JP2012119201A - 燃料電池発電システムおよびその漏洩検出方法 - Google Patents

燃料電池発電システムおよびその漏洩検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012119201A
JP2012119201A JP2010268932A JP2010268932A JP2012119201A JP 2012119201 A JP2012119201 A JP 2012119201A JP 2010268932 A JP2010268932 A JP 2010268932A JP 2010268932 A JP2010268932 A JP 2010268932A JP 2012119201 A JP2012119201 A JP 2012119201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel gas
raw fuel
raw
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010268932A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritoshi Sanagi
徳寿 佐薙
Masahiro Ogawa
雅弘 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Energy Systems and Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010268932A priority Critical patent/JP2012119201A/ja
Publication of JP2012119201A publication Critical patent/JP2012119201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】燃料処理装置の温度が低下している途中に、燃料処理装置の漏洩を判定することである。
【解決手段】燃料電池発電システムは、燃料処理装置11に原燃料ガスを供給する原燃料ガス供給配管15と、燃料処理装置11より下流側を閉塞させる出口閉塞部19と、燃料処理装置11内の圧力を検出する圧力検出器17と、燃料処理装置11の温度を検出する温度検出器18と、出口閉塞部19が閉塞しているときに、圧力検出器17の出力が所定の領域内に入るように燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの流れを制御する供給ガス流れ制御部21と、所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量および温度検出器18の出力に基づいて、燃料処理装置11の漏洩を判定する漏洩判定部22と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料処理装置を備えた燃料電池発電システムおよびその漏洩検出方法に関する。
従来の燃料電池発電システムは、原燃料ガスを取り入れて水素含有率を高めた改質燃料ガスを発生させる改質器を含む燃料処理装置と、改質燃料ガスおよび酸化剤ガスを取り入れて電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池本体とを備える。さらに、燃料処理装置内を密閉させる閉止弁と、保圧用ガスを収容する保圧用ガス供給源と、保圧用ガス供給源からの保圧用ガスを燃料処理装置へ供給する保圧用ガス供給路と、保圧用ガス供給路に設けられ保圧用ガスを供給および遮断させる開閉弁とを備えるものが知られている(特許文献1参照)。
特開2007―265669号公報 特開2006−59734号公報
燃料電池本体が発電しているとき、燃料処理装置の温度は数百℃になっている。一方、燃料電池本体が発電を停止した後には、放熱によって燃料処理装置の温度が次第に低下する。そのとき、燃料処理装置を密閉したとしても、燃料処理装置内の圧力が外気の圧力より低くなって燃料処理装置内へ水等が侵入するおそれがある。それを防ぐため、原燃料ガスや窒素等の不活性ガスを燃料処理装置に供給することにより、燃料処理装置内の圧力を外気の圧力より高くしている。
ところで、燃料電池本体の長時間の発電等により燃料処理装置が劣化するため、例えば、改質器に軽微な漏洩が発生することにより、燃料処理装置に漏洩が発生する場合がある。この場合において、燃料処理装置の温度が低下している途中には、燃料処理装置の温度の低下による燃料処理装置内の圧力の低下と燃料処理装置の漏洩による燃料処理装置内の圧力の低下とを判別することはできない。そのため、定期点検時等の特別な機会に燃料処理装置の漏洩を検査する必要があり、余分なコストがかかる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、燃料処理装置の温度が低下している途中に、燃料処理装置の漏洩を判定することである。
上述の課題を達成するため、本発明に係る燃料電池発電システムは、原燃料ガスを取り入れて水素の含有率を高めた改質燃料ガスを発生させる改質器を含む燃料処理装置と、前記改質燃料ガスおよび酸化剤ガスを取り入れてそれらの電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池本体と、前記燃料処理装置に前記原燃料ガスを供給する原燃料ガス供給配管と、前記燃料処理装置より下流側を閉塞させる出口閉塞部と、前記燃料処理装置内の圧力を検出する圧力検出器と、前記燃料処理装置の温度を検出する温度検出器と、前記出口閉塞部が閉塞しているときに、前記圧力検出器の出力が所定の領域内に入るように前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの流れを制御する供給ガス流れ制御部と、所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量および前記温度検出器の出力に基づいて、前記燃料処理装置の漏洩を判定する漏洩判定部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る燃料電池発電システム漏洩検出方法は、原燃料ガスを取り入れて水素の含有率を高めた改質燃料ガスを発生させる改質器を含む燃料処理装置と、前記改質燃料ガスおよび酸化剤ガスを取り入れてそれらの電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池本体と、を有する燃料電池発電システムの漏洩検出方法であって、前記燃料処理装置より下流側を閉塞させる出口閉塞ステップと、前記出口閉塞ステップの後に、前記燃料処理装置内の圧力が所定の領域内に入るように前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの流れを制御する供給ガス流れ制御ステップと、前記供給ガス流れ制御ステップを継続しているときに、所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量および前記燃料処理装置の温度に基づいて、前記燃料処理装置の漏洩を判定する漏洩判定ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、燃料処理装置の温度が低下している途中に、燃料処理装置の漏洩を判定することができる。
本発明に係る燃料電池発電システムの第1の実施形態の全体構成を示すブロック図である。 本発明に係る燃料電池発電システムの第1の実施形態において、燃料電池本体が発電を停止した後、出口閉塞部が閉塞している場合に、改質器の温度が低下している途中の時間と改質器内の圧力との関係を模式的に示すグラフである。 本発明に係る燃料電池発電システムの第2の実施形態の全体構成を示すブロック図である。 本発明に係る燃料電池発電システムの第3の実施形態の全体構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る燃料電池発電システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明に係る燃料電池発電システムの第1の実施形態の全体構成を示すブロック図である。
図1において、燃料電池発電システムは、原燃料ガスを取り入れて水素の含有率を高めた改質燃料ガスを発生させる改質器10を含む燃料処理装置11と、改質燃料ガスおよび酸化剤ガスを取り入れてそれらの電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池本体12とを備える。また、燃料処理装置11は、硫黄を除去する脱硫器13と、COを除去するCO変成器14およびCO除去器26とを含んでいる。
また、燃料電池発電システムは、さらに、原燃料ガス供給源から供給された原燃料ガスを燃料処理装置11に供給する原燃料ガス供給配管15と、原燃料ガス供給配管15に設けられた原燃料ガス供給遮断弁16と、改質器10に設けられ改質器10内の圧力を検出する圧力検出器17と、改質器10に設けられ改質器10の温度を検出する温度検出器18と、燃料処理装置11と燃料電池本体12の間の配管に設けられた出口閉塞部19と、この燃料電池発電システムを制御する制御装置20とを備える。制御装置20は、後述する供給ガス流れ制御部21と漏洩判定部22とを含んでいる。出口閉塞部19は、例えば出口遮断弁である。また、原燃料ガスは、例えば、都市ガスや液化石油ガス(LPG)等である。
燃料電池本体12が発電を停止した後、改質器10の温度が低下している途中で、改質器10内の圧力が外気の圧力より低くなって改質器10内へ水等が侵入するおそれがある。それを防ぐため、原燃料ガスを燃料処理装置11に供給することにより、改質器10内の圧力を外気の圧力より高くする。
その制御方法としては、出口閉塞部19を閉塞した後、供給ガス流れ制御部21は、圧力検出器17の出力が所定の領域内に入るように、燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの流れを制御する。また、漏洩判定部22は、所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量および温度検出器18の出力に基づいて、燃料処理装置11の漏洩を判定する。
図2は、本発明に係る燃料電池発電システムの第1の実施形態において、燃料電池本体12が発電を停止した後、出口閉塞部19が閉塞している場合に、改質器10の温度が低下している途中の時間と改質器10内の圧力との関係を模式的に示すグラフである。
燃料電池本体12が発電を停止した後、改質器10の温度が低下している途中において、出口閉塞部19が閉塞しているときに、供給ガス流れ制御部21は、圧力検出器17の出力から得られた改質器10内の圧力が圧力P1よりも高くなったときに原燃料ガス供給遮断弁16を閉じ、圧力検出器17の出力から得られた改質器10内の圧力が圧力P2よりも低くなったときに原燃料ガス供給遮断弁16を開くように制御することにより、燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの流れを制御する。ここで、圧力P2は圧力P1よりも低く大気圧よりも高いものとする。
燃料処理装置11の漏洩がない場合の改質器10内の圧力の時間に対する変化を示すのが図2の実線40である。
原燃料ガス供給遮断弁16が閉じているとき、改質器10の温度の低下により改質器10内の圧力が圧力P1から圧力P2まで低下する。その状況を示すのが図2の実線40の右下がりの部分40aである。
改質器10内の圧力が圧力P2まで低下すると、供給ガス流れ制御部21は原燃料ガス供給遮断弁16を開く。このときは、原燃料ガスの燃料処理装置11への供給により改質器10内の圧力が圧力P2から圧力P1まで上昇する。その状況を示すのが図2の実線40の右上がりの部分40bである。
改質器10内の圧力が圧力P1まで上昇すると、供給ガス流れ制御部21は原燃料ガス供給遮断弁16を閉じる。以降、同様の制御を繰り返す。
改質器10の漏洩がない場合(図2の実線40)において、燃料電池本体12が発電を停止してからの時間が長くなるにつれて、改質器10の温度と外気との差が小さくなり、単位時間当たりの放熱量が低下するため、改質器10内の圧力の低下速度が遅くなる。そのため、原燃料ガス供給遮断弁16が閉じている場合において、改質器10の温度が高いときに、改質器10内の圧力が圧力P1から圧力P2まで低下する時間は、改質器10の温度が低いときのそれと比べて短くなる。その結果、改質器10の温度が高いほど、原燃料ガス供給遮断弁16の開閉頻度は多くなる。
第1の実施形態では、供給ガス流れ制御部21から出力される原燃料ガス供給遮断弁16の開閉信号が漏洩判定部22に入力される。ここで、開閉信号は、原燃料ガス供給遮断弁16の開閉動作を一回行ったという情報の信号である。ここでいう開閉動作は、開動作、閉動作、開動作および閉動作のいずれでもよい。
ここで、何らかの原因で改質器10が漏洩することを想定する。改質器10に漏洩がある場合の改質器10内の圧力の時間に対する変化を示すのが図2の点線41である。
原燃料ガス供給遮断弁16が閉じているときは、改質器10の温度の低下と改質器10の漏洩との両方の効果により改質器10内の圧力が圧力P1から圧力P2まで低下する。その状況を示すのが図2の点線41の右下がりの部分41aである。このときは、改質器10内の圧力の低下速度は、改質器10の漏洩がない場合と比べて速くなり、改質器10内の圧力が圧力P1から圧力P2まで低下する時間は短くなる。
一方、原燃料ガス供給遮断弁16が開いているときは、原燃料ガスの燃料処理装置11への供給により改質器10内の圧力が圧力P2から圧力P1まで上昇する。その状況を示すのが図2の点線41の右上がりの部分41bである。
厳密には、この圧力上昇過程においても、改質器10の漏洩による圧力低下の効果があるため、改質器10の漏洩がある場合に、改質器10内の圧力が圧力P2から圧力P1まで上昇する時間は改質器10の漏洩がない場合のそれに比べてわずかに長くなる。しかし、改質器10内の圧力が圧力P2から圧力P1まで上昇する時間は、改質器10内の圧力が圧力P1から圧力P2まで低下する時間に比べて小さいため、圧力上昇時間(原燃料ガス供給遮断弁16が開いている時間)が改質器10の漏洩がない場合のそれと比べて長くなることによる原燃料ガス供給遮断弁16の開閉頻度への影響は小さい。その結果、改質器10の漏洩がある場合の原燃料ガス供給遮断弁16の開閉頻度は、改質器10の漏洩がない場合のそれと比べて多くなる。
漏洩判定部22には、原燃料ガス供給遮断弁16の基準開閉頻度が設定されている。基準開閉頻度は、改質器10の漏洩がない場合における開閉頻度であって、改質器10の温度の関数である。具体的には、改質器10の温度が低いほど、原燃料ガス供給遮断弁16の基準開閉頻度が少なくなる。
上記の制御を繰り返しているときに、漏洩判定部22は、供給ガス流れ制御部21から出力される原燃料ガス供給遮断弁16の開閉信号から開閉頻度を求め、この開閉頻度と温度検出器18の出力における原燃料ガス供給遮断弁16の基準開閉頻度とを比較することにより、改質器10の漏洩を判定する。ここで、原燃料ガス供給遮断弁16の開閉頻度は、所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量に対応している。
第1の実施形態によれば、改質器10の温度が低下している途中に、改質器10の漏洩による改質器10内の圧力の低下を改質器10の温度の低下による改質器10内の圧力の低下と区別して、改質器10の漏洩を判定することができる。
[第2の実施形態]
図3は本発明に係る燃料電池発電システムの第2の実施形態の全体構成を示すブロック図である。
第2の実施形態では、第1の実施形態の燃料電池発電システムにおける原燃料ガス供給遮断弁16(図1)が原燃料ガス供給流量調節弁24に代わっている。また、原燃料ガス供給配管15に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの流量を検出する流量検出器23が設けられている。
供給ガス流れ制御部21は、出口閉塞部19が閉塞しているときに、圧力検出器17の出力が所定の領域内に入るように原燃料ガス供給流量調節弁24の開度を調節することにより、燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの流量を調節する。
また、第2の実施形態では、漏洩判定部22に供給ガス流れ制御部21から出力される原燃料ガス供給遮断弁16の開閉信号を入力する代わりに、流量検出器23の出力を入力する。
漏洩判定部22には、燃料処理装置11に供給される基準量が設定されている。基準量は、改質器10内の漏れがない場合における量であって、改質器10の温度の関数である。
上記の制御を継続しているときに、漏洩判定部22は、流量検出器23の出力から所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量を求め、この所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量と温度検出器18の出力における燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの基準量とを比較することにより、改質器10の漏洩を判定する。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果に加え、改質器10内の圧力の変動を小さくすることができる。
[第3の実施形態]
図4は本発明に係る燃料電池発電システムの第3の実施形態の全体構成を示すブロック図である。
第3の実施形態では、第2の実施形態の燃料電池発電システムにおける原燃料ガス供給流量調節弁24(図3)に代わり、送風機25が設けられている。
供給ガス流れ制御部21は、出口閉塞部19が閉塞しているときに、圧力検出器17の出力が所定の領域内に入るように送風機25の回転数を調節することにより、燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの流量を調節する。
第2の実施形態と同様に、漏洩判定部22に流量検出器23の出力を入力する。漏洩判定部22には、燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの基準量が設定されている。
また、上記の制御を継続しているときに、第2の実施形態と同様に、漏洩判定部22は、流量検出器23の出力から所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量を求め、この所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量と温度検出器18の出力における燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの基準量とを比較することにより、改質器10の漏洩を判定する。
第3の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[他の実施形態]
上記の実施形態は、単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態では、温度検出器18の出力そのものに基づいて改質器10の漏洩を判定するとしたが、温度検出器18の出力そのものの代わりに、温度検出器18の出力から得られた改質器10の温度の下降速度に基づいて、改質器10の漏洩を判定することができる。また、温度検出器18の出力から得られた改質器10の温度と外気の温度との差に基づいてもよい。これらの場合は、改質器10からの放熱の効果を正確に加味することができる。
また、第2および第3の実施形態において、燃料電池発電システムは流量検出器23を備えてなくてもよい。
第2の実施形態については、漏洩判定部22に流量検出器23の出力を入力する代わりに、供給ガス流れ制御部21から出力される原燃料ガス供給流量調節弁24の開度を入力する。漏洩判定部22には、燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの基準量が設定されている。第2の実施形態における制御を継続しているときに、漏洩判定部22は、供給ガス流れ制御部21から出力される原燃料ガス供給流量調節弁24の開度から所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量を求め、この所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量と温度検出器18の出力における燃料処理装置11に供給される基準量とを比較することにより、改質器10の漏洩を判定する。
同様に、第3の実施形態の場合については、漏洩判定部22に流量検出器23の出力を入力する代わりに、供給ガス流れ制御部21から出力される送風機25の回転数を入力する。漏洩判定部22には、燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの基準量が設定されている。第3の実施形態における制御を継続しているときに、漏洩判定部22は、供給ガス流れ制御部21から出力された送風機25の回転数から所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量を求め、この所定時間内に燃料処理装置11に供給される原燃料ガスの量と温度検出器18の出力における燃料処理装置11に供給される基準量とを比較することにより、改質器10の漏洩を判定する。
上記の実施形態では、圧力検出器17は、改質器10内の圧力を検出しているが、燃料処理装置11内のその他の圧力を検出してもよい。温度検出器18についても同様である。
また、出口閉塞部19を燃料処理装置11と燃料電池本体12との間の配管に設けているが、燃料電池本体12より下流側に設けてもよい。
また、上記の実施形態では、出口閉塞部19として出口遮断弁を用いているが、特許文献2に示す水封を用いてもよい。
10 … 改質器
11 … 燃料処理装置
12 … 燃料電池本体
13 … 脱硫器
14 … CO変成器
15 … 原燃料ガス供給配管
16 … 原燃料ガス供給遮断弁
17 … 圧力検出器
18 … 温度検出器
19 … 出口閉塞部
20 … 制御装置
21 … 供給ガス流れ制御部
22 … 漏洩判定部
23 … 流量検出器
24 … 原燃料ガス供給流量調節弁
25 … 送風機
26 … CO除去器

Claims (9)

  1. 原燃料ガスを取り入れて水素の含有率を高めた改質燃料ガスを発生させる改質器を含む燃料処理装置と、
    前記改質燃料ガスおよび酸化剤ガスを取り入れてそれらの電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池本体と、
    前記燃料処理装置に前記原燃料ガスを供給する原燃料ガス供給配管と、
    前記燃料処理装置より下流側を閉塞する出口閉塞部と、
    前記燃料処理装置内の圧力を検出する圧力検出器と、
    前記燃料処理装置の温度を検出する温度検出器と、
    前記出口閉塞部が閉塞しているときに、前記圧力検出器の出力が所定の領域内に入るように前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの流れを制御する供給ガス流れ制御部と、
    所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量および前記温度検出器の出力に基づいて、前記燃料処理装置の漏洩を判定する漏洩判定部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池発電システム。
  2. 前記漏洩判定部は、前記温度検出器の出力から得られた前記燃料処理装置の温度の下降速度に基づいて、前記燃料処理装置の漏洩を判定すること、を特徴とする請求項1に記載の燃料電池発電システム。
  3. 前記漏洩判定部は、前記温度検出器の出力から得られた前記燃料処理装置の温度と外気の温度との差に基づいて、前記燃料処理装置の漏洩を判定すること、を特徴とする請求項1に記載の燃料電池発電システム。
  4. 前記原燃料ガス供給配管に設けられた原燃料ガス供給遮断弁をさらに備え、
    前記供給ガス流れ制御部は、前記出口閉塞部が閉塞しているときに、前記圧力検出器の出力から得られた前記燃料処理装置内の圧力が所定の第1の値よりも高くなったときに前記原燃料ガス供給遮断弁を閉じ、前記圧力検出器の出力から得られた前記燃料処理装置内の圧力が前記所定の第1の値よりも低く大気圧よりも高い所定の第2の値よりも低くなったときに前記原燃料ガス供給遮断弁を開き、
    前記所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量は、前記原燃料ガス供給遮断弁の開閉頻度に基づくこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池発電システム。
  5. 前記原燃料ガス供給配管に設けられて開度の調節が可能な原燃料ガス供給流量調節弁をさらに備え、
    前記供給ガス流れ制御部は、前記出口閉塞部が閉塞しているときに、前記圧力検出器の出力が所定の領域内に入るように前記原燃料ガス供給流量調節弁の開度を調節し、
    前記所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量は、前記原燃料ガス供給流量調節弁の開度に基づくこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池発電システム。
  6. 前記原燃料ガス供給配管に設けられて開度の調節が可能な原燃料ガス供給流量調節弁と、
    前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの流量を検出する流量検出器と、
    をさらに備え、
    前記供給ガス流れ制御部は、前記出口閉塞部が閉塞しているときに、前記圧力検出器の出力が所定の領域内に入るように前記原燃料ガス供給流量調節弁の開度を調節し、
    前記所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量は、前記流量検出器の出力に基づくこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池発電システム。
  7. 前記原燃料ガス供給配管に設けられて前記原燃料ガスを送る送風機をさらに備え、
    前記供給ガス流れ制御部は、前記出口閉塞部が閉塞しているときに、前記圧力検出器の出力が所定の領域内に入るように前記送風機の回転数を調節し、
    前記所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量は、前記送風機の回転数に基づくこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池発電システム。
  8. 前記原燃料ガス供給配管に設けられて前記原燃料ガスを送る送風機と、
    前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの流量を検出する流量検出器と、
    をさらに備え、
    前記供給ガス流れ制御部は、前記出口閉塞部が閉塞しているときに、前記圧力検出器の出力が所定の領域内に入るように前記送風機の回転数を調節し、
    前記所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量は、前記流量検出器の出力に基づくこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池発電システム。
  9. 原燃料ガスを取り入れて水素の含有率を高めた改質燃料ガスを発生させる改質器を含む燃料処理装置と、
    前記改質燃料ガスおよび酸化剤ガスを取り入れてそれらの電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池本体と、
    を有する燃料電池発電システムの漏洩検出方法であって、
    前記燃料処理装置より下流側を閉塞させる出口閉塞ステップと、
    前記出口閉塞ステップの後に、前記燃料処理装置内の圧力が所定の領域内に入るように前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの流れを制御する供給ガス流れ制御ステップと、
    前記供給ガス流れ制御ステップを継続しているときに、所定時間内に前記燃料処理装置に供給される前記原燃料ガスの量および前記燃料処理装置の温度に基づいて、前記燃料処理装置の漏洩を判定する漏洩判定ステップと、
    を備えることを特徴とする燃料電池発電システムの漏洩検出方法。
JP2010268932A 2010-12-02 2010-12-02 燃料電池発電システムおよびその漏洩検出方法 Pending JP2012119201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010268932A JP2012119201A (ja) 2010-12-02 2010-12-02 燃料電池発電システムおよびその漏洩検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010268932A JP2012119201A (ja) 2010-12-02 2010-12-02 燃料電池発電システムおよびその漏洩検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012119201A true JP2012119201A (ja) 2012-06-21

Family

ID=46501801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010268932A Pending JP2012119201A (ja) 2010-12-02 2010-12-02 燃料電池発電システムおよびその漏洩検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012119201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014011039A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Jx Nippon Oil & Energy Corp 燃料電池システム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09113400A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 配管漏洩検知装置
JP2002358990A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Nagano Keiki Co Ltd ガス昇圧システム
JP2004319413A (ja) * 2003-04-21 2004-11-11 Aisan Ind Co Ltd 燃料電池システムのガス減圧装置
JP2005158432A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2005190917A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fuji Electric Holdings Co Ltd 原燃料制御装置および原燃料制御方法
JP2007265669A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Osaka Gas Co Ltd 燃料電池発電システムにおけるリーク検出方法
JP2008004414A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Aisin Seiki Co Ltd 流体供給量推定装置および燃料電池システム
JP2008159318A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Ebara Ballard Corp 燃料電池システム
JP2010015808A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Fuji Electric Holdings Co Ltd 燃料電池発電装置のガス漏れ検出方法及び燃料電池発電装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09113400A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 配管漏洩検知装置
JP2002358990A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Nagano Keiki Co Ltd ガス昇圧システム
JP2004319413A (ja) * 2003-04-21 2004-11-11 Aisan Ind Co Ltd 燃料電池システムのガス減圧装置
JP2005158432A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2005190917A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fuji Electric Holdings Co Ltd 原燃料制御装置および原燃料制御方法
JP2007265669A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Osaka Gas Co Ltd 燃料電池発電システムにおけるリーク検出方法
JP2008004414A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Aisin Seiki Co Ltd 流体供給量推定装置および燃料電池システム
JP2008159318A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Ebara Ballard Corp 燃料電池システム
JP2010015808A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Fuji Electric Holdings Co Ltd 燃料電池発電装置のガス漏れ検出方法及び燃料電池発電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014011039A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Jx Nippon Oil & Energy Corp 燃料電池システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5070685B2 (ja) 燃料電池システム、ガス漏れ検知装置およびガス漏れ検知方法
JP4806989B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007134168A (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムの水素漏れ検知方法
US8053129B2 (en) Fuel cell system, fuel cell valve system, and fuel cell gas supply device
JP2012119201A (ja) 燃料電池発電システムおよびその漏洩検出方法
JP3839360B2 (ja) ガスセンサの較正方法
JP5248337B2 (ja) 燃料電池発電システムおよびその検査方法
JP2008256552A (ja) ガス漏れ検出方法及びガス流通システム
JP2007265669A (ja) 燃料電池発電システムにおけるリーク検出方法
JP6101929B2 (ja) 水素生成装置および燃料電池システム
JP5607951B2 (ja) 燃料電池システムの停止状態維持方法
JP5451248B2 (ja) 燃料電池システムの停止保管方法
KR102019759B1 (ko) 연료 전지 발전 시스템
JP2007066867A (ja) 燃料ガス供給装置及び燃料電池システム
JP2017004629A (ja) 燃料電池発電装置
JP2005249708A (ja) 高圧タンクシステムのガス漏れ検出装置
WO2012132260A1 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP2009217952A (ja) 燃料処理装置、燃料電池システムおよび燃料処理装置の運転方法
JP7278192B2 (ja) ガス消費システム
JP2005190764A (ja) 燃料電池システムにおける気密試験方法
JP2012067832A (ja) 燃料供給システム
JP7338610B2 (ja) 燃料電池のガスリーク検査装置、およびその方法
JP2006107998A (ja) 燃料電池システム
JP6268980B2 (ja) 燃料電池システム
JP2014035930A (ja) 燃料電池発電システム及びその検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130712

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140319

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140708