JP2012199393A - 太陽電池モジュール用配線ケーブル及びこれを用いた大規模太陽発電システム並びに太陽発電装置 - Google Patents

太陽電池モジュール用配線ケーブル及びこれを用いた大規模太陽発電システム並びに太陽発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池モジュールと集電箱との間を配線する配線ケーブルが地絡した場合であっても、過大な電流が配線ケーブルに流れ続けてしまうことを低減することができる太陽電池モジュール用配線ケーブルを提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール11に接続する一対の配線12p,12nからなる太陽電池モジュール用配線ケーブル13において、一対の配線12p,12nに接続され、一対の配線12p,12nに流れる電流の地絡を検知する検知器16と、一対の配線12p,12nのいずれか一方に接続され、検知器16が地絡を検知したとき、太陽電池モジュール11から一方の配線に流れる電流を遮断する遮断器17と、を備え、少なくとも、遮断器17は、一対の配線12p,12nの太陽電池モジュール11側の端部に設けられているものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、地絡異常が発生した太陽電池モジュールからの電流を遮断する太陽電池モジュール用配線ケーブル及びこれを用いた大規模太陽発電システム並びに太陽発電装置に関する。
一般的な太陽発電システムは、太陽電池とパワーコンディショナとを配線ケーブルで接続して構成される。
図5(a)に示すように、一般的な太陽発電システム50では、発電系56の太陽電池51で発電された電力は、配線ケーブル53を経て供給系57に供給され、供給系57のパワーコンディショナ52で電圧・電流を制御されて電力会社配電線54と負荷55(電気機器)に供給される。
この太陽電池51とパワーコンディショナ52とを接続する配線ケーブル53は、太陽電池51と同じく屋外環境に晒されるため、外力や経年劣化などにより絶縁が破壊されて地絡し、配線ケーブル53に地絡が発生する虞がある。
この地絡について図5(b)を用いて説明する。
図5(b)は太陽発電システム50の等価回路を示すものであり、この等価回路においては、図5(a)に示した太陽発電システム50の発電系56(すなわち太陽電池51)は電流源58とダイオード59と並列抵抗rshの並列接続で、供給系57は負荷zで表される。また直列抵抗rsは、発電系56と供給系57とを繋ぐ配線ケーブル53の抵抗成分と、発電系56内部の素子各部の抵抗成分とを表しており、太陽発電システム50は、発電系56と直列抵抗rsと負荷zの直列回路で表される。
図5(b)に示すように、直列抵抗rsと負荷zとの間で地絡が発生したとき、すなわち、太陽発電システム50の発電系56と供給系57とを接続する配線ケーブル53で地絡が発生したとき、等価回路から負荷zが切り離され、発電系56からの出力電流iは直列抵抗rsのみに導通するようになる。このとき、供給系57(パワーコンディショナ52から先)は等価回路から切り離されているので、発電系56の電圧・電流が制御不能となると同時に、負荷zが切り離された分だけ等価回路の抵抗成分が小さくなって出力電流iが大きくなり、発電系56と地絡点との間の配線ケーブル53に過大な電流が流れるようになる。
配線ケーブル53で過大な電流が流れるようになると、配線ケーブル53が過熱したり、更には、地絡点で電気アークが生じて発火したりする虞がある。
したがって、複数の太陽電池モジュールから電力を集電する大規模太陽発電システムにおいては、複数の太陽電池モジュールと、複数の太陽電池モジュールが並列接続となるよう接続される集電箱とを並列に接続する配線ケーブルのいずれかに地絡が生じたとき、発電系と地絡点との間の配線ケーブルに過大な電流が流れるのを低減すると共に、その影響が健全な配線ケーブルおよび太陽電池モジュールに及ぶことを防ぐことが求められる。
これに対し、例えば、集電箱内に、検出器と、検出器からの異常信号により、開状態に遷移する中間開閉器と、を設けた太陽光発電用集電箱がある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の技術では、地絡などの異常が発生した太陽電池ストリング(複数の太陽電池モジュールを直列接続してなる)を配線ケーブルとともに集電箱で切り離して、正常な太陽電池ストリングの運転を継続可能にし、他方、切り離した太陽電池ストリングの安全性を確保し、地絡の発生に伴う損傷部の過熱を防止することができるとされている。
特許第3754898号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、地絡の発生した太陽電池ストリング(あるいは太陽電池モジュール)を配線ケーブルと共に集電箱で切り離すものであるため、実際には、太陽電池ストリングと集電箱との間を接続する配線ケーブルが地絡した場合には、電圧・電流を制御するパワーコンディショナから先が切り離された状態となり、電圧・電流の制御が出来なくなるとともに、抵抗が非常に小さくなる。その結果、過大な電流が配線ケーブルに流れ続けてしまい、配線ケーブルが過熱したり、地絡点で電気アークが生じて発火したりするという問題があった。
特に近年では、発電能力を数百〜千kV程度まで向上させた太陽電池モジュールで効率よく発電することが求められており、発電能力の向上した太陽電池モジュールでは地絡に伴う配線ケーブル過熱の虞が増大することから、地絡によって配線ケーブルが過熱する虞をさらに低減することが要求される。
そこで、本発明は、上記課題を解決するものであり、太陽電池モジュールと集電箱との間を配線する配線ケーブルが地絡した場合であっても、過大な電流が配線ケーブルに流れ続けてしまうことを低減できる太陽電池モジュール用配線ケーブル及びそれを用いた大規模太陽発電システム並びに太陽発電装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために創案された本発明は、太陽電池モジュールに接続する一対の配線からなる太陽電池モジュール用配線ケーブルにおいて、前記一対の配線に接続され、前記一対の配線に流れる電流の地絡を検知する検知器と、前記一対の配線のいずれか一方に接続され、前記検知器が地絡を検知したとき、前記太陽電池モジュールから一方の配線に流れる電流を遮断する遮断器と、を備え、少なくとも、前記遮断器は、前記一対の配線の前記太陽電池モジュール側の端部に設けられているものである。
前記配線は、前記太陽電池モジュールに設けられたモジュール側コネクタに接続するケーブル側コネクタを有し、前記検知器および前記遮断器は、前記ケーブル側コネクタ内に設けられると良い。
前記検知器は、前記一対の配線に流れる電流の時間当たりの増加量から地絡を検知すると共に、地絡を検知すると異常信号を発信し、前記遮断器は、前記検知器が地絡を検知したとき発信した異常信号を受けて、前記太陽電池モジュールから一方の配線に流れる電流を遮断すると良い。
前記遮断器は、サイリスタからなると良い。
前記遮断器は、リレー回路からなっても良い。
前記遮断器は、陰極側の前記配線を遮断すると良い。
また本発明は、複数の太陽電池モジュールが、それぞれ一対の配線からなる太陽電池モジュール用配線ケーブルで接続され、該太陽電池モジュール用配線ケーブルが、前記複数の太陽電池モジュールが並列接続となるように集電箱に接続され、その集電箱から電力を供給する大規模太陽発電システムにおいて、前記各太陽電池モジュール用配線ケーブルは、前記一対の配線に接続され、前記一対の配線に流れる電流の地絡を検知する検知器と、前記一対の配線のいずれか一方に接続され、前記検知器が地絡を検知したとき、前記太陽電池モジュールから一方の配線に流れる電流を遮断する遮断器と、を備え、少なくとも、前記遮断器は、前記一対の配線の前記太陽電池モジュール側の端部に設けられ、前記並列接続された太陽電池モジュール用配線ケーブル中、地絡が発生した太陽電池モジュール用配線ケーブルの配線を前記遮断器で遮断し、残りの配線ケーブルで電力を供給するようにしたものである。
また本発明は、太陽電池モジュールと一対の配線からなる太陽電池モジュール用配線ケーブルとをコネクタ部を介して接続した太陽発電装置において、前記コネクタ部は、前記一対の配線に接続され、前記一対の配線に流れる電流の地絡を検知する検知器と、前記一対の配線のいずれか一方に接続され、前記検知器が地絡を検知したとき、前記太陽電池モジュールから一方の配線に流れる電流を遮断する遮断器とを備えたものである。
本発明によれば、太陽電池モジュールと集電箱との間を配線する配線ケーブルが地絡した場合であっても、過大な電流が配線ケーブルに流れ続けてしまうことを低減できる。
本発明の一実施の形態に係る太陽発電システムを示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る太陽発電装置を示す模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る太陽発電装置を示す模式図である。 本発明に係る検知器および遮断器の動作を説明する流れ図である。 (a)は太陽電池システムの構成を示す模式図、(b)は太陽電池システムの等価回路図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施の形態に係る太陽電池モジュール用配線ケーブルを用いた大規模太陽発電システムの構成を示す模式図である。
この大規模太陽発電システム10は、複数の太陽電池モジュール11a〜11nと、一端に設けられたコネクタ部14を介して複数の太陽電池モジュール11a〜11nと接続される複数の太陽電池モジュール用配線ケーブル13と、からなる太陽発電装置20と、この複数の太陽電池モジュール用配線ケーブル13の他端が並列接続となるように接続される集電箱15と、を有する。複数の太陽電池モジュール用配線ケーブル13は、それぞれ一対の配線12p,12nからなる。また、集電箱15は、図示しないパワーコンディショナ(PCS)に接続される。
この本実施の形態に係る太陽電池モジュール用配線ケーブル13には、図2に示すように、一対の配線12p,12nに接続され、一対の配線12p,12nに流れる電流の地絡を検知する検知器16と、一対の配線12p,12nのいずれか一方に接続され、検知器16が地絡を検知したとき、太陽電池モジュール11から一方の配線に流れる電流を遮断する遮断器17が備えられる。また遮断器17は、少なくとも一対の配線12p,12nの太陽電池モジュール11側の端部に設けられる。
本実施の形態では、太陽電池モジュール用配線ケーブル13は、太陽電池モジュール11に設けられたモジュール側コネクタ18に接続するケーブル側コネクタ19を有し、検知器16および遮断器17は、ケーブル側コネクタ19の内部に設けられる。つまり、ここでは太陽発電装置20のコネクタ部14はモジュール側コネクタ18にケーブル側コネクタ19を接続してなる。
検知器16は太陽電池モジュール11から配線12p,12nに流れる電流の地絡を検知するものである。太陽発電では天候により発電量が増減して地絡前後の電流の値も変化するので、本実施の形態に係る検知器16は、配線12p,12nに流れる電流の電流値を検出し、その電流値の時間当たりの変化量が予め設定される所定の閾値よりも大となったとき、地絡を検知して異常信号を発信するように構成される。ただし本発明はこれに限られるものではなく、一対の配線12p,12nの電位差を用いて地絡を検知するようにしても良い。また、異常信号の発信を電波で行い、遠隔の太陽発電監視装置などに地絡を検知したことを報知するようにしても良い。
遮断器17は、通常時には閉状態で電流を導通させ、太陽電池モジュール用配線ケーブル13が地絡して検知器16が異常信号を発信したときには、検知器16が発進した異常信号を受けて開状態となり、太陽電池モジュール11から一方の配線に流れる電流を遮断するものである。本実施の形態では遮断器17はサイリスタ17sからなり、検知器16からの異常信号を受けたときに速やかに電流を遮断できるようにされる。なお本発明は遮断器17をサイリスタ17sに限定するものではなく、図3に示すように、機械的な開閉遷移を行うリレー回路17rからなっても良い。
本実施の形態では、遮断器17は、陰極側の配線12nに接続されている。陰極側の配線12nは、低電位側の配線であるので、遮断器17を高耐電圧用のものとしなくてもよく、使用する遮断器17に自由度を持たせることが可能である。
さらに本発明では、検知器16が発信した異常信号を受けて、太陽電池モジュール用配線ケーブル13の地絡を検知したことを表示するための表示器をケーブル側コネクタ19などに設けることができる。このようにすることで、地絡の発生した太陽電池モジュール用配線ケーブル13を点検作業者が容易に特定できることとなり、速やかな太陽電池モジュール用配線ケーブル13の交換を実施することができる。
次に、本発明に係る検知器16および遮断器17の動作について図4を用いて説明する。
太陽電池モジュール11による発電が行われている間、検知器16および遮断器17は以下の動作を行う。
まずステップS41において、検知器16は配線12p,12nを流れる電流の電流値Aを検出し、電流値Aの時間当たりの増加量ΔAを求める。
次にステップS42において、検知器16は地絡を検出するための閾値Athと電流値Aの時間当たりの増加量ΔAを比較する。本実施の形態では、閾値Athは予め太陽発電装置20の予備試験により求められた一定の値に設定される。電流値Aの時間当たりの増加量ΔAが閾値Ath以下であるとき、太陽電池モジュール用配線ケーブル13は地絡を起こしていないと判断するのでステップS41に戻り、ステップS41,S42を繰り返して地絡の監視を継続する。他方、電流値Aの時間当たりの増加量ΔAが閾値Athよりも大きいとき、配線ケーブル13の地絡を検知し、ステップS43に進んで異常信号を発信する。
次いでステップS44では、検知器16が発信した異常信号を受けて遮断器17としてのサイリスタ17sが機能し、太陽電池モジュール11から陰極側の配線12nに流れる電流を遮断する。
続くステップS45では、検知器16が発信した異常信号を受けて、地絡を検知したことを表示器が表示し、動作を終了する。
以上要するに、本発明では太陽電池モジュール11に接続する配線ケーブル13に、配線12p,12nに流れる電流の地絡を検知する検知器16と、検知器16が地絡を検知したとき、太陽電池モジュール11から配線12p,12nに流れる電流を遮断する遮断器17とを備え、少なくとも、遮断器17は、一対の配線12p,12nの太陽電池モジュール11側の端部に設けられることにより、太陽電池モジュール用配線ケーブル13に地絡が発生した場合であっても、太陽電池モジュール11から配線12p,12nに流れる電流を遮断するので、過大な電流が太陽電池モジュール用配線ケーブル13に流れ続けてしまうことを低減することが可能である。
また、本発明に係る太陽電池モジュール用配線ケーブル13は、ケーブル側コネクタ19に検知器16および遮断器17を備えるので、既設の太陽発電システムに対しても容易に適用することができる。
さらに、本発明に係る大規模太陽発電システム10では、複数の太陽電池モジュール11a〜11nのうち、地絡の発生した太陽電池モジュール用配線ケーブル13のみ、太陽電池モジュール11から太陽電池モジュール用配線ケーブル13に流れる電流を遮断し、残りの太陽電池モジュール11での電力の供給を継続するようにできるため、地絡が発生した場合においても、配線ケーブル13の損傷と、大規模太陽発電システム10の運転停止を防止することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、太陽電池モジュール11と一対の配線12p,12nからなる配線ケーブルとを接続するコネクタ部14に、検知器16および遮断器17を設けた太陽発電装置20であっても良い。
この太陽発電装置20では、コネクタ部14はモジュール側コネクタ18とケーブル側コネクタ19に分割できるものでも良く、また分割不能なものであっても良い。
また、この太陽発電装置20では、コネクタ部14が分割できるものであった場合には、検知器16および遮断器17をモジュール側コネクタ18とケーブル側コネクタ19とに分散して設けたり、双方をモジュール側コネクタ18に設けたりすることができ、コネクタ部14が分割不能であった場合には、そのコネクタ部14内に双方を設けたりと、適宜変更可能である。
このようにされる太陽発電装置20においても、上記実施の形態と同じく、配線ケーブルに地絡が発生した場合に、太陽電池モジュールから配線に流れる電流を遮断して、過大な電流が配線ケーブルに流れ続けてしまうことを防止できるという優れた効果を発揮できる。
11 太陽電池モジュール
12p 正極側の配線
12n 陰極側の配線
13 太陽電池モジュール用配線ケーブル(配線ケーブル)
16 検知器
17 遮断器

Claims (8)

  1. 太陽電池モジュールに接続する一対の配線からなる太陽電池モジュール用配線ケーブルにおいて、
    前記一対の配線に接続され、前記一対の配線に流れる電流の地絡を検知する検知器と、
    前記一対の配線のいずれか一方に接続され、前記検知器が地絡を検知したとき、前記太陽電池モジュールから一方の配線に流れる電流を遮断する遮断器と、を備え、
    少なくとも、前記遮断器は、前記一対の配線の前記太陽電池モジュール側の端部に設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール用配線ケーブル。
  2. 前記配線は、前記太陽電池モジュールに設けられたモジュール側コネクタに接続するケーブル側コネクタを有し、
    前記検知器および前記遮断器は、前記ケーブル側コネクタ内に設けられる請求項1記載の太陽電池モジュール用配線ケーブル。
  3. 前記検知器は、前記一対の配線に流れる電流の時間当たりの増加量から地絡を検知すると共に、地絡を検知すると異常信号を発信し、
    前記遮断器は、前記検知器が地絡を検知したとき発信した異常信号を受けて、前記太陽電池モジュールから一方の配線に流れる電流を遮断する請求項1又は2記載の太陽電池モジュール用配線ケーブル。
  4. 前記遮断器は、サイリスタからなる請求項1〜3いずれか記載の太陽電池モジュール用配線ケーブル。
  5. 前記遮断器は、リレー回路からなる請求項1〜3いずれか記載の太陽電池モジュール用配線ケーブル。
  6. 前記遮断器は、陰極側の前記配線を遮断する請求項1〜5いずれか記載の太陽電池モジュール用配線ケーブル。
  7. 複数の太陽電池モジュールが、それぞれ一対の配線からなる太陽電池モジュール用配線ケーブルで接続され、該太陽電池モジュール用配線ケーブルが、前記複数の太陽電池モジュールが並列接続となるように集電箱に接続され、その集電箱から電力を供給する大規模太陽発電システムにおいて、
    前記各太陽電池モジュール用配線ケーブルは、前記一対の配線に接続され、前記一対の配線に流れる電流の地絡を検知する検知器と、前記一対の配線のいずれか一方に接続され、前記検知器が地絡を検知したとき、前記太陽電池モジュールから一方の配線に流れる電流を遮断する遮断器と、
    を備え、
    少なくとも、前記遮断器は、前記一対の配線の前記太陽電池モジュール側の端部に設けられ、
    前記並列接続された太陽電池モジュール用配線ケーブルのうち、地絡が発生した太陽電池モジュール用配線ケーブルの配線を前記遮断器で遮断し、残りの太陽電池モジュール用配線ケーブルで電力を供給するようにしたことを特徴とする大規模太陽発電システム。
  8. 太陽電池モジュールと一対の配線からなる太陽電池モジュール用配線ケーブルとをコネクタ部を介して接続した太陽発電装置において、
    前記コネクタ部は、前記一対の配線に接続され、前記一対の配線に流れる電流の地絡を検知する検知器と、前記一対の配線のいずれか一方に接続され、前記検知器が地絡を検知したとき、前記太陽電池モジュールから一方の配線に流れる電流を遮断する遮断器とを備えたことを特徴とする太陽発電装置。
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