JP2012525353A - 置換型イソオキサゾリン化合物およびその前駆体の調製方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
R1は、H、CH3、CF3、CH2CH3、CH2CF3、Cl、Br、I、CN、NO2、SF5、OCH3、OCF3、またはOCHF2から選択され、
R2は、H、F、Cl、Br、I、またはCF3から選択され、
R3は、H、F、Cl、Br、またはCNから選択され、
R4は、H、F、Cl、Br、I、またはCF3から選択され、
R5は、H、F、Cl、またはCF3から選択され、
R8は、H、C1〜C6-アルキル(n個の置換基R10で場合により置換されていてもよい)、またはZ-Aから選択され、
ここで、
Zは、化学結合、CH2、CH2CH2、またはC=Oであり、かつ
Aは、
よりなる群から選択され、
あるいは
nは、1、2、3、または4から選択される整数であり、かつ
各R10は、nの値とは独立して、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、-SCN、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ-C1〜C6-アルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル、-Si(R17)2R18、-OR11、-OSO2R11、-SR11、-S(O)mR11、-S(O)nN(R12)R13、-N(R12)R13、-C(=O)N(R12)R13、-C(=S)N(R12)R13、-C(=O)OR11、1、2、3、4、もしくは5個の基R14で置換されていてもよいフェニル、ならびに環員としてN、O、S、NO、SO、およびSO2から選択される1、2、もしくは3個のヘテロ原子もしくはヘテロ原子団を含有する三員、四員、五員、六員、もしくは七員の飽和、部分不飽和、もしくは芳香族のヘテロ環式環(ただし、ヘテロ環式環は、1個以上の基R14で置換されていてもよい)よりなる群から選択され、
または2個のビシナル結合基R10は、一緒になって、=CR15R16、=S(O)mR11、=S(O)mN(R12)R13、=NR12、=NOR11、および=NNR12から選択される基を形成し、
または2個の基R10は、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、三員、四員、五員、六員、七員、もしくは八員の飽和もしくは部分不飽和の炭素環式もしくはヘテロ環式(環員としてN、O、S、NO、SO、およびSO2から選択される1、2、もしくは3個のヘテロ原子もしくはヘテロ原子団を含有する)の環を形成し、
ここで、
R11は、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル(ただし、4つの最後に挙げた基は、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化および/もしくは酸素化されたものであってもよく、かつ/またはC1〜C4アルコキシから選択される1〜2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tertブチルジメチルシリル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フェノキシ(フェニル、ベンジル、ピリジル、およびフェノキシは、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたものでありうるか、かつ/またはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシよりなる群から選択される1〜3個の置換基を有しうる)、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルよりなる群から選択され、
R12、R13は、互いに独立して、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル(ただし、4つの最後に挙げた基は、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化および/もしくは酸素化されたものであってもよく、かつ/またはC1〜C4アルコキシから選択される1〜2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tertブチルジメチルシリル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フェノキシ(フェニル、ベンジル、ピリジル、およびフェノキシは、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたものでありうるか、かつ/またはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシよりなる群から選択される1〜3個の置換基を有しうる)、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルよりなる群から選択され、
またはR12およびR13が同一の窒素上で隣接する場合、2つの隣接するRは、C2〜C6アルキレン鎖を形成することによりそれらを有する窒素原子と一緒になって三員〜七員の飽和、部分飽和、もしくは不飽和の環を形成してもよく、
この場合、アルキレン鎖は、1〜2個の酸素原子、硫黄原子、もしくは窒素原子を含有していてもよく、かつ場合によりハロゲン原子、C1〜C4-ハロアルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-ハロアルコキシで任意に置換されていてもよく、
各R14は、各存在に依存せずにかつ互いに独立して、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル(ただし、4つの最後に挙げた基は、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化および/もしくは酸素化されたものであってもよく、かつ/またはC1〜C4-アルコキシから選択される1〜2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tertブチルジメチルシリル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フェノキシ(フェニル、ベンジル、ピリジル、およびフェノキシは、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたものでありうるか、かつ/またはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシよりなる群から選択される1〜3個の置換基を有しうる)、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルよりなる群から選択され、
または2個のR14は、一緒になって、=C(C1〜C4-アルキル)2、=N(C1〜C6-アルキル)、=NO(C1〜C6-アルキル)、=Oを形成してもよく、
または2個のR14が窒素原子上で隣接する場合、2つの隣接するR14は、C2〜C6アルキレン鎖を形成することによりそれらを有する窒素原子と一緒になって三員〜七員の飽和、部分飽和、もしくは不飽和の環を形成してもよく、この場合、アルキレン鎖は、1〜2個の酸素原子、硫黄原子、もしくは窒素原子を含有していてもよく、かつハロゲン原子、C1〜C4-ハロアルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-ハロアルコキシで任意に置換されていてもよく、
R15、R16は、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、-SCN、SF5、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル(ただし、4つの最後に挙げた基は、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化および/もしくは酸素化されたものであってもよく、かつ/またはC1〜C4アルコキシから選択される1〜2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tertブチルジメチルシリル、-OH、-SH、フェニル、ベンジル、ピリジル、フェノキシ(フェニル、ベンジル、ピリジル、およびフェノキシは、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたものでありうるか、かつ/またはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシよりなる群から選択される1〜3個の置換基を有しうる)、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニル、(C1〜C6-アルキル)アミノ、ジ-(C1〜C6-アルキル)アミノよりなる群から選択され、
または
同一炭素原子上のR15およびR16は、一緒になって、=C(C1〜C4-アルキル)2(=C(C1-C4-alky)2)、=N(C1〜C6-アルキル)(=N(C1-C6-alky))、=NO(C1〜C6-アルキル)(=NO(C1-C6-alky))、=Oを形成してもよく、
R17、R18は、互いに独立して、C1〜C4-アルキル、C3〜C6-シクロアルキル、C1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキル、フェニル、およびベンジルよりなる群から選択され、
R9は、H、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH3、C(=O)CH3、またはC(=O)OCH3から選択される〕
他の選択肢として、式(XV)で示される化合物は、以下のスキーム2に示されるように、ヒドロキシルアミンとの反応により式(XVI)で示されるエノンから合成可能である。式(XVI)で示される化合物は、脱水により式(XIV)で示されるβ-ヒドロキシケトンから合成可能である。式(XIV)で示される化合物は、たとえば特開2008-133242号公報に記載されるように、式(XVII)で示される化合物とのアルドール反応により式(XIII)で示されるアセトフェノン化合物から調製可能である。式(XVII)で示される対応するアセトフェノン化合物は、たとえば特開2008-156347号公報に記載されるように調製可能である。
スキーム1〜3で用いられる式のR1、R2、R3、R4、R5、R8、およびR9の意味は、式(I)の場合と同様に定義される。
以下の本発明は、以下のスキーム4に示されるように、式(I)で示される置換型イソオキサゾリン(isoaxzoline)化合物の合成で重要な中間化合物であるハロゲン化スチレン(sytrene)化合物(VIII)の調製方法に関する。式(I)で示される化合物の合成は、上流プロセス工程で式(VI)で示されるハロゲニドとマグネシウムまたはGrignard試薬とのGrignard反応およびそれに続くハロゲン化酸誘導体によるクエンチングにより調製された式(VII)で示されるアセトフェノン化合物から開始される。次に、Wittig反応を介して式(VII)で示される適切な置換型アセトフェノン化合物から本発明に係る式(VIII)で示される所望のスチレン化合物を調製する。それとは別に、式(II)で示されるブロモアニリン化合物をSandmeyer反応でホルムオキシムと反応させると、反応条件に依存して、式(III)で示されるアルデヒドまたは式(IV)で示されるオキシムのいずれかを得ることが可能である。式(III)で示されるアルデヒドが得られた場合、一工程プロセスにより式(IV)で示されるオキシムを生成する。後者のオキシムは、後で示されるヒドロキサム酸クロリド(V)を介する二工程プロセスまた式(XV)で示されるイソオキサゾリン化合物を直接生成するワンポット反応のいずれかで式(VIII)で示されるスチレン化合物との付加環化に付される。次に、式(XV)で示されるイソオキサゾリン化合物のパラジウム触媒カルボニル化アミノ化反応で式(I)で示される化合物を調製することが可能である。
R1〜R5は、先の場合と同様に定義され、
R6は、Hであり、
かつA.1の第2の工程の薬剤は、ジおよびトリフルオロ酢酸誘導体であり、
R7は、たとえば、OH、F3CCOO、ハロゲン、C1〜C6-アルコキシ、N(CH3)2、N(C2H5)2、N(OCH3)CH3、ピペリジン、モルホリン、またはピペラジン(ただし、最後の3つの基は、それらの窒素原子を介して結合される)であるが、これらに限定されるものではない〕
変数の定義で用いられる有機基に関する用語、たとえば、「ハロゲン」という用語などは、これらのグループの有機部分の個別のメンバーを代表する総称語である。いずれの場合も、接頭辞Cx〜Cyは、可能な炭素原子の数を表す。
式(VIII)で示されるハロゲン化スチレン化合物の調製方法および式(I)で示される置換型イソオキサゾリン化合物を提供するための全プロセスのさらなる個別の工程を以下でさらに詳細に示す。
工程B.1a: 式(II)で示される化合物から式(III)で示される化合物への反応
式(A)および(B)で示される化合物中のAは、特定的には、C2〜C4-アルキレン、C0〜C1-アルキレンフェロセニル、1,1'-ビフェニル-2,2'-ジイル、または1,1'-ビナフチル-2,2'-ジイルであり、ただし、4つの最後に挙げた基は、C1〜C4-アルキルまたはC1〜C4-アルコキシで場合により置換されていてもよく、かつC1〜C4-アルキレンは、C3〜C7-シクロアルキル、アリール、およびベンジルよりなる群から選択される1個以上の置換基を追加的に有していてもよい。本明細書において、アリールは、ナフチルまたは場合により置換されていてもよいフェニルである。アリールは、好ましくはフェニルまたはトリル、とくに好ましくはフェニルである。C0〜C1-アルキレンフェロセニルは、特定的には、フェロセンジイル(2個のリン原子は、いずれの場合も、フェロセンの1つのシクロペンタジエンに結合される)であるか、またはメチレンフェロセニル(リン原子の1つは、メチレン基を介してシクロペンタジエンに結合され、第2のリン原子は、同一のシクロペンタジエンに結合され、かつメチレン基は、C1〜C4-アルキルから選択される1もしくは2個のさらなる置換基を場合により有していてもよい)である。
実施例S.1: 4-ブロモ-3-メチル-ベンズアルデヒドオキシム(表C.1の化合物例番号1)の合成
溶液Aの調製: 水(36mL)中のパラホルムアルデヒド(2.40g、52.1mmol)の溶液にヒドロキシルアミンヒドロクロリド(5.600g、80.59mmol)を添加した。透明溶液が得られるまで、この混合物を加熱した(90℃の浴温)。冷却後、室温でNaOAc(10.7g)を添加し、そして混合物を加熱してさらに15分間還流させた(溶液A)。
1H-NMR (360 MHz, DMSO): δ = 2.35 (s, 3H), 7.34 (m, 1H), 7.60 (m, 2H), 8.10 (s, 1H), 11.33 (s, 1H) ppm。
溶液Aの調製: 水(180mL)中のパラホルムアルデヒド(12.0g、260mmol)の溶液にヒドロキシルアミンヒドロクロリド(28.00g、253.6mmol)を添加した。透明溶液が得られるまで、この混合物を加熱した(90℃の浴温)。冷却後、室温でNaOAc(53.5g)を添加し、そして混合物を加熱してさらに15分間還流させた(溶液A)。
1H-NMR (360 MHz, DMSO): δ = 2.35 (s, 3H), 7.34 (m, 1H), 7.60 (m, 2H), 8.10 (s, 1H), 11.33 (s, 1H) ppm。
5.1g(0.209mol)のマグネシウムダライ粉に60℃でヘキサン中のDIBALの1モル溶液0.45gを添加した。15分後、3,5-ジクロロブロモベンゼン(5.0g、0.022mol)および25mLのTHFを添加し、そして混合物を撹拌した。反応の開始後、45g(0.2mol)の3,5-ジクロロブロモベンゼンと250mLのTHFとの混合物を還流下で添加した。反応の終了後、混合物を0℃に冷却し、そして31.1g(0.219mol)のエチルトリフルオロアセテートを添加した。2時間後、NH4Clの水性溶液を添加し、そして混合物をMTBEと水性NH4Cl溶液との間で分離した。有機層を分離し、そして溶媒を減圧下で除去した。(34.3gの褐色油、ガスクロマトグラフィーに基づく純度70%、収率50%)
1H-NMR (360 MHz, CDCl3): δ = 7.7 (s, 1H), 7.9 (s, 2H) ppm。
トリフルオロアセチルクロリド: 収率: 36%
トリフルオロアセチルフルオリド: 収率: 10%
トリフルオロ酢酸のN,O-ジメチルヒドロキシルアミド: 収率: 26%。
THF中のメチル-トリフェニルホスホニウムヨージドの懸濁液に室温でKOtBu(0.620g、5.54mmol)を添加した。30分後、3,5-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロアセトフェノン(1.20g、4.94mmol)を添加し、そして混合物を一晩撹拌した。混合物をMTBEと水性NH4Cl溶液との間で分離した。有機層を分離し、そして溶媒を減圧下で除去した。シクロヘキサンによるSiO2のカラムクロマトグラフィーにかけて標記化合物(0.73g、61%)を得た。
THF(650mL)中のメチル-トリフェニルホスホニウムヨージド(161.7g、0.450mol)および3,5-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロアセトフェノン(100g、0.390mol)の懸濁液に、20〜25℃で20分以内で、THF(280mL)中のKOtBu(55.4g、0.490mol)の溶液を添加した。室温で1.5時間後、混合物をヘプタンと水との間で分離した。有機層を1%水性NaCl溶液で洗浄し、次に、減圧下で溶媒を除去した。残渣をn-ヘプタン中で摩砕し、そしてシリカのプラグを用いて濾過した。濾液をエバポレートして標記化合物(69.00g、73%)を油として得た(ガスクロマトグラフィーに基づく純度95%)。
THF(9000mL)中のメチル-トリフェニルホスホニウムブロミド(1637.4g、4.50mol)および3,5-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロアセトフェノン(941g、3.90mol)の懸濁液に、18〜19℃で3時間以内で、THF(4500mL)中のKOtBu(554.7g、4.90mol)の溶液を添加した。室温で5時間後、48℃、400mbarの減圧下で7500mLの溶媒を留去した。n-ヘプタン(5000mL)を反応混合物に添加し、そして10℃に冷却した。沈殿を濾別し、そして濾過ケーキを4000mLのn-ヘプタンで洗浄した。濾液をエバポレートして標記化合物を得た。蒸留後、生成物(620.00g、66%)を油として得た(ガスクロマトグラフィーに基づく純度99%)。
THF(97mL)中のメチル-トリフェニルホスホニウムブロミド(11.3g、0.03mol)および3,5-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロアセトフェノン(10g、(純度65%)0.026mol)の懸濁液に、18〜20℃で15分以内で、THF(55mL)中のKOMe(2.49g、0.033mol)の懸濁液を添加した。室温で5時間後、48℃、400mbarの減圧下で76mLの溶媒を留去した。n-ヘプタン100mLを反応混合物に添加し、そして10℃に冷却した。沈殿を濾別し、そして濾過ケーキを100mLのn-ヘプタンで洗浄した。濾液をエバポレートして標記化合物(10.8g、80%)を油として得た(ガスクロマトグラフィーに基づく純度47%)。
THF(97mL)中のメチル-トリフェニルホスホニウムクロリド(9.9g、0.03mol)および3,5-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロアセトフェノン(10.0g、純度65%、0.026mol)の懸濁液に、18〜20℃で15分以内で、THF(55mL)中のKOMe(2.49g、0.033mol)の懸濁液を添加した。50℃で5時間後、48℃、400mbarの減圧下で76mLの溶媒を留去した。n-ヘプタン100mLを反応混合物に添加し、そして10℃に冷却した。沈殿を濾別し、そして濾過ケーキを100mLのn-ヘプタンで洗浄した。濾液をエバポレートして標記化合物(10.2g、71%)を油として得た(ガスクロマトグラフィーに基づく純度45%)。
THF(35mL)中のメチル-トリフェニルホスホニウムブロミド(10.51g)および3,5-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロアセトフェノン(10.0g、純度65%)の懸濁液に、20℃で、THF(35mL)中のNaOMe(1.73g)の懸濁液を添加した。室温で1.5時間および50℃で30分間の後、ガスクロマトグラフィーによれば反応は終了した。n-ヘプタン100mLを反応混合物に添加し、そして10℃に冷却した。沈殿を濾別し、そして濾過ケーキを100mLのn-ヘプタンで洗浄した。濾液をエバポレートして標記化合物(9.35g、74%)を油として得た(ガスクロマトグラフィーに基づく純度51%)。
実施例S.6: 3-(4-ブロモ-3-メチル-フェニル)-5-(3,5-ジクロロ-フェニル)-5-トリフルオロメチル-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール(表C.1の化合物例番号4)の合成
DMF(40mL)中の4-ブロモ-3-メチル-ベンズアルデヒドオキシム(2.600g、12.15mmol)の溶液にN-クロロスクシンイミド(1.700g、12.73mmol)を添加し、そして混合物を70℃(浴温)で1時間加熱した。0℃に冷却した後、DMF(8mL)中の1,3-ジクロロ-5-(1-トリフルオロメチル-ビニル)-ベンゼン(2.900g、12.03mmol)の溶液、続いてトリエチルアミン(2.00g、2.75mL、19.8mmol)を添加した。この温度で1時間後、冷却浴を除去し、そして混合物を一晩撹拌した。混合物をMTBEと水性NH4Cl溶液との間で分離した。有機層を分離し、そして溶媒を減圧下で除去した。ヘプタン/CH2Cl2によるSiO2のカラムクロマトグラフィーにかけて標記化合物(2.95g、54%)を得た。
実施例S.7: 3-(4-ブロモ-3-メチル-フェニル)-5-(3,5-ジクロロ-フェニル)-5-トリフルオロメチル-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール(表C.1の化合物例番号4)の合成
DMF(50mL)中の4-ブロモ-3-メチル-ベンズアルデヒドオキシム(11.13g、52.00mmol)の溶液にN-クロロスクシンイミド(7.29g、54.6mmol)を添加し、そして混合物を75℃(浴温)で1時間加熱した。冷却後、氷水を添加し、そして混合物をMTBEで抽出した。合わせた有機層を逐次的に水および飽和食塩水で洗浄し、Na2SO4で脱水し、そしてエバポレートした。残渣をTHF(50mL)中に溶解し、そしてTHF(25mL)中の1,3-ジクロロ-5-(1-トリフルオロ-メチル-ビニル)-ベンゼン(15.60g、51.78mmol)およびKHCO3(9.63g、96.2mmol)の懸濁液に添加した。得られた混合物を還流温度で20時間加熱した。冷却後、水を添加し、そして混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を脱水し、そして溶媒を減圧下で除去した。ヘプタン/CH2Cl2によるSiO2のカラムクロマトグラフィーにかけて標記化合物(20.00g、85%)を得た。
実施例S.8: 4-[5-(3,5-ジクロロ-フェニル)-5-トリフルオロメチル-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール-3-イル]-2-メチル-N-ピリジン-2-イルメチル-ベンズアミド(表C.1の化合物例番号5)の合成
3-(4-ブロモ-3-メチル-フェニル)-5-(3,5-ジクロロ-フェニル)-5-トリフルオロメチル-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール(1.02g、2.24mmol)と、2-ピコリルアミン(369mg、3.41mmol)、と、Pd(dppf)Cl2(92mg、0.13mmol)と、トリエチルアミン(5.2mL、3.8g、37mmol)と、DMF(50mL)との混合物を一酸化炭素でフラッシングし、そしてCO雰囲気下、100℃で26時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をEtOAc中に溶解させ、濾過し、そしてエバポレートした。残渣をSiO2のクロマトグラフィーにかけて標記化合物(391mg、34%)を得た。
実施例S.9: 4-ブロモ-3-クロロ-ベンズアルデヒドオキシム(表C.1の化合物例番号6)の合成
溶液Aの調製: 水(550mL)中のパラホルムアルデヒド(37.81g、1.26mol)の溶液にヒドロキシルアミンヒドロクロリド(135.5g、1.95mol)を添加した。透明溶液が得られるまで、この混合物を加熱した(90℃の浴温)。冷却後、室温でNaOAc(260g)を添加した。(溶液A)
溶液Bの調製: 水(550mL)中の4-ブロモ-3-クロロアニリン(250g、1.21mol)、濃塩酸(422g)、および濃硫酸(171g)の混合物を0〜5℃に冷却した。水(200mL)中のNaNO2(86.88g、1.26mol)の溶液を滴下した。滴下の終了後、この温度で溶液をさらに60分間撹拌した。
実施例S.10: 4-ブロモ-3-シアノ-ベンズアルデヒドオキシム(表C.1の化合物例番号7)の合成
溶液Aの調製: 水(180mL)中のパラホルムアルデヒド(7.92g、0.26mol)の溶液にヒドロキシルアミンヒドロクロリド(28.39g、0.41mol)を添加した。透明溶液が得られるまで、この混合物を加熱した(90℃の浴温)。冷却後、室温でNaOAc(53.5g)を添加した。(溶液A)
溶液Bの調製: 水(130mL)中の4-ブロモ-3-シアノアニリン(50g、0.25mol)、濃塩酸(91g)、および濃硫酸(37g)の混合物を0〜5℃に冷却した。水(30mL)中のNaNO2(18.21g、0.26mol)の溶液を滴下した。滴下の終了後、この温度で溶液をさらに60分間撹拌した。
実施例S.11: 1,3-ジクロロ-5-(1-トリフルオロメチル-ビニル)-ベンゼン(表C.1の化合物例番号3)の合成
THF(65mL)中のメチルトリフェニルホスホニウムブロミド(16.17g、25.27mmol)および3,5-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロアセトフェノン(10.0g、41.15mmol)の懸濁液に、20〜25℃で、THF(28mL)中のKOtBu(5.54g、49.38mmol)を添加した。室温で1.5時間後、ガスクロマトグラフィーによれば反応は終了した。混合物をn-ヘプタンと水との間で分離した。有機層を分離し、飽和食塩水で洗浄し、そして溶媒を減圧下で除去した。冷却後、トリフェニルホスフィンオキシドを沈殿させてから混合物を濾過し、標記化合物(8.78g、79%)を得た。
塩素ガスをエチルアセテート(30mL)中の4-ブロモ-3-メチル-ベンズアルデヒドオキシム(4.00g)の懸濁液中に通して1時間バブリングした。温度は、反応時に40℃に上昇した。この後、窒素を混合物に通してバブリングすることにより残留塩素ガスを除去した。次に、1,3-ジクロロ-5-(1-トリフルオロ-メチル-ビニル)-ベンゼン(4.26g)を添加し、エチルアセテート(15mL)中のトリエチルアミン(6.9mL、5.0g)を滴下し、そして混合物を室温で一晩撹拌した。その後、水性NaHCO3溶液(10%)を添加し、そして有機層をエチルアセテートで抽出した。合わせた有機層を脱水し、そして溶媒を減圧下で除去した。ヘプタン/CH2Cl2によるSiO2のカラムクロマトグラフィーにかけて標記化合物(4.96g、65%)を得た。
実施例S.13: 3-(4-ブロモ-3-クロロ-フェニル)-5-(3,5-ジクロロ-フェニル)-5-トリフルオロメチル-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール(表C.1の化合物例番号16)の合成
DMF(450mL)中の4-ブロモ-3-クロロ-ベンズアルデヒドオキシム(95.5g)の溶液にN-クロロスクシンイミド(48.54g)を添加し、そして混合物を80℃(浴温)で1時間加熱した。冷却後、混合物を元の体積の1/3に濃縮し、氷水を添加し、そして混合物をMTBEで3回抽出した。合わせた有機層を逐次的に水および飽和食塩水で洗浄し、Na2SO4で脱水し、そしてエバポレートした。残渣をTHF(300mL)中に溶解し、そしてTHF(600mL)中の1,3-ジクロロ-5-(1-トリフルオロ-メチル-ビニル)-ベンゼン(86.92g)およびKHCO3(64.1g)の懸濁液に添加した。得られた混合物を還流温度で20時間加熱した。冷却後、水を添加し、そして混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を脱水し、そして溶媒を減圧下で除去した。粗生成物を冷ジイソプロピルエーテルで摩砕して標記化合物(114.1g、70%)を無色固体として得た。母液は、さらなる量の標記化合物を含有する55.4gの生成混合物を含有していた。
実施例S.14: 3-(4-ブロモ-3-メチル-フェニル)-5-(3,5-ジクロロ-フェニル)-5-トリフルオロメチル-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール(表C.1の化合物例番号4)の合成
DMF(450mL)中の4-ブロモ-3-メチル-ベンズアルデヒドオキシム(97.00g、ガスクロマトグラフィーに基づく純度90%)の溶液にN-クロロスクシンイミド(57.18g)を添加し、そして混合物を80℃(浴温)で1時間加熱した。冷却後、氷水を添加し、そして混合物をMTBEで抽出した。合わせた有機層を逐次的に水および飽和食塩水で洗浄し、Na2SO4で脱水し、そしてエバポレートした。残渣をTHF(300mL)中に溶解し、そしてTHF(600mL)中の1,3-ジクロロ-5-(1-トリフルオロ-メチル-ビニル)-ベンゼン(102.40g)およびKHCO3(75.52g)の懸濁液に添加した。得られた混合物を還流温度で20時間加熱した。冷却後、水を添加し、そして混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を2M HClおよび水で洗浄し、脱水し、そして溶媒を減圧下で除去した。残渣を冷ジイソプロピルエーテルで摩砕して標記化合物(124.3g)を固体として得た。濃縮およびn-ヘプタンによる沈殿の後、母液からさらなる量の標記化合物(29.6g)を捕集した。全収量153.90g、83%。
実施例S.15: 1,3-ジクロロ-5-(1-ジフルオロメチル-ビニル)-ベンゼン(表C.1の化合物例番号22)の合成
THF(6.5mL)中のメチル-トリフェニルホスホニウムブロミド(1.75g)および3,5-ジクロロ-2,2-ジフルオロアセトフェノン(1.0g)の懸濁液に、20〜25℃で、THF(2.8mL)中のKOtBu(0.60g)を添加した。室温で1.5時間後、ガスクロマトグラフィーによれば反応は終了した。混合物をn-ヘプタンと水との間で分離した。有機層を分離し、飽和食塩水で洗浄し、そして溶媒を減圧下で除去した。冷却後、混合物をn-ヘプタン中に溶解させ、そしてシリカゲルのプラグを用いて濾過した。溶媒の蒸発後、標記化合物(0.58g、58%)を油として得た(ガスクロマトグラフィーに基づく純度98.9%)。
Claims (28)
- 式(VIII)
R2は、H、F、Cl、Br、I、またはCF3から選択され、
R3は、H、F、Cl、Br、またはCNから選択され、
R4は、H、F、Cl、Br、I、またはCF3から選択され、
R5は、H、F、Cl、またはCF3から選択される〕
で示されるハロゲン化スチレン化合物の調製方法であって、
プロセス工程A.2
において、式(VII)で示されるアセトフェノン化合物をメチレン化剤
〔ただし、
該メチレン化剤は、ジメチルチタノセン、ジフェニルメチルホスフィンオキシド、ジメトキシメチルホスフィンスルフィド、ペンタメチルホスホン酸ジアミド、ジメチルスルホキシド、(トリアルキルスタンニル)(トリメチルシリル)メタン、トリメチルシリル(フェニルチオ)メタン、四塩化チタンとジヨードメタンまたはジブロモメタン、ジクロロチタノセンとトリメチルアルミニウム、メチレントリフェニルホスフィン、トリメチルスルホニウムヨージド、ジクロロ(シクロペンタジエニル)ジルコニウムとジヨードメタンまたはジブロモメタン、ジメチルメタンホスホネート、メタンスルホニルクロリド、(クロロメチル)トリメチルシラン、ジアゾメチルトリメチルシラン、Nysted試薬、またはそれらの前駆体よりなる群から選択される〕
と反応させて式(VIII)で示されるハロゲン化スチレン化合物にすることを特徴とする、上記方法。 - 新たに粉末化されたトリフェニルメチルホスホニウムヨージド、トリフェニルメチルホスホニウムブロミド、またはトリフェニルメチルホスホニウムクロリドから選択される、前記メチレン化剤の前駆体が使用され、かつ塩基の添加により活性化される、請求項1に記載の方法。
- 使用される前記メチレン化剤の前駆体がトリフェニルメチルホスホニウムブロミドまたはトリフェニルメチルホスホニウムクロリドである、請求項2に記載の方法。
- 前記塩基が、アルカリ金属アルコラート、有機リチウム試薬、リチウムアミドまたはナトリウムアミドよりなる群から選択される、請求項2または3に記載の方法。
- 前記塩基がアルカリ金属アルコラートから選択される、請求項4に記載の方法。
- 前記塩基がカリウムメトキシドまたはナトリウムメトキシドである、請求項5に記載の方法。
- 前記反応が芳香族炭化水素中または環状もしくは非環状のエーテル中で行われる、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 前記反応が、ベンゼン中、トルエン中、キシレン中、クメン中、クロロベンゼン中、ジクロロベンゼン中、ニトロベンゼン中、ピリジン中、tert-ブチルベンゼン中、ジエチルエーテル中、tert-ブチルメチルエーテル(MTBE)中、シクロペンチルメチルエーテル中、テトラヒドロフラン(THF)中、メチルTHF中、またはジオキサン中で行われる、請求項7に記載の方法。
- 前記反応がジエチルエーテル中またはTHF中で行われる、請求項7に記載の方法。
- 前記前駆体ホスホニウム塩、式(VII)で示されるアセトフェノン化合物、および前記溶媒が反応槽内に仕込まれ、続いて、この混合物に前記塩基が固体形態でまたは溶液として添加される、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
- 前記反応の終了後、前記溶媒が留去され、かつ非極性溶媒が添加される、請求項10に記載の方法。
- 前記非極性溶媒の添加により、トリフェニルホスフィンオキシドが沈殿し、かつ濾別される、請求項11に記載の方法。
- 前記ハロゲン化スチレン生成物が前記非極性溶媒溶液から蒸留される、請求項10に記載の方法。
- 前記ハロゲン化スチレン生成物が非水性条件下で後処理される、請求項13に記載の方法。
- 上流プロセス工程A.1
R2〜R5は、先の場合と同様に定義され、
R7は、OH、F3CCOO、ハロゲン、C1〜C6-アルコキシ、N(CH3)2、N(C2H5)2、N(OCH3)CH3、ピペリジン、モルホリン、およびピペラジン(ただし、最後の3つの基は、それらの窒素原子を介して結合される)よりなる群から選択され、
Xは、ハロゲンであり、
Mgは、ダライ粉または粉末の形態のマグネシウムであり、かつ
Grignard試薬は、C1〜C4-アルキルマグネシウムハロゲニドである〕
において、式(VI)で示される化合物とマグネシウムまたはGrignard試薬との反応およびジまたはトリフルオロ酢酸の誘導体との反応により、式(VII)で示される化合物が得られる、請求項1に記載の方法。 - 式(VI)のXがクロロまたはブロモである、請求項15に記載の方法。
- A.3またはA.3aにおける塩素化剤が、塩素、次亜塩素酸ナトリウム、N-クロロスクシンイミド、またはクロラミンTよりなる群から選択される、請求項17または18に記載の方法。
- A.3またはA.3bにおける塩基が、トリエチルアミン、ピリジン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、またはエチルマグネシウムブロミドよりなる群から選択される、請求項17または18に記載の方法。
- 後続プロセス工程A.4
R1〜R5は、請求項6に定義されるとおりであり、
R8は、H、C1〜C6-アルキル(n個の置換基R10で場合により置換されていてもよい)、またはZ-Aから選択され、
ここで、
Zは、化学結合、CH2、CH2CH2、またはC=Oであり、かつ
Aは、
よりなる群から選択され、
あるいは
nは、1、2、3、または4から選択される整数であり、かつ
各R10は、nの値とは独立して、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、-SCN、SF5、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ-C1〜C6-アルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル、-Si(R17)2R18、-OR11、-OSO2R11、-SR11、-S(O)mR11、-S(O)nN(R12)R13、-N(R12)R13、-C(=O)N(R12)R13、-C(=S)N(R12)R13、-C(=O)OR11、1、2、3、4、もしくは5個の基R14で置換されていてもよいフェニル、ならびに環員としてN、O、S、NO、SO、およびSO2から選択される1、2、もしくは3個のヘテロ原子もしくはヘテロ原子団を含有する三員、四員、五員、六員、もしくは七員の飽和、部分不飽和、もしくは芳香族のヘテロ環式環(ただし、該ヘテロ環式環は、1個以上の基R14で置換されていてもよい)よりなる群から選択され、
または2個のビシナル結合基R10は、一緒になって、=CR15R16、=S(O)mR11、=S(O)mN(R12)R13、=NR12、=NOR11、および=NNR12から選択される基を形成し、
または2個の基R10は、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、三員、四員、五員、六員、七員、もしくは八員の飽和もしくは部分不飽和の炭素環式もしくはヘテロ環式(環員としてN、O、S、NO、SO、およびSO2から選択される1、2、もしくは3個のヘテロ原子もしくはヘテロ原子団を含有する)の環を形成し、
ここで、
R11は、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル(ただし、4つの最後に挙げた基は、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化および/もしくは酸素化されたものであってもよく、かつ/またはC1〜C4アルコキシから選択される1〜2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tertブチルジメチルシリル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フェノキシ(フェニル、ベンジル、ピリジル、およびフェノキシは、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたものでありうるか、かつ/またはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシよりなる群から選択される1〜3個の置換基を有しうる)、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルよりなる群から選択され、
R12、R13は、互いに独立して、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル(ただし、4つの最後に挙げた基は、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化および/もしくは酸素化されたものであってもよく、かつ/またはC1〜C4アルコキシから選択される1〜2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tertブチルジメチルシリル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フェノキシ(フェニル、ベンジル、ピリジル、およびフェノキシは、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたものでありうるか、かつ/またはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシよりなる群から選択される1〜3個の置換基を有しうる)、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルよりなる群から選択され、
またはR12およびR13が同一の窒素上で隣接する場合、2つの隣接するRは、C2〜C6アルキレン鎖を形成することによりそれらを有する窒素原子と一緒になって三員〜七員の飽和、部分飽和、もしくは不飽和の環を形成してもよく、
この場合、アルキレン鎖は、1〜2個の酸素原子、硫黄原子、もしくは窒素原子を含有していてもよく、かつ場合によりハロゲン原子、C1〜C4-ハロアルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-ハロアルコキシで任意に置換されていてもよく、
各R14は、各存在に依存せずにかつ互いに独立して、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル(ただし、4つの最後に挙げた基は、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化および/もしくは酸素化されたものであってもよく、かつ/またはC1〜C4-アルコキシから選択される1〜2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tertブチルジメチルシリル、フェニル、ベンジル、ピリジル、フェノキシ(フェニル、ベンジル、ピリジル、およびフェノキシは、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたものでありうるか、かつ/またはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシよりなる群から選択される1〜3個の置換基を有しうる)、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルよりなる群から選択され、
または2個のR14は、一緒になって、=C(C1〜C4-アルキル)2、=N(C1〜C6-アルキル)、=NO(C1〜C6-アルキル)、=Oを形成してもよく、
または2個のR14が窒素原子上で隣接する場合、2つの隣接するR14は、C2〜C6アルキレン鎖を形成することによりそれらを有する窒素原子と一緒になって三員〜七員の飽和、部分飽和、もしくは不飽和の環を形成してもよく、この場合、アルキレン鎖は、1〜2個の酸素原子、硫黄原子、もしくは窒素原子を含有していてもよく、かつハロゲン原子、C1〜C4-ハロアルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-ハロアルコキシで任意に置換されていてもよく、
R15、R16は、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、-SCN、SF5、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル(ただし、4つの最後に挙げた基は、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化および/もしくは酸素化されたものであってもよく、かつ/またはC1〜C4アルコキシから選択される1〜2個の基を有していてもよい)、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tertブチルジメチルシリル、-OH、-SH、フェニル、ベンジル、ピリジル、フェノキシ(フェニル、ベンジル、ピリジル、およびフェノキシは、無置換型のもの、部分的にもしくは完全にハロゲン化されたものでありうるか、かつ/またはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシよりなる群から選択される1〜3個の置換基を有しうる)、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニル、(C1〜C6-アルキル)アミノ、ジ-(C1〜C6-アルキル)アミノよりなる群から選択され、
または
同一炭素原子上のR15およびR16は、一緒になって、=C(C1〜C4-アルキル)2、=N(C1〜C6-アルキル)、=NO(C1〜C6-アルキル)、=Oを形成してもよく、
R17、R18は、互いに独立して、C1〜C4-アルキル、C3〜C6-シクロアルキル、C1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキル、フェニル、およびベンジルよりなる群から選択され、
R9は、H、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH3、C(=O)CH3、またはC(=O)OCH3から選択される〕
において、パラジウム触媒の存在下で式(XV)で示される化合物を一酸化炭素およびアミンと反応させて式(I)で示される化合物にする、請求項17に記載の方法。 - 工程A.4における式(XV)で示される化合物と一酸化炭素およびアミンとから式(I)で示される化合物への反応の圧力が0.9〜100barの範囲内である、請求項17に記載の方法。
- 工程A.4における式(XV)で示される化合物と一酸化炭素およびアミンとから式(I)で示される化合物への反応の圧力が0.9〜50barの範囲内である、請求項17に記載の方法。
- 工程A.4における式(XV)で示される化合物と一酸化炭素およびアミンとから式(I)で示される化合物への反応の圧力が0.9〜20barの範囲内である、請求項17に記載の方法。
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