JP2012529968A

JP2012529968A - マスカラ

Info

Publication number: JP2012529968A
Application number: JP2012515971A
Authority: JP
Inventors: キム、ユンホイ
Original assignee: アールエヌディグループエルエルシー
Priority date: 2009-06-15
Filing date: 2010-06-14
Publication date: 2012-11-29
Also published as: KR101378488B1; US20100037911A1; KR20120026121A; WO2010147344A3; WO2010147344A2

Abstract

本発明はマスカラに係り、外周面に沿って放射状にコム１１〜５１とブラシ１２〜５２が突設されるディスク板１０〜５０と、前記単一のディスク板１０〜５０を複数枚積み重ねる所定の積層手段と、を備えてなる。本発明によれば、外周面にコムとブラシが形成された薄板状のディスク板を複数枚積み重ねて所定のマスカラを完成することにより、ディスクの積層配列が多様化し、これにより、コム／ブラシの配列を所望の通りに取ることができて、外形を、バリエーション豊富で、且つ、派手に飾ることができ、また、コムとブラシの複合型であるので、様々な化粧機能を行うことができ、コムやブラシの一部が損傷された場合、当該ディスク板のみを交替して再使用することができて寿命が延びる他、製品の信頼性が上がるなどの効果が得られる。
【選択図】図１Ａ

Description

本発明はマスカラに係り、さらに詳しくは、外周面にコムとブラシが形成された薄板状のディスク板を複数枚積み重ねて所定のマスカラを完成することにより、ディスクの積層配列が多様化し、これにより、コム／ブラシの配列を所望の通りに取ることができて、外形を、バリエーション豊富で、且つ、派手に飾ることができ、また、コムとブラシの複合型であるので、様々な化粧機能を行うことができ、コムやブラシの一部が損傷された場合、当該ディスク板のみを交替して再使用することができて寿命が延びる他、製品の信頼性が上がるマスカラに関する。

一般に、マスカラは、女性が主として使用する化粧品の一種であり、目の周りの美的感覚を目立たせるために睫毛に様々な色のマスカラ液を塗るための化粧具である。
この種のマスカラは、大きく、マスカラ液が貯溜される容器と、前記容器を開閉するための柄と、前記柄の先端部に突出されるハケ棒およびこのハケ棒に形成されたブラシから構成されるが、前記柄と容器を結合または分離する過程を通じて前記ブラシにマスカラ液を塗って使用する。

一方、このように形成されたマスカラブラシは、刷毛の長さと形状に応じて、まつ毛に対するボリューム（Ｖｏｌｕｍｅ：まつ毛が豊富に見えるようにする効果）、カール（Ｃｕｒｌ：まつ毛の先端が巻き上がるようにする効果）、ロングラッシュ（Ｌｏｎｇｌａｓｈ：まつ毛が長く見えるようにする効果）、クリーン（Ｃｌｅａｎ：まつ毛が固まらないようにする効果）などの様々な機能に合わせて製作されている。

このようなマスカラのブラシには、粘性を有するマスカラ液がまつ毛に万遍なく塗布されることと、まつ毛が絡み付かないようにブラシによる梳き機能に優れていることと、が求められる。

しかしながら、このような従来の技術によるマスカラは、ハケ棒にブラシが一体に形成されている構造となっているため、その形状が単純であり、且つ、ブラシのみによる単一機能しかないため、その機能も単純であり、しかも、一部が損傷されればマスカラ全体を廃棄または交替せねばならないためコスト負担などの問題点を有していた。

本発明はこのような従来の技術における問題点を解消するためになされたものであり、外周面にコムとブラシが形成された薄板状のディスク板を複数枚積み重ねて所定のマスカラを完成することにより、ディスクの積層配列が多様化し、これにより、コム／ブラシの配列を所望の通りに取ることができて、外形を、バリエーション豊富で、且つ、派手に飾ることができ、また、コムとブラシの複合型であるので、様々な化粧機能を行うことができ、コムやブラシの一部が損傷された場合、当該ディスク板のみを交替して再使用することができて寿命が延びる他、製品の信頼性が上がるマスカラを提供するところにその目的がある。

上記の目的を達成するための本発明のマスカラは、外周面に沿って放射状にコムとブラシが突設されるディスク板と、前記単一のディスク板を複数枚積み重ねる所定の積層手段と、を備えてなる。
また、本発明に係るマスカラにおいて、前記ディスク板は、中央に貫通孔が形成され、これに対応する積層手段は、前記ディスク板の貫通孔に挿通されて複数枚のディスク板を積み重ねる芯棒であることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記ディスク板の中央貫通孔は、その内周面が不規則長円状である非対称構造を呈することが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記ディスク板の中央貫通孔は、その内周面が十字状を呈することが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記ディスク板の中央貫通孔は、その内周面が複数の鋸歯構造を呈することが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記ディスク板の中央貫通孔は、その内周面が微細角度で細分化した多角面形状を呈することが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記積層手段は、その上面にディスク板が積み重ねられるベース板と、このベース板の周縁に沿って直立するが、前記ディスク板のコムとブラシが外部に露出されるように隔設される複数の直立柱と、からなることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記積層手段は、それぞれのディスク板の底面に円周方向に沿ってそれぞれ係止突起および係止爪が交互に形成されて、これらの係止突起および係止爪が重なり合う他のディスク板の係止爪および係止突起と係合されることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記積層手段は、それぞれのディスク板の底面に円周方向に沿ってそれぞれ係合突起と係合孔が交互に形成されて、これらの係合突起および係合孔が重なり合う他のディスク板の係合孔および係合突起と嵌合されることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記ディスク板は、外周面の上部が軸方向と平行な曲面部となり、その下部が傾斜した円錐部となり、内周面の上部が外側円錐部と同じ勾配を有する円錐部となるカップ状を呈し、前記積層手段は、このディスク板の下端円錐部が他のディスク板の上端内部に挿入されて重なり合った状態で貼り合わせられることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記ディスク板は、コムとブラシが互いに多重射出によって形成されていることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記コムは、単一のコムからなるシングルコム構造であることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記コムは、１以上のコムからなる多重コム構造であることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記ディスク板は、コムとブラシを含む所定の部分が様々な色を帯びて多重射出されることが好ましい。
さらに、本発明に係るマスカラにおいて、前記各ディスク板の外周面のコムとブラシは、その突出長を異ならせてディスク板が積み重ねられる上方に進むにつれてその突出長が短くなるテーパ状を呈することが好ましい。

本発明によれば、外周面にコムとブラシが形成された薄板状のディスク板を複数枚積み重ねて所定のマスカラを完成することにより、ディスクの積層配列が多様化し、これにより、コム／ブラシの配列を所望の通りに取ることができて、外形を、バリエーション豊富で、且つ、派手に飾ることができ、また、コムとブラシの複合型であるので、様々な化粧機能を行うことができ、コムやブラシの一部が損傷された場合、当該ディスク板のみを交替して再使用することができて寿命が延びる他、製品の信頼性が上がるなどの効果が得られる。

本発明の第１の実施形態に係るマスカラを示す概略斜視図である。本発明の第１の実施形態に係るマスカラを示す概略側面図である。本発明の第１の実施形態に係るマスカラの単一ディスク板と芯棒を示す分解斜視図である。図２Ａの単一ディスク板の他の実施形態を示す分解斜視図である。本発明の第１の実施形態に係るマスカラのディスク板の貫通孔の形状を示す概略平面図である。本発明の第１の実施形態に係るマスカラのディスク板の貫通孔の形状を示す概略平面図である。本発明の第１の実施形態に係るマスカラのディスク板の貫通孔の形状を示す概略平面図である。本発明の第１の実施形態に係るマスカラのディスク板の貫通孔の形状を示す概略平面図である。本発明の第１の実施形態に係るマスカラのディスク板が二重射出によって成形された状態を示すものであり、コムとブラシとの間の二重射出成形例である。本発明の第１の実施形態に係るマスカラのディスク板が二重射出によって成形された状態を示すものであり、２等分して異なる色を持たせる二重射出成形例を示す概略平面図である。本発明の第２の実施形態に係るマスカラを示す概略図である。本発明の第２の実施形態に係るマスカラのディスク板と積層手段を示す分解斜視図である。本発明の第３の実施形態に係るマスカラを示す概略図である。本発明の第３の実施形態に係るマスカラのディスク板を示す斜視図である。本発明の第４の実施形態に係るマスカラを示す概略図である。本発明の第４の実施形態に係るマスカラのディスク板を示す斜視図である。本発明の第５の実施形態に係るマスカラを示す概略図である。本発明の第５の実施形態に係るマスカラのディスク板を示す斜視図である。

以下、添付図面に基づき、本発明に係るマスカラを説明する。
図１Ａから図１６に示すように、本発明に係るマスカラは、外周面に沿って放射状にコム１１〜５１とブラシ１２〜５２が突設されるディスク板１０〜５０と、前記単一のディスク板１０〜５０を複数積み重ねる所定の積層手段と、を備えてなる。

このようなマスカラの第１の実施形態を述べると、図１Ａから図８に示すように、前記ディスク板１０は、中央に貫通孔１０ａが形成された円板状を呈し、これに対応する積層手段は、前記ディスク板１０の貫通孔１０ａに挿通されて複数のディスク板１０を積み重ねる芯棒１５から構成されている。

ここで、前記ディスク板１０の中央貫通孔１０ｂ〜１０ｅは、その内周面を、不規則長円状である非対称構造にしてもよく、十字状または複数の鋸歯構造にしてもよく、その内周面が微細角度で細分化した多角面形状にしてもよい。ところが、本発明はこれに限定されることなく、種々の形状に形成可能である。

また、図７に示すように、前記ディスク板１０は、コム１１とブラシ１２が互いに二重射出によって形成されている。

このとき、前記コム１１は、単一のコムからなるシングルコム構造にしてもよく、１以上のコムからなる多重コム構造にしてもよい。

あるいは、図８に示すように、前記ディスク板１０は、コム１１とブラシ１２を含む一部を両分して異なる色を持たせるか、あるいは、多数の断片にそれぞれ異なる色を持たせて、全体として様々な色を帯びるように多重射出成形してもよい。

また、前記各ディスク板１０の外周面のコム１１とブラシ１２は、その突出長を異ならせて、ディスク板１０が積み重ねられる上方に進むにつれてその突出長が短くなるテーパ状にしてもよい。

さらに、前記コム１１とブラシ１２の形状も種々に変形可能である。
例えば、本発明においては、コム１１は、端部が丸められた円柱状を呈し、ブラシ１２は、端部が尖った針状を呈している。
あるいは、図２Ｂに示すように、ブラシ１２がディスク板の外周面から枝状に伸びるように形成してもよく、さらにこの枝状のブラシ１２から他のブラシが枝状に伸びるように形成してもよい。なお、コムとブラシの外周面をコーティングして所定のコーティング層を付設してもよい。

さらに、前記芯棒１５の上に複数のディスク板１０が積み重ねられた後には、最終的に周縁のディスク板１０が芯棒１５の外部に離脱することを防ぐための所定の抜け止め手段（図示せず）が設けられることはいうまでもない。

一方、前記コムとブラシの二重射出について概説する。
本発明の第１の実施形態のマスカラは、複数枚のディスク板１０が積み重ねられてなるが、このディスク板１０は、中央貫通孔１０ａを有する円板構造であり、その一部が未完成の状態で１次射出成形時にブラシ１２と一緒に製作され、前記コム１１はブラシ１２とは異なる異種材質から２次射出成形される。

ここで、前記二重射出の順序は、まずブラシ１２が成形された後にコム１１が成形されると記載されているが、これとは逆に、先ずコム１１が成形された後にブラシ１２が成形されるように射出成形の順序を変えてもよい。

このように異なる異種材質を用いて射出を行う方法を二重射出といい、ここで、二重射出についてより詳述すれば、２種の異なる樹脂または異なる２色の樹脂を用い、２つの射出装置と可動板に回転機構を設けた構造の射出機またはコアやスライド構造を用いて二重射出可能に設計された金型により最初に成形した１次成形品と２次キャビティとの間の空間に２次樹脂を充填して成形を行う。

このような二重射出は、１次側と２次側のキャビティが正確に交替されるため、形状の制約が小さく、製品適用の幅が広くてデザインの多様化を図ることができ、しかも、一気に射出することにより、既存の一般射出における、２回に亘って２つの部品から成形して溶着または塗装工程の２次加工を行って製品化していた煩雑さを解消し、その結果、コスト節減はもとより、様々なデザインの製品生産が可能になるというメリットがある。

図９および図１０は、本発明の第２の実施形態に係るマスカラを示すものであり、ディスク板２０は、外周面が多角面をなす板状のものであり、この外周面には放射状に伸びて突出するコム２１とブラシ２２が設けられ、前記積層手段は、その上面にディスク板２０が積み重ねられるベース板２５と、このベース板２５の周縁に沿って直立するが、前記ディスク板２０のコム２１とブラシ２２が外部に露出されるように隔設される複数の直立柱２６と、からなる。

このような構成に有する前記マスカラは、積層手段のベース板２５の上にディスク板２０をきちんきちんと積み重ねるが、これらのディスク板２０のコム２１とブラシ２２が直立柱２６同士の隙間を介して外部に突出されるように積み重ねて所定のマスカラを完成する。

一方、前記複数のディスク板２０の積み重ねが完了すれば、最上段のディスク板２０が外部に離脱しないように所定の抜け止め手段（図示せず）を用いて前記最上段のディスク板２０を強固に固定する。

図１１および図１２は、本発明の第３の実施形態に係るマスカラを示すものであり、ディスク板３０は、外周面が多角面をなす板状のものであり、この外周面には放射状に伸びて突出されるコム３１とブラシ３２が設けられ、前記積層手段は、それぞれのディスク板３０の底面に円周方向に沿ってそれぞれ突出された係止突起３０ａと、貫通された内側部に爪が形成された構造の係止爪３０ｂとが交互に形成されて、これらの係止突起３０ａおよび係止爪３０ｂが重なり合う他のディスク板３０の係止爪３０ｂおよび係止突起３０ａと係合されるようになっている。

このような構成を有する前記マスカラは、それぞれのディスク板３０を重ね合わせた途端、積層手段としての係止突起３０ａが対応する係止爪３０ｂに係止され、且つ、係止爪３０ｂには他のディスク板３０の係止突起３０ａが係止されつつ、複数のディスク板３０をきちんきちんと積み重ねて所定のマスカラを完成することが可能になる。

ここでは、それぞれの係止突起３０ａおよび係止爪３０ｂが係合される方式であるため、ディスク板３０が外部に離脱しないように防ぐ抜け止め手段などは不要になる。

一方、前記それぞれのディスク板２０、３０は、その外周面が多角形状を呈するが、これに限定されることなく、円形を呈してもよい。

図１３および図１４は、本発明の第４の実施形態に係るマスカラを示すものであり、ディスク板４０は、外周面が円形を呈する板状のものであり、この外周面には、放射状に伸びて突出されるコム４１とブラシ４２が設けられ、前記積層手段は、それぞれのディスク板４０の底面に円周方向に沿ってそれぞれ突出された係合突起４０ａと、貫通された係合孔４０ｂとが交互に形成されて、これらの係合突起４０ａおよび係合孔４０ｂが重なり合う他のディスク板４０の係合孔４０ｂおよび係合突起４０ａと係合されるようになっている。

このような構成を有する前記マスカラは、それぞれのディスク板４０を重ね合わせた途端、積層手段としての係合突起４０ａが対応する係合孔４０ｂに係止され、且つ、係合孔４０ｂには他のディスク板４０の係合突起４０ａが嵌合されつつ、複数のディスク板４０をきちんきちんと積み重ねて所定のマスカラを完成することが可能になる。

ここでも、それぞれの係合突起４０ａおよび係合孔４０ｂが係合される方式であるため、ディスク板４０が外部に離脱しないように防ぐ抜け止め手段などは不要になる。

図１５および図１６は、本発明の第５の実施形態に係るマスカラを示すものであり、ディスク板５０は、外周面の上部が軸方向と平行な曲面部５０ａとなり、その下部が傾斜した円錐部５０ｂとなり、内周面の上部が外側円錐部５０ｂと同じ勾配を有する円錐部５０ｃとなるカップ状を呈し、前記積層手段は、このディスク板５０の下端の円錐部５０ｂが他のディスク板５０の上端内部に挿入されて重なり合った状態で超音波溶接などによって貼り合わせられるようになっている。

ここで、前記ディスク板５０の外周面の上部の曲面部５０ａには放射状に伸びる複数のコム５１／ブラシ５２が設けられている。

このような構成を有する前記マスカラは、それぞれのディスク板５０を重ね合わせる外側下部の円錐部５０ｂが他のディスク板５０の内側上部の円錐部５０ｃと面接触されつつ積み重ねられ、このようにして複数枚のディスク板５０をきちんきちんと積み重ねた後、溶接や接着剤などの積層手段を用いて貼り合わせて所定のマスカラを完成することが可能になる。

ここでも、それぞれのディスク板５０は、所定の接着手段によって強固に貼り付けられるため、ディスク板５０が外部に離脱しないように防ぐ抜け止め手段などは不要になる。

以上述べたように、本発明のディスク板積層（組立）型マスカラは、外周面にコムとブラシが形成された薄板状のディスク板を複数枚積み重ねて所定のマスカラを完成することにより、ディスクの積層配列が多様化し、例えば、コムが円周に沿って連続して斜めに傾斜したヘリカル構造を形成することができるなど、コム／ブラシの配列を所望の通りに取ることが可能になり、これにより、外形を、バリエーション豊富で、且つ、派手に飾ることが可能になる。

１０：ディスク板、
１０ａ〜１０ｅ：貫通孔、
１１：コム、
１２：ブラシ、
１５：芯棒、
２０：ディスク板、
２１：コム、
２２：ブラシ、
２５：ベース板、
２６：直立柱、
３０：ディスク板、
３０ａ：係止突起、
３０ｂ：係止爪、
３１：コム、
３２：ブラシ、
４０：ディスク板、
４０ａ：係合突起、
４０ｂ：係合孔、
４１：コム、
４２：ブラシ、
５０：ディスク板、
５０ａ：曲面部、
５０ｂ：円錐部、
５０ｃ：円錐部、
５１：コム、
５２：ブラシ、

Claims

外周面に沿って放射状にコム（１１〜５１）とブラシ（１２〜５２）が突設されるディスク板（１０〜５０）と、
前記単一のディスク板（１０〜５０）を複数枚積み重ねる所定の積層手段と、
を備えてなるマスカラ。
前記ディスク板（１０）は、中央に貫通孔（１０ａ）が形成され、これに対応する積層手段は、前記ディスク板（１０）の貫通孔（１０ａ）に挿通されて複数枚のディスク板（１０）を積み重ねる芯棒（１５）であることを特徴とする請求項１に記載のマスカラ。
前記ディスク板（１０）の中央貫通孔（１０ｂ）は、その内周面が不規則長円状である非対称構造を呈することを特徴とする請求項２に記載のマスカラ。
前記ディスク板（１０）の中央貫通孔（１０ｃ）は、その内周面が十字状を呈することを特徴とする請求項２に記載のマスカラ。
前記ディスク板（１０）の中央貫通孔（１０ｄ）は、その内周面が複数の鋸歯構造を呈することを特徴とする請求項２に記載のマスカラ。
前記ディスク板（１０）の中央貫通孔（１０ｅ）は、その内周面が微細角度で細分化した多角面形状を呈することを特徴とする請求項２に記載のマスカラ。
前記積層手段は、その上面にディスク板（２０）が積み重ねられるベース板（２５）と、このベース板（２５）の周縁に沿って直立するが、前記ディスク板（２０）のコム（２１）とブラシ（２２）が外部に露出されるように隔設される複数の直立柱（２６）と、からなることを特徴とする請求項１に記載のマスカラ。
前記積層手段は、それぞれのディスク板（３０）の底面に円周方向に沿ってそれぞれ係止突起（３０ａ）および係止爪（３０ｂ）が交互に形成されて、これらの係止突起（３０ａ）および係止爪（３０ｂ）が重なり合う他のディスク板（３０）の係止爪（３０ｂ）および係止突起（３０ａ）と係合されることを特徴とする請求項１に記載のマスカラ。
前記積層手段は、それぞれのディスク板（４０）の底面に円周方向に沿ってそれぞれ係合突起（４０ａ）および係合孔（４０ｂ）が交互に形成されて、これらの係合突起（４０ａ）および係合孔（４０ｂ）が重なり合う他のディスク板（４０）の係合孔（４０ｂ）および係合突起（４０ａ）と嵌合されることを特徴とする請求項１に記載のマスカラ。
前記ディスク板（５０）は、外周面の上部が軸方向と平行な曲面部（５０ａ）となり、その下部が傾斜した円錐部（５０ｂ）となり、内周面の上部が外側円錐部（５０ｂ）と同じ勾配を有する円錐部（５０ｃ）となるカップ状を呈し、前記積層手段は、このディスク板（５０）の下端円錐部（５０ｂ）が他のディスク板（５０）の上端内部に挿入されて重なり合った状態で貼り合わせられることを特徴とする請求項１に記載のマスカラ。
前記ディスク板（１０）は、コムとブラシが互いに多重射出によって形成されていることを特徴とする請求項１に記載のマスカラ。
前記コム（１１）は、単一のコムからなるシングルコム構造であることを特徴とする請求項１１に記載のマスカラ。
前記コム（１１）は、１以上のコムからなる多重コム構造であることを特徴とする請求項１１に記載のマスカラ。
前記ディスク板（１０）は、コム（１１）とブラシ（１２）を含む所定の部分が様々な色を帯びて多重射出されることを特徴とする請求項１１に記載のマスカラ。
前記各ディスク板（１０）の外周面のコム（１１）とブラシ（１２）は、その突出長を異ならせてディスク板（１０）が積み重ねられる上方に進むにつれてその突出長が短くなるテーパ状を呈することを特徴とする請求項１に記載のマスカラ。