JP2012133787A - 携帯端末、タッチスクリーン付携帯端末、携帯端末の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

携帯端末、タッチスクリーン付携帯端末、携帯端末の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】通信用アプリケーションの起動を容易に、かつ安全性高く行う。
【解決手段】携帯端末10は、パスワード認証部1059によって通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、アイコン操作取得部1055によって所定の操作が取得された場合に、タッチスクリーン102のロック状態を解除するスクリーンロック解除部1057と、タッチスクリーン102のロック状態の解除に従い、通信用アプリケーションを起動させ、連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立するアプリケーション制御部1056と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯端末、特にタッチスクリーン付の携帯端末に関連したものである。また、本発明は、携帯端末の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体に関するものである。
今日、多くの携帯電話、携帯型コンピュータ、PDAその他類似の製品はタッチスクリーンを備えている。タッチスクリーンは電子ディスプレイの一種であり、ディスプレイ領域内におけるタッチの有無および位置を検出することができる。一般的には、ユーザは装置のディスプレイ(タッチスクリーン)に指でタッチするが、指以外に専用のペンなども使用される。
タッチスクリーンの利点は、マウスやトラックボールで動かすカーソルといった間接的な方法ではなく、ユーザが画面に表示されているものを直接操作できることである。さらに、タッチスクリーンを使うことにより、ユーザは手に持っての操作を要する仲介装置に煩わされることなく、両手で与えられた作業に集中することが可能になる。
一般的に、アプリケーション(電子メール、インターネットブラウザ、テキストメッセージなど)は携帯端末のタッチスクリーン上にアイコンとして表示される。ユーザが特定のアプリケーションを使用したい場合―例えば電話をかけたい場合―ユーザはそのアプリケーションを表すアイコンをタッチすることでアプリケーションを起動する。
たとえばポケットやハンドバッグの中で不注意にアプリケーションが起動されることのないよう、一般にタッチスクリーン携帯端末は、一定の時間が経過するとスクリーンロック状態に戻るようになっている。スクリーンロック中はタッチスクリーンにタッチしてもアプリケーションが起動することはない。携帯端末を完全に使用可能な状態に戻すにはロック解除メカニズムが必要となる。
ロック解除メカニズムは暗証番号または英数字パスワードを入力する、携帯端末の入力ボタンを一連の順序で押す、あるいは予め決められたやり方でタッチスクリーンに触れる(例えば特定の動作で)などといった操作で実現される。またこれらを組み合わせることも可能である。
特許文献1から、2個以上の操作モードで機能できる端末装置は実現可能である。各操作モードは個人のID番号コードと関連づけられ、しかるべきコードを入力すれば端末装置は選択された操作モードで機能するようになる。また、特許文献2〜5には、タッチスクリーンのロック解除についての開示がなされている。
特開2010−010845号公報(2010年1月14日公開) 国際公開第2009/004435号(2009年1月8日公開) 欧州特許出願公開第2219105号明細書(2010年8月18日公開) 国際公開第2010/037898号(2010年4月8日公開) 国際公開第2010/040670号(2010年4月15日公開)
しかしながら、上記特許文献1〜5の技術では、タッチスクリーンがロック状態にあるときに、通信用アプリケーションを起動して連絡先アイコンが示す連絡先と通信を行おうとする場合に、当該連絡先アイコンへの直接的な操作、および、その操作を行うユーザの認証を行うことにより、タッチスクリーンのロック解除および通信アプリケーションの接続を確立させるものではなかった。それゆえ、上記のような場合に、通信用アプリケーションの起動を、容易にかつ安全性高く実行することができなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチスクリーンがロック状態にあるときに、ユーザが所望の連絡先との通信を行おうとする場合であっても、通信用アプリケーションの起動を、容易にかつ安全性高く実行することが可能な携帯端末、タッチスクリーン付携帯端末、携帯端末の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体を実現することにある。
また、本発明は、携帯端末の操作、特にタッチスクリーンのロック解除メカニズムのさらなる改良を目的としている。
本発明に係る携帯端末は、上記課題を解決するために、外部との通信を可能とする通信用アプリケーションを起動するユーザの認証を行う認証手段と、上記ユーザによる、上記通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対する所定の操作を取得するアイコン操作取得手段と、上記認証手段によって、上記通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、かつ、上記アイコン操作取得手段によって、上記連絡先アイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、自装置に接続されたタッチスクリーンのロック状態を解除するスクリーンロック解除手段と、上記スクリーンロック解除手段による上記タッチスクリーンのロック状態の解除に従い、上記通信用アプリケーションを起動させ、上記連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立する起動制御手段と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る携帯端末の制御方法は、上記課題を解決するために、外部との通信を可能とする通信用アプリケーションを起動するユーザの認証を行う認証ステップと、上記ユーザによる、上記通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対する所定の操作を取得するアイコン操作取得ステップと、上記認証ステップにおいて、上記通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、かつ、上記アイコン操作取得ステップにおいて、上記連絡先アイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、上記タッチスクリーンのロック状態を解除するスクリーンロック解除ステップと、上記スクリーンロック解除ステップにおける上記タッチスクリーンのロック状態の解除に従い、上記通信用アプリケーションを起動させ、上記連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立する起動制御ステップと、を含むことを特徴としている。
上記構成によれば、上記認証手段による確認(認証ステップにおける確認)、および、上記アイコン操作取得手段による所定の操作の取得(アイコン操作取得ステップにおける当該取得)が行われた場合に、スクリーンロック解除手段が(スクリーンロック制御ステップにおいて)、タッチスクリーンのロック状態を解除し、起動制御手段が(起動制御ステップにおいて)、その解除に従い、通信用アプリケーションを起動させ、連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立する。すなわち、上記の確認および取得があって初めて、スクリーンのロック状態が解除され、連絡先との通信状態が確立される。
一般に、ユーザがある連絡先と通信を行うことを所望する場合、タッチスクリーンがロックされていない状態においては、ユーザは、当該連絡先を示す連絡先アイコンに対して所定の操作を行って、通信用アプリケーションを起動させる。本発明では、上記のように、その連絡先アイコンに対する所定の操作を、タッチスクリーンのロック状態を解除するためのトリガーの一つとしているので、認証処理を行うためのユーザ操作以外の操作を行うことなく、通信用アプリケーションを起動させるための直接的なユーザ操作によって、当該ロック状態を解除することができる。それゆえ、通信用アプリケーションの起動に関して、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明では、上記のように、通信用アプリケーションの起動に際して、ユーザ認証を行うので、上記利便性だけでなく、セキュリティーの向上を図ることもできる。
すなわち、本発明の携帯端末によれば、タッチスクリーンがロック状態にあるときに、ユーザが所望の連絡先との通信を行おうとする場合であっても、通信用アプリケーションの起動を、容易にかつ安全性高く実行することができる。
本発明に係る携帯端末は、上記タッチスクリーンに上記連絡先アイコンを表示させる表示制御手段を備え、上記表示制御手段は、上記ユーザが非応答の連絡先を示す不在着信アイコンを、上記連絡先アイコンとして上記タッチスクリーンに表示させることが好ましい。
上記構成によれば、表示制御手段が、上記不在着信アイコンを連絡先アイコンとしてタッチスクリーンに表示させるので、ユーザは、非応答の連絡先が存在する旨を一目で確認することができる。
本発明に係る携帯端末では、上記タッチスクリーンに上記連絡先アイコンを表示させる表示制御手段を備え、上記表示制御手段は、上記ユーザが未読である電子メールの連絡先を示す未読メールアイコンを、上記連絡先アイコンとして上記タッチスクリーンに表示させることが好ましい。
上記構成によれば、表示制御手段が、上記未読メールアイコンを連絡先アイコンとしてタッチスクリーンに表示させるので、ユーザは、未読の電子メールの連絡先が存在する旨を一目で確認することができる。
本発明に係る携帯端末では、上記アイコン操作取得手段によって、上記未読メールアイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、上記起動制御手段は、上記連絡先を指定した未読メールの返信フォーマットによって、上記通信用アプリケーションを起動させることが好ましい。
上記構成によれば、起動制御手段は、未読メールアイコンに対しての所定の操作を取得した場合に、当該未読メールの連絡先に対して返信するための返信フォーマットによって、通信用アプリケーションを起動させる。それゆえ、ユーザは、未読メールアイコンに対する所定の操作、および上記認証の確認を行うだけで、当該未読メールの連絡先への返信を行うことが可能となる。
なお、上記携帯端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記携帯端末をコンピュータにて実現させる携帯端末の制御プログラム、および、それを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
また、本発明のタッチスクリーン付携帯端末は、タッチスクリーンを有するタッチスクリーン付携帯端末であって、上記携帯端末は、タッチスクリーンをロック解除状態とロック状態とで切り換えるものであるとともに、タッチスクリーンに保存された複数のアプリケーションと、上記タッチスクリーンをロック解除するためのスクリーンロック解除メカニズムと、を備え、上記スクリーンロック解除メカニズムによって、上記複数のアプリケーションから、選択された保存アプリケーションを起動し、所定アイコンに対する操作によってユーザにパスワードまたはパスコードの入力を促し、パスワードまたはパスコードの適切な入力によって、上記タッチスクリーンがロック解除され、所定アイコンに対応するアプリケーションが起動され、コミュニケーションアイコンに関して選択された連絡先アイコンに対して所定の操作を行うことで、スクリーンのロック解除と選択されたコミュニケーションアイコンに対応するアプリケーションの起動との両方が行われ、選択された連絡先アイコンによって表されるユーザの連絡先と連絡する準備が行われることを特徴としている。
上記構成によれば、本発明の携帯端末と同様、タッチスクリーンがロック状態にあるときに、ユーザが所望の連絡先との通信を行おうとする場合であっても、通信用アプリケーションの起動を、容易にかつ安全性高く実行することができる。
本発明に係る携帯端末は、以上のように、外部との通信を可能とする通信用アプリケーションを起動するユーザの認証を行う認証手段と、上記ユーザによる、上記連絡先アイコンに対する所定の操作を取得するアイコン操作取得手段と、上記認証手段によって、上記通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、かつ、上記アイコン操作取得手段によって、当該通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、自装置に接続されたタッチスクリーンのロック状態を解除するスクリーンロック解除手段と、上記スクリーンロック解除手段による上記タッチスクリーンのロック状態の解除に従い、上記通信用アプリケーションを起動させ、上記連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立する起動制御手段と、を備えている構成である。
また、本発明に係る携帯端末の制御方法は、以上のように、外部との通信を可能とする通信用アプリケーションを起動するユーザの認証を行う認証ステップと、上記ユーザによる、上記連絡先アイコンに対する所定の操作を取得するアイコン操作取得ステップと、上記認証ステップにおいて、上記通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、かつ、上記アイコン操作取得ステップにおいて、当該通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、上記タッチスクリーンのロック状態を解除するスクリーンロック解除ステップと、上記スクリーンロック解除ステップにおける上記タッチスクリーンのロック状態の解除に従い、上記通信用アプリケーションを起動させ、上記連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立する起動制御ステップと、を含む方法である。
また、本発明のタッチスクリーン付携帯端末は、タッチスクリーンを有するタッチスクリーン付携帯端末であって、上記携帯端末は、タッチスクリーンをロック解除状態とロック状態とで切り換えるものであるとともに、タッチスクリーンに保存された複数のアプリケーションと、上記タッチスクリーンをロック解除するためのスクリーンロック解除メカニズムと、を備え、上記スクリーンロック解除メカニズムによって、上記複数のアプリケーションから、選択された保存アプリケーションを起動し、所定アイコンに対する操作によってユーザにパスワードまたはパスコードの入力を促し、パスワードまたはパスコードの適切な入力によって、上記タッチスクリーンがロック解除され、所定アイコンに対応するアプリケーションが起動され、コミュニケーションアイコンに関して選択された連絡先アイコンに対して所定の操作を行うことで、スクリーンのロック解除と選択されたコミュニケーションアイコンに対応するアプリケーションの起動との両方が行われ、選択された連絡先アイコンによって表されるユーザの連絡先と連絡する準備が行われる構成である。
それゆえ、タッチスクリーンがロック状態にあるときに、ユーザが所望の連絡先との通信を行おうとする場合であっても、通信用アプリケーションの起動を、容易にかつ安全性高く実行することができる。
複数のアイコンが表示されたタッチスクリーンの例を示す図である。 複数のアイコンが表示されたタッチスクリーンの別の例を示す図である。 複数のアイコンが表示されたタッチスクリーンの別の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るロック解除メカニズムを示すフローチャートである。 複数のアイコンが表示されたタッチスクリーンの別の例を示す図である。 複数のアイコンが表示されたタッチスクリーンの別の例を示す図である。 本発明の一実施形態における携帯端末の要部構成の一例を示す機能ブロック図である。 上記携帯端末における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
《実施形態1》
本実施形態はタッチスクリーン装置における、スクリーンロック解除メカニズムの動作と関連付けられたアプリケーションランチャーに関するものである。以下、本発明の理解を容易にするために、その具体的な実施形態を添付の図を参照しながら説明する。
従来のスクリーンロック解除動作は、携帯端末をスタンバイ状態からアクティブ状態に戻すものである。しかしながら、これらの動作は、携帯端末を装置のホーム画面かまたはロック前に最後に使用した画面に戻してしまうものである。
本実施形態においては、ユーザは、タッチスクリーンをロック解除するとともにアプリケーションを起動するという行為を1つの動作で行うことができる。
図1aおよび図1bは、タッチスクリーン12を備えた携帯端末10を示す図である。タッチスクリーン12上には、4個のアイコン(アイコン1,2,3,4)が存在する。本実施形態では、アイコン1は、連絡先もしくはアドレス帳アプリケーションを表すアイコンである。アイコン2は、メッセージングアプリケーションであり、アイコン3は、ブラウザアプリケーションである。マルチメディアギャラリーアプリケーションがアイコン4で表されている。上記のアプリケーションは単なる例であり、これらのアイコンは容易に他の適当なアプリケーションに置き換え可能であることは容易に理解できる。さらに、アプリケーションを表すアイコンの数は4個に限定せず、これより多い数のアイコンも少ない数のアイコンも表示可能である。
本構成によって、タッチスクリーンのロック解除に作用する所定の動作によってアイコンを起動することができるようになる。所定の動作の一実施形態を以下に記載する。
アイコン5はロック解除メカニズムを表す。本構成では、タッチスクリーンをロック状態からロック解除状態に戻すために、ユーザがドラッグ&ドロップ技術を実行してもよい。例えば、ユーザがメッセージングアプリケーションを起動したい場合、ユーザはまずアイコン2をタッチし、そのアイコンをロック解除アイコン5までドラッグする。この所定の動作により、タッチスクリーンがロック解除されるとともに、メッセージングアプリケーションが起動される。
ロック解除メカニズムは必ずしもアイコンで表す必要がないことは容易に理解できる。同様に望ましい実施形態として、予め決められた領域をロック解除メカニズムとして使用してもよい。
好ましい実施形態として、ユーザは、アイコン5上でのみ動作を行うことにより、タッチスクリーンのロック解除を行ってもよい。この動作はタッチスクリーンをロック解除するが、特定のアプリケーションを起動しない。例えば、この動作により、携帯端末をホーム画面に戻してもよい。
他の構成として、表示されるアイコンを最後に使用したアプリケーションと対応させてもよい。例えば図1aにおいて、4個のアイコンを表示すると決めた場合、これらは最後に使用した4個のアプリケーションと対応する。同様にして、6個のアイコンを表示する場合は、アイコンは最後に使用した6個のアプリケーションと対応することとなる。
表示されるアイコンは所定イベントに応じて動的に変化させてもよい。所定イベントとは、電話やSMSメッセージの受信や、同様のものである。例えば、ユーザがSMSメッセージを受信した場合、このアプリケーションを表すアイコンが表示される。同様に、不在着信があった場合は、携帯通話アプリケーションを表すアイコンが表示される。これらのアイコンは先に定義したアイコンと同様に表示されてもよい。
上記の概念は組み合わせ可能である。従って、携帯電話端末が最後に使用した4個のアプリケーションを表示するように設定されており、ユーザがSMSメッセージを受信した場合、4番目の最後に使用したアプリケーションを表すアイコンは、SMSアプリケーションを表すアイコンに置き換えられる。最後に使用した4個のアプリケーションのうち1つがSMSアプリケーションである場合には、アイコンの順番を変えてもよいし、変えなくてもよい。例えば、SMSメッセージアプリケーションを表すアイコンをリストにおいて先頭に持ってきてもよい。
図2は変更実施形態を示す図である。図1aおよび図1bで説明した特徴は、すべてこの構成にも適用可能である。
アイコン1〜4は前述の通りである。アイコン5は、ロック解除メカニズムを表している。アイコン6〜8は追加のアプリケーションを表しており、各アプリケーションから通知を受け取った場合に出現する。例えば、アイコン6はSMSアプリケーションあるいはSMS機能へのショートカットを表す。サブアイコン16は未読のSMSメッセージ数(この場合3通)を示している。アイコン7はEメールアプリケーションへのショートカットを表しており、サブアイコン18は未読のEメール件数を示している。アイコン8はソーシャルネットワーキングサービスのダイナミックショートカットに関連付けられており、ユーザにフェイスブック(登録商標)の未読メッセージや通知があるときに出現する。
図3は本実施形態に係るロック解除メカニズムのフローチャートである。本実施形態は、図1および図2に関して説明した構成において使用可能である。
ステップ12(S12)で携帯端末がスタンバイ状態から復帰することで、ステップ10(S10)からプロセス開始となる。この時点ではタッチスクリーンはまだロック状態のままである。ステップ14(S14)において、携帯端末によりユーザ入力が検出されたか否かの判定がなされる。これは動作前のボタンが押されたか否か、または同様のメカニズムである。ユーザ入力が検出されなかった場合、携帯端末はスタンバイカウントダウンタイマーを起動する(S16)。カウントダウンタイマーが満了すると、携帯端末はスタンバイモードに戻る。
ステップ14においてユーザ入力が検出された場合、携帯端末はさらにタッチスクリーンがロック解除されようとしているか否かを判定する(S20)。ロック解除アイコン5上で何も入力が検出されなければ、携帯端末はスタンバイモードに戻り、スタンバイカウントダウンタイマーを起動する。
ロック解除メカニズム領域5においてユーザ入力が検出された場合、これがアプリケーションアイコン1,2,3,4,5,6,7と関連付けて行われたか否かの判定がなされる。Yesの場合、ステップ26(S26)においてタッチスクリーンのロック解除が行われ、関連するアプリケーションが起動される(S28)。ロック解除アイコン5がアプリケーションアイコンと関連付けて起動されなかった場合、タッチスクリーンはロック解除されるがアプリケーションは起動しない(S24)。
さらなる実施形態を図4と関連付けて説明する。上述に挙げた利点の多くは、本実施形態にも適用可能である。
この実施形態はタッチスクリーンを備えた携帯端末によるものである。複数のアプリケーションが画面上に保存されており、アイコン20によって表されている。複数のフォトアイコン22もタッチスクリーン上に表示されている。フォトアイコンは携帯端末の持ち主の知る人物、あるいはユーザの連絡先の写真である。これらのアイコンを連絡先アイコン(contact icon)あるいはユーザの連絡先アイコン(user's contact icon)と称することもある。
本実施形態では、アイコン20は、電話アイコンやEメールアイコン、テキストメッセージングアイコンなどを含んでいてもよい。これらをまとめてコミュニケーションアイコンと定義することとする。携帯端末をスクリーンロック状態からロック解除状態に戻すには、ユーザはまずフォトアイコンを選択し、次にアプリケーションアイコンを選択する。この動作によって装置をロック解除し、所望のアプリケーションを起動する。ただし、電話アイコンを選択したと仮定すると、その動作により、通話アプリケーションが起動されるとともに選択した人物に電話がかけられる。同様に、Eメールアプリケーションを選択した場合は、アプリケーションが起動されるとともに、選択した人物にEメールを送信する準備が整う。
このように、本実施形態は、タッチスクリーンのロック解除およびアプリケーション起動を行うためのさらなるショートカットを実現するものである。
さらなる実施形態として、図5に示すように、タッチスクリーンを個人用整理手帳や類似のノートに似せて作ることができる。複数のアイコンあるいはタブが画面の周辺部に表示される。所望のタブをタッチし、そのアイコンを画面上の反対側に向けてドラッグする(本を開く動作を真似るように)ことで、タッチスクリーンがロック解除されるとともに選択したアイコンが起動される。ここで示した例ではアイコンは右手側に並べられているので、ドラッグ&ドロップの操作は左手側に向かって行われる。このタブアイコンの位置はユーザの設定などで変更しうることは容易に理解できる。
上に述べた実施形態のいずれにおいても、1個かそれ以上のセキュリティプロトコルをロック解除メカニズムに関連づけることができる。例えば、ロック解除メカニズムの実行前もしくは後に、暗証番号かパスワードの入力を要求してもよい。
変更実施形態として、ユーザが所定のアイコンに対して予め決められた動作(アイコンのタッチのみを含む)を行った後に、ユーザに対してパスワードまたはパスコードの入力を指示することも可能である。パスワードまたはパスコードが適切に入力されれば、タッチスクリーンがロック解除され任意のアイコンと対応したアプリケーションが起動する。
上の実施形態で述べた携帯端末は、アプリケーションランチャーとタッチスクリーンロック解除メカニズムを組み合わせたタッチスクリーン携帯端末に関するものであり、この携帯端末は、アプリケーションランチャーが画面上に保存した複数のアプリケーションの中からあるアプリケーションを起動し、タッチスクリーンロック解除メカニズムがタッチスクリーンのロック状態とロック解除状態を切り替え、さらにアプリケーションランチャーとタッチスクリーンロック解除メカニズムを組み合わせることでタッチスクリーンをロック解除するとともに選択された保存アプリケーションを起動することができる。最小限必要とされるシステムの点から考えても制限は無い。本タッチスクリーンロック解除メカニズムとアプリケーションランチャーはAndroid(登録商標)、Brew(登録商標)、Symbian(登録商標)、Windows(登録商標) Phone 7などを実行するどのスマートフォンにも実装可能である。システム処理速度とメモリも特に限定的ではない。例えば、本発明のある実施例は256MBのRAMと600MHzのプロセッサで正常に動作している。
上記の実施形態は参照のみを目的として提供されるものであり、添付の請求項の範囲において修正および変更が可能であるということを理解されたい。
《実施形態2》
本発明の携帯端末に関する他の実施形態について、図6および図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上述の実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を適宜省略する。
〔本実施形態の概要〕
本実施形態は、実施形態1において、図4を用いて説明した内容を、携帯端末10の処理に即してより詳細に説明するものである。特に、本実施形態の携帯端末10は、ユーザによる、通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対しての所定の操作を取得したときに、ユーザの認証確認を行った上で、当該連絡先アイコンに対応する通信用アプリケーションを起動させるものである。
この処理を実現するために、以下に説明するように、携帯端末10は、パスワード認証部1059によって、通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、かつ、アイコン操作取得部1055によって、当該通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、自装置に接続されたタッチスクリーン102のロック状態を解除するスクリーンロック制御部1057と、タッチスクリーン102のロック状態の解除に従い、当該通信用アプリケーションを起動させ、当該連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立するアプリケーション制御部1056と、を備えている。それゆえ、携帯端末10は、タッチスクリーン102がロック状態にあるときであっても、ユーザが選択した連絡先アイコンが示す連絡先(ユーザ所望の連絡先)との通信を行う場合に、その通信を確立するための通信用アプリケーションの起動を、容易にかつ安全性高く実行することができる。
なお、「所定の操作」とは、タッチスクリーン102の第1操作部1022に対するユーザ操作(ユーザ入力)であって、特にタッチスクリーン102に表示される連絡先アイコンへの操作を指す。また、その操作としては、連絡先アイコンに対するドラッグ&ドロップの操作、連絡先アイコンへのタップ操作などが挙げられる。
また、上記「通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対しての所定の操作」とは、通信用アプリケーションを起動させるための連絡先アイコンに対するユーザ操作を指す。例えば、当該所定の操作としては、通信用アプリケーションに対応するコミュニケーションアイコンへのユーザ操作を前提とした、連絡先アイコンへのユーザ操作、あるいは、当該コミュニケーションアイコンへの連絡先アイコンのドラッグ&ドロップ操作などが挙げられる。
また、上記「通信用アプリケーション」とは、外部との通信を可能とするものであり、特に、連絡先アイコンが示す連絡先との通信を可能とするアプリケーションである。この通信用アプリケーションは、タッチスクリーン102の表示部1021に表示されるコミュニケーションアイコンと対応付けられて、記憶部106に格納されている。また、「通信用アプリケーション」としては、例えば、連絡先との通話を可能とする機能を有する「通話アプリケーション」、および、連絡先との電子メール(Eメール)の送受信を可能とする機能を有する「Eメールアプリケーション」が挙げられる。
〔携帯端末10の構成〕
まず、図6を用いて、本実施形態に係る携帯端末10の要部構成の一例について説明する。図6は、本実施形態に係る携帯端末10の要部構成の一例を示す機能ブロック図である。
図6に示すように、携帯端末10は、タッチスクリーン102、第2操作部103、通信部104、制御部105および記憶部106を備えており、例えばスマートフォンとして機能する。これに限らず、携帯端末10は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、デジタルテレビなどのAV機器、ノートパソコン、タブレットPC、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)などで実現されてもよい。
タッチスクリーン102は、例えば液晶表示モニタで実現され、情報をユーザに提示する表示部1021と、ユーザが操作を行うことが可能なGUIとして機能する第1操作部1022と、を備えている。第1操作部1022は、例えば、表示部1021に表示され、各種アプリケーションと対応付けられているアイコン(連絡先アイコンを含む)などで実現される。なお、タッチスクリーン102は、実施形態1のタッチスクリーン12と同様の構成である。
タッチスクリーン102は、指示体(指またはペンなど)の接触を受け付けるタッチ面と、指示体とタッチ面との間の接触/非接触(接近/非接近)、および、その接触(接近)位置を検知するためのタッチセンサとで構成されている。なお、タッチセンサは、指示体とタッチ面との接触/非接触を検知できればどのようなセンサで実現されていてもかまわない。例えば、圧力センサ、静電容量センサ、光センサなどで実現される。
なお、本実施形態では、携帯端末10がタッチスクリーン102を備えているものとして説明するが、これに限らず、タッチスクリーン102が単独の外部機器として、携帯端末10と接続されていてもよい。
第2操作部103は、タッチスクリーン102に表示される第1操作部1022とは異なる、ユーザが操作を行うことが可能なものであり、例えば、ボタン、キーなどの機械的な部材にて実現されるものである。第2操作部103は、携帯端末10の各部材(少なくともタッチスクリーン102)に電力が供給され、当該各部材が起動状態にあるアクティブモードと、携帯端末10の部材の一部(例えば第2操作部103)にのみ電力が供給され、当該部材のみが起動状態であるスタンバイモードと、の切り替え操作を受け付けるものである。例えば、ユーザが第2操作部103を押下することにより、その切り替えが行われる。
通信部104は、例えば、基地局、あるいはサーバとの通信を行うものであり、他の携帯端末との通話、電子メールの送受信などを行うことを可能とするものである。その通信は無線通信媒体によって実現されているが、これに限らず、有線通信媒体によって実現されてもよい。
制御部105は、携帯端末10が備える各部材の機能を統括し、携帯端末10の駆動を制御するものである。すなわち、制御部105は、例えば制御プログラムを実行することにより、携帯端末10を構成する部材を制御する。制御部105は、記憶部106に格納されているプログラムを、例えばRAM(Random Access Memory)等で構成される一次記憶部(不図示)に読み出して実行することにより、第1操作部1022、第2操作部103へのユーザ操作取得に対応した制御、表示部1021へのアイコン等の画像表示制御、ユーザ認証、タッチスクリーン102のロックあるいはロック解除制御、アプリケーションの起動制御などの各種処理を行う。
制御部105は、主として、通信制御部1051、表示制御部1052(表示制御手段)、スタンバイモード制御部1053、操作取得部1054、アイコン操作取得部1055(アイコン操作取得手段)、アプリケーション制御部1056(起動制御手段)、スクリーンロック制御部1057(スクリーンロック解除手段)、パスワード要求部1058およびパスワード認証部1059(認証手段)を備えている。
通信制御部1051は、通信部104を制御するものであり、アプリケーション制御部1056が起動させた通信用アプリケーションに従ったデータの送受信を行う。
表示制御部1052は、連絡先アイコンを含むアイコンを示す画像(アイコン画像)、パスワード入力画像、起動したアプリケーションの動作に対応する画像など、種々の画像を記憶部106から読み出して、タッチスクリーン102の表示部1021に表示させるものである。表示制御部1052が表示部1021に表示させる連絡先アイコンとしては、例えば、ユーザが非応答の連絡先を示す不在着信アイコン、ユーザが未読である電子メールの連絡先を示す未読メールアイコンが挙げられる。なお、これらのアイコンは、実施形態1で説明したサブアイコン16として実現されてもよい。
スタンバイモード制御部1053は、第2操作部103に対するユーザ操作、すなわち、第2操作部103が押下されたことを第2検出信号として受信し、タッチスクリーン102のスタンバイモードとアクティブモードとの切り替えを行うものである。その切り替えを実現すべく、スタンバイモード制御部1053は、いずれかのモードを示すモード切替信号を出力する。タッチスクリーン102は、このモード切替信号を受信することにより、いずれかのモードとなる。
操作取得部1054は、第1操作部1022に対するユーザ操作(ユーザ入力)を、第1検出信号として取得するものである。第1検出信号には、アイコンに対するユーザ操作であるか、パスワード入力画像に対するユーザ操作であるか、それ以外のユーザ操作であるかを示すデータが含まれている。それゆえ、操作取得部1054は、アイコン画像に対するユーザ操作であるか、パスワード入力画像に対するユーザ操作であるか、それ以外の操作であるかを判定することが可能となっている。
特に、操作取得部1054は、アイコンに対するユーザ操作であると判定した場合には、アイコン操作取得信号をアイコン操作取得部1055に送信し、パスワード入力画像に対するユーザ操作であると判定した場合には、パスワード取得信号をパスワード認証部1059に送信する。
アイコン操作取得部1055は、アイコン操作に関するユーザ操作を取得するものである。すなわち、アイコン操作取得部1055は、操作取得部1054からアイコン操作取得信号を受信することにより、表示部1021に表示されているアイコンのうち、いずれのアイコンに対するユーザ操作を取得したのかを判定する。
特に、アイコン操作取得部1055は、連絡先アイコンに対するユーザ操作であるのか、コミュニケーションアイコンに対するユーザ操作であるのかを判定する。また、その操作がタップ操作であるのか、ドラッグ&ドロップ操作であるのか、連絡先アイコンに対するユーザ操作後のコミュニケーションアイコンに対するユーザ操作であるのか、などについても判定する。換言すれば、アイコン操作取得部1055は、ユーザによる、通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対する所定の操作を取得するものである。そして、アイコン操作取得部1055は、その判定結果に基づいて、コミュニケーションアイコンに対応したアプリケーションを起動させる起動命令をアプリケーション制御部1056に出力するか、連絡先アイコンの表示位置を変更するための位置制御信号を表示制御部1052に出力する。また、アイコン操作取得部1055は、アプリケーション制御部1056に起動命令を出力する際に、ユーザ操作を受け付けた連絡先アイコンがいずれの連絡先アイコンであるのかという情報(連絡先アイコンの選択情報)を、記憶部106に保存する。
アプリケーション制御部1056は、アプリケーションの起動・終了など、アプリケーションに対する制御を行うものである。
例えば、アプリケーション制御部1056は、アイコン操作取得部1055からコミュニケーションアイコンに対する起動命令を受信した場合に、スクリーンロック制御部1057に対して、パスワード要求部1058へのパスワード受付要求を送信するように指示する。そして、スクリーンロック制御部1057がタッチスクリーン102のロック解除を行う、あるいは完了したことを示すロック解除信号を受信した場合に、上記起動命令を受け付けたコミュニケーションアイコンに対応する通信用アプリケーションを起動させ、記憶部106に保存された選択情報を参照することにより、ユーザ操作を受け付けた連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立する。すなわち、アプリケーション制御部1056は、タッチスクリーン102のロック状態の解除に従い、上記通信用アプリケーションの起動および上記連絡先との通信状態の確立を行う。
また、アプリケーション制御部1056は、アイコン操作取得部1055によって、未読メールアイコンとしての連絡先アイコンに対する所定の操作が取得された場合に、未読メールの連絡先を指定した返信フォーマットによって、通信用アプリケーション(Eメールアプリケーション)を起動させる。そのため、アプリケーション制御部1056は、起動命令があったアプリケーションがEメールアプリケーションであるか否かを判定するとともに、記憶部106に保存された選択情報を参照して、ユーザ操作を受け付けた連絡先アイコンが未読メールアイコンであるか否かを判定する。そして、Eメールアプリケーションかつ未読メールアイコンであると判定した場合には、上記返信フォーマットによってEメールアプリケーションを起動させる。
スクリーンロック制御部1057は、タッチスクリーン102のロックおよびロック解除を制御するものである。特に、スクリーンロック制御部1057は、アイコン操作取得部1055から起動命令を受信し、かつ、パスワード認証部1059からパスワード一致信号を受信した場合に、タッチスクリーン102のロック状態を解除するためのロック解除信号を、タッチスクリーン102およびアプリケーション制御部1056に送信する。換言すれば、スクリーンロック制御部1057は、パスワード認証部1059によって、通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、かつ、アプリケーション制御部1056によって、連絡先アイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、タッチスクリーン102のロック状態を解除するものである。
パスワード要求部1058は、タッチスクリーン102のロック解除を行う際に、ユーザにパスワード入力を要求するものである。パスワード要求部1058は、スクリーンロック制御部1057からパスワード受付要求を受信すると、ユーザにパスワード入力を要求するためのパスワード入力画像を表示させるための表示指示を送信する。なお、パスワード要求部1058は、ユーザにパスワード入力を要求する代わりに、暗証番号、パスコードなどの入力を要求してもよい。
パスワード認証部1059は、パスワード要求部1058の要求に応じてユーザが入力したパスワードの認証を行うものである。換言すれば、外部との通信を可能とする通信用アプリケーションを起動するユーザの認証を行うものである。パスワード認証部1059は、操作取得部1054から出力されたパスワード取得信号を受信すると、当該信号を解析し、記憶部106に格納されているパスワードと一致するか否かを判定する。当該一致が確認できた場合には、パスワード一致信号をスクリーンロック制御部1057に送信する。
また、記憶部106は、制御部105が実行する(1)各部の制御プログラム、(2)OSプログラム、(3)アプリケーションプログラム、および、(4)これらプログラムを実行するときに読み出す各種データを記録するものである。制御部105は、例えばROM(Read Only Memory)フラッシュメモリなどの不揮発性の記憶装置によって構成されるものである。なお、上述した一次記憶部は、RAMなどの揮発性の記憶装置によって構成されているが、本実施の形態では、記憶部106が一次記憶部の機能も備えているものとして説明する場合もある。記憶部106は、例えばアプリケーション、アイコンの画像情報および表示位置情報、パスワードなどのセキュリティー情報等を格納している。
〔携帯端末10における処理〕
次に、図7を用いて、本実施形態の携帯端末10における処理の一例について説明する。図7は、当該処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS202において、スタンバイモード制御部1053は、ユーザの第2操作部103に対する押下をトリガーとして、携帯端末10をスタンバイモードからアクティブモードへと復旧(復帰)させる。ステップS204において、操作取得部1054は、タッチスクリーン102上でのユーザ入力があったか否かを検出し、さらに表示部1021に表示されたアイコンに対するユーザ操作(タッチスクリーン操作)を検出したか否かを判定する。操作取得部1054は、上記アイコンへのユーザ操作を検出していないと判定した場合(S204のNO)、第1操作部1022からの第1操作信号の入力を待機する。
操作取得部1054がタッチスクリーン操作を検出した場合(S204のYES)、ステップS206において、アイコン操作取得部1055は、上記タッチスクリーン操作が連絡先アイコン上で検出された否か、すなわち、操作取得部1054からのアイコン操作取得信号を解析することにより、連絡先アイコンに対するユーザ操作であるか否かを判定する。上記タッチスクリーン操作が連絡先アイコン上で検出されなかったと判定した場合(S206でNO)、連絡先アイコン上でのタッチスクリーン操作を待機する。上記タッチスクリーン操作が連絡先アイコン上で検出されたと判定した場合(S206でYES)、ステップS208において、アイコン操作取得部1055は、ステップS206で検出された連絡先アイコンの選択情報を記憶部106に保存する。なお、S206でNOの場合、連絡先アイコンの待機ではなく、図3のステップS20以降のフローに従った処理が行われてもよい。
次に、ステップS210において、アイコン操作取得部1055は、タッチスクリーン操作がコミュニケーションアイコン上で検出されたか否か、すなわち、上記と同様、操作取得部1054からのアイコン操作取得信号を解析することにより、コミュニケーションアイコンに対するユーザ操作であるか否かを判定する。上記タッチスクリーン操作がコミュニケーションアイコン上で検出されなかったと判定した場合(S210でNO)、アイコン操作取得部1055は、コミュニケーションアイコン上でのタッチスクリーン操作を待機する。すなわち、上記連絡先アイコンの選択情報の保持が継続される。一方、上記タッチスクリーン操作がコミュニケーションアイコン上で検出されたと判定した場合(S210でYES)、アプリケーション制御部1056は、選択されたコミュニケーションアイコンに対応する通信用アプリケーションの起動命令を受信し、その起動命令を記憶部106に保存する。また、アプリケーション制御部1056は、スクリーンロック制御部1057に対し、タッチスクリーン102のロック解除を要求する。スクリーンロック制御部1057は、この要求を受け付けると、パスワード要求部1058に対し、パスワード受付要求を送信する。
ステップS212において、パスワード要求部1058は、スクリーンロック制御部1057からのパスワード受付要求を受信すると、ユーザにパスワードの入力を要求する。そのため、パスワード要求部1058は、表示制御部1052に、表示部1021にパスワード入力画像を表示させるための表示指示を送信する。ステップS214において、操作取得部1054は、第1操作部1022から、ユーザが入力したパスワードを取得する。ステップS216において、パスワード認証部1059は、ユーザが第1操作部1022を介して入力したパスワードが、予め設定されたパスワードと一致するか否かの判定を行う。パスワードが一致しなかったと判定した場合(S216でNO)、その旨をパスワード要求部1058に通知する。これにより、パスワード要求部1058は、ユーザに対して、再びパスワードの入力を要求する。上記パスワードが一致したと判定した場合(S216でYES)、ステップS218において、スクリーンロック制御部1057は、スクリーンのロック状態を解除する。なお、S212〜S216のステップは、コミュニケーションアイコンへのユーザ操作が検出された後(S210後)でなくてもよく、例えばステップS206とステップS208の間で処理されてもよい。
スクリーンのロック状態が解除されると、ステップS220において、アプリケーション制御部1056は、ステップS210で選択されたコミュニケーションアイコンに対応する通信用アプリケーションがEメールアプリケーションであるか否かを判定する。上記アプリケーションがEメールアプリケーションでないと判定した場合(S220でNO)、ステップS226において、アプリケーション制御部1056は、ステップS206で選択された上記連絡先アイコンが表す人物に連絡を取る形式でアプリケーションを起動する。上記人物に連絡を取る形式とは、例えば通話アプリケーションであれば、上記人物に電話をかけるためのフォーマットによって、通話アプリケーションを起動させることを指す。
上記アプリケーションがEメールアプリケーションである場合(S220でYES)、ステップS222において、アプリケーション制御部1056は、上記人物からの未読メールが存在するか否か、すなわち、ユーザ操作を受け付けた連絡先アイコンが未読メールアイコンであるか否かを判定する。上記人物からの未読メールが存在しない(未読メールアイコンに対するユーザ操作がない)と判定した場合(S222でNO)、ステップS226の処理に移行する。この場合、ステップS226では、アプリケーション制御部1056は、上記人物に送信する新規メールを作成するフォーマットによって、Eメールアプリケーションを起動する。
一方、上記人物からの未読メールが存在する(未読メールアイコンに対するユーザ操作があった)と判定した場合(S222でYES)、ステップS224において、アプリケーション制御部1056は、上記未読メールに対する返信フォーマット(未読メールアイコンの連絡先を指定した未読メールの返信フォーマット)でEメールアプリケーションを起動する。なお、ステップS220は、ステップ216後でなくてもよく、例えばステップS210とステップS212の間で処理されてもよい。
このように、本実施形態の携帯端末10によれば、タッチスクリーンがロック状態にあるときに、ユーザが所望の連絡先との通信を行おうとする場合であっても、通信用アプリケーションの起動を、容易にかつ安全性高く実行することができる。また、ロック解除メカニズムに、コミュニケーションアイコンと連絡先アイコンとを関連付けることで、ユーザは連絡先の人物と、迅速かつスムーズに連絡をとることができる。さらに、ロック解除メカニズムにセキュリティプロトコルを関連付けることによって、第3者が不正に携帯端末10を操作することを防ぐことができる。
≪本発明の別の表現≫
なお、本発明は、以下のようにも表現できる。なお、詳述しないが、以下に示す構成についても、実施形態2で説明した携帯端末10の制御部105によって実現可能である。
本発明の第1の態様によれば、タッチスクリーンを有するタッチスクリーン付携帯端末を提供する。当該携帯端末は、タッチスクリーンをロック解除状態とロック状態とで切り換えるものであるとともに、タッチスクリーンに保存された複数のアプリケーションと、上記タッチスクリーンをロック解除するためのスクリーンロック解除メカニズムとを備え、上記スクリーンロック解除メカニズムによって、上記複数のアプリケーションから、選択された保存アプリケーションを起動するものである。
上記構成において、好ましくは、ユーザがジェスチャーや動作を用いてタッチスクリーンに触れることで、タッチスクリーンのロック解除と所望のアプリケーションの起動とが同時に行われるようにしてもよい。このジェスチャーや動作は事前に定義されたものであることが望ましい。
複数個のアプリケーションはタッチスクリーン上にアイコンとして表示されており、タッチスクリーンロック解除に作用する所定の動作によってアイコンが起動されることが望ましい。例えば、ユーザが与えられたアイコンに対してドラッグ&ドロップのジェスチャーをすることで、アイコンが表すアプリケーションを起動するとともにスクリーンのロックを解除してもよい。ドラッグ&ドロップメカニズムを実行する前に、まず携帯端末のボタンを押さなければならないようにしてもよい。
さらに、ユーザが表示されるアイコンを任意で選ぶことができるようにしてもよい。これによりユーザのニーズに合うように携帯端末を設定することができる。表示アイコンの数は重要ではない。しかしながら、ドラッグ&ドロップのジェスチャーを正確に行うため、携帯電話のタッチスクリーンや同様のサイズの装置では予め限られた数のアイコンを表示することになるだろう。
タッチスクリーンをロック解除しアプリケーションを起動する構成は多岐に渡ると理解されたい。例えば、ユーザが所望のアプリケーションアイコンをダブルタップすることで所望のアプリケーションを起動してもよい。この動作のみでもよいし、あるいはその他のジェスチャーや動作との組み合わせによってタッチスクリーンをロック解除するようにしてもよい。
表示されるアイコンが最後に使用したアプリケーションに対応するように構成することも好ましい。例えば、アイコン表示数を4個と定めた場合、表示されるアイコンは最後に使用した4個のアプリケーションに対応することになる。
表示されるアイコンは所定のイベントに応じて動的に変化するのが望ましい。例えば、ユーザがSMSメッセージを受け取ったときにはこのアプリケーションを表すアイコンが表示されるようにしてもよい。同様に、不在着信がある場合は携帯通話アプリケーションを表すアイコンを表示するようにしてもよい。これらのアイコンは事前に決められたアイコンと同様に表示される。
タッチスクリーンは、ユーザがアプリケーションアイコンをドラッグ&ドロップし、スクリーンをロック解除しアプリケーションを起動することができる所定の領域を備えることが望ましい。特に、その所定の領域は、ロック解除メカニズムを表すアイコンであることが好ましい。すなわち、上記タッチスクリーンは所定の領域を備え、ユーザが上記タッチスクリーン上のアイコンによって表されるアプリケーションアイコンを上記所定の領域にドラッグ&ドロップすることで、スクリーンがロック解除されるとともにアプリケーションが起動されてもよい。
好ましい実施形態では、ロック解除メカニズムに1個以上のセキュリティプロトコルが関連づけられる。例えば、ロック解除メカニズムを実行する前もしくは後に、暗証番号かパスワードの入力を要求するようにしてもよい。
好ましくは、ユーザが所定のアイコンに対してなんらかの操作(単純なタッチのみも含む)をした後に、パスワードまたはパスコードの入力を求められるようにしてもよい。パスワードまたはパスコードが正しく入力されれば、タッチスクリーンはロック解除され任意のアイコンに対応したアプリケーションが起動される。すなわち、タッチスクリーン付携帯端末は、所定アイコンに対する操作によってユーザにパスワードまたはパスコードの入力を促し、パスワードまたはパスコードの適切な入力によって、上記タッチスクリーンがロック解除され、所定アイコンに対応するアプリケーションが起動されてもよい。
上記構成は、ロック状態のタッチスクリーンからホーム画面あるいは最後に訪れた画面に戻ることをユーザに強制しないものであると理解されたい。上記構成は、タッチスクリーンをロック解除すると同時に特定のアプリケーションへのショートカットを用いることを許可することでユーザに柔軟性をもたらすものである。
好適な実施形態では、さらに、タッチスクリーンがユーザの連絡先を表すアイコン(連絡先アイコン)を1個かそれ以上表示する。連絡先アイコンはユーザの知る特定の人物の写真などであってもよい。一実施形態として、各アイコンはそれぞれ異なる人物を表すようにしてもよい。しかしながら、1人あるいはそれ以上の人物が複数のアイコンで表されてもよい。例えば、あるユーザの配偶者を、仕事の項目を示す第1のアイコンと、個人的な項目を示す第2のアイコンで表してもよい。
コミュニケーションアイコン(Eメールアプリケーションや通話アプリケーション、テキストメッセージングアプリケーションなどその他)については、選択された連絡先アイコンに対し所定の操作を行うことで、選択された連絡先アイコンの人物と通信する準備ができるというように、スクリーンのロック解除と選択したアプリケーションの起動との両方を行えることが望ましい。すなわち、タッチスクリーン付携帯端末は、コミュニケーションアイコンに関して選択された連絡先アイコンに対して所定の操作を行うことで、スクリーンのロック解除と選択されたコミュニケーションアイコンに対応するアプリケーションの起動との両方が行われ、選択された連絡先アイコンによって表されるユーザの連絡先と連絡する準備が行われてもよい。
また、本発明の一実施形態によれば、アプリケーションランチャーとタッチスクリーンロック解除メカニズムとを組み合わせたタッチスクリーン携帯端末であって、上記アプリケーションランチャーは、画面上に保存された複数のアプリケーションから1個のアプリケーションを起動するものであり、上記タッチスクリーンロック解除メカニズムは、タッチスクリーンのロック解除状態とロック状態の切り換えを行うものであり、上記アプリケーションランチャーと上記タッチスクリーンロック解除メカニズムとを組み合わせることで、タッチスクリーンのロック解除と、選択された保存アプリケーションの起動とが行われる。
さらに、本発明の第2の態様によれば、アプリケーションランチャーとタッチスクリーンロック解除メカニズムとを組み合わせたタッチスクリーン付携帯端末を提供する。
≪変形例≫
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、携帯端末10の各ブロック、特に、制御部105の通信制御部1051、表示制御部1052、スタンバイモード制御部1053、操作取得部1054、アイコン操作取得部1055、アプリケーション制御部1056、スクリーンロック制御部1057、パスワード要求部1058およびパスワード認証部1059は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、携帯端末10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯端末10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記携帯端末10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、携帯端末10を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを、通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR(High Data Rate)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、通信用アプリケーションの起動を容易に、かつ安全性高く行うことを可能とするものであり、スマートフォンなど、タッチスクリーンを備える携帯端末などに好適である。
10 携帯端末
12 タッチスクリーン
102 タッチスクリーン
1052 表示制御部(表示制御手段)
1055 アイコン操作取得部(アイコン操作取得手段)
1056 アプリケーション制御部(起動制御手段)
1057 スクリーンロック制御部(スクリーンロック解除手段)
1059 パスワード認証部(認証手段)

Claims (8)

  1. 外部との通信を可能とする通信用アプリケーションを起動するユーザの認証を行う認証手段と、
    上記ユーザによる、上記通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対する所定の操作を取得するアイコン操作取得手段と、
    上記認証手段によって、上記通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、かつ、上記アイコン操作取得手段によって、上記連絡先アイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、自装置に接続されたタッチスクリーンのロック状態を解除するスクリーンロック解除手段と、
    上記スクリーンロック解除手段による上記タッチスクリーンのロック状態の解除に従い、上記通信用アプリケーションを起動させ、上記連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立する起動制御手段と、を備えていることを特徴とする携帯端末。
  2. 上記タッチスクリーンに上記連絡先アイコンを表示させる表示制御手段を備え、
    上記表示制御手段は、上記ユーザが非応答の連絡先を示す不在着信アイコンを、上記連絡先アイコンとして上記タッチスクリーンに表示させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 上記タッチスクリーンに上記連絡先アイコンを表示させる表示制御手段を備え、
    上記表示制御手段は、上記ユーザが未読である電子メールの連絡先を示す未読メールアイコンを、上記連絡先アイコンとして上記タッチスクリーンに表示させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 上記アイコン操作取得手段によって、上記未読メールアイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、
    上記起動制御手段は、上記連絡先を指定した未読メールの返信フォーマットによって、上記通信用アプリケーションを起動させることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 外部との通信を可能とする通信用アプリケーションを起動するユーザの認証を行う認証ステップと、
    上記ユーザによる、上記通信用アプリケーションに関する連絡先アイコンに対する所定の操作を取得するアイコン操作取得ステップと、
    上記認証ステップにおいて、上記通信用アプリケーションを起動するユーザであることが確認され、かつ、上記アイコン操作取得ステップにおいて、上記連絡先アイコンに対しての所定の操作が取得された場合に、自装置に接続されたタッチスクリーンのロック状態を解除するスクリーンロック解除ステップと、
    上記スクリーンロック解除ステップにおける上記タッチスクリーンのロック状態の解除に従い、上記通信用アプリケーションを起動させ、上記連絡先アイコンに示された連絡先との通信状態を確立する起動制御ステップと、を含むことを特徴とする携帯端末の制御方法。
  6. コンピュータを、請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末の各手段として機能させるための制御プログラム。
  7. 請求項6に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. タッチスクリーンを有するタッチスクリーン付携帯端末であって、
    上記携帯端末は、タッチスクリーンをロック解除状態とロック状態とで切り換えるものであるとともに、
    タッチスクリーンに保存された複数のアプリケーションと、
    上記タッチスクリーンをロック解除するためのスクリーンロック解除メカニズムと、を備え、
    上記スクリーンロック解除メカニズムによって、上記複数のアプリケーションから、選択された保存アプリケーションを起動し、
    所定アイコンに対する操作によってユーザにパスワードまたはパスコードの入力を促し、パスワードまたはパスコードの適切な入力によって、上記タッチスクリーンがロック解除され、所定アイコンに対応するアプリケーションが起動され、
    コミュニケーションアイコンに関して選択された連絡先アイコンに対して所定の操作を行うことで、スクリーンのロック解除と選択されたコミュニケーションアイコンに対応するアプリケーションの起動との両方が行われ、選択された連絡先アイコンによって表されるユーザの連絡先と連絡する準備が行われることを特徴とするタッチスクリーン付携帯端末。
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