JP2012122432A - コーティング部材の孔位置特定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスタービン翼に遮熱コーティングがされた後であっても、通気孔(フィルム冷却孔)の位置を容易・確実に特定する。
【解決手段】ガスタービン翼50に遮熱コーティング層54が形成される前に、固定治具11に固定されたガスタービン翼50を、カメラ13により撮影し、撮影した画像信号を制御装置14に伝送して記憶する。制御装置14では、画像信号を画像処理して、ガスタービン翼50の目印位置を特定し、目印位置を基点とした各通気孔53の相対座標位置を算出する。ガスタービン翼50に遮熱コーティング層54が形成された後に、制御装置14により、マニプレータ12の作動を制御することにより、マニプレータ12に装着したマーカ装置15を、目印位置に正対させた後にこの目印位置を基点として通気孔の相対座標位置にまで移動させ、更に、マーカ装置12を作動させて遮熱コーティング層54上の相対座標位置にマーキングをする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コーティング部材の孔位置特定装置に関し、特に遮熱コーティングがされたガスタービン翼の通気孔の位置を特定するときに用いて好適なものである。
ガスタービンでは、その効率を向上させるために、使用するガスの温度を高く設定している。このような高温のガスに晒されるガスタービン翼(動翼、静翼など)には、遮熱コーティング(Thermal Barrier Coating:TBC)が施工されている。TBCとは、被溶射物であるガスタービン翼の表面に、溶射により熱伝導率の小さい溶射材(例えば熱伝導率の小さいセラミックス系材料)を被覆したものである。
ここで、ガスタービン翼への遮熱コーティング施工方法の従来例について、図7を参照して説明する。
図7に示すように、ガスタービン翼100の翼根101を固定治具(図示省略)で支持しつつ、ガスタービン翼100の翼部102に対して、溶射ガン201により溶射材202を溶射する。これにより、翼部102の表面に遮熱コーティング層104が形成される。
ところで、ガスタービン翼100の翼部102には、全体(前縁側、後縁側、背側、腹側)に亘ってフィルム冷却孔(通気孔)103が多数設けられている。そのため、溶射材202の溶射により、口径(直径)が約1mmとなっているフィルム冷却孔103を塞いでしまうことがある。
そこで、従来では、作業者が、溶射材202で塞がれたフィルム冷却孔103を図面と対比しながら探し、このフィルム冷却孔103に対して棒などを突き刺す「孔あけ作業」を行っている。
しかしながら、フィルム冷却孔103が多数あり、作業が煩雑であるため、作業に多大な時間を要する上に、溶射材202で塞がれたフィルム冷却孔103を見落とすなどの作業ミスが発生する可能性があった。
また、溶射材202の溶射のムラなどにより、遮熱コーティング層104の表面に凹みが発生した場合には、この凹みの部分にフィルム冷却孔103があると誤認して、凹みに対して「孔あけ作業」をしてしまうことがある。このような誤作業による孔あけ作業をしてしまうと、遮熱コーティング層104やガスタービン翼100を傷付けてしまう。
また、特許文献1(特表2009−510302号公報)には、2台のカメラで撮影して得た、コーティング前の撮影画像とコーティング後の撮影画像とから、コーティング材料で塞がれたフィルム冷却孔の位置を三次元計測技術を用いて特定し、位置特定したフィルム冷却孔を塞いでいるコーティング材料を、工具により除去する方法が開示されている。
しかし、この方法では、三次元計測技術を用いているため、孔位置を特定するのにカメラの正確な位置合わせが必要であるという問題があった。
特表2009−510302号公報
上述した従来技術では、TBCの施工を行ったガスタービン翼に対して行う孔あけ作業をする際に、塞がれている通気孔(フィルム冷却孔)の位置を特定するのに多くの困難があり、また誤作業による孔あけによりコーティング層やガスタービン翼を傷付けてしまうという問題があった。
本発明は、上記従来技術に鑑み、通気孔の位置を容易・確実に特定することができ、しかも簡単な装置構成で実現可能な、コーティング部材の孔位置特定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の構成は、
遮熱コーティング層が形成されるガスタービン翼に設けられている通気孔の位置を特定するコーティング部材の孔位置特定装置であって、
前記ガスタービン翼を固定支持する固定治具と、
前記固定治具に備えられているマニプレータと、
前記マニプレータの先端部に装着されたマーカ装置と、
制御装置と、
前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に、前記固定治具に固定された前記ガスタービン翼を撮影し、撮影した画像信号を前記制御装置に伝送するカメラとを有し、
前記制御装置は、
前記カメラから伝送されてきた画像信号を画像処理して、前記ガスタービン翼の目印位置を特定し、さらに、目印位置を基点とした各通気孔の相対座標位置を算出し、
前記固定治具に固定されている前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成された後に、前記マニプレータの作動を制御することにより、前記マニプレータの先端部に装着した前記マーカ装置を、前記目印位置に正対させた後にこの目印位置を基点として通気孔の相対座標位置にまで移動させる動作を、各通気孔に対して行い、
前記マーカ装置が各通気孔の相対座標位置に位置した毎に、前記マーカ装置を作動させて前記遮熱コーティング層が形成されている前記ガスタービン翼にマーキングをすることを特徴とする。
また本発明の構成は、
遮熱コーティング層が形成されるガスタービン翼に設けられている通気孔の位置を特定するコーティング部材の孔位置特定装置であって、
前記ガスタービン翼を固定支持する固定治具と、
前記固定治具に備えられているマニプレータと、
前記マニプレータの先端部に装着されたマーカ装置と、
制御装置と、
前記ガスタービン翼の形状・寸法や前記通気孔の位置や大きさを示すCADデータを有しているCAD装置とを有し、
前記制御装置は、
前記CAD装置の前記CADデータを取り込んで演算処理することにより、前記ガスタービン翼の目印位置を特定し、さらに、目印位置を基点とした各通気孔の相対座標位置を算出し、
前記固定治具に固定されている前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成された後に、前記マニプレータの作動を制御することにより、前記マニプレータの先端部に装着した前記マーカ装置を、前記目印位置に正対させた後にこの目印位置を基点として通気孔の相対座標位置にまで移動させる動作を、各通気孔に対して行い、
前記マーカ装置が各通気孔の各相対座標位置に位置した毎に、前記マーカ装置を作動させて前記遮熱コーティング層が形成されている前記ガスタービン翼にマーキングをすることを特徴とする。
また本発明の構成は、
遮熱コーティング層が形成されるガスタービン翼に設けられている通気孔の位置を特定するコーティング部材の孔位置特定装置であって、
前記ガスタービン翼を固定支持する固定治具と、
前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に、前記固定治具に固定された前記ガスタービン翼を撮影し撮影した画像信号を出力すると共に、前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成された後に、前記固定治具に固定された前記ガスタービン翼を撮影し撮影した画像信号を出力するカメラと、
前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に撮影して前記カメラから伝送されてきた画像信号を記憶し、記憶した画像信号を出力する制御装置と、
前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成された後に撮影して前記カメラから出力されてきた画像信号に対応する画像と、前記制御装置から出力されてきた画像信号に対応する画像とを重畳して表示するモニタとを有することを特徴とする。
また本発明の構成は、
遮熱コーティング層が形成されるガスタービン翼に設けられている通気孔の位置を特定するコーティング部材の孔位置特定装置であって、
前記ガスタービン翼を固定支持する固定治具と、
前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に、前記固定治具に固定された前記ガスタービン翼を撮影し撮影した画像信号を出力するカメラと、
前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に撮影して前記カメラから伝送されてきた画像信号を記憶し、記憶した画像信号を出力する制御装置と、
前記制御装置から出力されてきた画像信号に対応する画像を、前記固定治具に固定されると共に前記遮熱コーティング層が形成された前記ガスタービン翼の表面に投影する投影手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、遮熱コーティングがされた後であっても、通気孔(フィルム冷却孔)の位置が、マーキングや画像により示されるので、通気孔の位置を容易・確実に特定することができる。この結果、間違えた位置に対して孔あけ作業をすることはなく、コーティング層などを傷付けることはない。
本発明の実施例1に係る、コーティング部材の孔位置特定装置を示す構成図。 遮熱コーティングがされる前のガスタービン翼を示す正面図。 遮熱コーティングがされた後のマークが付されたガスタービン翼を示す正面図。 本発明の実施例2に係る、コーティング部材の孔位置特定装置を示す構成図。 本発明の実施例3に係る、コーティング部材の孔位置特定装置を示す構成図。 本発明の実施例4に係る、コーティング部材の孔位置特定装置を示す構成図。 ガスタービン翼に対する、従来の遮熱コーティング手法を示す構成図。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係る、コーティング部材の孔位置特定装置10を示す。この孔位置特定装置10は、固定治具11と、マニプレータ(多軸ロボット)12と、カメラ13と、制御装置14と、マーカ装置15を主要部材として構成されている。
固定治具11は、ガスタービン翼50の翼根51を固定支持する部材である。
なお、ガスタービン翼50は、翼根51と翼部52を有しており、翼部52の全体に亘ってフィルム冷却孔(通気孔)53が多数(図1では一部のみ図示している)設けられており、更に翼部52には溶射材が溶射されて遮熱コーティング層54が形成される。
マニプレータ(多軸ロボット)12は、固定治具11に備えられており、マニプレータ先端部にマーカ装置15を装着することができる。このマニプレータ12が作動してマニプレータ先端部の位置を動かすことにより、マーカ装置15を目標の位置にまで移動させることができる。マーカ装置15は、塗料等で対象物にマーキングする装置である。
なお、マニプレータ12の先端部に、マーカ装置15の代わりに、溶射ガン(図示省略)を装着することも可能である。
カメラ13は、固定治具11に備えられており、固定治具11に固定支持されているガスタービン翼50を撮影する。撮影して得た画像信号は、制御装置14に伝送される。
制御装置14は、次に示す複数の制御・演算をするための制御・演算機能を有しており、各制御・演算機能を実現するための制御・演算プログラムがインストールされている。
(a)マニプレータ12の作動を制御して、マニプレータ先端部を目標とする位置にまで移動させる制御機能。
(b)カメラ13から伝送されてきた画像信号(溶射材が溶射される前のガスタービン翼の画像信号)を画像処理して、ガスタービン翼50の目印位置(詳細は後述する)を特定し、さらに、目印位置を基点とした各フィルム冷却孔53の相対座標位置を算出する演算機能。
(c)マーカ装置12を作動させて、対象物にマーキングする制御機能。
次に、上記構成となっているコーティング部材の穴位置特定装置10の動作を、動作手順に沿い説明する。
(1)溶射材が溶射される前のガスタービン翼50を、固定治具11に固定支持する。
(2)カメラ13により、溶射材が溶射される前のガスタービン翼50(図2参照)を撮影し、撮影して得た画像信号を制御装置14に伝送する。
(3)制御装置14は、伝送されてきた画像信号(溶射材が溶射される前のガスタービン翼の画像信号:図2参照)を画像処理して、ガスタービン翼50の目印位置Pを特定し、さらに、目印位置Pを基点とした各フィルム冷却孔53の相対座標位置を算出する。
目印位置Pとしては、タービン翼50の輪郭のうち特定の位置(例えば角部)や、溶射材を溶射しても塞がる可能性の低い特定のフィルム冷却孔の位置を、採用するよう予め決めている。
(4)ガスタービン翼50の翼部52に対して溶射材を溶射して、翼部52の表面に遮熱コーティング層54(図1参照)を形成する。
この場合、マニプレータ12の先端部に溶射ガンを取り付け、マニプレータ12を作動しつつ溶射ガンから溶射材を溶射することにより、遮熱コーティング層54を形成することができる。
また、マニプレータ12とは別の溶射装置により、遮熱コーティング層54を形成することもできる。
溶射手段はいずれであってもよいが、遮熱コーティング層54を形成する前と後において、ガスタービン翼50とカメラ13との位置関係、及び、ガスタービン翼50とマニプレータ12との位置関係が同一となるように、位置決めをする。
(5)マニプレータ(多軸ロボット)12の先端部にマーカ装置15を装着しておき、制御装置14の制御によりマニプレータ12を作動して、マニプレータ先端部すなわちマーカ装置15を、ガスタービン翼50の目印位置Pに正対させる。
(6)制御装置14の制御によりマニプレータ12を作動して、マニプレータ先端部すなわちマーカ装置15を、目印位置Pから第1のフィルム冷却孔53の相対座標位置にまで移動させる。
これにより、マニプレータ先端部すなわちマーカ装置15が、第1のフィルム冷却孔53に正対する。なお、フィルム孔53は、溶射材で塞がれている。
(7)制御装置14の制御によりマーカ装置15を作動して、第1のフィルム冷却孔53の相対座標位置に塗料などでマークMをマーキングする(図3参照)。これにより、遮熱コーティング層54の表面のうち、第1のフィルム冷却孔53の真上に、マークMが付されることになる。
(8)マークMが付されたら、制御装置14の制御によりマニプレータ12を作動して、マニプレータ先端部すなわちマーカ装置15を、再び、ガスタービン翼50の目印位置Pに正対させる。
第2,第3,第4,・・・の他のフィルム冷却孔53に対しても、上記の(6)〜(8)の動作を繰り返し行うことにより、遮熱コーティング層54の表面のうち、他のフィルム冷却孔53の真上にマークMを付すことができる(図3参照)。
このようにして、各フィルム冷却孔53の真上にマークMを付すことができるため、マークMの位置に対して、孔あけ作業をすることにより、遮熱コーティング層54やガスタービン翼50を傷付けることなく、各フィルム冷却孔53を露出させることができる。
実施例1では、遮熱コーティング層54の表面のうち、フィルム冷却孔53の真上の位置にマークMがマーキングされるので、塞がった冷却孔53を探す時間が短くなると共に、見落としや誤認が無くなる。
また、目印位置Pの位置を基準として、マーカ装置15を相対位置分だけ移動するようにしたことで、複雑な三次元認識を不要とすることができる。このため、演算処理負担を軽減することができる。
さらに、遮熱コーティング層54を形成する前と後において、位置決めが同一であれば、孔位置情報の取得が容易となる。この場合、マーキングとコーティングを同一の装置(マニプレータ12)で行えれば、位置決めを同一とするのが容易となる。
本発明の実施例2に係る、コーティング部材の孔位置特定装置10aを、図4を参照して説明する。
この孔位置特定装置10aは、固定治具11と、マニプレータ(多軸ロボット)12と、制御装置14aと、マーカ装置15と、CAD(computer aided design)装置16を主要部材として構成されている。
CAD装置16は、ガスタービン翼50の形状や寸法、フィルム冷却孔(通気孔)53の位置や大きさを示すCAD(computer aided design)データを有している。
制御装置14aは、次に示す複数の制御・演算をするための制御・演算機能を有しており、各制御・演算機能を実現するための制御・演算プログラムがインストールされている。
(a)マニプレータ12の作動を制御して、マニプレータ先端部を目標とする位置にまで移動させる制御機能。
(b)CAD装置16からCAD(computer aided design)データを取り込み、このCADデータを演算処理することにより、ガスタービン翼50の目印位置Pを特定し、さらに、目印位置Pを基点とした各フィルム冷却孔53の相対座標位置を算出する演算機能。
(c)マーカ装置12を作動させて、対象物にマーキングする制御機能。
なお、固定治具11、マニプレータ(多軸ロボット)12、マーカ装置15の構成及び機能は、実施例1で述べたのと同じであるので、ここでの説明は省略する。
次に、上記構成となっているコーティング部材の穴位置特定装置10aの動作を、動作手順に沿い説明する。
(1)溶射材が溶射される前のガスタービン翼50を、固定治具11に固定支持する。
(2)CAD装置16からCADデータを制御装置14aに取り込む。
(3)制御装置14aは、取り込んだCADデータを演算処理して、ガスタービン翼50の目印位置Pを特定し、さらに、目印位置Pを基点とした各フィルム冷却孔53の相対座標位置を算出する。
目印位置Pとしては、タービン翼50の輪郭のうち特定の位置(例えば角部)や、溶射材を溶射しても塞がる可能性の低い特定のフィルム冷却孔の位置を、採用するよう予め決めている。
(4)ガスタービン翼50の翼部52に対して溶射材を溶射して、翼部52の表面に遮熱コーティング層54(図4参照)を形成する。
この場合、マニプレータ12の先端部に溶射ガンを取り付け、マニプレータ12を作動しつつ溶射ガンから溶射材を溶射することにより、遮熱コーティング層54を形成することができる。
また、マニプレータ12とは別の溶射装置により、遮熱コーティング層54を形成することもできる。
溶射手段はいずれであってもよいが、遮熱コーティング層54を形成する前と後において、ガスタービン翼50とマニプレータ12との位置関係が同一となるように、位置決めをする。
(5)マニプレータ(多軸ロボット)12の先端部にマーカ装置15を装着しておき、制御装置14aの制御によりマニプレータ12を作動して、マニプレータ先端部すなわちマーカ装置15を、ガスタービン翼50の目印位置Pに正対させる。
(6)制御装置14aの制御によりマニプレータ12を作動して、マニプレータ先端部すなわちマーカ装置15を、目印位置Pから第1のフィルム冷却孔53の相対座標位置にまで移動させる。
これにより、マニプレータ先端部すなわちマーカ装置15が、第1のフィルム冷却孔53に正対する。なお、フィルム孔53は、溶射材で塞がれている。
(7)制御装置14aの制御によりマーカ装置15を作動して、第1のフィルム冷却孔53の相対座標位置に塗料などでマークMをマーキングする(図3参照)。これにより、遮熱コーティング層54の表面のうち、第1のフィルム冷却孔53の真上に、マークMが付されることになる。
(8)マークMが付されたら、制御装置14aの制御によりマニプレータ12を作動して、マニプレータ先端部すなわちマーカ装置15を、再び、ガスタービン翼50の目印位置Pに正対させる。
第2,第3,第4,・・・の他のフィルム冷却孔53に対しても、上記の(6)〜(8)の動作を繰り返し行うことにより、遮熱コーティング層54の表面のうち、他のフィルム冷却孔53の真上にマークMを付すことができる(図3参照)。
このようにして、各フィルム冷却孔53の真上にマークMを付すことができるため、マークMの位置に対して、孔あけ作業をすることにより、遮熱コーティング層54やガスタービン翼50を傷付けることなく、各フィルム冷却孔53を露出させることができる。
実施例2では、遮熱コーティング層54の表面のうち、フィルム冷却孔53の真上の位置にマークMがマーキングされるので、塞がった冷却孔53を探す時間が短くなると共に、見落としや誤認が無くなる。
また、目印位置Pの位置を基準として、マーカ装置15を相対位置分だけ移動するようにしたことで、複雑な三次元認識を不要とすることができる。このため、演算処理負担を軽減することができる。
さらに、遮熱コーティング層54を形成する前と後において、位置決めが同一であれば、孔位置情報の取得が容易となる。この場合、マーキングとコーティングを同一の装置(マニプレータ12)で行えれば、位置決めを同一とするのが容易となる。
本発明の実施例3に係る、コーティング部材の孔位置特定装置20を、図5を参照して説明する。
この孔位置特定装置20は、固定治具21と、カメラ23と、制御装置24と、モニタ27を主要部材として構成されている。
固定治具21は、ガスタービン翼50の翼根51を固定支持する部材である。
なお、ガスタービン翼50は、翼根51と翼部52を有しており、翼部52の全体に亘ってフィルム冷却孔(通気孔)53が多数(図5では一部のみ図示している)設けられており、更に翼部52には溶射材が溶射されて遮熱コーティング層54が形成される。
カメラ23は、固定治具21に備えられており、固定治具21に固定支持されているガスタービン翼50を撮影する。撮影して得た画像信号は、制御装置24及びモニタ27に伝送される。
制御装置24は、カメラ23から伝送されてきた画像信号を記録すると共に、記録した画像信号をモニタ27に向けて出力する機能を有している。
モニタ27は、画像信号が伝送されてくると、この画像信号に対応する画像を表示する。
このため、モニタ27に、カメラ23から伝送されてきた画像信号と、制御装置24から出力されてきた画像信号とが入力されると、モニタ27は、カメラ23から伝送されてきた画像信号に対応する画像と、制御装置24から出力されてきた画像信号に対応する画像とを重畳して表示する。
次に、上記構成となっているコーティング部材の穴位置特定装置20の動作を、動作手順に沿い説明する。
(1)溶射材が溶射される前のガスタービン翼50を、固定治具11に固定支持する。
(2)カメラ23により、溶射材が溶射される前のガスタービン翼50(図2参照)を撮影し、撮影して得た画像信号を制御装置24及びモニタ27に伝送する。
(3)これにより、制御装置24には、溶射材が溶射される前のガスタービン翼50の画像を示す画像信号が記録される。つまり、フィルム冷却孔53が明瞭に現れているガスタービン翼50の画像を示す画像信号が記録される。
(4)ガスタービン翼50の翼部52に対して溶射材を溶射して、翼部52の表面に遮熱コーティング層54(図5参照)を形成する。
この場合、遮熱コーティング層54を形成する前と後において、ガスタービン翼50とカメラ23との位置関係が同一となるように、位置決めをする。
(5)カメラ23により、溶射材が溶射された後のガスタービン翼50(図5参照)を撮影し、撮影して得た画像信号を制御装置24及びモニタ27に伝送する。つまり、フィルム冷却孔53が遮熱コーティング層54により埋まって見えなくなっているガスタービン翼50の画像を示す画像信号を、制御装置24及びモニタ27に伝送する。
(6)この時、制御装置24は、既に記録している、フィルム冷却孔53が明瞭に現れている溶射材が溶射される前のガスタービン翼50の画像を示す画像信号を、モニタ27に向けて出力する。
(7)この結果、モニタ27には、フィルム冷却孔53が遮熱コーティング層54により埋まって見えなくなっているガスタービン翼50の画像を示す画像信号と、フィルム冷却孔53が明瞭に現れている溶射材が溶射される前のガスタービン翼50の画像を示す画像信号が同時に入力される。
このため、モニタ27には、フィルム冷却孔53が遮熱コーティング層54により埋まって見えなくなっているガスタービン翼50の画像に、フィルム冷却孔53が明瞭に現れている溶射材が溶射される前のガスタービン翼50の画像が重畳して表示される。
このように、モニタ27には、遮熱コーティング層54が形成されたガスタービン翼50の画像に、フィルム冷却孔53の画像が重畳して表示されるため、孔あけ作業をする作業者は、モニタ27に表示された重畳画像を視覚で確認することにより、塞がった冷却孔53の位置を容易に認識することができる。よって、冷却孔53を探す時間が短くなると共に、見落としや誤認が無くなる。
また、画像処理などの複雑な演算処理は不要であるため、システム構成が簡単になる。
本発明の実施例4に係る、コーティング部材の孔位置特定装置30を、図6を参照して説明する。
この孔位置特定装置30は、固定治具31と、カメラ33と、制御装置34と、プロジェクタ38と、ハーフミラー39を主要部材として構成されている。
このうち、プロジェクタ38とハーフミラー39により、投影手段が構成されている。
固定治具31は、ガスタービン翼50の翼根51を固定支持する部材である。
なお、ガスタービン翼50は、翼根51と翼部52を有しており、翼部52の全体に亘ってフィルム冷却孔(通気孔)53が多数(図6では一部のみ図示している)設けられており、更に翼部52には溶射材が溶射されて遮熱コーティング層54が形成される。
カメラ33は、固定治具31に備えられており、固定治具31に固定支持されているガスタービン翼50を撮影する。撮影して得た画像信号は、制御装置34に伝送される。
制御装置34は、カメラ33から伝送されてきた画像信号を記録すると共に、記録した画像信号をプロジェクタ38に向けて出力する機能を有している。
プロジェクタ38は、制御装置34から画像信号が入力されると、この画像信号に対応する画像(光学画像)を投影出力する。
ハーフミラー39は、カメラ33とガスタービン翼50との間の位置に配置されている。このハーフミラー39は、カメラ33とガスタービン翼50とをつなぐ光軸に対して斜め(45°)に配置されている。
カメラ33は、ハーフミラー39を介して、ガスタービン翼50を撮影するが、ハーフミラー39は光学的に半透明であるため、ガスタービン翼50の撮影をするのに支障はない。
一方、プロジェクタ38から投影出力された画像(光学画像)は、ハーフミラー38で反射して、ガスタービン翼50の表面に投影される。このとき、ガスタービン翼50の表面に投影されたガスタービン翼の画像の位置・大きさが、実際のガスタービン翼50の位置・大きさに一致して投影されるように、ハーフミラー39及びプロジェクタ38の配置位置や投影画像の寸法・位置などの光学的設計がされている。
次に、上記構成となっているコーティング部材の穴位置特定装置30の動作を、動作手順に沿い説明する。
(1)溶射材が溶射される前のガスタービン翼50を、固定治具11に固定支持する。
(2)カメラ33により、溶射材が溶射される前のガスタービン翼50(図2参照)を撮影し、撮影して得た画像信号を制御装置34に伝送する。
(3)これにより、制御装置34には、溶射材が溶射される前のガスタービン翼50の画像を示す画像信号が記録される。つまり、フィルム冷却孔53が明瞭に現れているガスタービン翼50の画像を示す画像信号が記録される。
(4)ガスタービン翼50の翼部52に対して溶射材を溶射して、翼部52の表面に遮熱コーティング層54(図6参照)を形成する。
この場合、遮熱コーティング層54を形成する前と後において、ガスタービン翼50とカメラ33との位置関係、及び、ガスタービン翼50と投影手段(プロジェクタ38及びハーフミラー39)との位置関係が同一となるように、位置決めをする。
(5)制御装置34は、既に記録している、フィルム冷却孔53が明瞭に現れている溶射材が溶射される前のガスタービン翼50の画像を示す画像信号を、プロジェクタ38に向けて出力する。
(6)プロジェクタ38は、フィルム冷却孔53が明瞭に現れている溶射材が溶射される前のガスタービン翼50の画像を示す画像信号が入力されると、この画像信号に対応する画像(光学画像)を投影出力する。投影出力された画像(光学画像)は、ハーフミラー38で反射してガスタービン翼50の表面に投影される。
(7)このため、フィルム冷却孔53が遮熱コーティング層54により埋まって見えなくなっているガスタービン翼50の表面に、フィルム冷却孔53の孔画像H(図6参照)が投影される。
しかも、フィルム冷却孔53の孔画像Hが投影される位置は、塞がった冷却孔53の真上の位置となる。
このように、実際のガスタービン翼50の表面に、フィルム冷却孔53の孔画像H(図6参照)が投影されるため、孔あけ作業をする作業者は、投影された孔画像H(図6参照)を視覚で確認することにより、塞がった冷却孔53の位置を容易に認識することができる。よって、冷却孔53を探す時間が短くなると共に、見落としや誤認が無くなる。
また、画像処理などの複雑な演算処理は不要であるため、システム構成が簡単になる。
10,10a,20,30 コーティング部材の孔位置特定装置
11,21,31 固定治具
12 マニプレータ
13,23,33 カメラ
14,14a,24,34 制御装置
15 マーカ装置
16 CAD装置
27 モニタ
38 プロジェクタ
39 ハーフミラー
50 ガスタービン翼
51 翼根
52 翼部
53 フィルム冷却孔(通気孔)
54 遮熱コーティング層
100 ガスタービン翼
101 翼根
102 翼部
103 フィルム冷却孔(通気孔)
104 遮熱コーティング層
201 溶射ガン
202 溶射材
P 目印位置
M マーク
H 孔画像

Claims (4)

  1. 遮熱コーティング層が形成されるガスタービン翼に設けられている通気孔の位置を特定するコーティング部材の孔位置特定装置であって、
    前記ガスタービン翼を固定支持する固定治具と、
    前記固定治具に備えられているマニプレータと、
    前記マニプレータの先端部に装着されたマーカ装置と、
    制御装置と、
    前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に、前記固定治具に固定された前記ガスタービン翼を撮影し、撮影した画像信号を前記制御装置に伝送するカメラとを有し、
    前記制御装置は、
    前記カメラから伝送されてきた画像信号を画像処理して、前記ガスタービン翼の目印位置を特定し、さらに、目印位置を基点とした各通気孔の相対座標位置を算出し、
    前記固定治具に固定されている前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成された後に、前記マニプレータの作動を制御することにより、前記マニプレータの先端部に装着した前記マーカ装置を、前記目印位置に正対させた後にこの目印位置を基点として通気孔の相対座標位置にまで移動させる動作を、各通気孔に対して行い、
    前記マーカ装置が各通気孔の相対座標位置に位置した毎に、前記マーカ装置を作動させて前記遮熱コーティング層が形成されている前記ガスタービン翼にマーキングをする、
    ことを特徴とするコーティング部材の孔位置特定装置。
  2. 遮熱コーティング層が形成されるガスタービン翼に設けられている通気孔の位置を特定するコーティング部材の孔位置特定装置であって、
    前記ガスタービン翼を固定支持する固定治具と、
    前記固定治具に備えられているマニプレータと、
    前記マニプレータの先端部に装着されたマーカ装置と、
    制御装置と、
    前記ガスタービン翼の形状・寸法や前記通気孔の位置や大きさを示すCADデータを有しているCAD装置とを有し、
    前記制御装置は、
    前記CAD装置の前記CADデータを取り込んで演算処理することにより、前記ガスタービン翼の目印位置を特定し、さらに、目印位置を基点とした各通気孔の相対座標位置を算出し、
    前記固定治具に固定されている前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成された後に、前記マニプレータの作動を制御することにより、前記マニプレータの先端部に装着した前記マーカ装置を、前記目印位置に正対させた後にこの目印位置を基点として通気孔の相対座標位置にまで移動させる動作を、各通気孔に対して行い、
    前記マーカ装置が各通気孔の各相対座標位置に位置した毎に、前記マーカ装置を作動させて前記遮熱コーティング層が形成されている前記ガスタービン翼にマーキングをする、
    ことを特徴とするコーティング部材の孔位置特定装置。
  3. 遮熱コーティング層が形成されるガスタービン翼に設けられている通気孔の位置を特定するコーティング部材の孔位置特定装置であって、
    前記ガスタービン翼を固定支持する固定治具と、
    前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に、前記固定治具に固定された前記ガスタービン翼を撮影し撮影した画像信号を出力すると共に、前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成された後に、前記固定治具に固定された前記ガスタービン翼を撮影し撮影した画像信号を出力するカメラと、
    前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に撮影して前記カメラから伝送されてきた画像信号を記憶し、記憶した画像信号を出力する制御装置と、
    前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成された後に撮影して前記カメラから出力されてきた画像信号に対応する画像と、前記制御装置から出力されてきた画像信号に対応する画像とを重畳して表示するモニタと、
    を有することを特徴とするコーティング部材の孔位置特定装置。
  4. 遮熱コーティング層が形成されるガスタービン翼に設けられている通気孔の位置を特定するコーティング部材の孔位置特定装置であって、
    前記ガスタービン翼を固定支持する固定治具と、
    前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に、前記固定治具に固定された前記ガスタービン翼を撮影し撮影した画像信号を出力するカメラと、
    前記ガスタービン翼に前記遮熱コーティング層が形成される前に撮影して前記カメラから伝送されてきた画像信号を記憶し、記憶した画像信号を出力する制御装置と、
    前記制御装置から出力されてきた画像信号に対応する画像を、前記固定治具に固定されると共に前記遮熱コーティング層が形成された前記ガスタービン翼の表面に投影する投影手段と、
    を有することを特徴とするコーティング部材の孔位置特定装置。
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