JP2012191723A - グロメット - Google Patents

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Shungo Kamigauchi
俊吾 上垣内
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Abstract

【課題】低コスト化及び管理の容易化を図ることが可能なグロメットを提供すること。
【解決手段】ワイヤハーネスWが挿通される挿通路12を有する筒状に形成され、挿通路12に通したワイヤハーネスWの周囲を覆うグロメット11であって、ワイヤハーネスWを収容して保護するプロテクタ31の連結部32の表面に沿って配設されて接続される接続筒部21が端部に形成され、接続筒部21には、プロテクタ31との接続位置を示す複数の位置決めマークM1,M2が軸方向に間隔をあけて設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスが通されるグロメットに関する。
例えば、車両の車室の内外を仕切る車体パネルにおけるワイヤハーネスが通されるハーネス挿通孔では、このハーネス挿通孔にグロメットを嵌合装着し、このグロメットにワイヤハーネスを通すことにより、防水性を確保しつつワイヤハーネスを保護している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−207291号公報
上記のグロメットは、ワイヤハーネスの周囲を覆いながら延出する筒部を有し、この筒部の端部は、車両のフレームに固定するプロテクタに接続される。これにより、グロメットは、車体パネルとプロテクタとの間におけるワイヤハーネスの周囲を覆って保護する。
ところで、車体パネルとプロテクタとの間隔は、車種によって異なる場合がある。このため、ワイヤハーネスを車両に配線する場合、車種毎に長さの異なるグロメットを用意しておき、その車種に対応するグロメットを選択して組み付けなければならず、コストアップ及び管理の煩雑化を招いていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コスト化及び管理の容易化を図ることが可能なグロメットを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るグロメットは、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) ワイヤハーネスが挿通される挿通路を有する筒状に形成され、前記挿通路に通した前記ワイヤハーネスの周囲を覆うグロメットであって、
前記ワイヤハーネスを収容して保護するプロテクタの連結部の表面に沿って配設されて接続される接続筒部が端部に形成され、
前記接続筒部には、前記プロテクタとの接続位置を示す複数の位置決めマークが軸方向に間隔をあけて設けられていること。
(2) 上記(1)の構成のグロメットにおいて、前記位置決めマークは、周方向にわたって外周側へ突出されたリブからなること。
(3) 上記(1)または(2)の構成のグロメットにおいて、前記接続筒部には、前記位置決めマークの近傍に、前記位置決めマークの種別を表示する表示部が設けられていること。
(4) 上記(2)または(3)の構成のグロメットにおいて、前記接続筒部は、前記プロテクタとの接続側と反対側へ向かって次第に広がるテーパ形状に形成されていること。
上記(1)の構成のグロメットでは、車両の車種に対応した位置決めマークのいずれかにプロテクタの連結部を位置合わせして接続筒部と連結部とを接続させることができる。これにより、車種毎に長さの異なるグロメットを用意しておき、その車種に対応するグロメットを選択して組み付ける必要がなくされ、部品の共通化による低コスト化及び管理の容易化を図ることができる。
上記(2)の構成のグロメットでは、位置決めマークがリブからなるので、このリブからなる位置決めマークへプロテクタの連結部の端部を当接させて容易に位置決めすることができ、作業効率の向上を図ることができる。また、触ったときの感触でリブからなる位置決めマークの位置を容易に把握することができる。さらには、接着テープ等を巻き付けてグロメットとプロテクタとを接続した状態でも、接着テープの外面がリブによって盛り上がる。これにより、テープ巻き後における接続位置を容易に把握し、プロテクタに接続されたグロメットを容易に管理することができる。
上記(3)の構成のグロメットでは、表示部の表示を確認することにより、位置決めマークの種別を容易に把握することができ、作業性の向上を図ることができる。
上記(4)の構成のグロメットでは、接続筒部がプロテクタとの接続側と反対側へ向かって次第に広がるテーパ形状に形成されているので、プロテクタ側の位置決めマークがプロテクタの連結部の表面に当接して接続筒部の外面に対して隙間が形成されても、接続筒部のテーパ形状の外周面に、プロテクタの連結部の端部が当接することとなり、よって、接続筒部を安定した状態でプロテクタの連結部に配設することができる。
本発明によれば、低コスト化及び管理の容易化を図ることが可能なグロメットを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本実施形態に係るグロメットを示す図であって、図1(a)はプロテクタに接続されたグロメットの斜視図、図1(b)はプロテクタとの接続箇所の斜視図である。 本実施形態に係るグロメットを示す図であって、図2(a)はプロテクタに接続されたグロメットの斜視図、図2(b)はプロテクタとの接続箇所の斜視図である。 本実施形態に係るグロメットの断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るグロメットを示す図であって、図1(a)はプロテクタに接続されたグロメットの斜視図、図1(b)はプロテクタとの接続箇所の斜視図、図2は本実施形態に係るグロメットを示す図であって、図2(a)はプロテクタに接続されたグロメットの斜視図、図2(b)はプロテクタとの接続箇所の斜視図、図3は本実施形態に係るグロメットの断面図である。
図1から図3に示すように、本実施形態に係るグロメット11は、ゴム等の弾性材料から一体成型されたもので、全体として筒状に形成され、内部にワイヤハーネスWが挿通される挿通路12を有している。
このグロメット11は、車体パネル1に形成されたハーネス挿通孔2へ嵌合装着される本体筒部13を有している。本体筒部13は、平面視円形に形成されており、その外周には、車体パネル1に密着するフランジ部15が形成されている。
また、本体筒部13は、車体パネル1のハーネス挿通孔2への装着側と反対側に、保護筒部19を有している。この保護筒部19は、蛇腹形状に形成されて可撓性を有している。
この保護筒部19における本体筒部13と反対側の端部には、筒状の接続筒部21が設けられている。
また、本体筒部13には、車体パネル1のハーネス挿通孔2への装着側に、筒状の引き出し部23が形成されている。
グロメット11には、接続筒部21、保護筒部19、本体筒部13及び引き出し部23を通る挿通路12にワイヤハーネスWが挿通される。そして、このグロメット11の本体筒部13を車体パネル1のハーネス挿通孔2へ嵌め込むことにより、ハーネス挿通孔2での防水性が確保される。
また、グロメット11の接続筒部21は、プロテクタ31の連結部32に接続される。具体的には、プロテクタ31の連結部32の表面に沿って接続筒部21を配置させ、この接続筒部21と連結部32の周囲に接着テープを巻き付けることにより接続される。
プロテクタ31は、例えば、プラスチック等の合成樹脂から成形されたもので、その内部にワイヤハーネスWが挿通される。このプロテクタ31は、車両のフレーム等に固定され、よって、このプロテクタ31に挿通されて収容されたワイヤハーネスWは、プロテクタ31によって保護された状態で車両のフレーム等に支持される。
上記構造のグロメット11では、接続筒部21に、プロテクタ31との接続位置を示す複数の位置決めマークM1,M2が軸方向に間隔をあけて設けられている。
ところで、車体パネル1とプロテクタ31との間隔は、車種によって異なる場合がある。このような場合、一般的には、車種毎に長さの異なるグロメットを用意しておき、その車種に対応するグロメットを選択して組み付ける。
これに対して、本実施形態のグロメット11は、車種に対応した位置決めマークM1,M2のいずれかにプロテクタ31の連結部32のエッジ32aを位置合わせして接続筒部21と連結部32とを接続させることにより、グロメット11を、車体パネル1とプロテクタ31との間隔に合わせてプロテクタ31に接続することができるようになっている。
これらの位置決めマークM1,M2は、周方向にわたって外周側へ突出されたリブから構成されている。
また、接続筒部21には、位置決めマークM1,M2の近傍に、各位置決めマークM1,M2の種別を表す表示部H1,H2が設けられている。これらの表示部H1,H2は矢印及び数字からなるもので、作業者は、表示部H1,H2の表示に基づいて、プロテクタ31の連結部32を位置決めマークM1,M2のいずれに合わせるべきかを把握することができるようになっている。
また、接続筒部21は、位置決めマークM1,M2の間が、プロテクタ31との接続側と反対側へ向かって次第に広がるテーパ形状に形成されている。
上記構造のグロメット11をプロテクタ31へ接続する場合、作業者は、車種に応じて指定された位置決めマークM1,M2のうちの車種に応じた一方に、プロテクタ31の連結部32のエッジ32aを位置決めする。
ここで、位置決めマークM1が指定された場合、図1に示すように、作業者は、プロテクタ31の連結部32のエッジ32aを位置決めマークM1に位置決めする。このとき、作業者は、表示部H1,H2の表示を確認することにより、位置決めマークM1を容易に把握することができる。また、位置決めの際、作業者は、プロテクタ31の連結部32のエッジ32aを位置決めマークM1へ当接させることにより、プロテクタ31に対してグロメット11を容易に位置決めすることができる。
また、接続筒部21における位置決めマークM1,M2の間が、プロテクタ31との接続側と反対側へ向かって次第に広がるテーパ形状に形成されているので、位置決めマークM2が連結部32の表面に当接し、接続筒部21の外面と連結部32の表面との間に隙間が形成されても、連結部32のエッジ32aは、位置決めマークM1,M2間におけるテーパ形状の接続筒部21に当接することとなり、よって、接続筒部21を安定した状態で連結部32に配設することができる。
また、位置決めマークM2が指定された場合、図2に示すように、作業者は、プロテクタ31の連結部32のエッジ32aを位置決めマークM2に位置決めする。このとき、作業者は、表示部H1,H2の表示を確認することにより、位置決めマークM2を容易に把握することができる。また、位置決めの際、作業者は、プロテクタ31の連結部32のエッジ32aを位置決めマークM2へ当接させることにより、プロテクタ31に対してグロメット11を容易に位置決めすることができる。
以上、説明したように、本実施形態に係るグロメットによれば、車両の車種に対応した位置決めマークM1,M2のいずれかにプロテクタ31の連結部32を位置合わせして接続筒部21と連結部32とを接続させることができる。これにより、車種毎に長さの異なるグロメットを用意しておき、その車種に対応するグロメットを選択して組み付ける必要がなくされ、部品の共通化による低コスト化及び管理の容易化を図ることができる。
また、位置決めマークM1,M2がリブからなるので、このリブからなる位置決めマークM1,M2へプロテクタ31の連結部32のエッジ32aを当接させて容易に位置決めすることができ、作業効率の向上を図ることができる。また、触ったときの感触でリブからなる位置決めマークM1,M2の位置を容易に把握することができる。さらには、接着テープ等を巻き付けてグロメット11とプロテクタ31とを接続した状態でも、接着テープの外面がリブによって盛り上がる。これにより、テープ巻き後における接続位置を容易に把握し、プロテクタ31に接続されたグロメット11を容易に管理することができる。
さらに、表示部H1,H2の表示を確認することにより、位置決めマークM1,M2の種別を容易に把握することができ、作業性の向上を図ることができる。
また、接続筒部21がプロテクタ31との接続側と反対側へ向かって次第に広がるテーパ形状に形成されているので、プロテクタ31側の位置決めマークM2がプロテクタ31の連結部32の表面に当接して接続筒部21の外面に対して隙間が形成されても、接続筒部21のテーパ形状の外周面に、プロテクタ31の連結部32のエッジ32aが当接することとなり、よって、接続筒部21を安定した状態でプロテクタ31の連結部32に配設することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11 グロメット
12 挿通路
21 接続筒部
31 プロテクタ
32 連結部
32a エッジ
H1,H2 表示部
M1,M2 位置決めマーク
W ワイヤハーネス

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスが挿通される挿通路を有する筒状に形成され、前記挿通路に通した前記ワイヤハーネスの周囲を覆うグロメットであって、
    前記ワイヤハーネスを収容して保護するプロテクタの連結部の表面に沿って配設されて接続される接続筒部が端部に形成され、
    前記接続筒部には、前記プロテクタとの接続位置を示す複数の位置決めマークが軸方向に間隔をあけて設けられていることを特徴とするグロメット。
  2. 前記位置決めマークは、周方向にわたって外周側へ突出されたリブからなることを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記接続筒部には、前記位置決めマークの近傍に、前記位置決めマークの種別を表示する表示部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のグロメット。
  4. 前記接続筒部は、前記プロテクタとの接続側と反対側へ向かって次第に広がるテーパ形状に形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のグロメット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018019450A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 矢崎総業株式会社 グロメット、及び、ワイヤハーネス
JP2018042317A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 古河電気工業株式会社 ワイヤハーネス用グロメット及びプロテクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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