JP2012152309A - 遊技機用操作スイッチ及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作ボタンにおいて遊技者の押圧操作の押圧力に影響を与えるだけでなく、例えば操作ボタンを連打しようとするとタイミングが狂うなどの分かり易い変化を確実に体感できる遊技機用操作スイッチ及びそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技機本体に直接又は他部材を介して間接的に取り付けられるベース部20と、そのベース部20に保持され、相対的に突出する突出位置と相対的に沈降する押下位置との間で所定の直線O1に沿って移動する操作部30と、ベース部20と操作部30との間に配置され、該操作部30を突出位置に向けて付勢する第1付勢バネ11と、操作部30が突出位置と押下位置との間を移動するときに、その移動に逆らう抵抗力を発生する移動抵抗機構40と、その移動抵抗機構40が発生する抵抗力を変更する変更機構50とを備えている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遊技機用操作スイッチ及びそれを備えた遊技機に関する。
従来、パチンコ機、アレパチ機等の弾球遊技機やスロットマシン、パチスロ機等の回胴式遊技機を含む種々の遊技機では、遊技領域に設ける液晶表示部(可変表示手段)や機枠(台枠)に設けるランプ、LED等の発光体を用いた表示演出、あるいは機枠(台枠)に設けるスピーカー(音声・音響出力手段)を用いた効果音・合成音声等の音演出によって、遊技者の興趣を高め遊技が単調になるのを防ぐ工夫がなされている。さらに近年では、遊技機側(すなわち遊技店側)から遊技者側に一方的に提供されるこれらの演出機能に加え、例えば遊技者の操作に基づき演出表示パターンを選択したり変更したりすることによって遊技環境に変化をもたらすことができるように、プレイヤー参加型の演出機能を備えるものも登場している。このようなプレイヤー参加型演出機能の一類型として、遊技者による基準線方向への押圧移動操作(プッシュ操作)が可能な、いわゆるプッシュボタン式の操作スイッチを備えたものがある。これによれば、例えば液晶表示部の表示画面でのナビゲーション表示(告知表示)に応じて遊技者が操作スイッチを押圧移動操作することにより表示内容を決定したり、実行させたりすることができる。
特開2010−124836号公報
特許文献1記載のパチンコ遊技機は、遊技者により押圧操作される操作ボタンにおいて、操作ボタンの押圧操作に抗するボタン反力を増加する負荷増減手段を備えたものである。負荷増減手段は、操作ボタンを押圧操作と反対方向へ付勢する付勢手段を操作ボタンとの間で介装する基台(可動基台)が操作ボタンの奥側に移動可能に配設され、その可動基台を基台移送手段によって操作ボタン側へ移送して該操作ボタンのボタン反力を増加し、可動基台を操作ボタンの押圧操作と反対方向へ移送してボタン反力を初期状態に復帰する。これにより、演出画像の変化への期待感を操作ボタンのボタン反力が増加することによって遊技者に体感させることができるため、その臨場感を昂揚させることができ、演出参加による興趣性を著しく向上することができ得るものである。
しかしながら、特許文献1のように負荷増減手段によって付勢手段のボタン反力を増減するものは、遊技者の押圧操作(押圧力)に影響は与えるものの、押圧力が解除された後に操作ボタンが押下位置から突出位置へ移動(復帰)する動作にはそれほどの違いが生じない。すなわち、押圧操作された操作ボタンが突出位置に復帰する時間(間隔)に変化がないので、例えば連続的に操作ボタンを押圧操作する、所謂、操作ボタンを連打する場合に、タイミングが狂わされるなどの違和感を生じることなく連打することができ、遊技者がその変化を確実に体感し得るとは言い難い。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、操作ボタンにおいて遊技者の押圧操作の押圧力に影響を与えるだけでなく、例えば操作ボタンを連打しようとするとタイミングが狂うなどの分かり易い変化を確実に体感できる遊技機用操作スイッチ及びそれを備えた遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機用操作スイッチは、
遊技機本体に装着され、その遊技機での待機状態を含む遊技状態に応じて、遊技者の人為的な押圧移動操作が可能とされた遊技機用操作スイッチであって、
遊技機本体に直接又は他部材を介して間接的に取り付けられるベース部と、
そのベース部に保持され、相対的に突出する突出位置と相対的に沈降する押下位置との間で所定の直線に沿って移動する操作部と、
ベース部と操作部との間に配置され、該操作部を突出位置に向けて付勢する第1付勢手段と、
操作部が突出位置と押下位置との間を移動するときに、その移動に逆らう抵抗力を発生する移動抵抗手段と、
その移動抵抗手段が発生する抵抗力を変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
上記構成を有する遊技機用操作スイッチを備えたことを特徴とする。
上記本発明の遊技機用操作スイッチ及びそれを備えた遊技機によれば、操作部が突出位置と押下位置との間を移動するときに、その移動に逆らう抵抗力を発生する移動抵抗手段と、その移動抵抗手段が発生する抵抗力を変更する変更手段とを備えている。これによれば、移動抵抗手段及び変更手段により遊技者の押圧操作の押圧力に影響(変化)を与えるのは言うまでもなく、操作部が第1付勢手段の付勢力により押下位置から突出位置へ移動するときにも、移動抵抗手段による抵抗力が発生することになり、操作部が突出位置に移動(復帰)する時間に変化を生じさせることができる。
すなわち、操作部を押圧移動操作する押圧力という要素だけでなく、操作部が往復動する時間的な要素を変化させることで、通常とは違う明確な変化を遊技者の指元、手元に確実に体感させることができ、液晶表示部の表示画面の演出参加による興趣性を著しく向上させることができる。具体的には、例えば遊技者が操作部を連続的に押圧移動操作する(連打する)場合に、操作部がすぐさま突出位置に復帰しないので、連続的に押圧移動操作するタイミングが狂い、思うように連打できない違和感を生じさせることができる。
また、移動抵抗手段は、
ベース部又は操作部の一方に設けられ、所定の直線に沿って延出される筒状部と、
ベース部又は操作部の他方に設けられ、筒状部の内壁に接触又は近接して配置されるとともに、操作部の移動に伴って該筒状部内を相対的に移動する栓状部と、を含み、
筒状部の少なくとも一端側には、栓状部によって閉塞され該栓状部の移動によって拡縮する空間部が形成され、
その空間部には、該空間部の拡縮によって流出入する空気が通過する通過孔が設けられており、
栓状部が移動するとき、通過孔を介して空間部に流出入する空気の流量が規制されることにより当該栓状部の移動に抵抗力を発生させる構成とすることができる。
これによれば、ベース部及び操作部の一方に筒状部、他方に栓状部が形成され、閉塞された空間部に流出入する空気の流量によって筒状部と栓状部との相対的な移動に抵抗力が発生するので、筒状部と栓状部とが操作部の移動に対してダンパー(ポンプ)として機能することとなり、移動抵抗手段を簡単な構造で実現し得ることができる。また、筒状部の延出方向が、操作部が移動する所定の直線に沿って延出されているので、筒状部及び栓状部を合理的に遊技機用操作スイッチ(ベース部及び操作部)に搭載することができ、ひいては小型化を図ることができる。そして、空間部に形成される通過孔は、筒状部又は栓状部の少なくともどちらかに形成することができ、好ましくは、ベース部側に設けられる筒状部又は栓状部に形成するとよい。通過孔を固定側となるベース部側に設けることにより、安定して変更手段を配置することができる。
また、変更手段は、
通過孔を開放し抵抗力を相対的に小さくする開放位置と、該通過孔を閉塞し抵抗力を相対的に大きくする閉塞位置との間で変位する開閉部材と、
その開閉部材を変位させる駆動力を発生する電気的駆動源と、を有し、
電気的駆動源が駆動して開閉部材を変位させることにより、通過孔の開口面積を変更して当該抵抗力を変化させる構成とすることができる。
これによれば、変更手段として、電気的駆動源の駆動力により開放位置と閉塞位置との間で変位し通過孔を開放又は閉塞する開閉部材が設けられているので、通過孔が形成される筒状部又は栓状部に複雑な機構を搭載する必要がなくなり、簡単に通過孔の開口面積を変更して抵抗力を変化させることができる。
また、通過孔は、筒状部の一端壁に貫通形成されており、
開閉部材は、その一端壁を覆うとともに、筒状部の中心軸線回りに回転変位可能に配置されており、開放位置のときに通過孔と連通する貫通孔と、閉塞位置のときに該通過孔を閉塞する閉塞面とを備える構成とすることができる。
これによれば、貫通孔と閉塞面とを備えた開閉部材が筒状部の一端壁を覆うように配置され回転変位するので、開閉部材が一端壁から側方(所定の直線に直交する面内方向)にずれるための退避スペースを確保する必要がなく、側方の小型化に寄与することができる。
また、遊技機用操作スイッチは、開閉部材を一端壁に向けて付勢する第2付勢手段を備え、
一端壁には、通過孔を延出する筒状の延出部が突設され、
開閉部材は、第2付勢手段の付勢力により延出部の先端に当接しながら中心軸線回りで回転変位する構成とすることができる。
これによれば、開閉部材は、第2付勢手段の付勢力により延出部の先端に当接しながら中心軸回りで回転変位するので、確実に通過孔を開放及び閉塞することができる。また、開閉部材が延出部の先端に当接した状態で回転変位するが、その当接により開閉部材又は延出部の先端に摩耗が生じたとしても、第2付勢手段の付勢力により問題なく当接状態を維持することができる。
また通過孔は、筒状部の周壁部に形成されており、
ベース部に設けられた筒状部又は栓状部の一方が、操作部の移動に伴って筒状部と栓状部とが相対的に移動するときに、空間部内に通過孔が位置して抵抗力を相対的に小さくする開放位置と、空間部外に通過孔が位置して抵抗力を相対的に大きくする閉塞位置との間で筒状部の中心軸線に沿って変位可能に設けられ、
変更手段は、ベース部に設けられた筒状部又は栓状部の一方を変位させる駆動力を発生する電気的駆動源を備え、
電気的駆動源が駆動してベース部に設けられた筒状部又は栓状部の一方を変位させることにより、通過孔の開口面積を変更して当該抵抗力を変化させる構成とすることができる。
これによれば、電気的駆動源の駆動力により、ベース部側に設けられた筒状部又は栓状部を直接的に変位させて通過孔の開放と閉塞とをするので、上記のような開閉部材を必要とせず、部品点数を削減し製造コストを低減することができる。
本発明の実施形態に係る遊技機用操作スイッチを備えた遊技機の一例を示す斜視図である。 遊技機用操作スイッチの上及び下から見た斜視図である。 図2の遊技機用操作スイッチの平面図、正面図及び底面図である。 図2の遊技機用操作スイッチの上から見た分解斜視図である。 図2の遊技機用操作スイッチの下から見た分解斜視図である。 操作部が突出位置、開閉部材が開放位置における図2(a)のA−A及びB−B断面図である。 操作部が押下位置、開閉部材が開放位置における図2(a)のA−A及びB−B断面図である。 操作部が突出位置、開閉部材が閉塞位置における図2(a)のA−A及びB−B断面図である。 開閉部材の開放位置及び閉塞位置における図2(a)のB−B断面線に対応して一部破断させた斜視図である。 変形例に係る遊技機用操作スイッチの縦断面図である。 別の実施形態に係る遊技機用操作スイッチの上から見た分解斜視図である。 図11の遊技機用操作スイッチの下から見た斜視図である。 図11の遊技機用操作スイッチの動作を説明する図である。
以下、本発明における実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、遊技機(以下、パチンコ機ともいう)1は、そのパチンコ機1の外郭を形成する額縁状の外枠2を備えている。外枠2には、ヒンジ部2a,2bを介して前面側に向かって片開き可能な内枠3が支持されている。内枠3には、同様にヒンジ部2a,2bを介して前面側に向かって片開き可能な前枠4が支持されている。内枠3には、図示しないガイドレールにより前面側に遊技領域が形成された遊技盤が装着され、その遊技盤の下方に遊技領域に向けて遊技球を発射する球発射装置が設けられている。
前枠4は、遊技盤の遊技領域に対応した窓部4aが厚み方向(前後方向)に貫通形成されて開口している。そして、前枠4の後面側には、窓部4aを閉塞するように透明板4bが着脱可能に配置されている。透明板4bは、前枠4が内枠3に対して閉状態のときに該窓部4aを介して遊技領域を視認可能としている。また、前枠4の前面下側には、貸球や賞球等の遊技球を一時的に貯留し、その貯留した遊技球を整流して球発射装置に供給する球受皿5と、球発射装置が遊技球を発射する発射力を調節するための発射ハンドル6とが設けられている。そして、球受皿5の上面には、外壁部から一部を露出する構成で遊技機用操作スイッチ10が設けられている。遊技機用操作スイッチ10は、遊技者が操作するものであり、遊技状態に応じて遊技者の操作に基づき液晶表示部(図示せず)の演出表示パターンを選択したり変更したりすることができる。
なお、本明細書において、透明板4b(遊技盤の盤面)と直交する方向が前後方向であり、遊技者側が前方側、遊技盤側(パチンコ機1の奥側)が後方側としている。また、透明板4b(遊技盤の盤面)に沿う態様で遊技領域を遊技球が流下する方向を上下方向(鉛直方向)としている。また、これら前後方向及び上下方向と直交する方向を左右方向としている。
以下、遊技機用操作スイッチ10(以下、操作スイッチ10ともいう)について詳しく説明する。
操作スイッチ10は、パチンコ機1に装着され、そのパチンコ機1での待機状態を含む遊技状態に応じて、遊技者の人為的な押圧移動操作(外部操作)が可能とされている。操作スイッチ10は、図1ないし図3に示すように、遊技機本体(パチンコ機1における操作スイッチ10以外の部分)としての球受皿5に直接又は他部材を介して間接的に取り付けられるベース部20と、そのベース部20に対して相対的に移動可能に保持される操作部30とを備えている。操作部30は、相対的に突出する突出位置(図6,8)と相対的に沈降する押下位置(図7)との間で所定の直線O1に沿って移動する。すなわち、操作部30は、非操作時に所定の突出位置で保持されるとともに、押圧移動操作を受けたときに突出位置から沈んだ押下位置に移動する。
ここで、本実施形態に係る操作スイッチ10は、ユニット化されて球受皿5の上面に配置されており、ベース部20がケース体5A(他部材)を介して間接的に球受皿5(遊技機本体)に配置されている。なお、ケース体5Aを省略して球受皿5の内部から操作部30が露出するように球受皿5に直接配置してもよい。また、中心軸線O1が上下方向となるように操作スイッチ10が配置されているが、これに限らず前後方向、左右方向及び、それらの間の斜め方向となるように配置してもよい。
また、操作スイッチ10は、図4ないし図7に示すように、ベース部20と操作部30との間に配置され、該操作部30を突出位置に向けて付勢する第1付勢手段としての第1付勢バネ11を備えている。そして、操作スイッチ10は、操作部30が突出位置と押下位置との間を移動するときに、その移動に逆らう抵抗力を発生する移動抵抗機構40(移動抵抗手段)と、その移動抵抗機構40が発生する抵抗力を変更する変更機構50(変更機構)とを備えている(図6ないし図8参照)。
移動抵抗機構40は、ベース部20に設けられ所定の直線O1に沿って延出される筒状部41と、操作部30に設けられ筒状部41の内壁41aに接触又は近接して配置されるとともに、操作部30の移動に伴って該筒状部41内を相対的に移動する栓状部49とを含み構成されている。そして、その筒状部41の少なくとも一端壁42側には、栓状部49によって閉塞され該栓状部49の移動によって拡縮する空間部Sが形成されている。空間部Sには、該空間部Sの拡縮によって流出入する空気が通過する通過孔43が設けられており(本実施形態では、2箇所)、栓状部49が移動するとき、通過孔43を介して空間部Sに流出入する空気の流量が規制されることにより当該栓状部49の移動に抵抗力を発生させるものである。
なお、本実施形態とは反対に、筒状部41を操作部30に設け、栓状部49をベース部20に設けてもよい。その場合にも、同様の効果を奏することができる。また、本実施形態において、筒状部41、後述する操作部本体32の外周壁部32a及びベース部本体21の収容壁21aの中心軸線を、所定の直線O1としている(以下、所定の直線O1を中心軸線O1ともいう)。また、通過孔43は、1箇所でもよいし、3箇所以上でもよい。
まず、操作部30について説明する。操作部30は、図2ないし図5に示すように、平面視円形形状をなし遊技者に押圧移動操作される操作面31aを有する操作蓋31と、円筒形状をなし操作蓋31を上端に固定する操作部本体32と、操作部本体32内に収容され操作面31aから外部に向けて発光する発光部33aが上面に実装された環状の配線基板33とを備えている。また、操作部30には、中心軸線O1に沿って延出され、その先端に摺動キャップ48が取り付けられた栓状部49が操作部本体32の下面側に配置固定されている。配線基板33には、操作部30の押圧移動操作を検出するフォトセンサ33b及びコネクタ端子台33cが下面に実装されている。
操作蓋31は、光を透過する光透過性材料で形成され、操作面31aの周縁から垂下される周壁部31bに係止凹部31cが貫通形成されている。操作部本体32は、円筒形状をなす外周壁部32aと、その外周壁部32aの下端部と外周縁とで接合された環状の底壁部32bと、その底壁部32bの内周縁で接合されて上方に突出する有底の膨出部32cとを備えている。
操作部本体32の外周壁部32aの上部には、操作蓋31の係止凹部31cに対応して側方に突出する係止凸部32dが形成され、その下部には、操作部本体32(操作部30)をベース部20に対して所定ストロークだけ往復移動可能に抜け止めする係止爪32eが揺動及び弾性変形可能に延設されている。底壁部32bには、配線基板33のフォトセンサ33bの発光部と受光部との間を遮蔽する遮蔽片21fや、コネクタ端子台33cに接続される配線(図示せず)が挿通される貫通孔32fが形成されている。また、操作蓋31と配線基板33との間には、図示しないレンズ部材を配置することができ、発光部33aが照射した光を効率よく拡散させることができる。
栓状部49は、膨出部32cの上底部(天井部)にビスなどの締結部材49vによって固定されており、膨出部32cの内部に収容されるように底壁部32bから上方に入り込んで配置されている。これにより、操作部30の上下方向のコンパクト化を実現している。また、栓状部49の先端には、フランジ状に外方に突出したキャップ止め部49aが形成されており、このキャップ止め部49aに摺動キャップ48が固定されている。なお、摺動キャップ48は、例えば、エラストマーなどの弾力性、柔軟性を有する部材によって一部又は全体を形成することができる。これにより、摺動キャップ48を筒状部41の内壁41aに隙間なく接触させることができ、効率よく空間部Sを閉塞することができる。
続いて、ベース部20について説明する。ベース部20は、図4ないし図6に示すように、円筒形状をなしその内側に操作部30を収容するとともに中心軸線O1に沿って操作部30が遊技者の人為的な押圧移動操作を可能に保持するベース部本体21と、そのベース部本体21の下端に固定される底蓋22と、上述した通過孔43の開口面積を変更して当該抵抗力を変化させる開閉部材51と、その開閉部材51を変位させる駆動力を発生する電気的駆動源としてのモータ52とを備えている。開閉部材51は、通過孔43を開放し抵抗力を相対的に小さくする開放位置(図6,7参照)と、該通過孔43を閉塞し抵抗力を相対的に大きくする閉塞位置(図8参照)との間で変位する。従って、開閉部材51及びモータ52は、変更機構50の一部としてベース部20に組付けられている。
ベース部本体21は、図4ないし図6に示すように、円筒形状をなし操作部本体32及び開閉部材51を収容する収容壁21aと、収容壁21aの中間位置で内部を区画する仕切り壁21bと、その仕切り壁21bの中央で中心軸線O1に沿って上方に延出される円筒形状の筒状部41とを備えている。筒状部41は、収容壁21aの上端と同程度、もしくは僅かに低い位置まで延出されて操作部本体32の膨出部32c内に入り込むように形成されている。また、上述の一端壁42は、筒状部41の内側に対応する仕切り壁21bの一部として構成されている。収容壁21aには、上端から径方向外側に延出されるフランジ部21cと、そのフランジ部21cとケース体5Aの外壁部を挟み込んでベース部20を組付ける係止ストッパ21dとが形成されている。また、収容壁21aの内側には、操作部本体32の係止爪32eが摺動するガイド溝21eが形成されている。また、仕切り壁21cの上面には、操作部30が押圧移動操作された際にフォトセンサ33bの発光部と受光部との間を遮蔽する遮蔽片21fが板状に突設されている。
ここで、第1付勢バネ11は、筒状部41の内側に配置され、筒状部41の一端壁42(ベース部20)と栓状部49の摺動キャップ部48(操作部30)との間で両者を離間するように付勢している。すなわち、第1付勢バネ11は、操作部30をベース部20に対して突出位置に向けて付勢するように配置されている。従って、第1付勢バネ11が空間部Sに配置されているので、筒状部41が第1付勢バネ11を配置するための支持壁として機能するとともに、空間部Sが有効利用されてコンパクト化され、操作スイッチ10の小型化に寄与している。
筒状部41の一端壁42には、通過孔43が貫通形成されている。ここで、開閉部材51は、円板形状をなし、一端壁42を下側から覆うとともに、筒状部41の中心軸線O1回りに回転変位可能に配置されている。開閉部材51は、開放位置(図6、図7及び図9(a)参照)のときに通過孔43と連通する貫通孔51a(本実施形態では、2箇所)と、閉塞位置(図8、図9(b)参照)のときに該通過孔43を閉塞する閉塞面51bとを備えている。開閉部材51には、中心軸線O1に沿って軸孔51cが形成されている。そして、開閉部材51は、底蓋22の上面側に配置されるとともに、軸孔51cにモータ52の出力軸52aが挿通されて軸支されている。より詳しくは、底蓋22に中心軸線O1に沿って貫通する挿通孔22aが形成されており、出力軸52aを挿通孔22aに挿通するようにモータ52が底蓋22の下面側に固定されている。そして、開閉部材51は、挿通孔22aを介して上方に突出したモータ52の出力軸52aに軸孔51cで軸支されて底蓋22の上面側に配置されている。
そして、底蓋22と開閉部材51との間には、開閉部材51を一端壁42に向けて付勢する第2付勢手段としての第2付勢バネ53が配置されている。また、一端壁42には、通過孔43を延出する筒状の延出部44が突設されている。開閉部材51は、第2付勢バネ53の付勢力により延出部44の先端44aに当接しながら中心軸線O1回りで回転変位する。また、開閉部材51の上面には、延出部44の外周面と当接し、該開閉部材51の回転範囲を規制して開放位置及び閉塞位置を位置決めする規制リブ51cが円弧状に突設されている。なお、底蓋22には、配線基板33のコネクタ端子台33cに接続される配線を引き回すための配線通し孔22bが形成されており、その配線通し孔22bがベース部本体21における仕切り壁21bによって区画された下側の空間(開閉部材51が配置された空間)の空気を流出入させる通過孔として兼用されている。
次に、遊技機用操作スイッチ10の動作について説明する。以上のように構成される操作スイッチ10では、例えば通常状態(初期状態)として、図6及び図9(a)に示すように、モータ52の駆動により開閉部材51が開放位置に設定されている。すなわち、開閉部材51は、貫通孔51aが一端壁42の通過孔43と連通する位置で保持されている。そして、遊技者によって操作部30が中心軸線O1に沿って押圧移動操作されると、図7に示すように、第1付勢バネ11の付勢力に抗して押下位置に移動する。
このとき、移動抵抗機構40では、栓状部49(摺動キャップ48)の移動に伴って空間部Sが縮小されていくとともに、空間部S内の空気が通過孔43及び開閉部材51の貫通孔51aを介して外部に流出していく(図6(b)参照)。すなわち、通過孔43が貫通孔51aによって開放(全開)されているので、空間部Sの空気の流出がスムーズに行われ、操作部30の移動に逆らう抵抗力の発生が相対的に小さい(略発生していない)状態となり、遊技者が操作部30を違和感なく押圧移動操作することができる。
そして、遊技者による押圧操作が解除されると、第1付勢バネ11の付勢力によって押下位置から突出位置に復帰する。このとき、移動抵抗機構40では、栓状部49(摺動キャップ48)の移動に伴って空間部Sが拡大されていくとともに、外部の空気が開閉部材51の貫通孔51a及び通過孔43を介して空間部S内に流入していく(図7(b)参照)。すなわち、通過孔43が貫通孔51aによって開放(全開)されているので、空間部S内への空気の流入がスムーズに行われ、操作部30の移動に逆らう抵抗力の発生が相対的に小さい(略発生していない)状態となり、遊技者が操作部30を連続的に違和感なく押圧移動操作することができる。つまり、操作部30をスムーズに突出位置に復帰させている。
次に、例えば、遊技状態において大当たり中やリーチ演出時などの状態の場合に、図8及び図9(b)に示すように、モータ52の駆動により開閉部材51が閉塞位置に設定される。すなわち、開閉部材51は、貫通孔51aが一端壁42の通過孔43と位置ずれし、閉塞面51bが該通過孔43を閉塞した位置で保持されている。そして、遊技者によって操作部30が中心軸線O1に沿って押圧移動操作されると、図7に示すように、第1付勢バネ11の付勢力に抗して押下位置に移動する。
このとき、移動抵抗機構40では、栓状部49(摺動キャップ48)の移動に伴って空間部Sが縮小されていくとともに、空間部S内の空気が筒状部41と栓状部49(摺動キャップ48)との作動クリアランスや延出部44の先端44aと閉塞面51bとの隙間などから外部に流出していく。すなわち、通過孔43が閉塞面51bによって閉塞されているので、空間部Sの空気の流出がゆっくりと行われ、操作部30の移動に逆らう抵抗力の発生が相対的に大きい状態となり、遊技者が操作部30を押圧移動操作したときに明確な変化を感じさせることができる。従って、大当たりの期待感を向上させ興趣の向上を図ることができる。
そして、遊技者による押圧操作が解除されると、第1付勢バネ11の付勢力によって押下位置から突出位置に復帰する。このとき、移動抵抗機構40では、栓状部49(摺動キャップ48)の移動に伴って空間部Sが拡大されていくとともに、外部の空気が筒状部41と栓状部49(摺動キャップ48)との作動クリアランスや延出部44の先端44aと閉塞面51bとの隙間などから空間部S内に流入していく。すなわち、通過孔43が閉塞面51bによって閉塞されているので、空間部S内への空気の流入がゆっくりと行われ、操作部30の移動に逆らう抵抗力の発生が相対的に大きい状態となり、遊技者が操作部30を連続的に押圧移動操作するときに、操作部30が突出位置に復帰していないこと(操作部30がゆっくりと突出位置に復帰する)による違和感を感じさせることができる。
なお、上記動作説明では、開閉部材51が開放位置と閉塞位置との間の回転範囲における両端位置での操作部30の移動に伴う作用について説明したが、モータ52の駆動により開閉部材51を中心軸線O1回りで回転変位させているので、その回転変位の中途位置で、貫通孔51aの位置を調節して通過孔43の開口面積(貫通孔51aとの連通領域)を適宜変更することができ、空間部S内への空気の流出入の流量を調整し、操作部30の移動に逆らう抵抗力を調整することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
具体的に、本実施形態に係る操作スイッチの変形例について説明する。なお、以下の説明では、上述した実施形態と異なる部分について主に述べ、重複する部分については同番号を付して説明を省略または簡略化する。変形例に係る具体的な態様の第1として、図10(a)に示すように、操作スイッチ10Aは、操作部本体32の膨出部32cが底壁部32bから下方に突出するように形成されている。そして、その膨出部32cの底部に栓状部49Aが一体に突出形成されている。また、配線基板33は、例えば操作蓋31に倣って円形形状をなし、膨出部32cを上側で被覆するように配置されている。また、底壁部32bには、膨出部32cの周りを等間隔で取り囲むように複数の内側ボス部32pが下方に延設されている。そして、ベース部本体21の仕切り壁21bには、内側ボス部32pが挿通される外側ボス部21pが該内側ボス部32pに対応して下方に延設されている。そして、この内側ボス部32p及び外側ボス部21pの間に第1付勢バネ11Aが配置され、操作部30をベース部20に対して押下位置から突出位置に向けて付勢する。なお、内側ボス部32pは、外側ボス部21pを貫通するとともに、先端部にワッシャなどのストッパ部材39が締結部材39vによって固定されて抜け止めされている。なお、移動抵抗機構40及び変更機構50は上述の実施形態と同様であり、上記作用及び効果を奏する。
次に、変形例に係る具体的な態様の第2として、図10(b)に示すように、操作スイッチ10Bは、上述の膨出部32cが省略される形で底壁部32bが形成されている。そして、栓状部49Bは操作部本体32と分離された状態で筒状部41内に配置されている。従って、筒状部41内には、一端壁42と栓状部41B(摺動キャップ48)との間に第3付勢バネ11Bが配置されている。これにより、栓状部49Bが第3付勢バネ11Bの付勢力によって操作部本体32の底壁部32bに当接して保持されている。そして、操作部30が押圧移動操作されると、底壁部32bの下面が押圧面として機能し、栓状部49Bを第3付勢バネ11Bの付勢力に抗して移動させることとなる。また、操作スイッチ10Bは、上記第1の変形例の内側ボス部32p及び外側ボス部21p、並びに第1付勢バネ11Aが設けられている。なお、移動抵抗機構40及び変更機構50は上述の実施形態と同様であり、上記作用及び効果を奏する。
なお、以上で説明した実施形態及び変形例における開閉部材51は、中心軸線O1回りに回転変位可能に配置されたもので例示したが、これに限るものではなく、例えば、通過孔43に対して側方に直線的に移動して該通過孔43を開放及び閉塞するように設けることができる。また、開閉部材は、通過孔43の外側又は内側で中心軸線O1に沿って変位させて該通過孔43を開放及び閉塞するように設けることができる。
続いて、別の実施形態に係る操作スイッチ100について説明する。なお、以下の説明では、上述した実施形態と異なる部分について主に述べ、重複する部分については同番号を付して説明を省略または簡略化する。操作スイッチ100は、図11、図12及び図13(a)に示すように、球受皿5(図1参照)に直接又は他部材を介して間接的に取り付けられるベース部120と、そのベース部120に対して相対的に移動可能に保持される操作部30とを備えている。操作部30は、相対的に突出する突出位置(図13(a)参照)と相対的に沈降する押下位置(図示せず)との間で中心軸線O1(所定の直線)に沿って移動する。すなわち、操作部30は、非操作時に所定の突出位置で保持されるとともに、押圧移動操作を受けたときに突出位置から沈んだ押下位置に移動する。また、ベース部120は、ケース体5A(他部材)を介して間接的に球受皿5(遊技機本体)に配置されている。
操作部30において、操作蓋31と操作部本体32との係合関係は、上記実施形態と反対の凸凹関係をなし、操作蓋31に係合凸部31cが形成され、操作部本体32に係合凹部32dが形成されて組付けられている。また、操作部本体32の底壁部32bの下面には、後述する栓状部材149を下方に付勢する付勢バネ(図示せず)を必要に応じて配置するための環状溝を形成する溝形成リブ132bが並行して2本形成されている。この別の実施形態においては、外側の溝形成リブ132bの先端が栓状部材149の上端に当接し、操作部30が押圧移動操作されると栓状部材149が連動して移動する。
操作スイッチ100では、移動抵抗機構40を構成する筒状部及び栓状部は、ベース部本体121及び操作部本体32とは別体の筒状部材141及び栓状部材149として形成されている。筒状部材141は、中心軸線O1に沿って延出されるとともに、該中心軸線O1に沿って相対的に移動可能にベース部120に組付けられている。そして、栓状部材149は、筒状部材141の内壁141aに接触又は近接して配置されるとともに、操作部30の移動に伴って該筒状部材141内を相対的に移動する。そして、その筒状部材141の少なくとも一端壁142側には、栓状部材149によって閉塞され該栓状部材149の移動によって拡縮する空間部Sが形成されている。空間部Sには、該空間部Sの拡縮によって流出入する空気が通過する通過孔143が他端側で切欠き状に設けられており(本実施形態では、1箇所)、栓状部材149が移動するとき、通過孔143を介して空間部Sに流出入する空気の流量が規制されることにより当該栓状部149の移動に抵抗力を発生させる。
すなわち、通過孔143は、筒状部材141の周壁部141aに形成されている。そして、筒状部材141は、操作部30の移動に伴って栓状部材149が筒状部材141に対して相対的に移動するときに、空間部S内に通過孔143が位置して抵抗力を相対的に小さくする開放位置(沈降位置:図13(a)参照)と、空間部S外に通過孔143が位置して抵抗力を相対的に大きくする閉塞位置(浮上位置:図13(b)参照)との間で中心軸線O1に沿って変位可能に設けられている。
ここで、ベース部120は、ベース部本体121と底蓋122とを備えている。ベース部本体121は、操作部30を相対移動可能に収容する収容壁121aと、その収容壁121aの下端が外周縁と接合する環状の下壁121bと、その下壁121bの内周縁と接合され上方に起立して筒状部材141の動作をガイドする内側支持壁121cとを備えている。内側支持壁121cは、筒状部材141の外周面の中間位置に形成されたフランジ部144が当接するストッパとして、下壁122bから下方に僅かに突出して形成されている。また、下壁121bには、下壁121bから離間した位置で底蓋122を連結する連結ボス122dが複数(4つ)形成されている。
ここで、操作スイッチ100は、筒状部材141を開放位置と閉塞位置との間で変位させる駆動力を発生する電気的駆動源としてのソレノイド150を備えている。そして、そのソレノイド150は、底蓋122に形成された箱形状をなす収納部122aに収納されている。ソレノイド150は、コイルを有するソレノイド本体151と、ソレノイド本体151に形成された挿通孔151a内で進退するプランジャ152とを備え、そのプランジャ152が中心軸線O1に沿って往復移動するように、ソレノイド本体151が収納部122a内に固定されている。従って、変更機構50は、ソレノイド150が駆動してベース部120に設けられた筒状部材141を変位させることにより、通過孔143の開口面積を変更して操作部の移動に逆らう抵抗力を変化させる。つまり、変更機構50は、ソレノイド150を含み構成されている。
具体的には、ソレノイド本体151は、プランジャ152が下方に突出するように配置されている。そして、筒状部材141の一端壁142には、ソレノイド本体151の挿通孔151aに上方から挿入される被作用軸145が形成されている。すなわち、ソレノイド150がプッシュ型ソレノイドとして機能し、ソレノイド本体151が通電されてプランジャ152が挿通孔151a内に吸引されると、プランジャ152の後端(上端)が被作用軸145の先端(下端)に当接して筒状部材141が押し上げられる。これにより、筒状部材141の通過孔143が上方に移動して該通過孔143が内側支持壁121cによって閉塞される(閉塞位置:図13(b)参照)。また、ソレノイド本体151の通電が解除されると、筒状部材141及びプランジャ152が自重及び第1付勢バネ11の付勢力によって沈降する。これにより、筒状部材141の通過孔143が下方に移動して該通過孔が内側支持壁121cの閉塞から開放されることになる(開放位置:図13(a)参照)。このように、通過孔143の開口面積が変更されることにより、上述した実施形態の如く操作部30の移動に逆らう抵抗力を発生及び変更することができ、同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明では遊技機の一例としてパチンコ機について説明したが、他に例えばアレンジボール遊技機、雀球遊技機、回胴式遊技機等の操作スイッチが設けられる遊技機に適用することができる。
1 パチンコ機(遊技機)
2 外枠
3 内枠
4 前枠
4a 窓部
4b 透明板
5 球受皿(遊技機本体)
5A ケース体
10,10A,10B,100 操作スイッチ(遊技機用操作スイッチ)
11 第1付勢バネ(第1付勢手段)
20 ベース部
21 ベース部本体
21a 収容壁
21b 仕切り壁
21c フランジ部
21d 係止ストッパ
21e ガイド溝
21f 遮蔽片
22 底蓋
30 操作部
31 操作蓋
31a 操作面
31c 係止凹部
32 操作部本体
32a 外周壁部
32b 底壁部
32c 膨出部
32d 係止凸部
32e 係止爪
32f 貫通孔
33 配線基板
33 発光部
33b フォトセンサ
33c コネクタ端子台
40 移動抵抗機構(移動抵抗手段)
41 筒状部
41a 内壁
42 一端壁
43 通過孔
44 延出部
48 摺動キャップ
49 栓状部
49a キャップ止め部
49v 締結部材
50 変更機構(変更手段)
51 開閉部材
51a 貫通孔
51b 閉塞面
51c 軸孔
51d 規制リブ
52 モータ(電気的駆動源)
53 規制リブ
O1 中心軸線(所定の直線)

Claims (7)

  1. 遊技機本体に装着され、遊技者の人為的な押圧移動操作が可能とされた遊技機用操作スイッチであって、
    前記遊技機本体に直接又は他部材を介して間接的に取り付けられるベース部と、
    そのベース部に保持され、相対的に突出する突出位置と相対的に沈降する押下位置との間で所定の直線に沿って移動する操作部と、
    前記ベース部と操作部との間に配置され、該操作部を前記突出位置に向けて付勢する第1付勢手段と、
    前記操作部が前記突出位置と押下位置との間を移動するときに、その移動に逆らう抵抗力を発生する移動抵抗手段と、
    その移動抵抗手段が発生する抵抗力を変更する変更手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機用操作スイッチ。
  2. 前記移動抵抗手段は、
    前記ベース部又は操作部の一方に設けられ、前記所定の直線に沿って延出される筒状部と、
    前記ベース部又は操作部の他方に設けられ、前記筒状部の内壁に接触又は近接して配置されるとともに、前記操作部の移動に伴って該筒状部内を相対的に移動する栓状部と、を含み、
    前記筒状部の少なくとも一端側には、前記栓状部によって閉塞され該栓状部の移動によって拡縮する空間部が形成され、
    その空間部には、該空間部の拡縮によって流出入する空気が通過する通過孔が設けられており、
    前記栓状部が移動するとき、前記通過孔を介して空間部に流出入する空気の流量が規制されることにより当該栓状部の移動に抵抗力を発生させる請求項1に記載の遊技機用操作スイッチ。
  3. 前記変更手段は、
    前記通過孔を開放し前記抵抗力を相対的に小さくする開放位置と、該通過孔を閉塞し前記抵抗力を相対的に大きくする閉塞位置との間で変位する開閉部材と、
    その開閉部材を変位させる駆動力を発生する電気的駆動源と、を有し、
    前記電気的駆動源が駆動して前記開閉部材を変位させることにより、前記通過孔の開口面積を変更して当該抵抗力を変化させる請求項2に記載の遊技機用操作スイッチ。
  4. 前記通過孔は、前記筒状部の一端壁に貫通形成されており、
    前記開閉部材は、その一端壁を覆うとともに、前記筒状部の中心軸線回りに回転変位可能に配置されており、前記開放位置のときに前記通過孔と連通する貫通孔と、前記閉塞位置のときに該通過孔を閉塞する閉塞面とを備えている請求項3に記載の遊技機用操作スイッチ。
  5. 前記開閉部材を前記一端壁に向けて付勢する第2付勢手段を備え、
    前記一端壁には、前記通過孔を延出する筒状の延出部が突設され、
    前記開閉部材は、前記第2付勢手段の付勢力により前記延出部の先端に当接しながら前記中心軸線回りで回転変位する請求項4に記載の遊技機用操作スイッチ。
  6. 前記通過孔は、前記筒状部の周壁部に形成されており、
    前記ベース部に設けられた前記筒状部又は栓状部の一方が、前記操作部の移動に伴って前記筒状部と栓状部とが相対的に移動するときに、前記空間部内に前記通過孔が位置して前記抵抗力を相対的に小さくする開放位置と、前記空間部外に前記通過孔が位置して前記抵抗力を相対的に大きくする閉塞位置との間で前記筒状部の中心軸線に沿って変位可能に設けられ、
    前記変更手段は、前記ベース部に設けられた前記筒状部又は栓状部の一方を変位させる駆動力を発生する電気的駆動源を備え、
    前記電気的駆動源が駆動して前記ベース部に設けられた前記筒状部又は栓状部の一方を変位させることにより、前記通過孔の開口面積を変更して当該抵抗力を変化させる請求項2に記載の遊技機用操作スイッチ。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊技機用操作スイッチを備えたことを特徴とする遊技機。
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