JP2013024271A - レバーフロート式ドレントラップ - Google Patents

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JP2013024271A JP2011157343A JP2011157343A JP2013024271A JP 2013024271 A JP2013024271 A JP 2013024271A JP 2011157343 A JP2011157343 A JP 2011157343A JP 2011157343 A JP2011157343 A JP 2011157343A JP 2013024271 A JP2013024271 A JP 2013024271A
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Abstract

【課題】 常開部に異物が付着し難く常開部に付着した異物を自動的に排除できるレバーフロート式ドレントラップを提供する。
【解決手段】 弁室6と出口2を連通する弁口を開けた弁座9を弁室6の下部に形成する。弁室6内にフロート13を収容する。弁室6内の液位に応じて浮上降下するフロート13でレバー12を介して弁体16が弁座9に離着座して弁口を開閉する。レバー12が挿入される短管21を弁室6内に固定する。レバー12が短管の内面下端22に当接することにより弁体16が弁座9に着座することを防止して弁座9と弁体16の間に弁座9のシール面の全面に渡る常開隙間24,25を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気配管系や圧縮空気配管系やガス配管系に発生するドレンをフロートを用いて自動的に排出するレバーフロート式ドレントラップに関する。
従来のフロート式ドレントラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートが直接にあるいはレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、弁座のシール面に複数の切欠きを設けることにより弁座とフロートあるいは弁体の間に複数の常開開口を形成したものである。この切欠きによる常開開口の総開口面積は蒸気の漏出を防止するために配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない大きさに形成される。
特開昭52−151933号公報
上記従来のフロート式ドレントラップにおいては、各切欠きによる各常開開口の開口面積が比較的小さく一定であるために、各常開開口を流下するドレン中のゴミ、錆、スケール等の異物が各常開開口の表面に付着し易く次第に堆積して比較的短期間に各常開開口が詰まってしまう問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、常開部に異物が付着し難く常開部に付着した異物を自動的に排除できるレバーフロート式ドレントラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のレバーフロート式ドレントラップは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートでレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、レバーが挿入される短管を弁室内に固定し、レバーが短管の内面下端に当接することにより弁体が弁座に着座することを防止して弁座と弁体の間に弁座のシール面の全面に渡る常開隙間を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、レバーが挿入される短管を弁室内に固定し、レバーが短管の内面下端に当接することにより弁体が弁座に着座することを防止して弁座と弁体の間に弁座のシール面の全面に渡る常開隙間を設けたものであるので、弁座と弁体の間に設けられる弁座のシール面の全面に渡る常開隙間に異物が付着し難くなると共に、常開隙間に付着した異物は弁体が弁座から更に離間したときに弁座と弁体の間を弁口に向かって流下する流体により自動的に排除されるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わるレバーフロート式ドレントラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。レバーフロート式ドレントラップは、入口1と出口2を有する本体3に蓋体4をボルト5で締結して内部に弁室6を有するケーシングを構成する。弁室6と出口2を連通する第1弁口7及び第2弁口8を有する弁座9を弁室6の下部の本体3に図示しないねじにより取り付ける。入口1は弁室6の下部に開口し、出口2は第1弁口7及び第2弁口8を介して弁室6の下部に開口する。
弁座9に図示しないねじにより取り付けた支持部材10に揺動軸11を支持し、揺動軸11にレバー12を回転可能に連結する。レバー12の左端部に弁室6内の液位に応じて浮上降下する中空球形のフロート13を連結する。レバー12の揺動軸11の右側に揺動軸10と平行な連結軸14を支持し、連結軸14に連結棒15の上部を回転可能に連結する。連結棒15の下部は弁体16の弁棒17の上端部に支持された揺動軸11と平行な弁軸18に回転可能に連結する。弁体16は第1弁口7を下方の出口2側から開閉する第1弁体19と、第2弁口8を下方の弁室6側から開閉する第2弁体20と、第1弁体19と第2弁体20を連結する弁棒17とから構成する。
レバー12が挿入される短管21を支持部材10に溶接することにより弁室6内に固定する。レバー12が短管21の内面下端22に当接することにより第1弁体19及び第2弁体20が弁座9に着座することを防止する。これにより、弁座9と第1弁体19及び第2弁体20の間に弁座9のシール面の全面に渡る常開隙間24, 25を設ける。レバー12が短管21の内面下端22に当接したときの常開開口24, 25の開口面積は蒸気の漏出を防止するために配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない大きさに形成する。また、レバー12が短管21の内面上端23に当接することにより第1弁体19及び第2弁体20が第1弁口7及び第2弁口8を全開した位置から更にレバー12が開弁方向に回転することを防止する。これにより、フロート13が弁室6頂壁に衝突することを防止する。また、短管21の内面下端22と内面上端23に当接するレバー12の部位12a,12bをフロート13の中心13aと揺動軸11の中心11aとの中間12cよりもフロート12側に形成する。これにより、揺動軸11の中心11aから短管21の内面下端22と内面上端23に当接するレバー12の部位12a,12bまでの距離を大きくしてレバー比を小さくすることができ、レバー12の損傷を防止する。
上記のレバーフロート式ドレントラップの動作は次の通りである。弁室6内の液位が低い場合は、図1に示すようにフロート13は降下し、レバー12が短管21の内面下端22に当接して第1弁体19及び第2弁体20が弁座9に着座することを防止している。これにより、弁座9と第1弁体19及び第2弁体20の間に弁座9のシール面の全面に渡る常開隙間24,25を形成して、弁室6のドレンを常開隙間24,25から出口2に排出する。常開隙間24,25は弁座9と第1弁体19及び第2弁体20の間に弁座9のシール面の全面に渡って設けられるので異物が付着し難い。レバー12が短管21の内面下端22に当接しているので、配管系でウォータハンマ等が発生し弁室6内の圧力や液位が急激に変動しても、レバー12が更に閉弁方向に回転することを防止できる。これにより、フロート13が弁室底壁に衝突することを防止する。また、短管21の内面下端22に当接するレバー12の部位12aをフロート13の中心13aと揺動軸11の中心11aとの中間12cよりもフロート12側に形成しているので、揺動軸11の中心11aから短管21の内面下端22に当接するレバー12の部位12aまでの距離を大きくしてレバー比を小さくすることができ、レバー12の損傷を防止できる。入口1から流入するドレンによって弁室6内の液位が上昇すると、フロート13が上動してレバー12が揺動軸11を中心に時計回り方向に回転する。このレバー12の回転により、連結棒15を介して弁体16が下動して第1弁体19及び第2弁体20が弁座9から更に離間して、弁室6のドレンを開口面積が大きくなった常開隙間24,25から出口2に排出する。このとき、常開隙間24,25に付着した異物は弁座9と第1弁体19及び第2弁体20の間を出口2に向かって流下するドレンにより自動的に排除される。第1弁体19及び第2弁体20が第1弁口7及び第2弁口8を全開した位置において、レバー12が短管21の内面上端23に当接する。これにより、配管系でウォータハンマ等が発生し弁室6内の圧力や液位が急激に変動しても、レバー12が更に開弁方向に回転することを防止でき、フロート13が弁室頂壁に衝突することを防止する。また、短管21の内面上端23に当接するレバー12の部位12bをフロート13の中心13aと揺動軸11の中心11aとの中間12cよりもフロート12側に形成しているので、揺動軸11の中心11aから短管21の内面上端23に当接するレバー12の部位12aまでの距離を大きくしてレバー比を小さくすることができ、レバー12の損傷を防止できる。
ドレンの排出により弁室6内の液位が低下すると、フロート13が下動してレバー12が揺動軸11を中心に反時計回り方向に回転する。このレバー12の回転により、連結棒15を介して弁体16が上動して第1弁体19及び第2弁体20が第1弁口7及び第2弁口8に近づく。そして、レバー12が短管21の内面下端22に当接することにより、第1弁体19及び第2弁体20が弁座9に着座することを防止し、弁座9と第1弁体19及び第2弁体20の間に弁座9のシール面の全面に渡る常開隙間24,25を形成して、弁室6のドレンを常開隙間24,25から出口2に排出する。
本発明は、蒸気配管系や圧縮空気配管系やガス配管系に発生するドレンをフロートを用いて自動的に排出するレバーフロート式ドレントラップに利用することができる。
1 入口
2 出口
3 本体
4 蓋体
6 弁室
7 第1弁口
8 第2弁口
9 弁座
10 支持部材軸
11 揺動軸
12 レバー
13 フロート
16 弁体
17 弁棒
19 第1弁体
20 第2弁体
21 短管
22 短管の内面下端
23 短管の内面上端
24,25 常開隙間

Claims (1)

  1. ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートでレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、レバーが挿入される短管を弁室内に固定し、レバーが短管の内面下端に当接することにより弁体が弁座に着座することを防止して弁座と弁体の間に弁座のシール面の全面に渡る常開隙間を設けたことを特徴とするレバーフロート式ドレントラップ。
JP2011157343A 2011-07-19 2011-07-19 レバーフロート式ドレントラップ Withdrawn JP2013024271A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015197209A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 株式会社ミヤワキ 複座平衡弁

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