JP2012130700A - データを誘導式に伝送するためのシステム及び方法 - Google Patents

データを誘導式に伝送するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】患者の上または下に容易に位置決め可能な軽量の受信器コイルアレイを提供する。
【解決手段】磁気共鳴撮像システム(10)において信号を誘導式に伝送するためのシステム(60)は、撮像システム(10)の患者クレードル(66)上に配置されると共に、患者クレードル(66)上に位置決めした患者(12)からデータを収集するように構成された1次コイル(64)の第1のアレイ(62)を含む。さらにシステム(60)は、患者クレードル(66)の下に配置された2次コイル(70)の第2のアレイ(68)であって、該2次コイル(70)の数は1次コイル(64)の数より少ないか等しい2次コイル(70)の第2のアレイ(68)を含んでおり、1次コイル(64)の第1のアレイ(62)は収集済みのデータを2次コイル(70)の第2のアレイ(68)に対して誘導式に伝送するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本開示の実施形態は信号の伝送に関し、またより具体的には撮像システムにおける信号の誘導式伝送に関する。
ここ数十年において、磁気共鳴撮像(MRI)スキャナの使用が非常に進んだ。MRIスキャンは、多発性硬化症、脳腫瘍、靱帯断裂、腱鞘炎、がん、卒中、その他の診断を支援するために益々使用されるようになっている。MRIは様々な医学的状態に関する診断及び処置において医師を支援する非侵襲的な医学検査であることは了解されよう。MRIスキャンが身体の異なる軟部組織間に提供するコントラストが高いために医師は、X線、超音波、コンピュータ断層(CT)などの別の撮像方法では適当に評価し得ないような様々な身体部位の評価を向上させかつある種の疾患の有無を判定することが可能となる。
MRIシステムは典型的には、磁場を発生させるための1つまたは複数のコイルを含む。さらにMRIシステムは、患者内部の磁気回転物質からの信号を検出するように構成された1つまたは複数のMRI受信器コイルも含む。これらのMRI受信器コイルアレイでは典型的には、嵩張るケーブルの使用が不可欠である。これら嵩張るケーブルを用いるとスキャン手技の前に患者の上に受信器コイルを配置する際の困難さが増大する。さらに、並列式の撮像が出現したことがMRI受信器チャンネルの数の増加に繋がっている。しかしながら、受信器チャンネル数のこの増加はさらに、嵩張るケーブル数の対応した増加の問題を悪化させている。
目下のところ利用可能な幾つかの技法では、患者の下にあるクレードル内にコイルの部分組を埋め込むことが求められる。しかし各コイルは前置増幅器、ケーブル及びバランに取り付けられており、これらをすべてクレードル内に収容しなければならない。さらにこれらの技法では、異なる解剖学的部分をスキャンする際にコイルの異なる部分組を受信器電子回路に接続するために切替器やマルチプレクサの使用も求められる。
別のある種の実証技法では、ケーブルを用いずに信号を収集するためにマイクロ波または光学リンクを利用することが必要である。これらの方法では、各コイルからの信号を増幅した後で光学信号またはマイクロ波信号に変換し、次いでこれをスキャナのボア内またはボアの外部にある受信器まで空間を介してビーム送出している。この信号は、変換前に別の周波数への復調及び/またはディジタル化を行うことも行わないこともある。しかしこれらの信号変換では、コイル上に追加の回路を配置する必要があり、これによりコイルが要求する電力量がかなり増大すると共に、コイル上における熱発生の増加に繋がる可能性がある。この追加の回路によりさらに、コイルアレイの重量及び容積が増加する可能性があり、またコイルが検出中の無線周波数(RF)磁場と干渉する可能性がある。
さらに、目下のところ利用可能な別の幾つかの技法では、後側のアレイをクレードルの下の固定箇所に位置決めすることが求められる。これらの方法によればコイルの数及び付属のハードウェアが低減されるが、これらの方法では信号対雑音比(SNR)の損失が有意となる。さらにある種の別の実証技法は、内部配線によって局所撮像コイルに取り付けられかつクレードルの側面に位置決めされた基本結合用素子に誘導式に結合した患者ベッド結合用素子を用いて受信コイルを前側アレイに誘導式に結合させている。しかし、結合用素子のサイズはかなり大きくかつクレードルの側面位置のスペースは限られているため、この方式の融通性が限られ、これにより大型のアレイでのこれらの技法の利用が困難となる。
米国特許第7619413号
したがって、ケーブルの複雑さなどの関連する問題を回避するために、患者の上または下に容易に位置決め可能な軽量の受信器コイルアレイを開発することが望ましい。さらに、患者クレードル内の前置増幅器、ケーブル及び関連するハードウェアの数を低減する必要性も存在する。さらに、ハードウェアのこの低減をSNRを従来の埋め込み型コイルと比べて劣化させることなく達成することが望ましい。
本技法の態様では、磁気共鳴撮像システムにおいて信号を誘導式に伝送するためのシステムを提起する。本システムは、撮像システムの患者クレードル上に配置されておりかつ患者クレードル上に位置決めした患者からデータを収集するように構成された第1の1次コイルアレイを含む。さらに本システムは、患者クレードルの下に配置された第2の2次コイルアレイを含んでおり、2次コイルの数は1次コイルの数より少ないか等しく、第1の1次コイルアレイは第2の2次コイルアレイに対して収集データを誘導式に伝送するように構成されている。
本技法の別の態様では、磁気共鳴撮像システムにおいて信号を誘導式に伝送するためのシステムを提起する。本システムは、患者の上または下に配置するように構成されかつ撮像システム内の患者クレードル上に位置決めした患者から信号を収集するように構成されている第1の柔軟なサブストレート上に配置された第1の1次コイルアレイを含む。さらに本システムは、第1のエッジ及び第2のエッジを有する第2の柔軟なサブストレート上に配置された第2の2次コイルアレイを含んでおり、この第2の柔軟なサブストレートは第2の2次コイルアレイ内の2次コイルが第1の1次コイルアレイ内の1次コイルの少なくとも1つの部分組と整列するようにして第1の柔軟なサブストレートの上に配置されている。本システムはさらに、第2の柔軟なサブストレートの1つまたは複数のエッジに沿って配置させた少なくとも1つの電気コネクタを含んでおり、該少なくとも1つの電気コネクタは第2の柔軟なサブストレートの内部にあるかその上に装着させたケーブルを介して第2の2次コイルアレイ内の2次コイルに結合されており、かつ該少なくとも1つの電気コネクタは患者クレードルの1つまたは複数の側面と着脱可能に結合するように構成されており、第1の1次コイルアレイは第2の2次コイルアレイに対して収集信号を誘導式に伝送するように構成されている。
本技法のさらに別の態様では、磁気共鳴撮像システムにおいて信号を誘導式に伝送するための方法を提起する。本方法は、撮像システム内の患者クレードル上に、患者クレードル上に位置決めした患者から信号を収集するように構成された第1の1次コイルアレイを配置するステップを含む。さらに本方法は、患者クレードルの下に第2の2次コイルアレイを配置するステップを含む。本方法はさらに、スキャン手技中に第1の1次コイルアレイ内の1次コイルの少なくとも1つの部分組が第2の2次コイルアレイ内の2次コイルの近傍に配置されるように撮像システム内で患者クレードルを前進させるステップを含む。さらに本方法は、第1の1次コイルアレイが収集した信号を第2の2次コイルアレイに誘導式に伝送するステップを含む。
本技法の別の態様では、磁気共鳴撮像のためのシステムを提起する。本システムは、画像データを収集するように構成された収集サブシステムを含んでおり、該収集サブシステムは撮像システム内でデータ信号を誘導式に伝送するためのサブシステムを含み、該サブシステムは、撮像システムの患者クレードル上に配置されると共に患者クレードル上に位置決めした患者から信号を収集するように構成された第1の1次コイルアレイと、患者クレードルの下に配置された第2の2次コイルアレイと、を含んでおり、2次コイルの数は1次コイルの数より少ないか等しく、第1の1次コイルアレイは第2の2次コイルアレイに対して収集信号を誘導式に伝送するように構成されている。さらに本システムは、収集サブシステムと動作可能に関連付けされておりかつ収集済み画像データを処理するように構成された処理サブシステムを含む。
本発明に関するこれらの特徴、態様及び利点、並びにその他の特徴、態様及び利点については、同じ参照符号が図面全体を通じて同じ部分を表している添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによってより理解が深まるであろう。
図2〜7のシステム及び方法を使用するように構成された磁気共鳴撮像(MRI)システムの形態をした例示的な撮像システムのブロック図である。 本技法の態様に従ったデータを誘導式に伝送するためのシステムの概要図である。 本技法の態様に従った図2のシステムを表した等価回路図である。 本技法の態様に従ったデータを誘導式に伝送するためのシステムに関する別の実施形態の概要図である。 本技法の態様に従ったデータを誘導式に伝送するための図2のシステム内のコイルの整列及び整列不良を表した概要図である。 本技法の態様に従ったデータを誘導式に伝送するための図2のシステムで使用されるコイルを整列させるためのサブシステムの概要図である。 本技法の態様に従ったデータを誘導式に伝送するための例示的な一方法を表した流れ図である。
データを誘導式に伝送するための方法並びにデータを誘導式に伝送するためのシステムに関する様々な実施形態を提起しており、これについて本明細書の以下で詳細に記載することにする。本明細書の以下で記載するデータを誘導式に伝送するための方法及びシステムを利用することによって、システムの性能を増強しながらシステムのサイズ及び複雑さを最小限にすることができる。
ここで図面に進み図1を見ると、MRI撮像システム10の一実施形態のブロック図を表している。MRIシステム10は、スキャナ14、スキャナ制御回路16及びシステム制御回路18を含むように概略図で示している。MRIシステム10は適当な任意のMRIスキャナまたは検出器を含み得るが、図示した実施形態では本システムは、患者12をスキャンのための所望の位置に配置させ得るようにクレードル22がその内部に位置決めされる患者ボア20を含んだ全身用スキャナを含む。スキャナ14は適当な任意の磁場強度のものとすることができ、0.5テスラから3テスラやこれを超える値まで変動するスキャナを含む。本明細書で使用する場合に患者という語は、その撮像用途の対象となった人や動物を指し示すために用いている。
さらにスキャナ14は、制御式の磁場を発生させるため、無線周波数(RF)励起パルスを発生させるため、並びにこうしたパルスに応答して患者12内部の磁気回転物質からの放出を検出するために一連の関連コイルを含むことがある。図1の概要図において、一般に患者ボア20と整列した主磁場を発生させるために主磁場コイル24を設けることがある。検査シーケンス中に制御式の磁場傾斜を発生させるようにコイルアセンブリ内で一連の傾斜コイル26、28及び30をグループ分けすることがある(これについては、本明細書の以降においてさらに詳細に説明することにする)。磁気回転物質を励起するように無線周波数パルスを発生させるためにRFコイル32を設けることがある。図1に示した実施形態では、コイル32は受信コイルの役割もしている。したがって磁気回転物質からの放出を受信すること及びRF励起パルスを印加することのそれぞれのための受動モードと能動モードでRFコイル32を駆動及び受信回路と結合させることがある。別法としてRFコイル32から分離させた受信コイルの様々な構成を提供することがある。こうしたコイルは、頭部コイルアセンブリその他の標的解剖部位に特に適した構造を含むことがある。さらに受信コイルは、フェーズドアレイコイルその他を含む適当な任意の物理的構成で提供されることがある。
目下のところ企図される構成では、傾斜コイル26、28及び30は撮像システム10におけるその機能に適応させた異なる物理的構成を有することがある。これらのコイルは、以下に記載するように制御パルスの印加時に傾斜磁場を発生させるコイル構造が形成されるように巻き付けられまたは切断された伝導性のワイヤ、バーまたはプレートを含むことは当業者であれば理解されよう。傾斜コイルアセンブリ内部へのコイルの配置は、幾つかの異なる順序で実施されることがある。一実施形態では、Z軸コイルが最内側の箇所に位置決めされることがあり、またこれを一般にRF磁場に対する影響が比較的少ないソレノイド様構造として形成することがある。したがって図示した実施形態では、傾斜コイル30がZ軸ソレノイドコイルである一方、コイル26及び28はそれぞれY軸コイルとX軸コイルである。
スキャナ14のコイルは、所望の磁場及びパルスを発生させるため並びに磁気回転物質からの信号を制御された方式で読み取るために外部回路によって制御されることがある。患者12の組織内に束縛されるのが一般的なこの磁気回転物質が主磁場の影響を受けると、組織内の常磁性の原子核の個々の磁気モーメントが該磁場と部分的に整列することは当業者であれば理解されよう。偏向磁場の方向に正味の磁気モーメントが生成されている間では、直交する面における該モーメントのランダム方向成分は一般に互いに相殺される。検査シーケンス中に、関心対象物質のラーモア周波数あるいはこれに近い周波数でRF周波数パルスを発生させ、これにより正味の横方向磁気モーメントを生成するための正味の整列モーメントの回転が得られる。この横方向磁気モーメントは主磁場方向の周りに歳差運動し、所望の画像を再構成するようにスキャナ14により検出されて処理を受けるRF信号が放出される。
傾斜コイル26、28及び30は、その強度が事前定義の視野域全体にわたり典型的には正極性及び負極性に伴って変化するような精細に制御された磁場を発生させる役割をするように構成されることがある。各コイルが既知の電流によって付勢されると、得られる磁場傾斜が主磁場の上に重なり合うと共に、磁場強度のZ軸成分に視野域全体にわたる望ましい線形変動を生じさせる。この磁場はある1つの方向では線形に変動するが、その他2つの方向では均一となる。3つのコイルはその変化方向に関して互いに直交する軸を有しており、これにより3つの傾斜コイルを適当に組み合わせて任意の方向に線形磁場傾斜を印加することが可能となる。
このパルス状傾斜磁場は、撮像過程に不可欠な様々な機能を実行する。これらの機能のうちの幾つかは、スライス選択、周波数エンコード及び位相エンコードである。これらの機能は、元の座標系のX軸、Y軸及びZ軸に沿って、あるいは個別の磁場コイルに印加されるパルス状電流の組み合わせにより決定される別の軸に沿って適用されることがある。
スライス選択傾斜磁場は、患者12内の撮像しようとするある厚みの組織や解剖部位を決定している。スライス選択傾斜磁場は、同じ周波数で歳差運動する既知のスピンボリュームを希望するスライス内に励起させるために周波数選択RFパルスと同時に印加されることがある。このスライス厚は、RFパルスのバンド幅及び視野域全体にわたる傾斜強度によって決定される。
周波数エンコードは、読み出し傾斜とも呼ばれており、スライス選択傾斜と直交する方向で印加されるのが通常である。一般に周波数エンコード傾斜は、RF励起に由来する磁気共鳴(MR)エコー信号の形成前や形成中に印加される。この傾斜の影響を受けた磁気回転物質のスピンは、傾斜磁場に沿ったその空間的位置に従った周波数エンコードを受ける。収集された信号をフーリエ変換によって解析し、周波数エンコードによって選択したスライス内のその箇所を特定することができる。
最後に、読み出し傾斜前かつスライス選択傾斜後に位相エンコード傾斜が印加されるのが一般的である。磁気回転物質内のスピンの位相エンコード方向での位置特定は、データ収集シーケンス中に順次印加される若干異なる傾斜振幅を用いてその物質の歳差運動するプロトンに対して位相変動を順次誘導することによって実施されることがある。位相エンコード傾斜によって位相エンコード方向でのその位置に従って物質のスピンの間に位相差を生成することが可能となる。
本明細書の上に記載した例示的な傾斜パルス機能並びに本明細書では明示的に記載していない別の傾斜パルス機能を利用するパルスシーケンスについては、多くの変形形態を考案し得ることは当業者であれば理解されよう。さらに、選択スライスと周波数及び位相エンコードの両方を適当に方向付けし所望の物質を励起させると共に得られるMR信号を収集して処理するようにパルスシーケンスの適応を実施することがある。
スキャナ14の各コイルは、所望の磁場及びRFパルスを生成するようにスキャナ制御回路16によって制御を受ける。図1の概要図ではスキャナ制御回路16はしたがって、検査中に利用するパルスシーケンスを指令するため並びに受信した信号を処理するための制御回路36を含む。制御回路36は、汎用または特定用途のコンピュータのCPUやディジタル信号プロセッサなどの適当な任意のプログラム可能論理デバイスを含むことがある。さらに制御回路36はまた、スキャナにより実現される検査シーケンス中に使用される物理及び論理軸構成パラメータ、検査パルスシーケンス記述、収集画像データ、プログラミングルーチン、その他を保存するための揮発性及び不揮発性の記憶デバイスなどのメモリ回路38を含むことがある。
制御回路36とスキャナ14のコイルの間のインタフェースは、増幅/制御回路40によって、また送信/受信インタフェース回路42によって管理されることがある。増幅/制御回路40は、制御回路36からの制御信号に応答して磁気コイルに駆動電流を供給するために各傾斜磁場コイル向けの増幅器を含む。送信/受信(T/R)回路42はRFコイル32を駆動するための追加的な増幅回路を含む。さらに、RFコイル32がRF励起パルスの放出とMR信号の受信の両方の役割をしている場合には、T/R回路42は典型的には能動モードすなわち送信モードと受動モードすなわち受信モードとの間でRFコイルをトグル切替えするための切替デバイスを含むことがある。主マグネット24を付勢させるために、その全体を図1の参照番号34で表した電源が設けられている。最後にスキャナ制御回路16は、構成及び画像データをシステム制御回路18とでやり取りするためのインタフェース構成要素44を含むことがある。本説明では超伝導主磁場マグネットアセンブリを利用する水平円筒状ボア撮像システムに言及しているが、本技法は超伝導マグネット、永久磁石、電磁石あるいはこれらの手段の組み合わせにより発生させた垂直磁場を利用するスキャナなど様々な別の構成にも適用し得ることに留意されたい。
システム制御回路18は、操作者や放射線医とスキャナ14の間のスキャナ制御回路16を介したインタフェースを容易にするために広範なデバイスを含むことがある。図示した実施形態では例えば、汎用または特定用途のコンピュータを利用するコンピュータワークステーションの形態をした操作者制御器46が設けられている。この操作者ワークステーションもまた典型的には、検査パルスシーケンス記述、検査プロトコル、ユーザ/患者データ、画像データ(未処理データと処理済みデータの両方)、その他を保存するためにメモリ回路を含んでいる。さらにこのワークステーションはまた、データの受信並びにローカル及びリモートのデバイスとのデータやり取りのために様々なインタフェース及び周辺ドライバを含むことがある。図示した実施形態ではこうしたデバイスには、従来のコンピュータキーボード50並びにマウス52などの代替的入力デバイスが含まれる。収集データから再構成した書類や画像のハードコピー出力を作成するためにプリンタ54を設けることがある。さらに、操作者インタフェースを容易にするためにコンピュータモニタ48を設けることがある。さらにシステム10は、様々なローカル及びリモートの画像アクセス/検査制御デバイス(図1において全体を参照番号56で表す)を含むことがある。こうしたデバイスは、画像蓄積伝送システム、遠隔放射線(teleradiology)システム、その他を含むことがある。
上で指摘したようにMRI受信器コイルアレイでは典型的には、スキャン手技開始前の患者上へのMRI受信器コイルアレイの位置決めをより困難とさせるような嵩張るケーブルの使用が不可欠である。本出願の態様では、目下のところ利用可能な技法の欠点を回避するような第1の1次コイルアレイ62が収集したデータを第2の2次コイルアレイ68に誘導式に伝送するための例示的システム60を提起する。第1の1次コイルアレイ62は1つまたは複数の1次コイル64を含む。1次コイル64は、患者クレードル66上に配置した患者12から画像データなどのデータを収集するように構成されている。さらに本技法の態様では、1次コイル64は収集済みデータを撮像システム10内の2次コイルなどの別のコイルに誘導式に伝送するように構成されている。
本技法の態様では、1次コイル64は独立型のコイルまたはループである。本明細書で使用する場合に「独立型(freestanding)コイルまたはループ」という用語は、それに結合させたケーブル、前置増幅器、マルチプレクサあるいは電源を有しないコイルのことを意味している。第1のアレイ62内の1次コイル64のことはまた、1次コイル64が別の構成要素に結合されていないため「非繋留式(untethered)コイル」と呼ぶことがある。このためこれらの独立型1次コイル64を用いると1次コイルを別の構成要素に結合させるために何らのケーブルも必要としない。さらにこれらの1次コイル64はラーモア周波数で共鳴している。ラーモア周波数は一般に次式で表されることは了解されよう。
ラーモア周波数=γB0 (1)
上式において、γは磁気回転比であり、典型的なプロトン撮像では一般に次式で表される。
γ=42.58MHz/T (2)
さらにB0は、静磁場をテスラ(T)単位で表したものである。一例として、1.5Tシステムのラーモア周波数は63.87MHzである。したがって1.5TのMRIシステムでは、1次コイルアレイ内の独立型のコイルまたはループは約63.87MHzで共鳴することになる。
本技法の態様ではシステム60は、撮像システムの患者クレードル66内に配置させた第1の1次コイルアレイ62を含む。さらに患者支持体、患者クレードル及び患者テーブルの語を同じ意味で用いることがある。一例として、撮像システムは図1のMRIシステム10を含むことがある一方、患者クレードル66は図1の患者クレードル22を含むことがある。さらに第1の1次コイルアレイ62は、例えばRFコイル32(図1参照)などのMRI受信コイルを含む。
目下のところ企図される構成では、第1の1次コイルアレイ62は患者クレードル66内に埋め込まれている。したがって第1の1次コイルアレイ62は患者クレードル66内の患者12の直ぐ下に埋め込まれている。別の実施形態ではその第1の1次コイルアレイ62を患者クレードル66上に配置させている。一例としてその第1の1次コイルアレイ62をマット内に組み込むことがある。次いでこのマットを、患者クレードル66上に配置させることがある。さらに上で指摘したように、第1の1次コイルアレイ62内のこれらの1次コイル64は、仰臥位患者12(例えば、スキャン手技中にクレードル66上に頭部先行または脚部先行で位置決めされた患者)からデータを収集するように構成されている。さらに、患者クレードル66内に配置させる1次コイル64の数は約16個から約72個の範囲とすることがある。具体的には第1のコイルアレイ62内の1次コイル64は、1次コイル64が患者クレードル66の一帯をカバーするように配列させている。
さらにシステム60は第2の2次コイルアレイ68を含む。具体的には第2の2次コイルアレイ68は、1つまたは複数の2次コイル70からなる配列を含む。2次コイル70は、1次コイル64からのデータを誘導式に受け取るように構成されている。データと信号という用語を同じ意味で用いることがあることに留意されたい。一実施形態では、第2のコイルアレイ68内の2次コイル70を支持プラットフォーム72などのサブストレート上に配置させることがある。これらの2次コイル70のことを「スニファ」コイルと呼ぶこともある。さらに2次コイルとスニファコイルという用語を同じ意味で用いることがある。一実施形態ではその第2の2次コイルアレイ68を固定の位置に位置決めしている。具体的に一実施形態ではその第2の2次コイルアレイ68は、撮像システム10のスキャナ14(図1参照)のアイソセンタの位置で患者クレードル66の下側の固定の位置に位置決めされることがある。本明細書で使用する場合に、スキャナ14の「アイソセンタ」という語は、上下(S−I)及び左右の次元に関する中心性を示すために用いたものであり、必ずしも仰臥位や腹臥位の患者に関する前後の次元に関するものではない。さらに一実施形態では、2次コイル70のサイズは1次コイル64のサイズより小さい。一例として、第2のコイル70のサイズを1次コイル64のサイズの約4分の1とすることがある。しかしある種の実施形態では、2次コイル70のサイズを1次コイル64のサイズと実質的に同じとし得ることに留意されたい。
さらにある種の実施形態では、第2の2次コイルアレイ68内の2次コイル70の数は第1の1次コイルアレイ62内の1次コイル64の数より少ない。具体的にはZ方向での2次コイル70の数はZ方向での1次コイル64の数と異なるのが一般的である。しかし、X方向での2次コイル70の数はX方向での1次コイル64の数と実質的に同じであることが望ましい。一例として図2に示した実施形態では、Z方向での1次コイル70の数は8個である一方、X方向での1次コイル70の数は3個である。したがって、X方向での2次コイル70の数が3個であることが望ましいが、Z方向での2次コイル70の数は同方向での1次コイル70の数と異なることがある。しかしある種の別の実施形態では、1次コイル64の数は2次コイル70の数と実質的に等しいことがある。さらにある種の実施形態では、2次コイル70を約4mm〜約7cmの範囲のある距離だけ1次コイル64から離して配置させることがある。
図2の参照を続けるとスニファコイル70は、1次コイル64から受け取ったデータの撮像システム10内の処理回路への伝送を支援する別の電子回路に結合させている。一例としてそのスニファコイル70は、スニファコイル70が受け取ったデータ内の信号を増幅するように構成させた前置増幅器(図2では図示せず)に結合させている。これらの前置増幅器の出力は次いで、例えば撮像システム10内の受信器に伝送される。参照番号74は、2次コイル70をそのそれぞれのチャンネルに結合するために用いられるケーブルの全体を表している。さらに参照番号76は、コイル70からの個々のケーブルを集めたものであるハーネスまたはケーブルバンドルの全体を表している。
さらに一実施形態では、第2のアレイ68の形状を第1のアレイ62の形状と整合させている。例えば患者クレードル66の形状が平坦であれば、第1のアレイ62の形状も平坦とすることになる。したがって、2次コイル70を支持する支持プラットフォーム72も同様の平坦形状を有することが望ましい。しかし患者クレードル66の形状またしたがって第1のアレイ62の形状が図2に示したように湾曲していれば、支持プラットフォーム72も同様に湾曲した形状を有することが望ましい。こうした設計を用いることによって、各1次コイル64と2次コイル70の間のギャップを一定の値に維持し、これにより各1次コイルと2次コイルの各対間で等しい結合を得ることが容易になる。
本明細書の上で指摘したように、支持プラットフォーム72は典型的には、スキャナのアイソセンタにある固定の箇所に配置させている。しかし本技法のさらに別の態様ではその支持プラットフォーム72を、撮像システム10内部で移動可能となるように構成された移動式プラットフォーム(図2では図示せず)としている。移動式支持プラットフォーム72もまた患者クレードル66の下側に配置されることがある。この移動式支持プラットフォームは、スニファコイル70と1次コイル64の間の整列の微調整のために上下方向(Z方向)に移動させることがあり、これについては図5〜7を参照しながらより詳細に説明することにする。
一実施形態ではその第2のアレイ68を、移動式の支持プラットフォーム72によってレールまたは軌道(図2では図示せず)に沿って第1のアレイ62の下に位置決めしている。スニファコイル70の数は、2次アレイ68が第1のアレイ62の全部または部分組の下に位置決めされるように1次コイル64の数と等しいかこれより少なくすることが可能である。このレールまたは軌道は、少なくとも1つの方向に沿ったコイルの整列を維持するために使用することが可能である。図示した例では、第1のアレイ62と第2のアレイ68の両方に関するZ方向でのコイル数は、第2のアレイ68を少なくともZ方向に沿って移動させるために軌道が使用可能となるような数としている。さらにスニファコイル70がそれぞれの1次コイル64の下で整列するように、止めねじ/ピンなどのロック機構(図2では図示せず)を利用することがある。
スキャン手技の開始後に患者クレードル66を撮像システム10内またより具体的には患者ボア20(図1参照)内まで前進させると、ある任意の時点で第1のアレイ62内の1次コイル64の少なくとも1つの部分組が第2のアレイ68内のスニファコイル70の近傍に配置される。さらにスキャン手技中に、患者12の解剖部位を表した信号が1次コイル64によって収集される。引き続いてこの収集信号は第2のアレイ68内のスニファコイル70に誘導式に伝送される。具体的には本技法の態様では、第1のアレイ62内の1次コイル64が収集した信号は、配線を全く使用することなく非繋留式1次コイル64からスニファコイル70に誘導式に送られる。さらに、患者クレードル66を別の位置まで前進させると、患者の別の解剖部位が目標となる。さらにここでは1次コイルの別の部分組64をスニファコイル70の近傍に配置させている。この別の解剖部位に対応する信号は、1次コイル64によって収集されると共に、1次コイルの部分組64からスニファコイル70に誘導式に伝送される。さらにスニファコイル70が受け取った信号は、例えば前置増幅器によって増幅され、この増幅済み信号は撮像システム10内の受信器(図2では図示せず)に送られる。
さらに、アレイ内の各コイルに受動型のRF阻止網を用いることによってRF送信中に1次コイル64を無効にし得ることが指摘できよう。1次コイル64に対するこの無効化または離調(detuning)によれば、受信コイルがスピン励起中に共鳴した場合に生じる送信磁場の歪みの回避に役立つ。さらに従来のケーブル接続式設計の場合と同様にこの2次コイルすなわちスニファコイル70は、送信時に各スニファコイル70のダイオードを作動させることによってDCパルスを用いて無効化される。
ここで図3を見ると、第1のアレイ62(図2参照)内の1次コイル64(図2参照)から第2のアレイ68(図2参照)内の2次コイル70(図2参照)までデータを誘導式に送る方法の概要図80を表している。参照番号82は全体として、1次コイル64の等価電子回路を表している。同様に、2次コイル70の等価電子回路の全体を参照番号84で表している。
図3に示したように、第1のアレイ62内の各1次コイル64はインダクタンスL1と第1のコンデンサC1によるループを含む回路で表している。同様の方式で、第2のアレイ68内の各2次コイルすなわちスニファコイル70は、インダクタンスL2とコンデンサC2及びC2bとによるループを含む回路で表している。1次コイル64の近傍まで2次コイル70を持ってくると、この2つのコイルが誘導式に結合されると共に、相互インダクタンスMを示す。さらにコンデンサC2bとインダクタL2bは、前置増幅器86に対するインピーダンス整合のために用いている。スニファコイル70は前置増幅器86に結合されており、一方この前置増幅器86は送信線88を介して受信器(図3では図示せず)に結合されている。送信線88は同軸またはストリップ線路の幾何学構成を有することがある。さらに送信線88は、2次コイル70の面内に配置させることや、2次コイル70の下側に若干オフセットさせて配置させることがある。送信線88は図2のケーブル74と実質的に同じであることに留意されたい。
さらに、1次コイル64はスニファコイル70と一緒になって1つの結合共鳴構造を形成する。1次コイル64は、1次コイル64の近傍に配置させたスニファコイル70とリンクさせ得るRF磁気フラックスを放出するように構成されている。具体的には1次コイル64は、信号転送の強化を支援するようにスニファコイル70からある距離だけ離して配置させている。この距離は、患者クレードル66の厚さ並びに患者クレードル66とスキャナ構造の間の無障害性の移動の提供に必要な任意のギャップに依存する。したがって、1次コイル64が収集した信号は、ケーブルを用いて1次コイル64を繋留することなくスニファコイル70に対して誘導式に送られる。
さらに、能動型の送信阻止のためにPINダイオード87が用いられる。RF送信パルスの間に、ダイオード87の両端にDC信号が印加され、これによりそのインピーダンスが低下すると共に、コンデンサC2bとインダクタL2bによるラーモア周波数における高インピーダンス阻止回路の形成が可能となる。これによりスニファコイル70への電流の流入が阻止され、これによりRF送信パルスによって1次コイル64内に誘導される電流が低下する。
図2の実施形態では独立型1次コイル64は、患者クレードル66内に配置されると共に、収集した信号を患者クレードル66の下側に配置したスニファコイル70に対して誘導式に送るように構成されている。図4は、第1の1次コイルアレイ92から2次コイルすなわちスニファコイル96の第2のアレイまでデータを誘導式に伝送するためのシステムの別の実施形態の概要図90である。図4に示した実施形態では第1の1次コイルアレイ92は、第1の柔軟なサブストレート上に配置された1つまたは複数の1次コイル94を含む。この第1の柔軟なサブストレートは、ポリイミド薄膜またはFR−4などの薄い誘電材料を用いて形成させることがある。目下のところ企図される構成では、第1の柔軟なサブストレートは胴着の形態でパターン形成されている。1次コイル94のこの胴着92は患者12が着用することがある。さらに1次コイル94はラーモア周波数に同調させた独立型コイルを含む。このため1次コイル94は、ケーブル、前置増幅器または切替器をこれに全く結合させていない。
1次コイル94の胴着92によれば、患者12の上半身からのデータ収集が可能となる。本技法の別の態様では、1次コイル94を有する第1の柔軟なサブストレート92を、スキャン中の患者12の対象部分に基づいてパターン形成することができる。例えば患者12の下半身のスキャンを希望する場合は、第1の柔軟なサブストレート92を患者12が着用するズボンの形態にパターン形成することができる。したがって1次コイル94を有するズボンにより、患者12の下半身からのデータの収集が支援される。さらに、患者12の頭部のスキャンを希望する場合は、1次コイル94を有する第1の柔軟なサブストレート92を患者12が着用するヘルメットの形に製作することができる。図4の実施形態では第1のアレイ92を1次コイル94の胴着を含むように表しているが、第1のアレイ92を患者12のスキャン対象部分に基づいた異なる形状にパターン形成し得ることに留意されたい。
さらにシステム90は第2の2次コイルアレイ96を含む。図4の実施形態では第2のアレイ96は、第2の柔軟なサブストレート上に配置された2次コイルすなわちスニファコイル98を含む。この第2の柔軟なサブストレートはポリイミド薄膜またはFR−4などの薄い誘電材料から形成することがある。さらに一実施形態では、この第2の柔軟なサブストレートをブランケットの形態で製作することがある。さらに、スニファコイル98のこのブランケット96は患者クレードル66の一方の側面に対して確保されている。一実施形態ではそのブランケット96は、少なくとも1つの電気コネクタ100を用いて患者クレードル66の一方の側面に対して確保されている。ある種の実施形態では、電気コネクタ100に嵌合式に結合可能でありかつ患者クレードル66の近傍に配置させたシステムコネクタ(図4では図示せず)を利用して電気コネクタ100を患者クレードル66に動作可能に接続させることがある。電気コネクタ100は一般に、ブランケット96の内部にあるケーブル(図4では図示せず)を介してブランケット96内のスニファコイル98に結合させている。しかしある種の別の実施形態ではその電気コネクタ100は、ブランケット96上に装着したケーブル(図4では図示せず)を介してブランケット96内のスニファコイル98に結合させることがある。さらにブランケット96は患者胴着92の上に重ねることがある。具体的にはブランケット96は、胴着92内の1次コイル94がブランケット96内のスニファコイル98と整列するようにして胴着92の上に重ねられている。
さらに、スニファコイル96のブランケットを1次コイル92の胴着に締着させることがある。そのためにある種の実施形態では、スニファコイル96のブランケット上に第1の留め具(図4では図示せず)を配置させている。さらに、1次コイル92の胴着上に第2の留め具(図4では図示せず)を配置させている。一実施形態ではその第1の留め具及び第2の留め具をVELCROなどの面ファスナー細片とすることがある。別法では留め具として、非金属のスナップオン式ボタンを用いることがある。スニファコイル96のブランケット上の第1の留め具を用いてブランケット96を1次コイル92の胴着上の第2の留め具に確保し、これにより胴着92内の1次コイル94に対するブランケット96内のスニファコイル98の適正な整列を保証している。胴着92内の1次コイル94が収集した信号は次いで、1次コイル94からブランケット96内のスニファコイル98に誘導式に伝送される。この信号は引き続いて、撮像システム内の前置増幅器や受信器に送られる。
さらに、胴着92内に配置した1次コイル94以外に、複数の撮像用途を可能にするためにクレードル66内に1次コイルを埋め込むこともあり得ることに留意されたい。さらに、スニファコイル70のブランケット96以外にクレードル66の下にもスニファコイルを配置させることがある。
ある種の実施形態では、2次コイル96のブランケットと同様のスニファコイル(図4では図示せず)の追加のブランケットを患者クレードル66のもう一方の側面に確保することがある。このブランケットも同様に、胴着92内の1次コイル94の少なくとも1つの部分に対して整列させることがある。
さらにスキャン手技中に患者クレードルをマグネットボア内に前進させると、第1のコイルアレイ内の1次コイルの異なる部分組が第2のコイルアレイのスニファコイルの近傍に位置決めされる。しかしある種の状況では、その1次コイルの部分組がスニファコイルと正確に整列せず、このため1次コイルにより収集されスニファコイルに誘導式に送られるデータの信号対雑音比の低下に繋がることがある。したがって、1次コイルの部分組がスニファコイルと正確に整列するように保証することが望ましい。
図5は、1次コイルとスニファコイルの望ましい整列112に関する概要図110である。さらに図5には、1次コイルとスニファコイルの望ましくない整列不良114も示している。ある種の実施形態では、スニファコイルに対する1次コイルの部分組の望ましい整列にはスニファコイルに対する1次コイルの部分組の中心対中心整列が必要である。そのために一実施形態では、スキャン中の患者12の解剖部位に基づいて「ランドマーク」が特定される。スキャン手技が開始された後、特定したランドマークがスキャナのアイソセンタに位置決めされるように患者クレードルを患者ボア内に移動させる。上で指摘したようにスニファコイルのデフォルト位置も典型的にはスキャナのアイソセンタ位置にある。
参照番号116は一般に、図1のマグネットボア20などのマグネットボアの外部にある1次コイル118の位置を示す一方、患者の解剖部位内で選択したランドマークを参照番号120で示している。1次コイル118は、特定したランドマーク120がスキャナのアイソセンタ126に配置されるようにして位置決めされることに留意されたい。さらにスニファコイル124も、スキャナのアイソセンタ126の周りの固定の位置に位置決めされることがある。別法として一実施形態ではそのスニファコイル124は、移動式プラットフォーム上に装着されることがある。
さらに参照番号122は一般に、スニファコイル124に対する1次コイルの部分組118の望ましい整列を示している。上で指摘したように、スニファコイル124のサイズはこの例では、1次コイル118のサイズより小さい。したがって参照番号122で示したように、小さい方のスニファコイル124の中心を1次コイル118の中心と整列させることが望ましい。
さらに、患者クレードルをマグネットボア内に前進させると、1次コイル118とスニファコイル124の間に特定したランドマーク120に基づいた望ましくない整列不良が生じることがある。この整列不良を一般に参照番号130で表している。参照番号128は一般に、1次コイル118のマグネットボアの外部にある位置を示している
したがって、スニファコイル124に対する1次コイルの部分組118の整列を微調整する必要性が存在する。本技法の態様では、スニファコイル124に対して1次コイルの部分組118を正しく整列させるためのサブシステム及び方法を提起する。図6は、データを誘導式に伝送するための図1のシステムと連携して使用されるスニファコイル124に対して1次コイルの部分組118を整列させるためのサブシステムの概要図140である。具体的には図6の実施形態では、1次コイル118が患者クレードル66の第1の側面142上に配置される一方、スニファコイル124は患者クレードル66の第2の側面144の下側に配置させている。さらに図6に示した実施形態では、スニファコイル124に対して1次コイルの部分組118を正しく整列させるためのシステム140は光学式整列サブシステムである。本技法の態様ではその整列サブシステムは、非金属の光反射体146と、光源148と、光検出器150と、を含む。したがって一実施形態では、非金属光反射体146を各1次コイル118の下に配置させている。目下のところ企図される構成では、非金属光反射体146は1次コイル118と関連付けさせている。具体的に一実施形態ではその非金属光反射体146は、対応する1次コイル118の下で中心揃えされている。一例として、1次コイル118が患者クレードル66の第1の側面142上に配置されるかあるいは患者クレードル66内に埋め込まれている場合、非金属光反射体146は患者クレードル66の第2の側面144上に配置させる。非金属光反射体146は、光源148からの光ビームを反射するように構成されている。
ある種の別の実施形態ではその非金属光反射体146はさらに、コイルの1つの左右列ごとに1つの1次コイルの下にだけ位置決めされることがある。具体的に一実施形態ではその非金属の反射体146は、左右列の中心または中心近くに配置された1次コイル118の下に位置決めされている。さらにこの実施形態ではアレイ全体において、各左右列が1つの対応する非金属の光反射体146を有しており、したがって各1次コイル118の位置で中心揃えされてS/I方向に非金属光反射体146の1つの列が形成される。この整列がS/I方向であるため、S/I方向に広がるように非金属光反射体146を含むのに十分となり得る。
さらに光源148を各スニファコイル124と関連付けさせている。具体的には光源148は、患者クレードル66の第2の側面144の方向に光源148が導かれるようにして各スニファコイル124上に配置されている。さらに光検出器150も各スニファコイル124と関連付けさせている。一実施形態ではその光検出器150も各スニファコイル124上に配置させている。光検出器150は、非金属光反射体146により反射された光を検出するように構成されている。低パワー光源148の例には、LED(発光ダイオード)やVCSEL(垂直共振器面発光レーザー)が含まれる。さらに光検出器150の一例は、光検出器150が光源148の波長レンジにおいて高感度を有するように選択したフォトダイオードである。1次コイル118に関連して上述したように、非金属光反射体を有する1次コイルに対応して左右列の1列あたり1つのスニファコイルの上にだけ光源/検出器対を位置決めすることがある。
光は光源148から送出され非金属光反射体146の方向に導かれる。この光は、非金属光反射体146により反射され光検出器150の位置で検出される(光源/検出器対が1次コイル118の直下に配置された非金属光反射体146と正確に整列している場合)。しかしスニファコイル124が1次コイル118と正確に整列していなければ、光源148から送出された光は非金属光反射体146により有効に反射されて光検出器150により検出されない。
したがって、1次コイル118とスニファコイル124の間のこの整列不良を補正することが望ましい。具体的に一実施形態では、移動式プラットフォーム上に装着したスニファコイル124を、+Z方向に微小な増分ステップで並進させることがある。各ステップにおいて、光源148によって非金属光反射体146に向けて光が送出される。光検出器150の出力により計測される受信光信号が増加する場合、その上にスニファコイル124を配置させた移動式プラットフォームは、光検出器150の出力が減少し始めるまでさらに+Z方向に並進させる。引き続いて、スニファコイル124が光検出器150のピーク出力に対応する箇所に位置決めされるようにスニファコイル124を有する移動式プラットフォームを並進させる。光検出器150のピーク出力は、1次コイル118とスニファコイル124の中心対中心整列に対応する。
しかし、スニファコイル124を有する移動式プラットフォームを+Z方向に並進させるに連れて光検出器150の出力により計測される受信出力信号が増加しない場合、スニファコイル124を光検出器150の出力が減少し始めるまで−Z方向に並進させる。引き続いて、スニファコイル124が光検出器150のピーク出力に対応する箇所に位置決めされ、光検出器150のピーク出力が1次コイル118とスニファコイル124の中心対中心整列に対応するようにスニファコイル124を並進させる。本明細書の上に記載した手順に従えば、スキャン手技中に患者クレードル66をマグネットボア20内に前進させるに連れて、患者クレードル66の所望の撮像位置での1次コイル118とスニファコイル124の間の中心対中心整列が達成される。
本技法の別の態様では、図6の光学式整列サブシステムの代わりに、プレスキャン信号を利用してスニファコイル124に対する1次コイル118の正確な整列を支援することがある。具体的には、スニファコイル124を微小な増分ステップで並進させるに連れてそのプレスキャン信号を監視している。ピーク信号に対応したスニファコイル124の位置に対応するデータが撮像に用いられる。
さらに本技法の態様では、独立型1次コイルからスニファコイルに信号を誘導式に伝送するための例示的な一方法を提起する。ここで図7を見ると、本技法の態様による信号を誘導式に伝送するための例示的な一方法を表した流れ図160を示している。本方法は、第1の1次コイルアレイが提供されるステップ162で開始される。一実施形態ではその1次コイルは、患者クレードル内に埋め込まれるか、患者クレードル上に配置されている。一例としてその1次コイル64(図2参照)の第1のアレイ62(図2参照)は患者クレードル66(図2参照)内に埋め込まれている。別法としてその1次コイル94(図4参照)を胴着92(図4参照)内に配置させている。引き続いてステップ164で示したように、スニファコイルの第2のアレイが提供される。例えば一実施形態では、第2のアレイ68(図2参照)のスニファコイル70(図2参照)を患者クレードル66の下側でスキャナのアイソセンタの位置に配置させている。しかしある種の別の実施形態ではそのスニファコイル98(図4参照)を胴着92の上を覆って配置するように構成されたブランケット96(図4参照)内に配置させている。
さらに患者12(図1参照)などの患者は、クレードル66上に位置決めされることがある。次いでスキャン手技中に、その患者に対応するデータが収集される。そのためにはステップ166で示したように、患者からのデータ収集を支援するために患者クレードルを撮像システム(図1参照)内に前進させることがある。スキャン手技中に、その上に患者12を配置させている患者クレードル66を患者ボア20(図1参照)内に前進させる。具体的には、第1のコイルアレイ内の1次コイルの少なくとも1つの部分組が第2のアレイ内のスニファコイルの近傍に位置決めされるように患者クレードルを前進させている。引き続いて、患者クレードルを別の位置まで前進させ、これにより患者の別の解剖部位が目標となるようにする。患者クレードルを移動させた結果として、1次コイルの異なる部分組がスニファコイルの近傍に配置される。
本明細書の上で指摘したように、患者クレードルをマグネットボア内に前進させると、第1のコイルアレイ内の1次コイルの別の部分組が第2のコイルアレイ内のスニファコイルの近傍に位置決めされる。しかしある種の状況では、その1次コイルの部分組がスニファコイルと正確に整列しないことがあり、このため収集データの信号対雑音比の低下に繋がることがある。したがってステップ168に示すように、1次コイルの部分組がスニファコイルと正確に整列しているか否かを確認することが望ましい。ある種の実施形態では、スニファコイルに対する1次コイルの部分組の整列の確認には、スニファコイルに対する1次コイルの部分組の中心対中心整列を保証することが必要である。
さらにステップ168では、1次コイルの部分組がスニファコイルと正確に整列していないと確認された場合、1次コイルの部分組とスニファコイルの間の整列不良をすべて補正することが望ましい。したがってステップ170では、1次コイルの部分組をスニファコイルと正確に整列させる。一実施形態ではその1次コイルは、図5〜6に関連して上で説明した方法を用いてスニファコイルと整列させている。
本技法の例示的な態様では、スキャン手技中に患者クレードルの所与の位置において1次コイルの部分組により信号が収集される。次いでこの収集信号は、スニファコイルに誘導式に送られる。スニファコイルが受け取った信号は、例えば前置増幅器により増幅されると共に、ステップ172に示すように上述したようにして受信器に送られる。さらに、患者クレードルを別の位置まで前進させると、患者の別の解剖部位が目標となる。患者クレードルを移動させた結果として、1次コイルの異なる部分組がスニファコイルの近傍に配置される。患者クレードルの様々な位置で1次コイルの部分組が収集した信号をスニファコイルに誘導式に伝送している。一方、スニファコイルは受け取った信号を、前置増幅器を含み得る処理回路に送っている。次いで処理回路の出力は受信器に送られる。
判定のブロック168の参照に戻ると、1次コイルの部分組がスニファコイルと整列していると確認された場合、制御はステップ172に進み、1次コイルの部分組が収集した信号がスニファコイルに誘導式に伝送される。上で指摘したように、スニファコイルは一方この受け取った信号を、前置増幅器を含み得る処理回路に送っている。処理回路の出力は次いで受信器に送られる。
本明細書の上で指摘したように、スニファコイルに対する1次コイルの部分組の整列の確認には、スニファコイルに対する1次コイルの部分組の中心対中心整列を保証することが必要である。そのために一実施形態では、スキャン中の患者12の解剖部位に基づいた「ランドマーク」が特定される。スキャン手技が開始されると、特定したランドマークがスキャナのアイソセンタの位置に位置決めされるようにして患者クレードルを患者ボア内に移動させる。上で指摘したように、スニファコイルのデフォルト位置も典型的にはスキャナのアイソセンタである。
さらに撮像システム10により実行し得るような上述した例、実証及び処理ステップは、汎用または特殊目的のコンピュータなどのプロセッサベースのシステム上にある適当なコードによって実現することができる。さらに、本技法の様々な実現形態では本明細書に記載したステップのうちの幾つかまたは全部を別の順序であるいは実質的に同時に(すなわち、並列に)実行し得ることに留意されたい。さらにこれらの機能は、C++やJava(商標)(ただし、これらに限らない)を含む多種多様なプログラミング言語で実現することができる。こうしたコードは、データ格納チップ、ローカルまたはリモートのハードディスク、光ディスク(すなわち、CDやDVD)、メモリその他の媒体など、保存しておいたコードを実行するためにプロセッサベースのシステムがアクセスし得る1つまたは複数の有形の機械読み取り可能な媒体上に記憶させるように保存されあるいは適用させることができる。この有形媒体は、その上に命令をプリントアウトさせる紙や別の適当な媒体を含み得ることに留意されたい。例えばこれらの命令は、紙その他の媒体の光学スキャンによって電子的に取り込まれ、次いでコンパイル、翻訳また必要であれば適当な方式で処理され、さらにデータ格納体またはメモリ内に保存されることがある。
本明細書の上に記載したMRI信号を誘導式に伝送するための方法並びに信号を誘導式に伝送するためのシステムの様々な実施形態によれば、撮像システムの性能が劇的に強化される。具体的には、独立型1次コイルからスニファコイルに信号を伝送するために誘導性結合を用いることによって、コイル上やその近傍における能動型素子の使用が不要となり、これによりこれら能動型素子に対する電力の供給の必要性がなくなる。具体的には、本明細書の上に記載した信号を誘導式に伝送するためのシステムの設計によればさらに、コイルに関する前置増幅器、混合器、アナログ対ディジタルの変換器(ADC)の必要性がなくなる。このためこの設計によれば、1次コイルの異なる部分組からの信号を受け取るために、患者クレードルを前進させるに連れてスキャナアイソセンタの位置にどの1次コイル部分組を配置させるかに応じて比較的小型のスニファコイルアレイをスキャナアイソセンタの周りに位置決めして用いることが可能となる。
さらに、胴着の形態をした軽量の1次コイルアレイによれば、患者快適性及びスキャナスループットが大幅に上昇する。さらに、ケーブル内で同相(common−mode)電流の阻止に嵩張るケーブルバランを用いる必要性も最小限となるあるいは排除され、これによりさらに嵩張るケーブルバランが消費する大量の熱を低下させることができる。さらに患者クレードル内にある前置増幅器、ケーブル、バラン及び切替器の数が少なくなるため、撮像システムのコスト及び複雑さも低減される。
本発明のある種の特徴についてのみ本明細書において図示し説明してきたが、当業者によって多くの修正や変更がなされるであろう。したがって添付の特許請求の範囲が、本発明の真の精神の範囲に属するこうした修正や変更のすべてを包含させるように意図したものであることを理解されたい。
10 MRI撮像システム
12 患者
14 スキャナ
16 スキャナ制御回路
18 システム制御回路
20 患者ボア
22 患者クレードル
24 主磁場コイル
26 傾斜コイル
28 傾斜コイル
30 傾斜コイル
32 無線周波数コイル
34 電源
36 制御回路
38 メモリ回路
40 増幅/制御回路
42 送信/受信インタフェース回路
44 インタフェース構成要素
46 操作者制御器
48 モニタ
50 キーボード
52 マウス
54 プリンタ
56 ローカル及びリモートの画像アクセス/検査制御デバイス
60 データを誘導式に伝送するためのシステム
62 独立型1次コイルの第1のアレイ
64 1次コイル
66 患者クレードル
68 第2の2次コイルアレイ
70 2次コイル
72 サブストレート
74 ケーブル
76 ケーブルバンドル
80 データを誘導式に伝送するためのシステムの等価回路を表した図
82 1次コイルの等価回路
84 スニファコイルの等価回路
86 前置増幅器
87 ダイオード
88 送信線
90 データを誘導式に伝送するためのシステム
92 1次コイルの胴着
94 1次コイル
96 スニファコイルのブランケット
98 スニファコイル
100 コネクタ
110 1次コイルとスニファコイルの整列及び整列不良を表した図
112 望ましい整列
114 望ましくない整列
116 ボア外部の1次コイル
118 1次コイル
120 ランドマーク
122 ボア内部でのスニファコイルに対する1次コイルの整列
124 スニファコイル
126 スキャナアイソセンタ
128 ボア外部の1次コイル
130 ボア内部でのスニファコイルに対する1次コイルの整列不良
140 光学的手段を用いて1次コイルをスニファコイルと整列させるシステム
142 患者クレードルの第1の側面
144 患者クレードルの第2の側面
146 非金属光反射体
148 光源
150 光検出器
160 データを誘導式に伝送するための方法を表した流れ図
162〜172 データを誘導式に伝送するための方法を実行するためのステップ

Claims (10)

  1. 磁気共鳴撮像システム(10)において信号を誘導式に伝送するためのシステム(60)であって、
    撮像システム(10)の患者クレードル(66)上に配置されると共に、患者クレードル(66)上に位置決めした患者(12)からデータを収集するように構成された1次コイル(64)の第1のアレイ(62)と、
    患者クレードル(66)の下に配置された2次コイル(70)の第2のアレイ(68)であって、該2次コイル(70)の数は前記1次コイル(64)の数より少ないか等しい2次コイル(70)の第2のアレイ(68)と、
    を備えており、1次コイル(64)の第1のアレイ(62)は収集済みのデータを2次コイル(70)の第2のアレイ(68)に対して誘導式に伝送するように構成されている、システム(60)。
  2. 前記1次コイル(64)の第1のアレイ(62)は独立型コイルを備えており、1次コイル(64)の第1のアレイ(62)内の1次コイル(64)はケーブル、前置増幅器、マルチプレクサまたは電源に結合されておらず、かつ1次コイル(64)の第1のアレイ(62)は患者クレードル(66)の内部に埋め込まれるかあるいは患者クレードル(66)の最上部に配置されている、請求項1に記載のシステム(60)。
  3. 1次コイル(64)の第1のアレイ(62)内の1次コイルの少なくとも1つの部分組64)との2次コイル(70)の第2のアレイ(68)の整列を支援するように構成された整列サブシステム(140)をさらに備えており、該整列サブシステム(140)は、
    1次コイル(64)の第1のアレイ(62)内の1つまたは複数の1次コイル(64)と関連付けされた非金属の光反射体(146)であって、患者クレードル(66)の第2の側面上の1次コイル(64)の下側で中心揃えされた非金属光反射体(146)と、
    2次コイル(70)の第2のアレイ(68)内の1つまたは複数の2次コイル(70)と関連付けされた光源(148)であって、前記非金属光反射体(146)の方向に光ビームを導くように構成された光源(148)と、
    2次コイル(70)の第2のアレイ(68)内の1つまたは複数の2次コイル(68)と関連付けされた光検出器(150)であって、前記非金属光反射体(146)が反射した光ビームを検出するように構成された光検出器(150)と、
    を備えている、請求項1に記載のシステム(60)。
  4. 磁気共鳴撮像システム(10)内において信号を誘導式に伝送するためのシステム(90)であって、
    第1の柔軟なサブストレート上に配置されている、患者(12)の上または下に配置するように構成されかつ撮像システム(10)内の患者クレードル(66)上に位置決めした患者(12)から信号を収集するように構成された1次コイル(94)の第1のアレイ(92)と、
    第1のエッジ及び第2のエッジを有する第2の柔軟なサブストレート上に配置された2次コイル(98)の第2のアレイ(96)であって、該第2の柔軟なサブストレートは、該2次コイル(98)の第2のアレイ(96)内の2次コイル(98)が前記1次コイル(94)の第1のアレイ(92)内の1次コイルの少なくとも1つの部分組(94)と整列するように第1の柔軟なサブストレートの上を覆って配置されている2次コイル(98)の第2のアレイ(96)と、
    第2の柔軟なサブストレートの1つまたは複数のエッジに沿って配置させた少なくとも1つの電気コネクタ(100)であって、第2の柔軟なサブストレートの内部にあるかその上に装着させたケーブルを介して2次コイル(98)の第2のアレイ(96)内の2次コイル(98)に結合されており、かつ患者クレードル(66)の1つまたは複数の側面と着脱可能に結合するように構成されている少なくとも1つの電気コネクタ(100)と、を備えており、
    前記1次コイル(94)の第1のアレイ(92)は収集済み信号を前記2次コイル(98)の第2のアレイ(96)に対して誘導式に伝送するように構成されている、システム(90)。
  5. 第1の柔軟なサブストレート上に配置されている、面ファスナー細片または非金属のスナップオン式ボタンを含む第1の留め具と、
    第2の柔軟なサブストレート上に配置された第2の留め具であって、該第1の留め具と第2の留め具は第1の柔軟なサブストレート上に配置された1次コイル(94)の第1のアレイ(92)を第2の柔軟なサブストレート上に配置された2次コイル(98)に対して動作可能に締着するように構成されており、かつ該第2の留め具は面ファスナー細片または非金属のスナップオン式ボタンを含む第2の留め具と、
    をさらに備える請求項4に記載のシステム(90)。
  6. 磁気共鳴撮像システムにおいて信号を誘導式に伝送するための方法であって、
    撮像システム内の患者クレードル上に第1の1次コイルアレイを配置するステップであって、該第1の1次コイルアレイは患者クレードル上に位置決めした患者から信号を収集するように構成されている配置ステップと、
    患者クレードルの下に第2の2次コイルアレイを配置するステップと、
    スキャン手技中に第1の1次コイルアレイ内の1次コイルの少なくとも1つの部分組が第2の2次コイルアレイ内の2次コイルの近傍に配置されるように撮像システム内で患者クレードルを前進させるステップと、
    第1の1次コイルアレイが収集した信号を第2の2次コイルアレイに誘導式に伝送するステップと、
    を含む方法。
  7. 撮像システム内で患者クレードルを前進させる際に第1の1次コイルアレイ内の1次コイルの部分組との第2の2次コイルアレイ内の2次コイルの整列を確認するステップをさらに含んでおり、1次コイルの少なくとも1つの部分組との第2の2次コイルアレイの該整列は、
    スキャン中の患者の解剖部位に基づいてランドマークを特定するステップと、
    前記特定したランドマークが撮像システムのアイソセンタに位置決めされるように患者クレードルを配置させるステップと、
    第1の1次コイルアレイの少なくとも1つの部分組に対する第2の2次コイルアレイの中心対中心整列を確認するステップと、を含んでおり、該1次コイルの少なくとも1つの部分組に対する第2の2次コイルアレイの中心対中心整列は、
    第1の1次コイルアレイ内の少なくとも1つの1次コイルによって患者クレードルの第2の側面上で少なくとも1つの1次コイルの下側に中心揃えされた非金属の光反射体を構成すること、
    第2の2次コイルアレイ内の少なくとも1つの2次コイルと関連付けされている、前記非金属光反射体の方向に光ビームを導くように構成された光源を構成すること、
    第2の2次コイルアレイ内の少なくとも1つの2次コイルと関連付けされている、非金属光反射体が反射させた光ビームを検出するように構成された光検出器を構成すること、を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 1次コイルの少なくとも1つの部分組に対する第2の2次コイルアレイの中心対中心整列を確認する前記ステップは、
    第2の2次コイルアレイを第1の方向に並進させるステップと、
    光源が発生させた光ビームを非金属の反射体の方向に導くステップと、
    非金属光反射体により反射され光検出器により検出される信号を監視するステップと、
    第1の1次コイルアレイ内の1次コイルの少なくとも1つの部分組に対して第2の2次コイルアレイを整列させるために、光検出器が検出した反射信号に基づいて第2の2次コイルアレイを第1の方向または該第1の方向と反対の第2の方向に並進させるステップと、
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 1次コイルの少なくとも1つの部分組に対する第2の2次コイルアレイの中心対中心整列を確認する前記ステップは、
    第2の2次コイルアレイを第1の方向に並進させながらプレスキャン信号を監視するステップと、
    前記プレスキャン信号の最大値に対応する第2の2次コイルアレイの位置を決定するステップと、
    を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 撮像システム内でデータ信号を誘導式に伝送するためのサブシステムを備えている、画像データを収集するように構成された収集サブシステムと、
    前記収集サブシステムと動作可能に関連付けされておりかつ収集済み画像データを処理するように構成された処理サブシステムと、
    を備える磁気共鳴撮像のためのシステムであって、撮像システム内でデータ信号を誘導式に伝送するための該サブシステムは、
    撮像システムの患者クレードル上に配置されると共に、患者クレードル上に位置決めした患者から信号を収集するように構成された第1の1次コイルアレイと、
    患者クレードルの下に配置されている、1次コイルの数と比べてその数がより少ないか等しい第2の2次コイルアレイと、を備えており、
    該第1の1次コイルアレイは第2の2次コイルアレイに対して収集信号を誘導式に伝送するように構成されている、磁気共鳴撮像システム。
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