JP2012145857A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商用電源遮断復帰後でも、自動起動機能の設定を存続しユーザビィティ向上を図ること。
【解決手段】CPU12から出力されるスイッチ機構13をオンオフするオンオフ制御信号と、ユーザの操作により前記スイッチ機構をオンオフする画像形成装置の起動停止手段と、前記スイッチ機構はACDCコンバータ3の出力を前記CPU12に供給遮断する機能を有し、前記起動停止手段は起動状態を維持できない構成で、かつ、オンオフ制御信号のオン信号で前記スイッチ機構をオンする構成を有し、2次電池に接続され時間を計数するタイマーIC25を備え、所定の時間使用されない、若しくは所定の時刻になると前記スイッチ機構がオフする前記画像形成装置の自動起動停止手段を有する画像形成装置において、前記タイマーICには記憶手段を有し、前記自動起動停止手段による停止状態を記憶することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置の自動起動停止手段にて画像形成装置の起動停止を可能とした画像形成装置において、簡単な回路を追加することで、商用電源遮断からの復帰後、商用電源遮断前に設定した前記自動起動停止手段が記憶している設定に戻る動作を行なう事でユーザビリティーを向上させる技術に関するものである。
複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特許文献1には電源のオン、オフを制御する技術が開示されている。
図5は従来例における画像形成装置のブロック図である。1は商用電源であり商用コンセントから電力を供給するものである。2は画像形成装置に供給するDC電圧を生成する第1のACDCコンバータ3から発生するノイズを前記商用電源1へ流出することを防止する電源用ラインフィルタであり、前記第1のACDCコンバータ3は前記商用電源1から電力が供給されると常に駆動し画像形成装置にDC電圧を供給する。
一方、前記第1のACDCコンバータ3からの電力供給を受けて駆動する画像形成装置の制御を司るCPU12からの信号により開閉する電源用リレー4を経由して前記電源用ラインフィルタ2と接続される第2のACDCコンバータ5は、画像形成装置の駆動を行なうアクチュエータ群6に電力を供給する。また、7は前記CPU12からの信号により開閉し、シート材にトナーを熱定着させるための定着器への電力供給を供給遮断する定着器用リレーであり、8は、前記シート材を熱定着させる熱源であるヒータ9に通電を行なう定着駆動回路10から発生するノイズを前記商用電源1に流出させない為の定着用ACフィルタである。また、11は前記ヒータの温度を検出するサーミスタであり、前記サーミスタ11の出力は前記CPU12へ送信され、前記CPU12は前記サーミスタ11が所定の温度になるよう前記定着駆動回路10を制御する。続いて前記第1のACDCコンバータ3の出力に接続されている回路について説明を行なう。13は前記第1のACDCコンバータの出力に接続されている回路への電力を供給遮断するスイッチ機構であるFETである。また、前記スイッチ機構であるFET13の入力側の電源ラインを入力側電源ライン14と呼び、出力側の電源ラインを出力側電源ライン15と呼ぶことにする。
続いて、画像形成装置の電源起動回路58の説明を行なう。16はオンを維持できないスイッチを用いた電源スイッチ回路であり、前記電源スイッチ回路16への電力は、前記入力側電源ライン14から供給される。前記スイッチが押されると前記電源スイッチ回路16は一定時間Highレベルを保持する前記スイッチ機構であるFETのオンオフを行うオンオフ信号21を前記CPU12とNOR回路17へ出力する。続いて、前記NOR回路17は前記電源スイッチ回路16の出力であるHighレベルの信号を受けてLowレベルを出力する。続いて前記スイッチ機構であるFET13は前記NOR回路17のLowレベルの出力信号を受けてオンする。
ここで前記スイッチ機構であるFET13のゲート端子と前記入力側電源ライン14間に接続されている18は、前記スイッチ機構であるFET13のプルアップ抵抗であり、19は前記スイッチ機構であるFET13のゲート抵抗である。続いて、前記スイッチ機構であるFET13が導通すると前記CPU12に電力が供給され前記CPU12が起動し、前記CPU12は前記スイッチ機構であるFET13の導通遮断を制御するオンオフ制御信号20を前記NOR回路17へ出力し、前記オンオフ信号21がLowレベルになっても前記スイッチ機構であるFET13のオン状態を維持する。前記入力側電源ライン14は主に画像形成装置の小信号用回路へ電力を供給しており、画像形成装置の状態を検出するセンサ群22やホストコンピュータからの画像情報をラスタデータへ変換するコントローラ23内部の画像処理回路24に電力を供給する。
また、前記入力側電源ライン14は、前記電源スイッチ回路16や前記コントローラ23内に設けられている時刻を計数し設定された時刻に達すると前記スイッチ機構であるFET13をオンさせるタイマーIC25に接続されている。そして、前記タイマーIC25は前記スイッチ機構であるFET13が遮断状態であっても電力が供給されるように前記入力側電源ライン14から電力が供給される構成となっている。また、61は前記タイマーIC25から前記CPU12へ時刻を送信する時刻情報信号であり、前記CPU12は前記時刻信号61を元に前記自動停止機能の停止時刻を管理している。
続いて図6は、従来例における画像形成装置の起動停止動作を説明するブロック図である。画像形成装置が使用されない時間帯の消費電力を削減する省エネ機能に対応すべく、画像形成装置は設定された時間で自動的に停止する自動停止機能と、所定の時間で自動的に起動する自動起動機能を備えている。画像形成装置は前述したように自動的に起動停止する為、画像形成装置を起動停止する為のスイッチはオン状態を保持しない電源スイッチ26を用いている。例えばタクトスイッチやプッシュスイッチ等であり、スイッチを押す動作を行っている間はオン状態を維持し、スイッチを押す動作を止めるとオフ状態になる動作するスイッチである。逆にオン状態を保持するスイッチを前記電源スイッチに用いた場合、画像形成装置が自動的に停止した場合、前記電源スイッチはオンの状態で停止状態になり、ユーザに違和感を与える事になる。一方、オン状態を保持スイッチを前記電源スイッチに用いた場合は、画像形成装置が自動的に停止した場合でも前記電源スイッチの状態は変わらない為ユーザに違和感を与えることは無い。
次に、画像形成装置が前記電源スイッチ26を押すことにより起動する動作を説明する。前記商用電源1から電力が供給され、前記第1のACDCコンバータ3が起動している状態で前記電源スイッチ26を押すと、前記入力側電源ライン14から電流が流れ、突入電流を制限する電流制限抵抗27を経由し、前記スイッチ機構であるFET13の導通を一時的に保持する為の電源スイッチ用コンデンサ28に充電され、前記スイッチ機構であるFET13のゲートをLowレベルに下げる為の電源スイッチ用デジタルトランジスタ30のベースがHighレベルとなり前記電源スイッチ用デジタルトランジスタ30がオンし、前記電源スイッチ26がオフしても前記電源スイッチ用コンデンサ28に充電された電荷によりによって電源スイッチ用デジタルトランジスタ30は一定時間オンを維持する。なお、前記電源スイッチ用コンデンサ28の両端に発生した電圧は前記オンオフ信号21である。また、画像形成装置は動作を停止する際に後処理を行なう必要があり、前記後処理を行うタイミングを検出する為に、前記オンオフ信号21は前記CPUへも出力される。また、29は前記電源スイッチ用コンデンサ28の放電抵抗であり、前記電源スイッチ用コンデンサ28に発生している電圧を徐々に減衰させるものである。
なお、前述した電源スイッチ回路16は、前記電源スイッチ26、前記電流制限抵抗27、前記電源スイッチ用コンデンサ28、前記電源スイッチ用コンデンサの放電抵抗29で構成された回路である。このように前記電源スイッチ26が押されると一時的にスイッチ機構であるFET13は導通し前記CPU12が起動し、前記CPU12は前記オンオフ信号21がLowレベルに至る前に前記オンオフ制御信号20にHighレベルを出力し、前記スイッチ機構であるFET13のゲートをLowレベルに下げる為のスイッチ機構であるFETオンオフ制御用デジタルトランジスタ31を導通させ、前記CPU12から出力される前記オンオフ制御信号20がHighレベルを出力している限り前記スイッチ機構であるFET13は導通状態を維持する事で、画像形成装置の起動状態を維持する。以上の動作が電源スイッチを押すことによる画像形成装置の起動動作である。
続いて、電源スイッチを押すことで画像形成装置を停止させる動作について説明する。画像形成装置が起動している状態で前記電源スイッチ26を押すと前記電源スイッチ用コンデンサ28が充電され一時的に前記オンオフ信号21はLowレベルからHighレベルと変化する。前記CPU12は前記オンオフ信号21の立ち上がり波形を検出すると前記電源スイッチが押された事を認識し、画像形成装置を停止させる為のオフ処理を開始する。前記オフ処理が完了すると前記オンオフ制御信号20をLowレベルにする事でオンオフ制御用デジタルトランジスタ31をオフさせ前記スイッチ機構であるFET13を遮断する。
以上の動作が、電源が起動している状態で電源スイッチを押すことによる画像形成装置を停止させる動作である。続いて、画像形成装置が自動的に停止する自動停止機能の動作について説明する。前記自動停止機能は画像形成装置が接続されているホストコンピュータやオペレーションパネル等の外部入力機器(非図示)から設定された情報に基き一定時間、画像形成装置への操作が行われなかった時や所定の時刻になった時に自動的に画像形成装置を停止して消費電力を削減する機能である。前記外部入力機器より入力された画像形成装置を自動的に停止させる為の設定情報は前記画像処理回路24に記録され、前記設定情報による設定条件に合致した場合、前記画像処理回路24から前記CPU12へ画像形成装置を停止させる為の自動停止信号32が出力され、前記CPU12は前記オンオフ制御信号20をLowレベルにし前記スイッチ機構であるFET13を切断する。以上の動作が自動停止機能の動作である。
続いて、自動起動機能の動作について説明する。自動起動機能は、画像形成装置が所定の時刻になると自動的に画像形成装置が起動しプリント命令を受信すると即座にプリントできるスタンバイ状態になる機能であり、自動停止機能と同時に使用することで画像形成装置が使用されない夜間や長期休業の間、画像形成装置の消費電力を削減し、かつ、使用される時刻になると自動的にスタンバイ状態になることでユーザビリティーを損なうことなく消費力を削減するものである。続いて、前記タイマーIC25内の詳細を説明する。前記タイマーIC25内には、所定の時刻を記憶する時刻設定回路33と、時刻を計数するタイマー35で構成され、前記タイマー35は時刻情報を時刻情報信号としてAND回路(デジタルコンパレータ)34と前記CPU12へ出力する。前記時刻設定回路33の設定時刻は、前記外部入力機器により入力され、前記画像処理回路24を経由し前記時刻設定回路33に送信され、前記時刻設定回路33は設定された時刻を設定時刻信号60としてAND回路34へ出力している。
一方、前記タイマー35の出力信号である時刻情報信号61も前記AND回路34へ出力される。そして、前記AND回路34の入力信号である前記設定時刻信号60と前記時刻情報信号61が一致すると前記AND回路の出力はHighレベル信号を出力する。また、前記時刻設定回路33と、前記AND回路34の電力は前記入力側電源ライン14から供給され画像形成装置が停止している状態でも動作している構成となっている。前記タイマー35は2次電池36により駆動され、前記商用電源1の電力が絶たれても常に動作している構成となっている。前記AND回路34の出力信号69は、一時的にHighを保持する為の自動起動用コンデンサ58に接続され、前記自動起動用コンデンサ58の電荷を放電する為の自動起動用放電抵抗59の抵抗値と前記自動起動用コンデンサ58の容量値によって決まる時定数で放電される。
続いて、前記スイッチ機構であるFET13を導通させる為、自動起動用デジタルトランジスタ37のベースへ前記自動起動用コンデンサ58の電圧が印加されており前記自動起動用デジタルトランジスタ37を一時的にオンし、前記スイッチ機構であるFET13を導通させ画像形成装置を起動させる。なお、電源スイッチ用デジタルトランジスタ30、スイッチ機構であるFET13、オンオフ制御用デジタルトランジスタ31、自動起動用デジタルトランジスタ37は前記NOR回路17である。
図7は従来例における状態遷移図であり、画像形成装置の電源起動停止についての状態の遷移を説明するものである。38は画像形成装置に初めて前記商用電源1から電力が供給された画像形成装置の停止状態であり、自動起動機能停止の停止状態である。前記電源スイッチ26を押す39と画像形成装置の初期チェックを行なう初期化処理40に状態が遷移する。前記初期化処理40が完了すると41、プリント指示を待機するスタンバイ状態42へ遷移する。前記スタンバイ状態42で前記電源スイッチ26を押す39動作を行なうと画像形成装置を停止させる停止処理43を行ない、停止処理完了44後、前記画像形成装置の停止状態38へ遷移する。
また、前記スタンバイ状態42で自動停止機能が動作すると47、停止処理を行ない43、停止処理完了44後、自動起動が動作している画像形成装置の停止状態48に遷移する。前記自動起動が動作している画像形成装置の停止状態48で自動起動動作するか、若しくは電源スッチが押される49と前記初期化処理40へ遷移し、前記初期化処理完了41後、前記スタンバイ状態42へ遷移する。また、前記スタンバイ状態42でプリント命令を受信するとプリントを開始45しプリント状態46へ遷移する。前記プリント状態46でプリントが終了47すると前記スタンバイ状態42へ遷移する。一方、前記プリント状態46の状態で前記電源スイッチを押されると39、プリント動作終了後、前記停止処理43へ遷移する。
続いて画像形成装置が自動起動した時の動作に関してタイムチャートを用いて説明する。図8は画像形成装置が自動起動した時タイムチャートである。
本実施例では午前6時(06:00(時:分))に自動起動する事を例に説明する。60は前記時刻設定回路33の出力である設定時刻信号であり、61は前記タイマー35の出力である時刻情報信号である。午前6時のタイミング62で前記時刻情報信号61が06:00を出力すると前記AND回路34の出力信号69はHighとなり、前記自動起動用コンデンサ58を充電し、前記自動起動用コンデンサ58の容量と前記自動起動用放電抵抗59の抵抗値で決まる時定数により徐々に減少する電圧波形となる。前記自動起動用デジタルトランジスタ37は、所定のベース閾値電圧70になるまでON状態を維持し前記ベース閾値電圧70以下になるとオフ状態となる65。前記自動起動用デジタルトランジスタ37がオンになると前記スイッチ機構であるFET13のゲート電圧66がLowになり前期スイッチ機構であるFET13がオンし、前記出力側電源ラインがLowからHigh電圧に切り替わる。続いて、前記前記自動起動用デジタルトランジスタ37がオフになる前に前記オンオフ制御信号20をHighへ切り替える事により前記スイッチ機構であるFET13のオンを維持し画像形成装置を起動させる。
続いて、画像形成装置が自動停止した時の動作に関してタイムチャートを用いて説明する。図9は画像形成装置が自動停止した時タイムチャートである。本実施例では午後11時に自動停止する事を例に説明する。61は前記時刻情報信号であり時刻を計数している。前記CPU12は前記時刻情報信号61を受信し設定された午後11時(23:00)を受信すると67、停止処理を所定の時間行った後71、前記オンオフ制御信号20をLowへ切り替え前記スイッチ機構であるFET13のゲート電圧66をLowに切り替え、前記出力側電源ライン15をLowに切り替え、画像形成装置を停止させる。
特開平6−319003号公報
しかしながら、上記従来例では以下に示す問題点があった。
一般的には画像形成装置は使用する時間帯が決まっている場合が多く、深夜等、使用されない時間帯にも電力は消費されている。前記使用されていない時間帯の消費電力を削減する為に、深夜や長期休業期間などのユーザが画像形成装置を使用しない時間帯は電源スイッチを操作することで画像形成装置を停止させていた。従来例においては、使用されない時間帯の電力削減とユーザビリティー向上を目的として画像形成装置の自動停止機能、自動起動機能を設け、設定された時刻に画像形成装置を自動的にオフし、設定された時刻に自動に起動していた。
しかしながら自動起動機能、自動停止機能を備えた画像形成装置おいて、画像形成装置の停止状態の時に、停電等により商用電源からの電力供給が遮断された場合、前記商用電源からの電力遮断復帰後は自動起動機能が動作していない問題があった。自動起動機能が動作しない状態では、所定の時刻に至っても電源が起動せず、画像形成装置を起動させる為にユーザが電源スイッチをオンさせる必要が有った。更にネットワーク上で使用される画像形成装置おいては、画像形成装置によっては電源スイッチをオンさせてからプリント可能な状態になるまで数分間の時間がかかっていた。また、複数台のコンピュータで複数台の画像形成装置を共有して使用している場合、故意に所望の画像形成装置の起動を確認しない限り、ユーザがプリント指示をしてから画像形成装置の電源が起動されていない事が確認出来ない為、ユーザに煩わしさを与えていた。
本特許は上記問題を鑑み、前記タイマーICに記憶手段を設け、商用電源遮断前の自動起動機能の動作有無を記憶し、商用電源遮断からの復帰後、前記記憶手段の情報に基き自動起動機能が商用電源遮断前の状態になることにより、ユーザが意図した状態の画像形成装置の停止状態に戻す。
第1の目的とするところは、画像形成装置の停止状態で商用電源遮断から復帰すると、自動停止機能で画像形成装置を停止させていた場合、自動起動機能で起動する状態で画像形成装置が停止状態に復帰する事を目的とする。
上記目的1を達成する為に、請求項1記載の画像形成装置では、タイマーICに記憶手段を設け、前記自動起動停止手段による停止状態を記憶することで、商用電源遮断からの復帰後、自動停止機能で画像形成装置を停止させていた場合、自動停止状態に戻す。
以上説明したように、上記目的1を達成する為に、請求項1記載の画像形成装置では、タイマーICに記憶手段を設け、前記自動起動停止手段による停止状態を記憶することで、商用電源の遮断からの復帰後、自動停止機能で画像形成装置を停止させていた場合、自動起動機能で起動する状態で画像形成装置が停止状態に復帰させる事ができる
実施例1における商用電源遮断から復帰する際の動作を説明するブロック図 実施例1における状態遷移図 実施例1における画像形成装置が自動起動した時タイムチャート 実施例1における画像形成装置が自動停止した時タイムチャート 従来例における画像形成装置のブロック図 従来例における画像形成装置の起動/停止動作を説明するブロック図 従来例における状態遷移図 従来例における画像形成装置が自動起動した時タイムチャート 従来例における画像形成装置が自動停止した時タイムチャート
[実施例1]
本実施例1は従来例の画像形成装置に対して、タイマーICに記憶手段を設け、商用電源遮断何からの復帰後に自動停止機能に戻る事で、商用電源遮断からの復帰後もユーザの意図通りの動作をするものである。実施例1の説明では、前記記憶手段の回路ブロック構成とその動作について従来例との差異を説明する。
図1は実施例1における商用電源遮断から復帰する際の動作を説明するブロック図である。前記33は時刻設定回路であるが、実施例1の時刻設定回路の時刻を記憶する記憶手段は商用電源が遮断しても設定された時刻が消去されない様に不揮発性メモリで構成されるものとする。50は、本実施例1で追加された記憶手段であり、前記電池36から電力供給を受け駆動されており商用電源が遮断しても情報が消去されない構成となっている。続いて前記記憶手段50への情報の書き込み方法を以下に説明する。前記CPU12から従来例で説明した自動起動機能をセットするか否かを命令する自動起動駆動信号51を前記記憶手段へ送信し、自動停止機能が動作し前記画像形成装置の停止処理43を行なう際に自動起動機能を動作させたことを記憶し、電源が起動した際に自動起動機能の動作が停止した事を記憶する。
一方、前記電源スイッチ26を動作させることで画像形成装置を停止させた場合は自動起動機能を動作させず前記停止処理を行い画像形成装置は停止する。このように画像形成装置が停止している時は自動起動機能が動作しているか否かが設定されている。
続いて、前記記憶手段50は、自動起動機能の有無に基き、自動起動機能が動作している場合は、Highレベル、動作していない場合は、Lowレベルを第2のAND回路52へ出力する。前記第2のAND回路52のもう一方の入力は、従来例で説明した前記AND回路34の出力信号69を受信し、同時にHighレベルとなった時だけHighを出力し前記スイッチ機構であるFET13をオンさせ画像形成装置の電源を起動させる。つまり、前記第2のAND回路は、前記タイマーIC25により設定された時刻に至った場合、かつ、自動起動機能が動作している場合にHighレベルを出力し画像形成装置を起動させる。
続いて、図2は実施例1における状態遷移図であり、従来例から追加し、商用電源遮断が発生した際の状態遷移を説明する。従来例と異なる動作をする箇所と、追加された状態の説明を行なう。従来と異なる動作としては、まず、前記スタンバイ状態42で自動停止動作47により停止処理が行なわれる状態に遷移するのであるが、前記停止処理の際に前記記憶手段に自動起動機能が動作した情報を書き込む動作を行なう第2の停止処理53が行なわれる。
また、従来例で説明した初期化処理40の状態では、自動起動機能を停止させる動作を追加した第2の初期化処理54を行なう。続いて商用電源遮断が発生した際の状態遷移の様子を説明する。商用電源遮断が発生した場合56、全ての状態から商用電源が遮断された状態55へ遷移する。やがて商用電源遮断から復帰する57と前記記憶手段50の情報に基き商用電源遮断前に自動起動機能が動作していた場合は、前記自動起動機能が動作している状態の画像形成装置の停止状態48に遷移し、商用電源遮断前に自動起動機能が停止していた場合、自動起動機能はそのまま停止した状態の前記画像形成装置の停止状態38に遷移する。
続いて画像形成装置が自動起動した時の動作に関してタイムチャートを用いて説明する。図3は画像形成装置が自動起動した時タイムチャートである。設定された時刻(06:00)になると前記設定時刻信号60が一時的にHighとなり前記出力側電源ライン15がHighに切り替わる動作は従来例で説明した動作と同じである。本実施例では前記出力側電源ライン15がHighに切り替わった後、前記CPU12の起動後、前記記憶手段50の出力信号68がHighからLowに切り替わる事により前記AND回路の出力がHighになったとしても前期スイッチング機構であるFET13のオンを禁止し自動起動機能をオフさせる。
続いて画像形成装置が自動停止した時の動作に関してタイムチャートを用いて説明する。図4は画像形成装置が自動停止した時タイムチャートである。設定された時刻になると前記オンオフ信号20がHighからLowに切り替わることで前記出力側電源ライン15がLowに切り替わる動作は従来例で説明した動作と同じである。
本実施例では前記停止処理期間71中に、前記記憶手段50の出力信号68がLowからHighに切り替わる事により、前記AND回路の出力信号がHighになった時には前期スイッチング機構であるFET13をオンする自動起動機能をオンさせる動作を行うことで前記自動起動機能をオンさせる。また、前記記憶手段50の電力は前記2次電池36から供給している為、前記商用電源1の電力供給が絶たれても前記記憶手段に設定された自動起動機能の設定は記憶されており、前記商用電源1の電力が再度供給されると、電力が絶たれる前の自動起動機能の設定に戻る。
以上、説明したように実施例1の画像形成装置は、商用電源遮断から復帰した際に商用電源遮断前の自動起動機能の設定状態に画像形成装置が復帰する事が出来、ユーザの意図通りの動作をする事が出来る。
1:商用電源
2:電源用ラインフィルタ
3:第1のACDCコンバータ
4:電源用リレー
5:第2のACDCコンバータ
6:アクチュエータ群
7:定着器用リレー
8:定着用ACフィルタ
9:ヒータ
10:定着駆動回路
11:サーミスタ
12:CPU
13:スイッチ機構であるFET
14:入力側電源ライン
15:出力側電源ライン
16:電源スイッチ回路
17:NOR回路
18:プルアップ抵抗
19:ゲート抵抗
20:オンオフ制御信号
21:オンオフ信号
22:センサ群
23:コントローラ
24:画像処理回路
25:タイマーIC
26:電源スイッチ
27:電流制限抵抗
28:電源スイッチ用コンデンサ
29:電源スイッチ用コンデンサの放電抵抗
30:電源スイッチ用デジタルトランジスタ
31:スイッチ機構であるFETオンオフ制御用デジタルトランジスタ
32:自動停止信号
33:時刻設定回路
34:AND回路
35:タイマー
36:電池
37:自動起動用デジタルトランジスタ
38:画像形成装置の停止状態
39:電源スイッチ押す
40:初期化処理
41:初期化処理完了
42:スタンバイ状態
43:停止処理
44:停止処理完了
45:プリント開始
46:プリント状態
47:自動停止動作
48:自動起動動作時の画像形成装置の停止状態
49: 自動起動動作若しくは電源スイッチ押す
50:記憶手段
51:自動起動駆動信号
52:第2のAND回路
53:第2の停止処理
54:第2の初期化処理
55:商用電源遮断
56:商用電源遮断発生
57:商用電源遮断復帰
58:自動起動用コンデンサ
59:自動起動用放電抵抗
60:設定時刻信号
61:時刻情報信号
62:午前6時のタイミング
63:時刻監視回路33の出力
64:自動起動用デジタルトランジスタ37のベース電圧
65:自動起動用デジタルトランジスタ37のオン/オフ状態
66:スイッチ機構であるFET13のゲート電圧
67: 自動停止時刻受信
68:記憶手段50の出力信号
69:AND回路34の出力信号
70:ベース閾値電圧
71:停止処理期間

Claims (1)

  1. 商用電源より電力が供給されると起動するACDCコンバータと、前記ACDCコンバータの出力に接続されたスイッチ機構と、前記スイッチ機構の出力に接続されたCPUと、前記CPUから出力される前記スイッチ機構をオンオフするオンオフ制御信号と、ユーザの操作により前記スイッチ機構をオンオフする画像形成装置の起動停止手段と、前記スイッチ機構は前記ACDCコンバータの出力を前記CPUに供給遮断する機能を有し、前記起動停止手段は起動状態を維持できない構成で、かつ、前記オンオフ制御信号のオン信号で前記スイッチ機構をオンする構成を有し、2次電池に接続され時間を計数するタイマーICを備え、所定の時間使用されない、若しくは所定の時刻になると前記スイッチ機構がオフする前記画像形成装置の自動起動停止手段を有する画像形成装置において、
    前記タイマーICには前記記憶手段を有し、前記自動起動停止手段による停止状態を記憶することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015112822A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 株式会社沖データ 画像形成装置
CN105599467A (zh) * 2014-11-14 2016-05-25 株式会社理光 图像形成装置

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