JP2012147092A - パネル駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でアームの回動速度を制御し、パネルの回動速度を制御する。
【解決手段】パネル収納部3に収納され、本体装置2側とは反対側に開閉可能なパネル5と、パネル5の第1の支点に回動自在に連結されたスライドベース8と、パネル5の第2の支点に回動自在に連結された第1アーム17と、一端が第1アーム17の他端に回動自在に連結され、他端が本体装置2に回動自在に連結された第2アーム18と、第2アーム18に設けられたアームピン20と、スライドベース8に形成され、アームピン22を介して第2アーム18の回動速度を制御するカム溝9とを備え、カム溝9は、第1,2の支点の並進量を略同一にし、パネル5を並進させてパネル収納部3から突出・収納させる第1カム形状部9a、および、第1カム形状部9aの本体装置2側に形成され、第1の支点に対して第2の支点の並進量を減少させ、パネル5を回動させる第2カム形状部9bを有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、パネルを開く際に、パネルを並進させた後に回動させるパネル駆動装置に関するものである。
従来の車載用パネル駆動装置において、意匠性を重視するため、パネル駆動装置の前面のパネルと、車内の意匠パネルとが同一曲線上に配置され、また前面のパネルが車内の意匠パネル内にほぼ隙間無く収納されるように構成されたものがある。この場合、回動動作のみでパネルを開こうとすると、周囲の意匠パネルにパネルが接触してしまう。そこで、パネルを開く際には、一旦、パネルを意匠パネルから突出した位置まで並進させ、その後、回動動作に移る必要がある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたパネル駆動装置では、パネルの下部に一端が回動自在に連結され、前後方向に移動可能なスライド部材と、パネルの上部に一端が回動自在に連結されたアームと、このアームとスライド部材との間に介設された動力伝達機構とを備えている。この動力伝達機構は、スライド部材が後退位置から前方に移動された際に、アームをスライド部材とほぼ一体的に並進させてパネルを起立させたまま並進させた後、アームに対してスライド部材を相対的に並進させてパネルを傾倒させている。
特許第3821325号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたパネル駆動装置では、パネルを回動させる際にアーム回動軸の位置を動力伝達機構により固定しているため、アームの回動速度を制御することができず、パネルの回動速度を制御することができないという課題があった。そのため、パネルを開いた際にストッパに当接させて位置決めを行う場合に、パネルがストッパに高速で衝突してしまい、衝突音が発生してしまうという課題があった。また、並進動作から回動動作への急な動作変動によりパネルが振動したり、この振動によって構成部品の衝突音が発生するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、パネルを開く際にパネルを並進させた後に回動させるパネル駆動装置において、簡易な構成でアームの回動速度を制御することで、パネルの回動速度を制御することができるパネル駆動装置を提供することを目的としている。
この発明に係るパネル駆動装置は、本体装置の端面に設けられたパネル収納部と、パネル収納部に収納され、本体装置側とは反対側に開閉可能なパネルと、パネルの第1の支点に回動自在に連結され、本体装置に対してパネル取り付け方向に移動可能なスライドベースと、パネルの第2の支点に回動自在に連結された第1アームと、一端が第1アームの他端に回動自在に連結され、他端が本体装置に回動自在に連結された第2アームと、第2アームに設けられたアームピンと、スライドベースに形成され、係合されたアームピンを介して第2アームの回動速度を制御するカム溝とを備え、カム溝は、スライドベースの並進量に対して第1,2アームの回動による第2の支点の並進量を略同一にし、パネルを並進させてパネル収納部から突出・収納させる第1カム形状部、および、第1カム形状部の本体装置側に形成され、スライドベースの並進量に対して第1,2アームの回動による第2の支点の並進量を減少させ、パネルを回動させる第2カム形状部を有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、パネルを開く際にパネルを並進させた後に回動させるパネル駆動装置において、簡易な構成でアームの回動速度を制御することで、パネルの回動速度を制御することができる。
この発明の実施の形態1に係るパネル駆動装置の外観を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るパネル駆動装置の主要構成部品を示す背面側からの分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るパネル駆動装置のパネル収納状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るパネル駆動装置の並進後状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るパネル駆動装置の回動状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るパネル駆動装置のパネル開状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1におけるカム溝の形状を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1に示すように、パネル駆動装置1には、本体装置2の端面(例えば、前面)にパネル収納部3が設けられている。パネル収納部3には、音楽CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体を本体装置2に出し入れするメディア挿入口4が設けられている。
また、パネル収納部3には、本体装置2側とは反対側(例えば、本体装置2の前方)に開閉可能なパネル5が設けられている。パネル5には、表示部6および操作キー7が配置されている。このパネル5は、パネル収納状態では、図3に示すように、パネル収納部3に起立状態で収納されている。一方、記録媒体を本体装置2から出し入れする際には、図1,6に示すように、パネル5を開きメディア挿入口4を露出させる(パネル開状態)。
また、意匠性を重視するため、パネル5は、本体装置2の意匠パネル2aやパネル収納部3の縁と同一曲線上に配置され、パネル収納部3内にほぼ隙間無く収納される。そのため、パネル5を開く際には、パネル収納部3との接触を防ぐため、パネル収納状態のパネル5をパネル収納部3から突出した位置まで並進させた後に回動動作に移る必要がある。
次に、上記のようなパネル駆動装置1において、パネル5を開閉する機構について、図2〜6を参照しながら説明する。なお図2ではパネル駆動装置1の背面側から見て左側部分のみを示しているが、右側部分も同一形状に構成されている。また図3〜6では、後述するシャーシ11およびガイドプレート15は図示していない。
図2〜6に示すように、パネル5の両側面の上下部には係合突起5a,5bが形成されている。また、パネル5の背面には、本体装置2に対してパネル取り付け方向に移動可能(パネル収納部3から一端が突没可能)なコの字型のスライドベース8が設けられている。このスライドベース8の両側壁の一端には係合穴8aが形成され、係合突起(第1の支点)5aが回動自在に連結されている。
また、スライドベース8の両側壁には、前後方向に延びたカム溝9が形成されている。カム溝9は、後述するアームピン20を介して第2アーム18の回動速度および回転角度を制御するものである。このカム溝9の形状については後述する。
スライドベース8の底面には、前後方向に延びた第1ガイド溝10が形成されている。第1ガイド溝10には、本体装置2のシャーシ11底面上に回動自在に設けられた2つのシャーシカラー12a,12bが係合されている。また、スライドベース8の両側壁の後方側にはガイドピン13が取り付けられ、ガイドピン13にはスライドカラー14が回動自在に取り付けられている。
一方、スライドベース8の両側壁の外側には、シャーシ11に固定されたガイドプレート15が設けられている。このガイドプレート15の後方側には前後方向に延びた第2ガイド溝16が形成され、前方側には係合突起15aが形成されている。そして第2ガイド溝16には、スライドカラー14が係合されている。
このようにスライドベース8は、シャーシカラー12a,12bの第1ガイド溝10への係合、および、スライドカラー14の第2ガイド溝16への係合によって、電動駆動装置(不図示)の駆動力により前後方向にのみ移動可能に構成されている。
また、パネル5の背面には、パネル収納部3から一端が突没可能な略L字型の第1アーム17が設けられている。この第1アーム17の一端には係合穴17aが形成され、係合突起(第2の支点)5bに回動自在に連結されている。また、第1アーム17の他端には係合穴17bが形成されている。さらに、第1アーム17には、後述する第1捻りコイルばね25の一端が係合されるストッパ17cが形成されている。
この係合穴17bには、略L字型の第2アーム18の一端に形成された係合穴18aが、ピン19により回動自在に連結されている。第2アーム18の他端には係合穴18bが形成され、係合突起15aに回動自在に連結されている。また、第2アーム18の他端側下部には、カム溝9と係合するアームピン20が取り付けられている。
パネル5の背面の上端には、パネル当接部21が設けられている。パネル収納部3には、図3に示すように、パネル収納状態の場合にパネル当接部21と当接する第1位置決め部22が設けられている。また、パネル収納部3には、図6に示すように、パネル開状態の場合にパネル当接部21と当接する第2位置決め部23が設けられている。この第2位置決め部23により、パネル5の最大傾斜角度が位置決めされる。さらに、パネル5の背面には、図3に示すように、パネル収納状態の場合にパネル5と第2位置決め部23との接触を防止する凹部24が形成されている。
さらに、第2アーム18と第1アーム17には、ピン19を介して、第1捻りコイルばね(第1弾性部材)25が取り付けられている。この第1捻りコイルばね25は、一端が第1アーム17のストッパ17cに係合し、他端が第2アーム18に係合することで、第1アーム17を常に第2アーム18との角度を狭める方向(パネル開方向)に付勢する。
また、第2アーム18には、第1アーム17と当接するアームストッパ26が形成されている。このアームストッパ26は、第2アーム18と第1アーム17との角度が、パネル5が閉まりきるより若干広い角度より小さくならないように規制するものである。
また、第2アーム18とシャーシ11には、係合突起15aを介して、第2捻りコイルばね(第2弾性部材)27が取り付けられている。この第2捻りコイルばね27は、一端がシャーシ11に係合し、他端が第2アーム18に係合することで、第2アーム18を常に起こす方向(パネル収納方向)に付勢する。
次に、上記のように構成されたカム溝9の構成について説明する。
カム溝9は、スライドベース8の移動により、係合されているアームピン20の位置の高さを変化させ、これに伴い第2アーム18を係合穴18bを支点に回動させる。このカム溝9は、図7に示すように、パネル状態に応じた3種類のカム形状部9a〜9cを有している。
第1カム形状部9aは、パネル収納状態からパネル並進後(突出後)状態の間でアームピン20が位置する部分である。この第1カム形状部9aは、スライドベース8の移動によるパネル5の第1の支点(係合突起5a)の並進量に対して第1,2アーム17,18の回動による第2の支点(係合突起5b)の並進量が略同一になるような形状(傾斜角度)に形成されている。これによりパネル5を並進させてパネル収納部3から突出・収納させることができる。
第2カム形状部9bは、パネル並進後状態からパネル開直前状態(パネル開状態(最大傾斜角度)となる直前の状態)の間でアームピン20が位置する部分である。この第2カム形状部9bは、スライドベース8の移動によるパネル5の第1の支点の並進量に対して第1,2アーム17,18の回動による第2の支点の並進量を減少させるような形状(第1カム形状部9aに対して小さい傾斜角度)に形成されている。これにより、パネル5の第1の支点および第2の支点の前後方向の位置を相対的に離すことができ、パネル5を上向きに回動させることができる。
第3カム形状部9cは、パネル開直前状態からパネル開状態の間でアームピン20が位置する部分である。この第3カム形状部9cは、スライドベース8の移動によるパネル5の第1の支点の並進量に対して第1,2アーム17,18の回動による第2の支点の並進量を追従させるような形状(第2カム形状部9bに対して大きな傾斜角度)に形成されている。これにより、パネル5の第1の支点および第2の支点の前後方向の位置が離れるのを抑制し、パネル5の回動速度を減速させることができる。
次に、上記のように構成されたパネル駆動装置1の動作について、図3〜6を参照しながら説明する。以下では、パネル5を開く際の動作について説明する。
なお図3に示すパネル収納状態では、パネル5は、アームストッパ26および第2捻りコイルばね27によりパネル収納部3側に押し付けられて保持されている。すなわち、第1捻りコイルばね25は第1アーム17を第2アーム18側(パネル開方向)に付勢しているが、パネル収納状態では、アームストッパ26により第2アーム18側への移動が規制されるため第1捻りコイルばね25による付勢力は作用しない。また、パネル収納状態では、第2捻りコイルばね27は第2アーム18を起こす方向(パネル収納方向)に付勢し、同時に、アームストッパ26も第1アーム17をパネル収納方向に付勢する。
そのため、パネル収納状態では、常にパネル当接部21が第1位置決め部22に押し付けられた状態でパネル5は保持される。これにより、パネル5が振動などによってがたつくことを抑制することができる。
このようなパネル収納状態から、電動駆動装置によりスライドベース8を後退位置から前進させると、アームピン20が第1カム形状部9aに沿って上方に移動する。これにより、第2アーム18が係合穴18bを支点にパネル進行方向に回動し、第1アーム17はパネル5を押し出す。ここで、第1カム形状部9aは、パネル5の第1の支点および第2の支点の並進量が略同一になるように第2アーム18の回動速度および回転角度を制御している。そのため、パネル5は起立状態のまま並進し、図4に示すようにパネル収納部3から突出した状態(パネル並進後状態)となる。
また、パネル5を並進させている際に、第1アーム17と第2アーム18との角度が徐々に開き始めると、第1捻りコイルばね25による付勢力が作用し始め、第1アーム17にパネル5を押し出す方向に付勢力が加わる。そのため、パネル収納部3とパネル5との隙間が少ない場合にも接触することなくパネル5をパネル収納部3から移動させることができ、意匠性が向上する。
その後、図4に示す状態からさらにスライドベース8を前進させると、アームピン20が第2カム形状部9bに沿って緩やかに上方に移動する。これにより、第2アーム18が係合穴18bを支点にパネル進行方向に緩やかに回動し、第1アーム17はパネル5を押し出す。ここで、第2カム形状部9bは、パネル5の第1の支点および第2の支点の前後方向の位置を相対的に離すように第2アーム18の回動速度および回転角度を制御している。そのため、パネル5は、起立状態から上向きに回動し始め、図5に示す状態(パネル当接部21と第2位置決め部23とが当接する直前の状態)まで回動する。
その後、図5に示す状態からさらにスライドベース8を前進させると、アームピン20が第3カム形状部9cに沿って加速して上方に移動する。これにより、第2アーム18が係合穴18bを支点にパネル進行方向に加速して回動し、第1アーム17はパネル5を押し出す。ここで、第2カム形状部9bは、パネル5の第1の支点および第2の支点の前後方向の位置を相対的に近づけるように第2アーム18の回動速度および回転角度を制御している。そのため、パネル5の回動速度は減速され、パネル5は緩やかに回動しながら第2位置決め部23と当接して、図6に示すパネル開状態となる。このように、パネル5がパネル開状態となる直前でパネル5の回動速度を減速させることで、パネル当接部21と第2位置決め部23との衝突音を軽減させることができる。
また、パネル開状態の場合には、第2アーム18はアームピン20とカム溝9後端部との当接により位置が固定され、第1捻りコイルばね25により第1アーム17との間の角度を狭める方向(パネル5をスライドベース8側に押し付ける方向)に付勢されている。そのため、パネル5が振動などによってがたつくことを抑制することができる。
以上の動作により、パネル5が開状態となりメディア挿入口4が露出されるため、ユーザは記録媒体をメディア挿入口4を介して本体装置2から出し入れすることができる。
なお、パネル5をパネル開状態からパネル収納部3に収納する場合には、スライドベース8を後退させる。これにより、パネル5が上記動作とは逆に動作して、パネル収納状態に移行することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、パネル5の第1の支点にスライドベース8を連結し、パネル5の第2の支点に第1アーム17を連結し、第1アーム17に連結した第2アーム18をスライドベース8のカム溝9によって回動制御するように構成したので、簡易な構成で第2アーム18の回動速度および回転角度を制御することができ、パネル5の回動速度を制御することができる。
また、カム溝9の後方側に、パネル5がパネル開状態となる直前に、パネル5の第1の支点および第2の支点の前後方向の位置を相対的に近づけるように第2アーム18の回動速度を速める第3カム形状部9cを設けたので、パネル5の回動速度を減速させることができ、パネル5が第2位置決め部23に高速で衝突することを抑制し、衝突音を軽減することができる。
また、従来のパネル駆動装置では、アームを1つしか設けていないため、パネルの振動によるがたつきを防止するため弾性部材により付勢を行う場合には、このアームをパネル収納方向またはパネル開方向の一方にしか付勢することができなかった。そのため、パネルが弾性部材による付勢方向ではない位置の場合には、パネルが振動したときのがたつきによるラトルノイズが発生してしまう恐れがあった。
一方、実施の形態1に係るパネル駆動装置1では、2つのアーム17,18を設け、第1アーム17をパネル開方向に付勢する第1捻りコイルばね25と、第2アーム18をパネル収納方向に付勢する第2捻りコイルばね27とを設けたので、パネル5がパネル収納状態またはパネル開状態のどちらの状態に位置していても、パネル当接部21を第1位置決め部22または第2位置決め部23に押し付けて保持することができ、パネル5が振動したときのがたつきを抑制して、振動異音の発生を軽減することができる。また、振動によるパネル5の開閉も抑制することができる。
なお、実施の形態1では、アームストッパ26を第2アーム18に形成して説明を行ったが、第1アーム17に形成してもよい。
また、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 パネル駆動装置、2 本体装置、2a 意匠パネル、3 パネル収納部、4 メディア挿入口、5 パネル、5a,5b 係合突起(第1の支点および第2の支点)、6 表示部、7 操作キー、8 スライドベース、8a 係合穴、9 カム溝、9a〜9c 第1〜3カム形状部、10 第1ガイド溝、11 シャーシ、12a,12b シャーシカラー、13 ガイドピン、14 スライドカラー、15 ガイドプレート、15a 係合突起、16 第2ガイド溝、17 第1アーム、17a,17b 係合穴、17c ストッパ、18 第2アーム、18a,18b 係合穴、19 ピン、20 アームピン、21 パネル当接部、22 第1位置決め部、23 第2位置決め部、24 凹部、25 第1捻りコイルばね(第1弾性部材)、26 アームストッパ、27 第2捻りコイルばね(第2弾性部材)。

Claims (3)

  1. 本体装置の端面に設けられたパネル収納部と、
    前記パネル収納部に収納され、前記本体装置側とは反対側に開閉可能なパネルと、
    前記パネルの第1の支点に回動自在に連結され、前記本体装置に対してパネル取り付け方向に移動可能なスライドベースと、
    前記パネルの第2の支点に回動自在に連結された第1アームと、
    一端が前記第1アームの他端に回動自在に連結され、他端が前記本体装置に回動自在に連結された第2アームと、
    前記第2アームに設けられたアームピンと、
    前記スライドベースに形成され、係合された前記アームピンを介して前記第2アームの回動速度を制御するカム溝とを備え、
    前記カム溝は、前記スライドベースの並進量に対して前記第1,2アームの回動による前記第2の支点の並進量を略同一にし、前記パネルを並進させて前記パネル収納部から突出・収納させる第1カム形状部、および、前記第1カム形状部の前記本体装置側に形成され、前記スライドベースの並進量に対して前記第1,2アームの回動による第2の支点の並進量を減少させ、前記パネルを回動させる第2カム形状部を有する
    ことを特徴とするパネル駆動装置。
  2. カム溝は、第2カム形状部の前記本体装置側に形成され、スライドベースの並進量に対して第1,2アームの回動による第2の支点の並進量を追従させ、前記パネルの回動速度を減速させてパネル開状態とする第3カム形状部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1記載のパネル駆動装置。
  3. パネルのパネル収納部に接する側に設けられたパネル当接部と、
    パネル収納部に設けられ、パネル収納状態の場合に前記パネル当接部が当接する第1位置決め部と、
    前記パネル収納部に設けられ、パネル開状態の場合に前記パネル当接部が当接する第2位置決め部と、
    第1アームまたは第2アームの一方に設けられ、当該第1アームと第2アームとの角度を規制するアームストッパと、
    前記第1アームをパネル開方向に付勢する第1弾性部材と、
    前記第2アームをパネル収納方向に付勢する第2弾性部材と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のパネル駆動装置。
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