JP2012205095A - 通信端末及びコンテンツ取得方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得する。
【解決手段】本発明に係る通信端末10は、伝送速度が異なる複数の通信方式で通信可能な通信端末10であって、通信方式に関する情報である通信方式情報を、該通信方式情報が取得された時刻に対応付けて通信方式に関する履歴として記憶する履歴記憶部11と、履歴記憶部11に記憶された履歴に基づいて、切り替わる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する通信方式選択部12と、通信方式選択部12によって選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信し、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを取得する通信部14と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信端末及びコンテンツ取得方法に関する。
従来、伝送速度が異なる複数の通信方式(RAT;Radio Access Technology)で通信可能な移動通信端末において、使用している通信方式に応じて、サーバから動画等のコンテンツを取得する技術が知られている。例えば、下記の特許文献1には、複数種類の通信方式を切り換えて使用できる携帯電話機において、現在使用している通信方式の情報をHTTP要求の所定のフィールドに書き込み、そのHTTP要求をコンテンツ配信サーバに送信する構成が開示されている。また、下記の特許文献1には、コンテンツ配信サーバにおいて、HTTP要求に書き込まれている通信方式の情報を読み出し、その通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを携帯電話機に送信する構成が開示されている。
特開2008−182646号公報
しかしながら、通信方式ごとに利用可能なエリアは異なるため、以下のような問題がある。携帯電話機が、例えば、最大75Mbpsのデータ伝送が可能なLTE(Long Term Evolution)及び最大7.2Mbpsのデータ伝送が可能な3G(3rd Generation)で通信可能とした場合、LTEを利用可能なエリアは狭いため、3Gのみを利用可能なエリアにすぐに移動してしまう可能性がある。このような場合、上記特許文献1に開示された携帯電話機では、LTEの情報を書き込んでHTTP要求を送信しても、LTEより低速の3GでLTE用の大容量コンテンツを取得しなければならないことがある。
そこで本発明は、このような問題点を解決するために、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得可能な通信端末及びコンテンツ取得方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の通信端末は、伝送速度が異なる複数の通信方式で通信可能な通信端末であって、通信方式に関する情報である通信方式情報を、該通信方式情報が取得された時刻に対応付けて通信方式に関する履歴として記憶する履歴記憶手段と、履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて、切り替わる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する通信方式選択手段と、通信方式選択手段によって選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信し、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを取得する通信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のコンテンツ取得方法は、通信方式に関する情報を該情報が取得された時刻に対応付けて通信方式に関する履歴として記憶する履歴記憶手段を備え、伝送速度が異なる複数の通信方式で通信可能な通信端末におけるコンテンツ取得方法であって、履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて、切り替わる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する通信方式選択ステップと、通信方式選択ステップにおいて選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信する送信ステップと、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを取得する取得ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、切り替わる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択し、選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信することで、選択した通信方式に対応するコンテンツを取得することができる。従って、例えば、通信方式のエリア境界付近に位置する場合に、切り替わる可能性がある通信方式のうち最も遅い伝送速度の通信方式に応じたコンテンツ要求を行うことができる。このため、本発明によれば、コンテンツ取得時に伝送速度が遅い通信方式に切り替わったとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、本発明の通信端末において、複数の通信方式のいずれに対応するエリアに在圏しているか判別する在圏エリア判別手段をさらに備え、通信手段は、通信開始時に通信方式を識別する情報である通信方式識別情報を受信し、通信方式選択手段は、在圏エリア判別手段により判別されたエリアと、通信手段により受信された通信方式識別情報と、履歴記憶手段に記憶された履歴と、に基づいて通信方式を選択するのが好ましい。この構成によれば、通信端末が在圏しているエリアにおいて通信可能な通信方式と、通信開始時の通信方式と、通信方式の履歴と、に基づいて通信方式を選択することができ、切り替わる可能性のある通信方式をより精度よく判断することが可能となる。
また、本発明の通信端末において、通信方式選択手段は、在圏エリア判別手段により判別されたエリアがいずれか一の通信方式のみ利用可能なエリアの場合、当該通信方式を選択し、在圏エリア判別手段により判別されたエリアが複数の通信方式を利用可能なエリアで、通信手段により受信された通信方式識別情報が識別する通信方式がそのエリアで利用可能な通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式の場合、当該伝送速度が最も遅い通信方式を選択し、在圏エリア判別手段により判別されたエリアが複数の通信方式を利用可能なエリアで、かつ、通信手段により受信された通信方式識別情報が識別する通信方式がそのエリアで利用可能な通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式以外の場合、又は、通信手段が通信開始時に通信方式識別情報を受信しなかった場合、履歴に基づいて通信方式を選択するのが好ましい。
この構成によれば、在圏エリアで利用可能な通信方式のうち、伝送速度が最も遅い通信方式を選択することができる。例えば、在圏エリアにおいていずれか一の通信方式のみ利用可能である場合には、そのエリアでは他の通信方式を利用できない。このような場合、利用可能な通信方式を選択することで、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。また、在圏エリアにおいて複数の通信方式が利用可能である場合でも、在圏エリアで利用可能な通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式が通信開始時に設定された場合には、この通信方式をコンテンツ取得時においても使用する可能性がある。このような場合、通信開始時に設定された通信方式を選択することで、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、本発明の通信端末において、通信方式選択手段は、コンテンツ取得要求を行う前の所定の時間帯において、通信方式の切替が発生していた場合に、切り替わった通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択するのが好ましい。この構成によれば、通信方式の切替の可能性を考慮して、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。例えば、コンテンツ取得要求を行う直前に通信方式の切替が発生していた場合、通信端末は、現在設定されている通信方式を利用可能なエリアの境界付近に位置している可能性がある。このため、コンテンツ取得時には通信端末がそのエリア外に移動している可能性がある。このような場合、切り替わる可能性のある通信方式のうち、伝送速度が最も遅い通信方式を選択することで、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、本発明の通信端末において、通信方式選択手段は、コンテンツ取得要求を行う前の所定の時間帯において、通信方式の切替が所定回数以上発生していた場合に、切り替わった通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択するのが好ましい。この構成によれば、通信方式の切替の可能性を考慮して、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。を選択することができる。例えば、コンテンツ取得要求を行う前の一定の時間帯において、通信方式の切替が頻繁に発生していた場合、何らかの要因によって通信方式の設定が不安定になっていると考えられる。このような場合、切り替わる可能性のある通信方式のうち、伝送速度が最も遅い通信方式を選択することで、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、本発明の通信端末において、通信方式選択手段は、コンテンツ取得要求を行う時刻を含む時間帯において、過去に設定された通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択するのが好ましい。この構成によれば、時間帯におけるネットワークの利用傾向を考慮して、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。例えば、夕方等は通信利用者が多いため、LTEの通信が可能であっても、ネットワークの収容容量を超えると、3Gに切り替えられることがある。過去の同時間帯においてこのような傾向が見られる場合、その時間帯において3Gに切り替えられる可能性がある。このような場合、3Gに応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信することで、通信方式が3Gに切り替えられたとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、本発明の通信端末において、通信端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、履歴記憶手段は、履歴に位置情報を含めて記憶し、通信方式選択手段は、コンテンツ取得要求を行う際に、現在位置を含む所定の範囲内において、過去に設定された通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択するのが好ましい。この構成によれば、通信端末の現在位置に対応する通信方式を選択することができる。例えば、過去に3Gで通信を行った位置の周辺では、LTEで通信可能であっても3Gに切り替えられる可能性がある。このような場合、3Gに応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信することで、通信方式が3Gに切り替えられたとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、本発明の通信端末において、複数の通信方式には、LTE及び3Gが含まれるのが好ましい。LTEは3Gより伝送速度が高速であるが、LTEを利用可能なエリアは、3Gを利用可能なエリアより狭い。従って、LTEを利用可能なエリアにおいてコンテンツ取得要求を送信する際、通信方式が3Gに切り替えられる可能性がある場合には、3Gに応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信することで、通信端末が3Gを利用可能なエリアに移動したとしても、取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
本発明によれば、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得できる。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略構成図である。 各通信方式のエリアの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る通信端末の機能構成を示すブロック図である。 通信方式に関する履歴の一例を示す図である。 LTE及び3Gを利用可能な場合に選択される通信方式を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信システムのコンテンツ配信処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る通信端末の通信方式選択処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る通信端末及び通知方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る通信システム1の概要構成図である。図1に示すように、通信システム1は、通信端末10、基地局20、交換機30、及び配信サーバ40を含んで構成されている。
通信端末10は、例えば携帯電話機であって、伝送速度が異なる複数の通信方式で通信可能な移動体通信等の通信機能を備えている装置である。後述するように、通信端末10は、設定されている通信方式を用いて通信を行う。また、通信端末10は、通信方式に関するログ(履歴)に基づいてコンテンツ取得時に設定されていると予測される通信方式を選択し、その通信方式を識別可能な情報であるRAT情報(通信方式識別情報)を付加してコンテンツ取得要求を行う。
基地局20は、各通信方式に対応して設けられており、通信端末10との間で対応する通信方式による通信を行う。例えば、3G基地局20aは、通信端末10との間で3Gによる通信を行う場合に使用される。LTE基地局20bは、通信端末10との間でLTEによる通信を行う場合に使用される。図1に示すように、通信システム1では、3G基地局20aとLTE基地局20bとが、それぞれ複数設けられている。
そして、各基地局20のアンテナの勢力範囲(カバーエリア)が、その基地局20に対応する通信方式を利用可能なエリア(地理的範囲)となる。また、3G基地局20aのアンテナのカバーエリア(以下、「3Gエリア」という。)は、LTE基地局20bのアンテナのカバーエリア(以下、「LTEエリア」という。)より広いことが知られている。なお、3G基地局20a及びLTE基地局20bはアンテナを共有してもよいし、それぞれアンテナを設けてもよい。
通信システム1では、3G基地局20aは、単独で設けられているか、LTE基地局20bとともに設けられている。一方、LTE基地局20bは、3G基地局20aとともに設けられているが、単独では設けられていない。このように基地局20を設置した結果、LTEエリアは、3Gエリアに含まれる。したがって、通信端末10がLTEを利用可能な場合は、3Gも利用可能である。
図2は、通信システム1における各通信方式のエリアの一例を示す図である。図2に示すように、各通信方式のエリアとして、例えばエリアA3G及びエリアALTEがある。エリアA3Gは、3Gエリアを示している。エリアALTEは、LTEエリアを示している。また、上述のようにエリアALTEは、エリアA3Gに含まれている。すなわち、エリアALTEでは、LTEによる通信だけでなく、3Gによる通信も可能である。
交換機30は、各通信方式に対応して設けられており、基地局20と配信サーバ40との間の通信を中継する装置である。例えば、3G交換機30aは、3G基地局20aと通信を行い、LTE交換機30bは、LTE基地局20bと通信を行う。なお、以下の説明において、基地局20及び交換機30を纏めてネットワーク(移動体通信網)NWと呼ぶ場合がある。
配信サーバ40は、提供対象の画像、WEBページデータ、アプリケーションプログラム等のコンテンツを不図示のデータベースに記憶している。配信サーバ40は、コンテンツを識別するコンテンツID又はコンテンツタイトルごとに、複数の通信方式に対応したデータサイズのコンテンツを記憶している。各通信方式に対応したコンテンツは、各通信方式の伝送速度で配信するのに好適なデータサイズを有している。配信サーバ40は、例えば、1つのコンテンツIDに対して、LTE用のコンテンツ、3G用のコンテンツ等を記憶している。LTEは、最大75Mbpsのデータ伝送が可能であるため、LTE用のコンテンツは大容量に設定されている。3Gは、最大7.2Mbpsのデータ伝送が可能であるため、3G用のコンテンツはLTE用のコンテンツより小さいデータサイズに設定されている。
配信サーバ40は、基地局20及び交換機30を介して、通信端末10からコンテンツ取得要求を受信し、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを通信端末10に配信する。具体的には、配信サーバ40は、コンテンツ取得要求を受信すると、コンテンツ要求に付加されているRAT情報を読み出す。そして、配信サーバ40は、コンテンツ取得要求で指定されたコンテンツID(又はコンテンツタイトル)に対応した複数のコンテンツの中から、読み出したRAT情報で示される通信方式に対応するコンテンツを配信対象として決定する。次に、配信サーバ40は、配信対象として決定したコンテンツをデータベースから読み出し、通信端末10に配信する。
図3は、通信端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、通信端末10は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)101、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)102及びROM103(Read Only Memory)、ハードディスク装置等の補助記憶装置104、設定されている通信方式を用いて基地局20等との間でデータの送受信を行う通信モジュール105、GPS信号を受信して通信端末10の現在位置を取得するGPS通信装置106、入力デバイスである入力キー、マイクロフォン等の入力装置107、出力デバイスであるディスプレイ、スピーカ等の出力装置108等のハードウェアにより構成されている。
後述する通信端末10の各機能は、図3に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで通信モジュール105、GPS通信装置106、入力装置107、出力装置108等を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置104におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
続いて、通信端末10の各機能について説明する。図4は、通信端末10の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、通信端末10は、履歴記憶部11と、通信方式選択部12と、取得要求生成部13と、通信部14と、を備えて構成されている。なお、通信端末10は、後述の第4の通信方式選択処理を行うとき位置情報取得部15をさらに備えてもよく、後述の第5の通信方式選択処理を行うとき在圏エリア判別部16をさらに備えてもよい。
履歴記憶部11は、通信方式に関する情報である通信方式情報を、該通信方式情報が取得された時刻に対応付けて通信方式に関する履歴として記憶する履歴記憶手段として機能する。履歴記憶部11は、少なくとも、通信端末10に設定された通信方式を識別可能な情報であるRAT情報と、そのRAT情報が取得された時刻を示す時刻情報と、を対応付けて通信方式に関する履歴として記憶している。履歴記憶部11は、さらに、通信端末10の状態を示すステータス情報、通信端末10の位置を示す位置情報等を対応付けて記憶してもよい。
図5は、通信方式に関する履歴の一例を示す図である。図5に示すように、履歴記憶部11は、「時刻」と、「状態」と、「RAT(ベアラ)」と、「位置」とを対応付けて通信方式に関する履歴として記憶している。「時刻」に記憶されているデータは、この情報が取得された時刻を示す時刻情報である。例えば、「2011 0203 143000」というデータは、2011年2月3日14時30分00秒を示す。「状態」に記憶されているデータは、通信端末10の状態を示すステータス情報である。この「状態」には、例えば、通信端末10が待受状態であることを示す「待受」、通信端末10が通信中であることを示す「通信」等が記憶される。
「RAT(ベアラ)」に記憶されているデータは、通信方式を識別可能な情報であるRAT情報である。この「RAT(ベアラ)」には、例えば、通信端末10によって設定されている通信方式が3Gであることを示す「3G」、通信端末10によって設定されている通信方式がLTEであることを示す「LTE」、通信端末10によって設定されている通信方式がGSM(Global System for Mobile Communications)であることを示す「GSM」等が記憶される。「位置」に記憶されているデータは、通信端末10の位置を特定する位置情報であって、例えば、緯度及び経度を示す情報である。
なお、履歴記憶部11は、例えば、通信端末10の待受中に設定されている通信方式が切り替えられた時、通信端末10の通信中に設定されている通信方式が切り替えられた時、通信端末10が通信を開始した時、通信端末10が通信を終了した時、通信端末10の状態(待受、通信)が変わった時、通信端末10が位置情報を取得した時等に、通信方式情報を取得し、通信方式に関する履歴として記憶する。
通信方式選択部12は、履歴記憶部11に記憶された履歴に基づいて通信方式を選択する通信方式選択手段として機能する。すなわち、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求に対するコンテンツの取得時に設定されている通信方式を、履歴記憶部11に記憶された履歴に基づいて予測し、その予測した通信方式を選択する。通信方式選択部12が行う通信方式選択処理については、後述する。
取得要求生成部13は、通信方式選択部12によって選択された通信方式を識別するRAT情報を付加してコンテンツ取得要求を生成する取得要求生成手段として機能する。取得要求生成部13は、例えば、HTTP要求等のコンテンツ取得要求のヘッダーに予め定義されたフィールドにRAT情報を書き込むことで、RAT情報が付加されたコンテンツ取得要求を生成する。
通信部14は、通信方式選択部12によって選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信し、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを取得する通信手段として機能する。具体的には、通信部14は、取得要求生成部13によって生成されたコンテンツ取得要求を送信し、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを取得する通信手段として機能する。通信部14は、基地局20及び交換機30を介して配信サーバ40にコンテンツ取得要求を送信する。そして、配信サーバ40によってコンテンツ取得要求が受信されると、そのコンテンツ取得要求に付加されたRAT情報に対応したコンテンツが配信され、通信部14が取得する。
通信部14は、通信端末10によってサポートされている複数の通信方式のうちいずれかの通信方式が設定され、設定された通信方式に基づいて待受及び通信を行う。通信部14は、例えば、通信端末10が通信を開始する時、現在設定されている通信方式を利用可能なエリアから利用不可能なエリアに通信端末10が移動した時等に、ネットワークNW側からRAT情報を受信し、そのRAT情報によって示される通信方式に変更する。なお、通信部14は、通信開始時にネットワークNW側からRAT情報を受信しない場合もある。
したがって、通信部14は、コンテンツ取得要求を送信する際に設定されている通信方式を用いてコンテンツ取得要求を送信する。このため、通信部14は、コンテンツ取得要求に付加されたRAT情報によって識別される通信方式と異なる通信方式でコンテンツ取得要求を送信することもある。また、通信部14は、コンテンツを取得する際に設定されている通信方式を用いてそのコンテンツを取得する。このため、通信部14は、コンテンツ取得要求に付加されたRAT情報によって識別される通信方式と異なる通信方式でコンテンツを取得することもある。
次に、通信方式選択部12によって行われる第1〜第5の通信方式選択処理を説明する。通信方式選択部12は、第1〜第5の通信方式選択処理のうちいずれかの処理で通信方式を選択する。
(第1の通信方式選択処理)
通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求を送信する前の所定の時間帯において、通信方式の切替が発生していた場合に、切り替わった通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。具体的に説明すると、通信方式選択部12は、履歴記憶部11に記憶されている通信方式に関する履歴に基づいて、コンテンツ取得要求を送信する直前の時間帯(例えば30分間)において、RAT情報が変更されたか否かを判定する。そして、RAT情報が変更されていた場合、その時間帯において切り替わった通信方式のうち、伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。なお、RAT情報が変更されたか否かを判定する時間帯は、通信方式選択部12に予め設定されている。この時間帯は、任意の時間とすることができる。
図5の通信方式に関する履歴を用いて、この第1の通信方式選択処理を説明する。例えば、2011年2月3日14時32分00秒にコンテンツ取得要求を送信する場合、その直前の30分間において情報<1>と情報<2>との間でRAT情報が3GからLTEに変更されている。この場合、コンテンツ取得要求送信時に設定されている通信方式はLTEであるが、通信方式選択部12は、伝送速度が遅い方の通信方式である3Gを選択する。一方、2011年2月3日15時32分00秒にコンテンツ取得要求を送信する場合、その直前の30分間においてRAT情報は変更されていない。したがって、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求送信時に設定されている通信方式であるLTEを選択する。
(第2の通信方式選択処理)
通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求を送信する前の所定の時間帯において、通信方式の切替が所定回数以上発生していた場合に、切り替わった通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。具体的に説明すると、通信方式選択部12は、履歴記憶部11に記憶されている通信方式に関する履歴に基づいて、コンテンツ取得要求を送信する直前の時間帯(例えば1時間)において、RAT情報が変更された回数をカウントする。そして、通信方式選択部12は、RAT情報が変更された回数が閾値N以上の場合、その時間帯において切り替わった通信方式のうち、伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。なお、RAT情報が変更された回数をカウントする時間帯、及び、閾値Nはいずれも、通信方式選択部12に予め設定されている。
図5の通信方式に関する履歴を用いて、この第2の通信方式選択処理を説明する。例えば、RAT情報が変更された回数をカウントする時間帯を1時間、閾値Nを3回とする。2011年2月3日15時02分30秒にコンテンツ取得要求を送信する場合、情報<1>と情報<2>との間、情報<3>と情報<4>との間、情報<4>と情報<5>との間の合計3回、RAT情報が変更されている。この場合、コンテンツ取得要求送信時に設定されている通信方式はLTEであるが、通信方式選択部12は、切り替えられた通信方式のうち伝送速度が最も遅い3Gを選択する。一方、2011年2月3日15時42分00秒にコンテンツ取得要求を送信する場合、情報<4>と情報<5>との間の1回だけRAT情報が変更されている。この場合、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求送信時に設定されている通信方式であるLTEを選択する。
(第3の通信方式選択処理)
通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求を行う時刻を含む時間帯において、過去に設定された通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。具体的に説明すると、通信方式選択部12は、履歴記憶部11に記憶されている通信方式に関する履歴に基づいて、コンテンツ取得要求を送信する時刻(時分秒)を含む所定の時間帯における過去のRAT情報を抽出し、その通信方式を選択する。なお、所定の時間帯は、例えば、コンテンツ取得要求を行う時刻の前後15分等として予め通信方式選択部12に設定されている。また、通信方式選択部12は、同時間帯における過去の履歴すべてを参照してもよいし、所定の日の履歴を参照してもよい。また、コンテンツ取得要求を送信する時刻を含む時間帯に代えてコンテンツ取得要求を送信する時刻と同一の時刻としてもよい。いずれの履歴を参照するかは、通信方式選択部12に予め設定されている。
図5の通信方式に関する履歴を用いて、この第3の通信方式選択処理を説明する。例えば、前日の履歴を参照するように設定されているとする。2011年2月4日18時00分00秒にコンテンツ取得要求を送信する場合、前日の18時00分00秒において設定されている通信方式は3Gである。この場合、コンテンツ取得要求送信時に設定されている通信方式がLTEであっても、通信方式選択部12は、3Gを選択する。
(第4の通信方式選択処理)
通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求を行う際に、通信端末10の現在位置を含む所定の範囲において、過去に設定された通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。この場合、通信端末10は、位置情報取得部15をさらに備える。
位置情報取得部15は、通信端末10の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段として機能する。具体的には、位置情報取得部15は、GPS通信装置106を介して通信端末10の位置情報を取得する。位置情報取得部15は、オートGPS機能により一定の周期(例えば、5分周期)で通信端末10の位置情報を取得する。また、位置情報取得部15は、GPS情報を用いたサービス利用時、ユーザによるGPS情報問い合わせ時等に、通信端末10の位置情報を取得してもよい。
位置情報取得部15によって位置情報が取得されると、前述の履歴記憶部11は、その位置情報と、位置情報が取得された際に通信端末10に設定されている通信方式と、位置情報が取得された時刻を示す時刻情報とを含む通信方式情報を通信方式に関する履歴として記憶する。履歴記憶部11は、さらに位置情報が取得された際の通信端末10のステータス情報を通信方式情報に含めて記憶してもよい。
通信方式選択部12は、位置情報取得部15によって取得された通信端末10の現在位置を示す位置情報を取得する。そして、通信方式選択部12は、履歴記憶部11に記憶されている通信方式に関する履歴に基づいて、コンテンツ取得要求を送信する際の通信端末10の現在位置を含む所定の範囲において過去に設定された通信方式を抽出する。そして、通信方式選択部12は、抽出した通信方式のうち、伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。
なお、所定の範囲は、例えば、通信端末10の現在位置を中心とした半径500mの範囲である。また、予め複数の区画を定めておき、通信端末10が属する区画を所定の範囲としてもよい。この所定の範囲の決定方法は、予め通信方式選択部12に設定されている。なお、通信方式選択部12は、通信端末10の現在位置と同位置において、過去に設定された通信方式を抽出し、伝送速度が最も遅い通信方式を選択してもよい。複数の通信方式が抽出された場合、通信方式選択部12は、通信端末10の現在位置から最も近い位置において設定された通信方式を選択してもよい。また、複数の通信方式が抽出された場合、通信方式選択部12は、最も新しく設定された通信方式を選択してもよい。
図5の通信方式に関する履歴を用いて、この第4の通信方式選択処理を説明する。例えば、通信端末10の現在位置が北緯35.658704°、東経139.745408°であるとする。2011年2月3日14時31分15秒にコンテンツ取得要求を送信する場合、通信方式選択部12は、この位置情報を含む所定の範囲内の位置情報を有する情報<1>及び情報<2>からRAT情報を抽出する。この場合、コンテンツ取得要求送信時に設定されている通信方式はLTEであるが、通信方式選択部12は、抽出したRAT情報のうち伝送速度が最も遅い通信方式である3Gを選択する。
(第5の通信方式選択処理)
通信方式選択部12は、通信端末10の現在位置において利用可能な通信方式に基づいて、通信方式を選択する。この場合、通信端末10は、在圏エリア判別部16をさらに備える。
在圏エリア判別部16は、複数の通信方式のうちいずれの通信方式を利用可能なエリアに通信端末10が在圏しているか判別する在圏エリア判別手段として機能する。在圏エリア判別部16は、例えば、各通信方式について、その通信方式を利用可能なエリアの地理的範囲をエリアマップとして予め保持している。そして、在圏エリア判別部16は、位置情報取得部15によって取得された位置情報と、エリアマップとに基づいて、いずれの通信方式を利用可能なエリアに通信端末10が在圏しているか判別する。
通信方式選択部12は、通信端末10が、通信端末10によってサポートされている複数の通信方式のうちいずれか1つの通信方式のみ利用可能なエリアに在圏している場合、上述の第1〜第4の通信方式選択処理を行うことなく、その利用可能な通信方式を選択する。
また、通信方式選択部12は、通信端末10が、通信端末10によってサポートされている通信方式のうち2以上を利用可能なエリアに在圏しており、通信開始時に2以上の通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式のRAT情報が通知された場合、上述の第1〜第4の通信方式選択処理を行うことなく、通知されたRAT情報が示す通信方式を選択する。一方、通信方式選択部12は、通信端末10が、通信端末10によってサポートされている通信方式のうち2以上を利用可能なエリアに在圏しており、通信開始時に2以上の通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式以外の通信方式のRAT情報が通知された場合、又は、通信開始時にRAT情報が通知されなかった場合、上述の第1〜第4の通信方式選択処理を行う。
図6は、通信端末10がLTE及び3Gを利用可能である場合における、第5の通信方式選択処理によって選択される通信方式を示す図である。図6において、「待受状態」は、通信端末10の待受状態において設定されている通信方式を示す。「在圏エリア」は、通信端末10が在圏するエリアにおいて利用可能な通信方式を示す。例えば、「在圏エリア」が「3Gのみ」の場合、通信端末10は3Gのみを利用可能なエリアに在圏していることを示す。「在圏エリア」が「LTE」の場合、通信端末10はLTE及び3Gを利用可能なエリアに在圏していることを示す。
「通信開始時に通知されるRAT」は、通信端末10の通信開始時にネットワークNW側から通知されるRAT情報を示す。「選択される通信方式」は、通信方式選択部12によって選択される通信方式を示す。「選択される通信方式」が「履歴に基づく通信方式選択処理による」の場合、上述の第1〜第4の通信方式選択処理に基づいて通信方式が選択されることを示す。
図6に示すように、通信端末10の在圏エリアが3Gのみ利用可能なエリアである場合は、3Gが選択される。通信端末10の在圏エリアがLTE及び3Gを利用可能なエリア(LTEエリア)である場合は、コンテンツ取得要求の通信開始時に通知されるRAT情報に応じて選択される通信方式が異なる。コンテンツ取得要求の通信開始時に3GのRAT情報が通知された場合、3Gが選択される。コンテンツ取得要求の通信開始時にLTEのRAT情報が通知された場合、又は、コンテンツ取得要求の通信開始時にRAT情報が通知されなかった場合、上述の第1〜第4の通信方式選択処理を行って、通信方式に関する履歴に基づき通信方式が選択される。
続いて、通信システム1におけるコンテンツ配信処理について説明する。図7は、通信システム1のコンテンツ配信処理を示すフローチャートである。本処理は、通信端末10において、入力装置107を介してコンテンツを取得するための操作が行われることにより開始される(S01)。次に、通信端末10の通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求に付加する通信方式を選択する(S02,通信方式選択ステップ)。S02の通信方式選択処理の詳細は、後述する。そして、通信端末10の取得要求生成部13は、S02において通信方式選択部12によって選択された通信方式を示すRAT情報を、例えばヘッダの予め定められたフィールドに書き込んで、コンテンツ取得要求を生成する(S03,取得要求生成ステップ)。
続いて、通信端末10の通信部14は、S03において取得要求生成部13によって生成されたコンテンツ取得要求を送信する(S04,送信ステップ)。なお、通信部14は、送信時に設定されている通信方式を用いてコンテンツ取得要求を送信する。通信部14によって送信されたコンテンツ取得要求は、通信部14によって使用された通信方式に対応する基地局20及び交換機30を介して、配信サーバ40に送信される。
配信サーバ40は、コンテンツ取得要求を受信すると、コンテンツ取得要求に付加されたRAT情報を読み出す。そして、配信サーバ40は、コンテンツ取得要求に係るコンテンツのうち、RAT情報により識別される通信方式に対応したデータサイズのコンテンツをデータベースから読み出す(S05)。そして、配信サーバ40は、交換機30及び基地局20を介して、読み出したコンテンツを通信端末10に配信する(S06)。
通信部14は、コンテンツ取得時に設定されている通信方式を用いてコンテンツを取得する(S07,取得ステップ)。そして、通信端末10は、S07において取得したコンテンツを不図示のディスプレイに表示する(S08)。
図8は、通信端末10の通信方式選択処理を示すフローチャートである。ここでは、通信端末10がLTEと3Gとを利用可能な場合について説明する。なお、本処理は、図7のS02の処理に対応する。
まず、位置情報取得部15は、GPS通信装置106を介して通信端末10の現在位置を示す位置情報を取得する。次に、在圏エリア判別部16は、位置情報取得部15によって取得された位置情報と、エリアマップとに基づいて、いずれの通信方式を利用可能なエリアに在圏しているか判別する(S21)。3Gのみを利用可能なエリアに在圏していると判別された場合(S21;3Gのみ)、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求に付加する通信方式として3Gを選択する(S22)。
一方、S21の処理において、LTE及び3Gを利用可能なエリアに在圏していると判別された場合(S21;LTE)、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求の通信開始時にネットワークNWから通知されたRAT情報が3Gを示しているか否かを判定する(S23)。通信開始時にネットワークNWから通知されたRAT情報が3Gを示している場合(S23;Yes)、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求に付加する通信方式として3Gを選択する(S22)。一方、通信開始時にネットワークNWから通知されたRAT情報がLTEを示している場合(S23;No)、通信方式選択部12は、履歴記憶部11に記憶されている通信方式に関する履歴を参照する(S24)。
そして、通信方式選択部12は、上述の第1〜第4の通信方式選択処理のいずれかを行って、3Gに切り替わる可能性があるか否かを判定する(S25)。S25の判定により、3Gに切り替わる可能性があると判定された場合(S25;Yes)、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求に付加する通信方式として3Gを選択する(S22)。一方、S25の判定により、3Gに切り替わる可能性がないと判定された場合(S25;No)、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求に付加する通信方式としてLTEを選択する(S26)。なお、S21及びS23の処理は、省略してもよい。
次に、本実施形態の通信端末10の作用効果について説明する。伝送速度が異なる複数の通信方式で通信可能な通信端末10において、履歴記憶部11は、通信方式に関する情報である通信方式情報を、該通信方式情報が取得された時刻に対応付けて記憶し、通信方式選択部12は、履歴記憶部11に記憶された履歴に基づいて、切り替わる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。また、通信部14は、通信方式選択部12によって選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信し、コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを取得する。
このように、通信端末10は、切り替わる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択し、選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信することで、選択した通信方式に対応するコンテンツを取得することができる。従って、例えば、通信方式のエリア境界付近に位置する場合に、切り替わる可能性がある通信方式のうち最も遅い伝送速度の通信方式に応じたコンテンツ要求を行うことができる。このため、本発明によれば、コンテンツ取得時にコンテンツ取得要求時よりも伝送速度が遅い通信方式に切り替わったとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、通信端末10において、在圏エリア判別部16は、複数の通信方式のいずれに対応するエリアに在圏しているか判別してもよい。そして、通信部14は、通信開始時に通信方式を識別するRAT情報を受信し、通信方式選択部12は、在圏エリア判別部16により判別されたエリアと、通信部14により受信されたRAT情報と、履歴記憶部11に記憶された履歴と、に基づいて通信方式を選択してもよい。この構成によれば、通信端末10が在圏しているエリアにおいて通信可能な通信方式と、通信開始時の通信方式と、通信方式の履歴と、に基づいて通信方式を選択することができ、切り替わる可能性のある通信方式をより精度よく判断することが可能となる。
また、通信端末10において、通信方式選択部12は、在圏エリア判別部16により判別されたエリアがいずれか一の通信方式のみ利用可能なエリアの場合、当該通信方式を選択してもよい。また、通信方式選択部12は、在圏エリア判別部16により判別されたエリアが複数の通信方式を利用可能なエリアで、通信部14により受信されたRAT情報がエリアで利用可能な通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を識別する情報の場合、当該伝送速度が最も遅い通信方式を選択してもよい。また、通信方式選択部12は、在圏エリア判別部16により判別されたエリアが複数の通信方式を利用可能なエリアで、かつ、通信部14により受信されたRAT情報が識別する通信方式がそのエリアで利用可能な通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式以外の場合、又は、通信部14が通信開始時にRAT情報を受信しなかった場合、履歴記憶部11に記憶された履歴に基づいて通信方式を選択してもよい。
この構成によれば、在圏エリアで利用可能な通信方式のうち、伝送速度が最も遅い通信方式を選択することができる。例えば、在圏エリアにおいていずれか一の通信方式のみ利用可能である場合には、そのエリアでは他の通信方式を利用できない。このような場合、利用可能な通信方式を選択することで、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。また、在圏エリアにおいて複数の通信方式が利用可能である場合でも、在圏エリアで利用可能な通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式が通信開始時に設定された場合には、この通信方式をコンテンツ取得時においても使用する可能性がある。このような場合、通信開始時に設定された通信方式を選択することで、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、通信端末10において、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求を行う前の所定の時間帯において、通信方式の切替が発生していた場合に、切り替わった通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択してもよい。この構成によれば、通信方式の切替の可能性を考慮して、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。例えば、コンテンツ取得要求を行う直前に3GからLTEに切り替えられた場合、通信端末10は、LTEエリアの境界付近に位置している可能性がある。このため、通信端末10は、コンテンツ取得時にLTEエリア外に移動している可能性がある。このような場合、3Gに切り替えられる可能性があると判断して、3Gを選択することで、通信方式が3Gに切り替えられたとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、通信端末10において、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求を行う前の所定の時間帯において、通信方式の切替が所定回数以上発生していた場合に、切り替わった通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択してもよい。この構成によれば、通信方式の切替の可能性を考慮して、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。例えば、コンテンツ取得要求を行う前の一定の時間帯において、LTEと3Gとの切替が頻繁に発生していた場合、何らかの要因によって通信方式の設定が不安定になっており、3Gに切り替えられる可能性があると考えられる。このような場合、3Gを選択することで、通信方式が3Gに切り替えられたとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、通信端末10において、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求を行う時刻を含む時間帯において、過去に設定された通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択してもよい。この構成によれば、時刻におけるネットワークNWの利用傾向を考慮して、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。例えば、夕方等は通信利用者が多いため、LTEで通信可能であっても、ネットワークNWの収容容量を超えると、3Gに切り替えられることがある。過去の同時間帯においてこのような傾向が見られる場合、その時間帯において、3Gに切り替えられる可能性がある。このような場合、3Gに応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信することで、通信方式が3Gに切り替えられたとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、通信端末10において、位置情報取得部15は、通信端末の現在位置を示す位置情報を取得する。そして、履歴記憶部11は、履歴に位置情報を含めて記憶してもよく、通信方式選択部12は、コンテンツ取得要求を行う際に、現在位置を含む所定の範囲内において、過去に設定された通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択してもよい。この構成によれば、通信端末10の現在位置に対応する通信方式を選択することができる。例えば、過去に3Gで通信を行った位置の周辺では、LTEで通信可能であっても3Gに切り替えられる可能性がある。このような場合、3Gに応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信することで、通信方式が3Gに切り替えられたとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
また、通信端末10において、複数の通信方式には、LTE及び3Gが含まれてもよい。LTEは3Gより伝送速度が高速であるが、LTEエリアは、3Gエリアより狭い。このため、LTEエリアにおいてコンテンツ取得要求を送信する際、通信方式が3Gに切り替えられる可能性がある場合には、3Gに応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信することで、通信端末10が3Gのみを利用可能なエリアに移動したとしても、コンテンツ取得時の通信方式に応じたデータサイズのコンテンツを取得することができる。
なお、本発明に係る通信端末及びコンテンツ取得方法は本実施形態に記載したものに限定されない。本発明に係る通信端末及びコンテンツ取得方法は、各請求項に記載した要旨を変更しないように実施形態に係る通信端末及びコンテンツ取得方法を変形し、又は他のものに適用してもよい。
例えば、上記実施形態では、通信端末10において、履歴記憶部11に記憶された履歴に基づいて通信方式を選択しているが、基地局20、交換機30、及び、配信サーバ40のいずれかにおいて、通信方式に関する情報を、該情報が取得された時刻及び通信端末10を識別する端末IDに対応付けて通信方式に関する履歴として記憶し、当該履歴に基づいて通信方式を選択してもよい。
また、上記実施形態において、RAT情報(通信方式)としてLTE及び3Gを用いたが、これに限定されない。例えば、GSM、W−LAN(Wireless LAN)等を用いることもできる。
また、上記実施形態において、通信端末10は、LTE及び3Gの2つの通信方式について、選択処理を行っているが、3つ以上の通信方式について選択処理を行ってもよい。この場合、通信方式選択部12は、切り替えられる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する。例えば、LTE(高速)、3G(中速)、GSM(低速)の選択処理について説明すると、通信方式選択部12は、LTE及び3Gに切り替えられる可能性がある場合、3Gを選択し、LTE及びGSMに切り替えられる可能性がある場合、GSMを選択する。また、通信方式選択部12は、LTE、3G、GSMのいずれにも切り替えられる可能性がある場合、GSMを選択する。
10…通信端末、11…履歴記憶部(履歴記憶手段)、12…通信方式選択部(通信方式選択手段)、14…通信部(通信手段)、15…位置情報取得部(位置情報取得手段)、16…在圏エリア判別部(在圏エリア判別手段)。

Claims (9)

  1. 伝送速度が異なる複数の通信方式で通信可能な通信端末であって、
    通信方式に関する情報である通信方式情報を、該通信方式情報が取得された時刻に対応付けて通信方式に関する履歴として記憶する履歴記憶手段と、
    前記履歴記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて、切り替わる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する通信方式選択手段と、
    前記通信方式選択手段によって選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信し、前記コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを取得する通信手段と、
    を備える通信端末。
  2. 前記複数の通信方式のいずれに対応するエリアに在圏しているか判別する在圏エリア判別手段をさらに備え、
    前記通信手段は、通信開始時に通信方式を識別する情報である通信方式識別情報を受信し、
    前記通信方式選択手段は、前記在圏エリア判別手段により判別されたエリアと、前記通信手段により受信された前記通信方式識別情報と、前記履歴記憶手段に記憶された前記履歴と、に基づいて通信方式を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記通信方式選択手段は、
    前記在圏エリア判別手段により判別されたエリアがいずれか一の通信方式のみ利用可能なエリアの場合、当該通信方式を選択し、
    前記在圏エリア判別手段により判別されたエリアが複数の通信方式を利用可能なエリアで、前記通信手段により受信された前記通信方式識別情報が識別する通信方式が前記エリアで利用可能な通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式の場合、当該伝送速度が最も遅い通信方式を選択し、
    前記在圏エリア判別手段により判別されたエリアが複数の通信方式を利用可能なエリアであり、かつ、前記通信手段により受信された前記通信方式識別情報が識別する通信方式が前記エリアで利用可能な通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式以外の場合、又は、前記通信手段が通信開始時に前記通信方式識別情報を受信しなかった場合、前記履歴に基づいて通信方式を選択することを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記通信方式選択手段は、コンテンツ取得要求を行う前の所定の時間帯において、通信方式の切替が発生していた場合に、切り替わった通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信端末。
  5. 前記通信方式選択手段は、コンテンツ取得要求を行う前の所定の時間帯において、通信方式の切替が所定回数以上発生していた場合に、切り替わった通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信端末。
  6. 前記通信方式選択手段は、コンテンツ取得要求を行う時刻を含む時間帯において、過去に設定された通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信端末。
  7. 前記通信端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
    前記履歴記憶手段は、前記履歴に前記位置情報を含めて記憶し、
    前記通信方式選択手段は、コンテンツ取得要求を行う際に、現在位置を含む所定の範囲内において、過去に設定された通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信端末。
  8. 前記複数の通信方式には、LTE及び3Gが含まれることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の通信端末。
  9. 通信方式に関する情報を該情報が取得された時刻に対応付けて通信方式に関する履歴として記憶する履歴記憶手段を備え、伝送速度が異なる複数の通信方式で通信可能な通信端末におけるコンテンツ取得方法であって、
    前記履歴記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて、切り替わる可能性のある通信方式のうち伝送速度が最も遅い通信方式を選択する通信方式選択ステップと、
    前記通信方式選択ステップにおいて選択された通信方式に応じたコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求を送信する送信ステップと、
    前記コンテンツ取得要求に対応するコンテンツを取得する取得ステップと、
    を備えるコンテンツ取得方法。
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