JP2013012439A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で表示画面内の指定領域の輝度を調整することができる照明装置を備えた表示装置を提供すること。
【解決手段】照明装置50が、表示領域AR1に重なるように配置された奥側導光板53と、奥側導光板53に比して表示パネル10近傍側、かつ平面視で表示領域AR1に重なるように配置された手前側導光板54と、一辺53cに沿って配置され、光を照射する奥側光源55aと、平面視で奥側光源55aが設けられる辺53cの方向と交わる方向の一辺54cに沿って配置され、光を照射する手前側光源55bとを有し、かつ奥側光源55aと手前側照光源55bを合わせて3か所以上に配置されてなる照明部55と、反射部材56と、奥側導光板53と手前側導光板54の間に設けられ、奥側導光板53と異なる屈折率の材料によってなる異屈折率部材57と、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御を行う照明制御部60と、を有してなる。
【選択図】図1
【解決手段】照明装置50が、表示領域AR1に重なるように配置された奥側導光板53と、奥側導光板53に比して表示パネル10近傍側、かつ平面視で表示領域AR1に重なるように配置された手前側導光板54と、一辺53cに沿って配置され、光を照射する奥側光源55aと、平面視で奥側光源55aが設けられる辺53cの方向と交わる方向の一辺54cに沿って配置され、光を照射する手前側光源55bとを有し、かつ奥側光源55aと手前側照光源55bを合わせて3か所以上に配置されてなる照明部55と、反射部材56と、奥側導光板53と手前側導光板54の間に設けられ、奥側導光板53と異なる屈折率の材料によってなる異屈折率部材57と、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御を行う照明制御部60と、を有してなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像を表示させる表示パネルと、該表示パネルの背面側から光を照射する照明装置とを有してなる表示装置に関する。
従来、画像を表示させる表示パネルと、該表示パネルの背面側から光を照射する照明装置とを有してなる表示装置がある。このような表示装置は、照明装置から発せられ、表示パネルを透過する光の透過光量を調節することによって画像を表示するようにしている。例えば、液晶表示装置では、表示パネルに設けられた液晶材によって光の透過量を調整するようにしている。このように、表示パネル側で光の透過量を調整するものに加えて、照明装置から照射する光の光量を調整するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された表示装置は、複数の画素の集合でなる表示領域を有する表示パネルと、複数の発光ダイオードを有する直下型のバックライトと、それぞれの前記画素の階調を制御する第1の制御手段と、それぞれの前記発光ダイオードの明るさを制御する第2の制御手段とを有する表示装置であって、前記表示装置の周辺の照度を測定する照度測定手段を有し、前記第2の制御手段は、前記照度測定手段で測定した照度があらかじめ定められた値より高い場合は、全ての前記発光ダイオードの明るさが同じ明るさに決定し、あらかじめ定められた値よりも低い場合は、それぞれの前記画素の階調に基づいてそれぞれの前記発光ダイオードの明るさを決定するものである。
ところで、例えば、医療現場では内視鏡によって撮影された写真の疾患部分を注視したい場合、画素単位でなく、それよりも広い領域ごとに輝度の調整を行うことが望まれる。
しかしながら、特許文献1に記載された表示装置では、それぞれの画素に応じて発光ダイオードが設けられるため、多数の発光ダイオードを設けるとともに、多数の発光ダイオードの明るさを制御しなければならないため、装置構成が複雑であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で表示領域内の指定領域の輝度を調整することができる照明装置を備えた表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる表示装置は、画像を表示させる表示パネルと、該表示パネルの背面側から光を照射する照明装置とを有してなる表示装置において、前記照明装置は、平面視で前記表示パネルの表示領域に重なるように配置された奥側導光板と、前記奥側導光板に比して前記表示パネル近傍側、かつ平面視で前記表示領域に重なるように配置された手前側導光板と、前記奥側導光板の一辺に沿って配置され、該奥側導光板内に光を照射する奥側光源と、前記手前側導光板の辺のうち、平面視で前記奥側光源が設けられる辺の方向と交わる方向の一辺に沿って配置され、該手前側導光板内に光を照射する手前側光源とを有し、かつ前記奥側光源と前記手前側照光源を合わせて3か所以上に配置されてなる照明部と、前記奥側導光板に比して前記表示パネルに対して前記照明装置の奥側に配置され、光を前記奥側導光板に向けて反射させる反射部材と、前記奥側導光板と前記手前側導光板の間に設けられ、前記奥側導光板と異なる屈折率の材料によってなる異屈折率部材と、前記照明部の各奥側光源および各手前側光源のオンオフ制御を行う照明制御部と、を有してなることを特徴とする。
また、本発明にかかる表示装置は、上記の発明において、画像を表示させる表示パネルと、該表示パネルの背面側から光を照射する照明装置とを有してなる表示装置において、前記照明装置は、平面視で前記表示パネルの表示領域に重なるように配置された奥側導光板と、前記奥側導光板に比して前記表示パネル近傍側、かつ平面視で前記表示領域に重なるように配置された手前側導光板と、前記奥側導光板の一辺に沿って配置され、該奥側導光板内に光を照射する奥側光源と、前記手前側導光板の辺のうち、平面視で前記奥側光源が設けられる辺の方向と交わる方向の一辺に沿って配置され、該手前側導光板内に光を照射する手前側光源とを有し、かつ前記奥側光源と前記手前側照光源を合わせて3か所以上に配置されてなる照明部と、前記奥側導光板に比して前記表示パネルに対して前記照明装置の奥側に配置され、光を前記奥側導光板に向けて反射させる反射部材と、前記奥側導光板と前記手前側導光板の間に隙間を形成させた隙間部と、前記照明部の各奥側光源および各手前側光源のオンオフ制御を行う照明制御部と、を有してなることを特徴とする。
また、本発明にかかる表示装置は、上記の発明において、前記手前側導光板は、該手前側導光板の前記表示パネルに対して手前側の面に光を拡散させる光拡散処理部が形成されてなることを特徴とする。
また、本発明にかかる表示装置は、上記の発明において、前記照明制御部は、前記表示領域で表示される画像領域と、前記奥側光源と前記手前側光源の照明光交差領域とを対応させて、前記画像領域のうち黒色部分に対応する照明光交差領域を形成する前記奥側光源および前記手前光源をオフにする制御を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる表示装置は、上記の発明において、当該表示装置は、前記表示領域内を前記奥側光源および前記手前側光源から照射される光の照明光交差領域に対応して分割された分割領域の各分割領域の明るさ設定情報を入力する入力部をさらに有してなり、前記照明制御部は、前記入力部によって出力された前記明るさ設定情報に応じて前記各分割領域に対応する前記奥側光源および前記手前側光源をオンオフ制御することを特徴とする。
本発明にかかる表示装置は、照明装置が、平面視で前記表示パネルの表示領域に重なるように配置された奥側導光板と、前記奥側導光板に比して前記表示パネル近傍側、かつ平面視で前記表示領域に重なるように配置された手前側導光板と、前記奥側導光板の一辺に沿って配置され、該奥側導光板内に光を照射する奥側光源と、前記手前側導光板の辺のうち、平面視で前記奥側光源が設けられる辺の方向と交わる方向の一辺に沿って配置され、該手前側導光板内に光を照射する手前側光源とを有し、かつ前記奥側光源と前記手前側照光源を合わせて3か所以上に配置されてなる照明部と、前記奥側導光板に比して前記表示パネルに対して前記照明装置の奥側に配置され、光を前記奥側導光板に向けて反射させる反射部材と、前記奥側導光板と前記手前側導光板の間に設けられ、前記奥側導光板と異なる屈折率の材料によってなる異屈折率部材と、前記照明部の各奥側光源および各手前側光源のオンオフ制御を行う照明制御部と、を有してなるので、前記奥側導光板の一辺および前記手前側導光板の一辺に沿って光源を設けるだけでよく、結果的に簡易な構成で表示領域内の指定領域の輝度を調整することができる。
以下、図面を参照して、本発明にかかる表示装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の全体構成を示した模式図である。図2は、奥側光源55aから発せられる光の進路について具体的に説明する図である。図3は、手前側光源55bから発せられる光の進路について具体的に説明する図である。図4は、表示領域AR1が奥側光源55aおよび手前側光源55bによって16の分割領域AR5に分割されることを説明するための図である。図5は、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bをオンオフさせて分割領域AR5の明るさを調整することについて説明するための図である。図6は、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bをオンオフさせて分割領域AR5の明るさを調整することについて説明するための図である。
なお、便宜上、直交する矢印のそれぞれをXY方向とする。
本発明の実施の形態にかかる表示装置1は、表示パネル10、照明装置50、入力部70、記憶部71、主制御部72を有してなる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の全体構成を示した模式図である。図2は、奥側光源55aから発せられる光の進路について具体的に説明する図である。図3は、手前側光源55bから発せられる光の進路について具体的に説明する図である。図4は、表示領域AR1が奥側光源55aおよび手前側光源55bによって16の分割領域AR5に分割されることを説明するための図である。図5は、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bをオンオフさせて分割領域AR5の明るさを調整することについて説明するための図である。図6は、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bをオンオフさせて分割領域AR5の明るさを調整することについて説明するための図である。
なお、便宜上、直交する矢印のそれぞれをXY方向とする。
本発明の実施の形態にかかる表示装置1は、表示パネル10、照明装置50、入力部70、記憶部71、主制御部72を有してなる。
まず、表示パネル10について説明する。
表示パネル10は、照明装置50から照射される光を透過して画像を表示するものである。この表示パネル10は、例えば、一対のほぼ矩形状の基板で液晶材料を挟持した液晶表示パネルによって実現される。
表示パネル10は、照明装置50から照射される光を透過して画像を表示するものである。この表示パネル10は、例えば、一対のほぼ矩形状の基板で液晶材料を挟持した液晶表示パネルによって実現される。
次に、照明装置50について説明する。
照明装置50は、いわゆるエッジライト方式の照明装置であり、表示パネル10の背面側から光を照射するものである。この照明装置50は、照明機構部51および照明制御部60を有してなる。
照明機構部51は、拡散部材52、奥側導光板53、手前側導光板54、照明部55、反射部材56および異屈折率部材57を有してなる。
拡散部材52は、表示パネル10と手前側導光板54との間に配置され、手前側導光板54を透過した光を拡散させるものである。光拡散部材52は、例えば樹脂からなる球体状のビーズが含有された光透過性の樹脂からなる光拡散シートによって実現される。
照明装置50は、いわゆるエッジライト方式の照明装置であり、表示パネル10の背面側から光を照射するものである。この照明装置50は、照明機構部51および照明制御部60を有してなる。
照明機構部51は、拡散部材52、奥側導光板53、手前側導光板54、照明部55、反射部材56および異屈折率部材57を有してなる。
拡散部材52は、表示パネル10と手前側導光板54との間に配置され、手前側導光板54を透過した光を拡散させるものである。光拡散部材52は、例えば樹脂からなる球体状のビーズが含有された光透過性の樹脂からなる光拡散シートによって実現される。
奥側導光板53は、ほぼ矩形状のアクリル樹脂等の光透過性の合成樹脂からなる基板であり、表示パネル10に対して照明装置50の奥側位置、かつ平面視で表示パネル10の表示領域AR1に重なるように配置された導光板である。この奥側導光板53は、光拡散処理部53aを有してなる。光拡散処理部53aは、断面が三角形状の凸状部分が奥側導光板53の表示パネル10に対して奥側の面53bに形成され、光を拡散させる部分である。なお、この光拡散処理部53aは、断面が三角形状の凸状に限定されず、光を拡散することができれば、その他の形状であっても構わない。
手前側導光板54は、奥側導光板53と同様に、ほぼ矩形状のアクリル樹脂等の光透過性の合成樹脂からなる基板であり、奥側導光板53に比して表示パネル10近傍側、かつ平面視で表示領域AR1に重なるように配置された導光板である。この手前側導光板54は、光拡散処理部54aを有してなる。光拡散処理部54aは、断面が三角形状の凸状部分が手前側導光板54の表示パネル10に対して手前側の面54bに形成され、光を拡散させる部分である。なお、この光拡散処理部54aは、断面が三角形状の凸状に限定されず、光を拡散することができれば、その他の形状であっても構わない。
照明部55は、奥側光源55aおよび手前側光源55bを有してなる。
奥側光源55aは、例えば赤色発光の発光ダイオード素子、緑色発光の発光ダイオード素子および青色発光の発光ダイオード素子を合わせたものであり、白色光を発光するものである。
この奥側光源55aは、奥側導光板53の一辺53cに沿って配置され、奥側導光板53内に光を照射するものである。この実施の形態では、4つの奥側光源55a1,55a2,55a3,55a4が奥側導光板53の一辺53cに沿って配置されている。
手前側光源55bは、手前側導光板54の辺のうち、平面視で奥側光源55bが設けられる辺の方向と交わる方向の一辺54cに沿って配置され、手前側導光板55b内に光を照射するものである。この実施の形態では、4つの手前側光源55b1,55b2,55b3,55b4が手前側導光板54の一辺54cに沿って配置されている。
なお、各奥側光源55aは、白色光を発光するものであればその他のものを用いても構わない。
奥側光源55aは、例えば赤色発光の発光ダイオード素子、緑色発光の発光ダイオード素子および青色発光の発光ダイオード素子を合わせたものであり、白色光を発光するものである。
この奥側光源55aは、奥側導光板53の一辺53cに沿って配置され、奥側導光板53内に光を照射するものである。この実施の形態では、4つの奥側光源55a1,55a2,55a3,55a4が奥側導光板53の一辺53cに沿って配置されている。
手前側光源55bは、手前側導光板54の辺のうち、平面視で奥側光源55bが設けられる辺の方向と交わる方向の一辺54cに沿って配置され、手前側導光板55b内に光を照射するものである。この実施の形態では、4つの手前側光源55b1,55b2,55b3,55b4が手前側導光板54の一辺54cに沿って配置されている。
なお、各奥側光源55aは、白色光を発光するものであればその他のものを用いても構わない。
反射部材56は、奥側導光板53に比して表示パネル10に対して照明装置50の奥側に配置され、光を奥側導光板53に向けて反射させるものである。
異屈折率部材57は、奥側導光板53と手前側導光板54との間に配置され、奥側導光板53と手前側導光板54とが密接されることによってモアレ等が発生することを防止するものである。この異屈折率部材57は、例えば、光透過性の樹脂からなるシートによって実現される。また、異屈折率部材57は、奥側導光板53と屈折率が異なる光透過性の材料からなる。
ここで、図2および図3を用いて奥側光源55aおよび手前側光源55bから発せられる光の進路Lについて具体的に説明する。
まず、図2を用いて、奥側光源55aから発せされた光の進路Lについて説明する。
奥側光源55aから発せされた光は、奥側導光板53内で全反射されながら、光拡散処理部53aの凸状部分で拡散され、奥側導光板53外に出射された後、反射部材56によって再び奥側導光板53内に戻され、異屈折率部材57に入射される。異屈折率部材57に入射された光は、奥側導光板53と異なる屈折率の異屈折率部材57によって屈折され、手前側導光板54に入射される。手前側導光板54を透過された光は、拡散部材52によって拡散されて表示パネル10に入射される。
まず、図2を用いて、奥側光源55aから発せされた光の進路Lについて説明する。
奥側光源55aから発せされた光は、奥側導光板53内で全反射されながら、光拡散処理部53aの凸状部分で拡散され、奥側導光板53外に出射された後、反射部材56によって再び奥側導光板53内に戻され、異屈折率部材57に入射される。異屈折率部材57に入射された光は、奥側導光板53と異なる屈折率の異屈折率部材57によって屈折され、手前側導光板54に入射される。手前側導光板54を透過された光は、拡散部材52によって拡散されて表示パネル10に入射される。
次に、図3を用いて、手前側光源55bから発せられた光の進路について説明する。
手前光源55bから発せされた光は、手前導光板54内で全反射しながら、光拡散処理部54aの凸状部分で拡散され、手前導光板54外に出射された後、拡散部材52に入射される。拡散部材52に入射された光は拡散部材52によって拡散されて表示パネル10に入射される。
手前光源55bから発せされた光は、手前導光板54内で全反射しながら、光拡散処理部54aの凸状部分で拡散され、手前導光板54外に出射された後、拡散部材52に入射される。拡散部材52に入射された光は拡散部材52によって拡散されて表示パネル10に入射される。
奥側光源55aより発せられたこのような光は、図4に示すように、平面視で、各奥側光源5からY方向に向けて光が出射されるため、4つの奥側光源55aの各奥側光源55aから出射された光は奥側光源55aのX方向の幅にほぼ等しい幅でY方向に延びる帯状の照明領域AR2となる。
また、手前側光源55bより発せられた光は、図4に示すように、平面視で、各手前光源55bからX方向に向けて光が出射されるため、4つの手前側光源55bの各手前側光源55bから出射された光は手前側光源55bのY方向の幅にほぼ等しい幅でX方向に延びる帯状の照明領域AR3となる。
このため、奥側光源55aおよび手前側光源55bの照明領域AR2,AR3の照明光交差領域AR4では、輝度が高くなる。なお、この実施の形態の表示装置1では、X方向に並設された4つの奥側光源55a、Y方向に並設された4つの手前側光源55bによる照明光交差領域AR4が表示領域AR1を16に分割した分割領域AR5に対応するように構成されている。
また、手前側光源55bより発せられた光は、図4に示すように、平面視で、各手前光源55bからX方向に向けて光が出射されるため、4つの手前側光源55bの各手前側光源55bから出射された光は手前側光源55bのY方向の幅にほぼ等しい幅でX方向に延びる帯状の照明領域AR3となる。
このため、奥側光源55aおよび手前側光源55bの照明領域AR2,AR3の照明光交差領域AR4では、輝度が高くなる。なお、この実施の形態の表示装置1では、X方向に並設された4つの奥側光源55a、Y方向に並設された4つの手前側光源55bによる照明光交差領域AR4が表示領域AR1を16に分割した分割領域AR5に対応するように構成されている。
次に、照明制御部60について説明する。
照明制御部60は、CPU等によって実現される。この照明制御部60は、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bに接続され、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御を行う制御回路である。
より具体的には、入力部70によって出力された明るさ設定情報に応じて各分割領域AR5に対応する奥側光源55aおよび手前側光源55bをオンオフ制御するものである。
照明制御部60は、CPU等によって実現される。この照明制御部60は、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bに接続され、各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御を行う制御回路である。
より具体的には、入力部70によって出力された明るさ設定情報に応じて各分割領域AR5に対応する奥側光源55aおよび手前側光源55bをオンオフ制御するものである。
入力部70は、タッチパネル等によって実現され、操作者による入力操作が行われるものである。この入力部70は、各分割領域AR5の明るさ設定情報を入力するようになっている。
記憶部71は、ハードディスク、ROM、RAM等の各種メモリによって実現され表示装置の画像情報、あるいは制御プログラム等の表示装置に関わる情報を記憶するものである。
主制御部72は、CPU等によって実現され、上述した各部に接続され表示装置1の各部の処理および動作を制御するものである。
このような表示装置1は、照明光交差領域AR4に対応して表示領域AR1を16に分割された分割領域AR5を、奥側光源55aおよび手前側光源55bをオンさせた明るさ(以下、明るさレベル2という。)、奥側光源55aあるいは手前側光源55bのいずれか一方をオンさせた明るさ(以下、明るさレベル1という。)、奥側光源55aおよび手前側光源55bをオフさせた明るさ(以下、明るさレベル0という。)の3種の明るさに調整することができる。
記憶部71は、ハードディスク、ROM、RAM等の各種メモリによって実現され表示装置の画像情報、あるいは制御プログラム等の表示装置に関わる情報を記憶するものである。
主制御部72は、CPU等によって実現され、上述した各部に接続され表示装置1の各部の処理および動作を制御するものである。
このような表示装置1は、照明光交差領域AR4に対応して表示領域AR1を16に分割された分割領域AR5を、奥側光源55aおよび手前側光源55bをオンさせた明るさ(以下、明るさレベル2という。)、奥側光源55aあるいは手前側光源55bのいずれか一方をオンさせた明るさ(以下、明るさレベル1という。)、奥側光源55aおよび手前側光源55bをオフさせた明るさ(以下、明るさレベル0という。)の3種の明るさに調整することができる。
ここで、図5および図6を用いて各奥側光源55aおよび各手前側光源55bをオンオフさせて分割領域AR5の明るさを調整する処理について具体的に説明する。
まず、図5を用いて、表示領域AR1内に表示された画像F1−F4のうち注視したい画像F1に対応する分割領域AR5のみ明るくする例について説明する。
表示領域AR1にいくつかの画像F1−F4が表示されおり、一部の画像F1のみを注視したい場合、図5(a)に示すように、その注視すべき画像F1が奥側光源55a3と手前側光源55b2による照明光交差領域AR4であれば、図5(b)に示すように、奥側光源55a3および手前側光源55b2をオンにし、その他の光源をオフにすることによって注視したい画像F1に対応する分割領域AR5を明るさレベル2とする。これによって、図5(c)に示すように注視したい画像F1に対応する分割領域AR5のみ明るくすることができる。
まず、図5を用いて、表示領域AR1内に表示された画像F1−F4のうち注視したい画像F1に対応する分割領域AR5のみ明るくする例について説明する。
表示領域AR1にいくつかの画像F1−F4が表示されおり、一部の画像F1のみを注視したい場合、図5(a)に示すように、その注視すべき画像F1が奥側光源55a3と手前側光源55b2による照明光交差領域AR4であれば、図5(b)に示すように、奥側光源55a3および手前側光源55b2をオンにし、その他の光源をオフにすることによって注視したい画像F1に対応する分割領域AR5を明るさレベル2とする。これによって、図5(c)に示すように注視したい画像F1に対応する分割領域AR5のみ明るくすることができる。
次に、図6を用いて、擬似的に黒輝度を下げてコントラストを上げる例について説明する。
図6(a)に示すように、表示領域AR1内に黒色の画像F5とその他の色の画像F6−F8があり、擬似的に黒輝度を下げてコントラストを上げる場合、図6(b)に示すように、奥側光源55a2および奥側光源55a3、手前側光源55b2および手前側光源55b3をオンにし、その他の光源をオフにする。すなわち、表示領域AR1で表示される画像領域と、奥側光源55aと手前側光源55bとの照明光交差領域AR4とを対応させて、画像領域のうち黒色部分に対応する照明光交差領域AR4を形成する奥側光源55aおよび手前光源55bをオフにする。
これにより、図6(c)に示すように、黒色とその他の色の表示画像のコントラストを見かけ上向上させ、擬似的に黒輝度を下げてコントラストを上げることができる。
図6(a)に示すように、表示領域AR1内に黒色の画像F5とその他の色の画像F6−F8があり、擬似的に黒輝度を下げてコントラストを上げる場合、図6(b)に示すように、奥側光源55a2および奥側光源55a3、手前側光源55b2および手前側光源55b3をオンにし、その他の光源をオフにする。すなわち、表示領域AR1で表示される画像領域と、奥側光源55aと手前側光源55bとの照明光交差領域AR4とを対応させて、画像領域のうち黒色部分に対応する照明光交差領域AR4を形成する奥側光源55aおよび手前光源55bをオフにする。
これにより、図6(c)に示すように、黒色とその他の色の表示画像のコントラストを見かけ上向上させ、擬似的に黒輝度を下げてコントラストを上げることができる。
次に、図7のフローチャートを用いて、照明制御部60が行う各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御処理の流れについて説明する。
図7は、照明制御部60が行う各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御処理の流れを示したフローチャート図である。
まず、照明制御部60は、入力部70からの各分割領域AR5の明るさ設定情報を取得したか否かを判断する(ステップS101)。入力部70からの各分割領域AR5の明るさ設定情報を取得した場合(ステップS101,Yes)、取得された各分割領域AR5の明るさ設定情報に基づいて各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御信号を生成する(ステップS102)。
その後、照明制御部60は、ステップS102で生成した各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御信号を各奥側光源55aおよび各手前側光源55bに出力し、ステップS101に移行する。
ステップS101において入力部70からの各分割領域AR5の明るさ設定情報を取得したと判断されない場合(ステップS101,No)、この判断処理を繰り返す。
図7は、照明制御部60が行う各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御処理の流れを示したフローチャート図である。
まず、照明制御部60は、入力部70からの各分割領域AR5の明るさ設定情報を取得したか否かを判断する(ステップS101)。入力部70からの各分割領域AR5の明るさ設定情報を取得した場合(ステップS101,Yes)、取得された各分割領域AR5の明るさ設定情報に基づいて各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御信号を生成する(ステップS102)。
その後、照明制御部60は、ステップS102で生成した各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御信号を各奥側光源55aおよび各手前側光源55bに出力し、ステップS101に移行する。
ステップS101において入力部70からの各分割領域AR5の明るさ設定情報を取得したと判断されない場合(ステップS101,No)、この判断処理を繰り返す。
本発明の実施の形態の表示装置1は、照明装置50が、平面視で表示パネル10の表示領域AR1に重なるように配置された奥側導光板53と、奥側導光板53に比して表示パネル10近傍側、かつ平面視で表示領域AR1に重なるように配置された手前側導光板54と、奥側導光板53の一辺53cに沿って配置され、奥側導光板53内に光を照射する奥側光源55aと、手前側導光板54の辺のうち、平面視で奥側光源55aが設けられる辺の方向と交わる方向の一辺54cに沿って配置され、手前側導光板54内に光を照射する手前側光源55bとを有し、かつ奥側光源55aと手前側照光源55bを合わせて3か所以上に配置されてなる照明部55と、奥側導光板53に比して表示パネル10に対して照明装置50の奥側に配置され、光を前記奥側導光板53に向けて反射させる反射部材56と、奥側導光板54と手前側導光板54の間に設けられ、奥側導光板53と異なる屈折率の材料によってなる異屈折率部材57と、照明部55の各奥側光源55aおよび各手前側光源55bのオンオフ制御を行う照明制御部60とを有してなるので、奥側導光板53の一辺53cおよび手前側導光板54の一辺54cに沿って光源55a,55bを設けるだけでよく、結果的に簡易な構成で表示領域AR1内の指定領域の輝度を調整することができる。
また、本発明の実施の形態の表示装置1は、平面視で表示パネル10の表示領域AR1に重なるように配置された奥側導光板53と、奥側導光板53に比して表示パネル10近傍側、かつ平面視で表示領域AR1に重なるように配置された手前側導光板54と、奥側導光板53の一辺53cに沿って配置され、奥側導光板53内に光を照射する奥側光源55aと、手前側導光板54の辺のうち、平面視で奥側光源55aが設けられる辺の方向と交わる方向の一辺54cに沿って配置され、手前側導光板54内に光を照射する手前側光源55bとを有してなるので、導光板に複雑な拡散処理を施さなくても、奥側光源55aおよび手前側光源55bから発せられる光を合わせて輝度を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態の表示装置1は、手前側導光板54の光拡散処理部54aが手前側導光板54の表示パネル10に対して手前側の面54bに形成されているので、手前側光源55bから発せられた光を効率よく表示パネル10方向に向けることができる。
(変形例1)
ここで、図8を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例1について説明する。図8は、本発明の実施の形態の変形例1の表示装置2を示した模式図である。
この変形例1の表示装置2は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部110を有してなる。照明機構部110は、表示パネル10と拡散部材52との間に配置されたプリズムシート111をさらに有してなる点で照明機構部51と異なる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
ここで、図8を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例1について説明する。図8は、本発明の実施の形態の変形例1の表示装置2を示した模式図である。
この変形例1の表示装置2は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部110を有してなる。照明機構部110は、表示パネル10と拡散部材52との間に配置されたプリズムシート111をさらに有してなる点で照明機構部51と異なる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
プリズムシート111は、表示パネル10側の面111aに複数のプリズム111bが形成されている。この複数のプリズム111bの各プリズム111bは、Y方向に延在する一対の斜面によって頂角を形成する三角形状からなり、かつX方向に並設されて形成されている。すなわち複数のプリズム111bは、各プリズム111bの稜線がY方向に延在し、かつX方向に並設されて形成されている。
なお、プリズムシート111は、プリズム111bが図中X方向に延在する一対の斜面によって頂角を形成する三角形状からなり、かつ図中Y方向に並設されて形成されるものであってもよい。
なお、プリズムシート111は、プリズム111bが図中X方向に延在する一対の斜面によって頂角を形成する三角形状からなり、かつ図中Y方向に並設されて形成されるものであってもよい。
この変形例1の表示装置2は、実施の形態の表示装置1と同様の効果を奏するとともに、プリズムシート111が表示パネル10と拡散部材52との間に配置されることによって、拡散部材52によって拡散された光を表示パネル10に集光させることができる。
(変形例2)
次に、図9を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例2について説明する。図9は、本発明の実施の形態の変形例2の表示装置3を示した模式図である。
この変形例2の表示装置3は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部120を有してなる。照明機構部120は、表示パネル10と拡散部材52との間に配置された第一のプリズムシート121、および異屈折率部材57と手前側導光板54との間に配置された第二のプリズムシート122をさらに有してなる点で照明機構部51と異なる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図9を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例2について説明する。図9は、本発明の実施の形態の変形例2の表示装置3を示した模式図である。
この変形例2の表示装置3は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部120を有してなる。照明機構部120は、表示パネル10と拡散部材52との間に配置された第一のプリズムシート121、および異屈折率部材57と手前側導光板54との間に配置された第二のプリズムシート122をさらに有してなる点で照明機構部51と異なる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
第一のプリズムシート121は、表示パネル10側の面121aに複数のプリズム121bが形成されている。この複数のプリズム121bの各プリズム121bは、図中Y方向に延在する一対の斜面によって頂角を形成する三角形状からなり、かつ図中X方向に並設されて形成されている。この第一のプリズムシート121は、手前側光源55bから平面視でX方向に発せれる光に対して直交するように各プリズム121bの稜線が形成されている。より具体的には、第一のプリズムシート121は、複数のプリズム121bの各プリズム121bの稜線がY方向に延在し、かつX方向に並設されて形成されている。
第二のプリズムシート122は、表示パネル10側の面122aに複数のプリズム122bが形成されている。この複数のプリズム122bの各プリズム122bは、図中X方向に延在する一対の斜面によって頂角を形成する三角形状からなり、かつ図中Y方向に並設されて形成されている。この第二のプリズムシート122は、奥前側光源55aから平面視でY方向に発せれる光に対して直交するようにプリズム122bの稜線が形成されている。より具体的には、第二のプリズムシート122は、複数のプリズム122bの各プリズム122bの稜線がX方向に延在し、かつY方向に並設されて形成されている。
第二のプリズムシート122は、表示パネル10側の面122aに複数のプリズム122bが形成されている。この複数のプリズム122bの各プリズム122bは、図中X方向に延在する一対の斜面によって頂角を形成する三角形状からなり、かつ図中Y方向に並設されて形成されている。この第二のプリズムシート122は、奥前側光源55aから平面視でY方向に発せれる光に対して直交するようにプリズム122bの稜線が形成されている。より具体的には、第二のプリズムシート122は、複数のプリズム122bの各プリズム122bの稜線がX方向に延在し、かつY方向に並設されて形成されている。
この変形例2の表示装置3は、実施の形態の表示装置1と同様の効果を奏するとともに、第一のプリズムシート121が表示パネル10と拡散部材52との間に配置されることによって、拡散部材52によって拡散された光を表示パネル10に集光させることができ、第二のプリズムシート122が異屈折率部材57と手前側導光板54との間に配置されることによって、異屈折率部材57によって屈折された光を表示パネル10に集光させることができる。
(変形例3)
次に、図10を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置4の変形例3について説明する。図10は、本発明の実施の形態の変形例3の表示装置4を示した模式図である。
この変形例3の表示装置4は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部130を有してなる。この照明機構部130は、奥側導光板53と手前側導光板54の間に、異屈折率部材57に代わって、隙間部131を有してなる点で照明機構部51と異なる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図10を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置4の変形例3について説明する。図10は、本発明の実施の形態の変形例3の表示装置4を示した模式図である。
この変形例3の表示装置4は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部130を有してなる。この照明機構部130は、奥側導光板53と手前側導光板54の間に、異屈折率部材57に代わって、隙間部131を有してなる点で照明機構部51と異なる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
隙間部131は、照明機構部の各部を保持する図示しない筺体等によって奥側導光板53と手前側導光板54の間に形成された隙間部分である。このように隙間部131を設けることによって、奥側導光板53と手前側導光板54の間に空気を介在させることができる。すなわち、奥側導光板53と手前側導光板54の間に奥側導体板53と異なる屈折率の空気を介在させることができる。
この変形例3の表示装置4は、異屈折率部材57に代わって、隙間部131によって奥側導光板53から透過された光を屈折させることができるので、実施の形態の表示装置1と同様の効果を奏する。
(変形例4)
次に、図11を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例4について説明する。図11は、本発明の実施の形態の変形例4の表示装置5を示した模式図である。 この変形例4の表示装置5は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部140を有する。照明機構部140は、異屈折率部材57に代わって異屈折率部材141を有してなる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図11を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例4について説明する。図11は、本発明の実施の形態の変形例4の表示装置5を示した模式図である。 この変形例4の表示装置5は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部140を有する。照明機構部140は、異屈折率部材57に代わって異屈折率部材141を有してなる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
異屈折率部材141は、シート状基部141aと、隙間形成部141bとを有してなる。シート状基部141aは、樹脂からなる球体状のビーズが含有されたシート状の基部である。このシート状基部141aは、含有されたビーズによって内部を透過する光を拡散させるようになっている。
隙間形成部141bは、シート状基部141aの奥側導光板53側の面141cに樹脂からなる半球状のビーズが複数設けられてなる部分である。この隙間形成部141bは、半球状のビーズによってシート状基部141aが奥側導光板53に密着されることないので、異屈折率部材141と奥側導光板53との間に空気を介在させることができる。
隙間形成部141bは、シート状基部141aの奥側導光板53側の面141cに樹脂からなる半球状のビーズが複数設けられてなる部分である。この隙間形成部141bは、半球状のビーズによってシート状基部141aが奥側導光板53に密着されることないので、異屈折率部材141と奥側導光板53との間に空気を介在させることができる。
この変形例4の表示装置5は、シート状基部141aの奥側導光板53側の面に設けられた隙間形成部141bによって、シート状基部141aと奥側導光板53との間に奥側導体板53と異なる屈折率の空気を介在させることができるので、実施の形態の表示装置1と同様の効果を奏するとともに、シート状基部141aによって光を拡散させることができる。
(変形例5)
次に、図12を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例5について説明する。図12は、本発明の実施の形態の変形例5の表示装置6の要部断面模式図である。この変形例5の表示装置6は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部150を有する。照明機構部150は、手前側導光板54に代わって手前側導光板151を有してなる点で照明機構部51と異なる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図12を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例5について説明する。図12は、本発明の実施の形態の変形例5の表示装置6の要部断面模式図である。この変形例5の表示装置6は、表示装置1の照明機構部51に代わって照明機構部150を有する。照明機構部150は、手前側導光板54に代わって手前側導光板151を有してなる点で照明機構部51と異なる。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
手前側導光板151は、手前側導光板151の表示パネル10に対して奥側の面151aに光拡散処理部151bを有してなる。このような表示装置6では、手前側光源55bから発せれられた光が奥側の面151aから手前側導光板151外に出射されやすくなるものの、反射部材56によって表示パネル10側に反射されることによって再利用される。
(変形例6)
次に、図13を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例6について説明する。図13は、本発明の実施の形態の変形例6の表示装置7の表示領域AR1の模式図である。この変形例6の表示装置7は、X方向に並設された2つの奥側光源55a、Y方向に設けられた1つの手前側光源55bによる照明光交差領域AR4が表示領域AR1を2つに分割するように構成されている。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図13を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例6について説明する。図13は、本発明の実施の形態の変形例6の表示装置7の表示領域AR1の模式図である。この変形例6の表示装置7は、X方向に並設された2つの奥側光源55a、Y方向に設けられた1つの手前側光源55bによる照明光交差領域AR4が表示領域AR1を2つに分割するように構成されている。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
この変形例6の表示装置7は、実施の形態の表示装置1と同様の効果を奏することができる。
(変形例7)
次に、図14を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例7について説明する。図14は、本発明の実施の形態の変形例7の表示装置8の表示領域AR1の模式図である。
この変形例7の表示装置8は、ひし形形状の奥側導光板151および手前側導光板152を有してなる。奥側導光板151は、奥側光源55aが奥側導光板151の傾斜した一辺151aに沿って配置されている。また、手前側導光板152は、手前側光源55bが手前側導光板152の辺のうち、平面視で奥側光源55aが設けられる辺の方向と傾斜して交わる方向の一辺152aに沿って配置されている。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図14を用いて、本発明の実施の形態にかかる表示装置1の変形例7について説明する。図14は、本発明の実施の形態の変形例7の表示装置8の表示領域AR1の模式図である。
この変形例7の表示装置8は、ひし形形状の奥側導光板151および手前側導光板152を有してなる。奥側導光板151は、奥側光源55aが奥側導光板151の傾斜した一辺151aに沿って配置されている。また、手前側導光板152は、手前側光源55bが手前側導光板152の辺のうち、平面視で奥側光源55aが設けられる辺の方向と傾斜して交わる方向の一辺152aに沿って配置されている。
その他の構成は実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
この変形例7の表示装置8は、照明装置50が、平面視で表示パネル10の表示領域AR1に重なるように配置された奥側導光板151と、奥側導光板151に比して表示パネル10近傍側、かつ平面視で表示領域AR1に重なるように配置された手前側導光板152と、奥側導光板151の一辺151aに沿って配置され、奥側導光板151内に光を照射する奥側光源55aと、手前側導光板152の辺のうち、平面視で奥側光源55aが設けられる辺の方向と交わる方向の一辺152aに沿って配置され、手前側導光板54内に光を照射する手前側光源55bとを有してなるので、実施の形態の表示装置1と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1、2、3、4、5、6、7、8 表示装置
10 表示パネル
50 照明装置
51、110、120、130、140、150 照明機構部
52 拡散部材
53、151 奥側導光板
53a、54a、151b 光拡散処理部
53b、54b 面
53c、54c、151a、152a 辺
54、152 手前側導光板
55 照明部
55a、55a1、55a2、55a3、55a4 奥側光源
55b、55b1、55b2、55b3、55b4 手前側光源
56 反射部材
57、141 異屈折率部材
60 照明制御部
70 入力部
71 記憶部
72 主制御部
111、121、122 プリズムシート
111a、121a、122a、141c、151a 面
111b、121b、122b プリズム
131 隙間部
141a シート状基部
141b 隙間形成部
AR1 表示領域
AR2、AR3 照明領域
AR4 照明光交差領域
AR5 分割領域
F1−F8 画像
10 表示パネル
50 照明装置
51、110、120、130、140、150 照明機構部
52 拡散部材
53、151 奥側導光板
53a、54a、151b 光拡散処理部
53b、54b 面
53c、54c、151a、152a 辺
54、152 手前側導光板
55 照明部
55a、55a1、55a2、55a3、55a4 奥側光源
55b、55b1、55b2、55b3、55b4 手前側光源
56 反射部材
57、141 異屈折率部材
60 照明制御部
70 入力部
71 記憶部
72 主制御部
111、121、122 プリズムシート
111a、121a、122a、141c、151a 面
111b、121b、122b プリズム
131 隙間部
141a シート状基部
141b 隙間形成部
AR1 表示領域
AR2、AR3 照明領域
AR4 照明光交差領域
AR5 分割領域
F1−F8 画像
Claims (5)
- 画像を表示させる表示パネルと、該表示パネルの背面側から光を照射する照明装置とを有してなる表示装置において、
前記照明装置は、
平面視で前記表示パネルの表示領域に重なるように配置された奥側導光板と、
前記奥側導光板に比して前記表示パネル近傍側、かつ平面視で前記表示領域に重なるように配置された手前側導光板と、
前記奥側導光板の一辺に沿って配置され、該奥側導光板内に光を照射する奥側光源と、
前記手前側導光板の辺のうち、平面視で前記奥側光源が設けられる辺の方向と交わる方向の一辺に沿って配置され、該手前側導光板内に光を照射する手前側光源とを有し、かつ前記奥側光源と前記手前側光源を合わせて3か所以上に配置されてなる照明部と、
前記奥側導光板に比して前記表示パネルに対して前記照明装置の奥側に配置され、光を前記奥側導光板に向けて反射させる反射部材と、
前記奥側導光板と前記手前側導光板の間に設けられ、前記奥側導光板と異なる屈折率の材料によってなる異屈折率部材と、
前記照明部の各奥側光源および各手前側光源のオンオフ制御を行う照明制御部と、
を有してなることを特徴とする表示装置。 - 画像を表示させる表示パネルと、該表示パネルの背面側から光を照射する照明装置とを有してなる表示装置において、
前記照明装置は、
平面視で前記表示パネルの表示領域に重なるように配置された奥側導光板と、
前記奥側導光板に比して前記表示パネル近傍側、かつ平面視で前記表示領域に重なるように配置された手前側導光板と、
前記奥側導光板の一辺に沿って配置され、該奥側導光板内に光を照射する奥側光源と、
前記手前側導光板の辺のうち、平面視で前記奥側光源が設けられる辺の方向と交わる方向の一辺に沿って配置され、該手前側導光板内に光を照射する手前側光源とを有し、かつ前記奥側光源と前記手前側照光源を合わせて3か所以上に配置されてなる照明部と、
前記奥側導光板に比して前記表示パネルに対して前記照明装置の奥側に配置され、光を前記奥側導光板に向けて反射させる反射部材と、
前記奥側導光板と前記手前側導光板の間に隙間を形成させた隙間部と、
前記照明部の各奥側光源および各手前側光源のオンオフ制御を行う照明制御部と、
を有してなることを特徴とする表示装置。 - 前記手前側導光板は、
該手前側導光板の前記表示パネルに対して手前側の面に光を拡散させる光拡散処理部が形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記照明制御部は、
前記表示領域で表示される画像領域と、前記奥側光源と前記手前側光源との照明光交差領域とを対応させて、前記画像領域のうち黒色部分に対応する照明光交差領域を形成する前記奥側光源および前記手前光源をオフにする制御を行うことを特徴とする請求項1、2または3に記載の表示装置。 - 当該表示装置は、
前記表示領域内を前記奥側光源および前記手前側光源から照射される光の照明光交差領域に対応して分割された分割領域の各分割領域の明るさ設定情報を入力する入力部をさらに有してなり、
前記照明制御部は、
前記入力部によって出力された前記明るさ設定情報に応じて前記各分割領域に対応する前記奥側光源および前記手前側光源をオンオフ制御することを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の表示装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018003298A1 (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
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2011
- 2011-06-30 JP JP2011145717A patent/JP2013012439A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018003298A1 (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
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