JP2012222009A - パワー半導体モジュール - Google Patents

パワー半導体モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2012222009A
JP2012222009A JP2011083287A JP2011083287A JP2012222009A JP 2012222009 A JP2012222009 A JP 2012222009A JP 2011083287 A JP2011083287 A JP 2011083287A JP 2011083287 A JP2011083287 A JP 2011083287A JP 2012222009 A JP2012222009 A JP 2012222009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
power semiconductor
out terminal
external lead
semiconductor module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011083287A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nemoto
康志 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Inter Electronics Corp
Original Assignee
Nihon Inter Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Inter Electronics Corp filed Critical Nihon Inter Electronics Corp
Priority to JP2011083287A priority Critical patent/JP2012222009A/ja
Publication of JP2012222009A publication Critical patent/JP2012222009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1301Thyristor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1305Bipolar Junction Transistor [BJT]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1305Bipolar Junction Transistor [BJT]
    • H01L2924/13055Insulated gate bipolar transistor [IGBT]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/19Details of hybrid assemblies other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/191Disposition
    • H01L2924/19101Disposition of discrete passive components
    • H01L2924/19107Disposition of discrete passive components off-chip wires

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】ナットのインサート成形不良を低減し、パワー半導体モジュール全体の製造コストを削減し、ナットと放熱部材との間の絶縁性を向上させる。
【解決手段】外部導出端子3がインサート成形された外囲ケース4と、放熱部材2と、蓋体5とによって画定されるケース内部4'にパワー半導体素子1aが配置されたパワー半導体モジュール100において、ナットとしての機能を有するナット部10aと、外部導出端子3の上側水平部分3aに接合するためにナット部10aの上面10a1から上側に延びている概略円筒状の接合部10bとを、袋ナット10に形成し、上側水平部分3aのねじ穴3a3に対して接合部10bを圧入することによって外部導出端子3と袋ナット10とを一体化させた状態で、外部導出端子3と袋ナット10とをインサート成形し、ナット部10aの下面10a2と放熱部材2の上面2a1との間に外囲ケース4の樹脂を配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部導出端子がインサート成形された外囲ケースと、放熱部材と、蓋体とによって画定されるケース内部にパワー半導体素子が配置されたパワー半導体モジュールに関する。
特に、本発明は、ナットのインサート成形不良を低減しつつ、パワー半導体モジュール全体の製造コストを削減することができ、更に、ナットの下面と放熱部材の上面との間の絶縁性を向上させることができるパワー半導体モジュールに関する。
従来から、外部導出端子(主回路端子)がインサート成形された外囲ケース(樹脂ケース)と、放熱部材(金属ベース板)と、蓋体とによって画定されるケース内部にパワー半導体素子(電力用半導体素子)が配置されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)が知られている。この種のパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)の例としては、例えば特許文献1(特開2002−76255号公報)の図2に記載されたものがある。
特許文献1の図2に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)では、ねじ穴(ボルト孔)が形成された上側水平部分(外部接続側端)と、鉛直部分と、下側水平部分(内部接続側端)とを有するように、外部導出端子(主回路端子)が成形前に概略クランク状に予め折り曲げられている。また、外部導出端子(主回路端子)の上側水平部分(外部接続側端)のねじ穴(ボルト孔)と、ナットの雌ねじ部とが概略同軸関係を有するように、外部導出端子(主回路端子)とナットとがインサート成形され、外囲ケース(樹脂ケース)が形成されている。
更に、特許文献1の図2に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)では、パワー半導体素子(電力用半導体素子)と放熱部材(金属ベース板)とが熱的に接続されている。また、パワー半導体素子(電力用半導体素子)と外部導出端子(主回路端子)の下側水平部分(内部接続側端)とが、ワイヤなどを介して電気的に接続されている。
また、特許文献1の図2に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)では、外部導出端子(主回路端子)の上側水平部分(外部接続側端)の下側表面が外囲ケース(樹脂ケース)の樹脂内に埋設され、かつ、外部導出端子(主回路端子)の上側水平部分(外部接続側端)の上側表面(外側表面)が外囲ケース(樹脂ケース)の樹脂の外側に露出せしめられている。更に、外部導出端子(主回路端子)の下側水平部分(内部接続側端)のうち、パワー半導体素子(電力用半導体素子)に電気的に接続される部分が、外囲ケース(樹脂ケース)の樹脂の外側に露出せしめられている。また、パワー半導体素子(電力用半導体素子)と、外部導出端子(主回路端子)の下側水平部分(内部接続側端)のうち、外囲ケース(樹脂ケース)の樹脂の外側に露出せしめられている部分とが、封止樹脂によって封止されている。
特開2002−76255号公報 特開平6−047773号公報 特開平6−63987号公報
ところで、特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)では、外部導出端子(主回路端子)とナットとがインサート成形される時に、外部導出端子(主回路端子)とナットとが互いに接合されていない。そのため、特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)では、外部導出端子(主回路端子)とナットとがインサート成形される時に、外部導出端子(主回路端子)とナットとを別個に成形用金型に固定する必要がある。
例えば特許文献2(特開平6−047773号公報)の段落0003、段落0004に記載されたインサート成形の手法のように、成形用金型内に配置された円柱状のピンの外周面とナットの雌ねじ部のねじ山部とを嵌合させることによってナットが成形用金型に固定される場合には、成形時の樹脂の圧力などによってナットが成形用金型内で移動してしまい、その結果、成形不良が生じてしまうおそれがある。
一方、例えば特許文献3(特開平6−63987号公報)の図3に記載されたインサート成形の手法のように、成形用金型内に配置された円柱状のピンの外周面に形成された雄ねじ部とナットの雌ねじ部とを螺合させることによってナットが成形用金型に固定される場合には、成形された外囲ケース(樹脂ケース)が金型から取り出される時に、外囲ケース(樹脂ケース)に損傷を与えることなく、外囲ケース(樹脂ケース)と一体となって円柱状のピンが金型から外れるように、かつ、成形時に樹脂の圧力などによって円柱状のピンが金型から外れてしまうことがないように、金型および円柱状のピンを極めて厳密な寸法関係で形成すると共に維持・管理する必要が生じてしまい、その結果、パワー半導体モジュール(電力用半導体装置)全体の製造コストが嵩んでしまう。
更に、例えば特許文献3の図3に記載されたインサート成形の手法のように、成形用金型内に配置された円柱状のピンの外周面に形成された雄ねじ部とナットの雌ねじ部とを螺合させることによってナットが成形用金型に固定される場合には、成形前に円柱状のピンの雄ねじ部とナットの雌ねじ部とを螺合させる工程と、成形後に円柱状のピンの雄ねじ部とナットの雌ねじ部との螺合を解除する工程とが必要になってしまい、パワー半導体モジュール(電力用半導体装置)全体の製造コストが嵩んでしまう。
また、特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)では、成形用金型にナットを固定するための円柱状のピンが成形時に必ず用いられるため、特許文献1の図2に記載されているように、外囲ケース(樹脂ケース)の成形後に、円柱状のピンに対応する空間が、ナットの下面と放熱部材(金属ベース板)の上面との間に残されてしまい、その結果、ナットの下面と放熱部材(金属ベース板)の上面との間を樹脂などによって確実に絶縁することができない。
前記問題点に鑑み、本発明は、特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)に対して特許文献2の段落0003、段落0004に記載されたインサート成形の手法が適用される場合よりも、ナットが成形用金型内で移動してしまうことに伴う成形不良を低減することができるパワー半導体モジュールを提供することを目的とする。
更に、本発明は、特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)に対して特許文献3の図3に記載されたインサート成形の手法が適用される場合よりも、パワー半導体モジュール全体の製造コストを削減することができるパワー半導体モジュールを提供することを目的とする。
その上、本発明は、特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)よりも、ナットの下面と放熱部材の上面との間の絶縁性を向上させることができるパワー半導体モジュールを提供することを目的とする。
換言すれば、本発明は、ナットのインサート成形不良を低減しつつ、パワー半導体モジュール全体の製造コストを削減することができ、更に、ナットの下面と放熱部材の上面との間の絶縁性を向上させることができるパワー半導体モジュールを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、ねじ穴(3a3)が形成された上側水平部分(3a)と、鉛直部分(3b)と、下側水平部分(3c)とを有するように概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子(3)を具備し、
外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)と、ナット(10)の雌ねじ部(10a3a1)とが概略同軸関係を有するように、概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子(3)とナット(10)とがインサート成形された樹脂製の外囲ケース(4)を具備し、
外囲ケース(4)と、放熱部材(2)と、蓋体(5)とによって画定されるケース内部(4’)にパワー半導体素子(1a)を配置し、
パワー半導体素子(1a)と放熱部材(2)とを熱的に接続し、
パワー半導体素子(1a)と外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)とを電気的に接続し、
少なくとも外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の下側表面(3a2)を外囲ケース(4)の樹脂内に埋設し、かつ、少なくとも外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の上側表面(3a1)を外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出させ、
外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)のうち、少なくともパワー半導体素子(1a)に電気的に接続される部分(3c1a)を外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出させ、
少なくともパワー半導体素子(1a)と、外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)のうち、外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出せしめられている部分(3c−1)とを、封止樹脂(6)によって封止したパワー半導体モジュール(100)において、
ナット(10)として、下側が閉じているねじ穴(10a3)を有する袋ナット(10)を用い、
ナットとしての機能を有するナット部(10a)と、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)に接合するためにナット部(10a)の上面(10a1)から上側に延びている概略円筒状の接合部(10b)とを、袋ナット(10)に形成し、
外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)に対して袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)を圧入することによって外部導出端子(3)と袋ナット(10)とを一体化させた状態で、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とをインサート成形し、
ナット部(10a)の下面(10a2)と放熱部材(2)の上面(2a1)との間に外囲ケース(4)の樹脂を配置したことを特徴とするパワー半導体モジュール(100)が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の厚さ(T3a)を袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の長さ(L10b)よりも大きく設定し、
外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)の内周面(3a3a)の上側部分(3a3a1)と袋ナット(10)の接合部(10b)の外周面(10b3)とを嵌合させることなく、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)の内周面(3a3a)の下側部分(3a3a2)と袋ナット(10)の接合部(10b)の外周面(10b3)とを嵌合させることによって、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とを一体化させたことを特徴とする請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の内周面(10b2)にテーパ状部(10b2a)と円筒状部(10b2b)とを形成し、
袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の内周面(10b2)の円筒状部(10b2b)をテーパ状部(10b2a)よりも下側に配置し、
袋ナット(10)のナット部(10a)の雌ねじ部(10a3a1)に連続する雌ねじ部(10b2b1)を、接合部(10b)の内周面(10b2)のテーパ状部(10b2a)に形成せず、円筒状部(10b2b)のみに形成したことを特徴とする請求項2に記載のパワー半導体モジュール(100)が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、袋ナット(10)の中心軸線(10’)に垂直な断面内における袋ナット(10)のナット部(10a)の外周面(10a4)の形状を円形に設定したことを特徴とする請求項3に記載のパワー半導体モジュール(100)が提供される。
請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、ねじ穴(3a3)が形成された上側水平部分(3a)と、鉛直部分(3b)と、下側水平部分(3c)とを有するように概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子(3)が設けられている。また、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)と、ナット(10)の雌ねじ部(10a3a1)とが概略同軸関係を有するように、概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子(3)とナット(10)とがインサート成形された樹脂製の外囲ケース(4)が設けられている。
更に、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、外囲ケース(4)と、放熱部材(2)と、蓋体(5)とによって画定されるケース内部(4’)にパワー半導体素子(1a)が配置されている。また、パワー半導体素子(1a)と放熱部材(2)とが熱的に接続されている。更に、パワー半導体素子(1a)と外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)とが電気的に接続されている。
また、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、少なくとも外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の下側表面(3a2)が、外囲ケース(4)の樹脂内に埋設されており、かつ、少なくとも外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の上側表面(3a1)が、外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出せしめられている。更に、外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)のうち、少なくともパワー半導体素子(1a)に電気的に接続される部分(3c1a)が、外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出せしめられている。また、少なくともパワー半導体素子(1a)と、外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)のうち、外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出せしめられている部分(3c−1)とが、封止樹脂(6)によって封止されている。
詳細には、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、ナット(10)として、下側が閉じているねじ穴(10a3)を有する袋ナット(10)が用いられている。また、ナットとしての機能を有するナット部(10a)と、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)に接合するためにナット部(10a)の上面(10a1)から上側に延びている概略円筒状の接合部(10b)とが、袋ナット(10)に形成されている。
更に、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)に対して袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)を圧入することによって外部導出端子(3)と袋ナット(10)とを一体化させた状態で、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とがインサート成形されている。
そのため、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とがインサート成形される時に、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とを別個に成形用金型に固定する必要がない。
つまり、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とがインサート成形される時に、外部導出端子(3)が成形用金型に対して固定されると、それに伴って、袋ナット(10)も成形用金型に対して固定される。
その結果、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、外部導出端子(主回路端子)とナットとがインサート成形される時に外部導出端子(主回路端子)とナットとを別個に成形用金型に固定しなければならない特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)に対して特許文献2の段落0003、段落0004に記載されたインサート成形の手法が適用される場合のように、ナットが成形用金型内で移動してしまうことに伴う成形不良のおそれを低減することができる。
また、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、外部導出端子(主回路端子)とナットとがインサート成形される時に外部導出端子(主回路端子)とナットとを別個に成形用金型に固定しなければならない特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)に対して特許文献3の図3に記載されたインサート成形の手法が適用される場合のように、パワー半導体モジュール全体の製造コストが嵩んでしまうおそれを回避することができる。
その上、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、ナット部(10a)の下面(10a2)と放熱部材(2)の上面(2a1)との間に外囲ケース(4)の樹脂が配置されている。
つまり、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)では、上述したように、ナット(10)として、下側が閉じているねじ穴(10a3)を有する袋ナット(10)が用いられているため、円柱状のピンに対応する空間がナットの下面と放熱部材(金属ベース板)の上面との間に残されてしまう特許文献1の図2に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)とは異なり、ナット部(10a)の下面(10a2)と放熱部材(2)の上面(2a1)との間に外囲ケース(4)の樹脂を配置することができる。
その結果、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、円柱状のピンに対応する空間がナットの下面と放熱部材(金属ベース板)の上面との間に残されてしまう特許文献1の図2に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)よりも、ナット部(10a)の下面(10a2)と放熱部材(2)の上面(2a1)との間の絶縁性を向上させることができる
換言すれば、請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、袋ナット(10)のインサート成形不良を低減しつつ、パワー半導体モジュール(100)全体の製造コストを削減することができ、更に、ナット部(10a)の下面(10a2)と放熱部材(2)の上面(2a1)との間の絶縁性を向上させることができる。
請求項2に記載のパワー半導体モジュール(100)では、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の厚さ(T3a)が、袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の長さ(L10b)よりも大きく設定されている。
詳細には、請求項2に記載のパワー半導体モジュール(100)では、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)の内周面(3a3a)の上側部分(3a3a1)と袋ナット(10)の接合部(10b)の外周面(10b3)とを嵌合させることなく、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)の内周面(3a3a)の下側部分(3a3a2)と袋ナット(10)の接合部(10b)の外周面(10b3)とを嵌合させることによって、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とが一体化せしめられている。
そのため、請求項2に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)が外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の上側表面(3a1)よりも上側に突出するのに伴って、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の上側表面(3a1)とブスバーの下側表面とを密着させることができなくなるおそれを回避することができる。
更に、請求項2に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、一体化せしめられた外部導出端子(3)および袋ナット(10)を成形用金型に固定する時に、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)の内周面(3a3a)の上側部分(3a3a1)を、成形用金型に対する外部導出端子(3)および袋ナット(10)の位置決めなどに利用することができる。
請求項3に記載のパワー半導体モジュール(100)では、袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の内周面(10b2)にテーパ状部(10b2a)と円筒状部(10b2b)とが形成されている。また、袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の内周面(10b2)の円筒状部(10b2b)が、テーパ状部(10b2a)よりも下側に配置されている。更に、袋ナット(10)のナット部(10a)の雌ねじ部(10a3a1)に連続する雌ねじ部(10b2b1)が、接合部(10b)の内周面(10b2)のテーパ状部(10b2a)に形成されず、円筒状部(10b2b)のみに形成されている。
換言すれば、請求項3に記載のパワー半導体モジュール(100)では、袋ナット(10)のナット部(10a)の雌ねじ部(10a3a1)に連続する雌ねじ部(10b2b1)が、接合部(10b)の内周面(10b2)の円筒状部(10b2b)に形成されている。
そのため、請求項3に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、雌ねじ部(10b2b1)が袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の内周面(10b2)の円筒状部(10b2b)に形成されていない場合よりも、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)に対してブスバーを固定するためのボルトの雄ねじ部のねじ山部と螺合する袋ナット(10)の雌ねじ部(10a3a1,10b2b1)のねじ山部の数を増加させることができる。
更に、請求項3に記載のパワー半導体モジュール(100)では、袋ナット(10)のナット部(10a)の雌ねじ部(10a3a1)に連続する雌ねじ部(10b2b1)が、接合部(10b)の内周面(10b2)のテーパ状部(10b2a)に形成されていない。
そのため、請求項3に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、一体化せしめられた外部導出端子(3)および袋ナット(10)を成形用金型に固定する時に、袋ナット(10)の接合部(10b)の内周面(10b2)のテーパ状部(10b2a)を、成形用金型に対する外部導出端子(3)および袋ナット(10)の位置決めなどに利用することができる。
仮に、袋ナット(10)の中心軸線(10’)に垂直な断面内における袋ナット(10)のナット部(10a)の外周面(10a4)の形状が例えば六角形などのような多角形に設定されている場合には、外囲ケース(4)の樹脂に対する袋ナット(10)の食いつきを向上させることができる。
一方、袋ナット(10)の中心軸線(10’)に垂直な断面内における袋ナット(10)のナット部(10a)の外周面(10a4)の形状が例えば六角形などのような多角形に設定されている場合には、その多角形の辺の中点から袋ナット(10)の中心軸線(10’)までの距離(RS)と、その多角形の辺の頂点から袋ナット(10)の中心軸線(10’)までの距離(RL)とが異なる。
そのため、袋ナット(10)の中心軸線(10’)に垂直な断面内における袋ナット(10)のナット部(10a)の外周面(10a4)の形状が例えば六角形などのような多角形に設定されている場合には、袋ナット(10)の周りの外囲ケース(4)の樹脂の袋ナット(10)の径方向の肉厚(T4)を限界まで薄くすることによってパワー半導体モジュール(100)全体の小型化を図ろうとすると、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)に対する袋ナット(10)のナット部(10a)の周方向の回転位置を厳密に管理する必要が生じてしまい、その結果、パワー半導体モジュール(100)全体の製造コストが嵩んでしまう。
この点に鑑み、請求項4に記載のパワー半導体モジュール(100)では、袋ナット(10)の中心軸線(10’)に垂直な断面内における袋ナット(10)のナット部(10a)の外周面(10a4)の形状が円形に設定されている。
そのため、請求項4に記載のパワー半導体モジュール(100)によれば、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)に対する袋ナット(10)のナット部(10a)の周方向の回転位置を管理する必要なく、袋ナット(10)の周りの外囲ケース(4)の樹脂の袋ナット(10)の径方向の肉厚(T4)を薄くすることによってパワー半導体モジュール(100)全体を小型化することができる。
第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の主要部を示した図である。 第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の一部を構成する外部導出端子3の拡大部品図である。 第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の一部を構成するナット10の拡大部品図である。 外部導出端子3とナット10とを接合することによって形成された組立体15を拡大して示した図である。 第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の特徴を説明するための図である。 第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の他の主要部を示した図である。 第8の実施形態のパワー半導体モジュール100の主要部を示した図である。 第8の実施形態のパワー半導体モジュール100の他の主要部を示した図である。
以下、本発明のパワー半導体モジュールの第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の主要部を示した図である。詳細には、図1(A)は蓋体5(図1(B)参照)および封止樹脂6(図1(B)参照)を透視して見た第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の主要部の概略的な平面図、図1(B)は図1(A)のA−A線に沿った概略的な鉛直断面図である。図2は第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の一部を構成する外部導出端子3の拡大部品図である。詳細には、図2(A)は外部導出端子3の概略的な拡大平面図、図2(B)は図2(A)のC−C線に沿った概略的な鉛直断面図である。図3は第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の一部を構成するナット10の拡大部品図である。詳細には、図3(A)はナット10の概略的な拡大平面図、図3(B)は図3(A)のD−D線に沿った概略的な鉛直断面図である。図3において、10b1はナット10の接合部10bの上面を示しており、10a3aはナット10のナット部10aのねじ穴10a3の内周面を示している。図4は外部導出端子3とナット10とを接合することによって形成された組立体15を拡大して示した図である。詳細には、図4(A)は組立体15の概略的な拡大平面図、図4(B)は図4(A)のE−E線に沿った概略的な鉛直断面図である。
図5は第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の特徴を説明するための図である。詳細には、図5(A)は図1(B)のB−B線に沿った概略的な拡大水平断面図である。図5(B)および図5(C)は袋ナット10の中心軸線10’に垂直な水平断面内における袋ナット10のナット部10aの外周面10a4の形状が六角形に設定されている場合における図5(A)と同様の拡大水平断面図である。図5において、4aは外囲ケースの側面を示している。図6は第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の他の主要部を示した図である。詳細には、図6(A)は蓋体5(図6(B)参照)および封止樹脂6(図6(B)参照)を透視して見た第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の他の主要部の概略的な平面図、図6(B)は図6(A)のF−F線に沿った概略的な鉛直断面図である。
第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1および図2に示すように、ねじ穴3a3が形成された上側水平部分3aと、鉛直部分3bと、下側水平部分3cとを有するように概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子3が設けられている。詳細には、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、外部導出端子3が樹脂製の外囲ケース4にインサート成形された後に上側水平部分3aと鉛直部分3bとが概略90°をなすように外部導出端子3が折り曲げられるのではなく、インサート成形前に、図2に示すように、外部導出端子3が概略クランク状に予め折り曲げられている。
また、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1および図3に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aとブスバー(図示せず)とを電気的に接続するためにボルト(図示せず)と螺合せしめられるナット10が設けられている。詳細には、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1および図3に示すように、ナット10として、下側(図1(B)および図3(B)の下側)が閉じているねじ穴10a3を有する袋ナット10が用いられている。
更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aのねじ穴3a3と、ナット10の雌ねじ部10a3a1とが概略同軸関係を有するように、つまり、ねじ穴3a3の中心軸線3a3’(図2参照)とナット10の中心軸線10’(図3参照)とが概略一致するように、概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子3とナット10とがインサート成形され、樹脂製の外囲ケース4が形成されている。詳細には、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1に示すように、概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子3とナット10とがインサート成形される前に、図4に示すように、外部導出端子3とナット10とが一体化せしめられている。
具体的には、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図3に示すように、ナットとしての機能を有するナット部10aと、外部導出端子3(図2参照)の上側水平部分3a(図2参照)に接合するためにナット部10aの上面10a1から上側(図3(B)の上側)に延びている概略円筒状の接合部10bとが、袋ナット10に形成されている。更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100の製造時には、図2〜図4に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aのねじ穴3a3に対して袋ナット10の概略円筒状の接合部10bを圧入することによって、外部導出端子3と袋ナット10とが一体化せしめられ、組立体15が形成される。次いで、図1および図4に示すように、組立体15がインサート成形され、樹脂製の外囲ケース4が形成される。
詳細には、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1に示すように、少なくとも外部導出端子3の上側水平部分3aの下側表面3a2(図2参照)が、外囲ケース4の樹脂内に埋設され、かつ、少なくとも外部導出端子3の上側水平部分3aの上側表面3a1(図2参照)が、外囲ケース4の樹脂の外側に露出せしめられるように、組立体15(図4参照)がインサート成形され、樹脂製の外囲ケース4が形成されている。
第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aの外側表面3a4(図2参照)の全体が外囲ケース4の樹脂内に埋設されているが、第2の実施形態のパワー半導体モジュール100では、代わりに、外部導出端子3の上側水平部分3aの外側表面3a4(図2参照)の少なくとも一部分を外囲ケース4の樹脂の外側に露出させることも可能である。
また、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1に示すように、外部導出端子3の下側水平部分3cのうち、少なくともパワー半導体素子1aに電気的に接続される部分3c1a(図4(A)のクロスハッチング部分)が外囲ケース4の樹脂の外側に露出せしめられるように、組立体15(図4参照)がインサート成形され、樹脂製の外囲ケース4が形成されている。
更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1(B)に示すように、概略板状の板状部分2aとフィン部分2bとを有する放熱部材2が設けられている。また、放熱部材2の板状部分2aの上面2a1に対して絶縁基板7が接合されている。更に、絶縁基板7の上面に形成された導体パターン7a(図1(A)参照)と、パワー半導体素子(IGBT)1aの下側電極(コレクタ電極)とが電気的に接続されている。その結果、パワー半導体素子(IGBT)1aと放熱部材2とが熱的に接続されている。
第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1(B)に示すように、概略板状の板状部分2aとフィン部分2bとを有する放熱部材2が設けられているが、第3の実施形態のパワー半導体モジュール100では、代わりに、別個に設けられた放熱板とフィン部材とを接合して用いることも可能である。
第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1(B)に示すように、別個に設けられた放熱部材2と絶縁基板7とが接合されて用いられているが、第4の実施形態のパワー半導体モジュール100では、代わりに、放熱部材2および絶縁基板7を一部材によって構成することも可能である。
また、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1(B)に示すように、放熱部材2の板状部分2aの上面2a1と外囲ケース4とが接続されている。更に、絶縁基板7の上面に形成された導体パターン7a(図1(A)参照)と、外部導出端子3の下側水平部分3cとが、ワイヤ8aによって接続されている。その結果、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、パワー半導体素子(IGBT)1aの下側電極(コレクタ電極)と外部導出端子3の下側水平部分3cとが電気的に接続されている。
更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1(A)に示すように、パワー半導体素子(IGBT)1aのゲート電極1a3と、ゲート信号入力端子(図示せず)とがワイヤ8cなどを介して接続されている。また、図1(B)に示すように、パワー半導体素子(IGBT)1aと、ワイヤ8a,8cと、外部導出端子3の下側水平部分3cのうち、外囲ケース4の樹脂の外側に露出せしめられている部分3c−1(図2参照)とが、封止樹脂6によって封止されている。
第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1(B)および図2(B)に示すように、外部導出端子3の下側水平部分3cの内側表面3c2(図2(B)参照)が外囲ケース4の樹脂の外側に露出せしめられているが、第5の実施形態のパワー半導体モジュール100では、代わりに、外部導出端子3の下側水平部分3cの内側表面3c2(図2(B)参照)を外囲ケース4の樹脂内に埋設することも可能である。
また、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1(B)に示すように、蓋体5と外囲ケース4とが接続されている。その結果、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、外囲ケース4と、放熱部材2と、蓋体5とによって画定されるケース内部4’にパワー半導体素子(IGBT)1aが配置されている。
上述したように、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図4に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aのねじ穴3a3に対して袋ナット10の概略円筒状の接合部10b(図3(B)参照)を圧入することによって外部導出端子3と袋ナット10とを一体化させた状態で、外部導出端子3と袋ナット10とがインサート成形されている。そのため、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、外部導出端子3と袋ナット10とがインサート成形される時に、外部導出端子3と袋ナット10とを別個に成形用金型(図示せず)に固定する必要がない。つまり、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、外部導出端子3と袋ナット10とがインサート成形される時に、外部導出端子3が成形用金型(図示せず)に対して固定されると、それに伴って、袋ナット10も成形用金型(図示せず)に対して固定される。
その結果、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100によれば、外部導出端子(主回路端子)とナットとがインサート成形される時に外部導出端子(主回路端子)とナットとを別個に成形用金型に固定しなければならない特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)に対して特許文献2の段落0003、段落0004に記載されたインサート成形の手法が適用される場合のように、ナットが成形用金型内で移動してしまうことに伴う成形不良のおそれを低減することができる。
また、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100によれば、外部導出端子(主回路端子)とナットとがインサート成形される時に外部導出端子(主回路端子)とナットとを別個に成形用金型に固定しなければならない特許文献1に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)に対して特許文献3の図3に記載されたインサート成形の手法が適用される場合のように、パワー半導体モジュール100全体の製造コストが嵩んでしまうおそれを回避することができる。
その上、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1(B)に示すように、ナット部10aの下面10a2(図3(B)参照)と放熱部材2の上面2a1との間に外囲ケース4の樹脂が配置されている。つまり、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、上述したように、ナット10として、下側(図1(B)の下側)が閉じているねじ穴10a3を有する袋ナット10が用いられているため、円柱状のピンに対応する空間がナットの下面と放熱部材(金属ベース板)の上面との間に残されてしまう特許文献1の図2に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)とは異なり、図1(B)に示すように、ナット部10aの下面10a2(図3(B)参照)と放熱部材2の上面2a1との間に外囲ケース4の樹脂を配置することができる。
その結果、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100によれば、円柱状のピンに対応する空間がナットの下面と放熱部材(金属ベース板)の上面との間に残されてしまう特許文献1の図2に記載されたパワー半導体モジュール(電力用半導体装置)よりも、ナット部10aの下面10a2と放熱部材2の上面2a1との間の絶縁性を向上させることができる
更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図2および図3に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aの厚さT3a(図2(B)参照)が、袋ナット10の概略円筒状の接合部10bの長さL10b(図3(B)参照)よりも大きく設定されている。
詳細には、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図2および図3に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aのねじ穴3a3の内周面3a3aの上側部分3a3a1(図2(B)参照)と袋ナット10の接合部10b(図3(B)参照)の外周面10b3(図3(B)参照)とを嵌合させることなく、外部導出端子3の上側水平部分3aのねじ穴3a3の内周面3a3aの下側部分3a3a2(図2(B)参照)と袋ナット10の接合部10b(図3(B)参照)の外周面10b3(図3(B)参照)とを嵌合させることによって、図4に示すように、外部導出端子3と袋ナット10とが一体化せしめられている。
そのため、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100によれば、袋ナット10の概略円筒状の接合部10bが外部導出端子3の上側水平部分3aの上側表面3a1よりも上側(図4(B)の上側)に突出するのに伴って、外部導出端子3の上側水平部分3aの上側表面3a1とブスバー(図示せず)の下側表面(図示せず)とを密着させることができなくなるおそれを回避することができる。
更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100によれば、一体化せしめられた外部導出端子3および袋ナット10を成形用金型(図示せず)に固定する時に、外部導出端子3の上側水平部分3aのねじ穴3a3の内周面3a3aの上側部分3a3a1を、成形用金型(図示せず)に対する外部導出端子3および袋ナット10の位置決めなどに利用することができる。
第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図2および図3に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aの厚さT3a(図2(B)参照)が、袋ナット10の概略円筒状の接合部10bの長さL10b(図3(B)参照)よりも大きく設定されているが、第6の実施形態のパワー半導体モジュール100では、代わりに、外部導出端子3の上側水平部分3aの厚さT3a(図2(B)参照)と、袋ナット10の概略円筒状の接合部10bの長さL10b(図3(B)参照)とを等しく設定することも可能である。
また、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図3に示すように、袋ナット10の概略円筒状の接合部10b(図3(B)参照)の内周面10b2(図3(B)参照)にテーパ状部10b2aと円筒状部10b2b(図3(B)参照)とが形成されている。また、袋ナット10の概略円筒状の接合部10b(図3(B)参照)の内周面10b2(図3(B)参照)の円筒状部10b2b(図3(B)参照)が、テーパ状部10b2aよりも下側(図3(B)の下側)に配置されている。更に、袋ナット10のナット部10a(図3(B)参照)の雌ねじ部10a3a1(図3(B)参照)に連続する雌ねじ部10b2b1(図3(B)参照)が、接合部10b(図3(B)参照)の内周面10b2(図3(B)参照)のテーパ状部10b2aに形成されず、円筒状部10b2b(図3(B)参照)のみに形成されている。
換言すれば、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図3(B)に示すように、袋ナット10のナット部10aの雌ねじ部10a3a1に連続する雌ねじ部10b2b1が、接合部10bの内周面10b2の円筒状部10b2bにも形成されている。
そのため、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100によれば、雌ねじ部10b2b1が袋ナット10の概略円筒状の接合部10bの内周面10b2の円筒状部10b2bに形成されていない場合よりも、外部導出端子3の上側水平部分3aに対してブスバー(図示せず)を固定するためのボルト(図示せず)の雄ねじ部(図示せず)のねじ山部(図示せず)と螺合する袋ナット10の雌ねじ部10a3a1,10b2b1のねじ山部の数を増加させることができる。
更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図3(B)に示すように、袋ナット10のナット部10aの雌ねじ部10a3a1に連続する雌ねじ部10b2b1が、接合部10bの内周面10b2のテーパ状部10b2aに形成されていない。
そのため、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100によれば、一体化せしめられた外部導出端子3および袋ナット10を成形用金型に固定する時に、袋ナット10の接合部10bの内周面10b2のテーパ状部10b2aを、成形用金型に対する外部導出端子3および袋ナット10の位置決めなどに利用することができる。
第7の実施形態のパワー半導体モジュール100では、代わりに、袋ナット10の接合部10bの内周面10b2の全体に雌ねじ部を形成することも可能である。
仮に、図5(B)に示すように、袋ナット10の中心軸線10’に垂直な断面内における袋ナット10のナット部10aの外周面10a4の形状が六角形に設定されている場合には、外囲ケース4の樹脂に対する袋ナット10の食いつきを向上させることができる。
一方、図5(B)に示すように、袋ナット10の中心軸線10’に垂直な断面内における袋ナット10のナット部10aの外周面10a4の形状が六角形に設定されている場合には、その六角形の辺の中点から袋ナット10の中心軸線10’までの距離RSと、その六角形の辺の頂点から袋ナット10の中心軸線10’までの距離RLとが異なる。
そのため、図5(B)に示すように、袋ナット10の中心軸線10’に垂直な断面内における袋ナット10のナット部10aの外周面10a4の形状が六角形に設定されている場合には、袋ナット10の周りの外囲ケース4の樹脂の袋ナット10の径方向の肉厚T4を限界まで薄くすることによってパワー半導体モジュール100全体の小型化を図ろうとすると、外部導出端子3の上側水平部分3aに対する袋ナット10のナット部10aの周方向の回転位置を厳密に管理する必要が生じてしまい、その結果、パワー半導体モジュール100全体の製造コストが嵩んでしまう。
換言すれば、図5(B)および図5(C)に示すように、袋ナット10の中心軸線10’に垂直な断面内における袋ナット10のナット部10aの外周面10a4の形状が六角形に設定されている場合には、仮に、図5(C)に示すように、外部導出端子3の上側水平部分3aに対する袋ナット10のナット部10aの周方向の回転位置が設計位置からずれると、袋ナット10の周りの外囲ケース4の樹脂の袋ナット10の径方向の肉厚T4’が限界肉厚T4(図5(A)および図5(B)参照)よりも薄くなってしまい、成形不良が生じてしまう。
この点に鑑み、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図5(A)に示すように、袋ナット10の中心軸線10’に垂直な断面内における袋ナット10のナット部10aの外周面10a4の形状が円形に設定されている。そのため、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100によれば、外部導出端子3の上側水平部分3aに対する袋ナット10のナット部10aの周方向の回転位置を管理する必要なく、袋ナット10の周りの外囲ケース4の樹脂の袋ナット10の径方向の肉厚T4を薄くすることによってパワー半導体モジュール100全体を小型化することができる。
更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図6に示すように、外部導出端子3(図1参照)とほぼ同様に構成された外部導出端子13が設けられている。また、図6(B)に示すように、袋ナット10(図1(B)参照)とほぼ同様に構成された袋ナット20が設けられている。更に、一体化せしめられた外部導出端子3(図1(B)参照)および袋ナット10(図1(B)参照)と同様に、一体化せしめられた外部導出端子13および袋ナット20が、インサート成形され、樹脂製の外囲ケース4が形成されている。
また、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図6に示すように、絶縁基板7の上面に形成された導体パターン7b(図6(A)参照)と、外部導出端子13の下側水平部分とが、ワイヤ8dによって接続されている。更に、パワー半導体素子(IGBT)1aのエミッタ電極1a2(図6(A)参照)と絶縁基板7の導体パターン7b(図6(A)参照)とが、ワイヤ8bによって接続されている。その結果、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、パワー半導体素子(IGBT)1aのエミッタ電極1a2(図6(A)参照)と外部導出端子13の下側水平部分とが電気的に接続されている。
更に、第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図6(B)に示すように、パワー半導体素子(IGBT)1aと、ワイヤ8b,8dと、外部導出端子13の下側水平部分のうち、外囲ケース4の樹脂の外側に露出せしめられている部分とが、封止樹脂6によって封止されている。
図7は第8の実施形態のパワー半導体モジュール100の主要部を示した図である。詳細には、図7(A)は蓋体5(図7(B)参照)および封止樹脂6(図7(B)参照)を透視して見た第8の実施形態のパワー半導体モジュール100の主要部の概略的な平面図、図7(B)は図7(A)のG−G線に沿った概略的な鉛直断面図である。図8は第8の実施形態のパワー半導体モジュール100の他の主要部を示した図である。詳細には、図8(A)は蓋体5(図8(B)参照)および封止樹脂6(図8(B)参照)を透視して見た第8の実施形態のパワー半導体モジュール100の他の主要部の概略的な平面図、図8(B)は図8(A)のH−H線に沿った概略的な鉛直断面図である。
第1の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図1および図6に示すように、パワー半導体素子1aとしてIGBTが用いられているが、第8の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図7および図8に示すように、パワー半導体素子1bとしてダイオードが用いられている。つまり、第8の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図7に示すように、パワー半導体素子(ダイオード)1bの下側電極(カソード電極)と外部導出端子3の下側水平部分3cとが電気的に接続されている。また、第8の実施形態のパワー半導体モジュール100では、図8に示すように、パワー半導体素子(ダイオード)1bの上側電極(アノード電極)1b2(図8(A)参照)と外部導出端子13の下側水平部分とが電気的に接続されている。
第9の実施形態のパワー半導体モジュール100では、代わりに、パワー半導体素子1a,1bとして例えばサイリスタなどのような他の任意のパワー半導体素子を用いることも可能である。
第10の実施形態では、上述した第1から第9の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明のパワー半導体モジュールは、例えば電気自動車、ハイブリッドカーなどに用いられる車載用パワー半導体モジュールに適用可能である。
1a,1b パワー半導体素子
2 放熱部材
2a 板状部分
2a1 上面
2b フィン部分
3 外部導出端子
3a 上側水平部分
3a1 上側表面
3a2 下側表面
3a3 ねじ穴
3a3’ 中心軸線
3a3a 内周面
3a3a1 上側部分
3a3a2 下側部分
3a4 外側表面
4 外囲ケース
4’ ケース内部
4a 側面
5 蓋体
6 封止樹脂
7 絶縁基板
8a,8b,8c,8d ワイヤ
10 ナット
10’ 中心軸線
10a ナット部
10a1 上面
10a2 下面
10a3 ねじ穴
10a3a 内周面
10a3a1 雌ねじ部
10a4 外周面
10b 接合部
10b1 上面
10b2 内周面
10b2a テーパ状部
10b2b 円筒状部
10b2b1 雌ねじ部
10b3 外周面
100 パワー半導体モジュール

Claims (4)

  1. ねじ穴(3a3)が形成された上側水平部分(3a)と、鉛直部分(3b)と、下側水平部分(3c)とを有するように概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子(3)を具備し、
    外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)と、ナット(10)の雌ねじ部(10a3a1)とが概略同軸関係を有するように、概略クランク状に折り曲げられた外部導出端子(3)とナット(10)とがインサート成形された樹脂製の外囲ケース(4)を具備し、
    外囲ケース(4)と、放熱部材(2)と、蓋体(5)とによって画定されるケース内部(4’)にパワー半導体素子(1a)を配置し、
    パワー半導体素子(1a)と放熱部材(2)とを熱的に接続し、
    パワー半導体素子(1a)と外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)とを電気的に接続し、
    少なくとも外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の下側表面(3a2)を外囲ケース(4)の樹脂内に埋設し、かつ、少なくとも外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の上側表面(3a1)を外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出させ、
    外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)のうち、少なくともパワー半導体素子(1a)に電気的に接続される部分(3c1a)を外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出させ、
    少なくともパワー半導体素子(1a)と、外部導出端子(3)の下側水平部分(3c)のうち、外囲ケース(4)の樹脂の外側に露出せしめられている部分(3c−1)とを、封止樹脂(6)によって封止したパワー半導体モジュール(100)において、
    ナット(10)として、下側が閉じているねじ穴(10a3)を有する袋ナット(10)を用い、
    ナットとしての機能を有するナット部(10a)と、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)に接合するためにナット部(10a)の上面(10a1)から上側に延びている概略円筒状の接合部(10b)とを、袋ナット(10)に形成し、
    外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)に対して袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)を圧入することによって外部導出端子(3)と袋ナット(10)とを一体化させた状態で、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とをインサート成形し、
    ナット部(10a)の下面(10a2)と放熱部材(2)の上面(2a1)との間に外囲ケース(4)の樹脂を配置したことを特徴とするパワー半導体モジュール(100)。
  2. 外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)の厚さ(T3a)を袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の長さ(L10b)よりも大きく設定し、
    外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)の内周面(3a3a)の上側部分(3a3a1)と袋ナット(10)の接合部(10b)の外周面(10b3)とを嵌合させることなく、外部導出端子(3)の上側水平部分(3a)のねじ穴(3a3)の内周面(3a3a)の下側部分(3a3a2)と袋ナット(10)の接合部(10b)の外周面(10b3)とを嵌合させることによって、外部導出端子(3)と袋ナット(10)とを一体化させたことを特徴とする請求項1に記載のパワー半導体モジュール(100)。
  3. 袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の内周面(10b2)にテーパ状部(10b2a)と円筒状部(10b2b)とを形成し、
    袋ナット(10)の概略円筒状の接合部(10b)の内周面(10b2)の円筒状部(10b2b)をテーパ状部(10b2a)よりも下側に配置し、
    袋ナット(10)のナット部(10a)の雌ねじ部(10a3a1)に連続する雌ねじ部(10b2b1)を、接合部(10b)の内周面(10b2)のテーパ状部(10b2a)に形成せず、円筒状部(10b2b)のみに形成したことを特徴とする請求項2に記載のパワー半導体モジュール(100)。
  4. 袋ナット(10)の中心軸線(10’)に垂直な断面内における袋ナット(10)のナット部(10a)の外周面(10a4)の形状を円形に設定したことを特徴とする請求項3に記載のパワー半導体モジュール(100)。
JP2011083287A 2011-04-05 2011-04-05 パワー半導体モジュール Pending JP2012222009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011083287A JP2012222009A (ja) 2011-04-05 2011-04-05 パワー半導体モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011083287A JP2012222009A (ja) 2011-04-05 2011-04-05 パワー半導体モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012222009A true JP2012222009A (ja) 2012-11-12

Family

ID=47273233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011083287A Pending JP2012222009A (ja) 2011-04-05 2011-04-05 パワー半導体モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012222009A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013239501A (ja) * 2012-05-12 2013-11-28 Nippon Inter Electronics Corp パワー半導体モジュール
JP2015072790A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 三菱電機株式会社 導体接続装置
WO2017017749A1 (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 三菱電機株式会社 半導体装置
JP2017034063A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 カルソニックカンセイ株式会社 パワー半導体装置および製造方法
JP2020148298A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 株式会社東芝 締結部材及び半導体装置
US11004756B2 (en) 2017-10-11 2021-05-11 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04127411U (ja) * 1991-02-06 1992-11-19 日晴金属株式会社 ナツト固定構造
JPH0922973A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH09232512A (ja) * 1996-02-22 1997-09-05 Hitachi Ltd パワー半導体モジュール
JP2004106468A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Toyoda Iron Works Co Ltd 樹脂製部品の締結部構造
JP2007168397A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Motor Corp 繊維強化プラスチック構造体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04127411U (ja) * 1991-02-06 1992-11-19 日晴金属株式会社 ナツト固定構造
JPH0922973A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH09232512A (ja) * 1996-02-22 1997-09-05 Hitachi Ltd パワー半導体モジュール
JP2004106468A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Toyoda Iron Works Co Ltd 樹脂製部品の締結部構造
JP2007168397A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Motor Corp 繊維強化プラスチック構造体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013239501A (ja) * 2012-05-12 2013-11-28 Nippon Inter Electronics Corp パワー半導体モジュール
JP2015072790A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 三菱電機株式会社 導体接続装置
WO2017017749A1 (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 三菱電機株式会社 半導体装置
US10304748B2 (en) 2015-07-27 2019-05-28 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device
US10916483B2 (en) 2015-07-27 2021-02-09 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device
JP2017034063A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 カルソニックカンセイ株式会社 パワー半導体装置および製造方法
US11004756B2 (en) 2017-10-11 2021-05-11 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device
DE102018210855B4 (de) 2017-10-11 2022-06-15 Mitsubishi Electric Corporation Halbleitervorrichtung
JP2020148298A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 株式会社東芝 締結部材及び半導体装置
JP7155052B2 (ja) 2019-03-14 2022-10-18 株式会社東芝 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7728413B2 (en) Resin mold type semiconductor device
JP2012222009A (ja) パワー半導体モジュール
US10283429B2 (en) Semiconductor device
EP3288075B1 (en) Power semiconductor module
EP2816599B1 (en) Power semiconductor device
WO2015174158A1 (ja) パワー半導体モジュールおよび複合モジュール
US8637971B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing semiconductor device
US10163752B2 (en) Semiconductor device
US20160183405A1 (en) Electronic device and method for manufacturing the electronic device
JP6138500B2 (ja) パワー半導体装置
JP5836298B2 (ja) 半導体装置
CN103681540A (zh) 功率半导体装置及其制造方法
US11232994B2 (en) Power semiconductor device having a distance regulation portion and power conversion apparatus including the same
US11742251B2 (en) Power semiconductor device including press-fit connection terminal
KR101833651B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
JP2013197573A (ja) 半導体装置
JP2012134300A (ja) 半導体装置
JP2015185835A (ja) 半導体装置及びその製造方法
WO2012046578A1 (ja) 半導体装置及び半導体装置の生産方法
JP2011253942A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP6384270B2 (ja) 半導体モジュール
US20180007777A1 (en) Power module and method of manufacturing the same
CN112331632A (zh) 半导体装置
US11694938B2 (en) Semiconductor device
JP2015037103A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140916

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150324