JP2012233398A - 連結ブラケット及び連結ブラケットを備えたタンパー装置ならびにその製造方法 - Google Patents

連結ブラケット及び連結ブラケットを備えたタンパー装置ならびにその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より弾性があり安定した構造であるとともに、より製造費用効果が高く、より取付けが簡単な連結ブラケット及びこの連結ブラケットを有するタンパー装置を提供する。
【解決手段】本発明は、フレーム(2)と、案内部材取付部(4)と、駆動部材取付部(6)とを備えるとともに、燃焼空気のために一体形成された案内ユニット、特にエアフィルタ取付部(8)、さらに特にエアフィルタソケットを有しているダンパー装置用の連結ブラケット(1)に関する。さらに、本発明は、このような連結ブラケットを備えたタンパー装置、及びこのような連結ブラケットを製造する方法、または、そのようなタンパー装置を組み立てる方法に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、土壌圧縮装置の分野におけるタンパー装置、特に、振動タンパー及びランマーのための、フレームと、案内部材取付部と、駆動部材取付部とを有する連結ブラケット及び取付ブラケットに関する。さらに、本発明は、前記連結ブラケット、前記連結ブラケットを備えたタンパー装置、特に振動タンパーを製造するための射出成形型、及び、前記連結ブラケットの製造方法、及び前記タンパー装置の組立て方法に関する。
上述した連結ブラケット、及び、前記連結ブラケットを備えたタンパー装置は従来から知られている。
タンパー装置は典型的に、圧縮ユニット、例えば、往復振動対地プレートを有しており、適切な駆動ユニット、特に内燃機関によって駆動可能である。以下、駆動部材とも称される駆動ユニットは、駆動部材取付部を介して、連結ブラケットに取り付けられており、駆動ユニットのためのエアフィルタユニット及び少なくともひとつの案内ユニットが、中間部材を介して、追加して取り付けられることがよくある。案内部材は、タンパー装置の手動操作を可能にするために、例えば、ガイドフレームであってもよい。
従来から公知のこれまでのタンパー装置では、エアフィルタシステムが、特に非常に大きな空間を占めているため、エアフィルタシステムを全体構造と一体化するためには、多大な労力と複数の異なる構成部材が必要であった。
ブラケットはよく設けられる部材であるが、これには、複数の異なる構成部材と、特に、エアフィルタ取付部、案内部材のための対応取付プレート、及びエアフィルタシステムのための誘導及び気流案内プレートが設けられる。外部との空間的な境界を決めるため、上述した部材は、ブラケットとその取付部品を保護する複数の取り外し可能なプレートによって全体が外囲されていることがよくある。こういうブラケットの構造は、多くの個別部材や長尺で複雑なアセンブリを必要とするため、製造コストが嵩む。
タンパーは、建設現場での作業中、特に、積み降ろし作業中において、重い設備機器とともに輸送されることが非常に多いため、個々の構成部材は、さらに、強力な機械的ストレスを被ることになる。特に、従来の連結ブラケットは、これらのストレスの結果、非常に頻繁に損傷をきたす部材であることがわかっている。
従って、本発明は、より弾性があり安定した構造であるとともに、より製造費用効果が高く、より取付けが簡単な連結ブラケット及びこの連結ブラケットを有するタンパー装置を提供する目的に基づいてなされたものである。
この目的は、冒頭で述べた型式に基づくタンパー装置用の連結ブラケット及びこの連結ブラケットを有するタンパー装置によって達成される。また、この目的は、この連結ブラケットを製造する方法及びこの連結ブラケットを有するタンピング装置の組み立て方法によって達成される。
上記目的は、特に、フレームと、案内部材取付部と、駆動部材取付部とを備え、エアフィルタ取付部、特にエアフィルタソケットを一体形成したタンパー装置用の連結ブラケットによって達成される。よって、本発明の重要な特徴は、多様な主要機能を同時に達成する多機能部材を提供することにある。
「タンパー装置」とは、本発明の範囲においては、特に土壌圧縮用のタンパーユニット、及び、特に圧縮ユニットとともに用いることのできるどのような装置であってもよいと理解される。とりわけ、タンパー装置は、駆動部材、振動ダンパー、特に振動タンパーのタンパー基部を介して往復駆動する振動圧縮装置及びランマーであると理解される。このような振動タンパーは典型的に、圧縮またはタンパープレートを有する下部構造と、エアフィルタユニットを備えた内燃機関、燃料タンク、ガイドフレームを有する上部構造からなる。内燃機関は、クランク機構によって、タンパープレートを公知の方法でタンピング作動させる。
本発明の1つの重要な特徴は、連結ブラケットが、特にエアフィルタ取付部、その中でも特にエアフィルタソケットを備えた燃焼空気用の案内ユニットを一体形成していることである。燃焼空気用の案内ユニットは、一般的に、外部環境からの燃焼空気の取込み過程において燃焼空気を一定の方向に案内する連結ブラケットの領域及び/またはユニットのことである。これは、外部環境から内燃機関または特にその一部のみまでの誘導に関連するものである。「一体」とは、少なくとも実質的にひとつの部材、特に燃焼空気用の案内ユニットと連結ブラケットとを、特に少なくともひとつの壁によって構成することである。従って、連結ブラケットは、燃焼空気用の案内ユニットと連続して構成されているのである。特に、連結ブラケットは、例えば、これと単体で構成されたエアフィルタ取付部を備えており、特にエアフィルタ取付部はエアフィルタソケットとして用いられる。エアフィルタ取付部は、一般的に、エアフィルタ、特に燃焼空気用エアフィルタを取り付けるために用いられるユニットのことを指す。本件では、燃焼空気とは、燃焼工程において内燃機関によって利用される空気のことであり、エアフィルタを通過した空気流は、内燃機関の取込み工程によって誘導されることが特に好ましい。
連結ブラケットはまた、これと単体で構成された案内部材取付部を有している。案内部材取付部は、少なくとも1つの案内部材、特にガイドフレームを取り付けるために用いられるものであり、この案内部材を介して、とりわけ、タンパー装置を操向または操作することができる。さらに、案内部材によって、タンパー装置を、クレーンやリフトユニットなどで輸送できることが好ましい。また、案内部材を連結部材に直接連結するための適切な制振手段を設けて、連結ブラケットから案内部材への振動伝達を減衰させるようにしてもよい。制振手段と連結ブラケットとの連結点も、案内部材取付部に含まれる。
駆動部材取付部によって、少なくとも1つの駆動部材、特に、適切なトランスミッション手段を備えるとともに圧縮ユニットに連動連結される内燃機関を連結ブラケットに取り付けることが可能になる。駆動部材は、通常、燃焼機関と、タンパーギヤハウジングを備えたタンパーギヤを有している。連結ブラケットの駆動部材取付部は、連結ブラケットを駆動部材に直接的または間接的に取り付けることができるように構成されている。駆動部材の機能は、タンパー装置に設けられたタンパーユニットまたは圧縮ユニットを駆動することである。駆動部材取付部もまた、連結ブラケットと一体的に構成されている。従って、連結ブラケットは、タンパー装置の案内部材と駆動部材との構造上の連結部材を形成している。
本発明において定義される「一体的に」とは、連結部材が実質的に単一の部材であり、フレーム、案内部材取付部、駆動部材取付部、燃焼空気用案内ユニットが、共通の連続した部材として、基本的に単体の部材として構成されているものと理解される。「一体的に」とは、特に、連結ブラケットが、「フレーム」、「駆動部材取付部」、「燃焼空気用案内ユニット」、及び「案内部材取付部」の個々のユニットに分解できないことを意味する。従って、組立て工程において連続接合され、個々のユニットを共に保持するネジ、溶接継ぎ目、接着層などの別体の接続手段も設けられていない。むしろ、連結ブラケットは、実質的に一体化されたタンパーの部材であり、フレーム、案内部材取付部、駆動部材取付部、及び燃焼空気案内ユニットが同時に構成されるものである。連結ブラケットを、駆動部材取付部の領域、及び案内部内取付部の領域において、駆動部材及び案内部材に取り付けるために、例えばネジ連結具のような適切な接続手段を用いることができることが明らかである。しかし、これは、本発明に寄る、駆動部材取付部と案内部材取付部とを連結ブラケットに一体構成することと矛盾するものではない。重要なことは、連結ブラケット側に、錐孔のような、案内ユニット及び駆動ユニットに対する対応取付ユニットが、フレーム及び燃焼空気用案内ユニット、特にエアフィルタ取付部を備えた連結ブラケットのユニット全体に一体的に構成されていることである。
従って、本発明では、連結ブラケットを、適切な取付部を設けることによって駆動部材と案内部材とを連結するために用いるだけでなく、同時に、燃焼空気用の一体形成された案内ユニットを有するものとして構成している。燃焼空気用案内ユニットは、特に、少なくとも1つのエアフィルタ取付部、特にエアフィルタソケットを備えており、これによって、エアフィルタが連結ブラケットに位置決めされる、及び/または取り付けられる。従って、エアフィルタ取付部は、エアフィルタシステムの一部であり、これを介して、外気または燃焼空気が濾過され、駆動部材、特に内燃機関に供給される。エアフィルタ取付部は、特に、燃焼空気がこれを通過して濾過されるように構成されている。タンパー装置のエアフィルタシステムのための一体化された取付部材(燃焼空気用案内ユニット、特にエアフィルタ取付部)と駆動部材と案内部材とを配設するための配設用部材との組合せによって、タンパー装置の製造と組立てが、より効率的に行われる。一体構成であるため、さらに、非常に高い安定性と弾性を備えた連結ブラケットが実現される。また、エアフィルタシステムの少なくとも実質的な部分を連結ブラケット上で一体的に用いることにより、製造及びメンテナンス工程がかなり簡素化される。本発明による連結ブラケットは、三重の機能を有する、タンパー装置の基本的に単体の別体構成部品である。案内部材、例えばガイドフレームのための案内部材としての機能以外に、連結部材は、特に内燃機関及び内燃機関によって駆動されるクランクギヤを有する駆動部材のための取付部材としても機能し、さらに、燃焼空気を案内する空気案内部材としても機能するのである。特に、連結部材が樹脂製である場合は、上述した利点以外に、非常に効率的な断熱構造によって、内燃機関から、または駆動部材のギヤハウジングから燃焼空気及び/またはエアフィルタへの熱伝達を回避することができる。従って、本発明の重要な特徴は、駆動部材と連結部材間でタンパー装置の構造部材を仕切ることと、さらに、樹脂を用いた連結ブラケット構造にある。
エアフィルタ取付部は、さまざまな態様で実施することができる。しかし、基本的に、エアフィルタ取付部を、1つまたは複数のエアフィルタ部材をより簡単に正確に位置決めするために、適切な収容部材を有するように構成することが有利であるとされている。特に、エアフィルタ取付部をエアフィルタソケットの形態で用いることが特に適切であることが明らかになっている。エアフィルタソケットは、特に中空の筒状部材として構成され、例えば市販のリングエアフィルタをその上にかぶせることができるようなサイズを有する。エアフィルタソケットは、連結ブラケットに隣接する領域に関して突き出している。このようなエアフィルタソケットは、一方では、構造が比較的簡素でありながら、他方で、同時に、エアフィルタを確実に安定して位置決めすることができるという利点を備えている。
さらに、タンパー装置の連結ブラケットの別の重要な部材はフレームである。フレームは、一般的に、案内部材取付部と駆動部材取付部とを連結する、また特に支持する部材である。連結ブラケットのフレームは、連結ブラケットと一体形成された燃焼空気用案内ユニット、特に一体形成されたエアフィルタ取付部が設けられた収容空間の境界を少なくとも部分的に決めるように構成されていることが好ましい。さらに好適な実施例では、フレームは、エアフィルタハウジングの実質的な部分を形成するよう、特に、一側のみ、特に連結ブラケットの上側のみ開口している、閉鎖された収容空間を有するよう構成されている。少なくとも部分的にフレームによって形成された収容空間は、従って、少なくとも1つのエアフィルタを収納できるよう十分な広さも有している。実施例によっては、連結ブラケットのフレームは、以下に詳述するように、収容空間にさらなるフィルタ部材のための空間ができるように、十分な大きさをもつように構成してもよい。両実施例ともにおいて、タンパー装置または連結ブラケットは、特に小さいサイズを有することになる。連結ブラケットはまた、エアフィルタ取付部のために、少なくとも部分的に、特に一側にのみ、フィルタハウジングの実質的な部分まで開口する囲いを形成する機能をも同時に有する。このような、単一の部材における機能的及び静的な作用の組合せによって、コスト削減と、ある程度の組立ての簡素化が可能になる。
連結ブラケットのフレームは、これによって少なくとも部分的に外囲される収容空間が、カバーを用いて、特に樹脂製のカバーを用いて閉鎖されるように構成されていることが好ましい。従って、好ましくは少なくとも1つのエアフィルタがエアフィルタ取付部に取り付けられる収容空間は、このカバーから非常にアクセスしやすく、特にエアフィルタシステムの交換や保守点検がより容易になる。さらに、好適な実施例では、カバーによって連結ブラケットの弾性が増す。本実施例では、収容空間は、外部に対して、フレームとカバーによって閉鎖され、フレームとカバーの全体でエアフィルタハウジングを形成するようになっている。それに代えて、あるいはそれに加えて、連結ブラケットを介して空気を案内するための基本部材を備えるようにフレームを構成することも可能である。
連結ブラケットを損傷から保護するために、フレームは少なくとも1つの保護壁を有していることが好ましい。保護壁は、カバーに関して、フレームの収容空間が閉鎖されている場合、少なくとも小区間においてカバーに隣接し、特に、少なくとも部分的にカバーと同じ平面上に延びる、あるいはカバーから突出する前側自由縁部を備えるように構成することができる。この保護壁は、好ましくは連結ブラケットまたはフレームの水平に延びる基底プレートと一体形成されており、連結ブラケットの弾性を実質的に高める。このように、カバーを低い材料コストで製造することがさらに可能であり、保護壁は、カバーに対して部分的に横方向に延びて、連結ブラケットに作用する機械的ストレスを吸収することができる。保護壁は、二重壁構造、つまり、互いにほぼ平行に間隔を空けて前後に設けられた2つの壁を有するよう構成されていると、特に効果的である。2つの壁はさらに、介在連結壁によって互いに接続されていてもよく、これによって、保護壁がさらに高い支持機能を有することができる。
保護壁は、タンパーの前面側(タンパーの主作業方向視で)に対向する連結ブラケットの側に設けられていることが好ましい。この構成は特に有用であることがわかっている。タンパー装置の案内部材取付部が、保護壁に直交する側壁に追加配設されている場合は、ガイドフレームは、基本的に3側、つまり側壁と保護壁に沿って連結ブラケットを外囲していることが好ましい。その結果、タンパー装置は、従来構造よりも、機械的損傷から、より良好に保護されるのである。
カバーは、基本的に、収容空間を覆う、ほぼ平坦な部材として構成されている。カバーは、収容空間に延びる縦壁を有していることが好ましいが、これは、上部のほぼ平坦なカバー部材から、連結ブラケットの基底プレートまで下方に延びている。本実施例では、縦壁を備えたカバーは、連結ブラケットの基底プレートに立設されるとともに、収容空間の上縁部領域に載置されていないことが好ましい。従って、一方では、収容空間は、縦壁、基底プレート、及びカバーによって外囲される内部空間と、縦壁の外側に位置する外部または流入空間に分割されており、このことによって、特に、以下に詳述する多段階の空気浄化が収容空間内で可能になる。他方、カバーは、収容空間の上縁部領域の周部に、少なくとも完全には載置されていないため、空気流入用間隙が形成され、ここを介して、外気が収容空間に流入、または吸引される。従って、別体の空気流入部材は不要である。分割された収容空間内部で効率的な空気案内を可能にするためには、燃焼空気が、収容空間内を意図通りに流れ、縦壁の外側に位置する空間から、縦壁の内側に位置する空間へ勝手に流れないようにすることが重要である。従って、カバーの縦壁は、基底プレートの領域で密閉されていることが望ましい。このため、別体の密閉部材が基本的に用いられ、カバー、特に縦壁と、フレームとの間にラビリンスシールを設けることが特に有用であることがわかっている。互いに対する密閉材を形成するラビリンスシールの部材は、カバー、特に縦壁及び基底プレートと一体形成されていることが望ましい。従って、縦壁を備えたカバーは、単独で基底プレートに機械的に載置されており、このことによって、すでに十分に実用的な密閉材となっているのである。別の密閉材を追加することも同時に不要となる。連結ブラケットの基底プレートに載置されている縦壁を備えたカバーの構造は、フィルタ部材を締め付け固定するためにも用いることができ、縦壁がフィルタ部材の固定範囲を決めるため、一定の締め付け状態が得られるという利点がある。
連結ブラケット、特にフレームは、リブ構造を有していることが好ましい。リブ構造は、隣接する外部部材から突出している少なくとも1つのリブを有していることに特徴がある。従って、リブは、特に、膨出した部材または厚みのある部材となっている。しかし、少なくとも1つのリブはまた、連結壁の形態で構成されていてもよい。本実施例では、従って、リブは、連結ブラケット、特にフレームの2つの領域を互いに接続している。リブ構造の存在によって、実質的に高い安定性が得られ、連結ブラケットは特に高い支持力を有することができる。
リブ構造は、互いに接続された複数のハニカム壁を備えていることが望ましい。ハニカム壁は、実質的に、少なくとも1つのハニカムの一部であり、本件のハニカムの特徴は、少なくとも3つのハニカムが存在することである。従って、ハニカムは、必ずしもすべての側が閉じられている必要のない空洞であり、対応するハニカム壁によって、少なくとも部分的に外部との境界が決められる。個々のハニカム壁は、必ずしも平坦に構成されている必要はなく、その他に、湾曲していたり、立体的に変形していてもよいことが明らかである。しかしながら、高い安定性が望ましいところからすると、ハニカムの少なくとも1つのハニカム壁は基本的に平坦に構成されていることが有利である。
リブ構造によって軽量な構造が可能になり、材料コストが非常に低いにも関わらず、高い支持力が保証される。さらに、連結ブラケットの全体構造が非常に堅固であるため、連結ブラケットまたはこれを備えたタンパー装置の寿命が実質的に長くなる。特に、タンパー装置作動中に連結ブラケットに強力な交互負荷が作用する場合に、連結ブラケットのリブ構造が非常に有利であることがわかっている。リブ構造の特定の構成はさまざまに変更可能であり、実質的に、連結ブラケットの特定の構成によって異なる。しかし、基本的には、例えばラビリンスシールにおける密閉箇所または密閉ラインは、リブ構造から間隔を空けて配されていることが好ましい。
さらに、エアフィルタ取付部に加えて、本発明による連結ブラケットは、これに一体形成されたエアフィルタシステムの部材、例えば、吸引ライン及び/または吸引ライン取付部を、特に連結ブラケットから内燃機関にかけて設けていてもよい。従って、エアフィルタシステムが連結ブラケットと実質的な部分において一体形成されることが可能である。
外気から連結ブラケットの収容空間内への空気供給は、カバーとフレームとの間の空気流入間隙を利用して、上述のように確実に行うことが好ましいが、連結ブラケットは、基本的には、追加的にあるいは代替的に、別体の吸気開口部を設けていてもよく、外部からの空気、つまり取付状態において連結ブラケットを外囲する空気が、少なくとも1つの吸気開口部からエアフィルタ取付部へ流れるように構成されている。つまり、吸気開口部によって、外気が連結ブラケットを介して、少なくとも部分的に連結ブラケットによって外囲される収容空間へ流入することが可能になる。これは、流入または流出する空気の流路が連結ブラケットに形成されるということだけでなく、同時に、対応する吸気及び排気開口部も形成されるということである。従って、非常に複雑なブラケットが実現されながらも、製造の費用効果が高く、複数の機能を果たすことができるのである。
連結ブラケットは、吸気領域と放出領域とを仕切る主要な部材となるように構成されることが好ましい。吸気領域は、タンパー装置を外囲する外気が吸引されることを特徴としている。これに対して、放出領域は、連結ブラケットが空気、特に濾過空気を排気する領域である。この分離は、連結ブラケットからなる基底プレートを用いた構造によって達成される。吸気領域においては、空気は、エアフィルタ取付部、特にエアフィルタソケットに流入する。ここからエアフィルタを介して基底プレートに流入する空気は、放出領域において、対応する空気流ガイドを介して、駆動部材、特に内燃機関に供給される。基底プレートは、空気流案内と、連結ブラケットの補強のための両方に兼用されることが好ましい。
連結ブラケットのエアフィルタ取付部は、二重エアフィルタシステムの一部であることが好ましい。二重エアフィルタシステムの特徴は、空気が、2つのフィルタ装置を連続して通過するということである。従って、例えば、小径の粒子を分離するための微細浄化は、大径の粒子を分離するための吸気の粗大浄化に続いて行われる。このような二重エアフィルタシステムの利点として、例えば、保守点検期間が延長されたり、濾過性能が改善されたりすることが挙げられる。第一フィルタ装置は、連結ブラケットに形成されたエアフィルタ取付部を介して、連結ブラケットに一体形成されている。基本的に、追加フィルタ装置に関しては、独立部材として、連結ブラケットから取り外されたものとして用いることが可能である。しかし、追加フィルタ装置も、連結ブラケットに少なくとも部分的に一体形成されていることが望ましい。特に、追加フィルタ装置を連結ブラケットに一体形成することが特に実用的であることがわかっている。これに代えて、あるいはこれに追加して、空気を、追加フィルタ装置から、エアフィルタ取付部に取り付けられているエアフィルタに送る手段を設けることもできる。従って、これらの手段は、空気流に関して、2つのエアフィルタシステムを互いに接続するものである。追加フィルタ装置は、特に、サイクロンフィルタであり、特に連結部材の収容空間において、対応の接続部材を介して、連結部材に取り外し可能に締め付け固定されていることが好ましい。一方で、これは、連結ブラケットをコンパクトに構成するという利点を有している。他方、サイクロンフィルタは、独立して交換することができるという利点もある。
また、エアフィルタ取付部に加えて、連結ブラケット、特に収容空間において、サイクロンフィルタシステムとして構成されたエアフィルタシステムの一部のための分離空間を設けることも考えられる。分離空間は、サイクロンフィルタによって濾過された粗大粒子が回収されることを特徴としている。この目的のため、分離空間は、例えば適切な粒子用トラフを備えていてもよいし、あるいは、回収された粒子を、収容空間内部から、連結ブラケットの外部環境に排出することを可能にする粉塵排出開口部を備えていることが好ましい。これにより、自浄機能が働くのである。
特に、連結ブラケットは、エアフィルタ取付部に取り付けられたエアフィルタを介して達成されるフィルタ装置に加えて、特にサイクロンフィルタの形態で、空気流に関して上流で連結された粗大フィルタ装置を有していることが特に好ましい。本実施例においては、従って、多重フィルタ装置が連続して配設されているのである。このように、多段階、特に2段階のフィルタシステムが全体として達成され、燃焼空気からの特に有効な粒子の浄化が可能になるのである。
多重フィルタ装置は、少なくとも部分的に選択的に利用できることが望ましい。特に、例えば、サイクロンフィルタが連結ブラケットに選択的に挿入可能であり、従って、基本的に、サイクロンフィルタが挿入されていなくてもタンパー装置の作動が可能な実施例もある。これによって、標準化された連結ブラケットを予め製造することや、必要に応じて、選択的に適合させることが可能になる。
基底プレート、カバー、カバーの縦壁によって外囲されている内部空間において、粉塵ガイドユニットまたは粒子ガイドユニットが連結ブラケットに追加配設されていることが好ましい。これを介して、特に空気濾過中に濾過された粉塵粒子が、連結ブラケットまたはタンパーの外側に搬送されるようになっている。このような粉塵ガイドユニットは、例えば、基底領域、特に連結ブラケットの下方領域に設けられた開口部であってもよく、濾過された粉塵粒子が下方に落下し、よって、振動作動中に連結ブラケットから落下するようになっている。さらに、この開口部は、バルブユニット、特に隔膜バルブによって閉鎖される。
連結ブラケットは、実質的に樹脂、特に熱可塑性樹脂から選択された少なくとも一種の樹脂で製造されていることが好ましい。本発明による連結ブラケットを構成するためだけなら、従来から公知の板金や同様の金属から製造する方法は意図的に省くことができる。特に、連結ブラケットを射出成形で製造することにより、本件においては費用効果の高い構造が可能になる。これは、特に、リブ構造のハニカム壁が射出成形に最適な形態で配設されている場合にそうである。本件において「実質的に」とは、主要な樹脂材料に加えて、他の材料からなる追加部材を、連結ブラケットに組み込むことができるということである。これらは、特に、連結ブラケットと案内部材及び/または駆動部材との連結点の領域において、樹脂への付着物の発生を防ぐために、例えば、好ましくは連結領域に設けられた金属インサートであってもよい。連結ブラケットの非樹脂部分が、一体形成された連結ブラケットの全重量の10重量パーセント未満、特に5重量パーセント未満の場合には、連結ブラケットは特に、実質的に樹脂製である。樹脂を用いることは、さらに、連結ブラケットの駆動部材、特に駆動部材のギヤハウジングと、燃焼空気用案内部材との間の熱伝達を遮断し、特に、吸気領域及び/またはエアフィルタ領域が最適化されるという利点を有する。
従って、本発明は、上述した型式の連結ブラケットを提供するだけでなく、このような連結ブラケットを用いた射出成形型を製造することも可能である。
連結ブラケットを樹脂材料で構成することにより、特にリブ構造に関して、非常に耐久性のある連結ブラケットが実現され、これはまた弾性があるために、より強力なストレスに対しても適切なものとなる。さらに、結果として得られる連結ブラケットの弾性により、圧縮ユニット及び駆動ユニットからの振動が、連結ブラケットに設けられたガイドフレームに制振状態で伝達されるため、タンパー装置の案内機能を改善することになる。もちろん、この効果は、専用の制振部材の追加利用によってさらに向上させることができる。
連結ブラケットに一体形成された案内部材及び/または駆動部材のための対応ベアリング受け部材を形成することが可能である。例えば、案内部材などを取り付けるために、緩衝ゴムクッションとして、対応のゴムクッション受け部を設けてもよい。
連結ブラケットを、案内部材取付部、駆動部材取付部、及び燃焼空気のための案内ユニット、特にエアフィルタ取付部と一体構成することにより、適切な壁案内により非常に簡単に清浄にできる部材が提供される。連結ブラケットの下方領域に少なくとも1つのドレーン開口部を設けて、存在する汚染物質を振動作動中に排出する、または清浄中に浮遊させるまたは除去するようにすることも可能である。この好適な実施例を採用することにより、連結ブラケットは、少なくとも1つのエアフィルタによって分離された粒子を連結ブラケットに回収し、少なくとも1つの排出開口部を介して連結ブラケットから外へ案内するように、自浄機能を備えることが可能である。
本発明の目的はまた、連結ブラケットを製造するための対応する射出成形工程を特徴とする、連結ブラケットの製造方法によっても達成される。
本発明は、さらに、上述した連結ブラケット、連結ブラケットを取り付けると同時に位置決めされる案内部材取付部、駆動部材取付部、及び燃焼空気のための案内ユニット、特に、エアフィルタ取付部を用いることにより、上記の型式のタンパー装置を組み立てる方法にも関する。これらの取付部と連結ブラケットとを一体形成することにより、タンパー装置の組立て工程を複数減らすことができる。
本発明によるタンパー装置の実施例の斜視図である。 図1のタンパー装置の連結ブラケットの実施例の斜め上方からの斜視図である。 図2による連結ブラケットでエアフィルタを挿入した実施例の斜視図である。 図2の連結ブラケットの実施例の別角度からの斜視図である。 図4による連結ブラケットでエアフィルタを挿入した実施例の斜視図である。 図2の連結ブラケットの実施例の斜め下方からの斜視図である。 図6による連結ブラケットでエアフィルタを挿入した実施例の斜視図である。 図2の連結ブラケットの実施例の、図9のVIII断面線に沿った断面図である。 図2の連結ブラケットの実施例の平面図である。 図2の連結ブラケットでエアフィルタを挿入した実施例の、図11の断面線に沿った断面図である。 図9の連結ブラケットでエアフィルタを挿入した実施例の平面図である。 上カバーを装着した連結ブラケットの図3のXX線に沿った横断面図である。 上カバーを装着した連結ブラケットの図11のXXX線に沿った断面図である。
以下、本発明を、実施例に基づき、添付の図面を用いて、さらに詳細に説明する。
同じ部材及び同じ作用をする部材には同じ参照番号を用いているが、区別のため、アポストロフイを用いている箇所もある。
図1は、本発明によるタンパー50の実施例の斜視図である。タンパー50は、土壌を圧縮するための振動圧縮装置である。このタンパーは、中心構成部材として連結ブラケット1を有し、これには、駆動部材16及び案内部材14が取り付けられている。
駆動部材16は、内燃機関15及びトランスミッション部材17を有しており、これを介して、圧縮ユニット12と、本発明の場合は圧縮プレート11を備えたタンパー基部13が交互に駆動される。内燃機関15を介して、圧縮振幅をこのように発生させることができ、これにより、圧縮プレート11を介して、基板に交互圧縮パルスを伝える。トランスミッション部材17はギヤハウジング17aを有しており、連結ブラケット1の下側が、このギヤハウジング17aの上側の一部に、図1では視認できないが、例えばネジ連結具などの接続部材で連結されている。
案内部材14は、本実施例では、ガイドフレームとして構成されており、連結ブラケット1に直接取り付けられている。これによって、特に、タンパー作業時におけるタンパー50の操向が可能になる。さらに、操作コンソール(詳細に図示せず)がガイドフレーム14に設けられており、タンパー作業の操作機能を規制する。
また、以下の図面にも詳細に示すように、堅固で基本的に単体の連結ブラケット1は、フレーム2、案内部材取付部4、及び駆動部材取付部6を備えており、案内部材14及び駆動部材16を、直接、連結ブラケット1に連動連結するように構成されている。つまり、案内部材14と駆動部材16は、連結ブラケット1を介して互いに連結されており、一体的に構成されている。従来のタンパーとは対照的に、この連結ブラケット1の構成では、製造組立て労力が大幅に削減される。
連結ブラケット1、特にフレーム2は、タンパー50の主作動方向Yにおいて保護壁22を備えており、これは両側の側壁23に隣接している。後部壁25とともに、これらの壁22、23、25は収容空間10を形成しており(特に図2及び図3参照)、ここには、特にエアフィルタ7(丸型フィルタ)を収容するエアフィルタ取付部8が備えられている。このように、連結ブラケット1は、エアフィルタハウジング18として構成することもできる。従って、連結ブラケット1は、駆動部材16と案内部材14との間の連結部材だけでなく、同時に、後に詳述するように、タンパー50のエアフィルタシステムの主要構成部品でもある。エアフィルタ取付部8(特に図2及び図3参照)へはカバー20を介してアクセスすることができ、このカバーは、接続部材、特にネジ21によって、連結ブラケット1にネジ固定することができる。カバー20とともに、連結ブラケット1は、エアフィルタ7をほぼ完全に覆うことができる。
図示されるように、保護壁22は、側壁23とともに、連結ブラケット1の基底部平面から前方及び側方に縦方向に突出する壁を形成しており、特にタンパー50の積み降ろし作業の間、連結ブラケット1、カバー20、及びここに収容されているエアフィルタシステムの専用保護部材を形成している。保護壁22は、特に二重壁として構成されており、2つの別体壁22a、22b(例えば図13参照)を備えている。これらは、前後に配設されており、互いにほぼ平行に延びている。以下に詳述するように、フレーム2の壁22、23、25および連結ブラケット1の基底プレートはハニカム構造で補強されており、連結ブラケット1に、伸縮作用も備えた弾性を付与している。また、特に、保護壁22の2つの壁22a、22bの間には複数の連結壁部22c(例えば図12参照)が備えられており、これらの2つの別体壁22a、22bを互いに連結することにより、この領域の構造補強のためのハニカム構造となっている。このように連結ブラケット1が形成されることにより、軽量な構造と費用効果の高い製造が可能であり、特に振動作動中に連結ブラケット1にかかる作動負荷と、積み降ろしの際の機械的ストレスの両方を、安全かつ損傷を与えることなく解消することができる。
図1に示す連結ブラケット1は、図2〜図13により詳細に示されており、図2、4、6、8、9は、部品を配置していない状態における異なる視野角度から見た連結部材を示しており、図3、5、7、10、11は、部品、特にエアフィルタシステムを配置した状態における異なる視野角度から見た連結部材を示している。図12及び図13は、部品と上カバー20が取り付けられた連結ブラケット1の断面図であり、特に、連結ブラケット1内におけるエアフィルタシステムの作動状態と、空気案内を示している。
すべての図面において、連結ブラケット1は、保護壁22、それに隣接する側壁23、及び後部壁25とともに示されており、これらの壁がフレーム2を形成している。さらに、基底プレート31が床領域に設けられており、これは、壁22、23、25とともに、連結ブラケット1の上面部または上面側部に開口した収容空間10を形成し、以下に詳述するように、1つまたは複数のエアフィルタ7、9を有するフィルタハウジング18として機能する(図3、5、10、11、12参照)。
収容空間10は図1に示すカバー20によって閉鎖される。ほぼ平坦なカバープレート20aに加えて、カバー20は、垂直壁20bも備えている(図12及び13)。カバープレート20a及び垂直壁20bは、単体として形成されており、少なくとも実質的に樹脂製であるのが好ましい。垂直壁20bは、収容空間10内に向いており、カバー20が連結ブラケット1に挿入された状態で、カバープレート20aの底部から基底プレート31まで下方に延びている。カバーは、垂直壁20bの前端部とともに、基底プレート31の表面に載置されている。垂直壁20bは、全体形状が、中空の筒部材に類似したスリーブ様であり、通気領域(以下に詳述)以外の表面は閉鎖されている。
本実施例の主要な特徴は、カバー20が、フレーム2の上面または上面縁部領域に密閉部を形成すべく収容空間10を密閉するのではなく、基底プレート31に密閉領域が設けられていることである。従って、カバー20はフレーム2の縁部に載置されているのではなく、基底プレート31から立設された垂直壁20bを介して、連結ブラケット1に設けられている。フレーム2の上縁部のほぼ周囲に沿う流入間隙62は、カバー20、特にカバープレート20aと、フレーム2の上面外側縁部との間に設けられており、これを介して、空気が、タンパーの外部環境から収容空間10内へ侵入する。以下に、空気案内構造、及び、特にエアフィルタシステムの特定の構造をより詳細に述べる。
カバー20の他の特徴としては、連結ブラケット1に挿入された状態で、少なくとも側方及び前方(保護壁22の領域)に突出しないような寸法を有していることである(図1、12、13参照)。つまり、カバーは、フレーム2に関し、側方および前方または作動方向Yに突出していないということである。従って、タンパー50が、フレーム、特に保護壁22側に倒れても、カバー20は損傷を受けたり、収容空間10に対する位置がずれることもなく、タンパー50を比較的乱暴に扱った場合でも、連結ブラケット1の機能は損なわれないのである。
図13によると、カバー20は、前方を向いた領域、つまり主要作動方向において、隣接する垂直壁20bから斜め上方へ延びるリップ部63を備えている。これにほぼ対応するように、チャネル64が設けられており、保護壁22の上縁部領域において通常状態では間隔を空けている。リップ部63とチャネル64は、別の保護ユニットを形成しており、カバー20を損傷から保護するように構成されている。タンパー50が倒れた場合に、例えば保護壁22がカバー20の方向に押圧されると、特定の変形した状態から、リップ部63がチャネル64内に入り込むことによって、カバー20が全体的に保護されるため、カバー20の不可逆的な損傷を防ぐことができる。フレーム2の保護壁22はまた、カバー20(縁部24)のリップ部63より高くなっている。従って、保護壁22の縁部24が、カバー20を越えて上方に突出することにより、カバー20のさらなる保護構造となっている。
後部壁25の領域では、カバーは突起部27を備えており、これは後部壁25の上縁部にオーバーラップしている。しかし、カバー20はこの領域では壁部の上に載置されているのではなく、むしろ、後部壁25からは間隔を空けており、流入間隙62が形成されている。
連結ブラケット1はエアフィルタシステムの一部であり、これを介して、吸引された大気が浄化され、燃焼作用のために、図1に示す内燃機関15に供給される。収容空間10は、基底プレート31に載置された垂直壁20bによって、流入空間61と内部空間60に分割され、ここを吸引空気が良好に流れるようになっている。内部空間60は、連結ブラケット1の内部において、カバー20が連結ブラケット1に挿入された状態で、カバープレート20aの一部、垂直壁20b、及び基底プレート31の一部によって外囲されている。これとは対照的に、流入空間61は、収容空間10における自由空間であり、連結ブラケット1の内側において、垂直壁20bの外側とフレーム2との間に形成されている。流入空間61から内部空間60へ空気を、意図通りに確実に案内するためには、まず、タンパー50の作動中に、流入空間61から内部空間60への空気流を確実に制御しなければならない。このために、流入空間61は内部空間60に関して密閉されている。特に、密閉は、例えば、基底プレート31に向いた垂直壁20bの前部領域と基底プレートとの間に形成されたラビリンスシール29によって行われ、図11には、基底プレートに位置するラビリンスシール29の密閉端部のみを示している。ラビリンスシール29によって、基底プレート31に対する垂直壁20bの直接密閉が可能になり、別の密閉部材を設ける必要がないようになっている。
吸引空気の浄化は、2段階で行われるのが好ましく、タンパーは、1回の濾過のみで容易に作動させることができる。浄化のために、連結ブラケット1の周囲から吸引された濾過されていない空気が、まず、カバー20とフレーム2の間の流入間隙62から連結ブラケットの収容空間10へと流入する。これは、図12及び図13において、矢印aによって示されている(図12では、空気は連結ブラケット1から流入していないが、図13に示すように、流入間隙62を介して、流入空間61に流入する)。特に粗い粒子は、すでに流入空間61において基底プレート31の対応領域に落下しているため、基底プレートの排出孔64を介して流入空間から排出される。このため、排出孔64は、保護壁22に隣接する基底プレート31の領域に位置する、基底プレート31における流入空間61の低い位置に設けられている。従って、粗い粒子は、作動中、排出孔64に自動的に入り込むので、自浄作用が実現される。さらに、流入空間61は水の使用により容易に清浄することができ、この水はまた、排出孔64に自動的に流れる。
空気は、一次フィルタ9、特にサイクロンフィルタを介して、流入空間61から内部空間60へ移動する。一次フィルタ9の排気口は、垂直壁20bにある対応孔から突出している。従って、空気は、流入した後、矢印aに沿って流入空間61内に入り、流入空間61内から(矢印bに沿って)一次フィルタ9に入る。垂直壁20bに形成された孔から内部空間60へ移動するためには、空気は一次フィルタ(矢印c)を流れ、粗い濾過を受ける。濾過された粗い粒子は、従来の方法で、流入空間61にあるサイクロン分離器から落下し、一次フィルタ9の下方に設けられた基底プレート31に形成された専用の追加排気孔64’を介して、連結ブラケット1から排出される。
最後に、二次フィルタ7(特にリングフィルタ)が内部空間60に設けられており、ここに、矢印dに沿って、内部空間60に存在する空気が流入する。続いて、空気は二次フィルタ7(矢印e;特に径方向内方)を介して流れ、さらに浄化され、微細粒子が空気から濾過され、内部空間60領域の基底プレート31に落下する。内圧変化のために開いているバルブ41を備えたバルブ制御される粒子排出口40が設けられており、これを介して、異物を、再び連結ブラケット1のフィルタハウジング18から排出することができる。従って、内部空間60にも、独立した粒子排出のための自浄機能が備わっているのである。
二次フィルタ装置7を通過した後、粒子が浄化された空気は、矢印fに沿って、吸引ライン37に接続されたフィルタ取付部8の内部空間を介して、連結ブラケット1から内燃機関へ排気される。この目的のために、対応する通過開口部が、フィルタソケットとして、エアフィルタ取付部8に形成されている。連結ブラケット1の周囲から吸引され、フィルタ7、9で濾過された燃焼空気は、濾過空気を吸引ライン37から排気開口部38に案内する空気案内路35を介して、基底プレート31を透過する(特に図6,7参照)。駆動ユニット16、特に内燃機関15の取込み用接続片また類似の構成部材が、燃焼作動部(図外)に供給された濾過空気を供給し、この排気開口部38の領域に入る。
従って、空気は、収容空間10から排気口まで、一次エアフィルタ9及び続いて二次エアフィルタ7の合計2つのフィルタ装置を連続して通過することになる。よって、全体として、連結ブラケット1は、二重エアフィルタシステムを備えている。2つのフィルタ装置7、9は、それぞれ空気から粒子を分離するために用いることができ、内燃機関に、できるだけ粒子のない燃焼空気を供給することができるようになっている。
本発明のさらなる特徴は、一次フィルタ装置9が連結ブラケット1に取り外し可能に取り付けられていることである。このために連結ユニット(詳述せず)が設けられている。基本的に、一次フィルタ装置が挿入されていなくても、二次フィルタ装置7を介して空気は十分に濾過されるので、タンパー50の作動は可能である。タンパー50の用途及び/または構造によって、操作者は、タンパー50を、一次フィルタ装置9を取り付けて作動させるか、取り付けないで作動させるかを決めることができる。
二次フィルタ装置7も取り外し可能に構成されている。このためには、二次フィルタ装置7にアクセスできるよう、カバー20を連結ブラケット1から取り外さなければならない。本発明の特定の実施例のさらなる特徴は、二次フィルタ装置7は、実質的に、連結ブラケット1に締め付け固定されたカバー20によって保持されるため、ここでも、二重機能を果たすことができる。この目的のため、リングフィルタ(二次フィルタ7)は、基底プレート31とカバー20との間で締め付けられ、軸方向に位置固定される。そのために、リングフィルタの前方内側縁部は、カバー20、及び反対側にある基底プレート31に対して押し付けられる。カバー20はフィルタソケット(例えば図13参照)として機能するエアフィルタ取付部8にネジ固定される。このようにカバー20の内側と、カバー20の対向する基底プレート31の内側との間に空間が形成され、確実にリングフィルタの締め付けが行われる。一方ではリングフィルタに部分的に係合しているカバー20によって、他方ではリングフィルタに突入しているエアフィルタソケットの基部領域によって、リングフィルタの横方向へのずれが防止される。
連結ブラケット1から内燃機関へ清浄な燃焼空気を排出する空気案内ユニット34として機能する吸引ラインは、連結ブラケット1と少なくとも部分的に一体形成されている。従って、連結ブラケットは全体としてさらなる機能を備えており、これによって、製造工程をさらに合理化することができる。吸引ラインを連結ブラケット1と一体形成する主な利点は、駆動部材16、特にギヤハウジングからの熱伝達が、駆動部材取付部の領域で最小になり、吸引空気がこの領域で加熱されないようになっていることである。
図6及び図7から特に理解されるように、連結ブラケット1は、隣接する多数のハニカム32で構成されたリブ構造28を有する。それぞれのハニカム32はハニカム壁30によって形成され、これが、部分的に共有するハニカム壁としてのリブ構造28を形成する。その結果、非常に軽量でありながら堅固な構成部材となり、振動負荷に対する弾性が最適なものとなる。
これは、対応する取付部、つまり、案内部材取付部4や駆動部材取付部6についても同様であり、能動負荷を付与したり解消したりするのに必要となる堅固さもまた、ハニカム壁30を備えたリブ構造によって形成される。

Claims (15)

  1. フレーム(2)と、案内部材取付部(4)と、駆動部材取付部(6)とを備えたタンパー装置(50)用の連結ブラケットにおいて、
    燃焼空気用に一体形成された案内ユニットを有している連結ブラケット。
  2. 前記燃焼空気用の案内ユニットが、エアフィルタ取付部(8)、特にエアフィルタソケットを有している請求項1に記載の連結ブラケット。
  3. 前記フレーム(2)が、エアフィルタ取付部(8)が設けられる収容空間(10)の少なくとも部分的な境界となるよう構成されている請求項1または2に記載の連結ブラケット。
  4. 前記フレーム(2)が、エアフィルタハウジング(18)の実質的な部分を形成するよう構成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の連結ブラケット。
  5. 前記フレーム(2)が、少なくとも部分的にこれによって外囲される前記収容空間(10)をカバー(20)、特に樹脂製カバーを用いて閉鎖可能に構成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の連結ブラケット。
  6. 前記フレーム(2)が、特に二重壁(22a、22b)として構成され、前記収容空間(10)が閉鎖されたとき、前記カバー(20)を少なくとも部分的に超えて突出する少なくともひとつの保護壁(22)を備えている請求項4に記載の連結ブラケット。
  7. 前記連結ブラケット(1)及び特に前記フレーム(2)が、特に互いに連結した複数のハニカム壁(30)を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の連結ブラケット。
  8. 前記連結ブラケット(1)が、さらに、濾過空気を排気するための空気案内ユニット(34)を有している請求項1〜7のいずれか一項に記載の連結ブラケット。
  9. 空気案内ユニット(34)が、少なくとも部分的にハニカム壁(30)によって形成されている請求項1〜8のいずれか一項、特に請求項6〜8のいずれか一項に記載の連結ブラケット。
  10. 前記連結ブラケット(1)が実質的に樹脂製であり、特に熱可塑性樹脂から選択された少なくとも1種の樹脂からなる請求項1〜9のいずれか一項に記載の連結ブラケット。
  11. 前記連結ブラケット(1)が射出成形部品である請求項1〜10のいずれか一項に記載の連結ブラケット。
  12. 請求項11に記載の連結ブラケットを製造するための射出成形型。
  13. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の連結ブラケット(1)を有する、特に振動ダンパーであるタンパー装置。
  14. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の連結ブラケット(1)を製造する方法であって、前記連結ブラケット(1)が射出成形、特に請求項12に記載の成形型を用いて製造される方法。
  15. 請求項13に記載のタンパー装置を組み立てる方法であって、請求項1〜11のいずれか一項に記載の連結ブラケット(1)を用いて、前記案内部材取付部(4)、前記駆動部材取付部(6)、及び前記燃焼空気用案内ユニット、特にエアフィルタ取付部(8)を、前記連結ブラケット(1)の配設と同時に位置決めする方法。
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