JP2012141651A - 点呼システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被点呼者の顔の一部を点呼執行者に従来より容易に確認させることができる点呼システムを提供する。
【解決手段】点呼システムは、乗物の運転者の点呼を行う点呼執行者によって使用されるサーバー装置20と、運転者によって使用されるクライアント装置とを備えており、クライアント装置は、運転者の画像を撮影するビデオカメラ23と、ビデオカメラ23によって撮影された画像をサーバー装置20に送信する通信部27とを備えており、サーバー装置20は、クライアント装置の通信部27によって送信された画像を受信する通信部27と、通信部27によって受信された画像から運転者の顔の一部の画像である顔一部画像を画像認識によって抽出するPC21と、PC21によって抽出された顔一部画像を表示するモニタ25とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、点呼執行者による被点呼者に対する点呼を支援することができる点呼システムに関する。
従来の点呼システムとしては、点呼執行者である運行管理者によって使用されるコンピュータと、被点呼者である自動車の運転者によって使用されるコンピュータとを備えており、運転者によって使用されるコンピュータは、運転者の画像を撮影する撮像装置と、運行管理者によって使用されるコンピュータに撮像装置によって撮影された画像を送信する第一のデータ送受信装置とを備えており、運行管理者によって使用されるコンピュータは、第一のデータ送受信装置によって送信された画像を受信する第二のデータ送受信装置と、第二のデータ送受信装置によって受信された画像を表示する画像表示装置とを備えている自動車運行管理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この自動車運行管理装置は、遠隔地にいる運転者の健康状態を運行管理者に判断させるために、画像表示装置に表示される画像によって運転者の顔色や表情などの外観を運行管理者に確認させることができる。
特開2007−058295号公報
ヒトの健康状態は、目の充血など、顔の一部に顕著に現れる場合がある。そのため、ヒトは、他人の顔を漠然と眺めるだけではなく、顔の一部を注目することによって、その他人の健康状態を的確に判断することができる。
しかしながら、従来の自動車運行管理装置は、画像表示装置に表示される画像によって運転者の外観を運行管理者に確認させることができるが、運転者の顔の一部の重点チェック部位を運行管理者に注目させることには適していない。
そこで、本発明は、被点呼者の顔の一部を点呼執行者に従来より容易に確認させることができる点呼システムを提供することを目的とする。
本発明の点呼システムは、点呼を行う点呼執行者によって使用される点呼執行装置と、前記点呼が行われる被点呼者によって使用される被点呼装置とを備えており、前記被点呼装置は、前記被点呼者の画像を撮影する画像撮影手段と、前記画像撮影手段によって撮影された画像を前記点呼執行装置に送信する画像送信手段とを備えており、前記点呼執行装置は、前記画像送信手段によって送信された画像を受信する画像受信手段と、前記画像受信手段によって受信された画像から前記被点呼者の顔の一部の画像である顔一部画像を画像認識によって抽出する顔一部抽出手段と、前記顔一部抽出手段によって抽出された顔一部画像を表示する画像表示手段とを備えていることを特徴とする。
この構成により、本発明の点呼システムは、点呼執行装置が被点呼装置から受信した画像から被点呼者の顔の一部の画像を抽出して表示するので、被点呼者の顔の一部を点呼執行者に従来より容易に確認させることができる。
また、本発明の点呼システムの前記画像表示手段は、前記被点呼者の顔を含んだ画像である顔画像を前記顔一部画像とは別に表示し、前記顔一部画像を前記顔画像の中の対応する部分よりも拡大して表示しても良い。
この構成により、本発明の点呼システムは、顔画像の表示によって被点呼者の顔の全体を点呼執行者に確認させることができるとともに、顔画像の中の対応する部分よりも拡大して表示された顔一部画像によって被点呼者の顔の一部を点呼執行者に容易に確認させることができる。
また、本発明の点呼システムの前記顔一部画像は、前記被点呼者の目を含んだ画像であっても良い。
この構成により、本発明の点呼システムは、被点呼者の健康状態が顕著に現れ易い『目』を顔一部画像の表示によって点呼執行者に容易に確認させることができる。
また、本発明の点呼システムの前記顔一部画像は、前記被点呼者の目の周辺を含んだ画像であっても良い。
この構成により、本発明の点呼システムは、目と同様に、被点呼者の健康状態が顕著に現れ易い被点呼者の目の周辺を顔一部画像の表示によって点呼執行者に容易に確認させることができる。
本発明の点呼執行装置用プログラムは、点呼を行う点呼執行者によって使用される点呼執行装置と、前記点呼が行われる被点呼者によって使用される被点呼装置とを備えており、前記被点呼者の画像を撮影する画像撮影手段と、前記画像撮影手段によって撮影された画像を前記点呼執行装置に送信する画像送信手段とを前記被点呼装置が備えている点呼システムの前記点呼執行装置を機能させるための点呼執行装置用プログラムであって、前記画像送信手段によって送信された画像を受信する画像受信手段、前記画像受信手段によって受信された画像から前記被点呼者の顔の一部の画像である顔一部画像を画像認識によって抽出する顔一部抽出手段、および、前記顔一部抽出手段によって抽出された顔一部画像を表示する画像表示手段として前記点呼執行装置を機能させることを特徴とする。
この構成により、本発明の点呼執行装置用プログラムを実行する点呼執行装置は、被点呼装置から受信した画像から被点呼者の顔の一部の画像を抽出して表示するので、被点呼者の顔の一部を点呼執行者に従来より容易に確認させることができる。
本発明の点呼システムは、被点呼者の顔の一部を点呼執行者に従来より容易に確認させることができる。
本発明の一実施の形態に係る点呼システムのブロック図である。 図1に示すサーバー装置のブロック図である。 図1に示すクライアント装置のブロック図である。 図2に示すサーバー装置のモニタに表示される画面の例を示す図である。 点呼の要求をクライアント装置から受信したときの図2に示すサーバー装置のPCの動作のフローチャートである。 図2に示すサーバー装置のPCによる顔一部画像の抽出方法を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本発明の一実施の形態に係る点呼システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る点呼システム10のブロック図である。
図1に示すように、点呼システム10は、点呼を行う点呼執行者によって使用される本発明の点呼執行装置としてのサーバー装置20と、点呼を受ける被点呼者である運転者によって使用されて運転者の様子を音および画像でサーバー装置20に送信する本発明の被点呼装置としての複数台のクライアント装置40とを備えている。サーバー装置20およびクライアント装置40は、インターネットなどのネットワーク網11を介して互いに通信可能になっている。なお、点呼システム10は、サーバー装置20を複数台備えていても良いし、クライアント装置40を1台しか備えていなくても良い。
点呼システム10は、運送業者によって使用されるシステムであって、法令によって義務付けられている運転者の乗務前の点呼を支援するシステムである。サーバー装置20は、運送業者の本部に設置されている。クライアント装置40は、全国に例えば数百か所など点在する運送業者の支部にそれぞれ設置されている。
図2は、サーバー装置20のブロック図である。
図2に示すように、サーバー装置20は、サーバー装置20全体を制御するコンピュータであるPC(Personal Computer)21と、音を入力するマイク22と、画像を入力するビデオカメラ23と、音を出力するスピーカ24と、画像を出力するモニタ25と、点呼執行者による操作を入力するキーボード、マウス、タッチパネルなどの操作部26と、外部の装置と通信を行うための通信部27とを備えている。場合によっては、音によって警報を行う警報器28と、光によって点呼執行者を呼び出す呼出灯29とを備えていても良い。ここで、通信部27は、クライアント装置40の後述する通信部47によって送信された画像を受信するようになっており、本発明の画像受信手段を構成している。また、PC21は、通信部27によって受信された画像から運転者の顔の一部の画像である顔一部画像を画像認識によって抽出するようになっており、本発明の顔一部抽出手段を構成している。また、モニタ25は、PC21によって抽出された顔一部画像を表示するようになっており、本発明の画像表示手段を構成している。なお、サーバー装置20は、警報器28、呼出灯29をそれぞれスピーカ24、モニタ25によって代用する構成であっても良い。
PC21は、CPU(Central Processing Unit)と、本発明の点呼執行装置用プログラムを含むプログラムやOS(Operating System)各種のデータを予め記憶しているHDD(Hard Disk Drive)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)となどによって構成されている。CPUは、HDDに記憶されているプログラムを実行することによってPC21を動作させる演算処理装置である。RAMは、CPUによってプログラムが実行されるときにプログラムや各種のデータを一時的に記憶するようになっている。
図3は、クライアント装置40のブロック図である。
図3に示すように、クライアント装置40は、クライアント装置40全体を制御するコンピュータであるPC41と、音を入力するマイク42と、画像を入力するビデオカメラ43と、音を出力するスピーカ44と、画像を出力するモニタ45と、運転者による操作を入力するキーボード、マウス、タッチパネルなどの操作部46と、外部の装置と通信を行うための通信部47とを備えている。ここで、ビデオカメラ43は、運転者の画像を撮影するようになっており、本発明の画像撮影手段を構成している。また、通信部47は、ビデオカメラ43によって撮影された画像をサーバー装置20に送信するようになっており、本発明の画像送信手段を構成している。
PC41は、CPUと、プログラムや各種のデータを予め記憶しているHDDと、CPUの作業領域として用いられるRAMとなどによって構成されている。CPUは、HDDに記憶されているプログラムを実行することによってPC41を動作させる演算処理装置である。RAMは、CPUによってプログラムが実行されるときにプログラムや各種のデータを一時的に記憶するようになっている。
図4は、サーバー装置20のモニタ25に表示される画面の例を示す図である。
図4に示すように、モニタ25に表示される画面には、現在点呼中の運転者の情報を表示する「運転者情報」領域61と、現在点呼中の運転者の顔を含んだ画像である顔画像を表示する「運転者顔画像」領域62と、現在点呼中の運転者の顔一部画像を表示する「顔一部画像」領域63と、点呼執行者の顔を含んだ画像である顔画像を表示する「点呼執行者顔画像」領域64とが含まれている。
「運転者情報」領域61には、現在点呼中の運転者の点呼を要求してきたクライアント装置40の識別情報を表示する「営業所、支部」領域61aと、現在点呼中の運転者の社員番号を表示する「社員番号」領域61bと、現在点呼中の運転者の氏名を表示する「氏名」領域61cとが含まれている。なお、「営業所、支部」領域61a、「社員番号」領域61bおよび「氏名」領域61cに表示される情報は、運転者の識別情報であり、サーバー装置20のPC21がクライアント装置40から点呼の要求を受信したときに、点呼の要求とともにクライアント装置40から送信されてくる情報である。
「運転者顔画像」領域62に表示される顔画像は、クライアント装置40のビデオカメラ43によって撮影されてクライアント装置40からサーバー装置20に送信されてくる画像である。
「顔一部画像」領域63に表示される顔一部画像は、クライアント装置40のビデオカメラ43によって撮影されてクライアント装置40からサーバー装置20に送信されてくる画像に基づいて生成される画像である。ここで、「顔一部画像」領域63に表示される顔一部画像は、「運転者顔画像」領域62に表示される顔画像の中の対応する部分よりも拡大して表示される。PC21は、この拡大の倍率を操作部26を介して点呼執行者から任意に指定することが可能である。
「運転者顔画像」領域64に表示される顔画像は、ビデオカメラ23によって撮影されている画像である。
次に、点呼システム10の動作について説明する。
クライアント装置40は、運転者の社員番号および氏名を含む各種の情報が例えば操作部46から入力されることによって、運転者から点呼の要求の指示を受けることができるようになっている。したがって、運転者が運転者自身の社員番号および氏名を含む各種の情報を入力し、点呼の要求をクライアント装置40に指示すると、クライアント装置40のPC41は、点呼の要求を通信部47を介してサーバー装置20に送信する。ここで、PC41は、点呼の要求をサーバー装置20に送信するとき、クライアント装置40自身の識別情報と、運転者によって入力された運転者自身の社員番号および氏名とを含む各種の情報とを、点呼の要求とともにサーバー装置20に送信する。
サーバー装置20のPC21は、点呼の要求をクライアント装置40から受信すると、図5に示す処理を開始する。
図5は、点呼の要求をクライアント装置40から受信したときのサーバー装置20のPC21の動作のフローチャートである。
図5に示すように、PC21は、警報器28および呼出灯29を駆動することによって、警報器28による音の出力と、呼出灯29による発光とで点呼の要求の受信を点呼執行者に通知する(S81)。
次いで、PC21は、点呼の開始が指示されたか否かを判断する(S82)。ここで、点呼執行者は、サーバー装置20の操作部26から例えば点呼開始釦を押下するなどして点呼の開始をサーバー装置20に指示することができる。
PC21は、点呼の開始が指示されなかったとS82において判断すると、再びS81の処理を実行する。
一方、PC21は、点呼の開始が指示されたとS82において判断すると、点呼の要求を送信してきたクライアント装置40(以下「対象クライアント装置」という。)に通信部27を介して点呼の開始を通知する(S83)。ここで、対象クライアント装置のPC41は、点呼の開始をサーバー装置20から受信すると、サーバー装置20のマイク22で取得された音声をスピーカ44に出力するとともに、サーバー装置20のビデオカメラ23で撮影された画像をモニタ45に表示することで点呼の開始を運転者に通知する。
次いで、PC21は、対象クライアント装置から点呼の要求とともに受信した各種の情報をモニタ25の「運転者情報」領域61に表示する(S84)。ここで、PC21は、対象クライアント装置から受信した各種の情報のうち、クライアント装置40の識別情報を「営業所、支部」領域61aに、運転者の社員番号を「社員番号」領域61bに、運転者の氏名を「氏名」領域61cに表示する。
次いで、PC21は、対象クライアント装置のマイク42によって取得された音をスピーカ24から出力することと、対象クライアント装置のビデオカメラ43によって撮影された画像をモニタ25の「運転者顔画像」領域62に表示することとを開始する(S85)。ここで、PC21は、対象クライアント装置のマイク42によって取得され、対象クライアント装置からサーバー装置20に送信されてくる音を通信部27で受信してスピーカ24から出力する。また、PC21は、対象クライアント装置のビデオカメラ43によって撮影されて対象クライアント装置からサーバー装置20に送信されてくる画像を通信部27で受信してモニタ25の「運転者顔画像」領域62に表示する。
次いで、PC21は、対象クライアント装置のビデオカメラ43によって撮影された画像に基づいて運転者の顔一部画像をモニタ25の「顔一部画像」領域63に表示することを開始する(S86)。ここで、PC21は、モニタ25の「運転者顔画像」領域62に表示する画像から運転者の顔一部画像を抽出し、抽出した顔一部画像をモニタ25の「顔一部画像」領域63に表示する。
ここで、対象クライアント装置から受信した画像から運転者の顔一部画像をPC21が抽出する方法について説明する。
図6は、PC21による顔一部画像の抽出方法を示す図である。
PC21は、図6に四角形の枠71で示すように、対象クライアント装置から受信した画像から画像認識によって運転者の顔を抽出する。顔の抽出は、例えば特徴量を使用したカスケード型識別器による公知の方法によって行われる。
次いで、PC21は、図6に四角形の枠72で示すように、抽出された顔の画像から顔一部画像を抽出する。例えば、PC21は、枠71によって囲まれた領域の上半分の領域のうち、下半分の領域を囲むように枠72を決定する。運転者の顔が一般的な顔である場合、枠72によって囲まれた領域には、運転者の目や目の周辺が含まれる。
なお、PC21は、図6に示すような枠71、72を「運転者顔画像」領域62に表示するか否かを操作部26を介して点呼執行者から任意に設定されることが可能である。
図5に示すように、PC21は、S86の処理の後、ビデオカメラ23によって撮影されている画像をモニタ25の「点呼執行者顔画像」領域64に表示することを開始する(S87)。
次いで、PC21は、マイク22によって取得されている音を対象クライアント装置に送信することと、ビデオカメラ23によって撮影されている画像を対象クライアント装置に送信することとを開始する(S88)。これによって、対象クライアント装置のPC41は、サーバー装置20のマイク22によって取得されている音をスピーカ44に出力させることができるとともに、サーバー装置20のビデオカメラ23によって撮影されている画像をモニタ45に表示させることができる。
次いで、PC21は、点呼の完了が指示されたと判断するまで、点呼の完了が指示されたか否かを判断する(S89)。点呼執行者は、サーバー装置20の操作部26から例えば点呼完了釦を押下するなどして点呼の完了をサーバー装置20に指示することができる。
PC21は、点呼の完了が指示されたとS89において判断すると、ネットワーク網11を介して対象クライアント装置に指示を送信することによって、対象クライアント装置との通信を終了して(S90)、図5に示す処理を終了する。
以上に説明したように、点呼システム10は、サーバー装置20がクライアント装置40から受信した音をスピーカ24に出力するとともに、サーバー装置20がクライアント装置40から受信した画像をモニタ25の「運転者顔画像」領域62に表示するので、運転者の様子を点呼執行者に確認させることができる。したがって、点呼執行者は、運転者の様子を確認して運転者の話し方、声、顔色などから運転者の体調などを感じながら、点呼を進めることができる。
また、点呼システム10は、サーバー装置20がクライアント装置40から受信した画像から運転者の顔の一部の画像を抽出してモニタ25の「顔一部画像」領域63に表示するので、運転者の顔の一部を点呼執行者に従来より容易に確認させることができる。
また、点呼システム10は、サーバー装置20のモニタ25が顔一部画像を顔画像とは別に顔画像の中の対応する部分よりも拡大して表示するので、顔画像の表示によって運転者の顔の全体を点呼執行者に確認させることができるとともに、顔画像の中の対応する部分よりも拡大して表示された顔一部画像によって運転者の顔の一部を点呼執行者に容易に確認させることができる。
また、点呼システム10は、顔一部画像が運転者の目を含んだ画像であるので、運転者の健康状態が顕著に現れ易い運転者の目を顔一部画像の表示によって点呼執行者に容易に確認させることができる。例えば、点呼執行者は、顔一部画像の表示によって運転者の目の充血を容易に確認することができる。目の充血は、例えば、睡眠不足や眼精疲労など、様々な原因によって生じる。
また、点呼システム10は、顔一部画像が運転者の目の周辺を含んだ画像であるので、目と同様に、運転者の健康状態が顕著に現れ易い運転者の目の周辺を顔一部画像の表示によって点呼執行者に容易に確認させることができる。例えば、点呼執行者は、顔一部画像の表示によって運転者の目の下のくまを容易に確認することができる。目の下のくまは、例えば、睡眠不足や人工透析者や糖尿病など、様々な原因によって生じる。
なお、以上においては、サーバー装置20およびクライアント装置40のコンピュータがPCによって構成されている例について説明したが、サーバー装置20およびクライアント装置40の少なくとも一方のコンピュータがPC以外のコンピュータによって構成されていても良い。例えば、サーバー装置20およびクライアント装置40は、コンピュータが携帯電話機などの携帯通信機器や、IPネットワークカメラ・マイク端末によって構成されていても良い。
また、「顔一部画像」領域63は、本実施の形態において、「運転者情報」領域61、「運転者顔画像」領域62および「点呼執行者顔画像」領域64と同一のウィンドウに含まれているが、「運転者情報」領域61、「運転者顔画像」領域62および「点呼執行者顔画像」領域64が含まれるウィンドウとは独立した別のウィンドウに含まれるようになっていても良い。「顔一部画像」領域63は、「運転者顔画像」領域62中の運転者の顔の大きさや向きなどによってリアルタイムに大きさが変化するので、独立したウィンドウに含まれることが好ましい。
また、「顔一部画像」領域63に表示される顔一部画像は、本実施の形態において、運転者の目の周辺を含んだ画像であるが、目のみからなる画像であっても良い。
また、「顔一部画像」領域63に表示される顔一部画像は、本実施の形態において、運転者の目を含んだ画像であるが、運転者の顔のパーツのうち、運転者の健康状態が現れるパーツであれば、目以外のパーツの画像であっても良い。例えば、「顔一部画像」領域63に表示される顔一部画像は、運転者の口の画像であっても良い。例えば、点呼執行者は、運転者の唇の色を運転者の健康状態の判断材料の1つにすることができる。
また、PC21は、顔画像から顔一部画像を抽出する画像認識の方法として、本実施の形態において示した方法以外の方法を採用しても良い。
また、点呼システム10は、本実施の形態において、クライアント装置40にもモニタ45が備えられているが、クライアント装置40にモニタ45が備えられていなくても良い。例えば、点呼執行者と運転者とが近距離で直接対話する場合に、点呼執行者が運転者の目を直接注目することは点呼執行者にとっても運転者にとっても精神的に負担が大きいが、点呼システム10を導入することによって、点呼執行者は、運転者の目をモニタ25上で注目することができる。この場合、クライアント装置40には、ビデオカメラ43と、ビデオカメラ43が撮影した画像をサーバー装置20に送信するためのケーブルなどの通信部材とが備わっていれば良い。
また、点呼システム10は、本実施の形態において運送業者によって導入されているが、導入者を運送業者に限るものではなく、例えば、点呼が法令によって義務付けられていない事業者や、旅客業者でも利用可能である。
なお、被点呼者は、本実施の形態において運転者であるが、運転者以外の者であっても良い。例えば、被点呼者は、乗物の車掌、ガイド、クルーなどの者であっても良い。
10 点呼システム
20 サーバー装置(点呼執行装置)
21 PC(顔一部抽出手段)
25 モニタ(画像表示手段)
27 通信部(画像受信手段)
40 クライアント装置(被点呼装置)
43 ビデオカメラ(画像撮影手段)
47 通信部(画像送信手段)

Claims (5)

  1. 点呼を行う点呼執行者によって使用される点呼執行装置と、前記点呼が行われる被点呼者によって使用される被点呼装置とを備えており、
    前記被点呼装置は、前記被点呼者の画像を撮影する画像撮影手段と、前記画像撮影手段によって撮影された画像を前記点呼執行装置に送信する画像送信手段とを備えており、
    前記点呼執行装置は、前記画像送信手段によって送信された画像を受信する画像受信手段と、前記画像受信手段によって受信された画像から前記被点呼者の顔の一部の画像である顔一部画像を画像認識によって抽出する顔一部抽出手段と、前記顔一部抽出手段によって抽出された顔一部画像を表示する画像表示手段とを備えていることを特徴とする点呼システム。
  2. 前記画像表示手段は、前記被点呼者の顔を含んだ画像である顔画像を前記顔一部画像とは別に表示し、前記顔一部画像を前記顔画像の中の対応する部分よりも拡大して表示することを特徴とする請求項1に記載の点呼システム。
  3. 前記顔一部画像は、前記被点呼者の目を含んだ画像であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の点呼システム。
  4. 前記顔一部画像は、前記被点呼者の目の周辺を含んだ画像であることを特徴とする請求項3に記載の点呼システム。
  5. 点呼を行う点呼執行者によって使用される点呼執行装置と、前記点呼が行われる被点呼者によって使用される被点呼装置とを備えており、前記被点呼者の画像を撮影する画像撮影手段と、前記画像撮影手段によって撮影された画像を前記点呼執行装置に送信する画像送信手段とを前記被点呼装置が備えている点呼システムの前記点呼執行装置を機能させるための点呼執行装置用プログラムであって、
    前記画像送信手段によって送信された画像を受信する画像受信手段、前記画像受信手段によって受信された画像から前記被点呼者の顔の一部の画像である顔一部画像を画像認識によって抽出する顔一部抽出手段、および、前記顔一部抽出手段によって抽出された顔一部画像を表示する画像表示手段として前記点呼執行装置を機能させることを特徴とする点呼執行装置用プログラム。
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