JP2012515508A - ワイヤレス通信システムにおけるタイマーポール再送信満期 - Google Patents
ワイヤレス通信システムにおけるタイマーポール再送信満期 Download PDFInfo
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Abstract
ワイヤレス通信のための、向上した肯定応答および再送信のプロトコルを提供することをここに記述している。例として、肯定応答および再送信のプロトコルは、ワイヤレス送信の一部であるデータユニット内に、ポールエレメントまたは返答コマンドを含むことを備えることができる。タイマーは、ワイヤレス送信を送ることに続いてセットされ、タイマーの満期内に返答が受信されなかった場合、再送信がトリガされる。特有な側面にしたがうと、再送信は、ポールエレメントまたは返答コマンドを含むデータユニットを再度送ることを含む。この方法では、受信機が、ワイヤレス送信の1つ以上のサブセットを成功して受信することに失敗しようと、または、送信機が、ワイヤレス送信に対する返答を取得することに失敗しようと、冗長な再送信を緩和できる。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本特許出願は、“ワイヤレス通信システムにおける、RLCタイマーポール再送信満期を取り扱うための方法および装置”と題し、2009年1月14日に出願され、本発明の譲受人に譲渡され、ここでの参照によりここに明確に組み込まれている仮出願第61/144,588号に対して優先権を主張する。
下記の記述は、一般的にワイヤレス通信に関連し、さらに詳細には、ワイヤレス通信システムにおける、ワイヤレスデータの肯定応答および再送信を促進することに関連している。
ワイヤレス通信システムは、音声コンテンツ、データコンテンツなどのような、さまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く採用されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力、...)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートする能力を持つ多元接続システムである。このような多元接続システムの例は、コード分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、およびこれらに類するものを含む。さらに、システムは、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)や、3GPPロングタームエボリューション(LTE)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)のようなマルチキャリアワイヤレス仕様や、これらの1つ以上の改訂などのような、仕様に準拠している。
一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数の移動体デバイスに対する通信を同時にサポートできる。各移動体デバイスは、フォワードリンクおよびリバースリンク上での送信を通して、1つ以上の基地局と通信することができる。フォワードリンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局から移動体デバイスへの通信リンクのことを指し、リバースリンク(すなわち、アップリンク)は、移動体デバイスから基地局への通信リンクのことを指している。さらに、移動体デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システムなどを通して、確立することができる。
一般的にワイヤレス通信において、信号タイミングは、データの成功した送信および受信の重要な側面である。ワイヤレス信号は、一般的に、時間において、複数の時間サブフレームを含む複数の時間フレームに分割されている。いくつかのワイヤレスシステムでは、時間フレームは、アップリンク(UL)送信またはダウンリンク(DL)送信に指定されている。代替的に、または、追加として、さまざまな周波数帯域またはコード拡散が、同様に、UL送信またはDL送信に指定されていることがある。ターンベースの時間サブフレームによってであろうと、あるいは、直交周波数帯域またはコード拡散によってであろうと、これにより、ULおよびDL送信シーケンスを区別するための明白なメカニズムを提供し、干渉が軽減される。さらに、正確なタイミングは、ワイヤレス信号のデマッピングおよび復調を成功させるのに重要な部分である;状況によっては、特定の時間においてどのシンボルが予期されるのかを知ることなく、適切なワイヤレス受信は困難である、または、不可能だろう。
ワイヤレス通信の別の一般的な側面は、ワイヤレス受信機およびワイヤレス送信機それぞれとの間の、肯定応答および再送信のプロトコルである。肯定応答は、特定のデータパケットの受信に成功したこと、または、特定のパケットの受信に成功しなかったことを、受信機が送信機に伝えることを含む。次に、送信機は、その後、受信機により消失したパケットを再送信でき、または、以前のシーケンスが受信機において成功して受信されている場合には、送信の別のシーケンスに進むことができる。この方法で、送信機および受信機は、たとえ悪いワイヤレス条件(例えば、高いパケットの消失)においても、確実に情報を交換できる。
受信および消失データの明示的な肯定応答により、より高い信頼性のワイヤレスデータ交換を提供できるが、明示的な完全な肯定応答を制限する、ワイヤレス通信の競合する側面が存在する。例えば、ワイヤレスリソースおよび帯域幅を最大化するために、より低い帯域幅コストでのさまざまなワイヤレス通信機能に近づくように、プロトコルスキームが導出されることが多い。肯定応答および再送信は、この概念に対して例外ではない。したがって、多くの肯定応答および再送信のプロトコルは、すべての消失パケットを明示的に識別しないが、むしろ、最小限のワイヤレスリソースで、消失パケットの識別を推論するために利用することができるコーディングプロトコルを用いる。一般的に効率的ではあるが、これらのコーディングプロトコルは、エラー、データパケットの重複送信、または消失パケットの失敗した再送信につながる可能性がある。したがって、既存のプロトコルエンジニアリングの1つの側面は、無線リンク制御帯域幅に著しく衝撃を与えることなく、これらのエラーを最小化することである。
下記では、このような側面の基本的な理解を提供するために、1つ以上の側面の簡略化した概要を提示している。この概要は、企図しているすべての側面の幅広い概観ではなく、すべての側面のキーまたは重要なエレメントを識別することや、何らかの側面またはすべての側面の範囲を線引きすることを意図していない。この単独の目的は、後に提示されるさらに詳細な記述への前置きとして、本主題開示の1つ以上の側面のうちのいくつかの概念を簡略化した形態で表すことである。
ワイヤレス通信のための、改善された肯定応答および再送信のプロトコルに対して、本主題開示を提供している。ここに開示されているいくつかの側面にしたがうと、肯定応答および再送信のプロトコルは、無線リンク制御(RLC)タイマーポール再送信満期を含む。特に、プロトコルは、ワイヤレス送信の一部であるデータユニット中に、ポールエレメントまたは返答コマンドを含めることを備える。タイマーは、ワイヤレス送信を送ることに続いて設定され、タイマーの満期内に返答が受信されなかった場合、再送信がトリガされる。本主題開示の特有な側面にしたがうと、再送信は、ポールエレメントまたは返答コマンドを有するデータユニットを再度送ることを含む。この方法では、受信機が、ワイヤレス送信の1つ以上のサブセットを成功して受信することに失敗しようと、または、送信機が、ワイヤレス送信に対する返答を取得することに失敗しようと、冗長な再送信を軽減できる。
1つ以上の他の側面において、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、ワイヤレス送信機を用いて、ワイヤレスデータのセットを送信することを含んでおり、ワイヤレスデータのセットのサブセットが、ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含む。さらに、方法は、ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いてタイマーを開始させることを含む。加えて、方法は、タイマーの満期までに応答を受信しなかった場合、ワイヤレス送信機を用いて、ポールエレメントを含むワイヤレスデータのサブセットを再送信することとを含む。
さらなる側面において、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、ワイヤレスデータを送り、受信するワイヤレストランシーバを備えている。さらに、装置は、ワイヤレスデータの、肯定応答(ACK)と再送信とのための制御プロトコルを記憶するメモリを備えている。そしてさらに、装置は、制御プロトコルを実現するモジュールを実行するデータプロセッサとを備えている。特に、これらのモジュールは、否定応答に関係する送信されたデータのセット(NACKされたデータのセット)を識別する分析モジュールを備えている。モジュールはまた、NACKされたデータのセットのサブセットに返答コマンドを含め、ワイヤレストランシーバを用いて、NACKされたデータのセットを再送信する肯定応答モジュール(ACKモジュール)と、NACKされたデータのセットの再送信に対する応答を受信する前にデフォルト時間が満期になった場合、NACKされたデータのセットのサブセットを再送信する応答モジュールとを備えている。
本主題開示のさらに他の側面にしたがって、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、ワイヤレスデータのセットのサブセットが、ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、ワイヤレス送信機を用いて、ワイヤレスデータのセットを送信する手段を備えている。さらに、装置は、ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いてタイマーを開始させる手段を備えている。装置は、さらに、タイマーの満期までに応答を受信しなかった場合、ワイヤレス送信機を用いて、ポールエレメントを含むワイヤレスデータのサブセットを再送信する手段を備えている。
少なくとも1つのさらなる側面にしたがって、ワイヤレス通信のための少なくとも1つのプロセッサを提供する。プロセッサは、ワイヤレスデータのセットを送信するモジュールを備え、ワイヤレスデータのサブセットが、ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含む。プロセッサはまた、ワイヤレスデータのセットを送信するときに、タイマーを開始させるモジュールを備えている。上述に加えて、プロセッサは、タイマーの満期までに応答を受信しなかった場合、ポールエレメントを含むワイヤレスデータのサブセットを再送信するモジュールを備えている。
さらに他の側面では、主題開示は、コンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに、ワイヤレスデータのセットを送信させるためのコードを有し、ワイヤレスデータのサブセットが、ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含む。加えて、コンピュータ読取可能媒体は、ワイヤレスデータのセットを送信するときに、コンピュータにタイマーを開始させるためのコードを有する。さらに、コンピュータ読取可能媒体はまた、タイマーの満期までに応答を受信しなかった場合、コンピュータに、ポールエレメントを含むワイヤレスデータのサブセットを再送信させるためのコードを有する。
上記に引き続いて、本主題開示は、ワイヤレス通信を受信する方法を提供する。方法は、ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むデータのストリームを取得することを含む。さらに、方法は、データプロセッサを用いて、データのストリームをパースし、欠落しているデータのセットを識別することと、ワイヤレストランシーバを用いて、欠落しているデータのセットに対する否定応答(NACK)を送ることとを含む。上述に加えて、方法は、ワイヤレストランシーバを用いて、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得することを含む。
本主題開示のさらなる側面は、ワイヤレス通信を受信するための装置を提供する。装置は、データのストリームを送り、受信するワイヤレストランシーバを備えている。装置は、さらに、データのストリームの肯定応答のためのワイヤレスプロトコルを記憶するメモリを備えている。さらに、装置は、ワイヤレスプロトコルを実現するように構成されているモジュールを実行するデータプロセッサを備えている。特に、モジュールは、データのストリームを分析して、データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別するパーシングモジュールを備えており、データのストリームは、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む。加えて、モジュールは、データのストリームのサブセットが欠落していた場合、否定応答(NACK)を送り、または、データのストリームのサブセットが欠落していなかった場合、肯定応答(ACK)を送る応答モジュールを備えている。さらに、モジュールはまた、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する受信機モジュールを備えている。
1つ以上のさらなる側面では、ワイヤレス通信を受信するための装置を開示する。装置は、ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むデータのストリームを取得する手段を備えている。さらに、装置は、データプロセッサを用いて、データのストリームをパースし、データのセットのサブセットが欠落しているか否かを識別する手段を備えている。そしてさらに、装置は、データのセットのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、ワイヤレストランシーバを用いて、それぞれ、否定応答または肯定応答を送る手段を備えている。上述に加えて、装置は、ワイヤレストランシーバを用いて、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する手段を備えている。
他の開示した側面では、ワイヤレス通信を受信するために構成されている少なくとも1つのプロセッサを提供している。プロセッサは、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むデータのストリームを取得するモジュールを備えている。さらに、プロセッサは、データのストリームをパースし、データのセットのサブセットが欠落しているか否かを識別するモジュールを備えている。そしてさらに、プロセッサは、データのセットのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、それぞれ、否定応答または肯定応答を送るモジュールを備えている。加えて、プロセッサは、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得するモジュールを備えている。
少なくとも1つのさらなる側面にしたがって、本主題開示は、コンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータ読取可能媒体は、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むデータのストリームを、コンピュータに取得させるためのコードを有する。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに、データのストリームをパースさせ、データのセットのサブセットが欠落しているか否かを識別させるためのコードを有する。加えて、コンピュータ読取可能媒体は、データのセットのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、コンピュータに、それぞれ、否定応答または肯定応答を送らせるためのコードを有する。そしてさらに、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を、コンピュータに取得させるためのコードを有する。
少なくとも1つのさらなる側面にしたがうと、本主題開示は、コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトを記述している。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに、ワイヤレスネットワークの非担当周波数に関係しているタイミング情報を取得させるためのコードを備えることができる。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに、非担当周波数に関係しているサブフレーム構成データを識別するようにタイミング情報を調べさせるためのコードを含むことができる。前述に加えて、コンピュータ読取可能媒体は、これらの信号を分析するのに、コンピュータに、非担当周波数上のネットワークセルによって利用するサブフレーム構成を用いさせるためのコードを備えることができる。
図面を参照して、さまざまな側面をこれから記述する。同一の参照番号は、全体を通して、同一のエレメントを指すことを意図するために使用される。下記の記述において、説明の目的として、1つ以上の側面の全体を通した理解を提供するために、多数の特有な詳細が述べられている。しかしながら、これらの特有な詳細なしに、このような側面を実施してもよいことは明らかだろう。他の例では、1つ以上の側面の記述を促進するために、よく知られている構造およびデバイスがブロックダイヤグラムの形態で示されている。
加えて、本開示のさまざまな側面を下記に記述する。ここでの教示が、幅広いさまざまな形態で具現化できること、ならびに、ここで開示する何らかの特有な構成および/または機能は、単に代表的なものに過ぎないことは明らかであるべきである。ここでの教示に基づいて、ここで開示する側面は、他の何らかの側面から独立して実現できること、ならびに、これらの側面の2つ以上のものをさまざまな方法で組み合わせることができることを、当業者は正しく認識すべきである。例えば、任意の数のここで述べる側面を使用して、装置を実現できること、および/または、方法を実践できる。さらに、1つ以上のここで述べる側面に加えて、または、1つ以上のここで述べる側面の他に、他の構造および/または機能を使用して、装置を実現できる、ならびに/あるいは、方法を実践できる。例として、ここに記述する、多くの、方法、デバイス、システム、および装置は、ワイヤレス通信における再送信ポールタイマー満期を提供するという文脈の中で記述されている。当業者は、類似した技術を他の通信環境に適用することが可能であることを正しく認識すべきである。
ワイヤレス通信システムは、ローカルインフラストラクチャ配置にわたって離れて位置しているワイヤレスノードと、ローカルインフラストラクチャに通信的に結合している中央ネットワーク(例えば基地局)との間の、電子的な通信を達成する。一般的に、ローカルインフラストラクチャは、さまざまな原理を利用して、ワイヤレス情報をこれらのノードと交換できる。しかしながら、各ケースは、ワイヤレスノードの送信機と、ローカルインフラストラクチャまたは基地局の受信機との間のワイヤレスリンクを確立することに依存し、逆もまた同じである。典型的に、ワイヤレスノードおよびローカルインフラストラクチャにより用いられ、直交ワイヤレスリソース(例えば、周波数副帯域、時間サブスロット、コード拡散ファクタなど)のセットを調整する送信機・受信機対を、ワイヤレスリンクは伴う。直交ワイヤレスリソースのセット上でのみ、信号を送信またはデコードすることにより、1つのワイヤレスリンク上で送信されるデータ(送信機・受信機対により用いられるリソースのセット)は、他のワイヤレスリンク上で送信されるデータ(他の送信機・受信機対により用いられるリソースのセット)から区別することができる。さらに、別個のワイヤレスリンクを用いている各送信機・受信機対は、ワイヤレスチャンネルとも呼ばれる、別個の空間チャネル、または、信号次元を形成する。
ワイヤレス通信に用いられる1つの通常のプロトコルは、ワイヤレスエアインターフェースを通して、自動反復要求(ARQ)手順またはハイブリッドARQ(HARQ)手順を提供する、無線リンクプロトコル(RLP)または無線リンク制御(RLC)プロトコルである。一般的に、ワイヤレスエアインターフェースは、おおよそ1パーセントのパケット消失を提供するように同調されている。しかしながら、1パーセントのパケット消失は、インターネットプロトコル(IP)通信に対して用いられる伝送制御プロトコル(TCP)を含む(例えば、TCP/IPプロトコルを持つ)、あるタイプのデータ送信に対して許容可能である。さらに、ボイスオーバーIP(VoIP)のような、サービスの高い品質の送信は、1パーセントのパケット消失において著しい劣化をこうむるかもしれない。RLCは、これらの一般的なエアインターフェースプロトコルを通して、パケット消失を著しく減少させるようにさらに構成されている。例えば、パケット消失を、一般的にTCP/IPアプリケーションに対して適した0.01%またはそれ以下に減少させるために、受信機においてパケット消失を検出し、消失データの再送信を実現するようにRLCを構成することができる。
典型的なRLCプロトコルは、肯定応答(ACK)ベースまたは否定応答(NACK)ベース、あるいは、これらの適切な組み合わせである。NACKベースのプロトコルにおいて、送信機は、NACKが送信機に提供されない限り、すべてのデータユニットが成功して受信されたと仮定する。これにより、多くの現代のワイヤレス通信ネットワーク(例えば、セルラ通信ネットワーク)において、スペクトル的に非効率的であることが多い、リバースリンク送信(例えば、ダウンリンク送信に対するアップリンクNACK、または、アップリンク送信に対するダウンリンクNACK)を大きく減少させることができる。送信されるデータユニットの送信待ち行列が、空であるとき、NACKベースのRLCは、この最後のデータユニットが受信機により消失されているといけないので、最も最近に送信したデータユニットを再送信することが多い。しかしながら、最後のデータユニットが成功して受信されているとき、この重複送信は冗長なものになりえる。このようなケースにおいて、冗長送信は、不必要に帯域幅を利用する。本主題開示の側面にしたがうと、送信を完了した際にポールタイマーを設定して、ポールタイマーの満期の際にNACKまたはACKが受信されていない場合に、送信中の最後のデータユニットよりむしろ、最後のポーリングされたデータユニットを再度送ることにより、この冗長送信を、特定の状況において軽減することができる。このようなケースにおいて、消失データユニットの再送信のより大きな可能性が達成され、冗長を軽減し、帯域幅利用を減少させる。
これから図面に目を向けると、図1は、本主題開示の側面にしたがって、例示的なワイヤレス装置100のブロックダイヤグラムを図示している。ワイヤレス装置100は、1つ以上のワイヤレストランシーバ116に通信的に結合されているACK/NACKタイミング満期装置102を備えている。本主題開示の1つの側面では、ワイヤレストランシーバ116は、例えば、単一の物理通信デバイス上で、ACK/NACKタイミング満期装置102に物理的に接続されていることがある。この側面の例は、ACK/NACKタイミング満期装置102を備えている移動体ハンドセットであるだろう(例えば、図6のインフラストラクチャ参照)。別の例は、ACK/NACKタイミング満期装置102およびワイヤレストランシーバ116を含むネットワーク基地局を備えることがあるだろう(例えば、図5のインフラストラクチャ参照)。代替的な側面では、ワイヤレストランシーバ116は、ACK/NACKタイミング満期装置102から離れて位置していることがある。例えば、後者の側面では、ACK/NACKタイミング満期装置102は、中央基地局制御装置(BSC−描かれてはいない)の一部として含まれている、または、BSCに物理的に接続されている(すならち、例えばソフトウェア/ファームウェアとしてBSC上に記憶されている)ことがある(例えば、1430および1410における、図14のインフラストラクチャ参照)。
基本的な動作では、ACK/NACKタイミング満期装置102は、遠隔通信デバイス(描かれていないが、図2および3のインフラストラクチャ参照)とデータを交換するために、ワイヤレストランシーバ116を用いることができる。特に、ACK/NACKタイミング満期装置は、ワイヤレスデータのACK/NACKおよび再送信を実行する制御プロトコルを記憶するためのメモリ104を備えることができる。これらの制御プロトコルは、ワイヤレストランシーバ116により送られたワイヤレス送信を受信するときに、応答するように遠隔通信デバイスに命令するように構成することができる。受信したデータにACKするか否か、受信しなかったデータにNACKするか否か、または、これらの適した組み合わせ(例えば、欠落していたデータユニットにNACKし、後続の送信データユニットにACKする)を含む、この応答の形態およびコンテンツを、制御プロトコルはさらに指定することができる。形態およびコンテンツは、さらに、欠落しているデータユニットをシーケンス番号によって識別するか否か、送信に対する後続のデータユニットを識別するか否かを指定することができる。特定の例としては、0、1、2、...、19と番号が付けられた、二十(20)のプロトコルデータユニット(PDU)を備える送信を考える。これらのPDUを送信する送信機(例えばワイヤレストランシーバ116)は、PDUのうちの1つ以上に、(返答コマンド、単一ビットポール、複数ビットポール、複数ビット返答コマンド、または、これらに類するものとしても呼ぶことができる)ポールエレメントまたはポールビットを含めることができる。RLCにおいて、例えば、ポールエレメントは、PDUのうちの最も高いシーケンス番号を有するPDU、このケースではPDU19とともに送られる。典型的な従来のプロトコルは、ポールエレメントに対する応答をタイマー満期期間内に受信しなかったか、あるいは、送信または再送信バッファが満たされているとき、あるいは、特定の制御プロトコルと一致する他の適した理由のために、最も最近に送信されたPDU(送信が数値的な順序で送られた場合は、PDU19)の再送信を必要とする。これは、最も最近のPDUの冗長送信につながることがある。また、異なるPDUが、実際に受信デバイスにより受信されなかった場合、最も最近に送信されたPDUを再送信することは、受信されていないPDUを提供するものではない;これは、実際には、無駄になった送信である。
制御プロトコルの別の例で、上記で紹介したような、0、1、2、...、19と番号が付けられた20のPDUの送信シーケンスを考える。ワイヤレストランシーバ116は、送信シーケンスを送り、受信デバイスは、PDU7、8、10、および11以外のすべてのPDUを受信する。メモリ104中に記憶されている(および、受信デバイスにおいて記憶されている)制御プロトコルにしたがった1つの例示的な応答は、PDU7、8、10、および11が受信されなかったことと、次の予想されるPDUはPDU20であることとを示している(PDU19が、最も最近に受信されたPDUであることも意味している)NACK7、8、10、11、ACK20を含むことがある。このケースでは、従来のプロトコル(例えば、無線リンクプロトコル[RLP]または無線リンク制御[RLC]プロトコル)は、データユニット7、8、10、および11を再送信し、この再送信に対して再び応答するように受信デバイスに命令する後続するポールエレメント(すなわち、ポールビットまたは複数ビットエレメント)をデータユニット11とともに送るように、送信デバイスに要求する。しかしながら、ワイヤレストランシーバ116が再送信に対する応答を受信することなく、タイマーポールが満期になった場合、従来のプロトコルは、送信シーケンス中の最後のPDU、PDU19の再送信を必要とするだろう。PDU19は既に受信デバイスにより受信されていることから、これは明らかに冗長送信であるだろう。さらに、PDU19を再送信することで、PDU7、8、10、および11の消失を訂正することに失敗する。下記においてさらに詳細に記述するように、これは、ACK/NACKタイミング満了装置102により取り扱われる1つの問題である。
ACK/NACKタイミング満期装置102は、メモリ104中に記憶されている制御プロトコルを実現するモジュールを実行するデータプロセッサ106を備える。特に、これらのモジュールは、否定応答に関係している送信されたデータのセット(NACKされたデータのセットとしても呼ばれる)を識別する分析モジュール108を含む。上記の例を参照すると、NACKされたデータのセットは、受信デバイスによって消失されたとして示された、PDU7、8、10、および11を含む。さらに、NACKされたデータのセットのサブセット112に、返答コマンド(例えば、ポールエレメント、ポールビット、...)を含め、ワイヤレストランシーバ116を用いて、NACKされたデータのセットを再送信する肯定応答モジュール(すなわちACKモジュール)110を、モジュールは含む。前述の例を続けると、NACKされたデータのセットのサブセット112は、PDU7、8、10、および11のセットのうちの特定のPDU、または、PDUのセットのサブセットを含む。1つの特定の例として、ACKモジュール110は、送信されるPDUのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有するPDUのセットの1つ(例えば、PDU11、すなわち、一般的には、運ばれているワイヤレスデータのセットをサポートする無線ベアラ上における、最も最近のデータ送信または再送信内で、最も高いシーケンス番号を有するPDU)に返答コマンドを含める。一般的に、返答コマンドは、NACKされたデータのセットの再送信にACKまたはNACKするように、受信デバイスに命令するように構成することができる。しかしながら、本主題開示のさまざまな側面は、下記で論じるように、異なる返答コマンドフォーマットを提供する。
本主題開示の1つの側面では、返答コマンドは単一ビットコマンドである。この単一ビットコマンドは、例えば、返答が必要か、返答が必要ではないかを指定することができる。本主題開示において、返答コマンド(すなわち、ポールビット、ポールエレメントなど)がPDUに含まれている、または、PDU内に含まれているときには、返答が必要とされる。本主題開示の別の側面では、返答コマンドは複数ビットコマンドであることがある。この側面において、返答コマンドは、返答/返答なしに加えて、返答の形態、返答に対するタイミング、返答のコンテンツ、またはこれらに類するもの、あるいは、これらの適切な組み合わせのような、情報を指定することができる。
上記に引き続いて、ACK/NACKタイミング満期装置102は、NACKされたデータのセットの再送信に対する応答を受信する前に、デフォルト時間が満期になった場合、NACKされたデータのセットのサブセット112を再送信する応答モジュール114を備える。返答コマンドを含む、NACKされたデータのセットのサブセット112を再送信することは、送信シーケンス中の最後のPDUの再送信を必要とする従来のプロトコルよりも効率的で、より確実である。上記で論じたように、従来のプロトコルは、送信シーケンス中の最後のPDUが受信デバイスにより消失されるようなことが起こるいくつかのチャンスによってでない限り、冗長な再送信につながることが多い。しかしながら、一般的に言うと、他の何らかのPDUよりも、このPDUが消失される可能性は大きいということはなく(これに反する特定の条件がない)、最後のPDUの再送信は統計的に冗長なものになる。一方では、NACKされたデータのセットの送信に対する応答が、デフォルト時間の満期内に受信されなかった場合、これは、受信デバイスが、返答コマンド(例えば、上記例におけるPDU11)を含む、NACKされたデータのセットのサブセット112を受信するのに失敗したか、NACKされたデータのセットの再送信に対する応答が、ワイヤレストランシーバ116により消失されたかのいずれかであるからである可能性が高い。後者のケースでは、ワイヤレストランシーバ116の部分でできることは少ない。しかしながら、前者のケースでは、返答コマンドを含む、NACKされたデータのセットのサブセット112の再送信は、受信されたPDUの再送信の冗長さを軽減させるのみならず、これは、欠落しているデータを受信デバイスに提供することもできる。したがって、ACK/NACKタイミング満期装置102は、従来の制御プロトコルを用いる従来の装置に比べて著しい利益を提供する。例えば、ワイヤレストランシーバ116に対する帯域幅利用を改善する一方で、冗長ARQまたはHARQ送信を軽減することができる。
図2は、本主題開示のさらなる側面にしたがった、例示的なワイヤレス通信システム200のブロックダイヤグラムを図示している。ワイヤレス通信システム200は、受信デバイス204に通信的に結合されている送信デバイス202を備えることができる。特に、送信デバイスは、それぞれ、ワイヤレスデータを受信デバイス204に送信し、受信デバイス204からワイヤレスデータを受信する、1つ以上のワイヤレストランシーバ206を備える。描写してはいないが、受信デバイスも、1つ以上のワイヤレストランシーバを同様に備えることができる(例えば、図3のインフラストラクチャ参照)。さらに、送信デバイス202は、送信デバイス202により送られる、受信デバイス204へのデータの肯定応答および再送信を管理するための制御プロトコル(例えば、RLP、RLC、...)を記憶するメモリ208を備えている。本主題開示の少なくとも1つの側面では、特定のタイプのワイヤレス通信システム(例えば、特定のセルラシステム)のために、制御プロトコルを構成することができる。例は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システム、3GPP LTE アドバンスド(LTE−A)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UNITS)、または、高速パケットアクセス(HSPA)システム、マイクロ波アクセスに対するワールドワイドインターオペラビリティ(WiMAX)システム、別の適切なワイヤレス通信システム、または、これらの適切な組み合わせを含む。
メモリ208中に記憶されている制御プロトコルは、ACK/NACKタイミング満期装置202を実行するデータプロセッサ210により実現することができる。特に、送信デバイス212により送られるデータの肯定応答および再送信を管理するための制御プロトコルを実現するように、ACK/NACKタイミング満期装置212を構成することができる。本主題開示の1つの側面では、ACK/NACKタイミング満期装置212は、そうでないことが表されている場合を除いて、上記の図1のACK/NACKタイミング満期装置102と実質上類似している。しかしながら、本主題開示はそのように限定されていない。例えば、ACK/NACKタイミング満期装置212は、制御プロトコルを実現する異なるモジュール、このようなモジュールの異なる配置、集約機能性を提供するこのようなモジュールの組み合わせ、または、これらに類するものを備えることができる。ここで提供する文脈として、当業者により意図されているACK/NACKタイミング満期装置の他のバリエーションも、本主題開示の範囲内にあると考えられる。
動作において、図2中で、ワイヤレストランシーバ206は、TXデータ(すなわち送信データ)とラベルが付いているワイヤレスデータを受信デバイス204に送信することができる。ワイヤレスデータは、ACKモジュール216により含められる、返答コマンドまたはポールビットを含むことができる。特に、ACKモジュール216は、ワイヤレスデータのサブセット(例えば、PDUのシーケンスのうちの1つ以上のPDU)に、返答コマンドを含めることができる。ワイヤレスデータを送信すると、応答モジュール218は、返答コマンドに対する応答に関係するデフォルト時間にタイマー220を設定することができる。このデフォルト時間は、本主題開示の1つの側面において、メモリ208中に記憶されている制御プロトコルにより確立することができ、あるいは、代替的な側面において、返答コマンド内で指定できるまたは返答コマンドから推論できる。分析モジュール214は、送信デバイス202により取得するデータを監視して、返答コマンドに対する応答が受信されたか否かを識別できる。受信された場合、応答モジュール218は、メモリ208中に記憶されている制御プロトコルによって必要とされるとき、この応答に返答できる。1つの側面では、これは、ACKモジュール216により再送信データ中に含められている後続する返答コマンドとともに、NACKされたデータの再送信を必然的に伴うかもしれない。別の側面では、これは、例えば、以前に送られたすべてのワイヤレスデータが、返答コマンドに応答してACKされた場合に、後続するワイヤレスデータの送信を必然的に伴うかもしれない。応答に対する他の適切な返答を同様に実現することができる;本主題開示は、前述の例に限定されない。
他方、送信に対する応答を受信する前にデフォルト時間が満期になった(すなわち、例えば、NACKされたデータの再送信)場合、応答モジュール218は、返答コマンドを含む、ワイヤレスデータのサブセットを再送信する。応答モジュール218は、デフォルト時間(または、制御プロトコルにより設定された、第2の送信返答コマンドに対して設定された適切な別の時間)に、タイマー220を再び設定し、応答を待つことができる。ワイヤレスデータのサブセットおよび返答コマンドの再送信は、ワイヤレスデータに再び肯定応答するように受信デバイス204に命令する。したがって、何らかのデータユニットが消失している場合、これらは肯定応答中で送ることができ、および、これらの消失データユニットは、ACK/NACKタイミング満期装置212により再送信することができる。さらに、デフォルト時間中に受信デバイス204による応答が受信されなかったので、返答コマンドを含む、ワイヤレスデータのサブセットが受信デバイス204により消失された可能性が増加する。したがって、ワイヤレスデータのこのサブセットの再送信をデフォルトとすることは、消失データの再送信の可能性を増加させるとともに、冗長送信を避ける。
本主題開示の少なくとも1つの側面では、ACK/NACKタイミング満期装置212は、ワイヤレスデータをより小さい部分に分ける分割モジュール222を備えることがある。例えば、ワイヤレス条件が、信頼性のために、より小さいデータセグメントの送信を必要とする場合、ネットワークプロトコルが、減少されたHARQまたはARQトラフィックを必要とする場合、あるいは、これらに類する場合、これは有益になりうる。したがって、上述した例の文脈において、分割モジュール222は、ワイヤレスデータの少なくともサブセット(例えば、1つ以上のPDU)を、複数のサブPDUセグメントにセグメント化する。さらに、ACKモジュール216は、サブPDUセグメントの送信を肯定応答するように受信デバイス204に命令するために、サブPDUセグメントのうちの1つ中に返答コマンドを含める。1つの特定の側面において、分割モジュール222はまた、メモリ208中に記憶されている制御プロトコルにより必要とされるとき、識別および順序付けの目的で、サブPDUセグメントに対して番号を付けるための適切なシーケンスを提供する。さらに、応答モジュール218により設定されたタイマー220上のデフォルト時間の満期が、返答コマンドに対する応答を受信する前に満期になった場合、応答モジュール218は、返答コマンドを含むサブPDUセグメントの1つを再送信する。この方法では、例えば、PDU全体またはPDUのセットよりむしろ、サブPDUセグメントを再送信することにより、著しく減少された帯域幅を提供することができる。したがって、ACK/NACKタイミング満期モジュール212は、分割モジュール222を用いて、制御チャネル利用をさらに減少させ、結果として、ワイヤレス通信をさらに改善することができる。
図3は、本主題開示のさらに他の側面にしたがった、別のワイヤレス通信システム300のブロックダイヤグラムを図示している。ワイヤレス通信システム300は、送信デバイス304とワイヤレス通信リンクを共有している受信デバイス302を備えることができる。本主題開示のある側面では、ワイヤレス通信システム300は、上記の図2のワイヤレス通信システム200と実質上類似している。例として、1つ以上のこのような側面では、受信デバイス302は、受信デバイス204と実質上類似しており、または、送信デバイス304は、送信デバイス202と実質上類似しており、あるいはその双方であることがある。しかしながら、本主題開示はそのように限定されておらず、他の側面では、ワイヤレス通信システム300は、形態(例えば、モジュール、装置、送信/受信デバイスなどの配置)において、または、実体(例えば、装置、モジュール、制御プロトコルなどの構成)において、実質的にワイヤレス通信システム300とは異なることがある。
動作では、送信デバイス304と受信デバイス302との間のワイヤレスデータ交換は、下記の例にしたがって行うことができる。送信デバイス304は、(図3中でTXデータにより表されている)データのストリームを受信デバイス302に送ることができる。さらに、このデータのストリームは、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むことができる。返答コマンドは、データのストリームに対する応答を提示するように受信デバイス302に命令する。このデータのストリームは、受信デバイス302の1つ以上のワイヤレストランシーバ306において、すべてまたは一部が受信されるか、まったく受信されない。データのストリームが受信デバイス302により受信されなかった場合は、受信デバイス302は、最も最近の返答コマンドに応答するのに失敗する(図3中で、失敗応答によって表されている)。さらに、ワイヤレストランシーバ306において、ワイヤレスデータのセットが一部受信されたが、最も最近の返答コマンドを含むデータユニットが受信されなかった場合、失敗応答が生じることもあることを正しく認識すべきである。このようなケースでは、送信デバイス304は、最も最近の返答コマンド(すなわち、第2の返答コマンドまたは後続する返答コマンド)を含むデータユニットを再送信する。1つの側面では、データのストリームがPDUのシーケンスを含む場合、再送信は、返答コマンドがもともと送信されていたPDUのサブセットを含むことができる。別の側面では、ワイヤレスデータのセットがサブPDUセグメントのシーケンスを含む場合、再送信は、返答コマンドがもともと送信されていたサブPDUセグメントのうちの1つを含むことができる。1つ以上の特定の側面にしたがうと、PDUのサブセット、または、サブPDUセグメントのうちの1つは、それぞれ、PDUまたはサブPDUセグメントのシーケンスの最も高いシーケンス順序を有する、PDUまたはサブPDUセグメントを含むことができる。
ワイヤレストランシーバ306が、送信されたワイヤレスデータ、または、少なくとも最も最近の返答コマンドを含むデータユニットの取得に成功した場合、受信デバイス302は、メモリ308中に記憶されている、データのストリームの肯定応答のためのワイヤレスプロトコルにしたがって、応答することができる。特に、受信デバイス302は、ワイヤレスプロトコルを実現するように構成されているモジュールを実行するデータプロセッサ310を用いることができる。少なくとも1つの側面では、モジュールは、ACK/NACK装置312に含めることができる。ACK/NACK装置312は、データのストリームを分析して、データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別するパーシングモジュール314を備えることができ、データのストリームは、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む。さらに、ACK/NACK装置312は、データのストリームのサブセットが欠落している場合、NACKを送り、または、データのストリームのサブセットが欠落していなかった場合、ACKを送る応答モジュール316を備える。このACKの送信デバイス304による取得が成功した場合、データのストリームは継続させることができる。そうでなければ、送信デバイスは、NACKで識別されているような、欠落しているデータのストリームのサブセットを含めて返答することができる。後者のケースでは、ACK/NACK装置312の受信機モジュール320は、この返答とともに、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する。
1つの側面では、この最も最近の返答コマンドは、データユニットの再送信に対して応答するように受信デバイス302に命令するように設定された単一ビットであることがある。さらに、1つの例では、パーシングモジュール314は、データユニットの再送信を、データのストリームのサブセットと比較し、さらに、応答モジュール316は、再送信がデータのストリームのサブセットを含んでいない場合に、NACKを送る。代替的に、応答モジュール316は、データのストリームのサブセットが欠落していない場合に、データユニットの再送信に応答してACKを再度送る。
少なくとも1つの例において、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信は、送信デバイス304が、ワイヤレスプロトコルにより確立された期間内に、ACKまたはNACKを受信することに失敗することに応答していることを正しく認識すべきである。この問題を取り扱うために、メモリ308に記憶されているワイヤレスプロトコルにより確立されたこの期間内にACKまたはNACKを送るように、応答モジュール316を構成してもよい。したがって、ワイヤレストランシーバ306においてデータのストリームが受信されると、応答モジュール316は、この時間期間にタイマー318を設定する。最も最近の応答コマンドを含むデータユニットがデータストリームとともに受信される限り、タイマー318を利用して、応答モジュール316は、ワイヤレスプロトコルにより確立された時間期間内で、返答コマンドに対して確実に応答する。
図4は、本主題開示の側面にしたがった、例示的なワイヤレス通信構成400のブロックダイヤグラムを描いている。ワイヤレス通信構成400は、ワイヤレスネットワークの担当セル402と、担当セル402とユーザ機器(UE)404との間でデータを交換するためのワイヤレスリンク406を共有しているUE404とを備えている。ワイヤレスプロトコルにしたがうと、担当セル402は、ダウンリンク送信上でデータを送信する一方で、UE404は、アップリンク送信上でデータを送信する。さらに、担当セル402により送られたダウンリンク送信に対する応答(ACKまたはNACK)は、アップリンク送信上でUE404により提供され、同じように、UE404により送られたアップリンク送信に対する応答は、ダウンリンク送信上で担当セルにより提供される。したがって、担当セル402は、データのダウンリンクシーケンスをUE404に送信するとともに、これらのダウンリンク送信とともに、UE404から取得したデータのアップリンクシーケンスに対する応答を送信する。さらに、UE404は、データのアップリンクシーケンスを送信するとともに、これらのアップリンク送信とともに、データのダウンリンクシーケンスに対する応答を担当セル402に送信する。
上記に引き続いて、ここに記述しているように、担当セル402は、UE404から来ることが予期されている、データのダウンリンクシーケンスに対する肯定応答を管理するACK/NACKタイミング満期装置408を備えている。同様に、UE404は、担当セル402から来ることが予期されている、データのアップリンクシーケンスに対する肯定応答を管理するACK/NACKタイミング満期装置410を備えている。本主題開示のさまざまな側面において、ACK/NACKタイミング満期装置408およびACK/NACKタイミング満期装置410は、上記の図1のACK/NACKタイミング満期装置102に実質上類似しており、または、ACK/NACKタイミング満期装置212に実質上類似していることを、正しく認識すべきである。しかしながら、本主題開示はそのように限定されていないことを正しく認識すべきである。さらに、描かれてはいないが、担当セル402またはUE404は、ワイヤレスリンク406を通してのデータのワイヤレス交換を管理する制御プロトコルのセットにしたがって、それぞれ、ダウンリンク肯定応答およびアップリンク肯定応答を提供するACK/NACK装置に結合されていることがあり、または、関係していることがある。本主題開示の少なくとも1つの側面では、これらのACK/NACK装置のうちの1つ以上のものは、ACK/NACK装置312に実質上類似しているが、本主題開示はそのように限定されていない。
図5は、本主題開示の特定の側面にしたがった、基地局502を備えている例示的なシステム500のブロックダイヤグラムを図示している。基地局502は、ワイヤレスネットワークにおいて、アクセス端末に対する改善されたタイミングプロビジョニングを提供するように構成することができる。特に、基地局502は、遠隔デバイスとのワイヤレス通信の肯定応答および再送信を管理するように構成することができる。このような管理を提供することによって、基地局502は、ARQまたはHARQまたは同じような送信における冗長さを減少させることができ、このような送信に基づいて、シグナリングを制御するための帯域幅利用を改善する。
基地局502(例えばアクセスポイント、...)は、1つ以上の受信アンテナ506を通してAT504からワイヤレス信号を取得する受信機510と、変調器520により提供された、コード化された/変調されたワイヤレス信号を、送信アンテナ508を通してAT504に送る送信機522とを備えることができる。受信アンテナ506および送信アンテナ508は、受信機510および送信機522に加えて、ここで記述しているような、本主題開示のさまざまな側面を実現するワイヤレストランシーバのセットを備えることができる。
受信機510は、受信アンテナ506から情報を取得でき、AT504により送信されるアップリンクデータを受信する信号受信者(示されていない)をさらに備えることができる。さらに、受信機510は、受信した情報を復調する復調器512に動作的に関係している。復調されたシンボルは、データプロセッサ514により分析される。データプロセッサ514は、基地局502により提供するまたは実現する機能に関連している情報を記憶するメモリ516に結合されている。
上記に引き続いて、基地局502は、基地局502とAT504との間でのワイヤレス通信の肯定応答および再送信の管理を提供するACK/NACKタイミング満期装置518を備えることができる。特に、ACK/NACKタイミング満期装置518は、メモリ516中に記憶されているワイヤレスプロトコルにしたがって、AT504により消失されたデータユニット(例えば、PDU)を再送信することができる。より詳細には、返答コマンドに対して予期される応答が、AT504から受信されなかったとき、ACK/NACKタイミング満期装置518は、基地局502とAT504との間の無線ベアラに対して、最も最近の返答コマンドを含むデータユニットを再送信する。最も最近の返答コマンドを含むこのデータユニットの再送信は、ここで記述するように、消失データユニットの再送信の可能性を増加させるとともに、非消失データユニットの再送信の可能性を最小化するように構成されている。
図6は、本主題開示の側面にしたがったワイヤレス通信のために構成されている、AT602を備えている例示的なシステム600のブロックダイヤグラムを描いている。ワイヤレスネットワークの1つ以上の基地局604(例えば、アクセスポイント)とワイヤレスに結合するように、AT602を構成することができる。このような構成に基づいて、AT602は、フォワードリンクチャネル上で基地局604からワイヤレス信号を受信し、リバースリンクチャネル上でワイヤレス信号に応答することができる。さらに、AT602は、ここで記述するように、受信したワイヤレス信号を分析して、担当セルのものとは異なる周波数を用いる非担当セルに関係するタイミング情報を抽出するための、または、これに類するものための、メモリ614中に記憶されている命令を含むことができる。
AT602は、信号を受信する、少なくとも1つのアンテナ606(例えば、ワイヤレス送信/受信インターフェース、または、出力/入力インターフェースを含むこのようなインターフェースのグループ)と、受信した信号上で典型的な動作(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートするなど)を実行する受信機608とを含む。一般的に、基地局604とのワイヤレスデータ交換を促進するように、アンテナ606および送信機620(集合的にはトランシーバとして呼ばれる)を構成できる。さらに、アンテナ606、受信機608、および送信機620とともに、復調器610および変調器618は、基地局604とAT602との間のデータ交換を実現するワイヤレストランシーバのセットを形成できる。
アンテナ606および受信機608は、受信したシンボルを復調し、評価のために、このような信号をデータプロセッサ612に提供する復調器610に結合されている。データプロセッサ612は、AT602の1つ以上のコンポーネント(アンテナ606、受信機608、復調器610、メモリ614、ACK/NACKタイミング満期装置616、変調器618、送信機620)を制御および/または参照することができることを正しく認識すべきである。さらに、データプロセッサ612は、AT602の機能を実行することに関係する情報または制御を有する、1つ以上の、モジュール、アプリケーション、エンジン、またはこれらに類するもの(ACK/NACKタイミング満期装置616)を実行することができる。例えば、このような機能は、ここに記述するように、基地局604による、ワイヤレスデータの肯定応答および再送信を管理することを含むことができる。
さらに、AT602のメモリ614は、データプロセッサ612と動作的に結合されている。メモリ614は、送信されるデータと、受信したデータと、これらに類するものと、遠隔デバイスとのワイヤレス通信を行うのに適切な命令とを記憶することができる。特に、上述したような、または、ここの他の所で記述したようなさまざまな機能を実現するために、命令を利用してもよい。さらに、1つの代替的な側面では、メモリ614は、ACK/NACKタイミング満期装置616と、上記のデータプロセッサ612により実行される、その中に含まれているモジュール(例えば、分析モジュール214、ACKモジュール216、応答モジュール218、タイマー220、分割モジュール222)とを記憶することができる。
いくつかの、コンポーネント、モジュール、および/または通信インターフェースとの間の相互関係に関して、前述のシステムまたは装置を記述してきた。このようなシステム、および、コンポーネント/モジュール/インターフェースは、そこで指定されている、これらのコンポーネント/モジュール、またはサブモジュール、指定されているコンポーネント/モジュール、またはサブモジュールのうちのいくつか、ならびに/あるいは、さらなるモジュールを含むことができることを正しく認識すべきである。例えば、システムは、ACK/NACK装置312およびACK/NACKタイミング満期装置212を有するAT602や、ACK/NACKタイミング満期装置102およびACK/NACK装置312を有する基地局502や、あるいは、これらのモジュールまたは他のモジュールの異なる組み合わせを含むことができる。サブモジュールはまた、親モジュール内に含まれているというよりむしろ、他のモジュールに通信的に結合されているモジュールとして実現することができるだろう。さらに、1つ以上のモジュールは、集約機能性を提供する単一のモジュールに組み合わせることができることに留意すべきである。例えば、単一のコンポーネントにより、データユニット再送信中に最も最近のポールエレメントを含めて、データユニットおよび最も最近のポールエレメントの再送信を促進するために、ACKモジュール216は応答モジュール218を含むことができ、または、その逆も同じである。コンポーネントは、ここでは特に記述していないが当業者によって知られている1つ以上の他のコンポーネントと対話することもできる。
さらに、正しく認識されるように、上記で開示したシステムおよび下記の方法のさまざまな部分は、人工知能または知識またはルールベースのコンポーネント、サブコンポーネント、プロセス、手段、方法論、またはメカニズム(例えば、サポートベクトル機械、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイズの信念ネットワーク、ファジィ論理、データ融合エンジン、クラスファイア、...)を含んでいてもよく、あるいは、これらのものから構成されていてもよい。とりわけ、および、ここで既に記述したものに加えて、このようなコンポーネントは、実行されるあるメカニズムまたはプロセスを自動化して、システムおよび方法の一部分を、より適応可能なものにするとともに、より効果的でインテリジェントなものにすることができる。
上述した例示的なシステムを考慮して、開示した本主題項目にしたがって実現できる方法論は、図7〜10のフローチャートを参照すると、より正しく認識されるだろう。説明の簡略化の目的のために、方法論を一連のブロックとして示し記述している一方で、いくつかのブロックは、ここに描かれ記述されているものとは異なる順序で、および/または、他のブロックと同時に生じることがあるので、特許請求している本主題項目は、ブロックの順序により限定されない。さらに、図示しているすべてのブロックが、これより後に記述されている方法論を実現するのに必要なわけではない。加えて、これより後にこの明細書全体を通して開示されている方法論は、このような方法論をコンピュータに移動および転送するのを促進するために、製造物上に記憶させることができることをさらに認識すべきである。ここで使用する、製造物という用語は、何らかのコンピュータ読取可能デバイスからアクセス可能なコンピュータプログラム、搬送波に関連するデバイス、または記憶媒体を含むことを意図している。
図7は、本主題開示の特定の側面にしたがった、例示的な方法論700のフローチャートを図示している。702において、方法700は、ワイヤレス送信機を用いて、ワイヤレスデータのセットを送信することを含み、ワイヤレスデータのサブセットは、ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメント(例えば、返答コマンド)を有する。本主題開示のいくつかの側面では、方法700は、ポールエレメントに対して、ワイヤレスデータのセットの単一ビットを用いることを含む。代替的に、他の側面では、方法700は、ポールエレメントに対して、ワイヤレスデータのセットの複数ビットを用いることを含む。
さらなる側面にしたがうと、ワイヤレスデータのセットを送信することは、ワイヤレスデータのセット内で最も高いシーケンス番号を有するPDUを、ワイヤレスデータのサブセットとして選択することをさらに含む。オプションとして、ワイヤレスデータのセットは、ワイヤレス受信機により以前に送信されたPDUのサブセットを含む。例えば、後者のオプション的な側面では、方法700は、PDUのサブセットに関係しているNACKを受信することを含み、さらに、ワイヤレス送信機を用いて、ワイヤレスデータのセットを送信することは、NACKを受信することに応答して、PDUのサブセットを再送信することを含む。
特定の側面では、ワイヤレスデータのセットを送信することは、PDUを複数のサブPDUセグメントにセグメント化することと、ワイヤレスデータのセットに対して、複数のサブPDUセグメントを用いることとをさらに含む。これらの後者の側面では、方法700は、複数のサブPDUセグメントのうちの1つを、ポールビットを含む、ワイヤレスデータのサブセットとして選択することをさらに含む。さらに詳細には、方法700は、サブPDUセグメントのうちで最も高いシーケンス番号を有する複数のサブPDUセグメントを、複数のサブPDUセグメントのうちの1つとして用いることを含む。
704において、方法700は、ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いて、タイマーを開始させることを含む。さらに、706において、方法700は、タイマーの満期までに応答を受信しなかった場合、ワイヤレス送信機を用いて、ポールエレメントを含む、ワイヤレスデータのサブセットを再送信することを含む。上記に引き続いて、特定の側面では、方法700は、ワイヤレスデータのセットに対する応答を受信することと、応答を分析して、受信機が取得するのに失敗した、ワイヤレスデータのセットの欠落しているPDUを識別することとを含む。これらの特定の側面では、方法700はまた、欠落しているPDUに対するACKを送るように受信機に命令する第2のポールエレメントとともに、PDUを再送信することと、欠落しているPDUを再送信するときに、第2のタイマーを開始させることと、第2のタイマーの満期のときに、ACKを受信しなかった場合、欠落しているPDUと第2のポールエレメントとを再送信することとを含む。
図8は、本主題開示のさらに他の側面にしたがって、例示的な方法論800のフローチャートを描いている。802において、方法800は、返答コマンドを有する、1つのデータユニットまたはサブデータユニットを持つ、データユニットのセットを送信することを含む。804において、方法800は、データユニットのセットを送信するときに、応答タイマーを設定することを含む。806において、方法800は、応答タイマーが満期になったか否かを決定する。満期になっていない場合、方法800は、応答タイマーがインクリメントされる808に進み、方法800は、参照番号806に戻る。一方、参照番号806において、応答タイマーが満期になったことが決定された場合、方法800は810に進む。
810において、方法800は、データユニットのセットを送信することに対する応答が受信されているか否かを決定することを含む。受信されている場合、方法800は812に進み;そうでなければ、方法800は816に進む。812において、方法800は、データユニットのセットに対する完全なACKが受信されているか否かを決定する。受信されている場合、方法800は814に進み、終了する。そうでなければ、方法800は816に進む。816では、方法800は返答コマンドを有するデータユニットを再送信する。さらに、方法800は、その後、参照番号804に戻る。
図9は、本主題開示のさらに他の側面にしたがって、例示的な方法論900のフローチャートを図示している。902において、方法900は、ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むデータのストリームを取得することを含む。1つの側面では、データのストリームは、サブPDUセグメントのセットを含み、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットは、サブSDUセグメントのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントである。
904において、方法900は、データプロセッサを用いて、データのストリームをパースし、欠落しているデータのセットを識別することとを含む。いくつかの側面では、データのストリームをパースすることは、欠落しているデータのセットを識別するために、送信されたデータユニットのセットおよび受信したデータユニットのセットを識別することと、受信したデータユニットのセットを送信されたデータユニットのセットと比較することとをさらに含んでいる。さらに、906において、方法900は、ワイヤレストランシーバを用いて、欠落しているデータのセットに対するNACKを送ることを含む。上記に引き続いて、方法900は、908において、ワイヤレストランシーバを用いて、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得することを含む。
本主題開示の代替的な側面にしたがうと、方法900は、最も最近の返答コマンドにより指定されている時間期間内で、または、最も最近の返答コマンドから推論される時間期間内で、欠落しているデータのセットに対するNACKを送ることを含む。他の代替的な側面にしたがうと、方法900は、データユニットの再送信により再送信されたデータのセットを受信し、データユニットの再送信は、後続する返答コマンドを含むことと、再送信されたデータのセットが、欠落しているデータのセットのすべてのデータを含むか否かを識別することとを含む。この後者の側面では、方法900はまた、再送信されたデータが、欠落しているデータのセットのすべてのデータを含まなかった場合、後続する返答コマンドに応答して、第2のNACKを送ることを含む。さらに、この後者の側面はまた、第2のNACKを送ることに応答した、再送信されたデータの第2のセットと、データユニットの第2の再送信とを受信することを含み、データユニットの第2の再送信は、さらなる返答コマンドを含む。
さらに他の代替的な側面では、データのストリームは、サブPDUセグメントのセットを含む。このような側面では、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットは、サブPDUセグメントのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントである。さらにこれらの後者の側面にしたがうと、方法900は、欠落しているデータのセットに対するNACKに応答した、最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントの再送信を受信することを含む。
図10は、本主題開示の1つ以上のさらなる側面にしたがって、追加的な方法論のフローチャートを描いている。1002において、方法1000は、データのストリーム内に返答コマンドを有するPDUを持つデータのストリームを受信することを含む。1004において、方法1000は、データをパースして、データのストリームの何らかの欠落しているデータを識別することを含む。1006において、方法1000は、何らかの欠落しているデータがパーシングから識別されたか否かを決定することを含む。欠落しているデータが識別された場合、方法1000は1010に進む。そうでなければ、方法1000は、1008に進む。
1008において、方法1000は、データのストリームを受信することに応答して、ACKを送ることを含む。方法1000は、その後1012に進む。1010において、方法1000は、代わりに、データのストリームを受信することに応答して、NACKを送ることと、欠落しているデータを識別することとを含む。いくつかの側面では、NACKは、欠落しているデータを(例えば、PDUシーケンス番号により)識別することと含む。1012において、方法1000は、返答コマンドを有するPDUが後続して受信されたか否かを決定する。受信されていなかった場合、方法1000は1014に進み、終了する。返答コマンドを持つPDUが後続して受信されていた場合、方法1000は1016に進み、参照番号1004におけるパーシングがデータのストリームから何らかの欠落したデータを識別したか否かに依存して、ACKまたはNACKを再送信する。
図11および12は、本主題開示の側面にしたがって、ワイヤレス通信のための、改善された肯定応答および再送信のプロトコルに対する、各例示的なシステム1100、1200を図示している。例えば、システム1100、1200は、ノード、基地局、アクセスポイント、ユーザ端末、移動体インターフェースカードに結合されているパーソナルコンピュータ、あるいはこれらに類するもののような、ワイヤレス通信ネットワーク内に、および/または、ワイヤレス受信機内に、少なくとも部分的に存在することができる。システム1100、1200は、機能ブロックを含むように表されており、これらの機能的ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらを組み合わせたもの(例えば、ファームウェア)により実現する機能を表す機能的ブロックでありえることを正しく認識すべきである。
システム1100は、システム1100の機能を実行するように構成されているモジュールを記憶するメモリ1102を備えている。特に、システム1100は、ワイヤレス送信機を用いて、ワイヤレスデータのセットを送信するモジュール1104を備えており、ワイヤレスデータのサブセットは、ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含んでいる。さらに、システム1100は、ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサ1110を用いてタイマーを開始させるモジュール1106を備えている。またさらに、システム1100は、タイマーの満期までに応答が受信されなかった場合、ワイヤレス送信機を用いて、ポールエレメントを含む、ワイヤレスデータのサブセットを再送信するモジュール1108を備えている。
システム1200は、システム1200の機能を実行するように構成されているモジュールを記憶するメモリ1202を備えている。特に、システム1200は、ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むデータのストリームを取得するモジュール1204を備えている。加えて、システム1200は、データプロセッサ1212を用いて、データのストリームをパースし、データのセットのサブセットが欠落しているか否かを識別するモジュール1206を備えている。さらに、システム1200は、データのセットのサブセットが欠落している場合、または、欠落していない場合、ワイヤレストランシーバを用いて、それぞれ、NACKまたはACKを送るモジュール1208を備えている。上記に引き続いて、システム1200は、ワイヤレストランシーバを用いて、最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得するモジュール1210を備えている。
図13は、ここで開示したいくつかの側面にしたがった、ワイヤレス通信を促進することができる例示的なシステム1300のブロックダイヤグラムを描いている。ダウンリンク上で、アクセスポイント1305において、送信(TX)データプロセッサ1310は、トラフィックデータを受け取り、フォーマット化し、コード化し、インターリーブし、変調(すなわち、シンボルマッピング)して、変調シンボル(“データシンボル”)を提供する。シンボル変調器1315は、データシンボルおよびパイロットシンボルを受け取って処理し、シンボルのストリームを提供する。シンボル変調器1315は、データおよびパイロットシンボルを多重化し、それらを送信機ユニット(TMTR)1320に提供する。各送信シンボルは、データシンボル、パイロットシンボル、または、0の信号値でありえる。パイロットシンボルは、各シンボル期間において継続的に送られる。パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多重化(TDM)、コード分割多重化(CDM)することができ、あるいは、これらや同様な変調および/または送信技術の適切な組み合わせとすることができる。
TMTR1320は、シンボルのストリームを受け取って、1つ以上のアナログ信号にコンバートし、さらに、アナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタリング、および周波数アップコンバート)して、ワイヤレスチャネルを通した送信に適切なダウンリンク信号を発生させる。ダウンリンク信号は、その後、アンテナ1325を通して端末に送信される。端末1330において、アンテナ1335は、ダウンリンク信号を受信し、受信した信号を受信機ユニット(RCVR)1340に提供する。受信機ユニット1340は、受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、および周波数ダウンコンバート)し、調整した信号をデジタル化してサンプルを取得する。シンボル復調器1345は、受け取ったパイロットシンボルを復調し、チャネル推定のために、このパイロットシンボルをプロセッサ1350に提供する。シンボル復調器1345は、さらに、ダウンリンクに対する周波数応答推定をプロセッサ1350から受け取り、受け取ったデータシンボル上でデータ復調を実行し、データシンボル推定(これらは、送信されたデータシンボルの推定)を取得し、データシンボル推定をRXデータプロセッサ1355に提供する。RXデータプロセッサ1355は、データシンボル推定を復調(すなわち、シンボルデマッピング)し、デインターリーブし、デコードして、送信されたトラフィックデータを復元する。シンボル復調器1345およびRXデータプロセッサ1355による処理は、アクセスポイント1305における、シンボル変調器1315およびTXデータプロセッサ1310のそれぞれによる処理に対して相補的なものである。
アップリンク上で、TXデータプロセッサ1360は、トラフィックデータを処理し、データシンボルを提供する。シンボル変調器1365は、データシンボルを受け取って、データシンボルをパイロットシンボルと多重化し、変調を実行して、シンボルのストリームを提供する。送信機ユニット1370は、その後、シンボルのストリームを受け取って処理し、アンテナ1335によりアクセスポイント1305に送信させるアップリンク信号を発生させる。特に、アップリンク信号は、SC−FDMA要求にしたがっており、ここで記述したように、周波数ホッピングメカニズムを含む。
アクセスポイント1305において、端末1330からのアップリンク信号は、アンテナ1325により受信され、受信機ユニット1375により処理されて、サンプルを取得する。シンボル復調器1380は、その後、サンプルを処理し、アップリンクに対して、受信したパイロットシンボルと、データシンボル推定とを提供する。RXデータプロセッサ1385は、データシンボル推定を処理して、端末1330により送信されたトラフィックデータを復元する。プロセッサ1390は、アップリンク上で送信している各アクティブな端末に対してチャネル推定を実行する。複数の端末は、これらそれぞれに割り当てられたパイロット副帯域のセット上のアップリンク上で同時にパイロットを送信することができ、ここで、パイロット副帯域セットは、インターレースさせることができる。
プロセッサ1390および1350は、アクセスポイント1305および端末1330における動作をそれぞれ命令する(例えば、制御する、調整する、管理するなど)。プロセッサ1390および1350のそれぞれは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリユニット(示されていない)に関係している。プロセッサ1390およびプロセッサ1350はまた、計算を実行して、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれに対する、周波数と時間ベースのインパルス応答との推定を抽出することができる。
多元接続システム(例えば、SC−FDMA、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMAなど)において、複数の端末は、アップリンク上で同時に送信できる。このようなシステムにおいて、異なる端末の間でパイロット副帯域を共有できる。各端末に対するパイロット副帯域が、動作帯域全体(可能性としては帯域端を除く)にわたるケースでは、チャネル推定技術を使用することができる。各端末に対する周波数ダイバーシティを取得するのに、このようなパイロット副帯域構造が望ましいだろう。ここで記述した技術は、さまざまな手段により実現できる。例えば、これらの技術は、ハードウェアで、ソフトウェアで、または、これらを組み合わせたもので実現できる。デジタル、アナログ、または、デジタルとアナログの双方でありえるハードウェアインプリメンテーションにおいて、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、現場プログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここに記述した機能を実行するように設計されている他の電子ユニット、または、これらを組み合わせたものの内で、チャネル推定のために使用する処理ユニットを実現することができる。ソフトウェアでは、インプリメンテーションは、ここで記述した機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)を通して行うことができる。ソフトウェアコードは、メモリユニット内に記憶させることができ、プロセッサ1390および1350により実行することができる。
図14は、1つ以上の側面に関連して利用することができるような、複数の基地局(BS)1410(例えば、ワイヤレスアクセスポイント、ワイヤレス通信装置)と、複数の端末1420(例えば、AT)とを持つワイヤレス通信システム1400を図示している。BS1410は、一般的に、端末と通信し、アクセスポイント、ノードB、または他の何らかの専門用語で呼ばれることもある、固定局である。1402a、1402b、および1402cとラベルが付いており、図14中の3つの地理的エリアとして図示されている、特定の地理的エリアまたはカバレッジエリアに対して、各BS1410は通信カバレッジを提供する。“セル”という用語は、この用語が使用される文脈に依存して、BS、または、このカバレッジエリアのことを指す。システム容量を向上させるために、BS地理的エリア/カバレッジエリアを、複数のより小さいエリア(例えば、図14中のセル1402aにしたがった、3つのより小さいエリア)である、1404a、1404b、および1404cに区分することができる。それぞれのより小さいエリア(1404a、1404b、1404c)は、各基地トランシーバサブシステム(BTS)により担当することができる。“セクタ”という用語は、この用語が使用される文脈に依存して、BTS、または、このカバレッジエリアのことを指す。セクタ化されたセルに対して、そのセルのすべてのセクタに対するBTSは、典型的に、そのセルに対する基地局内で同じ位置に配置される。ここで記述した送信技術は、セクタ化されているセルを持つシステムとともに、セクタ化されていないセルを持つシステムに対して使用することができる。簡略化のために、本主題記述において、そうでないことが指定されていない限り、“基地局”という用語は、セクタを担当する固定局とともに、セルを担当する固定局に対する総称として使用されている。
端末1420は、典型的に、システム全体を通して分散されており、各端末1420は、固定または移動性であることがある。端末1420は、移動局、ユーザ機器、ユーザデバイス、ワイヤレス通信装置、アクセス端末、ユーザ端末、または他の何らかの専門用語として呼ばれることがある。端末1420は、ワイヤレスデバイス、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PAA)、ワイヤレスモデムカードなどであることがある。各端末1420は、何らかの所定の瞬間において、ダウンリンク(例えば、FL)およびアップリンク(例えば、RL)上で、0の、1つの、または複数のBS1410と通信することができる。ダウンリンクは、基地局から端末への通信リンクのことを指し、アップリンクは、端末から基地局への通信リンクのことを指している。
集中型アーキテクチャにおいて、システム制御装置1430は、基地局1410に結合し、BS1410に対して調整および制御を提供する。分散型アーキテクチャにおいて、BS1410は、(例えば、BS1410に通信的に結合しているワイヤードまたはワイヤレスのバックホールネットワークにより)必要とされるとき、互いに通信することができる。フォワードリンク上のデータ送信は、フォワードリンクまたは通信システムによりサポートできる、最大データレートで、または、最大データレート近くで、1つのアクセスポイントから1つのアクセス端末へ起こることが多い。フォワードリンクのさらなるチャネル(例えば、制御チャネル)は、複数のアクセスポイントから1つのアクセス端末へ送信されることがある。リバースリンクデータ通信は、1つのアクセス端末から1つ以上のアクセスポイントへ起こることがある。
図15は、さまざまな側面にしたがって、設計された、または、準設計されたワイヤレス通信環境1500の図示である。互いに、および/または、1つ以上の移動体デバイス1504に対して、ワイヤレス通信信号を受信し、送信し、反復するなどする、1つ以上のセルおよび/またはセクタ中の1つ以上のBS1502を、ワイヤレス通信環境1500は備えている。図示されているように、1506a、1506b、および1506cとラベルが付いており、4つの地理的エリアとして図示されている特定の地理的エリアに対して、各BS1502は、通信カバレッジを提供できる。当業者により正しく認識されるように、各BS1502は、送信機チェーンおよび受信機チェーンを備えることができ、送信機チェーンおよび受信機チェーンのそれぞれは、次に、信号の送信および受信に関係している複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど、上記の図13参照)を備えることができる。移動体デバイス1504は、例えば、セルラ電話機、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、グローバルポジショニングシステム、PDA、または、ワイヤレス通信環境1500を通して通信するのに適した他の何らかのデバイスであることがある。ここで述べた、ワイヤレス通信における、改善された肯定応答および再送信のプロトコルを促進するために、ここで記述したさまざまな側面に関連して、ワイヤレス通信環境1500を用いることができる。
本主題開示中で使用される“コンポーネント”、“システム”、“モジュール”という用語、およびこれらに類するものは、コンピュータ関連エンティティや、ハードウェアか、ソフトウェアか、実行中のソフトウェアか、ファームウェアか、ミドルウェアか、マイクロノードか、これらの何らかの組み合わせのいずれかを指すことを意図している。例えば、モジュールは、これらには限定されないが、プロセッサ上で実行しているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、デバイス、および/または、コンピュータであってもよい。1つ以上のモジュールは、プロセス、または、実行のスレッド内に存在していてもよく、モジュールは、1つの電子デバイス上に局所化してもよく、および/または、2つ以上の電子デバイスとの間に分配してもよい。さらに、これらのモジュールは、その上に記憶されているさまざまなデータ構造を有するさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行できる。モジュールは、1つ以上のデータユニット(例えば、ローカルシステム、分散システム中の別のコンポーネントと、または、インターネットのようなネットワークを通して他のシステムと、信号により対話している1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号にしたがうような、ローカルプロセスまたは遠隔プロセスにより通信できる。さらに、ここに記述したシステムのコンポーネントまたはモジュールは、これに関して記述した、さまざまな側面、目標、利点などを達成することを促進するために、再配置してもよく、または、追加的なコンポーネント/モジュール/システムにより補完してもよく、ならびに、当業者により正しく認識されるように、所定の図面中に先に述べた厳密な構成に限定されない。
さらに、ユーザ機器(UE)に関連して、さまざまな側面をここで記述している。UEは、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、移動体通信デバイス、移動体デバイス、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末(AT)、ユーザエージェント(UA)、ユーザデバイス、またはユーザ端末(UE)と呼ばれることもある。加入者局は、セルラ電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、あるいは、処理デバイスとのワイヤレス通信を促進するワイヤレスモデムまたは類似したメカニズムに接続されている他の処理デバイスであることがある。
1つ以上の例示的な実施形態では、記述した機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、ミドルウェアで、マイクロコードで、または、これらのものを組み合わせた任意のもので実現することができる。ソフトウェアで実現された場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶させることができ、あるいは、コンピュータ読取可能媒体を通して送信することができる。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの物理媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、スマートカードおよびフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キーデバイス、...)、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを伝送または記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含むことができる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者線(DSL)や、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、DSLや、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイディスク(登録商標)を含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記のものの組み合わせも、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含めるべきである。
ハードウェアインプリメンテーションにおいて、ここに開示した側面と関連して説明した、処理ユニットの、さまざまな例示的なロジック、論理ブロック、モジュールおよび回路は、1つ以上の、ASIC、DSP、DSPD、PLD、FPGA、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、汎用プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここに記述した機能を実行するように設計されている他の電子ユニット、あるいは、これらの任意の組み合わせたものにより、実現または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であることがある。プロセッサはまた、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサを組み合わせたものや、複数のマイクロプロセッサや、DSPコアを伴う1つ以上のマイクロプロセッサや、任意の他の適切なコンフィギュレーションのような、コンピューティングデバイスを組み合わせたものとして実現することができる。加えて、少なくとも1つのプロセッサは、ここで記述したステップおよび/またはアクションの1つ以上のものを実行するように動作可能な1つ以上のモジュールを備えることができる。
さらに、ここで記述したさまざまな側面または特徴は、標準プログラミングおよび/またはエンジニアリング技術を使用して、方法、装置または、製造物として実現してもよい。さらに、ここで開示した側面に関連して記述した方法あるいはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、ハードウェア中に、プロセッサにより実行するソフトウェアモジュール中に、あるいは、双方を組み合わせたものの中に、直接的に具現化できる。さらに、いくつかの側面では、方法あるいはアルゴリズムのステップまたはアクションは、コンピュータプログラムプロダクト中に組み込むことができる、機械読取可能媒体またはコンピュータ読取可能媒体上の、コードまたは命令の、少なくとも1つ、任意の組み合わせ、またはセットとして存在することができる。ここで使用する“製造物”という用語は、何らかの適切なコンピュータ読取可能デバイスからアクセス可能なコンピュータプログラムを含むことを意図している。
さらに、“例示的な”という用語は、ここでは、例、事例、または例示として役割を果たすことを意味するように使用される。“例示的な”としてここで記述する何らかの側面または設計は、必ずしも、他の側面または設計より好ましい、あるいは、他の側面または設計より利点があるものとして解釈されるべきはない。むしろ、例示的なという用語の使用は、具体的な方法で概念を表すことを意図している。本出願中で使用されるように、“または”という用語は、排他的な“または”というよりはむしろ、包括的な“または”を意味することを意図している。すなわち、そうでないことが指定されていない限り、または、文脈から明らかでない限り、“XはAまたはBを用いる”は、何らかの自然な包括的置換を意味することを意図している。すなわち、XはAを用いる場合;XはBを用いる場合;または、XはAおよびBの双方を用いる場合、前述の何らかの例示の下では、“XはAまたはBを用いる”を満たしている。さらに、本出願および添付している特許請求の範囲中で使用する冠詞“a”および“an”、は、一般的に、そうでないことが指定されていない限り、または、単数形に向けられていることが文脈から明らかでない限り、“1つ以上”を意味するものと考えるべきである。
さらに、ここで使用するような“推論する”あるいは“推論”という用語は、一般的に、イベントまたはデータを通して捕捉したような観測のセットから、システム、環境、またはユーザの状態を論理的に考えることのプロセス、または、推論することのプロセスを指している。推論は、特有の文脈またはアクションを識別するために用いることができ、または、例えば、状態を通して確率分布を発生させることができる。推論は、確率論的なものであり、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいた、対象の状態を通した確率分布の計算である。推論はまた、イベントまたはデータのセットから高レベルイベントを構成するために用いる技術を指すことができる。このような推論は、イベントが、時間的に近接して互いに関係しているか否か、ならびに、イベントおよびデータが、1つまたはいくつかのイベントおよびデータソースから来るものであるか否かにかかわらず、結果として、観測したイベントおよび/または記憶したイベントデータのセットから、新たなイベントまたはアクションの構成になる。
上述していることは、特許請求した主題項目の例を含んでいる。もちろん、特許請求した主題項目を記述する目的のためにコンポーネントまたは方法論のすべての考えられる組み合わせを記述することは不可能であるが、当業者は、開示した主題項目の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識してもよい。したがって、開示した主題項目は、添付した特許請求の範囲の精神および範囲内にあるすべてのこのような変更、修正およびバリエーションを含むことを意図している。さらに、“含む”、“有する”、または“有している”という用語が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかの中で使用される限り、このような用語は、請求項中で移行語として用いられるときに“具備する”が解釈されるように、“具備する”という用語に類似して包括的であることが意図されている。
上述していることは、特許請求した主題項目の例を含んでいる。もちろん、特許請求した主題項目を記述する目的のためにコンポーネントまたは方法論のすべての考えられる組み合わせを記述することは不可能であるが、当業者は、開示した主題項目の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識してもよい。したがって、開示した主題項目は、添付した特許請求の範囲の精神および範囲内にあるすべてのこのような変更、修正およびバリエーションを含むことを意図している。さらに、“含む”、“有する”、または“有している”という用語が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかの中で使用される限り、このような用語は、請求項中で移行語として用いられるときに“具備する”が解釈されるように、“具備する”という用語に類似して包括的であることが意図されている。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス通信の方法において、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、ワイヤレス送信機を用いて、前記ワイヤレスデータのセットを送信することと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いてタイマーを開始させることと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ワイヤレス送信機を用いて、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信することとを含む方法。
[2]最も最近のデータ送信内で最も高いシーケンス番号を有するプロトコルデータユニット(PDU)を、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットとして選択することをさらに含み、前記ポールエレメントは、前記ワイヤレスデータのセットに対する最も最近のポールエレメントである[1]記載の方法。
[3]PDUを複数のサブPDUセグメントにセグメント化することと、前記ワイヤレスデータのセットに対して前記複数のサブPDUセグメントを用いることとをさらに含む[1]記載の方法。
[4]前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つを、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットとして選択することをさらに含む[3]記載の方法。
[5]前記複数のサブPDUセグメントのうちの、最も高いシーケンス番号を有する複数のサブPDUセグメントを、前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つとして用いることをさらに含み、前記ポールエレメントは、前記ワイヤレスデータのセットをサポートしている無線ベアラ上で前記ワイヤレス送信機により送られる最も最近のポールエレメントである[4]記載の方法。
[6]前記ポールエレメントに対して、前記ワイヤレスデータのセットの単一ビットを用いることをさらに含む[1]記載の方法。
[7]前記ポールエレメントに対して、前記ワイヤレスデータのセットの複数ビットを用いることをさらに含む[1]記載の方法。
[8]前記ワイヤレスデータのセットは、前記ワイヤレス送信機により以前に送信されたPDUのサブセットを含む[1]記載の方法。
[9]前記PDUのサブセットに関係している否定応答(NACK)を受信することをさらに含み、さらに、前記ワイヤレス送信機を用いて前記ワイヤレスデータのセットを送信することは、前記NACKを受信することに応答して、前記PDUのサブセットを再送信することを含む[8]記載の方法。
[10]前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を受信することと、前記応答を分析して、前記受信機が取得することに失敗した、前記ワイヤレスデータのセットの欠落しているPDUを識別することとをさらに含む[1]記載の方法。
[11]前記欠落しているPDUに対するACKを送るように前記受信機に命令する第2のポールエレメントとともに、前記欠落しているPDUを再送信することと、
前記欠落しているPDUを再送信するときに、第2のタイマーを開始させることと、
前記第2のタイマーの満期のときに、前記ACKを受信していない場合、前記欠落しているPDUと前記第2のポールエレメントとを再送信することとをさらに含む前記[10]記載の方法。
[12]ワイヤレス通信のための装置において、
ワイヤレスデータを送り、受信するワイヤレストランシーバと、
ワイヤレスデータの、肯定応答(ACK)と再送信とのための制御プロトコルを記憶するメモリと、
前記制御プロトコルを実現するモジュールを実行するデータプロセッサとを具備し、
前記モジュールは、
否定応答に関係する送信されたデータのセット(NACKされたデータのセット)を識別する分析モジュールと、
前記NACKされたデータのセットのサブセットに返答コマンドを含め、前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記NACKされたデータのセットを再送信する肯定応答モジュール(ACKモジュール)と、
前記NACKされたデータのセットの再送信に対する応答を受信する前にデフォルト時間が満期になった場合、前記NACKされたデータのセットのサブセットを再送信する応答モジュールとを備える装置。
[13]前記返答コマンドは、単一ビットコマンドである[12]記載の装置。
[14]前記返答コマンドは、複数ビットコマンドである[12]記載の装置。
[15]前記返答コマンドは、前記NACKされたデータのセットの再送信をACKまたはNACKするように、受信デバイスに命令するように構成されている[12]記載の装置。
[16]前記NACKされたデータのセットは、受信デバイスにより取得されていないプロトコルデータユニットのセット(PDUのセット)を含む[12]記載の装置。
[17]前記ACKモジュールは、前記PDUのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有する前記PDUのセットの1つに前記返答コマンドを含める[16]記載の装置。
[18]前記NACKされたデータのセットを、複数のサブPDUセグメントにセグメント化する分割モジュールをさらに具備する[12]記載の装置。
[19]前記ACKモジュールは、前記複数のサブPDUセグメントの1つ中に前記返答コマンドを含める[18]記載の装置。
[20]前記応答を受信する前に前記デフォルト時間が満期になった場合、前記応答モジュールは、前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つを再送信する[19]記載の装置。
[21]ワイヤレスネットワーク基地局に関連して実現される、または、移動体通信デバイスに関連して実現される[12]記載の装置。
[22]前記制御プロトコルは、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システム、3GPP LTEアドバンスドシステム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム、または、高速パケットアクセスシステムに対して構成されている[12]記載の装置。
[23]ワイヤレス通信のための装置において、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、ワイヤレス送信機を用いて、前記ワイヤレスデータのセットを送信する手段と、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いてタイマーを開始させる手段と、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ワイヤレス送信機を用いて、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信する手段とを具備する装置。
[24]ワイヤレス通信のために構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、前記ワイヤレスデータのセットを送信するモジュールと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、タイマーを開始させるモジュールと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信するモジュールとを具備する少なくとも1つのプロセッサ。
[25]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、コンピュータに、前記ワイヤレスデータのセットを送信させるためのコードと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、前記コンピュータにタイマーを開始させるためのコードと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記コンピュータに、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信させるためのコードとを有するコンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
[26]ワイヤレス通信を受信する方法において、
ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得することと、
データプロセッサを用いて、前記データのストリームをパースし、欠落しているデータのセットを識別することと、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記欠落しているデータのセットに対する否定応答(NACK)を送ることと、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得することとを含む方法。
[27]前記最も最近の返答コマンドにより指定されている時間期間内で、または、前記最も最近の返答コマンドから推測される時間期間内で、前記欠落しているデータのセットに対するNACKを送ることをさらに含む[26]記載の方法。
[28]前記データのストリームをパースすることは、送信されたプロトコルデータユニット(PDU)のセットと受信したPDUのセットとを識別することと、前記受信したPDUのセットを前記送信されたPDUのセットと比較して前記欠落しているデータのセットを識別することとをさらに含む[26]記載の方法。
[29]前記データユニットの再送信により再送信されたデータのセットを受信し、前記データユニットの再送信は、後続する返答コマンドを含むことと、
前記再送信されたデータのセットが、前記欠落しているデータのセットのすべてのデータを含むか否かを識別することとをさらに含む[26]記載の方法。
[30]前記再送信されたデータのセットが、前記欠落しているデータのセットのすべてのデータを含まなかった場合、前記後続する返答コマンドに応答して、第2のNACKを送ることをさらに含む[29]記載の方法。
[31]前記第2のNACKを送ることに応答した、再送信されたデータの第2のセットと、前記データユニットの第2の再送信とを受信することをさらに含み、
前記データユニットの第2の再送信は、追加的な返答コマンドを含む[30]記載の方法。
[32]前記データのストリームは、サブプロトコルデータユニットセグメントのセット(サブPDUセグメントのセット)を含み、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットは、前記サブPDUセグメントのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントである[26]記載の方法。
[33]前記欠落しているデータのセットに対するNACKに応答した、前記最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントの再送信を受信することをさらに含む[32]記載の方法。
[34]ワイヤレス通信を受信するための装置において、
データのストリームを送り、受信するワイヤレストランシーバと、
前記データのストリームの肯定応答のためのワイヤレスプロトコルを記憶するメモリと、
前記ワイヤレスプロトコルを実現するように構成されているモジュールを実行するデータプロセッサとを具備し、
前記モジュールは、
前記データのストリームを分析して、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別し、前記データのストリームは、前記データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むパーシングモジュールと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、否定応答(NACK)を送り、または、前記データのストリームのサブセットが欠落していなかった場合、肯定応答(ACK)を送る応答モジュールと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する受信機モジュールとを備える装置。
[35]前記最も最近の返答コマンドは、前記データユニットの再送信に対して応答するように前記装置に命令するように設定された単一ビットを含む[34]記載の装置。
[36]前記パーシングモジュールは、前記データユニットの再送信を、前記データのストリームのサブセットと比較し、さらに、前記再送信が前記データのストリームのサブセットを含まなかった場合、前記応答モジュールは前記NACKを再度送る[34]記載の装置。
[37]前記データのストリームのサブセットが欠落していなかった場合、前記応答モジュールは、前記データユニットの再送信に対して応答して、前記ACKを再度送る[34]記載の装置。
[38]前記データのストリームは、プロトコルデータユニットのセット(PDUのセット)を含む[34]記載の装置。
[39]前記データユニットは、前記PDUのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有する前記PDUのセットの1つを含む[38]記載の装置。
[40]前記データのストリームは、サブPDUセグメントのセットを少なくとも部分的に含む[34]記載の装置。
[41]前記データユニットは、最も高いシーケンス番号を有する前記サブPDUセグメントのセットの1つを含む[40]記載の装置。
[42]前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信は、送信デバイスが、前記ワイヤレスプロトコルにより確立された期間内に、前記ACKまたは前記NACKを受信することに失敗することに応答している[34]記載の装置。
[43]ワイヤレス通信を受信するための装置において、
ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得する手段と、
データプロセッサを用いて、前記データのストリームをパースし、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別する手段と、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、前記ワイヤレストランシーバを用いて、それぞれ、否定応答または肯定応答を送る手段と、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する手段とを具備する装置。
[44]ワイヤレス通信を受信するために構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得するモジュールと、
前記データのストリームをパースし、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別するモジュールと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、それぞれ、否定応答または肯定応答を送るモジュールと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得するモジュールとを具備する少なくとも1つプロセッサ。
[45]コンピュータプログラムプロダクトおいて、
データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを、コンピュータに取得させるためのコードと、
前記コンピュータに、前記データのストリームをパースさせ、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別させるためのコードと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、前記コンピュータに、それぞれ、否定応答または肯定応答を送らせるためのコードと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を、前記コンピュータに取得させるためのコードとを有するコンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス通信の方法において、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、ワイヤレス送信機を用いて、前記ワイヤレスデータのセットを送信することと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いてタイマーを開始させることと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ワイヤレス送信機を用いて、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信することとを含む方法。
[2]最も最近のデータ送信内で最も高いシーケンス番号を有するプロトコルデータユニット(PDU)を、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットとして選択することをさらに含み、前記ポールエレメントは、前記ワイヤレスデータのセットに対する最も最近のポールエレメントである[1]記載の方法。
[3]PDUを複数のサブPDUセグメントにセグメント化することと、前記ワイヤレスデータのセットに対して前記複数のサブPDUセグメントを用いることとをさらに含む[1]記載の方法。
[4]前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つを、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットとして選択することをさらに含む[3]記載の方法。
[5]前記複数のサブPDUセグメントのうちの、最も高いシーケンス番号を有する複数のサブPDUセグメントを、前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つとして用いることをさらに含み、前記ポールエレメントは、前記ワイヤレスデータのセットをサポートしている無線ベアラ上で前記ワイヤレス送信機により送られる最も最近のポールエレメントである[4]記載の方法。
[6]前記ポールエレメントに対して、前記ワイヤレスデータのセットの単一ビットを用いることをさらに含む[1]記載の方法。
[7]前記ポールエレメントに対して、前記ワイヤレスデータのセットの複数ビットを用いることをさらに含む[1]記載の方法。
[8]前記ワイヤレスデータのセットは、前記ワイヤレス送信機により以前に送信されたPDUのサブセットを含む[1]記載の方法。
[9]前記PDUのサブセットに関係している否定応答(NACK)を受信することをさらに含み、さらに、前記ワイヤレス送信機を用いて前記ワイヤレスデータのセットを送信することは、前記NACKを受信することに応答して、前記PDUのサブセットを再送信することを含む[8]記載の方法。
[10]前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を受信することと、前記応答を分析して、前記受信機が取得することに失敗した、前記ワイヤレスデータのセットの欠落しているPDUを識別することとをさらに含む[1]記載の方法。
[11]前記欠落しているPDUに対するACKを送るように前記受信機に命令する第2のポールエレメントとともに、前記欠落しているPDUを再送信することと、
前記欠落しているPDUを再送信するときに、第2のタイマーを開始させることと、
前記第2のタイマーの満期のときに、前記ACKを受信していない場合、前記欠落しているPDUと前記第2のポールエレメントとを再送信することとをさらに含む前記[10]記載の方法。
[12]ワイヤレス通信のための装置において、
ワイヤレスデータを送り、受信するワイヤレストランシーバと、
ワイヤレスデータの、肯定応答(ACK)と再送信とのための制御プロトコルを記憶するメモリと、
前記制御プロトコルを実現するモジュールを実行するデータプロセッサとを具備し、
前記モジュールは、
否定応答に関係する送信されたデータのセット(NACKされたデータのセット)を識別する分析モジュールと、
前記NACKされたデータのセットのサブセットに返答コマンドを含め、前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記NACKされたデータのセットを再送信する肯定応答モジュール(ACKモジュール)と、
前記NACKされたデータのセットの再送信に対する応答を受信する前にデフォルト時間が満期になった場合、前記NACKされたデータのセットのサブセットを再送信する応答モジュールとを備える装置。
[13]前記返答コマンドは、単一ビットコマンドである[12]記載の装置。
[14]前記返答コマンドは、複数ビットコマンドである[12]記載の装置。
[15]前記返答コマンドは、前記NACKされたデータのセットの再送信をACKまたはNACKするように、受信デバイスに命令するように構成されている[12]記載の装置。
[16]前記NACKされたデータのセットは、受信デバイスにより取得されていないプロトコルデータユニットのセット(PDUのセット)を含む[12]記載の装置。
[17]前記ACKモジュールは、前記PDUのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有する前記PDUのセットの1つに前記返答コマンドを含める[16]記載の装置。
[18]前記NACKされたデータのセットを、複数のサブPDUセグメントにセグメント化する分割モジュールをさらに具備する[12]記載の装置。
[19]前記ACKモジュールは、前記複数のサブPDUセグメントの1つ中に前記返答コマンドを含める[18]記載の装置。
[20]前記応答を受信する前に前記デフォルト時間が満期になった場合、前記応答モジュールは、前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つを再送信する[19]記載の装置。
[21]ワイヤレスネットワーク基地局に関連して実現される、または、移動体通信デバイスに関連して実現される[12]記載の装置。
[22]前記制御プロトコルは、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システム、3GPP LTEアドバンスドシステム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム、または、高速パケットアクセスシステムに対して構成されている[12]記載の装置。
[23]ワイヤレス通信のための装置において、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、ワイヤレス送信機を用いて、前記ワイヤレスデータのセットを送信する手段と、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いてタイマーを開始させる手段と、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ワイヤレス送信機を用いて、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信する手段とを具備する装置。
[24]ワイヤレス通信のために構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、前記ワイヤレスデータのセットを送信するモジュールと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、タイマーを開始させるモジュールと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信するモジュールとを具備する少なくとも1つのプロセッサ。
[25]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、コンピュータに、前記ワイヤレスデータのセットを送信させるためのコードと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、前記コンピュータにタイマーを開始させるためのコードと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記コンピュータに、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信させるためのコードとを有するコンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
[26]ワイヤレス通信を受信する方法において、
ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得することと、
データプロセッサを用いて、前記データのストリームをパースし、欠落しているデータのセットを識別することと、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記欠落しているデータのセットに対する否定応答(NACK)を送ることと、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得することとを含む方法。
[27]前記最も最近の返答コマンドにより指定されている時間期間内で、または、前記最も最近の返答コマンドから推測される時間期間内で、前記欠落しているデータのセットに対するNACKを送ることをさらに含む[26]記載の方法。
[28]前記データのストリームをパースすることは、送信されたプロトコルデータユニット(PDU)のセットと受信したPDUのセットとを識別することと、前記受信したPDUのセットを前記送信されたPDUのセットと比較して前記欠落しているデータのセットを識別することとをさらに含む[26]記載の方法。
[29]前記データユニットの再送信により再送信されたデータのセットを受信し、前記データユニットの再送信は、後続する返答コマンドを含むことと、
前記再送信されたデータのセットが、前記欠落しているデータのセットのすべてのデータを含むか否かを識別することとをさらに含む[26]記載の方法。
[30]前記再送信されたデータのセットが、前記欠落しているデータのセットのすべてのデータを含まなかった場合、前記後続する返答コマンドに応答して、第2のNACKを送ることをさらに含む[29]記載の方法。
[31]前記第2のNACKを送ることに応答した、再送信されたデータの第2のセットと、前記データユニットの第2の再送信とを受信することをさらに含み、
前記データユニットの第2の再送信は、追加的な返答コマンドを含む[30]記載の方法。
[32]前記データのストリームは、サブプロトコルデータユニットセグメントのセット(サブPDUセグメントのセット)を含み、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットは、前記サブPDUセグメントのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントである[26]記載の方法。
[33]前記欠落しているデータのセットに対するNACKに応答した、前記最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントの再送信を受信することをさらに含む[32]記載の方法。
[34]ワイヤレス通信を受信するための装置において、
データのストリームを送り、受信するワイヤレストランシーバと、
前記データのストリームの肯定応答のためのワイヤレスプロトコルを記憶するメモリと、
前記ワイヤレスプロトコルを実現するように構成されているモジュールを実行するデータプロセッサとを具備し、
前記モジュールは、
前記データのストリームを分析して、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別し、前記データのストリームは、前記データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むパーシングモジュールと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、否定応答(NACK)を送り、または、前記データのストリームのサブセットが欠落していなかった場合、肯定応答(ACK)を送る応答モジュールと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する受信機モジュールとを備える装置。
[35]前記最も最近の返答コマンドは、前記データユニットの再送信に対して応答するように前記装置に命令するように設定された単一ビットを含む[34]記載の装置。
[36]前記パーシングモジュールは、前記データユニットの再送信を、前記データのストリームのサブセットと比較し、さらに、前記再送信が前記データのストリームのサブセットを含まなかった場合、前記応答モジュールは前記NACKを再度送る[34]記載の装置。
[37]前記データのストリームのサブセットが欠落していなかった場合、前記応答モジュールは、前記データユニットの再送信に対して応答して、前記ACKを再度送る[34]記載の装置。
[38]前記データのストリームは、プロトコルデータユニットのセット(PDUのセット)を含む[34]記載の装置。
[39]前記データユニットは、前記PDUのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有する前記PDUのセットの1つを含む[38]記載の装置。
[40]前記データのストリームは、サブPDUセグメントのセットを少なくとも部分的に含む[34]記載の装置。
[41]前記データユニットは、最も高いシーケンス番号を有する前記サブPDUセグメントのセットの1つを含む[40]記載の装置。
[42]前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信は、送信デバイスが、前記ワイヤレスプロトコルにより確立された期間内に、前記ACKまたは前記NACKを受信することに失敗することに応答している[34]記載の装置。
[43]ワイヤレス通信を受信するための装置において、
ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得する手段と、
データプロセッサを用いて、前記データのストリームをパースし、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別する手段と、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、前記ワイヤレストランシーバを用いて、それぞれ、否定応答または肯定応答を送る手段と、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する手段とを具備する装置。
[44]ワイヤレス通信を受信するために構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得するモジュールと、
前記データのストリームをパースし、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別するモジュールと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、それぞれ、否定応答または肯定応答を送るモジュールと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得するモジュールとを具備する少なくとも1つプロセッサ。
[45]コンピュータプログラムプロダクトおいて、
データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを、コンピュータに取得させるためのコードと、
前記コンピュータに、前記データのストリームをパースさせ、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別させるためのコードと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、前記コンピュータに、それぞれ、否定応答または肯定応答を送らせるためのコードと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を、前記コンピュータに取得させるためのコードとを有するコンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
Claims (45)
- ワイヤレス通信の方法において、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、ワイヤレス送信機を用いて、前記ワイヤレスデータのセットを送信することと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いてタイマーを開始させることと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ワイヤレス送信機を用いて、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信することとを含む方法。 - 最も最近のデータ送信内で最も高いシーケンス番号を有するプロトコルデータユニット(PDU)を、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットとして選択することをさらに含み、前記ポールエレメントは、前記ワイヤレスデータのセットに対する最も最近のポールエレメントである請求項1記載の方法。
- PDUを複数のサブPDUセグメントにセグメント化することと、前記ワイヤレスデータのセットに対して前記複数のサブPDUセグメントを用いることとをさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つを、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットとして選択することをさらに含む請求項3記載の方法。
- 前記複数のサブPDUセグメントのうちの、最も高いシーケンス番号を有する複数のサブPDUセグメントを、前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つとして用いることをさらに含み、前記ポールエレメントは、前記ワイヤレスデータのセットをサポートしている無線ベアラ上で前記ワイヤレス送信機により送られる最も最近のポールエレメントである請求項4記載の方法。
- 前記ポールエレメントに対して、前記ワイヤレスデータのセットの単一ビットを用いることをさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記ポールエレメントに対して、前記ワイヤレスデータのセットの複数ビットを用いることをさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記ワイヤレスデータのセットは、前記ワイヤレス送信機により以前に送信されたPDUのサブセットを含む請求項1記載の方法。
- 前記PDUのサブセットに関係している否定応答(NACK)を受信することをさらに含み、さらに、前記ワイヤレス送信機を用いて前記ワイヤレスデータのセットを送信することは、前記NACKを受信することに応答して、前記PDUのサブセットを再送信することを含む請求項8記載の方法。
- 前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を受信することと、前記応答を分析して、前記受信機が取得することに失敗した、前記ワイヤレスデータのセットの欠落しているPDUを識別することとをさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記欠落しているPDUに対するACKを送るように前記受信機に命令する第2のポールエレメントとともに、前記欠落しているPDUを再送信することと、
前記欠落しているPDUを再送信するときに、第2のタイマーを開始させることと、
前記第2のタイマーの満期のときに、前記ACKを受信していない場合、前記欠落しているPDUと前記第2のポールエレメントとを再送信することとをさらに含む前記請求項10記載の方法。 - ワイヤレス通信のための装置において、
ワイヤレスデータを送り、受信するワイヤレストランシーバと、
ワイヤレスデータの、肯定応答(ACK)と再送信とのための制御プロトコルを記憶するメモリと、
前記制御プロトコルを実現するモジュールを実行するデータプロセッサとを具備し、
前記モジュールは、
否定応答に関係する送信されたデータのセット(NACKされたデータのセット)を識別する分析モジュールと、
前記NACKされたデータのセットのサブセットに返答コマンドを含め、前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記NACKされたデータのセットを再送信する肯定応答モジュール(ACKモジュール)と、
前記NACKされたデータのセットの再送信に対する応答を受信する前にデフォルト時間が満期になった場合、前記NACKされたデータのセットのサブセットを再送信する応答モジュールとを備える装置。 - 前記返答コマンドは、単一ビットコマンドである請求項12記載の装置。
- 前記返答コマンドは、複数ビットコマンドである請求項12記載の装置。
- 前記返答コマンドは、前記NACKされたデータのセットの再送信をACKまたはNACKするように、受信デバイスに命令するように構成されている請求項12記載の装置。
- 前記NACKされたデータのセットは、受信デバイスにより取得されていないプロトコルデータユニットのセット(PDUのセット)を含む請求項12記載の装置。
- 前記ACKモジュールは、前記PDUのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有する前記PDUのセットの1つに前記返答コマンドを含める請求項16記載の装置。
- 前記NACKされたデータのセットを、複数のサブPDUセグメントにセグメント化する分割モジュールをさらに具備する請求項12記載の装置。
- 前記ACKモジュールは、前記複数のサブPDUセグメントの1つ中に前記返答コマンドを含める請求項18記載の装置。
- 前記応答を受信する前に前記デフォルト時間が満期になった場合、前記応答モジュールは、前記複数のサブPDUセグメントのうちの1つを再送信する請求項19記載の装置。
- ワイヤレスネットワーク基地局に関連して実現される、または、移動体通信デバイスに関連して実現される請求項12記載の装置。
- 前記制御プロトコルは、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システム、3GPP LTEアドバンスドシステム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム、または、高速パケットアクセスシステムに対して構成されている請求項12記載の装置。
- ワイヤレス通信のための装置において、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、ワイヤレス送信機を用いて、前記ワイヤレスデータのセットを送信する手段と、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、データプロセッサを用いてタイマーを開始させる手段と、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ワイヤレス送信機を用いて、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信する手段とを具備する装置。 - ワイヤレス通信のために構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、前記ワイヤレスデータのセットを送信するモジュールと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、タイマーを開始させるモジュールと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信するモジュールとを具備する少なくとも1つのプロセッサ。 - コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
ワイヤレスデータのセットのサブセットが、前記ワイヤレスデータのセットに対する応答を送信するように受信機に命令するポールエレメントを含み、コンピュータに、前記ワイヤレスデータのセットを送信させるためのコードと、
前記ワイヤレスデータのセットを送信するときに、前記コンピュータにタイマーを開始させるためのコードと、
前記タイマーの満期までに前記応答を受信しなかった場合、前記コンピュータに、前記ポールエレメントを含む、前記ワイヤレスデータのセットのサブセットを再送信させるためのコードとを有するコンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。 - ワイヤレス通信を受信する方法において、
ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得することと、
データプロセッサを用いて、前記データのストリームをパースし、欠落しているデータのセットを識別することと、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記欠落しているデータのセットに対する否定応答(NACK)を送ることと、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得することとを含む方法。 - 前記最も最近の返答コマンドにより指定されている時間期間内で、または、前記最も最近の返答コマンドから推測される時間期間内で、前記欠落しているデータのセットに対するNACKを送ることをさらに含む請求項26記載の方法。
- 前記データのストリームをパースすることは、送信されたプロトコルデータユニット(PDU)のセットと受信したPDUのセットとを識別することと、前記受信したPDUのセットを前記送信されたPDUのセットと比較して前記欠落しているデータのセットを識別することとをさらに含む請求項26記載の方法。
- 前記データユニットの再送信により再送信されたデータのセットを受信し、前記データユニットの再送信は、後続する返答コマンドを含むことと、
前記再送信されたデータのセットが、前記欠落しているデータのセットのすべてのデータを含むか否かを識別することとをさらに含む請求項26記載の方法。 - 前記再送信されたデータのセットが、前記欠落しているデータのセットのすべてのデータを含まなかった場合、前記後続する返答コマンドに応答して、第2のNACKを送ることをさらに含む請求項29記載の方法。
- 前記第2のNACKを送ることに応答した、再送信されたデータの第2のセットと、前記データユニットの第2の再送信とを受信することをさらに含み、
前記データユニットの第2の再送信は、追加的な返答コマンドを含む請求項30記載の方法。 - 前記データのストリームは、サブプロトコルデータユニットセグメントのセット(サブPDUセグメントのセット)を含み、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットは、前記サブPDUセグメントのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントである請求項26記載の方法。
- 前記欠落しているデータのセットに対するNACKに応答した、前記最も高いシーケンス番号を有するサブPDUセグメントの再送信を受信することをさらに含む請求項32記載の方法。
- ワイヤレス通信を受信するための装置において、
データのストリームを送り、受信するワイヤレストランシーバと、
前記データのストリームの肯定応答のためのワイヤレスプロトコルを記憶するメモリと、
前記ワイヤレスプロトコルを実現するように構成されているモジュールを実行するデータプロセッサとを具備し、
前記モジュールは、
前記データのストリームを分析して、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別し、前記データのストリームは、前記データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含むパーシングモジュールと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、否定応答(NACK)を送り、または、前記データのストリームのサブセットが欠落していなかった場合、肯定応答(ACK)を送る応答モジュールと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する受信機モジュールとを備える装置。 - 前記最も最近の返答コマンドは、前記データユニットの再送信に対して応答するように前記装置に命令するように設定された単一ビットを含む請求項34記載の装置。
- 前記パーシングモジュールは、前記データユニットの再送信を、前記データのストリームのサブセットと比較し、さらに、前記再送信が前記データのストリームのサブセットを含まなかった場合、前記応答モジュールは前記NACKを再度送る請求項34記載の装置。
- 前記データのストリームのサブセットが欠落していなかった場合、前記応答モジュールは、前記データユニットの再送信に対して応答して、前記ACKを再度送る請求項34記載の装置。
- 前記データのストリームは、プロトコルデータユニットのセット(PDUのセット)を含む請求項34記載の装置。
- 前記データユニットは、前記PDUのセットのうちの最も高いシーケンス番号を有する前記PDUのセットの1つを含む請求項38記載の装置。
- 前記データのストリームは、サブPDUセグメントのセットを少なくとも部分的に含む請求項34記載の装置。
- 前記データユニットは、最も高いシーケンス番号を有する前記サブPDUセグメントのセットの1つを含む請求項40記載の装置。
- 前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信は、送信デバイスが、前記ワイヤレスプロトコルにより確立された期間内に、前記ACKまたは前記NACKを受信することに失敗することに応答している請求項34記載の装置。
- ワイヤレス通信を受信するための装置において、
ワイヤレストランシーバを用いて、データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得する手段と、
データプロセッサを用いて、前記データのストリームをパースし、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別する手段と、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、前記ワイヤレストランシーバを用いて、それぞれ、否定応答または肯定応答を送る手段と、
前記ワイヤレストランシーバを用いて、前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得する手段とを具備する装置。 - ワイヤレス通信を受信するために構成されている少なくとも1つのプロセッサにおいて、
データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを取得するモジュールと、
前記データのストリームをパースし、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別するモジュールと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、それぞれ、否定応答または肯定応答を送るモジュールと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を取得するモジュールとを具備する少なくとも1つプロセッサ。 - コンピュータプログラムプロダクトおいて、
データのストリームに対する最も最近の返答コマンドを有するデータユニットを含む前記データのストリームを、コンピュータに取得させるためのコードと、
前記コンピュータに、前記データのストリームをパースさせ、前記データのストリームのサブセットが欠落しているか否かを識別させるためのコードと、
前記データのストリームのサブセットが欠落していた場合、または、欠落していなかった場合、前記コンピュータに、それぞれ、否定応答または肯定応答を送らせるためのコードと、
前記最も最近の返答コマンドを有するデータユニットの再送信を、前記コンピュータに取得させるためのコードとを有するコンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラムプロダクト。
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