JP2012235320A - 画像形成装置、設定方法および設定プログラム - Google Patents

画像形成装置、設定方法および設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 処理条件を定める設定値を入力する操作を容易にすること。
【解決手段】 MFPは、設定画面を表示する設定画面表示部(S03)と、設定画面が表示されている状態で、設定画面中の項目名が指示されると、設定画面とは別の入力画面を設定画面に重畳して表示する入力画面表示部(S08)と、入力画面に含まれる複数の入力キー画像のうちユーザにより指示された入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定値受付部(S11)と、複数のハードキーを含むハードキー部と、複数のハードキーのうちユーザにより指示されたハードキーに対応する値を受け付ける第2設定値受付部(S11)と、入力画面が表示されている状態で、ハードキー部を有効にする操作が受け付けられることに応じて、入力画面の表示を中止する表示中止部(S21)と、を備える。
【選択図】 図9

Description

この発明は画像形成装置、設定方法および設定プログラムに関し、特に、設定値に従って処理を実行する画像形成装置、その画像形成装置で実行される設定方法および設定プログラムに関する。
近年、複合機(MFP)で代表される画像形成装置において、ユーザインターフェースとしてソフトキーボードが用いられる(例えば、特許文献1、特許文献2)。このソフトキーボードを用いれば、物理的なハードキーを少なくすることができるので、機器を小型にすることができる。
一方、MFPは、その表示面のサイズが制限されるため、操作画面に重畳してソフトキーボードを表示しなければならない場合があり、ソフトキーボードを表示した場合に、操作画面の一部がソフトキーボードによって隠れてしまう場合がある。このため、ハードキーボードを用いた操作が、ソフトキーボードを用いた操作よりも便利な場合がある。また、ソフトキーボードが表示された後に、ハードキーボードを使用する場合には、表示されたソフトキーボードが表示されないようにする操作をしなければならず、操作が煩雑である。
特開平08−221169号公報 特開2004−252727号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、処理条件を定める設定値を入力する操作を容易にした画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、画像形成装置に処理条件を定める設定値を入力する操作を容易にした画像形成システムを提供することである。
この発明の他の目的は、処理条件を定める設定値を入力する操作を容易にした設定方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、処理条件を定める設定値を入力する操作を容易にした設定プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像形成装置は、設定値を設定する設定領域を有する設定画面を表示する設定画面表示手段と、設定画面が表示されている状態で、設定画面中の設定領域により定まる所定の領域内の位置が指示されると、設定画面とは別の画面であって、複数の入力キー画像を含む入力画面を、表示された設定画面に重畳して表示する入力画面表示手段と、入力画面に含まれる複数の入力キー画像のうちユーザにより指示された入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定値受付手段と、複数のハードキーを含む操作受付手段と、複数のハードキーのうちユーザにより指示されたハードキーに対応する値を受け付ける第2設定値受付手段と、入力画面表示手段により入力画面が表示されている状態で、操作受付手段を有効にする操作が受け付けられることに応じて、入力画面表示手段による入力画面の表示を中止する表示中止手段と、を備える。
この局面にしたがえば、設定画面が表示されている状態で、設定画面中の設定領域により定まる所定の領域内の位置が指示されると、入力画面が設定画面に重畳して表示され、入力画面が表示されている状態で、複数のハードキーを有効にする操作が受け付けられることに応じて、入力画面の表示が中止される。このため、ハードキーで設定値を入力すれば、入力画面が表示されなくなるので、ハードキーで設定値を入力中に設定画面中で入力画面で隠れていた部分を視認することができる。また、表示されていた入力画面を表示しないようにする操作をする必要がない。その結果、処理条件を定める設定値を入力する操作を容易にした画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、設定画面は複数あり、設定画面表示手段により複数の設定画面のうち第1設定画面が表示された状態で、操作受付手段を有効にする操作が受け付けられた後は、設定画面表示手段により複数の設定画面のうち第1設定画面とは別の第2設定画面が表示されるまで、入力画面表示手段による入力画面の表示を禁止する表示禁止手段を、さらに備える。
この局面に従えば、複数の設定画面のうち第1設定画面が表示された状態で、ハードキーを有効にする操作が受け付けられた後は、第2設定画面が表示されるまで、入力画面の表示が禁止される。このため、1つの設定画面に含まれる複数の設定領域に設定値を入力する場合に、入力画面が表示されないようにして、ハードキーで入力することができる。
好ましくは、表示中止手段は、設定画面に含まれる設定領域および該設定領域に関連する関連領域のいずれかと入力画面が重なることを条件に、入力画面の表示を中止する。
この局面に従えば、設定画面に含まれる設定領域および該設定領域に関連する関連領域のいずれかと入力画面が重なることを条件に、入力画面の表示が中止される。このため、設定値の入力が妨げられない場合に限って入力画面が表示されないようにすることができる。
好ましくは、入力キー画像を指示するための指示装置を収納する収納手段と、収納手段に指示装置が収納されていることを検出する収納検出手段と、をさらに備え、表示中止手段は、収納検出手段により指示装置が収納されていることが検出されることを条件に、入力画面の表示を中止する。
この局面に従えば、指示装置が収納されていることを条件に、入力画面の表示が中止されるので、指示装置が収納されていない状態では、入力画面から設定値を指示装置で入力することができる。
好ましくは、操作受付手段を有効にする操作は、複数のハードキーのいずれかを指示する操作である。
好ましくは、操作受付手段は、複数のハードキーを指示可能な第1位置と、複数のハードキーを指示不可能な第2位置とに移動可能であり、操作受付手段を有効にする操作は、操作受付手段を第1位置に移動させる操作である。
この発明の他の局面によれば、画像形成システムは、コンピュータと、コンピュータと通信可能な画像形成装置とを含む画像形成システムであって、画像形成装置は、コンピュータから受信されるデータの画像を表示する表示手段と、表示手段の表示面に設けられ、ユーザにより指示された位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段により検出された位置を、コンピュータに送信する位置送信手段と、位置検出手段とは別に設けられた複数の入力キーのいずれかを指示する操作を受け付ける操作受付手段と、操作受付手段により複数の入力キーのいずれかを指示する操作が受け付けられることに応じて、コンピュータに複数の入力キーのうち受け付けられた操作により特定される入力キーに対応する値を含む指示受付信号をコンピュータに送信する指示送信手段と、を備え、コンピュータは、画像形成装置に、設定値を設定する領域を有する設定画面のデータを送信する設定画面送信手段と、設定画面を画像形成装置に表示させている状態で、画像形成装置から設定画面中の所定の領域内の位置が受信されると、設定画面とは別の画面であって、複数の入力キー画像を含む入力画面を、設定画面に重畳した入力画面付設定画面のデータを画像形成装置に送信する入力画面送信手段と、画像形成装置から入力画面に含まれる複数の入力キー画像内の位置が受信されることに応じて、受信された位置により定まる入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定値受付手段と、画像形成装置から指示受付信号が受信されることに応じて、受信された指示受付信号に含まれる値を受け付ける第2設定値受付手段と、入力画面送信手段により入力画面付設定画面が画像形成装置に送信された後に、画像形成装置から指示受付信号が受信されることに応じて、入力画面送信手段による入力画面付設定画面のデータの送信を中止する送信中止手段と、を備える。
この局面に従えば、画像形成装置に処理条件を定める設定値を設定する操作を容易にした画像形成システムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、設定方法は、複数のハードキーを含む操作受付手段を備えた画像形成装置で実行される設定方法であって、設定値を設定する設定領域を有する設定画面を表示する設定画面表示ステップと、設定画面が表示されている状態で、設定画面中の設定領域により定まる所定の領域内の位置が指示されると、設定画面とは別の画面であって、複数の入力キー画像を含む入力画面を、表示された設定画面に重畳して表示する入力画面表示ステップと、入力画面に含まれる複数の入力キー画像のうちユーザにより指示された入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定ステップと、複数のハードキーのうちユーザにより指示されたハードキーに対応する値を受け付ける第2設定ステップと、入力画面表示ステップにおいて入力画面が表示されている状態で、操作受付手段を有効にする操作が受け付けられることに応じて、入力画面表示ステップにおいて入力画面が表示されるのを中止する表示中止ステップと、を含む。
この局面に従えば、処理条件を定める設定値を設定する操作を容易にした設定方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、設定プログラムは、複数のハードキーを含む操作受付手段を備えた画像形成装置を制御するコンピュータで実行される設定プログラムであって、設定値を設定する設定領域を有する設定画面を表示する設定画面表示ステップと、設定画面が表示されている状態で、設定画面中の設定領域により定まる所定の領域内の位置が指示されると、設定画面とは別の画面であって、複数の入力キー画像を含む入力画面を、表示された設定画面に重畳して表示する入力画面表示ステップと、入力画面に含まれる複数の入力キー画像のうちユーザにより指示された入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定ステップと、複数のハードキーのうちユーザにより指示されたハードキーに対応する値を受け付ける第2設定ステップと、入力画面表示ステップにおいて入力画面が表示されている状態で、操作受付手段を有効にする操作が受け付けられることに応じて、入力画面表示ステップにおいて入力画面が表示されるのを中止する表示中止ステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、処理条件を定める設定値を設定する操作を容易にした設定プログラムを提供することができる。
本実施の形態におけるMFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハードウエア構成の概要を示すブロック図である。 操作パネルの平面図である。 MFPが備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。 設定画面の一例を示す第1の図である。 設定画面に重畳して表示される入力画面の一例を示す第1の図である。 設定画面の一例を示す第2の図である。 設定画面に重畳して表示される入力画面の一例を示す第2の図である。 設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例におけるMFPが備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。 第2の実施の形態における画像形成システムの全体概要を示す図である。 PCのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 PCが備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。 第2の実施の形態の変形例におけるPCが備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態におけるMFPの外観を示す斜視図である。図2は、MFPのハードウエア構成の概要を示すブロック図である。図1および図2を参照して、画像形成装置として機能するMFP100は、メイン回路110と、原稿を読み取るための原稿読取部13と、原稿を原稿読取部13に搬送するための自動原稿搬送装置11と、原稿読取部13が原稿を読み取って出力する画像データに基づいて用紙等に画像を形成するための画像形成部15と、画像形成部15に用紙を供給するための給紙部17と、ユーザインターフェースとしての操作パネル20とを含む。
操作パネル20は、操作面にLCD25およびタッチパネル29と、ハードキー部31が配置される。操作パネル20は、MFP100の本体に対して操作面の上側の辺を中心にして回転可能に取り付けられており、ハードキー部31に含まれるハードキーをユーザが押下可能な第1位置と、操作面がMFP100の正面を向き、ハードキーをユーザが押下することのできない第2位置とに、操作面の方向を変更可能である。なお、ユーザが、ハードキー部31に含まれるハードキーを押下することができる第1位置と、ハードキーを押下することができない第2位置とに移動可能であれば、例えば、操作パネル20を、MFP100の本体に対して平行にスライドして移動させるようにしてもよい。また、ハードキー部31に含まれるハードキーを覆うカバーを設けるようにしてもよい。
また、操作パネル20は、スタイラスペン35を収納するための収納部33を備えている。タッチパネル29は、指で指示された位置を検出することに加えて、スタイラスペン35で指示された位置を検出する。
メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM113と、RAM114と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)115と、ファクシミリ部116と、ネットワークI/F部117と、外部記憶装置118と、収納センサ119と、状態検出センサ120と、を含む。CPU111は、自動原稿搬送装置11、原稿読取部13、画像形成部15、給紙部17および操作パネル20と接続され、MFP100の全体を制御する。
自動原稿搬送装置11は、原稿給紙トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部13のプラテンガラス上に設定された所定の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部13により原稿画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイ上に排出する。原稿読取部13は、原稿読取位置に搬送されてきた原稿に光を照射する光源と、原稿で反射した光を受光する光電変換素子とを含み、原稿のサイズに応じた原稿画像を走査する。光電変換素子は、受光した光を電気信号である画像データに変換して、画像形成部15に出力する。給紙部17は、給紙トレイに収納された用紙を画像形成部15に搬送する。
画像形成部15は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、原稿読取部13から入力される画像データにシェーディング補正などの各種のデータ処理を施した、データ処理後の画像データまたは、外部から受信された画像データに基づいて、給紙部17により搬送される用紙に画像を形成する。
通信I/F部112は、外部の装置とシリアル通信するためのインターフェースである。例えば、通信I/F部112にキーボード112Aが接続される場合、通信I/F部112は、キーボード112Aから入力される信号を、CPU111に出力する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部13から連続的に送られてくる読取画像を一時的に記憶する。
ファクシミリ部116は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部116は、受信したファクシミリデータを、HDD115に記憶するとともに、画像形成部15でプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部15に出力する。これにより、画像形成部15は、ファクシミリ部116により受信されたファクシミリデータを用紙に画像を形成する。また、ファクシミリ部116は、HDD115に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
ネットワークI/F部117は、LAN等のネットワークにMFP100を接続するためのインターフェースである。ネットワークI/F部117は、TCP(Transmission Control Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)等の通信プロトコルで、ネットワークに接続された他のコンピュータまたは画像形成装置と通信する。なお、ネットワークI/F部117が接続されるネットワークは、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワークは、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
外部記憶装置118は、CPU111により制御され、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)118、または半導体メモリが装着される。
収納センサ119は、操作パネル20の収納部33に備えられ、スタイラスペン35が収納部33に存在するか否かを検出し、スタイラスペン35が収納部33に存在する間はON信号をCPU111に出力し、スタイラスペン35が収納部33に存在しない間はOFF信号をCPU111に出力する。状態検出センサ120は、操作パネル20の位置を検出する。操作パネル20が第1位置と第2位置のいずれに位置するかを検出し、検出した操作パネル20の位置を、CPU111に出力する。収納センサ119および状態検出センサ120は、光センサ、近接センサ、磁気センサ等を用いることができる。
操作パネル20は、液晶表示装置(LCD)25と、LCD25の表示を制御する表示制御部21と、VRAM(Video RAM)23と、タッチパネル29と、ハードキー部31と、タッチパネル29およびハードキー部31を制御する入力制御部27と、を含む。LCD25およびハードキー部31は、操作パネル20の操作面に設けられる。
表示制御部21は、CPU111、VRAM23およびLCD25と接続される。VRAM23は、表示制御部21の作業領域として用いられ、LCD25に表示する画像を一時記憶する。表示制御部21は、CPU111により制御されて、LCD25を制御し、LCD25にVRAM23に記憶された画像を表示させる。表示制御部21は、後述する設定画面および入力画面をLCD25に表示させる。
ハードキー部31は、スタートキーと、0〜9の数字が割り当てられた数字キーと、を少なくとも含む複数のハードキーを含む。ハードキーは、入力制御部27に接続され、ユーザにより押下されている間はON信号を入力制御部27に出力し、ユーザにより押下されていない間はOFF信号を入力制御部27に出力する。
タッチパネル29は、LCD25の上面または下面に設けられ、ユーザにより押下された位置の座標を入力制御部27に出力する。タッチパネル29は、ユーザが指またはスタイラスペン35で指示した位置を検出し、検出した位置の座標を入力制御部27に出力する。タッチパネル29は、LCD25の表示面と同じまたはそれ以上のサイズであるのが好ましい。タッチパネル29は、LCD25に重畳して設けられるので、タッチパネル29は、ユーザがLCD25の表示面を指示すれば、LCD25の表示面中でユーザが指示した位置の座標を入力制御部27に出力する。タッチパネル29は、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式を用いることができ、その方式は限定されない。
入力制御部27は、ハードキー部31のうちでON信号を出力するハードキーが存在する場合、ON信号を出力するハードキーのキー識別情報をCPU111に出力する。また、入力制御部27は、タッチパネル29がユーザにより指示された位置を検出する場合、タッチパネル29から出力される座標をCPU111に出力する。
図3は、操作パネル20の平面図である。図3を参照して、操作パネル20は、操作面に、LCD25と、LCD25に重畳して設けられたタッチパネル29と、LCD25の右側および下方に複数のハードキーが配置されたハードキー部31と、収納部33と、を含む。ハードキー部31は、スタートキー31Aと、数字キー31Bと、を含む。
図4は、MFPが備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図4に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115またはCD−ROM118Aに記憶されたプログラムを実行することにより、CPU111により実現される機能である。図4を参照して、CPU111は、設定画面を選択する設定画面選択部53と、設定画面を表示する設定画面表示部51と、設定項目を選択する項目選択部55と、入力画面を表示する入力画面表示部57と、入力画面の表示を禁止する表示禁止部59と、入力画面の表示を中止する表示中止部61と、スタイラスペン35の収納有無を検出する収納検出部63と、設定項目に設定値を設定する項目設定部65と、第1設定値受付部67と、LCD25の表示面中で指示された位置を検出する位置検出部69と、ハードキー部31に入力される操作を受け付ける操作受付部73と、第2設定値受付部71と、処理を実行する処理実行部81と、を含む。
処理実行部81は、ネットワークI/F部117、ファクシミリ部116、HDD115、外部記憶装置118、自動原稿搬送装置11、原稿読取部13、画像形成部15および給紙部17を制御し、項目設定部65により設定された処理条件で処理を実行する。
処理実行部81が実行する処理の一例は、スキャン処理、コピー処理、プリント処理およびファクシミリ送受信処理等である。処理実行部81は、処理条件の1つとしてスキャン処理を実行する設定がされた場合、自動原稿搬送装置11、原稿読取部13、HDD115、外部記憶装置118、ネットワークI/F部117を制御し、原稿読取部13で読み取った原稿の画像を、HDD115、外部記憶装置118およびネットワークI/F部117の少なくとも1つに、処理条件に従って出力する。処理実行部81は、処理条件の1つとして出力先をHDD115とする処理条件が設定された場合は、画像をHDD115に記憶する。処理実行部81は、処理条件の1つとして出力先を外部記憶装置118とする処理条件が設定された場合は、画像を外部記憶装置118に装着された半導体メモリに記憶する。処理実行部81は、処理条件の1つとして出力先をネットワークI/F部117とする処理条件が指定された場合は、画像をネットワークI/F部117を介して送信する。送信方法は、例えば、電子メール送信、FTP(File Transfer Protocol)またはSMB(Server Message Block)等である。送信方法に電子メール送信が設定される場合には、画像を添付した電子メールを生成し、生成した電子メールを送信する。
また、処理実行部81は、処理条件の1つとしてコピー処理を実行する設定がされた場合は、自動原稿搬送装置11、原稿読取部13、給紙部17および画像形成部15を制御し、原稿読取部13で読み取った原稿の画像を、画像形成部15に給紙部17から供給される用紙に、設定された処理条件に従って画像形成させる。
また、処理実行部81は、処理条件の1つとしてプリント処理を実行する設定がされた場合は、ネットワークI/F部117、HDD115、外部記憶装置118、画像形成部15および給紙部17を制御し、画像形成部15に給紙部17から供給される用紙に、設定された処理条件に従って画像形成させる。画像形成部15が画像形成する画像は、処理条件の1つにより設定され、ネットワークI/F部117を介してネットワークに接続されたコンピュータから受信されるプリントデータの画像、HDD115または外部記憶装置118に記憶されたデータの画像である。
さらに、処理実行部81は、処理条件の1つとしてファクシミリ送信処理を実行する設定がされた場合は、自動原稿搬送装置11、原稿読取部13、HDD115、外部記憶装置118およびファクシミリ部116を制御し、ファクシミリデータの画像を、ファクシミリ部116に送信させる。ファクシミリ部116が送信するファクシミリデータは、処理条件の1つにより設定され、処理条件に従って原稿読取部13が原稿を読み取って出力する画像、または、HDD115または外部記憶装置118に記憶された画像である。
処理実行部81は、処理条件の1つとしてファクシミリ受信処理を実行する設定がされた場合は、ファクシミリ部116、HDD115、外部記憶装置118、画像形成部15および給紙部17を制御し、ファクシミリデータの画像を出力する。処理実行部81は、処理条件の1つとして出力先をHDD115とする処理条件が設定された場合は、ファクシミリデータの画像をHDD115に記憶する。処理実行部81は、処理条件の1つとして出力先を外部記憶装置118とする処理条件が設定された場合は、ファクシミリデータの画像を外部記憶装置118に装着された半導体メモリに記憶する。処理実行部81は、処理条件の1つとして出力先をネットワークI/F部117とする処理条件が設定された場合は、ファクシミリデータの画像を添付した電子メールを生成し、ネットワークI/F部117を介して電子メールを送信する。
位置検出部69は、入力制御部27が出力するタッチパネル29により検出された位置を取得する。位置検出部69は、検出された位置の座標を、項目選択部55、入力画面表示部57、第1設定値受付部67、および設定画面選択部53に出力する。
設定画面選択部53は、HDD115に予め記憶された複数の設定画面のうちから1つを選択し、選択した設定画面を識別するための設定画面識別情報を設定画面表示部51および表示禁止部59に出力する。
複数の設定画面は、処理実行部81が処理を実行するための複数の処理条件にそれぞれ対応する。例えば、スキャン処理を処理実行部81に実行させるための設定画面、コピー処理を処理実行部81に実行させるための設定画面、プリント処理を処理実行部81に実行させるための設定画面、およびファクシミリ送受信処理を処理実行部81に実行させるための設定画面である。設定画面は、処理実行部81が処理を実行するための処理条件を定める複数の設定項目ごとの設定値を設定するための画面である。設定画面は、設定値を設定する設定領域として、複数の設定項目ごとに項目名を表示する領域を有する。また、設定画面は、設定値を設定する設定領域として、項目名を表示する領域に加えて、またはそれとは別に設定値を表示する領域を有する。また、複数の設定画面は、遷移機能付き設定画面を含む。遷移機能付き設定画面は、1以上の別の設定画面を選択するための遷移ボタンを有する。
設定画面選択部53は、例えば、複数の設定画面をそれぞれ識別するための複数の設定画面識別情報を含むメニュー画面をLCD25に表示し、ユーザがタッチパネル29を操作して、メニュー画面に表示される複数の設定画面識別情報のいずれかを指示することに応じて位置検出部69から入力される位置に基づいて、ユーザにより指示された設定画面識別情報を特定し、特定した設定画面識別情報の設定画面を選択する。また、LCD25に、遷移機能付き設定画面が表示されている場合、ユーザがタッチパネル29を操作して、遷移機能付き設定画面に含まれる遷移ボタンを指示することに応じて位置検出部69から入力される位置の座標に基づいて、ユーザにより指示された遷移ボタンを特定し、特定した遷移ボタンに関連付けられた設定画面を選択する。
設定画面表示部51は、設定画面選択部53から設定画面識別情報が入力されることに応じて、設定画面識別情報で特定される設定画面をHDD115から読出し、読み出した設定画面をLCD25に表示する。具体的には、設定画面を表示制御部21に出力し、表示制御部21に設定画面の画像をLCD25に表示させる。設定画面表示部51は、LCD25に表示された設定画面を、項目選択部55に出力する。
項目選択部55は、設定画面に含まれる複数の設定項目のうちユーザにより選択された設定項目を処理対象として選択する。ユーザがLCD25に表示された複数の項目名の画像のいずれかを指で指示すれば、タッチパネル29によりユーザにより指示された位置が検出される。項目選択部37は、タッチパネル29により検出され、位置検出部69から入力される位置の座標に基づいて、複数の項目名の画像のいずれがユーザにより指示されたかを特定し、特定された項目名の画像に対応する設定項目を処理対象として選択する。項目選択部55は、複数の設定項目のうちから処理対象として選択した設定項目の項目名を、入力画面表示部57および項目設定部65に出力する。
入力画面表示部57は、項目選択部55から項目名が入力されることに応じて、入力された項目名に対応する入力画面をLCD25に表示されている設定画面に重畳して表示する。項目名に対応して、項目名で特定される設定項目に設定される設定値の属性が予め定められており、入力画面は、その属性に対応する複数の入力キー画像を含む。属性は、数字または文字の別と、文字であればその種類(かな文字または英文字)を含む。具体的には、設定項目に設定される設定値の属性が数字ならば、0〜9の数字がそれぞれ割り当てられた10個の入力キー画像を少なくとも表示し、設定項目の属性が文字ならば、アルファベットの文字がそれぞれ割り当てられた26個の入力キー画像を少なくとも表示する。入力キー画像は、割り当てられた数字または文字がキー名称の画像である。入力画面表示部57は、入力画面を設定画面よりも優先して合成した画像を表示制御部21に生成させ、表示制御部21に生成された画像をLCD25に表示させる。入力画面表示部57は、入力画面の設定画面中の位置を第1設定値受付部67に出力する。
第1設定値受付部67は、入力画面に含まれる複数の入力キー画像のうちユーザにより指示された入力キー画像に基づいて設定値を受け付ける。ユーザがLCD25に表示された複数の入力キー画像のいずれかを指で指示すれば、タッチパネル29によりユーザにより指示された位置が検出される。設定値受付部67は、タッチパネル29により検出されたLCD25の表示面の座標が位置検出部69から入力され、入力される座標に基づいて、複数の入力キー画像のいずれがユーザにより指示されたかを特定し、特定された入力キー画像に対応する値を受け付ける。第1設定値受付部67は、受け付けた値を設定値として項目設定部65に出力する。
第1設定値受付部67は、ユーザが複数の入力キー画像を順に指示する場合、複数の入力キー画像にそれぞれ対応する複数の値を、受け付けた順に配置した値を設定値として項目設定部65に出力する。例えば、10個の入力キー画像に、数字の「0」〜「9」がそれぞれ割り当てられており、第1番目に数字の「1」が割り当てられた入力キー画像が指示され、第2番目に数字の「2」が割り当てられた入力キー画像が指示される場合、第1番目の「1」の右に第2番目の「2」を配置した「12」を設定値に決定し、設定値「12」を項目設定部65に出力する。また、26個の入力キーに、アルファベットがそれぞれ割り当てられている場合、入力された順に並べた複数の文字列を設定値として項目設定部65に出力する。
操作受付部73は、入力制御部27が出力するハードキーの識別情報を受け付ける。操作受付部73は、受け付けられたキー識別情報を第2設定値受付部71に出力する。入力制御部27は、ハードキー部31に含まれる複数のハードキーのうちユーザが押下したハードキーのキー識別情報を出力するので、操作受付部73は、ハードキー部31に含まれる複数のハードキーのうちユーザが押下したハードキーのキー識別情報を、第2設定値受付部71に出力する。また、操作受付部73は、通信I/F部112にキーボード112Aが接続されている場合、ユーザがキーボード112Aを操作すれば、通信I/F部112からユーザが押下したキーのキー識別情報を受け付ける。操作受付部73は、通信I/F部112に接続されているキーボード112Aに含まれる複数のキーのうちユーザが操作したキーのキー識別情報を、第2設定値受付部71に出力する。
第2設定値受付部71は、操作受付部73から入力されるキー識別情報に対応する値を受け付ける。第2設定値受付部71は、受け付けた値を、設定値として項目設定部65に出力する。第2設定値受付部71は、操作受付部73から連続して複数のキー識別情報が入力される場合、複数のキー識別情報にそれぞれ対応する複数の値を、キー識別情報を受け付けた順に配置した値を設定値として項目設定部65に出力する。例えば、第1番目に数字の「1」が割り当てられたハードキーのキー識別情報が入力され、第2番目に数字の「2」が割り当てられたハードキーのキー識別情報が入力される場合、第1番目の「1」の右に第2番目の「2」を配置した「12」を設定値に決定し、設定値「12」を項目設定部65に出力する。また、アルファベットが割り当てられたハードキーのコー識別情報が入力される場合、入力された順に並べた複数の文字列を設定値として項目設定部65に出力する。また、第2設定値受付部71は、操作受付部73からキー識別情報が入力されると、表示禁止部59および表示中止部61に有効信号を出力する。
収納検出部63は、収納センサ119と接続され、収納センサ119からON信号とOFF信号とのいずれかが入力される。収納センサ119は、スタイラスペン35が収納部33に存在する間はON信号を出力し、スタイラスペン35が収納部33に存在しない間はOFF信号を出力する。収納検出部63は、収納センサ119からON信号が入力されている間は、スタイラスペン35が収納中であることを示す収納中信号を表示中止部61に出力し、収納センサ119からOFF信号が入力されている間は、スタイラスペン35が使用中であることを示す使用中信号を表示中止部61に出力する。
表示中止部61は、収納検出部63から収納中信号および使用中信号のいずれかが入力され、第2設定値受付部71から有効信号が入力される。表示中止部61は、第2設定値受付部71から有効信号が入力されると、入力画面表示部57に中止信号を出力する。ただし、表示中止部61は、収納検出部63から使用中信号が入力されている間は、第2設定値受付部71から有効信号が入力されても入力画面表示部57に中止信号を出力しない。換言すれば、表示中止部61は、収納検出部63から収納中信号が入力されている間に、第2設定値受付部71から有効信号が入力されることに応じて、入力画面表示部57に中止信号を出力する。収納検出部63から使用中信号が入力されている間は、ユーザがスタイラスペン35を収納部33から取り出し、使用中の状態である。この場合は、スタイラスペン35を用いて、入力画面に含まれる入力キー画像を指示する場合があるからである。
さらに、表示中止部61は、第2設定値受付部71から有効信号が入力される場合、入力画面が設定画面に含まれる設定項目および設定項目に関連する領域と重なることを条件に、入力画面表示部57に中止信号を出力する。換言すれば、表示中止部61は、第2設定値受付部71から有効信号が入力される場合であっても、入力画面が設定画面に含まれる設定項目および設定項目に関連する領域と重ならない場合は、入力画面表示部57に中止信号を出力しない。設定項目に関連する領域とは、例えば、項目名等である。設定画面に複数の設定項目を含む場合には、複数の設定項目およびそれらに関連する領域のいずれか1つと重なる場合に、中止信号を出力する。
表示禁止部59は、設定画面選択部53から設定画面識別情報が入力され、第2設定値受付部71から有効信号が入力される。表示禁止部59は、設定画面選択部53から設定画面識別情報が入力された後、第2設定値受付部71から有効信号が入力されると、次に設定画面選択部53から別の設定画面識別情報が入力されるまでの間、禁止信号を入力画面表示部57に出力する。
入力画面表示部57は、入力画面を表示している最中に、表示中止部61から中止信号が入力されると、それまで表示していた入力画面の表示を中止する。これにより、ユーザがハードキー部31または通信I/F部112に接続されているキーボード112Aを用いて設定値を入力する操作を選択した後に、入力画面が表示されなくなるので、設定画面の全体を見ながら設定値を入力することができる。
また、入力画面表示部57は、表示禁止部59から禁止信号が入力されている間は、項目選択部55から項目名が入力される場合であっても、入力された項目名に対応する入力画面をLCD25に表示しない。換言すれば、入力画面表示部57は、表示禁止部59から禁止信号が入力されていないことを条件に、項目選択部55から項目名が入力されることに応じて、入力された項目名に対応する入力画面をLCD25に表示する。LCD25に表示されている設定画面が、複数の設定項目を有する場合は、入力画面表示部57は、複数の設定項目の1つをユーザが選択すれば、入力画面を設定画面に重畳して表示する。しかしながら、ユーザが、ハードキー部31に含まれる複数のハードキーまたは、通信I/F部112に接続されたキーボード112Aから設定値を入力する操作を望む場合、別の設定項目についても、同様に、入力画面ではなく、ハードキー部31またはキーボードを用いて設定値を入力する操作を望む確率が高い。入力画面は、設定画面に重畳して表示されるため、入力画面によって設定画面の一部が隠れてしまう。このため、1つの設定画面において、ユーザがハードキー部31またはキーボードを用いて設定値を入力する操作を選択した後は、入力画面を表示しないようにすることで、ユーザがハードキー部31またはキーボードを用いた操作を継続できるので、操作が容易になる場合がある。
項目設定部65は、項目選択部37から設定項目の項目名が入力され、第1設定値受付部67または第2設定値受付部71から設定値が入力される。項目設定部65は、第1設定値受付部67または第2設定値受付部71から設定値が入力されると、設定値が入力される前に項目選択部55から入力される設定項目の項目名と設定値との組をRAM114に一時的に記憶する。項目設定部65は、設定指示が検出されるまで、第1設定値受付部67または第2設定値受付部71から設定値が入力されるごとに、設定項目の項目名と設定値との組をRAM114に一時的に記憶する。したがって、複数の組がRAM114に一時記憶される場合がある。設定指示は、例えば、ユーザがハードキー部31に含まれる予め定められたハードキーを押下することによりユーザにより入力され、項目設定部65は、予め定められたハードキーがOFFからONに切り換わる事象を検出することにより、設定指示を検出する。
一方、ROM113に、設定画面識別情報ごとに、複数の設定項目それぞれに予め定められたデフォルトの設定値が記憶されている。項目設定部65は、設定指示が検出される前に、設定画面選択部53から入力される設定画面識別情報に対応して、ROM113に記憶された複数の設定項目それぞれのデフォルトの設定値を読出し、設定項目の項目名とデフォルトの設定値との複数の組を処理条件としてRAM114に記憶する。項目設定部65は、設定指示が検出されると、RAM114に一時記憶された設定項目の項目名と設定値との組を、設定画面表示部51に出力するとともに、RAM114に一時記憶された設定項目の項目名と設定値との組に基づいて、処理条件を更新する。具体的には、RAM114に一時記憶された組を選択し、処理条件としてRAM114に記憶されている複数の組のうち、選択した組に含まれる設定項目の項目名と同じ項目名のデフォルトの設定値を、選択した組に含まれる設定値で更新する。
また、項目設定部65は、ユーザによる実行指示が入力されるまで、設定指示が検出されるごとに、処理条件としてRAM114に記憶されている設定値を、第1設定値受付部67または第2設定値受付部71から入力され、RAM114に一時記憶された設定値で更新する。項目設定部65は、設定指示が検出されるごとに、処理条件を更新するとともに、RAM114に一時記憶された設定項目の項目名と設定値との組を、設定画面表示部51に出力する。
ユーザによる実行指示は、例えば、操作パネル20に設けられたスタートキー31Aが押下されることにより入力され、項目設定部65は、スタートキー31Aが押下されたことを検出すると、ユーザによる実行指示が入力されたと判断する。
設定画面表示部51は、項目設定部65から設定項目の項目名と設定値との組が入力されるごとに、LCD25に表示している設定画面を更新する。具体的には、設定画面の設定項目に対応する設定値を表示する領域に、項目設定部65から入力される設定値の画像を合成した設定画面を生成し、LCD25に再表示する。これにより、ユーザが、設定値として入力した設定値が、設定画面に表示されるので、ユーザは、設定画面を見て、設定値を確認することができる。なお、入力画面が表示されているので、表示制御部21によって、設定画面の画像に入力画面の画像を重畳した画像がLCD25に表示される。
項目設定部65は、ユーザによる実行指示が入力されたと判断する場合、処理実行指示を処理実行部81に出力する。処理実行指示は、RAM114に処理条件として記憶された設定項目と設定値との組を含む。処理実行部81は、処理実行指示が入力されると、処理実行指示に含まれる処理条件に従って処理を実行する。処理実行部81が実行する処理は、設定画面表示部51により表示された設定画面によって定まる。設定画面表示部51によりスキャン処理の処理条件を設定するための設定画面が表示されている場合は、処理実行部81はスキャン処理を実行し、設定画面表示部51によりコピー処理の処理条件を設定するための設定画面が表示されている場合は、処理実行部81はコピー処理を実行し、設定画面表示部51によりプリント処理の処理条件を設定するための設定画面が表示されている場合は、処理実行部81はプリント処理を実行し、設定画面表示部51によりファクシミリ送受信の処理条件を設定するための設定画面が表示されている場合は、処理実行部81はファクシミリ送受信処理を実行する。
図5は、設定画面の一例を示す第1の図である。図5を参照して、設定画面201は、項目名「置数」の設定項目の設定値を入力する領域202と、項目名「左右シフト」の画像203と、項目名「左右シフト」の設定項目の設定値を入力する領域204と、項目名「上下シフト」の画像205と、項目名「上下シフト」の設定項目の設定値を入力する領域206と、を含む。
図6は、設定画面に重畳して表示される入力画面の一例を示す第1の図である。図6に示す入力画面211は、設定画面201に含まれる項目名「左右シフト」の設定項目に対応する。図6を参照して、入力画面211は、設定値を表示する領域221と、複数の入力キー画像219と、クリアキー画像223と、OKキー画像225と、キャンセルキー画像227と、を含む。
複数の入力キー画像219は、0〜9の数字がそれぞれ割り当てられた10個の入力キー画像と、「*」と「#」との記号がそれぞれ割り当てられた2個の入力キー画像とを含む。クリアキー画像223は、ユーザが入力キー画像219を指示することにより入力された設定値を取り消すコマンドが割り当てられている。OKキー画像225は、入力された設定値を確定するコマンドが割り当てられている。キャンセルキー画像227は、入力された設定値をデフォルトの設定値に戻すコマンドが割り当てられている。
図7は、設定画面の一例を示す第2の図である。図7を参照して、設定画面231は、ユーザ一覧を含む。ユーザ一覧は、例えば、MFP100の使用が許可されたユーザに関する情報を表示する。ここでは、ユーザ名、パスワード、E−mail、所属部署を含む場合を例に示している。設定項目233を、指示すれば、設定項目233に設定値を入力することが可能となる。
図8は、設定画面に重畳して表示される入力画面の一例を示す第2の図である。図8に示す入力画面241は、図7に示した設定画面231に含まれる設定項目233に対応する。図8を参照して、入力画面241は、設定値を表示する領域251と、複数の入力キー画像253と、キャンセルキー画像255と、OKキー画像257と、を含む。
複数の入力キー画像253は、「A」〜「Z」の英文字それぞれが割り当てられた入力キー画像を少なくとも含む。OKキー画像257は、入力された設定値を確定するコマンドが割り当てられている。キャンセルキー画像253は、入力された設定値を消去するコマンドが割り当てられている。
図9は、設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。設定処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115またはCD−ROM118Aに記憶された設定プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図9を参照して、CPU111は、設定画面が選択されたか否かを判断する(ステップS01)。LCD25にメニュー画面が表示された状態で、メニュー画面に含まれる複数の設定画面識別情報のいずれかがユーザにより選択される場合、または、遷移機能付き設定画面がLCD25に表示された状態で、遷移ボタンがユーザにより選択される場合、設定画面が選択されたと判断する。CPU111は、設定画面が選択されるまで待機状態となり(ステップS01でNO)、設定画面が選択されると(ステップS01でYES)、処理をステップS02に進める。
ステップS02においては、禁止フラグを「0」に設定する。禁止フラグは、後述するステップS18において「1」に設定され、入力画面の表示を禁止するか否かの状態を定める印であり、禁止フラグが「1」に設定される場合は入力画面の表示を禁止する状態を示し、禁止フラグが「0」に設定される場合は入力画面の表示を禁止しない状態を示す。
次のステップS03においては、ステップS01において選択された設定画面をLCD25に表示する。LCD25にメニュー画面が表示された状態で、複数の設定画面識別情報のいずれかがユーザにより選択される場合は、選択された設定画面識別情報で特定される設定画面をLCD25に表示し、遷移機能付き設定画面がLCD25に表示された状態で、遷移ボタンがユーザにより選択される場合、遷移ボタンに割り当てられた設定画面識別情報で特定される設定画面をLCD25に表示する。設定画面は、処理条件を定める複数の設定値にそれぞれ対応する複数の設定項目の項目名と、複数の設定項目に設定されている設定値を表示する領域を有する。
次のステップS04においては、最初の設定項目を処理対象に設定する。ステップS03においてLCD25に表示された設定画面に含まれる複数の設定項目のうち最初の設定項目を処理対象に設定する。なお、設定画面に含まれる複数の設定項目のうち最初の設定項目でなくても、予め定められた設定項目を処理対処に設定するようにしてもよい。
次のステップS05においては、設定画面に含まれる複数の設定項目の項目名のうちいずれかがユーザにより指示されたか否かを判断する。項目名が指示されたならば処理をステップS06に進めるが、そうでなければ処理をステップS09に進める。ステップS06においては、ステップS05において指示された項目名の設定項目を処理対象に設定し、処理をステップS07に進める。ステップS07においては、禁止フラグが「0」に設定されているか否かを判断する。禁止フラグが「0」に設定されているならば処理をステップS08に進めるが、そうでなければステップS08をスキップして処理をステップS09に進める。
ステップS08においては、入力画面を設定画面に重畳して表示し、処理をステップS09に進める。処理対象に設定されている設定項目の設定値の属性を取得し、属性の値が割り当てられた入力キー画像を含む入力画面を表示する。属性が数字ならば0〜9の10個の数字を割り当てた10個の入力キー画像を少なくとも含む入力画面を表示し、属性が文字ならばA〜Zの26個のアルファベットの文字を割り当てた26個の入力キー画像を少なくとも含む入力画面を表示する。
ステップS09においては、入力画面が表示されているか否かを判断する。LCD25に入力画面が表示されているならば処理をステップS10に進めるが、表示されていなければ処理をステップS16に進める。ステップS10においては、入力キー画像が指示されたか否かを判断する。ユーザが、入力キー画像を指で指示すれば、タッチパネル29によって検出される座標からユーザが指示した入力キー画像を特定し、特定された入力キー画像が指示されたと判断する。入力キー画像が指示されたならば処理をステップS11に進めるが、そうでなければ処理をステップS16に進める。次のステップS11においては、ステップS09において指示された入力キー画像に対応する値を設定値として受け付け、処理をステップS12に進める。なお、複数の入力キー画像が指示される場合は、複数の入力キー画像にそれぞれ対応する値を、入力キー画像が指示された順に配列した値を設定値とする。
ステップS12においては、処理対象に設定されている設定項目と、ステップS11において受け付けられた設定値との組を、処理条件に設定する。この段階においては、処理条件をRAM114に一時記憶する。次のステップS13においては、設定値で設定画面を更新し、処理をステップS14に進める。LCD25に表示されている設定画面において、処理対象に設定されている設定項目に対応する設定値を表示する領域に、ステップS11において受け付けられた設定値を表示する。これにより、ユーザに対して、ユーザが入力した設定値が設定されたことを通知することができる。
一方、ステップS16においては、ハードキーが押下されたか否かを判断する。ハードキー部31に含まれる複数のハードキーのいずれかがユーザにより押下されたことを検出すると、ハードキーが押下されたと判断する。また、通信I/F部112にキーボード112Aが接続されている場合は、通信I/F部112がキーボード112Aからキー識別情報が入力されたことを検出すると、ハードキーが押下されたと判断する。ハードキーが押下されたならば処理をステップS17に進めるが、そうでなければ処理をステップS23に進める。
ステップS17においては、ステップS16において押下されたハードキーに対応する値を設定値として受け付け、処理をステップS18に進める。なお、複数のハードキーが指示される場合は、複数のハードーにそれぞれ対応する値を、ハードキーが押下された順に配列した値を設定値とする。ステップS18において、禁止フラグを「1」に設定する。そして、入力画面が表示されているか否かを判断する(ステップS19)。入力画面がLCD25に表示されていれば処理をステップS20に進めるが、表示されていなければ処理をステップS12に進める。
ステップS20においては、入力画面が表示されている位置が、設定画面の余白領域内か否かを判断する。余白領域は、設定画面に含まれる設定項目および項目名以外の領域である。入力画面が設定画面の余白領域内に表示されているならば処理をステップS22に進めるが、そうでなければ処理をステップS21に進める。ステップS22においては、スタイラスペン35が収納部33に収納されているか否かを判断する。収納センサ119の出力がON信号ならば収納されていると判断するが、OFF信号ならば収納されていないと判断する。スタイラスペン35が収納部33に収納されているならば処理をステップS21に進めるが、そうでなければ処理をステップS12に進める。ステップS21においては、LCD25に表示されている入力画面の表示を中止し、処理をステップS12に進める。ハードキー部31を用いて設定値を入力する場合は、入力画面は使用されないからである。また、設定画面中で入力画面により隠れていた部分を視認可能になる。
ステップS12においては、処理対象に設定されている設定項目と、ステップS17において受け付けられた設定値との組を、処理条件に設定する。この段階においては、処理条件をRAM114に一時記憶する。次のステップS13においては、設定値で設定画面を更新し、処理をステップS14に進める。LCD25に表示されている設定画面において、処理対象に設定されている設定項目に対応する設定値を表示する領域に、ステップS11において受け付けられた設定値を表示する。これにより、ユーザに対して、ユーザが入力した設定値が設定されたことを通知することができる。
ステップS14においては、スタートキー31Aが押下されたか否かを判断する。スタートキー31Aが押下されたならば、処理をステップS15に進めるが、そうでなければ、処理をステップS09に戻す。ステップS15においては、処理条件に従って処理を実行し、処理を終了する。ステップS12が実行されている設定項目に対しては、ROM113に記憶された複数の設定項目それぞれのデフォルトの設定値を、ステップS12において一時記憶された設定項目の設定値で更新した処理条件に従って処理を実行し、ステップS12が実行されていない設定項目に対しては、ROM113に記憶された複数の設定項目それぞれのデフォルトの設定値の処理条件に従って処理を実行する。
ステップS15において実行する処理は、ステップS03またはステップS25において表示された設定画面によって定まる。設定画面が、コピー処理の処理条件を設定するためのコピー条件設定画面ならばコピー処理を実行し、スキャン処理の処理条件を設定するためのスキャン条件設定画面ならばスキャン処理を実行し、プリント処理の処理条件を設定するためのプリント条件設定画面ならばプリント処理を実行し、ファクシミリ送信処理の処理条件を設定するためのファクシミリ送信条件設定画面ならばファクシミリ送信処理を実行する。
一方、ステップS23においては、ステップS01と同様に、設定画面が選択されたか否かを判断する。設定画面が選択されたならば処理をステップS24に進めるが、選択されなければ処理をステップS14に進める。ステップS24〜ステップS26の処理はステップS02〜ステップS04の処理とそれぞれ同じである。従って、ここでは説明を繰り返さない。ステップS26においては最初の設定項目が処理対象に設定されると、処理をステップS05に戻し、ステップS25において新たに表示された設定画面を処理対象として、ステップS05以降の処理を実行する。
以上説明したように本実施の形態におけるMFP100は、コピー処理、スキャン処理、プリント処理、またはファクシミリ送信処理それぞれを実行するための処理条件を定める複数の設定項目ごとの設定値を設定するための設定画面を表示し、設定画面に含まれる複数の設定項目のいずれかが指示されると、複数の入力キー画像を含む入力画面を表示し、ハードキーが指示されると、入力画面の入力画面の表示を中止する。このため、ハードキーで入力を望む場合に、入力画面が表示されなくなる、このため、ハードキーで設定値を入力すれば、入力画面が表示されなくなるので、ハードキーで設定値を入力中に設定画面中で入力画面で隠れていた部分を視認することができる。また、ユーザは、ハードキーで設定値を入力するだけで、入力画面の表示が中止されるので、表示されていた入力画面を表示しないようにする操作をする必要がない。その結果、設定値の入力を入力する操作が容易になる。
また、設定画面が表示された状態で、ハードキーで設定値を入力した後は、別の設定画面が表示されるまで、入力画面の表示が禁止される。このため、1つの設定画面に含まれる複数の設定項目の設定領域に設定値を入力する場合に、入力画面が表示されないようにして、複数の設定領域にハードキーで連続して入力することができる。例えば、図5に示した、設定項目「左右シフト」および設定項目「上下シフト」は、単位が同じ長さなので、一方の入力にハードキーを用いた場合には、他方の設定項目を選択した場合に入力画面が表示されることなく、連続してハードキーで入力することができる。
また、設定画面に含まれる設定項目および設定項目に関連する関連領域のいずれかと入力画面が重なる場合に、入力画面の表示が中止される。このため、設定値の入力が妨げられない場合に限って入力画面が表示されないようにすることができる。
さらに、スタイラスペン35が収納部33に収納されていることを条件に、入力画面の表示が中止されるので、スタイラスペン35を使用中は、入力画面から設定値を入力することができる。
<変形例>
第1の実施の形態におけるMFP100は、ハードキー部31に含まれる複数のハードキーのいずれかが押下されると、または、通信I/F部112にキーボード112Aが接続されている場合には、キーボードのキーが押下されると、入力画面の表示を中止または禁止するようにした。第1の実施の形態の変形例におけるMFP100は、操作パネル9が第1位置に位置する状態において、入力画面の表示を中止または禁止するようにしたものである。
図10は、第1の実施の形態の変形例におけるMFPが備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図10を参照して、図4に示した機能と異なる点は、状態検出部75が追加された点である。その他の機能は同じなので、ここでは異なる点を主に説明する。
状態検出部75は、状態検出センサ120と接続され、操作パネル9の位置を検出する。状態検出部75は、状態検出センサ120から操作パネル20が第1位置に位置することを示す信号が入力される間、有効信号を表示禁止部59および表示中止部61に出力する。このため、変形例における第2設定受付部71は、表示禁止部59および表示中止部61に有効信号を出力する必要はない。
表示中止部61は、収納検出部63から収納中信号および使用中信号のいずれかが入力され、状態検出部75から有効信号が入力される。表示中止部61は、状態検出部75から有効信号が入力されると、入力画面表示部57に中止信号を出力する。ただし、表示中止部61は、収納検出部63から使用中信号が入力されている間は、状態検出部75から有効信号が入力されても入力画面表示部57に中止信号を出力しない。換言すれば、表示中止部61は、収納検出部63から収納中信号が入力されている間に、状態検出部75から有効信号が入力されることに応じて、入力画面表示部57に中止信号を出力する。収納検出部63から使用中信号が入力されている間は、ユーザがスタイラスペン35を収納部33から取り出し、使用中の状態である。この場合は、スタイラスペン35を用いて、入力画面に含まれる入力キー画像を指示する場合があるからである。
さらに、表示中止部61は、状態検出部75から有効信号が入力される場合、入力画面が設定画面に含まれる設定項目および設定項目に関連する領域と重なることを条件に、入力画面表示部57に中止信号を出力する。換言すれば、表示中止部61は、状態検出部75から有効信号が入力される場合であっても、入力画面が設定画面に含まれる設定項目および設定項目に関連する領域と重ならない場合は、入力画面表示部57に中止信号を出力しない。設定項目に関連する領域とは、例えば、項目名等である。設定画面に複数の設定項目を含む場合には、複数の設定項目およびそれらに関連する領域のいずれか1つと重なる場合に、中止信号を出力する。
表示禁止部59は、設定画面選択部53から設定画面識別情報が入力され、状態検出部75から有効信号が入力される。表示禁止部59は、設定画面選択部53から設定画面識別情報が入力された後、状態検出部75から有効信号が入力されると、次に設定画面選択部53から別の設定画面識別情報が入力されるまでの間、禁止信号を入力画面表示部57に出力する。
変形例におけるMFP100は、コピー処理、スキャン処理、プリント処理、またはファクシミリ送信処理それぞれを実行するための処理条件を定める複数の設定項目ごとの設定値を設定するための設定画面を表示し、設定画面に含まれる複数の設定項目のいずれかが指示されると、複数の入力キー画像を含む入力画面を表示し、操作パネル20が備えるハードキー部31をユーザが押下可能な第1位置に位置すると、入力画面の表示を中止する。このため、ハードキーで入力を望む場合に、入力画面が表示されなくなるので、設定画面中で入力画面で隠れていた部分を視認することができる。
<第2の実施の形態>
図11は、第2の実施の形態における画像形成システムの全体概要を示す図である。図11を参照して、第2の実施の形態における画像形成システム1は、MFP100Aと、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)300と、を含む。MFP100Aと、パーソナルコンピュータ300とは、LAN2およびインターネット3を介して接続され、互いに通信可能である。なお、本実施の形態においては、MFP100Aと、PC300とをLAN2およびインターネット3を介して接続する場合を例に説明するが、LAN2を介して接続されてもよいし、インターネット3を介して接続されてもよいし、さらに、シリアル通信ケーブルなどで直接接続されてもよい。また、MFP100AとPC300との接続は、有線で接続する場合に限らず、無線で接続されてもよい。
第2の実施の形態におけるMFP100Aの外観およびハードウエア構成は、第1の実施の形態におけるMFP100と同じである。したがって、ここでは説明を繰り返さない。MFP100Aは、API(Application Program Interface)が公開されており、APIを用いたアプリケーションプログラムをインストール可能である。ここでは、PC300と連携して処理を実行するアプリケーションプログラムがインストールされている。
MFP100Aにインストールされるアプリケーションプログラムは、PC300が出力する画面をLCD25に表示し、タッチパネル29で検出した位置の座標と、ハードキー部31に含まれる複数のハードキーのうちユーザにより押下されたハードキーのキー識別情報と、をPC300に送信するアプリケーションプログラムがインストールされている。換言すれば、MFP100Aを操作するユーザに対して、MFP100Aが備える操作パネル20を、PC300のユーザインターフェースとするアプリケーションプログラムである。この種のアプリケーションプログラムは、周知なので、ここでは詳細な説明は繰り返さない。
PC300は、一般的なコンピュータである。PC300には、MFP100Aを制御する設定プログラムがインストールされている。この設定プログラムは、MFP100Aのために公開されるAPIを用いてコーディングされている。
図12は、PC300のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図12を参照して、PC300は、それぞれがバス308に接続され、PC300の全体を制御するためのCPU301と、CPU301が実行するプログラム等を記憶するためのROM302と、CPU301の作業領域として用いられるRAM303と、PC300をネットワークに接続するためのネットワークI/F304と、大容量記憶装置としてのHDD305と、表示部306と、ユーザの操作の入力を受け付ける操作部307と、外部記憶装置309と、を含む。
外部記憶装置309は、プログラムを記憶したCD−ROM309Aが装着される。CPU301は、外部記憶装置309を介してCD−ROM309Aに記憶されたプログラムをRAM303にロードし、実行する。なお、プログラムを記憶する記録媒体としては、CD−ROM309Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO/MD/DVD)、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等でもよい。また、HDD305に記憶されたプログラムをRAM303にロードして実行するようにしてもよい。この場合、PC300が、ネットワーク2に接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD305に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU301が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図13は、PCが備えるCPUの機能の一例を示すブロック図である。図13に示すPC300が備えるCPU301の機能は、CPU301がROM302、HDD305またはCD−ROM309Aに記憶された設定プログラムを実行することにより、CPU301に形成される機能である。図13を参照して、PC300が備えるCPU301は、設定画面を選択する設定画面選択部53Aと、設定画面をMFP100に送信する設定画面送信部51Aと、設定項目を選択する項目選択部55Aと、入力画面をMFP100Aに送信する入力画面送信部57Aと、入力画面の送信を禁止する送信禁止部59Aと、入力画面の送信を中止する送信中止部61Aと、収納検出部63Aと、設定項目に設定値を設定する項目設定部65Aと、第1設定値受付部67Aと、MFP100Aが備えるLCD25の表示面中で指示された位置を検出する位置検出部69Aと、MFP100Aが備えるハードキー部31に入力される操作を受け付ける操作受付部73Aと、第2設定値受付部71Aと、MFP100に処理を実行させるコマンドを送信するコマンド送信部81Aと、を含む。
コマンド送信部81Aは、MFP100Aに、項目設定部65Aにより設定された処理条件で処理を実行させるコマンドを、ネットワークI/F304を介して送信する。コマンド送信部81Aがコマンドを受信するMFP100Aが実行する処理の一例は、スキャン処理、コピー処理、プリント処理およびファクシミリ送受信処理等である。
MFP100Aがタッチパネル29により検出された位置の座標を送信するので、位置検出部69Aは、ネットワークI/F304を制御して、MFP100Aが送信する位置の座標を取得する。位置検出部69Aは、検出された位置の座標を、項目選択部55A、入力画面送信部57A、第1設定値受付部57A、および設定画面選択部53Aに出力する。
設定画面選択部53Aは、HDD305に予め記憶された複数の設定画面のうちから1つを選択し、選択した設定画面を識別するための設定画面識別情報を設定画面送信部51Aおよび送信禁止部59Aに出力する。
複数の設定画面は、コマンド送信部81Aが送信するコマンドにそれぞれ対応する。例えば、MFP100Aにスキャン処理を実行させるコマンドに対応する設定画面、MFP100Aにコピー処理を実行させるコマンドに対応する設定画面、MFP100Aにプリント処理を実行させるコマンドに対応する設定画面、およびMFP100Aにファクシミリ送受信処理を実行させるコマンドに対応する設定画面である。設定画面は、MFP100Aに処理を実行させるための処理条件を定める複数の設定項目ごとの設定値を設定するための画面である。設定画面は、複数の設定項目ごとに、項目名と設定値を表示する領域を有する。また、複数の設定画面は、遷移機能付き設定画面を含む。遷移機能付き設定画面は、1以上の別の設定画面を選択するための遷移ボタンを有する。
設定画面選択部53Aは、例えば、複数の設定画面をそれぞれ識別するための複数の設定画面識別情報を含むメニュー画面をMFP100Aに送信すると、MFP100Aはメニュー画面をLCD25に表示し、ユーザがタッチパネル29を操作して、メニュー画面に表示される複数の設定画面識別情報のいずれかを指示すれば、MFP100Aは指示された位置の座標を送信する。設定画面選択部53Aは、位置検出部69Aにおいて検出される位置の座標に基づいて、メニュー画面に表示される複数の設定画面識別情報のうちから、MFP100Aを操作するユーザにより指示された設定画面識別情報を特定し、特定した設定画面識別情報の設定画面を選択する。また、MFP100に、遷移機能付き設定画面を送信している場合、ユーザがタッチパネル29を操作して、遷移機能付き設定画面に含まれる遷移ボタンを指示すれば、MFP100Aは指示された位置の座標を送信する。設定画面選択部53Aは、位置検出部69Aにおいて検出される位置の座標に基づいて、ユーザにより指示された遷移ボタンを特定し、特定した遷移ボタンに関連付けられた設定画面を選択する。
設定画面送信部51Aは、設定画面選択部53Aから設定画面識別情報が入力されることに応じて、設定画面識別情報で特定される設定画面を、HDD115から読出し、読み出した設定画面を、入力画面送信部57Aに出力するとともに、MFP100Aに送信する。
項目選択部55Aは、設定画面に含まれる複数の設定項目のうちMFP100Aを操作するユーザにより選択された設定項目を処理対象として選択する。ユーザがLCD25に表示された複数の項目名の画像のいずれかを指で指示すれば、タッチパネル29によりユーザにより指示された位置が検出され、MFP100Aは指示された位置の座標を送信する。項目選択部55Aは、位置検出部69Aにおいて検出される位置の座標に基づいて、複数の項目名の画像のいずれがMFP100Aのユーザにより指示されたかを特定し、特定された項目名の画像に対応する設定項目を選択する。項目選択部55Aは、複数の設定項目のうちから選択した設定項目の項目名を、入力画面送信部57Aおよび項目設定部65Aに出力する。
入力画面送信部57Aは、項目選択部55Aから項目名が入力されることに応じて、入力された項目名に対応する入力画面を、設定画面送信部51Aにより送信された設定画面に重畳した入力画面付設定画面を、MFP100Aに送信する。項目名に対応して、項目名で特定される設定項目に設定される設定値の属性が予め定められており、入力画面は、その属性に対応する複数の入力キー画像を含む。属性は、数字または文字の別と、文字であればその種類(かな文字または英文字)を含む。
第1設定値受付部67Aは、入力画面に含まれる複数の入力キー画像のうちMFP100Aを操作するユーザにより指示された入力キー画像に基づいて設定値を受け付ける。ユーザがLCD25に表示された複数の入力キー画像のいずれかを指で指示すれば、タッチパネル29によりユーザにより指示された位置が検出されるので、MFP100Aは指示された位置の座標を送信する。設定値受付部67は、位置検出部69Aにおいて検出される位置の座標に基づいて、複数の入力キー画像のいずれがMFP100Aのユーザにより指示されたかを特定し、特定された入力キー画像に対応する値を受け付ける。第1設定値受付部67Aは、受け付けた値を、設定値として項目設定部65Aに出力する。
第1設定値受付部67Aは、MFP100Aのユーザが複数の入力キー画像を順に指示する場合、複数の入力キー画像にそれぞれ対応する複数の値を、受け付けた順に配置した値を設定値として項目設定部65Aに出力する。
操作受付部73Aは、ユーザがMFP100Aのハードキー部31に含まれる複数のハードキーのいずれが押下すると、MFP100Aは押下されたハードキーのキー識別情報をPC300に送信する。また、MFP100Aは、通信I/F部112にキーボード112Aが接続されている場合、ユーザがキーボードを操作すれば、通信I/F部112からユーザが押下したキーのキー識別情報を受け付け、受け付けられたキー識別情報をPC300に送信する。操作受付部73Aは、ネットワークI/F304がMFP100Aからキー識別情報を受信すると、受信されたキー識別情報を受け付ける。操作受付部73Aは、受け付けられたキー識別情報を第2設定値受付部71Aに出力する。
第2設定値受付部71Aは、操作受付部73Aから入力されるキー識別情報に対応する値を、設定値として受け付ける。第2設定値受付部71Aは、受け付けた値を、設定値として項目設定部65Aに出力する。また、第2設定値受付部71Aは、操作受付部73Aからキー識別情報が入力されると、送信禁止部59Aおよび送信中止部61Aに有効信号を出力する。
MFP100Aが備える収納センサ119は、スタイラスペン35が収納部33に存在する間はON信号を出力し、スタイラスペン35が収納部33に存在しない間はOFF信号を出力する。MFP100Aは、収納センサ119が出力する信号が変化すると、変化後のスタイラスペン35の状態をPC300に送信する。収納検出部63Aは、MFP100Aからスタイラスペン35の状態を受信し、スタイラスペン35が収納中の状態ならば収納中信号を送信中止部61Aに出力し、スタイラスペン35が使用中の状態ならば使用中信号を送信中止部61Aに出力する。
送信中止部61Aは、収納検出部63Aから収納中信号および使用中信号のいずれかが入力され、第2設定値受付部71Aから有効信号が入力される。送信中止部61Aは、第2設定値受付部71Aから有効信号が入力されると、入力画面送信部57Aに中止信号を出力する。ただし、送信中止部61Aは、収納検出部63Aから使用中信号が入力されている間は、第2設定値受付部71Aから有効信号が入力されても入力画面送信部57Aに中止信号を出力しない。換言すれば、送信中止部61Aは、収納検出部63Aから収納中信号が入力されている間に、第2設定値受付部71Aから有効信号が入力されることに応じて、入力画面送信部57Aに中止信号を出力する。収納検出部63Aから使用中信号が入力されている間は、MFP100のユーザがスタイラスペン35を収納部33から取り出し、使用中の状態である。この場合は、スタイラスペン35を用いて、入力画面に含まれる入力キー画像を指示する場合があるからである。
さらに、送信中止部61Aは、第2設定値受付部71Aから有効信号が入力される場合、入力画面付設定画面において、入力画面が設定画面に含まれる設定項目および設定項目に関連する領域と重なることを条件に、入力画面送信部57Aに中止信号を出力する。
送信禁止部59Aは、設定画面選択部53Aから設定画面識別情報が入力され、第2設定値受付部71Aから有効信号が入力される。送信禁止部59Aは、設定画面選択部53Aから設定画面識別情報が入力された後、第2設定値受付部71Aから有効信号が入力されると、次に設定画面選択部53Aから別の設定画面識別情報が入力されるまでの間、禁止信号を入力画面送信部57Aに出力する。
入力画面送信部57Aは、入力画面をMFP100Aに送信した後、送信中止部61Aから中止信号が入力されると、設定画面送信部51Aに送信指示を出力する。設定画面送信部51Aは、送信指示が入力されると設定画面をMFP100Aに再送信する。このため、MFP100Aは、設定画面をLCD25に表示するので、それまで表示されていた入力画面が消去される。これにより、MFP100Aを操作するユーザがハードキー部31またはキーボードを用いて設定値を入力する操作を選択した後に、入力画面が表示されなくなるので、設定画面の全体を見ながら設定値を入力することができる。
また、入力画面送信部57Aは、送信禁止部59Aから禁止信号が入力されている間は、項目選択部55Aから項目名が入力される場合であっても、入力された項目名に対応する入力画面付設定画面をMFP100Aに送信しない。換言すれば、入力画面送信部57Aは、送信禁止部59Aから禁止信号が入力されていないことを条件に、項目選択部55から項目名が入力されることに応じて、入力された項目名に対応する入力画面付設定画面をMFP100Aに送信する。MFP100Aに送信した設定画面が、複数の設定項目を有する場合は、入力画面送信部57Aは、複数の設定項目の1つをユーザが選択すれば、入力画面を設定画面に重畳した入力画面付設定画面をMFP100Aに送信する。しかしながら、ユーザが、ハードキー部31に含まれる複数のハードキーまたは、通信I/F部112に接続されたキーボード112Aから設定値を入力する操作を望む場合、別の設定項目についても、同様に、入力画面ではなく、ハードキー部31またはキーボードを用いて設定値を入力する操作を望む確率が高い。入力画面付設定画面は、設定画面に入力画面が重畳して表示された画面であるため、入力画面によって設定画面の一部が隠れてしまう。このため、1つの設定画面において、MFP100Aを操作するユーザがハードキー部31またはキーボードを用いて設定値を入力する操作を選択した後は、入力画面付設定画面を送信しないようにすることで、ハードキー部31またはキーボードを用いた操作を継続できるので、操作が容易になる場合がある。
項目設定部65Aは、項目選択部37Aから設定項目の項目名が入力され、第1設定値受付部67Aまたは第2設定値受付部71Aから設定値が入力される。項目設定部65Aは、第1設定値受付部67Aまたは第2設定値受付部71Aから設定値が入力されると、設定値が入力される前に項目選択部55Aから入力される設定項目の項目名と、設定値との組をRAM303に一時的に記憶する。項目設定部65Aは、設定指示がMFP100Aから受信されるまで、第1設定値受付部67Aまたは第2設定値受付部71Aから設定値が入力されるごとに、設定項目の項目名と設定値との組をRAM303に一時的に記憶する。したがって、複数の組がRAM303に一時記憶される場合がある。設定指示は、MFP100Aを操作するユーザがハードキー部31に含まれる予め定められたハードキーを押下することによりMFP100Aに入力され、MFP100Aにより押下されたハードキーのキー識別情報がPC300に送信される。項目設定部65Aは、PC300から予め定められたハードキーのキー識別情報が受信されることにより、設定指示を検出する。
一方、HDD305に、設定画面識別情報ごとに、複数の設定項目それぞれに予め定められたデフォルトの設定値が記憶されている。項目設定部65Aは、設定指示が検出される前に、設定画面選択部53Aから入力される設定画面識別情報に対応して、HDD305に記憶された複数の設定項目それぞれのデフォルトの設定値を読出し、設定項目の項目名とデフォルトの設定値との複数の組を処理条件としてRAM303に記憶する。項目設定部65Aは、設定指示が検出されると、RAM114に一時記憶された設定項目の項目名と設定値との組を、設定画面送信部51Aに出力するとともに、RAM303に一時記憶された設定項目の項目名と設定値との組に基づいて、処理条件を更新する。
また、項目設定部65Aは、ユーザによる実行指示が入力されるまで、設定指示が検出されるごとに、処理条件としてRAM303に記憶されている設定値を、第1設定値受付部67Aまたは第2設定値受付部71Aから入力され、RAM303に一時記憶された設定値で更新する。項目設定部65Aは、設定指示が検出されるごとに、処理条件を更新するとともに、RAM303に一時記憶された設定項目の項目名と設定値との組を、設定画面送信部51Aに出力する。
実行指示は、MFP100Aを操作するユーザがハードキー部31に含まれるスタートキー31Aを押下することによりMFP100Aに入力され、MFP100Aにより押下されたスタートキー31Aのキー識別情報がPC300に送信される。項目設定部65Aは、PC300からスタートキー31Aのキー識別情報が受信されることにより、実行指示を検出する。
設定画面送信部51Aは、項目設定部65Aから設定項目の項目名と設定値との組が入力されるごとに、設定値を更新した設定画面をMFP100Aに送信する。具体的には、設定画面の設定項目に対応する設定値を表示する領域に、項目設定部65Aから入力される設定値の画像を合成した設定画面を生成し、MFP100Aに送信する。これにより、MFP100AのLCD25には、設定値が更新された設定画面が表示されるので、ユーザが、設定値として入力した設定値が、設定画面に表示される。このため、ユーザは、設定画面を見て、設定値を確認することができる。なお、入力画面付設定画面を送信している場合には、設定値を更新した設定画面に入力画面を重畳した入力画面付設定画面をMFP100Aに送信する。
項目設定部65Aは、ユーザによる実行指示を検出する場合、コマンド送信指令をコマンド送信部81Aに出力する。コマンド送信指示は、RAM303に処理条件として記憶された設定項目と設定値との組を含む。コマンド送信部81Aは、項目設定部65Aからコマンド送信指示が入力されると、コマンド送信指示に含まれる処理条件で処理を実行させるコマンドを、ネットワークI/F304を介してMFP100Aに送信する。
第2の実施の形態におけるPC300が備えるCPU301においては、図9に示した設定処理と、同様の処理が実行される。ただし、設定画面を表示するステップS03、ステップS25においては、設定画面をMFP100Aに送信し、入力画面を表示するステップS08においては、入力画面付設定画面をMFP100Aに送信する点で異なる。また、MFP100Aを操作するユーザが、MFP100Aに入力する操作を、受け付けるステップS01、S05、S10、S11、S14、S16、S17、S22、S23においては、MFP100Aにおいて入力された操作がPC300に送信されるので、MFP100Aから操作内容を受信することにより、ユーザの操作を受け付ける処理となる。
<変形例>
次に第2の実施の形態における変形例について説明する。第2の実施の形態における画像形成システム1においては、MFP100Aにおいて、ハードキー部31に含まれる複数のハードキーが押下されると、または、通信I/F部112にキーボード112Aが接続されている場合には、キーボードのキーが押下されると、PC300において入力画面付設定画面の送信を中止または禁止するようにした。第2の実施の形態の変形例における画像形成システム1においては、MFP100Aが備える操作パネル9が第1位置に位置する状態において、PC300から入力画面付設定画面の送信を中止または禁止するようにしたものである。
図14は、第2の実施の形態の変形例におけるPCが備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図14を参照して、図13に示した機能と異なる点は、状態検出部75Aが追加された点である。その他の機能は同じなので、ここでは異なる点を主に説明する。
MFP100Aが備える状態検出センサ120は、操作パネル20の位置を検出する。操作パネル20が第1位置と第2位置のいずれに位置するかを検出し、検出した操作パネル20の位置を、CPU111に出力する。MFP100Aは、操作パネル20の位置が変化すると、変化後の操作パネルの位置をPC300に送信する。状態検出部75Aは、MFP100Aから操作パネル20の位置を受信し、操作パネル9が第1位置ならば、有効信号を送信禁止部59Aおよび送信中止部61Aに出力する。このため、第2の実施の形態の変形例における第2設定値受付部71Aは、送信禁止部59Aおよび送信中止部61Aに有効信号を出力する必要はない。
第2の実施の形態の変形例におけるPC300は、MFP100Aにコピー処理、スキャン処理、プリント処理、またはファクシミリ送信処理それぞれを実行するための処理条件を定める複数の設定項目ごとの設定値を設定するための設定画面を表示させ、設定画面に含まれる複数の設定項目のいずれかが指示されると、複数の入力キー画像を含む入力画面が重畳表示された入力画面付設定画面を、MFP100Aに表示させ、操作パネル20がハードキーをユーザが押下可能な第1位置に位置すると、入力画面付設定画面に代えて設定画面をMFP100Aに送信し、入録画面付設定画面の表示を中止させる。このため、ユーザは、ハードキーで入力を望む場合に、入力画面が表示されなくなるので、入力画面付設定画面中において入力画面で隠れていた部分を視認することができる。
なお、上述した実施の形態においては、画像形成装置100、画像形成システム1について説明したが、図9に示した設定処理を画像形成装置100またはPC200に実行させる設定方法およびその設定方法を、画像形成装置100が備えるCPU111、PC200が備えるCPU301に実行させる設定プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記設定画面は複数あり、
前記設定画面表示ステップにおいて前記複数の設定画面のうち第1設定画面が表示された状態で、前記操作受付手段を有効にする操作が受け付けられた後は、前記設定画面表示ステップにおいて前記複数の設定画面のうち前記第1設定画面とは別の第2設定画面が表示されるまで、前記入力画面表示ステップにおいて前記入力画面が表示されるのを禁止する表示禁止ステップを、さらに含む請求項8に記載の設定方法。
(2) 前記表示中止ステップは、前記設定画面に含まれる前記設定領域および該設定領域に関連する関連領域のいずれかと前記入力画面が重なることを条件に、前記入力画面の表示を中止するステップを含む、請求項8または(1)に記載の設定方法。
(3) 前記画像形成装置は、前記入力キー画像を指示するための指示装置を収納する収納手段を、さらに備え、
前記収納手段に前記指示装置が収納されていることを検出する収納検出ステップを、さらに含み、
前記表示中止ステップは、前記収納検出ステップにおいて前記指示装置が収納されていることが検出されることを条件に、前記入力画面の表示を中止するステップを含む、請求項8、(1)および(2)のいずれかに記載の設定方法。
(4) 前記操作受付手段を有効にする操作は、前記複数のハードキーのいずれかを指示する操作である、請求項8、(1)〜(3)のいずれかに記載の設定方法。
(5) 前記操作受付手段は、前記複数のハードキーを指示可能な第1位置と、前記複数のハードキーを指示可能な第2位置とに移動可能であり、
前記操作受付手段を有効にする操作は、前記操作受付手段を前記第1位置に移動させる操作である、請求項8、(1)〜(3)のいずれかに記載の設定方法。
1 画像形成システム、3 インターネット、2 ネットワーク、9 操作パネル、11 自動原稿搬送装置、13 原稿読取部、15 画像形成部、17 給紙部、20 操作パネル、21 表示制御部、23 VRAM、25 LCD、27 入力制御部、29 タッチパネル、31 ハードキー部、31A スタートキー、31B 数字キー、33 収納部、35 スタイラスペン、37,37A 項目選択部、51 設定画面表示部、51A 設定画面送信部、53,53A 設定画面選択部、55,55A 項目選択部、57 入力画面表示部、57A 入力画面送信部、57A 設定値受付部、57A 入力画面送信部、59 表示禁止部、59A 送信禁止部、61 表示中止部、61A 送信中止部、63,63A 収納検出部、65,65A 項目設定部、67,67A 第1設定値受付部、69,69A 位置検出部、71,71A 第2設定値受付部、73,73A 操作受付部、75,75A 状態検出部、81 処理実行部、81A コマンド送信部、100 画像形成装置、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、112A キーボード、113 ROM、114 RAM、115 HDD、116 ファクシミリ部、117 ネットワークI/F部、118 外部記憶装置、119 収納センサ、120 状態検出センサ、300 PC、301 CPU、302 ROM、303 RAM、304 ネットワークI/F、305 HDD、306 表示部、307 操作部、308 バス、309 外部記憶装置。

Claims (9)

  1. 設定値を設定する設定領域を有する設定画面を表示する設定画面表示手段と、
    前記設定画面が表示されている状態で、前記設定画面中の前記設定領域により定まる所定の領域内の位置が指示されると、前記設定画面とは別の画面であって、複数の入力キー画像を含む入力画面を、前記表示された設定画面に重畳して表示する入力画面表示手段と、
    前記入力画面に含まれる前記複数の入力キー画像のうちユーザにより指示された入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定値受付手段と、
    複数のハードキーを含む操作受付手段と、
    前記複数のハードキーのうちユーザにより指示されたハードキーに対応する値を受け付ける第2設定値受付手段と、
    前記入力画面表示手段により前記入力画面が表示されている状態で、前記操作受付手段を有効にする操作が受け付けられることに応じて、前記入力画面表示手段による前記入力画面の表示を中止する表示中止手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記設定画面は複数あり、
    前記設定画面表示手段により前記複数の設定画面のうち第1設定画面が表示された状態で、前記操作受付手段を有効にする操作が受け付けられた後は、前記設定画面表示手段により前記複数の設定画面のうち前記第1設定画面とは別の第2設定画面が表示されるまで、前記入力画面表示手段による前記入力画面の表示を禁止する表示禁止手段を、さらに備えた請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記表示中止手段は、前記設定画面に含まれる前記設定領域および該設定領域に関連する関連領域のいずれかと前記入力画面が重なることを条件に、前記入力画面の表示を中止する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記入力キー画像を指示するための指示装置を収納する収納手段と、
    前記収納手段に前記指示装置が収納されていることを検出する収納検出手段と、をさらに備え、
    前記表示中止手段は、前記収納検出手段により前記指示装置が収納されていることが検出されることを条件に、前記入力画面の表示を中止する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記操作受付手段を有効にする操作は、前記複数のハードキーのいずれかを指示する操作である、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記操作受付手段は、前記複数のハードキーを指示可能な第1位置と、前記複数のハードキーを指示不可能な第2位置とに移動可能であり、
    前記操作受付手段を有効にする操作は、前記操作受付手段を前記第1位置に移動させる操作である、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. コンピュータと、前記コンピュータと通信可能な画像形成装置とを含む画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、前記コンピュータから受信されるデータの画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面に設けられ、ユーザにより指示された位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出された位置を、前記コンピュータに送信する位置送信手段と、
    前記位置検出手段とは別に設けられた複数の入力キーのいずれかを指示する操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段により前記複数の入力キーのいずれかを指示する操作が受け付けられることに応じて、前記コンピュータに前記複数の入力キーのうち前記受け付けられた操作により特定される入力キーに対応する値を含む指示受付信号を前記コンピュータに送信する指示送信手段と、を備え、
    前記コンピュータは、前記画像形成装置に、設定値を設定する領域を有する設定画面のデータを送信する設定画面送信手段と、
    前記設定画面を前記画像形成装置に表示させている状態で、前記画像形成装置から設定画面中の所定の領域内の位置が受信されると、前記設定画面とは別の画面であって、複数の入力キー画像を含む入力画面を、前記設定画面に重畳した入力画面付設定画面のデータを前記画像形成装置に送信する入力画面送信手段と、
    前記画像形成装置から前記入力画面に含まれる前記複数の入力キー画像内の位置が受信されることに応じて、前記受信された位置により定まる入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定値受付手段と、
    前記画像形成装置から指示受付信号が受信されることに応じて、前記受信された指示受付信号に含まれる値を受け付ける第2設定値受付手段と、
    前記入力画面送信手段により前記入力画面付設定画面が前記画像形成装置に送信された後に、前記画像形成装置から前記指示受付信号が受信されることに応じて、前記入力画面送信手段による前記入力画面付設定画面のデータの送信を中止する送信中止手段と、を備えた、画像形成システム。
  8. 複数のハードキーを含む操作受付手段を備えた画像形成装置で実行される設定方法であって、
    設定値を設定する設定領域を有する設定画面を表示する設定画面表示ステップと、
    前記設定画面が表示されている状態で、前記設定画面中の前記設定領域により定まる所定の領域内の位置が指示されると、前記設定画面とは別の画面であって、複数の入力キー画像を含む入力画面を、前記表示された設定画面に重畳して表示する入力画面表示ステップと、
    前記入力画面に含まれる前記複数の入力キー画像のうちユーザにより指示された入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定ステップと、
    前記複数のハードキーのうちユーザにより指示されたハードキーに対応する値を受け付ける第2設定ステップと、
    前記入力画面表示ステップにおいて前記入力画面が表示されている状態で、前記操作受付手段を有効にする操作が受け付けられることに応じて、前記入力画面表示ステップにおいて前記入力画面が表示されるのを中止する表示中止ステップと、を含む設定方法。
  9. 複数のハードキーを含む操作受付手段を備えた画像形成装置を制御するコンピュータで実行される設定プログラムであって、
    設定値を設定する設定領域を有する設定画面を表示する設定画面表示ステップと、
    前記設定画面が表示されている状態で、前記設定画面中の前記設定領域により定まる所定の領域内の位置が指示されると、前記設定画面とは別の画面であって、複数の入力キー画像を含む入力画面を、前記表示された設定画面に重畳して表示する入力画面表示ステップと、
    前記入力画面に含まれる前記複数の入力キー画像のうちユーザにより指示された入力キー画像に対応する値を受け付ける第1設定ステップと、
    前記複数のハードキーのうちユーザにより指示されたハードキーに対応する値を受け付ける第2設定ステップと、
    前記入力画面表示ステップにおいて前記入力画面が表示されている状態で、前記操作受付手段を有効にする操作が受け付けられることに応じて、前記入力画面表示ステップにおいて前記入力画面が表示されるのを中止する表示中止ステップと、を前記コンピュータに実行させる設定プログラム。
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