JP2012199314A - 半導体装置、印刷装置、及び製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の半導体装置は、基板の共通の配線に接続されることになる複数のバンプを備え、複数のバンプは、所定方向に沿って並んで配置されている。そして、複数のバンプのそれぞれの断面の少なくとも一部が円弧状になるように、複数のバンプがそれぞれ形成されている。
【選択図】図2
Description
このような半導体装置によれば、バンプにかかる応力の影響を軽減することができる。
このような印刷装置によれば、バンプにかかる応力の影響を軽減することができる。
このような製造方法によれば、バンプにかかる応力の影響を軽減することができる。
図1Aは、配線パターンとバンプとの位置関係の説明図である。図中の点線は、半導体チップIC(半導体装置)の位置と、FPC(基板)の配線パターン上に配置されることになる半導体チップICのバンプの位置を示している。このように、配線パターンの配線方向に沿って、複数のバンプを配置させることがある。なお、複数のバンプは、配線方向に沿って並んで配置されるように、半導体チップICに設けられている。
まず、本実施形態の半導体チップICが用いられているプリンターについて説明する。
図3は、プリンター1の構成のブロック図である。図4は、プリンター1の斜視図である。
コントローラー10は、駆動信号生成回路12を備えている。駆動信号生成回路12は、ピエゾ素子(後述)を駆動するための駆動信号COMを生成する駆動信号生成回路12を備えている。駆動信号生成回路12の駆動信号COMやピエゾ素子の駆動については、後述する。
図8は、ヘッド制御部HCを実装するフレキシブルプリント基板(FPC)の配線パターンの説明図である。図中では、FPCの配線パターンが黒く描かれている。
図10は、第1変形例の配線パターンとバンプの説明図である。
前述の実施形態では、駆動信号COMの配線パターン上に複数のバンプが配置されていたが、これに限られるものではない。例えば、ヘッド制御部HCに42Vの電源電圧VHV(42V)を供給する配線パターンをヘッド制御部HCの実装位置を横切るように設け、この配線パターン上に複数のバンプを配置しても良い。なお、42Vの電源電圧VHVの配線パターンは、42Vの駆動信号COMのON/OFFを制御するスイッチ46(図6参照)を構成するトランジスタ(不図示)の電源電圧を供給するためのものである。
また、前述の実施形態では、多数のバンプが同じ配線パターン上に配置されていたが、図10に示すように、2個のバンプでも良い。少なくとも2個のバンプが同じ配線パターン上に配置されていれば、図1A〜図1Cと同様の状況が生じうるからである。
前述の実施形態によれば、バンプが楕円柱状になっていたが、バンプの形状はこれに限られるものではない。例えば、図に示すように、バンプを円柱状にしても良い。このような形状であれば、バンプと配線パターンとの接続部が円状になり、配線方向の応力がバンプにかかっても、応力集中が生じ難くなり、クラックの発生を抑制できる。但し、図9の場合と比べて、FPCとの接続に必要な断面積を確保しようとするとバンプの配線方向の幅が広がってしまう。この結果、配線方向の応力がバンプにかかったときに、図2Aの点線で示す方向に半導体チップICを変形させるような力が働きやすくなり、半導体チップICの変形が大きくなる。
前述の実施形態では、複数のバンプが一直線上に配列されていたが、これに限られるものではない。複数のバンプが同じ配線パターン上で千鳥列状に配置されていても良い。このように配置することによって、配線方向だけでなく配線方向と交差する方向にもバンプに応力がかかるようになり、バンプにかかる応力が分散される。この結果、更にクラックの発生を抑制できる。また、配線方向にかかる応力が分散されるため、図2Aの点線で示す方向に半導体チップICを変形させるような力が弱まり、半導体チップICの変形を抑制することができる。
前述の実施形態では、全てのバンプが同じ形状であったが、これに限られるものではない。それぞれのバンプの形状を異ならせても良い。
特に、図に示すように、同じ配線パターン上に配置される複数のバンプのうち、外側に位置するバンプほど断面積が大きくなるように、バンプを構成しても良い。FPCと半導体チップICが放熱によって収縮したときに、外側のバンプほど大きな力がかかるので、外側のバンプほど断面積を大きくすれば、バンプにかかる応力を抑制でき、クラックの発生をより抑制できる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
前述の実施形態では、プリンター1に用いられている半導体チップICについて説明したが、これに限られるものではない。例えば、携帯電話、液晶表示装置などの種々の精密装置において、同じ配線パターン上に複数のバンプを配置させる必要があれば、上記の実施形態と同様のことを行うことができる。
前述の図6に示したヘッド制御部HCを構成する半導体チップ内の駆動信号COMの配線によれば、10〜20個のピエゾ素子47に対して1個のバンプを設けて、各バンプから10〜20個のスイッチ46にそれぞれ駆動信号COMを供給している。但し、これに限られるものではない。
前述の図8に示した配線パターンによれば、多数のピエゾ素子47に対して印加信号を出力するために、ヘッド制御部HCを構成する半導体チップの一方のみの長辺からピエゾ素子用の配線が配置されていた。但し、半導体チップの構成や、FPCの配線パターンの構成は、これに限られるものではない。
20 搬送ユニット、30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
42A 第1シフトレジスタ、42B 第2シフトレジスタ、
43A 第1ラッチ回路、43B 第2ラッチ回路、44 信号選択部、
45 制御ロジック、452 シフトレジスタ群、454 選択信号生成部、
46 スイッチ、47 ピエゾ素子、
50 センサー群、110 コンピューター
FPC フレキシブルプリント基板、
IC 半導体チップ、HC ヘッド制御部
CLK クロック信号、LAT ラッチ信号、CH チェンジ信号、
SI 画素データ、SP 設定データ、COM 駆動信号、
PS1〜PS5 駆動パルス、
VDD 電源電圧(3V)、VHV 電源電圧(42V)
Claims (8)
- 基板の共通の配線に接続されることになる複数のバンプを備え、
前記複数のバンプは、所定方向に沿って並んで配置され、
前記複数のバンプのそれぞれの断面の少なくとも一部が円弧状になるように、前記複数のバンプがそれぞれ形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置であって、
前記断面が楕円状になるように、前記複数のバンプがそれぞれ形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項2に記載の半導体装置であって、
前記断面が、前記所定方向が短径となる楕円状になるように、前記複数のバンプがそれぞれ形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置であって、
前記断面が円状になるように、前記複数のバンプがそれぞれ形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置であって、
前記複数のバンプが、前記所定方向に沿って千鳥列状に並んで配置されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置であって、
外側に位置するバンプほど断面積が大きくなるように、前記複数のバンプが形成されていることを特徴とする半導体装置。 - インクを吐出するための複数の素子を駆動するための駆動信号のための配線が形成された基板と、
それぞれの前記素子への前記駆動信号の印加を制御するための半導体装置と、
を備えたプリンターであって、
前記半導体装置は、前記配線に共通に接続された複数のバンプを備え、
前記複数のバンプは、前記配線の方向に沿って並んで配置され、
前記複数のバンプのそれぞれの断面の少なくとも一部が円弧状になるように、前記複数のバンプがそれぞれ形成されている
ことを特徴とするプリンター。 - 所定方向に並んで配置された複数のバンプであって、それぞれの断面の少なくとも一部が円弧状になるように形成された前記複数のバンプを備えた半導体装置、及び、前記半導体装置を実装するための基板を準備する工程と、
前記基板の共通の配線に前記複数のバンプを加熱することによって接続する工程と、
を有する実装基板の製造方法。
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