JP2012104656A - 照度センサ、およびこの照度センサを備えた表示装置 - Google Patents

照度センサ、およびこの照度センサを備えた表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】視感度に近い分光感度特性を有し、回路規模が小さい照度センサ、およびこの照度センサを用いた表示装置を提供する。
【解決手段】電流出力回路(21)は、第1受光素子(PD1)に流れる第1電流(Iin1)をアナログ‐デジタル変換する第1アナログ‐デジタル変換回路(ADC1)のビットストリーム信号(charge1)を用いて第1電流(Iin1)に応じた電流(Iin1×α)を出力し、第2アナログ‐デジタル変換回路(ADC2)は、第2受光素子(PD2)に流れる第2電流(Iin2)から電流(Iin1×α)を減算した第3電流(Iin2-Iin1×α)を入力されてアナログ‐デジタル変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照度センサ、およびこの照度センサを備えた表示装置に関するものである。
携帯電話やデジタルカメラ等の携帯端末において、バックライトの明るさ(発光量)を周囲の明るさに応じるように制御するために、液晶パネルに周囲の明るさを検知する照度センサを搭載する場合がある。この場合、電力消耗を抑えることが可能になり、視認性を向上することも可能になる。
なお、照度センサとしては、シリコンフォトダイオードが用いられたセンサが代表的である。シリコンフォトダイオードは、小型であるとともに応答が高速であるため、幅広く用いられている。しかしながら、シリコンフォトダイオードの分光感度特性は、人間の視感度とは大きく異なり、赤外領域の感度が強くなる。ここで、受光量と光電流との関係(光電感度)は、入射光の波長によって異なり、この波長と光電感度との関係を「分光感度特性」と称する。
そこで、照度センサとして、シリコンフォトダイオードを用いながら、人間の視感度に近い分光感度特性を有するセンサへの要望が高まっている。
人間の視感度に近い分光感度特性を実現する方式として、複数の異なる分光感度特性のフォトダイオードに流れる電流を減算する方式が知られている。例えば、特許文献1,2には、上記のような方式を用いた照度センサが提案されている。
図14は、特許文献1,2において提案された照度センサの要部の構成を示す回路図である。
図14に示すように、特許文献1,2の照度センサには、カレントミラー回路が用いられている。
照度センサは、フォトダイオードPD1とフォダイオードPD2を含んで構成され、フォトダイオードPD1には、周囲の明るさに応じて電流Iin1が流れ、フォトダイオードPD2には、周囲の明るさに応じて電流Iin2が流れる。
トランジスタQP1とトランジスタQP2は、カレントミラー回路を構成し、トランジスタQP2のコレクタ電流は、フォトダイオードPD1に流れる電流Iin1に応じた電流(Iin1×α)となる。αは、任意の係数である。
フォトダイオードPD1とフォトダイオードPD2は、光の波長に対する分光感度特性が異なり、フォトダイオードPD2に流れる電流Iin2からフォトダイオードPD1に流れる電流Iin1の電流量に応じた電流(Iin1×α)を減算することにより、照度センサで視感度に近い分光感度特性を実現することが可能になる。
なお、アナログ‐デジタル変換回路を用いてセンサ出力をデジタル値に変換する方法が知られている。例えば、出力された電流をデジタル値に変換することにより、CPUやマイクロコンピュータにより、ソフトウェアでの処理が容易になる。特に、積分型のアナログ‐デジタル変換回路は、簡単な構成で高精度な分解能を実現できる特徴がある。これは、照度センサのように低速でありながら高い分解能(16bit程度)を要求されるデバイスに適している。
図15は、アナログ‐デジタル変換回路が用いられた照度センサの要部の構成を示す回路図である。
図15に示すように、照度センサは、フォトダイオードPD1とフォダイオードPD2を含んで構成され、フォトダイオードPD1には、周囲の明るさに応じて電流Iin1が流れ、フォトダイオードPD2には、周囲の明るさに応じて電流Iin2が流れる。
電流Iin1をアナログ‐デジタル変換回路ADC1でアナログ‐デジタル変換した結果がデジタル値ADCOUT1となり、電流Iin2をアナログ‐デジタル変換回路ADC2でアナログ‐デジタル変換した結果がデジタル値ADCOUT2となる。
デジタル値ADCOUT1をα倍とし、デジタル値ADCOUT2からデジタル値ADCOUT1に応じた値(ADCOUT1×α)を減算した値(ADCOUT2−ADCOUT1×α)を出力することにより、照度センサで視感度に近い分光感度特性を実現することが可能になる。αは、任意の係数である。
携帯電話やデジタルカメラ等の携帯端末において、以上のように周囲の明るさを検知する照度センサを搭載する他に、検知物体(例えば顔)があるか否かを検知する近接センサを搭載する場合がある。例えば、携帯端末において、顔が近づいているか否かを検知し、近づいている場合(通話時)に、バックライトをOFFし、近づいていない場合(操作時)にはONすることにより、電力消耗を抑えることが可能になる。
以下、図16、図17に基づいて、近接センサについて説明する。図16は、一般的な近接センサの構成を示す模式図であり、図17は、近接センサにより検知物体の近接/非近接を検知した場合を示す波形図であり、(a)は、検知物体の近接を検知した場合を示し、(b)は、検知物体の非近接を検知した場合を示す。
図16に示すように、近接センサは、フォトダイオード(PD)、発光ダイオード(LED)、制御回路から構成されている。
発光ダイオードは、制御回路により駆動され、特定の光を照射する。受光用のフォトダイオードには、受光量に応じて電流が流れ、この電流は制御回路により検知される。発光ダイオードが駆動されているときのデータData1と発光ダイオードが駆動されていないときのデータData2の差分は、近接データ(Data1−Data2)になる。
図17の(a)に示すように、検知物体(例えば顔)がある場合、発光ダイオードが駆動されていると検知物体からの反射光が強いため、フォトダイオードに流れる電流は大きくなり、近接データ(Data1−Data2)は制御回路の閾値Datathを越え、近接と判断される。
一方、図17の(b)に示すように、検知物体がない場合、発光ダイオードが駆動されていても、検知物体からの反射光が弱いため、フォトダイオードに流れる電流は小さく、近接データ(Data1−Data2)は制御回路の閾値Datathを越えなく、非近接と判断される。
なお、正確に検知物体の有無を検知するために、発光ダイオードから蛍光灯の光や、屋外での薄暗い環境光下の光にはほとんど含まれていない赤外領域の光を照射させることが知られている。
このような近接センサでは、発光ダイオードが駆動されている期間のデータData1と発光ダイオードが駆動されていない期間のデータData2との差分である近接データ(Data1−Data2)が、検知距離の2乗に反比例するため、この近接データから検知距離を算出することで、測距センサとして適用することも可能である。
特開2007−73591号公報(2007年3月22日公開) 特開2010−153484号公報(2010年7月8日公開)
しかしながら、上記図14に示すようにカレントミラー回路が用いられている照度センサでは、カレントミラー回路による誤差が大きいため、正確な減算結果を得られないという問題が生じる。
具体的には、上記カレントミラー回路は、2つのMOSトランジスタQP1・QP2により構成されているが、この2つのトランジスタQP1・QP2の特性ばらつきやバイアス条件の違いによって大きい誤差が生じる可能性がある。
MOSトランジスタのドレイン電流は、一般的に次式(1)
Id=(1/2)×μ×Cox×(W/L)×(Vgs-Vth)×(1-λ×Vds)…(1)
で示される。
ここで、μは電子移動度、Coxは単位面積あたりのゲート酸化膜容量、W/LはW長およびL長加工寸法、Vgsはゲート-ソース間電圧、Vthは閾値電圧、λはチャネル長変調係数、Vdsはドレイン-ソース間電圧を示す。
上記カレントミラー回路では、2つのトランジスタQP1・QP2のドレイン-ソース間電圧Vdsが異なるため、出力電流に誤差が生じる。また、一般的に、MOSトランジスタでは、W長およびL長の加工精度ばらつきや閾値電圧Vthばらつきの影響で、数%〜10%程度の誤差が生じる。
このように、2つのMOSトランジスタQP1・QP2から構成されるカレントミラー回路では、大きな誤差が生じる可能性がある。
また、上記図14に示すような照度センサでは、フォトダイオードPD1・PD2に逆バイアス電圧が印加され、暗電流が生じるため、正確に照度測定を行うことができないという問題も生じる。
特に、低照度時には、フォトダイオードPD1・PD2に流れる光電流は少なくなり、この場合には暗電流の影響によってノイズ成分が多く含まれることになるため、正確に照度測定を行なうことができない。
一方、上記図15に示すような照度センサでは、フォトダイオードPD1・PD2に流れる電流Iin1・Iin2をそれぞれアナログ‐デジタル変換回路に入力し、デジタル値に変換するため、視感度にあった電流量を直接測定することができなくなる。そのため、照度センサの分光感度特性を高精度に視感度に近づけることができないという問題が生じる。特に、赤外成分の多い光源の場合、顕著となる。
また、上記図15に示すような照度センサでは、乗算回路と減算回路を必要とするため、回路規模が大きくなるという問題も生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、視感度に近い分光感度特性を有しながら、高精度に照度を測定することができ、回路規模が小さい照度センサ、およびこの照度センサを用いた表示装置を提供することにある。
さらには、低照度まで高精度に測定することができる照度センサ、およびこの照度センサを用いた表示装置を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の照度センサは、互いに異なる分光感度特性を有する第1受光素子と第2受光素子とを備える照度センサであって、入力光の受光強度に応じて上記第1受光素子に流れる第1電流を、アナログ‐デジタル変換する第1アナログ‐デジタル変換回路であって、入力される上記第1電流に応じた電荷を積分する積分コンデンサを備えるとともに上記積分コンデンサによる積分結果に対応する電圧を出力する積分回路と、上記積分回路の出力電圧と基準電圧との互いの高低を比較して比較結果を2値のパルス信号として出力する比較回路と、上記比較回路の出力した上記パルス信号を取り込む出力回路であって取り込んだ上記パルス信号に含まれるアクティブパルスを計数するカウンタを備えるとともに上記カウンタによる計数結果を上記第1電流のアナログ‐デジタル変換値として出力する出力回路と、上記出力回路から上記アクティブパルスの時系列的並びがビットストリーム信号として入力されて上記ビットストリーム信号のアクティブパルス期間に電流を出力して上記積分コンデンサを放電させる放電回路とを備える積分型アナログ‐デジタル変換回路からなる第1アナログ‐デジタル変換回路と、上記出力回路から上記ビットストリーム信号が入力されて上記ビットストリーム信号の上記アクティブパルス期間に電流を出力する電流出力回路と、入力光の受光強度に応じて上記第2受光素子に流れる第2電流から、上記電流出力回路が出力する電流を減算した第3電流をアナログ‐デジタル変換する積分型アナログ‐デジタル変換回路からなる第2アナログ‐デジタル変換回路と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、アクティブパルス期間の合計した長さが第1電流の大きさに応じたものとなる。電流出力回路の出力パルス電流が積分回路で積分されるすなわち平均化されることで第1電流の所定係数倍を得ることができる。第2電流から該第1電流の所定係数倍の電流を減算した電流に対しアナログ‐デジタル変換することにより、照度センサの分光感度特性を精度よく視感度に近づけることが可能になる。
また、カレントミラー回路を用いることなく、高精度に照度を測定することが可能になる。
さらに、乗算回路と減算回路を必要としないため、回路規模を小さくすることが可能になる。
以上により、視感度に近い分光感度特性を有しながら、高精度に照度を測定することができ、回路規模が小さい照度センサを提供することができるという効果を奏する。
本発明の照度センサは、上記第2アナログ‐デジタル変換回路は、上記第1アナログ‐デジタル変換回路と同じ回路構成を有することが好ましい。
上記構成によれば、第2アナログ‐デジタル変換回路も、簡単な構成で高精度な分解能を実現することが可能になる。
本発明の照度センサは、上記第1受光素子は、赤外波長域の分光感度特性を有し、上記第2受光素子は、可視波長域から赤外波長域に亘る分光感度特性を有することが好ましい。
上記構成によれば、照度センサに対する赤外波長域の光による影響を効率よく抑制することが可能になる。
本発明の照度センサは、上記第1受光素子には、バイアス電圧が印加されないことが好ましい。
上記構成によれば、第1受光素子の暗電流を抑制することが可能になり、正確に低照度まで測定を行なうことができる。
本発明の照度センサは、上記第2受光素子には、バイアス電圧が印加されないことが好ましい。
上記構成によれば、第2受光素子の暗電流を抑制することが可能になり、正確に低照度まで測定を行なうことができる。
本発明の照度センサは、上記電流出力回路が出力する電流の、上記第2アナログ‐デジタル変換回路のアナログ‐デジタル変換期間における平均値は、上記第1電流の係数倍であり、上記係数は変更可能に設定可能であることが好ましい。
上記構成によれば、係数を調整して照度センサの分光感度特性を精度よく視感度に近づけることが可能になる。
本発明の照度センサは、上記係数は、1.1〜1.2の範囲で設定されることが好ましい。
上記構成によれば、照度センサの分光感度特性を精度よく視感度に近づけることが可能になる。
本発明の照度センサは、上記係数は、1.15に設定されることが好ましい。
上記構成によれば、照度センサの分光感度特性を精度よく視感度に近づけることが可能になる。
本発明の照度センサは、上記第1受光素子および上記第2受光素子には、緑色波長域および赤外波長域の光を受光面に向けて透過させるフィルタが設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、第1受光素子および第2受光素子に入射される緑色波長域および赤外波長域以外の光を遮光することにより、照度センサの分光感度特性を精度よく視感度に近づけることが可能になる。
本発明の照度センサは、上記第1受光素子は、P層と、上記P層の中に形成されたNウェルと、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層とを備えた第1の層構成を有し、上記第1の層構成において、上記P層と上記Nウェルとの接合部および上記Nウェルと上記P拡散との接合部にそれぞれ形成されたフォトダイオードのうち、上記P層と上記Nウェルとの接合部に形成された上記フォトダイオードのアノードとカソードとの間が短絡されて構成され、上記第2受光素子は、上記第1の層構成と同じ層構成の第2の層構成を有し、上記第2の層構成において、上記P層と上記Nウェルとの接合部および上記Nウェルと上記P拡散との接合部にそれぞれフォトダイオードが形成されて構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、第1受光素子においては、接合の浅い部分P層-Nウェルの接合部にフォトダイオードを形成することにより、可視波長域〜近赤外波長域の光を吸収し、このフォトダイオードを短絡することにより、接合の浅い部分で吸収される可視波長域〜近赤外波長域の光を無効化し、接合の深いNウェル‐P拡散の接合部に形成されたフォトダイオードで赤外光を受光して光電流を生成する。これにより、第1受光素子全体は赤外波長域の分光感度特性を有することが可能になる。
一方、第2受光素子においては、接合の浅い部分P層-Nウェルの接合部に形成されたフォトダイオードは可視波長域〜近赤外波長域の光を受光して光電流を生成し、接合の深いNウェル‐P拡散の接合部に形成されたフォトダイオードは赤外光を受光して光電流を生成する。これにより、第2受光素子全体は可視波長域から赤外波長域の分光感度特性を有することが可能になる。
本発明の照度センサは、上記第1受光素子は、N層と、上記N層の上に接合するように形成されたP層と、上記P層の中に形成されたNウェルと、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層とを備えた第3の層構成を有し、上記第3の層構成において、上記N層と上記P層との接合部、上記P層と上記Nウェルとの接合部、上記Nウェルと上記P拡散との接合部にそれぞれ形成されたフォトダイオードのうち、上記N層と上記P層との接合部に形成された上記フォトダイオードのアノードとカソードとの間が短絡され、且つ上記P層と上記Nウェルとの接合部に形成された上記フォトダイオードのアノードとカソードとの間が短絡されて構成され、上記第2受光素子は、上記第3の層構成と同じ層構成の第4の層構成を有し、上記第4の層構成において、上記N層と上記P層との接合部、上記P層と上記Nウェルとの接合部、上記Nウェルと上記P拡散との接合部にそれぞれ形成されたフォトダイオードのうち、上記N層と上記P層との接合部に形成された上記フォトダイオードのアノードとカソードとの間が短絡されて構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、第1受光素子全体は赤外波長域の分光感度特性を有することが可能になり、第2受光素子全体は可視波長域から赤外波長域の分光感度特性を有することが可能になる他に、
また、第1受光素子および第2受光素子において、接合の浅い部分N層とP層の接合部にフォトダイオードを構成することにより、紫外の光を吸収し、このフォトダイオードを短絡することにより、接合の浅い部分で吸収される紫外の光を無効化し、第1受光素子および第2受光素子全体として紫外の分光感度特性を低減することが可能になる。
本発明の表示装置は、画面を表示する表示パネルと、上記表示パネルを照射するバックライトと、上記バックライトの輝度を制御するバックライト制御回路と、上記照度センサとを備え、上記バックライト制御回路は、上記第2アナログ‐デジタル変換回路が出力するデジタル値に基づいて、上記バックライトの輝度を制御することを特徴とする。
上記構成によれば、周囲光の強度に応じてバックライトの明るさを調整することにより、電力消耗を抑えることが可能になる。
また、表示装置に設けられた照度センサの分光感度特性を精度よく視感度に近づけることで、視認性を向上させることが可能になる。
本発明の表示装置は、さらに、発光体と、制御回路とを備え、上記発光体は、上記制御回路により駆動され、上記第1受光素子は、上記発光体から発光され、検知物体により反射されてきた反射光を受光し、上記制御回路は、上記第1受光素子に受光強度に応じて流れる上記第1電流を検知して、上記検知物体の有無を検知し、上記バックライト制御回路は、上記検知物体の有無結果と上記第2アナログ‐デジタル変換回路が出力する上記第3電流のデジタル値とに基づいて、上記バックライトの輝度を制御することが好ましい。
上記構成によれば、検知物体(例えば人の顔)の有無、周囲光の強度に応じるようにバックライトの輝度を調整することで、電力消耗を抑えることが可能になり、視認性を向上させることが可能になる。
本発明の表示装置は、さらに、発光体と、制御回路とを備え、上記発光体は、上記制御回路により駆動され、上記第1受光素子は、上記発光体から発光され、検知物体により反射されてきた反射光を受光し、上記制御回路は、上記第1受光素子に受光強度に応じて流れる第1電流を検知して、上記検知物体の距離を測定し、上記バックライト制御回路は、上記検知物体の測距結果と上記第2アナログ‐デジタル変換回路が出力する上記第3電流のデジタル値とに基づいて、上記バックライトの輝度を制御することが好ましい。
上記構成によれば、検知物体(例えば人の顔)の距離と、周囲光の強度に応じるようにバックライトの輝度を調整することで、電力消耗を抑えることが可能になり、視認性を向上させることが可能になる。
本発明の照度センサは、互いに異なる分光感度特性を有する第1受光素子と第2受光素子とを備える照度センサであって、入力光の受光強度に応じて上記第1受光素子に流れる第1電流を、アナログ‐デジタル変換するアナログ‐デジタル変換回路であって、入力される上記第1電流に応じた電荷を積分する積分コンデンサを有する積分回路と、上記積分回路の出力電圧と基準電圧との高低を比較して、比較結果を2値のパルス信号として出力する比較回路と、上記比較回路の出力したパルス信号を取り込んで、取り込んだ上記パルス信号に含まれるアクティブパルスを計数するカウンタを備え、上記カウンタによる計数結果を上記第1電流のアナログ‐デジタル変換値として出力する出力回路と、上記出力回路から上記アクティブパルスの時系列的並びがビットストリーム信号として入力されて上記ビットストリーム信号のアクティブパルス期間に電流を出力して上記積分コンデンサを放電させる放電回路とを備える積分型アナログ‐デジタル変換回路からなる第1アナログ‐デジタル変換回路と、上記出力回路から上記ビットストリーム信号が入力されて上記ビットストリーム信号の上記アクティブパルス期間に電流を出力する電流出力回路と、入力光の受光強度に応じて上記第2受光素子に流れる第2電流から、上記電流出力回路が出力する電流を減算した第3電流をアナログ‐デジタル変換する積分型アナログ‐デジタル変換回路からなる第2アナログ‐デジタル変換回路と、を備えることを特徴とする。
それゆえ、視感度に近い分光感度特性を有しながら、高精度に照度を測定することができ、回路規模が小さい照度センサ、およびこの照度センサを用いた表示装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る照度センサの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、アナログ‐デジタル変換回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、アナログ‐デジタル変換回路の動作を示す波形図である。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、電流出力回路を説明する図であって、(a)は電流出力回路の構成を示す回路図であり、(b)は電流出力回路が出力する電流を説明する波形図である。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性の一例を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、各光源で電流(Iin2-Iin1×α)と係数αとの関係を示す波形図である。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、図5に示すような分光感度特性を有するフォトダイオードPD1・PD2の構造示す回路図であり、(a)は、フォトダイオードPD1の構造を示し、(b)は、フォトダイオードPD2の構造を示す。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性の他の一例を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、図8に示すような分光感度特性を有するフォトダイオードPD1・PD2の構造を示す回路図であり、(a)は、フォトダイオードPD1の構造を示し、(b)は、フォトダイオードPD2の構造を示す。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性の他の一例を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る照度センサにおいて、図10に示すような分光感度特性を有するフォトダイオードPD1・PD2の構造を示す回路図であり、(a)は、フォトダイオードPD1の構造を示し、(b)は、フォトダイオードPD2の構造を示す。 本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 従来のカレントミラー回路が用いられた照度センサの要部の構成を示す回路図である。 従来のアナログ‐デジタル変換回路が用いられた照度センサの要部の構成を示す回路図である。 近接センサの構成を示す模式図である。 近接センサにより検知物体の近接/非近接を検知した場合を示す波形図であり、(a)は、検知物体の近接を検知した場合を示し、(b)は、検知物体の非近接を検知した場合を示す。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
本実施の形態においては、照度センサが搭載された液晶表示装置を例として記載する。
(液晶表示装置全体の構成)
まず、図12に基づいて、本実施の形態における液晶表示装置の概略構成について説明する。図12は、本実施の形態における液晶表示装置の概略構成を示すブロック図である。
図12に示すように、液晶表示装置100は、液晶パネル10、照度センサ20、バックライト制御回路30、バックライト40を含んで構成されている。
照度センサ20は、周囲光を受光して周囲の明るさを測定し、測定結果としてデジタル値ADCOUT2をバックライト制御回路30に出力する。このバックライト制御回路30は、デジタル値ADCOUT2に基づいて、バックライト40の明るさ(発光量)を周囲の明るさに応じるように制御する。
上記構成によれば、バックライト40の明るさを周囲光に応じるように制御するため、液晶表示装置100の電力消耗を抑えることが可能になる。
(照度センサの構成)
以下、図1に基づいて、本実施の形態における照度センサの構成について説明する。図1は、本実施の形態における照度センサの構成を示す回路図である。
図1に示すように、照度センサ20は、フォトダイオードPD1・PD2、アナログ‐デジタル変換回路ADC1・ADC2、及び電流出力回路21を含んで構成されている。
フォトダイオードPD1・PD2のアノードは、いずれもグランドに接続され、フォトダイオード(第1受光素子)PD1のカソードは、ノードAでアナログ‐デジタル変換回路(第1アナログ‐デジタル変換回路)ADC1に接続され、フォトダイオード(第2受光素子)PD2のカソードは、ノードBでアナログ‐デジタル変換回路(第2アナログ‐デジタル変換回路)ADC2と電流出力回路21との接続点に接続されている。
フォトダイオードPD1・PD2は、光の波長に対する分光感度特性が異なり、フォトダイオードPD1には、赤外領域の光の受光量に応じた電流Iin1(第1電流)が流れ、フォトダイオードPD2には、可視波長域〜赤外波長域の光の受光量に応じた電流Iin2(第2電流)が流れる。
アナログ‐デジタル変換回路ADC1は、フォトダイオードPD1に流れる電流Iin1を入力し、アナログ‐デジタル変換して、結果としてデジタル値ADCOUT1を出力する。
電流出力回路21は、アナログ‐デジタル変換回路ADC1からビットストリーム信号chargelを入力し、フォトダイオードPD1に流れる電流Iin1に応じた電流Iin1×αを出力する。なお、αは、任意の係数であり、αを調整することにより、照度センサ20の分光感度特性を人間の視感度に近づけることができる。
アナログ‐デジタル変換回路ADC2は、フォトダイオードPD2に流れる電流Iin2からフォトダイオードPD1に流れる電流Iin1に応じた電流Iin1×αを減算した電流(Iin2-Iin1×α)を入力し、アナログ‐デジタル変換して、結果としてデジタル値ADCOUT2を出力する。
上記構成によれば、アナログ‐デジタル変換回路ADC2において、電流(Iin2-Iin1×α)に対しアナログ‐デジタル変換し、変換結果としてデジタル値ADCOUT2をバックライト制御回路30に出力する。そのため、照度センサ20の分光感度特性を精度よく視感度に近づけることが可能になる。また、バックライト制御回路30に内蔵されたCPUやMPUの制御により、デジタル値ADCOUT2に対しソフトウェアで容易に処理する可能になる。
(アナログ‐デジタル変換回路の構成)
以下、図2、図3に基づいて、本実施の形態におけるアナログ‐デジタル変換回路ADC1・ADC2について説明する。図2は、本実施の形態におけるアナログ‐デジタル変換回路ADC1・ADC2の構成を示す回路図であり、図3は、本実施の形態におけるアナログ‐デジタル変換回路ADC1・ADC2の動作を示す波形図である。
本実施の形態において、アナログ‐デジタル変換回路ADC1とアナログ‐デジタル変換回路ADC2は、同じ構成を有するため、区別しない場合にはアナログ‐デジタル変換回路ADCと総称して説明する。
図2に示すように、アナログ‐デジタル変換回路ADCは、電荷を蓄える充電回路(積分回路)25と、電荷を放電する放電回路28と、充電回路25の出力電圧vsigと基準電圧v1との互いの高低を比較する比較回路26と、比較回路26による比較結果である出力信号compに基づいてデジタル値ADCOUTを出力する制御回路(出力回路)27とを含んで構成されている。
比較回路26には、比較器CMP1と、スイッチSW1が設けられている。このスイッチSW1のON/OFFにより、入力される電流Iinがデジタル値ADCOUTに変換されるデータ変換期間が決定される。スイッチSW1がONされると、電源Vrefは充電回路25に接続され、充電される。スイッチSW1がOFFされると、充電回路25の出力電圧vsigと基準電圧v1とは比較器CMP1により比較され、その比較結果としての出力信号compは「Hihg」と「Low」との2値のパルス信号として制御回路27に入力される。スイッチSW1がOFFされている期間に、入力される電流Iinがデジタル値ADCOUTに変換される。
制御回路27には、フリップフロップFFと、カウンタCountが設けられている。このフリップフロップFFにより、比較回路26の出力信号compがラッチされ、その結果としてのビットストリーム信号chargeは、放電回路28とカウンタCountにそれぞれ入力される。ここで、カウンタCountは、制御回路27に取り込まれたビットストリーム信号chargeのLOWレベル回数(放電回数)を計数する、すなわちアクティブパルスを計数することで、その計数結果を、入力された電流Iinに応じたアナログ‐デジタル変換値であるデジタル値ADCOUTとして出力する。
放電回路28には、スイッチSW2が設けられ、ビットストリーム信号chargeに基づいて、このスイッチSW2はON/OFFされる。
充電回路25には、アンプAMP1と、コンデンサ(積分コンデンサ)C1が設けられ、積分回路を構成している。放電回路28のスイッチSW2がONされると、放電回路28により、充電回路25のコンデンサC1に電荷が蓄えられる。スイッチSW2がOFFされると、入力される電流Iinに応じて充電回路25のコンデンサC1の電荷が放電される。
以下、図3に基づいて、アナログ‐デジタル変換回路ADCの動作について具体的に説明する。
スイッチSW1にHighレベルの信号が入力されると、該スイッチSW1はOFFされ、入力される電流Iinのデジタル値ADCOUTへの変換が開始される。
まず、スイッチSW2にHighレベルの信号が入力されると、該スイッチSW2はOFFされ、電流Iinに応じて充電回路25のコンデンサC1に蓄えられた電荷が放電される(プリチャージ動作)。これにより、充電回路25の出力電圧vsigは低下していく。最初に充電回路25の出力電圧vsigと基準電圧v1とが同じように設定されていたため、この期間充電回路25の出力電圧vsigは基準電圧v1を下回る。
その後、スイッチSW2にLowレベルの信号が入力されると、該スイッチSW2はONされ、充電回路25のコンデンサC1に放電回路28により電荷が充電される。これにより、充電回路25の出力電圧vsigは増加していく。ある時点で、充電回路25の出力電圧vsigは基準電圧v1を上回る。充電回路25の出力電圧vsigと基準電圧v1とは、比較器CMP1によって比較され、充電回路25の出力電圧vsigが基準電圧v1を上回ると、Highレベルの出力信号compが出力される。
制御回路27のフリップフロップFFにHighレベルの出力信号compが入力されると、該フリップフロップFFは出力信号compをラッチし、次のクロック信号clkの立ち上がりで、Highレベルのビットストリーム信号chargeを出力する。
スイッチSW2にHighレベルのビットストリーム信号chargeが入力されると、該スイッチSW2はOFFされ、充電回路25のコンデンサC1に蓄えられた電荷が放電される。これにより、充電回路25の出力電圧vsigは低下していく。ある時点で、充電回路25の出力電圧vsigは基準電圧v1を下回る。充電回路25の出力電圧vsigと基準電圧v1とは、比較器CMP1によって比較され、充電回路25の出力電圧vsigが基準電圧v1を下回ると、比較回路26の出力がアクティブレベルにあることを示すアクティブパルスとしてのLowレベルの出力信号compが出力される。なお、当該アクティブパルスをLowレベルとHighレベルとのいずれの出力信号に設定してもよく、回路の動作論理によって適宜選択可能である。
制御回路27のフリップフロップFFにLowレベルの出力信号compが入力されると、該フリップフロップFFが出力信号compをラッチすることで制御回路27は出力信号compを取り込み、フリップフロップFFは次のクロック信号clkの立ち上がりで、Lowレベルのビットストリーム信号chargeを出力する。
スイッチSW2にLowレベルのビットストリーム信号chargeが入力されると、該スイッチSW2はONされる。ここで、ビットストリーム信号chargeは、Lowレベル信号(アクティブパルス)の時系列的並びであり、Lowレベル期間(アクティブパルス期間)にスイッチSW2がONされる。
アナログ‐デジタル変換回路ADCは、上記のような動作を繰り返し、スイッチSW1がOFFされている期間、すなわちデータ変換期間tconvに、カウンタCountが、放電回路28の放電回数countをカウントすることで、入力された電流Iinに応じたデジタル値ADCOUTを出力することが可能になる。
なお、入力される電流Iinにより充電される電荷量と放電回路28に流れる電流Iにより放電される電荷量が、等しくなるように動作するので、充電電荷量=放電電荷量は、次式(2)
Iin×tconv=I×tclk×count…(2)
で示される。
上式(2)により、次式(3)
count=(Iin×tconv)/(I×tclk)…(3)
が導かれる。
ここで、tclkはクロック信号clkの周期、tconvは電流Iinにより充電される時間、Iは基準電流値、countは放電回路28の放電回数を示す。
最小分解能は、(I×tclk)で決定されることになる。
充電時間tconvを、次式(4)
tconv=tclk×2(nは分解能)…(4)
になるように設定すると、次式(5)
count=Iin/I×2…(5)
が導かれる。
例えば、分解能n=16ビッドの場合、カウンタCountは、入力電流Iinに応じた値を、0〜65535の範囲で出力することになる。
これにより、積分型アナログ‐デジタル変換回路ADCは、広いダイナミックレンジと高い分解能のアナログ‐デジタル変換が可能である。
以下、上記のような構成を有するアナログ‐デジタル変換回路ADCをアナログ‐デジタル変換回路ADC1に適用した場合を説明する。
アナログ‐デジタル変換回路ADC1において、フォトダイオードPD1に流れる電流Iin1を基準電流I1でアナログ‐デジタル変換すると、次式(6)
count1=Iin1/I1×2…(6)
で示される。
この時、アナログ‐デジタル変換回路ADC1のビットストリーム信号chargelは、count1の回数分、正確にHighレベルの信号を出力する。
(電流出力回路)
図4に基づいて、本実施の形態における電流出力回路21の構成について説明する。図4の(a)は、本実施の形態における電流出力回路21の構成を示す回路図であり、図4の(b)は、電流出力回路21に入力されるビットストリーム信号chargelと出力電流Ioの関係を示す波形図である。
図4に示すように、アナログ‐デジタル変換回路ADC1のビットストリーム信号chargelで電流出力回路21を制御する。
具体的には、ビットストリーム信号chargelのLow期間(アクティブパルス期間)に、電流出力回路21に設けられたスイッチがSW2がONされ、電流を出力する。
電流出力回路21の出力パルス電流がアナログ‐デジタル回路ADC2の充電回路(積分回路)25で、アナログ‐デジタル変換回路ADC2のアナログ‐デジタル変換期間において積分されるすなわち平均化されることにより、電流Iin1の所定係数倍を得ることができる。当該アナログ‐デジタル変換期間は、充電時間tconvに等しい。
この電流出力回路21の出力電流I0の平均値は、次式(7)
I0=I1×α×(count1/2)…(7)
=I1×α×(Iin1/I1)
=Iin1×α
で示される。
ここで、αは、任意の係数(α>1)である。
アナログ‐デジタル変換回路ADC2において、フォトダイオードPD2に流れる電流Iin2から電流出力回路21の出力電流I0を減算した電流(Iin2−Iin1×α)を基準電流I2でアナログ‐デジタル変換すると、次式(8)
count2=(Iin2−Iin1×α)/I2×2…(8)
で示される。
上記のように、電流(Iin2-Iin1×α)(第3電流)を直接にアナログ‐デジタル変換回路ADC2でアナログ‐デジタル変換することができ、照度センサ20の分光感度特性を精度よく視感度に近づけることが可能になる。
また、図2に示すアナログ‐デジタル変換回路ADCでは、AMP1の入力電圧を0Vに設定することができるため、フォトダイオードPD1・PD2の両端電圧を0Vとすることが可能である。よって、フォトダイオードPD1・PD2の暗電流を低減することが可能であり、低照度まで正確に測定することが可能である。
ここで、フォトダイオードPD1・PD2の両端電圧を0Vに設定した場合、すなわちフォトダイオードPD1・PD2にバイアス電圧が印加されない場合は、逆バイアス電圧を印加した場合に比べ、出力する光電流は減少する。しかしながら、アナログ−デジタル変換回路ADCの基準電流Iを調整することで、高照度の測定も同様に行うことが可能である。
例えば、アナログ−デジタル変換回路ADC1の場合、上式(6)を参照すると、フォトダイオードPD1の両端電圧を0Vに設定したことで、Iin1が、20%程度感度が低下したとしても、I1を-20%に調整することで、高照度の測定も同様に行うことが可能である。
また、別途に乗算回路と減算回路を設ける必要がないため、回路規模が小さくなる。
(フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性1)
以下、図5に基づいて、フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性の一例について説明する。
図5は、フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性の一例を示すグラフである。図5において、2つの実線はフォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性をそれぞれ示し、破線は基準電流I1を任意の係数α倍にした場合のフォトダイオードPD1の分光感度特性を示し、一点鎖線は視感度を示している。
図5に示すように、フォトダイオードPD1は赤外の分光感度特性を有し、フォトダイオードPD2は可視波長域〜赤外波長域の分光感度特性を有する。
基準電流I1を任意の係数α倍することにより、フォトダイオードPD1に流れる電流Iin1の電流量に応じた電流を、電流Iin1の任意の係数倍した値に設定することが可能である。
例えば、赤外の分光感度特性のフォトダイオードPD1と可視波長域〜赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD1の赤外成分の電流量の差が、20%程度あった場合、基準電流I1を1.2倍することにより、赤外成分の影響を低減することが可能であり、視感度にあった分光感度特性が得られる。
なお、携帯電話やデジタルカメラなどの液晶表示装置100では、一般的に照度センサ20は液晶パネル10の中に実装されている。このとき、液晶パネル10の透過率により、フォトダイオードPD1およびフォトダイオードPD2の受光量は影響を受ける。
例えば、液晶パネル10がない場合、赤外の分光感度特性のフォトダイオードPD1と可視波長域〜赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD2の赤外成分の電流量の差が20%程度であったものが、液晶パネル10がある場合、赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD1と可視波長域〜赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD2の赤外成分の電流量の差が10%程度になったとすると、基準電流I1を1.1倍することにより、赤外成分の影響を低減することが可能であり、視感度にあった分光感度特性が得られる。
液晶パネル10の透過率は、使用するユーザによって各々異なるため、基準電流I1の任意の係数αを回路内部のレジスタ(記憶素子)で設定変更(1〜1.5の範囲)できるようにすることで、液晶パネル10の影響に対して調整を行うことが可能である。
また、フォトダイオードPD1およびフォトダイオードPD2の受光量は、光源の影響も受ける。例えば、蛍光灯では赤外光が少なく、A光源や太陽光では赤外光が大きいため、フォトダイオードPD1およびフォトダイオードPD2の電流量はそれぞれ異なることになる。
図6は、各光源で電流(Iin2-Iin1×α)と係数αとの関係を示す波形図である。図6において、実線はA光源での電流(Iin2-Iin1×α)と係数αとの関係を示し、破線は蛍光灯での電流(Iin2-Iin1×α)と係数αとの関係を示し、一点鎖線は太陽光での電流(Iin2-Iin1×α)と係数αとの関係を示している。
図6に示すように、係数αが一定である場合、各光源で、フォトダイオードPD2に流れる電流Iin2からフォトダイオードPD1に流れる電流Iin1に応じた電流を減算した電流(Iin2−Iin1×α)はそれぞれ異なる。
以下、表1に各光源での、電流Iin1、電流Iin2、電流(Iin2−Iin1×α)を具体的に示す。
Figure 2012104656
表1および図6に示すように、係数αを1.1〜1.2の範囲で設定した場合、各光源(A光源、蛍光灯、太陽光)による照度特性の差を低減することが可能になる。
特に、係数αを1.15に設定した場合、最も効率よく、各光源での照度特性の差を低減することが可能になる。
(フォトダイオードPD1・PD2の構造1)
以下、図7に基づいて、図5に示すような分光感度特性を有するフォトダイオードPD1・PD2の構造について説明する。図7は、フォトダイオードPD1・PD2の構造を示す回路図であり、図7の(a)は、フォトダイオードPD1の構造を示す回路図であり、図7の(b)は、フォトダイオードPD2の構造を示す回路図である。
図7の(a)に示すように、赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD1は、P層と、上記P層の中に形成されたNウェル(Nwell)と、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層(Psub)とを備えた第1の層構成を有し、フォトダイオードPDvisはP層-Nウェルの接合部に形成され、フォトダイオードPDirはNウェル-P拡散の接合部に形成されている。なお、P層-Nウェルの接合部に形成されたフォトダイオードPDvisのアノード−カソード間は短絡されて、フォトダイオードPDirのカソードに接続されている。フォトダイオードPDirのカソードは図1のノードAに接続され、フォトダイオードPDirのアノードはGNDに接続されている。
フォトダイオードPD1においては、接合の浅い部分P層-Nウェルの接合部にフォトダイオードPDvisを形成することにより、可視波長域〜近赤外波長域の光を吸収し、フォトダイオードPDvisのアノードとカソードを短絡することにより、接合の浅い部分で吸収される可視波長域〜近赤外波長域の光を無効化し、フォトダイオードPDirで赤外光を受光して光電流を生成する。これにより、フォトダイオードPD1全体は赤外波長域の分光感度特性を有することが可能になる。
図7の(b)に示すように、可視波長域〜赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD2は、P層と、上記P層の中に形成されたNウェル(Nwell)と、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層(Psub)とを備えた、第1の層構成と同じ層構成の第2の層構成を有し、フォトダイオードPDvisはP層-Nウェルの接合部に形成され、フォトダイオードPDirはNウェル-P拡散の接合部に形成されている。フォトダイオードPDvisのカソードはフォトダイオードPDirのカソードに接続されており、フォトダイオードPDvisのアノードはグランドに接続されている。フォトダイオードPDirのカソードは図1のノードBに接続され、フォトダイオードPDirのアノードはグランドに接続されている。フォトダイオードPDvisは可視波長域〜近赤外波長域の光を受光して光電流を生成し、フォトダイオードPDirは赤外光を受光して光電流を生成する。
(フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性2)
図8は、フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性の他の一例を示すグラフである。図8において、2つの実線はフォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性をそれぞれ示し、破線は基準電流I1を任意の係数α倍にした場合のフォトダイオードPD1の分光感度特性を示し、一点鎖線は視感度を示している。
図8に示すように、フォトダイオードPD1は赤外波長域の分光感度特性を有し、フォトダイオードPD2は可視波長域〜赤外波長域の分光感度特性を有する。
基準電流I1を任意の係数α倍することにより、フォトダイオードPD1に流れる電流Iin1の電流量に応じた電流を、電流Iin1に任意の係数倍した値に設定することが可能である。
係数αを調整して、電流(Iin2-Iin1×α)を調整することにより、照度センサ20の分光感度特性を視感度に合うように調整することが可能になる。
(フォトダイオードPD1・PD2の構造2)
以下、図9に基づいて、図8に示すような分光感度特性を有するフォトダイオードPD1・PD2の構造について説明する。図9は、フォトダイオードPD1・PD2の構造を示す回路図であり、図9の(a)は、フォトダイオードPD1の構造を示す回路図であり、図9の(b)は、フォトダイオードPD2の構造を示す回路図である。
図9の(a)に示すように、赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD1は、N層と、上記N層の上に接合するように形成されたP層と、上記P層の中に形成されたNウェル(Nwell)と、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層(Psub)とを備えた第3の層構成を有し、3つのフォトダイオードPDvis・PDir・PDuvは、N層とP層の接合部、P層とNウェルの接合部、NウェルとP拡散の接合部にそれぞれ形成されている。なお、N層とP層の接合部に形成されたフォトダイオードPDuvのアノード−カソード間は短絡され、フォトダイオードPDirのカソードに接続されている。P層-Nウェルの接合部に形成されたフォトダイオードPDvisのアノード−カソード間も短絡されてフォトダイオードPDirのカソードに接続されている。フォトダイオードPDirのカソードは図1のノードAに接続され、フォトダイオードPDirのアノードはグランドに接続されている。
フォトダイオードPD1においては、接合の浅い部分P層-NウェルにフォトダイオードPDvisを構成することにより、可視波長域〜近赤外波長域の光を吸収し、フォトダイオードPDvisのアノードとカソードを短絡することにより、接合の浅い部分で吸収される可視波長域〜近赤外波長域の光を無効化する。フォトダイオードPDirで赤外光を受光して光電流を生成する。これにより、フォトダイオードPD1全体は赤外波長域の分光感度特性を有することが可能になる。
図9の(b)に示すように、可視波長域〜赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD2は、N層と、上記N層の上に接合するように形成されたP層と、上記P層の中に形成されたNウェル(Nwell)と、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層(Psub)とを備えた、第3の層構成と同じ層構成の第4の層構成を有し、3つのフォトダイオードPDvis・PDir・PDuvは、N層とP層の接合部、P層とNウェルの接合部、NウェルとP拡散の接合部にそれぞれ形成されている。N層とP層の接合部に形成されたフォトダイオードPDuvのアノード−カソード間は短絡され、フォトダイオードPDvisのアノードに接続されている。フォトダイオードPDvisのカソードはフォトダイオードPDirのカソードに接続されており、フォトダイオードPDvisのアノードはグランドに接続されている。フォトダイオードPDirのカソードは図1のノードBに接続され、フォトダイオードPDirのアノードはグランドに接続されている。フォトダイオードPDvisは可視波長域〜近赤外波長域の光を受光して光電流を生成し、フォトダイオードPDirは赤外光を受光して光電流を生成する。
フォトダイオードPD1・PD2においては、接合の浅い部分N層とP層の接合部にフォトダイオードPDuvを構成することにより、紫外の光を吸収し、フォトダイオードPDuvのアノードとカソードを短絡することにより、接合の浅い部分で吸収される紫外の光を無効化し、フォトダイオードPD1・PD2全体として紫外の分光感度特性を低減することが可能になる。ここで、接合の浅い部分では、入射した光のうちの短波長成分を吸収し、接合の深い部分では入射した光のうちの長波長成分を吸収する。
なお、上記したように、フォトダイオードPD1およびフォトダイオードPD2の受光量は、光源の影響を受ける。
以下、表2に各光源での、電流Iin1、電流Iin2、電流(Iin2−Iin1×α)を具体的に示す。
Figure 2012104656
表2示すように、係数αを1.1〜1.2の範囲で設定した場合、各光源(A光源、蛍光灯、太陽光)による照度特性の差を低減することが可能になる。
特に、係数αを1.15に設定した場合、最も効率よく、各光源での照度特性の差を低減することが可能になる。
(フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性3)
図10は、フォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性の他の一例を示すグラフである。図10において、2つの実線はフォトダイオードPD1・PD2の分光感度特性をそれぞれ示し、破線は基準電流I1を任意の係数α倍にした場合のフォトダイオードPD1の分光感度特性を示し、一点鎖線は視感度を示している。
図10に示すように、フォトダイオードPD1は赤外波長域の分光感度特性を有し、フォトダイオードPD2は主として緑色および赤外波長域の分光感度特性を有する。
基準電流I1を任意の係数α倍することにより、フォトダイオードPD1に流れる電流Iin1の電流量に応じた電流を、電流Iin1に任意の係数倍した値に設定することが可能である。
係数αを調整して、電流(Iin2-Iin1×α)を調整することにより、照度センサ20の分光感度特性を視感度に合うように調整することが可能になる。
(フォトダイオードPD1・PD2の構造3)
以下、図11に基づいて、図10に示すような分光感度特性を有するフォトダイオードPD1・PD2の構造について説明する。図11は、フォトダイオードPD1・PD2の構造を示す回路図であり、図11の(a)は、フォトダイオードPD1の構造を示す回路図であり、図11の(b)は、フォトダイオードPD2の構造を示す回路図である。
図11の(a)に示すように、赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD1は、図7と同様にP層と、上記P層の中に形成されたNウェル(Nwell)と、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層(Psub)とを備えた構成を有し、フォトダイオードPDvisはP層-Nウェルの接合部に形成され、フォトダイオードPDirはNウェル-P拡散の接合部に形成されている。P層-Nウェルの接合部に形成されたフォトダイオードPDvisは短絡されている。なお、フォトダイオードPD1の基板表面側には、主として緑色領域および赤外領域の光を受光面に向けて透過する緑色透過フィルタ22が形成されている。
図11の(b)に示すように、可視波長域〜赤外波長域の分光感度特性のフォトダイオードPD2は、図7と同様にP層と、上記P層の中に形成されたNウェル(Nwell)と、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層(Psub)とを備えた構成を有し、フォトダイオードPDvisはP層-Nウェルの接合部に形成され、フォトダイオードPDirはNウェル-P拡散の接合部に形成されている。なお、フォトダイオードPD2の基板表面側には、主として緑色領域および赤外領域の光を透過する緑色透過フィルタ22が形成されている。
上記構成により、照度センサ20において、さらに視感度に近い分光感度特性を実現することができる。
なお、上記したように、フォトダイオードPD1およびフォトダイオードPD2の受光量は、光源の影響を受ける。
以下、表3に各光源での、電流Iin1、電流Iin2、電流(Iin2−Iin1×α)を具体的に示す。
Figure 2012104656
表3に示すように、係数αを1.1〜1.2の範囲で設定した場合、各光源(A光源、蛍光灯、太陽光)による照度特性の差を低減することが可能になる。
特に、係数αを1.15に設定した場合、最も効率よく、各光源での照度特性の差を低減することが可能になる。
以上のように、本実施の形態の液晶表示装置100において、照度センサ20は、カレントミラー回路を用いていないため、誤差が大きいという問題を防止することができる。
また、電流(Iin2-Iin1×α)を直接にアナログ‐デジタル変換することが可能であるため、照度センサ20の分光感度特性を高精度に視感度に近づけることが可能になり、データの処理が容易になる。
また、照度センサ20に設けられているフォトダイオードPD1・PD2の両端の電圧を0Vに設定することが可能であるため、暗電流を低減し、低照度まで精度よく測定することが可能になる。
〔実施の形態2〕
本発明の液晶表示装置に関する他の実施形態について、図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図13は、本実施の形態における液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
なお、説明の便宜上、前記実施の形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図13に示すように、液晶表示装置100´は、液晶パネル10、照度/近接センサ20´、バックライト制御回路30、バックライト40を含んで構成されている。
照度/近接センサ20´は、周囲光を受光して周囲の明るさを測定し、また、特定の反射光を受光して、検知物体の有無を検出する。
照度/近接センサ20´には、図1に示すような回路が設けられ、その他に特定の光を照射する発光ダイオード(発光体)(図示せず)と、制御回路(図示せず)が設けられている。
発光ダイオードは、制御回路により駆動され、特定の光として赤外光を照射する。太陽光や蛍光灯などの周囲光には赤外光が少ないため、フォトダイオードPD1には、主に発光ダイオードから照射される赤外光の光量に応じて電流Iin1が流れる。この電流Iin1は、アナログ‐デジタル変換回路ADC1でアナログ‐デジタル変換され、デジタル値ADCOUT1として出力される。このデジタル値ADCOUT1は、制御回路に入力され、検知物体の有無が判断される。近接センサにより検知物体の有無が判断される原理は図16、図17に基づいて既に説明したため、ここでは詳細な説明を省略する。
バックライト制御回路30は、電流(Iin2-Iin1×α)をアナログ‐デジタル変換回路ADC2でアナログ‐デジタル変換して得たデジタル値ADCOUT2と、検知物の有無を示す信号とを入力して、バックライト40を制御する。
例えば、バックライト制御回路30は、検知物体(例えば人の顔)が近接しているという信号を入力した場合には、液晶表示装置100´において表示を行なう必要がないと判断し、バックライト40をOFFし、検知物体が近接していないという信号を入力した場合には、液晶表示装置100´において表示を行なう必要があると判断しバックライト40をONし、さらに入力したデジタル値ADCOUT2に基づいて周囲の明るさに応じるように発光させることにより、消費電力の低減を実現することが可能になる。
なお、近接センサでは、発光ダイオードが駆動されている期間の電流と、発光ダイオードが駆動されていない期間の電流との差分が、検知距離の2乗に反比例するため、この差分から検知距離を算出することで、測距センサとして適用することも可能である。
そして、バックライト制御回路30は、バックライト40を検知物体の距離に応じるように発光させることにより、消費電力の低減を実現することが可能になる。
本発明の実施の形態においては、照度センサが液晶表示装置に内蔵された場合を例として説明したが、これに限定されることなく、例えば、有機EL表示装置に内蔵され、周囲の明るさを検知して、有機EL表示装置の明るさ(発光量)を制御することも可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、照度センサの分光感度特性を精度よく視感度に近づけることができるため、表示装置に好適に利用することができる。
10 液晶パネル
20 照度センサ
21 電流出力回路
25 充電回路
26 比較回路
27 制御回路(出力回路)
28 放電回路
30 バックライト制御回路
40 バックライト
100 液晶表示装置
ADC アナログ‐デジタル変換回路(積分型アナログ‐デジタル変換回路)
ADC1 アナログ‐デジタル変換回路(第1アナログ‐デジタル変換回路、積分型アナログ‐デジタル変換回路)
ADC2 アナログ‐デジタル変換回路(第2アナログ‐デジタル変換回路、積分型アナログ‐デジタル変換回路)
PD1 フォトダイオード(第1受光素子)
PD2 フォトダイオード(第2受光素子)
Count カウンタ
Iin1 電流(第1電流)
Iin2 電流(第2電流)
Iin2-Iin1×α
電流(第3電流)
charge、charge1
ビットストリーム信号
tconv 充電時間(アナログ‐デジタル変換期間)
comp 出力信号(パルス信号)
C1 コンデンサ(積分コンデンサ)
v1 基準電圧
vsig 出力電圧((積分回路の)出力電圧)
α 係数
I1×α 電流((電流出力回路の)電流)
I 電流((放電回路の)電流)

Claims (14)

  1. 互いに異なる分光感度特性を有する第1受光素子と第2受光素子とを備える照度センサであって、
    入力光の受光強度に応じて上記第1受光素子に流れる第1電流を、アナログ‐デジタル変換する第1アナログ‐デジタル変換回路であって、入力される上記第1電流に応じた電荷を積分する積分コンデンサを備えるとともに上記積分コンデンサによる積分結果に対応する電圧を出力する積分回路と、上記積分回路の出力電圧と基準電圧との互いの高低を比較して比較結果を2値のパルス信号として出力する比較回路と、上記比較回路の出力した上記パルス信号を取り込む出力回路であって取り込んだ上記パルス信号に含まれるアクティブパルスを計数するカウンタを備えるとともに上記カウンタによる計数結果を上記第1電流のアナログ‐デジタル変換値として出力する出力回路と、上記出力回路から上記アクティブパルスの時系列的並びがビットストリーム信号として入力されて上記ビットストリーム信号のアクティブパルス期間に電流を出力して上記積分コンデンサを放電させる放電回路とを備える積分型アナログ‐デジタル変換回路からなる第1アナログ‐デジタル変換回路と、
    上記出力回路から上記ビットストリーム信号が入力されて上記ビットストリーム信号の上記アクティブパルス期間に電流を出力する電流出力回路と、
    入力光の受光強度に応じて上記第2受光素子に流れる第2電流から、上記電流出力回路が出力する電流を減算した第3電流をアナログ‐デジタル変換する積分型アナログ‐デジタル変換回路からなる第2アナログ‐デジタル変換回路と、
    を備えることを特徴とする照度センサ。
  2. 上記第2アナログ‐デジタル変換回路は、上記第1アナログ‐デジタル変換回路と同じ回路構成を有することを特徴とする請求項1に記載の照度センサ。
  3. 上記第1受光素子は、赤外波長域の分光感度特性を有し、
    上記第2受光素子は、可視波長域から赤外波長域に亘る分光感度特性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の照度センサ。
  4. 上記第1受光素子には、バイアス電圧が印加されないことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の照度センサ。
  5. 上記第2受光素子には、バイアス電圧が印加されないことを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の照度センサ。
  6. 上記電流出力回路が出力する電流の、上記第2アナログ‐デジタル変換回路のアナログ‐デジタル変換期間における平均値は、上記第1電流の係数倍であり、上記係数は変更可能に設定可能であることを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載の照度センサ。
  7. 上記係数は、1.1〜1.2の範囲で設定されることを特徴とする請求項6に記載の照度センサ。
  8. 上記係数は、1.15に設定されることを特徴とする請求項7に記載の照度センサ。
  9. 上記第1受光素子および上記第2受光素子には、緑色波長域および赤外波長域の光を受光面に向けて透過させるフィルタが設けられていることを特徴とする請求項1から8までの何れか1項に記載の照度センサ。
  10. 上記第1受光素子は、P層と、上記P層の中に形成されたNウェルと、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層とを備えた第1の層構成を有し、上記第1の層構成において、上記P層と上記Nウェルとの接合部および上記Nウェルと上記P拡散との接合部にそれぞれ形成されたフォトダイオードのうち、上記P層と上記Nウェルとの接合部に形成された上記フォトダイオードのアノードとカソードとの間が短絡されて構成され、
    上記第2受光素子は、上記第1の層構成と同じ層構成の第2の層構成を有し、上記第2の層構成において、上記P層と上記Nウェルとの接合部および上記Nウェルと上記P拡散との接合部にそれぞれフォトダイオードが形成されて構成されていることを特徴とする請求項1から9までの何れか1項に記載の照度センサ。
  11. 上記第1受光素子は、N層と、上記N層の上に接合するように形成されたP層と、上記P層の中に形成されたNウェルと、上記Nウェルの中に形成されたP拡散層とを備えた第3の層構成を有し、上記第3の層構成において、上記N層と上記P層との接合部、上記P層と上記Nウェルとの接合部、上記Nウェルと上記P拡散との接合部にそれぞれ形成されたフォトダイオードのうち、上記N層と上記P層との接合部に形成された上記フォトダイオードのアノードとカソードとの間が短絡され、且つ上記P層と上記Nウェルとの接合部に形成された上記フォトダイオードのアノードとカソードとの間が短絡されて構成され、
    上記第2受光素子は、上記第3の層構成と同じ層構成の第4の層構成を有し、上記第4の層構成において、上記N層と上記P層との接合部、上記P層と上記Nウェルとの接合部、上記Nウェルと上記P拡散との接合部にそれぞれ形成されたフォトダイオードのうち、上記N層と上記P層との接合部に形成された上記フォトダイオードのアノードとカソードとの間が短絡されて構成されていることを特徴とする請求項1から9までの何れか1項に記載の照度センサ。
  12. 画面を表示する表示パネルと、
    上記表示パネルを照射するバックライトと、
    上記バックライトの輝度を制御するバックライト制御回路と、
    請求項1から11までの何れか1項に記載の照度センサとを備え、
    上記バックライト制御回路は、上記第2アナログ‐デジタル変換回路が出力するデジタル値に基づいて、上記バックライトの輝度を制御することを特徴とする表示装置。
  13. さらに、発光体と、制御回路とを備え、
    上記発光体は、上記制御回路により駆動され、
    上記第1受光素子は、上記発光体から発光され、検知物体により反射されてきた反射光を受光し、
    上記制御回路は、上記第1受光素子に受光強度に応じて流れる上記第1電流を検知して、上記検知物体の有無を検知し、
    上記バックライト制御回路は、上記検知物体の有無結果と上記第2アナログ‐デジタル変換回路が出力する上記第3電流のデジタル値とに基づいて、上記バックライトの輝度を制御することを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. さらに、発光体と、制御回路とを備え、
    上記発光体は、上記制御回路により駆動され、
    上記第1受光素子は、上記発光体から発光され、検知物体により反射されてきた反射光を受光し、
    上記制御回路は、上記第1受光素子に受光強度に応じて流れる第1電流を検知して、上記検知物体の距離を測定し、
    上記バックライト制御回路は、上記検知物体の測距結果と上記第2アナログ‐デジタル変換回路が出力する上記第3電流のデジタル値とに基づいて、上記バックライトの輝度を制御することを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
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