JP2012206776A - 蓋材,包装容器及び包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形容器との接着性や、開封時のプレススルー性、成形時の製造適性を良好に保ち、湿気や臭気等の吸収性も向上させる。
【解決手段】蓋材30は、アルミニウム材からなるアルミニウム層70と、アルミニウム層70上に接着層60を介して積層された補強層53と、補強層53上に積層された吸収層51と、吸収層51上に積層されたスキン層52とを備えている。吸収層51は、体積比が70〜88の比率を占める吸収剤と、体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材とにより形成されている。また吸収層用樹脂材は、体積比が10〜70の比率を占める低密度ポリエチレン等と、体積比が90〜30の比率を占める高密度ポリエチレンとにより形成されている。さらにスキン層52は、体積比が90〜25の比率を占める低密度ポリエチレン等のスキン層用樹脂材と、体積比が10〜75の比率を占めるポリプロピレンとにより形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の層が積層された蓋材、その蓋材を用いる包装容器及び包装体に関する。
従来、この種の蓋材は、例えば薬の成形容器(ポケット材、カバー等)を密閉するために用いられている。
薬は、病気や傷の治療のために、あるいは健康の保持・増進のために、飲んだり、塗ったりする医薬品である。
ここで、粉状の薬は、薄手の紙袋や薄手のフィルム等に封入されるものであるが、粒状あるいはカプセル状の薬は、PTP(プレス・スルー・パック)と呼ばれるブリスター包装体として製品化されることがある。
ブリスター包装体は、その内部に粒状あるいはカプセル状の薬が収納され、透明な成形容器を介して内部の薬が視認できるようになっている。そして、ブリスター包装体は、その透明な成形容器ごと薬を指等で押し込むことにより、アルミニウム基材を備える蓋材が破れて、内部の薬を取り出すことができるものである。
ここで、薬には、様々なものがあり、その中には耐湿性の弱い薬や、臭気の強い薬もある。そこで、積層体で形成される成形容器の内部に吸着剤を有する吸着層を配置することにより、その成形容器に吸着機能を持たせた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この技術によれば、ブリスター包装体の成形容器に吸着機能を持たせることにより、ブリスター包装体の内部に乾燥剤等を同梱しなくても、乾燥状態を維持したり、酸化を防止したり、臭気を効率よく吸収したりすることができると考えられる。
また、薬の中には、外部からの湿気に弱い薬もある。そこで、ブリスター包装体の成形容器と蓋材とを熱シールする熱接着剤層に吸湿剤を混入することにより、そのブリスター包装体の熱接着層に吸湿機能を持たせた技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この技術によれば、ブリスター包装体の熱接着層に吸湿機能を持たせることにより、ブリスター包装体の内部に封入された空気中の水分や、外部から浸入する空気中の水分を吸収したり、除去したりして内部に収容されている内容物を水分から保護することができると考えられる。
国際公開WO2006/115264号 実開平5−94167号公報
本発明の発明者等は、特許文献1に記載されているように、成形容器に吸着機能を持たせることで、乾燥状態を維持したり、酸化を防止したり、臭気を効率よく吸収したりすることができる点に着目している。
しかしながら、上述した特許文献1の技術の形態、すなわち、積層体で形成される成形容器の内部に吸着剤を有する吸着層を配置する形態では、積層体の各層でフィルム強度が異なったり、全体的に厚みが厚くなったりするため、積層体をドーム形に成形する(窪みや凹みをつける)際にピンホールが発生し、成形容器の天井部分が突き破れたり、成形容器のすその部分やポケットの肩の部分(凸状部の角部分)などが裂けてしまうという製造工程における適性(製造適正)を低下させる問題に直面した。
そのため、本発明の発明者等は、特許文献2に記載されているように、ブリスター包装体の成形容器側ではなく、蓋材側に吸湿機能を持たせることで、内部に封入された空気中の水分や、外部から浸入する空気中の水分を吸収したり、除去したりして内部に収容されている内容物を水分から保護することができる点に着目している。
しかしながら、上述した特許文献2の技術の形態、すなわち、蓋材を構成するアルミ箔の一方の面に、ゼオライト等の吸収剤を混入した接着剤層を形成する形態では、接着剤層に吸収剤を多く混入させることができないという問題がある。これは、当該吸収剤を接着剤層に多く混入させると、成形容器と蓋材との接着力が低下してしまうからであり、これではブリスター包装体における成形容器と蓋材との接着力を充分に確保することができなくなってしまう。また、このように蓋材に吸収剤を多く混入させることで、蓋材自体が厚くなったり硬くなりすぎてしまい、プレススルー性(薬品等の内容物を取り出す際の開封性)も低下させてしまうという問題がある。
そこで、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、成形容器との接着性や、開封時におけるプレススルー性、成形時における製造適性を良好に保ち、しかも、湿気や臭気等の吸収性を兼ね備えることができる蓋材,包装容器及び包装体を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明は以下の解決手段を採用する。
本発明の蓋材は、アルミニウム材からなるアルミニウム層と、アルミニウム層上に接着層を介して積層された補強層と、補強層上に積層され、液体及び気体の少なくとも一方を吸収する吸収層(吸湿層)と、吸収層上に積層されたスキン層とを備えた蓋材であって、吸収層は、当該吸収層全体の体積における体積比が70〜88の比率を占める吸収剤(ゼオライト、酸化カルシウム等)と、当該吸収層全体の体積における体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材(HDPE、LDPE、LLDPE等)とにより形成され、吸収層用樹脂材は、当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が10〜70の比率を占める低密度ポリエチレン(LDPE)又は直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)と、当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が90〜30の比率を占める高密度ポリエチレン(HDPE)とにより形成され、スキン層は、当該スキン層全体の体積における体積比が90〜25の比率を占める直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)又は高密度ポリエチレン(HDPE)からなるスキン層用樹脂材と、当該スキン層全体の体積における体積比が10〜75の比率を占めるポリプロピレン(PP)とにより形成されていることを特徴とする蓋材である。
なお、体積比が例えば「A」:「B」であれば、「A」と「B」とを加えた値は「100」となる。
本発明の蓋材は、下から順に、アルミニウム層、接着層、補強層、吸収層、スキン層が積層される。
この蓋材のスキン層をヒートシール等の手法を用いて成形容器に熱溶着させると、包装容器又は包装体ができあがる。このとき、蓋材としてはアルミニウム層が最外層となり、スキン層が最内層(成形容器側)となる。
この場合、最内層のスキン層では、スキン層全体の体積における体積比が90〜25の比率を占める直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン又は高密度ポリエチレンからなるスキン層用樹脂材と、スキン層全体の体積における体積比が10〜75の比率を占めるポリプロピレンとにより形成されているため、成形容器との接着性(シール適性)が向上されるとともに、吸収層とスキン層との密着性、プレススルー性、及び製造適性が良好な蓋材を提供することができる。
また、吸収層は、吸収層全体の体積における体積比が70〜88の比率を占める吸収剤と、吸収層全体の体積における体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材とにより形成されている。そして、その中の吸収層用樹脂材は、吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が10〜70の比率を占める低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンと、吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が90〜30の比率を占める高密度ポリエチレンとにより形成されている。このため、吸収層によって液体や気体の吸収機能が発揮されるとともに、吸収層とスキン層との密着性、プレススルー性、及び製造適性が良好な蓋材を提供することができる。
しかも、本願発明では、吸収層とアルミニウム層との間に、補強層を形成しているので、この補強層により、蓋材全体の強度が向上し、成形時に蓋材の一部が破れたり、裂けたりしてしまうことがなく、製造適性を向上させることができる。
本発明の包装容器は、収容部が形成された成形容器と、成形容器の収容部を封止する蓋材とを備えた包装容器であって、蓋材は、アルミニウム材からなるアルミニウム層と、アルミニウム層上に接着層を介して積層された補強層と、補強層上に積層され、液体及び気体の少なくとも一方を吸収する吸収層と、吸収層上に積層され、かつ、成形容器側に配置されたスキン層とを備え、吸収層は、当該吸収層全体の体積における体積比が70〜88の比率を占める吸収剤(ゼオライト、酸化カルシウム等)と、当該吸収層全体の体積における体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材(HDPE、LDPE、LLDPE等)とにより形成され、吸収層用樹脂材は、当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が10〜70の比率を占める低密度ポリエチレン(LDPE)又は直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)と、当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が90〜30の比率を占める高密度ポリエチレン(HDPE)とにより形成され、スキン層は、当該スキン層全体の体積における体積比が90〜25の比率を占める直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)又は高密度ポリエチレン(HDPE)からなるスキン層用樹脂材と、当該スキン層全体の体積における体積比が10〜75の比率を占めるポリプロピレン(PP)とにより形成されていることを特徴とする包装容器である。
本発明の包装体は、固形製剤と、固形製剤を収容する収容部が形成された成形容器と、成形容器の収容部に固形製剤が収容された状態で、成形容器の収容部を封止する蓋材とを備えた包装体であって、蓋材は、アルミニウム材からなるアルミニウム層と、アルミニウム層上に接着層を介して積層された補強層と、補強層上に積層され、液体及び気体の少なくとも一方を吸収する吸収層と、吸収層上に積層され、かつ、成形容器側に配置されたスキン層とを備え、吸収層は、当該吸収層全体の体積における体積比が70〜88の比率を占める吸収剤(ゼオライト、酸化カルシウム等)と、当該吸収層全体の体積における体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材(HDPE、LDPE、LLDPE等)とにより形成され、吸収層用樹脂材は、当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が10〜70の比率を占める低密度ポリエチレン(LDPE)又は直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)と、当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が90〜30の比率を占める高密度ポリエチレン(HDPE)とにより形成され、スキン層は、当該スキン層全体の体積における体積比が90〜25の比率を占める直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)又は高密度ポリエチレン(HDPE)からなるスキン層用樹脂材と、当該スキン層全体の体積における体積比が10〜75の比率を占めるポリプロピレン(PP)とにより形成されていることを特徴とする包装体である。
本発明の包装容器又は包装体によれば、上述した蓋材の作用・効果を包装容器又は包装体にて実現することができる。また、本発明の包装体では、実際に収容部に固形製剤を収容した状態で上述した蓋材を用いることにより、内部の固形製剤を確実に保護しつつ、高品質の包装体を提供することができる。
本発明によれば、スキン層によってシール適性を維持しつつ、吸収層によって吸収性を確保し、吸収層とアルミニウム層との間に形成した補強層によって製造適性も向上させながら、吸収層とスキン層との密着性も確保し、プレススルー性も向上させることができる。
本発明の実施形態に係るブリスター包装体を示す概略断面図である。 蓋材30の積層構造について説明する図である。 実施例及び比較例の各材料の配合割合及び厚さの値を示す図である。
以下、本発明の蓋材,包装容器及び包装体の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るブリスター包装体を示す概略断面図である。
ブリスター包装体10は、包装体の一例として挙げるものであり、粒状あるいはカプセル状の薬等といった固形製剤20を内部に収納する容器である。ブリスター包装体10は、内部に固形製剤20を収納した状態で包装体となり、内部に固形製剤20を収納していない状態で包装容器となる。
固形製剤20は、粒状あるいはカプセル状の薬等の内容物である。固形製剤20については、所望の材料又は所望の材料を適宜組み合わせたものを適用することができる。
ブリスター包装体10は、土台となる蓋材30を備える。蓋材30は、固形製剤20を封止する気密性を備えた部材である。蓋材30は、複数の層(後述する補強層、吸収層、スキン層)が積層された吸収機能フィルムを、インフレーション成形機を用いた共押出インフレーション法等の手法によりフィルム状又はシート状に製膜した後、その補強層側に接着層を介してドライラミネート法によりアルミニウム材からなるアルミニウム層(アルミ箔)を貼り合わせたものである。吸収機能フィルムとしては、例えば、モイストキャッチ(共同印刷株式会社製;登録商標)等を用いることができる。
また、ブリスター包装体10は、成形容器40を備える。成形容器40は、複数の層が積層された積層体を成形機等にてドーム形に成形したものである。成形容器40は、内部の固形製剤20を包み込んで保護している。成形容器40には、固形製剤20を収容する凹状の収容部が形成されている。成形容器40をドーム形に成形する際の成形方法(凹状の収容部を形成する方法)としては、平板式圧空成形法、プラグアシスト圧空成形法、ドラム式真空成形法、プラグ成形方法等のPTP成形方法が挙げられる。なお、成形容器40には、例えば、PPやPET等を用いることができる。
蓋材30と成形容器40とは、内面同士を重ね合わせてヒートシールすることで接着(熱溶着)することができる。そして、ブリスター包装体10は、成形容器40側から固形製剤20を指等で押し込むことにより、蓋材30が破れて、固形製剤20を取り出すことができるものである。
次に、蓋材30の積層構造について説明する。
図2は、蓋材30の積層構造について説明する図である。
蓋材30は、最上層に吸収機能フィルム50を備えている。
吸収機能フィルム50は、3層構造のフィルムであり、水分や臭気の吸収を担う吸収層51と、吸収層51を保護するスキン層52と、蓋材30自体の強度を向上させる補強層53とを有する。
また吸収機能フィルム50は、固形製剤20(図1参照)が収容される成形容器40側に配置されている。したがって、吸収機能フィルム50のスキン層52と成形容器40(図1参照)とが密着することになる。
本実施形態において、吸収層51は、LDPE(低密度ポリエチレン)又はLLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)とHDPE(高密度ポリエチレン)と配合した吸収層用樹脂材に、吸収剤を加えたものを用いている。ここで、LDPE又はLLDPEは、吸収層用樹脂材のベースとなるベース樹脂であり、HDPEはベース樹脂の質を変えるための改質材である。吸収層用樹脂材にHDPEを多く含有させるほど、吸収層用樹脂材が硬化することとなる。また吸収剤は、主に水分等の吸収機能を発揮する役割を果たしている。
吸収層51の材料としては、LDPEとしてペトロセン202(MFR=25、東ソー株式会社製;登録商標)、LLDPEとしてカーネルKC650T(MFR=20、日本ポリエチレン株式会社製;登録商標)を使用しているが、これらLDPE及びLLDPEとしては、その他のものを使用してもよい。ただし、いずれもMFR=「10〜70」、密度=「0.8〜1g/cm」であることが好ましい。ここで、MFR(Melt Flow Rate)とは、合成樹脂の流動性を表わす指数である。
また、吸収層51の材料としては、HDPEとしてノバテックHJ490(MFR=15、日本ポリエチレン株式会社製;登録商標)を使用しているが、HDPEとしては、その他のものを使用してもよい。ただし、MFR=「0.1〜15」であることが好ましい。
さらに、吸収層51の吸収剤としては、モレキュラーシーブ3A、4A(ユニオン昭和株式会社製;登録商標)、酸化カルシウム(和光純薬工業株式会社製)を使用しているが、ゼオライト(天然ゼオライト、人工ゼオライト、合成ゼオライト)、シリカゲル、活性アルミナ、上記以外の酸化カルシウム、炭酸カルシウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化バリウム等の化学吸収剤、酸素欠損のある酸化セリウム等の脱酸素剤等、この他種々の吸収剤を広く適用することができる。ゼオライトは、モレキュラーシーブを含むものであり、モレキュラーシーブは、その有効細孔径が3〜10Å程度であると好ましい。モレキュラーシーブは、吸収する対象物の大きさに合わせて、その有効細孔径を選択する。また、ゼオライトの有効細孔径は、3Å以上であると好適である。
ゼオライトは、吸収速度が速いため水分を素早く吸収することができる。ゼオライトの一例であるモレキュラーシーブは、分子の大きさの違いによって物質を分離するのに用いられる多孔質の粒状物質であり、均一な細孔をもつ構造であって、細孔の空洞に入る小さな分子を吸収して一種のふるいの作用を有する。
そして、吸収層51は、吸収層51全体の体積における体積比が70〜88の比率を占める吸収剤と、吸収層51全体の体積における体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材とにより形成されている。すなわち、吸収層51は、吸収剤と吸収層用樹脂材との配合割合が、体積比において、「70〜88」:「30〜12」の範囲にある。
また、吸収層用樹脂材は、吸収層用樹脂材全体の体積において、体積比が10〜70の比率を占めるLDPE(又はLLDPE)と、体積比が90〜30の比率を占めるHDPEとにより形成されている。すなわち、吸収層用樹脂材は、LDPE(又はLLDPE)とHDPEとの配合割合が、体積比において、「10〜70」:「90〜30」の範囲にある。
また、スキン層52には、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)、LDPE(低密度ポリエチレン)又はHDPE(高密度ポリエチレン)のいずれかの樹脂(スキン層用樹脂)に、PP(ポリプロピレン、添加材)を添加したものを用いている。なお、本実施形態では、スキン層52と補強層53とは、材料の種類やその配合割合、厚さ等について同一の構成を採用しているが、スキン層52と補強層53との構成は適宜変更してもよい。
スキン層52及び補強層53の材料としては、LDPEとしてノバテックLF448K(MFR=2、日本ポリエチレン株式会社製;登録商標)、LLDPEとしてSP2520(MFR=1.9、プライムポリマー株式会社製;登録商標)、HDPEとしてニポロンハード(MFR=0.9、東ソー株式会社製;登録商標)を使用しているが、これらLDPE、LLDPE及びHDPEとしては、その他のものを使用してもよい。ただし、いずれもMFR=「0.5〜3」であることが好ましい。
また、スキン層52及び補強層53に用いるPPとして、ノバテックFG3DC(MFR=9、日本ポリプロ株式会社製;登録商標)を使用しているが、PPとしては、その他のものを使用してもよい。ただし、MFR=「0.1〜15」であることが好ましい。
そして、スキン層52は、スキン層52全体の体積における体積比が90〜25の比率を占めるLLDPE、LDPE又はHDPEと、スキン層52全体の体積における体積比が10〜75の比率を占めるPPとにより形成されている。すなわち、スキン層52は、LLDPE、LDPE又はHDPEのいずれかとPPとの配合割合が、体積比において、「90〜25」:「10〜75」の範囲にある。
また、蓋材30は、吸収機能フィルム50における補強層53の下に接着層60を介して配置されたアルミニウム層70を備えている。
アルミニウム層70は、固形製剤20に対するバリア性を向上させるための層であり、例えば合金アルミニウム、硬質アルミニウム、軟質アルミニウム等の様々なアルミニウム材を用いることができる。ただし、厚みは9〜20μmのものを使用することが好ましい。本実施形態では、アルミニウム層70として、厚み9μmの合金アルミニウム箔8079(住軽アルミ箔株式会社製)を使用している。
接着層60は、吸収機能フィルム50における補強層53と、アルミニウム層70とを接着する役割を果たしており、例えばウレタン樹脂系接着剤等を用いることができる。
次に、具体的な実施例を挙げて説明する。なお、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
図3は、実施例及び比較例の各材料の配合割合及び厚さの値を示す図である。
〔実施例1〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例2〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が22.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が2.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.2
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「90」:「10」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例3〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が7.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が17.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:1.7
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「30」:「70」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例4〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が6のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が6のLDPE
(3)吸収剤:体積比が88のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:0.6
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「11」:「88」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例5〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が15のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が15のLDPE
(3)吸収剤:体積比が70のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:4.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「70」:「30」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例6〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例7〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト4A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のHDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例8〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が90のLLDPE
(2)添加材:体積比が10のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「90」:「10」である。
〔実施例9〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が25のLLDPE
(2)添加材:体積比が75のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「25」:「75」である。
〔実施例10〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例11〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:60μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:20μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔実施例12〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が13.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が13.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が73の酸化カルシウム
(4)厚み:30μm
(5)MFR:1.5
したがって、吸収層において、吸収剤(酸化カルシウム)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「73」:「27」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔比較例1〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が25のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が0のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.4
なお、「体積比が0」とは、その材料を用いていないことを示している。
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「100」:「0」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔比較例2〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が0のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が25のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:1.2
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「0」:「100」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が100のLLDPE
(2)添加材:体積比が0のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「100」:「0」である。
〔比較例3〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が20のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:1.5
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「20」:「80」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔比較例4〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が90のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:0.4
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「90」:「10」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔比較例5〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が17.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が17.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が65のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:5.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「65」:「35」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔比較例6〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が27.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が27.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が45のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:6.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「45」:「55」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が50のLLDPE
(2)添加材:体積比が50のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「50」:「50」である。
〔比較例7〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が100のLLDPE
(2)添加材:体積比が0のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「100」:「0」である。
〔比較例8〕
〔吸収層〕
(1)改質材:体積比が12.5のHDPE
(2)ベース樹脂:体積比が12.5のLDPE
(3)吸収剤:体積比が75のゼオライト3A
(4)厚み:30μm
(5)MFR:2.0
したがって、吸収層において、吸収剤(ゼオライト)と吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)との体積比は、「75」:「25」である。
また、吸収層用樹脂材において、HDPEとLDPEとの体積比は、「50」:「50」である。
〔スキン層(補強層)〕
(1)ベース樹脂:体積比が15のLLDPE
(2)添加材:体積比が85のPP
(3)厚み:10μm
したがって、スキン層において、LLDPE(スキン層用樹脂;ベース樹脂)とPP(添加材)との体積比は、「15」:「85」である。
そして、実施例1〜12及び比較例1〜8について、以下の成形条件にて実際に製造を行った。
〔成形条件〕
(1)成形機:TUL−600R 株式会社プラコー製インフレーション成形機
(2)引き取り速度:10〜15m/min
(3)樹脂温度:170〜190℃
(4)吐出量:30〜60kg/h
ここで、実施例4では、成形条件の上記(2)に関しては、「引き取り速度:5m/min」とし、成形条件の上記(4)に関しては、「吐出量:15kg/h」とした。これは、実施例4では、ゼオライト3Aが比較的多く含有されており、熱溶着の際に溶融させる樹脂が硬いため、吐出トルクの関係上、引き取り速度と吐出量とを低く設定する必要があるからである。
そして、実施例1〜12及び比較例1〜8について、以下の4つの評価基準(A)〜(D)にて実際に評価を行った。
〔評価基準(A)〕
プレススルー適性:破壊強度 JIS P 8112
(1)優:0.01〜3kg/cm(固形製剤をスムーズに取り出せた場合)
(2)良:3〜5kg/cm(固形製剤を違和感なく取り出せた場合)
(3)不:5kg/cm以上(固形製剤が取り出しにくい場合)
なお、「優」は図中「◎;二重丸」で示し、「良」は図中「○;一重丸」で示し、「不」は図中「×;バツ印」で示している。
〔評価基準(B)〕
シール適性:成形容器(例えばPP等)との剥離強度 JIS K 6854−2
(1)優:6N/15mm幅以上(成形容器と蓋材との密着性が極めて良好な場合)
(2)良:4〜6N/15mm幅(成形容器と蓋材との密着性が良好な場合)
(3)不:4N未満(成形容器と蓋材との密着性が不充分な場合)
〔評価基準(C)〕
製造適性:インフレーション製膜できる基準
(1)優:問題なくインフレーション製膜できる場合
(2)良:条件設定次第でインフレーション製膜できる場合
(3)不:孔が開いてしまいインフレーション製膜できない場合
〔評価基準(D)〕
吸収層とスキン層との密着性:吸収層とスキン層との剥離強度 JIS K 6854−2
(1)優:6N/15mm幅以上(吸収層とスキン層との密着性が極めて良好な場合)
(2)良:4〜6N/15mm幅(吸収層とスキン層との密着性が良好な場合)
(3)不:4N未満(吸収層とスキン層との密着性が不充分な場合)
〔評価結果〕
上記の4つの評価基準に基づいて評価を行った結果、実施例1〜12のものは、プレススルー適正、シール適正、製造適正、吸収層とスキン層との密着性について、「優;◎」又は「良;○」の結果が得られた。
〔プレススルー適正について〕
評価結果(A)のプレススルー適正について、「不;×」の評価を受けているのは、比較例2,3,5〜7である。
比較例2,3,5〜7のものは、蓋材の破壊強度が5kg/cm以上となったため、比較例2,3,5〜7の基材の組み合わせでは、包装体に用いた場合、固形製剤を取り出すことが困難となり(蓋材が硬すぎて固形製剤が取り出しにくい状態となり)、プレススルー性の面で不具合を生じることが分かった。
特に比較例2では、吸収層の改質材の体積比を「0」としたため、ベース樹脂の含有率が多くなりすぎて、プレススルー性が低下したものと考えられる。
また、比較例3では、吸収層の改質材の体積比を「5」としているが、それでもまだベース樹脂の含有率が多いため、プレススルー性が低下したものと考えられる。
さらに、比較例5,6では、吸収層用樹脂材(改質材及びベース樹脂)の体積比が「30」を超えているため、吸収剤(ゼオライト)が若干少ない含有量となり、プレススルー性が低下したものと考えられる。
さらにまた、比較例2,7では、スキン層のPPの体積比を「0」としたため、スキン層にPPが全く含まれなくなり、以下のシール適正のみならず、プレススルー性も低下したものと考えられる。
〔シール適正について〕
評価結果(B)のシール適正について、「不;×」の評価を受けているのは、比較例2,7である。
比較例2,7のものは、成形容器との剥離強度が4N未満となった。これは、比較例2,7では、スキン層におけるPPの体積比を「0」としたため、スキン層にPPが全く含まれなくなり、成形容器との密着性が低下したものと考えられる。そのため、包装体における成形容器と蓋材とのシール適性(接着性)が不十分となり、気密性を保つことが困難であることが分かった。
〔製造適正について〕
評価結果(C)の製造適正について、「不;×」の評価を受けているのは、比較例1,4,6,8である。
比較例1,4,6,8のものは、製造中の蓋材に亀裂や割れ等が生じることで、蓋材に孔開きが生じてしまう問題が発生した。そのため、比較例1,4,6,8の基材の組み合わせは、インフレーション製膜に適していない組み合わせであることが分かった。
特に、比較例1では、吸収層のベース樹脂の体積比を「0」としたため、改質材が多く含有されてしまい、材質として硬くなりすぎた(柔軟性が低下した)ことが原因であると考えられる。また、比較例4では、吸収層におけるゼオライト3Aの体積比を「90」としたため、これもまた材質として硬くなりすぎたことが原因であると考えられる。
また、比較例4,6については、吸収層のMFRについても関係性があると考えられる。比較例4の吸収層のMFRは「0.4」であり、比較例6の吸収層のMFRは「6.0」である。ここでMFRは、その値が大きいほど樹脂の流動性が良く、その値が小さいほど樹脂の流動性が悪いことを示している。比較例4は、製造後の蓋材の膜厚にバラツキが生じ、比較例6は、製造中の蓋材に孔が開いてしまった。したがって、改質材やベース樹脂等の樹脂材料と、ゼオライト等の吸収剤とを混合した後の吸収層のMFRは、製造適正に関しては「0.6」〜「5.0」の範囲にあることが好ましいことが分かった。この点、MFRが「0.6」よりも小さいと、樹脂の流動性が悪くなり、蓋材の膜厚にバラツキが生じ、MFRが「5.0」よりも大きいと、樹脂の流動性が良くなりすぎて、蓋材に孔が開いてしまう。
〔吸収層とスキン層との密着性について〕
評価結果(D)の吸収層とスキン層との密着性について、「不;×」の評価を受けているのは、比較例8である。
比較例8のものは、吸収層とスキン層との剥離強度が4N未満となった。これは、比較例8では、スキン層におけるPPの体積比を「85」としたため、シール適正は向上するものの、スキン層のPPが多くなりすぎて、吸収層とスキン層との密着性が悪化したためであると考えられる。そのため、吸収層とスキン層との密着性が不十分となり、蓋材として好ましくないことが分かった。
これら実施例と比較例との対比から以下の事項が明らかである。
(1)吸収層内に含有される吸収剤の体積比は、「70〜88」とすることが好ましく、吸収層内に含有される吸収層用樹脂材の体積比は、「30〜12」とすることが好ましい。
(2)吸収層用樹脂材に含有される低密度ポリエチレン(LDPE)又は直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)の体積比は、「10〜70」とすることが好ましく、吸収層用樹脂材に含有される高密度ポリエチレン(HDPE)の体積比は、「90〜30」とすることが好ましい。
(3)スキン層に含有される直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)又は高密度ポリエチレン(HDPE)の体積比は、「90〜25」とすることが好ましく、スキン層に含有されるポリプロピレン(PP)の体積比は、「10〜75」とすることが好ましい。
そして、これら(1)〜(3)をすべて満たすことにより、プレススルー適正、シール適正、製造適正、吸収層とスキン層との密着性が良好な蓋材及びブリスター包装体を提供することができる。
本発明は、上述した実施形態及び実施例に制約されることなく、各種の変形や置換を伴って実施することができる。また、上述した実施形態及び実施例で挙げた蓋材,包装容器及び包装体の構成や材料はいずれも好ましい例示であり、これらを適宜変形して実施可能であることはいうまでもない。
10 ブリスター包装体(包装体、包装容器)
20 固形製剤
30 蓋材
40 成形容器
50 吸収機能フィルム
51 吸収層
52 スキン層
53 補強層
60 接着層
70 アルミニウム層

Claims (3)

  1. アルミニウム材からなるアルミニウム層と、
    前記アルミニウム層上に接着層を介して積層された補強層と、
    前記補強層上に積層され、液体及び気体の少なくとも一方を吸収する吸収層と、
    前記吸収層上に積層されたスキン層とを備えた蓋材であって、
    前記吸収層は、
    当該吸収層全体の体積における体積比が70〜88の比率を占める吸収剤と、
    当該吸収層全体の体積における体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材とにより形成され、
    前記吸収層用樹脂材は、
    当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が10〜70の比率を占める低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンと、
    当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が90〜30の比率を占める高密度ポリエチレンとにより形成され、
    前記スキン層は、
    当該スキン層全体の体積における体積比が90〜25の比率を占める直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン又は高密度ポリエチレンからなるスキン層用樹脂材と、
    当該スキン層全体の体積における体積比が10〜75の比率を占めるポリプロピレンとにより形成されていることを特徴とする蓋材。
  2. 収容部が形成された成形容器と、
    前記成形容器の前記収容部を封止する蓋材とを備えた包装容器であって、
    前記蓋材は、
    アルミニウム材からなるアルミニウム層と、
    前記アルミニウム層上に接着層を介して積層された補強層と、
    前記補強層上に積層され、液体及び気体の少なくとも一方を吸収する吸収層と、
    前記吸収層上に積層され、かつ、前記成形容器側に配置されたスキン層とを備え、
    前記吸収層は、
    当該吸収層全体の体積における体積比が70〜88の比率を占める吸収剤と、
    当該吸収層全体の体積における体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材とにより形成され、
    前記吸収層用樹脂材は、
    当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が10〜70の比率を占める低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンと、
    当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が90〜30の比率を占める高密度ポリエチレンとにより形成され、
    前記スキン層は、
    当該スキン層全体の体積における体積比が90〜25の比率を占める直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン又は高密度ポリエチレンからなるスキン層用樹脂材と、
    当該スキン層全体の体積における体積比が10〜75の比率を占めるポリプロピレンとにより形成されていることを特徴とする包装容器。
  3. 固形製剤と、
    前記固形製剤を収容する収容部が形成された成形容器と、
    前記成形容器の前記収容部に前記固形製剤が収容された状態で、前記成形容器の前記収容部を封止する蓋材とを備えた包装体であって、
    前記蓋材は、
    アルミニウム材からなるアルミニウム層と、
    前記アルミニウム層上に接着層を介して積層された補強層と、
    前記補強層上に積層され、液体及び気体の少なくとも一方を吸収する吸収層と、
    前記吸収層上に積層され、かつ、前記成形容器側に配置されたスキン層とを備え、
    前記吸収層は、
    当該吸収層全体の体積における体積比が70〜88の比率を占める吸収剤と、
    当該吸収層全体の体積における体積比が30〜12の比率を占める吸収層用樹脂材とにより形成され、
    前記吸収層用樹脂材は、
    当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が10〜70の比率を占める低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンと、
    当該吸収層用樹脂材全体の体積における体積比が90〜30の比率を占める高密度ポリエチレンとにより形成され、
    前記スキン層は、
    当該スキン層全体の体積における体積比が90〜25の比率を占める直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン又は高密度ポリエチレンからなるスキン層用樹脂材と、
    当該スキン層全体の体積における体積比が10〜75の比率を占めるポリプロピレンとにより形成されていることを特徴とする包装体。
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