JP2012084041A - 画像処理装置、画像処理装置のジョブ管理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置のジョブ管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ワークフローを実行する際に、実行される複数のジョブの履歴情報を入力と出力との組み合わせから特定されるジョブ種として管理できる。
【解決手段】 ワークフローを実行する際、処理実行部がジョブを実行可能な複数のジョブに分割する(S6101)。そして、処理実行部が分割した複数のジョブをジョブ実行部が実行する(S6201)。そして、処理実行部は、ジョブ実行部が実行した複数のジョブのジョブ履歴情報を1つのワークフローに関連づけて管理する(S6104)。そして、処理実行部は、ジョブ実行が終了したら、管理するジョブ履歴情報を入力と出力との組み合わせから特定される1つのジョブ種に変換する(S6107)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、サーバ装置から要求されるワークフローに従い実行されるジョブを管理する画像処理装置、画像処理装置のジョブ管理方法、及びプログラムに関する。
現在、一般的な画像形成装置においては、画像形成装置が管理するジョブ単位での実行履歴を表示する手段が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の機器を用いて、複数のジョブを連携して実行するようなワークフローの、各々のジョブ履歴情報を管理する、ワークフロー管理システムが提供されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−341212号公報 特開2007−34562号公報
しかしながら、ワークフローの全てもしくは一部を画像形成装置で実行した際の履歴情報を、管理目的に応じて自由にカスタマイズすることはできない。
例えば、ワークフローの全てもしくは一部において、スキャン入力とプリント出力という処理が定義されていた場合、スキャンとプリントという個別のジョブとして管理するか、コピーという1つのジョブとして管理するかをカスタマイズすることはできない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数のジョブで構成されるワークフローを実行し、そのジョブの実行履歴を管理する場合に、管理すべきジョブの粒度を変更することを可能にする仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は、
ワークフローに従いジョブを実行する画像処理装置であって、前記ワークフローを複数のジョブに分割するジョブ分割手段と、前記ジョブ分割手段が分割した複数のジョブを実行するジョブ実行手段と、前記ジョブ実行手段が実行した複数のジョブのジョブ履歴情報を前記ワークフローに関連づけて管理する管理手段と、前記ワークフローに含まれる複数のジョブの組み合わせから1つのジョブ種に変換する変換手段と、を有し、前記管理手段は、前記変換手段が変換したジョブ種を前記ジョブ履歴情報に関連づけて管理することを特徴とする。
本発明によれば、複数のジョブで構成されるワークフローを実行し、そのジョブの実行履歴を管理する場合に、管理すべきジョブの粒度を変更することが可能になる。
画像処理装置を含むワークフローシステムの構成図である。 複合機のハードウエア構成を説明するブロック図である。 画像処理装置で扱うワークフローの構成を示す図である。 ワークフロー管理サーバのソフトウエア構成を示すブロック図である。 図1に示した複合機のソフトウエア構成を示すブロック図である。 図1に示した複合機が生成する処理状況を説明する図である。 画像処理装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。 処理実行部が記憶部で管理する処理履歴の一例を示す図である。 処理履歴変換部が処理履歴から生成する変換ジョブ種を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像処理装置を含むワークフローシステムの構成図である。なお、本実施形態では、ワークフローシステムの一例としてネットワークを介して通信可能な複合機、PC、管理サーバで構成した例である。なお、複合機、PC等の数は本実施形態に限定されるものではない。また、本実施形態の画像処理装置としての複合機は、ネットワークを介してサーバ装置から要求されるワークフローに従いジョブを実行することが可能に構成されている。
本実施形態における画像処理装置の一例としての複合機101は、PC102、ワークフロー管理サーバ103と共にLAN110に接続可能であり、互いに通信可能な状態となっている。複合機101はワークフロー管理サーバ103が管理するワークフローを実行し、実行結果をワークフロー管理サーバ103へ通知する。
PC102は、LAN110を介して複合機101と通信可能な状態となっている。PC102は、例えば、複合機101から送信されてくる画像をPDFなどのファイル形式に変換し複合機101へ返信するといったような機能を備えているものとする。勿論、PC102の機能は画像変換機能に限定されるものではなく、ワークフローの遂行に必要な一部の機能が備わっているものとする。
ワークフロー管理サーバ103は、LAN110を介して複合機101と通信可能な状態となっている。ワークフロー管理サーバ103は、ワークフローに含まれる各種処理の実行を、複合機101に対して指示する。本実施形態においては、説明を簡潔に行うために、複合機101に対する指示としたが、実際には複合機101以外の複合機や、LAN110に接続されている様々な装置に対して指示することが可能である。ワークフロー管理サーバ103は、LAN110に接続された様々な装置からの処理状況を受け取る事で、ワークフローの進捗状況やワークフローの履歴を管理する事が可能である。
尚、本実施形態では、ワークフロー管理サーバ103を、LAN110上で独立した装置として構成したが、これに限定されるものではない。例えば、ワークフロー管理サーバ103の構成及び機能を複合機101に設けることで、図1のワークフローシステムからワークフロー管理サーバ103を削除する事も可能である。
図2は、図1に示した複合機101のハードウエア構成を説明するブロック図である。
図2において、リーダ装置201は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダ装置201は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット203と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット202とで構成される。なお、機器構成によっては、原稿給紙ユニット202を持たないものもあり得る。
プリンタ部220は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部220は、複数種の記録紙カセットを持つ給紙ユニット223と、画像データを記録紙に転写、定着させるマーキングユニット221、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する排紙ユニット222とで構成される。
制御装置210は、複合機101全体の制御を司るもので、不図示のCPU、ROM、RAMを含む。制御装置210は、リーダ部201、プリンタ部220と電気的に接続され、さらにLAN110に接続されている。
制御装置210は、リーダ部201を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部220を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダ部201から読取った画像データをコードデータに変換し、LAN110を介してホストコンピュータへ送信するネットワークスキャナ機能を提供する。
また、リーダ部201から読取った画像データをHDD240に備えるボックスというストレージサービスに登録するボックススキャン機能を提供する。
また、HDD240に確保されるボックスに登録されている画像データをプリンタ部220に出力するボックスプリント機能を提供する。また、PC102からLAN110を介して受信したコードデータを画像データに変換し、ストレージサービスに登録するボックス保管機能を提供する。また、HDD240に確保されるボックスに登録されている画像データをコードデータに変換し、LAN110を介してPC102へ送信する送信機能を提供する。さらには、ホストコンピュータからLAN110を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部220に出力するネットワークプリント機能を提供する。
操作部230は、液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネルと、複数個のハードキーを有し、ユーザが様々な操作を行うためのユーザI/Fを提供する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は制御装置210に伝えられ、液晶表示部は制御装置210から送られてきた表示データを表示するものである。
図3は、本実施形態を示す画像処理装置で扱うワークフローの構成を示す図である。
図3に示すように、一つのワークフロー301の中には、少なくとも一つ以上の処理が含まれる。処理311や処理312は、ワークフロー管理サーバ103から、LAN110上の各種装置(例えば複合機101など)に対して要求されるものである。一つの処理(例えば処理311)の中には、少なくとも一つ以上のジョブが含まれる。ジョブとは、LAN110上の各種装置が処理311の内容を解析し、各種装置が管理する粒度の処理へ分割したものである。また或いは、ジョブとは、ワークフローで定められる複数の処理の各々のことを指す。
図4は、図1に示したワークフロー管理サーバ103のソフトウエア構成を示すブロック図である。
図4において、ワークフロー管理サーバ103は、ワークフロー登録部401と、ワークフロー実行部402と、処理状況受信部404と、ワークフロー履歴生成部405と、記憶部406と、ネットワークI/F407とを有する。また、ワークフロー実行部402は、ワークフロー実行ID発行部403を備えている。
ワークフロー登録部401は、ワークフロー管理サーバ103が備える不図示の操作部(GUIなどにより実現される)から、ユーザによって作成されたワークフローを記憶部406へ登録する。この時ワークフロー登録部401は作成されたワークフローに対して、ワークフローを特定可能なワークフローIDを付加して、記憶部406へ登録する。
ワークフロー実行部402は、ユーザによって操作部から指示されたワークフローを記憶部406から読み出し、LAN110に接続されている複合機101へ実行要求を出す。この時、ワークフロー実行部402は、ワークフロー実行ID発行部403によって、ワークフロー実行IDを生成し、ワークフローの処理内容と同時に複合機101へ送信する。
ここで、ワークフロー実行IDとは、現在処理中のワークフローを特定可能なIDで、ワークフロー登録時に生成されるワークフローIDとは異なるものである。
処理状況受信部404は、複合機101から複合機101での処理状況をLAN110を介して受信可能である。ここで、処理状況とは、例えば処理中、正常終了、エラー終了などといった状況であり、ワークフロー実行IDと共にこれら処理状況を受信する事で、ワークフロー管理サーバ103はワークフローに含まれる各種処理の進捗状況や処理結果を管理する事ができる。
ワークフロー履歴生成部405は、ワークフロー実行部402が複合機101へワークフローの実行を要求した後に複合機101におけるワークフローの実行状況を生成し、記憶部406へ記録する。以降、処理状況受信部404からの処理状況変化通知に応じて逐次更新を行い、ワークフローの実行が完了した時点で、ワークフロー実行状況を記憶部406から削除し、ワークフロー実行履歴として記憶部406へ記録する。
本実施形態では、ワークフローに含まれる処理の実行要求を複合機101にのみ行う構成としたが、ワークフローに含まれる処理が、複数の装置を連携して実行するものである場合は、各種処理内容と処理状況に応じて、複数の装置に対し処理の実行要求を出す事は言うまでもない。
図5は、図1に示した複合機101のソフトウエア構成を示すブロック図である。なお、記憶部506は不図示のRAMやHDD240等に記憶されたデータに相当する。
図5において、複合機101は、処理実行部501、ジョブ実行部502、処理状況送信部504、ジョブ状況生成部505、ネットワークI/F507を有し、ジョブ実行部502は、ジョブID発行部503を備えている。
処理実行部501は、ワークフロー管理サーバ103からの処理要求を受信すると、処理内容を解析し、複合機101が解釈可能なコマンドへ変換を行う。ジョブ実行部502は処理実行部501からのコマンドに従って逐次ジョブを実行していく。
また、ジョブ実行部502は、コマンドを受け付けると、ジョブID発行部503によってジョブIDを発行し、レスポンスとしてジョブ実行部502へ通知する。ここで、ジョブIDとは、複合機101で実行されるジョブを特定可能なIDの事である。
ジョブ状況生成部505は、ジョブ実行部502によってジョブが開始された時ジョブの実行状況を生成し、記憶部506へ記録する。以降、ジョブ実行部からの実行状況変化通知に応じて逐次更新を行い、ジョブが完了した時点で、ジョブ実行状況を記憶部506から削除し、ジョブ履歴としてHDD240へ記録する。
処理実行部501は、ワークフロー管理サーバ103から受信したワークフロー実行IDとジョブID発行部503から発行されるジョブID、及びジョブ状況生成部505によって生成されるジョブの実行状況などにより、ワークフロー管理サーバ103から依頼された処理の処理状況を管理する。そして、処理実行部501は処理状況に変化があると、処理状況送信部504へ処理状況を通知し、処理状況送信部504はネットワークI/F507を介してワークフロー管理サーバ103へ送信する。
処理履歴変換部508は、HDD240に記録されている処理履歴内のジョブ履歴を組み合わせて、複合機101が管理可能なジョブ履歴の粒度に変換を行うもので、詳細は後述する。(処理履歴、ジョブ履歴と区別するため、以後変換履歴と呼ぶ)
本実施形態では、ワークフロー実行IDをワークフロー管理サーバ103から受信し、ジョブIDおよびジョブの実行状況と関連づけて、処理状況を管理する構成としたが、別の構成でも構わない。
例えば、ワークフロー管理サーバ103から処理が依頼され、複合機101で処理を実行する際に、複合機101が処理実行IDを発行し、処理実行IDとジョブIDおよびジョブの実行状況を関連づけて、処理状況を管理する構成でも良い。
図6は、図1に示した複合機101が生成する処理状況を説明する図である。
図6において、ワークフロー管理サーバ103から依頼された処理の中に、複合機101で実行可能な二つのジョブが含まれていた場合を説明したものである。
ワークフロー管理サーバ103から処理内容と共に送信されてきたワークフロー実行IDに関連付けて、ジョブ1とジョブ2の領域があり、各々のジョブに対して、ジョブIDと実行状況を記録可能に構成されている。
図7は、本実施形態を示す画像処理装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。本例は、複合機101が処理状況を生成する処理例である。なお、各ステップは、画像処理装置としての複合機101の制御装置210の不図示のCPUがROMやHDD240から制御プログラムをRAMにロードして実行することで実現される。ここで、制御プログラムとは、図5に示したソフトウエアに対応し、具体的には、制御装置210の不図示のCPUがそれぞれのソフトウエアを実行することで実現される。以下に示すジョブ管理処理についての説明では、ソフトウエアを主体として説明する。
まず、S6101では、処理実行部501が、ワークフロー管理サーバ103から送信されてきたワークフロー(処理内容)を解析し、複合機101で解釈可能なジョブに分割する。本実施形態では、複合機101で解釈可能なジョブに分割する処理をジョブ分割処理と呼ぶ。なお、図7の(A)は処理実行部501が実行するステップに対応し、図7の(B)はジョブ実行部502が実行するステップに対応する。
そして、S6102では、処理実行部501が図6で示したような処理状況を記録するための領域を記憶部506に確保し、ワークフロー実行IDとジョブ1、ジョブ2を記録する。ここで、ジョブ1、ジョブ2とは、複合機101が実行するジョブの種類を識別するためのIDもしくは名称などである。さらに、処理実行部501は、処理が開始された事をワークフロー管理サーバ103に通知する。
そして、S6103では、処理実行部501がジョブ実行部502に対して、ジョブ1の開始要求を行う。
これにより、S6201では、ジョブ1の開始要求を受けたジョブ実行部502がジョブID発行部503によってジョブ1のジョブIDを発行する。そして、S6202では、ジョブ状況生成部505がジョブID1のジョブ状況情報を生成する。
次に、S6203では、ジョブ実行部502がジョブ状況に変化があったかどうかをチェックし、変化があるとジョブ実行部502が判断した場合のみ、次のステップへ遷移する。
そして、S6204では、ジョブ実行部502は、ジョブ状況の変化に応じてS6202で生成したジョブ状況を更新する。また、ジョブ実行部502がS6201で発行したジョブID1と共に、ジョブ状況の変化通知を処理実行部501に対して行う。最初にジョブが実行されたときは、ジョブID1のジョブ状況として「実行中」が通知される。
そして、S6104では、処理実行部501がジョブ実行部502から受信したジョブID1を、ジョブ1のジョブIDとして記録し、さらに通知されたジョブ状況をジョブID1の実行状況1として記録する。S6105では、処理実行部501がジョブ実行部502からから通知されたジョブ状況がジョブの完了を示すものかどうかをチェックし、ジョブが完了していると処理実行部501が判断した場合のみ次のステップへ遷移する。
そして、S6205では、ジョブが完了したかどうかをジョブ実行部502がチェックし、完了しているとジョブ実行部502が判断した場合は次のステップへ遷移し、完了していないとジョブ実行部502が判断した場合は、S6203に戻りジョブの状況変化を監視する。
そして、S6206で、ジョブ実行部502はジョブが完了していると判断した場合にジョブID1のジョブ履歴を生成し、HDD240へ記録して、本処理を終了する。
そして、S6106では、処理実行部501は、ジョブID1のジョブが完了した場合、処理の中に次のジョブが含まれているかどうかのチェックを行う。ここで、処理の中に次のジョブが含まれていないと処理実行部501が判断した場合は、S6107にて処理状況として「処理正常終了」をワークフロー管理サーバ103へ送信して、本処理を終了する。
一方、S6106で、処理の中に次のジョブが含まれていると処理実行部501が判断した場合は、S6103に戻り、ジョブ2の開始要求を行う。
以降、処理に含まれる全てのジョブが完了するまで、S6103からS6106、およびS6201からS6206が繰り返される。
そして、S6106で、全てのジョブが完了し処理が完了していると処理実行部501が判断した場合は、処理実行部501は記憶部506の処理状況を処理履歴としてHDD240へ記録する。そして、S6107で、処理実行部501は処理状況をワークフロー管理サーバ103に送信して、本処理を終了する。
なお、本実施形態では、複合機101はワークフロー管理サーバ103からワークフローの実行要求を受け付けることによってワークフローの実行を開始するものとして説明したが、複合機101でのユーザの指示に基づいて、複合機101がワークフロー管理サーバ103で管理されているワークフローを取得して実行するようにしてもよい。
図8は、図5に示した処理実行部501が記憶部506で管理する処理履歴の一例を示す図である。本例は、図1に示したワークフロー管理サーバ103から依頼された処理の内容が、スキャン画像に対して特定の画像処理を施しプリントするといった内容だった時の、具体的な処理履歴例である。なお、図8の(A)は変換履歴情報を含まずにジョブ履歴情報を管理する例であり、図8の(B)は変換履歴情報をワークフロー実行ID800に関連付けて、ジョブ1とジョブ2を管理する例である。
ここで、特定の画像処理とは、画像内の黒点除去やファイル形式の変換などが上げられるが、ここでは特に限定は行わない。
複合機101で可能な画像処理もあり得るが、本実施形態では複合機101が管理可能な複数のジョブを組み合わせて一つの履歴を生成する仕組みを説明し易くする為に、この画像処理をLAN110に接続されているPC102によって実施する事とする。
処理実行部501は、図7のS6101にて処理内容からジョブの分割を行う。前述したようなジョブ処理内容である場合、処理実行部501は、原稿をスキャンしてPC102へ送信するネットワークスキャナジョブ811と、PC102から画像処理結果を受信してプリントするネットワークプリントジョブ821の二つのジョブに分割する。
先に説明した図7のような手順でジョブID812とジョブID822、実行状況813、823としては処理が既に完了しているため、正常終了が記憶されている。
複合機101の操作部230から不図示のユーザI/F部を介して、変換履歴の表示指示を受けると、処理履歴変換部508は、HDD240から処理履歴を呼び出し、含まれるジョブ履歴から処理のインプットとアウトプットをチェックする。
本実施形態の場合、入力工程に相当するジョブがネットワークスキャナジョブ811であるため、処理のインプットとしては、「スキャン」と判断する。また、出力工程に相当するジョブがネットワークプリントジョブ821であるため、処理のアウトプットとしては、「プリント」と判断する。
つまり、ワークフロー管理サーバ103から依頼された処理としては、スキャンした画像をプリントしたということになるため、コントローラ部210が変換履歴としてのジョブ種は「コピー」と判断して、その内容を示す情報を操作部230へ表示する。
本実施形態では、ユーザI/F部からの表示指示に従って処理履歴の変換を行うこととしたが、処理履歴をHDD240へ記録する際に共に記録しておく事も可能である。
図9は、図5に示した処理履歴変換部508が処理履歴から生成する変換ジョブ種の一例を示す図である。本例は、ワークフロー管理サーバ103から依頼された処理の入力工程に相当するジョブとそのインプット、出力工程に相当するジョブとそのアウトプット、さらに、それらを組み合わせて生成する変換ジョブ種の一例である。ここで、変換ジョブ種とは、変換履歴情報として管理される情報であって、本実施形態では、制御装置210がHDD240に記録して管理される。その際、制御装置210は、操作部230からの要求に従い、記録している変換履歴情報を表示したり、ワークフロー管理サーバ103に変換履歴情報を送信したりする制御を行う。
図9において、変換ジョブ種が「コピー」となるパターン901は、図8の説明で前述したとおりである。パターン902は、入力工程がスキャンした画像データを複合機101のストレージサービスへ蓄積するというボックススキャンジョブであるため、インプットはスキャンジョブと判断する。また、パターン902の出力工程は複合機101のストレージサービスから画像を送信するという送信ジョブであるため、アウトプットは送信ジョブと判断する。つまり、スキャンした画像を送信するため、変換ジョブ種としては、「ネットワークスキャン」となる。
パターン903は、入力工程がホストコンピュータからLAN110を介して画像データをストレージサービスへ登録するというボックス保管ジョブであるため、インプットは受信ジョブと判断する。出力工程はストレージサービスから画像データをプリントするボックスプリントジョブであるため、アウトプットはプリントジョブと判断する。つまりLAN110を介して受信した画像をプリントするため、変換ジョブ種としては、「ネットワークプリント」となる。
パターン904は、入力工程が903と同じくボックス保管であり、インプットは受信ジョブである。出力工程は、ストレージサービスから画像データを送信する送信ジョブであるため、アウトプットとしては送信と判断する。つまり、LAN110を介して受信した画像を別の宛先へ送信するため、変換ジョブ種としては「転送ジョブ」となる。なお、変換ジョブ種は、変換履歴情報としてHDD240に記録されて管理される。ここで、変換履歴情報とは、本実施形態では、コピージョブ、ネットワークスキャンジョブ、ネットワークプリントジョブ、転送ジョブの例を示す。
本実施形態で説明した組合せは複合機101で扱うジョブの一部についてであるが、他のジョブについても、入力工程からインプットを判別し、出力工程からアウトプットを判別し、その組合せによって変換ジョブ種を生成する。
なお、本実施形態において、インプット、アウトプットの組合せでどのジョブ種に変換するかは、予め決められておりHDD240などに記憶されているものである。
以上、詳細に説明した本発明を適用できる本実施形態により、アプリケーションで扱うデータが異なる場合でも、インストール時にデータ定義ファイルによる不要なデータの削除を伴った移行を行うことが出来る。
また、図7に示したジョブ実行部502の処理は、従来のジョブ履歴情報を生成するプログラムであるため、従来のジョブ履歴情報を参照する事も可能である。したがって、複合機をワークフローの一部として使用した際の、処理の管理方法を、顧客の要望に合わせて切り替えられるようになる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101 複合機
103 ワークフロー管理サーバ

Claims (9)

  1. ワークフローに従いジョブを実行する画像処理装置であって、
    前記ワークフローを複数のジョブに分割するジョブ分割手段と、
    前記ジョブ分割手段が分割した複数のジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記ジョブ実行手段が実行した複数のジョブのジョブ履歴情報を前記ワークフローに関連づけて管理する管理手段と、
    前記ワークフローに含まれる複数のジョブの組み合わせから1つのジョブ種に変換する変換手段と、を有し、
    前記管理手段は、前記変換手段が変換したジョブ種を前記ジョブ履歴情報に関連づけて管理する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理装置は前記ワークフローを管理するサーバ装置と通信可能であり、
    前記管理手段により管理される前記変換履歴情報を前記サーバ装置に通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記管理手段により管理される前記変換履歴情報または前記変換手段が変換した前記ジョブ種を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記変換手段は、前記分割手段が分割した複数のジョブがスキャンジョブとプリントジョブとを含む場合、前記スキャンジョブとプリントジョブとの組み合わせからコピージョブに変換することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記変換手段は、前記分割手段が分割した複数のジョブがスキャンジョブと送信ジョブとを含む場合、前記スキャンジョブと送信ジョブとの組み合わせからネットワークスキャンジョブに変換することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記変換手段は、前記分割手段が分割した複数のジョブが受信ジョブとプリントジョブとを含む場合、前記受信ジョブとプリントジョブとの組み合わせからネットワークプリントジョブに変換することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 前記変換手段は、前記分割手段が分割した複数のジョブが受信ジョブと送信ジョブとを含む場合、前記受信ジョブと送信ジョブとの組み合わせから転送ジョブに変換することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. ワークフローに従いジョブを実行する画像処理装置のジョブ管理方法であって、
    前記ワークフローを複数のジョブに分割するジョブ分割工程と、
    前記ジョブ分割工程が分割した複数のジョブを実行するジョブ実行工程と、
    前記ジョブ実行工程が実行した複数のジョブのジョブ履歴情報を前記ワークフローに関連づけて管理する管理工程と、
    前記ワークフローに含まれる複数のジョブの組み合わせから1つのジョブ種に変換する変換工程と、を有し、
    前記管理工程では、前記変換工程で変換されジョブ種を前記ジョブ履歴情報に関連づけて管理する
    ことを特徴とする画像処理装置のジョブ管理方法。
  9. 請求項8に記載の画像処理装置のジョブ管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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