JP2012141744A - 文書管理装置、文書管理処理装置の制御方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

文書管理装置、文書管理処理装置の制御方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】保存先の種類に関わらず簡単な操作で目的のディレクトリを選択可能な画像処理装置を提供すること。
【解決手段】文書に対して付与するセキュリティ情報を設定可能なセキュリティ設定手段と、フォルダに文書が保存されたかどうかを監視する監視手段と、監視手段により文書が保存されたと判定された場合、前記文書に前記セキュリティ情報を付与するセキュリティ付与手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して接続する複写機、PCのフォルダや複合機のボックスに設定するセキュリティ機能に関する。
近年、複合機などの画像処理装置の文書管理機能では、複数の保管先にファイルを保存しておくことが可能になっている。そして選択したファイルをプリンタやファクシミリなどに出力することが行われるようになり、文書に対してのセキュリティの設定強化が求められている。
文書に対して容易にセキュリティが付与できるよう、特許文献1では、ボックスへ文書データを登録する場合において、その文書データに対してセキュリティポリシーを設定できる技術が提案されている。
特開2008−35501
しかしながら、セキュリティポリシーを設定した文書が、他のセキュリティポリシーが設定されていないフォルダに移動される場合や、他のセキュリティポリシーが設定されているフォルダに移動される場合など、意図したセキュリティポリシーが設定されない可能性がある。
そこで、本願発明では、セキュリティが付与されたファイルを別のフォルダへコピーする際に、ファイルに付与されたセキュリティを考慮した文書管理をすることが可能な文書管理装置を提供することを目的とする。
フォルダに文書を保存することが可能な文書管理装置であって、当該文書に対して付与するセキュリティ情報を設定可能なセキュリティ設定手段と、フォルダに文書が保存されたかどうかを監視する監視手段と、監視手段により文書が保存されたと判定された場合、文書に前記セキュリティ情報を付与するセキュリティ付与手段とを有する。
本発明によれば、セキュリティが付与されたファイルを別のフォルダへ移動した際に、付与されたセキュリティを考慮した文書管理をすることが可能な文書管理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る文書管理装置が接続されたシステム構成図である。 本発明の実施形態に係る文書管理装置のハードウェア構成図である。 本発明の実施形態に係る文書管理装置の機能構成図である。 本発明の実施形態に係る文書管理装置の画面遷移の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る文書管理装置のセキュリティ設定画面の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置のセキュリティ情報の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の文書投入時の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置操作処理フローの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る文書管理装置が接続されたシステム構成図である。
クライアント装置101、複合機102、FAX103およびサーバ装置104が通信ネットワーク500を介して通信可能な状態で接続されている。それぞれの装置は複数台数設置可能である。
クライアント装置101は、ネットワーク上に接続された複合機102やFAX103などを利用することができる。また、ファイルの送信を複合機102のボックス107に送信することも可能である。
複合機102は、情報格納エリアとして、USBメモリ106、ボックス107およびサーバ装置104に備えられたネットワークドライブ105などを利用することが可能である。ユーザは、複合機102を操作することで、情報格納エリアのフォルダからファイルを選択し、別の格納先へのファイルのコピーや印刷やFAX送信などの操作を行う。
USBメモリ106は、複合機に接続可能な記憶媒体である。複合機102は、USBメモリ106のUUID(Universally Unique Identifier)を用いて識別を行う。
ボックス107は、複合機102のハードディスクをSMBやWebDAVプロトコルなどで共有可能となっている。クライアント装置101から直接アクセスすることが可能で、例えばスキャンデータやFAX受信データをPDFファイルなどの形式にてボックス107に保存することによりPCから共有したり、ファイルをボックス107に保存し、それを必要なときに複合機のパネル操作でプリントしたりすることができる。
FAX103は、複合機102からの操作により、情報格納エリアに保存されたファイルを送信したり、受信したFAXデータをボックス107に保存したりすることができる。FAX103は、単体で構成されていてもよいし、複合機の機能として構成されていても構わない。
サーバ装置104は、ネットワークドライブ105を有している。ネットワーク500に接続された各種デバイスから接続可能である。ネットワークドライブ105は、ボックス107の機能がサーバ装置104に記憶されるものである
ボックス107には、ボックス内のフォルダにファイルが投入された際、フォルダに対してあらかじめ設定されているセキュリティ情報をファイルに付与することができる。USBメモリ106やネットワークドライブ105にファイルが投入された場合も同様である。フォルダに投入されたファイルには、フォルダに設定されたセキュリティ情報が付与されることになる。
図2は、本発明の実施形態に係る文書管理装置のハードウェア構成図である。図1に示した複合機102に適用可能である。
図2において、216はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ214や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部212と接続する一方、LAN(例えば、図1に示した通信ネットワーク500)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット216において、201はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。
202はRAMで、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。203はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。
204はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
207は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(キーボード)208とのインタフェース部である。また、操作部I/F207は、操作部208から入力したキー情報(例えば、スタートボタンの押下など)をCPU201に伝える役割をする。
205はネットワークインタフェース(Network I/F)で、通信ネットワーク500に接続し、データの入出力を行う。
206はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
218は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、認証処理で用いられるICカードを読み取るためのカードリーダ219が外部I/F部218に接続されている。
そして、CPU201は、この外部I/F218を介してカードリーダ219によるICカードからの情報の読み取りを制御し、ICカードから読み取られた情報を取得することが可能である。以上のデバイスがシステムバス209上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス209と画像データを高速で転送する画像バス215とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス215は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。
画像バス215上には以下のデバイスが配置される。
210はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。
211はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ部212とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
また、213はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ214とコントローラユニット216を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
217は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。
また、これに加えて、画像処理部217は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部214は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査す
ることで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。
原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者(ユーザ)が操作部208から読み取り起動指示することにより、CPU201がスキャナ214に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部212は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU201からの指示によって開始する。なお、プリンタ部212には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部208は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F207を介してCPU201に伝える。
また、操作部208は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
尚、表示部はプリンタによって表示性能が異なり、タッチパネルを介して操作をできるプリンタ、単に液晶画面を備え文字列を表示(印刷状態や印刷している文書名の表示)させるだけのプリンタによって本発明は構成されている。
ここで、操作部208のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。
スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。
また、操作部208のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。
また、操作部208のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。
リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ219は、CPU201からの制御により、ICカードに記憶されている情報(UID(ユーザID)などのユーザ識別可能なユーザ情報)を読み取り、該読み取った情報を外部I/F218を介してCPU201へ通知する。
以上のような構成によって、複合機102は、スキャナ214から読み込んだ画像データを通信ネットワーク500上に送信したり、通信ネットワーク500に接続された装置から受信した印刷データをプリンタ部212により印刷出力することができる。
また、スキャナ214から読み込んだ画像データをモデム206により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ部212により出力することできる。
図3は、本発明の実施形態に係る文書管理装置の機能構成図である。
セキュリティ設定部301、セキュリティ判定部302、セキュリティ付与部303およびファイル操作部304で構成されている。
セキュリティ設定部301では、情報格納エリアのフォルダに対して、当該フォルダに文書が投入された場合に、文書に付与するセキュリティ情報を設定することができる。
情報格納エリアとは、ボックス312、USBメモリ313およびネットワークドライブを314指す。図1でも述べたがボックス312およびUSBメモリ313は複合機に記憶されている。ネットワークドライブ314は、ネットワーク上のサーバに設けられた情報格納エリアである。情報格納エリアへは文書管理装置の各処理部から操作可能である。
セキュリティ判定部302は、各フォルダや文書ファイルに対してどのようなセキュリティが付与されているのかを判定する。セキュリティ付与部303は、文書に対して所定のセキュリティを付与する。
ファイル操作部304は、情報格納エリアに保存された文書ファイルに対して、印刷やコピーなどの操作を実行する。
セキュリティDB311には、ボックス内のフォルダに対して設定されているセキュリティ情報や、文書に対して付与されているセキュリティ情報などが記憶されている。
図4は、本発明の実施形態に係る文書管理装置の画面遷移の一例を示す図である。
メインメニュー410は、複合機102の電源が起動されシステムが起動した後に表示される画面である。メインメニューに表示される機能を利用可能である。ここで、保存ファイルの利用メニュー411を選択すると、保存ファイル利用メニュー420に画面遷移する。
情報格納エリア選択画面420では、保存ファイルがどの情報格納エリアに保存されているかを指定する。ネットワーク422が選択されるとネットワークドライブ内のフォルダ選択画面に、USBメモリ423が選択されるとUSBメモリ内のフォルダ選択画面に遷移する。
ここではボックス421が選択されたものとして説明する。ボックス421が選択されるとボックス内のフォルダ選択画面430に遷移する。フォルダ選択画面430では、ボックスのルートフォルダが表示される。ここでボックス番号「00」をボックス一覧画面431で選択すると、ボックス「00」に保存されたファイルが表示されたファイルの操作画面440に遷移する。
ファイルの操作画面440では、セキュリティの設定状況がアイコンで表示されており、アイコン441は、本実施形態による、フォルダに投入された際にセキュリティが付与された文書ファイルであることを示す。アイコン442は、それ以外の方法でセキュリティが付与された文書ファイルであることを示す。
操作メニュー欄443には、プリント444、プレビュー445、複製446および移動447の操作が選択可能に表示されている。表示された文書ファイルを選択した状態でいずれかの操作メニューを選択すると対応する操作が実行される。
プリント444が押下されると選択された文書ファイルが所定のプリンタから印刷される。プレビュー445が押下されると、選択された文書ファイルのプレビュー画面が操作パネル上に表示される。複製446が押下されると文書ファイルのコピーが実行され、移動447が押下されると文書ファイルの移動が実行される。複製446と移動447が選択された場合、どこのフォルダに複製または移動するかを選択する不図示の画面が表示される。また、複製とは、文書ファイルを元の位置に残したまま複製先に保存することを指し、移動とは、文書ファイルを元の位置から削除して移動先に保存することを指す。
図5は、本発明の実施形態に係る文書管理装置のセキュリティ設定画面の一例を示す図である。
複合機102の操作パネル上の不図示のセキュリティ設定ボタンが押下されることにより、操作パネル上に表示される。ここでボックス内のフォルダに対して設定したセキュリティ情報が、フォルダに保存された文書ファイルに対して付与される。
セキュリティタブ500の表示画面では、プリント501、プレビュー502、複製503および移動504の各操作についてのセキュリティの設定が可能である。一番左の列では、各操作の可否の設定を「できる」「できない」で設定する。
左から二番目の列では、設定した日時に対して設定が可能である。設定可能な項目としては、「設定した日時まで」「設定した日時以降」「設定した期間」などが挙げられる。日時を設定する場合は、左から三番目の列が表示され、日時の入力が可能となる。「設定した期間」が選択されると、日時を選択する用の列が左から四番目に表示され、日時の入力が可能となる。
セキュリティ範囲510は、セキュリティの範囲の設定が可能で、文書ファイルが「ボックスの外に出ても、セキュリティ設定を保持する」(A)と「ボックスの外に出したときは、セキュリティ設定を外す」(B)がラジオボタンにより選択可能である。この設定により、ボックスに保存された時に設定されたセキュリティを、ボックスの外に出された場合に維持するのかどうかを制御することが可能となる。
セキュリティ優先度520は、セキュリティの優先度の設定が可能で、「ボックスに投入された文書は、セキュリティ設定を全て更新する(ボックスの設定に変更する)」(A)と「セキュリティ機能設定済みの文書は、設定を更新しない(ボックスの設定に変更しない)」(B)がラジオボタンにより選択可能である。この設定により、セキュリティの設定された文書がボックスに保存された時に、文書のセキュリティをボックスのセキュリティのどちらを優先させるのかを制御することが可能となる。更新ボタンを押下することで設定が記憶/更新される。本画面で設定された内容は、セキュリティDB311に保存される。
図6は、本発明の実施形態に係る画像処理装置のセキュリティ情報の一例を示すフローチャートである。
図5のセキュリティ設定画面で設定可能な情報を記憶したものである。
設定の組み合わせ表610は、本システムで設定可能なセキュリティ項目を示す。文書操作611は、プリント、プレビュー、複製および移動の各操作について設定可能となっている。機能612は、各操作に対して「できる」「できない」の設定が可能である。日時613は、設定した日時に対して「設定した日時まで」「設定した日時以降」「設定した期間」操作できることを設定する。
ボックスにされたセキュリティ設定620は、図5のセキュリティ設定画面500で設定した内容を記憶したもので、設定されたフォルダの数だけ作成される。セキュリティDB311に記憶される。
なお、文書ファイルのセキュリティ情報は、ボックスにされたセキュリティ設定620から、範囲625と優先度626を除いたものが付与される。
図7は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の文書投入時の処理の一例を示すフローチャートである。
セキュリティ機能の設定されたボックス内のフォルダに文書が保存されることで処理が開始される。文書の保存とは、文書ファイルの新規登録や、他のフォルダからの複製/移動などを指す。
ステップS701でフォルダに文書ファイルが保存される。
ステップS702で保存された文書ファイルにセキュリティが設定されているかどうかを判定する。設定されていない場合はステップS706に進み、セキュリティの設定がされていた場合はステップS703に進む。
ステップS703では、セキュリティを更新するかどうかの判定を行う。具体的には、文書ファイルに設定されたセキュリティと、フォルダに設定されたセキュリティのどちらを利用するかどうかの判定を行う。どちらを利用するかは、セキュリティ優先度で設定された項目でもって判定する。Aが設定されていればセキュリティを更新し、Bが設定されていればセキュリティは更新しない。
セキュリティを更新しない場合は処理を終了し、セキュリティを更新する場合は、ステップS704に進みパスワードの入力を要求し、ステップS705でパスワードの紹介結果を確認する。これは、勝手に文書ファイルのセキュリティが書き変わってしまうのを防ぐためのオプション機能であり、必須の処理ではない。
パスワードが正しい場合は、ステップS706に進む。ステップS706では、ボックス内のフォルダに設定されたセキュリティ設定を保存された文書ファイルに対して付与し、処理を終了する。
図8は、本発明の実施形態に係る画像処理装置操作処理フローの一例を示すフローチャートである。
図4のファイル操作画面440でファイルの操作が選択された時に実行される。
ステップS801で操作を受付ける。ここでは、操作の種別までは判断しない。
ステップS802で、受付けた操作が当該文書ファイルに許可されたものかどうかを判定する。ステップS803では、受付けた操作が許可された期間内かどうかを判定する。文書ファイルに対して付与されたセキュリティ情報に基づいて判定される。
ステップS802およびS803で許可されていないものは、ステップS808に進み、操作が許可されていない旨を通知して処理を終了する。
一方、許可された操作の場合は、ステップS804で、複製および移動が選択されたかどうかを判定する。複製/移動以外の操作の場合、プリントまたはプレビューをステップS807で実行し処理を終了する。複製/移動であった場合は、ステップS805に進む。
ステップS805では、セキュリティ範囲の処理を行う。具体的には、セキュリティ範囲の設定で、Aが設定されている場合文書ファイルに付与されたセキュリティ設定を保持し、Bが設定されている場合には、セキュリティ情報を外す処理を行う。
ステップS806では、図7の文書保存処理を実行して処理を実行する。なお、複製の場合であっても移動の場合であっても、文書保存処理では、文書の保存として処理される。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、本発明に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体はコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 クライアント装置
102 複合機
103 FAX
104 サーバ装置
105 ネットワークドライブ
106 USBメモリ
107 ボックス

Claims (7)

  1. フォルダに文書を保存することが可能な文書管理装置であって、
    当該文書に対して付与するセキュリティ情報を設定可能なセキュリティ設定手段と、
    前記フォルダに文書が保存されたかどうかを監視する監視手段と、
    前記監視手段により文書が保存されたと判定された場合、前記文書に前記セキュリティ情報を付与するセキュリティ付与手段と、
    を有することを特徴とする文書管理装置。
  2. 前記セキュリティ情報は、前記文書の保存先が前記フォルダから変更となる場合に前記セキュリティ付与手段により付与されたセキュリティ設定を維持するかどうかの設定が可能であり、
    前記フォルダに保存される文書に設定されたセキュリティ設定を維持する設定がされていた場合、前記セキュリティ付与手段は、保存された文書に対して当該セキュリティ情報を付与しないことを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
  3. 前記フォルダに保存される文書に設定されたセキュリティ設定を維持しない設定がされていた場合、前記セキュリティ付与手段は、保存先が変更となる文書に付与されたセキュリティ情報を削除することを特徴とする請求項2記載の文書管理装置。
  4. 前記セキュリティ情報には、文書に対する操作に関する項目が含まれており、当該文書に対する操作が出来る期間の設定が可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の文書管理装置。
  5. フォルダに文書を保存することが可能で、当該文書に対して付与するセキュリティ情報を設定可能なセキュリティ設定手段を有する文書管理装置の制御方法であって、
    前記フォルダに文書が保存されたかどうかを監視する監視ステップと、
    前記監視ステップにより文書が保存されたと判定された場合、前記文書に前記セキュリティ情報を付与するセキュリティ付与ステップと、
    を有することを特徴とする文書管理装置の制御方法。
  6. フォルダに文書を保存することが可能で、当該文書に対して付与するセキュリティ情報を設定可能なセキュリティ設定手段を有する文書管理装置を、
    前記フォルダに文書が保存されたかどうかを監視する監視手段と、
    前記監視手段により文書が保存されたと判定された場合、前記文書に前記セキュリティ情報を付与するセキュリティ付与手段と、
    を有することを特徴とする文書管理装置として機能させるためのプログラム。
  7. 請求項6記載のプログラムの記録した記録媒体。
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