JP2012115996A - 電力管理装置及び電力管理方法、並びにプログラム - Google Patents

電力管理装置及び電力管理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力量を精度よく管理することができる電力管理装置を提供する。
【解決手段】 電力管理装置は、電子機器の稼働状態の履歴を示す履歴情報を取得し、取得された履歴情報と、電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力とを用いて、履歴情報に示される稼働状態における消費電力量を算出する。電子機器の稼働状態は、予め定められた処理が中断している状態、予め定められた機能を実現するために必要となる電力の供給を停止しているスリープ状態、及び予め定められた処理の実行待ちのスタンバイ状態のうちの少なくとも1つを含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、電力管理装置及び電力管理方法、並びにプログラムに関し、特に、より高精度に消費電力量を管理できる電力管理装置及び電力管理方法、並びにプログラムに関する。
近年、二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量を低減するために、プリンタや複合機等の電子装置における消費電力量を低減することが求められている。このため、電子装置の消費電力量をユーザが認識可能にすること(いわゆる「見える化」)が求められている。また、ユーザに消費電力量を低減する行動を促進させるためには、各ユーザにより実行された処理(例えば、印刷やコピー等)単位での消費電力量を高精度に測定、管理し、「見える化」する必要がある。
そこで、消費電力量を計測可能な複数の画像形成装置とそれらの管理装置がネットワークに接続されたシステムにおいて、管理装置の要求に応じて各複写機が計測した消費電力量に関するデータを送出する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−335026号公報
しかしながら、特許文献1のような消費電力量の計測方法では、例外的な処理については対応していないため、例えばジョブの実行中に中断が生じたときに、デバイスの各稼働状態毎の消費電力量を誤り、消費電力量の管理精度を低下させてしまう恐れがある。
このように従来の技術では、電子装置の消費電力量を精度よく管理できないという問題点があった。
本発明の目的は、消費電力量を精度よく管理することができる電力管理装置及び電力管理方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の電力監視装置は、対象となる電子機器の消費電力量を管理する電力量管理装置であって、前記電子機器の稼働状態の履歴を示す履歴情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された履歴情報と前記電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力とを用いて、前記履歴情報に示される稼働状態における消費電力量を算出する算出手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、消費電力量を精度よく管理することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 ジョブ履歴管理部で保持されるジョブ履歴情報テーブル例を示す図である。 図1における電源供給部の構成例を示した図である。 図1における操作部の構成例を示す図である。 図1におけるクライアントPCの概略構成を示す図である。 図1の画像形成装置により実行される消費電力量管理プログラムのモジュール構成を示す図である。 図1の画像形成装置によって実行される消費電力量算出処理の手順を示すフローチャートである。 図7の処理により算出された消費電力量の一例を示す図である。 図4における液晶操作パネルに表示される消費電力量の表示例を示す図である。 図4における液晶操作パネルに表示されるユーザが投入したジョブ毎の消費電力量の表示例を示す図である。 図4における液晶操作パネルに表示される消費電力量内訳の表示例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 図12における電力計測部の概略構成を示す図である。 コントローラとプリンタとによって実行される消費電力量算出処理の手順を示すフローチャートである。 ジョブ開始から終了までの画像形成装置の消費電力と経過時間の関係を示した概略図である。 本発明の第3の実施の形態における各画像形成装置の消費電力量に関する情報を管理するネットワークシステム構成図である。 消費電力管理サーバと画像形成装置とによって実行されるジョブ情報取得処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態では、本発明の実施の形態に係る電力管理装置を画像形成装置に適用した場合の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。
図1において、画像形成装置100は、操作部10、コントローラ1200、電源供給部80、スキャナ20、及びプリンタ30で構成されている。また、画像形成装置100は、LAN3000を介してクライアントPC110と接続されている。このクライアントPC110は、画像形成装置100に対して画像形成の指示等を行うコンピュータである。第1の実施の形態において、消費電力量の管理対象となる電子機器は画像形成装置としている。
画像形成装置100における操作部10は、画像形成装置100を使用するユーザが各種の操作を行うためものである。電源供給部80は、スキャナ20、プリンタ30、コントローラ100、及び操作部10に電源を供給する。コントローラ1200は、スキャナ20や、プリンタ30や、LAN3000や、公衆回線(WAN)3001と接続され、画像形成装置の動作を統括的に制御する。また、コントローラ1200は画像情報やデバイス情報、消費電力量に関わる情報等の入出力制御を行う。スキャナ20は、スキャナ20を制御するCPU2001や原稿読取を行うための図示しない照明ランプや走査ミラー等を有する。プリンタ30は、画像データを用紙に印刷するものである。
また、コントローラ1200は、ジョブ管理部1209、ジョブ履歴管理部1212、RAM1202、操作部インタフェース1206、ネットワーク部1210、モデム部1211、CPU1201、ROM1203、HDD1204、イメージバスインタフェース1205、内部通信インタフェース1208、デバイスインタフェース1220、及び画像処理部1250を備える。これらは、システムバス1207に夫々接続されている。
CPU1201は、画像形成装置100を統括的に制御する制御部として機能する。RAM1202は、CPU1201が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。操作部インタフェース1206は、操作部10とのインタフェースで、操作部10に表示する画像データを操作部10に対して出力する。さらに操作部インタフェース1206は、操作部10から本画像形成装置を使用するユーザが入力した情報をCPU1201に伝える役割を有する。
ネットワーク部1210は、LAN3000に接続され、クライアントPC110やLAN3000上の図示しないその他のコンピュータ端末との通信(送受信)を行う。モデム部1211は、公衆回線3002に接続され、図示しない外部のファクシミリ装置とのデータの通信(送受信)を行う。ROM1203には、CPU1201が実行するブートプログラムが格納されている。HDD1204には、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値等が記憶されている。内部通信インタフェース1208は、コントローラ1200とスキャナ20及びプリンタ30との通信を行うためのインタフェースである。イメージバスインタフェース1205は、システムバス1207及び画像バス1240を接続しデータ構造を変換するバスブリッジである。
画像処理部1250は、RIP処理、スキャナ画像処理、プリンタ画像処理、画像回転処理、画像圧縮処理等、画像に対する処理を行う。デバイスインタフェース1220は、スキャナ20及びプリンタ30とコントローラ1200を接続して画像データの同期系/非同期系の変換を行う。画像処理部1250及びデバイスインタフェース1220は、画像データを高速で転送する画像バス1240に接続されている。
ジョブ管理部1209は、印刷やコピージョブを解析し、ユーザ名や印刷部数、カラー印刷等の出力属性情報、消費電力等を取得し、ジョブ情報として管理する。また、ジョブ管理部1209は、後述するジョブ識別子を作成して、ジョブ情報と紐づけて管理する。ジョブ情報は、操作部10から発行されたジョブ(例えば、コピージョブ)であれば操作部インタフェース1206から、クライアントPC110や他の端末から発行されたジョブ(例えば印刷ジョブ)であれば、ネットワーク部1210から取得する。
ジョブ履歴管理部1212は、ジョブ履歴情報(履歴情報)を管理する。ジョブ履歴管理部1212は、ジョブ終了時にジョブ管理部1209から送信したジョブ情報をジョブ履歴情報テーブルとして保持する。
図2は、ジョブ履歴管理部1212で保持されるジョブ履歴情報テーブル例を示す図である。
図2において、ジョブ履歴情報テーブルは、ジョブ履歴ID601、ユーザ名602、ジョブタイプ603、開始時刻604、終了時刻605、カラーページ数606、白黒ページ数607、スキャンページ数608、ジョブ消費電力量609、及びジョブ間消費電力量610で構成される。
ジョブ履歴ID601は、ジョブ履歴を一意に識別するIDである。ユーザ名602は、ジョブの実行を指示したユーザ名を示す。ジョブタイプ603は実行されたジョブの種別を示し、クライアントPC110からの印刷ジョブやコピー、スキャン等が挙げられる。開始時刻604及び終了時刻605はジョブの開始時刻及び終了時刻を示す。カラーページ数606は、該当ジョブによりカラー印刷/コピーされたページ数を示す。白黒ページ数607は、該当ジョブにより白黒印刷/コピーされたページ数を示す。スキャンページ数608は、スキャナ20によりスキャンされたページ数を示し、カラースキャンページ数、白黒スキャンページ数等を区別して記録することも可能である。
ジョブ消費電力量609は、該当ジョブによって消費された電力量を示す。ジョブ間消費電力量610は、該当ジョブの直前のジョブから該当ジョブまでに消費された消費電力量を示す。これは、画像形成装置のスタンバイ状態、スリープ状態、ジョブ中断状態といったジョブ以外の例外的な稼働状態における消費電力量の総計を示す。なお、スリープ状態は、予め定められた機能を実現するために必要となる電力の供給を停止している状態を示している。スタンバイ状態は、予め定められた処理の実行待ちの状態、すなわちジョブを受信した際にすぐにジョブを処理できる状態を示している。また、ジョブ中断状態は、予め定められた処理が中断している状態、すなわち実行中のジョブを中断した状態を示している。このように、例外的な処理にも対応しているので、より精度よく消費電力量を管理することができる。上述した実行中のジョブが中断される具体的な例として、用紙切れや紙詰まりが発生した場合が挙げられる。また、例外的な処理は、ジョブの中断に限られるものではなく、その電子機器に応じて適宜定めるようにしてもよい。
図2に示される情報により、誰によってどのようなジョブがどの時刻に開始され終了し、何Wh消費されたかというジョブ履歴情報が記録される。例えば、ジョブ履歴611は、2010/6/2_18:33:10に開始し、2010/6/2_18:50:15に終了したコピージョブが実行されたことを示している。更に、このジョブでは、10ページスキャンされ、10ページのカラー印刷が行われ、1000Whの電力が消費されたことを示している。
また、ジョブ履歴情報テーブルをジョブ種毎に作成するように構成してもよい。ジョブ管理部1209やジョブ履歴管理部1212は個別に用意されている必要は無く、CPU1201で実行されるソフトウェアとHDD1204等の記憶装置の組み合わせでも実現できる。
図3は、図1における電源供給部80の構成例を示した図である。
図3において商用電源70は主電源スイッチ71を介して電源供給部80に接続されている。電源供給部80ではスキャナ20、プリンタ30、コントローラ1200、操作部10等の画像形成装置100の各部に必要な電源を商用電源70を元に内部生成し供給する。
図4は、図1における操作部10の構成例を示す図である。
液晶操作パネル11は、液晶とタッチパネルを組み合わせたものであり、操作画面を表示するとともに、表示キーがユーザにより押されるとその情報をコントローラ1200に送る。スタートキー12は、原稿画像の読み取り印刷の動作を開始するときや、その他機能の開始指示に用いられる。スタートキーには、緑色と赤色の2色のLEDが組み込まれ、緑色点灯時には開始可能を示し、赤色点灯時には開始不可であることを示す。ストップキー13は稼動中の動作を止める働きをする。
ハードキー群14には、テンキー、クリアキー、リセットキー、ガイドキー、ユーザーモードキーが設けられる。また節電キー15は画像形成装置を操作部10からスリープ状態に移行、又は復帰させる際に用いられる。画像形成装置は通常状態で節電キー15がユーザによって押下されるとスリープ状態へ移行し、スリープ状態で節電キー15がユーザによって押下されると通常状態へ移行する。また、操作部10は、ユーザが液晶操作パネル11を用いて入力したユーザ名や印刷/コピー枚数、出力属性情報といったジョブ情報作成に必要な情報を操作部インタフェース1206に送信する。
図5は、図1におけるクライアントPC110の概略構成を示す図である。
図5において、クライアントPC110は、CPU1301、RAM1302、ネットワーク部1307、ROM1303、HDD1304、IO部1305、及び操作部1306で構成され、それぞれシステムバス1308で接続されている。
CPU1301は、OS(Operating System)やアプリケーションソフト等のプログラムをHDD1304から読み出して実行することで種々の機能を提供する。RAM1302はCPU1301がプログラムを実行する際のシステムワークメモリである。ROM1303はBIOS(Basic Input Output System)やOSを起動するためのプログラムや設定ファイルが記憶されている。HDD1304はハードディスクドライブであって、システムソフトウェア等が記憶されている。ネットワーク部1307はLAN3000に接続され、画像形成装置100等の外部機器と通信(送受信)を行う。IO部1305は液晶ディスプレイやマウス等図示しない入出力デバイスとから構成する操作部1306との情報を入出力するインタフェースである。液晶ディスプレイにはプログラムが指示する画面情報に基づき所定の解像度や色数等で所定の情報が描画される。例えば、GUI(Graphical User Interface)画面を形成し、操作に必要な各種ウィンドウやデータ等が表示される。
次に、画像形成装置100における省電力モードの1つであるスリープ状態について説明する。画像形成装置100は、スリープ状態とスリープ状態とは異なる通常状態で動作可能である。通常状態では、図3で示したように電源供給部80はスキャナ20、プリンタ30、操作部10、コントローラ1200にそれぞれ電力供給する。スリープ状態では、電源供給部80は、コントローラ1200からの命令を受けスキャナ20、プリンタ30、電力計測部50、操作部10には電力を供給せずコントローラ1200にのみ電力を供給する。
このとき、コントローラ1200のCPU1201を含む主要回路要素に対する電力供給は停止されるので、画像形成装置100の消費電力量を大幅に低減できる。さらに、ネットワーク部1210がLAN3000上のクライアントPC110等から印刷ジョブ等のデータを受信したとき、ネットワーク部1210は、通常状態へ復帰すべく、電源供給部80を制御することができる。なお、スリープ状態では、CPU1201に対する電力供給は遮断されるものとしたが、他の態様であっても良い。例えば、CPU1201に対する電力供給を通常状態より低減させるようにしてもよい。この場合、CPU1201はスリープ状態においては、通常状態の場合にくらべて実行できる処理が制限されるものとする。制限される処理には、ネットワーク部1210がLAN3000上のコンピュータ端末から受信したデータの処理が少なくとも含まれる。
また、スリープ状態のとき、RAM1202には、電源供給部80から電力が供給されているので、RAM1202はセルフリフレッシュ動作を行って、システムプログラムをバックアップしている。
図1における画像形成装置100のスリープ状態から通常状態への復帰を以下で詳細に説明する。
ネットワーク部1210が、例えばクライアントPC110から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブとして受信されたパケット中に、自装置(画像形成装置100)に固有の物理的アドレスに対応するデータシーケンスが含まれているか否かを解析する。ネットワーク部1210は、自装置に対応するデータシーケンスを検出すると、CPU1201を起動させる。
このとき、CPU1201は、CPU1201が起動した要因が、スリープ状態から通常状態への復帰によるものか否かを判断する。そして、スリープ状態から通常状態への復帰によるものと判断したときは、起動シーケンスを開始する。このとき、CPU1201は、システムプログラムをHDD1204からRAM1202にダウンロードするシーケンスを省き、スリープ状態移行時にRAM1202にバックアップされたシステムプログラムを利用する。これにより、通常状態となったコントローラ1200は、LAN3000上のクライアントPCからの印刷ジョブに応答して、プリンタ30に印刷出力を開始させる。
また、上記説明では、ネットワーク部1210によって、電力供給モードをスリープ状態から通常状態へ切り替える処理がなされているが、他の態様であっても良い。具体的には、ネットワーク部1210に限らず、モデム部1211又は操作部インタフェース1206によってスリープ状態から通常状態への切り替えがなされてもよい。前者の場合は、公衆回線を使用するファクシミリ通信が可能となり、後者の場合は、操作部インタフェース1206を使用するユーザからの指示受けが可能となる。このとき、操作部10の節電キー15のみスリープ状態中であっても電源を供給し、操作部インタフェース1206と通信させることで操作部10からのスリープ状態から通常状態への切り替えが可能となる。また、本実施の形態では、通常状態の中には、スタンバイ状態やジョブ中断状態が含まれる。
図6は、図1の画像形成装置100により実行される消費電力量管理プログラム1290のモジュール構成を示す図である。
図6に示される消費電力量管理プログラム1290は、印刷やコピー等のジョブを実行するジョブ制御プログラム等とともにHDD1204内に記憶されている。これらプログラムはCPU1201がブートプログラムを実行することにより、HDD1204からRAM1202へ読み出される。そしてCPU1201がRAM1202上に読み出したプログラムを実行することで処理されることとなる。
図6の消費電力量管理プログラム1290において、ジョブ履歴収集部1294(取得部)はジョブ履歴管理部1212で管理されているジョブ履歴情報テーブルを取得し、保持する。すなわち、ジョブ履歴収集部1294は、画像形成装置100の稼働状態の履歴を示す履歴情報を取得する。推定消費電力量算出部1291は、画像形成装置100の稼働状態毎の消費電力量を推定し算出する。推定消費電力量算出部1291は、画像形成装置100のスタンバイ状態、スリープ状態、ジョブ種別等の単位時間当りの消費電力を実験による計測や理論値の算出等により予め求めておき、パラメータとして保持しておくものとする。すなわち、稼働状態における消費電力が予め記録されている。
推定消費電力量算出部1291(算出手段)は、画像形成装置100の稼働状態毎の稼働時間から予め求めてある稼働状態毎の単位時間当りの消費電力を参照することにより、消費電力量の推定算出を行う。すなわち、推定消費電力量算出部1291は、ジョブ履歴収集部1294により取得された履歴情報と、画像形成装置100の稼働状態に応じて定まる消費電力とを用いて、履歴情報に示される稼働状態における消費電力量を算出する。
そして累計消費電力量保持部1292では、推定消費電力量算出部1291によって推定算出された消費電力量の値とジョブ履歴収集部1294に保持されたジョブ履歴情報テーブルからジョブ消費電力量とジョブ間消費電力量を算出して保持する。ここで累計消費電力量保持部1292に保持される消費電力量は、後述する画像形成装置100の稼働状態毎の消費電力量を管理するためのものである。
インタフェース部1293は、累計消費電力量保持部1292で保持している総消費電力量を操作部10の液晶操作パネル11に表示する。また、インタフェース部1293は、ネットワーク部1210を介してLAN3000上に接続されたクライアントPC110やその他の外部装置に出力する制御を行う。
次に、本実施の形態における画像形成装置の印刷ジョブの実行について説明する。図1における画像形成装置100は、LAN3000に接続されたクライアントPC110から送信された印刷ジョブに基づいて以下のように印刷処理を実行する。
CPU1201は、印刷ジョブを受信すると内部通信インタフェース1208を介してプリンタ30にジョブ開始を通知する。プリンタ30のCPU3001はジョブ開始の通知に従い、プリンタ30を印刷可能な状態にするための制御を行う。
CPU1201は、LAN3000に接続されたクライアントPC110からネットワーク部1210を介して受信した画像データである印刷データをRAM1202に記憶させる。
そして、この画像データを、イメージバスインタフェース1205を介して画像処理部1250に供給し、画像処理部1250は、この画像データ(PDLコード)をビットマップデータに展開し、圧縮処理を行ってHDD1204に蓄積する。次いで、画像処理部1250は、HDD1204に蓄積された画像データ(圧縮されたビットマップデータ)を伸張し、プリンタの補正及び解像度変換等を行い、必要な場合に画像データに回転処理を施す。続いて、各種処理を施された画像データは、印刷データとしてデバイスインタフェース1220を介してプリンタ30に送出され、プリンタ30によって用紙に印刷処理がなされる。さらに、CPU1201は内部通信インタフェース1208を介してプリンタ30にジョブ終了を通知する。プリンタ30のCPU3001はジョブ終了の通知に従い、プリンタ30を印刷終了状態にするための制御を行う。
次に、本実施の形態における画像形成装置のスキャンジョブの実行について説明する。画像形成装置100は、操作部10からのスキャンジョブの指示に基づいて以下のようにスキャン処理を実行する。
CPU1201は、スキャンジョブを受信すると内部通信インタフェース1208を介してスキャナ20にジョブ開始を通知する。スキャナ20のCPU2001はジョブ開始の通知に従い、スキャナ20を読み取り可能な状態にするための制御を行う。その後、スキャナ20による読み取りが開始し、読み取られた画像データをRAM1202に記憶させる。その後、画像データを、画像処理部1250に供給し、圧縮処理を行ってHDD1204に蓄積する。次いで、HDD1204に蓄積された画像データ(圧縮されたビットマップデータ)はCPU1201によってネットワーク部1210を経由して、宛先として指定された機器に送信される。宛先は操作部10を経由してユーザにより設定される。もちろん、宛先として画像形成装置100のHDD1204を選んでもよい。送信処理完了後は、CPU1201は内部通信インタフェース1208を介してスキャナ20にジョブ終了を通知する。スキャナ20のCPU2001はジョブ終了の通知に従い、スキャナ20を印刷終了状態にするための制御を行う。
図7は、図1の画像形成装置100によって実行される消費電力量算出処理の手順を示すフローチャートである。
図7の処理は、図1の画像形成装置100におけるCPU1201によって実行される。
画像形成装置100の動作モードがスリープ状態に移行するとき(ステップS101でYES)、スリープ状態に移行する前、及びスリープ状態から通常状態に復帰したときの時間からスリープ状態の消費電力量として、推定消費電力量算出部1291が消費電力量を算出し(ステップS108)、本処理を終了する。
ステップS101で否定判別したとき(ステップS101でNO)、画像形成装置100の動作モードがスタンバイ状態のとき(ステップS102でYES)、推定消費電力量算出部1291がスタンバイ状態時の消費電力量として算出し(ステップS107)、本処理を終了する。
ステップS102で否定判別したとき(ステップS102でNO)、画像形成装置100がジョブ実行中にジョブを一時的に中断して待機している状態のとき(ステップS103でYES)、推定消費電力量算出部1291がジョブ中断時の消費電力量として算出し(ステップS106)、本処理を終了する。ここでジョブ中断とは、例えば画像形成装置100が印刷ジョブの実行中にトナー切れや用紙切れ、用紙詰まりが発生した場合に、現在実行中のジョブが中断される状態である。本実施の形態においては、通常のスタンバイ状態とジョブ中断時の状態における消費電力量を区別することによって、より詳細な電力管理情報をユーザに提供できる。
ステップS103で否定判別したとき、開始するジョブが新規の開始ジョブか否か判別する(ステップS104)。このように、画像形成装置100が印刷ジョブやスキャンジョブ等を開始する場合は、そのジョブが新たに実行開始するジョブか中断されていたジョブが再開される場合かによって、処理が分かれる。
新規に開始するジョブのとき(ステップS104でYES)、ジョブ管理部1209はそのジョブを一意に識別できるジョブ識別子を作成し(ステップS105)、ステップS109に進む。
新規に開始するジョブではないとき(ステップS104でNO)、推定消費電力量算出部1291は、ジョブ管理部1209が作成したジョブ識別子と対応させて、画像形成装置100が実行するジョブの消費電力量を算出し(ステップS109)、本処理を終了する。このとき、CPU1201は、画像形成装置100が消費した消費電力量として、ジョブ履歴管理部1212に保持する。
図7の処理によれば、履歴情報を取得し(ステップS100)、取得された履歴情報と電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力とを用いて、履歴情報に示される稼働状態における消費電力量を算出する(ステップS106〜109)ので、消費電力量を精度よく管理することができる。また、履歴情報には、画像形成装置のスタンバイ状態、スリープ状態、ジョブ中断状態といったジョブ以外の例外的な稼働状態も記録されるため、例外的な処理は発生した場合にも、消費電力量を精度よく管理することができる。
図8は、図7の処理により算出された消費電力量の一例を示す図である。
図8において、時刻t0は画像形成装置100がスリープ状態に移行した時刻である。時刻t1は、画像形成装置100がスリープ状態から復帰して、ジョブ処理1を開始した時刻である。ここでジョブ処理1は例えば印刷ジョブである。時刻t2は印刷ジョブであるジョブ処理1が例えば用紙切れにより、実行中のジョブを中断した時刻を示す。従って、画像形成装置100は時刻t2からジョブ中断状態となる。
時刻t3は、画像形成装置100がスキャンジョブであるジョブ処理2を開始した時刻である。本実施の形態における画像形成装置100は、機能の縮退動作が可能であり、例えば印刷ジョブは用紙切れにより実行することができないが、用紙切れとは関係なく動作可能なスキャンジョブ等は実行することができる。時刻t4は、ジョブ処理2が正常に終了した時刻であり、画像形成装置100は再びジョブ処理1のジョブ中断状態となる。
時刻t5は、画像形成装置100の切れていた用紙が補給される等により印刷ジョブであるジョブ処理1が再開した時刻である。時刻t6はジョブ処理1が正常に終了し、スタンバイ状態へと移行した時刻である。
図7に示される処理は、画像形成装置100の動作モードが変更する時刻や、ジョブ処理が開始、中断される際に実行される。以上より、時刻t0とt1間の消費電力量はスリープ時電力として保持される。時刻t1とt2間及び時刻t5とt6間のジョブは同一のジョブ識別子により同一のジョブであると識別され、消費電力量はジョブ処理1の消費電力量として保持される。時刻t2とt3及び時刻t4とt5間の消費電力量はジョブ中断時電力として保持される。時刻t3とt4間の消費電力量は、ジョブ処理1と異なるジョブ識別子により、ジョブ処理1とは区別されたジョブ処理2の消費電力量として保持される。ジョブ処理が正常終了した後の時刻t6以降の消費電力量はスタンバイ時電力として保持される。
図9は、図4における液晶操作パネル11に表示される消費電力量の表示例を示す図である。
図9における表示例は、ユーザが操作部10を操作することによって液晶操作パネル11に表示される消費電力量の情報を示している。表示内容のタイトル81は、本表示例の場合、一日分の消費電力量の情報をグラフ化して表示していることから、消費電力量(日)となっている。
また、トータル消費電力量89は、表示している区間におけるトータルの消費電力量を示している。消費電力量グラフ82は、ユーザからの指示をうけて、ある区間の消費電力量をグラフ化して表示している。この場合、縦軸は単位当りの消費電力量であり横軸は時刻である。
図10は、図4における液晶操作パネル11に表示されるユーザが投入したジョブ毎の消費電力量の表示例を示す図である。
図10において、表示内容のタイトル83は、本表示例の場合は、ユーザAの一ヶ月分の消費電力量の情報をグラフ化して表示していることから、ユーザAの消費電力量(月)となっている。また、トータル消費電力量84は、表示している区間におけるトータルの消費電力量を示している。消費電力量グラフ85では、ユーザAが該当月に実行したジョブの情報として日時と各ジョブで消費された消費電力量をグラフ化して表示している。図10の場合、横軸は単位当りの消費電力量である。
図11は、図4における液晶操作パネル11に表示される消費電力量内訳の表示例を示す図である。
図11において、表示内容のタイトル86は、本表示例の場合は、画像形成装置100の一日分の消費電力量の内訳の情報を円グラフ化して表示していることから、消費電力量内訳(日)となっている。また、トータル消費電力量88は表示している日にちにおけるトータルの消費電力量を示している。消費電力量内訳円グラフ87では、画像形成装置100が該当日の稼動状態毎の消費電力量や実行したジョブ毎の消費電力量の内訳の情報を円グラフ化して表示している。この場合、各稼動状態の内訳は該当日のトータル消費電力量におけるパーセンテージで示される。
これらの表示例を表示するための表示処理は、ユーザによる操作部10からの表示要求が操作部インタフェース1206を介してCPU1201に伝えることによって実行される。具体的にはCPU1201によって前述した消費電力量管理プログラム1290におけるインタフェース部1293を実行することによって実現される。また、本実施の形態では操作部10の液晶操作パネル11に表示としたが、LAN3000上のクライアントPC110等の外部機器からの要求を受けてネットワーク部1210を介してクライアントPC110等の外部機器の表示部に表示してもよい。
[第2の実施の形態]
以下、本発明を実施するための第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
第2の実施の形態では、画像形成装置100に電力計測部(実測手段)を設け、画像形成装置の消費電力を実測した場合の消費電力量管理を実現する形態である。第1の実施の形態では予め定められた消費電力のパラメータにより推測していたので、より精度を向上させた消費電力量管理が可能となる。第2の実施の形態における画像形成装置の構成は第1の実施の形態における画像形成装置100と同様であるため、差分についてのみ説明する。また、第2の実施の形態において、消費電力量の管理対象となる電子機器は画像形成装置としている。
図12は、第2の実施の形態に係る画像形成装置200の概略構成を示す図である。
図12において、画像形成装置200は、画像形成装置100の構成に加え、画像形成装置200の消費電力を実測する電力計測部50を有する。
図13は、図12における電力計測部50の概略構成を示す図である。
図13において、電力計測部50は、電圧検出部51、A/D変換部53,54、電流検出部52を有する。
電圧検出部51は、電圧値を検出し、電流検出部52は、電流値を検出する。電圧値の具体的な検出は、一般的な商用電源のL(ライン)とN(ニュートラル)を全波整流し、それをトランス等で低圧化して、その数値をA/D変換部53で読み取る方法でも良い。電流値の具体的な検出は、L(ライン)に流れる電流値を磁束に変換し、それを電圧に変換して、A/D変換部54で読み取ってもよいし、電流値検出抵抗を挿入して読み取っても良い。また、流れる電流により温度が変化する素子を挿入して、読み取る方法でも良い。上記した方法で検出され、A/D変換された電圧値と電流値は本実施の形態ではプリンタ30に入力される。入力された電圧値と電流値はプリンタ30内部のCPU3001により読み取られ、2つの値を掛け算した結果を消費電力量として保持する。また直前の読み取り時間からの経過時間、すなわち稼働状態が継続した時間から、消費電力×時間とすることで所定時間内の消費電力量を算出する。この電流値、電圧値を元にプリンタ30内部で算出された消費電力量はプリンタ30がコントローラ1200内の内部通信インタフェース1208と通信することでコントローラ1200内のCPU1201に送信することが可能な構成となっている。また、その他の手法として電力計測部50内部にデジタルデータを高速に演算処理するDSP(デジタルシグナルプロセッサ)を搭載し、電力計測部50内部で消費電力量を算出する構成としてもよい。その場合、電力計測部50は直接コントローラ1200に内部通信インタフェース1208を通して接続されるものとしてよい。
なお、第2の実施の形態における、画像形成装置100により実行される消費電力量管理プログラムは、第1の実施の形態の消費電力量管理プログラム1290と同様である。ただし、第2の実施の形態においては、推定消費電力量算出部1291による画像形成装置200の消費電力量を推定算出する代わりに、電力計測部50による消費電力量の実測を行う。
図14は、コントローラ1200とプリンタ30とによって実行される消費電力量算出処理の手順を示すフローチャートである。
図14において、CPU1201は、印刷ジョブを受信すると内部通信インタフェース1208を介してプリンタ30にジョブ開始を通知すると同時に、電力計測を指示する(ステップS201)。
電力計測指示を受け取ったプリンタ30は、電力計測部50の計測値を取得する(ステップS202)。なお、プリンタ30による計測値の取得は電力計測指示を受け取ってから所定の時間経過した後に行ってもよい。計測値を取得した後に、直前に電力を計測した時刻からの経過時間から時間×電力として消費電力量を算出する(ステップS203)。さらに、プリンタ30のCPU3001は内部通信インタフェース1208を介してCPU1201に消費電力量(消費電力量8とする)を通知する(ステップS204)。
CPU1201は、消費電力量8をスタンバイ時の消費電力量として、ジョブ履歴管理部に保持する(ステップS205)。印刷ジョブ終了後(ステップS206)、CPU1201は、内部通信インタフェース1208を介してプリンタ30にジョブ終了を通知すると同時に、電力計測を指示する(ステップS207)。
電力計測指示を受け取ったプリンタ30は、電力計測部50の計測値を取得する(ステップS208)。計測値を取得した後に、直前に取得したときからの経過時間から、時間×電力として消費電力量を計算し(ステップS209)、プリンタ30のCPU3001は内部通信インタフェース1208を介してCPU1201に消費電力量(消費電力量9とする)を通知し(ステップS110)、プリンタ30による処理が終了する。
CPU1201は、消費電力量9をジョブ識別子によって一意に識別できるジョブ処理における消費電力量として、ジョブ履歴管理部に保持し(ステップS211)、コントローラ1200による処理も終了する。
図15は、ジョブ開始から終了までの画像形成装置200の消費電力と経過時間の関係を示した概略図である。
図15において、図14のステップS204においてCPU1201に通知された消費電力量8、及びステップS210においてCPU1201に通知された消費電力量9が示されている。
時刻t0は直前に電力を計測した時刻である。時刻t1は、図14のステップS202の時刻である。時刻t2は、図14のステップS208の時刻である。画像形成装置200の消費電力は、区間901で示すようにジョブ開始後に例えば定着器の温度を上昇させる等画像形成装置200を印刷開始状態に移行するために上昇する。
画像形成装置200が印刷開始状態に移行した後は、区間902のように消費電力は一定の値となる。ジョブ終了後、画像形成装置200はスタンバイ状態に移行するため、区間903に示されるように消費電力は下降し一定の値となる。
以上述べたように画像形成装置200の消費電力は遷移するため、本実施の形態で取得した消費電力量9は印刷ジョブのジョブ処理中に消費した電力量と近い値となる。
このように、本実施の形態においては画像形成装置200に電力計測部50を設けることにより、稼働状態に応じた消費電力量を実測から得ることができる。従って、画像形成装置200の消費電力量の算出、計測、管理の精度を向上させることが可能となる。
[第3の実施の形態]
以下、本発明を実施するための第3の実施の形態について図面を用いて説明する。
第3の実施の形態では、第1の実施の形態や第2の実施の形態において、画像形成装置で実現していた消費電力量の算出、計測、管理の機能を、画像形成装置外の消費電力管理サーバにて実現する例を示す。このような構成をとることで、複数台の画像形成装置の消費電力量に関わる情報を消費電力管理サーバで一元管理することが可能となる。すなわち、第3の実施の形態において、電力管理装置がサーバに対応し、消費電力量の管理対象となる電子機器は画像形成装置となっている。
図16は、第3の実施の形態における各画像形成装置の消費電力量に関する情報を管理するネットワークシステム構成図である。
図16におけるシステムは、クライアントPC110,111と画像形成装置100,101,200と消費電力管理サーバ300とを備える。クライアントPC110,111と画像形成装置100,101,200と消費電力管理サーバ300は、それぞれLAN3000により相互に通信可能に接続されている。
本実施の形態における画像形成装置100,101,200の構成は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態における構成から、消費電力量管理プログラム1290を除いたものとなる。
また、消費電力管理サーバ300のハードウェア構成は、クライアントPC110,111の構成と同様である。本実施の形態では、消費電力管理サーバ300のCPU1301において、消費電力量管理プログラム1290は実行される。
消費電力管理サーバ300が実行する消費電力量管理プログラム1290は、図6と同様である。消費電力量管理プログラム1290は、HDD1304内に消費電力管理サーバ300が実現すべき機能として格納されている。ジョブ履歴収集部1294はインタフェース部1293を介して画像形成装置100,101,200と通信してジョブ履歴管理部1212で管理されているジョブ履歴情報テーブルを取得し、保持する。
取得されたジョブ履歴情報テーブルに含まれる消費電力情報は、通信相手の画像形成装置が電力計測部50を有する画像形成装置200のような構成である場合は実測によって得られたものである。
一方、電力計測部50を有していない画像形成装置100のような構成である場合は画像形成装置側で推定算出によって得られたものであるか、又は消費電力管理サーバ300が推定算出する構成であってもよい。
さらに、複数の画像形成装置からジョブ履歴情報テーブルを収集する場合、画像形成装置の識別子を情報としてテーブルに加えることが考えられる。累計消費電力量保持部1292は、ジョブ履歴収集部1294に保持されたジョブ履歴情報テーブルからジョブ消費電力量とジョブ間消費電力量を読み出し、保持する。
また、消費電力管理サーバ300はネットワーク部1307を介してLAN3000上に接続されたクライアントPC110やその他の外部装置に各画像形成装置の総消費電力量を出力する制御を行う。
図17は、消費電力管理サーバ300と画像形成装置とによって実行されるジョブ情報取得処理の手順を示すフローチャートである。
図17において、処理対象となる画像形成装置を、画像形成装置100としている。
消費電力管理サーバ300のCPU1301が、ネットワーク部1307を経由して、画像形成装置100にジョブ履歴送付を指示する(ステップS301)。
ネットワーク部1210を経由して指示を受け取った画像形成装置100は、CPU1201によりジョブ履歴管理部1212に保持されているジョブ履歴情報テーブルを、ネットワーク部1210を経由して消費電力管理サーバ300に送付する(ステップS302)。なお、ジョブ履歴情報テーブルに存在する消費電力量の取得方法は、第1の実施の形態、及び第2の実施の形態で述べたものと同一である。CPU1201は、送信済みのジョブ履歴情報テーブルを送信済みジョブ履歴情報テーブルとしてジョブ履歴管理部1212に新たに保持してもよい。
ネットワーク部1307を経由してジョブ履歴情報テーブルを受け取った消費電力管理サーバ300は、ジョブ履歴収集部1294にジョブ履歴情報テーブルを保持する(ステップS303)。その後、累計消費電力量保持部1292が、新たに収集されたジョブ履歴情報テーブルを用いて消費電力量を読み出し、保持し(ステップS304)、本処理を終了する。
以上述べたフローを各画像形成装置に対して行うことにより、各画像形成装置の消費電力量の算出、管理が可能になる。
このように、消費電力管理サーバ300によって、複数の画像形成装置の消費電力量の算出や一元管理をすることができる。
以上説明したフローチャート(図7,14,17)は、あくまでも一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない限り、ステップの削除や新たなステップを挿入してもよい。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 画像形成装置
300 消費電力管理サーバ
1201,1301,2001,3001 CPU
1202 RAM
1203 ROM
1204 HDD
1209 ジョブ管理部
1212 ジョブ履歴管理部
1290 消費電力量管理プログラム
1291 推定消費電力量算出部
1292 累計消費電力量保持部
1293 インタフェース部
1294 ジョブ履歴収集部

Claims (7)

  1. 対象となる電子機器の消費電力量を管理する電力量管理装置であって、
    前記電子機器の稼働状態の履歴を示す履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された履歴情報と前記電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力とを用いて、前記履歴情報に示される稼働状態における消費電力量を算出する算出手段と
    を備えたことを特徴とする電力管理装置。
  2. 前記電子機器の稼働状態は、予め定められた処理が中断している状態、予め定められた機能を実現するために必要となる電力の供給を停止しているスリープ状態、及び予め定められた処理の実行待ちのスタンバイ状態のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の電力管理装置。
  3. 前記電子機器の稼働状態ごとに、該稼働状態における消費電力が予め記録されており、
    前記算出手段は、予め記録された消費電力を前記電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力として、前記消費電力量を算出することを特徴とする請求項1又は2記載の電力管理装置。
  4. 前記電子機器の稼働状態ごとに、消費電力を実測する実測手段を備え、
    前記算出手段は、前記実測手段により実測された消費電力を前記電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力として、前記消費電力量を算出することを特徴とする請求項1又は2記載の電力管理装置。
  5. 前記電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力は、単位時間あたりの消費電力であり、
    前記算出手段は、前記単位時間あたりの消費電力、及び前記稼働状態が継続した時間から前記消費電力量を算出する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  6. 対象となる電子機器の消費電力量を管理する電力量管理装置の電力量管理方法であって、
    前記電子機器の稼働状態の履歴を示す履歴情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された履歴情報と前記電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力とを用いて、前記履歴情報に示される稼働状態における消費電力量を算出する算出ステップと
    を備えたことを特徴とする電力管理方法。
  7. 対象となる電子機器の消費電力量を管理する電力量管理装置の電力量管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記電力量管理方法は、
    前記電子機器の稼働状態の履歴を示す履歴情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された履歴情報と前記電子機器の稼働状態に応じて定まる消費電力とを用いて、前記履歴情報に示される稼働状態における消費電力量を算出する算出ステップと
    を備えたことを特徴とするプログラム。
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