JP2012504817A - タッチ検出システムにおいてマルチタッチを解像するステレオ光センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】それぞれがポテンシャルポイントのセットを識別するために用いられる少なくとも2個のステレオ対の光センサを有する光学式タッチ検出システム及びポテンシャルポイントのうちのいずれが正しいタッチポイントであるかを決定する方法。
【解決手段】第1の対の光センサは、第1のセットのポテンシャルポイントを識別するために用いられ、第2の対の光センサは、第2のセットのポテンシャルポイントを識別するために用いられる。その後、ポテンシャルポイント対は、第1のセットのポテンシャルポイントと第2のセットのポテンシャルポイントとの間で比較され、すなわち、各ポテンシャルポイント対は、第1のセットからのポテンシャルポイント及び第2のセットからのポテンシャルポイントを有する。構成されるポテンシャルポイント間の距離を決定するために各ポテンシャルポイント対が調べられる。正しいタッチポイントは、構成されるポテンシャルポイント間の最短距離を有するポテンシャルポイント対を選択することによって識別される。少なくとも2対の光センサを用いることによって、正しいタッチポイントを決定するために調べる必要があるポテンシャルポイント対の総数が減少し、したがって、必要なコンピュータ分析が減少する。
【選択図】図2
【解決手段】第1の対の光センサは、第1のセットのポテンシャルポイントを識別するために用いられ、第2の対の光センサは、第2のセットのポテンシャルポイントを識別するために用いられる。その後、ポテンシャルポイント対は、第1のセットのポテンシャルポイントと第2のセットのポテンシャルポイントとの間で比較され、すなわち、各ポテンシャルポイント対は、第1のセットからのポテンシャルポイント及び第2のセットからのポテンシャルポイントを有する。構成されるポテンシャルポイント間の距離を決定するために各ポテンシャルポイント対が調べられる。正しいタッチポイントは、構成されるポテンシャルポイント間の最短距離を有するポテンシャルポイント対を選択することによって識別される。少なくとも2対の光センサを用いることによって、正しいタッチポイントを決定するために調べる必要があるポテンシャルポイント対の総数が減少し、したがって、必要なコンピュータ分析が減少する。
【選択図】図2
Description
優先権主張
本願は、2008年10月2日に出願された表題が「マルチタッチを解像するステレオカメラタッチスクリーン」(STEREO CAMERA TOUCH SCREEN RESOLVING MULTITOUCH)であるニュージーランド国仮特許出願第571,681号の優先権を主張し、その内容は、参照によりそのままここに組み込まれる。
本願は、2008年10月2日に出願された表題が「マルチタッチを解像するステレオカメラタッチスクリーン」(STEREO CAMERA TOUCH SCREEN RESOLVING MULTITOUCH)であるニュージーランド国仮特許出願第571,681号の優先権を主張し、その内容は、参照によりそのままここに組み込まれる。
技術分野
本主題は、表面又はその付近をタッチすることによりユーザが一つ以上の処理装置と情報のやり取りを行うことができるタッチ検出システムに関連する。
本主題は、表面又はその付近をタッチすることによりユーザが一つ以上の処理装置と情報のやり取りを行うことができるタッチ検出システムに関連する。
背景技術
図1は、タッチされた表面の上(on or above)のエリア104(ここでは「タッチエリア」)の一つ以上の検出面に存在する光路を伝播する光の検出に依存する光学式タッチ検出システム100の一例を示す。図2は、システム100の一部の斜視図を描く。例えば、光センサ技術に基づくタッチ検出システムは、ラインスキャンセンサ又は(エリアイメージカメラとも称する)エリアイメージセンサ、デジタル信号処理、前方照明又は背景照明、及びタッチのポイント又はエリアを決定するアルゴリズムの組合せを用いることができる。図1及び図2に示す例において、ベゼル(bezel)106(そのセグメントを106A,106B,106Cで表す。)の方向を指す視界を有する二つの光センサ102A,102Bが、タッチエリア104の一つ以上のエッジに沿って配置される。ラインスキャンセンサ又はエリアイメージセンサとすることができる光センサ102A,102Bは、視界内の光の遮断を検出することによってタッチエリア104内の任意のオブジェクト(object)の移動を追跡するよう正しい方向に向けられる。一つの光センサ102Aの視界110及び光学中心112を一例として示す。
図1は、タッチされた表面の上(on or above)のエリア104(ここでは「タッチエリア」)の一つ以上の検出面に存在する光路を伝播する光の検出に依存する光学式タッチ検出システム100の一例を示す。図2は、システム100の一部の斜視図を描く。例えば、光センサ技術に基づくタッチ検出システムは、ラインスキャンセンサ又は(エリアイメージカメラとも称する)エリアイメージセンサ、デジタル信号処理、前方照明又は背景照明、及びタッチのポイント又はエリアを決定するアルゴリズムの組合せを用いることができる。図1及び図2に示す例において、ベゼル(bezel)106(そのセグメントを106A,106B,106Cで表す。)の方向を指す視界を有する二つの光センサ102A,102Bが、タッチエリア104の一つ以上のエッジに沿って配置される。ラインスキャンセンサ又はエリアイメージセンサとすることができる光センサ102A,102Bは、視界内の光の遮断を検出することによってタッチエリア104内の任意のオブジェクト(object)の移動を追跡するよう正しい方向に向けられる。一つの光センサ102Aの視界110及び光学中心112を一例として示す。
あるシステムにおいて、光センサ102A,102Bを、光を出射する部品も含む光アッセンブリ内に含めることができる。例えば、図2は、光センサ102B及び一つ以上の発光体(optical emitters)114を有する光アッセンブリ103を示す。発光体114を、IR−LED又は他の適切な発光素子とすることができる。(一つ以上の)発光体を、光センサ102Bの光学中心に整列し又はそこからオフセットすることができる。他のシステムにおいて、オブジェクトによる遮断が存在しない場合には光がタッチエリア104を横切って光センサ102に向かうようにするように、発光体114を、タッチエリア104の一つ以上のエッジに沿って装着される個別の部品(すなわち、光アッセンブリ103内に統合されないもの)とすることができる。
あるタッチ検出システムは、光を(一つ以上の)発光体114から光センサ102に反射し又は案内するためにタッチエリア104の周辺に配置された(例えば、ベゼル106等に装着された)反射性材料又は再帰反射性(retroreflective)材料を有する。従来知られているように、再帰反射性材料は、光が出射した方向とほぼ同一の方向に光が戻るように設計される。図2に一例として示すように、再帰反射性材料107は、ベゼル106の所定のセグメントに沿って配置され又はそこに装着される。(発光体114が光センサ102Bに組み込まれ又はそれに近接して配置されていると仮定すると、)図1に示す典型的な光線追跡108は、光がベゼル106から光センサ102Bに戻るように再帰反射していることを示す。戻ってきた光は、図2に示すように、光センサ102Bの(レンズを含んでも含まなくてもよい)窓116を通じて受光される。
図2の斜視図に示すように、オブジェクト118(本例ではスタイラスペン)が検出面において光を遮断すると、オブジェクトは、再帰反射された光の減少として検知されるベゼル(本例ではベゼル部106A)上の影120を投じる。影120の逆方向に落とされる影121を、図2において部分的にのみ示す。この特定例において、(図2に示さない)光センサ102Aは、ベゼルセグメント106Aに投じられた影の方向を決定するために影120の位置を検知し、それに対して、光センサ102Bは、視界内でベゼルセグメント106Cに投じられた影121を検知する。当業者は、出射された光の形状(geometry)及びタイプ並びに周囲条件に応じて他の影がベゼル106のセグメントに生じうることを理解する。
図3は、システム100のタッチエリア104に対するタッチポイントTの位置を含む配置を示す。検出された光の遮断に基づいて、タッチポイントTを、2本のライン122,124の交差から三角法を用いて測定することができる。ライン122,124はそれぞれ、光センサ102Aによって検出された影の中心からの光線追跡及び光センサ102Bによって検出された影の中心からの光線追跡に対応する。一つの影の境界121,123を、光センサ102Bによって検出された光に対して示す。光センサ102Aと光センサ102Bとの間の距離Wが知られており、角度α及び角度βをライン122及びライン124から決定することができる。タッチポイントTの座標(X,Y)を、式tanα=Y/X及びtanβ=Y(W−X)によって決定することができる。
しかしながら、図4に示すように、二つのポイントが同時にタッチされた場合に問題が生じることがあり、この場合、「同時に」とは、光の遮断を調べる所定の時間間隔内に生じるタッチを意味する。特に、図4は、二つのタッチポイントT1及びタッチポイントT2と、タッチエリア104のエッジにおける結果的に得られた四つの影126,128,130,132を示す。本例では中心線を示さないが、タッチポイントT1を、光センサ102A及び光センサ102Bを介してそれぞれ検出されるような影126及び影128の各中心線から三角法を用いて測定することができる(中心線を、影126及び影128の各エッジ間の距離を等分することによって決定することができる。)。タッチポイントT2を、光センサ102A及び102Bを介してそれぞれ検出されるような影130及び影132の各中心線から三角法を用いて測定することができる。影126及び影132はG1で交差し、影128及び影130はG2で交差し、交差部は、「ゴースト」ポイント("ghost" points)として検出される。タッチポイント座標を計算するために用いることができる三角法ソフトウェアに対して、ゴーストポイントG1,G2及びタッチポイントT1,T2が、これらのうちのいずれが正しいタッチポイントであるかを決定するために調べる必要がある「ポテンシャルポイント」(potential point)として出現する。二つの光センサを有する従来の光タッチ検出システム(及び大抵のマトリックベースタッチ検出システム(matrix based touch detection system))は、正しいタッチポイントとゴーストポイントとを区別する(resolving)ことができない。
同一出願人により本出願人に譲渡された同時係属中の(2009年5月1日に出願された表題が「ソフトウェアフィルタを用いてマルチタッチ状況を解像するシステム及び方法」(Systems and Methods for Resolving Multi-touch Scenarios Using Software Filters")である米国特許出願第12/494,217号及び(2009年2月10日に出願された表題が「光学式タッチスクリーン用のマルチタッチ状況を解像するシステム及び方法」(Systems and Methods for Resolving Multi-touch Scenarios for Optical Touchscreens")である同時係属中の米国特許出願第12/368,372号は、いずれも2個の光センサのみを用いてゴーストポイントと正しいタッチポイントとの間の区別を行う光学式タッチ検出システム及び方法の発明を記載している。これらの出願の両方は、参照によりそのままここに組み込まれる。
ゴーストポイントと正しいタッチポイントとの間の区別を行う他の方法は、観測軸の数を増加させること、すなわち、タッチエリア104に沿って配置された光センサ102の数を増加させることである。図5において、例えば、4個の光センサ102A〜102Dが存在し、その各々は、タッチエリア104の各コーナーに配置される。光センサ102の個数を増加させることによって三角法を用いた測定の精度が向上するとしても、正しいタッチポイント(T1,T2)を決定するために調べる必要があるポテンシャルポイントの数も増加する。例えば、図5に示すように、2個の正しいタッチポイント(T1,T2)及び4個の光センサ102A〜102Dによって、図4の場合よりも多い数の影の交差部(すなわち、ゴーストポイント)が生じる。
また、正しいタッチポイントの数が増加すると、ゴーストポイント(したがって、ポテンシャルポイント)の数も増加する。例えば、図5において、第3のタッチポイントT3(図示せず)がタッチエリア104に導入されると、更に多くの影の交差部(すなわち、ゴーストポイント)が結果的に生じる。N個の正しいタッチポイント及びL個の光センサが存在する場合、ポテンシャルポイントの数“PP”を、式
を用いて計算することができる。図5において、合計が24個のポテンシャルポイントPPに対する4個の光センサ102A〜102D(L=4)及び2個のタッチポイントT1,T2(N=2)が存在する。図5のシステムにおいて、4個のタッチポイント(N=4)が存在すると仮定すると、96個のポテンシャルポイントPPが存在し、5個のタッチポイント(N=5)が存在すると仮定すると、150個のポテンシャルポイントPPが存在する。
「ポテンシャルポイント対」(potential point pair)は、2個のポテンシャルポイントPPの対である。対の中の各ポテンシャルポイントPPが互いに近接する場合、対が正しいタッチポイントを表す可能性が高くなる。したがって、図5のシステムにおいてN個の実際のタッチポイントを見つけるために、分析は、最小距離であるポテンシャルポイント対の全ての組合せを探索することと、頻度に応じてビニング(binning)及びソーティング(sorting)を行うことによってこのセットからN個の正しいタッチポイントを選択することと、を伴う。この文脈における「組合せ」(combinations)は、ポテンシャルポイントPPの総数からのポテンシャルポイント対のあり得る配置の全てを意味する。組合せの数を、以下の式から取得することができる。
4個のポテンシャルポイントPPが存在すると仮定すると、距離を決定するために調べる必要があるポテンシャルポイント対の組合せは6個である。96個のポテンシャルポイントPPが存在すると仮定すると、ポテンシャルポイント対は4560個であり、150個のポテンシャルポイントPPが存在すると仮定すると、ポテンシャルポイント対は11175個である。上述したように、一度全てのポテンシャルポイント対が識別されると、どの対が正しいタッチポイントを表すかを決定するために、各対内の各ポテンシャルポイントPPの間の距離を算出し、算出した距離を比較する必要がある。この分析は、計算が集約される(computationally intensive)。その理由は、この分析が各ポテンシャルポイント対に対するx,yの差の平方根を取り出すことを伴うからである。したがって、正しいタッチポイントの位置を最終的に決定するのに必要な分析は、従来のタッチ検出システムでは光センサ102の数が増加するに従って劇的に増加する。図5に示すような4個の光センサの配置に伴う更に別の問題は、タッチエリア104の底部に沿って配置された2個の光センサ102C,102Dは、埃、破片(debris)及び明るい周辺光に更に頻繁にさらされることである。
本主題の目的及び利点は、本願の開示を精査し及び/又は特許請求の範囲に記載された主題の一つ以上の実施の形態を実施することによって当業者に明らかになるであろう。
本主題の一つ以上の態様によれば、タッチ検出システムのポテンシャルポイント対の総数を、少なくとも2対の光センサを設けることによって減少させることができ、これによって、ゴーストポイントと正しいタッチポイントとの間の区別を行うのに必要なコンピュータ分析を減少させることができる。したがって、本発明の一態様は、光センサの総数を増加させるが、同時に、マルチタッチ状況を解像するために調べる必要があるポテンシャルポイント対の総数を減少させる。
光センサの各対は、三角法の基線によって互いに分離された2個の個別のセンサを備えることができる。一実施の形態において、光センサの対は、タッチエリアの第1のコーナーに配置された第1のセンサと、タッチエリアの第2のコーナーに配置された第2のセンサと、を有する。したがって、三角法の基線は、タッチエリアの第1のコーナーと第2のコーナーとの間の距離を備えることができる。しかしながら、他の実施の形態において、対の中の個別の光センサは、タッチエリアのエッジに沿った任意の場所(すなわち、タッチエリアのコーナーである必要はない。)に配置され、したがって、三角法の基線は、タッチエリアのコーナー間の距離に制限されない。したがって、少なくとも2対の光センサを、種々の方法で相対的に配置することができる。
光センサの各対を、ポテンシャルポイントのそれ自体のセットを検出し及び計算するために使用することができる。換言すれば、第1の光センサの対は、第1のセットのポテンシャルポイントを識別するために使用され、第2の光センサの対は、第2のセットのポテンシャルポイントを識別するために使用される。その後、ポテンシャルポイント対を、第1のセットのポテンシャルポイントと第2のセットのポテンシャルポイントとを比較することによって決定し、すなわち、各ポテンシャルポイント対は、第1のセットからのポテンシャルポイントと、第2のセットからのポテンシャルポイントと、を有する。構成されるポテンシャルポイント間の距離を決定するために、各ポテンシャルポイント対を調べる。正しいタッチポイントは、構成要素となるポテンシャルポイント間の最小距離を有するポテンシャルポイントを選択することによって識別される。
添付した特許請求の範囲を実施するベストモードを含み、当業者に向けられた完全かつ実施可能な開示を、明細書の残りの部分で更に詳しく説明する。明細書は、以下の添付図面を言及し、同様な参照番号の使用は、同様又は類似の構成要素を説明することを意図したものである。
種々の及び他の典型的な実施の形態並びに添付図面に対する言及を詳細に行う。各例を説明として提供し、制限のために提供しない。開示及びクレームの範囲又は精神を逸脱することなく変更及び変形を行うことができることを当業者は理解する。例えば、一実施の形態の一部として説明し又は記載した特徴を、更に別の実施の形態を作り出すために他の実施の形態で用いることができる。したがって、本開示が添付した特許請求の範囲及びその等価物の範囲内に入るようにあらゆる変更及び変形を含むことを意図する。
本発明は、少なくとも2個のステレオ光センサ対を用いることによってマルチタッチを解像する(resolving)光学式タッチ検出システム及び方法を提供する。光センサ対は、別々に範囲及び三角形のタッチ位置を計算する。ここでは、用語「光センサ」は、光が存在するか否か、すなわち、画素のような所定のエリア内の光子量を検出することができるとともにその情報を表すデータ信号を生成することができるあらゆるタイプのセンサ装置を広く言及するために用いられる。例えば、光センサを、ラインスキャンセンサ又は(エリアイメージカメラとも称される)エリアイメージセンサとすることができる。ある光センサは、静的な光学データを取得し、他の光センサは、動的な光学データ(すなわち、動画ビデオ)を取得するために用いることができる。ある光学センサは、光強度の変動(すなわち、白黒の光学データ)のみを検出し、ある光学センサは、色を検出する。
ここで説明する実施の形態において、光センサは、影、すなわち、タッチエリア内のタッチポイントによって生じた反射光の遮断を検出するために用いられる。しかしながら、他の実施の形態において、取得されたデータ及び所定のタイプの光センサ(例えば、エリアイメージセンサ)による出力を、影が用いられるのと同一又は同様の方法でタッチポイント座標を計算するために画像の(一つ以上の)タッチオブジェクトのエッジ及び/又は中心線を用いることができるタッチエリアの画像(すなわち、光学的な複写(optical duplicates))を生成するために用いることができる。例えば、各画像のタッチオブジェクトのエッジ及び/又は中心線を、影に関して後に説明するようにポテンシャルポイント(potential point)を決定するために三角法を用いて測定することができるタッチオブジェクトの相対位置を決定するために用いることができる。したがって、記載した実施の形態は、影座標の検出及び三角法を用いた測定を言及するが、本発明の原理を画像座標の検出及び三角法を用いた測定にも適用することを認識すべきである。ここで用いられるように、用語「タッチオブジェクト」は、指、スタイラスペン又は他のポインタのようなタッチポイントをもたらすために用いられる任意のオブジェクトを言及することを意図したものである。
図6Aは、本発明の一つ以上の実施の形態で構成された典型的なタッチ検出システム200を示す。本例において、エッジ204A,204B,204C,204Dを有するタッチエリア204が存在する。従来知られているように、タッチエリア204は、ベゼル又は他のタイプのフレームによって境界が設定される。所定の実施の形態において、再帰反射性材料は、ベゼルに装着又は貼付され、プリズムフィルム、プリズムテープ又はプリズムペイント(prismatic film, tape or paint)を備えることができる。例えば、再帰反射性材料を、タッチエリア204のエッジ204A,204B,204Cに隣接するベゼルの少なくとも三方に付けることできる。他の実施の形態において、再帰反射性材料を、ミラー、プリズム等を含む他のタイプの反射性材料又は屈折性材料に置き換えることができる。さらに、本発明の原理は、前方照明技術又は背景照明技術を用いるシステムで有効である。
また、図6は、タッチエリア204のエッジ204Dに沿って配置された2対の光センサ206,208を示す。第1の対の光センサ206は、第1の光センサ206A及び第2の光センサ206Bを備えることができる。同様に、第2の対の光センサ208は、第3の光センサ208A及び第4の光センサ208Bを備えることができる。各対内の個別の光センサの相対配置及び光センサ対の相対的な配置は、後に十分詳しく説明するように、本主題の態様に影響を及ぼす。
一部の実施の形態において、各光センサ206A,206B,208A及び208Bを、一つ以上の発光体も含む光アッセンブリの構成要素とすることができる。例えば、発光ダイオード(LED)を、検出面の一つ以上の光路を伝播する赤外(IR)放射を生成するために用いることができる。EMスペクトルの他の部分又は他のタイプのエネルギーを、適切な発光体及びセンサデバイスとともに適用できるように用いることができる。他の実施の形態において、タッチエリア204を、一つの照明光源又はそれ以上の個別の照明光源によって照明することができる。
一般的な事項として、光センサ206A,206B,208A,208Bのそれぞれを、これらの視界がベゼルの周囲に向けられるようにタッチセンサ204の周辺に配置する。すなわち、光センサ206A,206B,208A,208Bは、タッチエリア204を照明する光又は他のエネルギーを遮断するタッチオブジェクト(例えば、指、スタイラスペン、ポインタ等)によってベゼルに投影される影を検出する。既に説明したように、これらの影の位置を、ポテンシャルタッチポイントの位置を計算するために三角法を用いた測定を行うことができる。そのような計算は、規定通りに、不一致(例えば、レンズの歪み、周囲条件、タッチスクリーン又は他のタッチされた表面の損傷又は障害)を補償するアルゴリズムを含むことができる。本発明による光センサ206,208の対を設けることによって、いずれのポテンシャルポイントがゴーストポイントであるか及びどれが正しいタッチポイントであるかを確定するのに必要な演算の複雑さが著しく減少する。
光センサ206,208の各対内の個別の光センサは、「三角法の基線」によって分離される。例えば、光センサ206A及び206Bは、タッチエリア204の対向するコーナー又はその付近に配置され、第1の三角法の基線210によって分離されている。同様に、光センサ208A及び208Bは、タッチエリア204の対向するコーナー又はその付近に配置され、第2の三角法の基線212によって分離されている。光センサ206,208の各対内の個別の光センサがタッチエリア204の対向するコーナー又はその付近に配置されているので、第1の三角法の基線210及び第2の三角法の基線212は、タッチエリア204の幅にほぼ等しい。当然、各三角法の基線210,212の正確な長さを、例えば、タッチ検出システム200が構成され及び/又は検査されるときに容易に計算することができる。
しかしながら、光センサ206,208を、タッチエリア204のコーナーに配置する必要がなく、したがって、三角法の基線210,212は、他の実施の形態において他の寸法を有することができる。例えば、図7Aは、光センサ206Aがタッチエリア204のエッジ204Dに沿って配置されるとともにエッジ204A及びエッジ204Bが接するコーナーに光センサ206Bが配置される実施の形態を示す。図7Aは、タッチエリア204のエッジ204Dに沿って配置された光センサ208A及びエッジ204Aに沿って配置された光センサ208Bも示す。
図6A及び図7Aにおいて、光センサ206,208の対は、互いに近接して配置される。例えば、二つのAの文字を付した光センサ206A,208Aは、互いに隣接して配置され、二つのBの文字を付した光センサ206B,208Bは、互いに隣接して配置される。しかしながら、他の実施の形態において、光センサ206,208の対を、互いに近接又は隣接して配置しなくてもよい。例えば、図7Bにおいて、二つのAの文字を付した光センサ206A,208Aは、互いに隣接して配置されず、二つのBの文字を付した光センサ206B,208Bも、互いに隣接して配置されない。したがって、光センサ206,208の対の多数の相対位置が可能である。
一般的に、三角法の基線210,212が比較的長い実施の形態は、三角法の基線210,212が比較的短い実施の形態よりも高い精度となる傾向にある。例えば、図8は、比較的短い三角法の基線210を有する光センサ206A,206Bの対を示す。図示したように、三角法の基線210を短くすることによって、光センサ206A,206Bは、非常に似た視野を有し、これによって、システムの三角法を用いた測定の精度が悪くなる。短い三角法の基線を有する光センサ対の精度が一部の実施の形態では許容されるが、長い三角法の基線を有する光センサ対の向上した精度が、他の実施の形態において好ましい。
本発明によれば、光センサ206,208の対は、互いに独立して動作し、各対は、個別のセットのポテンシャルポイントPPを計算するのに用いられる。すなわち、第1の対の光センサ206は、第1のセットのポテンシャルポイントPP1を計算するのに用いられ、第2の対の光センサ208は、第2のセットのポテンシャルポイントPP2を計算するのに用いられる。2セット(dual sets)のポテンシャルポイント(PP1,PP2)の使用は、互いに独立して動作する二つの重なり合ったタッチ検出システムを有効にシミュレートする。
図6Aに示す例において、タッチエリア204中の円によって表された同時に発生する四つの正しいタッチポイント(T1〜T4)が存在する。光センサ206,208が光の存在又は不存在を検出する所定の時間窓内にタッチポイントが生じる場合、これらのタッチポイントは、「同時に発生したもの」と考えることができる。例えば、タッチポイントは、同一のサンプリング間隔で又はまとめて考えられる複数のサンプリング間隔に亘って生じうる。タッチポイントは、例えば、種々のタッチオブジェクト(例えば、指、スタイラスペン、これらの組合せ等)又は異なる位置でタッチエリア204に割り込む同一のタッチオブジェクトの異なる部分によって生じうる。
各タッチポイントT1〜T4は、光センサ206,208によって影として検出される光の妨げ(disturbances)を作り出す。4個のタッチポイントT1〜T4の場合、各光センサ206A,206B,208A,208Bは、4個の影を検出する。参照しやすいように、各影の代表的な影の中心線のみを図6Aに示す。光センサ206A,206B,208A,208Bによって生成されるデータに基づいたこのような中心線の計算は周知である。したがって、第1の対の光センサ206によって検出された影を、図において円T1〜T4によって表された4個の正しいタッチポイント及び黒塗りの四角形によって表された12個のゴーストポイントを備える第1のセットの16個のポテンシャルポイントに対する座標を決定するために三角法を用いた測定を行うことができる。同様に、第2の対の光センサ208によって検出された影を、図において円T1〜T4によって表された4個の正しいタッチポイント及び黒塗りの丸によって表された12個のゴーストポイントを備える第2のセットの16個のポテンシャルポイントに対する座標を決定するために三角法を用いた測定を行うことができる。
全てのポテンシャルポイントの座標が一度決定されると、第1のセットのポテンシャルポイントPP1と、第2のセットのポテンシャルポイントPP2とを比較することによって、正しいタッチポイントと、ゴーストポイントとを区別することができる。これを、第1のセットのポテンシャルポイントPP1の各ポテンシャルポイントと第2のセットのポテンシャルポイントPP2の各ポテンシャルポイントとの間の距離を計算することによって行うことができる。したがって、調べるべきポテンシャルポイント対は、第1のセットのポテンシャルポイントPP1からのポテンシャルポイント及び第2のセットのポテンシャルポイントPP2からのポテンシャルポイントからそれぞれ構成される。既に説明したように、ポテンシャルポイント対のポテンシャルポイントが互いに近くなるに従って、ポテンシャルポイント対が正しいタッチポイントに対応する可能性が高くなる。
したがって、全てのポテンシャルポイント対を演算し及び分析する必要がないので、本発明により光センサを対にすることは有益である。その代わりに、光センサの一方の対206によって識別された第1の対のポテンシャルポイントPP1と光センサの他方の対208によって識別された第2の対のポテンシャルポイントPP2とを比較するだけでよい。さらに、本発明の態様は、光センサの対206,208の一方が故障した場合の冗長性を提供する。したがって、一方の対が故障した場合、他方の対は、機能したままであり、それ自体のセットのポテンシャルポイントPPを収集することができる。
図6Aの例において、4個のタッチポイントは、光センサの対206,208のそれぞれに対して16個のみのポテンシャルポイントPPとなり、これは、256個のポテンシャルポイント対となる(N4=44=256)。一方、図5の従来のシステムの4個のタッチポイントは、合計で96個のポテンシャルポイントPP及び4560個のポテンシャルポイント対となり、システム中の正しいタッチポイントとゴーストポイントとの間の区別を行なうためにこれらの全てを分析する必要がある。したがって、本発明は、図6Aに示すとともに図6Aを参照しながら説明したシステムにおいて実施されるように、従来のシステムの約1/18の分析用のポテンシャルポイント対を生み出す。このような改善によって、ゴーストポイントと正しいタッチポイントとを区別するのに必要なコンピュータ分析が減少する。
図6Bは、図6Aに示すタッチエリア204の一部215の拡大図である。図示したように、第1のセットのポテンシャルポイントPP1からのポテンシャルポイントの4個にPP1−1,PP1−2,PP1−3,PP1−4を付し、第2のセットのポテンシャルポイントPP2からのポテンシャルポイントの4個にPP2−1,PP2−2,PP2−3,PP2−4を付す。二つのセットのポテンシャルポイントPP1,PP2からのポテンシャルポイントのこのようなサブセットが与えられると、調べるための16個のポテンシャルポイント対(1)PP1−1及びPP2−1(2)PP1−1及びPP2−2(3)PP1−1及びPP2−3(4)PP1−1及びPP2−4(5)PP1−2及びPP2−1(6)PP1−2及びPP2−2(7)PP1−2及びPP2−3(8)PP1−2及びPP2−4(9)PP1−3及びPP2−1(10)PP1−3及びPP2−2(11)PP1−3及びPP2−3(12)PP1−3及びPP2−4(13)PP1−4及びPP2−1(14)PP1−4及びPP2−2(15)PP1−4及びPP2−3(16)PP1−4及びPP2−4が存在する。図示したように、ポテンシャルポイントPP1−2とポテンシャルポイントPP2−2との間の距離は、他のポテンシャルポイント対間の距離より著しく小さい。これと同一の手順を図6Aの例に適用することによって、256個のポテンシャルポイント対は、これらが構成されるポテンシャルポイント間の最短距離を有する4個のポテンシャルポイント対を識別するために調べられ、これら4個のポテンシャルポイント対は、4個の正しいタッチポイントに対応するように決定される。
本発明の他の実施の形態において、光センサの所望のステレオ対を、3個の光センサで取得することができる。例えば、図9に示すように、第1の光センサ206Aは、第1の光センサ対を形成するために第2の光センサ206Bと対をなすことができる。また、光センサ206Aは、第2の光センサ対を形成するために個別に第3の光センサ208と対をなすことができる。そのような配置において、第1の光センサ対(206A,206B)は、第2の光センサ対(206A,208A)とは異なる視界を有し、したがって、正しいタッチポイントとゴーストポイントとの間の区別を行うために上述した三角法の手法を用いることができる。さらに、第1の光センサ206Aによって検出される同一の影を、第1のセットのポテンシャルポイントPP1及び第2のセットのポテンシャルポイントPP2に対して用いることができるので、ポテンシャルポイント座標の計算をこのような配置において簡単化することができる。更に別の実施の形態において、少なくとも2個のステレオ対の光センサは、4個を超える光センサの種々の対を備えることができる。したがって、個別の光センサを少なくとも2対に配置し及び配列することが可能であり、本発明は、図示した特定の配置又は位置に決して限定されるものではない。
ここでは、各光センサ206A,206B,208A,208Bを個別の素子として説明したが、所定の実施の形態において、少なくとも2個の光センサを、(1個以上の発光体も有することができる)単一の光アッセンブリに収容することができる。例えば、図10は、2個の光センサ206A,206Bを有する1個の光アッセンブリ214を示す。両方の光センサ206A,206Bを、単一の回路基板に取り付け、及び/又は、レンズ配線(lenses wiring)、ハウジング構成要素等の共通の構成要素から構成することができる。既に説明したように、所望の三角法の基線を取得するために、光センサ206A,206Bのそれぞれは他の光センサと対をなすことができる。一部の実施の形態において、光アッセンブリ214は、発光体(図示せず)又は他の構成要素を更に有する。
図11は、少なくとも2個のステレオ対の光センサを用いてマルチタッチ状態を解像する典型的な方法300を示すフローチャートである。方法300は、開始ステップ301で開始し、この場合、本発明によるタッチ検出システムのタッチエリア内で複数のタッチが同時に行われると仮定される。また、同時に行われるタッチの回数が単一の光センサによって検出される影(すなわち、タッチエリア204に放出されるエネルギーの遮断)の数と同一であると仮定される。換言すれば、単一のセンサ206Aが4個の影を検出する場合、システムは、同時に4回のタッチが生じたこと及び4個の正しいタッチポイントの位置を計算する必要があることを決定する。
典型的な方法は、ステップ301からステップ302に進み、この場合、タッチエリア204内に同時に生じたタッチ(例えば、4個のポイントT1〜T4)により投影された複数の影が、第1の対の光センサ206及び第2の対の光センサ208によって検出される。次に、ステップ304において、第1のセットのポテンシャルポイントPP1を決定するために、第1の対の光センサ206によって検出された影の座標を、三角法を用いて測定する。同様に、ステップ306において、第2のセットのポテンシャルポイントPP2を決定するために、第2の対の光センサによって検出された影の座標を、三角法を用いて測定する。当業者は、一部の実施の形態においてステップ304及びステップ306が並列に又は逆の順序で生じうることを理解する。
次に、ステップ308において、ポテンシャルポイント対の組合せを決定し、各対は、第1のセットのポテンシャルポイント(PP1)からのポテンシャルポイント及び第2オセットのポテンシャルポイント(PP2)からのポテンシャルポイントを有する。既に説明したように、‘N’個のタッチポイントに対して、ポテンシャルポイントの各セットのポテンシャルポイントの個数はN2となる。したがって、ポテンシャルポイント対の組合せの数はN4となる。ある実施の形態において、そのようなポテンシャルポイント対の全ての組合せを決定することができる。しかしながら、他の実施の形態において、正しいタッチポイントを表していると思われないポテンシャルポイント対を除外するために他の論理を用いることができ、したがって、調べるのに必要なポテンシャルポイント対の個数が減少する。例えば、光センサのステレオ対206,208が同様な視界を有する場合、各セットのポテンシャルポイントを、順番に従って(according to order)対にすることができ、他のあり得る組合せの全てを無視する。換言すれば、(セットPP1とセットPP2のそれぞれがタッチエリアに対して同一の順序となっていると仮定すると、)PP1の第1のポテンシャルポイントとPP2の第1のポテンシャルポイントとを対にすることができる。
ステップ310において、構成されるポテンシャルポイント間の距離を決定するために各ポテンシャルポイント対を調べる。その後、ステップ312において、構成されるポテンシャルポイント間の最短距離を有するポテンシャルポイント対の個数‘N’を識別するために、各ポテンシャルポイント対を互いに比較する。この場合、‘N’は、任意の1個の光センサ(例えば、206A)によって検出される影の数に等しい。ステップ314において、‘N’個のポテンシャルポイント対は、正しいタッチポイントとして指定され、その後、ステップ316において、典型的な方法を終了する。
一度「実際の」ポイントが識別されると、三角法から決定した座標を、任意の適切な方法で用いることができる。例えば、タッチスクリーンを通じて提供される入力を処理するユーザインタフェース又は他のシステム構成要素を、同時に発生するタッチポイントを参照することによって特定されるマルチタッチジェスチャをサポートするように構成することができる。ここでの例は「タッチ」ポイントを言及したが、当業者は、上記影が「ホバー」動作(hover action)又は実際のコンタクトがタッチ表面に生じない他のゼスチャに起因しうることを理解することができる。
図12は、典型的なタッチ検出システム200を示すとともにその一部を形成する典型的な演算装置401を示すブロック図である。演算装置401を、有線接続及び/又は無線接続によってタッチスクリーンシステム200の他の構成要素に機能的に結合することができる。演算装置401を、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、携帯端末(PDA)、デジタル及び/又は携帯電話、ページャ、ビデオゲーム機等のプロセッサ駆動装置を含む任意の適切な演算装置とすることができるが、それに限定されるものではない。これら及び他のタイプのプロセッサ駆動装置は、当業者に明らかである。この考察で用いられるように、用語「プロセッサ」を、マイクロプロセッサを含む任意のタイプのプログラマブル論理装置又は他の任意のタイプの同様な装置とすることができる。
演算装置401は、例えば、プロセッサ402、システムメモリ404及び種々のシステムインタフェースコンポーネント406を有することができる。プロセッサ402、システムメモリ404、デジタル信号処理(DSP)ユニット405及びシステムインタフェース406を、システムバス408を通じて機能的に接続することができる。システムインタフェースコンポーネント406によって、プロセッサ402が周辺装置と通信を行うことができる。例えば、記憶装置インタフェース410は、プロセッサ402とディスクドライブのような記憶装置411(取外し可能及び/又は固定(removable and/or non-removable))との間のインタフェースを提供することができる。ネットワークインタフェース412を、プロセッサ402とネットワーク通信装置(図示せず)との間のインタフェースとして提供することができ、その結果、演算装置401をネットワークに接続することができる。
表示スクリーンインタフェース414は、プロセッサ402とタッチ検出スクリーン200の表示装置との間のインタフェースを提供することができる。例えば、インタフェース414は、DVI,VGA又は他の適切な接続上の表示装置によって表される適切なフォーマットのデータを提供することができる。表示装置は、CRT,LCD,LED又は他の適切なコンピュータディスプレイを備えることができ、例えば、テレビジョンを備えることができる。
一つ以上の入力/出力(“I/O”)ポートインタフェース416を、プロセッサ402と種々の入力装置及び/又は出力装置との間のインタフェースとして提供することができる。例えば、光センサ206,208を、演算装置401に接続することができ、光センサ206,208は、入力ポートインタフェース416を通じて、プロセッサ402に対する光の検出パターンを表す入力信号を提供することができる。同様に、発光体及び他の構成要素を、演算装置401に接続することができ、発光体及び他の構成要素は、出力ポートインタフェース416を通じてプロセッサ402からの出力信号を受信することができる。
複数のプログラムモジュールを、システムメモリ404、記憶装置411(例えば、ハードディスクドライブ)に関連した他の任意のコンピュータ読取可能な媒体及び/又は演算装置401によってアクセス可能な他の任意のデータ源に格納することができる。プログラムモジュールは、オペレーティングシステム417を有することができる。プログラムモジュールは、画像又は他の情報を表示スクリーンに表示するコンピュータ実行可能な命令を備える情報表示プログラム419も有することができる。さらに、本発明の典型的な実施の形態の態様を、光アッセンブリを制御し、及び/又は、(例えば、典型的な方法300又はその変形を実現することによって)タッチ位置を演算するとともに光センサから受信した信号に基づくタッチエリアに対する相互作用状態を識別するタッチパネル制御プログラムモジュール421で実施することができる。
一部の実施の形態において、タッチパネル制御プログラムモジュール421に属した機能の一部又は全てを実行するためにDSPユニット405が含まれる。従来知られているように、DSPユニット405を、フィルタリング、データサンプリング、三角法及び他の演算を含む多数のタイプの演算を実行するとともに照明系の調整及び/又は他の特性を制御するように構成することができる。DSPユニット405は、ソフトウェアで実現される一連のスキャニングイメージャー(scanning imager)、デジタルフィルタ及びコンパレータを有することができる。したがって、DPSユニット405を、従来知られているようにタッチ位置を計算するとともに他の相互作用特性(interaction characteristics)を識別するようプログラムすることができる。
オペレーティングシステム417によって制御することができるプロセッサ402を、種々のプログラムモジュールのコンピュータ実行可能な命令を実行するように構成することができる。本主題の一つ以上の態様による方法を、そのような命令を実行することによって実施することができる。さらに、情報表示プログラムモジュール419によって表示される画像又は他の情報及び本発明の態様によって用いられる他のデータを、演算装置401に関連し又は演算装置401によってアクセス可能な任意のコンピュータ読取可能媒体に格納することができる一つ以上の情報データファイル423に格納することができる。
ユーザがタッチエリア204又はその付近をタッチすると、一つ以上の検出面のタッチエリア204を伝播するエネルギービームの強度に変動が生じる。光センサ206,208は、反射され又はタッチエリア204で散乱したエネルギービームの強度を検出するように構成され、そのような強度の変動を検出するのに十分な感度となるべきである。タッチエリア204に対するタッチポイントの位置を決定するために、センサ206,208によって生成されたデータ信号を、演算装置401によって用いることができる。演算装置401は、タッチに対する適切な応答を決定することもできる。
一部の実現によれば、タッチが存在しない(一つ以上の)検出面を伝播するエネルギービームの典型的な強度レベルをモニタするために、光センサ206,208からのデータを演算装置401によって周期的に処理することができる。これによって、システムは、周辺光レベル及び他の周囲条件の変化の影響を考慮し、したがって、その影響を減少させることができる。演算装置401は、必要に応じて、発光体から出射したエネルギービームの強度を任意に増減することができる。次に、エネルギービームの強度の変動が光センサ206,208によって検出された場合、一つ以上のタッチがタッチエリア内で生じたことを決定するために、演算装置401はこの情報を処理することができる。
上記例の幾つかを、表示スクリーンを有し又は表示スクリーンに重ねたタッチ検出システムに関連して説明した。しかしながら、ここで開示した原理を表示スクリーンがない場合でも適用できることを理解すべきである。例えば、タッチエリアは、静止画像を包囲し若しくは覆い、又は画像を全く包囲せず若しくは覆わない。
ここで説明した種々のシステムは、ある特定のハードウェアアーキテクチャ又は形態に制限されない。既に説明したように、演算装置は、一つ以上の入力によって調整された結果を提供する任意の適切な構成要素の配置を含むことができる。適切な演算装置は、格納されたソフトウェアにアクセスする多目的のマイクロプロセッサを用いた(microprocessor-based)コンピュータシステムだけでなく、アプリケーション特有の集積回路、他のプログラマブル論理及びその組合せも有する。ここでソフトウェアに含まれる教示を実現するために、任意の適切なプログラミング言語、スクリプト言語若しくは他のタイプの言語又は言語の組合せを用いることができる。
ここで開示した方法の実施の形態を、一つ以上の適切な演算装置によって実施することができる。そのような(一つ以上の)システムは、ここで開示した方法の一つ以上の実施の形態を実施するのに適合した一つ以上の演算装置を備える。既に説明したように、そのような装置は、少なくとも一つのコンピュータによって実行するときに、少なくとも一つのコンピュータが本主題の方法の一つ以上の実施の形態を実施するコンピュータ読取可能命令を実行する一つ以上のコンピュータ読取可能媒体にアクセスすることができる。ソフトウェアが利用されるとき、ソフトウェアは、一つ以上の構成要素、プロセス及び/又はアプリケーションを備えることができる。ソフトウェアに追加して又はソフトウェアの代わりに、(一つ以上の)演算装置は、本主題の方法の一つ以上を実施するよう(一つ以上の)装置を動作させる回路を備えることができる。
ここで開示した主題を実施し又は実行するために、ディスケット、ドライブ、磁気記憶媒体、(CD−ROM,DVD−ROM及びその変形を含む)ディスクを含む光記憶媒体、フラッシュ、RAM,ROM、他の記憶装置等を含む一つ以上の任意の適切なコンピュータ読取可能媒体を用いることができるが、コンピュータ読取可能媒体はこれらに限定されない。
本主題を、その特定の実施の形態に関して詳細に説明したが、そのような実施の形態の変更、変形及び等価物を上記の理解に基づいて容易に作り出せることは、当業者によって容易に理解される。したがって、当業者には容易に理解されるように、本開示が制限のためではなく例示のために説明され、そのような変更、変形及び/又は本主題に対する追加を除外しないことを理解すべきである。
Claims (24)
- マルチタッチ状況を解像するタッチ検出システムであって、
タッチエリアと、
前記タッチエリアにエネルギーを放出する一つ以上の発光体と、
前記タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置された第1の対の光センサと、
前記タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置された第2の対の光センサと、
前記第1の対の光センサ及び前記第2の対の光センサに適合した演算システムと、を備え、前記演算システムは、
前記第1の対の光センサによって検出された第1の複数の影及び前記第2の対の光センサによって検出された第2の複数の影を表すデータ信号を受信し、前記第1の複数の影及び前記第2の複数の影は、複数の正しいタッチポイントによって生じ、
第1のセットのポテンシャルポイントを決定するために、前記第1の複数の影を、三角法を用いて測定するとともに、第2のセットのポテンシャルポイントを決定するために、前記第2の複数の影を、三角法を用いて測定し、
前記第1のセットのポテンシャルポイント及び前記第2のセットのポテンシャルポイントの組合せを備えるポテンシャルポイント対を決定し、
前記ポテンシャルポイント対のそれぞれに対して、構成されるポテンシャルポイント間の距離を計算し、
前記構成されるポテンシャルポイント間の最短距離を有する複数のポテンシャルポイント対が正しいタッチポイントであると決定するように構成されたことを特徴とするタッチ検出システム。 - 前記タッチエリアは、ベゼルにより三方に境界が設定され、
前記第1の対の光センサ及び前記第2の対の光センサはそれぞれ、前記ベゼルを撮像するように配置された請求項1に記載のタッチ検出システム。 - 前記発光素子の少なくとも一つは、前記第1の対の光センサ及び前記第2の対の光センサにそれぞれ近接するように配置され、
前記ベゼルは、各発光体により対応する光センサの方向に放出されたエネルギーを再帰反射する再帰反射性表面を有する請求項2に記載のタッチ検出システム。 - 前記第1の対の光センサの各光センサ及び前記第2の対の光センサの各光センサは、前記発光体の少なくとも一つを備えるアッセンブリに収容された請求項1に記載のタッチ検出システム。
- 前記第1の対の光センサは、第1の光センサ及び第2の光センサを備え、
前記第2の対の光センサは、第3の光センサ及び第4の光センサを備え、
前記第1の光センサ及び前記第3の光センサは、互いに隣接して配置され、前記第2の光センサ及び前記第4の光センサは、互いに隣接して配置された請求項1に記載のタッチ検出システム。 - 前記第1の光センサ及び前記第3の光センサは、単一のアセンブリに収容された請求項5に記載のタッチ検出システム。
- 前記第2の光センサ及び前記第4の光センサは、単一のアセンブリに収容された請求項5に記載のタッチ検出システム。
- 前記第1の光センサ及び前記第3の光センサは、前記タッチエリアの第1のコーナーに配置され、
前記第2の光センサ及び前記第4の光センサは、前記タッチエリアの第2のコーナーに配置された請求項5に記載のタッチ検出システム。 - 前記第1の対の光センサは、第1の三角法の基線によって分離され、前記第2の対の光センサは、第2の三角法の基線によって分離され、
前記第1の三角法の基線及び前記第2の三角法の基線の各々は比較的長い請求項1に記載のタッチ検出システム。 - 前記タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置されるとともに前記演算装置に適合した少なくとも第3の対の光センサを更に備えた請求項1に記載のタッチ検出システム。
- 前記第1の対の光センサ及び前記第2の対の光センサのうちの少なくとも一つの光センサは、ラインスキャンセンサ、エリアイメージセンサ又はビデオカメラである請求項1に記載のタッチ検出システム。
- 前記第1の対の光センサ及び前記第2の対の光センサのうちの少なくとも一つの光センサは、エリアイメージセンサである請求項1に記載のタッチ検出システム。
- 前記エリアイメージセンサは映像データを取得する請求項12に記載のタッチ検出システム。
- マルチタッチ状況を撮像する方法であって、
タッチエリアにエネルギーを放出し、
前記タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置された第1の対の光センサを用いて第1の複数の影を検出し、
前記タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置された第2の対の光センサを用いて第2の複数の影を検出し、前記第1の複数の影及び前記第2の複数の影は、複数の正しいタッチポイントによって生じ、
第1のセットのポテンシャルポイントを決定するために、前記第1の複数の影を、三角法を用いて測定するとともに、第2のセットのポテンシャルポイントを決定するために、前記第2の複数の影を、三角法を用いて測定し、
前記第1のセットのポテンシャルポイント及び前記第2のセットのポテンシャルポイントの組合せを備えるポテンシャルポイント対を決定し、
前記ポテンシャルポイント対の各々に対して、構成されるポテンシャルポイント間の距離を計算し、
前記構成されるポテンシャルポイント間の最短距離を有する複数の前記ポテンシャルポイント対が前記正しいタッチポイントであることを決定することを特徴とする方法。 - 前記第1の複数の影の三角法を用いた測定は、前記第2の複数の影の三角法を用いた測定と同時に行う請求項14に記載の方法。
- 前記ポテンシャルポイント対は、前記第1のセットのポテンシャルポイントからの1個のポテンシャルポイント及び前記第2のセットのポテンシャルポイントからの1個のポテンシャルポイントを備える請求項14に記載の方法。
- 周辺光の変化の影響を減少させるために、前記タッチエリアに放出されたエネルギーのレベルを調整することを更に備えた請求項14に記載の方法。
- 複数のポテンシャルポイントから正しいタッチポイントを識別するようプロセッサを操作することができるプログラムコードをタンジブルに実行するコンピュータ読取可能媒体であって、
タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置された第1の対の光センサによって検出された第1の複数の影を表すデータ信号を受信するプログラムコードと、
タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置された第2の対の光センサによって検出された第2の複数の影を表すデータ信号を受信し、前記第1の複数の影及び前記第2の複数の影が、複数の正確なタッチポイントによって生じるプログラムコードと、
第1のセットのポテンシャルポイントを決定するために、前記第1の複数の影を、三角法を用いて測定するとともに、第2のセットのポテンシャルポイントを決定するために、前記第2の複数の影を、三角法を用いて測定するプログラムコードと、
前記第1のセットのポテンシャルポイント及び前記第2のセットのポテンシャルポイントの組合せを備えるポテンシャルポイント対を決定するプログラムコードと、
前記ポテンシャルポイント対のそれぞれに対して、構成されるポテンシャルポイント間の距離を計算するプログラムコードと、
前記構成されるポテンシャルポイント間の最短距離を有する複数のポテンシャルポイント対が正しいタッチポイントであると決定するプログラムコードと、を備えるコンピュータ読取可能媒体。 - マルチタッチ状況を解像するタッチ検出システムであって、
タッチエリアと、
前記タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置された第1の対の光センサと、
前記タッチエリアの少なくとも一つのエッジに沿って配置された第2の対の光センサと、
前記第1の対の光センサ及び前記第2の対の光センサに適合した演算システムと、を備え、前記演算システムは、
前記第1の対の光センサから受信したデータ信号に基づいて前記タッチエリアの第1の複数の画像を生成するとともに、前記第2の対の光センサから受信したデータ信号に基づいて前記タッチエリアの第2の複数の画像を生成し、
前記第1の複数の画像及び前記第2の複数の画像の各々に対して、複数の正確なタッチポイントに作用するために用いられるタッチオブジェクトの相対位置を決定し、
第1のセットのポテンシャルポイントを決定するために、前記第1の複数の画像の前記タッチオブジェクトの相対位置を、三角法を用いて測定するとともに、第2のセットのポテンシャルポイントを決定するために、前記第2の複数の画像の前記タッチオブジェクトの相対位置を、三角法を用いて測定し、
前記第1のセットのポテンシャルポイント及び前記第2のセットのポテンシャルポイントの組合せを備えるポテンシャルポイント対を決定し、
前記ポテンシャルポイント対のそれぞれに対して、構成されるポテンシャルポイント間の距離を計算し、
前記構成されるポテンシャルポイント間の最短距離を有する複数のポテンシャルポイント対が正しいタッチポイントであると決定するように構成されたことを特徴とするタッチ検出システム。 - 前記第1の対の光センサの各光センサ及び前記第2の対の光センサの各光センサを、エリアイメージカメラの少なくとも一つを備えるアッセンブリに収容された請求項19に記載のタッチ検出システム。
- 前記第1の対の光センサは、第1の三角法の基線によって分離され、前記第2の対の光センサは、第2の三角法の基線によって分離され、
前記第1の三角法の基線及び前記第2の三角法の基線の各々は比較的長い請求項19に記載のタッチ検出システム。 - 前記第1の対の光センサは、第1のエリアイメージカメラ及び第2のエリアイメージカメラを備え、
前記第2の対の光センサは、第3のエリアイメージカメラ及び第4のエリアイメージカメラを備え、
前記第1のエリアイメージカメラ及び前記第3のエリアイメージカメラは、互いに隣接して配置され、前記第2のエリアイメージカメラ及び前記第4のエリアイメージカメラは、互いに隣接して配置された請求項19に記載のタッチ検出システム。 - 前記第1のエリアイメージカメラ及び前記第3のエリアイメージカメラは、前記タッチエリアの第1のコーナーに配置され、
前記第2のエリアイメージカメラ及び前記第4のエリアイメージカメラは、前記タッチエリアの第2のコーナーに配置された請求項22に記載のタッチ検出システム。 - 前記第1の複数の画像及び前記第2の複数の画像は、前記タッチエリアのビデオ画像を備える請求項19に記載のタッチ検出システム。
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