JP2012140764A - 開口部装置、可動式面格子、及び開閉操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サッシ窓11と、サッシ窓より室外側に配置される可動式面格子40と、を備える開口部装置10であって、可動式面格子は、縦枠42、43及び横枠44、45を有して枠状に形成された枠体41と、枠体の枠内に該枠体の見付け方向に複数並列して設けられ、並列の方向に直交する方向の軸52を中心に回動可能である格子羽根51と、格子羽根を回動させる開閉機構55と、枠体のいずれかの部位に配置され、開閉機構を操作可能な開閉操作装置65と、を有し、開閉操作装置は、操作者が触れて操作すべき操作摘み68を具備するとともに、操作摘みは見付け方向内側に突出して設けられている。
【選択図】図3
Description
また、本発明の可動式面格子、開閉操作装置によれば、見込み方向が厚くなることを抑制することや採光面積の縮小を抑制することが可能となる開口部装置を構成することができる。
枠体12は縦枠13、14、及び縦枠13、14の端部間を渡すように配置された横枠15、16を備えてこれが枠状体を形成している。枠体12は、その見付け方向内側に室外側障子17、室内側障子25を引戸式に案内するレール部材が設けられ、見付け方向外側に枠体12を建物躯体に取り付ける片が具備されている。
格子50は、複数の格子羽根51を有して形成されている。格子羽根51は所定の断面を有して一方向に長く延在する帯状の部材である。当該帯状である格子羽根51がその長手方向を水平とし、長手方向に直交する方向であり、縦枠42、43の長手方向となる方向に沿って並べられるように枠体41の区画内に配列されている。図3からわかるように、格子羽根51の長手方向両端のそれぞれからは、さらに長手方向に突出するように軸52が設けられている。この軸52は、格子羽根51との関係では回動が禁止されて固定されるとともに、縦枠42、43に対しては回動可能に取り付けられており、これにより格子羽根51もその長手方向を軸として回動可能に縦枠42、43に配置される。
ケース66は、開閉操作装置65のうち室内側に露出して配置される箱状の部材であり、その内側に連結部材67及び操作摘み68の一部が配置される。ケース66は図2、図3からわかるように、略直方体の箱状の部材であり、その1つの面を縦枠43の室内側面に合わせるようにして該縦枠43に固定されている。そしてケース66の面のうち見付方向内側面には上下方向に延びるスリット66aが設けられている。スリット66aはケース66の箱状の内外を連通している。
ここで、操作摘み68の上下方向への移動範囲は、ある1つの格子羽根51の回動軸52が存する高さ位置とその格子羽根51の下方に隣り合う他の格子羽根51の回動軸52が存する高さ位置との間であることが好ましい。これによりサッシ窓11と可動式面格子40とをさらに近接して配置し、開口部装置を薄くすることができる。
また、見込み方向の操作スペースを確保するために縦枠を見付け方向に厚くし、開閉操作装置自体を見付け面の見付け方向内側に配置することも不要となる。すなわち、図3に点線Yで示したように窓サッシの縦枠14の見付方向内側面の見込み方向ライン上に可動式面格子40の縦枠43は存在せず、格子羽根51が存するので、採光面積を減少させることがない。また室内視で可動式面格子40の縦枠43が見えないので全体としてシンプルで外観のよい開口部装置とすることもできる。
このように、開口部装置10、又はここに備えられる可動式面格子40、及び開閉操作装置65によれば、格子50の開閉のための操作スペースを十分に確保しつつ開口部装置の薄型化、及び採光面積の確保をすることができる。
図2で示した格子50の閉鎖の姿勢から、室内側から操作者が操作摘み68を摘み、図4(a)に示した位置にまで操作摘み68を下方に移動させる。するとこれに追随して連結部材67も下方に移動する。ここで、連結部材67のスリット67aの内側にはスライドバー56の連結突起59が挿入されているので、連結部材67に追随してスライドバー56も図4(a)に直線矢印で示したように下方に移動する。
スライドバー56が下方に移動するとアーム57のうち軸58が備えられる側の端部も下方に移動する。しかしながらアーム57の他端は格子羽根51の軸52及び縦枠43に回動可能に取り付けられているものの、下方には移動することができないので、アーム57は軸52を中心に回動する。これにより軸52及び格子羽根51も回動し、格子羽根51が開放の方向へ回動する。このとき、アーム57が軸52を中心に回動するので、アーム57のうち軸58が備えられる側の端部、及びスライドバー56は図4(a)に直線矢印で示したように室内側(紙面右側)にも移動する。この移動によりスライドバー56の連結突起59も室内側に移動するので、スリット67a内を移動することになる。
さらに操作者が操作摘み68を下方に移動させると、上記と同様にして図4(b)、図4(c)に示したように格子羽根51の開放を進めることができる。また、格子羽根51の開放の姿勢からこれを閉鎖させるときには上記を遡るようにおこなわれる。
ここで操作摘み68の移動する範囲がIV−IVの範囲内にあるとは、操作摘み68のうち、操作者が摘まんで操作すべき部位の上面及び下面のいずれもがIV−IVの範囲内にあることを意味する。
しかしながら、より簡易的な構成とする観点からは本実施形態の連結部材67、操作摘み68が好ましい。
11 サッシ窓
12 枠体
17 室外側障子
25 室内側障子
40 可動式面格子
41 枠体
50 格子
51 格子羽根
55 開閉機構
56 スライドバー
57 アーム
58 軸
59 連結突起
65 開閉操作装置
66 ケース
66a スリット
67 連結部材
67a スリット
Claims (7)
- サッシ窓と、サッシ窓より室外側に配置される可動式面格子と、を備える開口部装置であって、
前記可動式面格子は、
縦枠及び横枠を有して枠状に形成された枠体と、
前記枠体の枠内に該枠体の見付け方向に複数並列して設けられ、前記並列の方向に直交する方向の軸を中心に回動可能である格子羽根と、
前記格子羽根を回動させる開閉機構と、
前記枠体のいずれかの部位に配置され、前記開閉機構を操作可能な開閉操作装置と、を有し、
前記開閉操作装置は、操作者が触れて操作すべき操作摘みを具備するとともに、前記操作摘みは見付け方向内側に突出して設けられている、
開口部装置。 - 前記操作摘みは、前記開閉操作装置が配置された前記縦枠の長手方向に沿って移動して操作可能とされ、その可動範囲が1つの前記格子羽根の回動軸の高さ位置と、該1つの格子羽根に隣接する他の1つの前記格子羽根の回動軸の高さ位置との間であることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
- 前記開閉機構は、該開閉機構が具備された前記縦枠又は前記横枠の長手方向を含む方向に移動可能であるとともに、前記格子羽根を回動させるための複数の孔又は軸を有するスライドバーを具備し、
前記スライドバーは、1つの前記孔又は軸と該1つの孔又は軸に隣接する他の1つの前記孔又は軸との間に、前記開閉操作装置を連結させる突起である連結突起を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の開口部装置。 - 縦枠及び横枠を有して枠状に形成された枠体と、
前記枠体の枠内に該枠体の見付け方向に複数並列して設けられ、前記並列の方向に直交する方向の軸を中心に回動可能である格子羽根と、
前記格子羽根を回動させる開閉機構と、
前記枠体のいずれかの部位に配置され、前記開閉機構を操作可能な開閉操作装置と、を有し、
前記開閉操作装置は、操作者が触れて操作すべき操作摘みを具備するとともに、前記操作摘みは見付け方向内側に突出して設けられている、
可動式面格子。 - 前記操作摘みは、前記開閉操作装置が配置された前記縦枠の長手方向に沿って移動して操作可能とされ、その可動範囲が1つの前記格子羽根の回動軸の高さ位置と、該1つの格子羽根に隣接する他の1つの前記格子羽根の回動軸の高さ位置との間であることを特徴とする請求項4に記載の可動式面格子。
- 前記開閉機構は、該開閉機構が具備された前記縦枠又は前記横枠の長手方向を含む方向に移動可能であるとともに、前記格子羽根を回動させるための複数の孔又は軸を有するスライドバーを具備し、
前記スライドバーは、1つの前記孔又は軸と該1つの孔又は軸に隣接する他の1つの前記孔又は軸との間に、前記開閉操作装置を連結させる突起である連結突起を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の可動式面格子。 - 可動式面格子に用いられ、格子羽根の回動操作をする開閉操作装置であって、
板状の部材で、その一端側に板厚方向を貫通したスリットを有する連結部材と、
前記連結部材の前記板状の一方の面から該面の法線方向に立設された操作摘みと、
前記連結部材及び前記操作摘みの少なくとも一部を内包するケースと、を有し、
前記連結部材及び前記操作摘みは前記ケース内で前記連結部材の前記スリットの長手方向に直交する方向に移動可能とされている、
開閉操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010292503A JP2012140764A (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | 開口部装置、可動式面格子、及び開閉操作装置 |
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JP2010292503A JP2012140764A (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | 開口部装置、可動式面格子、及び開閉操作装置 |
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Family Applications (1)
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JP2010292503A Pending JP2012140764A (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | 開口部装置、可動式面格子、及び開閉操作装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012140764A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113195862A (zh) * | 2019-01-21 | 2021-07-30 | 阿恩德·布登本德 | 带有具有转动接头的型材连接件的框架 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015904Y2 (ja) * | 1979-05-26 | 1985-05-18 | 松本金属株式会社 | ル−バ−戸の開閉装置 |
JPS6040800Y2 (ja) * | 1979-08-21 | 1985-12-09 | 日本板硝子株式会社 | 採光装置 |
JPH0173292U (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-17 |
-
2010
- 2010-12-28 JP JP2010292503A patent/JP2012140764A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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CN113195862A (zh) * | 2019-01-21 | 2021-07-30 | 阿恩德·布登本德 | 带有具有转动接头的型材连接件的框架 |
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