JP2012155759A - 文字入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作キーを少なくしても文字の入力を容易にする。
【解決手段】 文字入力装置は、選択キーと、第1入力キーと、複数の文字を複数の文字グループに分類した文字グループテーブルを記憶する記憶部と、第1入力キーがONになったことを検出する回数に基づいて、複数の文字グループのうちから1つの文字グループを選択するグループ選択部65と、第1入力キーがONになることを検出する回数に基づいて、選択された文字グループに分類された複数の文字のうちから1つの選択文字を選択する第1文字選択部61と、選択文字を表示する選択文字表示部69と、を備え、選択された文字グループを、選択文字を表示する表示領域上に表示する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、文字入力装置に関し、特に携帯型の装置に備えられる文字入力装置に関する。
近年、携帯電話機など小型の情報機器において、電子メールを生成する等するために文字を入力する機能が求められる。小型の情報機器においては、それに備えられるボタンの数を少なくすることが好ましい。
特開2003−186613号公報には、所定数の入力キーそれぞれに現時点で割り当てられている文字を示すコードを格納するコード割り当て表と、各入力キーの押下に応じて、割り当てコード表から対応するコードを読み出して、携帯情報端末の動作を制御する制御手段に入力する読出手段と、切替指示の入力に応じて、指定されたコードの組み合わせを用いて、コード割り当て表の内容を書き換える割り当て変更手段と、所定数の入力キーあるいは携帯情報端末に備えられた別の機能キーが所定の手順で操作されたことを検出し、この検出結果に応じて、適切な切替指示を割り当て変更手段に入力する指示入力手段と、を備えた携帯情報端末に備えられる文字入力装置が記載されている。
しかしながら、特開2003−186613号公報に記載の文字入力装置は、所定数の入力キーそれぞれに割当てる1つの文字を示すコードを変更するため、所定数の入力キーそれぞれに割当てられている1つの文字をユーザに示す必要がある。このため、入力キーの数が多くなれば、ユーザに入力キーに割当てられている文字を示すための表示領域の面積が大きくなってしまうといった問題がある。一方、所定数の入力キーの数を減らすことで、入力キーに割当てられている文字の状態を示すための表示領域を狭くすることができるが、割当を変更する回数が多くなり、操作性に劣るといった問題がある。
特開2003−186613号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、操作キーを少なくしても容易に文字を入力可能な文字入力装置を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、文字入力装置は、第1の指示受付手段と、第1の指示受付手段とは別に設けられた第2の指示受付手段と、複数の文字を複数の文字グループに分類した文字グループテーブルを記憶する記憶手段と、第1の指示受付手段による割当指示の受け付けを検出する回数に基づいて、複数の文字グループのうちから1つの文字グループを選択するグループ選択手段と、第2の指示受付手段による選択指示の受け付けを検出する回数に基づいて、グループ選択手段により選択された複数の文字グループの1つに分類された複数の文字のうちから1つの選択文字を選択する文字選択手段と、選択文字を表示する選択文字表示手段と、選択された文字グループを、選択文字を表示する表示領域上に表示する文字グループ表示手段と、を備える。
この局面に従えば、第1の指示受付手段による割当指示の受け付け回数に基づいて、複数の文字グループのうちから1つの文字グループが選択される。そして、第2の指示受付手段による選択指示の受け付け回数に基づいて、選択された文字グループに分類された複数の文字のうちから1つが選択される。このため、指示を受け付けるための第1の指示受付手段と第2の指示受付手段との少なくとも2つを設ければよいので、操作キーを少なくすることができる。また、複数の文字グループから割り当てる文字グループを選択する操作と、割り当てられた文字グループに分類された複数の文字のうちから1つを選択する操作との2種類の操作でよいので、操作性がよい。その結果、操作キーを少なくしても容易に文字を入力可能な文字入力装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態における文字入力装置の外観を示す斜視図である。図1を参照して、文字入力装置1は、表示部3と、選択キー15、第1入力キー11、第2入力キー12、第3入力キー13および機能キー17とを備える。
表示部3は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等の表示装置であり、文字入力装置1に入力された文字を表示する。表示部3は、縦横それぞれに所定数の文字を並べて表示する。ここでは、表示部3は、縦横それぞれに4行10文字の文字を表示可能な例を示す。文字入力装置1に文字が入力されると、表示部3は、表示面の左上から右に向かって文字を配列する。1行目に10文字の文字列が表示されると、改行して2行目の第1文字目に表示する。
選択キー15、第1入力キー11、第2入力キー12、第3入力キー13および機能キー17は、ボタンスイッチである。ここでは、選択キー15、第1入力キー11、第2入力キー12、第3入力キー13および機能キー17をボタンスイッチとして説明するが、オンまたはオフの切換が可能であれば、例えば、タッチパネル、ポインティングデバイス等の入力装置であってもよい。
図2は、文字入力装置のハード構成を示すブロック図である。図2を参照して、文字入力装置1は、文字入力装置1の全体を制御する制御部51に、表示部3と、記憶部53と、選択キー15、第1入力キー11、第2入力キー12、第3入力キー13および機能キー17とがそれぞれ接続される。記憶部53は、フラッシュROM(Read Only Memory)であり、制御部51が実行する文字入力プログラムおよび後述するグループテーブル等を記憶する。なお、ここでは記憶部53にフラッシュROMを用いる例を説明するが、半導体記憶装置、磁気記憶装置、光磁気記憶装置、光記憶装置などの記録媒体を用いるようにしてもよい。
また、ここでは文字入力プログラムをフラッシュROMに記憶しておく例を説明するが、文字入力装置1に外部記憶装置を接続するようにして、外部記憶装置に記憶された文字入力プログラムを読み出して、制御部51で実行するようにしてもよい。プログラムを記憶する外部記録装置としては、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc
−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROMなどの半導体メモリ等でもよい。
図3は、グループテーブルの一例を示す図である。グループテーブルは、複数の文字を複数の文字グループに分類した文字グループテーブルを含む。文字グループテーブルは、複数の文字と複数の文字グループとの関連を定義する。文字グループテーブルにおいて、複数の文字が、複数の文字グループのいずれかに分類されており、複数の文字グループそれぞれが複数の文字を含む。具体的には、文字グループテーブルは、1〜12の文字グループ番号がそれぞれ付された第1〜第12文字グループを含む。日本語の46種の音節を5字10行にまとめた五十音を基本に、各行を第1〜第12文字グループのいずれか1つに割当てる。あ行〜ま行を第1文字グループ〜第7文字グループにそれぞれ割り当て、や行と特殊記号「ー」、「¥」を第8文字グループに割り当て、ら行を第9文字グループに割り当て、特殊記号「*」、「、」、「。」、「゛」、「゜」を第10文字グループに割り当て、わ行と特殊記号「(」、「)」を第11文字グループに割り当て、特殊記号「#」、「@」、「−」、「?」、「&」を第12文字グループに割り当てる。
また、第1〜第12文字グループそれぞれに含まれる最大で5つの文字は、順番が定められている。このため、文字グループの番号と、文字の順番とにより、1つの文字が特定される。
さらに、グループテーブルは、複数の文字グループを複数の選択グループに分類した選択グループテーブルを含む。選択グループテーブルは、複数の文字グループと複数の選択グループとの関連を定義する。選択グループテーブルにおいて、複数の文字グループが、複数の選択グループのいずれかに分類されており、複数の選択グループそれぞれは、複数の文字グループを含む。具体的には、選択グループテーブルは、1〜4の選択グループ番号がそれぞれ付された第1〜第4選択グループを含む。第1選択グループに、文字グループ番号が「1」〜「3」の第1文字グループ〜第3文字グループが割り当てられ、第2選択グループに、文字グループ番号が「4」〜「6」の第4文字グループ〜第6文字グループが割り当てられ、第3選択グループに、文字グループ番号が「7」〜「9」の第7文字グループ〜第9文字グループが割り当てられ、第4選択グループに、文字グループ番号が「10」〜「12」の第10文字グループ〜第12文字グループが割り当てられる。
図4は、制御部の機能の概要を示す機能ブロック図である。図4を参照して、制御部51は、選択キー15に接続されたグループ選択部65と、第1入力キー11に接続された第1文字選択部61と、第2入力キー12に接続された第2文字選択部62と、第3入力キー13に接続された第3文字選択部63と、第1〜第3文字選択部61,62,63に文字グループを割り当てるための割当部67と、選択文字を表示するための選択文字表示部69と、入力文字を決定するための入力文字決定部71と、入力文字を表示するための入力文字表示部73と、第1〜第3入力キー11,12,13および機能キー17に接続された表示対象選択部75と、選択キー15に接続された処理選択部81と、処理対象文字に処理を実行する処理実行部83と、を含む。
第1〜第3文字選択部61,62,63は、第1〜第3入力キー11,12,13とそれぞれ接続される。第1〜第3入力キー11,12,13それぞれは、通常はOFFであるがユーザにより押下されるとONとなる。第1〜第3文字選択部61,62,63それぞれは、文字入力装置1の動作モードを切換える。動作モードは、入力モードと編集モードとを含む。第1〜第3文字選択部61,62,63それぞれは、文字入力装置1に電源が投入された直後は動作モードを入力モードに設定する。第1〜第3文字選択部61,62,63は、第1〜第3入力キー11,12,13がONの状態となる時間をそれぞれ計時し、計時した時間が所定時間を越えたならば動作モードを入力モードから編集モードに切換える。また、後述する表示対象選択部75によって動作モードが編集モードから入力モードへ切換えられる。
グループ選択部65は、記憶部53に記憶されているグループテーブルを参照し、複数の選択グループのうちから1つを選択する。グループ選択部65は、文字入力装置1に電源が投入された直後は選択グループ番号が「1」の第1選択グループを選択する。グループ選択部65は、選択キー15と接続されている。選択キー15は、通常はOFFであるがユーザにより押下されるとONとなる。グループ選択部65は、動作モードが入力モードの場合に、選択キー15のONを検出すると、選択している選択グループを別の選択グループに切換える。グループ選択部65は、選択グループを順に選択するよう、選択グループを切換える。換言すれば、グループ選択部65は、動作モードが入力モードの場合に選択キー15のONを検出する回数に基づいて、複数の文字グループのうちから1つの文字グループを選択する。動作モードが入力モードの場合に選択キー15のONの検出は、ユーザが文字入力装置に入力する割当指示の受け付けの検出である。ここでは、選択グループ番号を「1」増加し、増加した値の選択グループ番号の選択グループを選択する。選択グループ番号は、「1」〜「4」なので、選択グループ番号が「4」の第4選択グループを選択しているときに、選択キー15がONになると、選択グループ番号が「1」の第1選択グループを選択する。
なお、選択している選択グループの選択グループ番号から「1」減算し、減算した値の選択グループ番号の選択グループを選択するようにしてもよい。選択グループ番号は、「1」〜「4」なので、選択グループ番号が「1」の第1選択グループを選択しているときに、選択キー15がONになると、選択グループ番号が「4」の第4選択グループを選択する。グループ選択部65は、選択した選択グループの選択グループ番号を、割当部67に出力する。
割当部67は、グループ選択部65から選択グループ番号が入力されると、記憶部53に記憶されているグループテーブルを参照し、複数ある文字グループのうちから選択グループ番号の選択グループに割り当てられた3つの文字グループを選択し、選択した3つの文字グループを、第1〜第3文字選択部61,62,63にそれぞれ割り当てる。割当部67は、第1〜第3文字選択部61,62,63に文字グループ番号が若い順に文字グループを割り当てる。たとえば、グループ選択部65から選択グループ番号「1」が入力された場合、割当部67は、文字グループ番号が「1」〜「3」の第1〜第3文字グループを選択し、文字グループ番号が最も小さい「1」の第1文字グループを第1入力キー11に割り当て、文字グループ番号が次に小さい「2」の第2文字グループを第2入力キー12に割り当て、文字グループ番号が最大の「3」の第3文字グループを第3入力キー13に割り当てる。割当部67は、第1〜第3文字選択部61,62,63に割り当てた文字グループ番号を出力する。
第1〜第3文字選択部61,62,63それぞれは、割当部67から文字グループ番号が入力される。第1〜第3文字選択部61,62,63は、動作モードが入力モードの場合における機能が同じなので、ここでは第1文字選択部61を例に説明する。第1文字選択部61は、動作モードが入力モードの場合、文字グループ番号が入力されると、記憶部53に記憶されているグループテーブルを参照し、入力された文字グループ番号の文字グループに割り当てられた複数の文字を抽出する。第1文字選択部61は、複数の文字を抽出した後抽出した複数の文字のうち順番が最先の第1番目の文字を選択し、第1入力キー11がONになるごとにその時選択している文字の次の順番の文字を選択する。換言すれば、第1文字選択部61は、動作モードが入力モードの場合に第1入力キー11のONを検出する回数に基づいて、第1入力キーに割当てられている文字グループに割り当てられた複数の文字のうちから1つを選択する。第1〜第3文字選択部61,62,63それぞれが選択する文字を選択文字という。第1〜第3文字選択部61,62,63それぞれは、選択文字を選択文字表示部69に出力する。
ここでは、文字グループに割り当てられる文字数を5としているのでトグル方式で文字を選択する。すなわち、第5番目の文字を選択しているときに第1入力キー11がONになると、次の順番の文字が存在しないので、この場合は第1番目の文字を選択する。
第1〜第3文字選択部61,62,63は、動作モードが編集モードの場合、文字を選択しない。
選択文字表示部69は、第1〜第3文字選択部61,62,63それぞれから選択文字が入力される。選択文字表示部69は、入力される3つの選択文字を表示部3に表示される文字入力画面が有する選択文字表示領域33に表示する。
図5は、文字入力画面の一例を示す図である。図5を参照して、文字入力画面は、入力文字を表示するための入力文字表示領域31と、選択文字を表示するための選択文字表示領域33とを含む。選択文字表示領域33は、第1文字選択部61により選択された選択文字を表示するための第1表示領域41と、第2文字選択部62により選択された選択文字を表示するための第2表示領域42と、第3文字選択部63により選択された選択文字を表示するための第3表示領域43と、を含む。
図4に戻って、選択文字表示部69は、第1文字選択部61から入力される選択文字を第1表示領域41に表示し、第2文字選択部61から入力される選択文字を第2表示領域42に表示し、第3文字選択部63から入力される選択文字を第3表示領域43に表示する。
図6は、選択文字表示領域の表示の切換を示す図である。図6を参照して、文字入力装置1が入力モードに切換わると、図6(A)に示す選択文字表示領域が表示部3に表示される。その後、選択キー15のONが検出される毎に、図6(B)、(C)、(D)、(A)、(B)、…の順に選択文字表示領域の第1〜第3表示領域41,42,43の表示が切換わる。
このため、ユーザは、第1表示領域41を見て、第1入力キー11に第1、第4、第7および第10文字グループのいずれが割り当てられているか、および、第1入力キー11に割り当てられている5つの文字のうちいずれが選択されているかを知ることができる。同様に、ユーザは、第2表示領域42を見て、第2入力キー12に第2、第5、第8および第11文字グループのいずれが割り当てられているか、および、第2入力キー12に割り当てられている5つの文字のうちいずれが選択されているかを知ることができる。さらに、ユーザは、第3表示領域43を見て、第3入力キー13に第3、第6、第9および第12文字グループのいずれが割り当てられているか、および、第3入力キー13に割り当てられている5つの文字のうちいずれが選択されているかを知ることができる。
再度図4に戻って、入力文字決定部71は、機能キー17に接続され、機能キー17のONを検出すると第1〜第3文字選択部61,62,63がそれぞれ選択する3つの文字のうちいずれか1つを入力文字に決定する。入力文字決定部71は、第1〜第3文字選択部61,62,63がそれぞれ選択する3つの選択文字のうち最後に選択されたものを入力文字に決定する。第1〜第3文字選択部61,62,63それぞれに文字グループ番号が入力された段階では、最後に選択された選択文字が存在しないので、この場合には、第1〜第3入力キー11,12,13のいずれかがONになった場合であっても第1〜第3文字選択部61,62,63が選択文字を切換えないようにし、第1入力キー11がONになった場合には第1文字選択部61により選択されている選択文字を、第2入力キー12がONになった場合には第2文字選択部62により選択されている選択文字を、第3入力キー13がONになった場合には第3文字選択部63により選択されている選択文字を、入力文字に決定するようにすればよい。文字入力画面において、第1〜第3表示部41〜43に表示される3つの選択文字のうち入力文字として決定される候補となる選択文字の表示態様を他と異ならせるのが好ましい。図5に示す文字入力画面においては、第1表示部41の選択文字が、入力文字の候補とされている場合を例に示している。これにより、ユーザは、第1〜第3表示領域41〜43を見て、入力文字に決定するための候補となる選択文字を知ることができる。入力文字決定部71は、決定した入力文字を入力文字表示部73に出力する。
入力文字表示部73は、入力文字決定部71から入力される入力文字を、表示部3に表示されている文字入力画面の入力文字表示領域31に表示する。入力文字表示領域31に既に入力文字が表示されている場合、入力文字表示部73は、入力文字決定部71から入力される入力文字を既に表示されている入力文字の次に表示する。
表示対象選択部75は、第1〜第3入力キー11,12,13および機能キー17と接続される。表示対象選択部75は、動作モードが入力モードの場合は機能しないが、動作モードが編集モードの場合に表示部3に表示されている文字入力画面の入力文字表示領域31に表示されている入力文字のいずれかを選択する。表示対象選択部75は、動作モードが編集モードに設定されると、入力文字表示領域に表示されている最後の入力文字を処理対象文字に選択する。
表示対象選択部75は、縦方向移動部77と、横方向移動部79とを含む。横方向移動部79は、第1入力キー11のONを検出すると、入力文字表示領域で処理対象文字の左側に文字が存在すればその文字を処理対象文字として選択する。また、横方向移動部79は、第3入力キー13のONを検出すると、入力文字表示領域で処理対象文字の1つ右の文字が存在すればその文字を処理対象文字として選択する。縦方向移動部77は、第2入力キー12のONを検出すると、入力文字表示領域で処理対象文字の1つ上の文字が存在すればその文字を処理対象文字として選択する。
表示対象選択部75は、機能キー17のONを検出すると、処理対象文字に対する処理の実行を処理実行部83に指示する。
処理選択部81は、処理実行部83が実行するための処理を選択する。処理実行部83は、処理対象文字に対して複数種類の処理、たとえば、文字を削除する処理、文字を挿入する処理、文字を修飾する処理などの処理を実行する。処理選択部81は、選択キー15と接続されており、動作モードが編集モードの場合に、選択キー15のONを検出すると、複数種類の処理のうちそのとき選択している処理とは別の処理を選択する。処理選択部81は、選択している処理を識別するための識別情報を処理実行部83に出力するとともに、選択している処理の処理名を表示部3の所定の領域に表示する。これにより、ユーザに対して複数種類の処理のいずれが選択されているかを通知することができる。
処理実行部83は、表示対象選択部75から処理の実行を指示されると、処理選択部81より入力される識別情報で特定される処理を処理対象文字に対して実行する。識別情報で特定される処理が文字を削除する処理であれば、処理対象文字を入力文字から削除し、文字を挿入する処理であれば所定対象文字の位置にスペースを挿入し、文字を修飾する処理ならば処理対象文字を修飾する。
図7は、文字入力処理の流れの一例を示すフローチャートである。文字入力処理は、制御部51が記憶部53に記憶された文字入力プログラムを実行することにより、制御部51により実行される処理である。図7を参照して、変数C1,C2,C3それぞれに初期値「1」を設定し(ステップS01)、変数G1に初期値「1」を設定する。変数C1は、第1入力キー11に割り当てられた文字グループに分類された複数の文字の1つを特定するための順番を示すカウンタである。変数C2は、第2入力キー12に割り当てられた文字グループに分類された複数の文字の1つを特定するための順番を示すカウンタである。変数C3は、第3入力キー13に割り当てられた文字グループに分類された複数の文字の1つを特定するための順番を示すカウンタである。変数C1,C2,C3それぞれに初期値「1」が設定されるので、デフォルトで文字グループに分類された複数の文字の第1番目の文字が選択される。
変数G1は、複数の選択グループの1つを特定するためのカウンタである。変数G1に初期値「1」が設定されるため、デフォルトで第1選択グループが選択される。また、この第1選択グループの選択により、第1〜第3入力キー11,12,13に第1〜第3文字グループがそれぞれ割り当てられる。
次に、ステップS03においては、選択キー15のONを検出したか否かを判断する。選択キー15がONになったことを検出したならば処理をステップS03Aに進め、そうでなければ処理をステップS07に進める。ステップS03Aにおいては、変数I1,I2,I3を0に設定する。変数I1,I2,I3は、第1〜第3入力キー11,12,13にそれぞれ対応し、他のキーがONとなった場合に「0」に設定され、他のキーがONとなった後にONとなったか否かを判断するために用いられる。ステップS04においては、変数G1を1増加する。次の選択グループ番号の選択グループを選択するためである。そして、変数G1が選択グループ数「4」を超えたか否かを判断する(ステップS05)。変数G1が選択グループ数「4」を超えたならば、変数G1に「1」を設定し(ステップS06)、そうでなければステップS06をスキップして処理をステップS07に進める。変数G1は、1増加した値に設定される、または初期値の「1」に設定され、変数G1と同じ番号の選択グループが選択される。選択グループの選択により、第1〜第3入力キー11,12,13に第(G1*3−2)文字グループ、第(G1*3−1)文字グループおよび第(G1*3)文字グループがそれぞれ割り当てられる。
ステップS07においては、第1〜第3入力キー11,12,13のいずれかのONを検出したか否かを判断する。第1〜第3入力キー11,12,13のいずれかがONになったことを検出したならば処理をステップS08に進め、そうでなければ処理をステップS03に戻す。ステップS08においては、所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間は例えば1秒である。所定時間経過したならば処理をステップS15に進め、そうでなければ処理をステップS09に進める。ステップS15においては、編集処理を実行して処理をステップS01に戻す。編集処理については後述する。
ステップS09においては、ステップS07で第1〜第3入力キー11,12,13のうちONが検出されたものの状態がOFFに変化したことを検出したか否かを判断する。状態のOFFへの変化を検出したならば処理をステップS10に進め、そうでなければ処理をステップS08に戻す。第1〜第3入力キー11,12,13のいずれかのONを継続して所定時間以上検出したならば処理をステップS15に進めるが、所定時間継続してONを検出しなければ処理をステップS10に進める。このため、第1〜第3入力キー11,12,13のいずれかを所定時間以上押下し続ければ、編集処理(ステップS15)が実行されるが、そうでなければステップS10以降の処理(入力処理)が実行される。
ステップS10においては、選択文字決定処理を実行する。選択文字決定処理については後述するが、ステップS02、ステップS04またはステップS06において、第1入力キー11に割り当てられた第(G1*3−2)文字グループに分類された複数の文字のうちから1つを選択文字として選択し、第2入力キー12に割り当てられた第(G1*3−1)文字グループに分類された複数の文字のうちから1つを選択文字として選択し、第3入力キー13に割り当てられた第(G1*3)文字グループに分類された複数の文字のうちから1つを選択文字として選択する処理である。
ステップS11においては、機能キー17のONを検出したか否かを判断する。機能キー17がONになったことを検出したならば処理をステップS12に進め、そうでなければ処理をステップS03に戻す。ステップS12においては、ステップS10で第1〜第3入力キー11,12,13ごとにそれぞれ選択した3つの選択文字のうちから、最後に選択された選択文字を入力文字に設定する。そして、入力文字を表示部3に表示される文字入力画面の入力文字表示領域31に表示し(ステップS13)、入力文字表示領域に表示されているカーソルを次の文字が表示される位置に移動させる(ステップS14)。そして、処理をステップS03に戻す。
図8は、選択文字決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。選択文字決定処理は、図7のステップS10において実行される処理である。図8を参照して、図7のステップS07において状態がONになったことが検出されたキーが第1〜第3入力キー11,12,13のいずれであるかにより処理を分岐させる(ステップS21)。第1入力キー11がONになったことが検出されたならば処理をステップS22に進め、第2入力キー12がONになったことが検出されたならば処理をステップS27に進め、第3入力キー13がONになったことが検出されたならば処理をステップS32に進める。
ステップS22においては、変数I1が「0」に設定されているか否かを判断する。変数I1が「0」ならば処理をステップS26に進め、そうでなければ処理をステップS23に進める。処理がステップS22に進む場合、図7のステップS07において状態がONになったことが検出されるのは第1入力キー11である。ステップS22においては、第1入力キー11の状態がONになったことが図7のステップS07において検出されたのが、図7のステップS03において選択キー15のONが検出された後か否か、または、第2入力キー12および第3入力キー13のいずれかのONが検出された後か否かを判断する。第1〜第3入力キーそれぞれで既に選択されている3つの選択文字のうちから1つを選択するため、第1入力キー11で既に選択され、表示されている選択文字を、再度選択文字として選択するためである。
ステップS23においては、変数C1を1増加する。次の順番の文字を選択するためである。そして、変数C1が第1入力キー11に割り当てられている第(G1×3−2)文字グループに分類された文字の総数「5」を超えたか否かを判断する(ステップS24)。変数C1が総数「5」を超えたならば、変数C1に「1」を設定し(ステップS25)、そうでなければステップS25をスキップして処理をステップS26に進める。ステップS26においては、グループ番号が(G1×3−2)の第(G1×3−2)文字グループに割り当てられた第C1番目の文字を選択文字に設定する。次のステップS26Aにおいては、変数I1を1増加し、変数I2および変数I3をともに「0」に設定する。そして、選択文字を第1表示領域41に表示し(ステップS37)、処理を文字入力処理に戻す。選択文字を第1表示領域41に表示するときに、第1表示領域41を第2および第2表示領域42,43と、表示態様を異ならせるのが好ましい。そのようにすれば、第1表示領域41に表示されている文字が選択された状態であることをユーザに通知することができる。
ステップS27においては、変数I2が「0」に設定されているか否かを判断する。変数I2が「0」ならば処理をステップS31に進め、そうでなければ処理をステップS28に進める。処理がステップS27に進む場合、図7のステップS07において状態がONになったことが検出されるのは第2入力キー12である。ステップS27においては、第2入力キー12の状態がONになったことが図7のステップS07において検出されたのが、図7のステップS03において選択キー15のONが検出された後か否か、または、第1入力キー11および第3入力キー13のいずれかのONが検出された後か否かを判断する。第1〜第3入力キーそれぞれで既に選択されている3つの選択文字のうちから1つを選択するため、第2入力キー12で既に選択され、表示されている選択文字を、再度選択文字として選択するためである。
ステップS28においては、変数C2を1増加する。次の順番の文字を選択するためである。そして、変数C2が第2入力キー12に割り当てられている第(G1×3−1)文字グループに分類された文字の総数「5」を超えたか否かを判断する(ステップS29)。変数C2が総数「5」を超えたならば、変数C2に「1」を設定し(ステップS30)、そうでなければステップS30をスキップして処理をステップS31に進める。ステップS31においては、グループ番号が(G1×3−1)の第(G1×3−1)文字グループに割り当てられた第C2番目の文字を選択文字に設定する。次のステップS31Aにおいては、変数I2を1増加し、変数I1および変数I3をともに「0」に設定する。そして、選択文字を第2表示領域42に表示し(ステップS37)、処理を文字入力処理に戻す。選択文字を第2表示領域42に表示するときに、第2表示領域42を第1および第3表示領域41,43と、表示態様を異ならせるのが好ましい。そのようにすれば、第2表示領域42に表示されている文字が選択された状態であることをユーザに通知することができる。
ステップS32においては、変数I3が「0」に設定されているか否かを判断する。変数I3が「0」ならば処理をステップS36に進め、そうでなければ処理をステップS33に進める。処理がステップS32に進む場合、図7のステップS07において状態がONになったことが検出されるのは第3入力キー13である。ステップS32においては、第3入力キー13の状態がONになったことが図7のステップS07において検出されたのが、図7のステップS03において選択キー15のONが検出された後か否か、または、第1入力キー11および第2入力キー12のいずれかのONが検出された後か否かを判断する。第1〜第3入力キーそれぞれで既に選択されている3つの選択文字のうちから1つを選択するため、第3入力キー13で既に選択され、表示されている選択文字を、再度選択文字として選択するためである。
ステップS33においては、変数C3を1増加する。次の順番の文字を選択するためである。そして、変数C3が第3入力キー13に割り当てられている第(G1×3)文字グループに分類された文字の総数「5」を超えたか否かを判断する(ステップS34)。変数C3が総数「5」を超えたならば、変数C3に「1」を設定し(ステップS35)、そうでなければステップS35をスキップして処理をステップS36に進める。ステップS36においては、グループ番号が(G1×3)の第(G1×3)文字グループに割り当てられた第C3番目の文字を選択文字に設定する。次のステップS36Aにおいては、変数I3を1増加し、変数I1および変数I2をともに「0」に設定する。そして、選択文字を第3表示領域43に表示し(ステップS37)、処理を文字入力処理に戻す。選択文字を第3表示領域43に表示するときに、第3表示領域43を第1および第2表示領域41,42と、表示態様を異ならせるのが好ましい。そのようにすれば、第3表示領域43に表示されている文字が選択された状態であることをユーザに通知することができる。
図9は、編集処理の流れの一例を示すフローチャートである。編集処理は、図7のステップS15において実行される処理である。図9を参照して、まず、動作モードを入力モードから編集モードに切換える(ステップS41)。そして、図7のステップS07または後述するステップS47において、状態がONになったことが検出されたキーが第1〜第3入力キー11,12,13のいずれであるかにより処理を分岐させる(ステップS42)。第1入力キー11がONになったことが検出されたならば処理をステップS43に進め、第2入力キー12がONになったことが検出されたならば処理をステップS44に進め、第3入力キー13がONになったことが検出されたならば処理をステップS45に進める。ステップS43においては、入力文字表示領域31に表示されるカーソルの位置を、現在の位置から左の入力文字の位置に移動させ、処理をステップS46に進める。ステップS44においては、入力文字表示領域31に表示されるカーソルの位置を、現在の位置から上の入力文字の位置に移動させ、処理をステップS46に進める。ステップS45においては、入力文字表示領域31に表示されるカーソルの位置を、現在の位置から右の入力文字の位置に移動させ、処理をステップS46に進める。
ステップS46においては、第1〜第3入力キー11,12,13のうちONが検出されたものの状態がOFFに変化したことを検出したか否かを判断する。状態のOFFへの変化を検出したならば処理をステップS47に進め、そうでなければ処理をステップS42に戻す。第1〜第3入力キー11,12,13のいずれかのONを継続して検出している間、カーソルを所定の方向に移動させる。
ステップS47においては、第1〜第3入力キー11,12,13のいずれかのONを検出したか否かを判断する。いずれかのONを検出したならば処理をステップS42に戻し、そうでなければ処理をステップS48に進める。
ステップS48においては、選択キー15のONを検出したか否かを判断する。選択キー15のONを検出したならば、そのとき設定されている処理を別の処理に変更し(ステップS49)、処理をステップS50に進めるが、選択キー15のONを検出しなければ、選択されている処理を変更することなく処理をステップS50に進める。
ステップS50においては、機能キー17のONを検出したか否かを判断する。機能キー17のONを検出したならば、処理をステップS51に進めるが、そうでなければ処理をステップS47に戻す。ステップS51においては、設定されている処理を入力文字表示領域31に表示されているカーソルで示される入力文字(処理対象文字)に対して実行し、処理をステップS52に進める。が、そうでなければ処理を実行することなく処理をステップS47に戻す。ステップS52においては、機能キー17のONを検出したか否かを判断する。機能キー17のONを検出したならば、処理をステップS53に進めるが、そうでなければ処理をステップS47に戻す。機能キー17が連続してONとなることにより、編集モードを終了させるが、機能キー17が連続してONとならなければ、編集モードが継続されるので、複数回の処理の実行が可能となる。ステップS53においては、編集モードに設定されている動作モードを入力モードに切り換え、処理を文字入力処理に戻す。
以上説明したように本実施の形態における文字入力装置1は、選択キー15が押下されることを検出する回数に基づいて4つの選択グループのうちから1つの選択グループが選択され、選択された選択グループに含まれる3つの文字グループが3つの第1〜第3入力キー11,12,13にそれぞれ割当てられる。そして、第1文字選択部61は、それと対になる第1入力キー11に割当てられた文字グループに分類された5つの文字のうちから1つの選択文字を、第1入力キー11が押下される回数に基づいて選択する。また、第2文字選択部62は、それと対になる第2入力キー12に割当てられた文字グループに分類された5つの文字のうちから1つの選択文字を、第2入力キー12が押下される回数に基づいて選択する。さらに、第3文字選択部63は、それと対になる第3入力キー13に割当てられた文字グループに分類された5つの文字のうちから1つの選択文字を、第3入力キー13が押下される回数に基づいて選択する。このため、選択キー15と第1〜第3入力キー11,12,13との4つを設ければよいので、操作キーを少なくすることができる。また、4つの選択グループから割り当てる選択グループを選択する操作と、3つの第1〜第3入力キー11,12,13にそれぞれ割当てられた文字グループに分類された複数の文字のうちから1つを選択する操作との2種類の操作をすればよいので、操作性がよい。
また、第1〜第3文字選択部61,62,63により選択された3つの選択文字が第1〜第3表示領域41,42,43にそれぞれ表示されるので、第1〜第3入力キー11,12,13各々に割り当てられている文字グループおよび選択文字をユーザに通知することができる。
さらに、機能キー17のONが検出されると、第1〜第3文字選択部61,62,63によりそれぞれ選択された3つの選択文字のうち1つが入力文字に決定され、入力文字表示領域31に表示される。このため、3つの選択文字のうちからいずれかを確定し、文字列を入力することができる。
また、入力文字表示領域31に表示されるカーソルにより表示されている文字のいずれかが処理対象に選択され、第1または第3文字選択部61,63のいずれかが第1入力キー11または第3入力キー13が所定時間を越えてONの状態となることを検出すると、動作モードを編集モードに切り換え、処理対象文字が横方向に表示されている複数の文字のいずれかに変更され、第2文字選択部62が所定時間を越えてONの状態となることを検出すると、動作モードを編集モードに切り換え、処理対象文字が縦方向に表示されている複数の文字のいずれかに変更される。また、第1〜第3文字選択部61,62,63のいずれかにより第1〜第3入力キー11,12,13のいずれかが所定時間を越えてONの状態となることを検出した後に、機能キー17のONが検出されると、処理対象文字にそのとき設定されている処理が実行される。このため、第1〜第3入力キー11,12,13を、処理対象文字を選択するために用いることができるので、第1〜第3入力キー11,12,13とは別に処理対象を選択するための操作キーを設ける必要がない。
上述した実施の形態においては、文字入力装置1が3つの第1から第3入力キー11,12,13を備えるようにしたが、第1〜第3入力キー11,12,13は複数であればよく、キーの数を3つに限定するものではない。
<変形例>
上述した実施の形態においては、文字入力装置1が3つの第1〜第3入力キー11,12,13を備えるようにしたが、変形例における文字入力装置1は、第2入力キー12および第3入力キー13を取り除き、第1入力キー11のみにしたものである。以下、上述した文字入力装置1と異なる点を主に説明する。
変形例における文字入力装置1は、記憶部53にグループテーブルを記憶するが、このグループテーブルは、文字グループテーブルを含んでいればよく、選択グループテーブルを含む必要はない。また、図4に示した制御部51の機能ブロック図においては、第2文字選択部62および第3文字選択部63は必要ない。グループ選択部65は、グループテーブルで定義される複数の文字グループのうちから1つの文字グループを選択する。そして、割当部67は、グループ選択部69により選択された文字グループを第1文字選択部61に割り当てる。すなわち、動作モードが入力モードにおいて、選択キー15が押下されるごとに、第1入力キー11に割り当てられる文字グループが変更される。
変形例における文字入力装置1によれば、選択キー15のONが検出される回数に基づいて、12の文字グループのうちから1つの文字グループが第1入力キー11に割当てられる。そして、第1文字選択部61が、第1入力キー11がONになることを検出する回数に基づいて、第1入力キー11に割当てられている文字グループに分類された5つの文字のうちから1つが選択される。このため、指示を受け付けるための選択キー15と第1入力キー11との2つを設ければよいので、文字を選択するための操作キーを少なくすることができる。また、12の文字グループから第1入力キー11に割り当てる文字グループを選択する操作と、第1入力キーに割り当てられた文字グループに分類された5つの文字のうちから1つを選択する操作との2種類の操作でよいので、操作性がよい。
なお、上述した実施の形態においては、文字入力装置1について説明したが、この文字入力装置1は、携帯電話機、携帯情報端末などの携帯型の装置に適用することができる。また、図7〜図9に示した文字入力処理をコンピュータに実行させる文字入力方法または文字入力プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記複数の選択グループ各々は、最大で前記複数の第2の指示受付手段の数の前記文字グループを含む、請求項4に記載の文字入力装置。
(2) 前記入力文字決定手段は、前記選択指示が最後に検出された前記第2指示受付手段と対となる前記第2の選択手段が選択する選択文字を入力文字に決定する、請求項6に記載の文字入力装置。
本発明の実施の形態における文字入力装置の外観を示す斜視図である。 文字入力装置のハード構成を示すブロック図である。 グループテーブルの一例を示す図である。 制御部の機能の概要を示す機能ブロック図である。 文字入力画面の一例を示す図である。 選択文字表示領域の表示の切換を示す図である。 文字入力処理の流れの一例を示すフローチャートである。 選択文字決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 編集処理の流れの一例を示すフローチャートである。
1 文字入力装置、3 表示部、11 第1入力キー、12 第2入力キー、13 第3入力キー、15 選択キー、17 機能キー、31 入力文字表示領域、33 選択文字表示領域、41 第1表示領域、42 第2表示領域、43 第3表示領域、51 制御部、53 記憶部、61 第1文字選択部、62 第2文字選択部、63 第3文字選択部、65 グループ選択部、67 割当部、69 選択文字表示部、71 入力文字決定部、73 入力文字表示部、75 表示対象選択部、77 縦方向移動部、79 横方向移動部、81 処理選択部、83 処理実行部。

Claims (1)

  1. 第1の指示受付手段と、
    前記第1の指示受付手段とは別に設けられた第2の指示受付手段と、
    複数の文字を複数の文字グループに分類した文字グループテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記第1の指示受付手段による割当指示の受け付けを検出する回数に基づいて、前記複数の文字グループのうちから1つの文字グループを選択するグループ選択手段と、
    前記第2の指示受付手段による選択指示の受け付けを検出する回数に基づいて、前記グループ選択手段により選択された前記文字グループに分類された複数の文字のうちから1つの選択文字を選択する文字選択手段と、
    前記選択文字を表示する選択文字表示手段と、を備え、
    前記選択文字表示手段は、前記選択された文字グループを、前記選択文字を表示する表示領域上に表示する文字グループ表示手段を含む、文字入力装置。
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