JP2012256116A - 情報処理表示装置 - Google Patents

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正裕 望月
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Abstract

【課題】開発時期が異なるアプリケーション間の情報の授受を容易に行うことができ、アプリケーションの相互運用が可能でより利便性の高い情報処理表示装置を提供する。
【解決手段】複数のアプリケーションを同時に実行可能な情報処理表示装置であって、前記アプリケーション毎に前記アプリケーションが有するファイルに対してテキスト情報の書き込み及び読み出しを行う入出力手段と、前記アプリケーション名からプロセス番号を検出する検出手段と、を備え、前記アプリケーションは、前記検出手段により検出されたプロセス番号に基づき特定されたアプリケーションの前記ファイルに書き込まれているテキスト情報を読み出すことにより、前記複数のアプリケーションは協調動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理表示装置に関する。
従来、パーソナルコンピュータのオペレーティングシステムにおいては、複数のアプリケーションを同時に実行する環境が提供されており、各アプリケーションはオペレーティングシステムが管理する仮想メモリ空間で独立に実行される。アプリケーション間の通信手段にはオペレーティングシステムによる共有メモリ機能、パイプ機能、デバイスドライバ等があり、それらを利用することによりアプリケーション間において情報の授受が行われている。
アプリケーションは、情報を一覧表示する機能と、一覧表示している情報に加工処理等を行う機能とを内包して作成されることが多い。しかし対象となる情報に対してアプリケーションに内包された加工処理とは別の加工処理が行われるのが好ましい場合がある。このような場合にはパーソナルコンピュータのファイラ機能等を用いて別の加工処理を行うアプリケーションを実行させている。即ちファイラ機能により画像情報のサムネイルやドキュメントファイルの一覧を表示させた状態で、GUIによるファイルのダブルクリックを行い、*jpg、*doc等のファイルの拡張子に関連付けられたアプリケーションを起動させ、そのアプリケーションにより対象となったファイルの加工処理等を実行させている。または一覧表示されたファイルに対してドラッグアンドドロップによるGUI操作を行うことによって、ファイルの選択と起動アプリケーションの選択を行ない、起動されたアプリケーションにより選択されたファイルの加工処理等を実行させている。
なお、アプリケーションの情報共有に関しては、共有フォルダを利用する方法(例えば、特許文献1参照)やクリップボードに対象情報を入れる方法、情報を媒介するエージェント役のアプリケーションを介在させる方法等がある。
特開2010−154377号公報
しかしながら、上記アプリケーション間通信を用いる場合は、情報のやり取りのルールを明らかにし、アプリケーション開発時に同時に開発するなどの制約が発生する。また、ファイルのダブルクリックによるアプリケーションの起動によれば、関連付けられているアプリケーションの処理しか行うことができず、またドラッグアンドドロップ操作によるアプリケーションの起動によれば、複数のファイルの処理を行う場合に同じ操作を繰り返す必要が生じて非常に操作が煩雑になるという問題がある。
本発明の目的は、アプリケーションの相互運用が可能でより利便性の高い情報処理表示装置を提供することである。
本発明の情報処理表示装置は、複数のアプリケーションを同時に実行可能な情報処理表示装置であって、前記アプリケーション毎に前記アプリケーションが有するファイルに対してテキスト情報の書き込み及び読み出しを行う入出力手段と、前記アプリケーション名からプロセス番号を検出する検出手段と、を備え、前記アプリケーションは、前記検出手段により検出されたプロセス番号に基づき特定されたアプリケーションの前記ファイルに書き込まれているテキスト情報を読み出すことにより、前記複数のアプリケーションは協調動作を行うことを特徴とする。
本発明の情報処理表示装置は、複数のアプリケーションを同時に実行可能な情報処理表示装置であって、前記アプリケーション毎に前記アプリケーションが有するファイルに対してテキスト情報の書き込み及び読み出しを行う入出力手段と、前記アプリケーション名からのプロセス番号を検出する検出手段と、を備え、前記アプリケーションは、前記検出手段により検出されたプロセス番号に基づき特定されたアプリケーションの前記ファイルにテキスト情報を書き込み、前記特定されたアプリケーションは、前記ファイルに書き込まれたテキスト情報を読み出すことにより、前記複数のアプリケーションは協調動作を行うことを特徴とする。
本発明の情報処理表示装置によれば、開発時期が異なるアプリケーション間の情報の授受を容易に行うことができ、アプリケーションの相互運用が可能でより利便性の高い情報処理表示装置を提供することができる。
実施の形態に係る情報処理表示装置のシステム構成を示す図である。 アプリケーション1の出力ファイルを示す図である。 アプリケーション2の設定ファイルを示す図である。 表示装置に表示された画面を示す図である。 アプリケーション1の出力ファイルを示す図である。 アプリケーション1の入力ファイルを示す図である。 アプリケーション2の入力ファイルを示す図である。 アプリケーション2の出力ファイルを示す図である。 アプリケーション3の出力ファイルを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理表示装置について説明する。図1は、実施の形態に係る情報処理表示装置のシステム構成を示すブロック図である。情報処理表示装置2は、情報処理表示装置2の全体を制御するCPU4を備えている。CPU4は、バス6に接続されている。バス6には、CPU4が実行するアプリケーションプログラム等を記憶するROM8、ROM8或いは後述する記憶媒体26から読み込んだアプリケーションプログラム等を記憶するRAM10、画像等の情報を表示する表示装置12の表示制御を行う表示制御部14が接続されている。またバス6には、マウスやキーボード等の操作部材22からの入力制御を行うI/O24が接続されている。更にバス6には記録媒体26へのデータの記録、読み出しの制御を行う記録I/F28が接続されている。
表示制御部14は、複数のレイヤに対応して設けられたフレームメモリ30、合成部32、表示駆動部34を備えている。フレームメモリ30は、複数のレイヤのそれぞれに対応する表示画像データを記憶する。合成部32は、フレームメモリ30に記憶されている各レイヤの表示画像データを合成して表示画像を生成する。表示駆動部34は、合成部32によって合成された表示画像を表示装置12に表示させる。
ROM4には、視認性の高い表示機能を有するアプリケーションであるサムネイル表示により複数の画像を一覧表示する機能を有するアプリケーション1(以下、App1という。)、フィルタ処理等の画像の加工処理機能を有するアプリケーション2(以下、App2という。)、画像添付機能を含む電子メール機能を有するアプリケーション3(以下、App3という。)等が記憶されている。ここで、App1のPID(プロセス番号)を1011、名称を“thumb”とし、App2のPIDを1012、名称を“retouch”とし、App3のPIDを1013、名称を “p−mail”とする。
各アプリケーションは、情報の入出力インターフェイスとして入出力デバイスファイル(/dev/PID/fd0/、/dev/PID/fd1)を有している。入出力デバイスファイルは、/devディレクトリの下にPIDディレクトリを作成し、そのディレクトリにfd0ファイルとfd1ファイルが作成される。例えばApp1では、/dev/1011/fd0が出力ファイル、/dev/1011/fd1が入力ファイルとなる。
各アプリケーションは、ユーザによる操作部材22を用いた入力操作によって起動する。例えばユーザが操作部材22を操作してApp1の起動の指示を行うと、CPU4は、ROM8に記憶されているApp1を読み出してRAM10に記憶させ、App1を起動させる。また、CPU4はApp1の出力ファイル及び入力ファイルをRAM10に作成する。なお、アプリケーションが起動すると、CPU4はROM8或いは記録媒体26に記録されたウィンドウマネージャを読み出してRAM10に記憶させて起動させる。ウィンドウマネージャは、起動している各アプリケーションによって表示装置12に表示されるウィンドウの位置や重なり順等を管理し、また図示しないマウス、キーボード等による入力結果をアプリケーションに通知する機能を有する。
図2はアプリケーション1の出力ファイルを示す図である。出力ファイル及び入力ファイルに書き込まれる情報の形式はXML記述に準じており、図2に示すように<タグ></タグ>によって項目が分かれている。App1により画像が表示装置12に一覧表示された状態で、ユーザが図示しないマウスの操作によってポインタを一覧表示された画像に載せたとき、出力ファイルには、<mouseover></mouseover>で示す項目にポインタが載っている画像の名称が書き込まれ、マウスのクリックを行ったとき出力ファイルには、<mouseclick></mouseclick>で示す項目にマウスクリックが行われたときにポインタが載っている画像の名称が書き込まれる。このような画像の名称は、ポインタが載っている画像に応じて随時書き込まれる。またApp1の出力ファイルには、一覧表示する画像の保存場所を示す情報(<srcpath>/home/user1/Picture</srcpath>)が書き込まれている。
次に、アプリケーション間で公開情報に基づいて協調動作を行う方法について説明する。App1が起動されると、表示装置12には複数の画像がサムネイル表示されるApp1用ウィンドウが表示される(図4参照)。ここで図2のApp1の出力ファイルに示すように、予めユーザによりApp1のクライアントとしてApp2(retouch)とApp3(p−mail)が指定されているため、App1用のウィンドウにはApp2、App3の名称(retouch、p−mail)を示すボタンが表示されている。
この状態でユーザが操作部材22を用いてApp2の実行ファイル“retouch”の起動を指示するアイコン(図示せず)の選択を行うと、App2が起動され表示装置12にApp2用のウィンドウが表示される(図4参照)。またApp2は、アイコン選択により入力される引数(>retouch −s thumb<CR>)によってApp1がサーバとなることを認識する。
なお、図3に示すように、App2の設定ファイルに予め<server>thumb</server>と書き込んでおくことにより、App1をサーバとして指定してもよい。さらにサーバになり得るアプリケーション名と共に、図3に示すように<srcpath>/home/user1/Picture/Tokyo</srcpath>で示すデフォルトのパスを書き込んでおくことにより、仮にサーバとなるApp1が起動していない場合であってもデフォルトのパスに基づいてApp2は加工対象の画像を読み出すことができる。
App2は、サーバとなるアプリケーション、即ちApp1の名称“thumb”を認識し、その名称に基づいてApp1のPID(1011)を認識する。なお、アプリケーションの名称からPIDを検出する機能はOSにより提供される。App2は、PIDに基づいてRAM10に作成されているApp1の出力ファイル/dev/1011/fd0を開く。
App1は、ユーザのマウス操作等によって表示装置12に表示されたポインタがサムネイル表示された画像に載ると、App1の出力ファイル/dev/1011/fd0にポインタが載った画像の名称を書き込む。App1が出力ファイルに書き込みを行うと、書き込みイベントが発生し、ファイルを開いているApp2にイベント通知がなされる。
App2は、書き込みイベントの発生の通知を受けると、App1の出力ファイルに書き込まれたポインタが載った画像の名称と保存場所を認識する。App2は、認識した保存場所から、認識した名称の画像を読み出して加工処理等の所定の処理を行い、その処理結果を表示装置12に表示されているApp2用のウィンドウ内に表示させる。
次に、ユーザが操作部材22を用いて更にApp3の実行ファイル“p−mail”の起動を指示するアイコン(図示せず)の選択を行うと、App3が起動され表示装置12にApp3用のウィンドウが表示される(図4参照)。App3はアイコンの選択により入力される引数(>p−mail −s thumb<CR>)によってApp1がサーバとなることを認識する。
App3は、サーバとなるApp1の名称“thumb”を認識しその名称に基づいてApp1のPIDを認識する。App3はPIDに基づいてRAM10に作成されているApp1の出力ファイルを開く。App1は、ユーザのマウス操作等によって表示装置12に表示されたポインタがサムネイル表示された画像に載った状態でマウスクリックがなされると、App1の出力ファイルにクリックされた画像の名称を書き込む。App1が出力ファイルに書き込みを行うと書き込みイベントが発生し、ファイルを開いているApp2、App3にイベント通知がなされる。
App2、App3は、書き込みイベントの発生の通知を受けると、App1の出力ファイルを読み出し、クリックされた画像の名称とその保存場所を認識する。App2は、認識した保存場所から、認識した名称の画像を読み出して加工処理等の所定の処理を行い、その処理結果を表示装置12に表示されているApp2用のウィンドウ内に表示させる。App3は、認識した保存場所から、認識した名称の画像を読み出して電子メールへの画像添付処理を行い、電子メールに画像が添付されたことを示す内容をApp3用のウィンドウ内に表示させる。
このようにApp2、App3は、引数や設定ファイルで設定されたサーバとしてのApp1の出力ファイルを開き、出力ファイルに書き込まれているテキスト情報を読み出すことにより処理対象の画像を認識し、アプリケーション間の協調動作が実現される。またプロトコルを伴わないテキスト情報を利用することによってもアプリケーション間の協調動作がさらに容易に実現される。
なお、App2、App3が共に、App1の出力ファイルを開いている場合、App1の情報の受け手になるクライアントとしてのアプリケーションの指定をするようにしてもよい。この場合には、ユーザが操作部材22によってApp1用のウィンドウ内のサムネイル画像の一覧の上部に表示されているApp2、App3の名称(retouch、p−mail)を示すボタンの入力操作を行うと、App1はApp2、App3との協調動作の有無を設定する。例えば、ユーザがApp2の名称(retouch)を示すボタンの入力操作を行った場合には、App1はApp2との協調動作を行う。またユーザがApp3の名称(p−mail)を示すボタンの入力操作を行った場合には、App1はApp3との協調動作を行う。App1は、協調動作を行うように設定した場合、該当するアプリケーションの名称のボタンをハイライト表示等によってユーザに視認可能に表示する。
またApp1は、図5に示す<active><client>retouch</client></active>等のように、協調動作を行うアプリケーションの情報を出力ファイルに書き込む。これにより各App2、App3は、App1の出力ファイルを読み出した際に、協調動作を行うか否かを判断し、協調動作を行うと判断した場合に限り画像の加工処理や、電子メールへの画像添付処理等を行う。
また、協調動作の有無を切り替えるために、クライアントとなるApp2、App3に、選択機能を持たせ、App2、App3がユーザによる協調動作の有無の切換え操作を受け付けるようにしてもよい。例えばApp2、App3は、起動時に表示装置12に表示させるウィンドウ上にアクティブボタンを配置させ、ユーザの操作部材22を用いた入力によるアクティブボタンのオン、オフを認識する。そして、App2、App3は、アクティブボタンがオンのときに協調動作を行うものと判断してApp1の出力ファイルに書き込まれた内容を認識して画像の加工処理や、電子メールへの画像添付処理等を行う。
次にApp2、App3がApp1に通信依頼を行い、処理対象となる画像の情報を取得する方法を説明する。App1が起動されると、表示装置12には複数の画像がサムネイル表示されるApp1用ウィンドウが表示される(図4参照)。この状態でユーザが操作部材22を用いてApp2の実行ファイル“retouch”の起動を指示するアイコン(図示せず)の選択を行うと、App2が起動され表示装置12にApp2用のウィンドウが表示される(図4参照)。またApp2は、アイコン選択により入力される引数(>retouch −s thumb<CR>)によってApp1がサーバとなることを認識する。
App2は、サーバとなるApp1の名称“thumb”に基づいてApp1のPIDを認識する。App2は、App1のPIDに基づいてRAM10に作成されているApp1の入力ファイル/dev/1011/fd1を開く。そしてApp2は開いた入力ファイルに、図6に示すようにApp2の名称(<name>retouch</name>)やPID(<pid>1012</pid>)、App1がサーバでありApp2がクライアントである旨の従属関係(<server>thumb</server>、<client>retouch<client>)、マウスオーバー、マウスクリックによる処理に対応して協調動作を行うことを示す情報(<function>mouseover</function>、<function>mouseclick<function>)等を書き込む。
App1は、入力ファイルに書き込まれたApp2のPIDに基づいてRAM10に作成されているApp2の入力ファイル/dev/1012/fd1を開き、App2への応答としてApp2の入力ファイルへの書き込みを行う。このときApp1が書き込む内容は、図7に示すようにサーバとなるApp1の名称(thumb)とPID(1011)、クライアントとなるApp2の名称(retouch)とPID(1012)、App2がマウスオーバーとマウスクリックによる処理に協調動作することを示す情報(<function>mouseover</function>、<function>mouseclick<function>)である。
App1は、ユーザのマウス操作によって表示装置12に表示されたポインタがサムネイル画像に載ると、App1の出力ファイルにポインタが載った画像の名称を書き込むと共に、その出力ファイル内の一覧表示された画像の保存場所の情報やポインタが載った画像の名称等をApp2の入力ファイルに書き込む。App2は入力ファイルに書き込まれた内容に基づいてポインタが載った画像の名称と保存場所を認識する。App2は認識した保存場所から、認識した画像を読み出して加工処理等の所定の処理を行い、その処理結果をApp2用のウィンドウ内に表示させる。
なおApp2は、加工処理を行った画像を別名で記憶させる場合、出力ファイルに図8に示すように、加工処理の対象となった元の画像の保存場所(srcpath)及びその画像の名称(srcname)、加工処理が済んだ画像の保存場所(destpath)及びその加工処理が済んだ画像の名称(destname)を書き込む。これにより図示しない他のアプリケーションがApp2の出力ファイルに書き込まれている内容を読み出して、加工処理が済んだ画像を用いて更に別の加工処理を行うように設定することも可能である。
また、App3がApp1と協調動作する場合、ユーザによる操作部材22を用いた起動指示によって起動したApp3は、App2がApp1と協調動作する場合と同様に、App1の名称から認識したPIDに基づいてRAM10に作成されているApp1の入力ファイルを開く。App3はApp1の入力ファイルに、App3の名称とPID、App1がサーバでApp3がクライアントとなる旨の従属関係、マウスクリックに対応して協調動作する旨の情報等を書き込む。
App1は、入力ファイルに書き込まれたApp3のPID(1013)に基づいてRAM10に作成されているApp3の入力ファイル/dev/1013/fd1を開き、App3への応答としてApp3の入力ファイルへの書き込みを行う。App1が書き込む内容は、サーバとなるApp1の名称とPID、クライアントとなるApp3の名称(とPID、App3がマウスクリックによる処理に協調動作することを示す情報である。
そしてApp1は、表示装置12に表示されたポインタがサムネイル表示された画像に対してマウスクリックがなされたとき、クリックされた画像の名称をApp1の出力ファイルに書き込み、その出力ファイルの内容をApp3の入力ファイルに書き込む。
App3は、入力ファイルに書き込まれた内容に基づいて、クリックされた画像の名称及びその画像の保存場所を認識し、認識した名称と保存場所とから該当する画像を読み出して電子メールへの添付処理を行って、その処理結果をApp3用のウィンドウ内に表示させる。App3は、図9に示すように電子メールに添付した画像の元々の保存場所(srcpath)及びその画像の名称(srcname)をApp3の出力ファイルに書き込む。
以上説明したように、入力ファイル及び出力ファイルの読み書き方式を規定したフレームワークを利用することで、開発時期が異なるアプリケーション同士の情報の授受を容易に実現できる。またユーザのマウス操作によってポインタがサムネイル表示された画像に載るだけで、他のアプリケーションがそれを認識して各々の処理を実行し、複数のアプリケーションを協調動作させることができる。
なお、ウィンドウマネージャは、各アプリケーションの従属関係を認識し、クライアントになるApp2用のウィンドウ及びApp3用のウィンドウが常時サーバになるApp1用のウィンドウよりも上位に表示されるように各ウィンドウを管理してもよい。これによって、ユーザがApp1用のウィンドウにポインタを載せてクリックしても、App2用のウィンドウ及びApp3用のウィンドウがApp1用のウィンドウの下に隠れてしまう不都合が生じない。そのためユーザにとっては、サムネイル表示された画像を選択しながらでもApp2やApp3による処理結果を確認することができる。
また、設定ファイルにおいて1番目に起動したときの通信相手、2番目に起動したときの通信相手をそれぞれ設定しておくことによって、同じアプリケーションでも異なる相手(サーバ)と協調動作することができる。これにより例えばApp2を同時に2つ起動させたとき、一方はApp1をサーバとし、他方は不図示の地図表示アプリケーションをサーバとするように各App2を動作させることができる。このとき地図表示アプリケーションを “map”とすれば、アイコンの選択等によって入力される引数(>retouch −s map<CR>)によって、App2は、地図表示アプリケーションがサーバとなることを認識する。
また、上述の実施の形態において、視認性の高い表示機能を有するアプリケーションとして、サムネイル表示による画像の一覧表示機能を有するアプリケーションについて説明したが、これに限るものではなく、地図情報表示機能、方位情報表示機能、ファイルリスト一覧表示機能、データベース一覧表示機能等を有するアプリケーションであってもよい。
2…情報処理表示装置、4…CPU、6…バス、8…ROM、10…RAM、12…表示装置、14…表示制御部、22…操作部材、24…I/O、26…記録媒体、28…記録I/F、30…フレームメモリ、32…合成部、34…表示駆動部。

Claims (6)

  1. 複数のアプリケーションを同時に実行可能な情報処理表示装置であって、
    前記アプリケーション毎に前記アプリケーションが有するファイルに対してテキスト情報の書き込み及び読み出しを行う入出力手段と、
    前記アプリケーション名からプロセス番号を検出する検出手段と、
    を備え、
    前記アプリケーションは、前記検出手段により検出されたプロセス番号に基づき特定されたアプリケーションの前記ファイルに書き込まれているテキスト情報を読み出すことにより、前記複数のアプリケーションは協調動作を行うことを特徴とする情報処理表示装置。
  2. 複数のアプリケーションを同時に実行可能な情報処理表示装置であって、
    前記アプリケーション毎に前記アプリケーションが有するファイルに対してテキスト情報の書き込み及び読み出しを行う入出力手段と、
    前記アプリケーション名からプロセス番号を検出する検出手段と、
    を備え、
    前記アプリケーションは、前記検出手段により検出されたプロセス番号に基づき特定されたアプリケーションの前記ファイルにテキスト情報を書き込み、前記特定されたアプリケーションは、前記ファイルに書き込まれたテキスト情報を読み出すことにより、前記複数のアプリケーションは協調動作を行うことを特徴とする情報処理表示装置。
  3. 前記アプリケーションは、独立して実行可能であり、動作毎に前記ファイルへの書き込みを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理表示装置。
  4. 前記アプリケーションは、協調動作を行う相手のアプリケーションを動的に設定可能であって、起動時及び動作時に相手のアプリケーションの稼働状態に基づいて動的にアプリケーションの実行状態を変更することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の情報処理表示装置。
  5. 前記アプリケーションの前記ファイルは、前記アプリケーションのプロセス番号に紐付けされており、読み出し用ファイルと書き込み用ファイルを有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の情報処理表示装置。
  6. 前記アプリケーションにより実行された処理内容を示すウィンドウを表示するウィンドウ表示手段を備え、
    前記アプリケーションの少なくとも1つは視認性の高い表示機能を有して他のアプリケーションに対して選択情報を配信し、
    前記ウィンドウ表示手段は、前記視認性の高い表示機能を有するアプリケーションの処理内容を示すウィンドウを、他の前記アプリケーションの処理内容を示すウィンドウよりも下位に表示させることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の情報処理表示装置。
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