JP2012127062A - 掘削ビット - Google Patents

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【課題】ビット本体の先端面における中心軸付近の繰り粉を効率よく排出することができ、削孔速度を高められる掘削ビットを提供する。
【解決手段】円柱状をなし、中心軸O回りに回転されるビット本体1と、前記ビット本体1の先端面2に突設された複数の掘削チップ3と、前記ビット本体1の先端面2から窪むとともに径方向に延びるように形成された排出溝4と、を備えた掘削ビット10であって、前記掘削チップ3のうち、前記ビット本体1の中心軸Oに最も接近して配設された最内周チップ31Aの前記中心軸O回りの回転軌跡C内に、前記排出溝4の少なくとも一部が配置されることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、削岩機等に取り付けられて地盤や岩盤の掘削に用いられる掘削ビットに関するものである。
この種の掘削ビットとして、例えば、下記特許文献1に示されるように、円柱状をなし、中心軸回りに回転されるビット本体と、前記ビット本体の先端面に突設された複数の掘削チップと、前記ビット本体の先端面から窪むとともに径方向に延びるように形成された排出溝と、を備えたものが知られている。また、この掘削ビットの排出溝は、ビット本体の中心軸と外周面との径方向略中央から径方向外方に向けて延びており、掘削チップが掘削した繰り粉は、該排出溝内を通って外周面側に排出されるようになっている。
特許第3190287号公報
しかしながら、前記従来の掘削ビットにおいては、ビット本体の先端面における中心軸付近の繰り粉を、効率よく排出することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ビット本体の先端面における中心軸付近の繰り粉を効率よく排出することができ、削孔速度を高められる掘削ビットを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
すなわち本発明は、円柱状をなし、中心軸回りに回転されるビット本体と、前記ビット本体の先端面に突設された複数の掘削チップと、前記ビット本体の先端面から窪むとともに径方向に延びるように形成された排出溝と、を備えた掘削ビットであって、前記掘削チップのうち、前記ビット本体の中心軸に最も接近して配設された最内周チップの前記中心軸回りの回転軌跡内に、前記排出溝の少なくとも一部が配置されることを特徴とする。
本発明に係る掘削ビットによれば、ビット本体の先端面に複数の掘削チップが突設されており、これら掘削チップによって掘削ビットの破砕効率が確保されている。そして、これら掘削チップのうち、ビット本体の中心軸に最も接近して配設された最内周チップの前記中心軸回りの回転軌跡内に、排出溝の少なくとも一部が配置されている。
従って、ビット本体が中心軸回りに回転されると、最内周チップが掘削して生じた繰り粉は、該最内周チップの前記回転軌跡内に位置する排出溝部分に回収されることになり、この排出溝内を通って外周面側に排出される。
このように、ビット本体の先端面における径方向中央部の繰り粉の排出性が十分に確保されることから、掘削ビットの削孔速度が高められている。
また、本発明に係る掘削ビットにおいて、前記排出溝は、前記ビット本体の中心軸を挟む外周面同士を連結するように形成されていることとしてもよい。
この場合、排出溝が、ビット本体の中心軸を挟む外周面同士を連結するように形成されているので、この排出溝における径方向中央部で回収された繰り粉は、排出溝内を径方向のうちいずれか流れやすい方向に流れていき、外周面側に排出される。すなわち、排出溝内に回収された繰り粉の排出方向に自由度があることから、繰り粉の排出性がより高められている。
また、本発明に係る掘削ビットにおいて、前記ビット本体を先端面側から見て、前記排出溝は、Z字状又はS字状に形成されていることとしてもよい。
この場合、排出溝は、径方向中央部から外周面側に向かうに従い漸次ビット本体の中心軸回りの周回方向のうちいずれかに向けて延びることになるので、排出溝の全長が長くなり、繰り粉の回収量が十分に確保される。これにより、繰り粉の排出性が向上する。
本発明に係る掘削ビットによれば、ビット本体の先端面における中心軸付近の繰り粉を効率よく排出することができ、削孔速度を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る掘削ビットを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る掘削ビットを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る掘削ビットを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る掘削ビットを示す側断面図であり、図3のA−A´断面を実線、B−B´断面を2点鎖線で示すものである。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る掘削ビットについて説明する。
本実施形態に係る掘削ビット10は、削岩機等に取り付けられて地盤や岩盤の掘削に用いられるものである。
図1〜図4に示されるように、掘削ビット10は、円柱状をなし、中心軸O回りに回転されるビット本体1と、ビット本体1の先端面2に突設された複数の掘削チップ3と、ビット本体1の先端面2から窪むとともに径方向に延びるように形成された排出溝4と、を備えている。
ビット本体1は、鋼材等により形成されており、その外形が中心軸Oを中心とした円柱状をなしている。図2において、ビット本体1は、中心軸O方向に沿う後端部(図2における左側部分)から先端部(図2における右側部分)に向けて、外径が一定とされた小径部1Aと、該小径部1Aの先端側に位置するとともに中心軸Oを含む断面が凹曲線状をなし、先端側に向かうに従い漸次外径が大きくなる中径部1Bと、該中径部1Bからさらに先端側に向かうに従い漸次外径が大きくなるテーパ状の大径部1Cと、を備えている。大径部1Cの先端縁は、ビット本体1の先端面2に交差するように形成されており、この大径部1Cと先端面2との交差稜線の位置でビット本体1は最大外径となっている。
また、図1、図3において、ビット本体1の先端面2は、中心軸Oを中心とする略円形をなし中心軸Oに垂直な平坦面2Aと、この平坦面2Aの径方向外方に位置して該平坦面2Aの全周を囲むように環状をなすゲージ面2Bと、を備えている。図2に示すように、ゲージ面2Bは、径方向内方から外方に向かうに従い漸次後端側へ向けて傾斜して形成されており、その外縁部が大径部1Cの先端縁に交差している。
また、ビット本体1の外周面には、中心軸O方向に延びるとともに、周方向に間隔をあけて複数の外周溝6が形成されている。図3の正面視に示されるように、外周溝6には、これら外周溝6のうち溝深さが最も深く、その周方向に向かい合う一対の溝壁部分が径方向内方に向かうに従い漸次互いに接近する傾斜面とされ、これら溝壁部分同士を繋ぐ底面部分が、断面凹曲線状に形成されるとともに径方向における平坦面2Aの外縁部に位置する第1外周溝6Aと、これら外周溝6のうち溝深さが最も浅く、断面三角形状に形成されるとともに、その底面部分がゲージ面2Bにおける径方向中央部に位置する第2外周溝6Bと、溝深さがこれら第1、第2外周溝6A、6Bの中間とされ、断面円弧状に形成される第3外周溝6Cと、が含まれる。
これら外周溝6のうち、第1外周溝6Aは、ビット本体1の外周面において、中心軸Oを挟んで一対形成されている。また、第3外周溝6Cは、ビット本体1の外周面においてこれら第1外周溝6A同士の周方向中間にそれぞれ位置するように、中心軸Oを挟んで一対形成されている。また、第2外周溝6Bは、ビット本体1の外周面における第1外周溝6Aと第3外周溝6Cとの周方向中間にそれぞれ位置するように、中心軸Oを挟んで二対形成されている。
図4に示すように、第1外周溝6Aは、ビット本体1の先端面2に開口するとともに大径部1Cから中径部1Bの後端部にわたって形成されており、その溝深さが、後端側へ向かうに従い漸次浅くなるように設定されている。また、第3外周溝6Cは、先端面2に開口するとともに大径部1Cから中径部1Bの後端部にわたって形成されており、その溝深さが、中心軸Oに平行に一定とされている。また、第2外周溝6Bは、先端面2に開口するとともに大径部1Cから中径部1Bの先端部にわたって形成されており、その溝深さが、中心軸Oに平行に一定とされている。
また、ビット本体1の小径部1Aには、ビット本体1の後端面に開口するとともに先端側に向けて延びる雌ネジ孔5が、中心軸Oに同軸に形成されている。雌ネジ孔5の孔底(奥面)は、小径部1Aと中径部1Bとの境界辺りに位置している。この雌ネジ孔5には、削岩機等のロッド(不図示)がねじ込まれて連結される。そして、前記ロッドからビット本体1に中心軸O回りの回転力と該中心軸O先端側に向けての推力及び打撃力が伝えられることにより、地盤や岩盤が掘削されて、削孔が形成されるようになっている。
また、雌ネジ孔5の孔底からは、中心軸Oに沿って吐出孔5Aが先端側に向けて中径部1Bと大径部1Cとの境界辺りまで穿設されていて、この吐出孔5Aからは先端側に向かうに従い径方向外方に向けて傾斜するように複数のブローホール5Bが分岐させられて、後述する排出溝4内に開口させられている。そして、前記ロッド内を通して供給されたエアー等の流体が、吐出口5Aからブローホール5Bを介して先端面2に吐出させられて、掘削で生じた繰り粉を削孔の後方側に排出する。
また、図3において、先端面2の平坦面2Aとゲージ面2Bとには、それぞれ超硬合金等の硬質材料よりなる円柱状の掘削チップ3が複数植設されている。これら掘削チップ3の先端部は、ビット本体1の先端面2から先端側へ向けて突出されており、該先端面2から露出された部分が半球状とされている。本実施形態の掘削チップ3は、所謂ボタンチップとされている。
尚、これら掘削チップ3のうち、平坦面2Aに植設された掘削チップ3はフェイスチップ31とされ、ゲージ面2Bに植設された掘削チップ3はゲージチップ32とされる。本実施形態では、これらフェイスチップ31とゲージチップ32とは互いに同一形状とされている。
フェイスチップ31は、平坦面2Aにおける後述の排出溝4以外の領域に互いに間隔をあけて複数配設されており、これらフェイスチップ31のうち、中心軸Oに最も接近して配設されたものが最内周チップ31Aとされる。
ここで、図3に2点鎖線で示す符号C、Cは、この最内周チップ31Aが中心軸O回りに回転されたときの回転軌跡(最内周チップ31Aの外周面のうち、中心軸Oから最も離れた部分における回転軌跡をC(回転軌跡の外径)、中心軸Oに最も接近した部分における回転軌跡をC(回転軌跡の内径)とする)を表しており、回転軌跡Cの直径(外径)dは、ビット本体1の大径部1Cの外径Dに対して、0.3D〜0.5Dの範囲内に設定される。また、回転軌跡Cの直径(内径)dは、外径Dに対して、0.05D〜0.15Dの範囲内に設定される。
また、ゲージチップ32は、ゲージ面2Bにおける周方向に隣り合う外周溝6同士の間にそれぞれ配設されている。
また、図3に示すように、ビット本体1を先端面2側から見て、排出溝4は、Z字状をなしているとともに、ビット本体1の中心軸Oを挟む外周面同士を連結するように形成されている。詳しくは、排出溝4は、その径方向内方(中央)の中央部分4Aが、中心軸O上に位置しているとともに、最内周チップ31Aの軸と中心軸Oとの軸間方向に対して、略直交するように交差して延びている。
また、排出溝4の中央部分4Aの両端から曲折するように径方向外方に延びる一対の外側部分4Bは、径方向外方に向かうに従い漸次ビット本体1の回転方向Tとは反対側(図3における中心軸O回りの周回方向のうち反時計回り)に向けて延びている。また、排出溝4の外側部分4Bの径方向外縁部は、ビット本体1の外周面における第1外周溝6Aにそれぞれ連なっている。
また、排出溝4は、中心軸Oに関して回転対称に形成されてはおらず、また一対の外側部分4Bは、互いの長さが異なって設定されている。また、中央部分4Aの中心(長さ方向及び幅方向の中心)は、中心軸Oから偏倚して配置されている。
そして、最内周チップ31Aの回転軌跡C、C内に、前記排出溝4の少なくとも一部が配置されている。本実施形態では、排出溝4の中央部分4Aが回転軌跡C内に配置されているとともに、排出溝4の一対の外側部分4Bの径方向内方部分も回転軌跡C内に配置されている。また、排出溝4の中央部分4Aの一部、及び、一対の外側部分4Bのうち全長の長い一方の外側部分4Bにおける径方向内方部分の一部が、回転軌跡C内に配置されている。
また、排出溝4は、その延在方向に垂直な断面が凹曲線状に形成されている。また、図4に示すように、排出溝4の溝底は、径方向内方から外方に向かうに従い漸次後端側へ向かって傾斜して形成されており、その外縁部は、中心軸Oに沿う断面が凸曲線状とされて第1外周溝6Aの溝底の先端縁に滑らかに連なっている。
また、図3に示すように、ブローホール5Bは、排出溝4内において回転軌跡Cの外周上に位置するように開口されている。
また、本実施形態において、掘削チップ3は、排出溝4内及び外周溝6内には配設されておらず、すべての掘削チップ3が先端面2から先端側に向けて突出している。
以上説明したように、本実施形態に係る掘削ビット10によれば、ビット本体1の先端面2から先端側に突出して複数の掘削チップ3が配設されており、これら掘削チップ3によって掘削ビット10の破砕効率が十分に確保されている。そして、これら掘削チップ3のうち、ビット本体1の中心軸Oに最も接近して配設された最内周チップ31Aの中心軸O回りの回転軌跡C内に、排出溝4の少なくとも一部が配置されている。
従って、ビット本体1が中心軸O回りに回転されると、最内周チップ31Aが掘削して生じた繰り粉は、該最内周チップ31Aの回転軌跡C内に位置する排出溝4部分(中央部分4A及び一対の外側部分4Bの径方向内方部分)に回収されることになり、この排出溝4内を通ってビット本体1の外周面側に排出される。
このように、ビット本体1の先端面2における径方向中央部(中心軸O近傍)の繰り粉の排出性が十分に確保されることから、掘削ビット10の削孔速度が高められている。
さらに、本実施形態では、最内周チップ31Aの中心軸O回りの回転軌跡C内においても、排出溝4の少なくとも一部が配置されている。従って、この最内周チップ31Aが掘削して生じた繰り粉のうち、該最内周チップ31Aの中心軸O側に流れる繰り粉が、回転軌跡C内に位置する排出溝4部分(中央部分4Aの一部及び一方の外側部分4Bの径方向内方部分の一部)に回収されることになり、繰り粉の排出性が確実に高められている。
また、排出溝4が、ビット本体1の中心軸Oを挟む外周面同士を連結するように形成されているので、この排出溝4における径方向中央部で回収された繰り粉は、排出溝4内を径方向のうちいずれか流れやすい方向の外側部分4Bに流れていき、外周面側に排出される。すなわち、排出溝4内に回収された繰り粉の排出方向に自由度があることから、繰り粉の排出性がより高められている。
また、ビット本体1を先端面2側から見て、排出溝4は、Z字状に形成されており、排出溝4は径方向中央部から外周面側に向かうに従い漸次ビット本体1の回転方向Tとは反対側に向けて延びることになるので、排出溝4の全長が長くなり、繰り粉の回収量が十分に確保される。また、ビット本体1が回転方向Tへ回転するのにともなって、排出溝4内の繰り粉が、削孔面との摩擦抵抗によりビット本体1の外周面側へ向けて案内されやすくなっている。これにより、繰り粉の排出性が向上する。
尚、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前述の実施形態では、ビット本体1を先端面2側から見て、排出溝4がZ字状に形成されているとしたが、これに限定されるものではなく、排出溝4はS字状に形成されていても構わない。この場合、排出溝4は径方向中央部から外周面側に向かうに従い漸次ビット本体1の回転方向Tに向けて延びることになるので、排出溝4の全長が長くなり、繰り粉の回収量が十分に確保される。
また、排出溝4の形状は、前述したZ字状又はS字状に限定されるものではない。
また、前述の実施形態では、排出溝4の中央部分4Aが、中心軸O上に位置しているとしたが、中央部分4Aが、中心軸O上を通らなくても構わない。
また、前述の実施形態では、最内周チップ31Aの回転軌跡C、C内に、排出溝4の少なくとも一部が配置されているとしたが、これに限定されるものではない。詳しくは、最内周チップ31Aの回転軌跡C内に、排出溝4の少なくとも一部が配置されていればよく、回転軌跡C内に排出溝4が配置されていなくても構わない。ただし、前述したように、回転軌跡C内においても排出溝4の少なくとも一部が配置されることにより、繰り粉の排出性が確実に高められることから、好ましい。
また、最内周チップ31Aが、その軸を中心軸Oから若干偏倚させつつも、中心軸O上に配置されていても構わない。この場合においても、排出溝4の少なくとも一部が、回転軌跡C内に配置される。
また、排出溝4は、ビット本体1の中心軸Oを挟む外周面同士を連結するように形成されているとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、排出溝4は、少なくともその一部が回転軌跡C内に配置されていればよいことから、例えば、中央部分4Aを有しておらず、互いに離間する一対の外側部分4Bから構成されることとしてもよい。また、排出溝4が、これら外側部分4Bのうちいずれか一方のみからなることとしても構わない。或いは、排出溝4が、中央部分4Aと、一対の外側部分4Bのうちいずれか一方とからなることとしてもよい。
また、前述の実施形態では、掘削チップ3がボタンチップからなることとしたが、これに限定されるものではなく、例えばそれ以外のスパイク状チップや砲弾状チップであってもよい。
1 ビット本体
2 先端面
3 掘削チップ
4 排出溝
10 掘削ビット
31A 最内周チップ
最内周チップの中心軸回りの回転軌跡(回転軌跡の外径)
最内周チップの中心軸回りの回転軌跡(回転軌跡の内径)
O 中心軸

Claims (3)

  1. 円柱状をなし、中心軸回りに回転されるビット本体と、
    前記ビット本体の先端面に突設された複数の掘削チップと、
    前記ビット本体の先端面から窪むとともに径方向に延びるように形成された排出溝と、を備えた掘削ビットであって、
    前記掘削チップのうち、前記ビット本体の中心軸に最も接近して配設された最内周チップの前記中心軸回りの回転軌跡内に、前記排出溝の少なくとも一部が配置されることを特徴とする掘削ビット。
  2. 請求項1に記載の掘削ビットであって、
    前記排出溝は、前記ビット本体の中心軸を挟む外周面同士を連結するように形成されていることを特徴とする掘削ビット。
  3. 請求項2に記載の掘削ビットであって、
    前記ビット本体を先端面側から見て、前記排出溝は、Z字状又はS字状に形成されていることを特徴とする掘削ビット。
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