JP2012106537A - 車輪用軸受装置 - Google Patents

車輪用軸受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012106537A
JP2012106537A JP2010255242A JP2010255242A JP2012106537A JP 2012106537 A JP2012106537 A JP 2012106537A JP 2010255242 A JP2010255242 A JP 2010255242A JP 2010255242 A JP2010255242 A JP 2010255242A JP 2012106537 A JP2012106537 A JP 2012106537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
bearing device
mounting flange
inner diameter
periphery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010255242A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Karasawa
英範 柄澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2010255242A priority Critical patent/JP2012106537A/ja
Publication of JP2012106537A publication Critical patent/JP2012106537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】外方部材のパイロット部内径の形状を改善し、泥水の浸入と滞留を防止して軸受部の発錆の防止やシールの耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】外周に懸架装置を構成するナックル16に取り付けられるための車体取付フランジ4bを一体に有し、この車体取付フランジ4bのインナー側の端部外周にナックル16に内嵌される円筒状のパイロット部22が形成された外方部材21を備えた車輪用軸受装置において、外方部材21のパイロット部22の内径23が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されると共に、外側継手部材24の外周面24aがテーパ面に形成され、それぞれのテーパ面が僅かな径方向すきまを介して対向してラビリンスシール25が形成されているので、泥水が浸入しても容易に流動して排出され、インナー側のシール9の近傍に滞留するのを防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車輪を回転自在に支承する車輪用軸受装置に関するもので、特に、外方部材のパイロット部内径の形状を改善し、泥水の浸入と滞留を防止して軸受部の発錆の防止やシールの耐久性の向上を図った車輪用軸受装置に関する。
従来から自動車等の車輪を支持する車輪用軸受装置は、車輪を取り付けるためのハブ輪を複列の転がり軸受を介して回転自在に支承するもので、駆動輪用と従動輪用とがある。構造上の理由から、駆動輪用では内輪回転方式が、従動輪用では内輪回転と外輪回転の両方式が一般的に採用されている。また、車輪用軸受装置には、懸架装置を構成するナックルとハブ輪との間に複列アンギュラ玉軸受等からなる車輪用軸受を嵌合させた第1世代と称される構造から、外方部材の外周に直接車体取付フランジまたは車輪取付フランジが形成された第2世代構造、また、ハブ輪の外周に一方の内側転走面が直接形成された第3世代構造、あるいは、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材の外周にそれぞれ内側転走面が直接形成された第4世代構造とに大別されている。
自動車側に設けられたナックルに対して外方部材を内嵌させて車輪用軸受を取り付ける場合、車両の外方側は閉じられているため水等の浸入があまりないが、内方側は開放されているため、その開放側からナックルと車軸の隙間へ水が入り込み、しかもその水が外部へ抜けないという問題がある。そのため、水がシール部を通して転動体側へ入り込み、転動体が錆び易くなるという問題があった。
こうした問題を解決したものとして図12に示す車輪用軸受装置が知られている。この車輪用軸受装置は、車軸50の先端部外周面に取り付けられる筒状のハブ本体51と、そのハブ本体51の外周面から径方向外方に突出する車輪取付部52と、ハブ本体51の外周面に取り付けられる軸受部53とを備える。軸受部53は、車軸50と一体回転可能に取り付けられる内輪54、54と、その内輪54の径方向外方に非回転に配置された外輪55と、内輪54と外輪55との間に配置され、内輪54を外輪55に対して回転自在に支持する玉56、56と、シール部57、58とを含む。
シール部57、58は、転動体56配置用の環状空間の軸方向における車両の外方側端部または車両の内方側端部にて、内輪54と外輪55との間を、それら内輪54と外輪55の相対回転を許容した状態でシールしている。また、外輪55は、車両外方側端部にてナックル59の開口部に対し、内側から嵌合することにより車両に組みつけられている。
軸受部53は複列外向きアンギュラ玉軸受からなり、ハブ本体51の外周に、軸方向に隣接する形で圧入外嵌され、外周に軌道溝54aが形成された2つの単列用の内輪54、54と、二列の軌道溝55a、55aを有する単一の外輪55と、二列で配列される複数の玉56と、二つの冠形保持器60とを備えている。軸受部53は、外輪55を非回転として内輪54を回転させる形態で利用される。また、車輪取付部52は、ハブ本体51の外周面から外向きに突出するフランジ状に形成され、車輪取付部52の外側から突出するボルト61により、ブレーキディスク62やタイヤホイール(図示しない)が取り付けられる。
ナックル59は両端が開口した筒状に形成され、車両取付状態において、その車両外側の開口部に外輪55が内嵌し、ナックル59の内周面と車軸本体50mの外周面との間に車両内側の端部が開口した開放空間Sを形成するように、ナックル59が位置している。車両走行時には、タイヤの回転によって雨水等が巻き上がり易くなる。その結果、シール部58を通して水が玉56側へ入り、玉56が錆び易くなるという問題があったが、シール部58より内側において外輪55に排水孔63が設けられている。
外輪55は、径方向外方にフランジ部55bが突出形成され、ナックル59の側面が当接している。また、フランジ部55bから軸方向に突出してインロウ部55cが形成され、ナックル59に内嵌している。この排水孔63は、図13、14に示すように、外輪55のインロウ部55cに形成された貫通孔63aと軸方向溝63bおよびフランジ部55bに形成された径方向溝63cによって構成されている。外輪55の内部空間側に開口した内側開口部63dが、径方向においてナックル59に対し軸方向において車両外側に外れた位置に開口するので、内側開口部63dを最適な位置(シール部58のすぐ内側)に形成でき、かつ、ナックル59によって排水経路が塞がれないようにすることができ、水を外部に排出することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−30572号公報
こうした車輪用軸受装置では、外輪55に排水孔63が設けられているので、泥水等が開放空間Sや外輪55の内部空間側に滞留しないように対策されているが、外輪55に貫通孔等の孔加工を必要とすることや、排水孔63からの泥水の浸入あるいは排水孔63に泥水が滞留して詰ると言った問題点が内在している。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、外方部材のパイロット部内径の形状を改善し、泥水の浸入と滞留を防止して軸受部の発錆の防止やシールの耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、この車体取付フランジのインナー側の端部外周に前記ナックルに内嵌される円筒状のパイロット部が形成され、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部と、内周にトルク伝達用のセレーションが形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と前記外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材がセレーションを介してトルク伝達可能に連結された車輪用軸受装置において、前記外方部材のパイロット部の内径が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されている。
このように、外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、この車体取付フランジのインナー側の端部外周にナックルに内嵌される円筒状のパイロット部が形成され、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部と、内周にトルク伝達用のセレーションが形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材がセレーションを介してトルク伝達可能に連結された車輪用軸受装置において、外方部材のパイロット部の内径が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されているので、ナックルと等速自在継手との間から泥水が浸入しても容易に流動して排出され、インナー側のシールの近傍に滞留するのを防止することができると共に、軸受部の発錆の防止やシールの耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記パイロット部の内径が、前記外側継手部材の外周面との間に僅かな径方向すきまを介して対向し、ラビリンスシールが構成されていれば、ナックルと外側継手部材との間から泥水が浸入するのを防止すると共に、例え、泥水が侵入したとしても、泥水が容易に流動して排出され、インナー側のシールの近傍に滞留するのを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記外側継手部材の外周面がテーパ面に形成され、前記ラビリンスシールが対向するテーパ面で構成されていれば、泥水が容易に流動して排出され、インナー側のシールの近傍に滞留するのを防止することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記外側継手部材の外周面がテーパ面に形成されると共に、前記パイロット部の内径の端部にテーパ面からなる段差部が形成され、この段差部の内径と、この内径に対向するテーパ面に形成された外周面によって略L字状の環状空間からなるラビリンスシールが形成されていれば、ナックルと外側継手部材との間から泥水が浸入するのを一層防止すると共に、例え、泥水が侵入したとしても、ラビリンスシールが略L字状の環状空間からなるので泥水が容易に流動して排出され、インナー側のシールの近傍に滞留するのを防止することができる。
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、この車体取付フランジのインナー側の端部外周に前記ナックルに内嵌される円筒状のパイロット部が形成され、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部と、内周にトルク伝達用のセレーションが形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と前記外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材がセレーションを介してトルク伝達可能に連結された車輪用軸受装置において、前記外方部材のパイロット部の内径が円筒状に形成され、少なくともこの内径のうち路面に近い側に排水溝が形成されると共に、この排水溝の溝底がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されている。
このように、外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、この車体取付フランジのインナー側の端部外周にナックルに内嵌される円筒状のパイロット部が形成され、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部と、内周にトルク伝達用のセレーションが形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材がセレーションを介してトルク伝達可能に連結された車輪用軸受装置において、外方部材のパイロット部の内径が円筒状に形成され、少なくともこの内径のうち路面に近い側に排水溝が形成されると共に、この排水溝が、溝底がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されているので、ナックルと外側継手部材との間に泥水が侵入したとしても、この排水溝を通して容易に排出され、インナー側のシールの近傍に滞留するのを防止することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記パイロット部の内径の端部の少なくとも路面に近い側に排水溝が形成され、この排水溝の溝底がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されていれば、ナックルと外側継手部材との間から泥水が浸入するのを一層防止すると共に、例え、泥水が侵入したとしても、この排水溝を通して容易に排出され、インナー側のシールの近傍に滞留するのを防止することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記排水溝のテーパ面が前記パイロット部の内径のテーパ面よりも傾斜角が大きくなるように設定されていれば、効果的に泥水を排出することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記排水溝が前記パイロット部の内径の周方向等配に複数箇所に形成されていれば、排水溝の方向性がなくなり、外方部材が対称形であっても、この外方部材を如何なる方向に取り付けても排水機能を発揮することができ、排水溝の位相を考慮して組み立てる必要がなくなり組立作業性が向上する。
また、請求項9に記載の発明のように、前記外方部材の外周に前記車体取付フランジが周方向等配に4箇所形成されると共に、前記パイロット部の内径に、前記排水溝が周方向等配に4箇所形成されていれば、排水溝の方向性がなくなり、対称形の外方部材が如何なる方向に取り付けられても排水機能を発揮することができる。
また、請求項10に記載の発明のように、前記排水溝が鍛造加工によって形成されていれば、コスト高騰を招くことなく、泥水の滞留を防止した車輪用軸受装置を提供することができる。
本発明に係る車輪用軸受装置は、外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、この車体取付フランジのインナー側の端部外周に前記ナックルに内嵌される円筒状のパイロット部が形成され、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部と、内周にトルク伝達用のセレーションが形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と前記外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材がセレーションを介してトルク伝達可能に連結された車輪用軸受装置において、前記外方部材のパイロット部の内径が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されているので、ナックルと等速自在継手との間から泥水が浸入しても容易に流動して排出され、インナー側のシールの近傍に滞留するのを防止することができると共に、軸受部の発錆の防止やシールの耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供することができる。
本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 (a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図、(b)は、(a)の要部拡大図である。 (a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第3の実施形態を示す縦断面図、(b)は、(a)の要部拡大図である。 本発明に係る車輪用軸受装置の第4の実施形態を示す縦断面図である。 (a)は、図4の要部拡大図、(b)は、(a)のV矢視図である。 本発明に係る外方部材を示す側面図である。 図6の外方部材の変形例を示す側面図である。 図6の外方部材の他の変形例を示す側面図である。 図6の外方部材の他の変形例を示す側面図である。 本発明に係る車輪用軸受装置の第5の実施形態を示す縦断面図である。 (a)は、図10の要部拡大図、(b)は、(a)のXI矢視図である。 従来の車輪用軸受装置を示す縦断面図である。 図12の要部拡大図である。 図12の外輪単体を示す斜視図である。
外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、この車体取付フランジのインナー側の端部外周に前記ナックルに内嵌される円筒状のパイロット部が形成され、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部と、内周にトルク伝達用のセレーションが形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入され、外周に前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された一対の内輪からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材がセレーションを介してトルク伝達可能に連結された車輪用軸受装置において、前記外方部材のパイロット部の内径が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されると共に、前記外側継手部材の外周面がテーパ面に形成され、それぞれのテーパ面が僅かな径方向すきまを介して対向してラビリンスシールが形成されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図1の左側)、中央寄り側をインナー側(図1の右側)という。
この車輪用軸受装置は駆動輪側の第2世代と呼称され、ハブ輪1と複列の転がり軸受2とがユニット化して構成されている。複列の転がり軸受2は、内方部材3と外方部材4、および両部材3、4間に転動自在に収容された複列の転動体(ボール)5、5とを備えている。ここで、内方部材3は、ハブ輪1と、このハブ輪1に圧入された一対の内輪6、6とを指す。
ハブ輪1は、アウター側の端部に図示しない車輪を取り付けるための車輪取付フランジ7を一体に有し、この車輪取付フランジ7から肩部1aを介して軸方向に延びる円筒状の小径段部1bが形成され、内周にトルク伝達用のセレーション(またはスプライン)1cが形成されている。車輪取付フランジ7の円周等配位置には車輪を取り付けるハブボルト7aが植設されている。
ハブ輪1はS53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中高炭素鋼で形成され、肩部1aから小径段部1bに亙り高周波焼入れによって表面硬さを50〜64HRCの範囲に硬化層が形成されている。そして、ハブ輪1の小径段部1bには、外周に内側転走面6aが形成された一対の内輪6、6が所定のシメシロを介して肩部1aに衝合するまで圧入されている。また、内輪6および転動体5はSUJ2等の高炭素クロム鋼で形成され、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。
外方部材4は、外周に懸架装置を構成するナックル16に取り付けるための車体取付フランジ4bを一体に有し、内周には前記内輪6の内側転走面6aに対向する複列の外側転走面4a、4aが一体に形成されている。外方部材4はS53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中高炭素鋼で形成され、少なくとも複列の外側転走面4a、4aが高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。そして、それぞれの転走面4a、6a間に複列の転動体5、5が保持器8、8を介して転動自在に収容されている。また、外方部材4の端部にはシール9、9が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩を防止すると共に、外部から軸受内部に雨水やダスト等が侵入するのを防止している。
なお、本実施形態では、転動体5にボールを使用した複列アンギュラ玉軸受で構成された車輪用軸受装置を例示したが、これに限らず、例えば、転動体5に円すいころを用いた複列の円すいころ軸受で構成されていても良い。また、ここでは、ハブ輪1の外周に一対の内輪6、6が圧入された第2世代構造を例示したが、これに限らず、例えば、ハブ輪の外周に一方の内側転走面が直接形成された、所謂第3世代構造であっても良い。
等速自在継手10は、外側継手部材11と図示しない継手内輪とケージおよびトルク伝達ボールを備えている。外側継手部材11はS53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中高炭素鋼で形成され、カップ状のマウス部12と、このマウス部12の底部をなす肩部13と、この肩部13から軸方向に延びるステム部14を一体に有している。
ステム部14は、外周にハブ輪1のセレーション1cに係合するセレーション(またはスプライン)14aと、このセレーション14aの端部に雄ねじ14bが形成されている。組立は、インナー側の内輪6に肩部13が衝合するまで、ハブ輪1にステム部14が嵌挿され、内輪6と肩部13とが突き合わせ状態で、雄ねじ14bに固定ナット15が螺合され、内方部材3と外側継手部材11が軸方向に分離可能に締結されている。
ここで、外方部材4は、車体取付フランジ4bのインナー側の端部外周にパイロット部17が形成され、ナックル16に内嵌された状態で、固定ボルト18によって締結されている。
本実施形態では、外方部材4のパイロット部17の内径19が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されている。これにより、ナックル16と等速自在継手10との間から泥水が浸入しても容易に流動して排出されるので、インナー側のシール9の近傍に滞留するのを防止することができ、軸受部の発錆の防止やシール9の耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供することができる。
図2(a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図、(b)は、(a)の要部拡大図である。なお、この実施形態は、前述した実施形態と基本的には、外方部材のパイロット部の内径の構成が異なるだけで、その他同一部品同一部位あるいは同様の機能を有する部品や部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
この車輪用軸受装置は駆動輪側の第2世代と呼称され、ハブ輪1と複列の転がり軸受20とがユニット化して構成されている。複列の転がり軸受20は、内方部材3と外方部材21、および両部材3、21間に転動自在に収容された複列の転動体5、5とを備えている。
外方部材21はS53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中高炭素鋼で形成され、外周に車体取付フランジ4bを一体に有し、内周に複列の外側転走面4a、4aが一体に形成されている。
ここで、外方部材21は、車体取付フランジ4bのインナー側の端部外周にパイロット部22が形成され、ナックル16に内嵌された状態で、固定ボルト18によって締結されている。
本実施形態では、外方部材21のパイロット部22の内径23が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されると共に、等速自在継手を構成する外側継手部材24の外周面24aとの間に僅かな径方向すきまを介して対向され、ラビリンスシール25が構成されている。このラビリンスシール25は、(b)に拡大して示すように、テーパ面に形成されたパイロット部22の内径23と、この内径23のテーパ面に対向するテーパ面に形成された外側継手部材24の外周面24aによって構成されている。これにより、ナックル16と外側継手部材24との間から泥水が浸入するのを防止すると共に、例え、泥水が侵入したとしても、ラビリンスシール25が対向するテーパ面で構成されているので泥水が容易に流動して排出され、インナー側のシール9の近傍に滞留するのを防止することができる。
図3(a)は、本発明に係る車輪用軸受装置の第3の実施形態を示す縦断面図、(b)は、(a)の要部拡大図である。なお、この実施形態は、前述した第2の実施形態(図2)と基本的には、外方部材のパイロット部の内径の構成が異なるだけで、その他同一部品同一部位あるいは同様の機能を有する部品や部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
この車輪用軸受装置は駆動輪側の第2世代と呼称され、ハブ輪1と複列の転がり軸受26とがユニット化して構成されている。複列の転がり軸受26は、内方部材3と外方部材27、および両部材3、27間に転動自在に収容された複列の転動体5、5とを備えている。
外方部材27はS53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中高炭素鋼で形成され、外周に車体取付フランジ4bを一体に有し、内周に複列の外側転走面4a、4aが一体に形成されている。この外方部材27は、車体取付フランジ4bのインナー側の端部外周にパイロット部22が形成され、ナックル16に内嵌された状態で、固定ボルト18によって締結されている。
ここで、本実施形態では、外方部材27のパイロット部22の内径28が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されると共に、この端部にテーパ面からなる段差部28aが鍛造加工により形成されている。そして、この段差部28aが等速自在継手を構成する外側継手部材24の外周面24aとの間に僅かなすきまを介して対向され、ラビリンスシール29が構成されている。
このラビリンスシール29は、(b)に拡大して示すように、テーパ面に形成された段差部28aの内径と、この内径に対向するテーパ面に形成された外側継手部材24の外周面24aによって構成される略L字状の環状空間からなる。これにより、ナックル16と外側継手部材24との間から泥水が浸入するのを一層防止すると共に、例え、泥水が侵入したとしても、ラビリンスシール29が略L字状の環状空間からなるので泥水が容易に流動して排出され、インナー側のシール9の近傍に滞留するのを防止することができる。
図4は、本発明に係る車輪用軸受装置の第4の実施形態を示す縦断面図、図5(a)は、図4の要部拡大図、(b)は、(a)のV矢視図、図6は、本発明に係る外方部材を示す側面図、図7は、図6の外方部材の変形例を示す側面図、図8は、図6の外方部材の他の変形例を示す側面図、図9は、図6の外方部材の他の変形例を示す側面図である。なお、この実施形態は、前述した第2の実施形態(図2)と基本的には、外方部材のパイロット部の内径の構成が異なるだけで、その他同一部品同一部位あるいは同様の機能を有する部品や部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
この車輪用軸受装置は駆動輪側の第2世代と呼称され、ハブ輪1と複列の転がり軸受30とがユニット化して構成されている。複列の転がり軸受30は、内方部材3と外方部材31、および両部材3、31間に転動自在に収容された複列の転動体5、5とを備えている。
外方部材31はS53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中高炭素鋼で形成され、外周に車体取付フランジ4bを一体に有し、内周に複列の外側転走面4a、4aが一体に形成されている。この外方部材31は、車体取付フランジ4bのインナー側の端部外周にパイロット部22が形成され、ナックル16に内嵌された状態で、固定ボルト18によって締結されている。
ここで、本実施形態では、外方部材31のパイロット部22の内径32が円筒状に形成されると共に、少なくともこの内径32の路面に近い側に排水溝33が形成されている。この排水溝33は鍛造加工により、図5(a)、(b)に示すように、溝底がインナー側(開口側)に向って漸次拡径するテーパ面に形成されている。これにより、ナックル16と外側継手部材11との間に泥水が侵入したとしても、この排水溝33を通して容易に排出され、インナー側のシール9の近傍に滞留するのを防止することができる。
なお、排水溝33は、図6に示すように、路面に最も近い側の内径32と、この部位と対称な部位、すなわち、反路面側にもさらに一つ設けても良い。これにより、排水溝33の方向性がなくなり、対称形の外方部材31が逆方向に取り付けられても排水機能を発揮することができる。また、図7に示すように、路面に近い側の内径32と、この部位と対称な部位、すなわち、反路面側にもさらに一つ設けても良い。これにより、対称形の外方部材31が逆方向に、また、上下左右対称に取り付けられなくても排水溝33としての機能を発揮することができる。
また、排水溝33は、図8や図9に示すように、外方部材31’の外周に車体取付フランジ4bが周方向等配に4箇所形成されている場合、円筒状の内径32の周方向等配に4箇所設けても良い。これにより、排水溝33の方向性がなくなり、対称形の外方部材31’が如何なる方向に取り付けられても排水機能を発揮することができ、排水溝33の位相を考慮して組み立てる必要がなくなり組立作業性が向上する。
図10は、本発明に係る車輪用軸受装置の第5の実施形態を示す縦断面図、図11(a)は、図10の要部拡大図、(b)は、(a)のXI矢視図である。なお、この実施形態は、前述した第2の実施形態(図2)と基本的には、外方部材のパイロット部の内径の構成が異なるだけで、その他同一部品同一部位あるいは同様の機能を有する部品や部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
この車輪用軸受装置は駆動輪側の第2世代と呼称され、ハブ輪1と複列の転がり軸受34とがユニット化して構成されている。複列の転がり軸受34は、内方部材3と外方部材35、および両部材3、35間に転動自在に収容された複列の転動体5、5とを備えている。
外方部材35はS53C等の炭素0.40〜0.80重量%を含む中高炭素鋼で形成され、外周に車体取付フランジ4bを一体に有し、内周に複列の外側転走面4a、4aが一体に形成されている。この外方部材35は、車体取付フランジ4bのインナー側の端部外周にパイロット部22が形成され、ナックル16に内嵌された状態で、固定ボルト18によって締結されている。
ここで、本実施形態では、外方部材35のパイロット部22の内径36がインナー側(開口側)に向って漸次拡径するテーパ面に形成されると共に、外側継手部材24の外周面24aとの間に僅かな径方向すきまを介して対向され、ラビリンスシール25が構成されている。さらに、この内径36の端部の少なくとも路面に近い側に排水溝37が鍛造加工により形成されている。この排水溝37は、図11(a)、(b)に示すように、溝底がインナー側(開口側)に向って漸次拡径するテーパ面に形成され、内径36のテーパ面よりも傾斜角が大きくなるように設定されている。これにより、ナックル16と外側継手部材24との間から泥水が浸入するのを一層防止すると共に、例え、ナックル16と外側継手部材24との間に泥水が侵入したとしても、この排水溝37を通して容易に排出され、インナー側のシール9の近傍に滞留するのを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、例えば、外方部材に車輪取付フランジを有する外輪回転タイプでも良く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことである。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る車輪用軸受装置は、ナックルに内嵌される外方部材を備えた駆動輪側の第2世代乃至第3世代構造の車輪用軸受装置に適用することができる。
1 ハブ輪
1a、13 肩部
1b 小径段部
1c、14a セレーション
2、20、26、30、34 複列の転がり軸受
3 内方部材
4、21、27、31、31’、35 外方部材
4a 外側転走面
4b 車体取付フランジ
5 転動体
6 内輪
6a 内側転走面
7 車輪取付フランジ
7a ハブボルト
8 保持器
9 シール
10 等速自在継手
11、24 外側継手部材
12 マウス部
14 ステム部
14b 雄ねじ
15 固定ナット
16 ナックル
17、22 パイロット部
18 固定ボルト
19、23、28、32、36 パイロット部の内径
24a 外側継手部材の外周面
25、29 ラビリンスシール
28a 段差部
33、37 排水溝
50 車軸
50m 車軸本体
51 ハブ本体
52 車輪取付部
53 軸受部
54 内輪
54a、55a 軌道溝
55 外輪
55b フランジ部
55c インロウ部
56 玉
57、58 シール部
59 ナックル
60 保持器
61 ボルト
62 ブレーキディスク
63 排水孔
63a 貫通孔
63b 軸方向溝
63c 径方向溝
63d 内側開口部
S 開放空間

Claims (10)

  1. 外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、この車体取付フランジのインナー側の端部外周に前記ナックルに内嵌される円筒状のパイロット部が形成され、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
    一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部と、内周にトルク伝達用のセレーションが形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
    この内方部材と前記外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、
    前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、
    前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材がセレーションを介してトルク伝達可能に連結された車輪用軸受装置において、
    前記外方部材のパイロット部の内径が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
  2. 前記パイロット部の内径が、前記外側継手部材の外周面との間に僅かな径方向すきまを介して対向し、ラビリンスシールが構成されている請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  3. 前記外側継手部材の外周面がテーパ面に形成され、前記ラビリンスシールが対向するテーパ面で構成されている請求項1または2に記載の車輪用軸受装置。
  4. 前記外側継手部材の外周面がテーパ面に形成されると共に、前記パイロット部の内径の端部にテーパ面からなる段差部が形成され、この段差部の内径と、この内径に対向するテーパ面に形成された外周面によって略L字状の環状空間からなるラビリンスシールが形成されている請求項1乃至3いずれかに記載の車輪用軸受装置。
  5. 外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、この車体取付フランジのインナー側の端部外周に前記ナックルに内嵌される円筒状のパイロット部が形成され、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
    一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部と、内周にトルク伝達用のセレーションが形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
    この内方部材と前記外方部材の転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、
    前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、
    前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材がセレーションを介してトルク伝達可能に連結された車輪用軸受装置において、
    前記外方部材のパイロット部の内径が円筒状に形成され、少なくともこの内径のうち路面に近い側に排水溝が形成されると共に、この排水溝の溝底がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
  6. 前記パイロット部の内径の端部の少なくとも路面に近い側に排水溝が形成され、この排水溝の溝底がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されている請求項1乃至3および請求項5いずれかに記載の車輪用軸受装置。
  7. 前記排水溝のテーパ面が前記パイロット部の内径のテーパ面よりも傾斜角が大きくなるように設定されている請求項6に記載の車輪用軸受装置。
  8. 前記排水溝が前記パイロット部の内径の周方向等配に複数箇所に形成されている請求項6または7に記載の車輪用軸受装置。
  9. 前記外方部材の外周に前記車体取付フランジが周方向等配に4箇所形成されると共に、前記パイロット部の内径に、前記排水溝が周方向等配に4箇所形成されている請求項8に記載の車輪用軸受装置。
  10. 前記排水溝が鍛造加工によって形成されている請求項6乃至9いずれかに記載の車輪用軸受装置。
JP2010255242A 2010-11-15 2010-11-15 車輪用軸受装置 Pending JP2012106537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010255242A JP2012106537A (ja) 2010-11-15 2010-11-15 車輪用軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010255242A JP2012106537A (ja) 2010-11-15 2010-11-15 車輪用軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012106537A true JP2012106537A (ja) 2012-06-07

Family

ID=46492680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010255242A Pending JP2012106537A (ja) 2010-11-15 2010-11-15 車輪用軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012106537A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017081407A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 日本精工株式会社 ハブユニット軸受

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017081407A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 日本精工株式会社 ハブユニット軸受

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010013439A1 (ja) 車輪用軸受装置
JP2009197884A (ja) 車輪用軸受装置
JP2008298106A (ja) 車輪用軸受装置
JP2010053893A (ja) 車輪用軸受装置
JP2015017674A (ja) シールリング付車輪支持用転がり軸受ユニット
JP5468751B2 (ja) 車輪用軸受装置
WO2017010555A1 (ja) 車輪用軸受装置
JP5158664B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP2007192392A (ja) 車輪用軸受装置
JP2009121505A (ja) 車輪用軸受装置
JP5414964B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP6610441B2 (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット
JP5468753B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP4936700B2 (ja) 車輪用軸受装置およびその製造方法
JP2013086514A (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット
JP5317168B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP2008284960A (ja) 車輪用軸受装置
JP2012106537A (ja) 車輪用軸受装置
JP2009292370A (ja) 車輪用軸受装置
WO2015119215A1 (ja) 車輪用軸受装置
JP2008095766A (ja) 車輪用軸受
JP5988738B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP2009150417A (ja) 車輪用軸受装置
JP2008296621A (ja) 車輪用軸受装置
JP2007162828A (ja) 車輪用軸受装置およびこれを備えたアクスルモジュール