JP2012133179A - 立体視装置、及び立体視装置の制御方法 - Google Patents

立体視装置、及び立体視装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】既存のディスプレイ装置の表示画面に対する眼の位置が変化した場合に、それに対応した正しい立体視ができない。
【解決手段】追加型立体視装置100は、入力された映像を左眼用と右眼用の映像に分離する立体映像分離部11と、立体映像分離部11で分離された左眼用と右眼用の映像のいずれか一方をディスプレイ装置120に表示すると共に、左眼用及び右眼用の映像の他方を単眼用のHMD装置に表示する表示対応部2と、ディスプレイ装置120に対する左眼または右眼の位置に応じて特定されるディスプレイ装置120の映像表示エリアの形状に対応して、HMD装置に表示される他方の映像に対して変形処理を行う映像変形処理部1とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体視を実現する立体視装置、及び立体視装置の制御方法に関する。
立体視装置の例が特許文献1に記載されている。この特許文献1の立体視装置では、左右の視差を考慮した右眼用画像及び左眼用画像のうち、例えば左眼用画像を実像としてディスプレイ装置に表示し、右眼用画像を虚像としてコード情報などから生成してヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDディスプレイと記す)に表示する。そして、ディスプレイ装置の実像を左眼で見ている状態で同時にHMDディスプレイの虚像を右眼で見ることにより立体視を実現している。
特開2007−086716号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術は、立体視非対応型ディスプレイ装置(以下、既存ディスプレイ装置と記す)を使用して映像の立体視を実現することができるものの、既存ディスプレイ装置の表示画面に対する眼の位置が変化した場合に、それに対応した正しい立体視ができないという問題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決する立体視装置、及び立体視装置の制御方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様による立体視装置は、入力された映像を左眼用と右眼用の映像に分離する立体映像分離部と、前記立体映像分離部で分離された左眼用と右眼用の映像のいずれか一方をディスプレイ装置に表示すると共に、左眼用及び右眼用の映像の他方を単眼用のヘッドマウントディスプレイ装置に表示する表示対応部と、前記ディスプレイ装置に対する左眼または右眼の位置に応じて特定される前記ディスプレイ装置の映像表示エリアの形状に対応して、前記ヘッドマウントディスプレイ装置に表示される前記他方の映像に対して変形処理を行う映像変形処理部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様による立体視装置の制御方法は、入力された映像を左眼用と右眼用の映像に分離する立体映像分離ステップと、前記立体映像分離ステップで分離された左眼用と右眼用の映像のいずれか一方をディスプレイ装置に表示すると共に、左眼用及び右眼用の映像の他方を単眼用のヘッドマウントディスプレイ装置に表示する表示対応ステップと、前記ディスプレイ装置に対する左眼または右眼の位置に応じて特定される前記ディスプレイ装置の映像表示エリアの形状に対応して、前記ヘッドマウントディスプレイ装置に表示される前記他方の映像に対して変形処理を行う映像変形処理ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ディスプレイ装置の映像表示エリアに対する眼の位置が変化した場合でも、それに対応した正しい立体視が可能になる。
実施形態に係る追加型立体視装置の概略構成を示すブロック図である。 図1中のHMD装置の構成を示す外観図である。 実施形態に係る追加型立体視装置の使用形態を示す概念図である。 既存ディスプレイ装置の映像表示エリアの正面視外観図である。 実施形態の追加型立体視装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る追加型立体視装置の一使用形態を示す概念図である。 実施形態に係る追加型立体視装置の他の使用形態を示す概念図である。 既存ディスプレイ装置の映像表示エリアの斜視外観図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の立体視装置の一実施形態に係る追加型立体視装置100の概略構成を示すブロック図である。
また、図2は、図1中のHMD装置の構成を示す外観図である。
図1において、追加型立体視装置100は、立体映像入力部110から入力された立体映像を処理する映像処理部10と、利用者の頭部の片眼部分に装着する単眼用ヘッドマウントディスプレイ装置(以下、HMD装置と記す)20とを備えている。
また、映像処理部10は、映像変形処理部1、表示対応部2、及び立体映像分離部11を備えている。また、HMD装置20は、補正用映像入力部21とHMDディスプレイ部22とを備えている。
補正用映像入力部21は、図2(a)に示すようにHMD装置20の表側(立体視非対応型ディスプレイ装置(以下、既存ディスプレイ装置と記す)120側)に設置されている。また、HMDディスプレイ部22は、図2(b)に示すようにHMD装置20の裏側(眼球側)に設置されている。
立体映像分離部11は、立体映像入力部110から入力された立体映像を左眼用と右眼用の映像G1、G2に分離する。
映像変形処理部1は、既存ディスプレイ装置120に対する左眼または右眼の位置に応じて特定される既存ディスプレイ装置120の映像表示エリアの形状に対応して、HMDディスプレイ部22に表示される例えば右眼用の映像G2に対して変形処理を行う。例えば、映像変形処理部1は、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121(図4参照)に近接して配置されている映像補正用マーカB1〜B4に基づいて、左眼用及び右眼用の映像G1、G2のうち、例えば右眼用の映像G2に対して変形処理を行う。ここで、映像表示エリア121とは、ディスプレイ画面において表示される映像部分の領域である。
また、映像変形処理部1は、映像変形用補正点検出部12と映像変形処理実行部13とを有している。
映像変形用補正点検出部12(補正用マーカ検出部)は、補正用映像入力部21から外部映像を受け取り、その外部映像から映像補正用マーカB1〜B4を検出する。そして、映像変形用補正点検出部12は、補正用映像入力部21から受け取った外部映像中の映像補正用マーカB1〜B4の部分の位置から映像変形補正用データD1を生成する。例えば、映像変形補正用データD1は、既存ディスプレイ装置120における映像補正用マーカB1〜B4の位置に対応した座標データである。
映像変形処理実行部13は、映像変形用補正点検出部12で生成された映像変形補正用データD1に基づいて、立体映像分離部11で分離された左眼用及び右眼用の映像G1、G2のうち、例えば、右眼用の映像G2に対して変形処理を行う。具体的には、映像変形処理実行部13は、既存ディスプレイ装置120を肉眼で見た場合の映像表示エリア121(図3参照)の形状と、そのときのHMDディスプレイ部22の映像表示エリア23の形状とが同じ形状になるように、映像変形補正用データD1を利用して、HMDディスプレイ部22の映像表示エリア23の補正を行う。
表示対応部2は、立体映像分離部11によって分離された左眼用と右眼用の映像G1、G2のうち、例えば、左眼用の映像G1を既存ディスプレイ装置120に表示すると共に、右眼用の映像G2の変形後の映像G2aをHMDディスプレイ部22に表示する。また、表示対応部2は、映像同期部14及び映像遅延部15を備えている。この場合、図3に示すように、左眼A1と右眼A2に入射する映像光は通過経路が異なるため、表示対応部2では、映像同期部14が映像遅延部15を利用することにより左眼用と右眼用の映像G1、G2aの同期を取る。
補正用映像入力部21は、既存ディスプレイ装置120に配置された映像補正用マーカB1〜B4を含む外部映像を取り込む。例えば、図4に示すように、映像補正用マーカB1〜B4は、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121の形状に対応した位置に配置される。図4に示す例では、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121は四角形状である。この例の場合、映像補正用マーカB1〜B4は、この映像表示エリア121の周縁部に形成された既存ディスプレイ装置外枠部122における映像表示エリア121の四隅に接する位置にそれぞれ配置されている。
補正用映像入力部21は、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121に対応して配置された4つの映像補正用マーカB1〜B4を含む、既存ディスプレイ装置120の映像を撮影し、この撮影映像を外部映像として取り込む。
次に、本実施形態の動作について、図5等を参照して説明する。
図5は、本実施形態の追加型立体視装置100の動作を示すフローチャートである。
はじめに、利用者は、HMD装置20を頭部に装着する(ステップS11)。この場合、HMDディスプレイ部22の映像表示エリア23の表面が例えば右眼に対向するようにセットされる。
すると、補正用映像入力部21は、既存ディスプレイ装置120の映像補正用マーカB1〜B4を含んだ外部映像を読み取り、その映像データを映像変形用補正点検出部12に供給する(ステップS12)。
次に、映像変形用補正点検出部12では、外部映像の画像解析を行い、外部映像の中の映像補正用マーカB1〜B4を検出し、これを映像変形補正用座標データに変換する(ステップS13)。
一方、追加型立体視装置100の映像処理部10には、立体映像入力部110から立体映像が入力されている(ステップS14)。入力された立体映像は、立体映像分離部11によって、左眼用と右眼用の映像G1、G2に分離される(ステップS15)。そして、立体映像分離部11によって分離された左眼用の映像G1は映像同期部14に入力され、右眼用の映像G2は映像変形処理実行部13に入力される。
映像変形処理実行部13は、映像変形用補正点検出部12で生成された映像変形補正用座標データを用いて、立体映像分離部11から受け取った右眼用の映像G2の変形処理を行う(ステップS16)。例えば、図6に示すように、利用者が既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121の正面に対峙し映像表示エリア121を正面から見た場合には、利用者には既存ディスプレイ装置120が図4に示したような長方形に見えている。これに対して、利用者が図7に示すように既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121を斜め方向から見た場合には、利用者には既存ディスプレイ装置120が図8に示す台形のように変形して見える。
このような現象を考慮して、映像変形処理実行部13は、利用者の視覚上での、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121の形状に合うように、映像変形補正用データD1を利用してHMDディスプレイ部22の映像表示エリア23の形状の補正を行う。
例えば、図7は、利用者が既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121を右斜め方向から見た場合の一例である。この場合、映像変形処理実行部13は、HMDディスプレイ部22の映像表示エリア23の形状が、図8に示すような左側の辺が右側の辺よりも短くなった台形になるように、右眼用の映像G2の変形処理を行う。ここで、HMDディスプレイ部22の映像表示エリア23の形状とは、HMDディスプレイ部22の映像表示部分の形状のことである。また、図1に示した右眼用の映像G2aは、変形処理後の右眼用の映像を示している。
その後、左眼用と右眼用の映像G1、G2aは映像同期部14に入力され、映像同期部14は、映像遅延部15を用いて左眼用と右眼用の映像G1、G2aの同期処理を行う(ステップS17)。左眼用と右眼用の映像G1、G2では通過する経路が異なっており、どちらかの映像に遅延が生じる。この同期処理は、この遅延を修正するために行う。
左眼用と右眼用の映像G1、G2aは同期されて、右眼用の映像G2aがHMDディスプレイ部22に出力され、左眼用の映像G1が既存ディスプレイ装置120に出力される(ステップS18)。これによって利用者は、左眼用と右眼用の映像G1、G2aから立体視を体感することができる。
以上のように、本実施形態によれば、追加型立体視装置100(立体視装置)は、立体映像分離部11と、表示対応部2と、映像変形処理部1とを備える。立体映像分離部11が、入力された映像を左眼用と右眼用の映像G1、G2に分離する。また、表示対応部2が、立体映像分離部11で分離された左眼用と右眼用の映像G1、G2のいずれか一方を既存ディスプレイ装置120に表示すると共に、左眼用及び右眼用の映像G1、G2の他方をHMDディスプレイ部22に表示する。そして、映像変形処理部1は、既存ディスプレイ装置120に対する左眼または右眼の位置に応じて特定されるディスプレイ装置120の映像表示エリア121の形状に対応して、HMDディスプレイ部22に表示される他方の映像に対して変形処理を行う。
これにより、追加型立体視装置100は、立体視非対応型ディスプレイである既存ディスプレイ装置120を使用して立体視を実現させることができると共に、既存ディスプレイ装置120に対する利用者の眼の位置(既存ディスプレイ装置120から見て例えば上下左右)が変わっても、正しい立体視が可能になる。すなわち、例えば、利用者が既存ディスプレイ装置120として立体視非対応型ディスプレイを持っている場合に、この追加型立体視装置100を追加すれば、高品質な立体映像を低コストで視聴することができる。
また、本実施形態において、追加型立体視装置100は、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121に近接して映像補正用マーカB1〜B4を配置し、映像変形処理部1は、映像補正用マーカB1〜B4の位置に基づいて、HMDディスプレイ部22に表示される他方の映像に対して変形処理を行う。これにより、利用者の視覚上での、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121の形状に合うように、HMDディスプレイ部22に表示される他方の映像に対して変形処理を行うことができる。
また、本実施形態において、追加型立体視装置100は、既存ディスプレイ装置120に配置された映像補正用マーカB1〜B4を含む外部映像を入力する補正用映像入力部21を備え、映像変形処理部1は、映像変形用補正点検出部12と映像変形処理実行部13とを備えている。そして、映像変形用補正点検出部12が、外部映像から映像補正用マーカB1〜B4を検出し、該検出した映像補正用マーカの位置から映像変形補正用データD1を生成する。映像変形処理実行部13が、映像変形補正用データD1に基づいて、左眼用及び右眼用の映像の他方の映像に対して変形処理を行う。
これにより、HMDディスプレイ部22に表示される映像部分の形状が、利用者の視覚上の、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121の形状に対応したものになる。そのため、追加型立体視装置100では、既存ディスプレイ装置120に対する利用者の眼の位置が変わっても、より正しい立体視が可能になる。
また、本実施形態において、映像変形補正用データD1は、既存ディスプレイ装置120における映像補正用マーカB1〜B4の位置に対応した座標データとしたので、映像変形補正用データD1の生成が容易となる。
また、本実施形態において、映像補正用マーカB1〜B4は、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121の形状に対応した位置に配置したので、映像処理部10は、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121の形状の変化を的確に検出することができる。
また、本実施形態において、既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121は四角形状であって、映像補正用マーカB1〜B4は、該映像表示エリア121に対応した既存ディスプレイ装置の四隅にそれぞれ配置されている。これにより、映像処理部10は、HMDディスプレイ部22に表示される映像部分の形状を既存ディスプレイ装置120の映像表示エリア121の形状に合わせやすくなる。
また、本実施形態において、表示対応部2は、左眼用及び右眼用の映像G1、G2aの同期処理を行う映像同期部14を備える。
これにより、追加型立体視装置100は、左眼用と右眼用の映像G1、G2で通過する経路が異なることによる映像の同期ずれを防止することができる。
また、本実施形態において、立体映像分離部11に入力される映像は、立体映像である。これにより、立体映像分離部11は、入力された映像を立体視化処理する必要がなく、追加型立体視装置100は、立体映像の立体視を既存ディスプレイ装置120で実現するごとができる。
また、本発明の実施形態によれば、追加型立体視装置100(立体視装置)の制御方法は、立体映像分離ステップ(S15)と、表示対応ステップ(S17、S18)と、映像変形処理ステップ(S13、S16)とを備える。立体映像分離ステップは、入力された映像を左眼用と右眼用の映像に分離する。表示対応ステップは、立体映像分離ステップで分離された左眼用と右眼用の映像のいずれか一方を既存ディスプレイ装置120に表示すると共に、左眼用及び右眼用の映像の他方をHMDディスプレイ部22に表示する。映像変形処理ステップは、既存ディスプレイ装置120に対する左眼または右眼の位置に応じて特定される既存ディスプレイ装置の映像表示エリア121の形状に対応して、HMDディスプレイ部22に表示される左眼用または右眼用の映像に対して変形処理を行う。これにより、追加型立体視装置100の制御方法では、上述の追加型立体視装置100と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、映像補正用マーカB1〜B4は、既存ディスプレイ装置120の四隅に配置するようにしたが、これに限定されるものではない。これは、HMDディスプレイ部22と既存ディスプレイ装置120の映像部分(映像表示エリア121)の形状を合わせるためのものであるので、マーカの数を増やす或いは減らす、またはマーカの位置を変更するようにした場合でも、形状を合わせることができればその方法も利用可能である。
また、上記の各実施形態において、立体映像入力部110から立体映像分離部11に入力される映像が、立体映像である場合について説明したが、立体視化されていない映像が入力される形態でもよい。この場合、立体映像分離部11は、立体映像入力部110から入力された映像を立体視用に変換した上で左眼用と右眼用の映像G1、G2に分離する。これにより、立体視化されていない映像を立体視することができる。
上記の各実施形態において、既存ディスプレイ装置120に適用する形態を説明したが、立体視対応型ディスプレイ装置に適用してもよい。この場合、上述のように立体視化されていない映像を立体視することができる。
上述の映像処理部10の各機能は、ソフトウェアで構成してもよいし、論理回路などのハードウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、映像処理部10の内部にコンピュータシステムを備えることになる。そして、上述した映像処理部10の処理過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
1 映像変形処理部
2 表示対応部
10 映像処理部
11 立体映像分離部
12 映像変形用補正点検出部
13 映像変形処理実行部
14 映像同期部
15 映像遅延部
20 HMD装置
21 補正用映像入力部
22 HMDディスプレイ部
23、121 映像表示エリア
100 追加型立体視装置
110 立体映像入力部
120 既存ディスプレイ装置
122 既存ディスプレイ装置外枠部
G1 左眼用の映像
G2 右眼用の映像
B1〜B4 映像補正用マーカ
D1 映像変形補正用データ

Claims (9)

  1. 入力された映像を左眼用と右眼用の映像に分離する立体映像分離部と、
    前記立体映像分離部で分離された左眼用と右眼用の映像のいずれか一方をディスプレイ装置に表示すると共に、左眼用及び右眼用の映像の他方を単眼用のヘッドマウントディスプレイ装置に表示する表示対応部と、
    前記ディスプレイ装置に対する左眼または右眼の位置に応じて特定される前記ディスプレイ装置の映像表示エリアの形状に対応して、前記ヘッドマウントディスプレイ装置に表示される前記他方の映像に対して変形処理を行う映像変形処理部と
    を備えることを特徴とする立体視装置。
  2. 前記映像変形処理部は、前記ディスプレイ装置の映像表示エリアに近接して配置されている映像補正用マーカの位置に基づいて、前記他方の映像に対して変形処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の立体視装置。
  3. 前記映像補正用マーカを含む外部映像を入力する補正用映像入力部を備え、
    前記映像変形処理部は、
    前記外部映像から前記映像補正用マーカを検出し、該検出した映像補正用マーカの位置から映像変形補正用データを生成する補正用マーカ検出部と、
    前記映像変形補正用データに基づいて、前記他方の映像に対して変形処理を行う映像変形処理実行部とを有することを特徴とする請求項2に記載の立体視装置。
  4. 前記映像変形補正用データは、前記ディスプレイ装置に配置された前記映像補正用マーカの位置に対応した座標データであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の立体視装置。
  5. 前記映像補正用マーカは、前記ディスプレイ装置の映像表示エリアの形状に対応した位置に配置したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の立体視装置。
  6. 前記ディスプレイ装置の映像表示エリアは四角形状であって、前記映像補正用マーカは、該映像表示エリアに対応した前記ディスプレイ装置の四隅にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項5に記載の立体視装置。
  7. 前記表示対応部は、
    左眼用及び右眼用の映像の同期処理を行う映像同期部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の立体視装置。
  8. 前記立体映像分離部に入力される映像は、立体映像であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の立体視装置。
  9. 入力された映像を左眼用と右眼用の映像に分離する立体映像分離ステップと、
    前記立体映像分離ステップで分離された左眼用と右眼用の映像のいずれか一方をディスプレイ装置に表示すると共に、左眼用及び右眼用の映像の他方を単眼用のヘッドマウントディスプレイ装置に表示する表示対応ステップと、
    前記ディスプレイ装置に対する左眼または右眼の位置に応じて特定される前記ディスプレイ装置の映像表示エリアの形状に対応して、前記ヘッドマウントディスプレイ装置に表示される前記他方の映像に対して変形処理を行う映像変形処理ステップとを備えることを特徴とする立体視装置の制御方法。
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