JP2012518488A - 手根管開放又は組織切開用のプローブ - Google Patents

手根管開放又は組織切開用のプローブ Download PDF

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Abstract

目視検査を行いながら腔内において選択された組織を切開するのに用いられる手術器具用のプローブであり、例えば手根管横靱帯体の開放のために用いられる手術器具である。プローブの平坦な上面は下面よりも幅寸法が大きい。下面は内方に傾斜する側面又は曲面を有する。平坦な上面の下側にある下面のいかなる場所においても、上面の第1縁部、第2縁部間を結ぶ方向における下面の幅は上面の何れの場所の縁部間の幅よりも小さい。内方に傾斜する側面又は曲面の傾斜の程度により、プローブが挿入されたときに組織を(上方ではなく)下方に移動させ、上方に向かう力を発生してプローブを切開されるべき組織に対して安定して保持し、またプローブの下側のプローブを囲む組織に対して下方に向かう力を発生する。
【選択図】 図1a

Description

本発明は、手根管開放又は組織切開用のプローブに関する。
マイクロエア・サージカル・インスツルメント(MicroAire Surgical Instruments)は、アジー(Agee)他による米国特許第4、962、770号、アジー他による米国特許第4、963、147号、アジー他による米国特許第5、089、000号、及び、アジー他による米国特許第5、306、284号に基づいて、長年にわたり、手術道具を販売している。当該特許の開示は、参照により、すべて本明細書に組み込まれるものとする。アジーにより設計されたハンドピースの最近の改良は、ウェルボーン(Welborn)による米国特許第7、628、798号において説明されており、当該開示は、参照により、すべて本明細書に組み込まれるものとする。この手術道具は、体腔内の選択された組織を検査したり、操作したりするために使用され、安全かつ効果的な手根管開放術を行うために特に用いられる。これらの手術道具には、ハンドルアセンブリ、プローブ部材、光学システム、及び切断システムが含まれる。光学システム及び切断システムは、ハンドルを介してプローブに及び、手術用のメスの刃をプローブ先端上面部に形成された側面開口部から選択的に出し入れすることを可能にしている。
手根開放術を行う際の手術器具の望ましい使用は、手根管及び手首の屈曲しわの近位に短い横切開を形成することにより達成される。縦方向に拡張するように切開した後、知覚神経への損傷を避けるために、切開部は、前腕の深部筋膜を経て、屈筋支帯につながる遠位伸展まで延びる。手指屈筋の滑膜を切開した後、手首の伸展により、手根管の近位開口部が露出され、これにより、手根管への経路を形成する。アジーにより設計された道具において、ハンドルあるいはホルダに対するプローブの回転方向は、外科医の要求を満たすように、調整可能である。プローブの回転方向を調整した後、プローブは、切開部から挿入され、望ましくは、手根の長さを経て、手根横靭帯の遠位端まで挿入される。
光学システムを用いることにより、患者の四肢のマニピュレーションを介して、手根管内の組織が、光学システムに付随する照明源とビデオカメラとに接続されているビデオモニタのディスプレイ上に、明確に視覚化される。プローブの先端は、手根管内の腱、嚢、正中神経をそっと移動させて、プローブの挿入を容易にすることが望ましい。そして、プローブの側面開口部は、屈筋支帯の表面に近接する位置に配置され、プローブの上面の形状(望ましくは、平坦面である)は、移動させた組織を側面開口部の周囲の領域から排除するものであることが望ましい。マーカは、メスの刃が上がるプローブ上の点を示すために利用され、屈筋支帯の遠位端に対するプローブの適切な配置を容易にする。
外科医は、ディスプレイを介して、切離される組織を見ながら、適切な位置で、切断刃を屈筋支帯の遠位端に当接するように展開する。刃の先端は、完全に靭帯を切離するのに十分な位置まで展開されるのが望ましい。(プローブに形成された側面開口部を介して)展開された切断刃の所望の経路を見ながら、プローブを引き抜くことにより、屈筋支帯が切離され、手根管が解放される。
米国特許第4、962、770号公報 米国特許第4、963、147号公報 米国特許第5、089、000号公報 米国特許第5、306、284号公報 米国特許第7、628、798号公報
アジー他により説明された手術道具は、安全で効果的であって、外科医のコミュニティにおいて評判が良い。切断行為中の安全性を高めるためのプローブのデザインの改良が更に望まれる。
例えば手根管横靱帯体の開放のために用いられる手術器具のような、目視検査を行いながら腔内において選択された組織を切開するのに用いられる手術器具用のプローブは、本発明の実施の形態においては、平坦な上面とそれに隣接している半円形の下面を有する。
また例えば手根管横靱帯体の開放のために用いられる手術器具のような、目視検査を行いながら腔内において選択された組織を切開するのに用いられる手術器具用のプローブは、本発明の実施の形態においては、平坦な上面とそれに隣接している下面を有し、下面は、内方に向かって傾斜する側面を有し、それぞれの側面は平坦な上面のそれぞれの縁部から延び、上面のそれぞれの縁部を通過する鉛直な線よりも内側に5度以上、又は10度以上、又は20度以上、又は30度以上傾斜している。
本発明によれば、プローブは三角形又は台形状(又はその他の多角形形状)か半円形(円の半分であり円弧は180度である)であり、平坦な上面の下側にある下面のいかなる部分の幅は上面の幅よりも小さく、そのことにより多くの安全上の利点をもたらしている。例えば、傾斜した側面又は半円形状の側面により、組織を刃の切開経路から締め出すことができ、プローブの移動量を減らして神経失行を減らし、生体内の反力を生成することを助長して切開プローブが手根横靱帯に対して保持されることとなる、という効果をもたらす。
本発明のプローブは、目視検査を行いながら体腔内において選択された組織を切開するのに用いられる手術器具用のものであり、特に手根管横靱帯体の開放のために用いられる。このプローブは、手術用ハンドピースに接続されるか接続可能な近位端部を有する。即ち、ある場合では、プローブはハンドピースとは分離して使い捨てとなるものである。一方で、別の場合では、プローブはハンドピースに接続されたままの状態もある。例えばハンドピースとプローブが共に使い捨てとなる場合である。近位端部は光学システムと切開器具延長システムのプローブ内の通路となるべく開いている。中空部が近位端部から閉鎖されたプローブの先端部まで延びている。中空部は先端部の近傍において開口が形成されている平坦な上面を有する。(即ち、開口は近位端部よりも先端部のほうに近く、先端部から数ミリ又は数センチ以内の場所にあるのが好ましい。)光学システムを用いて開口において組織を目視しながら切開器具延長システムを動作させて切開用の刃を開口から突出させまた開口内に後退させる。平坦な上面は第1縁部と第2縁部を有し、第1縁部と第2縁部間の距離が上面の幅を規定する。この幅の大きさは、プローブの長さ方向に亘って一定であるか、又はわずかに変化する。(近位端部側の上面の幅が、先端部側の上面の幅よりも大きい。)
下面が平坦な上面の第1縁部と第2縁部とに接続される。光学システムと切開器具延長システムが平坦な上面と下面との間の空間を通過できるように下面の寸法や形状が規定される。下面は断面形状が半円形状の側面か、又は傾斜した複数の側面(例えば断面が三角形又は台形又はその他の多角形をなす)を有する。傾斜した複数の側面を持つ場合には、これら側面は、第1縁部及び該第2縁部を通過するそれぞれの鉛直線よりも内方に5度以上傾斜しており、平坦な上面の下側にある下面のいかなる場所においても、上面の縁部間を結ぶ方向における下面の幅は上面のいかなる縁部間の幅よりも小さい。
かかる形状による第1の利点としては、プローブの上面を水平に維持した状態で、側面は底部に向かって傾斜し、手根管内の組織を下方に移動させて刃から離間させる。手根横靱帯の切開の際に、正中神経や腱等の組織がプローブの上面を滑って刃の経路内に至ることはまれなことではない。正中神経や腱を切ってしまうことは望ましくない。内方に傾斜するかカーブする側面を持つことにより、プローブが刃の経路に入り込むことなく所定の場所に挿入されたときに、組織をより一層下方に移動させる。そのために安全性が向上し、手術の有効性が増す。
プローブの別の利点としては、その上面を例えば15ミリのような望ましい幅寸法を維持しつつも、プローブ全体の容量を小さくできることである。プローブの上面は手根横靱帯開放術の安全性や有効性といったいくつかの重要な役割がある。例えば、平坦な上面によって器具を手根横靱帯の裏面側に直接あてがうことができる。この場所は組織が視野に入る余地を与えず、また刃の経路からは排除している。更に、平坦な上面の幅は、排除された組織が刃から一定距離隔てられた状態を維持することができるような幅でなければならない。本発明で意図されたプローブの形状によって平坦な上面の利点が保持でき、同時にプローブの容量を減らすことができる。この安全をもたらすという特徴は、神経圧迫症候群を避けるのに重要である。プローブの排水容量を減らすことにより、プローブの形状は神経失行が起きる機会を減らす。
プローブのその他の利点としては、内方に傾斜するかカーブする側面を持つことにより、手根管内の反力を利用でき、切開しているプローブが手根横靱帯(又はその他の切開される組織)に対して保持されるということである。内方に傾斜するかカーブする側面によって、鉛直方向の反力を生むという利点をもたらす。この反力はプローブを手根横靱帯(又はその他の切開されるべき組織)に対して押し付ける。よって、刃の経路から組織を排除し、手術の安全性と有効性が向上する。
本発明の実施の形態による三角形又は台形形状のプローブを示す図。 傾斜面を備えない従来のプローブを示す図。 実施の形態による三角形又は台形状のプローブと、該プローブと同じ寸法で傾斜面を備えない従来のプローブとを並べた底面方向から視た図。 実施の形態による三角形又は台形状のプローブと、該プローブと同じ寸法で傾斜面を備えない従来のプローブとを並べた上面方向から視た図。 本発明の実施の形態による半円形状のプローブを示す図。
本発明は、目視検査を行いながら体腔内において選択された組織を切開するのに用いられる手術器具用のプローブの改良をもたらすものであり、米国特許第4926770号、第4963147号、5089000号、5306284号、7628798号に記載されているような手根管横靱帯体の開放のために用いられる手術器具であって、これら公報記載の内容は、本明細書に盛り込まれるべきものである。特に本発明は、プローブの形状に関するものであり、プローブの平坦な上面の幅が、プローブの下面の幅よりも大きいようなプローブ形状を特に意図している。即ち、下面をなす側面は内方に傾斜しているか曲面をなし、平坦な上面の下側にある側面のいかなる場所においても、上面の縁部間を結ぶ方向における側面間の幅は上面のいかなる縁部間の幅よりも小さい。側面の傾斜の程度は、組織を刃の切開経路から締め出すことができる程度とする。下面が内方に傾斜した側面又は曲面を備えたプローブは、プローブの移動量を減らして神経失行を減らすことができる。またこのような下面により、生体内の反力を生成することを助長して切開プローブが手根横靱帯に対して保持されることとなる。
図1aは、本発明の実施の形態によるプローブ10の端部を示す図であり、プローブ10は、三角形又は台形の形状をなしている。
図1bは 従来のプローブ100の端部を示す図であり、プローブ100は略四角形状をなす。
プローブ10、100はそれぞれ、平坦な上面12、102を持ち、上面の幅寸法Wは同じである。好ましくは、幅Wは0.1センチから5センチの範囲である。平坦な上面12、102は、プローブ10、100を切開されるべき組織に対してフラットに保つ。また幅Wは、切開用の刃14又は104を切開すべきではない組織箇所から離間させる。
プローブ10とプローブ100とは、下面16と106とが互いに相違することによって、互いの形状が大きく異なる。図1aによれば、プローブ形状は三角形又は台形であるが、図1bでは、四角形である。図1aに示される実施の形態では、下面16は傾斜した側面18、20を有する。傾斜した側面18、20は、平坦な上面12の第1縁部22、第2縁部24からそれぞれ延びており、角度A、A’で示されるように、第1縁部22、第2縁部24を通過する鉛直線に対して内方に5度以上、又は10度以上、又は20度以上、又は30度以上傾斜している。かかるプローブ10の形状によって、平坦な上面12の下側にある下面16のいかなる場所においても、上面の第1縁部22、第2縁部24間を結ぶ方向における下面の幅は上面のいかなる縁部間の幅よりも小さい。そのことによりプローブ10はプローブ10を囲んでいる組織を下方に押しつけ、所定の位置にあるときは、取り囲んでいる組織がプローブ10を上方に押す。よって、平坦な上面12は切開されるべき組織にしっかりと保持され、他の組織(例えば手根管内に存在する腱、嚢、神経など)がプローブの上で滑って切開している刃14の経路内に入り込むことを防止することができる。
これに対し、図1bに示されるような略四角形状のプローブ100では、取り囲んでいる組織に対して下向きに押し付けることはなく、取り囲んでいる組織がプローブ100に対して上向きの押し付け力を作用していない。成形の具合によっては、略四角形状のプローブ100について、下面106の側壁間よりも上面102の幅のほうが大きい場合もある(例えば側壁の傾斜が2度以下の場合である)。しかしながら、傾斜がわずかの場合には本発明の形状に起因する安全性向上についての特徴については十分ではない。取り囲んでいる組織の下方、外方への移動のためには傾斜が十分ではなく、また取り囲んでいる組織がプローブに上方の反力を作用するためには傾斜が十分ではないからである。
更にプローブ10の形状により従来のプローブよりも容積を大幅に減らすことができる。そのことにより圧迫系の被害を減らすことができる。
図2、図3は、同寸法のプローブ10と100が並んで示しており、手根横靱帯を開放するための手術用の器具として用いられる。一般には、プローブ10はプローブ100とほとんどの点で類似しており、バージニア州チャロッテスビレのマイクロエア・サージカル・インスツルメントから入手できるような手根管開放に用いられる現行の器具の代用品となりうるものである。即ち、プローブ10は樹脂製であるが、ガラスと金属の複合材料製でもよい。プローブ10は中空であり、手術用ハンドピースに接続され続けるか接続可能な近位端部28を有する。近位端部28は開いており、図示せぬ光学システムや切開器具延長システムを通過させている。プローブ10は閉鎖された先端部32まで延びる中空部30を有し、その長さは様々であり、特に3センチから15センチの範囲にある。プローブ10の平坦な上面12には、先端部32に近い側に開口34が形成されている。開口34を通じて、切開用の刃14が選択的にプローブから突出したりプローブ内に後退でき、また、光学システムをプローブ10内に通過させて開口34の上方の組織を撮像することができる。このようにして、目視検査を行いつつ執刀医によって体腔内でプローブ10を移動させ、次に開口34から切開用の刃14を選択的に配置させて所望の組織(例えば手根横靱帯)を切開する。
図1aに示すプローブは三角形又は台形であるが、下面が上面の縁部の何れの箇所よりも上面よりも内側にある限りにおいて、その他の多角形状のものでもよい。
図4はかかる技術思想に基づいた変形例を示しており、プローブ50は半円形状である。即ち、下面52の円周角が180度であり、上面58の左側縁部54と右側縁部56から円弧が延びている。下面52が半円形であるので、図1bに示される従来のプローブ100の下側部106と比較して、縁部54、56から直ちに傾斜が生じている。かかる構成により、平坦な上面58は切開されるべき組織に安定して保持され、例えば腱、嚢、神経など手根管内に存在するその他の組織がプローブ50上を滑って切開用の刃14の経路に侵入することを防止できる。
上述した実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明の範囲内において種々の変更が可能であることは当業者にとって容易に理解されるべきことである。
10、50 プローブ
12、58 上面
14 刃
16、52 下面
18、20 側面
22、54 第1縁部
24,56 第2縁部
28 近位端部
30 中空部
32 先端部
34 開口

Claims (8)

  1. 目視検査を行いながら体腔内において選択された組織を切開するのに用いられる手術器具用のプローブであって、
    手術用ハンドピースに接続されるか接続可能な近位端部と、先端部と、中空部とを備え、
    該近位端部は光学システムと切開器具延長システムの通路となるべく開いており、
    該先端部は閉鎖されており、
    該中空部は該近位端部から該先端部まで延び、平坦な上面と下面を有し、
    該上面は該先端部の近傍において開口が形成され、該光学システムを用いて該開口において組織を目視しながら該切開器具延長システムを動作させて切開用の刃を該開口から突出させまた開口内に後退させ、
    該平坦な上面は第1縁部と第2縁部を有し、該第1縁部と第2縁部間の距離が該上面の幅を規定し、
    該下面は該平坦な上面の該第1縁部と該第2縁部とに接続され、該光学システムと該切開器具延長システムが該平坦な上面と下面との間の空間を通過できるように寸法や形状が規定され、
    該下面は断面形状が半円形状の側面か、又は傾斜した複数の側面を有し、該側面は該第1縁部、該第2縁部から延び、該第1縁部及び該第2縁部を通過するそれぞれの鉛直線よりも内方に5度以上傾斜し、該平坦な上面の下側にある該下面のいかなる場所においても、上面の縁部間を結ぶ方向における該下面の幅は上面のいかなる縁部間の幅よりも小さいことを特徴とするプローブ。
  2. 該中空部の該下面は断面形状が半円形であることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  3. 該中空部の該下面は断面形状が三角形又は台形であることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  4. 該中空部の該下面は傾斜した側面を備え、該側面は該第1縁部、該第2縁部から延び、該第1縁部及び該第2縁部を通過するそれぞれの鉛直線よりも内方に10度以上傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  5. 該中空部の該下面は傾斜した側面を備え、該側面は該第1縁部、該第2縁部から延び、該第1縁部及び該第2縁部を通過するそれぞれの鉛直線よりも内方に20度以上傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  6. 該プローブは樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  7. 該中空部はその長手方向の長さが3cm〜15cmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  8. 該平坦な上面の幅は0.1cm〜1.5cmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
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