JP2012127542A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012127542A JP2012127542A JP2010277528A JP2010277528A JP2012127542A JP 2012127542 A JP2012127542 A JP 2012127542A JP 2010277528 A JP2010277528 A JP 2010277528A JP 2010277528 A JP2010277528 A JP 2010277528A JP 2012127542 A JP2012127542 A JP 2012127542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- outdoor heat
- way valve
- pipe
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
【課題】暖房機能を継続しながらも確実に室外熱交換器を除霜する。
【解決手段】ガス管L41に配設された第1四方弁7と、第1四方弁7及び吸入管L21を連結する第1連結管8と、室外熱交換器内部の温度を検出する温度センサ9と、液管L42と吸入管L21を連結するバイパス配管11と、液管L42を流れる冷媒とバイパス配管11を流れる冷媒との熱交換を行う補助熱交換器12と、バイパス配管11に設けられた補助膨張弁13とを備えている。そして、暖房運転時において、温度センサ9の検出温度が所定値以下の場合に、主四方弁3を暖房回路に維持した状態で、第1四方弁7を冷房回路に切り換えて室外熱交換器4にガス冷媒を流すとともに、補助膨張弁13を開放して補助熱交換器12により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として吸入管L21に戻す。
【選択図】図1
【解決手段】ガス管L41に配設された第1四方弁7と、第1四方弁7及び吸入管L21を連結する第1連結管8と、室外熱交換器内部の温度を検出する温度センサ9と、液管L42と吸入管L21を連結するバイパス配管11と、液管L42を流れる冷媒とバイパス配管11を流れる冷媒との熱交換を行う補助熱交換器12と、バイパス配管11に設けられた補助膨張弁13とを備えている。そして、暖房運転時において、温度センサ9の検出温度が所定値以下の場合に、主四方弁3を暖房回路に維持した状態で、第1四方弁7を冷房回路に切り換えて室外熱交換器4にガス冷媒を流すとともに、補助膨張弁13を開放して補助熱交換器12により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として吸入管L21に戻す。
【選択図】図1
Description
本発明は、除霜機能を有する空気調和装置に関するものである。
従来、除霜機能を有する空気調和装置としては、暖房運転時に定期的に除霜動作をおこなうように構成されている。この除霜運転は、室外熱交換器のガス管が接続された四方弁を切り替えることにより行っており、除霜運転時には、暖房運転を行うことができないという問題がある。
ここで、特許文献1に示すように、室外熱交換器を第1熱交換器及び第2熱交換器に2分割して、それぞれのガス管に第1四方弁及び第2四方弁を備え、これら四方弁を切り替え操作することにより、一方の室外熱交換器で暖房運転しながら、他方の室外熱交換器で除霜運転できるように構成したものが考えられている。この切り替え操作を繰り返すことにより、暖房運転を中止することなく除霜が可能となり、快適性を向上できる。
しかしながら、分割した熱交換を上下設置の構造とした場合、上熱交換器の除霜水が上下熱交換器境界で凍結し、暖房能力が低下するという問題がある。このように室外熱交換器を上下分割した場合であっても依然として室外熱交換器に霜が付着して熱交換機能を損ねて暖房能力が低下してしまうという問題がある。
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決すべくなされたものであり、暖房機能を継続しながらも確実に室外熱交換器を除霜することを主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、主四方弁、室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器を環状に接続してなる冷媒回路を有する空気調和装置であって、前記室外熱交換器のガス管に配設された第1四方弁と、前記第1四方弁及び前記圧縮機の吸入管を連結する第1連結管と、前記室外熱交換器内部の温度を検出する温度センサと、前記室外熱交換器の液管と前記圧縮機の吸入管を連結するバイパス配管と、前記バイパス配管に設けられ、前記液管を流れる冷媒とバイパス配管を流れる冷媒との熱交換を行う補助熱交換器と、前記主四方弁、前記第1四方弁及び前記補助膨張弁を制御する制御装置とを具備し、前記制御装置が、暖房運転時において、前記温度センサの検出温度が所定値以下である場合に、前記主四方弁を暖房回路に維持した状態で、前記第1四方弁を冷房回路に切り換えて前記室外熱交換器にガス冷媒を流すとともに、前記補助膨張弁を開放して前記補助熱交換器により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として前記吸入管に戻すものであることを特徴とする。
このようなものであれば、主四方弁により暖房回路を維持した状態で第1四方弁で室外熱交換器を冷房回路に切り替えて、室外熱交換器に高温ガス冷媒を流すことができるので、室外熱交換器に付着した霜を除くことができる。このとき、バイパス配管に備えた補助膨張弁を開いて、補助熱交換器で液冷媒の少なくとも一部を蒸発させてガス冷媒として吸入管に戻しているので、除霜中に補助熱交換器を蒸発器とすることで吸入圧力の低下を防止して、暖房運転を継続しながら除霜でき、除霜中の室温低下を抑制して快適性を向上できる。
前記室外熱交換器が第1室外熱交換器及び第2室外熱交換器に上下分割して構成されており、前記第1室外熱交換器のガス管に配設された第1四方弁と、前記第1四方弁及び前記圧縮機の吸入管を連結する第1連結管と、前記第1室外熱交換器内部の温度を検出する第1温度センサと、前記第1室外熱交換器の液管に設けられた第1膨張弁と、前記第2室外熱交換器のガス管に配設された第2四方弁と、前記第2四方弁及び前記圧縮機の吸入管を連結する第2連結管と、前記第2室外熱交換器内部の温度を検出する第2温度センサと、前記第2室外熱交換器の液管に設けられた第2膨張弁とを備え、前記制御装置が、前記第1室外熱交換器のみを除霜し、次に前記第1室外熱交換器及び前記第2室外熱交換器を同時除霜し、次に前記第2室外熱交換器のみを除霜するものであり、前記第1室外熱交換器及び前記第2室外熱交換器を同時除霜の際に、前記補助膨張弁を開放して前記補助熱交換器により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として前記吸入管に戻すものであることが望ましい。
このように第1室外熱交換器及び第2室外熱交換器を交互に除霜することにより、除霜中も暖房運転を継続できるので、除霜中の室温低下を抑制して快適性を向上できる。また、第1室外熱交換器の除霜と第2室外熱交換器の除霜の間に同時除霜を行って両熱交換器のパス配管温度を同時に高くすることにより、第1室外熱交換器の除霜水が熱交換器境界で凍結することを防止できる。
制御装置の具体的な制御の態様としては、前記制御装置が、暖房運転時において、前記第1温度センサ又は前記第2温度センサの検出温度が所定値以下である場合に、前記主四方弁を暖房回路に維持した状態で、前記第1四方弁を冷房回路に切り換えるとともに前記第2四方弁を暖房回路に維持して、前記第1室外熱交換器にガス冷媒を流し、次に、前記第1四方弁及び前記第2四方弁を同時に冷房回路に切り換えて、所定時間前記第1室外熱交換器及び前記第2室外熱交換器にガス冷媒を流すとともに、前記補助膨張弁を開放して前記補助熱交換器により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として前記吸入管に戻し、次に、前記第1四方弁を暖房回路に切り換えて、前記第2四方弁を冷房回路に維持して、前記第2室外熱交換器にガス冷媒を流すものであることが望ましい。
除霜を開始した第1四方弁切り換え直後は、高温ガス冷媒が一気に第1室外熱交換器に流入するため、一時的に第1温度センサの検知温度が急上昇する。このため前記制御装置が、前記第1室外熱交換器の除霜開始後、所定時間経過した後に、前記第1温度センサの検知温度を取得するものであることが望ましい。つまり、所定時間、第1温度センサの検知開始を遅延させることにより、初期温度上昇検知を回避することができる。これにより、除霜終了の誤検知を防止し、残霜を防止することにより、暖房能力低下を防止できる。
前記室外熱交換器が第1室外熱交換器及び第2室外熱交換器に上下分割して構成されており、前記第1熱交換器及び前記第2熱交換器の分割境界に除霜時に高温冷媒ガスが流れるようにパス配管が形成されていることが望ましい。これにより、上下室外熱交換器の境界パス配管に流れる冷媒温度を高く維持することができ、第1室外熱交換器の除霜水が熱交換器境界で凍結することを防止でき、凍結による暖房能力低下を防止できる。
このように構成した本発明によれば、暖房機能を継続しながらも確実に室外熱交換器を除霜することができる。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
本実施形態に係る空気調和装置100は、図1に示すように、圧縮機2、主四方弁3、室外熱交換器4、膨張弁5、室内熱交換器6を環状に接続してなる冷媒回路を有する空気調和装置である。なお、主四方弁3は、冷媒の流れを変化させて室内機1a及び室外機1bにそれぞれ配置された室外熱交換器4及び室内熱交換器6を、凝縮器または蒸発器のいずれかに選択的に切り換え、室内における冷暖房を切り換えるものである。
本実施形態に係る空気調和装置100は、図1に示すように、圧縮機2、主四方弁3、室外熱交換器4、膨張弁5、室内熱交換器6を環状に接続してなる冷媒回路を有する空気調和装置である。なお、主四方弁3は、冷媒の流れを変化させて室内機1a及び室外機1bにそれぞれ配置された室外熱交換器4及び室内熱交換器6を、凝縮器または蒸発器のいずれかに選択的に切り換え、室内における冷暖房を切り換えるものである。
またこの空気調和装置100は、室外熱交換器4のガス管L41に配設された第1四方弁7と、この第1四方弁7及び圧縮機2の吸入管L21を連結する第1連結管8と、室外熱交換器4下側のパス配管の温度を検出する温度センサ9と、室外熱交換器4の液管L42に設けられ、冷媒流量を調整する流量調整弁たる膨張弁10と、室外熱交換器4の液管L42と前記圧縮機2の吸入管L21を連結するバイパス配管11と、前記バイパス配管11に設けられ、前記液管L42を流れる冷媒とバイパス配管11を流れる冷媒との熱交換を行う補助熱交換器12と、バイパス配管11において補助熱交換器12に対して液管L42側に設けられ、冷媒を減圧する補助膨張弁13と、主四方弁3、第1四方弁7及び補助膨張弁13等を制御する制御装置14とを具備する。なお、膨張弁10及び補助膨張弁13は電子膨張弁を用いている。
制御装置14は、CPU、メモリ、I/Oチャネル、ディスプレイ等の出力機器、キーボードなどの入力機器、ADコンバータ等を有したいわゆるコンピュータであり、前記メモリに格納したプログラムにしたがってCPUやその周辺機器が動作することによって、空気調和装置100の各部を制御する。
具体的にこの制御装置14は、暖房運転時において、温度センサ9の検出温度が所定値以下である場合に、主四方弁3を暖房回路に維持した状態で、第1四方弁7を冷房回路に切り換えて前記室外熱交換器4にガス冷媒を流すとともに、開閉弁たる補助膨張弁13を開放して補助熱交換器12により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として吸入管L21に戻すものである。
このように制御装置14によって主四方弁3が暖房回路を維持した状態では、圧縮機2の吐出管L22を出た高温ガス冷媒は、主四方弁3を介して室内熱交換器6に流れる。そして、室内熱交換器6を通過した液冷媒は、室外熱交換器4に接続された液管L42に流入する。
一方で、第1四方弁7が冷房回路に切り替えられた状態で、圧縮機2の吐出管L22を出た高温ガス冷媒は、当該吐出管L22に接続された熱交換器4のガス管L41を通り第1四方弁7を介して室外熱交換器4に流入する。これにより高温ガス冷媒が室外熱交換器4を通って、当該室外熱交換器4に付着した霜を溶かして除去することができる。そして室外熱交換器4を通過した冷媒は液管L42に流入する。
室内熱交換器6を通過した液冷媒は、液管L42からバイパス配管11を通って補助熱交換器12に流入する。一方、室外熱交換器4を通過した液冷媒は液管L42を通り補助熱交換器12に流入する。そしてバイパス配管11を通って補助熱交換器12に流入した液冷媒は、その一部が蒸発してガス冷媒として吸入管L21に流入する。
そして制御装置14は、温度センサ9の検知温度が所定値以上(例えば1℃以上)となった場合に、第1四方弁7を暖房回路に切り替えて通常の暖房運転とする。なお、上記の除霜運転時以外の通常暖房運転時には、補助膨張弁13は閉じている。
<第1実施形態の効果>
このように構成した第1実施形態に係る空気調和装置100によれば、主四方弁3により暖房回路を維持した状態で第1四方弁7で室外熱交換器4を冷房回路に切り替えて、室外熱交換器4に高温ガス冷媒を流すことができるので、室外熱交換器4に付着した霜を除くことができる。
このように構成した第1実施形態に係る空気調和装置100によれば、主四方弁3により暖房回路を維持した状態で第1四方弁7で室外熱交換器4を冷房回路に切り替えて、室外熱交換器4に高温ガス冷媒を流すことができるので、室外熱交換器4に付着した霜を除くことができる。
このとき、バイパス配管11に備えた補助膨張弁13を開いて、補助熱交換器12で液冷媒の少なくとも一部を蒸発させてガス冷媒として吸入管L21に戻しているので、除霜中に補助熱交換器12を蒸発器とすることで吸入圧力の低下を防止して、暖房運転を継続しながら除霜でき、除霜中の室温低下を抑制して快適性を向上できる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態に対応する部材には、同一の符号を付している。
本実施形態に係る空気調和装置100は、図2に示すように、圧縮機2、主四方弁3、室外熱交換器4、膨張弁5、室内熱交換器6を環状に接続してなる冷媒回路を有する空気調和装置であって、前記室外熱交換器4が第1室外熱交換器4A及び第2室外熱交換器4Bに上下分割して構成されている。
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態に対応する部材には、同一の符号を付している。
本実施形態に係る空気調和装置100は、図2に示すように、圧縮機2、主四方弁3、室外熱交換器4、膨張弁5、室内熱交換器6を環状に接続してなる冷媒回路を有する空気調和装置であって、前記室外熱交換器4が第1室外熱交換器4A及び第2室外熱交換器4Bに上下分割して構成されている。
そして、この空気調和装置100は、第1室外熱交換器4Aのガス管L41Aに配設された第1四方弁71と、第1四方弁71及び圧縮機2の吸入管L21を連結する第1連結管81と、第1室外熱交換器4A内部のパス配管の温度を検出する第1温度センサ91と、第1室外熱交換器4Aの液管L42Aに設けられ、冷媒流量を調整する第1膨張弁101と、第2室外熱交換器4Bのガス管L41Bに配設された第2四方弁72と、第2四方弁72及び圧縮機2の吸入管L21を連結する第2連結管82と、第2室外熱交換器4B内部の温度を検出する第2温度センサ92と、第2室外熱交換器4Bの液管L42Bに設けられ、冷媒流量を調整する第2膨張弁102とを備えている。なお、本実施形態では第1膨張弁101及び第2膨張弁102には電子膨張弁を用いている。
さらに、この空気調和装置100は、第1室外熱交換器4Aの液管L42A及び第2室外熱交換器4Bの液管L42Bの合流管L42と圧縮機2の吸入管L21を連結するバイパス配管11と、バイパス配管11に設けられ、液管L42を流れる冷媒とバイパス配管11を流れる冷媒との熱交換を行う補助熱交換器12と、バイパス配管11において補助熱交換器12の液管L42側に設けられ、冷媒を減圧する補助膨張弁13と、主四方弁3、第1、第2四方弁71、72及び第1、第2膨張弁101、102等を制御する制御装置14とを具備する。
しかして、制御装置14は、除霜運転時において、図3に示すように、まず、第1室外熱交換器4Aのみを除霜し、次に第1室外熱交換器4A及び前記第2室外熱交換器4Bを同時除霜し、次に第2室外熱交換器4Bのみを除霜するものである。ここで制御装置14は、第1室外熱交換器4A及び第2室外熱交換器4Bを同時除霜の際に、補助膨張弁13を開放して補助熱交換器12により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として吸入管L21に戻すものである。
具体的に制御装置14は、暖房運転時において、第1温度センサ91又は第2温度センサ92の検出温度が所定値以下である場合に、まず、主四方弁3を暖房回路に維持した状態で、第1四方弁71を冷房回路に切り換えるとともに第2四方弁72を暖房回路に維持して、前記第1室外熱交換器4Aにガス冷媒を流す。これにより第1室外熱交換器4Aに高温ガス冷媒を流して第1室外熱交換器4Aを除霜する。この第1室外熱交換器4Aの除霜運転は、第1温度センサ91の検知温度が所定値以上(例えば1℃以上)となった場合に終了する。なお、この第1室外熱交換器4Aのみの除霜運転時には、補助膨張弁13は閉じている。
ここで、制御装置14が、第1室外熱交換器4Aの除霜開始後、所定時間経過した後に、第1温度センサ91の検知温度を遅延して取得するようにしている。除霜を開始した第1四方弁71の切り換え直後は、高温のガス冷媒が一気に第1室外熱交換器4Aに流入するため、図4のように一時的に第1温度センサ91の検知温度が急上昇する。所定時間(例えば60秒間)、第1温度センサ91の検知開始を遅延させることにより、初期温度上昇検知を回避している。
次に、制御装置14は、第1四方弁71及び第2四方弁72を同時に冷房回路に切り換えて、所定時間T(例えば30秒間)、第1室外熱交換器4A及び第2室外熱交換器4Bに高温ガス冷媒を流すとともに、補助膨張弁13を所定時間T(例えば30秒間)開放して補助熱交換器12により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として吸入管L21に戻す。
次に、制御装置14は、第1四方弁71を暖房回路に切り換えて、第2四方弁72を冷房回路に維持して、第2室外熱交換器4Bにガス冷媒を流す。これにより第2室外熱交換器4Bに高温ガス冷媒を流して第2室外熱交換器4Bを除霜する。この第2室外熱交換器4Bの除霜運転は、第2温度センサ92の検知温度が所定値以上(例えば1℃以上)となった場合に終了し、第2四方弁72を暖房回路に切り替えて通常の暖房運転とする。なお、この第2室外熱交換器4Bのみの除霜運転時には、補助膨張弁13は閉じている。
<第2実施形態の効果>
このように構成した第2実施形態に係る空気調和装置100によれば、第1室外熱交換器4A及び第2室外熱交換器4Bを交互に除霜することにより、除霜中も暖房運転を継続できるので、除霜中の室温低下を抑制して快適性を向上できる。
このように構成した第2実施形態に係る空気調和装置100によれば、第1室外熱交換器4A及び第2室外熱交換器4Bを交互に除霜することにより、除霜中も暖房運転を継続できるので、除霜中の室温低下を抑制して快適性を向上できる。
また、第1室外熱交換器4Aの除霜と第2室外熱交換器4Bの除霜の間に同時除霜を行って両熱交換器4A、4Bのパス配管温度を同時に高くすることにより、第1室外熱交換器4Aの除霜水が熱交換器境界で凍結することを防止できる。このとき、補助熱交換器12を蒸発器とすることで吸入圧力の低下を防止して、暖房運転を継続しながら除霜でき、除霜中の室温低下を抑制して快適性を向上できる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記第2実施形態において第1室外熱交換器4A及び第2室外熱交換器4Bの分割境界に除霜時に高温冷媒ガスが流れるようにパス配管を形成してもよい。具体的には、図5に示すように、第1室外熱交換器4Aのパス配管及び第2室外熱交換器4Bのパス配管において、液冷媒の流入する配管を分割境界から可及的に離すとともに、当該パス配管を流れて高温となった冷媒が流れる管を分割境界において互いに近づける。これにより、上下室外熱交換器4A、4Bの境界パス配管に流れる冷媒温度を高く維持することができ、第1室外熱交換器4Aの除霜水が熱交換器境界で凍結することを防止でき、凍結による暖房能力低下を防止できる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記第2実施形態において第1室外熱交換器4A及び第2室外熱交換器4Bの分割境界に除霜時に高温冷媒ガスが流れるようにパス配管を形成してもよい。具体的には、図5に示すように、第1室外熱交換器4Aのパス配管及び第2室外熱交換器4Bのパス配管において、液冷媒の流入する配管を分割境界から可及的に離すとともに、当該パス配管を流れて高温となった冷媒が流れる管を分割境界において互いに近づける。これにより、上下室外熱交換器4A、4Bの境界パス配管に流れる冷媒温度を高く維持することができ、第1室外熱交換器4Aの除霜水が熱交換器境界で凍結することを防止でき、凍結による暖房能力低下を防止できる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・空気調和装置
2 ・・・圧縮機
L21・・・吸入管
3 ・・・主四方弁
4 ・・・室外熱交換器
L41・・・室外熱交換器のガス管
L42・・・室外熱交換器の液管
5 ・・・膨張弁
6 ・・・室内熱交換器
7 ・・・第1四方弁
8 ・・・第1連結管
9 ・・・温度センサ
11 ・・・バイパス配管
12 ・・・補助熱交換器
13 ・・・補助膨張弁
14 ・・・制御装置
2 ・・・圧縮機
L21・・・吸入管
3 ・・・主四方弁
4 ・・・室外熱交換器
L41・・・室外熱交換器のガス管
L42・・・室外熱交換器の液管
5 ・・・膨張弁
6 ・・・室内熱交換器
7 ・・・第1四方弁
8 ・・・第1連結管
9 ・・・温度センサ
11 ・・・バイパス配管
12 ・・・補助熱交換器
13 ・・・補助膨張弁
14 ・・・制御装置
Claims (5)
- 圧縮機、主四方弁、室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器を環状に接続してなる冷媒回路を有する空気調和装置であって、
前記室外熱交換器のガス管に配設された第1四方弁と、
前記第1四方弁及び前記圧縮機の吸入管を連結する第1連結管と、
前記室外熱交換器内部の温度を検出する温度センサと、
前記室外熱交換器の液管と前記圧縮機の吸入管を連結するバイパス配管と、
前記バイパス配管に設けられ、前記液管を流れる冷媒とバイパス配管を流れる冷媒との熱交換を行う補助熱交換器と、
前記バイパス配管において補助熱交換器の液管側に設けられた補助膨張弁と、
前記主四方弁、前記第1四方弁及び前記補助膨張弁を制御する制御装置とを具備し、
前記制御装置が、暖房運転時において、前記温度センサの検出温度が所定値以下である場合に、前記主四方弁を暖房回路に維持した状態で、前記第1四方弁を冷房回路に切り換えて前記室外熱交換器にガス冷媒を流すとともに、前記補助膨張弁を開放して前記補助熱交換器により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として前記吸入管に戻すものである空気調和装置。 - 前記室外熱交換器が第1室外熱交換器及び第2室外熱交換器に上下分割して構成されており、
前記第1室外熱交換器のガス管に配設された第1四方弁と、
前記第1四方弁及び前記圧縮機の吸入管を連結する第1連結管と、
前記第1室外熱交換器内部の温度を検出する第1温度センサと、
前記第1室外熱交換器の液管に設けられた第1膨張弁と、
前記第2室外熱交換器のガス管に配設された第2四方弁と、
前記第2四方弁及び前記圧縮機の吸入管を連結する第2連結管と、
前記第2室外熱交換器内部の温度を検出する第2温度センサと、
前記第2室外熱交換器の液管に設けられた第2膨張弁とを備え、
前記制御装置が、前記第1室外熱交換器のみを除霜し、次に前記第1室外熱交換器及び前記第2室外熱交換器を同時除霜し、次に前記第2室外熱交換器のみを除霜するものであり、
前記第1室外熱交換器及び前記第2室外熱交換器を同時除霜の際に、前記補助膨張弁を開放して前記補助熱交換器により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として前記吸入管に戻すものである請求項1記載の空気調和装置。 - 前記制御装置が、暖房運転時において、前記第1温度センサ又は前記第2温度センサの検出温度が所定値以下である場合に、前記主四方弁を暖房回路に維持した状態で、
前記第1四方弁を冷房回路に切り換えるとともに前記第2四方弁を暖房回路に維持して、前記第1室外熱交換器にガス冷媒を流し、
次に、前記第1四方弁及び前記第2四方弁を同時に冷房回路に切り換えて、所定時間前記第1室外熱交換器及び前記第2室外熱交換器にガス冷媒を流すとともに、前記補助膨張弁を開放して前記補助熱交換器により液冷媒を蒸発させてガス冷媒として前記吸入管に戻し、
次に、前記第1四方弁を暖房回路に切り換えて、前記第2四方弁を冷房回路に維持して、前記第2室外熱交換器にガス冷媒を流すものである請求項2記載の空気調和装置。 - 前記制御装置が、前記第1室外熱交換器の除霜開始後、所定時間経過した後に、前記第1温度センサの検知温度を取得するものである請求項2又は3記載の空気調和装置。
- 前記室外熱交換器が第1室外熱交換器及び第2室外熱交換器に上下分割して構成されており、
前記第1室外熱交換器及び前記第2室外熱交換器の分割境界に除霜時に高温冷媒ガスが流れるように配管が形成されている請求項1、2、3又は4記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010277528A JP2012127542A (ja) | 2010-12-13 | 2010-12-13 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010277528A JP2012127542A (ja) | 2010-12-13 | 2010-12-13 | 空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012127542A true JP2012127542A (ja) | 2012-07-05 |
Family
ID=46644792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010277528A Pending JP2012127542A (ja) | 2010-12-13 | 2010-12-13 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012127542A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103225936A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-07-31 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种具有除霜装置的空调***及其除霜方法 |
JP2016057051A (ja) * | 2013-11-25 | 2016-04-21 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 空気調和機 |
WO2017130299A1 (ja) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 三菱電機株式会社 | 冷凍装置 |
-
2010
- 2010-12-13 JP JP2010277528A patent/JP2012127542A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103225936A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-07-31 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种具有除霜装置的空调***及其除霜方法 |
CN103225936B (zh) * | 2013-04-24 | 2015-11-25 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种具有除霜装置的空调***及其除霜方法 |
JP2016057051A (ja) * | 2013-11-25 | 2016-04-21 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 空気調和機 |
WO2017130299A1 (ja) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 三菱電機株式会社 | 冷凍装置 |
JPWO2017130299A1 (ja) * | 2016-01-26 | 2018-08-23 | 三菱電機株式会社 | 冷凍装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5363492B2 (ja) | 空気調和装置 | |
WO2017199289A1 (ja) | 空気調和装置 | |
EP1826513A1 (en) | Refrigerating air conditioner | |
JP2013122354A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2007271094A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5375904B2 (ja) | 空気調和機 | |
EP3228951B1 (en) | Refrigeration cycle apparatus | |
JP6033416B2 (ja) | 空気調和装置 | |
WO2012032681A1 (ja) | 空気調和機 | |
JP2009243802A (ja) | ヒートポンプ式空気調和装置 | |
JP2007139244A (ja) | 冷凍装置 | |
JP7093236B2 (ja) | 空気調和機及び制御方法 | |
JP2009145032A (ja) | 冷凍サイクル装置およびそれを備えた空気調和機 | |
JP4694457B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2009047344A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2012127542A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2007032857A (ja) | 冷凍装置 | |
JP5313774B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2007247997A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2014077560A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2006090683A (ja) | 多室型空気調和機 | |
JP5747160B2 (ja) | 空気調和機 | |
CN107023917B (zh) | 空调冰箱一体机及其运行控制方法 | |
JP2011094864A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5071425B2 (ja) | 分岐ユニット |