JP2012529814A - 3gpplte(longtermevolution)を介するショートメッセージングサービス - Google Patents

3gpplte(longtermevolution)を介するショートメッセージングサービス Download PDF

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Abstract

本出願は、LTE無線アクセスを介するSMSに関する。テキストメッセージング機能を支援する3GPP TS 24.247及びIPにおけるSMSカプセル化を介して既存の全てのSMS機能を支援する3GPP 23.204に指定されるようないくつかの代替構成が既知である。更に、CSフォールバックにおけるSMSに関連する3GPP23.272。発展型PSアクセスを介するCSドメインサービスに関連する3GPP 23.879及びVoice Over LTE VOLGAにおいて検討中である汎用アクセスネットワークとして更なる技術も既知である。本出願は、既存の機能を最大限に再利用することによりシステム統合に必要とされる労力を最小限に抑えつつ、回線交換ネットワークの形態のレガシーネットワークとIPマルチメディアサブシステムIMSの形態のIPネットワーク構造との間でメッセージを処理するための解決法を提供する。これは、従来のショートメッセージ機能を提供するコントローラエンティティ(200)には、IMS(50)から受信されたメッセージが回線交換ネットワーク(40)の無線ネットワークインタフェースを介して無線アクセスネットワークをアクセスする移動端末から受信されたかのように見えるように、IMS(50)から受信されたメッセージを適応させるエンティティ(100)により実現される。

Description

本発明は、通信網におけるメッセージの処理に関し、特に、回線交換ネットワークのようなレガシーネットワークとIPマルチメディアサブシステムのようなIPネットワークアーキテクチャとの間でメッセージを適応させることに関する。
業界における長期にわたる見通しによれば、将来、無線ネットワーク及び有線ネットワークの基礎がMMTel/IMSアーキテクチャに置かれるようになる。この移行過程が長い時間を要すること及び「レガシー」サービス(例えば、SMS)が支援されなければならないことは明らかである。既知のいくつかの解決策は、既存のMSC‐Sをアプリケーションサーバとして再利用することによりMSSからIMSに至る移行経路を規定することである。現在、LTE無線アクセスを介してSMSを提供するためにどの機構を選択すべきかに関する議論が進んでいる。以下に、LTEを介するSMSの利用可能な別の方法の概要を述べる。
OMA‐IMは、OMA‐TS‐Simple IMシリーズの仕様及び3GPP TS 24.247において指定される。OMA‐IMは、IMSを介する遅延メッセージングを支援し且つSMSを使用するユーザ間テキストメッセージングに類似するユーザの経験によってテキストメッセージング機能を支援できると共に、MMSにより提供される機能に類似する機能を支援できる。ドメイン選択に関する支援は仕様23.204において規定されている。
もう1つの既知の技術は、通常、SMS over IPと呼ばれ、3GPP 23.204で指定される。IPにおけるSMSカプセル化によって既存のすべてのSMS機能が支援される。
更なる既知の技術はCSフォールバックにおけるSMSとして知られ、3GPP 23.272で指定される。SMSは、LTEにおけるキャンピング時にNASシグナリングにより搬送される。オペレータは、代わりにSMS over IPを使用するためにネットワーク及び端末を構成できる。そのためには、CSフォールバック対応の電話及びネットワークが必要であり且つCS/PSモード1又はモード2の動作が更に必要である(3GPP TS 24.301)。尚、CSフォールバックはMMTel over LTEを導入する前の一時的な過程と見られるが、SMSに加えてIPテレフォニーを実現するため「だけ」にMMTelと共に必ず使用されるというわけではない。
既知の別の技術はGANとして知られ、3GPP TR 23.879及びVOLGAにおいて検討されている。この技術は、PSベアラを介してSMSを含めたLTEのすべてのCSサービスを提供する。GANに基づく解決法は、多数のオペレータが異議を唱えたため、3GPPにより採用されないだろうというのが現状である。
更なる既知の技術は、PSにおけるSMSとして知られる。SMS over PSアクセスはGPRSアクセスに関しては指定されているが、EPSに関しては指定されていない。
図6は、SMS over IP 23.204の既知の技術の一部を詳細に示す図である。図6は、TS23.204で定義されるSMS over IPのアーキテクチャを示す。IP‐SMS‐GWは、ISCを介してIMSコアノードに接続されたアプリケーションサーバとして定義されていることは明らかである。IMSに登録後、加入者はSMSの送出と受信できる。加入者開始SMSの処理の一例が図7に示される。図8は、加入者開始インスタントメッセージ(IM)の処理の一例を示す。
このようなシーケンスはSMS及びIMの場合に非常によく似ているが、テキストメッセージのフォーマットは異なる(SMSフォーマット対IMフォーマット)。
更に背景情報として、ICSI(IMS通信サービスアイデンティティ)を参照する。IMS通信サービス識別子(ICSI)は、IMSイネーブラを利用するIMS通信サービスの識別のフレームワークを規定する。IMS通信サービスはIMSイネーブラの使用によって提供される。端末において、通信サービス識別子の使用は、通信目的でSIPを使用する端末及びネットワークでアプリケーションを識別できるという点で、TCP/IPにおけるポート概念の使用に類似している。これは、端末においてはSIPメッセージを正しいアプリケーションに割り当てることを意味し、ネットワークにおいては、ISCを介する正しいアプリケーションサーバの選択を意味する。IMS利用アプリケーション及び通信サービスの例は、MMTel、OMAメッセージング及びOMA PoCである。
既知の技術における1つの問題点は、LTEにおけるSMSを提供する明確な解決法が存在しないことである。例えば、先に概要を説明したような既知の技術の問題点の1つは、システム統合のための更なる努力が必要とされることである。更に、既知の技術において、新世代のネットワークでレガシーサービスを支援するために、アプリケーション、サービス又は機能の再設計又は適応が必要とされる。本発明は、特に本発明者のこの点に関する認識、すなわち、既存の機能を再利用し且つアプリケーション及びサービスの再設計又は再開発を回避しつつシステム統合のための労力を最小限に抑えてLTEにおけるSMSを実現する解決法が必要とされるという認識に基づいている。
本発明の目的は、従来の技術の技術的問題のうち少なくともいくつかを克服することである。更に、本発明の目的は、システム統合に必要とされる労力を最小限に抑え且つ既存の解決法、サービス、アプリケーション及び機能を最大限に利用しつつ、レガシーネットワークとIPネットワークアーキテクチャとの間でメッセージを処理するためのネットワークエンティティ、システム、方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
第1の態様によれば、本発明は、通信網においてメッセージを処理するネットワークエンティティであって、コントローラエンティティ及びアダプタエンティティを備えるネットワークエンティティを提供する。コントローラエンティティは、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースに従って交換されるショートメッセージに関連するショートメッセージ機能を提供する。アダプタエンティティは、IPマルチメディアサブシステム側を介してIPマルチメディアサブシステムとの間でメッセージを交換し且つ無線ネットワークインタフェースに従ってコントローラ側を介して前記コントローラエンティティとの間でショートメッセージを交換する。更に、アダプタエンティティは、前記IPマルチメディアサブシステム側を介して交換されるメッセージを前記コントローラ側を介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させること及び前記コントローラ側を介して交換されるショートメッセージを前記IPマルチメディアサブシステム側を介して交換されるのに適する第2のフォーマットに適応させることのうち少なくとも一方を実行するように構成される。
第2の態様によれば、本発明は、通信網においてユーザメッセージを処理するシステムを提供する。システムは、IPマルチメディアサブシステムにおいて呼セッション制御機能を処理する少なくとも1つの第1のネットワークエンティティと、ユーザメッセージを処理する第2のネットワークエンティティとを備える。第2のネットワークエンティティは、前記少なくとも1つの第1のネットワークエンティティとの間でメッセージを交換するIPマルチメディアサブシステム側と、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースに従ってショートメッセージサービスを交換するコントローラエンティティ側と、前記IPマルチメディアサブシステム側を介して交換されるメッセージを前記コントローラ側を介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させること及び前記コントローラ側を介して交換されるショートメッセージを前記IPマルチメディアサブシステム側を介して交換されるのに適する第2のフォーマットに適応させることのうち少なくとも一方を実行するように構成されたアダプタエンティティとを備える。
第3の態様によれば、本発明は、通信網においてメッセージを処理する方法を提供する。方法は、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースを介してショートメッセージを交換するステップと、IPマルチメディアサブシステムを介してメッセージを交換するステップと、前記IPマルチメディアサブシステムを介して交換されるメッセージを前記回線交換ネットワークを介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させること及び前記回線交換ネットワークを介して交換されるショートメッセージを前記IPマルチメディアサブシステムを介して交換されるのに適する第2のフォーマットに適応させることのうち少なくとも一方を実行するステップとを備える。
第4の態様によれば、本発明は、通信網においてメッセージを処理するコンピュータプログラムであって、プログラム可能システムで実行された場合、プログラム可能システムに本発明の1つの態様に係る方法のステップを実行させるように構成された命令を備えるコンピュータプログラムを提供する。
更なる有利な実施形態は従属特許請求の範囲において定義される。本発明の理解を容易にし且つ本発明に関連する更なる詳細及び利点を説明するために、更なる実施例が以下の説明の中で提示される。
本発明の一実施形態に係る通信網においてメッセージを処理するネットワークエンティティを示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信網においてユーザメッセージを処理するシステムを示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信網においてメッセージを処理する方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る基本アーキテクチャを示す図である。 本発明の一実施形態に係るMSC‐ASを示すブロック図である。 従来技術に係るIPアーキテクチャを介するSMSを示す図である。 従来技術に係る加入者開始SMSの処理を示す図である。 従来技術に従って開始されたSMS加入者との間のインスタントメッセージングの相互動作を示す図である。
以下に、本発明のいくつかの実施形態を提示する。以下の説明から明らかになるように、本発明の原理に従ってそれぞれの実施形態は種々に組み合わされてもよい。
本発明において、回線交換ネットワークという用語は、回線交換動作又は回線交換サービスを処理するのに適するネットワークノード又はネットワークデバイスなどのネットワークエンティティを備えるネットワークを表すために使用される。既知のように、SMSサービスは、パケット交換ネットワーク(回線交換SMSを搬送可能なIPネットワークを含む)においても搬送される典型的なCSサービスの一例である。そのようなネットワークの典型的な例は、GSM(登録商標)ネットワーク、GPRSネットワーク又はUMTSネットワークを含む。実際、そのようなネットワークの無線アクセスネットワークノード(例えば、GSMネットワークにおけるBSC又はUMTSネットワークにおけるRNC)又はコアネットワークノード(例えば、MSCノード)は、回線交換動作又は回線交換サービスを処理可能である。UMTSネットワークに関しては、回線交換技術に依存するか、もしくは無線アクセスネットワークのノード間又はコアネットワークのノード間又はRANノードとCNノードとの間の回線交換動作又は回線交換サービスを処理するノードに依存するUMTSネットワークの部分を指す。
本発明において、無線ネットワークインタフェースという用語は、上記の意味での回線交換ネットワークのインタフェース、更に詳細には上記の意味での回線交換ネットワークのネットワークノードに関与する通信を実行するのに適するインタフェースを表すために使用される。従って、本発明に係る無線ネットワークインタフェースは、回線交換ネットワークの少なくとも1つのネットワークノードに関与する通信を実行するのに適するインタフェースとみなされる。一実施例では、無線ネットワークインタフェースは、無線アクセスネットワークの少なくとも1つのノードに関与する通信を実行するのに適するインタフェース(例えば、UMTSネットワークにおけるIuインタフェース又はGSMネットワークにおけるAインタフェース)である。別の実施例によれば、無線ネットワークインタフェースは、無線アクセスネットワークの2つのネットワークノード間の通信を実行するのに適するインタフェース(例えば、UMTSにおけるIubインタフェース)である。更なる実施例によれば、無線ネットワークインタフェースは、無線アクセスネットワークのノードとコアネットワークのノードとの間の通信に適するインタフェース(例えば、UMTSにおけるIu‐CSインタフェース。GSMネットワーク又はGPRSネットワークについても類似の例が考えられる)である。GPRSコアネットワークの場合、無線ネットワークインタフェースは、SMSを搬送するインタフェースであってもよい。このインタフェースは、UMTS無線アクセスネットワークの場合はRNCとSGSNノードとの間のIu‐PSインタフェースであってもよく、GPRS無線アクセスネットワークの場合には、BTSノードとSGSNノードとの間のGbインタフェースであってもよい。例えば、EPSシステムのS1インタフェースのように、他のネットワークの他のインタフェースが更に実現されてもよい。
本発明の第1の実施形態はネットワークエンティティに関し、本発明の理解を容易にするために、図1を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
図1に示されるネットワークエンティティ10は、通信網においてメッセージを処理するネットワークエンティティであり、コントローラエンティティ200及びアダプタエンティティ100を備える。本発明に係るメッセージを処理するネットワークエンティティは、互いに互換性をもつ種々の実施例において実現されてもよい。一実施例において、ネットワークエンティティ10は1つのネットワークノード又はネットワークデバイスであるが、別の実施例では、ネットワークエンティティ10は、いくつかのネットワークノード又はネットワークデバイスに分散されてもよく、あるいは1つのネットワークノード又はネットワークデバイスの中に含まれてもよい。ネットワークエンティティは、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの何らかの適切な組み合わせで実現されてもよい。以下に例示される本発明の一実施形態において、ネットワークエンティティ10は移動交換センターMSC又はMSCの機能の少なくとも一部を備える。別の実施例において、ネットワークエンティティ10はMSC‐Sで実現されてもよい。更なる実施例において、ネットワークエンティティ10は、本明細書で後に説明するようにMSC、あるいはMSC‐S又はIMSアプリケーションサーバASを基礎として実現されてもよい。別の実施例によれば、ネットワークエンティティ10はMSCアプリケーションサーバMSC‐ASとして実現されてもよい。更なる実施例において、本明細書で説明されるようにメッセージを処理するGPRSネットワークで本発明が実現される場合、ネットワークエンティティは、SGSN又はその変形により表されてもよい。更なる実施例によれば、ネットワークエンティティはMSC、MSC‐S、SGSN又はMSC‐AS、あるいはその変形に基づいてもよいが、必要に応じて変形されたMSC、MSC‐S、SGSN又はMSC‐ASを備えてもよい。
コントローラエンティティ200は、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェース40に従って交換されるショートメッセージに関連するショートメッセージ機能を提供する構成要素を備える。上述のショートメッセージは、SMSを処理するのに適するソフトウェアアプリケーションによって提供された場合に移動デバイス又は他の演算デバイスから送出可能であるか又は移動デバイス又は他のデバイスで受信可能であるような標準SMSメッセージを含む。上述のショートメッセージ機能は、ショートメッセージの処理に関連する機能であり、ショートメッセージに関連する転送機能、交換機能及び追加サービスを提供する機能などの機能を含む。以下に説明する一実施形態によれば、ショートメッセージ機能は、SMSを処理するためにMSCにおいて通常提供される少なくとも特定の標準機能を含む。この点に関して、第1の実施形態の変形によれば、コントローラ200は、SMSを処理するMSC要素の部分又はMSCの全機能を備えてもよい。特にMSCに関連するショートメッセージ機能の例は、SMS標準機能に対するCAMELに基づく機能(すなわち、CAMEL規格によって提供されるようなSMS関連サービス)を含む。別の例によれば、ショートメッセージ機能は、ローミング中にショートメッセージを使用する場合のローミングサービスを含んでもよい。更なる例によれば、ショートメッセージ機能は、ショートメッセージの使用に関連する課金機能を含んでもよい。ショートメッセージ機能は、例えば、レガシー回線交換ネットワークで知られているようなショートメッセージの法的遮断規制機能を更に含んでもよい。
回線交換ネットワークの上述の無線ネットワークインタフェースは、先に説明したように回線交換ネットワークのネットワーク要素又はネットワークノードの中のインタフェースを表す。UMTSネットワークにおけるそのようなインタフェースの一例は、Iuインタフェースにより表される。別の実施例によれば、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースは、無線アクセスネットワークのノードとコアネットワークのノードとの間のインタフェースにより表されてもよい。本実施形態の変形の一例としてUMTSネットワークを考える場合、このインタフェースは、無線ネットワークコントローラRNCとMSCノードとの間のIu‐CSインタフェース又は無線ネットワークコントローラRNCとSGSNノードとの間のIu‐PSインタフェースにより表されてもよい。尚、インタフェースがIuパケット交換と呼ばれる場合であっても、SMSの基本移送は依然としてIu‐PSチャネルでコンテナを使用して実行され、その場合、Iu‐PSチャネルは、SMSをAインタフェース又はIu‐CSインタフェースにおけるのと同一の方法で移送している。従って、SMSと同様に回線交換サービスを搬送するのに適するインタフェースであるという理由により、本発明はIu‐PSのようなインタフェースにも適用可能である。GSM無線アクセスネットワークのBTSノードがGbインタフェースを介してSGSNノードに接続している場合にも同様のことが当てはまる。
レガシーGSMネットワークについて述べると、本発明に係る無線ネットワークインタフェースは、BSCノードのようなGSM無線アクセスネットワークのノードと更に別のGSMネットワークノードとの間の通信に関与する無線ネットワークインタフェースであってもよい。この更に別のノードは、例えば、BTSノードのようなGSM無線アクセスネットワークの別のノード又はMSCのようなGSMコアネットワークのノードであってもよい。GSMネットワークの場合、そのようなインタフェースの一例は、Aインタフェース又はAbisインタフェースである。ネットワークノード間の回線交換動作又は回線交換サービスに関する通信を可能にするのであれば、他のインタフェースも適していることは当業者には認識されるだろう。
以上の説明から、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースは、Iu-PSインタフェースにより表されるように無線アクセスネットワークノードとパケット交換ノードとの通信にも関与できることがわかる。本発明を考慮してIu‐PSインタフェースの更なる詳細に関しては以下の説明を参照。
言い換えれば、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースは、一実施例に係る無線アクセスネットワークに属する少なくとも1つのノードの通信に関与するインタフェースである。
コントローラエンティティ200は、通常は上述の無線ネットワークインタフェースを介して受信されるか又は移動端末に向けて送信されるショートメッセージに関連する機能を処理することが可能なエンティティである。
ネットワークエンティティ10に含まれるアダプタエンティティ100は、IPマルチメディアサブシステム(IMS)側150を介してメッセージを交換するエンティティである。更にアダプタエンティティ100は、先に説明した無線ネットワークインタフェース40に従ってコントローラ側120を介してコントローラエンティティ200とショートメッセージを交換するように構成される。IPマルチメディアサブシステム側150及びコントローラ側120は、アダプタエンティティ100と他のエンティティとの間のメッセージ又はショートメッセージの交換を可能にするアダプタエンティティ100のインタフェース部分又はインタフェースコンポーネントを表す。尚、IPマルチメディアサブシステム側150を介して交換されるメッセージは、例えば、ショートメッセージ(例えば、SMS)又はインスタントメッセージIMのようなユーザメッセージを表す。一実施形態によれば、IPマルチメディアサブシステム側を介して交換されるメッセージは、セッション開始プロトコルSIPメッセージに含まれてもよい。しかし、上述のメッセージは、IMSアーキテクチャの2つのデバイスの間の通信を確立させ且つ管理する他のプロトコルを介する場合にも同等に交換されてもよいので、本発明は上記のような例に限定されない。コントローラ側を介して交換されるショートメッセージは、例えば、既知のSMSメッセージのようなユーザメッセージでもある。アダプタエンティティ100は、図1に図中符号50により示されるIMSアーキテクチャとの間でメッセージを交換するように構成される。従来知られているように、種類の異なるユーザ端末、例えば、移動端末又は固定端末を互いに通信させるか又はネットワークエンティティ10を介して到達可能なレガシーデバイスと通信させ且つインタフェース42を介してネットワークエンティティ10と通信させるためにいくつかのネットワークを都合よく統合することにより、IMSは実現されてもよい。インタフェース42は、例えば、他のMSC(図示せず)のような他のコアネットワークノードに対して通信するいくつかのインタフェースを表してもよい。UMTSネットワークなどの既知のネットワークにおいて、そのようなインタフェースは、Eインタフェース又はG(更にはGd)インタフェースなどである。尚、ネットワークエンティティ10は、RANネットワークノードと通信するように更に構成されてもよい。そのような通信は、インタフェース40を介して又はインタフェース40と同一の規格に準拠する別のインタフェース(図示せず)を介して実行されてもよい(標準的で好適な解決法である)が、専用のインタフェースを通信に使用するほうが適当である場合には異なる仕様に準拠するインタフェースを介して実行されてもよい。
アダプタエンティティ100は、メッセージ適応を実行するように更に構成される。詳細には、ネットワークエンティティ100は、IPマルチメディアサブシステム側150を介して交換されるメッセージをコントローラ側120を介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させること及び/又はコントローラ側120を介して交換されるショートメッセージをIMS側150を介して交換されるのに適する第2のフォーマットに適応させることを実行可能である。言い換えれば、アダプタエンティティ100は、IMS側150を介してIMS50との間で交換されるユーザメッセージをコントローラ200により処理可能な第1のフォーマットに適応させることが可能である。コントローラ200は、コントローラ側120を介して適応済みメッセージを受信する。従って、第1のフォーマットは、上述の無線ネットワークインタフェースに適合するフォーマット又は上述の無線ネットワークインタフェースを介して交換されることが可能なフォーマットであってもよい。上述のように、第1のフォーマットへの適応の代わりに又はそれに加えて、アダプタエンティティ100は、コントローラ側120を介してコントローラエンティティ200との間でショートメッセージを更に交換し且つIMS側150を介してIMS50との間でそれらのメッセージを交換できるようにそれらのメッセージを第2のフォーマットに適応させることが可能である。一実施例によれば、第2のフォーマットは、IMS内で通信を確立させ且つ管理することが可能なプロトコルを介して搬送されるのに適するフォーマットであってもよい。一例によれば、第2のフォーマットは、適応済みメッセージをSIPメッセージの中で搬送させるのに適するフォーマットである。
言い換えれば、アダプタエンティティ100は、IMSアーキテクチャで交換されるメッセージを上述の無線ネットワークインタフェースを介してメッセージを搬送又は交換するのに適する第1のフォーマットに適応させること又は変換することが可能である。
アダプタエンティティ100が上記のような特定の構成であるため、IMS50へ送信されるメッセージ又はIMS50から受信されるメッセージは、それぞれ上述の無線ネットワークインタフェースを介して無線アクセスネットワークにアクセスする移動端末から受信されるか又はそのような移動端末へ転送されるかのようにコントローラエンティティ200には見えるように、インタフェース40を介してコントローラエンティティ200で受信されるか又はコントローラエンティティ200により転送される。従って、メッセージがIMSドメインから転送されること又はIMSドメインで受信されることがコントローラエンティティ200で明らかに透明なので、コントローラエンティティ200は、メッセージが無線ネットワークインタフェースを介して移動端末との間で直接交換されるかのように動作する。そのため、コントローラエンティティ200は、インタフェース40を介してメッセージを受信した場合又はインタフェース40へ転送されるメッセージをインタフェース42から受信した場合、コントローラエンティティ200により転送されるメッセージ又はコントローラエンティティ200で受信されるメッセージに関する標準機能に従ってそれらのメッセージを処理する。詳細には、インタフェース40を介して受信されるメッセージは、コアネットワークインタフェース42などを介して受信されるのではなく、無線ネットワークインタフェース40を介して受信されるため、コントローラエンティティ200は、それらのメッセージに対してサービングコントローラエンティティとして動作する。同様に、コントローラエンティティ200は、インタフェース40及びアダプタエンティティ100を介してIMS50へ送信されるべきメッセージをコアネットワークインタフェース42ではなく無線ネットワークインタフェース40に従って転送するため、それらのメッセージに対してサービングコントローラエンティティとして動作する。一例としてUMTSネットワーク又はGSMネットワークに関連して説明すると、サービングネットワークノードは、実際には、移動端末が接続されているRANノードとの間の通信を実行するコアネットワークのノードを表す。従って、サービングノードは、例えば、サービングノードと直接通信しているRANに接続された移動端末との間で交換される通話又はメッセージに関連するサービスを開始又は終了する必要がある。これに対し、コアネットワークインタフェース42を介してメッセージを受信しているコアネットワークノードは、通話又はメッセージに関連するサービスを開始又は終了することがない。サービングノードは通話又はメッセージを開始又は終了する必要があるからである。
同様に以下に更に詳細に説明される一実施例において、コントローラエンティティ200は、標準MSCの機能の少なくとも一部を含む場合、架空移動端末に対応するMSCとして動作する。架空移動端末はアダプタエンティティ100を介して得られ、アダプタエンティティ100は、メッセージが移動端末に対応するように見えるように、無線アクセスネットワークインタフェースにおいてメッセージを変換する。
一実施例において、ショートメッセージ機能は、CAMEL規格に基づくサービスに関連する機能を含む。従って、コントローラエンティティ200はSMSに関連するCAMEL機能を実現してもよい。既知のように、CAMELサービスは、移動端末をサーブするMSCで開始又は終了される。このような構成であるため、CAMEL機能を実現するコントローラエンティティは、物理的にはIMS50に配置されるがアダプタコントローラ100及びインタフェース40を介してコントローラエンティティ200にアクセスするあらゆるユーザデバイスに対して、サービングMSCになるだろう。従って、CAMEL機能(例えば、既存のMSCから再利用される)を実現するコントローラエンティティ200は、アダプタエンティティ100からインタフェース40を介して受信されるメッセージに対してCAMELサービスを起動する(又はCAMELサービスを開始する)。更に、コントローラエンティティは、アダプタエンティティ100又はインタフェース40へ転送されるべきメッセージに対してCAMELサービスを終了してもよい。このように、実際はIMS50のユーザデバイスから送出されるメッセージ又はそのようなユーザデバイスに向けられたメッセージに対しても、標準MSCで通常利用可能な標準CAMELサービスが開始され且つ終了される。アダプタエンティティ100がこのような特定の構成であるため、更なるシステム統合、既存の機能の再設計又は新たなサービスの開発を全く必要とせずに既存のCAMEL機能を再利用できるという利点が得られる。従って、GSMネットワーク又はUMTSネットワークのようなレガシーネットワークとIPマルチメディアサブシステムとの間のメッセージの交換を適応させる場合にシステム統合及びシステム開発の労力が最小限に抑えられるという意味で本発明の利点を実現できる。従って、このようにして得られるネットワークエンティティ又はシステムは、単純に実現可能な構造である。この利点も、先に説明したようにIMS50へ/からのメッセージを無線ネットワークインタフェースに適応又は変換することが可能なアダプタエンティティ100の特定の構成によって得られる。
上記の実施例は、IMS50の移動デバイスから送出されるショートメッセージ又は移動デバイスで受信されるショートメッセージに関連していた。しかし、IMS50のユーザデバイスがレガシーネットワークのユーザデバイスへインスタントメッセージ(IM)を送出する場合にも同じことが考えられる。すなわち、IMメッセージはアダプタエンティティ100へ配信され、アダプタエンティティ100は、IMメッセージをインタフェース40及びコントローラエンティティ200を介してレガシーネットワークの移動ユーザへ配信されるべきショートメッセージに適応又は変換する。同様に、IMSユーザデバイスとのIMセッションに属するショートメッセージは、コントローラエンティティ200でショートメッセージとして受信され、インタフェース40を介してアダプタエンティティ100へ転送され、アダプタエンティティ100においてIMメッセージとしてIMSデバイスに送信される。このように、ショートメッセージの使用に課金するなどのサービスをコントローラエンティティ200により十分に実行できる。すなわち、そのようなサービスをコントローラエンティティ200により十分に開始又は終了できる。
CAMELサービスに関して以上考察したことは、レガシーネットワークに既に存在する既存の機能又はサービスにも当てはまる。例えば、コントローラエンティティ200がMSCの機能を実現してもよい実施例を更に参照すると、システム統合のための労力を最小限に抑えた上で再利用可能な更なる機能は、例えば、SMSの使用に関連する課金サービス、SMS使用時のローミングサービス、SMSの法的遮断規制などである。この点に関して更に詳細に説明する以下の本明細書の部分を更に参照のこと。
更に本発明は、上記の実施例で説明したSMSに適用可能であるだけでなく、図1に示される第1の実施形態に関連して上述したインスタントメッセージのような他の種類のメッセージにも適用可能である。インスタントメッセージの場合、アダプタエンティティ100は、実際には、IMS50のユーザデバイスから受信されたインスタントメッセージ又はユーザデバイスに向けられたユーザメッセージをインタフェース40を介してコントローラエンティティ200との間で交換されるショートメッセージに適応又は変換するように構成される。従って、コントローラエンティティ200は、先にいくつかの実施例により説明したレガシー機能をIMS50の中に設けられたユーザデバイス(図示せず)との間で交換されるインスタントメッセージに対しても実現してもよい。
これに対し、従来の技術は、回線交換ネットワークのコアネットワークインタフェースとIMSとの間で双方向に交換されるメッセージの変換を実行する。そのような場合、CAMEL規格により規定されるような機能を開始又は終了することは不可能である。実際、従来の技術では既知であり且つ先に説明したように、サービングコントローラエンティティで実現されるCAMELサービス並びに他のレガシーサービスを、移動端末が接続されているRANと通信しない回線交換ネットワークのコアネットワークノードで開始(すなわち、起動)又は終了することはできない。実際、例えば、通話又はメッセージに関連するサービスを開始又は終了するためのトリガは、コアネットワークインタフェース42ではなく、無線ネットワークインタフェース40を介して移動端末からメッセージを受信すること又は移動端末へメッセージを転送することにより表されると言うことができる。従来の技術では、入念な考察及び研究の後に本本発明者が発見したようなサービスの自動的な開始又は終了を実行することは不可能であるので、従来の技術には本明細書の冒頭部分で述べた欠点があると考えられるだろう。言い換えれば、従来の技術においては、本発明と同一の機能を得るために既存のサービスの再設計又は適応、もしくは新たなサービスの開発が必要であり、それにより、労力は増し且つシステムは更に複雑になる。これに対し、本発明は、単純であると同時に効果的な方法を提供する。
本発明の第1の実施形態の変形によれば、無線ネットワークインタフェースは、無線アクセスネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースであってもよい。無線アクセスネットワークノードの例は、UMTSを考慮に入れた場合のノードB又は無線ネットワークコントローラRNCである。GSMネットワークにおいて、無線アクセスネットワークノードはBTS又はBSCを含む。コアネットワークノードの一例はMSCである。従って、一実施例においてUMTSに言及する場合、無線ネットワークインタフェースは、ETSI規格により定義されるIuインタフェースであってもよい。別の実施例によれば、無線ネットワークインタフェースは、更に詳細には、RNCとMSCとの間のIu‐CSインタフェース又はRNCとSGSNとの間のIu‐PSであってもよい。別の実施例によれば、無線ネットワークインタフェースは、ノードBとRNCとの間のIubインタフェースであってもよい。一例としてGSMネットワークを考えると、無線ネットワークインタフェースはAインタフェース又はAbisインタフェースであってもよい。
一実施例において、第1の実施形態に係るネットワークエンティティは、無線ネットワークインタフェースを介して受信されるショートメッセージに関連するサービス又はアプリケーションを開始すること及び終了することのうち一方を実行してもよい。言い換えれば、ネットワークエンティティ(一実施例において、ネットワークエンティティ中のコントローラエンティティ)は、無線ネットワークインタフェース40を介してIMS側からショートメッセージを受信すると、受信したメッセージに関連するサービス又はアプリケーションを開始してもよい。例えば、IMSネットワークの端末へ配信されるように無線ネットワークインタフェース40を介して転送されるべきメッセージの場合、ネットワークエンティティ(又はコントローラエンティティ)は、対応するサービス又はアプリケーションを終了してもよい。本明細書の別の部分で述べたように、それらのサービス又はアプリケーションは、例えば、CAMEL規格に準拠するか、課金、法的遮断規制などに関連するサービス又はアプリケーションであってもよい。従って、一実施例において、コントローラエンティティは、インタフェース40から受信され且つGSMネットワーク、UMTSネットワーク又はGPRSネットワークの端末に向けられたショートメッセージに対して課金アプリケーション又は課金サービスを開始してもよい。同様に、GSM端末、UMTS端末又はGPRS端末から受信されるメッセージが無線ネットワークインタフェース40を介してIMS端末に向けて転送されるべきである場合、コントローラエンティティは、それらのメッセージ及びそれらのメッセージに対する課金に関連するサービスを終了してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る第1のフォーマットは、上記の無線ネットワークインタフェースのうち1つを介して交換されるSMS規格に従ってユーザメッセージに対応するフォーマットであってもよい。SMSは従来技術において既知であり、いくつかの規格に準拠する。TS24.008はそのうちの1つであり、本明細書において単なる一例として挙げられる。本明細書においては一般にSMSにより表されるものについて説明するので、当業者がSMSに適用可能だろうと認識する他の規格又は他の仕様も含まれるため、本発明に係るSMSはTS24.008規格に記載される機能に限定されない。
第1の実施形態に係る第2のフォーマットは、オプションとしてIMSを介して交換されるショートユーザメッセージに従ったフォーマットであってもよい。第2のフォーマットは、IMSを介して交換されるインスタントメッセージに従ったフォーマットであってもよい。尚、IMSはネットワークアーキテクチャを表し、従って、ショートメッセージ又はインスタントメッセージに対して使用される現在のフォーマットは、IMSにおいて実現され且つそれらのメッセージを搬送する現在のネットワークに応じて異なる。
第1の実施形態に係るネットワークエンティティは、少なくともプロトコル機能のサブセットを処理するプロトコルスタックハンドラ(図1には図示せず)をオプションとして備えてもよく、このプロトコル機能のサブセットは、IMS50を介するメッセージの交換に関連する機能を少なくとも含む。そのような構成の一例が以下に説明される図5にも示される。図5は、本実施形態に係るネットワークエンティティ10の一実施例を表すMSC‐ASを示す。図5において、プロトコルスタックハンドラは図中符号1300により示される。尚、任意のプロトコルスタックハンドラは、ネットワークエンティティ10の他のエンティティ又は構成要素とは別に実現される必要はない。実際、別の実施例によれば、プロトコルスタックハンドラはアダプタエンティティ100に含まれてもよい。このプロトコルスタックハンドラにより実現されるプロトコル機能は、一実施例において、IMS50内でメッセージを処理するためのSIP機能のサブセットを含む。実現されるSIP機能のサブセットは、ショートメッセージ及び/又はインスタントメッセージ、並びに/あるいは例えば音声に関連する他の機能を含んでもよい。IMS内における通信を確立させ且つ管理することが可能であるならば、他のプロトコルも本発明に適用するのに適すると思われるので、本発明はSIPプロトコルスタックの実現に限定されない。
第1の実施形態、もしくは先に説明したその更なる実施例又は変形に係るネットワークエンティティ10は、回線交換ネットワークに特有のショートメッセージアプリケーションに関連するショートメッセージ機能を含むショートメッセージ機能をコントローラエンティティが提供できるように更に構成されてもよい。言い換えれば、コントローラエンティティ200は、ショートメッセージサービスを提供するのに適するアプリケーションに関連するいくつかの機能を任意に実現してもよい。それらのアプリケーションは、回線交換ネットワークに対して既に利用可能な典型的なアプリケーション又は標準アプリケーション(先に説明した意味で)であってもよい。上述のショートメッセージアプリケーションに関連するショートメッセージ機能は、一実施例において、例えば、レガシー無線ネットワークに利用可能であるとしてCAMEL規格に従って開発されたアプリケーションを含む。従って、CAMEL規格に基づいてアプリケーションを実現するコントローラエンティティ200は、ネットワークインタフェース40からメッセージ(すなわち、IMS50から受信され且つアダプタエンティティ100により変換されたメッセージ)を受信した場合又はネットワークインタフェース40へ転送されるべきショートメッセージを受信した場合に、それらのCAMELアプリケーションを開始(例えば、起動)又は終了してもよい。実際、この場合にも、コントローラエンティティ200は、インタフェース40を介して交換されるメッセージに対してはサービングノードである。従って、インタフェース40を介して交換される(又は交換されるべき)メッセージは、CAMEL規格に従って開発されたメッセージと同様にアプリケーションの実行をトリガする。このような構成の利点は、ネットワークエンティティ10で利用可能であり且つインタフェース40を介して交換されるショートメッセージと共に使用するために又は無線ネットワークインタフェースIuを介してGSM移動端末又はUMTS移動端末のような移動端末との間で直接交換されるために開発されたCAMELアプリケーションを再利用できることである。このように、レガシーネットワークとIMSアーキテクチャとの間のメッセージの交換を実行する場合にもシステム統合の労力を最小限に抑えることが可能である。先の場合と同様に、上記の実施例はCAMELサービスに関連して説明された。しかし、本明細書において後で更に説明するように、例えば、ショートメッセージの使用に関する課金、法的遮断規制などの他の機能にも本発明は同等に適用されるだろう。
第1の実施形態に係るネットワークエンティティ10のコントローラエンティティ200は、ショートメッセージサービスに対する課金に関連するショートメッセージ機能を提供するように構成されてもよく、その場合、課金は回線交換ネットワークに特定される。例えば、回線交換ネットワークがGSMネットワーク又はUMTSネットワーク(上述のように、本発明の範囲内では、例えば、RAN又はCNに属するネットワークノード間の全ての回線交換動作又は回線交換サービスを処理するUMTSネットワークの部分を表す)である実施例において。このように、通常はネットワークエンティティ10で開始(すなわち、起動)又は終了される(一実施例においてMSCと同様の)課金機能を、無線ネットワークインタフェースとの間のメッセージの交換の際に(Iuインタフェースの場合と同様に)直接再利用可能である。実際、インタフェース40を介して交換されるメッセージは、コントローラエンティティ200には、移動端末との間で直接交換されているように見える。これにより、レガシーネットワークとIMSネットワークとの間でメッセージを処理する単純且つ効果的な解決法を提供できる。
更に、ネットワークコントローラエンティティが更なるショートメッセージ機能を提供するため、従来の技術とは異なり、ネットワークエンティティ10によりHLRに直接コンタクトできるので、IMS内のHSSにコンタクトする必要がない。HLRは、例えば、コントローラエンティティ200を介して又は図示されない構成要素を介して接続可能である。従って、IMSから受信されるメッセージ又はIMSに向けたメッセージは無線ネットワークインタフェース(例えば、Iu又はA)に適合するフォーマットに変換され、それにより、既存の機能及び手順を余すところなく再利用でき、再設計の労力が最小限に抑えられるので、一般に更に能率的な動作が可能になる。
ネットワークエンティティ10において(例えば、コントローラ100又は図1には示されない更なる構成要素において)実現されてもよい他の機能は、SMSの法的遮断規制に関連する機能であってもよい。そのような実施例のコントローラエンティティ200は、インタフェース40を介して交換されるメッセージを無線ネットワークエアインタフェース(例えば、一例においてはIu(インタフェース))を介して移動端末との間で直接交換されるべきメッセージと同等であるとして検出するので、GSMネットワーク、GPRSネットワーク又はUMTSネットワークのようなレガシーネットワークに既に存在し且つ既に利用可能である法的遮断規制サービス又はアプリケーションを使用することができるだろう。この詳細は、以下に図5に示される実施形態を参照して更に説明される。
第1の実施形態及び上記の例示的な変形に係るネットワークエンティティの任意の変形例において、ネットワークエンティティ10は、IMSとの間で交換されるメッセージがユーザメッセージであるか否かを判定する判定エンティティ(図示せず)を更に任意に備えてもよい。本例において、判定エンティティは別個のエンティティである。しかし、その機能をアダプタエンティティ100又はコントローラエンティティ200のような別のエンティティに統合すること又は別のエンティティの中で実現することも可能である。ユーザメッセージは、ネットワークを介するあらゆる通信が可能な任意のデバイスのユーザにより構成されるか又はそのようなユーザに向けて送信されるメッセージに対応する。従って、そのようなメッセージはシグナリングメッセージとは区別される。従って、判定エンティティ又はこの判定機能を実行する適切なアダプタエンティティ100は、ユーザメッセージとIMS50で交換されるシグナリングメッセージとを識別可能である。このような構成であるため、ネットワークエンティティ10は、IMS50との間で交換されるユーザメッセージに関連するメッセージのみを処理可能であってもよい。ユーザメッセージの例は、SMSのようなショートメッセージ又はインスタントメッセージIMである。当業者には明らかであるように、判定は種々の方法で実行可能である。例えば、判定エンティティがコンバータエンティティ100で実現される場合、IMS側150により受信されるあらゆるメッセージを通過させることにより判定が実行されてもよい。メッセージを通過させることにより、そのメッセージがユーザメッセージを含むか又はユーザメッセージに対応するか又はシグナリングメッセージに関連するかを識別することが可能である。
別の実施例によれば、IMSシステム50との間で交換されるメッセージがユーザメッセージであるか否かの判定は、IMS50との間で交換されるパケット又はメッセージの中に存在する専用フィールドを介して実行可能である。更なる実施例によれば、以下に詳細に説明されるように、ICSIフィールドのようなSIPメッセージの既存のフィールドが使用されてもよい。通常、所定のSIPメッセージの宛先であるか又は所期の目的であるアプリケーションを判定するためにICSI識別子が使用される。SMSサービス又はIMサービスを識別するために専用ICSI値が使用される場合、インタフェース40への/からの変換を実行する目的でこのメッセージをコンバータエンティティ100で変換するために、対応する機能が呼び出されてもよい。更に、ユーザメッセージの種類が更に判定されてもよい。すなわち、変換エンティティ100は、SMS、チャットメッセージ、MMS、EMS、IM又は他のメッセージを識別できる。
第1の実施形態に係るネットワークエンティティ10の更なる実現形態の詳細によれば、ネットワークエンティティ100は、IPマルチメディアサブシステム側150を介してIMS50に設けられた少なくとも1つの呼セッション制御機能エンティティと通信するように更に構成されてもよい。呼セッション制御機能エンティティは、IMSにおける呼セッションを処理し且つ制御する1つ以上の構成要素である。一実施例において、そのようなエンティティは、CSCFノードにおいて規格化された形態で又は必要に応じて都合よく変形された形態で実現されてもよい。IMS側150を介するアダプタエンティティ100と呼セッション制御機能エンティティとの通信は、CSCFとアクセスサーバASとの間でメッセージ又はパケットを交換する適切なIMSインタフェース又はプロトコルに従って実行されてもよい。一実施例において、ISCインタフェースが使用されてもよい。一実施例によれば、ネットワークエンティティ10がMSCアプリケーションサーバ(MSC‐AS)内で実現されている場合、CSCFとMSC‐ASとはISCインタフェースを介して直接通信可能である。これに対し、他の従来の技術では、この通信は、E/Gdインタフェースのような異なるコアネットワークインタフェース間に限り可能である。従って、MSC‐ASにおいて第1の実施形態のネットワークエンティティを実現する場合、IMSシステムのあらゆるCSCFノードは、MSC‐ASを標準アプリケーションサーバとみなし且つ更なる変更又は適応の必要なくMSC‐ASと直接通信することが可能だろう。従って、IMSシステムのユーザは、レガシーネットワーク(ネットワークエンティティ10を介してIMSと通信するGSMネットワーク、GPRSネットワーク又はUMTSネットワークなど)のユーザを標準IMSユーザとみなす。言い換えれば、GSM移動端末、GPRS移動端末又はUMTS移動端末などのレガシーユーザデバイスは、IMSネットワークのあらゆるネットワークデバイス又はあらゆるユーザデバイスにより標準IMSユーザデバイスとみなされる。
同時に、レガシーネットワーク(GSM、GPRS又はUMTSなど)のレガシーユーザデバイスには、IMSユーザデバイスは標準ユーザデバイスとして(それぞれGSMユーザデバイス、GPRSユーザデバイス又はUMTSユーザデバイスとして)見える。従って、本発明は、システムの統合、再設計及び開発に要する労力を最小限に抑えつつ、レガシーネットワーク及びIMSネットワークのユーザ間でメッセージを交換する場合に完全な相互運用性を実現する。
更に、本発明に係るネットワークエンティティは、IMSネットワーク側ではIMSアプリケーションサーバとして見られるが、レガシーGSMネットワーク、レガシーGPRSネットワーク又はレガシーUTMSネットワーク側では標準MSC又は標準MSC‐Sとして見られる。
第1の実施形態の更なる実施例によれば、ネットワークエンティティ10は、加入者がIPマルチメディアサブシステムを介するショートメッセージサービスに適することをホームロケーションレジスタHLRに通知する回路論理を更に備えてもよい(回路論理及びホームロケーションレジスタは共に図1に示されない)。そのような情報は、GMSネットワーク又はUMTSネットワークのようなレガシーネットワーク、もしくはその構成要素に、この加入者がアダプタエンティティ100のIPマルチメディアサブシステム側150を介してSMSサービスに到達可能であることを示す。言い換えれば、そのような加入者を宛先とするメッセージはネットワークエンティティ10へ転送され、ネットワークエンティティ10は必要な適応又は変換を実行する。ホームロケーションレジスタにおける同一の情報は、アダプタエンティティ100のIMS側150を介してIMS50から受信されるメッセージに対しても使用可能である。HLRに関連する動作を実行すること(例えば、CS ATTACHを実行すること)に関する更なる詳細は、本明細書において後に説明される。以下に説明されるように、HLRとの通信を確立させる回路論理の存在により、メッセージの配信を構成するためのネットワーク補助設定を提供できる。
第1の実施形態の上述の実施例又は変形は、明示的又は黙示的に示されるように任意の構成である。更に、第1の実施形態の上述の実施例又は変形は、更なる変形なしに相互動作できる第1の実施形態の任意の特徴を表しているので、それらの実施例又は変形のうちいずれかが互いに組み合わされてもよい。
次に、通信網においてユーザメッセージを処理するシステムに関する本発明の第2の実施形態を示す図2を参照する。システムは、第1のネットワークエンティティ20及び第2のネットワークエンティティ10を備える。
第1のネットワークエンティティ20は、IMSシステムにおける呼セッション制御機能を処理する。呼セッション制御機能は、ユーザデバイス間の通信のための接続を確立させる機能であり、この通信は、音声、SMS又はIMのようなメッセージ、アプリケーション間で交換されるパケット、交換されるマルチメディアコンテンツなどであってもよい。
第2のネットワークエンティティ10は、ユーザメッセージを処理するエンティティであり且つ第1のネットワークエンティティ20との間でメッセージを交換するIPマルチメディアサブシステム側150を備える。
ネットワークエンティティ10は、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースに従ってショートメッセージサービスを交換するコントローラエンティティ側120と、メッセージの適応を実行するように構成されたアダプタエンティティ100とを更に備える。更に詳細には、アダプタエンティティ100は、IPマルチメディアサブシステム側150を介して交換されるメッセージをコントローラ側120を介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させる。アダプタエンティティ100は、コントローラ側120を介して交換されるメッセージをIPマルチメディアサブシステム側150を介して交換されるのに適する第2のフォーマットに適応させるように更に構成されてもよい。
IMS側150及びコントローラエンティティ側120は、ネットワークエンティティ10の構成要素として実現されてもよいが、第1のネットワークエンティティ20との間又は回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースとの間でそれぞれメッセージを交換するアダプタエンティティ100の構成要素として実現されてもよい。無線ネットワークインタフェース又は回線交換ネットワークに関連して第1の実施形態で考慮した事項と同一のことが本実施形態にも当てはまる。同様に、ユーザメッセージ、第1のフォーマット又は第2のフォーマット及びそれに関連して記載される他の用語に関しても、先に第1の実施形態に関して考慮した事項と同一のことが当てはまる。従って、第1の実施形態に関連して説明した部分と同一である第2の実施形態の部分については、先に考慮した事項を参照すること。
第2の実施形態に係るシステムは、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースに従って交換されるショートメッセージに関連するショートメッセージ機能を提供するコントローラエンティティを任意に備えてもよい。従って、任意に配置される第2の実施形態のシステムのコントローラエンティティは、先に第1の実施形態に関連して説明した特徴と同一の特徴を有してもよい。
アダプタエンティティ100及び任意に配置されるコントローラエンティティ200は、同一の第2のネットワークエンティティ10の中で実現されてもよいが、別のネットワークエンティティで実現されてもよい。
第2の実施形態に係るシステムは、IMSネットワークで交換されるメッセージをRANの少なくとも1つのノードを含む無線ネットワークインタフェースを介して送信されるのに適するフォーマットに従って交換されるメッセージに透過的に適応させることにより、第1の実施形態に関連して先に説明した利点と同一の利点を実現する。そのようなインタフェースの例は先に提示されており、本実施形態並びに他の実施形態及びその変形にも同様に適用される。そのため、ネットワークエンティティ10は、IMSシステムとの間で交換されるメッセージに対してはサービングネットワークエンティティとみなされてもよい。サービングネットワークエンティティは、一方の側で無線アクセスネットワークRANの少なくとも1つのノードを含む無線ネットワークインタフェースを介してユーザメッセージを直接交換し且つ無線アクセスネットワークのコアネットワークの他のノードとの間でもメッセージを交換することが可能なネットワークエンティティであるとみなされるべきである。従って、サービングネットワークエンティティは、IMSから受信されるメッセージに対してはエントリポイントとみなされ、IMSへ送信されるメッセージに対しては終端ポイントとしてみなされてもよい。このような特徴のため、サービングネットワークエンティティは、通常、音声又はメッセージングなどの通信動作に関連するサービスを実現する。ユーザメッセージの特殊な例では、サービングネットワークエンティティは、適応済みメッセージ(当初はIMSから受信され、その後にインタフェース40に適応されたメッセージ)の受信時にそれぞれのサービスを開始(すなわち、起動)し且つIMSとの間で交換されるのに適するフォーマットに適応させる必要があるメッセージに対してはサービスを終了する。それらのサービスは、通常、ネットワークノード10(一実施例ではコントローラエンティティ200)において実現される。それらの機能並びにそれらの機能の実施例は、先に第1の実施形態に関連して提示されており、本実施形態にも適用される(CAMEL、課金、法的遮断規制などを参照)。
上述のように、無線ネットワークインタフェース40は、無線アクセスネットワークとコアネットワークノードとの間のインタフェースである。更に一般的には、無線ネットワークインタフェースは、少なくとも1つの無線アクセスネットワークと、無線アクセスネットワーク又はコアネットワークのいずれかに含まれてもよい別のノードとの間の通信に関与するインタフェースを含む。
次に、本発明の第3の実施形態に係る通信網においてメッセージを処理する方法を示す図3を参照する。図3は、その方法の種々のステップを示すフローチャートであり、ステップは、並列ソフトウェア実現例又はハードウェア実現例で実行される処理として実現可能である。しかし、そのようなステップ又は処理は同一の資源(例えば、同一のプロセッサ、同一のメモリ及び必要とされる他の構成要素)を共用することも可能であるので、並列実現例は予測される唯一の実現形態ではなく、各処理又は各ステップにスケジュール方式で又は必要に応じて資源が割り当てられる。
更に詳細には、図3に示される方法は、回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースを介してショートメッセージを交換するステップS100を予測する。
ステップS200において、方法は、IPマルチメディアサブシステムを介してメッセージを交換することを予測する。最後に、ステップS300において、方法は、メッセージ適応を実行することを予測する。更に詳細には、ステップS300は、IPマルチメディアサブシステムを介して交換されるメッセージを回線交換ネットワークを介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させる。
ステップS300で、方法は、回線交換ネットワークを介して交換されるショートメッセージのIPマルチメディアサブシステムを介して交換されるのに適する第2のフォーマットへの適応を更に実行してもよい。
無線ネットワークインタフェース、回線交換ネットワーク、第1のフォーマット及び第2のフォーマット、並びに本実施形態に関して使用される他の用語に関しては、先に第1の実施形態及び第2の実施形態に関連して考慮した事項と同様の事項がそのまま当てはまる。
一実施例において、上述の無線ネットワークインタフェースは、無線アクセスネットワークRANの1つのネットワークエンティティ(例えば、ネットワークノード又はネットワーク要素)と少なくとも1つの別のネットワークエンティティとの間の通信を可能にする無線ネットワークインタフェースであってもよく、その場合、他方のネットワークエンティティは、RANの別のネットワークエンティティ又はコアネットワークCNのネットワークエンティティであってもよい。RAN及びCSは、レガシーGSMネットワーク、レガシーGPRSネットワーク又はレガシーUMTSネットワークの一部であってもよい。先に説明したように、本発明は、回線交換ネットワークに関し、含まれるノードのうち少なくともいくつかのノードを介する回線交換動作又は回線交換サービスを処理するネットワークに関連していることを示唆する。
一実施例において、本実施形態に係る方法は、無線ネットワークインタフェースを介して受信されるショートメッセージに関連するサービス又はアプリケーションを開始すること及び終了することのうち一方を実行するステップを更に含んでもよい。先に第1の実施形態に関連して考慮した事項と同様の事項が本実施形態にも当てはまる。言い換えれば、方法は、無線ネットワークインタフェース40を介してIMS側からショートメッセージを受信した時点で、受信メッセージに関連するサービスを開始すること又はアプリケーションを起動することを予測する。例えば、IMSネットワークの端末に配信するために無線ネットワークインタフェース40を介して転送されるべきメッセージに対して、このステップは、対応するサービス又はアプリケーションの終了を実行する。本明細書の別の部分で述べたように、それらのサービス又はアプリケーションは、例えば、CAMEL規格に準拠するもの、課金、法的遮断規制に関するものなどであってもよい。従って、一実施例において、方法は、GSMネットワーク、UMTSネットワーク又はGPRSネットワークの端末を宛先としてインタフェース40から受信されるショートメッセージに対して課金アプリケーション又は課金サービスを開始してもよい。同様に、方法は、GSM端末、UMTS端末又はGPRS端末から受信されるショートメッセージに関連し且つ無線ネットワークインタフェース40を介してIMS端末へ転送されるべきメッセージに対する課金に関連するサービスを終了する。
第3の実施形態も先に説明した利点と同一の利点を実現する。
第4の実施形態によれば、本発明は、通信網においてメッセージを処理するコンピュータプログラムであって、プログラム可能システムで実行された場合、例えば、図3に示されるようなステップ又は第3の実施形態に関連して先に説明したようなステップをプログラム可能システムに実行させるように構成された命令を備えるコンピュータプログラムを提供する。
プログラム可能システムは、上述の命令を実行するプロセッサと、実行のためにプロセッサに供給される命令を格納する記憶エンティティとを少なくとも備える何らかのデバイスにより表される。そのようなプログラム可能システムのプロセッサを実現するのに適するのは、汎用プロセッサ、DSP、FPGA、ASICなどのような何らかの種類のハードウェアである。記憶エンティティは、メモリ又はハードディスクのような単一の構成要素により実現されてもよいが、例えば、命令及び/又はデータを格納可能な複数のメモリ及び/又はハードディスクを含む種々のメモリ要素の組み合わせにより実現されてもよい。コンピュータプログラムの実行により、先に挙げた実施形態に関連して既に説明した利点を同等に実現できる。
先にいくつかの実施形態に関連して説明した本発明に係るネットワークエンティティは、いくつかの方法で実現可能である。一実施例において、ネットワークエンティティは、従来の技術において既知であるか又は利用可能であるデバイスのうち1つに、例えば、アダプタエンティティ又は任意のエンティティである上述のスタックハンドラエンティティのような追加機能を付加することにより、MSC又はMSC‐Sで実現されてもよい。従って、先に説明したコントローラエンティティは、既にMSC又はMSC‐Sに存在し且つGSM移動端末、GPRS移動端末又はUMTS移動端末のような移動端末に関連する機能を提供する1つ以上の構成要素に対応するだろう。
言い換えれば、本発明に係るネットワークエンティティは、既存のMSC又は既存のMSC‐Sの改良又は適応として実現されてもよいだろう。改良又は適応により得られるネットワークエンティティは、いくつかの機能が都合よく分散されている1つ以上のネットワークデバイスであってもよい。先に説明したように、そのようなデバイスは、GSMネットワーク、GPRSネットワーク又はUMTSネットワークの無線アクセスネットワーク側又はコアネットワークアクセス側からは標準MSC又は標準MSC‐Sのように見える(ただし、回線交換動作又は回線交換サービスを処理可能なデバイスを備える他のネットワークについても同じことが当てはまる)と同時に、IMS側からはアプリケーションサーバとして見えるだろう。そのようなデバイスは、MSC‐ASデバイス、すなわち、MSCアプリケーションサーバエンティティとして見えるだろう。
別の実施形態によれば、本発明に係るネットワークエンティティは、アプリケーションサーバを基礎とし且つメッセージを適応させるネットワークエンティティと、先に説明したようにショートメッセージ機能を提供するコントローラエンティティとをこのアプリケーションサーバに追加することにより実現されてもよい。従って、そのようなネットワークエンティティは、MSC‐ASを得るために既存のアクセスサーバを変形又は適応することにより実現されてもよい。また、そのようなネットワークエンティティは、回線交換ネットワークの無線ネットワークアクセス又はコアネットワークの側からは標準MSC又は標準MSC‐Sとして見えると同時に、IMS側からはアプリケーションサーバとして見えるだろう。
以下に、本発明の利点を提供するMSC‐ASを得るために本発明に係るネットワークエンティティをいかにして実現できるかを示す実施例が提供される。
図4は、本発明に係るIMSネットワークのS‐CSCF要素とMSC‐ASとの間のメッセージの交換を概略的に示す。図4からわかるように、S‐CSCF要素は、SIPユーザネットワークインタフェース又はSIPネットワークを介してネットワークインタフェースへSIPメッセージを交換することが可能である。同時に、S‐CSCF要素は、本発明に従ってMSC‐ASとの間でISC SIPメッセージを交換することが可能である。この特定の実施例ではISC SIPメッセージが選択されるが、S‐CSCF要素とアプリケーションサーバ要素との間でメッセージを交換することが可能なプロトコルであれば、他のプロトコルが実現されてもよい。
上述のように、IMSアーキテクチャにおいて、メッセージを処理するのに適するアプリケーションサーバを提供する手段は他にもいくつかある。1つの手段は、新たなアプリケーションサーバを構築し且つ必要とされるサービスを再構築するという手段である。別の手段は、既存のMSC‐Sをメッセージに対応するアプリケーションサーバに転用する手段である。そのようなノードは次のような特徴を有してもよい。
・MSC‐ASは、IMSアーキテクチャにおいてメッセージアプリケーションサーバとしても動作可能なMSC‐Sノードとみなされてもよい。
・MSC‐ASは、メッセージ処理のためにIMSからの第三者SIPレジスタ及びSIPインバイトを処理してもよい。これはISC基準ポイントにある。
・メッセージ関連SIP方法に加えて、本発明は、IMSコアからMSC‐ASへのSIPメッセージシグナリングの送出受信を更に追加してもよい。
・これは、S‐CSCFにおいてフィルタ基準を設定することにより構成されてもよい。
本発明により、MSCの既存のSMS機能を再利用し且つSMSに関連するサービスを効果的且つ簡単に提供することができる。
SIPメッセージは、IFCを使用してS‐CSCFからMSC‐ASへ送信されてもよい。図4は、本発明に従って提案される高レベルアーキテクチャの一例を示す。SIPメッセージ(カプセル化SMS又は単なるテキストをペイロードとして含む)は、ISCインタフェースを介してMSC‐ASを入力してもよい。
図5は、本発明に係るMSC‐ASの一実施例を示す。図5のMSC‐AS1000は、図1のネットワークエンティティ10の一実施例を示し、このネットワークエンティティに関してはいくつかの実施形態に関連して上述した。構成要素1200は、上記の実施形態で説明されたコントローラエンティティ200を実現する一実施例を表し、本実施例においては、少なくともMSC又はMSC‐Sの標準SMS機能のサブセットを実現する。別の実施例(図示せず)において、コントローラエンティティ200は、GPRSネットワークでも本発明に係るメッセージの処理を可能にするためにSGSNの標準機能を実現してもよい。既存の機能は要素1200の中に統合されてもよいが、更に任意に追加される要素1210、1220及び1230により提供されてもよい。説明される実施例において、要素1210は、SMS機能に対してCAMELを提供するように構成される。要素1220は、SMS機能に対する課金を実行するように構成され、要素1230は、SMS機能に対して法的遮断規制を実行するように構成される。本実現形態によれば、それらの機能がまったく実現されなくてもよく、1つ以上の機能が実現されてもよい。更に、要素1200において図示されない機能が更に実現されてもよく、あるいは要素1200により再利用されるように、図示されない機能が追加要素としてMSC‐ASに追加されてもよい。要素1200は、SMS又はSMS‐Sの標準機能又は利用可能な機能を実行するのに適するか、あるいは他の要素1210〜1230を介して又は外部の要素又はノードから利用可能な要素としてそれらの標準機能又は利用可能な機能とインタフェースするのに適するレガシー要素とみなされてもよい。
図5のMSC‐ASは、上記の実施形態において説明した本発明に係るアダプタエンティティ100の実現例の一例を表すコンバータ1100を更に備える。従って、コンバータ1100は、SIPメッセージフォーマットからSMSフォーマットのショートメッセージへ/SMSフォーマットのショートメッセージからSIPメッセージフォーマットへのメッセージの適応を実行する。SIPメッセージフォーマットは、先に説明した第2のフォーマットの一例である。すなわち、SIPメッセージフォーマットは、SIPプロトコルメッセージ又はIMSにおけるパケットを介してメッセージを交換するのに適するフォーマットである。
これに対し、SMSフォーマットは、同様に先に説明した第1のフォーマットの一例であり、本実施例において、UMTSネットワークのIu又はGSMネットワークのAインタフェースのような無線アクセスネットワークインタフェースに従ってショートメッセージサービスSMSを送信するのに適するフォーマットを表す。
MSC−ASは、先に挙げた実施形態に関連して説明した任意に配置されるプロトコルスタックハンドラを実現する一実施例を表すSIPスタックメッセージハンドラ1300を更に備える。従って、SIPスタックメッセージハンドラは、IMSとの間で交換されるISC SIPメッセージのようなSIPメッセージを受信することが可能である。
尚、コンバータ1100と要素1200との間のインタフェース1140は、UMTSネットワークのIuインタフェース又はGSMネットワークのAインタフェースのような無線ネットワークインタフェースである。従って、IMSメッセージはSMSメッセージに変換され、SMSメッセージは、GMS移動端末、GPRS移動端末又はUMTS移動端末のようなレガシー移動端末から送出されるか又はそのような移動端末により受信されるかのようにMSCの標準機能を表す要素1200で受信される。
図5のMSC‐ASは、HLRとの間で情報を交換することが可能なCS加入者データ要素1400を更に含む。
以下に、本発明のネットワークエンティティ又は先に紹介した例示的なMSC‐ASに関連する更なる実施例を説明する。
MSC‐ASのメッセージコンバータ(図1のアダプタエンティティ100又は上記の実施形態の一実施例を表す)は、SIPメッセージからSMSメッセージフォーマットへの変換(及びSMSを終了するための逆の変換。SMSメッセージフォーマット及びSIPメッセージは、上記の実施形態で説明した本発明に係る第1のフォーマット及び第2のフォーマットの例である)を実行してもよい。更なる処理のために、例えば、SMSの使用又は送信に関連する処理サービスのために、MSC‐ASの既存のSMS機能が使用されるだろう。
尚、図5のネットワークエンティティの実施例は、IMS側からはMSCの機能を実現するアプリケーションサーバに見えることを示すためにMSC‐ASと示されていた。しかし、図5からわかるように、MSC‐ASは、MSC‐S又はSGSNノードの機能を更に提供してもよい(先の説明も参照のこと。コントローラエンティティ1200は、状況に応じて、MSC機能、MSC‐S機能又はSGSN機能を実現してもよい)。従って、そのような場合、図5に示されるデバイスは、エンティティがIMS側からはMSC‐S又はSGSNの機能をそれぞれ提供するアプリケーションサーバに見えることを示すMSC‐S‐AS又はSGSN‐ASと呼ばれてもよい。これら2つの更なる実施例によれば、回線交換ネットワークのコアネットワーク側からは、図5のデバイスはMSC‐S又はSGSNとして見えるだろう。
更に、本発明のネットワークエンティティは、以下に示すような更なる機能を含むように構成されてもよい。
・SIPメッセージはSMSほどサイズの上で制限されないので、MSC‐ASは2つ以上のSMSにわたって1つのSIPメッセージに分割されているメッセージを更に連結してもよい。これはアダプタエンティティ100において任意に実現されてもよい。
・SIPメッセージはSMSほどサイズの上で制限されないので、発信SIPメッセージに関して、MSC‐ASは、1つのSIPメッセージをいくつかの送出SMSに分割する機能を実行できる。これはアダプタエンティティ100において任意に実現されてもよい。
・本発明のネットワークエンティティ(又は一実施例においてはMSC‐AS)は、レガシー回線交換ネットワークで利用可能なSMS‐CS加入者データを考慮するように更に構成されてもよい。CS加入者データに基づいて、MSC‐ASは、
−除外解析(オペレータが判定した除外及び除外補助サービス)
−例えば、グループSMSに対して、同様に既存のCAMELサービス環境を使用する(既存のCAMELサービスの再利用)CAMELトリガ
−SMSプリペイド支援
を実行してもよい。
・法的遮断規制(LI)のためにMSC‐AS遮断アクセスポイントを再利用する。
・MSC‐AS課金インタフェースを再利用する(後処理/請求)。
上記の機能(尚、他の既存の機能も同等に再利用されてもよいので、以上挙げた機能が再利用可能なすべての機能というわけではない)は、図1のコントローラエンティティ200で実現されてもよい。後に図5に示される実施例によれば、これらの機能は、必要に応じて構成要素1200又は構成要素1210〜1230で実現されてもよく、後者の場合、それらの構成要素1210〜1230はレガシー構成要素1200と適宜連係動作するだろう。
任意の一実現形態において、SMSサービスを識別するために、すなわち、SIPメッセージに対してMSC‐ASを起動し且つ専用ICSIが存在すると判定された場合にMSC‐ASがSMSサービスのために起動されたことをMSC‐ASに通知するために専用ICSIを使用することが可能である(この点に関する先の説明も参照)。しかし、MSC‐ASはICSIを参照することなく起動されてもよい。実際、別の実施例によれば、ターゲットアドレスに基づいて及び/又はSIPメッセージを構文解析することにより、SIPメッセージをSMS(又はIM、EMS、MMSなど)として識別することが可能である。
MSC‐ASは、メッセージカウンタ(例えば、今日送出され且つ/又は受信されたメッセージの総数)のようなSMSでは通常搬送不可能な更なる情報をSIPメッセージに追加することもできる。メッセージカウンタは、MSC‐ASにより又は状況に応じて外部デバイスにより加入者データに格納されることが可能である。
SIP MESSAGEでSMSが送出されることを示す信号をS‐CSCFに伝送するためにサービスインジケータが使用される場合、2つ以上のメッセージが支援されなければならないのであれば、UE及びMSC‐ASは、メッセージ交換の種類を互いに対して示す。例えば、SMS、チャット、MMS、IMなどを判別することが可能である。その目的のためにIMS通信サービス識別子が使用されてもよい。すなわち、IMS通信サービス識別子は次のように使用されてもよい。
・MSC‐AS及びUEにおいて、正しいアプリケーションを発見するため(複数のアプリケーションがある場合)に使用される。
・MSC‐ASは、「テレフォニーサーバ」と「メッセージングGW」の役割を判別するためにICSIを使用してもよい。
・S‐CSCFにおいては正しいASを起動するために使用されてもよい。
SMS/SIPメッセージ支援を終了するために、MSC‐ASは、
・このMSC‐ASを介して加入者がSMSに到達可能であることをHLR/HSSに通知するためにCS接続を実行する(これは、SMSに関してMSC−ASの新たな機能であってもよい)か、又は
・SMS配信のためにMSC‐ASからHLR/HSSへ登録するようにTS23.204(5.2.3)に指定されているようにHLR/HSSに向かってJインタフェース又はShインタフェースを使用する(すなわち、このように既存の更なる機能が適応又は拡張されてもよい)を実行しなければならない。
CSアタッチの場合、HPLMNオペレータは、複数のデバイスからの同時CSアタッチを支援しなければならない。すなわち、ユーザは同一のMSISDN又は最大3つのデバイスに到達可能であってもよい(現在の開発状況では3つが最大であると思われるが、通常電話+Eメール用デバイス+ラップトップで3つのSIMが必要とされるような使用状況に対応することも実現例上の選択肢である。しかし、本発明は、4つ以上のデバイスが支援される場合にも使用されてよい)。
ユーザがテキストに対してもIMS登録されている場合、MSC‐ASは、ユーザが接続される可能性がある(例えば、UEがLTEでキャンプオンしており且つCSフォールバックが有効になる場合)他のMSCサーバを介してではなく、MSC‐ASを介してSMSが配信されることをHLRに示してもよい(例えば、USSDメッセージを使用して)。
IMS登録が失効したか又はUEが登録解除を実行した場合、
・MSC‐ASは、例えば、USSDコマンドを使用して、このプレファレンスを除去するのが好ましい。
・あるいは、UEの挙動は、例えば、UEがUSSDメッセージを使用して、CSを介してSMSが配信されることをHLRに示すというものであってもよい。
上記の手順は新たな手順であってもよく且つMSC‐ASはHLRに向かってUEとして動作してもよい。利用可能になっているいくつかのネットワークにおける既存の方法では、UEは、SMS配信に好適な端末でこの選択を実行しなければならない。すなわち、ネットワーク支援はまったくない。これに対し、本発明の更なる任意の実現例によれば、SMS配信に際してネットワークの支援を受けることが可能であるので、既存のサービス及び新たなサービスを容易に提供可能な進化したシステムが得られる。
本発明、その実施形態及び例示的な実施例に適用可能であるとして既に挙げた利点に加えて、本発明及びその更なる任意の態様に関連する上記の説明に基づいて以下の利点が更に提供される。
−独立IP‐SM‐GWを使用し且つ統合する必要なく、MSCの既存のSMS機能をSMSoIPに再利用できる。
−SMSセンター、課金システム、法的遮断規制及びCAMEL/INサービスセンターを指向する既存のインタフェースを再利用できる。
−任意にSMSの標識としてISCIを使用できるので、メッセージの種類の判定及びその後の処理が容易になる。
−アダプタとして動作し且つSMSバックエンドに対してSIPメッセージングを相互動作するMSC‐SへISCインタフェースを介してSMSを送出できる。
−MSC‐ASは、SMSでは搬送不可能なSIPメッセージに情報を追加できる。
−HLR機能を使用して、すなわち、TS23.204に従ったHSSにおけるSMSoIP拡張を使用せずに、SMS配信のためにSMSoIPを優先できる。
以上の説明において、ネットワークエンティティ又はコンポーネントエンティティ(コントローラエンティティ又はアダプタエンティティなど)に関して説明した。上述のように、それらのエンティティは1つのネットワークノード又はネットワークデバイスで実現されてもよいが、必要な機能が適切に分散されている複数のネットワークノード又はネットワークデバイスで実現されてもよい。
更に、いくつかの実施形態及びその特徴が必要に応じて置き換えられてもよいことは明らかである。以上説明したことを大幅に変更する必要なく実施例(又はその一部)のあらゆる組み合わせが可能であることが認識されるので、いくつかの実施例は必要に応じて更に組み合わされてもよい。
あらゆる面で限定的ではなく例示的であることを意図した特定の実施形態及び実施例に関連して本発明を説明した。本発明の実施に際してハードウェア、ソフトウェア及びファームウェアの多くの異なる組み合わせが適切であることは当業者には理解されるだろう。更に、本明細書において開示された本発明の明細書及び実施形態を考慮することにより、本発明の他の実現例が当業者には明らとなるだろう。本明細書及び実施例は単なる例と考えられることを意図する。このために、本発明の態様は先に開示された1つの実現形態又は構成のすべての特徴に含まれるわけではないことを理解すべきである。従って、本発明の真の範囲及び趣旨は添付の特許請求の範囲により示される。
本明細書においてコントローラ、アダプタ又はネットワークエンティティなどの用語が使用される場合、それらの要素がどのように分散されるかに関して及びそれらの要素がどのように結集されるかに関して制限はまったく課されない。すなわち、ユニット、要素又はエンティティの構成部分は、所期の機能を実現するために種々のソフトウェアコンポーネント又はハードウェアコンポーネント、あるいはデバイスに分散されてもよい。また、所期の機能を提供するために、複数の別個の要素が更に結集されてもよい。
ネットワークエンティティ又は要素又はネットワークデバイス、あるいはネットワークノードなどの上記のユニットのいずれか1つは、ハードウェア、ソフトウェア、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)又はファームウェアなどで実現されてもよい。
本発明の更なる実施形態において、コントローラ又は受信機のような上述の部分及び/又は請求の範囲において記載される部分(それらに限定されない)のいずれか1つは、対応する制御手段又は受信手段と置き換えられてもよい。
便宜を考慮して、いくつかの略語のリストを以下に挙げる。
GAN 汎用アクセスネットワーク
CAN‐C GANコントローラ
EPS 発展型パケットシステム
IM インスタントメッセージ
NAS ネットワークアクセスシグナリング
VOLGA 汎用アクセスを介するVoice over LTE

Claims (17)

  1. 通信網においてメッセージを処理するネットワークエンティティ(10)であって、
    回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェース(40)に従って交換されるショートメッセージに関連するショートメッセージ機能を提供するコントローラエンティティ(200)と、
    IPマルチメディアサブシステム側(150)を介してIPマルチメディアサブシステム(50)との間でメッセージを交換し、前記無線ネットワークインタフェース(40)に従ってコントローラ側(120)を介して前記コントローラエンティティ(200)との間でショートメッセージを交換するアダプタエンティティ(100)であって、前記IPマルチメディアサブシステム側(150)を介して交換されるメッセージを前記コントローラ側(120)を介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させること、及び、前記コントローラ側(120)を介して交換されるショートメッセージを前記IPマルチメディアサブシステム側(150)を介して交換されるのに適する第2のフォーマットに適応させること、のうち少なくとも一方を実行するように構成されたアダプタエンティティ(100)と、
    を備えることを特徴とするネットワークエンティティ(10)。
  2. 前記無線ネットワークインタフェース(40)は、無線アクセスネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースを含むことを特徴とする請求項1記載のネットワークエンティティ(10)。
  3. 前記コントローラエンティティは、前記無線ネットワークインタフェースを介して受信されるショートメッセージに関連するサービス又はアプリケーションの開始及び終了のうち少なくとも一方を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のネットワークエンティティ(10)。
  4. 前記第1のフォーマットは、無線ネットワークインタフェースを介して交換されるショートメッセージサービス規格に従ったフォーマットを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネットワークエンティティ(10)。
  5. 前記第2のフォーマットは、前記IPマルチメディアサブシステムを介して交換されるショートメッセージ及びインスタントメッセージのうち少なくとも一方に従ったフォーマットを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のネットワークエンティティ(10)。
  6. 少なくともプロトコル機能のサブセットを処理するプロトコルスタックハンドラを更に備え、前記サブセットは、前記IPマルチメディアサブシステムを介したメッセージの交換に関連する機能を少なくとも含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のネットワークエンティティ(10)。
  7. 前記ショートメッセージ機能を提供する前記コントローラエンティティは、前記回線交換ネットワークに特有のショートメッセージアプリケーションに関連するショートメッセージ機能をさらに提供することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のネットワークエンティティ(10)。
  8. 前記ショートメッセージ機能を提供する前記コントローラエンティティは、前記回線交換ネットワークに特有のショートメッセージサービスに対する課金に関連するショートメッセージ機能をさらに提供することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のネットワークエンティティ(10)。
  9. 前記IPマルチメディアサブシステムとの間で交換されるメッセージがユーザメッセージであるか否かを判定する判定エンティティを更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のネットワークエンティティ(10)。
  10. 前記IPマルチメディアサブシステム側(150)を介してメッセージを交換する前記アダプタエンティティ(100)は、前記IPマルチメディアサブシステム(50)に設けられた少なくとも1つの呼セッション制御機能エンティティと通信するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のネットワークエンティティ(10)。
  11. 加入者が前記IPマルチメディアサブシステムを介してショートメッセージサービスに到達可能であることをホームロケーションレジスタに通知する回路を更に備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のネットワークエンティティ(10)。
  12. 通信網においてユーザメッセージを処理するシステムであって、
    IPマルチメディアサブシステムにおいて呼セッション制御機能を処理する少なくとも1つの第1のネットワークエンティティ(20)と、
    ユーザメッセージを処理する第2のネットワークエンティティ(10)と、
    を備え、前記第2のネットワークエンティティは、
    −前記少なくとも1つの第1のネットワークエンティティとの間でメッセージを交換するIPマルチメディアサブシステム側(150)と、
    −回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースに従ってショートメッセージサービスを交換するコントローラエンティティ側(120)と、
    −前記IPマルチメディアサブシステム側(150)を介して交換されるメッセージを前記コントローラ側(120)を介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させること、及び、前記コントローラ側(120)を介して交換されるショートメッセージを前記IPマルチメディアサブシステム側(150)を介して交換されるのに適する第2のフォーマットに適応させること、のうち少なくとも一方を実行するように構成されるアダプタエンティティ(100)と、
    を備えることを特徴とするシステム。
  13. 前記無線ネットワークインタフェース(40)は、無線アクセスネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースを含むことを特徴とする請求項12記載のシステム。
  14. 通信網においてメッセージを処理する方法であって、
    回線交換ネットワークの無線ネットワークインタフェースを介してショートメッセージを交換するステップ(S100)と、
    IPマルチメディアサブシステムを介してメッセージを交換するステップ(S200)と、
    前記IPマルチメディアサブシステムを介して交換されるメッセージを前記回線交換ネットワークを介して交換されるのに適する第1のフォーマットに適応させること、及び、前記回線交換ネットワークを介して交換されるショートメッセージを前記IPマルチメディアサブシステムを介して交換されるのに適する第2のフォーマットに適応させること、のうち少なくとも一方を実行するステップ(S300)と、
    を備えることを特徴とする方法。
  15. 前記無線ネットワークインタフェースを介して受信されるショートメッセージに関連するサービス又はアプリケーションを開始し、終了するステップを更に備えることを特徴とする請求項14記載の通信網においてメッセージを処理する方法。
  16. 前記無線ネットワークインタフェース(40)は、無線アクセスネットワークノードとコアネットワークノードとの間のインタフェースを含むことを特徴とする請求項14又は15記載の通信網においてメッセージを処理する方法。
  17. 通信網においてメッセージを処理するためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータにおいて実行された場合、前記コンピュータに請求項14から16のいずれか1項に記載の方法ステップを実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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