JP2012161044A - 通信処理装置、アドレス学習プログラムおよびアドレス学習方法 - Google Patents

通信処理装置、アドレス学習プログラムおよびアドレス学習方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フラッディングを防止した効率的なデータ中継処理を実行することを課題とする。
【解決手段】スイッチは、ポート識別子と、ポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を複数のポート識別子について記憶するネットワークグループテーブルを有する。スイッチは、ポート識別子と、ポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶するMACテーブルを有する。スイッチは、データが受信された場合に、受信ポートのポート識別子に対応付けてネットワークグループテーブルに記憶されるネットワーク識別子を特定する。スイッチは、特定されたネットワーク識別子に対応付けてネットワークグループテーブルに記憶される受信ポート以外のポート識別子を特定する。スイッチは、特定されたポート識別子と、受信ポートのポート識別子と、データの送信元のアドレス情報とを対応付けてMACテーブルに格納する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信処理装置、アドレス学習プログラムおよびアドレス学習方法に関する。
従来、イーサネット(登録商標)等のフレーム交換ネットワークにおいて、データを中継するスイッチでは、1つのスイッチがあたかも2つのスイッチであるかのように動作するスイッチのパーティショニングが実行されることがある。スイッチのパーティショニングとは、単一のスイッチを論理的に分割して、複数のスイッチとして機能させるものであり、スイッチの仮想化とも言える。
このようなパーティショニングを実行するスイッチでは、スイッチ内で論理的に分割された複数のパーティションに同一ネットワークが接続されている場合、データ中継処理で問題が発生する。図12は、スイッチのパーティショニングを説明する図である。図12に示すように、スイッチ50は、ポート1〜ポート6を有し、ポート1、ポート3、ポート4でパーティション1を形成し、ポート2、ポート5、ポート6でパーティション2を形成する。
そして、スイッチ50は、ポート1とポート2のそれぞれを介して、MACアドレスAを有する装置Aが接続されるネットワークに接続されている。つまり、スイッチ50は、属するパーティションが異なるポート1とポート2のそれぞれを介して、同一のネットワークと接続されている。また、スイッチ50は、ポート4を介して、MACアドレスBを有する装置Bが接続されるネットワークに接続されている。
一例として、図12に示すスイッチ50は、装置Aから送信されたデータをポート1で受信した場合、ポート1とアドレスAとを対応付けてアドレステーブル等に記憶する。この状態において、スイッチ50は、パーティション2に属するポート6からアドレスAを宛先とするデータを受信すると、アドレステーブルを検索して、アドレスAに対応付けて学習されているポート1を特定する。この場合、スイッチ50は、ポート6とポート1が別々のパーティションに属している結果、ポート6で受信したデータを中継することができない。
別例として、図12に示すスイッチ50は、装置Bから送信されたデータをポート4で受信した場合、ポート4とアドレスBとを対応付けてアドレステーブル等に記憶する。この状態において、スイッチ50は、パーティション2に属するポート6からアドレスBを宛先とするデータを受信すると、アドレステーブルを検索して、アドレスBに対応付けて学習されているポート4を特定する。この場合も同様に、スイッチ50は、ポート6とポート4が別々のパーティションに属している結果、ポート6で受信したデータを中継することができない。
このような問題を解決する手法として、学習の無効化手法、検索の無効化手法、パーティション情報の学習手法が知られている。学習の無効化手法とは、同一ネットワークに接続されるいずれかのポートでデータを受信した場合には、アドレスの学習を実行しない手法である。例えば、図12に示すスイッチで説明すると、スイッチ50は、ポート1またはポート2からデータを受信した場合にはアドレスを学習しない。一方、スイッチ50は、ポート3〜ポート6でデータを受信した場合には受信ポートとデータの送信元アドレスとを対応付けてアドレステーブルに格納する。
また、検索の無効化手法とは、データを受信した場合にはアドレスを学習し、パーティション間の通信が想定されるポートでデータを受信した場合には学習結果の検索を実行しない手法である。例えば、図12に示すスイッチ50で説明すると、スイッチ50は、装置Bから送信されたデータをポート4で受信した場合、ポート4とアドレスBとを対応付けてアドレステーブル等に記憶する。その後、スイッチ50は、アドレスBを宛先とするデータをポート3で受信した場合、アドレステーブルを検索することなく、ポート3と同じパーティション1に属するポート1およびポート4にデータを転送するフラッディングを実行する。同様に、スイッチ50は、アドレスBを宛先とするデータをポート6で受信した場合、アドレステーブルを検索することなく、ポート6と同じパーティション2に属するポート2およびポート5にデータを転送するフラッディングを実行する。
また、パーティション情報の学習手法とは、アドレスとポート番号とを学習する際に、データを受信したポートが属するパーティション情報をあわせて学習する手法である。例えば、図12に示すスイッチ50で説明すると、スイッチ50は、装置Aから送信されたデータをポート1で受信した場合、ポート1とアドレスAとパーティション1とを対応付けてアドレステーブル等に記憶する。その後、スイッチ50は、パーティション1に属するポート4でアドレスAを宛先とするデータを受信した場合、アドレステーブルを検索して出力先となるポート1を特定し、ポート1から当該データを転送する。また、スイッチ50は、パーティション2に属するポート6でアドレスAを宛先とするデータを受信した場合、アドレステーブルを検索し、出力先となるポートが学習されていないと判定する。そして、スイッチ50は、ポート6と同じパーティション2に属するポート2およびポート5にデータを転送するフラッディングを実行する。
特開2010−130605号公報
しかしながら、従来技術では、フラッディングを防止した効率的なデータ中継処理を実行できないという課題があった。
例えば、学習の無効化手法では、データを受信した場合に送信元アドレスと受信ポートとを対応付けて学習しないので、データを受信するたびに、受信ポートと同じパーティションの全ポートから送信するフラッディングを実行する。したがって、学習の無効化手法を用いたスイッチでは、データを中継する際にはフラッディングが発生し、性能の低下に繋がる。
また、検索の無効化手法では、データを受信した場合に送信元アドレスと受信ポートとを対応付けて学習するが、データを受信した際にアドレステーブルの検索を実行しない。この結果、データを受信するたびに、受信ポートと同じパーティションの全ポートから送信するフラッディングを実行する。したがって、検索の無効化手法を用いたスイッチでは、データを中継する際にはフラッディングが発生し、性能の低下に繋がる。
また、パーティション情報の学習手法では、既に学習済みアドレスのデータであっても、受信したポートが属するパーティションが異なれば、パーティション情報のみが異なるデータを再度学習することになる。したがって、パーティション情報の学習手法を用いたスイッチでは、学習の無効化手法や検索の無効化手法と比較してフラッディングの発生頻度を低くすることができる一方で、パーティションごとに重複して学習するので、効率的とは言えない。また、アドレステーブルにパーティション情報を格納する領域が必要になり、パーティション情報を記録しない場合と比較し、アドレステーブルの大きさが増加してしまう。
1つの側面では、フラッディングを抑制可能なデータ中継処理を実行できる通信処理装置、アドレス学習プログラムおよびアドレス学習方法を提供することを目的とする。
第1の案では、通信処理装置は、ポート識別子と、前記ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を、複数のポート識別子について記憶する第1記憶部を有する。通信処理装置は、前記ポート識別子と、前記ポート識別子を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する第2記憶部を有する。通信処理装置は、データが受信された場合に、前記データが受信された受信ポートのポート識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定する。通信処理装置は、特定された前記ネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶される、前記受信ポート以外のポート識別子を特定する。通信処理装置は、特定された前記ポート識別子と、前記受信ポートのポート識別子と、前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて前記第2記憶部に格納する。
第2の案では、通信処理装置は、ポート識別子と、前記ポート識別子によって特定されるポートが接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を、複数のポート識別子について記憶する第1記憶部を有する。通信処理装置は、前記ポート識別子と、前記ポート識別子を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する第2記憶部を有する。通信処理装置は、前記ポート識別子と、前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部を有する。通信処理装置は、データが受信された場合に、前記受信ポートのポート識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるパーティション識別子を特定する。通信処理装置は、特定されたパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、特定された前記ポート識別子に対応付けられて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定する。通信処理装置は、特定された前記ネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに、前記特定されたパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定する。通信処理装置は、特定された前記ポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて前記第2記憶部に格納する。
フラッディングを抑制したデータ中継処理を実行できる。
図1は、実施例1に係るスイッチを含むネットワークの例を示す図である。 図2は、実施例2に係るスイッチの構成を示すブロック図である。 図3は、実施例2に係るネットワークグループテーブルに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、実施例2に係るパーティションテーブルに記憶される情報の例を示す図である。 図5は、実施例2に係るMACテーブルに記憶される情報の例を示す図である。 図6は、実施例2に係るスイッチにおける学習処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、実施例3に係るスイッチの構成を示すブロック図である。 図8は、実施例3に係るMACテーブルに記憶される情報の例を示す図である。 図9は、実施例3に係るスイッチにおける学習処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、実施例4に係るスイッチにおける学習処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、アドレス学習プログラムを実行するコンピュータシステムの例を示す図である。 図12は、スイッチのパーティショニングを説明する図である。
以下に、本願の開示する通信処理装置、アドレス学習プログラムおよびアドレス学習方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係るスイッチを含むネットワークの例を示す図である。図1に示すスイッチ1aは、L2スイッチ(レイヤ2スイッチ)、スイッチングハブ、L3スイッチ(レイヤ3スイッチ)、ルータ、スイッチング機能を有するサーバなど、受信したデータを宛先に中継するデータ中継装置である。
また、図1に示すスイッチ1aは、ポート1およびポート2のそれぞれを介して、MAC(Media Access Control)アドレスAを有するサーバなどの装置Aが接続されるネットワークAに接続される。また、スイッチ1aは、ポート3を介して、MACアドレスCを有する装置Cに接続される。同様に、スイッチ1aは、ポート4を介して、MACアドレスBを有する装置Bに接続される。また、スイッチ1aは、ポート5を介して、MACアドレスDを有する装置Dに接続される。同様に、スイッチ1aは、ポート6を介して、MACアドレスEを有する装置Eに接続される。なお、装置A〜装置Eは、サーバに限定されるものではなく、例えばスイッチなどのデータ中継装置、コンピュータなどでもよい。
そして、スイッチ1aは、ポート1、ポート3、ポート4でパーティション1を形成し、ポート2、ポート5、ポート6でパーティション2を形成する。このように、スイッチ1aは、パーティショニングを形成しており、パーティションを跨った通信を実行することができない。一例を挙げると、スイッチ1aは、ポート1から受信したデータをポート2、ポート5、ポート6のいずれにも転送することができない。また、スイッチ1aは、ポート5から受信したデータをポート1、ポート3、ポート4のいずれにも転送することができない。
このようなスイッチ1aは、ポート識別子と、ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を、複数のポート識別子について記憶する第1記憶部を有する。また、スイッチ1aは、ポート番号と、ポート番号を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する第2記憶部を有する。そして、スイッチ1aは、データが受信された場合に、データが受信された受信ポートを示すポート識別子に対応付けて第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し特定されたネットワーク識別子に対応付けて第1記憶部に記憶される、受信ポート以外のポート識別子を特定する。その後、スイッチ1aは、特定されたポート識別子と、受信ポートのポート識別子と、データの送信元のアドレス情報とを対応付けて第2記憶部に格納する。
このように、実施例1に係るスイッチ1aは、データを受信した際のアドレス学習時に、当該データの送信元アドレスと、当該データを受信したポートと、当該ポートと同一のネットワークに接続される他ポートとを対応付けて学習する。例えば、スイッチ1aは、送信元アドレスをアドレスAとするデータAをポート1で受信したとする。この場合、スイッチ1aは、データを受信したポート1とデータの送信元アドレスAとに対応付けて、ポート1と同じネットワークAに接続されるポート2についても学習する。
したがって、スイッチ1aは、アドレスAとするデータAを受信したポート1とは異なるパーティションに属するポート5において、宛先ポートとしてポート2を特定できる。つまり、スイッチ1aは、アドレスの学習対象となるデータを受信した受信ポートが属するパーティションとは異なるパーティションに属するポートで、当該アドレスを宛先とするデータを受信した場合であっても、フラッディングを実行しない。この結果、スイッチ1aは、フラッディングを防止した効率的なデータ中継処理を実行できる。
実施例2では、図1に示したスイッチの詳細例について説明する。実施例2では、スイッチの構成、スイッチによる処理の流れ、実施例2による効果を順に説明する。
[スイッチの構成]
図2は、実施例2に係るスイッチの構成を示すブロック図である。図2に示すように、スイッチ10は、通信制御I/F部11、ネットワークグループテーブル12、パーティションテーブル13、MAC(Media Access Control)テーブル14、制御部15、スイッチング制御部16を有する。
なお、制御部15や制御部15が有する各部等は、集積回路や電子回路である。また、ネットワークグループテーブル12、パーティションテーブル13、MACテーブル14は、半導体素子やハードディスクなどの記憶装置である。
通信制御I/F部11は、ポート番号1〜6各々が割り当てられたポート1〜6を有し、他の装置との間の通信を制御するインタフェースである。通信制御I/F部11は、所定のポートでデータを受信し、受信したデータを後述の送信元特定部15aに出力する。また、通信制御I/F部11は、所定のポートを介して、スイッチング制御部16から出力されたデータを宛先に送信する。なお、図2に示したRxは、パケットやフレームなどのデータを受信するインタフェースの種別を示し、Txは、データを送信するインタフェースの種別を示す。
ネットワークグループテーブル12は、ポート識別子と、ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を、複数のポート識別子について記憶する記憶する。図3は、実施例2に係るネットワークグループテーブルに記憶される情報の例を示す図である。図3に示すように、ネットワークグループテーブル12は、「ポート番号、ネットワークグループ」として「1、00000011」、「2、00000011」、「3、00000100」、「4、00000100」、「5、00010000」、「6、00100000」などと記憶する。
ここで記憶される「ポート番号」は、通信制御I/F部11が有するポート1〜6を識別する識別子である。「ネットワークグループ」は、通信制御I/F部11が有するポート1〜6各々について、各ポートが接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子である。
図3の例の場合、ポート番号=1を有するポート1は、ネットワークグループ=00000011に接続されていることを示す。また、ポート番号=2を有するポート2は、ネットワークグループ=00000011に接続されていることを示す。ポート番号=3を有するポート3は、ネットワークグループ=00000100に接続されていることを示す。ポート番号=4を有するポート4は、ネットワークグループ=00001000に接続されていることを示す。ポート番号=5を有するポート5は、ネットワークグループ=00010000に接続されていることを示す。ポート番号=6を有するポート6は、ネットワークグループ=00100000に接続されていることを示す。つまり、ポート1とポート2は、同一のネットワークに接続されており、他ポートは、別々のネットワークに接続されている。
パーティションテーブル13は、各ポートを識別するポート番号と、各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する。図4は、実施例2に係るパーティションテーブルに記憶される情報の例を示す図である。図4に示すように、パーティションテーブル13は、「ポート番号、パーティショングループ」として「1、001101」、「2、110010」、「3、001101」、「4、001101」、「5、110010」、「6、110010」などと記憶する。
ここで記憶される「ポート番号」は、通信制御I/F部11が有するポート1〜6を識別する識別子である。「パーティショングループ」は、通信制御I/F部11が有するポート1〜6各々について、各ポートが属するパーティショングループを識別するパーティション識別子である。
図4の例の場合、ポート番号=1を有するポート1は、パーティショングループ=001101に属し、ポート番号=2を有するポート2は、パーティショングループ=110010に属していることを示す。また、ポート番号=3を有するポート3は、パーティショングループ=001101に属し、ポート番号=4を有するポート4は、パーティショングループ=001101に属していることを示す。また、ポート番号=5を有するポート5は、パーティショングループ=110010に属し、ポート番号=6を有するポート6は、パーティショングループ=110010に属していることを示す。つまり、ポート1、ポート3、ポート4は、同じパーティショングループ=001101に属し、ポート2、ポート5、ポート6は、同じパーティショングループ=110010に属している。
MACテーブル14は、ポート番号とポート番号を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する。図5は、実施例2に係るMACテーブルに記憶される情報の例を示す図である。このMACテーブル13は、学習されるたびに情報が登録される。なお、図5左図は、アドレスAを学習する前の状態であり、図5右図は、アドレスAを学習した後の状態を示す。また、図2に示したWは、データを書き込むインタフェースの種別を示し、Rは、データを読み出すインタフェースの種別を示す。
図5に示すように、MACテーブル13は、「アドレス、ポート番号」として「C、3」などと記憶する。ここで記憶される「アドレス」は、装置のMACアドレスを示し、「ポート番号」は、当該アドレスを宛先とするデータの送信先ポートを示す。例えば、「アドレス=C、ポート番号=1」が記憶される場合、宛先がアドレスCであるデータは、ポート1を送信先とすることを示す。
制御部15は、送信元特定部15aとネットワーク特定部15bとポート特定部15cと格納制御部15dとを有し、これらによってアドレス学習を実行する制御部である。なお、制御部15は、制御プログラムや各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納する内部メモリを有していてもよい。
送信元特定部15aは、データが受信された場合に、データの送信元アドレスを抽出する。例えば、送信元特定部15aは、アドレスAを送信元とするデータAをポート1から受信した場合、データAのヘッダ等から送信元アドレスAを抽出する。そして、送信元特定部15aは、抽出した送信元アドレスAおよびデータAをネットワーク特定部15bに出力する。
ネットワーク特定部15bは、データを受信した場合に、データが受信されたポートが接続されるネットワークグループをネットワークグループテーブル12から特定する。例えば、ポート1が、アドレスAを送信元とするデータAを受信し、送信元特定部15aが、抽出した送信元アドレスAおよび受信したデータAなどをネットワーク特定部15bに出力した例で説明する。
この場合、ネットワーク特定部15bは、ネットワークグループテーブル12を参照して、ポート番号1に対応付けられているネットワークグループ=00000011を特定する。その後、ネットワーク特定部15bは、受信ポート=ポート番号1、送信元アドレス=AとするデータA、ネットワークグループ=00000011などをポート特定部15cに出力する。
ポート特定部15cは、ネットワーク特定部15bによって特定されたネットワークグループに対応付けてネットワークグループテーブル12に記憶されるポート番号を特定する。上述した例を用いて説明すると、ポート特定部15cは、受信ポート=ポート番号1、送信元アドレス=AとするデータAおよびネットワークグループ=00000011を、ネットワーク特定部15bから受信する。そして、ポート特定部15cは、ネットワークグループテーブル12を参照して、受信したネットワークグループ=00000011に対応付けられて記憶されているポートのうち、受信ポートであるポート番号1以外のポート番号2を特定する。その後、ポート特定部15cは、ポート番号1、ポート番号2、送信元アドレスA、データA、ネットワークグループ=00000011などを格納制御部15dに出力する。
格納制御部15dは、ポート特定部15cから受信した送信元アドレス等の情報が未学習である場合に、または、送信元アドレス等の情報が更新されている場合に、受信した情報を学習した上でスイッチング制御部16に出力する。また、格納制御部15dは、ポート特定部15cから受信した送信元アドレス等の情報が学習済みである場合に、または、送信元アドレス等が更新されていない場合、学習することなく、受信した情報をスイッチング制御部16に出力する。
例えば、MACテーブル14が、図5左図に示すように「C、3」を記憶している場合に、格納制御部15dが、ポート番号1、ポート番号2、送信元アドレスA、データA、ネットワークグループ=00000011を受信したとする。この場合、格納制御部15dは、ポート番号1および2と、送信元アドレスAとの対応付けがMACテーブル14に格納されていないので、ポート特定部15cから受信したアドレス等の情報が未学習であると判定する。そして、格納制御部15dは、図5右図に示すように、「アドレス、ポート番号」を示す新たなレコードとして、「A、1、2」をMACテーブル14に格納する。
その後、格納制御部15dは、ポート特定部15cから受信したデータやアドレスなどの情報をスイッチング制御部16に送信する。この結果、スイッチング制御部16は、アドレスAを宛先とするデータを受信した場合には、ポート1とポート2のうち受信ポートと同一パーティションに属するポートから当該データを転送できる。
別例として、格納制御部15dは、ポート特定部15cから受信したポート番号と送信元アドレスとが対応付けてMACテーブル14に格納されている場合には、学習済みと判定する。学習済みと判定した場合、格納制御部15dは、ポート特定部15cから受信したデータやアドレスなどの情報を学習することなく、スイッチング制御部16に送信する。
また、MACテーブル14が図5左図の状態で、格納制御部15dが、ポート番号3および1、送信元アドレスCとするデータCをポート特定部15cから受信したとする。この場合、格納制御部15dは、アドレスCに対応する情報がMACテーブル14に記憶されているが、記憶されているポート番号と受信したポート番号とが異なるので、学習済みの情報を更新すると判定する。すると、格納制御部15dは、既に記憶されている「アドレス、ポート番号」である「C、3」を「C、1、3」で上書きする。その後、格納制御部15dは、ポート特定部15cから受信したデータやアドレスなどの情報をスイッチング制御部16に送信する。
図2に戻り、スイッチング制御部16は、データのスイッチング処理を実行して、受信されたデータを宛先に転送する。具体的には、スイッチング制御部16は、受信されたデータの宛先アドレスが学習済みの場合には、学習済みのポートのうち、受信ポートと同一パーティションに属するポートから送信する。また、スイッチング制御部16は、受信されたデータの宛先アドレスが未学習済みの場合には、同一パーティション内のポートに対してフラッディング処理を実行する。
一例として、スイッチング制御部16は、宛先がアドレスAで受信ポートがポート番号4とするデータを格納制御部15dから受信した場合、図5右図に示したMACテーブル14を参照し、宛先のアドレスAに対応付けられたポート番号1と2を特定する。そして、スイッチング制御部16は、パーティションテーブル13を参照し、受信ポート番号4が属するパーティショングループ「001101」を特定する。さらに、スイッチング制御部16は、パーティションテーブル13を参照し、MACテーブル14から特定した上記ポート番号1が属するパーティショングループ「001101」と、ポート番号2が属するパーティショングループ「110010」とを特定する。
そして、スイッチング制御部16は、ポート番号1および2のうち、受信ポート番号4と同じパーティショングループ「001101」に属するポート番号1を特定する。その後、スイッチング制御部16は、ポート番号1のポートから上記データを送信する。
別例として、スイッチング制御部16は、宛先がアドレスBで受信ポートがポート番号2とするデータを格納制御部15dから受信した場合、図5右図に示したMACテーブル14を参照し、宛先のアドレスBが記憶されていないので未学習であると判定する。このため、スイッチング制御部16は、パーティションテーブル13を参照し、受信ポート番号2が属するパーティショングループ「110010」を特定する。さらに、スイッチング制御部16は、パーティションテーブル13を参照し、特定したパーティショングループ「110010」に属するポート番号2、5、6を特定する。その後、スイッチング制御部16は、特定したポート番号2、5、6のうち、受信ポート番号2以外のポート番号5のポートおよびポート番号6のポートのそれぞれからデータを送信する。
[スイッチによる処理の流れ]
図6は、実施例2に係るスイッチにおける学習処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、スイッチ10の送信元特定部15aは、データが受信された場合に(ステップS101Yes)、当該データから送信元アドレスを抽出する(ステップS102)。このときに、送信元特定部15aは、当該データを送信元特定部15aに転送した転送元ポートを特定したり、当該データのヘッダ等を参照したりして、当該データが受信されたポートを抽出してもよい。
続いて、ネットワーク特定部15bは、データが受信された受信ポートを抽出し(ステップS103)、抽出されたポートが接続されるネットワークグループをネットワークグループテーブル12から特定する(ステップS104)。
そして、ポート特定部15cは、ネットワーク特定部15bが特定したネットワークグループに対応付けてネットワークグループテーブル12に記憶されるポート番号のうち、受信ポート以外のポートを特定する(ステップS105)。
その後、格納制御部15dは、受信されたデータの送信元アドレスが学習済みであるか否かかつ学習内容に変更がないか否かを判定する(ステップS106)。そして、格納制御部15dは、学習済みでない又は学習内容に変更があると判定した場合(ステップS106否定)、送信元アドレスと各種ポート番号とを学習する(ステップS107)。
一方、格納制御部15dは、学習済みであるかつ学習内容に変更がないと判定した場合(ステップS106肯定)、ステップS107を実行することなく、ステップS108を実行する。
その後、スイッチング制御部16は、スイッチング処理を実行して、データを宛先に送信する(ステップS108)。例えば、スイッチング制御部16は、スイッチ10が受信したデータの宛先アドレスが学習済みである場合には、MACテーブル14から該当するポート特定し、特定したポートのうち受信ポートと同一パーティションに属するポートから当該データを送信する。また、スイッチング制御部16は、スイッチ10が受信したデータの宛先アドレスが未学習である場合には、フラッディング処理によって当該データを送信する。
[実施例2による効果]
実施例2によれば、スイッチ10は、アドレスを学習する際には、受信ポート以外にも、受信ポートと同一ネットワークに接続される他ポートとを対応付けて学習することができる。したがって、スイッチ10は、受信ポートが属するパーティションとは異なるパーティションに属するポートにおいて、学習済みのアドレスを宛先とするデータを受信した場合であっても、送信先ポートを特定できるので、フラッディング処理を実行しない。この結果、フラッディングを防止した効率的なデータ中継処理を実行できる。
ところで、実施例2では、スイッチ10が、受信ポートとともに、受信ポートと同一ネットワークに接続される他ポートとを対応付けて学習する例について説明したが、これに限定されるものではない。実施例3では、スイッチが、受信ポートとともに、受信ポートと同一パーティションに属するポートと同一ネットワークに属するポートを学習する例について説明する。なお、スイッチの接続関係は、図1と同様とする。実施例3では、スイッチの構成、スイッチによる処理の流れ、実施例3による効果を順に説明する。
[スイッチの構成]
図7は、実施例3に係るスイッチの構成を示すブロック図である。図7に示すように、スイッチ20は、通信制御I/F部21、ネットワークグループテーブル22、パーティションテーブル23、MACテーブル24、制御部25、スイッチング制御部26を有する。
なお、制御部25や制御部25が有する各部等は、集積回路や電子回路である。また、ネットワークグループテーブル22、パーティションテーブル23、MACテーブル24は、半導体素子やハードディスクなどの記憶装置である。
通信制御I/F部21は、実施例2と同様、ポート番号1〜6各々が割り当てられたポート1〜6を有し、他の装置との間の通信を制御するインタフェースである。
ネットワークグループテーブル22は、各ポートを識別するポート番号と、各ポートが接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて記憶する。なお、ネットワークグループテーブル22が記憶する情報は、実施例2で説明した図3と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
パーティションテーブル23は、各ポートを識別するポート番号と、各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する。なお、パーティションテーブル23が記憶する情報は、実施例2で説明した図4と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
MACテーブル24は、ポート番号とポート番号を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する。図8は、実施例3に係るMACテーブルに記憶される情報の例を示す図である。なお、図8左図は、アドレスBを学習する前の状態であり、図8右図は、アドレスBを学習した後の状態を示す。つまり、MACテーブル24は、学習されるたびに情報が登録される。図8に示すように、MACテーブル24は、「アドレス、ポート番号」として「C、3」などと記憶する。ここで記憶される「アドレス」および「ポート番号」は、実施例2で説明した図5と同様なので、詳細な説明は省略する。
制御部25は、送信元特定部25aと第1ポート特定部25bと第2ポート特定部25cと格納制御部25dとを有し、これらによってアドレスを学習する制御部である。なお、制御部25は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有していてもよい。
送信元特定部25aは、データが受信された場合に、データの送信元アドレスを抽出する。なお、送信元特定部25aが実行する各種処理は、実施例2で説明した送信元特定部15aと同様であるので、詳細な説明は省略する。
第1ポート特定部25bは、受信ポートのポート番号に対応付けてパーティションテーブル23に記憶されるパーティショングループを特定する。そして、第1ポート特定部25bは、特定したパーティショングループに対応付けてパーティションテーブル23に記憶されるポート番号のうち、受信ポートのポート番号とは異なるポート番号を特定する。
例えば、ポート4が、アドレスBを送信元とするデータBを受信し、送信元特定部25aが、当該データBを第1ポート特定部25bに出力した例で説明する。この場合、第1ポート特定部25bは、パーティションテーブル23を参照し、受信ポート4に対応付けて記憶されるパーティショングループとして「001101」を特定する。続いて、第1ポート特定部25bは、パーティションテーブル23を参照し、ポート番号4以外でパーティショングループ「001101」に対応付けられたポート番号1および3を特定する。その後、第1ポート特定部25bは、受信ポート=ポート番号4、アドレスBを送信元とするデータB、パーティショングループ=001101、特定したポート番号=ポート番号1およびポート番号3を第2ポート特定部25cに出力する。
第2ポート特定部25cは、第1ポート特定部25bが特定したポート番号に対応付けられてネットワークグループテーブル22に記憶されるネットワークグループを特定する。そして、第2ポート特定部25cは、特定したネットワークグループと同じネットワークグループに対応付けてネットワークグループテーブル22に格納されるポート番号を特定する。さらに、第2ポート特定部25cは、特定したポート番号のうち、第1ポート特定部25bによって特定されたパーティショングループとは異なるパーティショングループに対応付けてパーティションテーブル23に記憶されるポート番号を特定する。
上述したデータBを例にして説明すると、第2ポート特定部25cは、ネットワークグループテーブル22を参照し、第1ポート特定部25bが特定したポート1に対応付けられたネットワークグループ「00000011」を特定する。同様に、第2ポート特定部25cは、ネットワークグループテーブル22を参照し、第1ポート特定部25bが特定したポート3に対応付けられたネットワークグループ「00000100」を特定する。
そして、第2ポート特定部25cは、ネットワークグループテーブル22を参照し、ポート番号1に対応するネットワークグループ「00000011」と同じネットワークグループに接続されるポート番号2を特定する。また、第2ポート特定部25cは、ネットワークグループテーブル22を参照し、ポート番号3に対応するネットワークグループ「00000100」と同じネットワークグループに接続されるポートが存在しないと特定する。
その後、第2ポート特定部25cは、パーティションテーブル23を参照し、特定したポート番号2に対応付けられているパーティショングループ「110010」を特定する。そして、第2ポート特定部25cは、第1ポート特定部25bが特定したパーティショングループが「001101」であり、ポート番号2に対応付けられているパーティショングループが「110010」であることより、ポート番号2を学習対象として決定する。その後、第2ポート特定部25cは、ポート番号2、ポート番号4、送信元アドレスB、データBを格納制御部25dに出力する。
格納制御部25dは、第2ポート特定部25cから受信した送信元アドレス等の情報が未学習である場合に、または、送信元アドレス等の情報が更新されている場合に、受信した情報を学習した上でスイッチング制御部26に出力する。また、格納制御部25dは、第2ポート特定部25cから受信した送信元アドレス等の情報が学習済みである場合に、かつ、送信元アドレス等の情報が更新されていない場合に、学習することなく、受信した情報をスイッチング制御部26に出力する。
例えば、MACテーブル24が、図8左図に示すように「C、3」を記憶している場合に、格納制御部25dが、ポート番号4、ポート番号2、送信元アドレスB、データBを第2ポート特定部25cから受信したとする。この場合、格納制御部25dは、ポート番号4とポート番号2とアドレスBの対応付けがMACテーブル24に記憶されていないので、未学習であると判定する。そして、格納制御部25dは、図8右図に示すように、「アドレス、ポート番号」を示す新たなレコードとして、「B、2、4」をMACテーブル24に格納する。その後、格納制御部25dは、第2ポート特定部25cから受信したデータやアドレスなどの情報をスイッチング制御部26に送信する。
別例として、格納制御部25dは、第2ポート特定部25cから受信したポート番号と送信元アドレスとが対応付けてMACテーブル24に格納されている場合には、学習済みと判定する。学習済みと判定した場合、格納制御部25dは、第2ポート特定部25cから受信したデータやアドレスなどの情報を学習することなく、スイッチング制御部26に送信する。
また、MACテーブル24が図8左図の状態で、格納制御部25dが、ポート番号3、ポート番号1、送信元アドレスCであるデータCを第2ポート特定部25cから受信したとする。この場合、格納制御部25dは、アドレスCに対応する情報がMACテーブル24に記憶されているが、記憶されているポート番号と受信したポート番号とが異なるので、学習済みの情報を更新すると判定する。すると、格納制御部25dは、既に記憶されている「アドレス、ポート番号」である「C、3」を「C、1、3」で上書きする。その後、格納制御部25dは、第2ポート特定部25cから受信したデータやアドレスなどの情報をスイッチング制御部26に送信する。
スイッチング制御部26は、データのスイッチング制御を実行して、受信されたデータを宛先に転送する。なお、スイッチング制御部26が実行する具体的な処理は、実施例2で説明したスイッチング制御部16と同様であるので、詳細な説明は省略する。
[スイッチによる処理の流れ]
図9は、実施例3に係るスイッチにおける学習処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、スイッチ20の送信元特定部25aは、データが受信された場合に(ステップS201Yes)、当該データから送信元アドレスを抽出する(ステップS202)。
そして、第1ポート特定部25bは、当該データを受信したポートを抽出し(ステップS203)、抽出したポートが属するパーティショングループをパーティションテーブル23から特定する(ステップS204)。
続いて、第1ポート特定部25bは、特定したパーティショングループに対応付けてパーティションテーブル23が記憶するポート番号のうち、受信ポートのポート番号とは異なるポート番号を特定する(ステップS205)。
そして、第2ポート特定部25cは、ネットワークグループテーブル22を参照し、第1ポート特定部25bが特定したポート番号に対応付けられたネットワークグループを特定する(ステップS206)。
続いて、第2ポート特定部25cは、ネットワークグループテーブル22を参照し、ステップS205で特定したネットワークグループと同じネットワークグループに属するポート番号を特定する(ステップS207)。
さらに、第2ポート特定部25cは、パーティションテーブル23を参照し、ステップS207で特定したポート番号のうち、ステップS205で特定されたパーティショングループとは異なるグループに属するポート番号を特定する(ステップS208)。
その後、格納制御部25dは、受信されたデータの送信元アドレスが未学習であるか否か、かつ、学習内容に変更がないか否かを判定する(ステップS209)。そして、格納制御部25dは、学習済みでない又は学習内容に変更があると判定した場合(ステップS209否定)、アドレスおよびポート番号を学習する(ステップS210)。すなわち、格納制御部25dは、ステップS202で抽出されたアドレスと、ステップS203で抽出されたポート番号と、ステップS208で特定されたポート番号とを対応付けてMACテーブル24に格納する。
一方、格納制御部25dは、学習済みであり、かつ学習内容に変更がないと判定した場合(ステップS209肯定)、ステップS210を実行することなく、ステップS211を実行する。その後、スイッチング制御部26は、スイッチング処理を実行して、データを宛先に送信する(ステップS211)。
[実施例3による効果]
従来のパーティション情報の学習手法では、パーティションごとにMACテーブルを作成したり、MACテーブルにパーティション情報を格納したりすることになる。例えば、スイッチが4つのパーティションを有する場合には、MACテーブルの各テーブル(エントリ)に2ビットの情報を持たせることになる。
この結果、容量の多いMACテーブルを用意したり、システムボード上に容量の大きいMACテーブルを設置する領域を設けたりすることになる。この結果、従来のパーティション情報の学習手法では、ハードウェアのコストが増大する。さらに、同一のアドレスに対してもパーティションごとに学習するので、テーブルエントリを多く消費し、使用効率が低下する。
これに対して、実施例3によれば、スイッチ20は、アドレスを学習する際には、受信ポート以外にも、次のようなポートを学習できる。すなわち、スイッチ20は、受信ポートと同一パーティションに属するポートと同一ネットワークに接続されるとともに、受信ポートとは異なるパーティションに属するポートを対応付けて学習することができる。したがって、スイッチ20は、受信ポートが属するパーティションとは異なるパーティションに属するポートにおいて、学習済みのアドレスを宛先とするデータを受信した場合であっても、送信先ポートを特定できるので、フラッディング処理を実行しない。この結果、フラッディングを防止した効率的なデータ中継処理を実行できる。
また、スイッチ20では、アドレスを学習する際に、パーティション情報を学習することもなく、パーティションごとに別々のテーブルを設けることもない。したがって、パーティション情報やビット情報を設けることもなく、エントリ数の増加も防止でき、ハードウェアのコストを抑えることができる。
ところで、開示するスイッチは、実施例2で説明した手法と実施例3で説明した手法を併用することもできる。実施例4では、実施例2で説明した手法と実施例3で説明した手法とを併用した学習例を説明する。なお、実施例4に係るスイッチは、例えば実施例3で説明したスイッチ20と同様の構成で実現できるので、ここでは詳細な説明は省略する。したがって、実施例4では、図7に示したスイッチ20を例にして説明する。
図10は、実施例4に係るスイッチにおける学習処理の流れを示すフローチャートである。図10に示すように、スイッチ20の送信元特定部25aは、データが受信された場合に(ステップS301Yes)、当該データから送信元アドレスを抽出する(ステップS302)。また、送信元特定部25aは、当該データが受信された受信ポートを抽出する(ステップS303)。
そして、第1ポート特定部25bは、送信元特定部25aによって抽出された受信ポートが接続されるネットワークグループを、ネットワークグループテーブル22から特定する(ステップS304)。続いて、第2ポート特定部25cは、特定されたネットワークグループに対応付けてネットワークグループテーブル12が記憶するポート番号のうち、送信元特定部25aによって抽出された受信ポート以外のポートを特定する(ステップS305)。
その後、格納制御部25dは、ステップS301で抽出された送信元アドレスと、ステップS302で抽出された受信ポートのポート番号と、ステップS305で抽出されたポート番号とを対応付けた学習対象情報(組1)を生成する(ステップS306)。
さらに、スイッチ20は、図9で説明したステップS204〜ステップS208までと同様の処理であるステップS307〜ステップS311を実行する。つまり、スイッチ20は、受信ポートと同一パーティショングループに属するポートを特定し、特定したポートと同一ネットワークグループに属しかつ受信ポートと異なるパーティショングループに属するポートを特定する。この結果、スイッチ20は、送信元アドレスと、受信ポートのポート番号と、ステップS307〜ステップS311で特定した上記ポートのポート番号とを対応付けた学習対象情報(組2)を生成する(ステップS312)。
その後、格納制御部25dは、ステップS306で生成した学習対象情報(組1)とステップS312で生成した学習対象情報(組2)とをマージする(ステップS313)。すなわち、格納制御部25dは、送信元アドレスと、組1が有するポート番号と、組2が有するポート番号とを対応付けた学習対象情報(組3)を生成する。
そして、格納制御部25dは、学習対象情報(組3)が学習済みであるかつ学習内容に変更がないかを判定する(ステップS314)。つまり、格納制御部25dは、学習対象情報(組3)が有する送信元アドレスとポート番号と対応付けが、MACテーブル24に格納されているか否かを判定する。
格納制御部25dは、学習済みでない又は学習内容に変更があると判定した場合(ステップS314否定)、学習対象情報(組3)を学習する(ステップS315)。その後、スイッチング制御部26は、スイッチング処理を実行して、データを宛先に送信する(ステップS316)。一方、格納制御部25dは、学習済みであり、かつ学習内容に変更がないと判定した場合(ステップS314肯定)、ステップS315を実行することなく、ステップS316を実行する。
実施例4によれば、スイッチ20は、アドレスを学習する際に、受信ポートと、受信ポートと同一ネットワークに接続される他ポートとを対応付けて学習する。さらに、スイッチ20は、受信ポートと同一パーティションに属するポートと同一ネットワークに接続されるとともに、受信ポートとは異なるパーティションに属するポートを対応付けて学習することができる。この結果、1度の学習でアドレスとポートを多く対応付けることができるので、その後のスイッチング処理では、実施例2の効果と実施例3の効果を同時に実現することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に異なる実施例を説明する。
(システム)
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、例えば図3〜図5、図8等に示した各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、例えばネットワーク特定部15bとポート特定部15cとを統合するなど各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(プログラム)
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。
図11は、アドレス学習プログラムを実行するコンピュータシステムの例を示す図である。図11に示すように、コンピュータシステム100は、バス100aにCPU105、ROM(Read Only Memory)104、RAM(Random Access Memory)101が接続される。また、コンピュータシステム100は、バス100aにNIC(Network Interface Card)102、HDD(Hard Disk Drive)103が接続されている。また、HDD103には、図2や図6に示した各テーブルと同様の機能を有するネットワークテーブルグループ103a、MACテーブル103b、パーティションテーブル103cが設けられる。
ROM104は、アドレス学習プログラム104aを保持する。記録媒体の例としてROM104を例に挙げたが、HDD、RAM、CD−ROM等の他のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に各種プログラムを格納しておき、コンピュータに読み取らせることとしてもよい。なお、記憶媒体を遠隔地に配置し、コンピュータが、その記憶媒体にアクセスすることでプログラムを取得して利用してもよい。また、その際、取得したプログラムをそのコンピュータ自身の記録媒体に格納して用いてもよい。
CPU105は、アドレス学習プログラム104aを読み出して実行することで、図2や図6で説明した各機能を実行するアドレス学習プロセス105aを動作させる。すなわち、アドレス学習プロセス105aは、制御部15や制御部25と同様の機能を実行する。また、アドレス学習プロセス105aは、スイッチング制御部16やスイッチング制御部26と同様の機能も実行することもできる。このようにコンピュータシステム100は、ROM104からプログラムを読み出して実行することでアドレス学習方法を実行する通信処理装置として動作する。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)ポート識別子と、前記ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を、複数のポート識別子について記憶する第1記憶部と、
前記ポート識別子と、前記ポート識別子を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する第2記憶部と、
データが受信された場合に、前記データが受信された受信ポートのポート識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し、特定された前記ネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶される、前記受信ポート以外のポート識別子を特定し、特定された前記ポート識別子と、前記受信ポートのポート識別子と、前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて前記第2記憶部に格納する制御部と
を有することを特徴とする通信処理装置。
(付記2)前記ポート識別子と、前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部をさらに有し、
前記制御部は、前記データが受信された場合に、前記受信ポートのポート識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるパーティション識別子を特定し、
特定されたパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち、前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、
特定されたポート識別子に対応付けられて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し、特定されたネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに前記特定したパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定し、
特定されたポート識別子をさらに対応付けて前記第2記憶部に格納することを特徴とする付記1に記載の通信処理装置。
(付記3)前記制御部は、前記データの送信元のアドレス情報が前記第2記憶部に記憶されていない場合、または、前記データの送信元のアドレス情報に対応付けられて前記第2記憶部に記憶されるポート番号が前記特定されたポート番号と異なる場合に、前記送信元のアドレス情報と前記特定されたポート番号とを対応付けて前記第2記憶部に格納することを特徴とする付記1または2に記載の通信処理装置。
(付記4)前記制御部は、前記データが受信された場合に、前記データの宛先のアドレス情報が前記第2記憶部に記憶されているか否かを判定し、
記憶されていると判定された場合に、前記宛先のアドレス情報に対応付けられたポート識別子を前記第2記憶から抽出し、
抽出されたポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を前記第3記憶部から抽出するとともに、前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を前記第3記憶部から抽出し、
抽出されたポート識別子を有するポートのうち前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子と同一のパーティションに属するポート識別子を有するポートから、前記データを送信することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の通信処理装置。
(付記5)前記制御部は、前記データの宛先のアドレス情報が前記第2記憶部に記憶されていないと判定された場合に、前記データが受信されたポートと同一のパーティションに属するポート識別子を前記第3記憶部から特定し、特定したポート識別子を有するポートから前記データを送信することを特徴とする付記4に記載の通信処理装置。
(付記6)ポート識別子と、前記ポート識別子によって特定されるポートが接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を、複数のポート識別子について記憶する第1記憶部と、
前記ポート識別子と、前記ポート識別子を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する第2記憶部と、
前記ポート識別子と、前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部と、
データが受信された場合に、前記受信ポートのポート識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるパーティション識別子を特定し、特定されたパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、特定された前記ポート識別子に対応付けられて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し、特定された前記ネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに、前記特定されたパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定し、特定された前記ポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて前記第2記憶部に格納する制御部と、
を有することを特徴とする通信処理装置。
(付記7)コンピュータに、
データが受信された場合に、ポート識別子と前記ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を複数のポート識別子について記憶する第1記憶部から、前記データが受信された受信ポートのポート識別子に対応付けられたネットワーク識別子を特定し、
特定した前記ネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶される前記受信ポート以外のポート識別子を特定し、
特定した前記ポート識別子と前記受信ポートのポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて第2記憶部に格納する、
処理を実行させることを特徴とするアドレス学習プログラム。
(付記8)前記コンピュータに、
前記データが受信された場合に、前記ポート識別子と前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部から前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を特定し、
特定したパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち、前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、
特定したポート識別子に対応付けられて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し、特定したネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに、前記特定したパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定する処理をさらに実行させ、
前記第2記憶部に格納する処理として、
特定したポート識別子をさらに対応付けて前記第2記憶部に格納する処理を実行させることを特徴とする付記7に記載のアドレス学習プログラム。
(付記9)前記第2記憶部に格納する処理として、
前記データの送信元のアドレス情報が前記第2記憶部に記憶されていない場合、または、前記データの送信元のアドレス情報に対応付けられて前記第2記憶部に記憶されるポート番号が前記特定されたポート番号と異なる場合に、前記送信元アドレスと前記特定されたポート番号とを対応付けて前記第2記憶部に格納する処理を実行させることを特徴とする付記7または8に記載のアドレス学習プログラム。
(付記10)前記コンピュータに、
前記データが受信された場合に、前記データの宛先アドレスが前記第2記憶部に記憶されているか否かを判定し、
前記第2記憶部に記憶されていると判定した場合に、前記宛先アドレスに対応付けられたポート識別子を前記第2記憶部から抽出し、
抽出したポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を前記第3記憶部から抽出するとともに、前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を前記第3記憶部から抽出し、
抽出したポート識別子を有するポートのうち、前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子と同一のパーティションに属するポート識別子を有するポートから、前記データを送信する処理をさらに実行させることを特徴とする付記7〜9のいずれか一つに記載のアドレス学習プログラム。
(付記11)前記送信する処理として、
記憶されていないと判定した場合に、前記データが受信されたポートと同一のパーティションに属するポート識別子を前記第3記憶部から特定し、特定したポート識別子を有するポートから前記データを送信する処理を実行させることを特徴とする付記10に記載のアドレス学習プログラム。
(付記12)コンピュータに、
データが受信された場合に、各ポートを識別するポート識別子と前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部から、前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を特定し、特定したパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、
前記ポート識別子と前記各ポートが接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて記憶する第1記憶部から、前記特定したポート識別子に対応付けられたネットワーク識別子を特定し、特定したネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに、前記特定したパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定し、
特定したポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて第2記憶部に格納する、
処理を実行させることを特徴とするアドレス学習プログラム。
(付記13)コンピュータによって実行されるアドレス学習方法であって、
データが受信された場合に、ポート識別子と前記ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を複数のポート識別子について記憶する第1記憶部から、前記データが受信された受信ポートのポート識別子に対応付けられたネットワーク識別子を特定し、
特定した前記ネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶される前記受信ポート以外のポート識別子を特定し、
特定した前記ポート識別子と前記受信ポートのポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて第2記憶部に格納する、
ことを特徴とするアドレス学習方法。
(付記14)コンピュータによって実行されるアドレス学習方法であって、
データが受信された場合に、各ポートを識別するポート識別子と前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部から、前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を特定し、特定したパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、
前記ポート識別子と前記各ポートが接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて記憶する第1記憶部から、前記特定したポート識別子に対応付けられたネットワーク識別子を特定し、特定したネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに、前記特定したパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定し、
特定したポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて第2記憶部に格納する、
ことを特徴とするアドレス学習方法。
1a、10、20 スイッチ
11、21 通信制御I/F部
12、22 ネットワークグループテーブル
13、23 パーティションテーブル
14、24 MACテーブル
15、25 制御部
15a、25a 送信元特定部
15b ネットワーク特定部
15c ポート特定部
15d 25d 格納制御部
16、26 スイッチング制御部
25b 第1ポート特定部
25c 第2ポート特定部

Claims (9)

  1. ポート識別子と、前記ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を、複数のポート識別子について記憶する第1記憶部と、
    前記ポート識別子と、前記ポート識別子を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する第2記憶部と、
    データが受信された場合に、前記データが受信された受信ポートのポート識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し特定された前記ネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶される、前記受信ポート以外のポート識別子を特定し、特定された前記ポート識別子と、前記受信ポートのポート識別子と、前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて前記第2記憶部に格納する制御部と
    を有することを特徴とする通信処理装置。
  2. 前記ポート識別子と、前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部をさらに有し、
    前記制御部は、前記データが受信された場合に、前記受信ポートのポート識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるパーティション識別子を特定し、
    特定されたパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち、前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、
    特定されたポート識別子に対応付けられて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し、特定されたネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに前記特定したパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定し、
    特定されたポート識別子をさらに対応付けて前記第2記憶部に格納することを特徴とする請求項1に記載の通信処理装置。
  3. 前記制御部は、前記データが受信された場合に、前記データの宛先のアドレス情報が前記第2記憶部に記憶されているか否かを判定し、
    記憶されていると判定された場合に、前記宛先のアドレス情報に対応付けられたポート識別子を前記第2記憶から抽出し、
    抽出されたポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を前記第3記憶部から抽出するとともに、前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を前記第3記憶部から抽出し、
    抽出されたポート識別子を有するポートのうち前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子と同一のパーティションに属するポート識別子を有するポートから、前記データを送信することを特徴とする請求項1または2に記載の通信処理装置。
  4. 前記制御部は、前記データの宛先のアドレス情報が前記第2記憶部に記憶されていないと判定された場合に、前記データが受信されたポートと同一のパーティションに属するポート識別子を前記第3記憶部から特定し、特定したポート識別子を有するポートから前記データを送信することを特徴とする請求項3に記載の通信処理装置。
  5. ポート識別子と、前記ポート識別子によって特定されるポートが接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を、複数のポート識別子について記憶する第1記憶部と、
    前記ポート識別子と、前記ポート識別子を有するポートを介して接続される装置のアドレス情報とを対応付けて記憶する第2記憶部と、
    前記ポート識別子と、前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部と、
    データが受信された場合に、前記受信ポートのポート識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるパーティション識別子を特定し、特定されたパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、特定された前記ポート識別子に対応付けられて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し、特定された前記ネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに、前記特定されたパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定し、特定された前記ポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて前記第2記憶部に格納する制御部と、
    を有することを特徴とする通信処理装置。
  6. コンピュータに、
    データが受信された場合に、ポート識別子と前記ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を複数のポート識別子について記憶する第1記憶部から、前記データが受信された受信ポートのポート識別子に対応付けられたネットワーク識別子を特定し、
    特定した前記ネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶される前記受信ポート以外のポート識別子を特定し、
    特定した前記ポート識別子と前記受信ポートのポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて第2記憶部に格納する、
    処理を実行させることを特徴とするアドレス学習プログラム。
  7. 前記コンピュータに、
    前記データが受信された場合に、前記ポート識別子と前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部から前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を特定し、
    特定したパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち、前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、
    特定したポート識別子に対応付けられて前記第1記憶部に記憶されるネットワーク識別子を特定し、特定したネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに、前記特定したパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定する処理をさらに実行させ、
    前記第2記憶部に格納する処理として、
    特定したポート識別子をさらに対応付けて前記第2記憶部に格納する処理を実行させることを特徴とする請求項6に記載のアドレス学習プログラム。
  8. コンピュータに、
    データが受信された場合に、各ポートを識別するポート識別子と前記各ポートが属するパーティションを識別するパーティション識別子とを対応付けて記憶する第3記憶部から、前記受信ポートのポート識別子に対応付けられたパーティション識別子を特定し、特定したパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子のうち前記受信ポートのポート識別子とは異なるポート識別子を特定し、
    前記ポート識別子と前記各ポートが接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて記憶する第1記憶部から、前記特定したポート識別子に対応付けられたネットワーク識別子を特定し、特定したネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に格納されるとともに、前記特定したパーティション識別子とは異なるパーティション識別子に対応付けて前記第3記憶部に記憶されるポート識別子を特定し、
    特定したポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて第2記憶部に格納する、
    処理を実行させることを特徴とするアドレス学習プログラム。
  9. コンピュータによって実行されるアドレス学習方法であって、
    データが受信された場合に、ポート識別子と前記ポート識別子によって特定されるポートに接続されるネットワークを識別するネットワーク識別子との対応関係を複数のポート識別子について記憶する第1記憶部から、前記データが受信された受信ポートのポート識別子に対応付けられたネットワーク識別子を特定し、
    特定した前記ネットワーク識別子に対応付けて前記第1記憶部に記憶される前記受信ポート以外のポート識別子を特定し、
    特定した前記ポート識別子と前記受信ポートのポート識別子と前記データの送信元のアドレス情報とを対応付けて第2記憶部に格納する、
    ことを特徴とするアドレス学習方法。
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