする商品の商品分類やカテゴリといった検索情報を入力すると、第一商品受付部111は、当該検索情報と適合する商品を記憶部14から抽出して表示欄43に一覧表示し、この一覧表示から消費者が選択した商品を第一の商品とし、この識別情報を特定する。
次に、第一商品情報抽出部112は、ステップS10で求めた第一の商品の識別情報と対応する付加情報を記憶部14から抽出する(ステップS20)。
表示制御部115は、図11に示すように、ステップS20で抽出した第一の商品の付加情報、例えば商品の画像44や商品名45、商品の紹介文46を表示装置153に表示させる(ステップS30)。
第二商品情報抽出部113は、ステップS10で求めた第一の商品と関連する商品(第二の商品)の付加情報を記憶部14から抽出する(ステップS40)。
即ち、<related>タグから</related>タグまでの記述21を抽出する。また、評価部1
16は、前記第二の商品に係る付加情報のそれぞれと、第一商品情報抽出部112で抽出した前記第一の商品の付加情報との関係の強さを評価値として求める。例えば第一の商品の付加情報と第二の商品の付加情報を比較し、色や対象世代等の値が一致した数をカウントして評価値(類似度)とする。また、各商品の紹介文から”天然成分””消臭””ハード””ソフト””殺菌”等のキーワードを抽出し、第一の商品のキーワードと一致した第二の商品のキーワードの数を当該第二の商品の評価値としても良い。
棚位置索出部114は、ステップS20で抽出した第一の商品の識別情報及びステップS40で抽出した第二の商品の識別情報と対応する棚位置を記憶部14から索出する(ステップS50)。即ち各商品の<棚位置>タグと</棚位置>タグで挟まれた記述を抽出する
そして、表示制御部115は、ステップS20,S40,S50で抽出した情報に基づ
いて、陳列棚を模した画像上の第一の商品の陳列位置に前記第一の商品の付加情報を表示すると共に、第二の商品の陳列位置に前記第二の商品の付加情報を表示させる(ステップS60)。
その後、消費者が終了を選択した場合や、所定期間入力が行われなかった場合の商品情報提供装置10は、処理を終了して待機状態とする。なお、待機中は、広告画像を含む待ちうけ画面を表示しても良いし、商品の紹介動画を再生するようにしても良い。
<表示例>
図12は、ステップS60において第一の商品及び第二の商品の情報を表示した例を示す図である。
図12において、51が陳列棚の画像であり、52が棚番である。棚A−1の下から5段目の中央付近(横位置15)に表示されている商品53が第一の商品であり、本実施形態では、第一の商品であることを示す情報として「お探し商品」の表記を付している。この他の商品54−1,54−2,54−3が第二の商品であり、それぞれ陳列位置に応じた棚画像51上の位置に表示されている。なお、各商品の情報が選択された場合、表示制御部115は、当該商品の紹介文を記憶部14から読み出して表示する。例えば、商品54−2を選択した場合、紹介文58が表示される。
また、図12中、55は陳列棚の配置図である。表示制御部115は、配置図55の画像データを記憶部14から読み出して表示すると共に、第一の商品の棚位置情報から、第一の商品が置かれている棚番を求め、棚配置情報を参照して、第一の商品が置かれている陳列棚が、配置図55上のどの棚であるかを特定し、第一の商品が置かれている陳列棚を強調表示する。ここで、強調表示は、例えばハイライト表示や、反転表示、点滅表示、網掛け表示、他と異なる色で表示する等、他の陳列棚と区別できる表示である。また、本実施形態では、商品情報提供装置10の設置位置、即ち当該商品情報提供装置10の表示を見ている消費者の現在位置を配置図55上に表示している。なお、現在位置には三角のマークを表示しており、当該三角の上部頂点の向きが、商品情報提供装置10の表示を見る消費者の視線の方向と一致するように表示している。
図12において第二の商品の上部に表示された丸付き数字は、類似度のランキングを示しており、第一の商品との類似度が最も高い第二の商品54−2が一番、第二の商品54−3が2番、第二の商品54−1が3番となっている。第二の商品の表示は、抽出された全ての商品を表示しても良いが、類似度などのランキングに応じて上位所定数を表示しても良い。図12では、類似度の上位3位までの商品を表示している。
この第二の商品の表示は、選択ボタン等の操作部56,57により、絞り込みや再表示等を行うことができる。例えば、「年齢で絞る」を選択し、10代、20代、30代等の選択肢を表示させ(不図示)、この選択肢を選択すると、表示制御部115は、選択された年代と一致する付加情報を持つ第二の商品に絞り込んで表示を行う。
また、操作部57は、第二の商品の属性情報、特に紹介文から抽出したキーワードを表示しており、当該キーワードが選択されると、表示制御部115は、選択されたキーワードを付加情報に含む第二の商品に絞り込んで表示を行う。
また、操作部56の「販売ランキング」のボタンが押されると、表示制御部115は、図13に示すように各商品の販売ランクの情報に基づいて再表示する。
図13の例では、各商品の販売ランクに基づいて、上位5つの商品を表示しており、図12と比べて商品54−2を消し、商品54−4,54−5を追加している。
図14は、各商品の情報を表示する際の表示形式を示す図である。図14において、中
央の領域61は、商品画像の表示領域である。表示制御部115は、付加情報の<商品写
真></商品写真>タグで示される格納先から画像データを読み出して領域61に表示させる。
領域61上方の領域62は、ランキング表示を行う領域である。表示制御部115は、類似度や操作部56,57等で選択された販売ランクや推奨度といった付加情報や、付加情報に基づいて求めた類似度等の評価値に応じて領域62に順位を表示する。なお、図14では、順位に応じた数字を表示した例を示したが、星や○等のマーク62−1を順位が高い程多く、順位が低い程少なく表示しても良い。また、1位の場合に◎、2位の場合に●、3位の場合に△のように、順位に応じたマーク62−2を表示しても良い。
また、領域61上方の領域63は、アイコン表示を行う領域であり、図14の例では、商品が新製品であることを示す新製品アイコンを表示している。表示制御部115は、商品の新製品フラグが「1」であった場合に、新製品アイコンを表示する。また、表示制御部115は、商品の特売フラグが「1」であった場合に、特売アイコン63−1を表示し、商品の推奨度が所定値以上であった場合に、お勧めアイコン63−2を表示する。また、付加情報として入荷日の情報が記憶されている場合に、「○月×日入荷予定」のように、次回入荷予定を示すアイコンとメッセージ(入荷日の情報)を表示しても良い。これらのアイコンは、優先度を決めて一つのアイコンを表示させても良いし、複数のアイコンを並べて表示しても良い。
そして、領域61下方の領域64は、商品名や商品の紹介文等の付加情報を表示する領域である。
なお、これらの表示形式は一例であり、上記形式に限られるものではない。また、各商品の棚位置が近接している場合に、表示領域62−64が、他の商品の表示領域と重なってしまう場合には、他の商品の表示領域と重ならない位置にずらして表示するように制御しても良い。
以上のように、本実施形態によれば、消費者が選択した第一の商品と、関連する複数の第二の商品の情報を陳列棚の画像上の陳列位置に表示することで、商品の比較検討を容易にすることができる。
また、本実施形態によれば、複数の第二の商品の情報をランク付けして表示することで、商品の比較検討を更に容易にしている。
更に、付加情報として商品の入荷予定日を表示でき、棚に無い商品が当該店舗で扱っていない商品なのか、後日入荷するのかを知ることができる。
また、家族から購入を依頼された商品やテレビや雑誌で見かけただけの商品であっても商品カテゴリや商品分類等から複数の商品情報を一覧表示させて比較検討を行い、適切な商品を選ぶことができる。
〈実施形態2〉
前述の実施形態1では、第一の商品と関連する第二の商品の情報を予め求めて対応付け、また各商品の棚位置情報を付加情報として含めて、図4に示すデータ構成としたが、これに限らず本実施形態2では、商品の情報を参照する度に第一の商品と関連する第二の商品の情報や棚位置を抽出する構成とした。なお、本実施形態2は、前記実施形態1と比べて上記構成のみが異なり、その他の構成は同じである。このため、同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略している。
本実施形態では、図4のデータ構成に代えて、図5の商品マスタに相当する商品情報記憶部141と、図6の棚割マスタに相当する棚位置記憶部142を記憶部14に格納している。なお、記憶部14に記憶するものに限らず、ネットワークを介して他の装置に記憶
されている商品マスタや棚割マスタを参照する構成であっても良い。
図15は、本実施形態2の商品情報提供方法の説明図である。
前述と同様に消費者が商品情報提供装置10の前に立つと、対人センサ151により当該消費者の存在を検知し、図15に示す処理を開始する。
先ず、商品情報提供装置10の第一商品受付部111が、図9に示すように「バーコードをかざすか、画面から商品を選択して下さい」といった第一の商品の特定を促すメッセージを表示装置153に表示させ、消費者が購入しようとする第一の商品を特定する情報の入力を受け付ける(ステップS110)。
次に、第一商品情報抽出部112は、ステップS110で求めた第一の商品の識別情報と対応する付加情報を商品情報記憶部141から抽出する(ステップS120)。
表示制御部115は、図11に示すように、ステップS120で抽出した第一の商品の付加情報、例えば商品の画像44や商品名45、商品の紹介文46を表示装置153に表示させる(ステップS130)。
第二商品情報抽出部113は、ステップS110で求めた第一の商品と関連する商品(第二の商品)の付加情報を商品情報記憶部141から抽出する(ステップS140)。例えば、商品情報記憶部141を参照し、第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報を抽出すると共に、この付加情報を持つ商品の識別情報を第二の商品の識別情報として抽出する。また、評価部116は、前記第二の商品に係る付加情報のそれぞれと、第一商品情報抽出部112で抽出した前記第一の商品の付加情報との関係の強さを評価値として求める。
棚位置索出部114は、ステップS120で抽出した第一の商品の識別情報及びステップS140で抽出した第二の商品の識別情報と対応する棚位置を棚位置記憶部142から索出する(ステップS150)。
そして、表示制御部115は、ステップS120,S140,S150で抽出した情報に基づいて、陳列棚を模した画像上の第一の商品の陳列位置に前記第一の商品の付加情報を表示すると共に、第二の商品の陳列位置に前記第二の商品の付加情報を表示させる(ステップS160)。
その後、消費者が終了を選択した場合や、所定期間入力が行われなかった場合の商品情報提供装置10は、処理を終了して待機状態とする。なお、待機中は、広告画像を含む待ちうけ画面を表示しても良いし、商品の紹介動画を再生するようにしても良い。
このように、本実施形態においても前述の実施形態と同様に商品の比較検討を容易にする効果が得られる。
10 商品情報提供装置
14 記憶部
15 入出力インタフェース
16 通信制御部
111 第一商品受付部
112 第一商品情報抽出部
113 第二商品情報抽出部
114 棚位置索出部
115 表示制御部
116 評価部
141 商品情報記憶部
142 棚位置記憶部
151 対人センサ
152 バーコードリーダ
153 表示装置
154 スピーカ

Claims (5)

  1. 商品の識別情報と当該商品の付加情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶部と、
    第一の商品を特定する情報の入力を受け付け、当該情報に基づいて前記第一の商品の識別情報を特定する第一商品受付部と、
    前記商品情報記憶部を参照し、前記第一の商品と対応付けられた付加情報を抽出する第一商品情報抽出部と、
    前記商品情報記憶部を参照し、前記第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報を抽出すると共に、前記第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報と対応付けられた商品の識別情報を第二の商品の識別情報として抽出する第二商品情報抽出部と、
    前記商品が陳列棚のどの位置に陳列されているのかを示す棚位置情報と前記商品の識別情報とを対応付けて記憶した棚位置記憶部と、
    前記棚位置記憶部を参照して前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置を求める棚位置索出部と、
    前記陳列棚を示す画像を表示し、当該陳列棚の画像上の前記第一の商品の陳列位置及び前記第二の商品の陳列位置を前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置に基づいて特定し、前記第一の商品の陳列位置に前記第一の商品の付加情報を表示し、前記第二の商品の陳列位置に前記第二の商品の付加情報を表示させる表示制御部と、
    を備えた商品情報提供装置。
  2. 複数の前記第二の商品に係る付加情報の順位の情報に基づいて、前記表示制御部が、ランキング表示と共に前記第二の商品の付加情報を表示する請求項1に記載の商品情報提供装置。
  3. 複数の前記第二の商品に係る付加情報のそれぞれと前記第一の商品の付加情報との関係の強さを所定の関係式に基づき評価値として求める評価部を更に備え、
    前記表示制御部が、前記評価値に基づくランキング表示と共に前記第二の商品の付加情報を表示する請求項1又は2に記載の商品情報提供装置。
  4. 第一の商品を特定する情報の入力を受け付け、当該情報に基づいて前記第一の商品の識別情報を特定するステップと、
    商品の識別情報と当該商品の付加情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶部を参照し、前記第一の商品と対応付けられた付加情報を抽出するステップと、
    前記商品情報記憶部を参照し、前記第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報を抽出すると共に、前記第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報と対応付けられた商品の識別情報を第二の商品の識別情報として抽出するステップと、
    前記商品が陳列棚のどの位置に陳列されているのかを示す棚位置情報と前記商品の識別情報とを対応付けて記憶した棚位置記憶部を参照して前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置を求めるステップと、
    前記陳列棚を示す画像を表示し、当該陳列棚の画像上の前記第一の商品の陳列位置及び前記第二の商品の陳列位置を前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置に基づいて特定し、前記第一の商品の陳列位置に前記第一の商品の付加情報を表示し、前記第二の商品の陳列位置に前記第二の商品の付加情報を表示させるステップと、
    をコンピュータが実行する商品情報提供方法。
  5. 第一の商品を特定する情報の入力を受け付け、当該情報に基づいて前記第一の商品の識別情報を特定するステップと、
    商品の識別情報と当該商品の付加情報とを対応付けて記憶する商品情報記憶部を参照し、前記第一の商品と対応付けられた付加情報を抽出するステップと、
    前記商品情報記憶部を参照し、前記第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情
    報を抽出すると共に、前記第一の商品の付加情報と所定の関係を満たす付加情報と対応付けられた商品の識別情報を第二の商品の識別情報として抽出するステップと、
    前記商品が陳列棚のどの位置に陳列されているのかを示す棚位置情報と前記商品の識別情報とを対応付けて記憶した棚位置記憶部を参照して前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置を求めるステップと、
    前記陳列棚を示す画像を表示し、当該陳列棚の画像上の前記第一の商品の陳列位置及び前記第二の商品の陳列位置を前記第一の商品の棚位置及び前記第二の商品の棚位置に基づいて特定し、前記第一の商品の陳列位置に前記第一の商品の付加情報を表示し、前記第二の商品の陳列位置に前記第二の商品の付加情報を表示させるステップと、
    をコンピュータに実行させるための商品情報提供プログラム。
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