JP2012507778A - ブラウザベースの不正行為防止方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
Description
102 クライアント
103 インターネットブラウザ
104−1、104−2、104−3 ブラウザ機能拡張モジュール(BHO:Browser Helper Object)
105 不正行為防止モジュール
Claims (43)
- ブラウザ機能拡張モジュールによるアクセスがインターネットブラウザのデータを獲得するための悪意のあるアクセスであるか否かを判断するステップと、
前記アクセスが悪意のあるアクセスであると判断された場合、前記ブラウザ機能拡張モジュールによるアクセスを遮断するステップと、
を含むことを特徴とするブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記アクセスがインターネットブラウザのデータを獲得するための悪意のあるアクセスであるか否かを判断するステップは、
前記インターネットブラウザのデータを獲得できるオリジナルの関数を新しく定義した新規関数に置換するステップと、
前記ブラウザ機能拡張モジュールを介して新規関数が呼び出されると、前記新規関数を呼び出した対象を確認するステップと、
前記新規関数を呼び出した対象が安全であるか否かを判断するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記ブラウザ機能拡張モジュールは、前記インターネットブラウザがインターネットエクスプローラである場合、前記インターネットブラウザにアドオン形態で接続できるブラウザヘルパーオブジェクトであることを特徴とする請求項1に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記オリジナルの関数を新しく定義した新規関数に置換するステップは、
前記インターネットブラウザのブラウザオブジェクトと関連する関数のアドレス情報を獲得するステップと、
前記オリジナルの関数の位置に対応するオリジナルの関数のアドレスを格納してバックアップするステップと、
前記オリジナルの関数と形式が同一の前記新規関数を宣言するステップと、
前記宣言された新規関数のアドレスを前記オリジナルの関数の位置に記録するステップと、
を含むことを特徴とする請求項2に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記ブラウザオブジェクトは、予めビルドされたバイナリ形態のCOM(component object model)ベースのオブジェクトを含むことを特徴とする請求項4に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記オリジナルの関数は、前記インターネットブラウザを介して表示される文書を獲得する関数または文書の特定の構成要素を獲得する関数のうちいずれか1つであることを特徴とする請求項4に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記新規関数を呼び出した対象を確認するステップは、前記新規関数がリターンされるアドレスに位置したブラウザ機能拡張モジュールの情報を用いて前記新規関数を呼び出したブラウザ機能拡張モジュールを確認することを特徴とする請求項4に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記新規関数を呼び出した対象が安全であるか否かを判断するステップは、前記新規関数を呼び出したブラウザ機能拡張モジュールが前記インターネットブラウザで用いられる正常なブラウザ機能拡張モジュールのリストに存在する場合、前記ブラウザ機能拡張モジュールを安全なモジュールとして判断することを特徴とする請求項4に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記ブラウザ機能拡張モジュールによるアクセスを遮断するステップは、前記新規関数を呼び出したブラウザ機能拡張モジュールが悪意のあるモジュールである場合、前記インターネットブラウザのデータを獲得できるオリジナルの関数の呼び出しを遮断することを特徴とする請求項2に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記オリジナルの関数を新しく定義した新規関数に置換するステップは、
前記インターネットブラウザにおけるメインウィンドウを決定するステップと、
前記メインウィンドウを基準にして前記インターネットブラウザにおけるビューウィンドウを決定するステップと、
前記インターネットブラウザに送信されたメッセージを処理する前記ビューウィンドウのオリジナルのウィンドウプロシージャ関数を新規ウィンドウプロシージャ関数に置換するステップと、
を含むことを特徴とする請求項2に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記メインウィンドウを決定するステップは、前記インターネットブラウザのブラウザオブジェクトが提供する関数を用いてメインウィンドウを決定し、
前記ブラウザオブジェクトは、前記インターネットブラウザがブラウザ機能拡張モジュールをロードする際に、前記インターネットブラウザが前記ブラウザ機能拡張モジュールに提供するオブジェクトであることを特徴とする請求項10に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記インターネットブラウザにおけるビューウィンドウを決定するステップは、前記インターネットブラウザのバージョンに応じたウィンドウ構造を参照して前記ビューウィンドウを決定し、
前記ビューウィンドウは、前記インターネットブラウザで実際にページが見える位置のウィンドウであることを特徴とする請求項10に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記ビューウィンドウのオリジナルのウィンドウプロシージャ関数を新規ウィンドウプロシージャ関数に置換するステップは、
前記ビューウィンドウのオリジナルのウィンドウプロシージャ関数が他のウィンドウプロシージャ関数の変更の有無を確認するステップと、
前記オリジナルのウィンドウプロシージャ関数が変更されていないと確認された場合、前記ビューウィンドウのオリジナルのウィンドウプロシージャ関数のアドレスを格納してバックアップするステップと、
前記オリジナルのウィンドウプロシージャ関数のアドレスを前記新規ウィンドウプロシージャ関数のアドレスに変更するステップと、
を含むことを特徴とする請求項10に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記新規関数を呼び出した対象を確認するステップは、前記ブラウザ機能拡張モジュールが送信したメッセージによって前記新規ウィンドウプロシージャ関数が呼び出されると、前記新規ウィンドウプロシージャ関数を呼び出したメッセージのメッセージ値を用いて前記メッセージを確認することを特徴とする請求項10に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記新規関数を呼び出した対象が安全であるか否かを判断するステップは、前記メッセージが前記インターネットブラウザの文書を獲得するためのブラウザオブジェクトのメッセージではない場合、前記新規ウィンドウプロシージャ関数を呼び出した対象であるメッセージが安全であると判断することを特徴とする請求項10に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記ブラウザ機能拡張モジュールによるアクセスを遮断するステップは、前記新規関数を呼び出した対象となるメッセージが前記インターネットブラウザのデータを獲得するための悪意のあるメッセージである場合、前記メッセージがオリジナルの関数に送信されることを防止することを特徴とする請求項2に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記アクセスがインターネットブラウザのデータを獲得するための悪意のあるアクセスであるか否かを判断するステップは、
前記インターネットブラウザのブラウザオブジェクトによって前記インターネットブラウザのイベントと関連する少なくとも1つの接続ポイントを抽出するステップと、
前記抽出されたインターネットブラウザの接続ポイントそれぞれに接続されたブラウザ機能拡張モジュールを確認するステップと、
前記確認されたブラウザ機能拡張モジュールが安全であるか否かを判断するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記インターネットブラウザのイベントと関連する少なくとも1つの接続ポイントを抽出するステップは、
前記ブラウザオブジェクトを用いて接続ポイントコンテナを獲得するステップと、
前記接続ポイントコンテナに含まれた接続ポイントリストを確認するステップと、
前記インターネットブラウザのイベントと関連する接続ポイントIDを用いて前記接続ポイントリストからイベントと関連する接続ポイントを検索するステップと、
を含むことを特徴とする請求項17に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。 - 前記ブラウザ機能拡張モジュールを確認するステップは、前記ブラウザ機能拡張モジュールのアドレスによって前記接続ポイントと前記ブラウザ機能拡張モジュールとの間の経路を決定し、前記接続ポイントと接続されたブラウザ機能拡張モジュールを確認することを特徴とする請求項17に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記確認されたブラウザ機能拡張モジュールが安全であるか否かを判断するステップは、前記インターネットブラウザで用いられる正常なブラウザ機能拡張モジュールが安全であるか否かを判断することを特徴とする請求項18に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 前記ブラウザ機能拡張モジュールによるアクセスを遮断するステップは、前記接続ポイントに接続されたブラウザ機能拡張モジュールが悪意のあるモジュールである場合、前記接続ポイントの接続順序値を参照して前記ブラウザ機能拡張モジュールの接続を遮断することを特徴とする請求項17に記載のブラウザベースの不正行為防止方法。
- 請求項1乃至請求項21のいずれかに記載の方法を実行するためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読取可能な記録媒体。
- ブラウザ機能拡張モジュールによるアクセスがインターネットブラウザのデータを獲得するための悪意のあるアクセスであるか否かを判断する不正行為判断部と、
前記アクセスが悪意のあるアクセスであると決定された場合、前記ブラウザ機能拡張モジュールによるアクセスを遮断する不正行為遮断部と、
を備えることを特徴とするブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記不正行為判断部は、
前記インターネットブラウザのデータを獲得できるオリジナルの関数を新しく定義した新規関数に置換する関数置換部と、
前記ブラウザ機能拡張モジュールを介して新規関数が呼び出されると、前記新規関数を呼び出した対象を確認する呼出対象確認部と、
前記新規関数を呼び出した対象が安全であるか否かを判断する呼出対象判断部と、
を備えることを特徴とする請求項23に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記ブラウザ機能拡張モジュールは、前記インターネットブラウザがインターネットエクスプローラである場合、前記インターネットブラウザにアドオン形態で接続できるブラウザヘルパーオブジェクトであることを特徴とする請求項23に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記関数置換部は、
前記インターネットブラウザのブラウザオブジェクトと関連する関数のアドレス情報を獲得するアドレス情報獲得部と、
前記アドレス情報に基づいて前記オリジナルの関数の位置に対応するオリジナルの関数のアドレスを格納してバックアップするオリジナルの関数バックアップ部と、
前記オリジナルの関数と形式が同一の前記新規関数を宣言する新規関数宣言部と、
前記宣言された新規関数のアドレスを前記オリジナルの関数の位置に記録するアドレス記録部と、
を備えることを特徴とする請求項24に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記ブラウザオブジェクトは、予めビルドされたバイナリ形態のCOMベースのオブジェクトを含むことを特徴とする請求項26に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記オリジナルの関数は、前記インターネットブラウザを介して表示される文書を獲得する関数、または文書の特定の構成要素を獲得する関数のうちいずれか1つであることを特徴とする請求項26に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記呼出対象確認部は、前記新規関数がリターンされるアドレスに位置したブラウザ機能拡張モジュールの情報を用いて前記新規関数を呼び出したブラウザ機能拡張モジュールを確認することを特徴とする請求項26に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記呼出対象判断部は、前記新規関数を呼び出したブラウザ機能拡張モジュールが前記インターネットブラウザで用いられる正常なブラウザ機能拡張モジュールのリストに存在する場合、前記ブラウザ機能拡張モジュールを安全なモジュールとして判断することを特徴とする請求項26に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記不正行為遮断部は、前記新規関数を呼び出したブラウザ機能拡張モジュールが悪意のあるモジュールである場合、前記インターネットブラウザのデータを獲得できるオリジナルの関数の呼び出しを遮断することを特徴とする請求項24に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記関数置換部は、
前記インターネットブラウザにおけるメインウィンドウを決定するメインウィンドウ決定部と、
前記メインウィンドウを基準にして前記インターネットブラウザにおけるビューウィンドウを決定するビューウィンドウ決定部と、
前記インターネットブラウザに送信されたメッセージを処理する前記ビューウィンドウのオリジナルのウィンドウプロシージャ関数を新規ウィンドウプロシージャ関数に置換するオリジナルの関数置換部と、
を備えることを特徴とする請求項24に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記メインウィンドウ決定部は、前記インターネットブラウザのブラウザオブジェクトが提供する関数を用いてメインウィンドウを決定し、
前記ブラウザオブジェクトは、前記インターネットブラウザがブラウザ機能拡張モジュールをロードする際に、前記インターネットブラウザが前記ブラウザ機能拡張モジュールに提供するオブジェクトであることを特徴とする請求項32に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記ビューウィンドウ決定部は、前記インターネットブラウザのバージョンに応じたウィンドウ構造を参照して前記ビューウィンドウを決定し、
前記ビューウィンドウは、前記インターネットブラウザで実際にページが見える位置のウィンドウであることを特徴とする請求項32に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記オリジナルの関数置換部は、
前記ビューウィンドウのオリジナルのウィンドウプロシージャ関数が他のウィンドウプロシージャ関数の変更の有無を確認する関数変更確認部と、
前記オリジナルのウィンドウプロシージャ関数が変更されていないと確認された場合、前記ビューウィンドウのオリジナルのウィンドウプロシージャ関数のアドレスを格納してバックアップする関数バックアップ部と、
前記オリジナルのウィンドウプロシージャ関数のアドレスを前記新規ウィンドウプロシージャ関数のアドレスに変更する関数アドレス変更部と、
を備えることを特徴とする請求項32に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記呼出対象確認部は、前記ブラウザ機能拡張モジュールが送信したメッセージによって前記新規ウィンドウプロシージャ関数が呼び出されると、前記新規ウィンドウプロシージャ関数を呼び出したメッセージのメッセージ値を用いて前記メッセージを確認することを特徴とする請求項32に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記呼出対象判断部は、前記メッセージが前記インターネットブラウザの文書を獲得するためのブラウザオブジェクトのメッセージではない場合、前記新規ウィンドウプロシージャ関数を呼び出した対象であるメッセージが送信されていないと判断することを特徴とする請求項32に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記不正行為遮断部は、前記新規関数を呼び出した対象となるメッセージが前記インターネットブラウザのデータを獲得するための悪意のあるメッセージである場合、前記メッセージがオリジナルの関数に送信されることを防止することを特徴とする請求項24に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記不正行為判断部は、
前記インターネットブラウザのブラウザオブジェクトによって前記インターネットブラウザのイベントと関連する少なくとも1つの接続ポイントを抽出する接続ポイント抽出部と、
前記抽出されたインターネットブラウザの接続ポイントそれぞれに接続されたブラウザ機能拡張モジュールを確認するモジュール確認部と、
前記確認されたブラウザ機能拡張モジュールが安全であるか否かを判断するモジュール判断部と、
を備えることを特徴とする請求項23に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記接続ポイント抽出部は、
前記ブラウザオブジェクトを用いて接続ポイントコンテナを獲得するコンテナ獲得部と、
前記接続ポイントコンテナに含まれた接続ポイントリストを確認するリスト確認部と、
前記インターネットブラウザのイベントと関連する接続ポイントIDを用いて前記接続ポイントリストからイベントと関連する接続ポイントを検索する接続ポイント検索部と、
を備えることを特徴とする請求項39に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。 - 前記モジュール確認部は、前記ブラウザ機能拡張モジュールのアドレスによって前記接続ポイントと前記ブラウザ機能拡張モジュールとの間の経路を決定し、前記接続ポイントと接続されたブラウザ機能拡張モジュールを確認することを特徴とする請求項39に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 前記モジュール判断部は、前記インターネットブラウザで用いられる正常なブラウザ機能拡張モジュールのリストを用いて前記ブラウザ機能拡張モジュールが安全であるか否かを判断することを特徴とする請求項39に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
- 不正行為遮断部は、前記接続ポイントに接続されたブラウザ機能拡張モジュールが悪意のあるモジュールである場合、前記接続ポイントの接続順序値を参照して前記ブラウザ機能拡張モジュールの接続を遮断することを特徴とする請求項39に記載のブラウザベースの不正行為防止システム。
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