JP2012180083A - ディスクローター引き込みシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】垂直離着陸航空機であるヘリコプターで、翼による高速な巡航飛行に転換するため、ローターブレードを部分的に又は完全に引き込むことができるディスクローターシステムにおいて、故障を防止するように設計された安全機構を提供する。
【解決手段】油圧シリンダ54を組み込み、スクリュースレッド34を有するメインブレードスパー22を含む。ボールスクリュー24はメインブレードスパー内部で同心円状に支えられており、油圧シリンダ内で往復運動を受け止める油圧ピストンと共に中間スパー26に接続された外側端部を有するボールナット60に動作可能に接続されている。第一ギヤ式アクチュエータはボールスクリューに係合し、第二ギヤ式アクチュエータはメインブレードスパースクリュースレッドに係合する。
【選択図】図1B

Description

本開示の実施形態は概して回転翼航空機に関し、より詳しくは、スクリュー及び油圧の作動を統合した二段階の引き込みシステムを使用する引き込み式ディスクローターシステムの実施形態に関する。
垂直離着陸(VTOL)航空機であるヘリコプターの効率的な運行は、一般的に巡航速度によって制限を受けるが、この速度はローターの前進及び後退の臨界速度を超えることはできない。巡航には固定翼の揚力を利用するシステムが好ましいが、この要件を低減するために、二重反転ローター及び他のアプローチが利用されてきた。翼の支援による巡航飛行へ転換できるよう、ローターブレードを部分的に又は完全に引き込むことができるディスクローターシステムが提案されており、これにより高速化が可能になっている。既存の解決策及び発想は十分に開発されておらず、ローターブレードを引き込むためのワイヤーケーブル又はボールスクリューなどの単一の装置が使用されている。このような先行技術設計には、故障を防止するように設計された複雑な補助的安全機構が備わっていない、又は必要となることがある。ケーブル機構は、ローターブレードに加わる大きな遠心荷重を支えることができる比較的重いケーブルを必要とする。このケーブル機構はまた、ブレードの引き込みに要求される大きな力を実現するため、大型の巻き上げ機、ギヤ減速器及び遊び滑車を必要とする。ケーブルは負荷によって比較的大きな伸びの影響を受けるため、ブレードごとの引き込み位置を同期させることが困難になることがある。大きな遠心荷重を考慮に入れた場合、ボールスクリューのみを使用する装置は、ローターブレード内部に収めるためにはボールスクリューを十分に小さくすることが必要なため、信頼性が低下し又寿命が短くなることがある。ボールスクリューに電力を供給する装置が故障した場合、遠心力による負荷に対抗しうる十分に大きな制動力がないと、スクリューは引き戻される可能性がある。引き戻し力によって、単一のブレードが指令によらずに伸展することがあり、ローターの不均衡を引き起こす結果となる。ボールスクリューと同様の装置、専用油圧シリンダも、ローターブレード内部に収まるよう十分に小さくなければならない。これだけ小型であっても、5000ポンド/平方インチ(psi)程度の油圧が有効でなければならない。柔軟性のあるアセンブリ内にこのような高い圧力を密封することは困難であろう。
そのため、ローターブレードコード内部に収納できるコンパクトな配置を提供しつつ、ブレード引き込み同期の問題点及び指令によらない伸展動作を解消する、ディスクローター引き込みシステムを提供することが望ましい。
一つの例示的実施形態では、油圧シリンダが組み込まれたメインブレードスパーを有し、且つスクリュースレッドを有するディスクローター引き込みシステムを提供する。ボールスクリューは、メインブレードスパー内部で同心円状に支えられており、油圧シリンダ内で往復運動を受け止める油圧ピストンと共に、中間スパーに接続された外側端部を有するボールナットを動作可能に支える。第一ギヤ式アクチュエータはボールスクリューに係合し、第二ギヤ式アクチュエータはメインブレードスパーのスクリュースレッドに係合する。加圧した油圧作動油を供給する油圧作動油アキュムレータは、油圧シリンダの外側端部に接続され、制御装置は第一及び第二ギヤ式アクチュエータを作動させる。
ディスクローターは、複数のローターブレード用のディスクローターブレード引き込みシステムを使用し、各ブレードはチップエアロパネル、ミッドエアロパネル及びルートエアロパネルを有する。各ブレードは、油圧シリンダ及びスクリュースレッドを有するメインブレードスパーを組み込む。ボールスクリューは、メインブレードスパー内部で同心円状に支えられており、油圧シリンダ内で往復運動を受け止める油圧ピストンと共に、中間スパーに接続された外側端部を有するボールナットを動作可能に支える。第一ギヤ式アクチュエータはボールスクリューに係合し、第二ギヤ式アクチュエータはメインブレードスパーのスクリュースレッドに係合する。加圧した油圧作動油を供給する油圧作動油アキュムレータは、油圧シリンダの外側端部に接続され、制御装置はディスクローターの各ブレードに対して、第一及び第二ギヤ式アクチュエータを作動させる。
ディスクローターブレード引き込みシステムの操作の実施形態は、複数のブレードの引き込みを指令することによって開始される。各ブレードに対して、油圧作動油のチェックバルブを経由するフローがアキュムレータから流れるように電磁バルブを設定する。ボールスクリューを回転し、ピストンヘッド上に作用するアキュムレータからの加圧された油圧作動油の支援により、ボールナットとピストンヘッドの双方に接続された中間スパーを用いてチップエアロパネルをミッドエアロパネルへ伸縮自在に引き込む第一ギヤ式アクチュエータに電力が供給される。入れ子になったチップエアロパネル及びミッドエアロパネルは次に、ルートエアロパネルに引き込まれる。ボールスクリュー上のボールナットの引き込み限界に達すると、ギヤ式アクチュエータから電力が遮断され、モーターブレーキが作動する。次に、メインブレードスパーをディスクフェアリングに引き込むため、ルートエアロパネルを支えるメイブレードスパー上のスレッドに係合するナットを回転する各ブレード用の第二ギヤ式アクチュエータに電力が供給される。
他の例示的実施形態では、
ディスクローターシステムであって、
複数のローターブレードと
チップエアロパネル、ミッドエアロパネル及びルートエアロパネルを有する各ブレードと
ローターハブによって支持される引き込みシステムを有し、ルートエアロパネルを支えるメインブレードスパーを組み込み、油圧シリンダを組み込んだ各ブレードと
スクリュースレッドを有するメインブレードスパーと
を備えたディスクローターシステムと;
ミッドエアロパネルを支える中間スパーに接続され、さらに油圧シリンダ内で往復運動を受け止める油圧ピストンに接続された外側端部を有するボールナットを動作可能に支えるメインブレードスパー内部で同心円状に支えられているボールスクリューと;
外側端部でチップエアロパネルに接続された中間スパーと;
ボールスクリューを動作可能に係合する第一ギヤ式アクチュエータと;
メインブレードスパースクリュースレッドを動作可能に係合する第二ギヤ式アクチュエータと;
油圧シリンダの外側端部に接続された油圧作動油アキュムレータと;
各ブレードに関連する第一及び第二ギヤ式アクチュエータを同時に作動させるための制御装置と;
ローターハブによって支持されるディスクフェアリングと、
を提供する。
上記ディスクローターシステムでは、ピッチ制御アセンブリはメインブレードスパーと同心円状に係合する。
上記ディスクローターシステムでは、ピッチ制御アセンブリはメインブレードスパー上のボールスプラインの溝に係合するボールスリーブを含む。
上記ディスクローターシステムでは、ピッチ制御アセンブリはローターハブによって支えられたカラー内で回転するように装着されている。
上記ディスクローターシステムでは、引き込みが行われると、チップエアロパネルはミッドエアロパネル内へ伸縮自在に取り込み可能となる。
上記ディスクローターシステムでは、ミッドエアロパネルはルートエアロパネル内に引き込み可能で、又ルートエアロパネルはディスクフェアリング内に引き込み可能である。
上記ディスクローターシステムでは、各ブレードの引き込みシステムは、アキュムレータ及び油圧シリンダを仲介するチェックバルブと、アキュムレータ及び油圧シリンダを仲介する圧力開放バルブと、又油圧シリンダに圧力開放バルブを選択的に接続するための電磁バルブと、制御装置に反応する電磁バルブを組み込んだ、液体マニホールドをさらに含む。
上記ディスクローターシステムでは、各ブレード引き込みシステム用のアキュムレータ及び液体マニホールドは、ディスクフェアリング内のハブに装着された構造トレイ上に装着されている。
検討された特徴、機能、及び利点は、本発明のさまざまな実施形態で個別に実現すること、又は以下の説明及び図面を参照して理解可能な他の実施形態のさらなる詳細と組み合わせることが可能である。
図1Aはローターブレードが伸展した状態でのディスクローターシステムの例示的な実施形態の部分断面等角図である。 図1Bは二段階引き込みシステムの操作構成要素の模式図である。 図2Aは対向する一対のブレードを示すディスクローターシステム対の上部断面図である。 図2Bは明確にするため各ブレード対を取り除き、残存する低位のブレードを90度ずらしたディスクローターシステムの正面断面図である。 図3Aはディスクローターの作動部品の等角部分断面図である。 図3Bはボールスプライン、ボールスリーブの模式断面図である。 図4は図1の実施形態についてのローターハブの等角図である。 図5Aは、複合ボールスクリュー作動システム、並びに伸展位にあるミッドエアロパネル及びアウターエアロパネル用の第一段階引き込みシステムの油圧ピストンとシリンダの詳細な正面断面図である。 図5Bは図5Aの第一段階引き込みシステムの詳細な上面断面図である。 図6Aは第一段階引き込みシステム及び第二段階引き込みシステムのボールスクリューシステム用のドライブアクチュエータの詳細な正面図である。 図6Bは図6Aの第一及び第二段階引き込みシステムの構成要素の詳細な上面図である。 図7は明確にするためローターブレードの構成要素を取り除いた複合作動システムの等角図である。 図8は第二段階引き込みシステムの作動構成要素の詳細な部分断面図である。 図9はアウターエアロパネル及びミッドエアロパネルを示す等角断面図で、Aは完全に伸展した位置を、Bは部分的に引き込んだ位置を、Cは完全に引き込んだ位置を示す。 図10はローターを完全に引き込んだディスクの正面図である。 図11は引き込みシステムの制御構成要素の模式図である。 図12Aは第一及び第二段階引き込みシステムの機能操作のフロー図である。 図12Bは第一及び第二段階引き込みシステムの機能操作のフロー図である。
本明細書に記載の実施形態は、複数のブレード12a、12b、12c及び12d、3個の伸縮自在な部品を含む各ローターブレード、ルートエアロパネル14a、ミッドエアロパネル14b及びアウターエアロパネル14cを有するディスクローター10に関して、図1Aに示したようにシステムを実証する。ブレードパネルは、これ以降でさらに詳細に説明するように、ローターブレードの引き込みを分離された二段階で行う引き込み機構により、中央のディスクフェアリング16に引き込まれる。例示的な実施形態では、4個のローターブレードが航空機の上の異なる高さ位置で対向する2つの対になるように、ブレード12aと12cからなる第一の対はブレード12bと12dからなる第二の対の上方に装着され、図1Aに示したローターの直径13bの約4.5%に等しい距離13a(図2Bに最もわかりやすく表示)だけ垂直に分離される。対向するブレード対は、これ以降でさらに詳細に説明するように、引き込み間隔に関してローター直径13bの約6.8%に等しい距離13c(図2Aに最もわかりやすく表示)だけ水平に分離される。二段階の引き込みシステムは、1本のブレードについて図1Bに模式的に示す。詳細な機構の実施形態はこれ以降に説明する。第一の引き込み段階は、メインブレードスパー22内部で同心円状に支えられている高効率のボールスクリュー24を駆動するギヤ式電動アクチュエータ20を用いる補完的なプッシュプル動作で機能する。ボールスクリュー24に載っているボールナット60は、ボールスクリュー24を伸縮自在に受け入れる中間スパー26の内側端部と一体になったピストンヘッド62に連結されている。ピストンヘッド62は、メインブレードスパー22に不可欠な油圧シリンダ54内で支えられている。加圧した油圧作動油がアキュムレータ74から油圧シリンダ54に供給される。ギヤ式電動アクチュエータ20の操作は、ピストンヘッド62に作用する油圧が当該の内側の動きを補償しつつ、ボールナット60をメインブレードスパー22内に引き入れる。これ以降でさらに詳細に説明するように、チップエアロパネル14c(図1Aに表示)は中間スパー26の外側接続金具80に接続され、ミッドエアロパネル14b(図1Aに表示)は中間スパーによって支えられている。中間スパー26のメインブレードスパー22への引き込みは、これ以降でさらに詳細に説明するように、チップエアロパネル14cを伸縮自在にミッドエアロパネル14bへ、又ミッドエアロパネルを伸縮自在にルートエアロパネル14aへ引き入れる。
第二の引き込み段階は、メインブレードスパー22上でACMEスレッド34に係合するACMEナット36を回転する第二ギヤ式電動アクチュエータ30を使用する。ACMEナットの回転により、ルートエアロパネル14c(伸縮自在に入れ子になったチップエアロパネル及びミッドエアロパネルを伴う)を引き込むメインブレードスパー22をディスクフェアリング16の中へ引き戻す。
図2A及び2Bに示すように、各ブレード12a、12b、12c及び12dに関して、ギヤ式電動アクチュエータ20は、チップエアロパネル及びミッドエアロパネルを引き込むボールスクリュー24を回転するメインブレードスパー22の上に装着される。ボールスクリュー24は、引き込み中にチタン製中間スパー26内へ陥入する。既に説明したように、ボールスクリューはアキュムレータによって加圧された油圧システムと連係して動作し、これによってブレードのチップエアロパネル及びミッドエアロパネルを結合して押し込み、これ以降で図5A及び5Bを参照してさらに詳細に説明するように、ボールスクリューを補強する。
図2B、3A及び3Bに示すように、各ブレード12a、12b、12c及び12dに対する第二の引き込み段階は、ローターハブ32上に装着された第二のギヤ式電動アクチュエータ30によって作動するが、詳細については図4を参照して説明する。既に説明したように、第二の引き込み段階はメインスパー22上に加工されたACMEスクリュースレッド34と共に機能する。ACMEナット36(図8に示したように、又これ以降図8を参照してさらに詳細に説明する外部ブルギヤ37を有する)は、メインブレードスパー22及び連結されたルートエアロパネル14aを引き込み且つ保持するため、スクリュースレッド34に係合する。
図3A及び3Bに示すように、ボールスプライン38の溝はメインブレードスパー22上を長手方向に延び、各ブレード12a、12b、12c又は12dのピッチ制御を行うため、各メインブレードスパー22の第二の機能を提供する。ボールスリーブアセンブリ40は、インナーボールスリーブ42及びアウターボールスリーブ44と共にボールスプライン38に係合し、ブレードの荷重をメインブレードスパーからスリーブアセンブリ40の外径の周囲に適合するピッチベアリング94及び96に移すように働く。各ブレードに関して、ブレードピッチアーム56は、ローラーピッチベアリング94及び96並びにローラー47を有する遠心力保持ベアリング46内で回転可能な、ボールスリーブアセンブリ40上のピッチリンク58に接続されている。これにより、ピッチベアリング94及び96並びに保持ベアリング46内で回転するボールスリーブアセンブリ40内のボールスリーブ42、44と共にメインブレードスパー22上でのボールスプライン38の係合を利用して、任意の引き込み位置でのピッチ制御が可能になる。
各ブレードに関して、メインブレードスパー22及び関連するボールスリーブアセンブリ40、ピッチベアリング94及び96は、図4に示すハブ32の各ハブカラー48に装着されている。ハブカラー48は、フランジインターフェイス52を経由して、下端で伝動機構53(図1に表示)に接続されているローターシャフト50によって支えられている。ローターシャフト50はまた、上端にディスクフェアリング連結ブラケット55を提供する。
図5A及び5Bでチップ部分の、図6A及び6Bでルート部分の詳細を示すように、メインブレードスパー22は多機能な構成要素である。スレッド引き込みACMEスクリュー34及び外表面上のスプライン38の提供に加えて、スパーの内径によって作り出されるチャンバーは、第一段階の引き込みシステムに対して油圧シリンダとしての役割を果たす。図5A及び5Bに示すように、ブレードが完全に伸展した状態で、ボールナット60はボールスクリュー24の上に載り、中間スパー26の内側端部から延びるピストンヘッド62に、結合用ボルト締めフランジを用いるハウジング63と共に連結されている。メインブレードスパー22の端部に挿入された油圧シリンダヘッド64は油圧シリンダ54を覆い、中間スパー26が組み込まれている油圧シール65を提供する。ここに示した実施形態では、ルートエアロパネル14aのルート鍛造物68を介して連結されているポート66を経由して導入された油圧作動油は、導管69を介してシリンダヘッド64とピストンヘッド62との間の油圧シリンダの中へ流入する。図7に最もわかりやすく示したように、各油圧シリンダの油圧作動油はフレックスライン72を経由してポート66に接続されているバルブマニホールド70を介して制御される。マニホールド70に接続されたアキュムレータ74は、動作圧で油圧作動油を蓄積する。
図5A及び5Bに戻ると、チップエアロパネル及びミッドエアロパネルに関しては、ギヤ式モーターアクチュエータ20はボールスクリュー24を回転し、油圧ピストンヘッド62に連結された関連ボールナット60を油圧シリンダ内に引き戻す。加圧された油圧作動油は、油圧シリンダの外側端部から内側端部へピストンヘッドの移動を促すブレードの引き込み動作中に、アキュムレータから排出される。外側端部でのボールスクリューの位置合わせは、ボールスクリュー上でメインブレードスパー内部に伸縮自在に組み込まれた中間スパー26の内周に載った自動調心固定振れ止めスライダベアリング78によって実現される。ブレード伸展中には、ブレードの遠心力並びにボールナット60及び連結されたピストンヘッド62を伸展させるためにボールスクリュー24を駆動するギヤ式アクチュエータの力を利用して、導管69、フレックスライン72及びマニホールド70を介して油圧作動油を押し戻すピストンヘッドによりアキュムレータ74を再加圧する。
図9のAに示す伸展位置から、第一の引き込み段階は最初に、中間スパー26上の外側接続金具80に連結されたブレードチップエアロパネル14cのみを、図9のBに示すように伸縮自在にブレードミッドエアロパネル14bに引き込むことによって、遠心荷重を分離する。ブレードの半径が小さくなりチップの荷重が低下したら、図9のCに示すように、陥入したブレードチップエアロパネル14cとミッドエアロパネル14bをルートエアロパネル14aに引き込むステップがこれに続く。
図7に示すように、マニホールド70は電磁バルブ82、フローを油圧シリンダへの一方向にする油圧チェックバルブ84、及びアキュムレータを再加圧する手段を提供する油圧システム内のクロスフローのための圧力開放バルブ86を組み込む。各マニホールドは、アキュムレータの初期並びに保守点検時の補充のための補充栓83及び圧力ゲージ85を含む。チェックバルブ84を経由するフローに対して設定した電磁バルブ82により、チェックバルブ84はブレーキとして作用し、電動アクチュエータが故障した際に遠心力によってボールスクリューが引き戻されるのを防ぐ。圧力開放バルブ86により、遠心力及びアクチュエータの電力は十分な圧力を発生させ、アキュムレータの圧力設定値に打ち勝って再加圧することができる。油圧ブレーキに加えて、例示的実施形態の各ブレードのギヤ式電動アクチュエータ20は、油圧システムが故障した際の油圧ブレーキのバックアップとして機能する統合型モーターブレーキを組み込む。図面に示す代表的な実施形態では、風洞モデルの大きさにしたWittenstein Motion Control社製ギヤ式アクチュエータ、部品番号TPM‐004S‐021M‐5PB1‐053B‐W1を、エンコーダ、温度センサー及びブレーキを含む320ボルトアクチュエータに対してギヤ比21:1で使用する。図面に示す実施形態では、アキュムレータ74、油圧マニホールド70及び関連構成要素は、ディスクフェアリング16内のハブ32に装着された構造トレイ87によって支持されている。
引き込みの第二段階では、図6A及び8に最もわかりやすく示したように、各ブレードに関して第二ギヤ式アクチュエータ30はシャフト88を介してピニオンギヤ90に回転力を与え、これによりACMEスクリュースレッド34(ボールスリーブ42によって係合するスプライン38の溝を明瞭に表示するため、スパーの長さ部分のみを示す)に係合するACMEナット36上のブルギヤを駆動し、メインブレードスパー22は図10に示したブレードの反対方向に、ボールスリーブアセンブリ40及びハブカラー48を介して後退する。入れ子になったチップエアロパネル14c及びミッドエアロパネル14bと共にルートエアロパネル14aをディスク16に引き込むことに加えて、この構成は引き込みの第二段階でブレードを平衡させる。引き込みシステムの第二段階に対する代替的な実施形態では、ACMEスクリューは、第一段階のボールスクリューと同様な方法でボールスプラインとの組み合わせによって機能する、さらに効率的なボールスクリューで置き換えられる。引き込みの第二段階が完了すると、第二ギヤ式アクチュエータ30の統合型モーターブレーキが作動して、引き込み位置でのブレードの保持を支援する。
本明細書に開示する例示的な実施形態では、スパー22は金属及び炭素繊維複合材の積層構造である。スパーの外殻は金属で、ボールスプライン38用の溝及び遮断されたACMEスクリュー用のスレッド34を提供する。ACMEスクリュー34は、本来的に摩擦がきわめて大きいため、負荷状態では引き戻すことができない。電動アクチュエータが故障した場合にはモーターブレーキは係合し、ACMEスクリューは摩擦ブレーキとして作動してブレードを最終の位置に保持する。図11に示すように、電子制御装置100は、全ブレードのギヤ式アクチュエータ20、30に電力を供給し、過剰な温度を示す統合型温度センサー及びエンコーダー(又は代替的な実施形態での他のセンサー)からのセンサー入力、又は指令を出した位置と実際のエンコーダーの位置との差を利用して、アクチュエータの故障を検出することができる。制御装置100は、ローターの不均衡を回避するため、算出したエンコーダーの位置で故障したユニットの位置を保持するため、残りのアクチュエータすべてに指令を出すことができる。制御装置100はさらに、チェックバルブ84を経由する油圧作動油の方向フロー制御のため、電磁バルブ82を制御する。
図5A、5B、6A及び6Bに戻ると、本実施形態は、油圧シリンダ用インナーシールを提供するメインブレードスパー22のインナー端部に支えられたインナーボールスクリュー及びブレード保持ベアリングアセンブリ92(図6A及び6Bに最もわかりやすく表示)を使用する。さらに、ボールスリーブアセンブリ40用のベアリング46による回転支持は、インナーブレードピッチローラーベアリング94及びアウターブレードピッチローラーベアリング96によって補完されている。引き込みトルク停止カラー98(図6A及び6Bに表示)はブレード引き込み中のボールスクリューの過剰な回転を防止し、一方、伸展トルク停止カラー99(図5A及び5Bに表示)はブレードの伸展中のボールスクリューの過剰な回転を防止する。
図12Aに示したように、ディスクローター引き込みシステムの操作は制御装置100によって行われ、航空機の操縦士(又は無人航空機用の自動指令システム)によってブレード引き込みの指令(ステップ1200)が出されると、制御装置はチェックバルブ84を経由するフロー用にマニホールドアセンブリ70の電磁バルブ82を設定(ステップ1202)し、油圧作動油がアキュムレータから流れるようにし、各ブレードの第一ギヤ式アクチュエータ20に電力を供給する(ステップ1204)。図9のA、B及びCに関して既に説明したように、ギヤ式アクチュエータ20に反応するボールスクリュー24が回転し、ピストンヘッド62上に作用するアキュムレータ74からの加圧された油圧作動油の支援により、チップエアロパネル14cはミッドエアロパネル14b内へ伸縮自在に引き込まれる(ステップ1206)。入れ子になったチップパネル及びミッドパネルは次にルートエアロパネル14aに引き込まれ(ステップ1208)、ボールナット60の引き込み限界に達すると、制御装置はギヤ式アクチュエータ20から電力を遮断し、モーターブレーキを作動させる(ステップ1209)。制御装置は次に各ブレードの第二ギヤ式アクチュエータに電力を供給する(ステップ1210)。第二ギヤ式アクチュエータ30、シャフト88、ピニオンギヤ90及びブルギヤ37/ACMEナット36が回転すると、ボールスリーブアセンブリ40のボールスリーブ42,44を通るACMEスレッド34によって、メインブレードスパー22がディスクフェアリング16に引き込まれる(ステップ1212)。ブレードのピッチ制御は、ボールスリーブアセンブリを回転する各ボールスリーブアセンブリ40上のピッチリンク58を通るピッチアーム56を介した入力によって常時実現することができ、ボールスプライン38によるボールスリーブ42及び44の係合によって、メインブレードスパー及びブレードを回転する(ステップ1214)。ディスクへの引き込みの第二段階では、ブレードピッチを一定に保たなければならない。引き込みの過程ではアクチュエータ30が引き戻されるのを回避するため、ブレードピッチは一定に保ち、ディスクフェアリング16に入る際にはブレード間隔を維持しなければならない。引き込みの第二段階が完了すると、モーターブレーキが作動する。
図12Bでブレードの伸展に関して続けると、指令を出すと(ステップ1216)制御装置100はモーターブレーキを開放し、各ブレーキの第二ギヤ式アクチュエータ30に電力を供給する(ステップ1217)。第二ギヤ式アクチュエータ30、シャフト88、ピニオンギヤ90及びブルギヤ37/ACMEナット36が逆回転すると、ボールスリーブアセンブリ40のボールスリーブ42,44を通るACMEスレッド34によって、ディスクフェアリング16からルートエアロパネルを伸ばすようにメインブレードスパー22が伸展する(ステップ1218)。ルートエアロパネルが完全に伸展すると、制御装置100は電磁バルブ82の位置を設定して圧力開放バルブ86に油圧作動油を流し(ステップ1220)、モーターブレーキを開放して各ブレードの第二ギヤ式アクチュエータに電力を供給する(ステップ1222)。ギヤ式アクチュエータ20に反応するボールスクリュー26が逆回転すると、遠心力及び油圧作動油を加圧してアキュムレータ74に流し込むギヤ式アクチュエータの力(ステップ1227)によって、入れ子になったチップパネル及びミッドパネルはルートエアロパネル14aから伸展され(ステップ1224)、又チップエアロパネル14cはミッドエアロパネル14bから伸縮自在に伸展される(ステップ1226)。ボールナット60の伸展限界に達すると、ブレードは完全に伸展され、制御装置はギヤ式アクチュエータから電力を遮断し、モーターブレーキを作動させる(ステップ1228)。
特許法の要求に従い、本発明のさまざまな実施形態について詳細に説明を行ったが、当業者は本明細書に開示した具体的な実施形態に対する変更及び代替を認識するものとする。以下の請求項に定義するように、このような変更は本発明の領域及び意図の範囲に含まれる。
10 ディスクローター
12a、12b、12c、12d ブレード
13a 距離
13b ローター直径
13c 距離
14a ルートエアロパネル
14b ミッドエアロパネル
14c アウターエアロパネル、チップエアロパネル
16 ディスクフェアリング
20、30 ギヤ式電動アクチュエータ
22 メインブレードスパー
24 ボールスクリュー
26 中間スパー
32 ローターハブ
34 ACMEスクリュースレッド
36 ACMEナット
37 外部ブルギヤ
38 ボールスプライン
40 ボールスリーブアセンブリ
42 インナーボールスリーブ
44 アウターボールスリーブ
46 遠心力保持ベアリング
47 ローラー
48 ハブカラー
50 ローターシャフト
52 フランジインターフェイス
53 伝動機構
54 油圧シリンダ
55 ディスクフェアリング連結ブランケット
56 ブレードピッチアーム
58 ピッチリンク
60 ボールナット
62 ピストンヘッド
63 ハウジング
64 油圧シリンダヘッド
65 油圧シール
66 ポート
68 ルート鍛造物
69 導管
70 バルブマニホールド
72 フレックスライン
74 アキュムレータ
78 スライダベアリング
82 電磁バルブ
83 補充栓
84 油圧チェックバルブ
85 圧力ゲージ
86 圧力開放バルブ
87 構造トレイ
88 シャフト
90 ピニオンギヤ
92 ブレード保持ベアリングアセンブリ
94 インナーブレードピッチローラーベアリング
96 アウターブレードピッチローラーベアリング
98 引き込みトルク停止カラー
99 伸展トルク停止カラー
100 電子制御装置

Claims (12)

  1. ディスクローターブレード引き込みシステムであって、
    油圧シリンダを組み込み、且つスクリュースレッドを有するメインブレードと、
    前記メインブレードスパー内部で同心円状に支えられ、且つ中間スパーに接続された外側端部及び前記油圧シリンダ内で往復運動を受け止める油圧ピストンを有するボールナットを動作可能に支えるボールスクリューと、
    前記ボールスクリューを動作可能に係合する第一ギヤ式アクチュエータと、
    前記メインブレードスパースクリュースレッドを動作可能に係合する第二ギヤ式アクチュエータと、
    前記油圧シリンダの外側端部に接続された油圧作動油アキュムレータと、
    前記第一及び第二のギヤ式アクチュエータの作動用の制御装置と
    を含むディスクローターブレード引き込みシステム。
  2. 前記メインブレードスパーに同心円状に係合するピッチ制御アセンブリをさらに含む、請求項1に記載のディスクローターブレード引き込みシステム。
  3. 前記ピッチ制御アセンブリが前記メインブレードスパー上のボールスプラインの溝に係合するボールスリーブを含む、請求項1又は2に記載のディスクローターブレード引き込みシステム。
  4. 前記ピッチ制御アセンブリが、ローターハブによって支えられているカラー内で回転するように装着されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のディスクローターブレード引き込みシステム。
  5. 前記中間スパーが少なくとも1つのアウターエアロパネルを支持する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のディスクローターブレード引き込みシステム。
  6. 前記中間スパーが、引き込み時にミッドエアロパネル内へ伸縮自在に受け入れ可能なチップエアロパネルに外側端部で接続された、請求項1〜5のいずれか一項に記載のディスクローターブレード引き込みシステム。
  7. 前記ミッドエアロパネルが前記メインブレードスパーによって支持されているルートエアロパネル内に引き込み可能で、前記ルートエアロパネルがディスクフェアリングに引き込み可能である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のディスクローターブレード引き込みシステム。
  8. 前記アキュムレータ及び油圧シリンダを仲介するチェックバルブと、
    前記アキュムレータ及び油圧シリンダを仲介する圧力開放バルブと、
    前記油圧シリンダに前記圧力開放バルブを選択的に接続する電磁バルブであって、前記制御装置に反応する前記電磁バルブと
    を組み込んだ液体マニホールドをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のディスクローターブレード引き込みシステム。
  9. ディスクローターブレードを操作する方法であって、
    複数のブレードを引き込む指令と、
    各ブレードに対する
    油圧作動油をアキュムレータから流すチェックバルブを経由するフローのための電磁バルブの設定と、
    第一ギヤ式アクチュエータへの電力の供給と、
    前記ギヤ式アクチュエータに反応するボールスクリューの回転、及びピストンヘッド上に作用するアキュムレータからの加圧された油圧作動油の支援による、ボールナットに接続されたチップエアロパネルの、ミッドエアロパネル内への伸縮自在な引き込みと、
    前記入れ子になったチップエアロパネルとミッドエアロパネルの、ルートエアロパネルへの引き込みと、
    ボールスクリュー上のボールナットが引き込み限界に達した時点での前記ギヤ式アクチュエータからの電力の遮断と、
    各ブレードの第二ギヤ式アクチュエータへの電力の供給と、
    ディスクフェアリングにメインブレードスパーを引き込む前記ルートエアロパネルを支えるメインブレードスパーのスレッド上に作用する、第二ギヤ式アクチュエータによる前記ナットの回転と
    を含む方法。
  10. 前記メインブレードスパーが溝付スプラインを含み、前記ナットの回転のステップが、
    ボールスリーブアセンブリを経由するメインブレードスパーの引き込みと、
    前記ボールスリーブアセンブリを回転するため各ボールスリーブアセンブリに接続されたピッチアーム経由の入力、及び前記メインブレードスパー及びブレードを回転する前記ボールスプラインによるボールスリーブアセンブリの係合による、ピッチの制御
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. ブレードを伸展するコマンドと、
    各ブレードに対する
    前記ナットを逆回転するための前記第二ギヤ式アクチュエータへの電力の供給と、
    前記ディスクフェアリングから前記ルートエアロパネルを延ばすための前記スレッドによる前記メインブレードスパーの伸展と、
    前記ルートエアロパネルを完全に伸展した時点での、レギュレータによる油圧作動油のフローを調整するための電磁バルブの位置決めと、
    前記ボールスクリューを逆回転するための前記第一キヤ式アクチュエータへの電力の供給と、
    前記ルートエアロパネルからの前記入れ子になったチップパネル及びミッドパネルの伸展と、
    遠心力及び前記ギヤ式アクチュエータからの力による、前記アキュムレータへ油圧作動油を流し込む加圧と、
    前記ボールナットの伸展限界に達した時点での、第一ギヤ式アクチュエータからの電力の遮断と
    を含む、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記ギヤ式アクチュエータから電力を遮断した時点でのモーターブレーキの作動をさらに含む、請求項9〜11のいずれか一項に記載の方法。
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