JP2012123774A - 駐車場用発券機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の駐車位置を有する前払い式の無人駐車場に設置され、駐車場の管理コストを削減することが容易である発券機を提供する。
【解決手段】発券機20は、夜間のみという駐車時間帯と、夜間と昼間との双方という駐車時間帯とのうちのいずれかを選択するためにユーザによって操作される操作部70と、ユーザによって選択された駐車時間帯の種類に応じた額の駐車料金をユーザが発券機に支払うと、ユーザが自身の車両を駐車場に入庫した入庫日時と、ユーザによって選択された駐車時間帯の種類と、ユーザによって発券機に支払われた駐車料金の額とを駐車券に印刷し、その印刷された駐車券をユーザに対して発行するプリンタ40とを含む。駐車券は、ユーザにより、駐車車両の室内に、駐車券の印刷内容を車外から駐車車両の窓ガラスを通して視認することが可能であるように配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のための複数の駐車位置を有する前払い式の無人駐車場に、前記複数の駐車位置について共通に使用されるように設置される発券機に関するものである。
特許文献1は、設備コストがかからず管理が容易で十分に採算がとれる自転車を対象とした駐車場を管理する技術を開示している。この技術によれば、不正駐車を行った自転車の出庫を阻止するための装置を設置せずに済むため、必要な設備コストが低減する。
特許文献1に開示された技術によれば、ユーザは、空いている駐車位置に自転車を駐車させた後、発券機に移動し、その発券機に自身の登録番号を入力し、さらに、必要な駐車料金を投入する。発券機は、入力された登録番号を、駐車料金が精算済みである自転車についての登録番号として記録する。
特許文献1に開示された技術によれば、駐車場を管理する管理作業者は、自身の携帯端末により、駐車中の自転車に貼付されているラベルから登録番号を読み取る。一方、管理作業者は、発券機から、その発券機に記録されている登録番号、すなわち、駐車料金が精算済みである自転車についての登録番号を取り込む。
その後、管理作業者は、駐車中の自転車から読み取った登録番号と、発券機から取り込んだ登録番号との照合を行い、その照合の結果により、駐車中の自転車について駐車料金が精算済みであるか否か、すなわち、その自転車が不正駐車されていないか否かを確認する。管理作業者は、駐車料金が未清算である自転車に、料金支払いを催促するシールを貼付し、それにより、その自転車の持ち主であるユーザに、駐車料金が未清算であることを通知する。
特開2003−242537号公報
特許文献1に開示された技術によれば、作業管理者は、不正駐車している自転車を発見することと、不正駐車の継続を止めさせることが可能である。しかし、この技術では、不正駐車している自転車を発見するために、作業管理者は、自ら駐車場に定期的に出向いて、駐車中のすべての自転車について個別に、前述の、携帯端末を用いた照合を行うことが必要である。また、不正駐車の継続を止めさせるために、作業管理者は、不正駐車している自転車に個別に、前述のシールを貼付するという作業を行うことが必要である。
このように、特許文献1に開示された技術では、不正駐車を防止するために、作業管理者に課される負担が大きく、そのため、駐車場につき、人件費を含む管理コストを削減することが困難であった。
このような事情を背景とし、本発明は、駐車場の管理コストを削減することが容易である駐車場用発券機を提供することを課題としてなされたものである。
その課題を解決するために、本発明の一側面によれば、車両のための複数の駐車位置を有する前払い式の無人駐車場に、前記複数の駐車位置について共通に使用されるように設置される発券機であって、
ユーザが前記駐車場を利用したい時間帯として、夜間のみという駐車時間帯と、夜間と昼間との双方という駐車時間帯とを含む複数の駐車時間帯のうちのいずれかを選択するためにユーザによって操作される操作部と、
ユーザによって選択された駐車時間帯の種類に応じた額の駐車料金をユーザが当該発券機に支払うと、ユーザが自身の車両を前記駐車場に入庫した入庫日時と、ユーザによって選択された駐車時間帯の種類と、ユーザによって当該発券機に支払われた駐車料金の額とを駐車券に印刷し、その印刷された駐車券をユーザに対して発行するプリンタと
を含み、
前記駐車券は、当該発券機による発行後、ユーザにより、駐車車両の室内に、前記駐車券の印刷内容を車外から前記駐車車両の窓ガラスを通して視認することが可能であるように配置される駐車場用発券機が提供される。
本発明によって下記の各態様が得られる。各態様は、項に区分し、各項には番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、本発明が採用し得る技術的特徴の一部およびそれの組合せの理解を容易にするためであり、本発明が採用し得る技術的特徴およびそれの組合せが以下の態様に限定されると解釈すべきではない。すなわち、下記の態様には記載されていないが本明細書には記載されている技術的特徴を本発明の技術的特徴として適宜抽出して採用することは妨げられないと解釈すべきなのである。
さらに、各項を他の項の番号を引用する形式で記載することが必ずしも、各項に記載の技術的特徴を他の項に記載の技術的特徴から分離させて独立させることを妨げることを意味するわけではなく、各項に記載の技術的特徴をその性質に応じて適宜独立させることが可能であると解釈すべきである。
(1) 車両のための複数の駐車位置を有する前払い式の無人駐車場に、前記複数の駐車位置について共通に使用されるように設置される発券機であって、
ユーザによる駐車開始に先立ち、ユーザが駐車料金を当該発券機に支払うと、ユーザに対して許可された駐車時間帯の終了時刻を特定するための情報を駐車券に印刷し、その印刷された駐車券をユーザに対して発行するプリンタと、
前記駐車場において不正駐車をしている車両の発見者によって操作される警報スイッチと、
その警報スイッチが操作されると点灯する警報ランプと、
ユーザはアクセスできないが、前記駐車場の管理者はアクセスできるように当該発券機に設置され、前記警報ランプを消灯するために前記管理者によって操作される消灯スイッチと、
前記プリンタ、前記警報スイッチ、前記警報ランプおよび前記消灯スイッチに接続され、前記プリンタの作動および前記警報ランプの点灯・消灯を制御するコントローラと
を含み、
そのコントローラは、
前記警報スイッチの操作履歴を表す操作履歴データを保存するデータ保存部と、
その保存された操作履歴データを外部に出力するデータ出力部と、
前記警報ランプの点灯開始後、第1目標点灯時間が経過するかまたは第1目標消灯時刻が到来すると、前記消灯スイッチの操作を待つことなく、前記警報ランプを消灯させる自動消灯部と
を含み、
前記駐車券は、当該発券機による発行後、ユーザにより、駐車車両の室内に、前記駐車券の印刷内容を車外から前記駐車車両の窓ガラスを通して視認することが可能であるように配置される駐車場用発券機。
この発券機が前払い式の無人駐車場において使用されると、前記駐車場のユーザは、駐車に先立って駐車料金を発券機に支払うとともに、その発行された駐車券を、ユーザが、駐車しようとする自己の車両の室内に、車外から目視できるように配置することになる。その駐車券には、ユーザに対して許可された駐車時間帯の終了時刻を特定するための情報が印刷されている。
よって、前記駐車場に駐車している各車両が、許可された駐車時間を超過してもなお駐車し続けているか否か、すなわち、駐車時間の超過という不正行為(不正駐車)を行っているか否かを、前記駐車場の管理者はもとより、その駐車場の既存のまたは潜在的なユーザも判断することが可能となる。
さらに、この発券機は警報ランプを有しており、しかも、その警報ランプは、前記駐車場において不正駐車をしている車両の発見者(例えば、前記駐車場のユーザ)が警報スイッチを操作することによって点灯する。それにより、ユーザは、警報スイッチの操作という自らの単純な行為により、警報ランプを点灯させ、それにより、不正駐車の存在を他の者に通知することが可能である。上述のように、前記駐車場のいずれのユーザも、駐車車両内の駐車券を見れば、他のユーザによる不正駐車を発見できる。よって、不正駐車の発見者が、その不正駐車の存在を他の者に通知することを希望するなら、警報スイッチを操作して警報ランプを点灯させることが可能である。
このように、この発券機によれば、管理者の作業を不可欠とすることなく、ユーザの協力により、駐車時間の超過という不正行為を発見して他のユーザに告知することが可能となり、その結果、管理者の負担が軽減されて、最終的に、前記駐車場の管理コストの削減が容易となる。
点灯している警報ランプは、不正駐車を行った本人が前記駐車場に来たときに見る場合と、前記駐車場を現に正当に利用しているユーザ(既存ユーザ)が前記駐車場に来たときに見る場合と、前記駐車場に初めて来てこれからこの駐車場を利用しようとするユーザ(新規ユーザ)が見る場合がある。
点灯している警報ランプを、不正駐車を行った本人が見ると、その本人は、自分の今回の行為が不正であることをより強く意識させられて反省を促せられるとともに、自分の今回の不正行為が既に駐車場の管理者によって発見されていて、本人は、その管理者から、近い将来、今回の不正行為を追及される可能性を強く認識する。このことは、本人にとり、前記駐車場における将来の不正行為を抑止する精神的効果を有する。
このように、この発券機によれば、管理者が常駐していない無人駐車場が前払い式を採用していても、管理者の作業を不可欠とすることなく、ユーザによる警報ランプの点灯操作という単純な行為のみで、駐車時間の超過という不正行為を防止することができる。
また、点灯している警報ランプを既存ユーザまたは新規ユーザが見ると、前記駐車場の管理者が不正駐車の防止に対して積極的であると認識し、前記駐車場の安全管理が充実していると認識し、ひいては、前記駐車場に対する安心感および信頼感が増す。その結果、既存ユーザにあっては、前記駐車場をこれからも反復して利用したいと意識することが促進され、また、新規ユーザにあっては、前記駐車場を、これまで一度も利用したことがなくても、利用したいと意識することが促進され、いずれのユーザにあっても、ユーザによる前記駐車場の利用が促進される。
この発券機によれば、警報ランプが点灯させられた後、管理者は、その警報ランプを消灯させることができる。しかし、管理者が消灯操作をしない限り警報ランプが消灯しない場合には、管理者が、前記駐車場に頻繁に出向くことができないような状況にあっては、警報ランプが連続して点灯させられてしまう。そうすると、前記駐車場を反復して利用するユーザが、警報ランプは単に点灯しているだけで、この発券機から管理者への通報がなされず、その警報ランプは、警報という機能を有しないみせかけのランプに過ぎないと認識してしまうおそれがある。
これに対し、この発券機によれば、警報ランプの点灯開始後、目標時間が経過するかまたは目標時刻が到来すると、消灯スイッチの操作を待つことなく、警報ランプが自動的に消灯させられる。よって、管理者が適時に前記駐車場に出向くことができなくても、警報ランプが点灯し続けることが防止され、それにより、警報ランプの、不正駐車の抑止という機能が減退せずに済む。
この発券機によれば、前記警報スイッチの操作履歴を表す操作履歴データが保存され、その保存された操作履歴データは、要求に応じ、外部に出力される。したがって、前記駐車場の管理者は、その操作履歴データをこの発券機から読み込んだ後、その操作履歴データを解析することにより、前記警報スイッチの操作履歴(例えば、操作された日時や、操作された頻度)を知ることができる。
ところで、警報ランプの点灯中は、不正駐車を発見しても、その発見者は警報スイッチを操作しようとはしない。なぜなら。この場合には、警報スイッチが既に点灯しているから、それにもかかわらず警報スイッチを操作しても無駄であるからである。そうすると、一旦、警報スイッチが操作されると、管理者が警報ランプを消灯させるまで、たとえ、不正駐車が複数回発生しても、不正駐車の発見者が複数人いても、警報スイッチは操作されないことになる。
これに対し、この発券機によれば、管理者が警報ランプを消灯させなくても、その警報ランプは、ある時間継続する点灯(連続点灯または断続点灯)の後、自動的に消灯させられる。これは、不正駐車の発見者が警報スイッチを操作し得る機会が増加することを意味し、よって、例えば、不正駐車が複数回発生したり、不正駐車の発見者が複数人いる場合に、警報スイッチが複数回操作されることが可能となる。
警報スイッチが複数回も操作されたという記録がこの発券機に保存されることになるが、この記録は、前記駐車場における不正駐車の有無ということに加えて、前記駐車場に不正駐車が存在する場合に、不正駐車が前記駐車場において発生した頻度を管理者が分析するための資料となる。このような資料を管理者が分析すれば、前記駐車場は、他の駐車場より、監視の程度を強化することが必要であるか否かを判断することが可能となり、前記駐車場の安全管理が強化される。
(2) 前記自動消灯部は、前記第1目標点灯時間の長さまたは前記第1目標消灯時刻の今回値を前回値とは異なるように設定する第1設定部を含む(1)項に記載の駐車場用発券機。
(3) さらに、
前記警報ランプが消灯している状態において、目標点灯時刻が到来すると、前記警報ランプを点灯させ、その点灯開始後、第2目標点灯時間が経過するかまたは第2目標消灯時刻が到来すると、前記警報ランプを消灯させる自動点灯・消灯部を含む(1)または(2)項に記載の駐車場用発券機。
(4) 前記自動点灯・消灯部は、前記目標点灯時刻と前記第2目標点灯時間の長さまたは前記第2目標消灯時刻とのうちの少なくとも一方の今回値を前回値とは異なるように設定する第2設定部を含む(3)項に記載の駐車場用発券機。
(5) さらに、
ユーザが前記駐車場を利用したい時間帯として、夜間のみという駐車時間帯と、夜間と昼間との双方という駐車時間帯とを含む複数の駐車時間帯のうちのいずれかを選択するためにユーザによって操作される操作部を含み、
前記プリンタは、ユーザによって選択された駐車時間帯の種類に応じた額の駐車料金をユーザが当該発券機に支払うと、ユーザが自身の車両を前記駐車場に入庫した入庫日時と、ユーザによって選択された駐車時間帯の種類と、ユーザによって当該発券機に支払われた駐車料金の額とを駐車券に印刷し、
前記コントローラは、前記操作部、前記プリンタ、前記警報スイッチ、前記警報ランプおよび前記消灯スイッチに接続され、前記プリンタの作動および前記警報ランプの点灯・消灯を制御する(1)ないし(4)項のいずれかに記載の駐車場用発券機。
(6) 車両のための複数の駐車位置を有する前払い式の無人駐車場に、前記複数の駐車位置について共通に使用されるように設置される発券機であって、
ユーザが前記駐車場を利用したい時間帯として、夜間のみという駐車時間帯と、夜間と昼間との双方という駐車時間帯とを含む複数の駐車時間帯のうちのいずれかを選択するためにユーザによって操作される操作部と、
ユーザによって選択された駐車時間帯の種類に応じた額の駐車料金をユーザが当該発券機に支払うと、ユーザが自身の車両を前記駐車場に入庫した入庫日時と、ユーザによって選択された駐車時間帯の種類と、ユーザによって当該発券機に支払われた駐車料金の額とを駐車券に印刷し、その印刷された駐車券をユーザに対して発行するプリンタと
を含み、
前記駐車券は、当該発券機による発行後、ユーザにより、駐車車両の室内に、前記駐車券の印刷内容を車外から前記駐車車両の窓ガラスを通して視認することが可能であるように配置される駐車場用発券機。
(7) 車両のための複数の駐車位置を有する前払い式の無人駐車場に、前記複数の駐車位置について共通に使用されるように設置される発券機であって、
ユーザによる駐車開始に先立ち、ユーザが駐車料金を当該発券機に支払うと、ユーザに対して許可された駐車時間帯の終了時刻を特定するための情報を駐車券に印刷し、その印刷された駐車券をユーザに対して発行するプリンタを含み、
前記駐車券は、当該発券機による発行後、ユーザにより、駐車車両の室内に、前記駐車券の印刷内容を車外から前記駐車車両の窓ガラスを通して視認することが可能であるように配置される駐車場用発券機。
(8) 前記プリンタは、前記駐車券に、さらに、ユーザが自身の車両を前記駐車場に入庫した入庫日時も印刷し、
前記駐車券が1枚のみ、駐車車両の室内に配置されている場合、現在時刻が、前記駐車券に印刷されている入庫日時から24時間が経過する前の時刻であれば、前記駐車車両の駐車が不正駐車ではないと判断される(7)項に記載の駐車場用発券機。
この発券機は、ユーザが、入庫日が印刷された駐車券を1枚のみ当該発券機に発行させ、その発行された1枚の駐車券を駐車車両の室内に配置すれば、一日駐車が可能となる。
(9) 前記プリンタは、前記駐車券に、さらに、ユーザが自身の車両を前記駐車場に入庫した入庫日時も印刷し、
前記駐車券が複数枚、駐車車両の室内に配置されている場合、前記複数枚の駐車券に同じ入庫日が印刷されており、かつ、現在時刻が、いずれかの駐車券に印刷されている入庫日時から、前記複数枚の駐車券の枚数と同数の日が経過する前の時刻であれば、前記駐車車両の駐車が不正駐車ではないと判断される(7)または(8)項に記載の駐車場用発券機。
この発券機は、駐車時間帯の種類が同じである限り、1種類の駐車券(例えば、駐車時間帯の種類を特定するための情報が共通に印刷された複数枚の駐車券)しか発行しないように設計される場合に、それにもかかわらず、ユーザが、同じ入庫日が印刷された複数枚の駐車券を当該発券機に発行させ、それら発行された駐車券を駐車車両の室内に一緒に配置すれば、連日駐車が可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に従う発券機が設置された無人駐車場の一例を示す平面図である。 図2は、図1に示す発券機を示す正面図である。 図3は、図2に示す発券機を、扉が開いている状態で示す斜視図である。 図4は、図2に示す発券機の部品構成を示すブロック図である。 図5は、図4に示すコンピュータによって実行される発券・精算プログラムを概念的に表すフローチャートである。 図6(a)は、図2に示す発券機によって発行される一日駐車用の駐車券の一例を示す正面図であり、図6(b)は、その駐車券を、発行直後の状態と、一部が剥がされて折り曲げられた状態とで示す縦断面図である。 図7(a)は、図6に示す駐車券を、駐車車両のフロントガラスの裏面に貼り付けられた状態で示す側面断面図であり、図7(b)は、その駐車券を、それの表示シートの一部がセパレータから剥がされて折り曲げられた状態で示す斜視図である。 図8は、図6に示す駐車券が1枚のみ、駐車車両のフロントガラスの裏面に貼り付けられている様子を示す斜視図である。 図9は、図6に示す駐車券が複数枚、駐車車両のフロントガラスの裏面に貼り付けられている様子を示す斜視図である。 図10は、図2に示す発券機によって発行される夜間駐車用の駐車券の一例を示す正面図である。 図11は、図4に示すコンピュータによって実行される警報ランプ制御プログラムを概念的に表すフローチャートである。 図12は、図4に示すコンピュータによって実行される操作履歴データ出力プログラムを概念的に表すフローチャートである。 図13は、図4に示すコンピュータによって実行される自動点灯・消灯プログラムを概念的に表すフローチャートである。
以下、本発明のさらに具体的な実施の形態のうちの一つを図面に基づいて詳細に説明する。
図1には、本発明の一実施形態が実施される駐車場10が平面図で示されている。その駐車場10は、複数台の自動車の同時駐車を可能にする複数の駐車位置(駐車スペース)を有する。この駐車場10の唯一の入出庫口12(入庫口でもあるし出庫口でもある)の近傍位置に、1台の発券機(一般には、「精算機」ともいう。)20が、複数の駐車位置に共通に、集中発券機として設置されている。この駐車場10は、専従者がおらず、運転者であるユーザが駐車料金の支払いを発券機20に対して行う無人式である。この発券機20は、本発明の一実施形態に従って構成されている。
なお、「車両」なる用語の定義について付言するに、この「発明を実施するための形態」の欄においては、「車両」なる用語は、自動車のみを意味するが、本明細書の他の箇所においては、「車両」なる用語は、自動車のみならず、自転車、自動二輪車等、あらゆる種類の移動体を包含する用語として解釈すべきである。
駐車場10の敷地には、2種類の駐車区画が存在する。それは、各車両のユーザに対し、1日単位で駐車スペースを貸し出すための区画(一時預り区画または日貸し用区画)と、各車両のユーザに対し、事前の契約を前提に、1月単位で駐車スペースを貸し出すための区画(月極用区画)とである。発券機20は、一時預り区画について使用される。以下、単に「駐車場10」というときには、この駐車場10のうち、一時預り区画、すなわち、発券機20が使用されるエリアのみを意味する。
駐車場10を利用するために、ユーザである運転者は、自己の車両を運転して、隣接道路から入出庫口12に進入し、引き続いて運転して発券機20を素通りし、さらに、自己の車両を、自身で選択したいずれかの駐車スペース(駐車位置)まで運転してそこに駐車する。その後、ユーザは、自己の車両から降りて、入出庫口12にある発券機20まで歩いていき、そこで駐車料金を発券機20に対して支払う。
ユーザは、駐車料金の支払いと引き換えに、領収書付きの駐車券を発券機20から受け取る。その後、ユーザは、その駐車券を持って、自己の車両に戻り、その駐車券を、自己の車両のフロントガラス(前記(1)項における「窓ガラス」の一例であるが、その「窓ガラス」は、フロントガラスに限定されない)の裏面に貼り付ける。その駐車券は、駐車車両の室内に置かれるため、雨風に曝されることはないし、紛失することもない。
駐車場10は、複数の駐車位置を有する前払い式の無人駐車場であって、車両の出庫を阻止する(駐車場10からの退出を阻止する)ための装置(例えば、ゲート開閉装置や、車止め装置(例えば、フラップや出没具))を有せず、かつ、ユーザが前記複数の駐車位置のうちのいずれかを自由に選んで自己の車両を駐車することが可能である(選択された駐車位置は、発券機20によって監視されない)。このように構成された駐車場10について発券機20が使用される。
図2には、発券機20のみが拡大されて正面図で示されている。概略的に説明するに、この発券機20は、料金精算機能は有するが釣銭機能も通信機能も有しない。この発券機20は、ユーザが駐車料金を、紙幣ではなく硬貨のみで支払うことを要求する。また、この発券機20は、ユーザに対し、ユーザ識別番号の入力も、ユーザの車両についての車両識別情報(例えば、車両番号)の入力も、複数の駐車位置のうちユーザが選択するものの特定も、要求しない。
発券機20は、ユーザが駐車場10に駐車したい時間帯として、夜間のみという駐車時間帯(例えば、午後6時00分から翌日の午前8時00分までの時間帯)と、一日(夜間と昼間との双方)という駐車時間帯(例えば、入庫日時から24時間が経過するまでの時間帯や、入庫日時から翌日の午前8時00分までの時間帯)という駐車時間帯とのうちのいずれかを選択することを可能とするように構成されている。すなわち、発券機20は、ユーザが、夜間駐車と一日駐車とのうちのいずれかを選択し、その選択結果に応じた額の駐車料金を前払いすることが可能であるように構成されているのである。
この発券機20は、縦長で箱状を成すケーシング22に扉24がそれの一側辺において開閉可能に取り付けられて構成されている。図3には、この発券機20の内部構成が、扉24が開いている状態で、斜視図で示されている。図4には、この発券機20の部品構成がブロック図で示されている。
図3に示すように、この発券機20は、硬貨処理ユニット30と、金庫32と、制御基板34と、表示器36と、駐車券を印刷して発行するプリンタ40とを有するように構成されている。それら部品のうち、硬貨処理ユニット30のみが、扉24の背面に取り付けられ、残りの部品は、ケーシング22の内部に取り付けられている。
図3に示すように、プリンタ40には、印刷前の連続シートが巻き付けられて収容されるローラ42が装着されている。プリンタ40は、そのローラ42から1枚分の長さずつ送り込まれる連続シートに対して印刷を行い、その後、連続シートを随時、カッタ(図示しない)によってカットしてその連続シートから1枚分の駐車券を切り離す。
前記カッタは、切刃(図示しない)を有し、その切刃を連続シートの幅方向に移動させて連続シートを幅方向に切断する。また、前記カッタは、連続シートを幅方向に完全に切断する方式を採用したり、幅方向における一部のみ残して連続シートを幅方向に切断する方式を採用することが可能である。
図2および図4に示すように、硬貨処理ユニット30は、硬貨投入口50と、返却レバー52と、硬貨セレクタ(投入された硬貨の種類の判別と、投入された硬貨が偽造硬貨でないか否かの判別とを行う)54と、硬貨返却口56とを有する。投入された硬貨のうち、硬貨返却口56からユーザに返却されなかったものは、金庫32に収容される。図5に示すように、硬貨セレクタ54に制御基板34がデータ通信可能に接続されており、その制御基板34は、硬貨セレクタ54から、投入された硬貨の種類(硬貨の単位と、偽造硬貨であるか否かの情報とを含む)と枚数を表す信号を受信する。
図2に示すように、扉24の前面には、表示器36(例えば、液晶ディスプレイ)の画面からの表示光が透過する透過窓60と、硬貨投入口50、返却レバー52および硬貨返却口56と、プリンタ40によって印刷されて排出される駐車券を排出するための排出口64とが配置されている。透過窓60は、外部から表示器36への直接アクセスを阻止することによって表示器36を機械的に保護する機能も有する。
発券機20は、さらに、駐車モードとして一日駐車モードではなく夜間駐車モードを選択するためにユーザによって押して操作される夜間駐車ボタン70と、夜間駐車モードが選択されていることを表示するために点灯させられる夜間駐車ランプ71とを有するように構成されている。発券機20は、さらに、駐車時間の超過という不正行為を行っている車両が駐車場10に存在することを表示するために点灯させられる警報ランプ72と、その警報ランプ72を点灯させるために押して操作される警報ボタン74と、警報ランプ72を消灯させるために管理者に限って押して操作される消灯ボタン76とを有するように構成されている。
夜間駐車ボタン70、警報ボタン74および消灯ボタン76は、いずれも、物理的なスイッチとして構成されているが、これに限定されず、例えば、表示器36の画面上に表示される仮想的なスイッチ(例えば、キー、アイコン)として構成してもよい。
夜間駐車ボタン70および警報ボタン74は、扉24の前面に配置されている。警報ランプ72は、警報という機能を果たすために、発券機20のうち、外部から見え易い位置、例えば、ケーシング22の外面のうちの最上位置に配置されている。消灯ボタン76は、ケーシング22の内部に配置されている。夜間駐車ボタン70および警報ボタン74に対しては、扉24が閉じている状態でも、外部からのアクセスが可能であるのに対し、消灯ボタン76に対しては、扉24が開いている状態においてのみ、外部からのアクセスが可能である。
したがって、夜間駐車ボタン70および警報ボタン74については、ユーザによって常時、操作可能であるのに対し、消灯ボタン76については、扉24を開錠できる権限を有する管理者のみが、扉24を開いた状態においてのみ、操作可能である。夜間駐車ボタン70および警報ボタン74を操作できる者は制限されていないのに対し、消灯ボタン76を操作できる者は、予め権限を付与された者に制限されているのである。
以上要するに、本実施形態においては、警報ボタン74が前記(1)項における「警報スイッチ」の一例を構成し、消灯ボタン76が同項における「消灯スイッチ」の一例を構成し、夜間駐車ボタン70が前記(5)項における「操作部」の一例を構成しているのである。
制御基板34は、コンピュータ100を主体として構成されている。この制御基板34は、時計102を内蔵しており、常に現在日時(入庫日時)を取得可能となっている。この制御基板34は、さらに、メモリ104を内蔵しており、警報ボタン74の操作履歴(例えば、警報ボタン74が操作された日時)を表す操作履歴データを保存可能となっている。
なお付言するに、制御基板34は、コンピュータ100と同じ機能をシーケンサ(シーケンス制御)によって実現する形式とすることが可能である。
この制御基板34は、データ出力端子110を備えている。このデータ出力端子110には、外部端子120が接続可能となっている。その外部端子120には、例えば、外部装置122の一例であるUSB(Universal Serial Bus)メモリの端子や、外部装置122の別の例であるPC(Personal Computer)にデータを送信するためのケーブルの端子が接続される。その接続状態において、メモリ104から前記操作履歴データが外部装置122に送信される。
コンピュータ100は、発券機20の電源投入中、図5にフローチャートで概念的に表されている発券・精算プログラムを繰り返し実行する。
この発券・精算プログラムの各回の実行時には、まず、ステップS1において、デフォールトの駐車モード、すなわち、一日駐車を行うためにユーザが支払うことが必要な駐車料金の額が表示器36の画面上に表示される。次に、ステップS2において、夜間駐車ボタン70の出力信号に基づき、有効な駐車モードを一日駐車モードから夜間駐車モードに切り換えるためにユーザが夜間駐車ボタン70を押したか否かが判定される。
夜間駐車ボタン70が押されていない場合には、ステップS2の判定がNOとなり、ステップS3において、硬貨セレクタ54からの信号に基づき、ユーザによる硬貨の投入があったか否かが判定される。硬貨が未投入であると、ステップS2に戻るが、硬貨の投入があると、ステップS4において、硬貨セレクタ54からの信号に基づき、投入された硬貨が適正であるか否か、すなわち、投入された硬貨が偽造硬貨でなく、かつ、合計金額が、表示された駐車料金の額以上であるか否かが判定される。
夜間駐車ボタン70が押されることなく、発券機20に硬貨が投入され、かつ、その投入された硬貨が、偽造硬貨ではなく、かつ、料金不足でもない場合には、ステップS2の判定はNO、ステップS3の判定はYES、ステップS4の判定もYESとなり、その後、ステップS5において、時計102を用いて、現在日時が入庫日時として取得される。続いて、ステップS6において、プリンタ40により、図6に示す一日駐車用の駐車券80が、ユーザに対して許可された駐車時間帯の終了時刻を特定するための情報(後に詳述する)を表示するように、印刷される。
その後、ステップS7において、印刷された一日駐車用の駐車券80が排出口64を通過して排出され、その駐車券80は、ユーザに受領される。続いて、ステップS8において、夜間駐車ランプ71に対して消灯指令が出され、それにより、夜間駐車ランプ71が点灯している場合には、夜間駐車ランプ71が消灯させられる。以上で、この発券・精算プログラムの今回の実行が終了する。
これに対し、投入された硬貨が、偽造硬貨であるか、または料金不足である場合には、ステップS4の判定がNOとなり、ステップS9において、硬貨セレクタ54に対し、投入された硬貨を返却する指令が出される。以上で、この発券・精算プログラムの今回の実行が終了する。
図6(a)には、一日駐車用の駐車券80が正面図で示される一方、図6(b)には、その駐車券80が縦断面図で示されている。この駐車券80は、表層としての表示シート(印刷用紙)82と、中間層としての粘着層83(糊の層)と、裏層としてのセパレータ(分離シート、剥離紙)84とがそれらの順に積層されて構成されている。粘着層83は、表示シート82の裏面に、容易には剥離しないように、塗布されており、表示シート82をセパレータ84の表面から剥がした状態では、粘着層83の糊は、セパレータ84の表面には付着しない。
図6(a)に示すように、1枚分の駐車券80においては、表示シート82の外周が、セパレータ84の外周より内側に位置するようになっている。ローラ42に巻き付けられる原反は、連続したセパレータ84に、隙間を隔てて一列に並んだ複数枚の表示シート82(空白の状態)が接着されて構成されている。
プリンタ40における連続シート(連続したセパレータ84)は、前記カッタにより切断され、その切断は、表示シート82間の隙間の位置において行われ、表示シート82に対する切断は行われない。一方、セパレータ84のうち、表示シート82間の隙間において露出する部分の表面には糊が付着していない。
したがって、本実施形態によれば、連続シートの切断時に、前記切刃に粘着層83の糊が付着せずに済み、管理者による前記カッタのメンテナンスの頻度が減少し、ひいては、管理者にかかる人件費が低減される。
図6(a)に示すように、この一日駐車用の駐車券80は、領収書としての役割も兼ねている。そのため、この駐車券80の表示シート82の表面上には、プリンタ40により、「駐車券/領収書」という文字列と、入庫日時を表す文字・数字列と、駐車料金の額を表す文字・数字列と、この駐車券80が有効である時間帯の終了時刻を特定するための文字・数字列(一日駐車用の駐車券80については、例えば、「入庫後24時間」という表記)と、この駐車券80が有効である駐車場10を特定するための文字列とが印刷される。
図6に示す駐車券80は、一日駐車用であるため、図10に示す夜間駐車用の駐車券80とは異なり、「夜間」という表記が印刷されない。このように、本実施形態においては、駐車券80に、「夜間」という表記が印刷されているか否かにより、夜間駐車用の駐車券であるか一日駐車用の駐車券であるかが区別される。
図6(a)に示すように、表示シート82には、さらに、「駐車券/領収書」という文字列のすぐ上方に、両端を有する(閉じていない)切断線90が存在する。その切断線90は、ユーザが、表示シート82のうちの一部を、残りの部分はセパレータ84に接着されたままで、セパレータ84から剥がすことを可能にするために存在する。図6(b)に示すように、ユーザが、表示シート82の一部(切断線90によって包囲される領域)をセパレータ84から剥がして、切断線90の両端をつなぐ直線に沿って折り曲げると、その結果形成される折曲げ部92の表面(粘着層83のうち、その折曲げ部92の裏面に塗布されている部分)が、糊面として露出する。図7(a)には、その折曲げ部92が斜視図で示されている。
本実施形態においては、ユーザによる駐車が不正駐車ではないことを証明するために、ユーザは、硬貨投入と引き換えに受領した駐車券80を、図7(b)に示すように、駐車車両のフロントガラス100の裏面に貼付することを要求される。そのため、ユーザは、図7(a)に示すように、駐車券80のうちの指定箇所(切断線90によって包囲された領域であって、最終的に折曲げ部92となる部分)を局部的に剥がして折り曲げたうえで、その折曲げ部92の表面を、図7(b)に示すように、駐車車両のフロントガラス100の裏面に貼付する。これにより、図8に示すように、駐車券80の内容(特に、「夜間」という表記の有無と、入庫日時と、ユーザに対して許可された駐車時間帯の終了時刻を特定するための情報と、この駐車券80が有効である駐車場10の表示)を、外部からいつでも目視することが可能となる。
ユーザは、自己の車両を、同じ駐車場10に複数日連続して駐車することが必要となる場合がある。この場合には、ユーザは、連続した駐車期間の初日に、一日駐車用の駐車券80を、ほぼ同じ日時に、駐車日数と同じ枚数分、購入するとともに、図9に示すように、それら購入した複数枚の駐車券80(図9に示す例においては、5日分の駐車券80)を全部、自己の車両のフロントガラス100の裏面に貼付することを要求される。
初日の日付をX、一日駐車用の駐車券80の枚数をYとすると、X日からY日間(駐車許可期間)が経過するまでの期間、すなわち、X日から、(X+(Y−1))日までの期間は、ユーザが駐車することが許可される。
本実施形態においては、駐車場10に駐車されている各車両が不正駐車をしているか否かを判断するために、管理者が、駐車場10に、定期的にかもしくは不定期に、または、毎日、一日おきにもしくは数日おきに、駐車場10に出向く。
管理者は、一日駐車用の駐車券80が1枚のみ、駐車車両の室内に配置されている場合、現在時刻が、1枚の駐車券80に印刷されている入庫日時から24時間が経過する前の時刻であれば、前記駐車車両の駐車が不正駐車ではないと判断する。
これに対し、一日駐車用の記駐車券80が複数枚、駐車車両の室内に配置されている場合、管理者は、複数枚の駐車券80に同じ入庫日が印刷されており、かつ、現在時刻が、いずれかの駐車券80に印刷されている入庫日時から、複数枚の駐車券80の枚数と同数の日が経過する前の時刻であれば、前記駐車車両の駐車が不正駐車ではないと判断する。
この発券機20は、駐車時間帯の種類(駐車モード)が同じである限り、1種類の駐車券80(例えば、駐車時間帯の種類を特定するための情報が共通に印刷された複数枚の駐車券80)しか発行しないように設計されている。それにもかかわらず、この発券機20によれば、ユーザが、同じ入庫日が印刷された複数枚の駐車券80を発券機20に発行させ、それら発行された駐車券80を駐車車両の室内に一緒に配置すれば、連日駐車が可能となる。
以上、図5に示す発券・精算プログラムの実行内容を、夜間駐車ボタン70が押されることなく、発券機20に硬貨が投入され、かつ、その投入された硬貨が、偽造硬貨ではなく、かつ、料金不足でもない場合について説明したが、駐車モードを一日駐車モードから夜間駐車モードに切り換えるためにユーザが、硬貨投入前に、夜間駐車ボタン70を押した場合には、ステップS2の判定がYESとなり、ステップS10に移行する。
このステップS10においては、時計102が示す現在時刻を参照することにより、現在、夜間であるか否か、具体的には、午後6時00分から翌日の午前8時00分までの時間帯であるか否かが判定される。現在、夜間である場合には、ステップS10の判定がYESとなり、ステップS11において、夜間駐車モードが選択されていることを表示するために夜間駐車ランプ71が点灯させられる。続いて、ステップS12において、表示器36の画面上の表示内容が、一日駐車用の駐車料金の金額から夜間駐車用の駐車料金の金額に切り換えられる。その後、ステップS3に移行し、現在表示されている夜間駐車用の駐車料金と同額の硬貨の投入が待たれる。
これに対し、夜間駐車ボタン70が押されたが、現在、夜間ではない場合、すなわち、操作を許可されていない時間帯に夜間駐車ボタン70が押された場合には、ステップS10の判定がNOとなり、ステップS11およびS12がスキップされ、ステップS3に移行する。この場合には、夜間駐車ボタン70の今回の操作は誤操作であるため、それが無効化され、その結果、表示されている駐車料金の金額が、一日駐車用の駐車料金の金額に維持されるとともに、夜間駐車ランプ71が消灯したままとされる。よって、ステップS3においては、現在表示されている一日駐車用の駐車料金と同額の硬貨の投入が待たれることになる。
夜間駐車モードが選択された状態でステップS6が実行されると、図10に示すように、プリンタ40が、夜間駐車用の駐車券80を印刷して発行する。この駐車券80は、図6に示す一日駐車用の駐車券80に対し、印刷内容が部分的に異なるのみで、他の要素については共通する。
具体的には、図10に示すように、夜間駐車用の駐車券80においては、この駐車券80が夜間駐車用であることを表示するために、「夜間」という文字が印刷されている。さらに、この駐車券80においては、ユーザに対して許可された駐車時間帯の終了時刻が翌日の午後8時00分であることも印刷されている。
管理者は、駐車場10に出向いたとき、夜間駐車用の駐車券80が駐車車両の室内に配置されていることに気づくと、現在時刻が、その駐車券80に印刷されている入庫日の翌日の午前8時00分より前であれば、前記駐車車両の駐車が不正駐車ではないと判断する。
コンピュータ100は、発券機20の電源投入中、図5にフローチャートで概念的に表されている発券・精算プログラムの反復的実行に加えて、図11にフローチャートで概念的に表されている警報ランプ制御プログラムと、図12にフローチャートで概念的に表されている操作履歴データ出力プログラムと、図13にフローチャートで概念的に表されている自動点灯・消灯プログラムとをそれぞれ、繰り返し実行する。
図11に示す警報ランプ制御プログラムの各回の実行時には、まず、ステップS101において、警報ボタン74の出力信号に基づき、警報ボタン74が押されたか否かが判定される。警報ボタン74が押されていない場合には、ステップS101の判定がNOとなり、直ちに、この警報ランプ制御プログラムの一回の実行が終了する。
これに対し、警報ボタン74が押された場合には、ステップS101の判定がYESとなり、ステップS102において、警報ランプ72が点灯させられる。
警報ランプ72は、発券機20の電源(図示しないが、例えば、商用電源)から供給される電力によって発光する。警報ランプ72の一例は、LED(Light-Emitting Diode)であるが、他の形式の光源(例えば、発熱電球)として構成したり、回転灯として構成してもよい。また、警報ランプ72は、例えば、連続光を発したり、点滅したり、赤色光または黄色光を発するものとすることが可能である。
その後、ステップS103において、時計102が示す現在時刻を参照することにより、警報ランプ72が操作された日時が取得され、その日時を表すデータが、警報ランプ72の操作履歴を表す操作履歴データに加えられることにより、操作履歴データが更新される。操作履歴データは、メモリ104に保存されている。
続いて、ステップS104において、発券機20の扉24が開いている状態において管理者により消灯ボタン76が押されたか否かが判定される。消灯ボタン76が押された場合には、ステップS104の判定がYESとなり、ステップS106において、警報ランプ72が消灯させられる。以上で、この警報ランプ制御プログラムの一回の実行が終了する。
これに対し、消灯ボタン76が押されなかった場合には、ステップS104の判定がNOとなり、ステップS105において、時計102が示す現在時刻を参照することにより、現在、第1目標消灯時刻である午前8時00分であるか否かが判定される。その第1目標消灯時刻が到来していない場合には、ステップS105の判定がNOとなり、ステップS104に戻るが、第1目標消灯時刻が到来した場合には、ステップS105の判定がYESとなり、ステップS106において、警報ランプ72が消灯させられる。以上で、この警報ランプ制御プログラムの一回の実行が終了する。
なお付言するに、本実施形態においては、前記第1目標消灯時刻が固定値として設定されているため、第1目標消灯時刻の今回値(本日の目標消灯時刻)が前回値(前日の目標消灯時刻)と一致するように設定される。
これに対し、一変形例においては、第1目標消灯時刻が可変値として設定され、それにより、第1目標消灯時刻の今回値が前回値とは異なるように設定される。
具体的には、例えば、警報ボタン74が押されてステップS101の判定がYESとなるタイミングごとに、コンピュータ100によって乱数が発生させられ、その発生させられた乱数を参照することにより、第1目標消灯時刻の今回値がランダム値として設定される。ただし、ランダム値といえども、その値は、現在時刻から所定時間内のいずれかの時刻を表すように制御される。例えば、ランダム値は、現在時刻から翌日の午前8時00分までの時間帯内のいずれかの時刻を表すように制御される。
ところで、ユーザが通勤・通学のために駐車場10を利用する場合には、ユーザが駐車場10を利用する時間帯が毎日ほぼ規則的である傾向が強い。このような状況においては、警報ランプ72が毎日、同じタイミングで自動的に消灯させられる場合には、あるユーザは、警報ランプ72が常に点灯していると認識する可能性が高く、一方、別のユーザは、警報ランプ72が常に消灯していると認識する可能性が高く、いずれにしても、警報ランプ72の状態が変化していないと認識する可能性が高い。これは、警報ランプ72が正常に機能していないとユーザに認識させる可能性が高いことを意味する。
これに対し、上述の変形例によれば、前記第1目標消灯時刻がランダム値として設定されるため、固定値として設定される場合とは異なり、警報ランプ72が、前日とは異なるタイミングで自動的に消灯させられることになる。よって、この変形例によれば、警報ランプ72に対するユーザの信頼を損なうことが防止される。この変形例は、前記(2)項における「第1設定部」の一例を有している。
別の変形例においては、前記第1目標消灯時刻が、所定数日分(例えば、1週間分、1月分)まとめて、消灯時刻パターンとして予めメモリ104に記憶されている。その消灯時刻パターンは、所定数日という対象期間において各日の出現順序を特定する番号と、各日における消灯時刻との間の対応関係(関数)を定義する。その消灯時刻パターンによれば、対象期間中、ある日の消灯時刻が、前日の消灯時刻とは異なるように設定される。その消灯時刻パターンは、対象期間が経過するごとに反復して使用され、それにより、消灯時刻が設定される。この変形例は、前記(2)項における「第1設定部」の別の例を有している。
図12に示す操作履歴データ出力プログラムの各回の実行時には、まず、ステップS201において、発券機20の扉24が開いている状態において、管理者により、データ出力端子110に外部端子120が接続されたか否かが判定される。外部端子120が接続されていない場合には、ステップS201の判定がNOとなり、直ちに、この操作履歴データ出力プログラムの一回の実行が終了し、これに対し、外部端子120が接続された場合には、ステップS201の判定がYESとなり、ステップS202に移行する。
このステップS202においては、発券機20の扉24が開いている状態において、管理者により、ケーシング22の内部に設置されているデータ出力ボタン130(図3および図4参照)が押されたか否かが判定される。本実施形態においては、データ出力ボタン130が物理的なスイッチとして構成されているが、例えば、表示器36の画面上に表示される仮想的なスイッチとして構成してもよい。
データ出力ボタン130が押されていない場合には、ステップS202の判定がNOとなり、ステップS201に戻るが、データ出力ボタン130が押された場合には、ステップS202の判定がYESとなり、ステップS203において、メモリ104から、操作履歴データが読み出される。読み出された操作履歴データは、データ出力端子110を経て外部端子120に出力され、やがて、外部装置122に受信される。
その後、ステップS204において、メモリ104において操作履歴データを消去する消去指令が管理者から発せられたか否かが判定される。その消去指令が発せられた場合には、ステップS204の判定がYESとなり、ステップS205において、メモリ104において操作履歴データが消去される。消去指令が発せられていない場合には、ステップS204の判定がNOとなり、ステップS205がスキップされる。いずれの場合にも、以上で、この操作履歴データ出力プログラムの一回の実行が終了する。
図13に示す自動点灯・消灯プログラムの各回の実行時には、まず、ステップS301において、警報ボタン74の操作に応答して警報ランプ72が点灯中であるか否かが判定される。警報ランプ72が点灯中である場合には、ステップS301の判定がYESとなり、直ちに、この自動点灯・消灯プログラムの一回の実行が終了し、これに対し、現在、警報ランプ72が点灯中ではない場合には、ステップS301の判定がNOとなり、ステップS302に移行する。
このステップS302においては、このステップの実行開始時からの経過時間を表すカウンタCNT(アップカウンタ)の値が0に初期化される。続いて、ステップS303において、警報ランプ72を自動的に点灯させるタイミングを決めるためのしきい値THonが、コンピュータ100による、よく知られた乱数発生プログラム(図示しない)の実行によって発生させられた乱数によって表されるランダム値に設定される。そのランダム値は、24時間、12時間、6時間または3時間というように設定された最大時間より短い時間の長さを表すように、発生させられる。
その後、ステップS304からS306までのループが実行されるが、ステップS304の判定がYESとなるとき、すなわち、警報ボタン72が例えばユーザによって操作されたときに、前記ループの実行が中止され、その後、直ちに、この自動点灯・消灯プログラムの一回の実行が終了する。
ステップS305においては、カウンタ値が1だけインクリメントされ、その後、ステップS306において、カウンタ値がしきい値THonに到達したか否かが判定される。カウンタ値がしきい値THonに到達するというイベントは、前記(3)項における「目標点灯時刻」が到来するというイベントに相当する。しきい値THonの今回値は、ランダム値であるため、通常、前回値とは異なる値となり、その結果、目標点灯時刻の今回値も、前回値とは異なる値となる。
カウンタ値がしきい値THonに到達しない場合には、ステップS304に戻り、前記ループの実行が継続されるが、カウンタ値がしきい値THonに到達すると、前記ループの実行が終了して、ステップS307に移行する。
このステップS307においては、警報ランプ72が、警報ボタン74の操作を待つことなく、点灯させられる。続いて、ステップS308において、前記カウンタ値が0に初期化され、その後、ステップS309において、自動的に点灯させられた警報ランプ72を自動的に消灯させるタイミングを決めるためのしきい値THoffが、前記乱数発生プログラムの今回の実行によって発生させられた乱数によって表されるランダム値に設定される。そのランダム値は、24時間、12時間、6時間または3時間というように設定された最大時間より短い時間の長さを表すように、発生させられる。
その後、ステップS310からS313までのループが実行されるが、ステップS311の判定がYESとなるとき、すなわち、警報ボタン72がユーザによって操作されたときか、または、ステップS311の判定がYESとなるとき、すなわち、消灯ボタン76が管理者によって操作されたときに、前記ループの実行が中止され、その後、直ちに、この自動点灯・消灯プログラムの一回の実行が終了する。
ステップS312においては、カウンタ値が1だけインクリメントされ、その後、ステップS313において、カウンタ値がしきい値THoffに到達したか否かが判定される。カウンタ値がしきい値THoffに到達するというイベントは、前記(3)項における「第2目標消灯時刻」が到来するというイベントに相当する。しきい値THoffの今回値は、ランダム値であるため、通常、前回値とは異なる値となり、その結果、第2目標消灯時刻の今回値も、前回値とは異なる値となる。
カウンタ値がしきい値THoffに到達しない場合には、ステップS310に戻り、前記ループの実行が継続されるが、カウンタ値がしきい値THoffに到達すると、前記ループの実行が終了して、ステップS313に移行する。
このステップS313においては、警報ランプ72が、消灯ボタン76の操作を待つことなく、消灯させられる。以上で、この自動点灯・消灯プログラムの一回の実行が終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態においては、説明の便宜上、制御基板34が、前記(1)項における「コントローラ」の一例を構成し、また、コンピュータ100のうち、図11のステップS103を実行する部分が、メモリ104と共同して、同項における「データ保存部」の一例を構成し、また、コンピュータ100のうち、図12のステップS203を実行する部分が、データ出力端子110と共同して、同項における「データ出力部」の一例を構成し、また、コンピュータ100のうち、図11のステップS105およびS106を実行する部分が、同項における「自動消灯部」の一例を構成していると考えることが可能である。
さらに、本実施形態においては、説明の便宜上、コンピュータ100のうち、図13に示す自動点灯・消灯プログラムを実行する部分が、前記(3)項における「自動点灯・消灯部」の一例を構成し、また、コンピュータ100のうち、図13のステップS303およびS306を実行する部分と、ステップS309およびS313を実行する部分とがそれぞれ、前記(4)項における「第2設定部」の一例を構成していると考えることが可能である。
以上、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、前記[発明の概要]の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。

Claims (1)

  1. 車両のための複数の駐車位置を有する前払い式の無人駐車場に、前記複数の駐車位置について共通に使用されるように設置される発券機であって、
    ユーザが前記駐車場を利用したい時間帯として、夜間のみという駐車時間帯と、夜間と昼間との双方という駐車時間帯とを含む複数の駐車時間帯のうちのいずれかを選択するためにユーザによって操作される操作部と、
    ユーザによって選択された駐車時間帯の種類に応じた額の駐車料金をユーザが当該発券機に支払うと、ユーザが自身の車両を前記駐車場に入庫した入庫日時と、ユーザによって選択された駐車時間帯の種類と、ユーザによって当該発券機に支払われた駐車料金の額とを駐車券に印刷し、その印刷された駐車券をユーザに対して発行するプリンタと
    を含み、
    前記駐車券は、当該発券機による発行後、ユーザにより、駐車車両の室内に、前記駐車券の印刷内容を車外から前記駐車車両の窓ガラスを通して視認することが可能であるように配置される駐車場用発券機。
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