JP2012114804A - 無線端末装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不要な位置登録処理を抑制できる無線端末装置及びその制御方法を提供すること。
【解決手段】携帯電話機1は、位置登録したLTEシステムの呼出ゾーンに対応するCDMAシステムの呼出ゾーンの識別データを、LTEシステムの基地局から受信するLTE受信部41と、CDMAシステムの呼出ゾーンの識別データを、CDMAシステムの基地局から受信するCDMA受信部42と、LTEシステムでの通信からCDMAシステムでの通信へ遷移する際、CDMA受信部42により受信された遷移先の呼出ゾーンの識別データがLTE受信部41により受信された識別データと一致する場合、新たに位置登録を行わず、一致しない場合、新たに位置登録を行う制御部30と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の通信システムで通信可能な無線端末装置及びその制御方法に関する。
近年、携帯電話機等の無線端末装置が利用する通信システムとして、回線交換(CS:Circuit Switched)方式の通信システム(例えば、CDMA)に加えて、LTE(Long Term Evolution)方式の通信システムが登場している。
ところが、無線端末装置では、LTE方式の通信システムとCDMA方式の通信システムとの双方を同時に利用することができない。そのため、無線端末装置は、LTEを利用中に、CDMAのページングチャネルを取得できず、着信の有無を知ることができなかった。そこで、3GPP TS 23.272において、CS Fallback機能が規定され、この機能により、LTEでCDMAからの着信要求を通知することができる(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照)。
ここで、CS Fallback機能を実現するためには、LTEで待ち受け中の端末がCDMAにおいて物理的にどの呼出ゾーンにあるかを知る必要がある。このため、無線端末装置がLTEシステムで位置登録要求を行った際に、LTEシステムは、LTEの呼出ゾーンと重なるエリアを有するCDMAの呼出ゾーンに対して位置登録要求を行う。このとき、LTEの呼出ゾーンがCDMAのどの呼出ゾーンと重なっているかは、予め用意されているマッピングデータから取得される。CDMAシステムは、LTEシステムから位置登録要求を受信すると、位置登録情報を更新し、LTEシステムへ応答を返信する。
特開2009−267996号公報
しかしながら、上記のマッピングデータは、LTEの呼出ゾーンとCDMAの呼出ゾーンとが1対1に対応付けられているため、実際の呼出ゾーンの物理的な位置関係とずれている場合がある。すると、CS Fallback機能が搭載されている無線端末装置は、LTEシステムからCDMAシステムへハンドオフした場合に、ハンドオフ先の呼出ゾーンと異なる呼出ゾーンに対して位置登録されていることも多い。
この場合、無線端末装置は、CDMAの着信信号をハンドオフ先で受けることができない。そこで、無線端末装置は、ハンドオフした際に、ハンドオフ先の呼出ゾーンに対して、新たに位置登録を行う必要があった。すると、既に位置登録されている呼出ゾーンに対して再び位置登録を行う場合もあるため、CDMAシステムへのアクセスが増大していた。
本発明は、不要な位置登録処理を抑制できる無線端末装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る無線端末装置は、第1の通信システムにおける呼出ゾーンに対して位置登録した際に、当該第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンに対しても位置登録される無線端末装置であって、位置登録した前記第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを、前記第1の通信システムの基地局から受信する第1の受信部と、前記第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを、当該第2の通信システムの基地局から受信する第2の受信部と、前記第1の通信システムでの通信から前記第2の通信システムでの通信へ遷移する際、前記第2の受信部により受信された遷移先の呼出ゾーンの識別データが前記第1の受信部により受信された識別データと一致する場合、新たに前記遷移先の呼出ゾーンに対して位置登録を行わず、一致しない場合、新たに当該呼出ゾーンに対して位置登録を行う制御部と、を備える。
また、前記第1の受信部は、前記第1の通信システムの基地局より報知されるオーバーヘッド情報から、前記第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを取得し、前記第2の受信部は、前記第2の通信システムの基地局より報知されるオーバーヘッド情報から、前記第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを取得することが好ましい。
また、前記第1の通信システムは、LTE方式であり、前記第2の通信システムは、CDMA方式であることが好ましい。
また、前記第1の受信部は、3GPP TS 23.272に規定されているCS Fallback機能のマッピングデータに基づいて、前記第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを受信することが好ましい。
本発明に係る制御方法は、第1の通信システムにおける呼出ゾーンに対して位置登録した際に、当該第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンに対しても位置登録される無線端末装置の制御方法であって、位置登録した前記第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを、前記第1の通信システムの基地局から受信する第1の受信ステップと、前記第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを、当該第2の通信システムの基地局から受信する第2の受信ステップと、前記第1の通信システムでの通信から前記第2の通信システムでの通信へ遷移する際、前記第2の受信ステップにおいて受信された遷移先の呼出ゾーンの識別データが前記第1の受信ステップにおいて受信された識別データと一致する場合、新たに前記遷移先の呼出ゾーンに対して位置登録を行わず、一致しない場合、新たに当該呼出ゾーンに対して位置登録を行う制御ステップと、を含む。
本発明によれば、無線端末装置において、不要な位置登録処理が抑制される。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話機の機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る連携位置登録の手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話機がマッピングデータと異なる呼出ゾーンへハンドオフした場合の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話機がマッピングデータと一致する呼出ゾーンへハンドオフした場合の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話機がマッピングデータと一致する呼出ゾーンへハンドオフする場合の処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話機がマッピングデータと一致しない呼出ゾーンへハンドオフする場合の処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の好適な実施形態の一例について説明する。なお、本実施形態では、無線端末装置の一例として携帯電話機1を説明する。
図1は、本実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。
なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話機の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話機の形態はこれに限られない。例えば、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ)でもよい。
携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備えて構成される。操作部側筐体2は、表面部10に、操作部11と、携帯電話機1の使用者が通話時や音声認識アプリケーションを利用時に発した音声が入力されるマイク12と、を備えて構成される。操作部11は、各種設定機能や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作ボタン13と、電話番号の数字やメールの文字等を入力するための入力操作ボタン14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン15と、から構成されている。
また、表示部側筐体3は、表面部20に、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバ22と、を備えて構成されている。
また、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話機1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに開いた状態(開状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(閉状態)にしたりできる。
図2は、本実施形態に係る携帯電話機1の機能を示すブロック図である。
携帯電話機1は、操作部11と、表示部21と、制御部30と、通信部40と、記憶部50と、音声制御部60とを備える。
制御部30は、携帯電話機1の全体を制御しており、例えば、表示部21、通信部40等の各部に対して所定の制御を行う。また、制御部30は、操作部11や通信部40等から入力を受け付けて、各種処理を実行する。そして、制御部30は、処理実行の際には、記憶部50を制御し、各種プログラム及びデータの読み出し、及びデータの書き込みを行う。なお、本実施形態に係る制御部30の詳細機能は後述する。
通信部40は、所定の使用周波数帯(例えば、2GHz帯や800MHz帯等)で外部装置(基地局)と通信を行う。そして、通信部40は、アンテナより受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部30に供給し、また、制御部30から供給された信号を変調処理し、アンテナから外部装置に送信する。
ここで、通信部40は、本実施形態においては、音声及びデータ通信用の通信プロトコルであるW−CDMAやCDMA2000_1x(以下、CDMAという)方式と、主に高速データ通信に用いられる通信プロトコルであるLTE方式との双方に対応しており、いずれのプロトコルの通信システムでも通信可能である。通信部40は、制御部30からの指令に基づいて、いずれかのプロトコルにより基地局と通信を行う。なお、携帯電話機1は、データ通信時にはLTE方式によるLTEシステム(第1の通信システム)での通信を優先し、音声通話時には、CDMA方式によるCDMAシステム(第2の通信システム)での通信へ切り替えるものとする。
通信部40は、LTE受信部41(第1の受信部)とCDMA受信部42(第2の受信部)とを備えている。
LTE受信部41は、位置登録したLTEシステムの呼出ゾーンに対応するCDMAシステムの呼出ゾーンの識別データを、LTEシステムの基地局100から受信する。識別データは、LTEシステムにおいて、CS Fallback機能のマッピングデータに基づいて取得され、基地局100より報知されるオーバーヘッド情報に含まれる。LTE受信部41は、このオーバーヘッド情報から識別データを取得する。
CDMA受信部42は、CDMAシステムを捕捉してハンドオフする際、ハンドオフ先の呼出ゾーンの識別データを、このCDMAシステムの基地局200から受信する。識別データは、基地局200より報知されるオーバーヘッド情報に含まれており、CDMA受信部42は、このオーバーヘッド情報から識別データを取得する。
記憶部50は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部30による演算処理に利用される。また、本実施形態に係る各種プログラム等を記憶する。さらに、記憶部50は、CDMAシステムにおいて携帯電話機1が位置登録されている呼出ゾーンを識別するデータを含むゾーンリストを記憶する。
音声制御部60は、制御部30の制御に従って、通信部40から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をレシーバ22に出力する。レシーバ22は、音声制御部60から供給された信号を外部に出力する。なお、この信号は、レシーバ22に代えて、又はレシーバ22と共に、スピーカ(図示せず)から出力されるとしてもよい。また、音声制御部60は、制御部30の制御に従って、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号を通信部40に出力する。通信部40は、音声制御部60から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をアンテナより出力する。
次に制御部30の機能を詳述する。
携帯電話機1と各通信システムの制御装置とは、LTEシステムにおいてCDMAシステムの着信を通知するために、CS Fallback機能を有している。そこで、LTEシステムの制御装置であるMME(Mobility Management Entity)は、LTEシステムとCDMAシステムとの物理的な呼出ゾーンの重なりの対応関係を示すマッピングデータを記憶している。
また、携帯電話機1は、LTEシステムにおける呼出ゾーンに対して位置登録した際に、このLTEシステムの呼出ゾーンに対応するCDMAシステムの呼出ゾーンに対しても、MMEにより位置登録(連携位置登録)される。
図3は、本実施形態に係る連携位置登録の手順を示す図である。
LTEシステムの制御装置であるMMEは、3つの呼出ゾーン(TA1、TA2、TA3)を管理している。また、CDMAシステムの制御装置であるMSC(Mobile Switching Center)/VLR(Visited Location Register)#1と、MSC/VLR#2とは、それぞれ呼出ゾーンLA1とLA2とを管理している。
そして、MMEは、マッピングデータとして、TA1とLA1との対応関係、並びにTA2及びTA3とLA2との対応関係をマッピング表に記憶している。
まず、LTEシステムの呼出ゾーンTA3に位置している携帯電話機1の制御部30がMMEに対して位置登録処理を行う(1)。すると、MMEは、マッピング表から、呼出ゾーンTA3と物理的に重なっているCDMAシステムの呼出ゾーンLA2を割り出す(2)。そして、MMEは、呼出ゾーンLA2を管理しているMSC/VLR#2に対して位置登録要求を行う(3)。この要求を受けたMSC/VLR#2は、位置登録処理を行い、携帯電話機1がLTEシステムの呼出ゾーンTA3に位置していることを記憶する。
この連携位置登録がされたことにより、CDMAシステムでの着信がMSC/VLR#2に通知され、さらに、MSC/VLR#2からMMEに対して着信通知が行われる。
携帯電話機1の制御部30は、着信通知に応じて、LTEシステムからCDMAシステムへハンドオフして応答処理を行うが、この他にも、信号強度の低下等により携帯電話機1がアイドル中にCDMAシステムへハンドオフする場合がある。
この場合、制御部30は、CDMAシステムを捕捉して、通信環境が良好な基地局と同期するため、必ずしもマッピングデータと一致する呼出ゾーンへハンドオフするとは限らない。そこで、制御部30は、LTEシステムでの通信からCDMAシステムでの通信へ遷移する際、CDMA受信部42により受信された遷移先の呼出ゾーンの識別データがLTE受信部41により受信された識別データと一致する場合、新たに遷移先の呼出ゾーンに対して位置登録を行わず、一致しない場合、新たに遷移先の呼出ゾーンに対して位置登録を行う。
このように、制御部30は、ハンドオフ先の呼出ゾーンが上述の連携位置登録により既に位置登録されている呼出ゾーンと異なる場合にのみ、新たに位置登録処理を実行し、同一の呼出ゾーンに対して重複して位置登録処理を実行することを抑制する。
図4は、本実施形態に係る携帯電話機1がマッピングデータと異なる呼出ゾーンへハンドオフした場合の一例を示す図である。
この例では、携帯電話機1は、LTEシステムの呼出ゾーンTA2に位置登録されており、マッピング表に従って、対応するCDMAシステムの呼出ゾーンLA1にも連携位置登録されている。
このとき、携帯電話機1が物理的に呼出ゾーンLA2と重なる場所に位置していると、CDMAシステムへハンドオフした場合、呼出ゾーンLA2と同期することとなる。すると、位置登録されている呼出ゾーンLA1のMSC/VLR#1に着信信号が送信されるため、携帯電話機1は、この着信信号を受信することができない。
そこで、携帯電話機1の制御部30は、LTEシステムの呼出ゾーンTA2から、CDMAシステムの呼出ゾーンLA2へハンドオフした場合、新たに呼出ゾーンLA2に対して位置登録処理を行う。
図5は、本実施形態に係る携帯電話機1がマッピングデータと一致する呼出ゾーンへハンドオフした場合の一例を示す図である。
この例では、携帯電話機1は、LTEシステムの呼出ゾーンTA2に位置登録されており、マッピング表に従って、対応するCDMAシステムの呼出ゾーンLA1にも連携位置登録されている。
このとき、携帯電話機1が物理的に呼出ゾーンLA1と重なる場所に位置していると、CDMAシステムへハンドオフした場合、既に連携位置登録されている呼出ゾーンLA1と同期することとなる。したがって、携帯電話機1は、新たに位置登録することなくMSC/VLR#1に送信される着信信号を受信することができる。
図6は、本実施形態に係る携帯電話機1がマッピングデータと一致する呼出ゾーンへハンドオフする場合の処理を示すシーケンス図である。
ステップS1において、携帯電話機1は、LTEシステムの呼出ゾーンTA2に位置し、制御部30は、LTEシステムの基地局と同期する。
このとき、携帯電話機1の記憶部50には、過去に位置登録したCDMAシステムの呼出ゾーンを識別するためのゾーンリストが記憶されている。なお、ゾーンリストには、呼出ゾーンの識別データとして、登録ゾーン番号(REG_ZONE)、システム番号(SID)及びネットワーク番号(NID)が含まれている。
また、LTEシステムのMMEは、マッピング表を記憶している。このマッピング表には、LTEシステムの呼出ゾーンに対応して、CDMAシステムの呼出ゾーンの識別データ(REG_ZONE、SID及びNID)が含まれている。
ステップS2において、MMEは、マッピング表から、LTEシステムの呼出ゾーンTA2に対応しているCDMAシステムの呼出ゾーンLA1の識別データを取得する。そして、MMEは、取得した識別データ(REG_ZONE=1、SID=12304、NID=4)を、オーバーヘッド情報に含めて携帯電話機1へ送信する。
ステップS3において、携帯電話機1の制御部30は、MMEへ、LTEシステムの呼出ゾーンTA2に対する位置登録要求を行う。
ステップS4において、MMEは、マッピング表で呼出ゾーンTA2に対応付けられているMSC/VLR#1へ、CDMAシステムの呼出ゾーンLA1に対する位置登録要求を行う。
ステップS5において、MSC/VLR#1は、位置登録応答をMMEへ送信し、位置登録の完了を通知する。
ステップS6において、MMEは、位置登録応答を携帯電話機1へ送信し、位置登録の完了を通知する。
ステップS7において、携帯電話機1の制御部30は、CDMAシステムでの位置登録が完了したことに応じて、記憶部50に記憶されているゾーンリストを更新する。ゾーンリストが識別データの履歴を保持している場合、最新レコード(例えば、1行目)に位置登録先である呼出ゾーンLA1の識別データが挿入され、元のデータはシフトする。
ステップS8において、携帯電話機1は、LTEシステムの基地局と同期したものの、その後、LTEシステムの圏外となり、制御部30は、CDMAシステムを探索した結果、CDMAシステムの呼出ゾーンLA1の基地局と同期する。
ステップS9において、MSC/VLR#1は、自身が管理しているCDMAシステムの呼出ゾーンLA1の識別データ(REG_ZONE=1、SID=12304、NID=4)を、オーバーヘッド情報に含めて携帯電話機1へ送信する。
ステップS10において、携帯電話機1の制御部30は、ステップS9で受信した識別データが、記憶部50にあるゾーンリストの最新レコードと一致するか否かを判定する。本シーケンスでは、識別データが一致しているので、判定はYESとなり、制御部30は、ハンドオフに伴う位置登録要求を行わず、処理を終了する。
図7は、本実施形態に係る携帯電話機1がマッピングデータと一致しない呼出ゾーンへハンドオフする場合の処理を示すシーケンス図である。
ステップS1からステップS7までは、図6と同一であり、連携位置登録に応じて、CDMAシステムの呼出ゾーンLA1の識別データがゾーンリストの最新レコードに記憶される。
ステップS8aにおいて、携帯電話機1は、LTEシステムの基地局と同期したものの、その後、LTEシステムの圏外となり、制御部30は、CDMAシステムを探索した結果、CDMAシステムの呼出ゾーンLA2の基地局と同期する。
ステップS9aにおいて、MSC/VLR#2は、自身が管理しているCDMAシステムの呼出ゾーンLA2の識別データ(REG_ZONE=2、SID=12304、NID=4)を、オーバーヘッド情報に含めて携帯電話機1へ送信する。
ステップS10において、携帯電話機1の制御部30は、ステップS9aで受信した識別データが、記憶部50にあるゾーンリストの最新レコードと一致するか否かを判定する。本シーケンスでは、識別データが一致していないので、判定はNOとなり、制御部30は、処理をステップS11に移す。
ステップS11において、携帯電話機1の制御部30は、MSC/VLR#2へ、CDMAシステムの呼出ゾーンLA2に対する位置登録要求を行う。
ステップS12において、MSC/VLR#2は、位置登録応答を携帯電話機1へ送信し、位置登録の完了を通知する。
ステップS13において、携帯電話機1の制御部30は、CDMAシステムでの位置登録が完了したことに応じて、ステップS7と同様に、記憶部50に記憶されているゾーンリストを更新する。
以上のように、本実施形態によれば、携帯電話機1は、LTEシステムからCDMAシステムへハンドオフした場合、既に連携位置登録されている呼出ゾーンであれば、新たに位置登録を行わず、異なる呼出ゾーンであれば、新たに位置登録を行う。よって、携帯電話機1は、不要な位置登録処理を抑制でき、電力消費を低減できる。
このとき、携帯電話機1は、連携位置登録されたCDMAシステムの呼出ゾーンがLTEシステムからオーバーヘッド情報により通知され、ハンドオフ先の呼出ゾーンがCDMAシステムからオーバーヘッド情報により通知される。携帯電話機1は、これらの呼出ゾーンを比較することにより、新たな位置登録処理の要否を判定するので、通信データ量及び処理負荷の増大が抑制され、簡便に判定可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
前述の実施形態におけるW−CDMA方式、CDMA2000_1x方式及びLTE方式は一例に過ぎず、他の通信プロトコルであってもよい。位置登録の際のゾーン間の連携さえあれば、例えば、GSM方式と他のデータ通信に特化した方式であっても同様である。
また、本発明に係る無線端末装置は、携帯電話機1には限られない。本発明は、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、通信機能に特化した通信専用モジュール等、様々な装置に適用可能である。
1 携帯電話機(無線端末装置)
11 操作部
21 表示部
30 制御部
40 通信部
41 LTE受信部(第1の受信部)
42 CDMA受信部(第2の受信部)
50 記憶部
60 音声制御部
100 基地局
200 基地局

Claims (5)

  1. 第1の通信システムにおける呼出ゾーンに対して位置登録した際に、当該第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンに対しても位置登録される無線端末装置であって、
    位置登録した前記第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを、前記第1の通信システムの基地局から受信する第1の受信部と、
    前記第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを、当該第2の通信システムの基地局から受信する第2の受信部と、
    前記第1の通信システムでの通信から前記第2の通信システムでの通信へ遷移する際、前記第2の受信部により受信された遷移先の呼出ゾーンの識別データが前記第1の受信部により受信された識別データと一致する場合、新たに前記遷移先の呼出ゾーンに対して位置登録を行わず、一致しない場合、新たに当該呼出ゾーンに対して位置登録を行う制御部と、を備える無線端末装置。
  2. 前記第1の受信部は、前記第1の通信システムの基地局より報知されるオーバーヘッド情報から、前記第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを取得し、
    前記第2の受信部は、前記第2の通信システムの基地局より報知されるオーバーヘッド情報から、前記第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを取得する請求項1に記載の無線端末装置。
  3. 前記第1の通信システムは、LTE方式であり、前記第2の通信システムは、CDMA方式である請求項1又は請求項2に記載の無線端末装置。
  4. 前記第1の受信部は、3GPP TS 23.272に規定されているCS Fallback機能のマッピングデータに基づいて、前記第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを受信する請求項3に記載の無線端末装置。
  5. 第1の通信システムにおける呼出ゾーンに対して位置登録した際に、当該第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンに対しても位置登録される無線端末装置の制御方法であって、
    位置登録した前記第1の通信システムの呼出ゾーンに対応する第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを、前記第1の通信システムの基地局から受信する第1の受信ステップと、
    前記第2の通信システムの呼出ゾーンの識別データを、当該第2の通信システムの基地局から受信する第2の受信ステップと、
    前記第1の通信システムでの通信から前記第2の通信システムでの通信へ遷移する際、前記第2の受信ステップにおいて受信された遷移先の呼出ゾーンの識別データが前記第1の受信ステップにおいて受信された識別データと一致する場合、新たに前記遷移先の呼出ゾーンに対して位置登録を行わず、一致しない場合、新たに当該呼出ゾーンに対して位置登録を行う制御ステップと、を含む制御方法。
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