JP2012108613A - 求人・求職支援システム及び求人・求職支援方法 - Google Patents

求人・求職支援システム及び求人・求職支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチングに要する労力を軽減可能な求人・求職支援システム及び求人・求職支援方法を提供する。
【解決手段】求人・求職支援システム(1)は、求職者端末(3A)から音声ネットワーク(2a)を介して入力された音声データを録音手段(6)に録音し、該録音された音声データを求人者端末(3B)において再生することにより、支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチング支援を行う。特に、録音手段に録音された音声データのうち、前記求人者端末において再生すべき音声データを第1の支援者端末(3C−2)を用いてIPネットワーク(2b)を介して指定し、該指定された音声データが求人者端末(3B)で再生可能なように、録音手段に対する求人者端末のアクセス状態を制御する制御手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチング支援を、求職者端末から音声ネットワークを介して入力された音声データを録音し、該録音された音声データを求人者端末において再生することにより行う求人・求職支援システム及び求人・求職支援方法の技術分野に関する。
職を求める求職者と人材の採用を希望する求人者を予め登録し、該登録された求職者及び求人者間のマッチング支援を業とする者(即ち「支援者」)が存在する。このような支援者を介して求人者が求職者を採用する過程では、求人者は求職者に対して1回又は複数回の採用面接を行い、その結果をもって採用の可否が判断される。このように採用面接は求人者側が求職者の声を実際に聞くことができる機会として、採用過程において重要視されている。特に、外資系企業などのグローバル企業では、母国語以外の言語でのコミュニケーション能力を求める場合が多く、このような能力の有無を判断するための場として、求職者の声を聞く機会は重要視されている。
しかしながら、このように採用面接を行うためには、求職者及び求人者の双方のスケジュールを調整する必要があり、大変な手間と時間を要するという実情がある。特に、上記のように母国語以外の言語でのコミュニケーション能力を判断するためには、求人者側においてもその判断ができる専門の担当者を同席させる必要があり、負担が大きい。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1には求職者が所有するテレビ電話機能付携帯電話を利用することにより、遠隔地にいる求職者との採用面接(いわゆるオンライン面接)を行う人材募集・応募支援システムが開示されている。また、特許文献2には、求人・求職サイトに送信された求人情報及び求職情報のうち同一又は近似するものを求職者及び求人者にそれぞれ送信することによってマッチング支援を行う求人・求職支援システムが開示されている。
特開2007−265369号公報 特開2009−230731号公報
特許文献1や特許文献2では、通信網を利用することによって、求職者が遠隔地にいる場合であっても実質的に採用面接を行うことが可能とされている。しかしながら、特許文献1では、求職者とやり取りする際には、求人者側は当該システムが設置された特定の場所に移動する必要があるため、依然として場所的な制約が課されてしまう。特許文献2においても、求職者や求人者が使用する端末はいずれもコンピュータ端末であり、やはり場所的な制約を解決することができない。そのため、特許文献1や特許文献2では、採用面接などのように求人者が求職者の実際の声を聞く機会を得るためには、依然として双方のスケジュール調整などの手間が大きく、背景技術に記した問題点を十分に解消することができない。
また、特許文献1や特許文献2ではいずれも求職者と求人者が直接アクセスすることを前提としているため、両者間を仲介する支援者が存在するビジネスモデルには適用できないという問題点がある。このようなビジネスモデルでは求職者が求人者と面接する場合には、求人者は支援者を仲介して求職者とアクセスする必要があり、求人者は求職者に直接アクセスすることはできないことが一般的である。上記特許文献では、このようなケースについて考慮が何らなされておらず、対応することができない。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチングに要する労力を軽減可能な求人・求職支援システム及び求人・求職支援方法を提供することを目的とする。
本発明の求人・求職支援システムは上記課題を解決するために、支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチング支援を、前記求職者が有する求職者端末から音声ネットワークを介して入力された音声データを録音手段に録音し、該録音された音声データを、前記求人者が有する求人者端末において再生することにより行う求人・求職支援システムにおいて、前記録音手段に録音された音声データのうち前記求人者端末において再生すべき音声データを指定する指定情報を、前記支援者が有する第1の支援者端末からIPネットワークを介して取得し、前記指定情報で指定された音声データが前記求人者端末で再生可能なように、前記録音手段に対する前記求人者端末の前記音声ネットワークにおけるアクセス状態を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る求人・求職支援システムによれば、音声ネットワークを介して、録音手段に録音された音声データを求人者端末で再生することができるので、場所的時間的な制約に関わらず、求職者及び求人者間のマッチング支援を行うことができる。このようなマッチング支援は、音声データのやり取りによって行われるため、音声ネットワークとして電話回線などの普及済みのインフラを用いることが可能であり、導入が極めて容易である。このように本システムは各端末から音声ネットワークを介してアクセス可能であるため、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サーバにて動作させることが好ましい。この場合、求職者、求人者、支援者のいずれも携帯電話やパソコンなどの汎用的な端末を用いて、本システムにアクセスすることで手軽に利用することができるので、より一層労力の軽減を図ることができる。また、求人者端末で再生可能な音声データは支援者端末からIPネットワークを介して入力された指定情報によって制限されるため、求職者と求人者の仲介役である支援者が、求人者端末で再生可能な音声データを指定することができる。その結果、求職者と求人者間に支援者が介在しているビジネスモデルに適したマッチング支援を行うことができる。
本発明の一態様としては、前記指定情報には前記求人者端末において再生すべき音声データの優先順位が含まれており、前記制御手段は、前記録音手段に録音された音声データを前記優先順位に従って順次再生するように、前記録音手段に対する前記求人者端末の前記音声ネットワークにおけるアクセス状態を制御してもよい。この場合、求人者端末で再生可能な音声データが多数存在する場合に、採用可能性の高い求職者の音声データから優先順位に従って順次再生されるので、求人者は効率的な順序で音声データの再生確認ができる。場合によっては指定情報によって指定された音声データを全て再生するまでもなく、次の採用段階に移行すべき求職者を選択することも可能となるので、求職者の採用判断にかかる時間を効率的に削減することができる。
また、前記支援者は前記音声ネットワークを介して前記求人・求職支援システムにアクセス可能な第2の支援者端末を有しており、前記求職者端末によって前記録音手段に録音された音声データが変更された場合に、前記第1の支援者端末及び前記第2の支援者端末の少なくとも一方にその旨を通知する変更通知手段を更に備えてもよい。この場合、求職者が録音手段に録音された音声データを更新、削除等した場合に、第1の支援者端末及び第2の支援者端末の少なくとも一方に自動的に通知がなされるので、支援者は当該音声データの変化を、時間的場所的な制約なしに、迅速に認識することができる。その結果、支援者は求人者にその旨を通知するなど然るべき措置を速やかに行うことができる。尚、通知手段としては電子メールやSMS(ショートメッセージサービス)の送信などを用いることが好ましい。
また、前記支援者は前記音声ネットワークを介して前記求人・求職支援システムにアクセス可能な第2の支援者端末を有しており、前記求人者端末の前記録音手段へのアクセス履歴を、前記第1の支援者端末及び前記第2の支援者端末の少なくとも一方に通知するアクセス履歴通知手段を更に備えてもよい。この場合、支援者は、求人者の本システムの利用状況を時間的場所的な制約なしに、迅速に把握することができる。尚、通知手段としては電子メール、SMS(ショートメッセージサービス)の送信などを用いることが好ましい。
また、前記求人者の前記求職者に対する評価を、前記第1の支援者端末及び前記第2の支援者端末の少なくとも一方に通知する評価通知手段を更に備えてもよい。この場合、音声データを再生した求人者の求職者に対する評価を、時間的場所的な制約なしに、迅速に支援者に通知することができる。
好ましくは、前記求職者端末、前記求人者端末及び前記第2の支援者端末は携帯電話であるとよい。この場合、一般的に普及している携帯電話を端末として利用することにより、非常に少ない、或いは殆ど無償の設備投資で導入が可能である。
本発明の求人・求職支援方法は上記課題を解決するために、支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチング支援を、前記求職者が有する求職者端末から音声ネットワークを介して入力された音声データを録音手段に録音し、該録音された音声データを、前記求人者が有する求人者端末において再生することにより行う求人・求職支援方法において、前記録音手段に録音された音声データのうち前記求人者端末において再生すべき音声データを指定する指定情報を、前記支援者が有する第1の支援者端末からIPネットワークを介して取得し、前記指定情報で指定された音声データが前記求人者端末で再生可能なように、前記録音手段に対する前記求人者端末の前記音声ネットワークにおけるアクセス状態を制御することを特徴とする。
本発明に係る求人・求職支援方法によれば、上述の求人・求職支援システム(上記各種態様を含む)を好適に実現することができる。
本発明によれば、音声ネットワークを介して、録音手段に録音された音声データを求人者端末で再生することができるので、場所的時間的な制約に関わらず、求職者及び求人者間のマッチング支援を行うことができる。このようなマッチング支援は、音声データのやり取りによって行われるため、音声ネットワークとして電話回線などの普及済みのインフラを用いることが可能であり、導入が極めて容易である。このように本システムは各端末から音声ネットワークを介してアクセス可能であるため、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サーバにて動作させることが好ましい。この場合、求職者、求人者、支援者のいずれも携帯電話やパソコンなどの汎用的な端末を用いて、本システムにアクセスすることで手軽に利用することができるので、より一層労力の軽減を図ることができる。また、求人者端末で再生可能な音声データは支援者端末からIPネットワークを介して入力された指定情報によって制限されるため、求職者と求人者の仲介役である支援者が、求人者端末で再生可能な音声データを指定することができる。その結果、求職者と求人者間に支援者が介在しているビジネスモデルに適したマッチング支援を行うことができる。
本発明に係る求人・求職支援システムの全体構成を示すブロック図である。 第1のデータベースに登録された求職者に関する各種情報の一例を示すリスト図である。 第1のデータベースに登録された求人者に関する各種情報の一例を示すリスト図である。 求人者がどの求職者の音声データの再生を希望するかを示す選択リストの一例である。 アップロードファイルの一例を示す概念図である。 本発明の求人・求職支援システムの求職者端末に対する処理内容を示すフローチャート図である。 本発明の求人・求職支援システムの求人者端末に対する処理内容を示すフローチャート図である。 本発明の求人・求職支援システムの支援者端末に対する処理内容を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明に係る求人・求職支援システム1(以下、適宜「システム1」と称する)の全体構成を示すブロック図である。システム1は、例えば電話回線などの音声ネットワーク2aを介して、音声データの送受信が可能な求職者端末、求人者端末及び支援者端末3A、3B、3C−1からアクセス可能である。求職者端末、求人者端末及び支援者端末3A、3B、3C−1は例えば電話機であり、本実施例では特にモバイル性に優れた3G携帯電話である。尚、支援者端末3C−1は本発明の「第2の支援者端末」の一例である。また、支援者端末3C−2は、本発明の「第1の支援者端末」の一例であり、例えばパソコンなどの音声以外のデータ系の送受信が可能な端末であり、インターネットなどのIPネットワーク2bを介して本システム1と通信可能に構成されている。本システム1は、更に音声ネットワーク2a及びIPネットワーク2bに接続するための回線制御サーバ4、本システム1を利用する求職者及び求人者に関する種々の情報を読み出し可能に蓄積する第1のデータベース5、求職者の音声データを読み出し可能に蓄積する第2のデータベース6、これらのデータベースを管理する管理サーバ7、メールを送受信するためのメールサーバ8を備えてなる。尚、求職者端末、求人者端末及び支援者端末3A、3B、3C−1としてIP対応の携帯電話を用いる場合には、求職者端末、求人者端末及び支援者端末3A、3B、3C−1もIPネットワーク2bを介して(即ち、音声ネットワーク2aを用いることなく)本システム1を構成してもよい。
第1のデータベース5には、支援者が予め登録した求職者及び求人者に関する各種情報が記憶されている。支援者は、予め営業活動によって求職者や求人者を募り、本システムを利用してマッチング支援を行う。ここで求職者は職を求めている個人であり、求人者は人材を採用しようとする企業などの組織である。図2は第1のデータベース5に登録された求職者に関する各種情報の一例を示すリスト図であり、図3は第1のデータベース5に登録された求人者に関する各種情報の一例を示すリスト図である。
図2に示すように、本実施例では、第1のデータベース5には合計12人の求職者が登録されており、各求職者について性別、氏名、年齢、職歴等の求職データが登録されている。これら求職者に関する各種情報は、求職者の各々に割り当てられたID番号(以下、「求職者ID:001−012」と称する)に対応付けて記憶されており、各項目について検索可能なように管理されている。また、図3に示すように、第1のデータベース5には合計9社の求人者が登録されており、各求人者について会社名、採用部署、担当者名等の求人データが登録されている。これら求人者に関する各種情報は、求人者の各々に割り当てられたID番号(以下、「求人者ID:101−109」と称する)に対応付けて記憶されており、各項目について検索可能なように管理されている。
このように本システム1では、求職者に対して求職者ID:001−012を割り当てると共に、求人者に対して求人者ID:101−109を割り当てることによってデータベース上での管理を行っている。この例では、ID番号の最初の桁が「0」の場合は求職者IDを、ID番号の最初の桁が「1」の場合は求人者IDを表すようにID番号が振り分けられている。このようなID番号の振り分け方は一例にすぎず、求職者や求人者の数に応じて適宜形式を変更可能であることは言うまでも無い。
第2のデータベース6には、求職者端末3Aを介して入力された音声データが記憶された、本発明の「録御手段」の一例である。第2のデータベース6における録音内容は、第1のデータベース5において用いられた求職者IDと対応付けられて記憶されており、求職者IDを用いて検索可能なように管理されている。このように第2のデータベース6に格納された音声データは、後述するように、求人者端末3Bにおいて再生可能であり、求人者側は求職者の実際の音声を聴くことによって当該求職者が求人者の希望する採用条件に合致するか否かを判断するためのツールとして活用できる。
支援者は求人者に対して求職者についての個人データ(例えば図2に示す内容)を開示し、求人者は第2のデータベース6に格納されている複数の求職者の音声データのうち、音声データの再生を希望する求職者を選択する。このような求職者の選択は、例えば図4に示すリスト形式で支援者に示される。図4は、求人者がどの求職者の音声データの再生を希望するかを示す選択リストの一例である。
選択リストは合計9社の求人者の各々から、支援者にそれぞれ送付される。選択リストの形式としては、合計12人の求職者のうちどの求職者の音声データの再生を希望するかが理解可能なように作成されている限りにおいて限定されない。特に図4に示す例では、音声データの再生を希望する求職者について、その再生を希望する優先順位を併せて表示している。このような選択リストは支援者側にハードコピーで送付して示してもよいし、エクセルシートなどの電子データで作成し、図不示の求人者が所有するパソコン端末などからメールの添付ファイルとしてIPネットワーク2bを介して支援者側(例えば支援者端末3C−2)に送付して示してもよい。
支援者は、このように各求人者から支援者に送付された選択リストから本発明の指定情報たるアップロードファイルを作成し、支援者端末3C−2を用いてシステム1にIPネットワーク2bを介してアップロードする。図5はアップロードファイルを概念的に示す概念図である。アップロードファイルでは、各求人者がそれぞれどの求職者をどのような優先順位で選択したのかが示されている。図5に示す例では、求職者IDと求人者IDを用いてマトリクス形式で表すことによって、各求人者がそれぞれどの求職者をどのような優先順位で選択したのかを示している。
このようにアップロードファイルが、IPネットワーク2bを介して本システム1にアップロードされると、回線制御サーバ4は求人者端末3Bにおいて、アップロードファイルの内容で指定された求職者の音声データが再生可能なように、音声ネットワーク2aにおける第2のデータベース6に対するアクセスを制御する。即ち、求人者が希望する特定の求職者の音声データのみが再生可能なように制御する。
本実施例では特に、アップロードファイルには求人者が再生を希望する優先順位が指定されているため、当該優先順位に従って希望する求職者の音声が順次再生される。そのため、求人者端末3Bで再生可能な音声データが多数存在する場合であっても、優先順位の高い求職者の音声データから順次再生されるので、求人者は効率的な順序で音声データの再生確認ができる。その結果、場合によってはアップロードファイルによって指定された音声データを全て再生するまでもなく、次の採用段階に移行すべき求職者を選択することも可能となるので、求職者の採用判断にかかる時間を効率的に削減することができる。
尚、アップロードファイルに優先順位の指定がない場合には、例えば求人者が希望する求職者をID番号の若い順に再生してもよい。また、例えば、一部の求人者に対しては再生を希望する全て求職者の音声データの再生を許可しつつ、他の一部の求人者に対しては「1」の優先順位のみの求職者の音声の再生しか許可しないなど、求人者端末3Bによって第2のデータベース6へのアクセス形態を個別に設定することによって、求人者毎に本システム1の利用範囲を個別に設定してもよい。
続いて図6から図8を参照して、本システムの動作について詳細に説明する。図6は、本システム1の求職者端末3Aに対する処理内容を示すフローチャート図であり、図7は本システム1の求人者端末3Bに対する処理内容を示すフローチャート図であり、図8は本システム1の支援者端末3C−1に対する処理内容を示すフローチャート図である。
まず、図6を参照して、本システム1の求職者端末3Aに対する処理内容について説明する。まず本システム1は、求職者端末3Aに対してIDとパスワードを入力するように求める(ステップS101)。このIDは典型的には上述の求職者IDと同様の識別番号であり、求職者端末3A(例えば携帯電話のプッシュボタン)によって入力される。また、パスワードはアクセス者が求職者本人であることを認証するためのパスワードであって、初期設定ではデフォルトで設定されているが、その後求職者本人が指定可能なように構成されている。
第1のデータベース5には、当該IDとパスワードが予め登録されており、ステップS101において入力されたIDとパスワードが一致しているか否かが判断される(ステップS102)。IDとパスワードが一致しない場合(ステップS102:NO)、再度求職者に対してID及びパスワードの入力促す。この場合、ID及びパスワードの誤入力が所定回数繰り返された場合には、強制的に処理を終了してもよい。
IDとパスワードが一致した場合(ステップS102:YES)、本システム1はメニューアナウンスを再生する(ステップS103)。メニューアナウンスは、求職者端末3Aからの入力番号に応じて各種処理が実行される旨の内容である(具体的な処理内容については後に詳述する)。そしてメニューアナウンスを聞いた求職者によって求職者端末3Aから所定の番号が入力されると、本システム1はその入力番号に応じた動作を実行する(ステップS104)。
「1」が入力された場合(ステップS105)、本システム1は求職者端末3Aから入力される求職者の音声の録音を開始する(ステップS106)。この録音は、「2」が入力されるタイミングで(ステップS107)終了し、第2のデータベース6の音声データが更新される(ステップS108)。
「3」が入力された場合(ステップS109)、本システム1は第2のデータベース6からステップS101で入力された求職者IDに対応する音声データを検索し、求職者端末3Aにて再生する(ステップS110)。当該再生される音声は、直前に録音された音声であってもよいし、過去のログイン時に予め録音された音声であってもよい。これにより、求職者は第2のデータベース6に記憶されている自分の音声内容を確認することができる。
「4」が入力された場合(ステップS111)、本システム1は第2のデータベース6からステップS101で入力された求職者IDに対応する音声データを検索し、消去する(ステップS112)。これにより、求職者は過去に録音した音声内容を新たに録音し直すことが可能となる。また、「5」が入力された場合(ステップS113)、メニューアナウンスを再生してアナウンス内容を再び確認できる(ステップS103)。また、「0」が入力された場合(ステップS114)、本システムはログオフを行い、処理を終了する(END)。
このように第2のデータベース6に新規に音声を録音したり、過去に録音された音声データを変更(消去など)した場合には、メールサーバ8から支援者端末3C−1に対してその旨を通知する電子メールが自動的に送信される(ステップS115)。これにより、通知を受けた支援者は、当該更新した音声データの再生を希望する求人者にその旨の通知を送信するなど、迅速な対応が可能となる。尚、このとき電子メールが送信される端末は、支援者端末3C−1と3C−2の双方、或いはどちらか一方であってもよい。
続いて図7は、本システム1の求人者端末3Bに対する処理内容を示すフローチャート図である。まず本システム1は、上記ステップS101及びS102と同様に、求人者端末3Bに対して求人者IDとパスワードを入力するように求める(ステップS201)。第1のデータベース5には当該求人者IDとパスワードが予め登録されており、ステップS201において入力されたIDとパスワードが一致しているか否かが判断される(ステップS202)。
IDとパスワードが一致した場合(ステップS202:YES)、本システム1はメニューアナウンスを再生する(ステップS203)。メニューアナウンスは、求人者端末3Bのからの入力番号に応じて各種処理が実行される旨の内容である(具体的な処理内容については後に詳述する)。そして、メニューアナウンスを聞いた求人者が求人者端末3Bから所定の番号が入力されると、本システム1はその入力番号に応じた動作を実行する(ステップS204)。
「1」が入力された場合(ステップS205)、本システム1は第2のデータベース6に格納された音声データのうち当該求人者が希望する音声データのうち最も優先順位の高い音声データの再生を開始する(ステップS206)。そして、「2」が入力されると(ステップS207)、次に優先順位の高い求職者の音声データが再生される(ステップS208)。ここで、最初の(即ち、例えば優先順位の最も高い)音声データの再生途中に「2」が入力された場合には、再生中の音声データの再生を中断し、次の求職者の音声データの再生を開始してもよい。一方、「3」が入力されると(ステップS209)、は前に再生した求職者の音声データ(即ち、優先順位が一つ高い音声データ)が再生される(ステップS210)。この場合も、特定の音声データの再生途中に「3」が入力された場合には、再生中の音声データの再生を中断し、前の求職者の音声データの再生を開始してもよい。
そして「5」が入力されると(ステップS211)、メニューアナウンスを再生してアナウンス内容を再び確認することができる(ステップS212)。また、「0」が入力された場合(ステップS213)、本システムはログオフを行い、処理を終了する(END)。
図8は、本システム1の支援者端末3C−1に対する処理内容を示すフローチャート図である。まず本システム1は、上記ステップS101及びS102と同様に、支援者端末3C−1に対してIDとパスワードを入力するように求め(ステップS301)、照合を行う(ステップS302)。
IDとパスワードが一致した場合(ステップS302:YES)、本システム1はメニューアナウンスを再生する(ステップS303)。メニューアナウンスは、支援者端末3C−1からの入力番号に応じて各種処理が実行される旨の内容である。メニューアナウンスを聞いた支援者が支援者端末3C−1から所定の番号を入力すると、本システム1はその入力番号に応じた動作を実行する(ステップS304)。
「1」から「5」が入力された場合には、上述のステップS205からS212と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略することとする。また、「6」が入力された場合には(ステップS313)、求人者端末3Bからの本システム1へのアクセス状況(典型的には、アクセス日時や回数など)を読み上げる(ステップS314)。これにより、支援者は求人者の本システムの利用状況を把握することが可能となる。また、「7」が入力された場合には(ステップS315)、使用されなくなった求職者IDをリセットすることによって、新たな求職者に対して当該IDを再度割り当てることが可能となる(ステップS316)。これにより、限られた数のIDで多くの求職者を管理することができる。そして、「0」が入力された場合(ステップS317)、本システムはログオフを行い、処理を終了する(END)。
尚、本システム1は各端末3から音声ネットワーク2a又はIPネットワーク2bを介してアクセス可能であるため、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サーバにて動作させることが好ましい。この場合、汎用的な端末である求職者端末3A、求人者端末3B、支援者端末3C−1としてデータ処理速度が速く一般的に普及している3G携帯電話を利用すると、音声ネットワーク2aを介して本システム1にアクセスすることで手軽に利用することができ、より一層労力の軽減を図ることができる。
以上説明したように、本システム1によれば、音声ネットワーク2aを介して、第2のデータベース6に録音された音声データを求人者端末3Bで再生することができるので、場所的時間的な制約に関わらず、求職者及び求人者間のマッチング支援を行うことができる。このようなマッチング支援は、音声データのやり取りによって行われるため、音声ネットワーク2aとして電話回線などの普及済みのインフラを用いることが可能であり、導入が極めて容易である。また、求人者端末3Bで再生可能な音声データは支援者端末3C−2から入力されたアップロードデータによって制限されるため、求職者と求人者の仲介役である支援者が、求人者端末3Bで再生可能な音声データを指定することができる。その結果、求職者と求人者間に支援者が介在しているビジネス形態に適した支援を行うことができる。
本発明は、支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチング支援を、求職者端末から音声ネットワークを介して入力された音声データを録音し、該録音された音声データを求人者端末において再生することにより行う求人・求職支援システム及び求人・求職支援方法に利用可能である。
1 求人・求職支援システム
2a 音声ネットワーク
2b IPネットワーク
3A 求職者端末
3B 求人者端末
3C 支援者端末
4 回線制御サーバ
5 第1のデータベース
6 第2のデータベース
7 管理用サーバ
8 メールサーバ

Claims (7)

  1. 支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチング支援を、前記求職者が有する求職者端末から音声ネットワークを介して入力された音声データを録音手段に録音し、該録音された音声データを、前記求人者が有する求人者端末において再生することにより行う求人・求職支援システムにおいて、
    前記録音手段に録音された音声データのうち前記求人者端末において再生すべき音声データを指定する指定情報を、前記支援者が有する第1の支援者端末からIPネットワークを介して取得し、前記指定情報で指定された音声データが前記求人者端末で再生可能なように、前記録音手段に対する前記求人者端末の前記音声ネットワークにおけるアクセス状態を制御する制御手段を備えることを特徴とする求人・求職支援システム。
  2. 前記指定情報には前記求人者端末において再生すべき音声データの優先順位が含まれており、
    前記制御手段は、前記録音手段に録音された音声データを前記優先順位に従って順次再生するように、前記録音手段に対する前記求人者端末の前記音声ネットワークにおけるアクセス状態を制御することを特徴とする請求項1に記載の求人・求職支援システム。
  3. 前記支援者は前記音声ネットワークを介して前記求人・求職支援システムにアクセス可能な第2の支援者端末を有しており、
    前記求職者端末によって前記録音手段に録音された音声データが変更された場合に、前記第1の支援者端末及び前記第2の支援者端末の少なくとも一方にその旨を通知する変更通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2項に記載の求人・求職支援システム。
  4. 前記支援者は前記音声ネットワークを介して前記求人・求職支援システムにアクセス可能な第2の支援者端末を有しており、
    前記求人者端末の前記録音手段へのアクセス履歴を、前記第1の支援者端末及び前記第2の支援者端末の少なくとも一方に通知するアクセス履歴通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2項に記載の求人・求職支援システム。
  5. 前記求人者の前記求職者に対する評価を、前記第1の支援者端末及び前記第2の支援者端末の少なくとも一方に通知する評価通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の求人・求職支援システム。
  6. 前記求職者端末、前記求人者端末及び前記第2の支援者端末は携帯電話であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の求人・求職支援システム。
  7. 支援者によって予め登録された求職者及び求人者間のマッチング支援を、前記求職者が有する求職者端末から音声ネットワークを介して入力された音声データを録音手段に録音し、該録音された音声データを、前記求人者が有する求人者端末において再生することにより行う求人・求職支援方法において、
    前記録音手段に録音された音声データのうち前記求人者端末において再生すべき音声データを指定する指定情報を、前記支援者が有する第1の支援者端末からIPネットワークを介して取得し、前記指定情報で指定された音声データが前記求人者端末で再生可能なように、前記録音手段に対する前記求人者端末の前記音声ネットワークにおけるアクセス状態を制御することを特徴とする求人・求職支援方法。
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