JP2012188826A - 仮設足場用屋根構造体とそれを用いた構造物の組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な技術を要さずに簡便に運搬、組立が行える屋根構造体を提供するともに、高い安全性を備えた構造物を組み立てることのできる方法を提供する。
【解決手段】仮設足場用の既存部材と組み合わせて用いられる屋根構造体1であって、設置時に屋根勾配を構成し、棟部から軒先部までの全長を有する上弦材10と、設置時に略水平となるような下弦材11と、上弦材と下弦材との棟部側略端部同士を結ぶ合掌柱材12と、トラス構造を形成するトラス用材13・14とから片棟分の屋根構造を構成する。そして、合掌柱材には対称的に平行配置される他の合掌柱材との結合手段15を付設し、上記片棟分の屋根構造を2基結合して合掌させるように構成した屋根構造体1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、仮設足場用の既存部材と組み合わせて用いられる屋根構造体と、それを用いた構造物の組立方法に関し、特に十分な強度を確保しながら、簡便に屋根を構築できる技術に係る発明である。
建設現場や、イベント会場などにおいて、従来から比較的短期間で仮設の屋根を設置する工事が行われている。建設現場においては、土地や構造物を風雨や積雪から保護・養生する目的や、天候に関わらず作業を行う目的で設置されることが多い。また、最近ではアスベスト等の飛散が懸念される現場で、構造物全体を被覆して完全密閉した状態で作業を行う場合もある。
さらに、寺社仏閣など解体修復を行う場合には、長い工期の間、建物を保護したり、建物へのアクセスを容易にするために、一度建築物の外側に仮設の構造物を建設して工事を行うことがあり、低コストかつ簡便に仮設屋根を含む構造物を設置する方法が求められている。
建設現場以外にも、屋外イベントの会場、災害時の非難施設などの一時的な構築物、資材置き場や車庫などコストの低さが求められる構築物などでも、十分な強度は保ちつつ、簡便かつ低コストで設置できる屋根構造が求められている。
このような仮設の屋根構造を含む屋根構造体については、例えば特許文献1〜3に開示される技術が知られている。
特許文献1では、山形の屋根架溝を形成する、並列する上下弦材とラチス材及び母屋材とからなるユニット化されたトラスユニットを提案している。このトラスユニットは、対向して立設される建枠間に架設して構成し、端部のトラスユニットは建枠上のトラス受にスパン方向にスライド可能である。また、各トラスユニットは相互に着脱自在に構成している。
特許文献2では、既存屋根の上方に屋根改修作業空間を確保した状態で既存屋根を覆う仮設屋根部を設け、仮設屋根部の支持スパン両端部を支持する支持部を各別に設けてある屋根改修用仮設構造物を提案している。仮設屋根部を支持スパン方向に分割した複数の分割屋根部材で構成し、各分割屋根部材の内の少なくとも一つに、既存屋根に当接して荷重を伝達自在な接地部を設けてある。
特許文献3では、横方向長さであるスパンが規格によって 定まった規格枠組足場の長さを足し合わせた長さで離れている既製の建設足場間に、トラスユニットを組み合わせることで構成された仮設屋根構造を提案している。山形状の棟部トラスユニットと端部トラスユニットとの間で連結される傾斜トラスユニットには、スパン寸法に準拠した複数種類の長さを持つトラスユニットを組み合わせることによって、全長に対して寸法足らずや寸法余りになることなく、寸法的に揃えられた仮設屋根構造が組み立てられる。
実公平4−46437号公報 特開2005−120736号公報 特開2008−115560号公報
上記従来技術によれば、いずれもトラス構造を用いることで重量を抑制しながら十分な強度を実現しようとしている点で共通するが、傾斜方向の長さ調節を自在にしようとしたためにトラスの下弦材を上限材と平行に構成し、すべて設置現場で各部材を組み立てる構成になっている。少なくとも棟部分と、弦の主要部分と、端部の建枠との連結部分との3つのパーツから構成され、これらの組立が必要であった。
周知のように仮設資材の組立には正確な構造計算に基づく設計に加えて、高度な経験とノウハウが要求され、これらのパーツを適切に組み立てなければ構造体の安全性を確保することはできない。従来技術のような特殊な仮設屋根を設置する場合には、当該構造に熟知した職人を各パーツと共に派遣したり、職人への教育を行う必要があり、建設コストを上昇させる原因ともなっていた。
さらに、下弦材が傾斜しているため、構造物内側の屋根裏の利用にも制約を生じる場合があった。例えば、イベント会場などで照明を設置する場合に、棟に近くなるほど天井高が高くなると光量の調整や設置器具が限定されたり、エアコンを設置する場合にも天井からエアコンをつり下げるなど特殊な追加工事を必要とする。
あるいは、屋根裏を屋根裏収納、ロフトなどに利用しようとすると新たに床部分を形成し、そのための構造計算からやり直さなければならない問題があった。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みて創出したものであり、特別な技術を要さずに簡便に運搬、組立が行える屋根構造体を提供するともに、高い安全性を備えた構造物を組み立てることのできる方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような仮設足場用屋根構造体を提供する。
すなわち、仮設足場用の既存部材と組み合わせて用いられる屋根構造体であって、設置時に屋根勾配を構成し、棟部から軒先部までの全長を有する上弦材と、軒先部において設置時に略水平となるような上弦材との角度を有して連結され、軒先部から棟部の直下方までの全長を有する下弦材と、上弦材と下弦材との棟部側略端部同士を結ぶ合掌柱材と、上弦材・下弦材・合掌柱材とで囲まれた領域をトラス構造にするトラス用材とから片棟分の屋根構造を構成する。
そして、合掌柱材には対称的に平行配置される他の合掌柱材との結合手段を付設し、上記片棟分の屋根構造を2基結合して合掌させるように構成したことを特徴とする。
上記の屋根構造体において、下弦材には、合掌時に隣接する他方の下弦材と連結可能な連結手段を付設する構成でもよい。
上記の屋根構造体において、上弦材及び合掌柱材を、仮設足場用筋交が連結可能な形状に構成し、1組の屋根構造体を建枠のスパン方向に複数平行に設置する際に、その対向する屋根構造体間に、仮設足場用筋交を設置できるようにしてもよい。
上記の屋根構造体において、下弦材を、仮設足場用布板が連結可能な形状に構成し、1組の屋根構造体を建枠のスパン方向に複数平行に設置する際に、その対向する屋根構造体間で、仮設足場用布板をスパン方向に略水平に設置できるようにしてもよい。
上記の屋根構造体において、下弦材の形状に適合して下側から保持可能なU字状受け部材を備え、U字状受け部材の下部には、仮設足場パイプ内に嵌入可能な嵌入棒部を備える構成でもよい。
本発明は、上記の屋根構造体と共に用いられる延長用屋根構造体を提供することもできる。
すなわち、延長時の棟部から鉛直下方に立設する中心柱材と、中心柱材と所定の距離だけ両方の軒先側に平行に離間し、合掌柱材と略同一な全長を有する1対の結合柱材と、中心柱材の上端である棟部から両軒先部方向に屋根勾配と等しい勾配で傾斜し、1対の結合柱材の上端とそれぞれ連結される1対の延長上弦材と、1対の結合柱材の下端同士の間に略水平に架設される延長下弦材とを備える。
以上の構成により、結合柱材の両側に片棟分の屋根構造の合掌柱材をそれぞれ結合して軒先側への各離間距離分延長することのできる延長用屋根構造体を提供する。
また、本発明は、上記の屋根構造体、又は屋根構造体と延長用屋根構造体との組み合わせ体(以下、屋根構造体等)を用いた構造物の組立方法を提供することもできる。
本方法においては、
(S1)仮設足場用部材を用いて所定のスパン数の建枠を平行に組み立てる建枠組立工程、
(S2)建枠の最上部に、U字状受け部材を嵌入して設置する受け部材設置工程、
の各工程と、これらの工程(S1)(S2)の前後又は同時に、
(S3)片棟分の屋根構造同士、又は延長用屋根構造体との結合を行って1つの屋根構造体を組み立てる屋根組立第1工程と、
(S4)建枠のスパンに一致する距離だけ平行に離間して複数の屋根構造体を配列し、屋根構造体同士を少なくとも仮設足場用筋交で連結して屋根全体を一体化する屋根組立第2工程
とからなる屋根組立工程(S3)(S4)を行い、
次いで受け部材設置工程(S2)及び屋根組立工程(S4)が完了した後に、
(S5)一体化された屋根全体の下弦材をU字状受け部材上に保持させる屋根載置工程、
(S6)建枠と屋根全体とを仮設足場用の連結部材を用いて固定する固定工程
を有する。
本発明に係る構造物の組立方法は、次の通りでもよい
すなわち、
(S11)仮設足場用部材を用いて所定のスパン数の建枠を平行に組み立てる建枠組立工程、
(S12)建枠の最上部に、U字状受け部材を嵌入して設置する受け部材設置工程、
の各工程と、これらの工程(S1)(S2)の前後又は同時に、
(S13)前記片棟分の屋根構造同士、又は前記延長用屋根構造体との結合を行って1つの屋根構造体を組み立てる屋根組立第1工程を行った後、
(S14)屋根構造体ごとに、該U字状受け部材上に保持させる屋根構造体載置工程、
(S15)複数配列された屋根構造体同士を少なくとも仮設足場用筋交で連結して屋根全体を一体化する屋根組立第2工程、
屋根組立第2工程(S15)の前後又は同時に、
(S16)各建枠と各屋根構造体とを仮設足場用の連結部材を用いて固定する固定工程
を有する。
本発明は、次のような効果を奏する。
すなわち、本発明に係る屋根構造体は、設置現場での組立が最低限合掌柱同士の結合だけであり、かつ一般的な足場職人によれば組立可能な既存の仮設足場用部材との組み合わせによって、正確な構造計算を行った屋根付き構造物を設置することができる。
従って、特別な技術特別な技術を要さずに簡便に組立が行える屋根構造体が提供でき、高い安全性を備えた構造物を組み立てることができる。
また、本発明に係る屋根構造体は、片棟分の屋根構造体を一体的に形成する一方で、組立に必要な部材は、それぞれの設置現場で容易に調達のできる仮設足場部材を用いている。このため、運搬するのは屋根構造体本体だけですみ、運搬の容易さに寄与する。特に、組立には特別な技能を要求されないため、専用の職人の派遣などは必要とせず、屋根構造体だけを送れば足り、設置コストの低減に寄与する。
本発明の延長用屋根構造体によれば、上記屋根構造体の幅を自由に延長することができ、設置場所に合わせて、上記屋根構造体を様々な場所で利用することができる。すなわち、通常の屋根構造体に加えて、延長用屋根構造体だけを送ることで、本発明の屋根付き構造物を設置することができる。
本発明に係る屋根構造体の正面図である。 本発明の屋根構造体を設置した際の側面図(下部省略)である。 本発明の屋根構造体を設置した際の平面図である。 本発明を設置した状態の斜視説明図である。 本発明の第2の実施態様に係る屋根構造体の正面図である。 本発明に係るU字状受け部材の説明図である。 本発明の組立方法に係る説明図である。 本発明を係る屋根構造体を建枠に固定した状態の説明図である。 本発明に係る構造物の正面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に示す実施例を基に説明する。なお、実施形態は下記に限定されるものではない。
(第1実施例)
図1は、本発明に係る屋根構造体(1)の正面図である。屋根構造体(1)には図示のような設置状態で屋根勾配を構成するように傾斜し、棟部(10a)から軒先部(10b)までの全長を有する上弦材(10)と、該軒先部(10b)から、上弦材の棟部(10a)の直下方までとの全長を有し、設置時に略水平となる下弦材(11)、さらに上弦材と下弦材との棟部側略端部同士を結ぶ合掌柱材(12)とで三角形の外枠を構成する。
そして、これら外枠で囲まれた領域をトラス構造にするいくつかのトラス用材で構成する。本実施例においてはトラス用材として、上弦材(10)と下弦材(11)とを鉛直に接続する複数の束材(13)と、該束材(13)の隣り合う上端と下端とを連結する斜材(14)とで構成している。上弦材(10)及び下弦材(11)とこれらのトラス用材とは溶接等により強固に固着することが好ましいが、ボルトや金具による固定でもよい。
トラス用材の構成は公知のトラス構造を構成するものであれば任意に変更可能であるが、本発明の実施においては、最低でも1本のトラス用材を用いるものを対象とする。
以上の各構成部材の組み合わせで、屋根構造体を構成する片棟分の屋根構造が完成する。本発明では、この片棟分を合掌柱材(12)が並列になるように対称形で2基配置し、合掌柱材(12)(12)同士を結合する。
そのために、各合掌柱材(12)には、平行配置される他の合掌柱材(12)との結合手段(15)(15)を設ける。
本実施例の結合手段としては、各合掌柱材(12)の上方と下方に、それぞれ外方に突出する平板体(15)(15)を付設し、並列する合掌柱材(12)から突出して重複した状態の平板体(15)(15)同士をボルトで固定する。図示のように、合計4箇所のボルト固定を行う。
従って、本発明によれば、上記ボルトの固定だけで1つの屋根構造体を組み立てることができる。
別実施例として、下弦材(11)に、合掌時に隣接する他方の下弦材と連結可能な連結手段(16)を付設する構成でもよい。
例えば、図1のように下弦材(11)の棟側端部に外方に突出した平板体(16)を設け、両側の下弦材(11)から突出した平板体(16)(16)同士をボルトで固定する。上記結合手段と連結手段を組み合わせて使用することにより、2方向で固定することができるので組立時の屋根構造体の強化に寄与する。
図2は、本発明の屋根構造体を設置した際の側面図(下部省略)、図3は、同平面図、図4は、同斜視説明図である。
上記の屋根構造体(1)において、上弦材(10)と合掌柱材(15)には、公知の筋交取付ピン(グラヴィティロック)を用いて仮設足場用筋交(20)(21)(23)が連結される。連結用に、筋交取付ピンを取り付けるための取り付け穴を上弦材(10)や合掌柱材(15)に設ける。
筋交の寸法は規格化されているため、一般的な建枠のスパンに対応するように取り付け穴の間隔を定める。例えば、鳥居型建枠(24)をスパン1829mmで並べた場合の一般的な建枠(2)に対応する場合、A-16S(規格)の筋交(21)が利用できるように取付ピン用の穴の間隔を280mmとする。
このほか、合掌部の筋交(22)は、A-19(規格)の筋交(22)が用いられるように取付ピン用の穴の間隔を914mmとする。
センチ規格の建枠等足場部材を用いる場合には、そのサイズに適合するように適宜、筋交い用の取付部を設けてもよい。
本建枠(2)の場合、鳥居型建枠(24)間の筋交(23)は、A-14(規格)を用いれば良く、周知のように、建枠のスパンと筋交とは、規格上定められた組み合わせに従って、適宜選択して用いることができるようになっている。
本発明ではこのような特徴に着目し、上弦材(10)や合掌柱材(15)にも、一般的な建枠のスパンと、容易に準備できる筋交の組み合わせに対応できる取り付け穴を設けることを提案する。
また、このように筋交(20)(21)(22)の取り付け位置を予め屋根構造体(1)上に定めておくことで、事前に構造計算が可能となり、現場ではただ指定された筋交を取り付ければ足りることとなる。
このため、熟練者の経験やノウハウに頼ることなく、初めて屋根構造体(1)を使用する職人でも容易に安全な構造物を組み立てることができる。
本発明においては、さらに屋根構造体(1)間で、仮設足場用布板(18)をスパン方向に略水平に設置することもできる。布板(18)も規格化されたスパンに応じて既存の種類が用意されているが、屋根構造体(1)間のスパンは仮設足場の建枠のスパンと一致するので、これらの布板(18)がそのまま利用できる。
本発明では下弦材(11)は略水平に設置されているので、下弦材(11)間に布板を渡すことで略水平な足場を形成することができる。
ここで設置した布板(18)は、上弦材(10)の上に屋根板を貼り付ける工事や、シート張を行う工事の際に、そのまま足場となるもので、簡便な屋根の設置工事と安全性の向上に寄与する。
また、水平な平面が得られるため、下のスペースとは別に屋根裏の収納スペース、ロフトなどとして利用することもできる。
さらに、本布板にエアコンや照明器具を設置することで、平面内の任意の場所にこれらの器具を配置することができるようになる。
(第2実施例)
ここで、本発明の第2実施例について説明する。
上記したように本発明は片棟分の屋根構造が一体的に構成されているため、現場での組立が極めて容易であり、また、片棟分であれば通常の資材と一緒に簡単に運搬することができる。
一方、構造物の幅方向(軒先同士の間隔)を自由に調整することができない。そこで、本第2実施例に示すような延長用屋根構造体(3)を提供することができる。
すなわち、本構造体(3)の縦方向には、延長時の棟部から鉛直下方に立設する中心柱材(32)と、中心柱材と所定の距離だけ両方の軒先側に平行に離間し、合掌柱材(12)(12)と略同一な全長を有する1対の結合柱材(33)(33)を備える。また、本構造体の梁としては、中心柱材(32)の上端である棟部から両軒先部方向に屋根勾配と等しい勾配で傾斜し、1対の結合柱材の上端とそれぞれ連結される1対の延長上弦材(30)(30)と、1対の結合柱材の下端同士の間に略水平に架設される延長下弦材(31)(31)とを備えている。
加えて、必要に応じて本構造体(3)をトラス構造とするためのトラス用材を用いることもでき、例えば本実施例では一対の斜材(34)を備えている。
結合柱材(33)にも、合掌柱材(12)と同様の延長用結合手段(35)を設ける。
本実施例では、延長用結合手段(35)(35)の上方と下方に、それぞれ外方に突出する平板体(35)(35)を付設し、並列する合掌柱材(12)から出て重複した状態の平板体(15)とボルトで固定する。図示のように、合計4箇所のボルト固定を行う。
また、延長下弦材(31)に、隣接する下弦材(11)と連結可能な連結手段(36)を付設する構成でもよい。例えば、延長下弦材(31)の棟側端部に外方に突出した平板体(36)を設け、両側の下弦材(11)から突出した平板体(16)と重複させてボルトで固定する。上記結合手段と連結手段を組み合わせて使用することにより、2方向で固定することができるので組立時の屋根構造体の強化に寄与する。
以上の延長用屋根構造体(3)によれば、延長用屋根構造体(3)を、実施例1の屋根構造体の間に介在させるだけで簡単に構造物の幅を延長することができる。
次に、本発明の屋根構造体(1)や、屋根構造体(1)と延長用屋根構造体(3)とを組み合わせた組み合わせ体(以下では総称して屋根本体と呼ぶ)を用いて、構造物を組み立てる手順について説明する。
まず、本発明では既存の仮設足場と、屋根本体とを簡便に接続するための金具を提案する。
図6は、本発明に係るU字状受け部材(17)の説明図であり、図中の(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が足場パイプへの取付時の斜視図である。
U字状受け部材(17)は、上方に開口した、下弦材(11)の形状に適合するU字状の受け部材(17a)を備え、下部には、既存の仮設足場パイプ内に嵌入可能な嵌入棒部(17b)を備えている。
嵌入棒部(17b)は、一般的な仮設足場パイプ(24)の内径に適合するので、単に嵌入させるだけで簡単に設置することができる。
また、図示するようにU字状受け部材(17a)と嵌入棒部(17b)にはそれぞれ貫通孔が形成されており、下弦材(11)や足場パイプ(24)と挿通したボルト等により抜けないように固定することもできる。
なお、ここで言う足場パイプとは、上記鳥居型建枠(25)の柱状部の他、建枠に用いられる任意のパイプ体の全てを指し、建枠と屋根本体の接続部分の任意の場所に設置することができる。
本発明による屋根付きの構造物を組み立てる手順について以下に説明する。
最初に、(S1)仮設足場用部材を用いて所定のスパン数の建枠を平行に組み立てる建枠組立工程を行う。本工程は公知の一般的な作業であるが、一例としては、次の通りである。
まず、設置現場にジャッキベースを並べ、例えば914mm幅の鳥居型建枠(25)をジャッキベース上に置く。各鳥居型建枠(25)間に筋交(23)を取付ながらスパン方向に順次建枠を延ばしていき、所定のスパンになるまで繰り返す。
鳥居型建枠(25)の規格としては、上記914mmの他、610mm、1219mmのタイプが一般的であり、これらに適合する筋交部材と、その取付部を設けてもよい。取付部は610mmと1219mmの場合には筋交はいずれもA-14(規格)で、間隔が1829mm、とすることが好ましく、これに対応する高さ1219mmの取り付け穴を備えておく。
鳥居型建枠(25)間の筋交の間隔としては、1829mm、1524mm、1219mm、914mm、610mmなどから適宜選択してもよい。
幅方向の面にも建枠を設置する場合には、最初の建枠から直角をなす建枠を自在クランプで接続して、所定のスパンだけ組み立て、さらに他端部から直角をなす建枠を、所定のスパン分組み立てる。
奥行きが4スパン、幅が6スパンの構造物を建築する場合、まず6スパンの建枠1段を組み立てて、その両端に、直角に延設する4スパンの建枠を連結していく。
水平になるようにジャッキベースでレベル調整を行った後、1段目の布板、2段目の鳥居型建枠、2段目の筋交、2段目の布板、と所定の段数になるまで繰り返す。
そして、(S2)受け部材設置工程として、最高段の鳥居型建枠(25)の上端に、本発明に係るU字状受け部材(17)を嵌入して設置する。
このような建枠側の工事の前や後、あるいは並行して、屋根の組立作業を行う。
まず、(S3)屋根組立第1工程として、片棟分の屋根構造同士を結合して屋根構造体(1)を組み立てる。好適な作業手順としては、片棟分の屋根構造を地面上で仮置きし、反対側の屋根構造も合掌部分を合わせて仮置きする。合掌させた状態でボルト位置を確認して両方の結合手段(15)同士にボルトを挿通して固定する。連結手段(16)同士も、必要によっては接続板などを用いて互いに連結する。
さらに延長用屋根構造体(3)を用いる場合には、これを介在させて結合し、1つの屋根構造体を組み立てる。
次に、(S4)屋根組立第2工程として、建枠のスパンに一致する距離だけ平行に離間して複数の屋根構造体(1)(3)を配列し、屋根構造体同士を少なくとも仮設足場用筋交(20)(21)(22)で連結して屋根全体を一体化する。
具体的にはまず2基の屋根構造体(1)を平行に立てて連結筋交(21)(22)を1スパンに付き4本設置する。これで平行な屋根構造体1組ができるので、さらにねじれ防止筋交(20)を1スパンにつき4本設置する。
さらに屋根構造体(1)間に布板(18)を設置する。
本発明では屋根が一体化しているので、全体を図7のようにクレーン(4)でつり下げ、建枠(2)上に載置することで短時間に屋根の設置が完了する。
すなわち、(S5)一体化された屋根全体の下弦材(11)をU字状受け部材(17)上に保持させる屋根載置工程をクレーン(4)等で行い、位置を微調整する。U字状受け部材(17)は上向きに開口した状態で保持しているだけなので、調整作業は容易である。
そして位置決めが終わったら、(S6)建枠と屋根全体とを仮設足場用の連結部材を用いて固定する。
図8のように、U字状受け部材(17)は上記のようにボルトで下弦材(11)及び鳥居型建枠(23)と接続する他、仮設足場用の公知の自在クランプ(5)を用いて、例えば建枠の水平なパイプと、下弦材(11)とを結合させる。
図9のように、以上の各工程で本発明に係る構造物の組立が完了する。本発明は軒先が型枠から突出していないため、図示のように並列して建築することもできる。
本発明に係る構造物の組立方法は、上記の組立方法の他、屋根組立第1工程と屋根組立第2工程とを手順として分ける方法でもよい。
すなわち、(S11)仮設足場用部材を用いて所定のスパン数の建枠を平行に組み立てる建枠組立工程と、最高段の鳥居型建枠(25)の上端に、本発明に係るU字状受け部材(17)を嵌入して設置する(S2)受け部材設置工程を上記と同様に行う。
これらの工程と前後して、又は並行して、屋根組立第1工程(S13)を上記同様に行い、1つの屋根構造体を完成させる。ここでは上記のように複数の屋根構造体を地上で連結して屋根を一体化するのではなく、各屋根構造体を、1つずつクレーンや人手によって持ち上げ、U字状受け部材(17)上に載置する。屋根構造体は単体であれば人手によっても持ち上げられる程度の重量であり、クレーン等が設置しにくい場所でも本発明の組立を行うことができる。また、屋根全体を組み立てないため、地上部分の作業面積も大幅に小さくできる。
屋根構造体ごとに、U字状受け部材上に保持させる屋根構造体載置工程(S14)を各建枠上で繰り返した後、仮設足場用筋交(20)(21)(22)や布板(18)で連結する屋根組立第2工程(S15)を実施する。
各建枠と各屋根構造体とを仮設足場用の連結部材(自在クランプ等)により固定する固定工程(S16)は、屋根構造体載置工程(S14)や屋根組立第2工程(S15)と共に固定できるものから順次行えばよい。
1 仮設足場用屋根構造体
10 上弦材
11 下弦材
12 合掌柱材
13 束材
14 斜材
15 結合用平板体
16 連結用平板体
20 筋交
21 筋交
22 筋交

Claims (8)

  1. 仮設足場用の既存部材と組み合わせて用いられる屋根構造体であって、
    設置時に屋根勾配を構成し、棟部から軒先部までの全長を有する上弦材と、
    該軒先部において設置時に略水平となるような上弦材との角度を有して連結され、該軒先部から該棟部の直下方までの全長を有する下弦材と、
    該上弦材と該下弦材との棟部側略端部同士を結ぶ合掌柱材と、
    該上弦材・該下弦材・該合掌柱材とで囲まれた領域をトラス構造にするトラス用材と
    から片棟分の屋根構造を構成し、
    該合掌柱材には対称的に平行配置される他の合掌柱材との結合手段を付設し、上記片棟分の屋根構造を2基結合して合掌させるように構成した
    ことを特徴とする屋根構造体。
  2. 前記屋根構造体において、
    前記下弦材には、合掌時に隣接する他方の下弦材と連結可能な連結手段を付設した
    請求項1に記載の屋根構造体。
  3. 前記屋根構造体において、
    前記上弦材及び前記合掌柱材を、仮設足場用筋交が連結可能な形状に構成し、
    前記1組の屋根構造体を建枠のスパン方向に複数平行に設置する際に、その対向する屋根構造体間に、仮設足場用筋交を設置できるようにした
    請求項1又は2に記載の屋根構造体。
  4. 前記屋根構造体において、
    前記下弦材を、仮設足場用布板が連結可能な形状に構成し、
    前記1組の屋根構造体を建枠のスパン方向に複数平行に設置する際に、その対向する屋根構造体間で、仮設足場用布板をスパン方向に略水平に設置できるようにした
    請求項1ないし3のいずれかに記載の屋根構造体。
  5. 前記屋根構造体において、
    前記下弦材の形状に適合して下側から保持可能なU字状受け部材を備え、
    該U字状受け部材の下部には、仮設足場パイプ内に嵌入可能な嵌入棒部を備えた
    請求項1ないし4のいずれかに記載の屋根構造体。
  6. 前記屋根構造体と共に用いられる延長用屋根構造体であって、
    延長時の棟部から鉛直下方に立設する中心柱材と、
    該中心柱材と所定の距離だけ両方の軒先側に平行に離間し、前記合掌柱材と略同一な全長を有する1対の結合柱材と、
    該中心柱材の上端である棟部から両軒先部方向に前記屋根勾配と等しい勾配で傾斜し、該1対の結合柱材の上端とそれぞれ連結される1対の延長上弦材と、
    該1対の結合柱材の下端同士の間に略水平に架設される延長下弦材と
    を備え、
    該結合柱材の両側に前記片棟分の屋根構造の合掌柱材をそれぞれ結合して該軒先側への各離間距離分延長する
    ことを特徴とする延長用屋根構造体。
  7. 前記請求項1ないし6に記載の屋根構造体、又は屋根構造体と前記延長用屋根構造体との組み合わせ体(以下、屋根構造体等)を用いた構造物の組立方法であって、
    仮設足場用部材を用いて所定のスパン数の建枠を平行に組み立てる建枠組立工程、
    該建枠の最上部に、前記U字状受け部材を嵌入して設置する受け部材設置工程、
    該建枠組立工程及び受け部材設置工程の前後又は同時に、
    前記片棟分の屋根構造同士、又は前記延長用屋根構造体との結合を行って1つの屋根構造体を組み立てる屋根組立第1工程と
    該建枠のスパンに一致する距離だけ平行に離間して複数の屋根構造体を配列し、該屋根構造体同士を少なくとも仮設足場用筋交で連結して屋根全体を一体化する屋根組立第2工程と
    からなる屋根組立工程を行い、次いで
    該受け部材設置工程及び該屋根組立工程が完了した後に、該一体化された屋根全体の前記下弦材を前記U字状受け部材上に保持させる屋根載置工程、
    該建枠と該屋根全体とを仮設足場用の連結部材を用いて固定する固定工程
    を有することを特徴とする構造物の組立方法。
  8. 前記請求項1ないし6に記載の屋根構造体、又は屋根構造体と前記延長用屋根構造体との組み合わせ体(以下、屋根構造体等)を用いた構造物の組立方法であって、
    仮設足場用部材を用いて所定のスパン数の建枠を平行に組み立てる建枠組立工程、
    該建枠の最上部に、前記U字状受け部材を嵌入して設置する受け部材設置工程、
    該建枠組立工程及び受け部材設置工程の前後又は同時に、
    前記片棟分の屋根構造同士、又は前記延長用屋根構造体との結合を行って1つの屋根構造体を組み立てる屋根組立第1工程を行った後、
    該屋根構造体ごとに、該U字状受け部材上に保持させる屋根構造体載置工程、
    複数配列された屋根構造体同士を少なくとも仮設足場用筋交で連結して屋根全体を一体化する屋根組立第2工程、
    該屋根組立第2工程の前後又は同時に、
    各建枠と各屋根構造体とを仮設足場用の連結部材を用いて固定する固定工程
    を有することを特徴とする構造物の組立方法。
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