JP2012173137A - レゾルバ構造 - Google Patents

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JP2012173137A JP2011035492A JP2011035492A JP2012173137A JP 2012173137 A JP2012173137 A JP 2012173137A JP 2011035492 A JP2011035492 A JP 2011035492A JP 2011035492 A JP2011035492 A JP 2011035492A JP 2012173137 A JP2012173137 A JP 2012173137A
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Abstract

【課題】本発明は、モータフレーム及びモータ軸を介してモータにレゾルバを接続した場合の絶縁耐圧を確保し、レゾルバの破損を防止することを目的とする。
【解決手段】本発明によるレゾルバ構造は、モータ軸(24)と筒状レゾルバ回転軸(10)との間は、絶縁樹脂カラー(28)によって絶縁され、モータフレーム(20)とレゾルバケース(6)との間は、輪状絶縁板(21)によって絶縁されている構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、レゾルバ構造に関し、特に、モータフレーム及びモータ軸を介してモータにレゾルバを接続した場合の絶縁耐圧を確保し、レゾルバの破損を防止駆るための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバ構造としては、特許文献1に示される構成を図2に示し、特許文献2に示される構成を図3に示している。
すなわち、図2は、回転トランス1とレゾルバ2を組合わせた回転トランス付レゾルバ3を示しており、前記回転トランス1とレゾルバ2のレゾルバステータ4及びステータトランスコア5はレゾルバケース6に取付けられ、前記レゾルバステータ4にはレゾルバステータ巻線7が設けられ、前記ステータトランスコア5にはステータトランス巻線8が設けられ、前記レゾルバステータ巻線7及びステータトランス巻線8は、リード線9を介して外部に導出されている。
前記レゾルバステータ4及びステータトランスコア5の内側には、中空型の筒状レゾルバ回転軸10が回転自在に配設されており、この筒状レゾルバ回転軸10は、図示しないモータのモータ軸が挿入接続されるように構成されている。
前記筒状レゾルバ回転軸10の外周面には、レゾルバロータ11及びロータトランスコア12が軸方向に沿って直列配設されており、前記レゾルバロータ11にはレゾルバロータ巻線13が設けられ、前記ロータトランスコア12にはロータトランス巻線14が設けられている。
従って、前述の構成において、レゾルバステータ巻線7に励磁信号を供給した状態で、前記筒状レゾルバ回転軸10が回転した時に前記レゾルバロータ巻線13に誘起された回転検出信号は、前記レゾルバロータ巻線13から信号線(図示せず)を介してロータトランス巻線14に伝達され、周知の電磁結合によって前記ステータトランス巻線8からリード線9によって外部に取り出される。
また、図3の従来構成は、一対の可変リラクタンス型レゾルバである第1、第2レゾルバ4,4Aを用いた構成である。
すなわち、レゾルバケース6の内面には、レゾルバステータ巻線7を有するレゾルバステータ4及びレゾルバステータ巻線7Aを有するレゾルバステータ4Aが設けられ、前記各レゾルバステータ4,4Aの内側には、筒状レゾルバ回転軸10が回転自在に配設されている。
前記筒状レゾルバ回転軸10の外周面10aには、一対のレゾルバロータ11,11Aが互いに回転位置の位相をずらせた状態で設けられ、前記レゾルバステータ4とレゾルバロータ11とによって第1レゾルバ2が形成され、前記レゾルバステータ4Aとレゾルバロータ11Aとによって第2レゾルバ2Aが形成されている。
従って、前述の従来構成においては、各レゾルバ2,2Aが互いに180度位相をずらせて配設されているため、各レゾルバ2,2Aからの出力を合成することにより、各レゾルバステータ4,4Aの芯ズレによる出力電圧のアンバランスを除去するようにしている。
特開2003−75197号公報 特開平8−189805号公報
従来のレゾルバは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、図2及び図3の従来のレゾルバ構成においては、例えば、レゾルバロータ11は、巻線13,14の絶縁コーティング、及び、レゾルバステータ4は、絶縁ボビンによって、各々耐圧を確保しているが、鉄道用途のACサーボモータに搭載するレゾルバの場合、鉄道における電圧供給の実情からレゾルバ信号ラインに数千Vレベルのサージ電圧がかかる可能性があるため、十分な絶縁耐圧を得ることは困難であった。
すなわち、従来のレゾルバでは、総合して、実力値で1000V程度までの耐圧しか満足できず、レゾルバケース6がモータのモータフレームと電気的に導通しており、1000V以上のサージ電圧には対応することが不可能であった。
本発明によるレゾルバ構造は、モータフレームに軸受を介して回転自在に設けられたモータ軸の端部に設けられた筒状レゾルバ回転軸と、前記筒状レゾルバ回転軸のレゾルバロータに対応するレゾルバステータを有し前記モータフレームに支持されたレゾルバケースとからなるレゾルバ構造において、前記筒状レゾルバ回転軸と前記モータ軸との間に設けられた絶縁樹脂カラーと、前記レゾルバケースと前記モータフレームとの間に設けられた輪状絶縁板と、よりなり、前記モータ軸と前記筒状レゾルバ回転軸との間は、前記絶縁樹脂カラーによって絶縁され、前記モータフレームと前記レゾルバケースとの間は、前記輪状絶縁板によって絶縁されている構成であり、また、前記絶縁樹脂カラーは、前記モータ軸の外周面に互いに対向して挿入配設された一対のカラー部よりなり、前記各カラー部の一端には、鍔部が形成されている構成であり、また、前記レゾルバケースは、アルミニウムからなる構成であり、また、前記各カラー部間に形成され前記モータ軸の外周に位置する輪状空隙内には、接着剤が充填されている構成である。
本発明によるレゾルバ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、モータフレームに軸受を介して回転自在に設けられたモータ軸の端部に設けられた筒状レゾルバ回転軸と、前記筒状レゾルバ回転軸のレゾルバロータに対応するレゾルバステータを有し前記モータフレームに支持されたレゾルバケースとからなるレゾルバ構造において、前記筒状レゾルバ回転軸と前記モータ軸との間に設けられた絶縁樹脂カラーと、前記レゾルバケースと前記モータフレームとの間に設けられた輪状絶縁板と、よりなり、前記モータ軸と前記筒状レゾルバ回転軸との間は、前記絶縁樹脂カラーによって絶縁され、前記モータフレームと前記レゾルバケースとの間は、前記輪状絶縁板によって絶縁されていることにより、従来のレゾルバ単体の絶縁耐圧限界値が1000V程度であったのに対し、絶縁耐圧が3500V−secを確保でき、限界値についてはさらに許容範囲があるため、新幹線等の鉄道用の使用に充分耐えることができる。
また、前記絶縁樹脂カラーは、前記モータ軸の外周面に互いに対向して挿入配設された一対のカラー部よりなり、前記各カラー部の一端には、鍔部が形成されていることにより、ロータ側の巻線に対する保護作用を得ることができる。
また、前記レゾルバケースは、アルミニウムからなることにより、複雑な形状を容易に加工することができる。
また、前記各カラー部間に形成され前記モータ軸の外周に位置する輪状空隙内には、接着剤が充填されていることにより、モータ軸への筒状レゾルバ回転軸がナットの外に接着剤の充填によって極めて強固に固定することができる。
本発明によるレゾルバ構造を示す断面図である。 従来のレゾルバ構造を示す半断面図である。 従来の他のレゾルバ構造を示す断面図である。
本発明は、モータフレーム及びモータ軸を介してモータにレゾルバを接続した場合の絶縁耐圧を確保し、レゾルバの破損を防止するようにしたレゾルバ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。
図1において符号20で示されるものは、ACサーボモータのモータフレームであり、このモータフレーム20には、輪状絶縁板21を介してレゾルバケース固定台22が設けられ、このレゾルバケース固定台22にはレゾルバケース6がボルト23によって固定されている。
前記レゾルバケース固定台22及びレゾルバケース6は、加工及び放熱性に優れたアルミニウム材で構成されている。
前記モータフレーム20に対して一対の図示しない軸受を介して回転自在に設けられたモータ軸24の端部25の外周面25aには、その軸方向に沿って互いに離間して対向するように一対のカラー部26,27が設けられている。
前記各カラー部26,27は、絶縁樹脂よりなると共に、全体形状が筒形をなし、かつ、その一端には一体に形成された鍔部26a,27aが設けられ、各カラー部26,27によって絶縁樹脂カラー28が構成されている。
前記各カラー部26,27の外周面、即ち、前記絶縁樹脂カラー28の外周面28aには、筒状レゾルバ回転軸10が設けられている。
すなわち、前記絶縁樹脂カラー28の組立て手順としては、前記モータ軸24の段部24aに一方のカラー部26を挿入配設した後、このカラー部26の外周面に前記筒状レゾルバ回転軸10を挿入し、その後、前記端部25の外周面25aと前記筒状レゾルバ回転軸10の内周面10aとの間の輪状空隙10b内に前記カラー部27を挿入し、前記端部25の外端に螺合されたナット29を締め付けることにより、前記筒状レゾルバ回転軸10は前記絶縁樹脂カラー28を介して前記端部25に強固に固定される。
前記筒状レゾルバ回転軸10内に形成された前記輪状空隙10b内には、接着剤30が充填された輪状接着剤31が形成されることにより、前記端部25、絶縁樹脂カラー28及び筒状レゾルバ回転軸10は、前述のナット29による締め付けに加えてさらに強固に固定される。
前記筒状レゾルバ回転軸10の外周面10bには、その軸方向に沿って直列配置されたレゾルバロータ11とロータトランスコア12が設けられており、前記レゾルバロータ11にはロータトランス巻線13が設けられ、前記ロータトランスコア12にはロータトランス巻線14が設けられている。
前記レゾルバケース6の内面には、その軸方向に沿って直列配置されたレゾルバステータ4とステータトランスコア5が設けられており、前記レゾルバステータ4にはレゾルバステータ巻線7が設けられ、前記ステータトランスコア5にはステータトランス巻線8が設けられている。
従って、前記レゾルバロータ11とレゾルバステータ4とによりレゾルバ2が構成され、前記ロータトランスコア12とステータトランスコア5とにより周知の回転トランス1が構成され、前述のレゾルバロータ巻線13とロータトランス巻線14とは、図示しないリード線によって互いに接続されている。
前記レゾルバケース6及びレゾルバケース固定台22は、比較的放熱性の高いアルミニウムで形成され、そのため、加工性が良く、かつ、放熱性に優れているため、前記モータフレーム20を伝わる前記ACサーボモータ側からの熱の前記回転トランス1及びレゾルバ2側への伝熱を抑制するのに効果的である。
本発明によるレゾルバ構造は、レゾルバ付モータに限ることなく、エンコーダに対しても適用可能である。
1 回転トランス
2 レゾルバ
4 レゾルバステータ
5 ステータトランスコア
6 レゾルバケース
7 レゾルバステータ巻線
8 ステータトランス巻線
9 リード線
10 筒状レゾルバ回転軸
11 レゾルバロータ
12 ロータトランスコア
13 レゾルバロータ巻線
14 ロータトランス巻線
20 モータフレーム
21 輪状絶縁板
22 レゾルバケース固定台
23 ボルト
24 モータ軸
24a 段部
25 端部
25a 外周面
26 カラー部
26a 鍔部
27 カラー部
27a 鍔部
28 絶縁樹脂カラー
29 ナット
30 接着剤
31 輪状接着剤

Claims (4)

  1. モータフレーム(20)に軸受を介して回転自在に設けられたモータ軸(24)の端部(25)に設けられた筒状レゾルバ回転軸(10)と、前記筒状レゾルバ回転軸(10)のレゾルバロータ(11)に対応するレゾルバステータ(4)を有し前記モータフレーム(20)に支持されたレゾルバケース(6)とからなるレゾルバ構造において、
    前記筒状レゾルバ回転軸(10)と前記モータ軸(24)との間に設けられた絶縁樹脂カラー(28)と、前記レゾルバケース(6)と前記モータフレーム(20)との間に設けられた輪状絶縁板(21)と、よりなり、
    前記モータ軸(24)と前記筒状レゾルバ回転軸(10)との間は、前記絶縁樹脂カラー(28)によって絶縁され、前記モータフレーム(20)と前記レゾルバケース(6)との間は、前記輪状絶縁板(21)によって絶縁されていることを特徴とするレゾルバ構造。
  2. 前記絶縁樹脂カラー(28)は、前記モータ軸(24)の外周面(25a)に互いに対向して挿入配設された一対のカラー部(26,27)よりなり、前記各カラー部(26,27)の一端には、鍔部(26a,27a)が形成されていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバ構造。
  3. 前記レゾルバケース(6)は、アルミニウムからなることを特徴とする請求項1又は2記載のレゾルバ構造。
  4. 前記各カラー部(26,27)間に形成され前記モータ軸(24)の外周に位置する輪状空隙(10b)内には、接着剤(30)が充填されていることを特徴とする請求項2又は3記載のレゾルバ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016135005A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 多摩川精機株式会社 レゾルバ
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JP7412711B2 (ja) 2020-08-07 2024-01-15 多摩川精機株式会社 レゾルバロータの結線用基板、レゾルバロータの結線構造、レゾルバロータ、レゾルバ、およびレゾルバロータの結線方法

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