JP2012091244A - Bar-shaped work chucking device and rotation deregulation method of scroll board in bar-shaped work chucking device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えばレーザ加工機などの工作機械において棒状ワークを把持する棒状ワーク把持装置及び棒状ワーク把持装置におけるスクロール盤の回転規制解除方法に関する。 The present invention relates to a bar-shaped workpiece gripping device that grips a bar-shaped workpiece in a machine tool such as a laser processing machine and a method for releasing the rotation restriction of a scroll disk in the bar-shaped workpiece gripping device.
レーザ加工機で棒状ワークであるパイプ材を加工する際のパイプ材を把持するパイプ材把持装置としては、例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。 As a pipe material gripping device for gripping a pipe material when processing a pipe material that is a rod-shaped workpiece with a laser processing machine, for example, one described in Patent Document 1 below is known.
このパイプ材把持装置は、パイプ材が挿入される中空回転軸に設けたチャック本体に、上下方向に接近離反移動可能な一対のスクロール爪と、水平方向に接近離反移動可能な一対のスクロール爪をそれぞれ設けている。また、チャック本体の軸方向両側には、スクロール爪を直径方向に移動させるための側面のスクロール溝及び外周面のギアをそれぞれ備えたスクロール盤を配置している。 In this pipe material gripping device, a pair of scroll claws capable of moving up and down in the vertical direction and a pair of scroll claws capable of moving up and down in the horizontal direction are provided on the chuck body provided on the hollow rotating shaft into which the pipe material is inserted. Each is provided. On both sides of the chuck body in the axial direction, scroll boards each having a scroll groove on the side surface and a gear on the outer peripheral surface for moving the scroll claw in the diameter direction are arranged.
そして、スクロール盤の外周面のギアに、モータに連結したピニオンを噛合させてモータを駆動することで、スクロール盤が回転し、この回転により側面のスクロール溝を介してスクロール爪が直径方向に移動することになる。その際、直径方向内側に移動するスクロール爪によってパイプ材を把持する。 Then, by engaging the pinion connected to the motor with the gear on the outer peripheral surface of the scroll disk and driving the motor, the scroll disk rotates, and the scroll claw moves in the diameter direction through the scroll groove on the side surface by this rotation. Will do. At that time, the pipe material is gripped by scroll claws that move inward in the diameter direction.
ところで、上記した従来のパイプ材把持装置は、上下方向一対のスクロール爪と、水平方向一対のスクロール爪をそれぞれ個別に移動させて、パイプ材を周囲四方から把持しているが、この把持した状態でスクロール盤の回転を規制することに関しては特に考慮していない。 By the way, the above-described conventional pipe material gripping device moves the pair of scroll claws in the vertical direction and the pair of scroll claws in the horizontal direction individually to grip the pipe material from the four surroundings. No particular consideration is given to restricting the rotation of the scroll board.
そこで、本発明は、棒状ワークを把持した状態でのスクロール盤の回転を規制することを目的としている。 Therefore, an object of the present invention is to restrict the rotation of the scroll board in a state where a bar-shaped workpiece is gripped.
本発明は、棒状ワークが挿入される回転可能な中空の主軸と、この主軸に取り付けられる環状のクランプホルダと、このクランプホルダに、その直径方向の互いに対向する位置にて互いに接近離反移動可能に設けられて、前記棒状ワークをクランプ可能な少なくとも一対のクランプ部材と、前記クランプホルダの軸方向に隣接する位置にあって前記主軸に対して回転可能で、かつ、この回転によって前記クランプ部材を前記クランプホルダに対して直径方向に移動させる環状のスクロール盤と、前記クランプホルダに設けられて前記スクロール盤に対し押し付けることで該スクロール盤の回転を規制する回転規制部材と、この回転規制部材の前記スクロール盤に対する押し付け動作を解除して該スクロール盤の回転を許容させる回転規制解除手段と、を備えていることを特徴とする。 The present invention provides a rotatable hollow main shaft into which a rod-shaped workpiece is inserted, an annular clamp holder attached to the main shaft, and the clamp holder so as to be able to move toward and away from each other at positions opposed to each other in the diameter direction. Provided at least a pair of clamp members capable of clamping the rod-shaped workpiece, and positioned in a position adjacent to the axial direction of the clamp holder and rotatable with respect to the main shaft, and the rotation of the clamp member by the rotation. An annular scroll board that moves in a diametrical direction with respect to the clamp holder, a rotation restriction member that is provided in the clamp holder and restricts rotation of the scroll board by pressing against the scroll board, and the rotation restriction member Release the rotation restriction to release the pressing action against the scroll board and allow the scroll board to rotate. Characterized in that it comprises a stage, a.
本発明によれば、スクロール盤の回転によりクランプ部材を直径方向内側に移動させることで棒状ワークを把持し、この状態でスクロール盤を回転規制部材により押し付けることでスクロール盤の回転を規制することができる。これにより、クランプ部材が直径方向外側へ移動することによる棒状ワークに対する把持の緩みを抑え、回転中の棒状ワークに対するクランプ部材による把持をより確実なものとすることができる。 According to the present invention, it is possible to hold the rod-shaped workpiece by moving the clamp member inward in the diameter direction by rotation of the scroll disk, and to restrict the rotation of the scroll disk by pressing the scroll disk with the rotation restriction member in this state. it can. As a result, it is possible to suppress loosening of gripping of the bar-shaped workpiece due to movement of the clamp member to the outside in the diameter direction, and it is possible to more reliably grip the rotating bar-shaped workpiece by the clamp member.
また、回転規制解除手段により、回転規制部材のスクロール盤に対する押し付け動作を解除することで、スクロール盤の回転を許容させることができ、この状態で、スクロール盤を回転させることで、クランプ部材が直径方向に移動して棒状ワークに対する把持及び把持解除を行うことができる。 In addition, the rotation restriction releasing means releases the pressing operation of the rotation restriction member against the scroll board, thereby allowing the rotation of the scroll board. In this state, by rotating the scroll board, the clamp member has a diameter of It is possible to move in the direction and grip and release the rod-shaped workpiece.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1に示す本発明の一実施形態に係わるレーザ加工装置は、図中のX軸方向に沿って長く形成した装置フレーム1を備えている。この装置フレーム1上に、板状ワーク加工用テーブルとしての平板用パレット3と、棒状ワーク加工用テーブルとしてのパイプ用パレット5とを、装置フレーム1の長手方向に移動可能に設けている。
A laser processing apparatus according to an embodiment of the present invention shown in FIG. 1 includes an apparatus frame 1 formed long along the X-axis direction in the figure. A
なお、図1では、パイプ用パレット5を装置フレーム1上の加工領域7に移動位置決めし、平板用パレット3を加工領域7に対してその一方側に退避させている。
In FIG. 1, the
ここで、装置フレーム1は、加工領域7にある本体フレーム9と、本体フレーム9に対して一方側に位置するワーク搬出入フレーム11と、本体フレーム9に対して他方側に位置する補助フレーム13と、をそれぞれ備えており、これら各フレーム9,11,13をX軸方向に沿って直線上に配置している。
Here, the apparatus frame 1 includes a
ワーク搬出入フレーム11には、平板用パレット3を上下方向に移動可能に複数積層して配置しており、本体フレーム9に上下方向位置を対応させた状態の平板用パレット3が、板状ワークである平板を載せた状態で本体フレーム9の加工領域7に対して出入り可能となる。
A plurality of
本体フレーム9は、加工領域7の補助フレーム13側に後述するX軸キャリッジ15の退避領域17を備えている。そして、この退避領域17の補助フレーム13側には、レーザ発振器19を配置している。レーザ発振器19は、装置フレーム1の幅方向(Y軸方向)両側に設置してある支持台20上に設置してあり、このレーザ発振器19の下方には、パイプ用パレット5が本体フレーム9と補助フレーム13との間をX軸方向に移動できるような移動空間を形成している。
The
上記加工領域7には、レーザ加工ヘッド21を備えたX軸キャリッジ15を、装置フレーム1(本体フレーム9)に対してX軸方向に移動可能に設けている。レーザ加工ヘッド21は、Y軸方向に延設されているX軸キャリッジ15に対し、Y軸キャリッジ23を介してY軸方向に移動可能に取り付けている。
An
パイプ用パレット5は、図2に示すように、長方形状の外枠31と、該外枠31のY軸方向ほぼ中央で、X軸方向に延設される棒状の中枠33とを備え、中枠33と該中枠33に対して外枠31のY軸方向の一方の長枠31aとの間に敷板35を配置している。
As shown in FIG. 2, the
そして、上記した敷板35を配置した領域に、棒状ワークである例えば長尺のパイプを把持するメインチャックモジュール37とサポートチャックモジュール39とを、長枠31a及び中枠33に沿って、ガイドレール152にガイドされつつX軸方向に移動可能に設けている。これらメインチャックモジュール37とサポートチャックモジュール39とで棒状ワーク把持部を構成している。このような棒状ワーク把持部を備えたパイプ用パレット5は、加工領域7の上記一方側(ワーク搬出入フレーム11側)に対し該加工領域7を間に挟んで他方側から加工領域7に対して出入可能である。
Then, a
平板用パレット3のワーク搬出入フレーム11と加工領域7(本体フレーム9)との間の移動は、図示しないモータによるチェーン駆動で行う。
The movement of the
一方、パイプ用パレット5の補助フレーム13と加工領域7(本体フレーム9)との間の移動は、X軸キャリッジ15と一体となって該X軸キャリッジ15の駆動力によって行う。以下に、X軸キャリッジ15とパイプ用パレット5との連結機構について説明する。
On the other hand, the movement of the
この連結機構は、図3に示すように、パイプ用パレット5側に設けた連結ローラ41が、X軸キャリッジ15の下面に装着した連結ブロック43のほぼ半円弧形状の凹部43aに入り込む構造としている。連結ローラ41は、Y軸方向を軸心とする支持ピン45を介し、上方に突出するロッド47の先端(上端)に回転可能に取り付けてある。ロッド47は、パイプ用パレット5に固定した連結用シリンダ49によって、図3の下方に位置する非連結状態と、上方に進出移動して連結ローラ41が凹部43aに入り込む連結状態との間を上下方向に移動する。
As shown in FIG. 3, this connecting mechanism has a structure in which a connecting
上記した連結ローラ41を備える連結用シリンダ49は、図2に示すように、中枠33に対して外枠31のY軸方向の他方の長枠31bの平板用パレット3側近傍に取り付けている。
As shown in FIG. 2, the connecting
上記したパイプ用パレット5側の連結ローラ41をX軸キャリッジ15側の凹部43aに入り込ませて連結した状態で、図4(a)のように退避領域17にあるX軸キャリッジ15を、図4(b)のようにワーク搬出入フレーム11側に移動させて、加工領域7に移動位置決めする。この移動はサーボ駆動によって、必要な停止精度を確保している。
In the state where the connecting
このパイプ用パレット5の移動位置決め中に不具合が生じ過負荷が発生した場合は、X軸方向のX軸キャレッジ15の推力が、連結用シリンダ49の推力を上回り、この連結状態が外れ、連結用シリンダ49を検出した信号によりアラームとなり機械が停止される。
If a problem occurs during the positioning of the
また、この状態で、パイプ用パレット5を本体フレーム9(装置フレーム1)に対して固定するが、その固定構造について以下に説明する。
In this state, the
この固定構造は2種類設定してあり、その第1は、X軸方向とY軸方向の2方向の位置決めを行うもので、図5(a)に示すパイプ用パレット5側のポジショニングローラ51を、本体フレーム9側に設けた連結ブロック53の半円弧形状の凹部53aに入り込ませている。上記したポジショニングローラ51を備えた第1のパレットロックモジュール55は、図2のパイプ用パレット5における外枠31のX軸方向の両側に位置する短枠31c,31dの内側に設けてあり、その短枠31c,31dの長枠31bと中枠33との間のカバー57,59で覆われた部位にそれぞれ位置している。
Two types of fixing structures are set. The first is to perform positioning in two directions, the X-axis direction and the Y-axis direction. The
なお、図2では、上記カバー57,59によって第1のパレットロックモジュール55が見えていない。また、図5に示した連結ブロック53は、図4(b)のようにパイプ用パレット5を加工領域7に移動位置決めした状態で、第1のパレットロックモジュール55に対応した位置の本体フレーム9に設置している。
In FIG. 2, the first
上記したポジショニングローラ51は、パイプ用パレット5に取り付けたパレットロックシリンダ61によって上下動可能である。図5(b),(c)に示すように、パレットロックシリンダ61の下方に延びるロッド63の先端(下端)には、シャフトガイド65にガイドされて上下動するポジショニングシャフト67を連結している。このポジショニングシャフト67の先端(下端)に、ポジショニングローラ51を、X軸方向を軸心とする回転支持ピン69を介して回転可能に取り付けている。
The
このようなポジショニングローラ51は、図5(c)に示すように、軸方向中央に環状の凹部51aを形成してある。したがって、凹部51aの軸方向両側にはフランジ部51bが形成されることになる。一方、本体フレーム9側の連結ブロック53の凹部53aは、上記凹部51aに入り込む半円弧形状の凸部53a1を備えている。
As shown in FIG. 5C, the
このような形状のポジショニングローラ51と連結凹部53aとによって、パイプ用パレット5は、X軸方向とY軸方向の2方向に位置決めが可能となる。すなわち、X軸方向の位置決めは、図5(c)に示すように、ポジショニングローラ51におけるフランジ部51bの両内側面のテーパ面51tと、本体フレーム9側における凸部53a1の両外側面のテーパ面53tとによってなされる。一方、Y軸方向の位置決めは、図5(b)に示すように、ポジショニングローラ51の凹部51aと、本体フレーム9側の連結凹部53aの凸部53a1とによってなされる。
With the
また、パイプ用パレット5の本体フレーム9(装置フレーム1)に対する固定構造の第2は、Z軸方向(上下方向)の位置決めを行ってパイプ用パレット5の浮き上がりを抑える。これは、図6に示すように、パイプ用パレット5側のロッキングレバー71先端に設けた係止ローラ73を、本体フレーム9側に設けたロッキングブロック75に係合させる構造である。上記したロッキングレバー71を備えた第2のパレットロックモジュール77は、図2における中枠33のX軸方向両端の長枠31b側の側部のカバー78,80で覆われた部位に取り付けている。
The second fixing structure of the
なお、図2では、上記カバー78,80によって第2のパレットロックモジュール77が見えていない。また、図6に示したロッキングブロック75は、図4(b)のようにパイプ用パレット5を加工領域7に移動位置決めした状態で、第2のパレットロックモジュール77に対応した位置の本体フレーム9に設置している。
In FIG. 2, the second
パイプ用パレット5の中枠33にシリンダブラケット79を取り付け、このシリンダブラケット79に図6に示すロックシリンダ81を取り付けている。シリンダブラケット79は、水平部79aと、水平部79aの図4に示す前記各短枠31c,31dと反対側の端部から下方に延びる鉛直部79bとにより側面視でほぼL字形状を呈し、鉛直部79bの内側の下部にロックシリンダ81の後端を、支持軸83を介して回転可能に取り付けている。
A
上記各ロックシリンダ81のピストンロッド85は、互いに対向する方向に向けて突出させてあり、その先端に前記したロッキングレバー71の基端部を、連結軸87を介して回転可能に連結している。
The
また、シリンダブラケット79の水平部79aにおける鉛直部79bと反対側の下面には、ほぼL字形状のレバー支持具89を取り付けている。レバー支持具89の鉛直部79bと反対側に突出した部分の先端は、連結軸91を介して前記したロッキングレバー71の長手方向ほぼ中央部に回転可能に連結している。
A substantially L-shaped
一方、本体フレーム9側のロッキングブロック75には、上記ピストンロッド85の突出方向及び下方にそれぞれ開放する係止凹部75aを設けている。この係止凹部75aに、図6(c)に示すようにピストンロッド85が前進移動した状態で、ロッキングレバー71先端の係止ローラ73が入り込むことになる。このとき、係止ローラ73がロッキングブロック75を抱え込むようにして上下方向の位置決めを行うことで、パイプの曲がりなどの影響によるパイプ用パレット5の浮き上がりを抑える。
On the other hand, the locking
図6(c)の係止(ロック)状態からピストンロッド85を引き込むと、ロッキングレバー71が連結軸91を中心として図6(c)中で反時計方向に回転し、係止ローラ73がロッキングブロック75の係止凹部75aから離反してロックが解除される。このようにして第2のパレットロックモジュール77のロックを解除するとともに、前記した第1のパレットロックモジュール55のロックを解除すれば、パイプ用パレット5は本体フレーム9に対して移動可能となる。
When the
前記した図4(b)の状態において、上記2種類の固定構造により、パイプ用パレット5を本体フレーム9(装置フレーム1)に固定した状態で、図2のパイプ用パレット5側の連結ローラ41を下降させてX軸キャリッジ15側の凹部43aから外すことで、パイプ用パレット5とX軸キャリッジ15との連結が解除される。これにより、パイプ用パレット5に対し、レーザ加工ヘッド21を備えたX軸キャリッジ15がX軸方向に移動可能となる。
In the state of FIG. 4B, the connecting
次に、パイプ用パレット5上に設けてある棒状ワークを把持する棒状ワーク把持部について説明する。棒状ワーク把持部は、前記図4に示したように、メインチャックモジュール37と、メインチャックモジュール37よりもワーク搬出入フレーム11側に位置するサポートチャックモジュール39と、サポートチャックモジュール39よりもさらにワーク搬出入フレーム11側に位置する製品サポートモジュール93とを備えている。
Next, a rod-shaped workpiece gripping portion that grips the rod-shaped workpiece provided on the
メインチャックモジュール37は、棒状ワークであるパイプを加工する際にその端部付近を把持する第1把持部を構成している。一方、サポートチャックモジュール39は、レーザ加工ヘッド21を備えたX軸キャリッジ15に対して係脱可能であって、レーザ加工ヘッド21と一体でX軸方向に移動可能な第2把持部を構成している。また、製品サポートモジュール93は、加工後の製品となったパイプを把持するもので、X軸方向に沿って2つ設けてある。
The
メインチャックモジュール37は、図8に示すように、主軸ハウジング95にベアリング97を介して円筒形状の主軸99を回転可能に支持しており、この主軸99内のパイプ挿入孔99aに挿入したパイプを、後述する複数の把持爪となるクランプ部材としてのジョー101にて把持する。
As shown in FIG. 8, the
主軸99は、図8中で右側の後端部に大歯車103を備え、大歯車103に図7に示す小歯車105が噛合している。小歯車105は、主軸ハウジング95に取り付けてあるサーボモータ107に、減速機109を介して連結してある。したがって、サーボモータ107の駆動によって、減速機109及び小歯車105を介して大歯車103が回転し、この回転に伴ない主軸99が回転する。
The
前記したジョー101は、鉛直方向に互いに対向する一対の鉛直ジョー101aと、水平方向に互いに対向する一対の水平ジョー101bとで、周方向に沿って全部で4つ備えている。これら4つのジョー101に対し、主軸99の図8中で左側の前端部付近の外周にはクランプホルダとしての環状のジョーガイド111を取り付けている。4つのジョー101は、ジョーガイド111の直径方向に形成してあるガイド孔111aにガイドされて直径方向に移動する。すなわち、一対の鉛直ジョー101a及び一対の水平ジョー101bは、それぞれ上記直径方向の互いに対向する位置にて互いに接近離反移動可能に移動する。この際、主軸99には、ジョー101が移動可能に挿入される貫通孔99bを設けている。
The
ジョーガイド111の軸方向両側の主軸99の外周には、外周ギア113g,115gを備えるスクロール盤113,115を、ベアリング117,119を介して回転可能に設けている。これら各スクロール盤113,115のジョーガイド111に対向する側面には、図13のスクロール盤113に代表して示すような螺旋溝113a(スクロール盤115は螺旋溝115a)を形成している。
On the outer periphery of the
このうち、主軸99の前端側(図8中で左側)に位置するスクロール盤113の螺旋溝113aには、2つの鉛直ジョー101aのスクロール盤113に対向する面に形成してある係合突起101a1が係合している。この係合突起101a1は、螺旋溝113aの直径方向の間隔とほぼ等しい間隔で複数形成している。このため、スクロール盤113が回転することで、2つの鉛直ジョー101aは、係合突起101a1が螺旋溝113aにガイドされつつ、ジョーガイド111のガイド孔111aに沿って鉛直方向(直径方向)に移動する。
Among these, the engagement protrusion 101a1 formed in the surface facing the
同様にして、主軸99の後端側のスクロール盤115の螺旋溝115aには、2つの水平ジョー101bのスクロール盤115に対向する面に形成してある、上記係合突起101a1と同様な図示しない係合突起に係合している。このため、スクロール盤115が回転することで、2つの水平ジョー101bは、係合突起が螺旋溝115aにガイドされつつ、ジョーガイド111のガイド孔111aに沿って水平方向(直径方向)に移動する。
Similarly, the spiral groove 115a of the
上記した各スクロール盤113,115は、主軸ハウジング95に取り付けてある図9に示すスクロール駆動用可動体としてのスクロール駆動アセンブリ120の駆動手段としてのエアモータ121,123によって回転する。各エアモータ121,123の回転力は、ピニオンシャフト124,125のピニオン124a,125aを介してスクロール駆動ギアとしてのスクロール盤駆動用ギア127,129に伝達される。このスクロール盤駆動用ギア127,129は、前記した各スクロール盤113,115に対して接近離反移動可能であり、各スクロール盤113,115に接近することで個別に噛合することになる。すなわち、スクロール盤駆動用ギア127,129を備えるスクロール駆動アセンブリ120は、スクロール盤113,115に対して接近離反移動可能である。
The
これらスクロール盤駆動用ギア127,129や、ピニオン124a,125aを備えたピニオンシャフト124,125及びエアモータ121,123は、ギアケース131に取り付けてある。ギアケース131は、主軸ハウジング95に取り付けてあるアセンブリベース133に対し、4本のリニアガイド135にガイドされて上記接近離反方向に移動する。
The scroll disk drive gears 127 and 129, the
ギアケース131の上記接近離反方向の移動は、上下に2個設けてあるスクロール入切り用シリンダ137によって行う。スクロール入切り用シリンダ137は、アセンブリベース133に取り付けてあって、図9に示す主軸99と反対側に向けて図示しないピストンロッドが延び、該ピストンロッドの先端をギアケース131に連結している。
The movement of the
したがって、スクロール入切り用シリンダ137の駆動により、ギアケース131がスクロール盤113,115に対して接近離反移動し、これに伴いギアケース131に設けてあるスクロール盤駆動用ギア127,129がスクロール盤113,115に対してそれぞれ噛合する状態と、噛合しない状態とに移動変位することになる。
Therefore, the drive of the
また、図15に示すように、ギアケース131の上下両端には、回転規制解除手段としてのブレーキ開放バー139の基端部を固定し、この基端部から、ジョーガイド111の上部及び下部に向けてブレーキ開放バー139を延設している。ブレーキ開放バー139の先端には、ブレーキ開放用のローラフォロワ141を回転可能に取り付けている。
Further, as shown in FIG. 15, the base end portion of the
一方、図9に示すように、上記各ブレーキ開放バー139に対応してジョーガイド111の外周部に形成した凹部111bには、ブレーキレバー143をそれぞれ収容配置している。このブレーキレバー143は、ジョーガイド111の外周部の円弧形状にほぼ整合した円弧形状を呈し、ジョーガイド111の側面から挿入された、図10(a)に示す揺動ピン145によって、ジョーガイド111に対して揺動可能に支持されている。揺動ピン145は、ブレーキレバー143のブレーキ開放バー139と反対側の端部付近に位置している。
On the other hand, as shown in FIG. 9, the brake levers 143 are accommodated in the
そして、上記ブレーキレバー143は、揺動ピン145に対してブレーキ開放バー139と反対側の端部に、図10(b)に示すように、スクロール盤113,115の回転を規制するためのブレーキパッド147を備えている。このブレーキパッド147と前記したブレーキレバー143とで回転規制部材を構成している。ブレーキパッド147は、ジョーガイド111の外周部にてジョーガイド111の側面より軸方向外側に突出しており、この突出した部位のパッド面147aが、スクロール盤113,115の外周面113b,115bを押し付けて、スクロール盤113,115の回転を規制する。
The
ブレーキレバー143は、揺動ピン145から、上記ブレーキパッド147を取り付けた部位までの長さよりも、揺動ピン145から、ブレーキ開放バー139に押される部位までの長さのほうが充分長く形成されている。そして、この長く形成された側のブレーキレバー143に対し、前記凹部111b内に設けてある圧縮スプリング146が、上記ブレーキパッド147がスクロール盤113,115に押し付けてブレーキを掛けた状態となるよう押し付けている。
The
一方、上記ブレーキを掛けた状態から、前記したギアケース131の主軸99への接近移動に伴ってブレーキ開放バー139が同方向に移動することにより、ブレーキレバー143が上記圧縮スプリング146に抗して押されることになる。この結果、ブレーキレバー143が揺動ピン145を中心として図10(a)中で時計方向に回転し、ブレーキパッド147がスクロール盤113,115から離反してブレーキを解除することになる。
On the other hand, the
したがって、本実施形態では、ギアケース131が後退してスクロール盤駆動用ギア127,129がスクロール盤113,115に対して噛合していない状態では、ブレーキパッド147がスクロール盤113,115に対して回転規制を行っている。このとき主軸99は、その外周部に設けてあるジョーガイド111及びスクロール盤113,115とともに回転可能である。
Therefore, in this embodiment, when the
これに対し、上記主軸99が回転可能な状態から、スクロール入切り用シリンダ137の作動により、ギアケース131を主軸99に接近させる方向に移動させると、スクロール盤駆動用ギア127,129がスクロール盤113,115に噛合する。これと同時に、ブレーキ開放バー139が前進移動してブレーキパッド147によるスクロール盤113,115に対する回転規制を解除する。
On the other hand, when the
したがって、この回転規制を解除した状態で、エアモータ121,123を駆動することにより、スクロール盤駆動用ギア127,129を介してスクロール盤113,115が回転し、該スクロール盤113,115の螺旋溝113a,115aに係合するジョー101が主軸99の直径方向に移動してパイプWに対する把持及び把持解除を行う。4つのジョー101によってパイプを把持した状態で、かつ、スクロール盤駆動用ギア127,129をスクロール盤113,115から離反した状態で、サーボモータ107を回転させることで、パイプが主軸99とともに回転することになる。
Accordingly, when the
上記したようなスクロール入切り用シリンダ137を設けることで、自動運転中であっても、パイプWに対する掴み(把持)替えを行うことができる。
By providing the scroll on / off
ここで、ジョー101を直径方向内側に移動させて締める場合には、エアモータ121,123の供給圧力を変えることで、パイプWを把持する際の力を加減する。これにより、把持したパイプWの凹みや傷付きを抑えるとともに、弱い力で把持したとしても、ブレーキパッド47によりスクロール盤113,115の回転規制することでジョー101の緩みを抑えることができる。逆に、ジョー101を直径方向外側に移動させて開放する場合には、螺旋溝113a,115aとジョー101a,101bの係合突起101a1(ジョー101bの係合突起は図示なし)による楔効果によって、把持するときの力より大きな力が必要なため、エアモータ121,123の供給圧力を高める。
Here, when the
また、ジョー101を全開にすると、楔効果により閉めることが困難となるので、図10(a)に示すように、ジョー101の全開端直前位置を検出するプランジャスイッチ148をジョーガイド111に設けている。すなわち、プランジャスイッチ148の先端がジョー101の全開端直前位置(段部101d)を検出したときに、エアモータ121,123を停止させ、ジョー101を全開端直前位置で停止させる。このプランジャスイッチ148は、ジョー101の直径方向外側への移動端より内側位置を検出する移動端検出手段を構成している。
Further, since it becomes difficult to close the
プランジャスイッチ148のオン、オフ信号は、伝送カプラ149を経て非接触で近接スイッチ150が検出し、ジョー101を移動させるエアモータ121,123の図示しない制御手段としての制御部に送られる。
The on / off signal of the
ここで、近接スイッチ150はブラケット151を介して主軸ハウジング95に取り付けてあり、一方、プランジャスイッチ148及び伝送カプラ149は、ジョーガイド111に取り付けてあって主軸99とともに回転する。このため、近接スイッチ150による検出は、図10(a)に示す位置でのみ可能となる。また、これらプランジャスイッチ148、伝送カプラ149及び近接スイッチ150は、鉛直ジョー101aと水平ジョー101bとにそれぞれ対応して1組ずつ設けてあり、個別に検出可能である。
Here, the
なお、このような構成のメインチャックモジュール37は、図2に示すように、主軸ハウジング95を介してガイドレール152に取り付けられる。
The
次に、サポートチャックモジュール39について説明する。サポートチャックモジュール39は、図2に示すように、パイプを、水平方向両側から挟持する水平方向チャック153と、上下(鉛直)方向両側から挟持する上下方向チャック155と、を備えている。これら各チャック153,155は、基本的な構造が同等なので、水平方向チャック153を代表して説明する。
Next, the
水平方向チャック153は、図11に内部構造を示すように、環状の円板で構成されるベースプレート157の表面の上下2箇所に、ピニオン159,161を回転可能に取り付けている。さらに、このベースプレート157には、上記ピニオン159,161の回転によって水平方向に互いに接近離反移動するコ字型の移動プレート163,165を、互いに向かい合うようにして取り付けている。
As shown in FIG. 11, the
上記した移動プレート163,165は、上下方向に延設されるローラ取付部163a,165aと、ローラ取付部163a,165aの上下両端から水平方向に延設される動力伝達部163b,165bとを備えている。ローラ取付部163a,165aには、上下方向を軸心とする回転可能なローラ167,169を取り付け、動力伝達部163b,165bには、水平方向に長い長孔163b1,165b1を形成している。
The moving
そして、上下各長孔163b1の上縁には、前記したピニオン159,161が噛合するラック163b2を設けるとともに、上下各長孔165b1の下縁にも、ピニオン159,161が噛合するラック165b2を設ける。
A rack 163b2 that meshes with the
また、動力伝達部163b,165bの上下両側に対応する位置のベースプレート157には、移動プレート163,165の水平方向の移動をガイドするガイド部材171,173を取り付けている。
In addition,
さらに、図11では省略しているが、移動プレート163,165の紙面手前には、図12に示すように、内歯車175をベースプレート157に対して中心を一致させた状態で回転可能に取り付けている。この内歯車175は、円周方向4箇所に円周方向に延設される円弧状の長孔175aを形成してあり、この長孔175aに、ベースプレート157に設けたガイドピン177を相対移動可能に挿入している。
Further, although omitted in FIG. 11, an
上記した内歯車175に、前記した2つのピニオン159,161が噛合している。したがって、2つのピニオン159,161のうち一方、例えば図12中で上部のピニオン159を矢印で示す時計方向に回転させると、内歯車175も時計方向に回転し、これに伴い下部のピニオン161も時計方向に回転する。なお、本実施形態では、工具によって回転させることで、ピニオン159を回転させる構成としている。
The above-described two
2つのピニオン159,161が共に図21中で時計方向に回転することで、ピニオン159,161に噛合するラック163b2,165b2を備える2つの移動プレート163,165が、図11(a)のローラ開の状態から図11のローラ閉の状態となるよう互いに接近する方向に移動する。したがって、移動プレート163,165に設けてある左右2つのローラ167,169が、互い接近する方向に移動して左右両側からパイプを挟持することになる。
When the two
このように上記した水平方向チャック153は、左右両側からパイプを挟持するものであるが、他の上下方向チャック155は、水平方向チャック153を90度回転したものに相当し、水平方向チャック153の左右2つのローラ167,169に対応する上下2つのローラを備えている。
As described above, the
したがって、サポートチャックモジュール39は、パイプを、水平方向チャック153によって水平方向両側から挟持するとともに、上下方向チャック155によって上下(鉛直)方向両側から挟持することで、パイプを四方から把持することになる。
Therefore, the
また、上記した水平方向チャック153及び上下方向チャック155は、左右2つのローラ167,169及び上下2つのローラによりパイプを把持した状態で、これら各ローラの後退移動を規制するロック機構を設けている。以下、そのロック機構について、上記と同様に水平方向チャック153に関して説明する。
Further, the
図12における右側のローラ169近傍の内歯車175の外周部には、外歯175bを形成している。一方、ベースプレート157の外周縁部には円筒部183を設けて、この円筒部183の上記外歯175bに対応する外周部に、図13に示すロック爪185を備えたスライドバー187を周方向に移動可能に設けている。
上記した円筒部183のベースプレート157と反対側には、内歯車175を覆うようにして環状のカバー板189を取り付けている。これらベースプレート157、円筒部183及びカバー板189により、その内部に設けてある前記したローラ167,169などの機構部分を覆うケースを構成している。
An annular cover plate 189 is attached on the opposite side of the
なお、上記したベースプレート157及びカバー板189は、環状に形成されていることから、サポートチャックモジュール39は、パイプを挿入する棒状ワーク挿入孔としてのパイプ挿入孔190を備えていることになる。
Since the
スライドバー187は、円筒部183の外周面と、その外側に位置して円筒部183にねじ止めした上下2つのガイド191,193との間をスライド移動する。このスライドバー187の長手方向(周方向)ほぼ中央にロック爪収容孔187aを形成し、このロック爪収容孔187aにロック爪185を収容している。
The
そして、このロック爪185は、図22中で紙面に直交する方向を軸心とするピン195を介して図13中で下部側の先端側のロック部185aが、図13(a)のアンロック状態と、図13(b)のロック状態との間を移動変位可能となるようスライドバー187に対して回動変位可能である。また、このロック爪185は、ロック部185a近傍のスライドバー187にねじ197により基端部を固定した板バネ199の先端側によって、ピン195を中心として時計方向(ロックする方向)に押し付けられている。
The
上記したスライドバー187のロック爪185と反対側の上端部には、スライドバー187を図13中で下方に押し付けて移動させる押しねじ201を配置している。この押しねじ201は、前記した円筒部183の外周部にねじ止めした押しねじガイド203にガイドされて円周方向に沿って移動する。
At the upper end of the
また、図13(a)に示すように、円筒部183のロック爪185近傍には貫通孔183aを形成してあり、この貫通孔183aに対しロック爪185のロック部185aが出入り可能となっている。
As shown in FIG. 13A, a through
ここで、図13(a)のアンロック状態では、ロック爪185の長手方向ほぼ中央部が貫通孔183aの押しねじ201側の縁部に接触し、ロック部185aが貫通孔183aより内側(外歯175b側)に大きく突出せず、外歯175bと噛み合っていない。
Here, in the unlocked state of FIG. 13A, the substantially central portion in the longitudinal direction of the
この状態から、押しねじ201を回転させて下方に前進させ、スライドバー187を下方に前進させると、ロック爪185も同方向に前進移動するので、ロック爪185は、板バネ185に押されて時計方向に回動しつつ、図13(b)に示すように貫通孔183aを通してより内側に入り込むことになる。この回動により、先端側のロック部185aが、貫通孔183aから内側へ大きく突出し、内歯車175の外歯175bに噛み合ってロック状態となる。
From this state, when the
この際、外歯175bは、図13中で反時計方向に向けて傾斜している。このため、外歯175bが図13(b)のようにロック爪185に係止することで、内歯車175の上記反時計方向への回転を規制する。内歯車175の上記反時計方向への回転は、ローラ167,169によりパイプを挟持した状態を解除することになるので、この方向に対して回転規制を行うことで、内歯車175からピニオン159,161、ラック163b2,165b2(移動プレート163,165)を介してローラ167,169をロックしたことになる。
At this time, the
さらに、押しねじ201を締め付けると、内歯車175に円周方向の荷重がかかり、ローラ167,169によるパイプに対する締め付け力が発生する。
Further, when the
以上より、水平方向チャック153及び上下方向チャック155によってパイプを把持した状態の特に加工中で、パイプから反力や回転時の遠心力が各チャック153,155に作用したとしても、パイプの把持を継続してより確実に行うことができ、高精度な加工を行うことができる。
As described above, even when the pipe is gripped by the
図13(b)のロック状態から図13(a)のアンロック状態にするには、押しねじ201を緩めた上で、スライドバー187を図13(b)中で上方に向けて押し戻す。これにより、ロック爪185が、円筒部183における貫通孔183aの押しねじ201側の縁部に押されるようにしてピン195を中心に反時計方向に回動しつつ、ロック部185aが外歯175bから離反して、図13(a)のアンロック状態となる。
In order to change from the locked state of FIG. 13B to the unlocked state of FIG. 13A, the
なお、このような構成のサポートチャックモジュール39は、図2に示すように、サポートチャック支持ブラケット205に対して回転可能に支持させてある。このサポートチャック支持ブラケット205を、図示しない連結機構によって、レーザ加工ヘッド21を備えるX軸キャリッジ15に連結可能である。連結機構としては、例えばサポートチャックモジュール39側に設けたシリンダの駆動によって、ピストンロッドを上方に突出移動させてX軸キャリッジ15に形成した嵌合孔に嵌合して連結する構成でよい。
The
次に、製品サポートモジュール93について説明する。製品サポートモジュール93は、X軸方向に2つ設けてあってX軸方向に個別に移動可能であり、環状で円盤状のベースプレート207を備えている。図14に示すように、ベースプレート207の一方の面に、上下方向に互いに接近離反移動する一対の上下ローラ211に設け、ベースプレート207の他方の面に、左右方向に互いに接近離反移動する一対の左右ローラ(図示省略)を設けている。
Next, the
上下ローラ211は、前記したサポートチャックモジュール39と同様に、互いに対向するコ字型の移動プレート215に水平方向を軸心として回転可能に取り付けられ、この移動プレート215に設けたラック217に図示しないピニオンが噛合している。同様にして左右ローラも前記上下ローラ211を90°回転させた状態で設けられている。
The upper and
互いに対向するコ字型の移動プレート219に上下方向を軸心として回転可能に取り付けられ、移動プレート219に設けたラック221に図示しないピニオンが噛合している。 The U-shaped moving plates 219 facing each other are rotatably attached with the vertical direction as an axis, and a pinion (not shown) meshes with a rack 221 provided on the moving plate 219.
したがって、上下ローラ211に対応する2つのピニオンのうち一方の、例えば図14中で右側のピニオンと同軸のハンドル223を回転させることで、一対の上下ローラ211が互いに接近離反移動する。同様にして、ハンドルを回転させることで、一対の左右ローラが互いに接近離反移動する。
Accordingly, by rotating one of the two pinions corresponding to the upper and
そして、上下ローラ211及び左右ローラによりパイプ加工後の製品を把持した状態では、移動プレート215をそれぞれガイドするガイド部材227に設けた押しねじ231をねじ込む。これにより、押しねじ231の先端が移動プレート215を押し付け固定してその移動を規制し、製品に対する把持状態を確保する。
Then, in a state where the product after pipe processing is gripped by the upper and
あるいは、図示しないピニオンの軸を挟み込むスリット入りのブロック235に固定ねじ239を設け、この固定ねじ239を締め付けることで、スリットの隙間を狭くなるようにして上記ピニオンの軸を固定するようにしてもよい。
Alternatively, a fixing
また、製品サポートモジュール93は、図4に示す製品サポート支持ブラケット243に対しパイプと同じ回転中心で回転可能に支持されるとともに、製品サポート支持ブラケット243を介してパイプ用パレット5に対しX軸方向に移動する。
Further, the
このような製品サポートモジュール93は、パイプの端部をメインチャックモジュール37で把持しつつ、サポートチャックモジュール39で把持したパイプのメインチャックモジュール37と反対側で、レーザ加工ヘッド21で切断して切り離した部分の製品を把持する。
In such a
その際、本実施形態では、2つの製品サポートモジュール93をX軸方向に個別に移動可能とすることで、長尺の製品であってもより長い間隔で安定して把持することができるが、2つの製品サポートモジュール93を一体化してもよい。
At this time, in the present embodiment, the two
また、上下ローラ211と左右ローラとが個別に移動するので、縦横の寸法が互いに異なるワークであっても把持することができる。
In addition, since the upper and
次に作用を説明する。平板用パレット3を使用して板状ワークである平板を加工する際には、図2に示すパイプ用パレット5を、図6(a)に示すように補助フレーム13に退避させておく。また、図1に示すワーク搬出入フレーム11に位置する平板用パレット3上に平板をセットし、該平板をセットした平板用パレット3を、図示しないモータの駆動によって加工領域7に移動位置決めする。
Next, the operation will be described. When processing the flat plate which is a plate-shaped workpiece using the
この状態で、レーザ加工ヘッド21を備えるY軸キャリッジ23を、X軸キャリッジ15に沿ってY軸方向に移動させるとともに、X軸キャリッジ15を本体フレーム9に沿ってX軸方向に移動させる。これにより、レーザ加工ヘッド21を平板のあらかじめプログラムされた加工位置に移動位置決めしてレーザ加工を実施する。
In this state, the Y-
平板に対する加工が終了したら、平板用パレット3を加工後の平板とともにモータ駆動によってワーク搬出入フレーム11に戻し、加工後の平板は平板用パレット3から外部へ搬出する。
When the processing on the flat plate is completed, the
次に、パイプ用パレット5を使用して棒状ワークであるパイプを加工する作業について説明する。このとき、平板用パレット3を、図6(a)に示すように、ワーク搬出入フレーム11に退避させておき、この状態でパイプ用パレット5を本体フレーム9の加工領域7に移動位置決めする。
Next, the operation | work which processes the pipe which is a rod-shaped workpiece | work using the
上記したパイプ用パレット5の加工領域7への移動の際には、図3に示したパイプ用パレット5側のローラ41を、連結用シリンダ49によって上昇させ、X軸キャリッジ15下部の連結ブロック43の凹部43aに入り込ませる。このとき、X軸キャリッジ15は、図4(a)に示すように退避領域17にあり、この位置でパイプ用パレット5と連結したX軸キャリッジ15を、加工領域7に向けてX軸方向に移動させることで、図4(b)に示すようにパイプ用パレット5が加工領域7に移動位置決めされる。
When the
なお、前述した平板を加工する際に、パイプ用パレット5を加工領域7から補助フレーム13に退避移動させるときにも、上記と同様にしてパイプ用パレット5をX軸キャリッジ15に連結して該X軸キャリッジ15の移動によって行う。
When processing the flat plate described above, when the
加工領域7に移動したパイプ用パレット5は、図5に示すパイプ用パレット5側のポジショニングローラ51を、パレットロックシリンダ61の駆動により、本体フレーム9側に設けた連結ブロック53の凹部53aに入り込ませる(図9参照)。さらに、図6に示すパイプ用パレット5側のロッキングレバー71先端の係止ローラ73を、ロックシリンダ81の駆動によって本体フレーム9側のロッキングブロック75に係合させる。
The
以上により、パイプ用パレット5を本体フレーム9に位置決め固定する。位置決め固定したら、図3に示したパイプ用パレット5側のローラ41を、連結用シリンダ49により下降させて、X軸キャリッジ15下部の連結ブロック43の凹部43aから離反させる。これによりX軸キャリッジ15を、本体フレーム9及び該本体フレーム9に位置決め固定したパイプ用パレット5に対してX軸方向に移動可能とする。
Thus, the
そして、この状態で、パイプをパイプ用パレット5にセットする。このセット作業は、図15に示すように長尺のパイプWLの場合には、クレーンなどで吊り上げつつその一方の端部を、補助フレーム13側から図7に示したメインチャックモジュール37の主軸99内に挿入する。この主軸99に挿入したパイプWLは、さらにその前方に位置するサポートチャックモジュール39内にも挿入する。パイプWLの長さによっては、さらにその前方に位置する製品サポートモジュール93にも挿入することになる。
In this state, the pipe is set on the
このような長尺のパイプWLは、上記とは逆にワーク搬出入フレーム11側から挿入セットしてもよい。その場合には、図16に拡大して示すように、ワーク搬出入フレーム11に位置する平板用パレット3上にワーク搬出入用サポート板245を載置する。搬出用サポート板245は、Y軸方向に長い長方形としてX軸方向に複数設けてあり、表面にボールなどの転動体247を回転可能に設けてパイプの移動作業を円滑なものとしている。
Such pipe W L long may insert sets from the work loading and unloading
この場合、クレーンなどで吊り上げたパイプWLを、ワーク搬出用サポート板245上に載せた状態で、加工領域7に向けて移動させつつ、製品サポートモジュール93、サポートチャックモジュール39及びメインチャックモジュール37に順次挿入してセットする。
In this case, the pipe W L has been flown in such a crane, in a state where placed on a work unloading
一方、短尺のパイプWSの場合には、図15に示すように、該パイプWSを、本体フレーム9の側方からメインチャックモジュール37とサポートチャックモジュール39との間に搬入する。その後は、パイプWSの一方の端部を、メインチャックモジュール37とサポートチャックモジュール39とのいずれか一方に把持させてから、該一方もしくはいずれか他方を移動させてパイプWSの他方の端部を他方のモジュールに挿入して把持させる。サポートチャックモジュール39を移動させる際には、サポートチャックモジュール39をX軸キャリッジ15から外しておく。
On the other hand, in the case of a short pipe W S, as shown in FIG. 15, the pipe W S, it is carried into between the
図17(a)は、パイプW(WLまたはWS)を、上記のようにしてメインチャックモジュール37及びサポートチャックモジュール39に挿入した状態を示している。この際、パイプWの端部をメインチャックモジュール37で把持し、該パイプWの把持部と反対側の端部付近をサポートチャックモジュール39で把持する。この把持した状態では、サポートチャックモジュール39をX軸キャリッジ15に連結しておく。
FIG. 17A shows a state where the pipe W (W L or W S ) is inserted into the
メインチャックモジュール37は、パイプWを主軸99に挿入する際に、互いに対向する位置にある一対の鉛直ジョー101a相互間を充分離間させるとともに、水平方向に互いに対向する一対の水平ジョー101b相互間も充分離間させておく。
When inserting the pipe W into the
また、図7及び図9に示すスクロール駆動アセンブリ120のギアケース131を、スクロール入切り用シリンダ137の駆動により前進させて、スクロール盤駆動用ギア127,129をスクロール盤113,115にそれぞれ噛合させておく。さらに、上記ギアケース131の前進移動により、ブレーキ開放バー139が前進移動して図10(b)に示すブレーキパッド147によるスクロール盤113,115に対する回転規制を解除しておく。
Also, the
したがって、この状態で、図9に示すエアモータ121,123を駆動することで、ピニオンシャフト124,125及びスクロール盤駆動用ギア127,129を介してスクロール盤113,115が回転する。これにより、スクロール盤113,115の螺旋溝113a,115aに係合する4つのジョー101が主軸99の直径方向内側に移動して、図18(a)に示すようにパイプWに対する把持を行う。
Therefore, by driving the
4つのジョー101によるパイプWの把持が完了したら、ギアケース131を、スクロール入切り用シリンダ137の駆動によって後退させ、スクロール盤駆動用ギア127,129をスクロール盤113,115からそれぞれ離反させて噛合を解除する。さらに、上記ギアケース131の後退移動により、ブレーキ開放バー139が後退移動してブレーキレバー143から離反するので、ブレーキレバー143が図10(a)に示す圧縮スプリング146に押されてブレーキパッド147がスクロール盤113,115を押圧して回転規制する。
When the gripping of the pipe W by the four
このスクロール盤113,115に対する回転規制は、スクロール盤113,115相互間に位置するジョーガイド111に設けたブレーキパッド147によって行っている。つまり、この回転規制によってスクロール盤113,115とジョーガイド111とが一体化することになる。このため、ジョーガイド111を取り付けてある主軸99の回転により、ジョー101が把持しているパイプWもスクロール盤113,115とともに一体となって回転することになる。
The rotation restriction with respect to the
一方、サポートチャックモジュール39は、パイプWを挿入セットする際に、図11に示す水平方向チャック153のローラ167,169を、図11(a)のように互いに離反させるとともに、図19に示す上下方向チャック155のローラも同様にして互いに離反させておく。
On the other hand, when inserting and setting the pipe W, the
そして、この状態で挿入セットしたパイプWに対し、図11(a)の水平方向チャック153のピニオン159,161を回転させることで、ローラ167,169を互いに接近させるとともに、上下方向チャック155の図示しないピニオンを回転させることで、上下方向チャック155のローラも互いに接近させる。
Then, by rotating the
これによりサポートチャックモジュール39は、挿入したパイプWを、前記したメインチャックモジュール37と同様に、水平方向及び上下方向からそれぞれ挟持して把持することになる。
As a result, the
なお、サポートチャックモジュール39によるパイプWの把持は、回転可能なローラ167,169により行っている。このため、X軸キャリッジ15がX軸方向へ移動する際には、これらローラ167,169が回転することで、X軸キャリッジ15に連結したサポートチャックモジュール39もパイプWを把持したままX軸方向へ移動可能である。
Note that the gripping of the pipe W by the
このようにしてメインチャックモジュール37及びサポートチャックモジュール39によりパイプWを把持した状態で、図7に示すサーボモータ107を駆動することで主軸99が回転し、これに伴ないパイプWも回転することになる。この際、サポートチャックモジュール39では、水平方向チャック153及び上下方向チャック155が、図2に示すサポートチャック支持ブラケット205に対してパイプWとともに回転する。
With the pipe W held by the
上記メインチャックモジュール37及びサポートチャックモジュール39により把持したパイプWに対してレーザ加工ヘッド21により加工を行う際には、図17(a)に示すように、パイプWのメインチャックモジュール37と反対の先端側から実施する。その際、例えばパイプWの周方向の適宜位置に対して加工を順次行うときに、サーボモータ107を適宜駆動してパイプWをその回転方向に沿って順次位置決めする。
When processing the pipe W gripped by the
その後、図17(b)に示すように、X軸キャリッジ15をメインチャックモジュール37に近づく方向に順次移動させてパイプWのあらかじめプログラムされた位置に対して加工を順次行っていく。
After that, as shown in FIG. 17B, the
このような加工の過程で、X軸キャリッジ15がメインチャックモジュール37近傍に達してパイプWに対する加工が終盤に近づいたら、製品サポートモジュール93を、手動によって図17(b)に示すようにX軸キャリッジ15に向けて移動させて、パイプWを把持させる。すなわち、この把持状態では、図14に示す上下ローラ211を互いに接近させるとともに、左右ローラも互いに接近させて、これら各ローラ211によってパイプWを把持する。
In the course of such processing, when the
そして、この把持状態で、サーボモータ107の駆動によってパイプWを回転させつつ、図17(c)に示すようにレーザ加工ヘッド21により切断加工する。切断後の製品Waは、製品サポートモジュール93が把持した状態で、X軸キャリッジ15から離反させる方向に手動で移動させる。
Then, in this gripping state, cutting is performed by the
その後、製品Waは、製品サポートモジュール93による把持を解除してから、長尺のパイプWLであれば、図15に示すように、製品WaLとして図16に示す平板用パレット3上のワーク搬出用サポート板245上に搬出し、クレーンなどを利用して外部に搬出する。一方、短尺のパイプWSを加工後切断した製品WaSは、図15に示すように、そのまま本体フレーム9の側方から外部に搬出する。
Thereafter, the product Wa is after releasing the gripping by
また、図17(c)のレーザ加工ヘッド21による切断加工後のパイプWを更に切断加工する際は、図17(d)に示すようにX軸キャリッジ15とサポートチャックモジュール39との連結を外し、X軸キャリッジ15(レーザ加工ヘッド21)をメインチャックモジュール37に接近させて切断加工を行うことで、パイプWのデッドゾーンを最小限にすることが可能である。
When the pipe W after being cut by the
なお、本実施形態で加工可能な棒状ワークとしては、パイプ材として丸パイプや角パイプのほか、H形鋼や山形鋼などの形鋼でもよい。 In addition, as a rod-shaped workpiece | work which can be processed in this embodiment, in addition to a round pipe or a square pipe as a pipe material, a shape steel such as an H-shaped steel or an angle steel may be used.
また、特に異形状である長角パイプやC形鋼など上下と左右で断面寸法が異なる棒状ワークを把持する際には、メインチャックモジュール37の鉛直ジョー101aと水平ジョー101b、及びサポートチャックモジュール93の上下ローラ211と左右ローラ(図示省略)がそれぞれ個別に駆動する構造になっているので、上下と左右で断面寸法が異なる棒状ワークに対しても問題なく把持することが可能である。
In particular, when gripping bar-shaped workpieces having different cross-sectional dimensions in the vertical and horizontal directions, such as long-shaped pipes and C-shaped steels having different shapes, the
本実施形態によれば、図7〜図10に示すメインチャックモジュール37において、スクロール盤113,115の回転によりジョー101を直径方向内側に移動させることでパイプ材Wを把持し、この状態でスクロール盤113,115をブレーキレバー143のブレーキパッド147により押し付けることで、スクロール盤113,115の回転を規制することができる。
According to the present embodiment, in the
この際、パイプ材Wを把持し回転させた後に所定の位置に停止する際のイナーシャ(慣性力)によってスクロール盤113,115が回転しようとする力をブレーキによって抑えることで、ジョー101が直径方向外側へ移動することによるパイプ材Wに対する把持の緩みを抑え、パイプ材Wに対するジョー101による把持をより確実なものとすることができる。
At this time, by holding the pipe material W and rotating it, the force that the
また、ブレーキ開放バー139によりブレーキレバー143を押圧移動させることで、ブレーキパッド147のスクロール盤113,115に対する押し付け動作を解除でき、スクロール盤113,115の回転を許容させることができる。この状態で、スクロール盤113,115を回転させることで、クランプ部材が直径方向に移動してパイプ材Wに対する把持及び把持解除を行うことができる。
Further, by pressing and moving the
また、本実施形態では、スクロール駆動アセンブリ120をスクロール盤113,115に接近移動させることで、スクロール盤駆動用ギア127,129がスクロール盤113,115の外周ギア113g,115gに噛合するとともに、ブレーキ開放バー139がブレーキレバー143を押圧移動させてブレーキパッド147のスクロール盤113,115に対する押し付け動作を解除するようにしている。
In the present embodiment, the
このため、スクロール駆動アセンブリ120をスクロール盤113,115に接近移動させるだけで、スクロール盤駆動用ギア127,129のスクロール盤113,115外周の外周ギア113g,115gへの噛合と、ブレーキパッド147のスクロール盤113,115に対するブレーキ解除とを同時に行うことができる。
Therefore, just by moving the
また、本実施形態では、エアモータ121,123の駆動によってジョー101が直径方向外側へ向けて移動する際に、プランジャスイッチ148がジョー101の全開端直前位置(段部101d)を検出したときに、エアモータ121,123停止させるようにしている。
Further, in the present embodiment, when the jaw switch moves toward the outside in the diameter direction by driving the
このため、スクロール盤113,115の螺旋溝113a,115aとジョー101a,101bの係合突起101a1(ジョー101bの係合突起は図示なし)による楔効果による全開端でのロックを回避することができる。
Therefore, it is possible to avoid locking at the fully open end due to the wedge effect by the
W パイプ材(棒状ワーク)
99 中空の主軸
101 ジョー(クランプ部材)
111 ジョーガイド(クランプホルダ)
113,115 スクロール盤
113g,115g スクロール盤の外周ギア
120 スクロール駆動アセンブリ(スクロール駆動用可動体)
121,123 エアモータ(駆動手段)
127,129 スクロール盤駆動用ギア(スクロール駆動ギア)
139 ブレーキ開放バー(回転規制解除手段)
143 ブレーキレバー(回転規制部材)
147 ブレーキパッド(回転規制部材)
148 プランジャスイッチ(移動端検出手段)
W Pipe material (bar-shaped workpiece)
99 Hollow
111 Jaw guide (clamp holder)
113, 115
121, 123 Air motor (drive means)
127,129 Scroll panel drive gear (scroll drive gear)
139 Brake release bar (rotation restriction release means)
143 Brake lever (rotation restricting member)
147 Brake pad (Rotation restricting member)
148 Plunger switch (moving end detection means)
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