JP2012228420A - 保冷具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、保冷媒体の内部流動を防止し身体等の対象物の冷却作用を確実に発揮し得るとともに、軽量で、一層良好な使用感が得られ、しかも、取扱い性の点にも優れる保冷具を提供するものである。
【解決手段】本発明の保冷具は、布状素材からなる表地3と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地4とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部5と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた複数の部分溶着部6により画される矩形状の複数の保冷媒体非収容部7とを形成してマット状形態とした外装体2と、外装体2における外周溶着部5、内部領域の部分溶着部6により画される複数の保冷媒体非収容部7以外の領域に連続的に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体8と、外装体2の外周に設けた縫製による矩状の外周封着部9と、を有する構成としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、保冷具に関し、詳しくは、ジェルを含む保冷媒体の冷却作用を利用し人体各部の冷却用等として好適に使用できる軽量化を図った保冷具に関するものである。
従来からジェルを含む保冷媒体を枕サイズ、シーツサイズ等の外装体内に収納して保冷具を構成し、夏季のような高温期の就寝時等において、この保冷具を枕に被せて頭部を冷却したり、ベッド上に載置して身体の背中等を冷却したりすることが行われている。
このような冷却具の場合、例えば掛け布団の代わりとして使用する場合には、冷却効果が得られることに加え、軽量で、かつ、柔軟性があることが良好な使用感を得るために要請される。
また、このような冷却具の場合、内部に収納したジェルを含む保冷媒体の流動性が大きいことから、単に保冷媒体を外装体内に収納しただけでは身体の重さにより保冷媒体が外装体内で偏在してしまい、身体に対する冷却効果を十分に期待できなくなる。
本願出願人は、先に特許文献1に示すように、就寝時等において身体に対する冷却効果が良好な保冷具として、矩形シート状の2枚の被覆材同士を、前記裏地同士を重ね合わせて裏地同士の高周波加熱による外周溶着部、内部領域の円環状で、かつ、放熱用の抜穴を有する複数箇所の部分溶着部及び直線状の中間溶着部をもって偏平な形態に形成した外装体と、外周溶着部、内部領域の部分溶着部及び中間溶着部により外装体内において流動が規制される状態で収納したジェルを含む保冷媒体と、を有する構成とした保冷具を提案し実用新案登録を受けている。
登録実用新案第3146465号公報
本発明が解決しようとする問題点は、保冷媒体の内部流動を防止し身体等の対象物の冷却作用を確実に発揮し得るとともに、軽量で、一層良好な使用感が得られ、しかも、取扱い性の点にも優れるような保冷具が存在しない点である。
本発明に係る保冷具は、布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の部分溶着部により画される保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される保冷媒体非収容部以外の領域に連続的に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、前記外装体の外周に設けた縫製による外周封着部と、を有することを最も主要な特徴とする。
請求項1〜3記載の発明によれば、外装体の内部領域に、保冷媒体を収容しない保冷媒体非収容部を列設しているので、保冷媒体の収納量を低減することができ、これにより、保冷媒体非収容部により保冷媒体の流動を抑えつつ保冷具自体の軽量化を図ることができ、寝具として使用した場合良好な使用感を得ることができるとともに、保冷媒体非収容部の部分で折り畳むことで、占有スペースを縮小し保管収納時の便宜をも図ることもできる保冷具を実現し提供することができる。
請求項4〜6記載の発明によれば、請求項1〜3記載の発明の場合と同様な効果を奏するとともに、各保冷媒体非収容部に複数個の放熱孔を設けた構成を付加しているので、この保冷具に作用する熱の放熱作用も良好で、寝具として使用した場合良好な使用感を得ることができる保冷具を実現し提供することができる。
請求項7〜9記載の発明によれば、請求項1〜3記載の発明の場合と略同様な効果を奏するとともに、各保冷媒体非収容部内に弾性材を内装したことによって、一層弾力性が大きくなり、寝具として使用した場合、一層良好な使用感を得ることができる保冷具を実現し提供することができる。
図1は本発明の実施例1に係る保冷具の概略平面図である。 図2は本実施例1に係る保冷具の外装体における外周領域、内部領域を示す説明図である。 図3は本実施例1に係る保冷具の概略部分断面図である。 図4は本実施例1に係る保冷具の概略部分拡大図である。 図5は本実施例1に係る保冷具の変形例の概略平面図である。 図6は本発明の実施例2に係る保冷具の概略平面図である。 図7は本実施例2に係る保冷具の概略部分断面図である。 図8は本実施例2に係る保冷具の変形例の概略平面図である。 図9は本発明の実施例3に係る保冷具の概略平面図である。 図10は本実施例3に係る保冷具の概略部分断面図である。 図11は本実施例3に係る保冷具の変形例の概略平面図である。
本発明は、保冷媒体の内部流動を防止し身体等の対象物の冷却作用を確実に発揮し得るとともに、軽量で、一層良好な使用感が得られ、しかも、取扱い性の点にも優れるような保冷具を提供するという目的を、布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた複数の部分溶着部により画される矩形状の複数の保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される複数の保冷媒体非収容部以外の領域に連続的に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、前記外装体の外周に設けた縫製による矩状の外周封着部と、を有する構成により実現した。
以下、本発明の実施例1〜3に係る保冷具について説明する。
(実施例1)
本発明の実施例1に係る保冷具1について、図1乃至図4を参照して説明する。
本実施例1に係る保冷具1は、図1、図3、図4に示すように、例えば綿材、ポリエステル、レーヨン、麻、起毛生地、ちりめん、楊柳、タオル地などの布状素材からなる表地3と、高周波加熱により溶着可能な例えばポリ塩化ビニル(PVC)等の非給水性素材からなる裏地4とを重合した一方の被覆材と、同様な構成の表地3、裏地4からなる他方の被覆材とを、前記裏地4同士が対向する配置で重ね合わせ、高周波加熱加工を施した外周領域の裏地同士の外周溶着部5と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた高周波加熱加工による複数の部分溶着部6により画される矩形状の複数、例えば間隔を隔てた5列平行配置の保冷媒体非収容部7とを形成して平面視矩形状のマット状形態とした外装体2と、前記外装体2における外周溶着部5、内部領域の部分溶着部6により画される各保冷媒体非収容部7以外の領域に連続的に形成される外周側及び内部側の保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体8と、前記外装体2の外周全体にわたって、外周溶着部5の外縁部を包み込むように側地を用いた縫製加工(ヘム巻)による矩形状の外周封着部9と、を有している。
前記ジェルを含む保冷媒体8の組成としては、例えば、ジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤等からなる組成を挙げることができる。本発明においては、保冷媒体8の組成を上記例に限定するものではない。
なお、本実施例1においては、外装体2における外周領域、内部領域を図2に示すように定義して説明する。
また、本実施例1における前記外装体2の全体サイズは、枕カバーサイズであり、図2に示すように、例えば縦30cm×横40cmに設定している。本発明においては、外装体2の全体サイズを上記例に限定するものではない。
前記部分溶着部6自体の幅サイズは、図4に拡大して示すように、0.4cmの小幅に設定し、前記部分溶着部6により画される一つの保冷媒体非収容部7のサイズは、例えば縦20乃至22cm、横3cmに設定している。なお、図4において10は外周封着部9を形成する縫い目である。
本実施例1に係る保冷具1によれば、保冷具1を構成する外装体2の内部領域に、間隔を隔てた5列平行配置の保冷媒体非収容部7を列設しているので、保冷具1全体としてジェルを含む保冷媒体8の収納量が、例えば本願出願人が先に提案した同一サイズの保冷具に比べて低減することになる。
これにより、使用者の就寝時等において、内部領域の間隔を隔てた5箇所の部分溶着部6の存在により、ジェルを含む保冷媒体8の流動を防止して保冷媒体8の冷却効果を確実に発揮させることができるとともに、間隔を隔てた5列平行配置の保冷媒体非収容部7の存在による保冷具1自体の軽量化を実現することができ、枕カバーとしての良好な使用感の確保と、枕への取り付け、取り外し時の取扱い性の向上を図ることができる。
更に、本実施例1に係る保冷具1は、前記保冷媒体非収容部7の部分で折り畳んで一層小サイズ(例えば半分のサイズ)にすることも容易であり、これにより、押入れ、箪笥等への保管収納時の便宜を図ることもできる。
図5は、本実施例1に係る保冷具1の変形例である保冷具1Aを示すものであり、この変形例の保冷具1Aは、基本的構成は前記保冷具1の場合と同様であるが、外装体2の全体サイズを、例えば座布団サイズである縦80cm×横90cmに設定したことが特徴である。
この保冷具1Aの場合には、外装体2の内部領域に間隔を隔て設けた12個の部分溶着部6により画される間隔を隔てた12列平行配置の矩形状の保冷媒体非収容部7を設ける構成としている。
前記部分溶着部6自体の幅サイズは、0.4cmの小幅に、前記部分溶着部6により画される一つの保冷媒体非収容部7のサイズは、例えば縦70〜72cm、横3cmに設定している。
この保冷具1Aにおける外周封着部9の構成は、前記保冷具1の場合と同様である。
変形例の保冷具1Aによれば、例えば座布団の上に被せて使用することにより、保冷具1A上に座った使用者は良好な使用感を得ることができる。
すなわち、保冷具1Aにおける内部領域の間隔を隔てた12箇所の部分溶着部6の存在によりジェルを含む保冷媒体8の流動を防止して保冷媒体8の冷却効果を確実に発揮し得るので、使用者は良好な使用感を得ることができる。
また、間隔を隔てた12列平行配置の保冷媒体非収容部7の存在による保冷具1A自体の軽量化をも実現することができ、取扱い性の向上を図ることができる。
更に、前記保冷具1Aは、保冷媒体非収容部7の部分で折り畳んで一層小サイズ(例えば半分のサイズ)にすることも容易であり、前記した保冷具1の場合と同様にして、押入れ、箪笥等への保管収納時の便宜をも図ることもできる。
この他、図示しないが基本的構成は前記保冷具1の場合と同様にしつつ外装体2全体のサイズを、例えば縦80cm、横140cmとした掛け布団サイズ(又は敷き布団サイズ)の保冷具とする変形も可能である。本発明においては、外装体2の全体サイズを上記例に限定するものではない。
この場合には、外装体2の内部領域に間隔を隔て設けた19個の部分溶着部6により画される間隔を隔てた19列平行配置の矩形状の保冷媒体非収容部7を設ける構成とするものである。
このようなサイズからなる保冷具によれば、使用者が就寝時に掛け布団(又は敷き布団)として使用することにより、使用者は良好な使用感を得ることができる。
すなわち、この保冷具における内部領域の間隔を隔てた19箇所の部分溶着部6の存在によりジェルを含む保冷媒体8の流動を防止して保冷媒体8の冷却効果を確実に発揮し得るので、使用者は良好な冷涼感の基に就寝することができ、かつ、間隔を隔てた19列平行配置の保冷媒体非収容部7の存在によるこの保冷具自体の軽量化をも実現することができるので、使用者は快適な睡眠環境の基に熟睡できる。
更に、前記保冷具は、前記保冷媒体非収容部7の部分で折り畳んで一層小サイズ(例えば半分のサイズ、1/3のサイズ等)にすることも容易であり、前記保冷具1の場合と同様にして、押入れ、箪笥等への保管収納時の便宜をも図ることもできる。
(実施例2)
本発明の実施例2に係る保冷具1Bについて、図6、図7を参照して説明する。
本実施例2に係る保冷具1Bにおいて、実施例1の保冷具1と同一の要素については同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
本実施例2に係る保冷具1Bは、図6、図7に示すように、基本的構成は実施例1の枕カバーサイズの保冷具1と同様であるが、前記内部領域の各保冷媒体非収容部7に、間隔を隔て、かつ、孔周辺部分12を高周波加熱加工により溶着加工した複数の、例えば3個の放熱孔(抜孔)11を設けたことが特徴である。
本実施例2に係る保冷具1Bによれば、実施例1の保冷具1と同様の作用、効果を発揮することに加え、各保冷媒体非収容部7に各々3個の放熱孔11を設けたことにより、保冷具1Bを使用する使用者の頭部等からの熱の放熱孔11を経ての放熱作用を発揮させることができ、一層良好な使用感を得ることができる。
図8は、本実施例2に係る保冷具1Bの変形例である保冷具1Cを示すものであり、この変形例の保冷具1Cは、既述した実施例1の変形例の場合と同様、外装体2の全体サイズを、例えば座布団サイズである縦80cm×横90cmに設定し、かつ、実施例2の保冷具1Bの場合と同様に前記内部領域の各保冷媒体非収容部7に、間隔を隔て、かつ、孔周辺部分12を高周波加熱加工により溶着加工した複数の、例えば5個の放熱孔(抜孔)11を設けたことが特徴である。本発明においては、外装体2の全体サイズを上記例に限定するものではない。
この変形例の保冷具1Cによれば、前記実施例1の変形例の場合と同様な作用、効果を発揮させることができ、かつ、各保冷媒体非収容部7に各々5個の放熱孔11を設けたことにより、保冷具1Cを座布団として使用する使用者は一層冷涼な使用感を得ることができる。
この他、図示しないが基本的構成は前記保冷具1Cの場合と同様にしつつ外装体2全体のサイズを、例えば縦80cm、横140cmとした掛け布団サイズ(又は敷き布団サイズ)の保冷具とする変形も可能である。
この場合には、外装体2の内部領域に間隔を隔て設けた19個の部分溶着部6により画される間隔を隔てた19列平行配置の矩形状の保冷媒体非収容部7を設ける構成とするものである。
このようなサイズからなる保冷具によれば、使用者が就寝時に掛け布団として使用することにより、実施例1で述べた縦80cm、横140cmとした掛け布団サイズ(又は敷き布団サイズ)の保冷具の場合と同様な作用、効果を発揮させることができ、かつ、各保冷媒体非収容部7に各々5個の放熱孔11を設けたことにより、この保冷具を掛け布団(又は敷き布団)として使用する使用者は放熱孔11の放熱作用により冷涼な使用感を得ることができる。
(実施例3)
本発明の実施例3に係る保冷具1Dについて、図9、図10を参照して説明する。
本実施例3に係る保冷具1Dにおいて、実施例1の保冷具1と同一の要素については同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
本実施例3に係る保冷具1Dは、図9、図10に示すように、基本的構成は実施例1の枕カバーサイズの保冷具1と同様であるが、各保冷媒体非収容部7内に、例えばクッション材、スポンジ材等の弾性材13を内装したことが特徴である。
この場合、保冷媒体非収容部7の表裏両面間の厚さが、保冷媒体領域の表裏両面間の厚さと同程度なるように弾性材13を内装するものである。
本実施例3に係る保冷具1Dによれば、実施例1の保冷具1の場合と折り畳みの点を除いて略同様な作用、効果を奏することに加え、各保冷媒体非収容部7内に弾性材13を内装したことによって、保冷具1D自体の弾性が実施例1の保冷具1の場合よりも、一層大きくなり、枕カバーとして使用する使用者は一層快適な使用感を得ることができる。
図11は、本実施例3に係る保冷具1Dの変形例である保冷具1Eを示すもので、この変形例の保冷具1Eは、既述した実施例1の変形例の場合と同様、外装体2の全体サイズを、例えば座布団サイズである縦80cm×横90cmに設定し、かつ、実施例3に係る保冷具1Dの場合と同様、各保冷媒体非収容部7内に、例えばクッション材、スポンジ材等の弾性材13を内装したことが特徴である。本発明においては、外装体2の全体サイズを上記例に限定するものではない。
この変形例の保冷具1Eによれば、折り畳みの点を除いて実施例1の変形例の保冷具1Aの場合と略同様な作用、効果を奏することに加え、座布団の上に被せて使用することによって、この保冷具1E上に座った使用者は弾性材13の存在により一層弾性感を有する良好な使用感を得ることができる。
この他、図示しないが基本的構成は前記保冷具1Dの場合と同様にしつつ外装体2全体のサイズを、例えば縦80cm、横140cmとした掛け布団サイズ(又は敷き布団サイズ)の保冷具とする変形も可能である。
この場合には、使用者が就寝時に掛け布団(又は敷き布団)として使用することにより、実施例1で述べた縦80cm、横140cmとした掛け布団サイズ(又は敷き布団サイズ)の保冷具の場合と折り畳みの点を除いて略同様な作用、効果を発揮させることができ、かつ、使用者は弾性材13の存在により、一層弾性感を有する良好な使用感を得ることができる。
次に、本発明の保冷具の各種用途への応用例について下記に列挙する。
(a)掛布団・敷き布団
軽量という点を生かし、体の上に掛けて掛布団として使用する。また、身体を上下から挟み込むことで冷やり感を感じることができる。
(b)ボトル・コップクーラー
サイズを小さくし、ペットボトルやコップ・カップに巻いて冷却する。ジェルの入っていない部分が折り目となり従来品よりも巻きやすい形状になっている。
(c)冷用コースター
約8cm角のサイズに保冷具を形成してコップの下に敷く。外装体をPVC生地に変更し、中のジェルが見えるタイプとすることも可能である。
(d)保冷バッグ・中敷
バッグ型に形成して生ものを持ち運ぶ際の保冷バッグとする。若しくは、バッグ型ではなく10×20cm角程のサイズの中敷形状とし、手持ちのバッグの底に敷いて使用する。
(e)衣服
ベストやズボン(ショートパンツ)などの形態とし、身体に着用して使用する。
(f)座布団
片面にクッション材をあわせて、一枚で座布団として使えるようにすることもできる。
(g)イス・ベビーカー用マット
柔らかい特性を生かしてイス・ベビーカー用のクッションとして使用する。
(h)アウトドア用敷きマット
軽量で、持ち運びやすいので、アウトドアやビーチなどの敷きものとして使用する。
(i)帽子
野球帽の形態にし、屋外スポーツやサイクリングなどの野外活動用として使用する。
(j)マットレス
片面に厚手のメッシュ材を付け、通気性を向上させる。又は、ジェルの入っていない部分にチューブを通し、空気の抜け道を作る。
(k)ラグ
サイズを大きくしてラグとして使用する。従来品は重く、敷くのに大変だったが軽量なので扱いが楽になる。また、柔らかいジェルを使用しているのでクッション性にも富んでいる。
(l)キッチンマット
片面に滑り止め素材を付けて、キッチンマットサイズに形成して使用する。温度が上がりがちなキッチン内で足元から冷やす。
(m)首枕
就寝時、首の下に置いて枕として使用する。ジェルの入っていない部分で容易に折り畳むことができるので、高さ調整もできる
(n)履物用中敷き
スリッパや靴の中敷きとして使用する。重くないので、歩行に支障が生じない利点がある。
(o)弁当箱保冷
ボックス型とし弁当箱を中に入れたり、又は畳み易い形状を生かして包んで弁当箱自体を保冷する。
(p)抱き枕
筒型に丸め易い形状を生かして抱き枕として使用する。手持ちの抱き枕に巻いて使用することも可能である。
(q)バスマット
片面に吸水性の良い生地を付け、夏場のシャワー後に足元から冷やすなどの用途に使用する。
本発明の保冷具は、上述したように、就寝時に使用する寝具類、各種マット類、飲み物用食器類、弁当箱、帽子、履物、衣服、バッグ等々、広範な物品に関する冷却用又は保冷用として好適に適用可能である。
1 保冷具
1A 保冷具
1B 保冷具
1C 保冷具
1D 保冷具
1E 保冷具
2 外装体
3 表地
4 裏地
5 外周溶着部
6 部分溶着部
7 保冷媒体非収容部
8 保冷媒体
9 外周封着部
10 縫い目
11 放熱孔
12 孔周辺部分
13 弾性材

Claims (9)

  1. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の部分溶着部により画される保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される保冷媒体非収容部以外の領域に連続的に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による外周封着部と、
    を有することを特徴とする保冷具。
  2. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた複数の部分溶着部により画される矩形状の複数の保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される複数の保冷媒体非収容部以外の領域に連続的に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による矩形状の外周封着部と、
    を有することを特徴とする保冷具。
  3. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた複数の部分溶着部により画される矩形状の複数の保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される複数の保冷媒体非収容部以外の領域に連続的に形成される外周側及び内部側の保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による矩形状の外周封着部と、
    を有し、
    前記外装体の全体サイズを、枕カバーサイズ、座布団サイズ、敷き布団サイズ、掛け布団サイズ、各種マットサイズから選定されるサイズとし、前記保冷媒体非収容部及び内部側の保冷媒体領域のサイズ、個数を、選定される前記外装体の全体サイズに応じて前記外装体の内部領域全体を占めるサイズ、個数としたことを特徴とする保冷具。
  4. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の部分溶着部により画される保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される保冷媒体非収容部以外の領域に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記内部領域の保冷媒体非収容部に形成した放熱孔と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による外周封着部と、
    を有することを特徴とする保冷具。
  5. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた複数の部分溶着部により画される矩形状の複数の保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される複数の保冷媒体非収容部以外の領域に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記内部領域の各保冷媒体非収容部に形成した間隔を隔て、孔周辺部分を溶着加工した複数の放熱孔と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による矩形状の外周封着部と、
    を有することを特徴とする保冷具。
  6. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた複数の部分溶着部により画される矩形状の複数の保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される複数の保冷媒体非収容部以外の領域に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記内部領域の各保冷媒体非収容部に形成した間隔を隔て、孔周辺部分を溶着加工した複数の放熱孔と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による矩形状の外周封着部と、
    を有し、
    前記外装体の全体サイズを、枕カバーサイズ、座布団サイズ、敷き布団サイズ、掛け布団サイズ、各種マットサイズから選定されるサイズとし、前記保冷媒体非収容部及び内部側の保冷媒体領域のサイズ、個数を、選定される前記外装体の全体サイズに応じて前記外装体の内部領域全体を占めるサイズ、個数としたことを特徴とする保冷具。
  7. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の部分溶着部により画される保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される保冷媒体非収容部以外の領域に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記内部領域の保冷媒体非収容部に内装した弾性材と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による外周封着部と、
    を有することを特徴とする保冷具。
  8. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた複数の部分溶着部により画される矩形状の複数の保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される複数の保冷媒体非収容部以外の領域に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記内部領域の各保冷媒体非収容部に内装した弾性材と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による矩形状の外周封着部と、
    を有することを特徴とする保冷具。
  9. 布状素材からなる表地と、加熱により溶着可能な非吸水性素材からなる裏地とを有するシート状の2枚の被覆材同士を重ね合わせ、外周領域の裏地同士の外周溶着部と、内部領域における裏地同士の複数の矩形状を呈し間隔を隔てた複数の部分溶着部により画される矩形状の複数の保冷媒体非収容部とを形成してマット状形態とした外装体と、
    前記外装体における外周溶着部、内部領域の部分溶着部により画される複数の保冷媒体非収容部以外の領域に形成される保冷媒体領域に内装したジェルを含む保冷媒体と、
    前記内部領域の各保冷媒体非収容部に内装した弾性材と、
    前記外装体の外周に設けた縫製による矩形状の外周封着部と、
    を有し、
    前記外装体の全体サイズを、枕カバーサイズ、座布団サイズ、敷き布団サイズ、掛け布団サイズ、各種マットサイズから選定されるサイズとし、前記保冷媒体非収容部及び内部側の保冷媒体領域のサイズ、個数を、選定される前記外装体の全体サイズに応じて前記外装体の内部領域全体を占めるサイズ、個数としたことを特徴とする保冷具。
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