JP2012152302A - 自動視力計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 効率的に再検査できる装置を提供する。
【解決手段】 視標を呈示する視標呈示手段と、視標を呈示させる視標呈示制御手段と、呈示視標に対する被検者の判読結果を入力する応答手段と、判読結果の正誤を判別して視力を判定する視力判定手段と、を備える自動視力計において、検者が視標を選択するための視標選択手段と、視標が自動的に選択されて検査が行われる自動検査モードと,視標が視標選択手段によって選択されて検査が行われる手動検査モードと,を切換え設定する検査モード設定手段と、を備え、視標呈示制御手段は、自動検査モードで得られた最終的な検査結果と手動検査モード設定の判定基準とに基づいて再検査の有無を判定し、再検査と判定したときは所定の呈示させ、検査モード設定手段は、再検査を行う場合には装置の検査モードを手動検査モードに設定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、被検者眼に検眼視標を呈示して視力検査(検眼)を行う自動視力計に関する。
被検者にランドルト環視標等の検眼視標を呈示し,呈示された視標に対して行われる被検者の判読結果の入力(応答)の正誤を判別し,その判別結果に基づいて被検者眼の視力を自動的に求める自動視力計が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の自動視力計は、簡単に被検者の視力が得られるため、集団検診等で用いられることが多い。
特開2001−37721号公報
このような装置で、検査終了後に同一被検者の再検査(確認)を行いたい場合には、再び自動検査モードで最初から検査を行うか、又は検者が装置を自動検査モードから手動検査モードに切換えて検査を行うか、或いは別の装置で検査を行うか、の何れかが考えられる。しかし、自動検査モードによる再検査の場合には、検査時間が長くなってしまう。また、手動検査モードでの再検査の場合や別の装置での再検査の場合では、特に検査に不慣れな検者には、再検査をどのように始めたらよいかが分かり難い。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、効率的に再検査が行える自動視力計を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成を備えていることを特徴とする。
(1) 検眼視標を被検者眼に呈示する視標呈示手段と、
前記視標呈示手段に視標を呈示させる視標呈示制御手段と、
呈示された視標に対する被検者の判読結果を入力するための応答手段と、
呈示された視標に対して入力された判読結果の正誤を判別して被検者眼の視力を自動的に判定する視力判定手段と、
を備える自動視力計において、
検者が前記視標呈示手段によって呈示される視標を選択するための視標選択手段と、
前記視標呈示手段によって呈示される視標が自動的に選択されて検査が行われる自動検査モードと,前記視標呈示手段によって呈示される視標が前記視標選択手段によって選択されて検査が行われる手動検査モードと,を切換え設定する検査モード設定手段と、
を備え、
前記視標呈示制御手段は、自動検査モードで得られた最終的な検査結果と手動検査モード設定の判定基準とに基づいて再検査の有無を判定し、再検査を行うと判定したときには所定の視標を前記視標呈示手段によって呈示させ、
前記検査モード設定手段は、前記視標呈示制御手段が再検査を行うと判定したときには装置の検査モードを手動検査モードに設定する、
ことを特徴とする。
(2) (1)の自動視力計において、
前記視標呈示手段によって呈示される視標は、方向性を持つ視力値検査用視標であり、
前記視標呈示制御手段は、前記検査モード設定手段によって手動検査モードが設定されたときには、前記視力判定手段が被検者眼の視力を判定したときの視標の向きとは異なる向きの視標を呈示させる、
ことを特徴とする。
(3) (2)の自動視力計において、
前記視標呈示制御手段は、前記検査モード設定手段によって手動検査モードが設定されたときには、前記視力判定手段が被検者眼の視力を判定したときの視標の向きに対して直交する向きの視標を呈示させる、
ことを特徴とする。
(4) (1)〜(3)の何れかの自動視力計において、
前記視標呈示制御手段は、前記検査モード設定手段によって手動検査モードが設定されたときには、前記視力判定手段が被検者眼の視力を判定したときの視標の視力値と同じ視力値の視標、又は手動検査モード設定の判定基準となる視力値の視標を呈示させる、
ことを特徴とする。
(5) (1)〜(4)の何れかの自動視力計において、さらに、
前記検査モード設定手段による手動検査モードの設定を報知する報知手段を備える、
ことを特徴とする。
本発明によれば、効率的に再検査が行える。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態である自動視力計の概略外観図(斜視図)である。
自動視力計である装置本体1の前側の上部には、被検者が本体1内に呈示される検眼視標を覗き込んで見るための右眼用の検査窓2Rと左眼用の検査窓2Lとが設けられている。本体1の前側の下部には、予め設定されたプログラムに従って視力検査(検眼)を開始する信号を入力するためのボタン3と、呈示された視標が判読できないときに応答するための応答手段(応答ユニット)であるボタン4と、呈示された視標の向きを被検者が判読してその向き(方向)を応答するための応答手段(応答ユニット)であるレバー(ジョイスティック)5と、が設けられている。本実施形態のレバー5は、呈示される指標の上下左右の4つの向きに対応する前後左右の4方向に傾倒可能であり、4方向の信号の入力が可能となっている。本体1の前側の中央部には、音声ガイド等が出力するための左右一対のスピーカ6が設けられている。本体1の側部には、検査結果を出力するためのプリンタ7が取り付けられている。本体1の上部には、検者に検査結果、検査状況、等を報知するためのランプ8が設けられている。ランプ8は、被検者が検査窓2R及び2Lを覗き込んだときに見えない位置に配置されている。また、ランプ8は、複数のLED(発光ダイオード)を備えており、多色(例えば、緑色及び橙色の2色)発光が可能となっている(1つのLEDでの単色発光でもよい)。
コントロールボックス40は、ケーブル42を介して本体1と接続されている。コントロールボックス40には、本体1のパラメータ等を入力したり手動検査モード(後述する)において呈示される視標を入力(選択)したりするための入力手段(視標選択手段(視標選択ユニット))と、入力されたパラメータ等を確認するための表示手段と、を兼ねるタッチパネル式のモニタ41が備えられている。
図2は、本体1内に配置されている光学系を上から見たときの概略構成図と装置の制御系の概略ブロック図とである。検査窓2Rにはレンズ10Rが配置されており、検査窓2Lにはレンズ10Lが配置されており、検査窓2R及び2Lに対して奥側に設けられた視標窓15R及び15Lに視標が切換え配置されることにより、被検者の右眼ER及び左眼ELから見かけ上5mの遠用距離(遠方距離)に視標が呈示される。なお、左右の光路は中央に仕切り板を持つ筒状の内部カバー14R及び14Lによって区分けされており、右眼EL及び左眼ERが視標を見る視野空間が個別に確保されている。内部カバー14R内の視野空間は内部照明ランプ17Rによって照明され、内部カバー14L内の視野空間は内部照明ランプ17Lによって照明される。内部カバー14R及び14Lは同一形状で形成されており、視標窓15R及び15Lも内部カバー14R及び14Lの同一位置に設けられている。したがって、右眼ER及び左眼ELで検査窓2R及び2Lを介して本体1内を見たときには、視標窓15R及び15Lは融像して1つに見える。
視標窓15R及び15Lに視標を切換え配置する視標呈示部20には、視標ディスク21と、ディスク21を回転させるためのパルスモータ22と、ディスク21上の視標を照明するための視標照明ランプ24R及び24Lと、が備えられている。これらにより、視標呈示手段(視標呈示ユニット)が構成されている。ディスク21は透光性を持つガラス板からなり、その上には視力値0.1〜1.0、1.2、1.5の12段階でそれぞれ上下左右の4つの向きのランドルト環視標(方向性を持つ視力値検査用視標であればランドルト環視標に限定されるものではない)が遮光性を持つクロムコートで形成されている。視標は、対となる同一の右眼用視標及び左眼用視標を右眼EL及び左眼ERに同時に呈示できるように、視標窓15R及び15Lの位置関係に対応させてディスク21上に形成されている。ディスク21上の視標は、モータ22の回転によって対となる同一のものが視標窓15R及び15Lに配置される。視標窓15R及び15Lに配置された各視標は、ランプ24R及び24Lによって照明される。
本体1全体を統括・制御する制御部30には、ボタン3、ボタン4、レバー5、スピーカ6、プリンタ7、ランプ8、ランプ17R及び17L、モータ22、ランプ24R及び24L、コントロールボックス40、等が接続されている。また、制御部30には、視力検査(検眼)プログラム31aを記憶した記憶手段であるメモリ31が接続されている。プログラム31aは、自動検査モード(後述する)において制御部30が自動的に呈示する視標の選択をして被検者眼の視力を自動的に判定する自動検査プログラムと、手動検査モード(後述する)において検者がコントロールボックス40を操作(呈示する視標の選択)をして制御部30が被検者眼の視力を自動的に判定する手動検査プログラムと、を含む。
制御部30は、自動検査プログラムに基づいて検査を進め、被検者眼の視力を得る。具体的には、視標呈示部20によって視標を呈示させ(視標の呈示制御)、ボタン4又はレバー5による被検者の呈示視標に対する判読結果の応答(入力)を受け、被検者眼の視力を判定する(呈示された1つの視標に対する判読結果に基づいて被検者眼の視力を判定する)。また、制御部30は、1つの呈示視標に対する被検者眼の視力の判定結果に基づき、さらに視標呈示部20によって別の視標を呈示させ、最終的な検査結果(呈示された全ての視標に対する判読結果に基づく被検者眼の視力、これを最終視力と呼ぶものとする)を得る。メモリ31には、被検者毎の検査結果(視力の判定結果)と、呈示視標の視力値及び向きと、応答結果(判読結果)と、が記憶される。ここで、最終的な検査結果を得たときの呈示視標を、最終視力判定時視標と呼ぶものとする。このように、制御部30は、視標呈示制御手段(視標呈示制御ユニット)及び視力判定手段(視力判定ユニット)を構成している。
同様に、制御部30は、手動検査プログラムに基づき、コントロールボックス40によって入力された視標選択信号に基づいて視標呈示部20によって検者が選択した視標を呈示し、被検者の応答を受けて視力を判定する(最終視力を判定する)。
また、メモリ31には、検査モード設定手段としての検査モード設定プログラム31bが記憶されている。プログラム31bは、自動検査モードでの制御部30による視力の判定結果である最終視力に基づいて装置の検査モードを手動検査モードに設定するプログラムである。メモリ31には、プログラム31bの手動検査モード設定の判定基準となる基準視力値が記憶されており、プログラム31bは、最終視力値と基準視力値とを比較し、最終視力値が基準視力値を下回ったときに検査モードを手動検査モードに設定する。なお、基準視力値は、検診の目的によって設定される値であり、検者(ユーザ)が任意に設定できる。例えば、自動車(四輪)の第一種普通免許取得の合否判定基準に用いられている視力値0.7、第一種大型免許や第二種普通/大型免許取得の合否判定基準に用いられている視力値0.8、等が挙げられる。本実施形態の視力基準値は、視力値0.7とする。
また、メモリ31には、再検査用視標呈示プログラム31cが記憶されている。プログラム31cは、検査モードが手動検査モードに設定された(自動検査モードから手動検査モードに切換えられた)際に、視標呈示部20によって呈示される視標を決定する。具体的には、被検者眼の最終視力を判定したときの呈示視標(最終視力判定時視標)の視力値及び向きに基づき、制御部30が、最終視力判定時視標と同じ視力値で直交する向きの視標をランダム(二者択一のランダム)で視標呈示部20によって呈示させる。
また、制御部30は、検査モードが手動検査モードに設定された(自動検査モードから手動検査モードに切換えられた)際に、ランプ8を発光させて(例えば、橙色に発光)、検者に手動検査モードが設定されたこと(再検査が必要になったこと)を報知し、検者に手動検査を促す。すなわち、ランプ8は、手動検査モードの設定を報知する報知手段(報知ユニット)を構成する。
次に、コントロールボックス40のモニタの表示について説明する。図3は、手動検査モードが設定された際のモニタ41の表示を示した図である。モニタ41には、向き選択部50及び視力値選択部60が表示されている。選択部50は、ランドルト環視標の向きを選択(設定)するため、上下左右の4つの向きに対応した4つのスイッチ51〜54を備えている。それぞれのスイッチには、検者が視覚的に判り易いように、ランドルト環視標の向きを示すマークが付されている。スイッチとしては、ランドルト環視標の向きを上向きとするための信号を入力するためのスイッチ51と、右向きとするための信号を入力するためのスイッチ52と、下向きとするための信号を入力するためのスイッチ53と、左向きとするための信号を入力するためのスイッチ54と、を備えている。一方、選択部60は、現在選択されている視標の視力値を表示する表示部61と、呈示される視標の視力値を増加させるための信号を入力するためのスイッチ62と、視力値を減少させるための信号を入力するためのスイッチ63と、を備えている。
制御部30は、手動検査モードにおいて各種スイッチによって入力された信号に基づき、視標呈示部20によって所期する視標を呈示させる。具体的には、制御部30は、表示部61に表示されている視力値で、且つ選択部50のスイッチ(51〜54)によって入力された向きのランドルト環視標を視標呈示部20によって呈示させるように、モータ22等を駆動・制御する。
次に、以上のような構成を備える装置の動作について説明する。ここでは、遠用視力を検査する場合を例に挙げる。なお、視力検査の動作の詳細は、特開2001−37721号公報に記載の内容を参照されたい。
検者は、先ず、本体1の電源を入れる。このとき、装置の検査モードは、自動検査モードに設定される。検者は、被検者を本体1の前方に位置させ、検査窓2R及び2Lを覗かせる。次に、検者は、ボタン3を押して(被検者に押させて)検査を開始する。検査の開始信号が制御部30に入力されると、制御部30は、「視力を自動で計ります。軽くレバーを倒して下さい。」というように、スピーカ6から最初の音声ガイドを発生する。被検者が音声ガイドに従ってレバー5を倒す(倒す方向は何れでもよい)と、制御部30は、その信号を受けて装置を可動状態にする。
制御部30は、先ず、ランプ17R及び17Lとランプ24R及び24Lとを点灯する共に、視標窓15R及び15Lに視力値0.5の視標を配置して呈示する。スピーカ9からは「右手で軽くレバーを持ち、左手は手前のボタンに添えて、窓を覗いて下さい。」との音声ガイドが発生される。次に、「視力を計ります。輪の切れた方向(ランドルト環視標の場合)に軽くレバーを倒して下さい。輪の切れた方向が分からないときは、手前のボタンを押して下さい。」との音声ガイドが発生される。被検者がレバー5又はボタン4で応答すると、プログラム31aが実行される。
視力検査は、遠用視力検査が右眼、左眼、両眼の順で連続して進行するようにプログラミングされている。ここで、被検者眼の視力を判定する視力検査プログラム(プログラム31a)について説明する。制御部30の制御によってスピーカ6からは「方向は?」との音声ガイドが発生され、呈示された視標の向きの判読結果に基づいて被検者がレバー5を傾倒させる。被検者が呈示視標の向きの判読結果をレバー5によって応答すると、制御部30によってその正誤が判別される。応答が正しければ、一段階上げられた視力値の視標が呈示され、応答が誤りであれば、一段階下げられた視力値の視標が呈示される。呈示視標の視力値及び向きは、メモリ31に逐次記憶される。一段階上げられた視力値の視標が呈示されて誤答であった場合、またはボタン4によって判読不能の応答があった場合には、次に呈示される視標の視力値を被検者が見えていた段階(視力値)まで戻し、視標の向きを変えて検査を続ける。こうして、被検者眼に呈示される視標がプログラムに従って順次変更され、応答結果(判読結果)の正誤の判別によって同一視力値の視標で2回以上正答があれば、その視力値が被検者眼にあるものとして制御部30によって判定される。
右眼の遠用視力検査が終了すると、同様に左眼の遠用視力検査と両眼の遠用視力検査とが行われ、それぞれの検査結果が得られる。
制御部30は、自動検査モードで得られた最終的な検査結果(最終視力値)と手動検査モード設定の判定基準(基準視力値)とに基づいて再検査の有無を判定する。本実施形態では、基準視力値である視力値0.7に自動検査モードでの最終視力値が下回ったか否かが判定される。最終視力値が基準視力値を上回っていれば(同じ場合も含む)、制御部30は、検査を終了する。最終視力値が基準視力値を下回っていれば、制御部30は、再検査を行う。
検査が終了すると(再検査が終了した場合も同様)、制御部30の制御によってスピーカ6からは「終わりました。装置の右側から検査結果が印刷されます。」と音声ガイドが発生され、プリンタ7から検査結果が出力される。また、検査結果は、モニタ41に表示されると共に、メモリ31に記憶される。
再検査を行う場合、制御部30は、プログラム31cに基づいて視標呈示部20によって視標を呈示する。制御部30は、メモリ31から自動検査モードでの最終視力判定時視標の視力値及び向きを読み出し、自動検査モードでの最終視力判定時視標の視力値(最終視力値)と同じ視力値を設定する。また、制御部30は、最終視力判定時視標の向きに対して直交する向きを設定する。このようにして設定された視力値及び向きの視標を視標呈示部20によって呈示させるように、モータ22等を駆動・制御する。
また、制御部30は、プログラム31bに基づいて検査モードを手動検査モードに設定し(自動検査モードから手動検査モードに切換え)、モニタ41に選択部50及び選択部60を表示させる(モニタ41が手動検査モードの設定を報知する報知手段(報知ユニット)を構成する)。制御部30は、検査モードが手動検査モードに設定されたこと(再検査が必要になったこと)をランプ8を発光させて検者に知らせる。そして、検者は、コントロールボックス40を用いて手動操作で再検査を行う。このとき、検者は、被検者に視標の見え方を確認したり、被検者の視力を矯正レンズ等で調整したりしながら、検査を進める。再検査が終了すると、前述と同様にプリンタ7から検査結果が出力される。
再検査である手動検査モードでは、自動検査モードでの最終視力判定時視標と同じ視力値の視標が被検者眼に最初に呈示されるため、検査を最初から始める必要がなく、効率的な再検査が行える。また、手動検査モードでの最初の視標の向きが自動検査モードでの最終視力判定時視標の向きに対して直交する向きであるため、乱視等の影響によって先の検査である自動検査モードで視力が充分に出ていなかった被検者の視力を確認できる。これにより、被検者の視力を矯正すれば自動検査モードでの最終視力判定時の視力値よりも高い視力値が得られることが簡単に分かる。また、自動検査モードから手動検査モードに変更して再検査を行うことにより、検者が被検者の視力を矯正しながら検査が行える。このため、検診中に矯正の有無によって手動検査モードを設定する(自動検査モードから手動検査モードに切換える)判定基準以上の視力が出るか否かが確認でき、効率的な検査が行える。
また、以上の説明では、最終視力判定時視標と同じ視力値で直交する向きの視標をランダムで視標呈示部20によって呈示させる構成としたが、これに限るものではない。自動検査モードにおいて、同じ視力値の視標で向きの異なる(直交する)視標を呈示する場合(同じ視力値を複数回検査する場合)には、被検者が判読を誤った回数が多かった視標の向きに対して直交する向きの視標を呈示する構成としてもよい。
なお、以上の説明では、再検査において最初に視標呈示部20によって呈示される視標は、自動検査モードでの最終視力判定時視標と同じ視力値の視標としたが、これに限るものではない。例えば、手動検査モードを設定する判定基準の視力値の視標としてもよいし、自動検査モードでの最終視力判定時視標の視力値よりも低い視力値の視標としてもよい。また、再検査での最初の視標の向きは、最終視力判定時視標の向きとは異なる向き(ここでは、3方向)の何れかをランダムで選択してもよいし、呈示可能な向き(ここでは、4方向)の何れかをランダムに選択してもよい。また、呈示可能な視標の向きは上下左右の4方向ではなく8方向等の放射状の方向としてもよい。
また、以上の説明では、検査モードが切換わったことをランプ8によって報知するものとしたが、モニタ41の表示、スピーカ6からの音声ガイド、等によって報知するものとしてもよい。また、検査モードが自動検査モードから手動検査モードに切換えられた際に、ランプ8の発光色を変化させて(例えば、緑色から橙色に変化)、検者に手動検査モードが設定されたこと(再検査が必要になったこと)を報知してもよい。
また、以上の説明では、視標呈示部20は、ディスク21をランプ24R及び24Lで照明することによって視標を呈示するものとしたが、これに限るものではない。LCD(液晶ディスプレイ)等のディスプレイによって視標を呈示するものとしてもよい。
自動視力計の概略外観図である。 自動視力計の光学系及び制御系を示す図である。 コントロールボックスのモニタの表示を示す図である。
2R、2L 検査窓
5 レバー
8 ランプ
20 視標呈示部
30 制御部
31 メモリ
40 コントロールボックス
41 モニタ

Claims (5)

  1. 検眼視標を被検者眼に呈示する視標呈示手段と、
    前記視標呈示手段に視標を呈示させる視標呈示制御手段と、
    呈示された視標に対する被検者の判読結果を入力するための応答手段と、
    呈示された視標に対して入力された判読結果の正誤を判別して被検者眼の視力を自動的に判定する視力判定手段と、
    を備える自動視力計において、
    検者が前記視標呈示手段によって呈示される視標を選択するための視標選択手段と、
    前記視標呈示手段によって呈示される視標が自動的に選択されて検査が行われる自動検査モードと,前記視標呈示手段によって呈示される視標が前記視標選択手段によって選択されて検査が行われる手動検査モードと,を切換え設定する検査モード設定手段と、
    を備え、
    前記視標呈示制御手段は、自動検査モードで得られた最終的な検査結果と手動検査モード設定の判定基準とに基づいて再検査の有無を判定し、再検査を行うと判定したときには所定の視標を前記視標呈示手段によって呈示させ、
    前記検査モード設定手段は、前記視標呈示制御手段が再検査を行うと判定したときには装置の検査モードを手動検査モードに設定する、
    ことを特徴とする自動視力計。
  2. 請求項1の自動視力計において、
    前記視標呈示手段によって呈示される視標は、方向性を持つ視力値検査用視標であり、
    前記視標呈示制御手段は、前記検査モード設定手段によって手動検査モードが設定されたときには、前記視力判定手段が被検者眼の視力を判定したときの視標の向きとは異なる向きの視標を呈示させる、
    ことを特徴とする自動視力計。
  3. 請求項2の自動視力計において、
    前記視標呈示制御手段は、前記検査モード設定手段によって手動検査モードが設定されたときには、前記視力判定手段が被検者眼の視力を判定したときの視標の向きに対して直交する向きの視標を呈示させる、
    ことを特徴とする自動視力計。
  4. 請求項1〜3の何れかの自動視力計において、
    前記視標呈示制御手段は、前記検査モード設定手段によって手動検査モードが設定されたときには、前記視力判定手段が被検者眼の視力を判定したときの視標の視力値と同じ視力値の視標、又は手動検査モード設定の判定基準となる視力値の視標を呈示させる、
    ことを特徴とする自動視力計。
  5. 請求項1〜4の何れかの自動視力計において、さらに、
    前記検査モード設定手段による手動検査モードの設定を報知する報知手段を備える、
    ことを特徴とする自動視力計。
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