JP2012175458A - 映像出力装置、映像出力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノイズが多く含まれる映像を3D表示するとノイズが目立ちやすいという問題があった。このため、3D表示される映像のノイズを低減することが課題となっていた。
【解決手段】実施形態の映像出力装置は、映像信号を受信し、前記映像信号に含まれるノイズの大きさを検出するノイズ検出部を備える。また、前記検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように前記映像信号を3D映像で出力する3D映像出力部を備える。
【選択図】 図7
【解決手段】実施形態の映像出力装置は、映像信号を受信し、前記映像信号に含まれるノイズの大きさを検出するノイズ検出部を備える。また、前記検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように前記映像信号を3D映像で出力する3D映像出力部を備える。
【選択図】 図7
Description
本発明の実施形態は、映像出力装置、映像出力方法に関する。
近年、3D(3次元)映像を出力表示可能なTV(テレビ)やBD(Blu-ray Disc、ブルーレイディスク)プレーヤ等の映像出力装置が普及している。
また、これらの映像出力装置には、2D(2次元)映像を受信し、3D(3次元、立体視)映像に変換して出力する、いわゆる、2D−3D(2D/3D、2D3D)変換機能を備えるものがある。
また、これらの映像出力装置には、2D(2次元)映像を受信し、3D(3次元、立体視)映像に変換して出力する、いわゆる、2D−3D(2D/3D、2D3D)変換機能を備えるものがある。
すなわち、この2D−3D変換機能を備えた映像出力装置は、2D映像を受信し、3D映像に変換して、3D(立体)効果のある3D映像を出力表示することが可能である。
しかし、例えば、元の2D映像にノイズが含まれている場合には、上記2D−3D変換を行なって3D映像を出力した場合に、この2D映像に含まれるノイズにも3D効果が現れ、2D−3D変換された3D映像においてはノイズが目立ちやすいという問題があった。
このため、2D映像に2D−3D変換を行なう場合に、出力されるノイズを低減することが課題となっていた。
ノイズが多く含まれる映像を3D表示するとノイズが目立ちやすいという問題があった。
このため、3D表示される映像のノイズを低減することが課題となっていた。
このため、3D表示される映像のノイズを低減することが課題となっていた。
実施形態の映像出力装置は、映像信号を受信し、前記映像信号に含まれるノイズの大きさを検出するノイズ検出部を備える。
また、前記検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように前記映像信号を3D映像で出力する3D映像出力部を備える。
また、前記検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように前記映像信号を3D映像で出力する3D映像出力部を備える。
以下、図面を参照し、実施の形態を説明する。
図1は、実施形態に係わる映像出力装置を示す外観図である。
符号1は3D映像を出力表示可能な映像出力装置(TV)である。符号8はこの映像出力装置(TV)に構成される映像表示部(LCD)である。
符号12は立体視用眼鏡(3Dメガネ)、符号21は立体視用眼鏡(3Dメガネ)に設けられる着脱検出部である。
ここでは、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着したユーザによって、映像出力装置(TV)1から出力表示される3D映像が視聴される。ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着したか否かは、着脱検出部21によって検出される。
図1は、実施形態に係わる映像出力装置を示す外観図である。
符号1は3D映像を出力表示可能な映像出力装置(TV)である。符号8はこの映像出力装置(TV)に構成される映像表示部(LCD)である。
符号12は立体視用眼鏡(3Dメガネ)、符号21は立体視用眼鏡(3Dメガネ)に設けられる着脱検出部である。
ここでは、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着したユーザによって、映像出力装置(TV)1から出力表示される3D映像が視聴される。ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着したか否かは、着脱検出部21によって検出される。
なお、この実施の形態においては、立体視用眼鏡(3Dメガネ)を装着したユーザによって、映像出力装置(TV)から出力表示される3D映像が視聴される例を用いて説明を行うが、この実施の形態は、例えば、立体視用眼鏡(3Dメガネ)を用いない、いわゆる「裸眼3D」においても適用可能である。
図2は、映像出力装置において行なわれる2D−3D変換のようすを説明する図である。
上記のように、2D−3D変換とは、2D(2次元)映像を3D(3次元)映像に変換する変換処理である。
符号30は、ここでは、映像出力装置1に入力される2D(2次元)映像である。図に示すように、例えば、放送波(RF)、セットトップボックス(STB)やプレーヤ、外部入力(External Input)等から2D(2次元)映像を受信する。
上記のように、2D−3D変換とは、2D(2次元)映像を3D(3次元)映像に変換する変換処理である。
符号30は、ここでは、映像出力装置1に入力される2D(2次元)映像である。図に示すように、例えば、放送波(RF)、セットトップボックス(STB)やプレーヤ、外部入力(External Input)等から2D(2次元)映像を受信する。
符号31は、この受信した2D(2次元)映像を2D(2次元)映像で表示するようすを示している。
符号32は、この受信した2D(2次元)映像を3D(3次元)映像に変換し、3D(3次元)映像で表示するようすを示している。
2D−3D変換によって、2D(2次元)を、例えば、動きや深度情報等の技術を用い、3D映像に変換することが可能である。
図3は、映像出力装置から出力される映像信号に含まれるノイズの大きさに対する表示画面に表示されるノイズの関係を示す図である。
符号32aは、映像信号に含まれるノイズを示している。図に示すように、ここでは、映像信号に含まれるノイズは小さい(ノイズ検出レベルは低い)。
符号32は、映像信号に含まれるノイズが小さい(ノイズ検出レベルが低い)場合の、例えば、映像表示部8に表示される映像とノイズのようすを示している。
図に示すように、ノイズはユーザの視聴を妨げる程、目立っていない。
符号33aも、映像信号に含まれるノイズを示している。図に示すように、ここでは、映像信号に含まれるノイズは大きくなっている(ノイズ検出レベルは高い)。また、ここでは、2種類のノイズを示している。
符号32は、この受信した2D(2次元)映像を3D(3次元)映像に変換し、3D(3次元)映像で表示するようすを示している。
2D−3D変換によって、2D(2次元)を、例えば、動きや深度情報等の技術を用い、3D映像に変換することが可能である。
図3は、映像出力装置から出力される映像信号に含まれるノイズの大きさに対する表示画面に表示されるノイズの関係を示す図である。
符号32aは、映像信号に含まれるノイズを示している。図に示すように、ここでは、映像信号に含まれるノイズは小さい(ノイズ検出レベルは低い)。
符号32は、映像信号に含まれるノイズが小さい(ノイズ検出レベルが低い)場合の、例えば、映像表示部8に表示される映像とノイズのようすを示している。
図に示すように、ノイズはユーザの視聴を妨げる程、目立っていない。
符号33aも、映像信号に含まれるノイズを示している。図に示すように、ここでは、映像信号に含まれるノイズは大きくなっている(ノイズ検出レベルは高い)。また、ここでは、2種類のノイズを示している。
1つはImpulse Noise(インパルスノイズ)である。インパルスノイズは、図に示すように、瞬間的な信号ノイズである。もう1つは、Random noise(ランダムノイズ)である。ランダムノイズは、周波数や振幅が不規則な信号ノイズである。
符号33は、映像信号に含まれるノイズが大きい(ノイズ検出レベルが高い)場合の、例えば、映像表示部8に表示される映像とノイズのようすを示している。
例えば、上記Impulse Noise(インパルスノイズ)は、図に示すように、例えば、一様でない単発的な黒い粒の大きなノイズが目立って表示される。また、上記Random noise(ランダムノイズ)は、図示しないが、例えば、ノイズが一様に分布し、画面全体がくすんだように表示される。
例えば、上記Impulse Noise(インパルスノイズ)は、図に示すように、例えば、一様でない単発的な黒い粒の大きなノイズが目立って表示される。また、上記Random noise(ランダムノイズ)は、図示しないが、例えば、ノイズが一様に分布し、画面全体がくすんだように表示される。
時には、これらのノイズによって、ユーザの視聴が妨げられることがある。
図5は、実施形態に係わる映像出力装置において行なわれる、2D−3D変換処理動作を示す図である。
図5(a)は、2D(2次元)映像に含まれるノイズが小さい場合の2D−3D変換処理動作を示している。
図に示すように、2D(2次元)映像に含まれるノイズが小さい場合は、2D−3D変換処理され出力された3D(3次元)映像は、ユーザの視聴を妨げる程、ノイズは目立っていない。
図5は、実施形態に係わる映像出力装置において行なわれる、2D−3D変換処理動作を示す図である。
図5(a)は、2D(2次元)映像に含まれるノイズが小さい場合の2D−3D変換処理動作を示している。
図に示すように、2D(2次元)映像に含まれるノイズが小さい場合は、2D−3D変換処理され出力された3D(3次元)映像は、ユーザの視聴を妨げる程、ノイズは目立っていない。
図5(b)は、2D(2次元)映像に含まれるノイズが大きい場合の2D−3D変換処理動作を示している。
図に示すように、2D(2次元)映像に含まれるノイズが大きい場合は、2D−3D変換処理され出力された3D(3次元)映像は、3D効果によって、よりノイズが目立ってしまうことがある。
図に示すように、2D(2次元)映像に含まれるノイズが大きい場合は、2D−3D変換処理され出力された3D(3次元)映像は、3D効果によって、よりノイズが目立ってしまうことがある。
ここで、3D効果とは、例えば映像を、奥行き感や飛び出し感が出るように表示処理することによる3次元的な視覚効果である。
上記のように、ノイズが含まれている映像に3D効果が出るように表示処理すると、このノイズにも3D効果が現れ、ノイズが目立ちやすくなる。言い換えれば、ノイズが含まれている映像は3D効果が通常より弱く出るように表示処理すると、このノイズの目立ちやすさを低減することが可能になる。
上記のように、ノイズが含まれている映像に3D効果が出るように表示処理すると、このノイズにも3D効果が現れ、ノイズが目立ちやすくなる。言い換えれば、ノイズが含まれている映像は3D効果が通常より弱く出るように表示処理すると、このノイズの目立ちやすさを低減することが可能になる。
このため、この実施の形態においては、ノイズが多く含まれている映像は、3D効果を弱めて表示処理することにより、ノイズの目立ちやすさを低減させる。
図6は、実施形態に係わる映像出力装置の構成の一例を示すブロック図である。
符号2はアンテナ、符号3aはチューナ、符号4は信号処理部、符号5は映像処理部、符号6は音声処理部、符号7は表示処理部、符号7aは表示出力部、符号8は映像表示部(LCD)、符号9はスピーカ、符号10はバスである。
図6は、実施形態に係わる映像出力装置の構成の一例を示すブロック図である。
符号2はアンテナ、符号3aはチューナ、符号4は信号処理部、符号5は映像処理部、符号6は音声処理部、符号7は表示処理部、符号7aは表示出力部、符号8は映像表示部(LCD)、符号9はスピーカ、符号10はバスである。
符号11は制御部、符号12はMPU、符号13はRAM、符号14はROM、符号15はフラッシュメモリ、符号16は録画装置である。
符号17は外部インターフェース、符号19は操作受信部、符号20は操作機器(リモートコントローラ)である。
符号21は送受信部、符号26はインターネットである。
符号25a、25bは放送番組を放送する放送局である。放送番組は放送局25a、25b等、複数の放送局から複数の番組が放送される。
アンテナ2は映像出力装置(TV)1に接続される。符号3aはチューナである。チューナは単数でも良いし、複数でも良い。
複数の放送局25a、25b等から放送波の形態で放送された複数の番組(放送信号)が、アンテナ2で受信され、チューナ3aに送信される。チューナ3aでは、番組(放送信号)を選局受信し、信号処理部4へ出力する。
符号17は外部インターフェース、符号19は操作受信部、符号20は操作機器(リモートコントローラ)である。
符号21は送受信部、符号26はインターネットである。
符号25a、25bは放送番組を放送する放送局である。放送番組は放送局25a、25b等、複数の放送局から複数の番組が放送される。
アンテナ2は映像出力装置(TV)1に接続される。符号3aはチューナである。チューナは単数でも良いし、複数でも良い。
複数の放送局25a、25b等から放送波の形態で放送された複数の番組(放送信号)が、アンテナ2で受信され、チューナ3aに送信される。チューナ3aでは、番組(放送信号)を選局受信し、信号処理部4へ出力する。
ここでは、制御部11のMPU12は、チューナ3a、信号処理部4、映像処理部5、音声処理部6、表示処理部7、RAM13、ROM14、フラッシュメモリ15、録画装置16、外部インターフェース17、操作受信部19、操作機器(リモートコントローラ)20、送受信部21とそれぞれ、バス10を介して接続され、これらを制御する。
信号処理部4は、チューナ3aで選局され、番組に係る映像信号にデコード処理を施し、トランスポートストリーム(TS)のフォーマットで、録画装置16へ映像信号を出力する。
録画装置16は、例えばHDD(ハードディスク装置)等の記録媒体を備えた大容量の録画装置(映像信号記録装置)であり、ここでは映像出力装置1の内部に構成される。録画装置16はSSDでも構成可能である。
録画装置16は、トランスポートストリーム(TS)のフォーマットで送信された映像信号を連続的に受信し、受信した放送番組を録画装置16に録画する。
録画装置16に録画された放送番組は、適宜再生可能である。録画された映像信号の中から再生のために抽出された番組に係る映像信号は信号処理部4でデコード処理され、それぞれ音声信号と映像信号を抽出し、出力する。音声信号は音声処理部6に出力される。映像信号は映像処理部5に出力される。
録画装置16に録画された放送番組は、適宜再生可能である。録画された映像信号の中から再生のために抽出された番組に係る映像信号は信号処理部4でデコード処理され、それぞれ音声信号と映像信号を抽出し、出力する。音声信号は音声処理部6に出力される。映像信号は映像処理部5に出力される。
音声処理部6は出力された音声信号にデコード処理を行い、スピーカ9へ出力する。スピーカ9はデコード処理された音声信号を受信し、音声に変換して出力する。
映像処理部5は出力された映像信号にデコード処理を行い、表示処理部7へ出力する。表示処理部7は色や表示位置等の表示処理を行い、表示装置8へ出力する。表示装置8は表示処理された映像信号を受信し、図示しない表示パネル等の表示部に表示する。
映像処理部5は出力された映像信号にデコード処理を行い、表示処理部7へ出力する。表示処理部7は色や表示位置等の表示処理を行い、表示装置8へ出力する。表示装置8は表示処理された映像信号を受信し、図示しない表示パネル等の表示部に表示する。
また、操作受信部19を介して、リモートコントローラやキーボード等の操作機器20が接続され、映像出力装置1のユーザ操作が可能である。
また、送受信部21を介して、インターネット26に接続され、インターネット通信が可能である。
また、この映像出力装置(TV)1は、右目用映像を映像表示している期間と、左目用映像を映像表示している期間とをそれぞれ示すシャッタ制御信号SCを生成し、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12に出力する。
また、送受信部21を介して、インターネット26に接続され、インターネット通信が可能である。
また、この映像出力装置(TV)1は、右目用映像を映像表示している期間と、左目用映像を映像表示している期間とをそれぞれ示すシャッタ制御信号SCを生成し、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12に出力する。
立体視用眼鏡(3Dメガネ)12は、映像出力装置(デジタルテレビジョン放送受信装置)11から供給されるシャッタ制御信号SCに基づいて、右目用映像の表示時に左目のシャッタを閉じ、左目用映像の表示時に右目のシャッタを閉じるように制御され、これにより、ユーザに立体視映像を認識させている。
また、上記立体視用眼鏡(3Dメガネ)12は、ユーザが装着しているか否か、つまり、ユーザが眼鏡を掛けているか外しているかを検出するための着脱検出部21を備えている。そして、この着脱検出部21から出力される着脱検出信号CDは、映像出力装置(デジタルテレビジョン放送受信装置)11に供給される。
この映像出力装置(デジタルテレビジョン放送受信装置)11は、ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着している旨を示す着脱検出信号CDが供給されたとき、映像表示部(液晶表示パネル)15に右目用映像と左目用映像を交互に映像表示して、立体視映像表示を実行する。
図7は、実施形態に係わる映像出力装置2D−3D変換処理を示す図である。
図7(a)は、実施形態に係わる映像出力装置の特に、2D−3D変換処理に係る構成の一例を示すブロック図である。
符号23は3D映像出力部である。
符号40は記憶部(メモリ)、符号41はアナログ信号入力部、符号42はA/D変換部、符号43はコムフィルタ、符号44は画像データ保存部、符号45はノイズ低減部、符号46は2D−3D変換部、符号47はノイズ検出部、符号48は3次元効果調整部である。これらは、例えば、3D映像出力部23に構成される。
図7(a)は、実施形態に係わる映像出力装置の特に、2D−3D変換処理に係る構成の一例を示すブロック図である。
符号23は3D映像出力部である。
符号40は記憶部(メモリ)、符号41はアナログ信号入力部、符号42はA/D変換部、符号43はコムフィルタ、符号44は画像データ保存部、符号45はノイズ低減部、符号46は2D−3D変換部、符号47はノイズ検出部、符号48は3次元効果調整部である。これらは、例えば、3D映像出力部23に構成される。
例えば、上記2D(2次元)映像がアナログ信号入力部41で受信される。
そして、アナログ信号入力部41で受信された2D(2次元)映像は、A/D変換部42に出力され、A/D変換が行なわれ、デジタル信号に変換された2D(2次元)映像が出力される。
そして、アナログ信号入力部41で受信された2D(2次元)映像は、A/D変換部42に出力され、A/D変換が行なわれ、デジタル信号に変換された2D(2次元)映像が出力される。
A/D変換部42から出力されたデジタル信号の2D(2次元)映像は、コムフィルタ43を介して画像データ保存部44で受信される。その後、このデジタル信号の2D(2次元)映像は、ノイズ低減部45に送信され、ノイズ低減処理が行なわれる。また、このノイズ低減部45において、I/P変換やスケーリング処理を行なうことも可能である。
ノイズ低減処理が行なわれた2D(2次元)映像は、2D−3D変換部46に出力される。
また、ノイズ検出部47は、上記A/D変換部42から出力されたデジタル信号の2D(2次元)映像信号を受信し、この映像信号に含まれるノイズの大きさを検出する。
また、ノイズ検出部47は、上記A/D変換部42から出力されたデジタル信号の2D(2次元)映像信号を受信し、この映像信号に含まれるノイズの大きさを検出する。
図7(b)は、実施形態に係わる映像出力装置におけるノイズ検出のようすを説明する図である。
このノイズの大きさの検出は、一例として、図7(b)に示すように、予め第1および第2の閾値を設けることで、実施可能である。
例えば、第1の閾値の値を0×1F、第2の閾値の値を0×3Fとする。
そして、ノイズ検出部47で検出されたノイズの大きさがこの第1の閾値より小さい範囲(0〜0×1F)の場合は、映像信号に含まれるノイズの大きさは小さい(小)と検出する。
このノイズの大きさの検出は、一例として、図7(b)に示すように、予め第1および第2の閾値を設けることで、実施可能である。
例えば、第1の閾値の値を0×1F、第2の閾値の値を0×3Fとする。
そして、ノイズ検出部47で検出されたノイズの大きさがこの第1の閾値より小さい範囲(0〜0×1F)の場合は、映像信号に含まれるノイズの大きさは小さい(小)と検出する。
同様に、ノイズ検出部47で検出されたノイズの大きさがこの第1の閾値と第2の閾値の間の値の範囲(0×1F〜3×1F)の場合は、映像信号に含まれるノイズの大きさは中位(中)と検出する。
同様に、ノイズ検出部47で検出されたノイズの大きさがこの第2の閾値より大きい値の範囲(3×1F〜)の場合は、映像信号に含まれるノイズの大きさは大きい(大)と検出する。
上記閾値は、例えば、制御部11のノイズ検出部47に記憶される。
なお、上記閾値の値は一例であり、これらの値は装置への適用に合わせ、適宜変更可能である。
また、これらの閾値は、例えば、上記よりも数を増やし、より他段階にノイズ検出を行い、3D効果の制御をより詳細に行なうように構成することも可能である。
そして、このノイズ検出部47で検出された映像信号に含まれるノイズの大きさに係る情報が、3次元効果調整部48に向けて出力される。
3次元効果調整部48は、このノイズ検出部47で検出された映像信号に含まれるノイズの大きさに係る情報を受信し、後述するように、この検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように2D−3D変換部46を制御し、2D−3D変換部46において、映像信号を3D映像に変換して出力する。
なお、上記閾値の値は一例であり、これらの値は装置への適用に合わせ、適宜変更可能である。
また、これらの閾値は、例えば、上記よりも数を増やし、より他段階にノイズ検出を行い、3D効果の制御をより詳細に行なうように構成することも可能である。
そして、このノイズ検出部47で検出された映像信号に含まれるノイズの大きさに係る情報が、3次元効果調整部48に向けて出力される。
3次元効果調整部48は、このノイズ検出部47で検出された映像信号に含まれるノイズの大きさに係る情報を受信し、後述するように、この検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように2D−3D変換部46を制御し、2D−3D変換部46において、映像信号を3D映像に変換して出力する。
2D−3D変換部46から出力された3D(3次元)映像信号は、上記映像出力部7aに向けて出力される。
すなわち、この実施の形態においては、上記のように、ノイズ検出結果を2D−3D変換の調整に用いる。
図8は、実施形態に係わる映像出力装置から出力表示される、推奨する2D−3D表示効果の表示例を示す図である。
図8(a)は、上記のように映像信号に含まれるノイズの大きさが「小」と検出された場合に、推奨される2D−3D表示効果の表示例である。
符号51は、検出されたノイズの大きさを示している。ここでは、符号51aを付すように、ノイズ「小」と検出されたことを示している。
符号52は、検出されたノイズの大きさ(ここではノイズ「小」)に対応する、推奨される2D−3D表示効果の表示例である。
上記説明したように、検出されたノイズの大きさが「小」の場合は、2D−3D表示効果(3D効果)を「大」とすることが可能である。
そこで、ここでは、符号52aを付すように、推奨される2D−3D表示効果(推奨2D−3D表示効果)は「大」と表示される。
ユーザは、例えば、リモコン20を操作し、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしても良い場合は、符号53を付した「Yes」を指定する。
また、例えば、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしてはいけない場合は、「No」を選択し、例えば、符号52を付した2D−3D表示効果(「小」、「中」、「大」)のいずれかを指定する。
すなわち、この実施の形態においては、上記のように、ノイズ検出結果を2D−3D変換の調整に用いる。
図8は、実施形態に係わる映像出力装置から出力表示される、推奨する2D−3D表示効果の表示例を示す図である。
図8(a)は、上記のように映像信号に含まれるノイズの大きさが「小」と検出された場合に、推奨される2D−3D表示効果の表示例である。
符号51は、検出されたノイズの大きさを示している。ここでは、符号51aを付すように、ノイズ「小」と検出されたことを示している。
符号52は、検出されたノイズの大きさ(ここではノイズ「小」)に対応する、推奨される2D−3D表示効果の表示例である。
上記説明したように、検出されたノイズの大きさが「小」の場合は、2D−3D表示効果(3D効果)を「大」とすることが可能である。
そこで、ここでは、符号52aを付すように、推奨される2D−3D表示効果(推奨2D−3D表示効果)は「大」と表示される。
ユーザは、例えば、リモコン20を操作し、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしても良い場合は、符号53を付した「Yes」を指定する。
また、例えば、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしてはいけない場合は、「No」を選択し、例えば、符号52を付した2D−3D表示効果(「小」、「中」、「大」)のいずれかを指定する。
これにより、この場合の2D−3D表示効果が設定される。
図8(b)は、映像信号に含まれるノイズの大きさが「中」と検出された場合の、推奨2D−3D表示効果の表示例である。
符号54は、同様に、検出されたノイズの大きさを示している。ここでは、符号54aを付すように、ノイズ「中」と検出されたことを示している。
符号55は、同様に、検出されたノイズの大きさ(ここではノイズ「中」)に対応する、推奨2D−3D表示効果の表示例である。
上記説明したように、検出されたノイズの大きさが「中」の場合は、2D−3D表示効果(3D効果)を「中」とすることが望ましい。
そこで、ここでは、符号55aを付すように、推奨2D−3D表示効果は「中」と表示される。
上記と同様に、ユーザはリモコン20を操作し、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしても良い場合は、符号56を付した「Yes」を指定する。
また、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしてはいけない場合は、「No」を選択し、例えば、符号55を付した2D−3D表示効果(「小」、「中」、「大」)のいずれかを指定する。
図8(b)は、映像信号に含まれるノイズの大きさが「中」と検出された場合の、推奨2D−3D表示効果の表示例である。
符号54は、同様に、検出されたノイズの大きさを示している。ここでは、符号54aを付すように、ノイズ「中」と検出されたことを示している。
符号55は、同様に、検出されたノイズの大きさ(ここではノイズ「中」)に対応する、推奨2D−3D表示効果の表示例である。
上記説明したように、検出されたノイズの大きさが「中」の場合は、2D−3D表示効果(3D効果)を「中」とすることが望ましい。
そこで、ここでは、符号55aを付すように、推奨2D−3D表示効果は「中」と表示される。
上記と同様に、ユーザはリモコン20を操作し、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしても良い場合は、符号56を付した「Yes」を指定する。
また、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしてはいけない場合は、「No」を選択し、例えば、符号55を付した2D−3D表示効果(「小」、「中」、「大」)のいずれかを指定する。
これにより、この場合の2D−3D表示効果が設定される。
図8(c)は、映像信号に含まれるノイズの大きさが「大」と検出された場合の、推奨2D−3D表示効果の表示例である。
符号57は、同様に、検出されたノイズの大きさを示している。ここでは、符号57aを付すように、ノイズ「大」と検出されたことを示している。
符号58は、同様に、検出されたノイズの大きさ(ここではノイズ「大」)に対応する、推奨2D−3D表示効果の表示例である。
上記説明したように、検出されたノイズの大きさが「大」の場合は、2D−3D表示効果(3D効果)を「小」とすることが望ましい。
そこで、ここでは、符号58aを付すように、推奨2D−3D表示効果は「小」と表示される。
上記と同様に、ユーザはリモコン20を操作し、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしても良い場合は、符号59を付した「Yes」を指定する。
また、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしてはいけない場合は、「No」を選択し、例えば、符号58を付した2D−3D表示効果(「小」、「中」、「大」)のいずれかを指定する。
図8(c)は、映像信号に含まれるノイズの大きさが「大」と検出された場合の、推奨2D−3D表示効果の表示例である。
符号57は、同様に、検出されたノイズの大きさを示している。ここでは、符号57aを付すように、ノイズ「大」と検出されたことを示している。
符号58は、同様に、検出されたノイズの大きさ(ここではノイズ「大」)に対応する、推奨2D−3D表示効果の表示例である。
上記説明したように、検出されたノイズの大きさが「大」の場合は、2D−3D表示効果(3D効果)を「小」とすることが望ましい。
そこで、ここでは、符号58aを付すように、推奨2D−3D表示効果は「小」と表示される。
上記と同様に、ユーザはリモコン20を操作し、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしても良い場合は、符号59を付した「Yes」を指定する。
また、上記推奨2D−3D表示効果となる2D−3D変換をしてはいけない場合は、「No」を選択し、例えば、符号58を付した2D−3D表示効果(「小」、「中」、「大」)のいずれかを指定する。
これにより、この場合の2D−3D表示効果が設定される。
上記検出されたノイズと推奨2D−3D表示効果の関係は、例えば、制御部11にテーブルとして記憶することが可能である。
図9は、実施形態に係わる映像出力装置の動作を説明するフローチャートである。
符号S100は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS101へ進む。
ステップS101は、上記アナログ入力部41において映像信号(アナログ)を受信し、A/D変換部42に向けて出力するステップである。続いて、ステップS102へ進む。
上記検出されたノイズと推奨2D−3D表示効果の関係は、例えば、制御部11にテーブルとして記憶することが可能である。
図9は、実施形態に係わる映像出力装置の動作を説明するフローチャートである。
符号S100は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS101へ進む。
ステップS101は、上記アナログ入力部41において映像信号(アナログ)を受信し、A/D変換部42に向けて出力するステップである。続いて、ステップS102へ進む。
ステップS102は、受信した映像信号(アナログ)をA/D変換部42でA/D変換処理し、映像信号(デジタル)を出力するステップである。続いて、ステップS103へ進む。
ステップS103は、上記のように、ノイズ検出部47において映像信号(デジタル)のノイズの大きさ(例えば、小、中、大等の程度)を検出するステップである。続いて、ステップS104へ進む。
ステップS104は、上記ノイズ検出部47で検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさ(例えば、小、中、大等の程度)に応じ、映像信号(デジタル)をノイズリダクション処理するステップである。続いて、ステップS105へ進む。
ステップS105は、上記検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「小」か、を判別するステップである。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「小」と判別される場合は、ステップS106へ進む(ステップS105のYes)。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「小」と判別されない場合は、ステップS107へ進む(ステップS105のNo)。
ステップS106は、3D効果が「大」となるように、2D映像を2D−3D変換処理するステップである。続いて、ステップS111へ進む。
ステップS107は、検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「中」か、を判別するステップである。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「中」と判別される場合は、ステップS108へ進む(ステップS107のYes)。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「中」と判別されない場合は、ステップS109へ進む(ステップS107のNo)。
ステップS107は、検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「中」か、を判別するステップである。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「中」と判別される場合は、ステップS108へ進む(ステップS107のYes)。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「中」と判別されない場合は、ステップS109へ進む(ステップS107のNo)。
ステップS108は、3D効果が「中」となるように、2D映像を2D−3D変換処理するステップである。続いて、ステップS111へ進む。
ステップS109は、検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「大」か、を判別するステップである。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「大」と判別される場合はステップS110へ進む(ステップS109のYes)。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「大」と判別されない場合はステップS105へ進み、上記処理を繰り返す(ステップS109のNo)。
ステップS109は、検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「大」か、を判別するステップである。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「大」と判別される場合はステップS110へ進む(ステップS109のYes)。検出された映像信号(デジタル)のノイズの大きさは「大」と判別されない場合はステップS105へ進み、上記処理を繰り返す(ステップS109のNo)。
ステップS110は、3D効果が「小」となるように、2D映像を2D−3D変換処理するステップである。続いて、ステップS111へ進む。
ステップS111は、上記2D−3D変換処理された映像信号を出力するステップである。続いて、ステップS112へ進む。
ステップS112は、上記出力された2D−3D変換処理された映像信号を映像表示部8が受信し、表示するステップである。続いて、ステップS113へ進む。
ステップS113は、終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
上記のように構成することにより、この実施の形態においては、例えば、アナログ入力において、ノイズの少ない綺麗な映像をよりリアルに3D表示させるという目的と、ノイズの多い映像には映像を強調せずにやや抑えるということを両立することが可能になる。
ステップS111は、上記2D−3D変換処理された映像信号を出力するステップである。続いて、ステップS112へ進む。
ステップS112は、上記出力された2D−3D変換処理された映像信号を映像表示部8が受信し、表示するステップである。続いて、ステップS113へ進む。
ステップS113は、終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
上記のように構成することにより、この実施の形態においては、例えば、アナログ入力において、ノイズの少ない綺麗な映像をよりリアルに3D表示させるという目的と、ノイズの多い映像には映像を強調せずにやや抑えるということを両立することが可能になる。
また、この実施の形態においては、映像処理後に取得しづらいノイズ成分の情報をその前段で得ることができる。このため、元映像の情報を用い、3D変換前の映像を調整することが可能になる。
図10は、実施形態に係わる映像出力装置の他の動作を説明するフローチャートである。
符号S200は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS201へ進む。
ステップS201は、上記と同様に、映像信号(アナログ)を受信するステップである。続いて、ステップS202へ進む。
ステップS202は、上記と同様に、A/D変換処理し、映像信号(デジタル)を出力するステップである。続いて、ステップS203へ進む。
ステップS203は、上記と同様に、映像信号(デジタル)のノイズの大きさ(例えば、小、中、大等の程度)を検出するステップである。続いて、ステップS204へ進む。
符号S200は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS201へ進む。
ステップS201は、上記と同様に、映像信号(アナログ)を受信するステップである。続いて、ステップS202へ進む。
ステップS202は、上記と同様に、A/D変換処理し、映像信号(デジタル)を出力するステップである。続いて、ステップS203へ進む。
ステップS203は、上記と同様に、映像信号(デジタル)のノイズの大きさ(例えば、小、中、大等の程度)を検出するステップである。続いて、ステップS204へ進む。
ステップS204は、上記と同様に、映像信号(デジタル)をノイズリダクション処理するステップである。続いて、ステップS205へ進む。
ステップS205は、検出されたノイズの大きさ(例えば、小、中、大等の程度)に応じた、例えば、推奨する2D−3D表示効果の程度を、指定可能に、映像表示装置8に出力表示するステップである。続いて、ステップS206へ進む。
ステップS205は、検出されたノイズの大きさ(例えば、小、中、大等の程度)に応じた、例えば、推奨する2D−3D表示効果の程度を、指定可能に、映像表示装置8に出力表示するステップである。続いて、ステップS206へ進む。
ステップS206は、上記のように、2D−3D表示効果の
程度を設定するステップである。続いて、ステップS207へ進む。
ステップS207は、2D−3D表示効果は設定されたか、を判別するステップである。2D−3D表示効果は設定されたと判別される場合はステップS208へ進む(Yes)。2D−3D表示効果は設定されたと判別されない場合はここでの処理を繰り返す(No)。
程度を設定するステップである。続いて、ステップS207へ進む。
ステップS207は、2D−3D表示効果は設定されたか、を判別するステップである。2D−3D表示効果は設定されたと判別される場合はステップS208へ進む(Yes)。2D−3D表示効果は設定されたと判別されない場合はここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS208は、上記設定された2D−3D表示効果の程度で2D映像を2D−3D変換処理し、3D(3次元)映像を出力するステップである。続いて、ステップS209へ進む。
ステップS209は、上記出力された3D(3次元)映像を映像表示部8に表示するステップである。続いて、ステップS210へ進む。
ステップS210は、終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
図11は、他の実施形態に係わる映像出力装置の外観図である。
この実施の形態においては、映像出力装置はBDレコーダ30であり、BDレコーダ30から出力された、上記説明した2D−3D変換された3D映像が、映像表示装置(TV)1に出力され、表示される。
ステップS210は、終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
図11は、他の実施形態に係わる映像出力装置の外観図である。
この実施の形態においては、映像出力装置はBDレコーダ30であり、BDレコーダ30から出力された、上記説明した2D−3D変換された3D映像が、映像表示装置(TV)1に出力され、表示される。
上記のように構成することによって、この発明の実施の形態においては、2D−3D変換を行なう場合に出力されるノイズを低減することが可能になる。
また、他の実施形態として、字幕への適用が考えられる。
例えば、映像に字幕が含まれている場合に、映像プラス字幕というひとつの映像信号にノイズが加わっていると、字幕の文字もノイズの影響を受けるが予想される。このような場合にも、上記と同様に、3D効果を制御することで、ノイズの影響を低減させることが可能になる。
また、他の実施形態として、字幕への適用が考えられる。
例えば、映像に字幕が含まれている場合に、映像プラス字幕というひとつの映像信号にノイズが加わっていると、字幕の文字もノイズの影響を受けるが予想される。このような場合にも、上記と同様に、3D効果を制御することで、ノイズの影響を低減させることが可能になる。
また、上記説明においては、2D映像を受信し、3D映像に変換して出力する、2D−3D変換処理を用いて説明を行ったが、この実施の形態は2D−3D変換に限定されるものではなく、例えば、3D映像を受信し、3D映像を出力する際にも適用可能である。
この場合は、例えば、3D映像の映像信号を受信し、この3D映像の映像信号に含まれるノイズの大きさを上記と同様に検出し、この検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように3D映像を出力することにより、適用可能である。 また、他の実施形態として、インターネットへの適用も考えられる。
例えば、インターネットにアップロードされている映像は画面サイズや映像形式が様々である。
そして、一般的に、圧縮された映像データのビットレートが少な場合は、画質が粗いケースが多い。
このような場合に、例えば、上記映像データのビットレートの程度(大きさ)を上記のノイズの程度(大きさ)と置き換え、上記と同様に、3D映像の効果を制御することで、粗い映像を強調することを防止し、ノイズの影響を低減させることが可能になる。
そして、一般的に、圧縮された映像データのビットレートが少な場合は、画質が粗いケースが多い。
このような場合に、例えば、上記映像データのビットレートの程度(大きさ)を上記のノイズの程度(大きさ)と置き換え、上記と同様に、3D映像の効果を制御することで、粗い映像を強調することを防止し、ノイズの影響を低減させることが可能になる。
この実施の形態は、上記のように、「裸眼3D」においても適用可能である。
上記のように構成することによって、この発明に係る実施の形態は、3D表示される映像のノイズを低減することが可能になる。
なお、上記実施形態は、記述そのものに限定されるものではなく、実施段階では、その趣旨を逸脱しない範囲で、構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
上記のように構成することによって、この発明に係る実施の形態は、3D表示される映像のノイズを低減することが可能になる。
なお、上記実施形態は、記述そのものに限定されるものではなく、実施段階では、その趣旨を逸脱しない範囲で、構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
1…映像出力装置(TV)、8…映像表示部(LCD)、12…立体視用眼鏡(3Dメガネ)、21…着脱検出部、23…3D映像出力部、40…記憶部(メモリ)、41…アナログ信号入力部、42…A/D変換部、43…コムフィルタ、44…画像データ保存部、45…ノイズ低減部、46…2D−3D変換部、47…ノイズ検出部、48…3次元効果調整部。
Claims (9)
- 映像信号を受信し、前記映像信号に含まれるノイズの大きさを検出するノイズ検出部と、
前記検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように前記映像信号を3D映像で出力する3D映像出力部を備える映像出力装置。 - 前記3D映像で出力された映像信号を受信し、映像を表示する映像表示部を備える請求項1に記載の映像出力装置。
- 前記ノイズ検出部は、少なくとも第1の程度および第2の程度のノイズの大きさを検出し、前記3D映像出力部は、前記検出された第1の程度および第2の程度のノイズの大きさに応じて、3D効果が異なる3D映像を出力する請求項1に記載の映像出力装置。
- 2D映像の映像信号を受信し、3D映像に変換して出力する請求項1に記載の映像出力装置。
- 映像信号を受信し、前記映像信号に含まれるノイズの大きさを検出するノイズ検出部と、
前記検出されたノイズの大きさに応じ、前記映像信号を3D映像に変換した場合の3D効果に係る表示を指定可能に出力する3D効果出力部を備える映像出力装置。 - 前記出力された3D効果に係る表示から指定された3D効果となるように、前記映像信号を3D映像で出力する請求項5に記載の映像出力装置。
- 前記3D映像で出力された映像信号を受信し、映像を表示する映像表示部を備える請求項6に記載の映像出力装置。
- 映像信号を受信し、前記映像信号に含まれるノイズの大きさを検出するステップと、
前記検出されたノイズの大きさに応じた3D効果となるように前記映像信号を3D映像で出力するステップを備える映像出力方法。 - 映像信号を受信し、前記映像信号に含まれるノイズの大きさを検出するステップと、
前記検出されたノイズの大きさに応じ、前記映像信号を3D映像に変換した場合の3D効果に係る表示を指定可能に出力するステップを備える映像出力方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011036299A JP2012175458A (ja) | 2011-02-22 | 2011-02-22 | 映像出力装置、映像出力方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JP2005354534A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Sharp Corp | 映像処理装置及び映像処理方法 |
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JP2008271579A (ja) * | 2001-12-26 | 2008-11-06 | Hitachi Ltd | 映像処理装置及びテレビジョン受像機 |
JP2011004036A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 端末装置及びプログラム |
-
2011
- 2011-02-22 JP JP2011036299A patent/JP2012175458A/ja active Pending
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