JP2012182630A - 給電制御装置および給電制御方法 - Google Patents

給電制御装置および給電制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの近くに複数の電気機器が配置されている環境において待機電力を削減することができる給電制御装置を提供すること。
【解決手段】給電制御装置400は、リモコン信号500の受信を待機する際に電力を必要とする複数の電気機器300に対する給電を制御する装置であって、給電が行われている少なくとも1台の電気機器300によって受信されたリモコン信号500の操作対象を判別する機器情報判別部410と、判別された操作対象が、給電が行われていない電気機器300であることを条件として、当該電気機器300に対して給電を開始させる給電制御部420とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコン信号の受信を待機する際に電力を必要とする複数の電気機器に対する給電を制御する、給電制御装置および給電制御方法に関する。
近年は、リモートコントローラ(以下「リモコン」という)により遠隔操作が可能となっている電気機器が多くなっている。このような電気機器は、リモートコントローラからの信号(以下「リモコン信号」という)を受信するリモコン信号受信部と、受信されたリモコン信号に含まれる操作信号に従って動作する主機能処理部とを有する。
主機能処理部は、通常、電気機器が使用されていない間は非給電状態となっている。ユーザは、電気機器を使用しようとする際に、リモコンにおいて、主機能処理部への給電を開始させる操作(以下「電源オン操作」という)を行う。リモコン信号受信部は、この電源オン操作を含むリモコン信号を受信すると、主機能処理部への給電を開始する。これにより、電気機器は、省電力化を図りつつ、ユーザに対して任意のタイミングでの使用開始を可能にしている。
一方で、リモコン信号受信部は、電気機器が使用されていない間でも給電が行われているのが通常である。これは、いつ送られてくるか分からないリモコン信号の受信を待機する際に、電力を必要とするからである。
省電力化を更に進めるためには、このような待機電力についてもできるだけ削減することが望ましい。そこで、待機電力を削減するための技術が、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1記載の技術は、センサを用いて、電気機器へのユーザの接近の有無を検出し、電気機器の周囲にユーザが位置しない間はリモコン信号受信部への給電を停止させる。これにより、特許文献1記載の技術は、待機電力の削減を図ることができる。
特開平6−119090号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術は、ユーザが接近しただけで実際には使用されないような電気機器についても、リモコン信号受信部に給電を行ってしまう。したがって、特許文献1記載の技術は、多数の家電機器が配置されたリビングルームのように、ユーザの近くに複数の電気機器が配置されている環境においては、待機電力の削減を十分に図ることができないという課題を有する。
本発明の目的は、ユーザの近くに複数の電気機器が配置されている環境において、待機電力を削減することができる給電制御装置および給電制御方法を提供することである。
本発明の給電制御装置は、リモコン信号の受信を待機する際に電力を必要とする複数の電気機器に対する給電を制御する給電制御装置であって、給電が行われている少なくとも1台の前記電気機器によって受信された前記リモコン信号の操作対象を判別する機器情報判別部と、判別された前記操作対象が、給電が行われていない前記電気機器であることを条件として、当該電気機器に対して給電を開始させる給電制御部とを有する。
本発明の給電制御方法は、リモコン信号の受信を待機する際に電力を必要とする複数の電気機器に対する給電を制御する給電制御方法であって、給電が行われている少なくとも1台の前記電気機器によって受信された前記リモコン信号の操作対象を判別するステップと、判別した前記操作対象が、給電が行われていない前記電気機器であるか否かを判断するステップと、給電が行われていない前記電気機器であると判断された前記電気機器に対して、給電を開始させるステップとを有する。
本発明によれば、ユーザの近くに複数の電気機器が配置されている環境において待機電力を削減することができる。
本発明の実施の形態1に係る給電制御装置の構成を示すシステム構成図 本発明の実施の形態2に係る給電制御装置を含む給電制御システムの構成を示すシステム構成図 本実施の形態2におけるリモコンの構成の一例を示すブロック図 本実施の形態2における操作信号の構成の一例を示す模式図 本実施の形態2における電気機器の構成の一例を示すブロック図 本実施の形態2に係る給電制御装置の構成の一例を示すブロック図 本実施の形態2における機器状態情報の構成の一例を示す模式図 本実施の形態2に係る給電制御装置の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態3に係る給電制御装置を含む給電制御システムの構成を示すシステム構成図 本実施の形態3に係る給電制御装置の構成の一例を示すブロック図 本実施の形態3における機器状態情報の構成の一例を示す模式図 本実施の形態3に係る給電制御装置の動作の一例を示すフローチャート
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態1は、本発明の基本的態様の例であり、本発明の実施の形態2以降は、本発明の具体的態様の例である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る給電制御装置の構成を示すシステム構成図である。なお、説明の簡便化のため、本実施の形態に係る給電制御装置が用いられる給電制御システムの構成についても併せて図示する。
図1において、給電制御システム100は、リモコン200、複数の電気機器300−1、300−2、・・・、および給電制御装置400を有する。
リモコン200は、複数の電気機器300を遠隔操作するためのリモコン信号500を送信する装置である。
複数の電気機器300は、リモコン信号500の受信を待機する際に電力を必要とする装置である。
給電制御装置400は、複数の電気機器300に対する給電を制御する給電制御装置である。給電制御装置400は、機器情報判別部410および給電制御部420を有する。機器情報判別部410は、給電が行われている少なくとも1台の電気機器300(例えば第1の電気機器300−1)によって、受信されたリモコン信号500の操作対象を判別する。給電制御部420は、判別された操作対象(例えば第2の電気機器300−2)が、給電が行われていない電気機器であることを条件として、当該電気機器(例えば第2の電気機器300−2)に対して給電を開始させる。
なお、給電制御装置400は、例えば、CPU(central processing unit)、制御プログラムを格納したROM(read only memory)などの記憶媒体、およびRAM(random access memory)などの作業用メモリをそれぞれ有する。この場合、上記した各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
このような給電制御装置400は、複数の電気機器300のうち少なくとも1台を、リモコン信号500が受信可能な状態にしておけば、リモコン信号500の操作対象の遠隔操作を開始することができる。なお、リモコン信号500が受信可能な状態にする電子機器は、例えば、第1の電気機器300−1である。また、リモコン信号500の操作対象は、例えば第2の電気機器300−2である。したがって、給電制御装置400は、ユーザの近くに複数の電気機器300が配置されている環境において待機電力を削減することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、本発明を、HEMS(Home Energy Management System)に適用した例である。HEMSとは、宅内の家電機器をネットワークで接続し、配電盤や家庭用発電設備などと共に統合制御することで、省電力化のための情報提示や自動制御を行う仕組みである。
図2は、本実施の形態に係る給電制御装置を含む給電制御システムの構成を示すシステム構成図である。
図2において、給電制御システム100aは、リモコン200a、複数の電気機器300a−1、300a−2、・・・(以下「複数の電気機器300a」という)、および給電制御装置400aを有する。
リモコン200aは、複数の電気機器300aを遠隔操作するための無線のリモコン信号500aを送信する装置である。本実施の形態において、リモコン200aは、複数の電気機器300aに対する共通リモコン(または、複数の電気機器300aを操作可能な多機能リモコン)である。
複数の電気機器300aは、リモコン信号500aの受信を待機する際に電力を必要とする装置である。このリモコン信号500aの受信を待機する際に必要となる電力は、いわゆる「待機電力」である。本実施の形態において、複数の電気機器300aは、住宅の同一の居室600a内に配置された家電機器である。なお、複数の電気機器300aは、リモコン信号500aの受信および給電制御装置400aによる給電制御に関して、同一の構成を有する。このため、以下、適宜、「電気機器300a」としてまとめて説明を行う。
給電制御装置400aは、複数の電気機器300aに対する給電を制御する装置である。本実施の形態において、給電制御装置400aは、電源系統700aからの電力を居室600aの電気機器300aへと分配する配電盤である。給電制御装置400aは、複数の電気機器300aのそれぞれと、電力線800a−1、800a−2、・・・により接続されている。給電制御装置400aは、複数の電気機器300aのいずれかによって受信されたリモコン信号500aの操作対象を判別する。このリモコン信号500aは、1台の電気機器300aのみによって受信されたものと、複数台の電気機器300aによって受信されたものとが有り得る。リモコン信号500aを受信した電気機器300aは、つまり給電が行われている電気機器300aであり、以下、「受信機器」という。そして、給電制御装置400aは、判別された操作対象が、給電が行われていない電気機器であることを条件として、当該電気機器に対して給電を開始させる。
このような給電制御システム100aは、同一の居室600a内に複数の電気機器300aを配置しているため、ユーザの近くに複数の300aが配置される環境となる。しかし、給電制御システム100aは、複数の電気機器300aのうち少なくとも1台を待機状態とし、リモコン信号500aを受信可能な状態にしておけば、リモコン信号500aの操作対象の遠隔操作を開始することができる。したがって、給電制御システム100aは、待機電力を削減することができる。
次に、各装置の構成について説明する。
図3は、リモコン200aの構成の一例を示すブロック図である。
図3において、リモコン200aは、操作入力部210a、操作信号生成部220a、および操作信号送信部230aを有する。
操作入力部210aは、キースイッチなどの操作インタフェース(図示せず)を有し、操作インタフェースにおいてユーザが行った操作の内容を、操作信号生成部220aへ出力する。
操作信号生成部220aは、入力された操作内容を示す操作信号を生成し、操作信号送信部230aへ出力する。
操作信号送信部230aは、入力された操作信号を含むリモコン信号を生成し、無指向性アンテナ(図示せず)から、無線のリモコン信号500aとして送信する。
図4は、操作信号の構成の一例を示す模式図である。
図4に示すように、操作信号910は、操作に関する情報の項目911に対応付けて、識別コード912を記述する。
例えば、「メーカ識別情報」という項目911に対応する識別コード912には、操作対象の電気機器300aの製造者を示す識別情報が記述される。「機種識別情報」という項目911に対応する識別コード912には、電気機器300aの個々の機種を示す識別情報が記述される。「同機種識別情報」という項目911に対応する識別コード912には、同じ機種の電気機器300aが複数設置されている場合の識別情報が記述される。すなわち、「メーカ識別情報」、「機種識別情報」、および「同機種識別情報」の3つの項目911に記述された識別コード912の組は、電気機器300aを識別するための機器識別情報である。
また、「操作情報」という項目911に対応する識別コード912には、操作対象に対して指定する操作内容を示す情報が記述される。「操作付加情報」という項目911に対応する識別コード912には、指定された操作内容についての付加情報が記述される。
なお、リモコン信号500aのデータフォーマットは、例えば、家電製品協会フォーマットに準じたものとすることができる。
このようなリモコン200aは、ユーザ操作の内容を示すリモコン信号500aを、複数の電気機器300aの全てに向けて送信することができる。但し、待機用電力が供給されていない電気機器300aでは、送信されたリモコン信号500aを受信することはできない。
図5は、電気機器300aの構成の一例を示すブロック図である。
図5において、電気機器300aは、リモコン信号受信部310a、操作対象判別部320a、主機能処理部330a、通信処理部340a、および電源管理部350aを有する。
ここで、リモコン信号受信部310aおよび操作対象判別部320aが動作するために必要な電力は、「待機用電力」という。また、主機能処理部330aが動作するために必要な電力は、「主機能用電力」という。
リモコン信号受信部310aは、無線受信回路(図示せず)を有し、リモコン200aから送信されたリモコン信号を受信する。そして、リモコン信号受信部310aは、受信したリモコン信号に含まれる操作信号を抽出し、操作対象判別部320aへ出力する。なお、この操作信号には、自装置を操作対象としない操作信号も含まれる。
操作対象判別部320aは、入力された操作信号を解析し、操作対象が自装置であるか否かを判定する。具体的には、操作対象判別部320aは、自装置の機器識別情報(メーカ識別情報、機種識別情報、および同機種識別情報の識別コードの組)を、予め保持している。そして、操作対象判別部320aは、操作信号が入力されるごとに、その操作情報に含まれる機器識別情報が、保持する自装置の機器識別情報と一致するか否かを判断する。
操作対象判別部320aは、操作信号の操作対象が自装置である場合、その操作信号を、自装置の主機能処理部330aへ出力する。ただし、操作対象判別部320aは、操作信号が、主機能処理部330aへの給電を停止させる操作(以下「電源オフ操作」という)を示すものでない場合、電源管理部350aに対し、主機能用電力の供給開始を指示する。
また、操作対象判別部320aは、操作信号の操作対象が自装置であって、操作信号が「電源オフ操作」を示すものである場合には、電源管理部350aに対し、主機能用電力の供給停止を指示する。
また、操作対象判別部320aは、操作信号の操作対象が自装置ではない場合、その操作信号を、通信処理部340aを用いて、給電制御装置400aへ送信する。
更に、操作対象判別部320aは、通信処理部340aを用いて、給電制御装置400aから転送されてくる操作信号を受信する。そして、操作対象判別部320aは、自装置に主機能用電力が供給されていない場合であって、受信した操作信号が「電源オフ操作」を示すものでない場合、電源管理部350aに対し、主機能用電力の供給開始を指示する。
主機能処理部330aは、家電用途に即した機能を有し、入力された操作信号に従って動作する。具体的には、主機能処理部330aは、操作信号に含まれる操作情報および操作付加情報(図4参照)に応じた処理を行う。例えば、テレビにおいて、主機能処理部330aは、受信する放送局(チャンネル)の切り替えを行う。
通信処理部340aは、有線または無線の通信回路(図示せず)を有し、給電制御装置400aと通信可能に接続する。通信処理部340aは、例えば、電力線800aを用いて、給電制御装置400aとの間で電力線通信(PLC:Power Line Communication)を行う。
電源管理部350aは、電力線800aを介して給電制御装置400aと接続し、給電制御装置400aから送られてくる電力を、自装置の各部へ供給する。但し、電源管理部350aは、初期状態においては、待機用電力を供給し、主機能用電力を供給しない。そして、電源管理部350aは、操作対象判別部320aから主機能用電力の供給開始を指示されたとき、主機能用電力の供給を開始する。また、電源管理部350aは、給電制御装置400aからの電力が停止している間は、当然ながら、待機用電力も主機能用電力も供給しない。
このような電気機器300aは、待機用電力が供給されている間、リモコン信号500aを受信し、リモコン信号500aに含まれる操作信号に従って動作することができる。また、電気機器300aは、受信した操作信号の操作対象が自装置ではないとき、その操作信号を、給電制御装置400aへ送信することができる。更に、電気機器300aは、また給電制御装置400aより操作信号の転送を受けた場合にも、その操作信号に従って動作することができる。
図6は、給電制御装置400aの構成の一例を示すブロック図である。
図6において、給電制御装置400aは、機器情報判別部410a、給電制御部420a、通信処理部430a、機器状態管理部440a、機器状態制御部450a、および記憶部460aを有する。
通信処理部430aは、有線または無線の通信回路(図示せず)を有し、複数の電気機器300a−1、300a−2、・・・のそれぞれと通信可能に接続する。本実施の形態では、通信処理部430aは、電力線800aを用いて、各電気機器300aとの間で電力線通信を行う。
機器状態管理部440aは、複数の電気機器300aのそれぞれの給電状態(稼動状態)を管理する。具体的には、機器状態管理部440aは、給電制御部420aによる各電気機器300aへの給電の有無を取得して、各電気機器300aの給電状態を判断する。そして、機器状態管理部440aは、判断結果に基づいて、記憶部460aに記憶された機器状態情報を更新する。機器状態情報は、各電気機器300aの状態を記述した情報である。
図7は、機器状態情報の構成の一例を示す模式図である。
図7に示すように、機器状態情報920は、電気機器300aに関する情報の項目921に対応付けて、各電気機器300aの情報922、923、・・・を記述する。
例えば、項目921に対応した「状態情報」は、第1の電気機器300a−1の情報922として「稼働中」が記述され、第2の電気機器300a−2の情報923として「非給電」が記述される。状態情報が稼働中である第1の電気機器300a−1は、待機用電力が供給されリモコン信号500aを待機する機能が稼動している。また、状態情報が非給電である第2の電気機器300a−2は、待機用電力が供給されておらず当該機能が稼動していないということを示す。
機器状態管理部440aは、機器状態情報920を、給電制御部420aにより給電が開始された電気機器300aについては「稼働中」に書き換える。また、機器状態管理部440aは、機器状態情報920を、給電制御部420aにより給電が停止された電気機器300aについては「非給電」に書き換える。
なお、機器状態管理部440aは、「稼動中」を、リモコン信号受信部310aは稼動しているが主機能処理部330aは稼動していない「待機中」と、主機能処理部330aも稼動している「稼働中」とに区別してもよい。この場合、機器状態管理部440aは、通信処理部430aを用いて、各電気機器300aから情報を収集して、各電気機器300aの給電状態を判断してもよい。
機器情報判別部410aは、通信処理部430aを用いて、電気機器300aから送られてきた操作信号(図4参照)を受信する。そして、機器情報判別部410aは、受信した操作信号の機器識別情報に基づいて操作対象機器を判別し、操作信号および判別結果を、機器状態制御部450aへ出力する。機器状態制御部450aは、この判別結果を給電制御部420aに通知し、操作対象となる機器を給電状態とするよう指示する。
給電制御部420aは、操作信号の操作対象が、給電が行われていない電気機器300aであることを条件として、当該電気機器300aに対して給電を開始させる。
すなわち、給電制御部420aは、まず、判別された操作対象が、給電が行われていない電気機器300aであるか否を判断する。具体的には、給電制御部420aは、記憶部460aの機器状態情報(図7参照)を参照し、操作対象が「非給電」となっているか否かを判断する。
そして、給電制御部420aは、操作対象が、給電が行われていない電気機器300aである場合、当該電気機器300aに対する給電を開始させる。具体的には、給電制御部420aは、例えば、メインブレーカと、電力線800aごとの系統別ブレーカおよびスイッチとを有し、スイッチのオンオフにより給電の開始および停止を行う。
なお、本実施の形態では、説明の簡便化のため、1つの電力線800aに1台の電気機器300aが接続されているものとする。そして、給電制御部420aは、どのスイッチがどの電気機器300aに対応しているかに関する情報を保持しているものとする。
機器状態制御部450aは、操作信号の操作対象が、給電が行われていない電気機器300aであることを条件として、通信処理部430aを用いて、操作信号を操作対象に対して送信する。
すなわち、機器状態制御部450a、まず、給電制御部420aと同様に、判別された操作対象が、給電が行われていない電気機器300aであるか否を判断する。そして、機器状態制御部450aは、操作対象が、給電が行われていない電気機器300aである場合、給電制御部420aにより給電が開始された後に、当該操作対象へ、操作信号を転送する。ただし、複数の電気機器300aが稼動している場合には、操作信号が重複して給電制御装置400aへ送られてくることがある。したがって、機器状態制御部450aは、同一の操作信号については、2つ目以降については転送を行わないようにしてもよい。
なお、判別された操作対象に給電が行われているか否かの判断は、給電制御部420aおよび機器状態制御部450aで行ってもよい。
このような給電制御装置400aは、稼動している電気機器300aが受信した、他の電気機器300aを操作対象とする操作信号を、取得することができる。そして、給電制御装置400aは、取得した操作信号の操作対象が、給電が行われていない電気機器300aであることを条件として、当該電気機器300aに対して給電を開始させ、かつ、操作信号を通知することができる。
なお、リモコン200a、電気機器300a、および給電制御装置400aは、例えば、CPU、制御プログラムを格納したROMなどの記憶媒体、およびRAMなどの作業用メモリをそれぞれ有する。この場合、上記した各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
次に、給電制御装置400aの動作について説明する
図8は、給電制御装置400aの動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1000aにおいて、機器状態管理部440aは、いずれかの電気機器300aについて給電の開始および停止のいずれかがあったか否かを判断する。機器状態管理部440aは、給電の開始および停止のいずれかがあった場合(S1000a:YES)、ステップS2000aへ進む。また、機器状態管理部440aは、給電の開始および停止のいずれもない場合(S1000a:NO)、ステップS3000aへ進む。
ステップS2000aにおいて、機器状態管理部440aは、給電の開始および停止があった電気機器300aについて、機器状態情報(図7参照)を更新して、ステップS3000aへ進む。
ステップS3000aにおいて、機器情報判別部410aは、いずれかの電気機器300aから操作信号が送られてきたか否かを判断する。この操作信号は、ユーザがリモコン200aを操作し、そのリモコン信号が操作対象以外の電気機器300aで受信された場合に送られてくる。機器情報判別部410aは、操作信号が送られてきた場合(S3000a:YES)、ステップS4000aへ進む。また、機器情報判別部410aは、操作信号が送られてきていない場合(S3000a:NO)、ステップS5000aへ進む。
ステップS4000aにおいて、給電制御部420aおよび機器状態制御部450aは、操作信号の操作対象が給電中であるか(稼動中であるか)否かをそれぞれ判断する。給電制御部420aおよび機器状態制御部450aは、操作対象が給電中である場合(S4000a:YES)、ステップS5000aへ進む。これは、操作対象自身でリモコン信号の操作信号を取得可能だからである。また、給電制御部420aおよび機器状態制御部450aは、操作対象が給電中ではない場合(S4000a:NO)、ステップS6000aへ進む。これは、操作対象自身ではリモコン信号の操作信号を取得することができないからである。
ステップS6000aにおいて、給電制御部420aは操作対象への給電を開始させ、機器状態制御部450aは給電が開始された操作対象へ操作信号を転送する。なお、この際、機器状態制御部450aは、通信処理部340aを用いて、操作対象から、操作対象において稼動開始の一連の手順が完了した旨の通知を受けてから、操作信号を転送するようにしてもよい。この結果、操作対象は、待機用電力すら供給されていない状態であったにもかかわらず、稼動を開始することができる。また、この結果、機器状態管理部440aは、「非給電中」となっている当該操作対象の電器機器300aの状態を、「稼働中」に変更する。
そして、ステップS5000aにおいて、機器情報判別部410aは、ユーザ操作等により、待機電力を低減するための給電制御処理の終了を指示されたか否かを判断する。機器情報判別部410aは、待機電力を低減するための給電制御処理の終了を指示されていない場合(S5000a:NO)、ステップS1000aへ戻る。また、機器情報判別部410aは、待機電力を低減するための給電制御処理の終了を指示された場合(S5000a:YES)、一連の処理を終了する。なお、給電制御装置400aは、ステップS1000aおよびステップS2000aの処理を、ステップS5000aの処理の直前に行ってもよい。
このように、本実施の形態に係る給電制御装置400aは、受信された操作信号の操作対象が、給電が行われていない電気機器300aであるとき、その操作対象の電気機器300aに対して給電を開始させる。これにより、給電制御装置400aは、稼動していない電気機器300aに対する操作信号を他の稼動している電気機器300aに代理受信させることができ、遠隔操作を開始させることができる。したがって、給電制御装置400aは、ユーザの近くに複数の電気機器が配置されている環境においても、使用されていない電気機器300aに対する給電を最小限に(最小で1台に)抑えることができ、待機電力を削減することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、使用されていない電気機器に対する給電を最小限に抑えられるように、使用が終了した電気機器に対する給電を停止させる例である。
図9は、本実施の形態に係る給電制御装置を含む給電制御システムの構成を示すシステム構成図であり、実施の形態2の図2に対応するものである。図2と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。
図9において、本実施の形態における給電制御システム100bは、複数の電気機器300aのうち、第1の電気機器300a−1および第2の電気機器300a−2を、第1の居室600b−1に配置している。また、給電制御システム100bは、第3の電気機器300a−3および第4の電気機器300a−4を、第2の居室600b−2に配置している。
また、本実施の形態において、給電制御装置400bは、電源系統700aからの電力を第1の居室600b−1および第2の居室600b−2の電気機器300aへと分配する配電盤である。
給電制御装置400bは、実施の形態1と同様の機能を有する。更に、給電制御装置400bは、1つのリモコン信号を同時に受信可能な複数の電気機器300aのグループを把握している。そして、給電制御装置400bは、そのようなグループが存在するとき、そのグループ内において、少なくとも1つの電気機器300aへの電力供給は停止させずに、使用されていない電気機器300aへの電力供給を停止させる。
ここでは、第1の居室600b−1に配置された第1の電気機器300a−1および第2の電気機器300a−2は、1つのグループである。したがって、例えば、給電制御装置400bは、第1の電気機器300a−1および第2の電気機器300a−2のいずれかが使用されていなければ、少なくとも一方を残して、その使用されていない方の電力供給を停止させる。
なお、本実施の形態では、各電気機器300aは、例えば、操作対象判別部320aにおいて、自装置の使用が終了したとき、「電源オフ操作」を示す操作信号を、給電制御装置400bへ送信するものとする。使用が終了したときとは、すなわち、電源オフ操作が行われ、主機能用電力の供給が停止されたときである。
図10は、給電制御装置の構成の一例を示すブロック図であり、実施の形態2の図6に対応するものである。図6と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。
図10において、給電制御装置400bは、実施の形態2の機器状態管理部440aに代えて機器状態管理部440bを有し、更に、省電力化部470bを有する。
機器状態管理部440bは、複数の電気機器300aのそれぞれの給電状態だけでなく、グループ状態を管理する。具体的には、機器状態管理部440bは、例えば、居室600bごとに配置されている各電気機器300aに関する情報の登録や変更を、何らかのユーザインタフェースにより受け付け、記憶部460aに記憶された機器状態情報に記録する。
本実施の形態において、機器状態管理部440bは、各電器機器300aの状態を、「稼働中」、「待機中」、および「非給電中」のいずれかに分類して管理するものとする。より具体的には、機器状態管理部440bは、例えば、通信処理部430aを用いて、各電気機器300aから送られてくる、「電源オフ操作」を示す操作信号を受信する。そして、機器状態管理部440bは、「稼働中」となっている電器機器300aの状態を、「電源オフ操作」を示す操作信号を受信すると、「待機中」に変更し、更に給電制御部420aにより給電が停止されると、「非給電中」に変更する。
図11は、本実施の形態における機器状態情報の構成の一例を示す模式図であり、実施の形態2の図7に対応するものである。
図11に示すように、本実施の形態における機器状態情報930は、実施の形態2と同様に、電気機器300aに関する情報の項目931に対応付けて、各電気機器300aの情報932、933、・・・を記述する。但し、本実施の形態では、機器状態情報930には、「設置位置情報」という項目931に対応して、各電気機器300aが設置された居室600bの識別情報が記述される。また、機器状態情報930には、「待機優先順位」という項目931に対応して、居室毎の各電気機器300aの待機優先順位が記述される。待機優先順位とは、使用されている電気機器300aが存在しないときに、優先して待機用電力を供給すべきことの順位である。待機優先順位は、例えば、待機用電力が少ない順序、使用頻度が高い順序に基づいて設定される。
図10の省電力化部470bは、上述のグループ内において、少なくとも1つの電気機器300aへの電力供給は停止させずに、使用されていない電気機器300aへの電力供給を停止させる。
具体的には、省電力化部470bは、機器情報判別部410aに送られてくる操作信号(図4参照)が、「電源オフ操作」を示すものであるか否かを監視する。省電力化部470bは、「電源オフ操作」を示す操作信号が送られてくるごとに、機器状態情報を参照して、その送信元(使用が終了した電気機器300a)と同一グループに、給電中の電気機器300aが他に存在するか否かを判断する。そして、省電力化部470bは、当該電気機器300aが他に存在する場合、給電制御部420aに対し、使用が終了した電気機器300aへの給電の停止を指示する。また、省電力化部470bは、給電が行われている電気機器300aが他に存在しない場合、機器状態情報を参照して、待機優先順位がより高い電気機器300aが存在するか否かを判断する。そして、当該電気機器300aが存在する場合、給電制御部420aに対し、当該電気機器300aへの給電の開始と、使用が終了した電気機器300aへの給電の停止とを指示する。また、省電力化部470bは、同一グループに、給電が行われている電気機器300aも、待機優先順位がより高い電気機器300aも他に存在しない場合、使用が終了した電気機器300aへの給電をそのまま継続させる。
図12は、給電制御装置400bの動作の一例を示すフローチャートであり、実施の形態2の図8に対応するものである。図8と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。
図8のステップS5000aの前に、ステップS6100bにおいて、省電力化部470bは、使用が終了した電気機器300aがあったか否かを判断する。すなわち、省電力化部470bは、「電源オフ操作」を示す操作信号が機器情報判別部410aに送られてきたか否かを判断する。省電力化部470bは、使用が終了した電気機器300aがあった場合(S6100b:YES)、ステップS6200bへ進む。また、省電力化部470bは、使用が終了した電気機器300aがない場合(S6100b:NO)、ステップS5000aへ進む。
ステップS6200bにおいて、省電力化部470bは、同一グループに待機中または稼動中の(つまり給電中の)他の電気機器300aがあるか否かを判断する。省電力化部470bは、同一グループに待機中または稼動中の他の電気機器300aがある場合(S6200b:YES)、ステップS6300bへ進む。また、省電力化部470bは、同一グループに待機中または稼動中の他の電気機器300aがない場合(S6200b:NO)、ステップS6400bへ進む。
ステップS6300bにおいて、省電力化部470bは、給電制御部420aに対し、使用が終了した電気機器300aへの給電を停止させる。また、この結果、機器状態管理部440bは、「稼動中」となっている当該電器機器300aの状態を、「非給電中」に変更する。
また、ステップS6400bにおいて、省電力化部470bは、同一グループに待機優先順位がより高い他の電気機器300aが存在するか否かを判断する。省電力化部470bは、同一グループに待機優先順位がより高い他の電気機器300aが存在する場合(S6400b:YES)、ステップS6500bへ進む。また、省電力化部470bは、同一グループに待機優先順位がより高い他の電気機器300aが存在しない場合(S6400b:NO)、そのままステップS5000aへ進む。
ステップS6500bにおいて、省電力化部470bは、給電制御部420aに対し、待機優先順位がより高い他の電気機器300aへの給電を開始させ、使用が終了した電気機器300aへの給電を停止させる。給電が開始される他の電気機器300aは、稼働中ではない。したがって、この結果、機器状態管理部440bは、「非給電中」となっている当該他の電器機器300aの状態を、「待機中」に変更する。
このような給電制御装置400bは、使用が終了した電気機器300aへの給電を、遠隔操作を可能な状態としたまま、積極的に停止させることができる。
なお、以上説明した実施の形態2および実施の形態3では、1つの電力線に1台の電気機器が接続されているものとしたが、本発明は、1つの電力線に複数の電気機器が接続されている場合にも適用可能である。この場合、給電制御装置の給電制御部は、電力線単位で給電のオンオフを制御することになる。
また、給電制御装置は、配電盤とは別に設けられた宅内給電管理装置や家庭用発電設備、あるいは、いずれかの電気機器の内部に備えられていてもよい。この場合、給電制御装置は、配電盤あるいは各電気機器に対して、給電の開始および停止を指示するための通信部を備える必要がある。
また、給電制御装置は、代理受信された操作信号を、必ずしも転送しなくてもよい。給電が開始されれば、直後に遠隔操作が可能となるからである。但し、操作信号の転送を行うほうが、例えば、主機能用電力の供給を開始させるための電源オン操作を、1回で済ませることができる。
また、給電制御装置は、リモコンの位置を取得可能である場合、リモコンの遠隔操作が不可能な範囲(例えば他の居室)に配置された電気機器の給電を停止させてもよい。また、給電制御装置は、待機用電力を停止することが好ましくない電気機器については、給電を停止させないようにしてもよい。
また、リモコン信号は、無指向性の電波による信号に限定されるものではなく、赤外線信号、光信号など、他の各種無線信号とすることができる。
また、本発明は、リモコン信号の代理受信を行う機能を備えた装置を、リモコン操作される家電機器とは別個に配置したシステムに適用してもよい。この場合、給電制御部は、待機状態とする電気機器の代わりに、代理受信装置から、操作を検知することができる。これにより、給電制御装置は、使用されていない全ての電気機器(実施の形態3においては同一グループ内のすべての電気機器)への給電を停止させることができ、更なる省電力化を図ることができる。
また、本発明は、リモコン操作される家電機器の給電制御以外にも、操作に待機用電力を必要とする各種の電気機器の給電制御に適用することができる。
また、本発明は、リモコン信号が、無線信号ではなくても、イーサネット(登録商標)など、送受信信号を他機器から参照できるような通信手段において伝送される有線信号であれば、適用することができる。
また、本発明に係る給電制御装置の各機能部は、上述のように制御プログラムにより実現されるソフトウェアの他、集積回路であるLSI(large scale integrated circuit)により実現されてもよい。この場合、各機能部は、個別に1チップ化されてもよいし、複数で1チップ化されてもよい。なお、ここでのLSIは、その集積度の違いにより、IC(integrated circuit)、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称され得る。
また、本発明に係る給電制御装置の各機能部を実現する集積回路は、LSIに限定されず、専用回路または汎用プロセッサとしてもよい。また、集積回路は、製造後にプログラムが可能なFPGA(field programmable gate array)や、内部の回路セルの接続や設定を再構成することが可能なリコンフィギュラブル・プロセッサとしてもよい。更には、半導体技術の進歩または派生する別技術により、バイオ技術による集積回路化等、LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場した場合、その技術を用いてもよいことは勿論である。
本発明に係る給電制御装置および給電制御方法は、ユーザの近くに複数の電気機器が配置されている環境において、待機電力を削減することができる給電制御装置および給電制御方法として有用である。
100、100a、100b 給電制御システム
200、200a リモコン
210a 操作入力部
220a 操作信号生成部
230a 操作信号送信部
300、300a 電気機器
310a リモコン信号受信部
320a 操作対象判別部
330a 主機能処理部
340a 通信処理部
350a 電源管理部
400、400a、400b 給電制御装置
410、410a 機器情報判別部
420、420a 給電制御部
430a 通信処理部
440a、440b 機器状態管理部
450a 機器状態制御部
460a 記憶部
470b 省電力化部
600a、600b 居室
700a 電源系統
800a 電力線

Claims (9)

  1. リモコン信号の受信を待機する際に電力を必要とする複数の電気機器に対する給電を制御する給電制御装置であって、
    給電が行われている少なくとも1台の前記電気機器によって受信された前記リモコン信号の操作対象を判別する機器情報判別部と、
    判別された前記操作対象が、給電が行われていない前記電気機器であることを条件として、当該電気機器に対して給電を開始させる給電制御部と、を有する、
    給電制御装置。
  2. 前記複数の電気機器は、前記リモコン信号を受信するリモコン信号受信部と、前記リモコン信号受信部が受信した前記リモコン信号に含まれる操作信号に従って動作する主機能処理部と、をそれぞれ有し、
    前記給電制御部は、
    前記電気機器のうち少なくとも前記リモコン信号受信部に対して給電を開始させる、
    請求項1記載の給電制御装置。
  3. 前記給電制御部は、
    前記電気機器のうち前記主機能処理部に対しても給電を開始させる、
    請求項2記載の給電制御装置。
  4. 判別された前記操作対象が、給電が行われていない前記電気機器であるか否かを判断する機器状態管理部、を更に有する、
    請求項3記載の給電制御装置。
  5. 前記機器情報判別部は、
    前記リモコン信号に含まれる前記操作信号に基づいて前記操作対象を判別する、
    請求項4記載の給電制御装置。
  6. 前記給電制御部により前記給電が開始された前記電気機器に対して、前記リモコン信号に含まれる前記操作信号を通知する家電状態制御部と、を更に有する、
    請求項5記載の給電制御装置。
  7. 前記複数の電気機器のそれぞれに通信可能に接続する通信処理部、を更に有し、
    前記機器情報判別部は、
    前記通信処理部を用いて、前記リモコン信号を受信した前記電気機器から当該リモコン信号に含まれる前記操作信号を取得する、
    請求項5記載の給電制御装置。
  8. 前記複数の電気機器に、1つのリモコン信号を同時に受信可能な複数の前記電気機器のグループが存在するとき、前記グループ内において、少なくとも1つの前記電気機器への電力供給は停止させずに、使用されていない前記電気機器への電力供給を停止させる省電力化部、を更に有する、
    請求項5記載の給電制御装置。
  9. リモコン信号の受信を待機する際に電力を必要とする複数の電気機器に対する給電を制御する給電制御方法であって、
    給電が行われている少なくとも1台の前記電気機器によって受信された前記リモコン信号の操作対象を判別するステップと、
    判別した前記操作対象が、給電が行われていない前記電気機器であるか否かを判断するステップと、
    給電が行われていない前記電気機器であると判断された前記電気機器に対して、給電を開始させるステップと、を有する、
    給電制御方法。
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