JP2012205633A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥用空気の一部を機外へ排気することなく、圧縮機の回転数を抑えて省エネ性を向上する。
【解決手段】ヒートポンプ装置43により加熱された温風を回転ドラム32へ供給する送風ファン37と、送風ファン37により送風される乾燥用空気を吸熱器47から放熱器45へと流して回転ドラム32へと導く風路38と、風路38を冷却する冷却ファン52と、冷媒の温度を検知する温度検知手段49と、圧縮機44の回転数を検知する回転数検知手段51と、乾燥運転を制御する制御手段50とを備え、制御手段50は、圧縮機44の回転数が設定回転数から所定の回転数に低下すると冷却ファン52を駆動するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類等の乾燥をおこなう衣類乾燥機に関するものである。
従来、この種の衣類乾燥機は、図12に示すような構成が一般的であった。以下、その構成について説明する。図12に示すように、外装ケース1内に水平軸2を中心軸として回転する回転ドラム3を配置している。回転ドラム3の前面に形成された衣類投入口4は、外装ケース1の前面に開口しており、扉5で開閉されるようにしている。外装ケース1内には、回転ドラム3の内部に設定される乾燥室6を含む循環風路7を構成している。循環風路7は、途中に乾燥室6、送風室8、熱交換室9などを有し、乾燥室6の空気が回転ドラム3の背壁に設けられた排気口10から送風室8に流れ、熱交換室9を通って乾燥室6の前方に設けた吹き出し口11から乾燥室6内へと循環するようにしている。
送風室8にはファン12が設けられている。また、熱交換室9には、上流側に吸熱器13が配置され、吸熱器13の下流側に放熱器14が配置されている。これら吸熱器13と放熱器14は、圧縮機15、キャピラリーチューブ等の膨張機構16などでヒートポンプ装置を構成しており、乾燥室6から流出した高湿の空気は、吸熱器13で冷却除湿されて低温低湿となり、放熱器14で加熱されて高温低湿の乾燥空気となる。
また、放熱器14で加熱された高温の乾燥空気の一部を排気口17から循環風路7外へ流出させ、ヒートポンプの冷凍サイクルが保たれるようにしている。
そして、放熱器14で加熱された高温低湿の乾燥空気は、吹き出し口11から乾燥室6に供給され、その中の衣類の乾燥に供される。循環風路7の一部を形成する回転ドラム3の奥壁に排気口10を覆うようにフィルター18を装着し、衣類イから出るリントを回収するようにしている。矢印Aは風の流れを示している。19は回転ドラム3とファン12を回転駆動するモータで、ベルト20を介して回転ドラム3に伝達されるとともに、ベルト21を介してファン12に伝達されるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、乾燥運転中に、回転ドラム内の衣類が電極と接触するようにして衣類の抵抗値を検知し、衣類の乾燥状態を検知することが考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−178289号公報 特開平5−253397号公報
しかしながら、前記従来の構成では、乾燥する衣類の量や乾燥度合いに関係なく、加熱した乾燥用空気の一部を循環風路外へ排気しているので、乾燥効率が悪く乾燥時間が長くなるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、乾燥用空気の一部を機外へ排気することなく、圧縮機の回転数を抑えて省エネ性を向上した衣類乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衣類乾燥機は、ヒートポンプ装置により加熱された温風を回転ドラムへ供給する送風ファンと、前記送風ファンにより送風される乾燥用空気を吸熱器から放熱器へと流して前記回転ドラムへと導く風路と、前記風路を冷却する冷却ファンと、冷媒の温度を検知する温度検知手段と、圧縮機の回転数を検知する回転数検知手段と、乾燥運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記圧縮機の回転数が設定回転数から所定の回転数に低下すると前記冷却ファンを駆動するようにしたものである。
これによって、風路を流れる乾燥用空気の一部を機外へ排気することなく、圧縮機の回転数を抑えて消費電力量を少なくし、省エネ性を向上することができる。
本発明の衣類乾燥機は、乾燥用空気の一部を機外へ排気することなく、圧縮機の回転数を抑えて省エネ性を向上することができる。
本発明の実施の形態1の衣類乾燥機の断面図 同衣類乾燥機のシステム概念図 同衣類乾燥機のブロック図 同衣類乾燥機の抵抗検知手段の斜視図 (a)同衣類乾燥機のヒートポンプ装置の冷媒の温度変化図(b)同衣類乾燥機の圧縮機の回転数変化図(c)同衣類乾燥機の冷却ファンの動作図 本発明の実施の形態2の衣類乾燥機のブロック図 (a)(d)同衣類乾燥機の衣類乾燥機の抵抗検知手段の出力特性図(b)(e)同衣類乾燥機の圧縮機の回転数変化図(c)(f)同衣類乾燥機の冷却ファンの動作図 (a)(d)本発明の実施の形態3の衣類乾燥機の抵抗検知手段の出力特性図(b)(e)同衣類乾燥機の圧縮機の回転数変化図(c)(f)同衣類乾燥機の冷却ファンの動作図 (a)(d)本発明の実施の形態4の衣類乾燥機の抵抗検知手段の出力特性図(b)(e)同衣類乾燥機の圧縮機の回転数変化図(c)(f)同衣類乾燥機の冷却ファンの動作図 (a)(d)本発明の実施の形態5の衣類乾燥機の抵抗検知手段の出力特性図(b)(e)同衣類乾燥機の圧縮機の回転数変化図(c)(f)同衣類乾燥機の冷却ファンの動作図 (a)(d)本発明の実施の形態6の衣類乾燥機の抵抗検知手段の出力特性図(b)(e)同衣類乾燥機の圧縮機の回転数変化図(c)(f)同衣類乾燥機の冷却ファンの動作図 従来の衣類乾燥機の断面図
第1の発明は、衣類を収容し乾燥させる回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、圧縮機と圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器と高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置と、前記ヒートポンプ装置により加熱された温風を前記回転ドラムへ供給する送風ファンと、前記送風ファンにより送風される乾燥用空気を吸熱器から放熱器へと流して前記回転ドラムへと導く風路と、前記風路を冷却する冷却ファンと、冷媒の温度を検知する温度検知手段と、前記圧縮機の回転数を検知する回転数検知手段と、乾燥運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記圧縮機の
回転数が設定回転数から所定の回転数に低下すると前記冷却ファンを駆動するようにしたことにより、温風の一部を機外へ排気することなく、圧縮機の回転数を抑えて消費電力量を少なくし、省エネ性を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、回転ドラム内の衣類の抵抗値を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手段の情報より衣類の量を検出する容量検知手段を設け、前記制御手段は、前記容量検知手段の情報より衣類の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類の量が少ないときは多いときに対して圧縮機の回転数が低い回転数に低下すると冷却ファンを駆動するようにしたことにより、温風の一部を機外へ排気することなく、衣類の容量に応じて乾燥運転を最適化することができ、圧縮機の回転数を抑えて消費電力量を少なくし、省エネ性を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、回転ドラム内の衣類の抵抗値を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手段の情報より衣類の量を検出する容量検知手段を設け、前記制御手段は、前記容量検知手段の情報より衣類の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類の量が少ないときは冷却ファンを運転しないようにしたことにより、温風の一部を機外へ排気することなく、衣類の容量に応じて乾燥運転を最適化することができ、圧縮機の回転数を抑えて消費電力量を少なくし、省エネ性を向上することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の制御手段は、容量検知手段の情報より衣類の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類の量が少ないときは乾燥運転開始時の圧縮機の最高回転数を低くするようにしたことにより、温風の一部を機外へ排気することなく、衣類の容量に応じて乾燥運転を最適化することができ、圧縮機の回転数を抑えて消費電力量を少なくし、省エネ性を向上することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、抵抗検知手段の情報より衣類の乾燥度合いを検出する乾燥度検知手段を設け、制御手段は、前記乾燥度検知手段の情報より衣類の乾燥度合いを少なくとも2段階以上に分けて、衣類の乾燥度合いが高いときは低いときに対して圧縮機の回転数が低い回転数に低下すると冷却ファンを駆動するようにしたことにより、温風の一部を機外へ排気することなく、衣類の乾燥度合いに応じて乾燥運転を最適化することができ、圧縮機の回転数を抑えて消費電力量を少なくし、省エネ性を向上することができる。
第6の発明は、特に、第4の発明において、抵抗検知手段の情報より衣類の乾燥度合いを検出する乾燥度検知手段を設け、制御手段は、前記乾燥度検知手段の情報より衣類の乾燥度合いを少なくとも2段階以上に分けて、衣類の乾燥度合いが高いときは冷却ファンを運転しないようにしたことにより、温風の一部を機外へ排気することなく、衣類の乾燥度合いに応じて乾燥運転を最適化することができ、圧縮機の回転数を抑えて消費電力量を少なくし、省エネ性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における衣類乾燥機の断面図、図2は、同衣類乾燥機のシステム概念図、図3は、同衣類乾燥機のブロック図、図4は、同衣類乾燥機の抵抗検知手段の斜視図、図5は、同衣類乾燥機の動作を示すタイムチャートで、(a)は、同衣類乾燥機のヒートポンプ装置の冷媒温度、(b)は、同衣類乾燥機の圧縮機の回転数、(c)は、同衣類乾燥機の冷却ファンの動作を示している。
図1〜図5において、衣類31等の乾燥対象を入れて乾燥させる回転ドラム32は、衣類乾燥機の本体33内に回転自在に設けられている。回転ドラム32を駆動するモータ34を設け、モータ34の駆動により回転ドラム用ベルト35を介して回転ドラム32を回転させるようにしている。乾燥用空気は、モータ34の駆動により送風ファン用ベルト36を介して送風ファン37を回転させ、衣類31を入れた乾燥室としての回転ドラム32内へ風路38を通して乾燥用空気を導入するようにしている。
衣類31の抵抗値を検出する抵抗検知手段39は、乾燥運転中は回転ドラム32内で撹拌される衣類31に接触するように回転ドラム32内に配設している。抵抗検知手段39は、2個の導電部材からなる電極40と、電極40間を電気的に絶縁する絶縁部材41により構成され、抵抗検知手段39によって電極40間の抵抗値を検出することで、2個の電極40間に跨って接触した衣類31の抵抗値を検出するようにしている。
ヒートポンプ装置43は、圧縮機44、および圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器45、および高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り弁や毛細管等からなる絞り手段46、および減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器47とを冷媒が循環するように管路48で連結されており、冷媒は、図2の矢印Aの方向に流れて循環し、ヒートポンプサイクルを実現する。
ヒートポンプ装置43の吸熱器47により除湿手段を構成し、吸熱器47で冷却除湿された乾燥用空気を加熱する放熱器45により加熱手段を構成する。
温度検知手段49は放熱器45に設けてあり、放熱器45を流れる冷媒の温度を検知する。制御手段50は、モータ34、ヒートポンプ装置43等を制御し、乾燥運転を制御する。制御手段50は、圧縮機44の回転数を検知する回転数検知手段51を有し、放熱器45を流れる冷媒の温度が、設定された温度で一定になるように圧縮機44の回転数を制御する。本体33には機外の空気を本体33内に送風し、乾燥用空気が循環する風路38を冷却する冷却ファン52を設けている。
以上のように構成された衣類乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。まず、乾燥対象である衣類31をドア42を開閉して回転ドラム32内に投入し、乾燥運転を開始すると、モータ34が駆動し、回転ドラム32および送風ファン37が回転して風路38に乾燥用空気の流れ(矢印B)が生じる。乾燥用空気は、回転ドラム32内の衣類31から水分を奪って多湿となった後、風路38内を通ってヒートポンプ装置43の吸熱器47へ導かれる。
吸熱器47で低温の冷媒に熱を奪われた乾燥用空気は、冷却除湿されて乾いた低温の空気となって放熱器45へ運ばれる。吸熱器47で吸熱された熱量に、圧縮機44からの熱量が加わって高温となった冷媒からの放熱で加熱され、吹き出し口38aから再び回転ドラム32内へと循環される。以上の繰り返しで衣類31の乾燥が進行する。
放熱器45を流れる冷媒の温度を検知する温度検知手段49の出力が設定された所定温度に近くなると、制御手段50は圧縮機44の回転数を下げて、冷媒の温度を一定に維持するように制御する。例えば、図5(a)に示すように、乾燥運転を開始して温度検知手段49により検知した冷媒の温度が設定された所定値t1(例えば、70℃)に近づくと、制御手段50は、図5(b)に示すように、圧縮機44の回転数をR1(例えば、90r/min)から低下させるように制御する。
そして、圧縮機44が所定の回転数R2(例えば、60r/min)まで低下したとき、図5(c)に示すように冷却ファン52の運転を開始する。冷却ファン52の運転によ
り風路38を冷却し、風路38を流れる乾燥用空気の温度を低下させることができ、圧縮機44の回転数を極端に低下することなく所定の回転数を維持しながら、衣類31を最適に乾燥することができる。
すなわち、冷媒の温度が設定された所定値t1で安定するように、圧縮機44の回転数を低速で回転させるようにしたものであり、風路38を流れる乾燥用空気の温度を安定化し、乾燥運転を最適に維持した状態で、圧縮機44の回転数を抑えて消費電力量を少なくすることができる。
以上のように、ヒートポンプ装置43により加熱された温風を回転ドラム32へ供給する送風ファン37と、送風ファン37により送風される乾燥用空気を吸熱器47から放熱器45へと流して回転ドラム32へと導く風路38と、風路38を冷却する冷却ファン52と、冷媒の温度を検知する温度検知手段49と、圧縮機44の回転数を検知する回転数検知手段51と、乾燥運転を制御する制御手段50とを備え、制御手段50は、圧縮機44の回転数が設定回転数から所定の回転数に低下すると冷却ファン52を駆動するようにしたものであり、風路38を流れる温風を機外へ排気することなく、圧縮機44の回転数を抑えて消費電力量を少なくし、省エネ性を向上することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態の衣類乾燥機のブロック図、図7は、同衣類乾燥機の動作を示すタイムチャートで、(a)(d)は、衣類を乾燥させたときの抵抗検知手段の出力特性、(b)(e)は、同圧縮機の回転数、(c)(f)は、同冷却ファンの動作を示している。本実施の形態の特徴は、抵抗検知手段39からの情報により衣類の量を検知する容量検知手段53を設けたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図7(a)に示すように、乾燥運転を開始した後の時間Tの間の抵抗検知手段39の出力がy1より大きければ、容量検知手段53は衣類31の量が多いと判断し、制御手段50は、図7(b)(c)に示すように、圧縮機44の回転数がR1(例えば、90r/min)からR2(例えば、60r/min)まで低下すると冷却ファン52の運転を開始する。
また、図7(d)に示すように、抵抗検知手段39の出力がy1より小さければ、容量検知手段53は衣類31の量が少ないと判断し、制御手段50は、図7(e)(f)に示すように、圧縮機44の回転数がR3(例えば、50r/min)まで低下すると、冷却ファン52の運転を開始する。
ここで、冷却ファン52の運転は、圧縮機44の回転数R3<R2となるように設定してあり、衣類31の量が少ない場合は、圧縮機44の回転数を低くして消費電力量を少なくするとともに、衣類31の量に応じて冷却ファン52の運転時間を減らし、消費電力量を抑えることができるようにしている。
以上のように、回転ドラム32内の衣類の抵抗値を検知する抵抗検知手段39と、抵抗検知手段39の情報より衣類31の量を検出する容量検知手段53を設け、制御手段50は、容量検知手段53の情報より衣類31の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類31の量が少ないときは、多いときに対して圧縮機44の回転数が低い回転数に低下すると冷却ファン52を駆動するようにしたものであり、風路38を流れる温風を機外へ排気することなく、衣類31の容量に合わせて冷却ファン52の運転を制御することで、省エネ性を向上することができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の第3の実施の形態の衣類乾燥機の動作を示すタイムチャートで、(a)(d)は、衣類を乾燥させたときの抵抗検知手段の出力特性、(b)(e)は、同圧縮機の回転数、(c)(f)は、同冷却ファンの動作を示している。本実施の形態の特徴は、抵抗検知手段39からの情報により衣類の量を検知する容量検知手段53を設け、容量検知手段53で検知した衣類の量が少ないときは、冷却ファン52の運転をしないようにしたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図8(a)に示すように、乾燥運転を開始した後の時間Tの間の抵抗検知手段39の出力がy1より大きければ、容量検知手段53は衣類の量が多いと判断し、制御手段50は、図8(b)(c)に示すように、圧縮機44の回転数がR1(例えば、90r/min)からR2(例えば、60r/min)まで低下すると冷却ファン52の運転を開始する。
また、図8(d)に示すように、抵抗検知手段39の出力がy1より小さければ、容量検知手段53は衣類の量が少ないと判断し、制御手段50は、図8(e)(f)に示すように、冷却ファン52の運転をしないので、衣類31の量に応じて冷却ファン52の運転時間を減らし、消費電力量を抑えることができる。
以上のように、回転ドラム32内の衣類31の抵抗値を検知する抵抗検知手段39と、抵抗検知手段39の情報より衣類31の量を検出する容量検知手段53を設け、制御手段50は、容量検知手段53の情報より衣類31の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類31の量が少ないときは、冷却ファン52を運転しないようにしたものであり、風路38を流れる温風を機外へ排気することなく、衣類31の容量に合わせて冷却ファン52の運転を制御することで、省エネ性を向上することができる。
(実施の形態4)
図9は、本発明の第4の実施の形態の衣類乾燥機の動作を示すタイムチャートで、(a)(d)は、衣類を乾燥させたときの抵抗検知手段の出力特性、(b)(e)は、同圧縮機の回転数、(c)(f)は、同冷却ファンの動作を示している。本実施の形態の特徴は、抵抗検知手段39からの情報により衣類の量を検知する容量検知手段53を設け、容量検知手段53で検知した衣類の量が少ないときは、乾燥運転開始時の圧縮機44の最高回転数を低くするようにしたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図9(a)に示すように、乾燥運転を開始した後の時間Tの間の抵抗検知手段39の出力がy1より大きければ、容量検知手段53は衣類31の量が多いと判断し、制御手段50は、図9(b)(c)に示すように、圧縮機44の回転数がR1(例えば、90r/min)からR2(例えば、60r/min)まで低下すると冷却ファン52の運転を開始する。
また、図9(d)に示すように、抵抗検知手段39の出力がy1より小さければ、容量検知手段53は衣類31の量が少ないと判断し、制御手段50は、図9(e)(f)に示すように、圧縮機44の回転数を最初はR4(例えば、75r/min)で動作し、冷媒の温度が高くなって、圧縮機44の回転数がR3(例えば、50r/min)まで低下すると冷却ファン52の運転を開始する。
ここで、圧縮機44の回転数はR4<R1、R3<R2となるように設定しているので、衣類31の量に応じて圧縮機44の入力を抑えることができ、また、冷却ファン52の
運転時間を減らすことができ、消費電力量を抑えることができる。
以上のように、容量検知手段53の情報より衣類31の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類31の量が少ないときは、乾燥運転開始時の圧縮機44の最高回転数を低くするようにしたものであり、風路38を流れる温風を機外へ排気することなく、衣類31の容量に合わせて圧縮機44と冷却ファン52の運転を制御することで、省エネ性を向上することができる。
(実施の形態5)
図10は、本発明の第5の実施の形態の衣類乾燥機の動作を示すタイムチャートで、(a)(d)は、衣類を乾燥させたときの抵抗検知手段の出力特性、(b)(e)は、同圧縮機の回転数、(c)(f)は、同冷却ファンの動作を示している。本実施の形態の特徴は、図6に示すように、抵抗検知手段39からの情報により衣類の乾燥度合いを検知する乾燥度検知手段54を設けたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図10(a)に示すように、乾燥運転を開始した後の時間Tの間の抵抗検知手段39の出力がa1より小さければ、乾燥度検知手段54は衣類の乾燥度合いが低いと判断し、制御手段50は、図10(b)(c)に示すように、圧縮機44の回転数がR1(例えば、90r/min)からR2(例えば、60r/min)まで低下すると冷却ファン52の運転を開始する。
また、図10(d)に示すように、抵抗検知手段39の出力がa1より大きければ、乾燥度検知手段54は衣類の乾燥度合いが高いと判断し、制御手段50は、図10(e)(f)に示すように、圧縮機44の回転数がR3(例えば、50r/min)まで低下すると冷却ファン52の運転を開始する。
ここで、冷却ファン52の運転は、圧縮機44の回転数R3<R2となるように設定しており、衣類の乾燥度合いに応じて冷却ファン52の運転時間を減らし、消費電力量を抑えることができる。
以上のように、抵抗検知手段39の情報より衣類31の乾燥度合いを検出する乾燥度検知手段54を設け、制御手段50は、乾燥度検知手段54の情報より衣類31の乾燥度合いを少なくとも2段階以上に分けて、衣類31の乾燥度合いが高いときは、低いときに対して圧縮機44の回転数が低い回転数に低下すると冷却ファン52を駆動するようにしたものであり、風路38を流れる温風を機外へ排気することなく、衣類31の乾燥度合いに合わせて冷却ファン52の運転を制御することで、省エネ性を向上することができる。
(実施の形態6)
図11は、本発明の第6の実施の形態の衣類乾燥機の動作を示すタイムチャートで、(a)(d)は、衣類を乾燥させたときの抵抗検知手段の出力特性、(b)(e)は、同圧縮機の回転数、(c)(f)は、同冷却ファンの動作を示している。本実施の形態の特徴は、図6に示すように、抵抗検知手段39からの情報により衣類の乾燥度合いを検知する乾燥度検知手段54を設け、衣類の乾燥度合いが高いときは冷却ファン52を運転しないようにしたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図11(a)に示すように、乾燥運転を開始した後の時間Tの間の抵抗検知手段39の出力がa1より小さければ、乾燥度検知手段54は衣類31の乾燥度合いが低いと判断し、制御手段50は、図11(b)(c)に示すように、圧縮機44の回転数がR1(例え
ば、90r/min)からR2(例えば、60r/min)まで低下すると冷却ファン52の運転を開始する。
また、図11(d)に示すように、抵抗検知手段39の出力がa1より大きければ、乾燥度検知手段54は衣類31の乾燥度合いが高いと判断し、制御手段50は、図10(e)(f)に示すように、冷却ファン52の運転をしない。
以上のように、抵抗検知手段39の情報より衣類31の乾燥度合いを検出する乾燥度検知手段54を設け、制御手段50は、乾燥度検知手段54の情報より衣類31の乾燥度合いを少なくとも2段階以上に分けて、衣類31の乾燥度合いが高いときは、冷却ファン52を運転しないようにしたものであり、風路38を流れる温風を機外へ排気することなく、衣類31の乾燥度合いに合わせて冷却ファン52の運転を制御することで、省エネ性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる衣類乾燥機は、乾燥用空気の一部を機外へ排気することなく、圧縮機の回転数を抑えて省エネ性を向上することができるので、衣類乾燥機として有用である。
32 回転ドラム
34 モータ
37 送風ファン
38 風路
43 ヒートポンプ装置
44 圧縮機
45 放熱器
46 絞り手段
47 吸熱器
48 管路
49 温度検知手段
50 制御手段
51 回転数検知手段
52 冷却ファン

Claims (6)

  1. 衣類を収容し乾燥させる回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、圧縮機と圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器と高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置と、前記ヒートポンプ装置により加熱された温風を前記回転ドラムへ供給する送風ファンと、前記送風ファンにより送風される乾燥用空気を吸熱器から放熱器へと流して前記回転ドラムへと導く風路と、前記風路を冷却する冷却ファンと、冷媒の温度を検知する温度検知手段と、前記圧縮機の回転数を検知する回転数検知手段と、乾燥運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記圧縮機の回転数が設定回転数から所定の回転数に低下すると前記冷却ファンを駆動するようにした衣類乾燥機。
  2. 回転ドラム内の衣類の抵抗値を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手段の情報より衣類の量を検出する容量検知手段を設け、前記制御手段は、前記容量検知手段の情報より衣類の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類の量が少ないときは多いときに対して圧縮機の回転数が低い回転数に低下すると冷却ファンを駆動するようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 回転ドラム内の衣類の抵抗値を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手段の情報より衣類の量を検出する容量検知手段を設け、前記制御手段は、前記容量検知手段の情報より衣類の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類の量が少ないときは冷却ファンを運転しないようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
  4. 制御手段は、容量検知手段の情報より衣類の量を少なくとも2段階以上に分けて、衣類の量が少ないときは乾燥運転開始時の圧縮機の最高回転数を低くするようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
  5. 抵抗検知手段の情報より衣類の乾燥度合いを検出する乾燥度検知手段を設け、制御手段は、前記乾燥度検知手段の情報より衣類の乾燥度合いを少なくとも2段階以上に分けて、衣類の乾燥度合いが高いときは低いときに対して圧縮機の回転数が低い回転数に低下すると冷却ファンを駆動するようにした請求項4記載の衣類乾燥機。
  6. 抵抗検知手段の情報より衣類の乾燥度合いを検出する乾燥度検知手段を設け、制御手段は、前記乾燥度検知手段の情報より衣類の乾燥度合いを少なくとも2段階以上に分けて、衣類の乾燥度合いが高いときは冷却ファンを運転しないようにした請求項4記載の衣類乾燥機。
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